平成14年久喜宮代衛生組合議会第4回定例会 第16日
平成14年10月15日(火曜日)
議 事 日 程 (第2号)
1 開 議
2 提出議案に対する質疑
3 討論・採決
4 議長あいさつ
5 管理者あいさつ
6 閉 議
7 閉 会
午前9時01分開議
出席議員(19名)
1番 福 垣 令 由 君 2番 新 井 勝 行 君
3番 木 下 篤 君 4番 加 藤 幸 雄 君
5番 角 野 由 紀 子 君 6番 松 村 茂 夫 君
7番 神 田 政 夫 君 8番 木 村 晟 一 君
9番 林 恭 護 君 10番 加 納 好 子 君
11番 赤 塚 綾 夫 君 12番 小 河 原 都 君
13番 岡 崎 克 巳 君 14番 角 田 礼 子 君
15番 岸 輝 美 君 16番 原 進 一 君
17番 野 口 秀 雄 君 19番 猪 股 和 雄 君
20番 榎 本 和 男 君
欠席議員(1名)
18番 野 口 秀 夫 君
地方自治法第121条の規定により出席した人
管 理 者 田 中 暄 二 君 副管理者 榊 原 一 雄 君
収 入 役 樋 口 純 一 君 参 与 浅 子 秀 夫 君
参 与 柴 崎 勝 巳 君 参 与 加 藤 尚 也 君
参 与 須 藤 三 千 夫 君 参 与 中 村 修 君
事務局長 中 村 恭 三 君 総務課長 岡 村 和 男 君
総務課長
業務課長 諏 訪 信 雄 君 石 井 信 幸 君
補 佐
業務課長 業務課長
伊 東 雅 夫 君 野 本 俊 男 君
補 佐 補 佐
施設係長 内 田 久 則 君
本会議に出席した事務局職員
係 長 金 井 誠 書 記 小 林 登 茂 子
書 記 赤 羽 貴 裕
◎開議の宣告 (午前 9時01分)
〇議長(榎本和男君) ただいまの出席議員は19名でございます。
定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
なお、18番、野口秀夫議員は不幸があったため欠席する旨の連絡がございましたので、ご報告いたします。
◇
◎提出議案に対する質疑
〇議長(榎本和男君) 日程第2、議案に対する質疑をお受けいたします。
まず、議案第14号 平成13年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算に対する質疑をお受けいたします。
なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて、通告順に従い順次お受けいたします。
まず、歳入からお受けいたします。
最初に、猪股議員お願いいたします。
〔19番 猪股和雄君登壇〕
〇19番(猪股和雄君) 一般会計決算につきまして質問いたします。
決算書のページでいきますと、1ページ、2ページなのですが、調書の10ページに手数料の塵芥処理手数料の一覧表が出ています。そこのところで、組合搬入と自己搬入と分けて、個数、件数、金額とあるわけですけれども、搬入量はどういうふうになっているのか。増減についても明らかにしてください。
それから、二つ目、特にこの中で自己搬入の件数が大幅に増えているのですけれども、その理由。搬入量がどういうふうに増えたのか。
3番目に、組合収集の件数が減ってきていますけれども、その理由、要因について説明してください。搬入量についてもお願いします。
それから、この中で多量排出事業者から出るところの件数、金額、ごみ資源、それぞれの受け入れ搬入量をお願いします。
5番目ですけれども、これは今までのを答えていただければ出てくるのですが、金額としては大幅増になっていますが、量の増減について示してください。
それから、個々の大量排出事業者の排出量と、12年度、13年度の増減について、毎年聞いているところです。明らかにしてください。特にその中でいつも問題として浮き上がってくるところが、造園業者、あるいは医療系、それから最近では福祉施設の排出が大変増えてきていますけれども、そうした事業者の増減と評価、どのように評価していらっしゃるか。増えたところがあるとすれば、その理由と、組合が問題と考える点について明らかにしてください。
それから、大幅に減った事業所の取り組み状況、特に顕著な点とか、努力した点とか、組合として把握していれば明らかにしてください。
それから、減量計画書、それぞれ年度当初に出してもらっているわけですけれども、それと比べてどのように計画が履行されているか、お願いします。
以上です。
〇議長(榎本和男君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
〇総務課長補佐(石井信幸君) それでは、猪股議員さんの質問にお答えします。
調書の10ページの組合搬入と自己搬入の関係でございますけれども、組合収集、前年度、平成12年度が組合収集429トン、平成13年度が400トン、マイナス29トンでございます。自己搬入につきましては、平成12年度が4,176トン、平成13年度が4,071トン、マイナス105トンでございます。合計しますと、平成12年度の4,605トンから、平成13年度が4,471トン、マイナス134トンでございます。
それから、自己搬入の件数が大幅に増えた理由、それと搬入量、組合収集の件数が減った要因等でございますけれども、自己搬入につきましては、平成12年度と比較しますと、事業所で29事業所増加し、搬入量につきましては105トン減少しております。それから、組合収集につきましては、平成12年度と比較しますと、49事業所減少し、収集量につきましては29トン減少しております。この増減の理由といたしましては、平成13年度に組合収集しております事業所の計量でございますけれども、これを実施しまして、その量によりまして見直しを行いました関係で、自己搬入と組合収集、それらの数が増減したものでございます。
それから、このうち多量排出事業所からの件数、金額、ごみ資源それぞれの受け入れ量とのことですけれども、多量排出事業所からの搬入につきましては、52事業所で312件。後で53という数字が出てきますけれども、ちょっと搬入量ゼロというところがありますので、質問によっては52と53が変わりますので、よろしくお願いします。52事業所で312件、搬入量が1996.26トン、処理手数料が1,996万2,600円となっております。また、ごみ、資源、それぞれの量につきましては、1事業所1計量の方法をとっているため、それぞれの量は確実には把握しておりませんけれども、前回の組成調査の実施した結果によりますと、ごみが78.6%、資源が21.4%でしたので、これをそのまま案分しますと、ごみが約1,569トン、資源が427トンくらい搬入されていることと思われます。
それと、金額が大幅増だが量の増減はということにつきましては、事業所系のごみにつきましては、平成12年度実績が4,605トン、ごみの総量に対して12.9%でございます。平成13年度実績が4,471トン、ごみの総量に対しまして12.5%でございます。平成12年度に比較して134トンの減となっております。
それと、多量排出事業所の平成12年度と平成13年度の実績でございますけれども、端数をちょっと四捨五入して丸めてございますので、1トンぐらいの差はちょっと出てきますけれども、では読み上げさせていただきます。前に言うのが12年度で、後からを13年度でお願いします。イトーヨーカ堂、275トンから252トン、マイナス23トンでございます。すずのき病院、150トンから168トン、18トンの増でございます。日本工業大学、136トンから130トン、マイナス6トンでございます。東武整備株式会社、102トンから84トン、18トンの減でございます。コスモ、96トンから76トン、マイナス20トンの減でございます。ダイエー久喜店、70トンから67トン、マイナスの3トンでございます。新井病院、68トンから61トン、マイナス7トンでございます。社会福祉法人鶴寿の里、63トンから66トン、3トンの増でございます。ライフ宮代店、63トンから54トン、マイナス9トンでございます。マルヤ宮代店、58トンから46トン、マイナス12トンでございます。ロヂャース久喜店、50トンから47トン、マイナス3トンでございます。レストランとんでん、48トンから45トン、マイナス3トンでございます。宮代町給食センター、44トンから41トン、マイナス3トンでございます。門井造園、37トンから27トン、マイナス10トンでございます。久喜高等学校、35トンから28トン、マイナス7トンでございます。蓮江病院、35トンから35トン、同じですけれども、小数まで入れますとマイナス0.5トンとなっております。ますかわ電気、32トンから10トン、マイナス22トンでございます。セイコーマート池上、32トンから7トン、マイナス25トンでございます。庄屋動物公園東口店、31トンから20トン、マイナス11トンでございます。久喜啓和寮、28トンから27トン、マイナス1トンでございます。特別養護老人ホーム久喜の里、27トンから29トン、プラス2トンでございます。ニュー八雲、27トンから26トン、マイナス1トンでございます。イサミ久喜物流センター、27トンから34トン、7トンの増でございます。マクドナルド久喜駅前店、26トンから28トン、プラス2トンでございます。特別養護老人ホームみどりの森、25トンから28トン、プラス3トンでございます。マクドナルドトイザらス店、24トンから22トン、マイナス2トンでございます。久喜警察署、24トンから29トン、5トンの増でございます。つるかめランド、24トンから78トン、54トンの増でございますけれども、12年度途中からですので、はっきりした数字ではございません。それから、東武動物公園駅、24トンから25トン、プラス1トンでございます。ヤマフジ久喜店、23トンから26トン、プラス3トンでございます。ファミリーマート久喜インター店、23トンから25トン、プラス2トンでございます。高砂製菓、22トンから19トン、マイナス3トンでございます。それから、マルヤ久喜店、22トンからゼロでございます。マイナス22トンの減でございます。久喜工業高等学校、22トンから20トン、マイナス2トンでございます。三高会館、22トンから23トン、プラス1トンでございます。土屋小児科病院、22トンから22トン、ゼロでございますけれども、小数点まで入れますと、0.5トンのプラスとなっております。岩瀬畳店、21トンから14トン、マイナス7トンでございます。高木病院、21トンから22トン、プラス1トンでございます。やまやampm北中曽根店、21トンから7トン、マイナス14トンでございます。与野フードセンター和戸店なのですけれども、20トンから17トン、マイナス3トンでございます。庄屋久喜店、20トンから16トン、マイナス4トンでございます。和風レストラン天狗、20トンから21トン、プラス1トンでございます。久喜北陽高等学校、19トンから20トン、プラス1トンでございます。ベジタブルショップモリタ、19トンから14トン、マイナス5トンでございます。一誠商工、19トンから6トン、マイナス13トンでございます。ココス久喜青毛店、19トンから21トン、プラス2トンでございます。ニューラーメンショップ主水、19トンから20トン、プラス1トンでございます。与野フードセンター久喜店、19トンから16トン、マイナス3トンでございます。佐々木商事、19トンから13トン、マイナス6トンでございます。ビッグボーイジャパン久喜店、19トンから17トン、マイナス2トンでございます。デニーズ久喜店、18トンから19トン、プラス1トンでございます。金子合成、18トンから12トン、マイナス6トンでございます。宮代高等学校、18トンから17トン、マイナス1トンでございます。合計しますと、2,166トンから1,997トン、全体でマイナス169トンとなっております。
それと、特に造園、医療系、福祉施設の関係でございますけれども、造園業者につきましては、1事業所が対象となりまして、前年に比較いたしまして約10トンの減量となっております。医療関係につきましては、5事業所が対象となりますが、3事業所が増加しまして、2事業所が減少となっております。量といたしましては、前年の296トンから307トンへと、医療系では11トンの増となっております。また、福祉施設につきましては4事業所が対象となりますが、3事業所が増加、1事業所が減少となっております。量にしまして、前年の144トンから150トンへと6トンの増加となっております。医療福祉関係の増加の要因といたしましては、いろいろ聞いたり、ちょっと調べたりした関係がありますけれども、医療関係ですと、利用者の増加と、それから入所している方の高齢化ということだそうでございます。それぞれの事業所につきましては、分別の徹底を初めとして、生ごみの水切りとか、納入業者に空き箱の引き取り、入所者や入院患者の食事の残量、これらをどうしたら減らすことができるか、検討しているということでございます。また、減量した事業所につきましては、造園業者につきましては、樹木のチップ業者への搬入、太さによって長さの制限があるらしいのですけれども、チップ業者へ搬入しまして、大幅に減量しております。
それから、問題といたしましては、事業規模の拡大、それから医療、福祉関係の入所者等の増加によるごみの量の増加につきましては、一つの理由とはなりますけれども、事業規模が拡大したから、入所者が増えたからという、それでごみの量もそれと同じように増えるのではなくて、何らかの減量の対策をしていただきたい、そういうふうに考えております。生ごみ堆肥化装置ですか、それを導入いたしまして、ごみを大幅に減らした病院もありますので、これから業務用生ごみ処理機の補助制度を利用して、生ごみの自家処理、それらをしていただけるよう働きかけといいますか、お願いをしていきたいと考えております。
それと、減量計画書に比べてどのように計画が履行されたかとのことですけれども、平成13年度の減量計画書と実績について比較しますと、多量排出事業所53事業所で、計画よりも減量した事業所が27事業所、増加した事業所が26事業所となっております。量で見ますと、平成12年度の2,040トンから平成13年度は1,996トン、44トンの減となっております。また、平成12年度と平成13年度の実績で比較しますと、169トン減少しておりますので、事業所それぞれが計画に沿って減量に取り組んでいるものと思われます。今後も分別資源化、減量等について指導、または協力をお願いしていきたいと考えております。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
猪股議員。
〔19番 猪股和雄君登壇〕
〇19番(猪股和雄君) 丁寧にお答えくださってありがとうございます。もうほとんど聞くことないのですが、確認が一つあります。
組合収集が減って、自己搬入が増えてきた、その理由として、説明されたのですが、これは計量をして見直しをした結果、これまで組合収集をしていた事業所の中で自己搬入になってきたという業者がかなり、二十幾つ含まれているという、そういうふうに理解すればいいわけですか。それが一つ。
それから、もう一つなのですが、特に病院、医療関係で堆肥化とか生ごみの処理機をこれから導入して自家処理なんかもお願いしていくということで、堆肥化を実際にやっているところもありますので、かなり期待はできると思うのですが、一つちょっと気になるのが紙おむつです。これを使っているところも結構あると思うのです。この紙おむつについては影響はどうなのでしょうか。中身の分析、大変ですけれども、したことがあるかどうか。また、このまま収集していくことに、燃やしてしまうことに問題がないかどうか、ちょっとお願いします。
〇議長(榎本和男君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
〇総務課長補佐(石井信幸君) 組合収集と自己搬入、それらの関係につきましては、久喜を二つ、それから宮代一つずつとしまして、3年に1回、事業所の計量を行っております。そのときに計量を行いまして、1日10キロ、この量を把握しまして、それ以上の方は衛生組合に自己搬入していただくということで量が増えている、自己搬入が増えているわけでございます。
それと、病院とか医療関係の紙おむつの関係ですけれども、先ほどもちょっとお答えの中で、高齢化によるということをちょっとお話ししましたけれども、この高齢化というのは、病院とか、それから福祉施設、高齢の方がどんどん増えてきまして、ご質問のとおり紙おむつの量が増えている。結局紙おむつをする人が多くなってきて、その紙おむつの量もだんだん増えてきているということで、紙おむつ以外のものについては、ちょっと聞いたところ、看護婦さんとか医療の関係で、もう一度洗濯して使えるようなほかのおむつに変えるのはちょっと難しいのではないかという回答でございました。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
次に、加藤議員、お願いいたします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) おはようございます。事項別明細によって質問いたします。
まず、事項別明細の1、2ページでございます。塵芥処理手数料の4番目、粗大ごみです。これに関連して、増減の動向についてどのようになっているのか、お示しをいただきます。
それから、同じページですけれども、許可申請手数料、この中身についてどのような申請なのか、お願いをしたいと思います。
それから、次の3、4ページですけれども、雑入、備考の一番下に休業補償が52万何がしのっておりますが、この休業補償についてご説明をいただきたいと思います。
それから、5、6ページの衛生債です。川口信金から借りたということですけれども、その利率と償還期間をご説明いただきます。
以上です。3点です。よろしくお願いします。
〇議長(榎本和男君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
野本業務課長補佐。
〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
〇業務課長補佐(野本俊男君) 加藤議員さんのご質問にお答えいたします。私は、1、2ページについてお答えいたします。
事項別明細書1、2ページの歳入の粗大ごみに関連しまして、増減動向はどうかの件につきましてお答えいたします。平成13年度4月1日から家電リサイクル法が施行されましたことから、家電4品目、エアコン、テレビ、冷蔵庫及び洗濯機が衛生組合に搬入されなくなりましたことによりまして、粗大ごみ搬入量が平成13年度は327トン、平成12年度の853トンよりも526トン、約61%の減少となったものでございます。
続きまして、許可申請手数料の許可内容についてでございますが、一般廃棄物収集運搬業の許可申請、これは収集及び運搬についてでございます。一般廃棄物処分業の許可申請及び浄化槽清掃業の許可申請となってございます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答えいたします。
まず、事項別明細書の4ページ、雑入の休業補償費でございます。これにつきましては、平成13年の1月26日になりますけれども、宮代町内の路上におきまして、収集業務に従事しておりました職員が交通事故に遭いまして、休暇療養を余儀なくされたところでございます。その間の給与に関しましては、衛生組合が全額支給をしておりましたことから、加害者に対して有する損害賠償請求権のうち休暇期間に相当する給与につきまして、組合が代理請求をいたしまして入金されたものとなっております。
続きまして、決算書の6ページ、衛生債の利率と償還期間でございますけれども、生ごみ堆肥化処理施設建設事業債の利率につきましては年1.8%でございまして、償還期間につきましては15年となっております。なお、元金の据置期間、こちらは3年となっているところでございます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
加藤議員。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) 1点お願いしたいと思います。
初めの1、2ページの粗大ごみの件ですけれども、12年度が853トン、13年度が327トンということですけれども、家電4品目の家電リサイクルの方で減っているということなのですけれども、そのほかの要因としてはどのようなことが考えられるのか。ありましたら、お示しをいただきたいと思います。
以上です。それだけお願いします。
〇議長(榎本和男君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
野本業務課長補佐。
〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
〇業務課長補佐(野本俊男君) 再質問にお答えいたします。
リサイクル法に関してのみでございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
次に、加納議員、お願いいたします。
〔10番 加納好子君登壇〕
〇10番(加納好子君) 10番、加納です。何点かお伺いいたします。
1ページの4款の財産収入の物品売払収入についてですが、計算しますと258万1,781円ほどの増になっておりまして、さらに昨年度からの努力の跡が見られますが、その中で白ビン売却量が12年度、477トンから、13年度、299トンと大きく減った理由について伺います。これはトン当たりの売却単価はそんなに変わっていませんが、その背景についても伺いたいと思います。
それから、Aとしまして被覆線についてです。12年度は売却量は20トンでありましたが、トン当たりの売却益として、トン当たり1,050円になっていたのが、今回は無償あるいは逆有償になってしまっているということなのですが、こんなに1年間で変わってしまった社会的な背景を伺えましたらありがたいのですが、お願いします。そして、できましたら、今後の見通しをわかる範囲で伺いたいと思います。
それから、B、無償、逆有償のそれぞれの回収量の変化と内訳をお願いします。逆有償に関しては、トン当たりの処理価格も一緒にお伺いします。
それから、2款の塵芥処理手数料の中の事業所関係は、前段の議員さんの中でかなりわかったので、省略して結構ですが、一つだけ、コンビニ対策ですが、昨年度もこれについてはごみ処理をすればするほど増えてしまうということで、対策に手をこまねいているというようなお話ですが、その後の推移と、それから対策について伺えましたらありがたいのですが、お願いします。
それから、粗大ごみの処理券の手数料の130万円ほどの増額の理由について伺いたいと思います。
以上です。
〇議長(榎本和男君) 加納議員の質問に対する答弁を求めます。
野本業務課長補佐。
〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
〇業務課長補佐(野本俊男君) 13年度一般会計決算歳入の(1)、事項別明細書1ページ、2ページの物品売払収入につきまして、@の白ビン売却の関係から申し上げます。当組合では、ビン、カン、ペットボトルにつきまして、年4回の組成分析を実施しております。組成分析結果から重量比率、資源化率でございますが、これをもとにいたしまして回収量を算出しているものでございます。平成13年度の回収状況を見ますと、白、茶、その他のビン全体量が、12年度の回収量が1,016トンでございます。13年度回収量が780トン、約23%の減少でございます。4月から9月までが平均37トンございますが、10月から3月までの平均回収量は12トンという状況でございます。原因といたしましては、消費の低迷やビン全体の量が減少傾向にあると思われます。
続きまして、Aの被覆線の価値の下がった背景につきましてでございますが、市場価格の低迷及び銅線を覆っております表面のビニールの処理に費用がかかることが主な要因であると考えてございます。
続きまして、無償、逆有償のそれぞれの回収の変化、内訳、逆有償のトン当たりの処理価格についてでございます。Bの無償、逆有償のそれぞれの回収量の変化、内訳、逆有償のトン当たりの処理価格につきまして、まず無償の回収量の変化、内訳でございますが、スチール缶、13年度実績、459.53トン、平成12年度実績、387.90トン、71.63トンの増加でございます。牛乳パック、13年度、53.56トン、12年度、56.28トン、マイナス2.72トンの減少でございます。その他のビン、13年度、480.67トン、12年度実績、569.08トン、マイナス88.41トンの減少でございます。雑誌、ざつがみでございますが、13年度、3,259.61トン、12年度、2,994.86トン、264.75トンの増加でございます。ペットボトル、13年度、335.4トン、12年度、368.05トン、マイナス32.65トンの減少でございます。プラスチック、13年度、736.45トン、12年度、1,142.46トン、マイナス406.01トンの減少でございます。剪定枝チップ、13年度、179.56トン、12年度、71トン、108.56トンの増加でございます。
次に、逆有償の回収量の変化、内訳についてでございますが、破砕鉄、13年度、673.44トン、12年度、858.85トン、マイナス185.41トンの減少でございます。未処理鉄、13年度、164.46トン、12年度、265.62トン、マイナス101.16トンの減少でございます。アルミニウム、13年度、26.32トン、12年度、28.66トン、マイナス2.34トンの減少でございます。被覆線、13年度、18.80トン、12年度、20.07トン、マイナス1.27トンの減少でございます。
続きまして、逆有償のトン当たりの処理価格の件でございますが、破砕鉄、トン当たり1万500円でございます。未処理鉄、トン当たり2万6,250円でございます。アルミニウム、トン当たり2万1,000円でございます。被覆線、トン当たり5,250円となってございます。
続きまして、(2)の塵芥処理手数料、増えた事業所と理由、粗大ごみ手数料の増えた背景についてお答え申し上げます。平成12年度10月からの事業系ごみ処理手数料の改定及び粗大ごみの有料化させていただきましたことから、13年度から1年分の改定及び有料化の効果が塵芥処理手数料に反映したものと考えてございます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
〇総務課長補佐(石井信幸君) 先ほどの質問のコンビニエンスストア、このごみの増減の関係でございますけれども、大手のコンビニエンスストアにつきましては、ある程度残ったものの回収、それらをメーカーでやっているようでございます。それと、まだ規模の小さいコンビニエンスストアについては、自分のところで処理ということになっておりますけれども、今回多量排出事業所の中で二つのコンビニエンスストアが減量しております。その中の一つ、私の住まいのすぐそばなものですから、よく顔合わせているのですけれども、話を聞きましたら、仕入れをできるだけ残らないようにやっていく。それと、段ボール、そういうものはできるだけ業者の方にまとめて持ち込んでいる。今アルミ缶とか何か、ちょっと値段がいいものですから、アルミ缶にあわせて空き缶も一緒に処理しているとか、そういうことを行って、ごみを減らしているということでございました。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
加納議員。
〔10番 加納好子君登壇〕
〇10番(加納好子君) 短い時間なので、ちょっと計算ができないところもあるのですが、昨年度の逆有償の品目に被覆線が加わったということですね。これが回収量は大分、どの品目についても減っているということで、その処理価格が上がったということと、品目が増えたにもかかわらず、この全体の処理経費がある程度抑えられているということだと思うのですが、この処理価格についてはそれぞれどのぐらいの推移があるのか、もう少し詳しく伺えればよかったと思うのですが、私の記憶では、昨年度破砕鉄については、トン当たり2,500円というふうに記憶しているのですが、それが今のご説明ですと1万500円になっている。それから、未処理鉄が2万1,200円ほどだったのが、2万6,250円ぐらいに処理価格がなっている。アルミに関しては同じでしょうか。こういったところの対比させる数字をもう少し背景とともに教えていただけますでしょうか、お願いします。
〇議長(榎本和男君) 加納議員の再質問に対する答弁を求めます。
野本業務課長補佐。
〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
〇業務課長補佐(野本俊男君) 12年度の実績をもう一度申し上げたいと思います。12年度の無償の方が、スチール缶が387.90トン、雑誌、ざつがみにつきましては2,994.86トン、牛乳パックが56.28トン、剪定枝チップが71トン、その他のビンが569.08トン。逆有償につきまして申し上げます。アルミニウム、28.66トン、ペットボトル、368.05トン、破砕鉄、858.85トン、未処理鉄、265.62トン、プラスチック、1,142.46トン、逆有償の単価でございますが、アルミニウム、トン当たり2万1,000円、ペットボトル、トン当たり8万8,825円、破砕鉄、トン当たり5,775円、未処理鉄、トン当たり2万1,525円、プラスチック、トン当たり10万5,000円でございます。
〇議長(榎本和男君) 再々質問をお受けいたします。
加納議員。
〔10番 加納好子君登壇〕
〇10番(加納好子君) 確認をさせていただくだけで結構です。
無償についてはわかりました。逆有償のことを聞きたかったのですが、処理費用がやはり大分、破砕鉄に関しては2倍ぐらいになっていますし、未処理鉄に関しても3割ほど上がっている。被覆線は全く無償ではなくて、有価物だったのがかなりの処理費用を払わなければ処理できないというようなことになっていると思うのですが、全体のこういったところの、全体では総量が減っているということで、その逆有償の回収量が減っていること。そして、その処理にかかる費用が減っているということで、これだけに抑えられているということをまず確認したいと思いますし、それに関しては、回収してからの手作業による分別にかなりのエネルギーを割いているということで、粗大ごみにかかって、その後、最終処分に回る前の作業が功を奏しているのでしょうか。その2点を確認したいと思います。
以上です。
〇議長(榎本和男君) 加納議員の再々質問に対する答弁を求めます。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) 再々質問にお答えいたします。
まず、2回目のご質問でお答え申し上げました、いわゆる被覆線の下がっている背景ということでございますけれども、基本的には、いわゆるITバブルというものが崩壊をしまして、通信機器の需要が相当世界的に落ち込んでいるということが大きな背景というふうに思われます。また、国内の方を見てみますと、銅とかアルミの非鉄金属、こうしたものが今日のデフレ傾向の中で需要が相当落ち込んでいるというふうに思われます。こうした背景から、いわゆる被覆線でございますけれども、平成12年度はプラスの100、1,050円でございました。平成13年度は三角の5,250円。平成14年になりますと、恐らくこれが6,300円ぐらいの三角というふうに推移していくと思われます。これは、非鉄全体が、一般的には80年代ぐらいの水準に戻っているという背景があるように思われます。したがいまして、こうした背景から、ご質問の被覆線の価格ですか、これは回復が非常に難しいというふうに考えております。
もう一点目ですけれども、単価の方と手作業の関係でございますが、これは平成12年度、13年とも特に内容は変わってございませんで、結果的にはその単価が上がっている。しかし、量が下がっているので、トータル的には全体的に抑えられていると、そういう判断で結構かと思います。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で加納議員の質疑を打ち切ります。
次に、岡崎議員、お願いいたします。
〔13番 岡崎克巳君登壇〕
〇13番(岡崎克巳君) 13番、岡崎克巳でございます。通告に従いまして質問させていただきます。
議案第14号、平成13年度歳入歳出決算の歳入部門についてですが、事項別明細の1、2ページで、手数料及び使用料の部分で、不納欠損、収入未済がございますが、この内容についてお願いいたします。
続きまして、3、4ページ、先ほど有価物売上代金ということでありましたけれども、調書の12ページの、先ほどもご説明、数量説明ございましたが、プラスチックの指定法人ルートですか、減少の理由をお願いいたします。
それと、被覆線についての質問を通告していましたが、これは了解させていただきます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 岡崎議員の質問に対する答弁を求めます。
野本業務課長補佐。
〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
〇業務課長補佐(野本俊男君) 事項別明細書、ページ2、使用料及び手数料の不納欠損、収入未済額の内容でございますが、まず塵芥処理手数料の不納欠損額は5件、4,885円でございます。その理由でございますが、転出先不明となっております。また、収入未済額でございますが、24件、14万2,000円となっております。内訳を申し上げますと、現年度分の収入未済額は10件、11万6,700円、過年度分14件、2万5,300円となっておりますが、そのうち9月末までに8件、11万5,600円が収納済みでございます。また、滞納繰越分は16件、2万6,400円となっております。
次に、し尿処理手数料の不納欠損額は37件、1万8,360円でございます。その理由についてでございますが、転出先不明及び死亡などでございます。また、収入未済額は191件、8万2,800円となっております。内訳を申し上げますと、現年度分の収入未済額は45件、2万760円、過年度分146件、6万2,040円となっておりますが、そのうち9月末までに29件、1万2,510円が収入済みでございます。また、滞納繰越分は162件、7万290円となっております。
ページ4のプラスチック、指定法人を通じて資源化したプラスチック量が減となっている理由についてのご質問でございますが、当衛生組合では、容器包装リサイクル法に基づいて、平成12年度から資源プラスチック類として分別回収しましたプラスチック廃棄物の一部から、容器包装に該当するものを選別しまして、指定法人を通じて再資源化を図っておりますが、平成12年度にプラスチック固形燃料化の在庫品が衛生組合敷地内に多量に蓄積する事態となりましたので、生産調整のために計画より多くの廃プラスチック類を容器選別しまして、指定法人に供給をいたしました。その結果、過剰な在庫が解消されたため、平成13年度には計画どおり廃プラスチック類の固形燃料化を約2,100トン実施しました結果、前年度と比較しまして、指定法人を通じまして資源化したプラスチック類が減少したものでございます。
〇議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
岡崎議員。
〔13番 岡崎克巳君登壇〕
〇13番(岡崎克巳君) 1点だけ確認させていただきたいのですが、全体的なリサイクル率はどのようになったでしょうか、お伺いいたします。
以上です。
〇議長(榎本和男君) 岡崎議員の再質問に対する答弁を求めます。
野本業務課長補佐。
〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
〇業務課長補佐(野本俊男君) リサイクル率、39.2%になってございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で岡崎議員の質疑を打ち切ります。
次に、木下議員、お願いいたします。
〔3番 木下 篤君登壇〕
〇3番(木下 篤君) 3番、木下です。
最初の有価物売上代金のうちの調書、無償、逆有償の品目別のことにつきましては、前段者からの質問で了解をいたしました。
2点目、4ページの一般寄附金の内容についてお伺いをいたします。
〇議長(榎本和男君) 木下議員の質問に対する答弁を求めます。
野本業務課長補佐。
〔業務課長補佐 野本俊男君登壇〕
〇業務課長補佐(野本俊男君) 4ページ、一般寄附金の内容につきましてお答えいたします。
住宅開発に伴う行政協力金についての内容でございますが、久喜市内1件ございまして、開発戸数19戸、面積2,660.83平方メートル、金額で53万2,000円。宮代町内で1件ございまして、開発戸数7戸、面積838.88平方メートル、7万6,000円でございます。合わせまして、60万8,000円となります。
〇議長(榎本和男君) 以上で木下議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして、議案第14号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
ここで休憩いたします。再開は10時10分といたします。
休憩 午前 9時58分
再開 午前10時10分
〇議長(榎本和男君) 再開いたします。
続きまして、議案第14号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
最初に、猪股議員、お願いいたします。
〔19番 猪股和雄君登壇〕
〇19番(猪股和雄君) 歳出でお伺いたします。
まず、決算書16ページです。事業所に対する減量指導の実態についてということでお伺いします。
まず、各事業所に対して減量計画書の提出状況、内容の分析をどういうふうに進めているかということです。先ほど歳入の方では、実際の搬入量の増減ということでお伺いしましたけれども、減量計画書においては、それぞれの事業所の排出量の実態と減量計画書が合っているのか、どういうふうに違ってきているのかということを評価としてどういうふうにしているか、お伺いしたいと思うのです。先ほどの答弁で、計画が実行されなかったところ、つまり増えてしまったところが26事業所あるということで言われましたけれども、その原因と問題点をどのように分析しているか、お願いをしたいと思います。
二つ目ですけれども、減量会議、事業所の管理責任者を対象にして減量会議を開いているわけですが、その実績と出席率、内容、評価についてお伺いをいたします。特に出席率があまりよくないということで毎年言われています。その点、どういうふうに増やす努力をしてきたか。
三つ目ですけれども、事業所への条例に基づく処分の状況ですね。注意、指導、勧告、受け入れ拒否等、これらについてどのように行ってきたのか。それによってどういうふうに改善をされてきたか、お伺いをします。
次が、17、18ページということになりますが、調書でいきまして19ページです。この一番下に、ごみ資源の搬入量ということで掲載をされています。先ほど歳入の方では、手数料の側面からお伺いしたわけですが、実際の搬入量、この(1)の表の中で、次のページまでわたっていますけれども、この中でそれぞれ事業系の搬入量が何トンあるのかということをお伺いしたい。それから、事業所以外、個人世帯の各区分についての収集個数、搬入量、それから1世帯当たり、あるいはまた1人当たりの1日平均の搬入量が何グラムなのか、お伺いしたいのです。
調書の20ページに文章の中で、1人当たり1日平均のごみ資源の排出量908グラムというふうにありますけれども、これは事業系のごみを全く除いて計算をした数値なのか、事業系も含んで平均するとこういうふうになるよという数字なのか、ちょっとよくわかりませんので、積算も含めて説明をお願いしたいと思います。
それから、この同じごみ資源の搬入量の表で、ごみ量が漸減しています。その反面、資源量が増えてきています。これについては、一見すればいい傾向なのかなとは思いますけれども、当局としての分析評価をお願いしたいと思います。
次、7番目ですけれども、先ほど歳入の方でも少し言ってもらったのですが、事業所それぞれの独自にごみの自家処理、堆肥化等に取り組んでいる状況、これこれこういう例があるというようなことを説明していただければと思います。
それから、あとは決算書の18ページ、下の委託料のところに、最終処分業務1億2,000万とありますけれども、これについて各最終処分場への排出実績、12年度、13年度の増減についてもお願いをしたいと思います。それから、契約期間と契約内容がどのようになっているか、説明してください。
それから、9番目ですけれども、調書の19ページから24ページにプラスチック、ペットボトル、これの再商品化あるいは資源化の数量が掲載をされているのですけれども、ちょっとその数値の関係、どういうふうに、どことどこを足したらどうなるのかということがちょっとわかりにくくなっておりますので、説明をお願いしたいと思うのです。整理をしてお願いしたいのは、プラスチックの回収量、ペットボトルの回収量、プラスチック、ペットボトルのそれぞれの資源化量、これはRDFとプラスチックの再商品化、それからペットボトルの再商品化、それぞれの量を数値でお願いをしたいと思います。
それから、全体的に、特に関連ということで言えば、決算書の20ページになるのですけれども、堆肥化施設の建設をずっと進めてきました。また、それに向けての各地区でのモデル地区での説明会なども行われてきました。それから、新設の予定地の測量なども行ってきました。地権者との話し合いも行ってきているということ、報告がありました。そうした中で、当然ながら出てくる話が合併問題との絡みということになると思います。私自身が堆肥化のモデル地区の説明会に何カ所か出させていただいて、その中で1カ所は説明会の中でそういう質問がありました。もう一回は、終わってから役員さんたちとのお茶飲んでいる席でそういう質問がありました。つまり合併していって、合併が進んでいって、仮に、これは私たちとしては考えたくないこと、管理者も考えたくないことですけれども、久喜宮代の衛生組合で存続できない、解散するという場合に、そして別々になった場合に、これらの堆肥化施設、また新設炉が一体どうなるのかということです。私もあまり話ししたくはないし、だけれども市民から聞かれれば、それなりのことは言わなくてはならないし、当局としてはどのようにそういう質問に対してお答えになってきていますか。ごまかして通れることではもはやないと思いますので、実際問題、どのようにお話しされていらっしゃるのか、教えていただければと思います。
以上です。
〇議長(榎本和男君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
〇総務課長補佐(石井信幸君) 猪股議員さんの質問に対しまして、事業所系とプラスチック系の関係を説明させていただきます。
まず、事業所の減量計画書の提出状況につきましては、53事業所すべてから提出されております。排出量の実態と減量の実績を合わせて、どのように評価するとのことですけれども、先ほど申し上げましたが、計画量を達成した事業所が27事業所、達成できなかった事業所が26事業所でございます。計画量と実績量を比較しますと44トンの減量になっております。また、この事業所の平成12年度と13年度の実績を比較しましても、169トンの減量となっておりますので、各事業所がごみ減量に取り組んでいる結果と考えております。
それと、計画が実行されなかった事業所の原因と問題点、指導とのことですけれども、計画が実行されなかった事業所、26事業所ですけれども、その中で入通院者等の増加によるもの、それから経営規模の拡大等がございます。その中で計画量と実績を比較しますと、計画量5トン以上上回った事業所が7事業所ございます。この事業所を前年といいますか、平成12年度の実績と平成13年度の実績、これを比較しますと、5トン以上増えた事業所が2事業所でございますので、今後ともまた分別と減量、こういうものを指導と協力をお願いしていきたいと考えております。
それと、事業所の管理責任者を対象にした減量会議の実績と出席率、評価とのことなのですけれども、平成13年度におきましては、平成14年の2月26日と27日、2日間開催しましたところ、出席率が前年の42%から平成13年度が36%になって、悪くなってしまいました。減量推進会議の内容につきましては、衛生組合のごみ処理の現状、それからごみ処理基本計画、それと各事業所の各5年間の衛生組合の搬入量のデータ、それから組合の分別への取り組み等説明して、減量化への協力をお願いしたところでございます。組合の減量化への取り組みについては理解していただいたと考えておりますけれども、減量資源化会議の出席率が前年よりも悪くなってしまった。それで、2日間行ったのですけれども、それでも悪く、前年を下回った結果となってしまいましたので、今年の開催につきましては、何とか出席者が多くなるよう、開催日の検討とか、それと今後業務用生ごみ処理機の関係もありますので、そういうものとあわせて説明会を開催して、何とか出席率、そういうものを良くしたいと考えております。
それと、分別等において事業所への注意、指導、勧告、受け入れ拒否等の関係でございますけれども、平成13年度におきましては、軽微なことで電話での注意が4件、それから条例の6条に基づく文章での注意が2件でございました。その後、いずれも改善されております。
それと、調書の18ページの方の関係でございますけれども、19ページですか。表の1の各区分について、事業系の搬入量、事業所以外の個人世帯の各区分についての収集量、1世帯当たり、1戸当たりの数字なのですけれども、平成13年度の事業系の搬入量につきましては4,471トンとなっております。また、事業系以外の個人世帯の区分につきましては、先ほども申し上げましたけれども、確実な数字はつかんでおりませんけれども、組成、それの調査した結果で案分いたしますと、ちょっと細かい数字になりますけれども、燃やせるごみが、収集量2万1,198トンのうち、事業系が3,408トン、家庭系が1万7,790トンになります。これを平成13年度の10月1日現在、戸数につきまして3万8,484戸、人口につきましては10万8,356人、これで計算しますと、燃やせるごみは、家庭系ですと1戸当たり1日1,266グラム、1人当たりに直しますと450グラムでございます。それから、燃やせないごみにつきましては、収集量1,324トンのうち、事業系が116トン、家庭系が1,208トンとなりまして、1世帯当たり86グラム、1人当たり30グラムになります。それから、粗大ごみ総収集量327トンのうち、事業系が57トン、家庭系が270トンになります。これが1戸当たり、1世帯当たり19グラム、1人当たりに直しますと7グラムになります。それから、有害ごみでございますけれども、収集量92トン、事業系がありませんで、すべて家庭系となりますけれども、1世帯当たり1日7グラム、1人当たりに直しますと2グラムになります。小計といたしまして、ごみの方で2万2,941トン、事業系が3,581トン、家庭系が1万9,360トン、これを直しますと、1世帯当たり1日1,378グラム、1人当たり489グラムになります。それから、資源の方ですけれども、紙、布、剪定枝、これらの総収集量が7,751トン、事業系が448トンで、家庭系が7,303トンでございます。1世帯当たり520グラム、1人当たり185グラムでございます。それから、ビン、カン、ペットボトルにつきましては、2,268トンの総収集量に対しまして、事業系が158トン、家庭系が2,110トン、1世帯当たり150グラム、1人当たり53グラムになります。それから、プラスチック関係ですけれども、総収集量2,948トン、事業系が284トン、家庭系が2,664トンになります。1世帯当たり190グラム、1人当たり67グラムになります。小計いたしますと、資源の方で1万2,967トン、事業系が890トン、家庭系が1万2,077トン、1世帯当たり860グラム、1人当たり305グラムになります。合計いたしますと、総収集量3万5,908トンのうち、事業系が4,471トン、家庭系が3万1,437トン、1世帯当たりに直しますと2,238グラム、1人当たり794グラムでございます。また、調書の中にあります1人1日当たりの排出量908グラム、これは事業系を含んだ数字でございます。
それから、19ページの表1の数字についてどう分析評価とのことでございますけれども、ごみ量が前年に比較しまして減少して、資源量が増加した。これは住民の皆様の分別等の協力により、その数字が出たものと思われます。しかしながら、ごみの減量につきましては、家電リサイクル法の関係で、家電4品目が衛生組合に搬入されなくなった、その量が526トンですけれども、これ引きますと、ごみの量はほぼ同じという数字になります。また、住民の皆様の分別のご協力によりまして資源化量が増加しましたけれども、マクロ的といいますか、全体的に見ますとごみも資源もごみだということで、今後も全体量が減少するように、さらなる減量のそういうPR、それらを行っていきたいと考えております。
それから、事業所が独自に行っております自家処理とか堆肥化の関係ですけれども、自家処理につきましては、チップ化、これは造園業者で把握しているところですけれども、高山造園、門井造園、関造園土木、それから動物の飼料として使っているところがベジタブルショップモリタですか、八百屋さんなのですけれども、東武動物公園の動物にえさに余った野菜とかを集めていただいているそうです。ちょっとはっきりした回答を得られなかったのですけれども、町の中の八百屋さんでも、ある程度そういう動物公園のえさとして利用しているようでございます。
それから、資源類の業者の持ち込みといいますか、そういうものにつきましては、先ほどのコンビニエンスストアが1社ありまして、それから電気屋さん。コンビニエンスストアは2社ですか、なっております。
それから、ごみの堆肥化につきましては、日本工業大学、それからショッピングひまわり、新井病院、華屋与兵衛、久喜マルヤストア、この久喜マルヤストアにつきましては、久喜に東店と本町店、二つありますけれども、衛生組合の搬入量が、平成13年度、前年から比べましてゼロ、1回も搬入されておりません。堆肥化のほかにどういう処理しているか、教えていただけなかったのですけれども、堆肥化はしているということでございました。
それから、瓶、カン、ペットボトルの再商品化量、資源化量ですか、それの整理した数字ということなのですけれども、ちょっと説明させていただきます。まず、ペットボトルの収集量が335トンでございます。このペットボトル335トンすべて再商品化業務、指定法人ですけれども、すべて335トン、そのまま指定法人ルートで処理をしております。それと、プラスチック類なのですけれども、2,948トン収集しておりまして、指定法人に736トン、固形燃料に2,161トン、それから指定法人にも固形燃料にもならない51トンが埋め立て処分されております。指定法人につきましては、ペットボトルの335トン、それとプラスチック類の736トン、合わせまして1,071トンが指定法人に処理を委託しております。それと、固形燃料につきましては、プラスチック類の2,161トンでございますので、指定法人と固形燃料合わせますと3,232トンを資源化しているということでございます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、猪股議員さんの8番目の最終処分場への搬出実績、12、13年度の増減、それぞれの契約内容、期間等についてお答えいたします。
最終処分地、品目、平成13年度搬出量、平成12年度搬出量、増減の順に数字を申し上げます。最初に、イー・ステージ株式会社、最終処分地、イー・ステージ株式会社、長野でございます。こちらの方、4品目お願いしておりまして、焼却灰、122.98トン、706.72トン、三角の583.74トン、ばいじん、230.94トン、128.03トン、102.91トン、不燃残渣、90.42トン、362.47トン、三角の272.05トン、廃プラスチック、300立方メートル、450立方メートル、三角の150立方メートルでございます。次に、ジークライト株式会社、これは山形でございますが、2品目ございます。焼却灰、951.10トン、710.77トン、240.33トン、不燃残渣、312.79トン、729.51トン、三角の416.72トン。次に、ウィズ・ウエイスト・ジャパン、これは福島でございますが、焼却灰、683.02トン、1,076.88トン、三角の393.86トン。次に、同じくウィズ・ウエイスト・ジャパンの草津の方でございますが、二つございまして、焼却灰、450.09トン、ゼロ、450.09トン、不燃残渣、245.37トン、235.68トン、9.69。次に、埼玉県環境整備センター、焼却灰、207.10トン、ゼロ、207.10トン。次に、茨城にございます新和企業有限会社、汚泥、222立方メートルでございます。297立方メートルでございます。三角の75。
続きまして、処分品目別の集計がございますので、実績を申し上げます。品目、平成13年度搬出量、平成12年度搬出量、増減の順に数字を申し上げます。5品目ございます。焼却灰、2,414.29トン、2,494.37トン、三角の80.08トン、ばいじん、230.94トン、128.03トン、102.91トン、不燃残渣、648.58トン、1,327.66トン、三角の679.08トン、汚泥、222立方メートル、297立方メートル、三角の75です。最後に、廃プラスチック、300立方メートル、450立方メートル、150立方メートル。
表については以上のとおりでございます。
次に、それぞれの契約内容でございますが、契約期間につきましては、最終処分場とも平成13年4月1日から平成14年3月31日までの1年契約でございます。また、契約方法につきましては、随意契約により執行させていただいているものでございます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) 私の方からは、最後のご質問になりますけれども、堆肥化施設の建設、それから新設炉の測量などを行ってきたが、組合が解散した場合、それらの施設がどうなるのか、住民に対してどのように説明をしているのかというご質問でございます。現在衛生組合で取り組んでおります生ごみの堆肥化事業、それから新設炉の建設事業につきましては、先般3月に議決をいただきましたごみ処理基本計画にも位置づけられておりまして、組合にとっての主要な施策であって、重要な事業でございます。計画の策定に当たりましては、昨年度住民説明会等を開催してきたところでございますけれども、その中で合併に関連してのご質問、これは何点かいただきましたが、合併によって施設がどうなるのかというような具体的なご質問はございませんでした。また、久喜市におきましても、宮代町を含めた広域的な合併に取り組んでいるということでございますので、現時点では、組合が解散した場合ということは想定しておりません。したがいまして、衛生組合といたしましても、これまでに組合が解散というようなことを前提として説明をしてきたということはございません。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
猪股議員。
〔19番 猪股和雄君登壇〕
〇19番(猪股和雄君) 決算書18ページの最終処分場の委託なのですけれども、委託料の額としても、かなり大幅に減ってきています。特に今、内容的に見ますと、汚泥で4分の1ほどの減、それから焼却灰、残渣もそれぞれ減ってきています。一方でばいじんが増えている。そこら辺のプラス・マイナスの要因について説明をしてください。
あと、減量会議なのですけれども、出席率がかなり減ってきた、下がってきた。そのことは、せっかく2日間開催するようにしてもらって、ちょっと理由がよくわからないのですけれども、理由の把握をしないと対策も立てようもないというふうに思うのですが、どのように考えていらっしゃいますか、お願いいたします。
それだけです。
〇議長(榎本和男君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) 2点ほど質問をいただきましたので、お答えいたします。
まず、汚泥の方ですが、これは平成12年度が297、平成13年度が222ということで、4分の1ほど減っております。もう一点が焼却灰の方ですけれども、これも全体的に減っているということでございます。この件につきましては、処分する量が大分減少傾向にあるという結果、汚泥の量が減っているという感覚でとらえております。もう一点、ばいじんの方でございますけれども、これは平成12年度が128、平成13年度が230ということでございました。平成12年度は、初めて機械の方を設置いたしまして8月から搬出ということで、年度途中からの搬出でございました。これが128でございます。13年度の方は12カ月間フルに運転をしましたので、230という数字になってございます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
〇総務課長補佐(石井信幸君) 事業所の減量会議、この出席率の関係でございますけれども、平成13年度におきましては2月26日と27日、2日間行ったわけでございますけれども、26日が7事業所、27日が12事業所ということで、合わせて19事業所でございました。この中の幾つかのところに電話をして確認したところ、忙しかったという理由と、もう一つ、学校関係につきましては出席されなかったのですけれども、ちょうど入学試験のとき、その時期に当たってしまいまして、その方で忙しくて手が回りませんでしたということでございますので、今年につきましては、11月頃をちょっと予定して、年末商戦の前ですけれども、11月頃を予定しまして、業務用生ごみ処理機、これらの補助の要綱の説明、そういうものもあわせまして、できるだけ出席率がよくなるように検討していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
次に、加藤議員、お願いいたします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。
まず、7、8ページからまいります。議会費の委託料ですが、会議録の調製、予備費から40万円充当ということですが、この理由についてお示しをいただきます。
それから、9、10ページ、減量推進員ですけれども、この久喜、宮代の人数、そして活動経過、そしてこの推進員さんの仕事をうまく効果的にやってもらうために、やっぱり組合の支援というのが重要だと思うのですが、その組合としての支援事業、どういうふうにされてきたのか、お示しをいただきます。
同じページで、委託料の中で会議録調製120万ほどございます。これについてご説明をいただきます。
それから、11、12ページの負担金のところです。農地転用決済金75万ほどあります。この説明をお願いします。
それから、13、14ページですが、財産管理費の委託料、管理地除草業務、それから場内除草業務、庁舎清掃業務、それから樹木剪定業務、この四つについて委託先をお願いしたいと思います。
それから、15、16ページの清掃総務費でありますが、給料として36人、これは現業職員のことだと思います。この現業職員、正規職、それから再任用の職員、それからその下の賃金がありますが、この臨時職員、これについてそれぞれ内訳、何人か、それと、年齢構成についてお願いしたいと思います。
それから、私どもはこれまでも議会のたびに正職員の増員、せめて退職者分の補充はするべきだとお訴えをしてきましたけれども、なかなか実現をされませんけれども、増員について当局はどのようなお考えか、お願いしたいと思います。
17、18ページです。塵芥処理費の役務費、車検料、それから保険料の内訳、何台分かということですが、お願いしたいと思います。
ちょっと前へ戻りますが、15、16ページ、災害補償費の公務災害見舞金ですけれども、これは先ほど歳入でお伺いした事故と見てよろしいのかどうか、お願いします。
それから、17、18ページの一般廃棄物最終処分、これに関連しまして、県の処分場への搬入はどのようになっているのか、お願いしたいと思います。
以上です。よろしくお願いします。
〇議長(榎本和男君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) それでは、お答え申し上げます。
まず、8ページの委託料、会議録の予備費から40万円充当の理由でございますけれども、組合議会につきましては、平成12年度まで会期が1日間ということでございましたが、平成13年度から実質2日間となっております。また、平成13年度には臨時会が3回開催されているということでございまして、その分も委託料が増えたという理由でございます。
それから次に、10ページの一般管理費、委託料の会議録調製費でございますけれども、これは昨年立ち上げました生ごみ堆肥化推進委員会の会議録を作成した委託料となっております。これにつきましては当初予算に計上しておりませんでしたので、予備費から充当させていただいたところでございます。
次に、ちょっと飛びますけれども、16ページの関連で、現業職員等の内訳と年齢構成について申し上げます。平成13年度でございますけれども、現業の正規職員35名、20歳代が1名、30歳代が7名、40歳代が6名、50歳代が21名となっております。それから、再任用職員につきましては、平成13年度はゼロでございます。それから、現業の臨時職員でございますけれども、11名でございまして、そのほかに受付業務としまして2名となっております。それから、13年度については用務員が1名となっております。
次に、正規職員の増員についてのご質問でございますけれども、この件に関しましては、これまでにも同様のご質問をいただいているところでございますが、今後の職員の人員管理ということにつきましてはどのように考えていくのかということが大変重要な課題と考えております。3月の定例会におきまして、ごみ処理基本計画についての議決をいただいたわけでございますけれども、その中で施設の整備計画といたしまして、新しい焼却炉、それから生ごみの堆肥化施設、これらの稼働目標を平成19年度としているところでございます。現在これらの計画実現に向けまして、ご案内のとおり既に堆肥化の実証プラントを建設中でございまして、また新設炉の建設に向けましては、用地拡張の件や機種の選定作業など、今年度、平成14年度から事業に取り組んでいるところでございます。ご承知のとおり、ごみとし尿の処理工程といたしましては、収集運搬、そして中間処理、それから最終処分があるわけでございますが、組合といたしましては、今後どのような体制で収集を行って、どんな処理をして、そして最終的な処分というものをどうしていくのかということを改めて検討する時期であると考えております。検討に当たりましては、新たに建設される施設の計画づくりとあわせまして、職員体制というものを総合的に検討していく必要があると考えております。その際にはきちんと直営と民間のあり方ということについても整理していかなければならないと、このように考えております。
続きまして、16ページの公務災害見舞金でございますけれども、これにつきましては見舞金の支給条例に基づいて、平成13年度は3名の方に支給をしているところでございます。
私の方からは以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
〇総務課長補佐(石井信幸君) 私の方からは、廃棄物減量等推進員さんの関係と財産管理費の委託料、管理地の除草等についてお答えさせていただきます。
まず、廃棄物減量等推進員さんの人数につきましては、平成13年度末、久喜市が212名、宮代町が119名、合わせまして321名の方に推進員さんになっていただいております。
それと、活動経過につきましては、廃棄物減量等推進員さんには、選任されたそれぞれの地区で分別の指導等をしていただいております。年4回報告書が提出されますけれども、一部には悪いところもありますけれども、報告書の内容といたしましては、分別が守られるようになった、取り残しがなくなったなどの報告が多くあります。集積所の状況につきましても、90%以上の方が良い、普通と、そういうふうに報告書に記して報告されております。
支援事業といたしましては、平成13年度に視察研修を実施しております。これはウィズペットボトルリサイクルと関東エコリサイクルの現場、そういうものを視察に行っております。参加人数につきましては、久喜市が119名、宮代町が57名、合わせまして176名の方にリサイクルの施設見学ということで出席していただいております。それと、意見交換会、これを開催しております。宮代町におきましては、平成14年2月15日に61名の方に出席していただいております。久喜市につきましては、同じく平成14年2月19日に開催いたしまして、109名の方に出席いただきまして、合わせまして170名の方に出席していただいております。それと、支援事業につきましては、このほかには報告書の中で、困ったこと、例えばカラスに荒らされるとか、ポイ捨てとか、何かいい対策はありませんかとか報告書に記された場合には、電話をおかけしまして、相談、そういうことに応じております。
それと、決算書13、14ページの財産管理費、委託料の管理地除草業務等の委託先でございますけれども、まず管理地除草業務、これは委託先が関造園土木でございます。場内除草業務、宮代町高齢者事業団、庁舎管理業務、太平ビル管理株式会社、樹木剪定業務、宮代町高齢者事業団、消防設備点検業務、藤岡防災設備株式会社、地下タンク清掃業務、大協和工業株式会社となっております。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) 加藤議員さんのご質問にお答えさせていただきます。
最初に、決算書11から12ページの一般管理費負担金、農地転用決済金でございますが、これにつきましては、久喜市大字太田袋字皆代64の1番地に建設中でございます生ごみ堆肥化処理施設の敷地5,039平方メートルを備前堀土地改良区から除外するための決済金でございます。単価は、平方メートル当たり150円でございます。
続きまして、ページ17から18、塵芥処理費、役務費の車検整備料と保険料の内訳につきましてお答えさせていただきます。役務費の車検整備料は、合わせて20台でございまして、233万6,388円でございます。保険料につきましては、自賠責保険料が20台で39万4,730円で、任意保険が22台、56万850円、合計で95万5,580円となります。この車両の内訳でございますが、塵芥収集車が12台、普通貨物自動車が2台、小型貨物自動車が6台、そして場内で使用している特殊車両のショベルローダーが2台でございます。
最後に、一般廃棄物最終処分に関して、県の最終処分場への搬入はとのご質問でございますが、埼玉県環境整備センターの最終処分場へ207.1トンを搬出してございます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
加藤議員。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) まず、13、14ページの委託料、それぞれ詳しくお答えいただきまして、ありがとうございます。管理地除草、関造園土木さん、それから庁舎清掃業務の太平ビル管理さんですけれども、この契約については、どのような形態なのか。入札あるいは随意契約、そうした契約についてご説明をいただきます。
それから、16ページに関連して現業職員に関してですけれども、これまでも私ども主張するたびに、検討する、検討するということで、ずっと検討で来ておるわけで、なかなか結論が出ません。そして、今、新しい焼却炉ですとか堆肥化ですとか、新しい課題があるので、そういうことも加味して、また検討したいということなのですけれども、検討しているうちに正規職員いなくなってしまうと思うのです。先ほども直営と民間のあり方についてということをおっしゃいました。確かにそのとおりだと思うのです。そこで、これまで収集についてはこちらの直営と委託とで、約半々で来ておるわけですけれども、どんどん、どんどんいなくなりますと、やっぱり委託ということになっていくと思うのですが、検討、検討とおっしゃるけれども、収集についてはすべて委託を考えていらっしゃるのかどうか。私は、やっぱりこれまでのこの組合の直営職員の努力というものは大変な努力をされてきておりますし、この組合のいろいろな仕事、業務をリードしてきていると思うのです、いろいろな形で提案をしたりしてきまして。そうしたことを考えますと、今約半々だと思うのですけれども、この直営と委託の均衡、バランスというものはやっぱり保っていく必要があるだろうと思うのですけれども、その点どうお考えになるのか、もう一度お願いしたいと思います。
それから、15、16ページの公務災害、先ほどの交通事故ではないような、3人の方に支給をしたということですけれども、この公務災害について、どのような事故といいますか、内容についてご説明をいただければと思います。
以上、よろしくお願いします。
〇議長(榎本和男君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
〇総務課長補佐(石井信幸君) 決算書13から14ページの財産管理費、委託料の関係でございますけれども、管理地除草業務、関造園土木でございますけれども、金額が19万4,250円、低価格なために随意契約で行っております。それと、庁舎清掃業務につきましては、太平ビル管理株式会社が行っておりますけれども、指名競争入札、これで契約をしております。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) 再質問にお答え申し上げます。
まず、委託と直営、現在約半々ということでございますけれども、将来どうなるのかというご質問だと思いますが、平成17年3月を一応目途としまして、今合併の問題等が構成市町の方で具体的に検討され始めているということもございます。現時点で、まだ将来直営と委託のあり方というものをどうするか、これから検討するわけでございますけれども、衛生組合として、現時点では二、三年の間は今の体制、現状の職員さん、退職なさっても実施していけるのではないかと、現在考えておりますけれども、構成市町の方の合併の動向等も踏まえながら、あわせて検討していきたいと考えております。
それから、公務災害見舞金についての内訳でございますけれども、3名の方、お一方が右足のけがということで、10日間の療養でございます。見舞金の1万円でございます。それから、もう一方が、右足の大腿部のけがということで、療養期間2週間、同じく見舞金1万円となっております。それから、もう一人の方が頭部の方の切り傷ということで、療養期間1週間、見舞金が5,000円、合わせて2万5,000円の見舞金の支出となっております。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 再々質問をお受けいたします。
加藤議員。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) 職員の件でありますけれども、私、こちらの労組の方から、現業職員のこのままいった場合どうなるかという、こういうシミュレーションをもらいました。今合併のことをおっしゃいましたけれども、合併が2005年、平成13年度、2001年度が36名だったのですけれども、合併までには26名、あと10名減るのです、このままいきますと。そうしますと、今のその時点まででもそれだけ減ってしまうわけですから、収集体制をそれまでどのようにされるのかということです。やはり減れば委託せざるを得なくなると思うのです。その10名減の中で今の仕事を維持しろとおっしゃるのか、足りなくなった分を委託されるのかということだと思うのです、このままでいきたいということは。私はそれは無理だと思うのです、その10名減の中で今の体制を維持していくというのは。ですから、そうしたところでもその合併までにも委託を考えていらっしゃるのではないかと思うのですけれども、その点いかがなものか。私はそれには反対ですけれども、もう少し突っ込んで、今計画されていることをお話しください。
それから、公務災害のけがの内容についてご説明いただきましたけれども、それほど大きなけがではないようなのですけれども、やはり公務災害てすから、そういう事故はない方がいいと思うのですけれども、そうした災害防止についてどのようにされてきているのか、また、これからどのようにされようとしているのか、お示しをいただきたいと思います。
以上です。
〇議長(榎本和男君) 加藤議員の再々質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
平成17年の段階で現業の職員26名ということで、現在平成14年度、31名でございますから、実質5名減ということになります。それまでの間、収集体制ということのご質問かと思いますけれども、今衛生組合として考えておりますのが、現在の収集体制、業務体制といいますか、これらの効率等を見直すということ、それから昨年度、実質的には今年度からですか、導入しております再任用制度、それから臨時職員ということで、再任用制度と臨時職員の雇用ということで、17年までの間には業務体制の見直しを含めて退職の減について補えるものと現在考えております。先ほども申し上げましたけれども、ただいま合併問題ということで大きな転換期に当たっているのではないかと考えておりますので、先ほど申し上げました、今とり得る対応の中で、住民サービスの低下を招かないように乗り切っていくことが肝要ではないかと、このように考えております。以上でございます。
それから、見舞金の関係での安全対策ということでございますけれども、これにつきましては、平成13年度から安全衛生委員会、これは月1回定期的に開催するということで、いろいろなそういう事故等の報告等がありまして、それの善後策といいますか、防止対策に努めているところでございます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
次に、加納議員、お願いいたします。
〔10番 加納好子君登壇〕
〇10番(加納好子君) 10番、加納です。歳出について質問をいたします。
最初に、12ページの19節、埼玉県廃棄物広域処分対策協議会の今年度の事業内容についてお伺いします。
次に、18ページ、資源集団回収事業団体についてですが、回収量、これは重さではかるわけでしょうが、回収量に対する補助ですから、今年度、13年度は額が減っていると思うのですが、団体間の情報交換とか交流はあるのでしょうか。こういった団体の役割は依然として大きいわけですから、お互いを触発できるような集まりがあればと思います。回収量に関して、有価物、価格の高い回収を行っていることで、この活動資金としては昨年度よりは増えたと思うのですが、こういったところの支援をどういうふうにしていくかということからお伺いいたします。
同じく、18ページの塵芥処理費の中からお伺いいたします。13節、一般廃棄物の最終処分業務と処分先ごとの総量は、前段の議員さんのご質問に対する回答でわかりましたが、このうち最終処分地の、例えば山形県の処分場、あるいは草津、そういったところですが、昨年視察したところでは、最初の搬入団体等は三十数団体であったのが、1年間にかなりの量が増えているということで、年々、その最初の契約団体から比較しますと相当量の団体が増えているということですが、この最終処分地の中で、現在それぞれのところがどのぐらいの団体と契約しているのか、わかる範囲でお伺いしたいと思います。
それから、鉄類処分業務ですが、トン当たりの処理価格は歳入のところでお伺いしましたので、結構ですが、スプレー缶について、委託先と搬出計画を伺いたいと思います。といいますのは、管内に今大きい袋にして十数個がたまっている状態なので、この搬出計画はどのようになっているのかを伺いたいと思います。
それから、ペットボトル、プラスチックの再商品化業務については、前段でお伺いしましたので、特に付け加えることがなければ結構です。
それから、クレーン及び集じん灰搬出設備運転業務ですが、この700万円の増の理由はどういったことでしょうか。
次に、プラスチック容器選別業務1,500万円減の理由をお伺いします。
それから、剪定枝資源化作業、これの金額が234万3,940円、それと組み合わせて切り返し業務58万8,000円、これを合わせまして、それから14節の賃借料1,008万円というふうに、この剪定枝堆肥化に関しての決算が計上されていますが、これでできる有機1号堆肥は年間何トン生産されますか。生産コストはトン当たり何円になりますでしょうか。それから、この配分先、1次コンポストの配分先はどのようになっていますか。剪定枝については、配給日を楽しみに、住民の行列ができるほどの人気があると聞いていますが、この生産コストと今後検討する材料として伺います。
次に、同じく堆肥化ですが、設置型生ごみ処理機での有機第2号の堆肥化について伺います。年間何トン生産されますか。生産コストはトン当たり幾らでしょうか。堆肥の使い道について、配分先について伺います。
18ページの12節、家電リサイクル券は、予想と比べてどうだったか、伺います。
次に、20ページ、15節工事請負費です。粗大ごみ処理施設整備工事費ですが、平成11年度ぐらいから見てみますと、3,810万円、平成12年度、3,157万円、平成13年度、3,150万と額が多いのですが、その見積りに関してはどのように把握しているか。今後の維持管理費の見通しはどうかを伺います。
それから、次にし尿処理費でありますが、22ページ、13節、し尿浄化槽汚泥の関係です。委託先の施設故障の内容とそのときの焼却処分の委託先をお願いします。
次に、汚泥焼却炉解体に伴うダイオキシン類の事前調査ですが、調査結果と解体時期はいつ頃になるのか、伺います。
それから、15節、し尿処理施設整備工事費、工事費が年々大幅に増していますが、今後についてはいかがでしょうか。
ページに関係ないのですが、13年度は商品化ルート、プラスチック、ペットボトルのルートが順調に開けたのかどうか、在庫についてはどうなのか、伺います。
それから、前年度、12年度は物件費の中の委託料が急激に増えた年でありましたが、今年度を見てみますと、それほどの差がなくなっています。今後増えることはないのでしょうか。一応のラインは超したということなのでしょうか、それを伺います。
それから、成果表の方ですが、24ページから25ページ、ごみ収集業務委託のうち、粗大ごみはどこが回収しているのでしょうか。
それから、燃やせないごみ選別業務についてですが、作業内容とこれによる効果と、そこから出るものの最終処分に回る量について伺いたいと思います。
以上、お願いします。
〇議長(榎本和男君) 加納議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
〇総務課長補佐(石井信幸君) 私の方から、資源集団回収事業関係をお答えさせていただきます。
資源集団回収事業の回収団体間の交流ということでございますけれども、資源集団回収事業につきましては、平成2年から始まりまして、今年で12年目になります。この各学校のPTA、あるいは子供会、サークル等が資源回収を行っていただきまして、排出抑制の一つとしてご協力いただいているわけでございますけれども、開始してから12年たちますので、各団体ともそのノウハウ、それらはかなり蓄積されていると思われます。各団体の子供会、PTAにつきましては、代表者が1年とか2年でかわりますけれども、会員全員がかわることはほとんどありませんので、その資源集団回収のノウハウ、そのものは引き継がれているものと考えております。このようなことから、団体間の情報、各団体については情報交換はあると思いますけれども、衛生組合ではその交流の有無、それらについてはちょっと把握しておりませんので、ご理解願いたいと思います。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、加納議員さんのご質問に順次お答えをさせていただきます。
最初に、埼玉県廃棄物広域処分対策協議会、今年度の内容はとのご質問でございますが、今年度の協議会からの通知では、1、役員会、2、専門部会、3、委託事業、4、関連機関等の連絡調整、5、機関誌の発行が予定されているとのことでございます。
次に、最終処分場の関係で、処分先の関係でございますが、山形県の処分場につきましては、年々団体数が増えているが、どのぐらいの団体が契約しているのかというご質問でございます。現時点では、山形の処分場、情報公開をしてございませんので、衛生組合の方では団体数の把握はしていないというのが実情でございます。
次に、鉄類処分業務とそれぞれのトン当たりの単価、スプレー缶についてでございますが、スプレー缶の委託先でございます。これは岩槻市にあります岡安商事でございます。搬出計画につきましては、平成14年度は年間20トンということで見込んでございます。搬出につきましては、月締めということで実施をしてございます。
続きまして、クレーン及び集じん灰搬出設備運転業務700万円の増でございますが、平成12年度におきましては、集じん灰搬出設備が8月より稼働いたしましたことから、クレーンの運転業務及び集じん灰設備業務の運転業務につきましては、年間合わせて8カ月の運転でございました。しかしながら、平成13年度におきましては、年度当初の4月から運転を開始したことにより運転期間が12カ月となりまして、平成12年度よりも4カ月多くなりました。したがいまして、この差の4カ月分が700万円の増となったものでございます。
次に、プラスチック容器選別業務委託費が減額となっている理由はとのご質問でございますが、この業務委託は、容器包装リサイクル法に基づいて、廃プラスチック類を再資源化するために当衛生組合が資源プラスチック類として分別回収したプラスチック廃棄物の一部から容器包装のみを選別するものであり、平成12年度から実施をされております。容器選別業務委託料が減額となった理由につきましては、平成12年度にプラスチック固形燃料の在庫品が衛生組合敷地内に多く、多量に蓄積する事態となりました。そこで、生産調整のために計画よりも多く廃プラスチック類を容器選別し、指定法人に対して供給いたしました。この結果、過剰な在庫が解消されたため、平成13年度には計画どおり廃プラスチックの固形燃料化を約2,100トン実施いたしました結果、前年度と比較して容器選別業務委託料が減額となったものでございます。
次に、事項別明細書、歳出18ページ、12節役務費の家電リサイクル券についてでございますが、該当する品目は7台でございました。内訳といたしましては、6台が集積所等に不法投棄されたもので、その他1台は衛生組合の敷地内から発生したものでございます。衛生組合といたしましては、よそよりも少ないものというふうに思っております。
続きまして、成果表24から25ページのごみ収集業務の委託のうち、粗大ごみはどこが扱っているのかとの件でございますが、粗大ごみの収集につきましては直営事業を実施しております。なお、平成12年度は粗大ごみの有料化に伴う駆け込み収集が多かったために、一部粗大ごみの収集について業務委託で対応したところでございます。
次に、粗大ごみ処理施設の今後の管理の見通しでございますが、現在の粗大ごみ処理施設につきましては、平成2年より稼働しておりまして老朽化が進んでおりますが、一般廃棄物処理基本計画の中で、粗大ごみ処理施設につきましては平成19年度稼働としており、この計画に沿った形の中で整備を進める予定でおりますので、今後管理に係る経費について大幅に変更を要す工事はないというふうに考えております。
次に、し尿浄化槽汚泥最終処分業務委託に関するご質問でございますが、昨年6月にし尿処理施設から発生する脱水汚泥を堆肥化処理している長野県佐久市のシナノクリーン発酵株式会社から、脱臭設備が故障し、地域住民への臭気に対する配慮から、脱水汚泥の引き受けを一時中止したいという旨の通知がございました。そのため、シナノクリーン社にかわる脱水汚泥の処理委託先を急遽探しました結果、茨城県ひたちなか市にある株式会社カツタが、焼却処理ではあるものの受け入れが可能とのことでございましたので、6月15日から7月31日までの期間、当該業者に脱水汚泥の処理を委託したものでございます。
次に、汚泥焼却炉解体に伴うダイオキシン類事前調査に関するご質問にお答えいたします。この設備は、し尿処理施設から発生する脱水汚泥の焼却処理を目的として、昭和59年度に国庫補助を受けて整備いたしました。老朽化と脱水汚泥の堆肥化処理の実施により廃止といたしました。今回の業務委託は、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律第22条に基づきまして、国に提出する財産処分承認申請書の基礎資料作成のために実施をしたものであり、申請書は今年度中に国に提出する予定でございます。なお、国による財産処分の承認には1年以上かかると言われておりまして、解体工事は早くても平成16年度以降ということで見通しております。
次に、ダイオキシン類の測定結果でございますが、契約期間といたしましては、平成14年1月31日から平成14年3月27日に行いました。契約業者は、東邦化研株式会社、越谷市でございます。採集場所は2測点でございます。A測点の結果が0.089ピコグラム、B地点の測定結果が0.11ピコグラム、いずれも環境基準を下回っているということでございます。結果といたしましては、極めて適切な施設ということで評価をしております。
次に、し尿処理施設整備工事費に関するご質問にお答えいたします。し尿処理施設につきましては、平成10年度に大規模な改造工事を実施いたしまして、し尿処理水による環境負荷を従前と比較して著しく削減することができました。これに伴い施設設備の一部も更新されましたが、また一方、一部には老朽化した施設を引き続き使用するということになりました。今後の整備工事費につきましては、この老朽化した施設整備の修繕、更新等の必要性から、し尿処理施設整備工事費が増加する可能性はございます。しかしながら、日常的な運転管理による整備状況の把握や精密機能検査等に基づきまして、合理的な修繕等を実施し、工事費の圧縮に極力努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
次に、容器包装プラスチックの再商品化に関するご質問でございます。容器包装リサイクル法による指定法人である財団法人日本容器包装リサイクル協会が発行する会報、再商品化ニュース17号によりますと、平成13年度における再商品化能力は、各市町村が策定した分別収集計画量を大幅に上回っているとのことでございまして、プラスチック、ペットボトルとも再商品化は順調に実施されているというところでございます。
次に、物件費の中の委託料は急激に増えることはないのかとのご質問でございますが、平成12年度、平成13年度を比較いたしますと、委託料は若干減となってございます。しかしながら、今後は生ごみ堆肥化処理施設の稼働、あるいはごみ処理基本計画にあるごみ処理施設の建設計画等がございますが、この管理運営のあり方について、まだ定まっていないところでございますので、現時点では明確な見通しがお示しできないという状況でございます。
最後に、燃やせないごみ選別業務の作業の内容についてでございますが、燃やせないごみとして収集されたものの中に混入している処理不適切物の選別除去作業、ベッド、ソファー等の粗大ごみの解体作業、有害ごみとして収集された蛍光灯管の破砕作業などとなってございます。
次に、ごみの性質、ほとんどが最終処分かというご質問でございますが、粗大ごみ処理施設で処理するものにつきましては、月1回収集される燃やせないごみや不燃系の粗大ごみで、内容といたしましては、金属製品、ガラス類、陶器類などがございます。これらにつきましては、破砕機で破砕された後に、それぞれ鉄類、アルミ類、プラスチック類、可燃物、不燃物に分別されます。このうち鉄類、アルミ類はリサイクルに、可燃物は焼却処分となりまして、残りのプラスチック類と不燃物につきましては、おおむね全体の4割程度というふうに考えておりますが、最終処分場で処分をするということでございます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 伊東業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
〇業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から、堆肥化関係について生産量及び生産コスト、堆肥の使い道についてお答えしたいと思います。
剪定枝の資源化設備に関するものですけれども、平成13年度における久喜宮代有機1号生産量でございますが、約158トンでございます。また、場内のマルチング材、チップにしたものが22トン、合計いたしますと180トンが生産量になります。
次に、その生産コストの質問ですが、剪定枝資源化設備の経費といたしまして、機器のリース代、それから剪定枝の攪拌、建物の整備、シルバーへの委託等、13年度は1,666万円の経費を支出してございます。それを年間の180トンで割りますと、1トン当たり約9万3,000円でございます。
次に、その堆肥の配分先等質問でございますが、管内の住民の方に約83トン、これは約1,500世帯分に相当します。及び久喜市の農政課の市民農園並びに宮代町の農政商工課へ23トンを配布してございます。また、久喜宮代有機1号の堆肥としての配分ではございませんが、埼玉県の農林総合研究センター畜産所へ養豚の敷料としてチップ2.5トンを配布してございます。
続きまして、設置型の生ごみ処理機に関する質問ですが、まず久喜宮代有機2号の生産量の質問でございますが、設置型の生ごみ処理機からでき上がる1次コンポストと、それから豚ぷん堆肥を混合し熟成させた久喜宮代2号の生産量は約12トンでございます。
次に、設置型のごみ処理機の経費でございますが、設置費用といたしましては、減価償却6年としますと、約1年に年間約518万円、その他電気料及び水道料で85万円、そして豚ぷん堆肥や袋の購入等約85万円を加算しまして、13年度は688万円の経費を支出してございます。したがいまして、久喜宮代有機2号の堆肥1トン当たりの生産コストは約57万円でございます。
そして、堆肥の使い道でございますが、まず設置型の生ごみ処理機を利用していただいている地元の方への還元ということで、2トンいたしました。及び久喜宮代のイベントに4トン、その他実験圃場、堆肥の翌年度繰越6トンもございます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
加納議員。
〔10番 加納好子君登壇〕
〇10番(加納好子君) 再質問をさせていただきます。
12ページの埼玉県廃棄物広域処分対策協議会負担金ですが、これにはこちらから参加するということではなく、文字どおりの負担金として出しているだけなのでしょうか。機関誌の発行等がありますから、機関誌はこちらの方に来るということでしょうが、専門会あるいは役員会とか、そういった内部の機構があるわけですから、その辺についてもう少し伺いたいと思います。
それから、スプレー缶について答弁漏れではなかったですか。スプレー缶について伺いたいと思います。
それから、それに関連して、場内の消防の点検及び立入検査については13年度はどうだったのでしょうか。それも伺いたいと思います。
それから、剪定枝についてですが、今お聞きしましたところ、この堆肥化は大変好評ではありますが、今お聞きしますと、年間1,666万円、トン当たりの生産コストは9万3,000円ということになっています。かなりの投資をした上での堆肥化ではありますが、少し工夫ができないものかと考えてみましたが、例えば日量2トン処理をするということですが、2トンそのまま処理能力があるのかどうかということもありますが、年間の180トン、少し処理能力が2トンより少ないかもしれません。そうすると、これは賃借ではあるのですが、同じ人件費でシルバー人材を使っているわけですから、その同じ人数でもう少し効率よくこれを実施していく場合は、人間の数はそのままでいいわけですから、この剪定枝の資源化する機械を大きいものに変えて生産していくとどうだろうということ、それについてのご見解を伺いたいと思います。
それから、私の知人も並んでこの堆肥をもらったという人がいましたが、お金を出しても少しでも譲ってほしいという人もいるわけですが、これで焼け石に水ぐらいなところでありましょうが、1袋幾らというようなのが市販よりはかなり安い金額でも、有料にするというようなお考えがあるかどうか。生産コストに関してはこういった工夫についてはいかがか、お伺いしたいと思います。
設置型についても、有機1号よりはトン当たりの生産コストは低いわけですが、これがかなりの処理経費を含んでいます。これについても今後の工夫の見解をお伺いしたいと思います。
それから、粗大ごみ処理施設でありますが、今お伺いしたのは見積りについても伺ったのですが、ここを管理しているところの見積りで、毎年毎年カッターとかハンマーとかに関するのも含めてかなりの費用がかかっているわけですが、これは今後も管理にかかる費用は横ばいであろうという予測をいただきましたが、細かい点については見積りの段階でどういうふうなチェックをしているのか。その前段階では、選別に現場の職員さんたちはかなりのエネルギーと工夫、そういったものを注いでいるわけですが、それにもかかわらず粗大ごみ処理施設の維持管理にかかる費用というのは莫大なものになるのですが、この点については見積りも含めて、もう少しお伺いしたいと思います。
次に、汚泥の焼却炉の解体に伴うダイオキシン類の調査ですが、数値はもちろんそれで報告で結構ですが、解体時期が平成16年ということで、2年後ぐらいなのですが、こういった焼却炉の解体には細心の注意が必要だと思いますが、これについて事前の調査、準備、どういった形でこれを解体していくのか。それについて細かい計画等、準備等があるのでしたら、それについて伺いたいと思います。
最終処分のところでも伺いましたが、一番最後の燃やせないごみの選別業務についても関連して、両方あわせて伺います。最終処分に回されるのが、ここでは4割、全体の4割が回される。それから、焼却灰、ばいじん、いろんな形で最終処分地に持っていくのですが、今明確なところは持っていないとお聞きしましたのですが、最初の契約団体のときから比較しますと、かなり増えていると思います。それで、視察のときも伺いましたが、それは申し込みがあれば受け付けるということだったのですが、そういったことも衛生組合としては把握していなければならない問題ではないかと思います。これは要望ですが、全部の最終処分、処分地については、どのぐらいの団体あるいは企業、そういったものが契約をしていて搬入しているのかどうか、これは押さえておく必要があるのではないかと思います。これについては要望です。
以上、お願いします。
〇議長(榎本和男君) 加納議員の再質問に対する答弁を求めます。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問の方にお答えいたします。
まず、第1点目の埼玉県廃棄物広域処分対策協議会、今年度の内容についてもっと詳しくということでございます。今年度におきましては、5月13日に役員会がございました。これは出席しております。続きまして、5月22日に総会がございました。こちらの方も出席をしてございます。そして、具体的な内容でございますが、現在のところ、11月21日に現地視察ということで、福島処分場、福島県の廃棄物対策を見学するという通知が来てございます。これにつきましては、都合がつけば出席をしたいというふうに考えております。なお、参加状況等でございますが、平成13年度におきましては、専門部会ということでPFIという講習がございました。これは民間活力、民間の力を使って公的機関の整備をするということでございましたが、そういった研修に参加をいたしました。また、同じときに、これは熊谷市にございます太平洋セメントでございますが、こちらの方の見学ということもしてございます。もう一点につきましては、昨年の11月8日でございますが、これは竜ヶ崎市の方でございますが、やはり視察研修がございまして、参加をしております。今年度におきましても、できるだけこの廃棄物広域処分対策協議会につきましては出席をしたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。
続きまして、スプレー缶の処分、どのような内容かということでございますが、これにつきましては、岩槻市にございます岡安商事というところで処分をしてございます。処分は、おおむね毎月1回、これをまとめて搬出するという方法で実施をしております。年12回ということになります。これは、やはり頻繁に取りに来るとコストがかかるということもございまして、まとめて行っているというような状況でございます。大体1回の搬出量が40トン程度というふうに思います。
次に、消防の点検はあったかということでございますが、平成13年度はございませんでした。
次に、粗大ごみ処理施設の関係でございますが、粗大ごみ処理施設につきましては、叩いて壊すという性格のものから、毎年毎年この維持管理費が高いというのが実態でございます。見積もりに当たりましては、メーカーの方から年度末に現場を調査していただきまして、交換するものをリストアップする、そういった方法で実施をしてございます。例えば平成13年度の内容で見てみますと、チェック項目が相当ございまして、主なものを申し上げますと、供給コンベヤーが整備する必要がある、ロールフィーダーの整備、搬送コンベヤーの整備、振動コンベヤーの整備、そして高圧点検業務、コンプレッサーのオーバーホール、ガス点検感知、ユニバーサルジョイント点検と、こういったものが見積りとして上がってきまして、現場の担当、係長の方で内容を精査して業務を発注するというものでございます。19年度稼働ということで目指している計画につきましては、その形でそろうということでございますれば、現時点では大幅な変更の工事はないというふうに思っておりますので、おおむね毎年3,000万程度かかるのかなということが率直でございます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 伊東業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
〇業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から堆肥化に関しての有料化の件ですけれども、現在堆肥については多くの方が1回目ということでもらいに来ています。そういうふうな条件から、当面は無料で、周知期間ということで、いい堆肥を知ってもらうということで、このままいきたいというふうに思っています。
あと、堆肥化の機械を大きくして生産量を上げるということなのですけれども、機械、一部だけ大きくはできないのです。全体として設備自体を大きくするのはちょっと不可能でございます。現在13年度については180トンでした。14年度については、持ち込み量が非常に多くなっています。そういう関係から、できるだけ効率を上げて単価を引き下げるように検討していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
〇議長(榎本和男君) 業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問にお答えさせていただきます。
焼却炉の解体計画でございますが、解体に当たりましては、国の方から環境調査の報告を求められてございます。今回のダイオキシン調査につきましては、この環境報告の一環として国の方に資料を提供するということでございます。この結果を国の方に提出をいたしまして、国の方から回答が来た段階でまた必要な調査をするという形になると思います。その辺については、まだはっきりしたものがございませんので、現段階ではダイオキシン調査を実施して報告をしたということでございます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 再々質問をお受けいたします。
加納議員。
〔10番 加納好子君登壇〕
〇10番(加納好子君) スプレー缶について要望いたします。スプレー缶は、搬出計画は月に1度、それをまとめてということでしたが、見た限りでは、かなりまとまってからでないと持っていかないようです。消防の検査も入っていないということなので、危険ということには変わりないと思いますので、搬出計画に沿って小刻みに搬出できるように要望いたします。
それから、焼却炉の解体ですが、国に提出する申請書にかかわる調査であったわけですが、今後、燃やせるごみの方の焼却炉の解体ということも迫ってくるでしょうし、この解体についてはかなりの注意を要するものだと思います。幾つかの事例もありますが、これに関しては新しい情報等を入れながら、大分前から、どういったものが最善の方法なのだろうかということをお考えに入れて、最小限に、解体をするということについても、これ有害なものが周りに影響を与えるかどうかということについては、さらなる不安等も考えられますので、慎重に準備をしていただきたいと思います。要望です。
以上です。
〇議長(榎本和男君) 以上で加納議員の質疑を打ち切ります。
ここで昼食休憩といたします。再開は1時といたします。
休憩 午後 零時01分
再開 午後 1時00分
〇議長(榎本和男君) 再開いたします。
角野議員、お願いいたします。
〔5番 角野由紀子君登壇〕
〇5番(角野由紀子君) 5番の角野です。何点か質問させていただきます。
17、18ページの塵芥処理費の11節需用費の不用額の内容、理由についてお伺いいたします。
あと、13節の委託料の不用額の内容、大まかにお願いいたします。
あと、20ページ、フロンガス処分業務の内容についてお伺いいたします。
同じく20ページ、堆肥製造業務の内容、成果についてお伺いいたします。
プラスチック容器選別業務については、前段者で了解いたしました。
剪定枝資源化設備借上の額についてお伺いいたします。増についてお伺いします。
投入クレーン及び灰出しクレーン整備工事の増については、前段者で了解いたしました。、
22ページ、破砕機用カッターバー及びハンマー交換工事、これが減になっておりますが、その理由、また努力された部分をお伺いいたします。
以上、よろしくお願いします。
〇議長(榎本和男君) 角野議員の質問に対する答弁を求めます。
伊東業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
〇業務課長補佐(伊東雅夫君) それでは、順次お答えしたいと思います。
需用費の不用額についてですけれども、主に消耗品が約665万円、燃料費が454万円となってございます。消耗品の中の主なものとしては、ごみ処理施設で使用しております活性炭等の薬品類の入札差金及び運転管理による使用量の減少によるものでございます。また、燃料費についても、重油の入札差金及び運転管理による使用量の減少による執行残でございます。
続きまして、委託料の不用額についてお答えします。委託料の不用額については、一般廃棄物最終処分、これが減少しております。そのほか資源回収の選別業務、あとプラスチックの容器選別業務についても減少しています。
続きまして、フロンガスの処分業務の内容についてでございますが、13年4月から、廃家電法の実施により廃家電4品目については受け入れが中止になりました。したがって、12年度までに収集した冷蔵庫等から回収したフロン約108.2キログラムを栗橋町にございます株式会社クリエイト社にフロンの処理を委託したものです。
続きまして、堆肥化業務の内容でございますが、これは設置型のごみ処理機から出る1次コンポストと豚ぷん堆肥を混合して、久喜宮代有機2号を製造する業務でございます。約12トン製造いたしました。
続きまして、剪定枝の資源化施設の借上でございますが、平成12年度、機器の整備に対して6年のリース契約をいたし、設備を設置したわけでございますが、リース料といたしまして月額、消費税込みで84万円でございます。したがいまして、年間1,008万円の借上料金となっております。
続きまして、破砕機、カッターバー及びハンマー交換工事の減の理由につきましては、平成12年度までに破砕機カッターバー及びハンマーの交換を年2回実施しておりましたが、先ほど言った平成13年4月からの廃家電のリサイクル法によりまして大幅に処理量が減ったことから、カッターバー及びハンマーの摩耗が減ったことにより年間1回の交換で済んだためでございます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
角野議員。
〔5番 角野由紀子君登壇〕
〇5番(角野由紀子君) 最初の塵芥処理費、需用費の燃料費についてですが、たしか予算のときにこの重油代を、その燃焼温度を高温に保つために助燃剤として高く見積もったというふうに伺ったのですが、このごみの成分、水分が、今のお答えで運転管理によってこのままだったというような形でお答えがあったのですが、ごみの中の水分量は、成果表で見るとそんなに変わっていないのですけれども、この高く見積もった理由というのをお伺いします。それで、来年度の予算ではまた元へ戻った額にするのかどうか、お伺いします。
あと、フロンガス処分業務ですが、今の答弁によりますと、13年度の分はないというふうに判断してよろしいのでしょうか。12年度に確かフロンガスの処分業務というのが予算化されてなく、決算にもなかったのですが、この13年度のは12年度分の108.2キログラムのみであって、13年度分は家電リサイクル法によって一つもなかったということを確認しておきます。
あと、堆肥製造業務の内容についてですが、予算でいきますと、6トンを完全堆肥を目指すということで、12トンできているということで、量が多くなるとその経費が高くなるのかどうか、お伺いいたします。
以上、よろしくお願いします。
〇議長(榎本和男君) 角野議員の再質問に対する答弁を求めます。
伊東業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
〇業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えします。
重油が水分が多いのに多く見積もった理由でございますが、水分は確かに変化はしておりません。したがいまして、水分は変わらないものですけれども、実際は余裕を持って高く見積もったわけでございます。
次に、フロンガスの処分でございますけれども、13年度はないのかというご質問でございますけれども、13年度4月から廃家電品は受け入れしておりませんので、13年度については処分はございません。
あと、堆肥の製造業務でございますが、確かに堆肥化処理施設から出る堆肥は6トンでございます。豚ぷんを堆肥6トンをまぜますと、でき上がった堆肥全体で12トンということでございます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で角野議員の質疑を打ち切ります。
次に、岡崎議員、お願いいたします。
〔13番 岡崎克巳君登壇〕
〇13番(岡崎克巳君) 13番、岡崎でございます。通告に従いまして、歳出についてお伺いいたします。
まず、10ページの廃棄物減量等推進員謝礼、これについて前段者の内容で了解をいたしました。
その下の需用費の予備費からの充当、これの理由についてお伺いいたします。
あと、委託料の方でも予備費から充当されておりますが、これについてもお伺いいたします。
続きまして、12ページなのですが、備品購入の中でパソコンソフトがありますが、この内容についてお願いいたします。
あと、16ページの賃金になるのですが、臨時職員の人数は、先ほどの質問で了解いたしましたが、不用額について、これは何人分なのか、お伺いしておきます。
あと、18ページになりますが、負担金補助及び交付金のところで不用額、これの内容についてお伺いいたします。
そして、最後に職員技術講習費、これが減になっておりますが、減になった理由をお伺いいたします。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 岡崎議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) それではお答え申し上げます。
まず、10ページの一般管理費、需用費の予備費からの充当理由でございますけれども、これにつきましては、衛生組合だよりの発行費用の不足分というものに充てたものでございます。組合だよりにつきましては、基本的には偶数月に発行しておりまして、平成13年度にはそのほかに生ごみ堆肥化推進委員会の中間報告、それからごみ処理基本計画の素案、こちらを臨時号として発行させていただいたところでございまして、かなりのページ数を割いたということもございまして、当初見込んでおりました予算額を超えたために予備費を充てさせていただいたところでございます。
続きまして、同じく一般管理費、委託料の予備費充当理由でございますけれども、これにつきましては、備考欄にございます会議録の調製費として充当したものでございまして、この会議につきましては、生ごみ堆肥化推進委員会でございますけれども、当初予算に計上していなかったということで予備費を充てさせていただきました。
続きまして、12ページの備品購入費、パソコンソフトの内容についてですが、これにつきましては全部で四つございます。一つが文書ファイリングシステムの目録管理ソフト、それからデータベースの管理ソフト、それからデータの読み込みソフト、それから最後がウイルスの対策ソフトの4点でございます。
次に、16ページの賃金の関係でございますけれども、不用額につきましては、当初予算で受付業務を含めまして14名を見込んでおったところでございますけれども、実質13名ということで、1名分が不用額となっております。
続きまして、18ページの負担金補助及び交付金の関係でございますけれども、まず不用額の内容についてでございますが、主なものといたしまして二つございます。一つは資源集団回収の報償金の関係でございますけれども、これは回収量が若干減少したということもございますけれども、当初の予算額計上が大きかったというものによります。この点につきましては、平成14年度から見直しをさせていただきましたので、ご理解をいただきたいと思います。それから、二つ目といたしまして、電気式の生ごみ処理機の補助金の関係でございますが、当初の予算では200台の補助ということで見込んでおったところでございますけれども、実際には予測を下回ったということで不用額が発生したものでございます。
最後になりますけれども、職員の技術講習費の減となった理由でございますけれども、平成13年度におきましては資格取得のための講習などがなかったということによるものでございまして、全国産業安全衛生大会への参加ということのみの支出となっているところでございます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
岡崎議員。
〔13番 岡崎克巳君登壇〕
〇13番(岡崎克巳君) 1点だけ確認させていただきたいのですが、最後の不用額のところで電気式生ごみ処理機が下回ったということなのですが、台数的にはこのまま維持しながらPRを強化していくのか、どういう方向なのか、ちょっと確認だけさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
〇議長(榎本和男君) 岡崎議員の再質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) 再質問にお答え申し上げます。
電気式の生ごみ処理機の補助金の件でございますけれども、当初200台といいますのは、この補助制度を採用いたしましてから、当初がかなり補助申請をいただいたということもございまして、まだ一番最新の補助ということで、長年の積み重ねというものがございませんで、一応13年度には200台程度の補助申請があるだろうということで見込んでおったわけですけれども、実際的には、こういう補助制度を設けますと、どうしても最初の年度というものにかなり申請をいただくということで、2年目以降はかなり減ってしまうという傾向がございます。これにつきましては、生ごみの堆肥化ということで、一応3本の柱ということで補助制度を考えておりますので、今後ともご利用いただくようにPR等をしてまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
〇議長(榎本和男君) 以上で岡崎議員の質疑を打ち切ります。
次に、角田議員、お願いいたします。
〔14番 角田礼子君登壇〕
〇14番(角田礼子君) 1点質問をいたします。
ページ、財産に関する調書の5ページになりますが、その物品のところです。パソコンがそこには物品の中に入っておりません。その入っていない理由をお聞かせください。12年度末で購入して、13台購入という説明が前回ありましたけれども、13年度末で何台になっているのか、お聞かせください。
〇議長(榎本和男君) 角田議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答えいたします。
まず、決算書の5ページ、物品があるわけでございますけれども、この中にパソコンというのが入っていないという理由でございます。この財産に関する調書に何を記載すべきかということにつきましては、地方自治法の施行規則に一応規定がございまして、それによりますと、重要な物品について必要に応じて記載するという、少しあいまいな表現となっております。この点につきましては、構成市町、久喜市、宮代町におきましても取り扱いが分かれているということでございますので、少し検討させていただきたいと、こんなふうに考えております。
それから、パソコンの台数でございますが、平成13年度末の時点で13台となっておりまして、それから今年度8台購入いたしました。現在の台数は21台となっております。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で角田議員の質疑を打ち切ります。
次に、木下議員、お願いいたします。
〔3番 木下 篤君登壇〕
〇3番(木下 篤君) 3番、木下です。
最初に、一般管理費、7ページ、8ページの職員手当の時間外勤務手当、この781万3,187円の業務内容と時間についてお伺いいたします。
同じく一般管理費ですが、10ページの一般職員の特殊勤務手当について、27万3,700円の内容についてお伺いいたします。
同じく、今度は清掃総務費、15、16ページですが、職員手当のうち特殊勤務手当684万6,710円の内容についてお伺いいたします。
17、18ページ、清掃総務費ですが、その中での負担金補助金のうち生ごみ処理容器等補助金でどのような活用がされているのか、調査をしているかどうか、お伺いいたします。
それとの関連で、この生ごみの処理のことで、今後生ごみの堆肥化が開始されるとなった場合に、補助金のことについてはどのように考えられているか、お伺いをいたします。
それから、17、18の塵芥処理費の委託料の中で、調書の18、19ですか、ごみ資源の搬入量、それの中の増減の特徴についてお伺いをいたします。
最後に、20ページのクレーン及び集じん灰の搬出業務の人数と業務内容についてお伺いをいたします。
〇議長(榎本和男君) 木下議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
まず、8ページの一般管理費、職員手当の中の時間外勤務手当の業務内容と時間についてでございます。時間につきましては、事務職員の合計で3,322時間でございまして、内訳で見ますと、平日が2,138時間、土、日、祝祭日につきましては1,184時間となっております。前年度と比較しますと1,381時間の増となっておりまして、主な理由といたしましては、一つには住民の方々にご参加をいただいております生ごみ堆肥化推進委員会の開催、これらが土曜、日曜、もしくは夜にならざるを得ないというようなことがございます。それから、平成13年度には、ごみ処理基本計画をまとめる作業を行っていたわけでございますけれども、こちらにつきましても、夜間とか土日の説明会があったというようなものが主な理由となっております。
次に、10ページの一般管理費の特殊勤務手当についてでございますけれども、この手当につきましては規則の改正がなされておりまして、平成13年度から現業業務に従事した職員に日額600円、それから年末年始の現業従事者が1万円、事務従事者が5,000円となっております。この特殊勤務手当が前年度と比較して大幅に減となった理由につきましては、先ほど申し上げました規則の改正がございまして、それまで庁舎内勤務の事務職員に支給をされておりました日額300円の手当が廃止されたという理由でございます。
続きまして、16ページの清掃総務費の現業職員の特殊勤務手当についてでございます。内容といたしましては、現業従事が日額600円、年末年始が日額1万円、年末年始以外の祝日が日額6,480円、それから自動車運転業務、これが月額6,000円となっております。それから、ショベルローダー等の特殊車両の運転が月額2,050円となっているところでございます。
私の方からは以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
〇総務課長補佐(石井信幸君) ちょっと確認なのですけれども、調書の18、19ページのところで、これは一番下の表のごみ資源の搬入量の関係でよろしいのでしょうか。それとも資源集団回収の……
〔「燃やせるごみ、燃やせないごみ……」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 休憩いたします。
休憩 午後 1時27分
再開 午後 1時28分
〇議長(榎本和男君) 再開いたします。
総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
〇総務課長補佐(石井信幸君) 調書18ページの資源集団回収それらの特徴についてでございますけれども、資源集団回収につきましては、子供数の減少とかいろいろな理由で、ちょっと前年よりも回収量が減少傾向にあります。その中で、資源集団回収のこの表の中で、前年、要するに平成12年度よりも13年度で増えているのは、新聞紙とアルミ缶、これが増えております。この考え方としましては、新聞、あまり逆有償にならなくて、ある程度の価格が安定しているということと、それからアルミ缶につきましては、今価格がかなり高いので、それらの関係で収集量が増えたのではないか、そういうふうに考えております。資源集団回収につきましても、排出抑制、これは重要な施策の一つですので、今後も啓発PR、それらに努めたいと考えております。
それから、先ほどの19ページの質問の中で、生ごみの処理容器、これらについてでございますけれども、今後生ごみ処理施設ですか、それが稼働開始されますと、家庭用生ごみ処理機、この補助はどうなるかということなのですけれども、家庭用の生ごみ処理機につきましては、自分のところで発生した生ごみを自分のところで処理して、また自分のところでそれを家庭菜園とか花壇、そういうものに利用するということで、完全な循環型の資源のサイクルとなっておりますので、これは生ごみ処理施設が運転開始されても、家庭用の生ごみ処理機については今後もずっと補助を続けていく、そういう考えでおりますので、ご了解をお願いします。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それではお答え申し上げます。
決算書20ページのクレーン及び集じん灰搬出設備運転業務につきましては、人数は4名でございます。内訳につきましては、クレーンの運転業務が3名、集じん灰搬出設備の運転業務が1名となってございます。
次に、業務の内容でございますが、クレーンの運転業務につきましては、ごみ処理施設への適正なごみ投入業務、ごみ投入クレーンの点検集計に関する業務、クレーン操作室、ごみ投入ホッパー周辺及び階段の清掃業務でございます。また、集じん灰搬出設備につきましては、集じん灰の適正な搬出業務、集じん灰搬出設備の保守点検に関する業務、集じん灰搬出設備内の清掃業務となってございます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
木下議員。
〔3番 木下 篤君登壇〕
〇3番(木下 篤君) 一般管理費の中の業務内容及び時間についてはわかりました。
その次のところで、具体的に特殊勤務手当についても、両方、どういうものであるかということについては了解いたしますが、もう一つ、ちょっとここの清掃総務費の中で、先ほどリターナブルビン、これはマイナスですよね、比較増減は。そこのところがどうか、一つはお伺いいたします。
それから、もう一つは、搬入の増減のクレーン及び集じん灰の業務のことでお伺いいたしますが、説明によりますとクレーンが3名、集じん灰の搬出業務が1名、合計が4名ということになっております。4名で、20ページのクレーン及び集じん灰ですが、この業務に対する金額が3,263万4,000円でございます。そうしますと、これ単純に割れば、4名ですから1人800万ですか、という金額になると思います。私、これは以前にも質問をしたことがあるのですけれども、このクレーン及び集じん灰の問題については、これによって何でこれが民活、いわゆる民営の活用でプラスになるのかという点については、今回の数字でもちょっと、なぜそういうのがプラスなのか、やらなければいけなかったのか。それで、その今度によって具体的にどんな成果が上がったのかという点がよくわからないのです。ですから、その点をもう一度改めてお伺いいたします。
〇議長(榎本和男君) 木下議員の再質問に対する答弁を求めます。
総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
〇総務課長補佐(石井信幸君) 失礼いたしました。調書18、19ページの中で、ちょうど真ん中の表ですけれども、リターナブルビン、これの比較増減が、要するに三角1,443キロだったのですけれども、ちょっと三角抜けていましたので、失礼いたしました。ですから、資源集団回収につきましては、前年より、平成12年度よりも増加した品物の種類といたしましては、新聞とアルミ缶だけでございます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) お答えいたします。
クレーン業務の運転の関係でございますが、クレーン運転開始年度といたしましては、平成11年度の4月から行いました。集じん灰の方につきましては平成12年の8月ということで仕事を進めているわけでございますが、この運転管理に当たりましては、基本的には全体の職員の都合の中で配置をしているということでございます。ただ、平成13年度の委託をするに当たりまして、民間にした場合、あるいは直営にした場合の比較をしてみました。そこで、直営につきましては、ご質問者がおっしゃいますとおり、3,200万ということで、約800万円程度の人件費というふうになってございます。一方、直営の人件費ということで試算をいたしますと、約3,900万円ほどかかるというふうに13年度の試算では出ております。1人当たり980万程度というふうに考えております。このような形で委託が実施されているということでご理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
〇議長(榎本和男君) 再々質問をお受けいたします。
木下議員。
〔3番 木下 篤君登壇〕
〇3番(木下 篤君) 再々質問いたします。
最後の件なのですが、今話がございましたクレーン及び集じん灰の搬出運転業務の中で、実際にその仕事を委託しているわけなのですが、そこでやっているのは、やっぱりクレーン業務だけである。そのほかのことについては、実際にはやられていないというのが今の現状ではないかと思います。ですから、そのために1週間に1度のこの業務後の清掃、そして新しくまたやるときの仕事、これについては、逆にこれは現業の職員の人たちが、あるいはさっきも話が出ましたように、こちらの方の一般職員の方たちがやっぱり手伝ってやっているというような状況があるというふうに思います。ですから、そういう意味においては、もっと現業の職員の人たちを大いに生かす方法を考える必要があるのではないかというふうに思います。私、この問題については、それだけではなくて、これまでの実際にこの久喜宮代衛生組合が日本一のごみ行政を目指すということで取り組んできたわけなのですが、その日本一のごみ行政ということを進めてきたのは、これは民営になったそういうところに働いている人ではなくて、むしろこの現業の人たち、あるいはここの一般職員の人たちも含めて、どうやったらこれが日本一のごみ行政にすることができるかということを研究し、そしてみんなで創意工夫して進めてきた、その結果がこれだけのものを進めてきたということになっていると思います。それがもしこのまま進んでいくならば、実際に日本一のごみ行政どころか、一般のところとほとんど変わらないごみ行政になっていくのではないかと思います。以上の点の中で、私はぜひこの点は、先ほどの加藤議員の方からも指摘しましたように、もっともっと積極的にごみ行政についてやるならば、一般職員を本当に補充し、また実際にその人たちを活用するようにやるべきではないかと思います。その点についてお答えください。
〇議長(榎本和男君) 木下議員の再々質問に対する答弁を求めます。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) お答えいたします。
現業の職員を活用すべきではないかというご提案がございました。現実的には13年度については三機化工株式会社というところへ3,200万ということで委託をしておりまして、運転については順調に進んでいるというふうに思われます。
そして、14年度ということになりますが、13年度は引き続き現状のままでぜひともご理解いただきたいというふうに思いますが、14年度につきましては、やはり全体の職員の配置、あるいは現業職員の業務の内容等、また改めて協議をする必要があると思っています。そうした中でどのような方法がよいのか、また検討していきたいというふうに思いますので、ぜひご理解いただきたいというふうに思います。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で木下議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして、議案第14号の歳出に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第15号 平成14年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)につきまして、通告順に従い順次質疑をお受けいたします。
最初に、加藤議員、お願いいたします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) この補正予算書の3ページ、それと10ページについてですけれども、この地方債の減額補正なのですけれども、説明のときに、地方債充当率90%から75%に、査定を受けて変更になったようなのですけれども、その理由を少し詳しくご説明いただきたいこと。
それと、11ページ、12ページにつきまして、健康調査の血液ダイオキシン濃度測定分析、これをやっていただくわけですけれども、人数が50人ということのご説明ありましたけれども、その内訳、周辺地域、どの地域が何名とか、それから職員はどうするのとか、そういった内訳をちょっとご説明いただきたいということ。
それから、二つ目は、私はもっとたくさん、周辺の住民の方々の不安にこたえるためにも、もっと多くやっていただきたいと思っているのですけれども、その上積みについてはどのように考えられるのか、お願いをしたいと思います。
以上です。
〇議長(榎本和男君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
私の方からは、地方債の減額補正についてお答え申し上げます。今回の堆肥化処理施設建設事業の起債につきましては、平成13年度の日本新生緊急基盤整備事業債、こちらが廃止をされたために、それにかわるものといたしまして、平成14年度から新設されました地域活性化事業債、これを充てるということを考えたところでございます。この地域活性化事業債の内容といたしましては、循環型社会形成事業とか、少子高齢化対策事業などにつきまして、基本の充当率を75%とするものでございまして、そのうち特に推進する事業につきましては、財源対策債としての15%を加算するというような内容のものでございます。ただし、これは予算編成時点の情報でございまして、まだ対象となる事業につきましては当時確定しておりませんでした。このようなことでございますので、予算編成の段階で県それから構成市町の財政課とも相談をいたしまして、今回の事業については充当率90%に該当するであろうというふうに当時判断して予算を組んだところでございます。しかしながら、14年度に国の方針が出ましたところ、今回の事業につきましては国庫補助事業のみが対象ということで、充当率90%に該当しないということになりましたものですから、今回充当率75%としての補正をお願いしているところでございます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それではお答え申し上げます。
血液中ダイオキシンの測定につきましてお答えいたします。この業務は、当初予算では25人分の予算を計上させていただきまして、今回の一般会計補正予算におきまして、25人分の補正をさせていただき、合わせて50人となるものでございます。この内訳、地域、職員等でございますが、衛生組合に隣接いたします久喜市下早見地区54区、太田袋地区58区、宮代町宮代台地区、沖の山地区、沖の山新田地区、ディアコート地区の地域とさせていただき、地域で45名、職員5名の50人分でございます。なお、実施地区につきましては、健康調査専門委員会から、当組合の周辺の地形においては大きな山、川等がなく平たん地という状況から、先ほどの地区を一つの地区として調査を実施することが適当であるとの提言を踏まえまして実施するものでございます。
次に、50人以上の上積みは考えるのかというご質問でございますが、今回の調査は住民の健康不安の払拭を図ることが主な目的でありますことから、今回の予算の範囲内で上積みを考えてございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
加藤議員。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) 地方債についてはわかりました。ありがとうございました。
ダイオキシン調査ですけれども、まずこちらの職員の方が5人ということなのですけれども、これは炉の運転、あるいは炉内に入って作業する、そういう方でしょうか。それとも、ここの職員全体から5人ということでしょうか。その点。
それと、これまで私どもは、この炉の運転に携わって炉内に入って仕事する方々、やっぱり健康に不安があるので、ダイオキシンの調査をぜひやってほしいということで来ましたけれども、当局のご説明によりますと、ダイオキシンというのは食物から入るのが大部分で、呼吸から入ることはあまりないので、心配ないと言われていたのですけれども、その考えが変わったのかどうか、お願いしたいと思います。やることはいいのです。やっていただくことはいいのですけれども、その点。
それから、この予算内での上積みは考えるとおっしゃいましたけれども、分析業務を委託の契約のときに、競争ですとか、安くしてもらうとか、そういうことで、幾らか、何人かは増やせるとは思いますけれども、やっぱりそれでは限界があると思うのです。ですから、根本的にもう少し増やすことは考えられないのか。その点。
それから、この測定で検査の結果で、もしも異常値が出たという場合に、これの測定をさらに100人とか200人とか広げて調査をする、そうした考えについてはどうなのでしょうか。その点、お願いしたいと思います。
〇議長(榎本和男君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問の方にお答えいたします。
まず、職員5人の内訳はということでございますが、現在のところでは炉の運転にかかわる職員ということで考えてございます。
次に、組合当局の方からダイオキシンについては食物が原因ではないかという見解が示されているということでございますが、この件につきましては、埼玉県の報告におきましても、大体90%が食物というふうに言われているわけでございます。そうした方向はほとんど変わらないということでございますので、基本的に前の考えを翻したということではございません。食物はやはり90%程度あるというふうに、現時点でも了解しております。
3番目に、さらに増やすことは考えられないのかということでございますが、この件を慎重に検討するために、専門家を入れましてダイオキシン対策専門委員会というような形のものをつくっております。その中で、当組合において適正な人員ということについていろいろご審議をいただきました。その結果、この組合におきましては、25人から50人が適正な数字ということで答申をいただいております。50人を実施すれば、おおむね95%程度の過去のものがクリアできるというような報告も受けておりますので、現時点では予算は50人ということで考えております。しかしながら、先ほど言いましたように、これは入札で実施したいというふうに考えておりまして、この中で、いわゆる通常入札差金というものが出た場合につきましては、この範囲内でさらに健康不安の払拭を解消してまいりたいというふうに考えております。
最後に、異常値が出た場合はどうするのかということでございますが、専門委員会の中では、異常値が出た場合には、これを深く追及して原因を究明する必要があるというふうに言われております。もし今回調査の中でこういった事態が発生した場合には、専門委員会の中で指導を仰ぎまして、必要な対策を講じるということでございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 再々質問をお受けいたします。
加藤議員。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) 炉の運転にかかわる職員5名ということなのですけれども、以前からの考え方が変わっているわけではないとおっしゃいますけれども、やはり私は13年度の当初予算のときにも提案をいたしましたけれども、炉内で防じんマスクをしながら作業をするわけなのですけれども、厚生労働省の指針といいますか、安全の基準といいますか、そういったものでは炉内作業では、防じんマスクではなくて、外から空気を送る、そういうマスクを着用させろというふうになっております。今回こういうダイオキシン調査もやるわけですから、そうした呼吸からの対策もぜひ十分に行っていただきたいと、これはお願いをしておきます。
それから、異常値が出た場合には、委員会の指導で対策をとっていきたいということですから、ぜひ万全の対策をお願いしたい、このようにお願いをしておきます。
以上です。
〇議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
次に、角田議員、お願いいたします。
〔14番 角田礼子君登壇〕
〇14番(角田礼子君) 前者と質問が全部ダブりました。1点だけ質問いたします。
12ページのダイオキシンの健康調査なのですけれども、先ほどのご答弁で、入札差金が出た場合、その分だけ調査する人を補充するというご答弁がありました。その場合ですと、希望者を募るというやり方なのでしょうか。その辺のご説明をお願いいたします。
〇議長(榎本和男君) 角田議員の質問に対する答弁を求めます。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、ダイオキシンについてのご質問にお答えいたします。
まず、この事業の実施につきましては、補正予算が成立次第、単価契約で入札を行います。そうしますと、今の予算でどのぐらいの人数ができるということが確定いたしますので、それに基づいて次に募集をかけるというふうになります。その段階で入札差金が出た場合には、予算の範囲内で50名を上回る募集ができるというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
角田議員。
〔14番 角田礼子君登壇〕
〇14番(角田礼子君) そうしますと、入札をかけて大体どのぐらいの人数が調査の対象になるという人数がわかった時点で、先ほどご説明があった人数割にプラス、それぞれの地域にプラスさせて希望者を募るというやり方なのでしょうか。お願いいたします。
〇議長(榎本和男君) 角田議員の再質問に対する答弁を求めます。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) お答えいたします。
業務の実施につきましては、先ほどのような実施方法で実施をしたいというふうに考えております。
もう一点、懸念されますのは、人数が仮に50人ということでございますが、そこまで人数が至らないというような状況も一つは考えられます。そういった意味でも、やはり最大的なものを人数でお示しして、募集をして、住民不安の解消を図るというふうに対応したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(榎本和男君) 以上で角田議員の質疑を打ち切ります。
次に、木下議員、お願いいたします。
〔3番 木下 篤君登壇〕
〇3番(木下 篤君) 1点だけお伺いいたします。
3ページの地方債の補正ですが、その利率5%以内となっておりますが、今回の場合にそれが何%なのか、お伺いいたします。
また、償還の方法について、ここには政府資金についてはその融資条件により、銀行その他の場合にはその債権者と協定するところによると。ただし、衛生組合財政の都合により、据置期間及び償還期限を短縮し、もしくは繰上償還または低利に借りかえることができる、このように方法として出されておりますが、政府資金の場合においても、こういう条件があった場合にそういうふうに進めるかどうか、その点についてお伺いいたします。
〇議長(榎本和男君) 木下議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
今回の補正につきましては、前段者のご質問にご答弁申し上げましたように、充当率75%とさせていただくものでございます。この借り入れに対しましては、当初充当率を90%の場合、縁故資金を予定していたところでございますけれども、今回の補正に伴いまして充当率が同じでございます財政融資資金、いわゆる政府からの借り入れということを考えているところでございまして、利率につきましては今後借り入れを行う段階でということになろうと思います。
それから、繰上償還の関係でございますけれども、縁故資金、財政融資資金、いずれも財政的に余裕があれば繰り上げの償還は可能となっております。しかしながら、借りかえにつきましては、銀行等からの、いわゆる縁故資金については借りかえするということはできますけれども、国からの財政融資資金につきましてはできないということになっております。したがいまして、今回補正をお願いしております地方債につきましては、国からの財政融資資金ということを考えておりますので、繰上償還については可能でございますけれども、借りかえはできないということでご理解をいただければと思います。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
木下議員。
〔3番 木下 篤君登壇〕
〇3番(木下 篤君) 再質問いたします。
今の答弁で、政府資金については、これは借りかえということはできないという答弁でございました。しかし、実際にこれまで長い間の政府資金を借りていて、高い利率のものというのが非常に多いわけです。その場合に、これをもっともっと現在の実情に合わせたものにやるような、そういう取り組みということを、一般的にできないからではなくて、そういう努力をすべきではないかというふうに考えるのです。というのは、ほかのところでもいろいろと考えているところであって、縁故債だけについてはやるけれどもということは非常におかしいのではないかと思いますが、お伺いします。
〇議長(榎本和男君) 木下議員の再質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
国からの資金についても借りかえ等について何らか考えるべきではないかというご質問かと思いますけれども、ただいま申し上げましたように、一つの制度としてなっておるということでございまして、県の方にも確認しております。国からの資金についてはそういう選択をしたということで、これについては借りかえはできないのだという回答をいただいておりますので、ご理解いただきたいと思います。
〇議長(榎本和男君) 以上で木下議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして、議案第15号に対する質疑を打ち切ります。
ここで暫時休憩といたします。再開は2時10分とします。
休憩 午後 2時03分
再開 午後 2時10分
〇議長(榎本和男君) 再開いたします。
次に、議案第16号 久喜宮代衛生組合条例の左横書き等の整備に伴う特別措置に関する条例につきまして、通告に従い質疑をお受けいたします。
猪股議員、お願いいたします。
〔19番 猪股和雄君登壇〕
〇19番(猪股和雄君) 議案第16号、条例の左横書きの条例であります。
ほとんど確認ということになるのですが、例規集のデジタル化と当然絡んでの措置になるはずですが、それはもうでき上がっているということで、よろしいかどうか。
それから、現在のところ、住民が衛生組合の条例例規を知る手段というのが事実上ないわけです。例えば廃棄物の処理及び再利用に関する条例、最も基本的な条例にしても、手に入れる、あるいはどこかで読む、そういう手段を住民は持っていません。そういう状態のもとでこれを守りましょう、推進しましょうといっても、住民の立場からとってみれば空疎な言葉という感がいたします。住民が条例を知るための手段はどう考えていらっしゃるか。この左横書きにしてデジタル化を進めれば、当然ホームページ上に掲載ができると思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。
〇議長(榎本和男君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
まず、例規集のデジタル化についてのご質問でございますけれども、今回の左横書き化に伴いまして、例規集のデジタル化を行う予定で考えております。具体的には、事務所内におきましては庁内LANを使いまして、また外部に対しましてはインターネット、それからCD−ROMでの対応を考えております。それから、パソコンをお持ちでない方等への対応として、製本したものを一定数用意していきたいと考えております。
続きまして、現在住民が条例を知るための手段について、それからホームページからの検索についてのご質問でございます。まず、住民の方が条例を見たいというような場合には、現時点では衛生組合までお越しをいただきまして例規集をごらんいただくという方法になります。先ほど申し上げましたように、今回の左横書き化に伴いまして例規集のデジタル化を考えております。
それから、現在ホームページのリニューアル作業というものを行っておりますので、その中で例規集をホームページに掲載するという考えで現在進めておりますので、今年度中にはインターネットによる検索ができるようにしたいと、このように考えております。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして、議案第16号に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第17号 久喜宮代衛生組合情報公開条例につきまして、通告順に従い順次質疑をお受けいたします。
最初に、猪股議員、お願いいたします。
〔19番 猪股和雄君登壇〕
〇19番(猪股和雄君) 情報公開条例につきまして質問いたします。
ようやくといいましょうか、今この時期にこの情報公開条例が提案をされ、恐らく成立されるであろうということ、いろんな思いがあるのですけれども、この情報公開条例を実施するに当たって条件整備が当然必要になってまいります。まず、21条におきまして、公文書の検索に必要な目録を作成し閲覧に供するものとするということで書いてあります。当然ファイリングシステム整備、これまでやってきましたが、その検索目録、デジタルのものがなくてはなりませんけれども、まず目録の整備状況がどうなっているか。完全にできたということで、これは確認です。
それから、住民が公開申請をするためには情報の検索ができなければなりません。先ほどどなたかの質問で、ファイリングの管理ソフト、データベースソフト、読み込みソフトが整備されているということで言われましたので、そのことでも済むのだろうと思うのですが、衛生組合事務局職員のデジタル検索システムによって目録検索を行って文書を指定して、公開申請するということでよろしいかどうか。
それから、もう一つは、久喜市の場合にはホームページ上からも文書検索ができるようになっていますけれども、それについてはできるかどうか。先ほどの答弁で、ホームページのリニューアル作業を行っているということを言われましたが、そのリニューアルの中に入ってくるのかなと期待しますけれども、いかがでしょうか。
それから、もう一つは、情報公開条例にあわせて、これは実は久喜の市議会で審議会等の会議公開の条例を可決したわけですけれども、審議会と附属機関の会議公開条例、これについても同時に成立させられればよかったな、提案してもらえばよかったなというふうに今思っているところです。同時にはもう無理ですけれども、これからでもやっていく考えがあるかどうか。衛生組合では、事実上これまですべての会議を公開にしてやってきています。そうでなければ、これまで業務が進んでこなかったはずですが、それらを条例という裏づけをきちっと持たせていくということが必要だと思いますが、お考えをお聞きいたします。
以上です。
〇議長(榎本和男君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
まず、1点目の検索目録の整備状況についてでございますけれども、現在衛生組合で保有している文書につきましては、これまで取り組んでまいりましたファイリングシステムの中にデータとして保存されております。そこから体系別、年度別、係別といった目録を作成することができますので、これを活用して検索目録を整備していきたいと考えております。
次に、公開申請のための情報検索の方法についてでございますけれども、これにつきましては、衛生組合の窓口にお越しをいただきまして、先ほど申し上げました検索目録を参考にしながら文書の特定ということをしていただくことになります。
それから、事務職員のパソコンにはファイリング文書の用語検索機能がございますので、そこから文書のファイルを一覧掲示することができます。それらを活用していただいて、必要な文書を検索するということも可能でございます。
それから、ホームページからの検索ということでございますけれども、現在の衛生組合の検索システム、先ほど申し上げました検索システムというものは、ファイリングシステムの中の文書の登録、それから削除などといったファイリングシステムの中の一つの機能としてありますことから、現在ホームページでの使用ということはできないということでご理解いただきたいと思います。
続きまして、3点目の審議会等の附属機関の会議公開条例をあわせて制定すべきではないかというご質問でございます。ご指摘の条例につきましては、最近久喜市におきまして制定されたと伺っております。その内容というものを当組合に当てはめてみますと、今回ご提案申し上げております条例の中の情報公開と個人情報関係の審査会、運営審議会、それから要綱等に基づいて設置されております生ごみ堆肥化推進委員会などの住民参加の委員会が対象になるものと考えられます。これらの中で、情報公開・個人情報保護審査会の会議が非公開と規定されているところでございますけれども、これにつきましては、審査会の職務というものが基本的に非公開情報、それから個人情報に関する不服申し立てという極めてデリケートな案件を取り扱うということでございますから、非公開とさせていただいたところでございます。
また、もう一つの運営審議会につきましては、両制度の適正な運営、それから推進向上ということでご審議をいただくということでございますから、これまでどおり原則公開で行ってまいりたいと考えております。具体的には来年の4月からスタートとなるわけでございますので、最初の顔合わせのときに会議については公開という件について組合の考え方を説明してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、組合ではこれまでにも各種委員会等の会議については、原則公開の方針をとってまいりました。今後もこの方針で進めてまいりたいと考えておりますので、ご指摘の条例につきましては、今後の研究課題ということでご理解をいただければと考えております。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
猪股議員。
〔19番 猪股和雄君登壇〕
〇19番(猪股和雄君) 再質問といいますか、まず目録のホームページ上からの検索ということは当面はできないということですけれども、これはできるようにしていく考えがあるのかどうかです。住民にとっては、ここに来て、もちろん職員のアドバイスを受けながら探した方がわかりやすい場合もあることは十分承知していますけれども、自分でホームページから探せるということが一番やりやすい、親しみの持てる方法だと思いますので、そういう方法をこれから考えていくかどうかが一つ。
それから、もう一つは、会議公開条例なのですけれども、実は私がここで情報公開条例に合わせてこの質問の中で取り上げたのは、実は川崎市など視察に行って勉強してきまして、本来そういうものは当然情報公開条例と一緒にやるべきものであったろうというふうに、向こうの担当者らが言っておられました。情報の公開、文書の公開、それから会議の公開、これは一体のものとして考えた方がいいのではないかということです。ですから、ここで取り上げたわけですけれども、今後の研究課題ということになりますと、また何年かたって、さあ、それまで衛生組合がどうなっているのだろうかというのがあります。いいことであれば、すぐに、今度次回の定例会に出してもいいわけですし、ぜひこれは要望しておきます。研究課題にする必要もないことだと思いますので、ぜひ要望します。
それで、ちょっと今のお話で、一つだけ反論しておきますと、運営審議会原則公開だから、最初の会議で公開だという考え方を説明していくということですが、そういう会議公開の条例をつくっていけば、当然これは公開なのです。委員さんの了解をとって公開ではないのです。そこのところも違いが大きくあると思いますので、ぜひ具体的に検討してください。お願いします。
以上です。
〇議長(榎本和男君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) 再質問にお答え申し上げます。
ホームページからの検索、これについて考えはあるのかというご質問かと思いますけれども、ホームページから検索できるようにするためには、課題として現在二つございます。一つが、ホームページの容量の問題がございまして、現在当組合のホームページのサーバーというものが業者からのレンタルサーバーとなっておりまして、現在契約量が50メガバイトということで、契約変更いたしましても100メガバイトまでの契約しかできないという限界がございます。それから、先ほど申し上げましたように、現在の検索システムというものがファイリングシステムの中の一つの機能ということでできないと。それは、ホームページに掲載するためには新たなシステムを作成していくということが課題として挙げられます。新たなサーバー、それから新たなシステムを構築してホームページに掲載することは可能でございますけれども、さらには独自のサーバーについてのメンテナンス費用だとかセキュリティー考えますと、現在衛生組合ではホームページからの検索については今のところは考えていないということでご理解いただければと思います。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
次に、加藤議員、お願いいたします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) 議案書の5ページですけれども、第6条の3、前2号に掲げるもののほか実施機関が定める事項を書かなければいけないということなのですけれども、この実施機関が定める事項というのはどのようなことがあるのか、ちょっと例でお示し願いたいと思います。その6条の2で、実施機関は公開請求者に対して補正の参考となる情報を提供するよう努めなければならないとありますので、まさかこの情報公開を求める人に対して、なるべくそれを規制するということはないとは思うのですけれども、場合によっては実施機関が定める事項がブレーキになるというか、規制につながるような心配もあります。そういうことはないとは思うのですけれども、どういうことを考えていらっしゃるのか、例示をお願いしたいと思うのです。
それから、同じページで、3条、それから4条、この実施機関の責務、それから適正使用というところで、3条では個人に関する情報がみだりに公にされることのないよう最大限の配慮をしなければならない。4条は情報公開を受けた人は適正に使用しなければならないということで規定されているわけなのですけれども、この違反した場合どうするのか。この点について、処分あるいは処罰、この条例にはそこまで書いていないのですけれども、その点、どのようにお考えになるのか、お願いしたいと思います。
それから、9ページの16条、費用負担であります。当該写しの交付に要する費用を負担しなければならないとありますが、この当該写しの交付に要する費用とは、実費なのか、それともそれ以外に手数料も含むのか、その点についてお示しをいただきたいと思います。
それから、その隣の17条の不服申し立てについて、その不服申し立てが正当であるのか、だめなのかということで、速やかに決定するとありますけれども、この速やかにという意味ですけれども、なるべく早くということなのですが、どれぐらいの期間を考えていらっしゃるのか、そこをお願いしたいと思います。
以上です。
〇議長(榎本和男君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
まず、条例第6条1項3号の実施機関が定める事項ということでございますけれども、三つ考えております。一つが公開の方法、これについては閲覧なのか、視聴なのか、写しの交付なのかという選択をしていただくということでございます。2点目としまして、公開請求者の郵便番号。3点目といたしまして、同じく電話番号。この3点をその他の実施機関が定める事項ということで考えております。
続きまして、第3条、第4条に違反した場合どうするのかというご質問でございますけれども、まず第3条につきましては、実施機関としての責務といたしまして、この条例の解釈と運用上の考え方、それから個人情報に対する取り扱いを明記したものとなっております。つまり実務に携わる職員に対しましての訓示規定とも言えると考えております。したがいまして、万が一職員がこれらに違反したという場合には、地方公務員法による処分ということが考えられると思います。
それから、第4条でございますけれども、こちらにつきましては、公文書の公開を受けたものの適正使用についてでございますが、ここで言う適正に使用すべき公文書とは、通常は非公開情報以外の、いわゆる行政情報を指すものと考えられます。したがいまして、この第4条違反として考えられますのは、その行政情報を取得した者が改ざんしたり、悪用したりとか、そういうふうな場合が考えられますけれども、その場合には個々のケースに即して対応していかなければならないと考えております。
次に、第16条の写しの費用のお尋ねでございますけれども、行政情報というものにつきましては住民にとっての共有財産というふうに考えておりますので、受益者負担としての手数料は徴収しないということで、実費のみとさせていただきたいと考えております。
続きまして、17条の不服申し立ての関係で、速やかにとはどれくらいの期間を考えているのかというお尋ねでございますけれども、審査会招集のための準備とか調整等もございますので、おおむね10日程度は必要になろうかと、このように考えております。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして、議案第17号に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第18号 久喜宮代衛生組合個人情報保護条例につきまして、通告順に従い順次質疑をお受けいたします。
最初に、猪股議員、お願いいたします。
〔19番 猪股和雄君登壇〕
〇19番(猪股和雄君) 個人情報保護条例についてです。
まず、第8条ですけれども、ここで定める個人情報取扱事務登録簿、これの整備状況について明らかにしてください。
それから、13ページの方です。第4項の個人情報取扱事務登録簿を一般の閲覧に供さなければならないとなっておりますが、この一般への閲覧の方法について明らかにしてください。
第9条第2項、これがちょっと問題だと思うのですが、目的外利用をしたときには速やかにその事実を本人に通知しなければならないということがありまして、ただし審議会の意見を聞いて特に必要がないと認めたときはこの限りでないとなっています。この後段、審議会の意見を聞いて特にその必要がないということを定めるその理由、具体的な事例として考えられるものがあれば示してください。
それで、私はこの後段の例外規定は必要ないと思います。実際に一般の行政、久喜市ですとかであれば、大変多くの広い範囲にわたりますけれども、衛生組合の場合にこれらに該当する、そしてそのために事務が煩雑になって回らなくなるとか、そういうことは考えられないというふうに思いますので、基本的に目的外利用等、目的外利用や外部提供したときには本人に通知をするということでいいのではないかと思いますけれども、ご見解をお伺いいたします。
〇議長(榎本和男君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答えいたします。
まず、第8条の個人情報取扱事務登録簿の整備状況でございますけれども、この条例に基づきまして、個人情報の開示、それから訂正等の請求を行うためには、実施機関が個人情報をどのような目的で収集して、管理、利用しているかということを知る必要がございます。このようなことから、第8条では、実施機関に個人情報取扱事務登録簿の作成とその閲覧というものを義務づけたものでございます。ご質問の登録簿の整備状況でございますけれども、ただいま登録簿の記入要領といいますか、マニュアルを作成中でございますので、でき上がり次第職員に周知をしてまいりまして、共通認識のもとで登録簿を速やかに整備していきたいと考えております。
次に、2点目の第8条4項にございます登録簿の閲覧方法でございますけれども、これにつきましては、総務課において個人情報取扱事務の文書目録を閲覧していただくということを考えております。
それから、第9条2項のただし書きについてのご質問でございます。これは、個人情報を目的外利用した場合に審議会が特に必要と認めた場合は本人への通知は省略できるという例外規定となっておりますけれども、事例といたしましては、本人の所在が不明であるとか、既に死亡しているような場合などが想定されるところでございますけれども、そのほかにも該当するケースというものが今後あるのではないかということで、可能性としてこのただし書きを入れさせていただいたということでご理解をいただければと考えております。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
次に、加藤議員、お願いいたします。
〔「私は前のところで、違反した場合どうす
るかということをお聞きしまして、了解
しましたので、取り下げます」と言う人
あり〕
〇議長(榎本和男君) 次に、角田議員、お願いいたします。
〔14番 角田礼子君登壇〕
〇14番(角田礼子君) 14ページの第13条の3項をお伺いいたします。この3項を入れた理由についてご説明をお願いをいたします。
〇議長(榎本和男君) 角田議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答えいたします。
条例の13条3項を入れた理由についてのお尋ねでございます。この13条は、開示請求ができる方ということを定めたものでございまして、第1項は本人自身を規定したものでございます。それから、第2項は、未成年者等に対する法定代理人等にも請求を認めるという規定でございます。ご質問の第3項でございますけれども、これにつきましては、本人、法定代理人以外にも、本人が死亡したことによって利害関係を有することになった者についても、審議会の意見を聞いて、必要があるというふうに認めたときは開示請求ができる旨の規定となっております。例えば、衛生組合ではあまりないかもしれませんけれども、相続問題とかに関連をいたしました情報とか考えられるとは思いますけれども、今後条例を運営していく上では該当する事案が出てくるのではないかと予想されるところでございます。いずれにいたしましても、個人情報の取り扱いについては特に慎重に行ってまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解をいただければと思います。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で角田議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして、議案第18号に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第19号 久喜宮代衛生組合情報公開・個人情報保護審査会条例につきまして、通告に従い質疑をお受けいたします。
加藤議員、お願いいたします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) 議案書19ページです。第2条の学識経験者ということですけれども、具体的にどういう方を選ぼうとしているのか、お示しを願いたいと思います。そして、委員3人ということですけれども、割り振りをどのようにされるのか、お願いしたいと思います。それだけです。
〇議長(榎本和男君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
第2条の学識経験者とはどういう方かということでございますけれども、この審査会の目的というものは、情報公開条例並びに個人情報保護条例を実施していく際の不服申し立てを審査していただく役割を担っていただくということでございます。したがいまして、その委員さんには、両制度についてご理解があって、なおかつ公正、公平な判断をしていただける方をお願いしてまいりたいと考えております。
また、割り振りということでございますけれども、今回の当組合の二つの条例をつくる際には、構成市町の条例を参考とさせていただいたということもございますので、委員の選任につきましては構成市町の中の委員さんの中からできればというふうに、現在のところ考えているところでございます。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
加藤議員。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) この二つの制度に詳しい方から選びたいということなのですけれども、具体的には、例えば弁護士さんですとか、そういう方が考えられると思うのですけれども、そういう資格といいますか、そういうことにはこだわらないわけですか。その点、お願いします。
〇議長(榎本和男君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) 再質問にお答え申し上げます。
選ぶ際に弁護士さんとかということで選ばないのかというご質問かと思いますけれども、今のところ、具体的に弁護士さんからとか、そういうふうなものは今のところ考えてございません。市町の中の委員さんの中には弁護士さんとか入っているかもしれませんけれども、一応市、町の方と協議、相談をさせていただきながら、ふさわしい方を選ばせていただければと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
〇議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして、議案第19号に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第20号 久喜宮代衛生組合情報公開・個人情報保護運営審議会条例につきまして、通告に従い質疑をお受けいたします。
加藤議員、お願いいたします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) これも前のこととダブるのです。第3条で、やはり学識経験者とありますので、前のお答えで、同じならばそれで結構です。それだけです。お願いします。
〇議長(榎本和男君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答えいたします。
審議会条例3条の学識経験者というご質問でございますけれども、基本的には先ほどの審査会と同じような考えを持っておりまして、制度に理解があって、なおかつ、これは制度の向上等を推進していくという役割も担うものですから、それらについて熱意のある方というものがふさわしいのではないかと、このように考えております。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして、議案第20号に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第21号から第22号については通告がございませんでしたので、質疑を打ち切ります。
次に、議案第23号 久喜宮代衛生組合職員の職務に専念する義務の特例に関する条例につきまして、通告に従い質疑をお受けいたします。
加藤議員、お願いいたします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) これを調査といいますか、調べて、こちらに出ております議案に出ている条例に対応する久喜市さんの条例を出してみたのですけれども、ここの条例が久喜市さんと同じように書かれたわけなのですけれども、この久喜市さんの方の条例は、いつ改正されたのか、お願いしたいと思います。
それから、この条例の下といいますか、この条例を運用するために規則があるのですけれども、その規則の改定はどうされるのか、その点についてお願いします。
〇議長(榎本和男君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答えいたします。
まず、久喜市の条例はいつ改正されたのかというお尋ねかと思いますけれども、昭和34年に市の方で条例が制定されまして、その後、昭和40年と44年に一部改正が行われております。なお、当衛生組合におきましては昭和39年に久喜市の条例を準用する条例として制定しているところでございます。
それから、規則は改正するのかというご質問でございますけれども、この規則に関しましては既に組合独自のものがございます。ただし、今ある規則の目的規定の中に久喜市の条例を準用する旨の表現規定がございますので、今回議決をいただきましたら、その部分の一部改正は行う必要があると考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
加藤議員。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) まだ改定前の現在の条例ですと、1条、2条。簡単に、2条は、職務に専念する義務の特例は久喜市における職務に専念する義務の特例に関する条例を準用するということだけあるのですけれども、新しくする条例ですと、2条の中で1、2、3という項を設けて、この場合に限り免除をされるというふうになるわけなのです。そうしますと、この現在の条例を運用するための規則ですと、2条で12の項目を、それから13ではそのほかというふうになっていまして、詳しく、こういう場合に免除できるのだということが規定されておるわけですけれども、ここの部分は手を加えないということで確認をしてよろしいでしょうか。といいますのも、この新しくする条例で、1番では、一つには研修を受ける場合と、二つには厚生に関する計画の実施に参加する場合、そして三つ目として、前2号に規定する場合を除くほか管理者が定める場合。考えようによっては、すごく狭められてしまう感じがするのです。今ある規則ですと、公民としての義務と権利を行使する場合、これが保障されていますし、それから労働者という形、あるいは労働組合という形での権利と義務、こうした場合にも詳しく規定されているわけで、そうしたことがこの新しい条例の方で否定をされてしまうのかなという心配をしていたのですけれども、先ほどの説明ですと、1条の久喜市に準ずるというところを直すということなので、今までどおりこの規則は生きていくのかということで確認をさせていただきます。
以上です。
〇議長(榎本和男君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) 再質問にお答え申し上げます。
今回ご提案させていただいております条例の2条1項3号の中に、管理者が定めるものということで規定させていただいております。これら受けまして、現在あります規則があるわけでございますけれども、その中に13項目列記されております。これにつきましては、条例の方で管理者が定める場合というものは、ある程度、1号、研修、2号、厚生関係というのを列記、具体的なものをしてありますけれども、3号につきましては管理者の一定の裁量権というものを与えた規定ということでご理解いただきたいと思います。それで、規則の中に13項目あるわけでございますけれども、その規則の13番目、第13号に、その中でもまた管理者の承認を受けた場合ということで、管理者に裁量権を与えておりますので、先ほどの狭められるとかそういうふうなことは基本的にはないということでご理解いただければよろしいかと思います。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして、議案第23号に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第24号 久喜宮代衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例につきまして、通告に従い質疑をお受けいたします。
加藤議員、お願いいたします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) 大変長い条例なのですけれども、この条例全体でどこがどういうふうに変わったのか。これは大変理解のしにくいことなので、そのところを説明していただきたいのです。新旧の対照表を出していただけるとありがたいのですけれども、どうでしょうか。
それから、25ページの第4条の1なのですが、4条は、次の各号に掲げるものの区分に応じ、当該各号に掲げる機関はこの条例で定める補償の実施の責めに任ずるということで、1番として、議会の議員、それから議員と議長となっておりますけれども、議長というのはこの議員の中から選ばれるわけですから、特に議長としないでもいいのではないかと思うのですけれども、その点はどうなのでしょうか。
以上です。
〇議長(榎本和男君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
まず、条例全体でどこが変わったのかということでございますけれども、今回改正をお願いしておりますのは、これまで久喜市の条例を準用するとしていたものを、準用規定ではなく組合独自の条例とするために全部改正をお願いするものでございます。つまり、これまでの組合の条例というものが第1条の目的規定、それから第2条が久喜市を準用する旨の規定という二つの条文から構成されていたものを、準用するということではなくて、衛生組合独自の条例として規定し直したということでございますので、したがいまして全体として実質的な内容の変更、変わっているところはございません。
次に、条例の第4条1項1号に議長というのは、特に議長としないでもよいのではないかというお尋ねかと思います。この条例第4条というのは、公務災害が発生した場合の補償実施の責任者はどなたかということを規定したものでございまして、議会議員の補償実施に当たっての責任者は議長である旨を定めた規定となっております。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして、議案第24号に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第25号 久喜宮代衛生組合職員公務災害等見舞金支給条例につきまして、通告に従い質疑をお受けいたします。
加藤議員、お願いいたします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) 質問の1番目は、ただいまの説明でわかりました。
40ページの第2条の3ですけれども、労働者災害補償保険法、この適用を受ける臨時的職員とあります。この条件といいますか、定義といいますか、この説明をお願いしたいと思います。それだけです。
〇議長(榎本和男君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答えいたします。
条例2条の1項3号に該当する労働者災害補償保険法の適用を受ける臨時的職員についての定義でございます。この労災保険法というものは、労働者を使用する事業所を対象とした一般法となっておりまして、我々正規職員につきましては第1号の地方公務員災害補償法が適用されるところとなっております。ご質問の第3号に該当するものといたしましては、衛生組合が雇用する臨時職員がその対象となるところでございますけれども、細かな条件というものについては特別ございません。ご理解いただきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして、議案第25号に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第26号 久喜宮代衛生組合職員の職員団体の登録に関する条例につきまして、通告に従い質疑をお受けいたします。
加藤議員、お願いいたします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) まず、一つだけなのですが、職員団体というものです。どのような団体が当たるのか、その点についてお願いしたいと思います。それだけです。
〇議長(榎本和男君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答えいたします。
職員団体にはどのような団体が入るのかというご質問でございますけれども、ご承知のとおり職員団体につきましては、地方公務員法の第52条に規定されておりまして、警察職員、消防職員を除きます一般職員が主体となって組織することができる団体という規定がございます。なお、現業職員につきましては、職員団体のほかに労働組合を組織することもできるとされております。
簡単ですが、以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして、議案第26号に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第27号 久喜宮代衛生組合職員の給与の一部の控除に関する条例につきまして、通告に従い質疑をお受けいたします。
加藤議員、お願いいたします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) この条例は、給与から控除できるものを決めるものなのですけれども、1番目、2番目は具体的にわかるのですけれども、3番目の管理者が認めたものということなのですけれども、例示をしていただけるとありがたいと思います。それだけです。
〇議長(榎本和男君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答えいたします。
条例の第2条1項3号の中で、その他管理者が認めたものの例示についてのご質問でございますけれども、今のところ、この規定により給与から控除をしているというものはございません。この規定につきましては、職員からの要望等があった場合を想定いたしまして、管理者の裁量権というものを定めたということでご理解いただければと思います。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして、議案第27号に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第28号については通告がございませんでしたので、質疑を打ち切ります。
次に、議案第29号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきまして、通告に従い質疑をお受けいたします。
加藤議員、お願いいたします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) 情報公開・個人情報保護審査会の委員さんの費用弁償、ここは会長が9,300円、委員で8,300円ということなのですが、先ほどの審査会をつくる条例がありましたけれども、そこでお聞きしたように、学識経験者でしたか、そういうのがありました。それで、そういう条件でこういう、ほかよりも若干高目の日額が決められたのだと思うのですけれども、この報酬といいますか、この決め方はどういうふうにされたのか。特に先ほどの弁護士さんとかにこだわるわけではないというお答えもありますので、お願いしたいと思います。それだけです。
〇議長(榎本和男君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
〇総務課長(岡村和男君) お答えいたします。
審査会の会長、委員さんの報酬というものをどのように決めたのかというご質問でございますけれども、これにつきましては、当条例の方が久喜市の条例というものをベースとさせていただいたということ等もございますので、報酬額につきましては久喜市と同額とさせていただいたということでご理解いただければと思います。
以上でございます。
〇議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして、議案第29号に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第30号については通告がございませんでしたので、質疑を打ち切ります。
ここで休憩いたします。再開は3時15分といたします。
休憩 午後 3時05分
再開 午後 3時15分
〇議長(榎本和男君) 再開いたします。
◇
◎討論・採決
〇議長(榎本和男君) これより日程第3、討論・採決を行います。
議案第14号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
加藤議員。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) 議席4番議員の加藤です。
私は日本共産党議員団を代表しまして、議案第14号 平成13年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算の認定について、本案に反対する立場で討論をいたします。
13年度から生ごみ全面堆肥化に向けて具体的作業に入ったことや、県の補助金も使いながら、設置型生ごみ処理機をさらに増設するなど、燃やすごみのさらなる減量に努力したことは評価をしているところであります。当年度の予算審議でも申し上げました、新設炉をめぐっての周辺住民の不信、不安にどう向き合うかの課題であります。これまで組合は宮代台自治会とは話し合いを続けてきておりますが、他の周辺地区の人たちとはアプローチがないという、そういう場をつくってきておりません。しかし、これまでの経過の中でも、地区の総意としては出なくとも、個々の人たちから組合への抗議の表明は出されており、そうした行為にこたえることが組合に求められております。これから新設炉建設が具体的段階に入っていくと思われますが、なおのこと、周辺の住民すべてに説明し、住民からの意見を酌み取る努力が必要になってまいります。このことを申し上げておきます。
次に、焼却施設で働く職員の健康管理上、ダイオキシンが体内に蓄積されているのか、いないのかは、重要な問題であり、私どもはその調査や炉内作業、電気集じん機点検時に旧労働省の対策要綱の送風マスクを導入することなどを求めてまいりましたが、そうした安全対策の高度化が図られていない点など、改善すべきであります。
次に、現業職員補充についてであります。現業職員は年々減らされ続け、13年度は36名。平成6年度には65名いましたから、8年間で29名も減らされております。全国から注目される現在の衛生組合の先進的な事業の多くが、住民の協力のもとに直営の職員がリードしてきたものであります。今年度スタートした福祉収集も、もとは直営職員からの提案であります。また、収集した毛布をアフリカへ贈る運動やテニスボールを全国の小学校へ贈ること、捨てられた食品の再利用等々、現業職員の努力は、田中管理者の標榜する日本一のごみ行政の一翼をしっかりと担っているのであります。ところが、組合は、委託を優先させるばかりに、直営現業職員の働きを評価せず、定年退職の補充をしてきませんでした。そして、ごみ処理基本計画の収集体制を現行体制を維持していくとの記述を、新しい基本計画では削除してしまいました。さらに、現業職員をなし崩しに減らす姿勢がまざまざであります。こうした態度では、せっかく築き上げてきた分別収集とリサイクル、今後の堆肥化を初めとする多くの課題にいずれそごを来す懸念が大いにある、このことを強調しておきます。
クレーンと集じん灰搬出運転業務委託でありますが、質疑の中で申し上げたように、委託では仕事の中身が契約にあるとおりの仕事でしかなく、直営職員の全体を見渡して細々とした作業にも心を配る仕事とは質が全く違うのであります。日本一のごみ行政を目指すのならば、委託でなく、正職員の補充によって業務の改善を図るべきことを最後に申し上げまして、反対討論といたします。
〇議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
加納議員。
〔10番 加納好子君登壇〕
〇10番(加納好子君) 10番、加納です。議案第14号に賛成の立場で申し上げます。
業務の効率化を図るばかりでなく、管内においてリユース、リサイクルの作業を細かく実施し、地域においては住民の日常的な努力を促すなどの精力的な取り組みの結果、13年度の資源化率はさらに上がり、39.2%となりました。当組合の高い水準に改めて脱帽の思いであります。資源ごみ、不燃ごみの中の有価物の割合も、低迷する社会背景の中、費やしたエネルギー、経費に値するものは返ってこないかもしれません。しかし、衛生組合の果たす役割の一つとして、常に環境に配慮した処理、処分は大事なものであり、他の地域の取り組みのリーダーとして、今後もその時点でのベストの道を探ってほしいと思います。最終処分に回る量が増える中、当組合では前処理に手間をかけ、機械の負担を少なくするなどして、それぞれの部署での努力の跡が見えます。ですが、最終処分地については、その契約団体数の把握、内容物の把握などを行い、連帯的な情報交換、責任の所在の明確化などを心がけていかねばならないと思います。事業所系のごみは個々の努力目標に任せることが多いとは思いますが、全体として取り組みの質の向上を図っていくことに留意していただきたいです。幾つか申し上げる点はありますが、毎年毎年実績の積み重ねを怠りなく遂行してきた結果は十分評価できることでありましょう。これらのことにリンクさせるべく、ごみ減量等推進員の活用、運用を図っていただきたいと思います。要望として、活用計画を立てていただくことを提言いたします。今後堆肥化の本格的な実施に伴い、地域の役割がさらに大きくなることは必至であるからです。
行政と住民の関係は、施行する側とサービスの受け手という関係だけではありません。住民はみずからの手で将来を探り、みずからの手でその仕組みを築く権利を有していることを忘れてはならないと思います。そのために、住民、現場作業者、事務局が一体となり、同じ方向を見つめ、実現のための努力、研究を重ねる、こういった公共団体は恐らく多く存在しないでしょう。13年度は、資源化率を上げ、循環型社会を構築するための大きな階段である堆肥化の推進を掲げ、基礎的な検討を重ねた年でした。堆肥化推進委員会を初めとする各委員会は、みずから汗を流し、地域の生活に合った方向を探し、提言、提案を繰り返しました。今もその作業は続いています。堆肥化推進委員会メンバーから出た一部事務組合の結束を確認したい旨の申入書は、現場で検討する委員として地域の将来を思うリーダーとしての思いにあふれた願いであり、衛生組合議会として強く胸に刻まなければならないと思います。
時代は揺れ動き、情報は錯綜していますが、大きく環境を考えた場合、道が分かれているはずがありません。市民の生活は一刻も休まず、営々と続けられています。少しのむだにも心を砕き、淡々と努力を続ける現場、事務職、地域の住民に心からエールを送り、私は平成13年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算に賛成するものであります。
〇議長(榎本和男君) 次に、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第14号 平成13年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
〇議長(榎本和男君) 挙手多数であります。
よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
続きまして、議案第15号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第15号 平成14年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
続きまして、議案第16号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第16号 久喜宮代衛生組合条例の左横書き等の整備に伴う特別措置に関する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
続きまして、議案第17号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第17号 久喜宮代衛生組合情報公開条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
続きまして、議案第18号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第18号 久喜宮代衛生組合個人情報保護条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
続きまして、議案第19号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第19号 久喜宮代衛生組合情報公開・個人情報保護審査会条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
続きまして、議案第20号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第20号 久喜宮代衛生組合情報公開・個人情報保護運営審議会条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
続きまして、議案第21号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第21号 久喜宮代衛生組合職員の分限の手続及び効果に関する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
続きまして、議案第22号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第22号 久喜宮代衛生組合職員の懲戒の手続及び効果に関する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
続きまして、議案第23号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第23号 久喜宮代衛生組合職員の職務に専念する義務の特例に関する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
続きまして、議案第24号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第24号 久喜宮代衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
続きまして、議案第25号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第25号 久喜宮代衛生組合職員公務災害等見舞金支給条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
続きまして、議案第26号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第26号 久喜宮代衛生組合職員の職員団体の登録に関する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
続きまして、議案第27号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第27号 久喜宮代衛生組合職員の給与の一部の控除に関する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
続きまして、議案第28号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第28号 久喜宮代衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
続きまして、議案第29号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第29号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
続きまして、議案第30号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(榎本和男君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第30号 埼玉県市町村職員退職手当組合の規約変更について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
以上で提出議案の審議はすべて終了いたしました。
◇
◎議長あいさつ
〇議長(榎本和男君) これをもちまして、本議会に付された案件はすべて終了いたしました。
本日は、提出議案に対する慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。
◇
◎管理者あいさつ
〇議長(榎本和男君) それでは、管理者のあいさつをお願いいたします。
管理者。
〔管理者 田中暄二君登壇〕
〇管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会第4回定例会にご提案申し上げました議案第14号ないし第30号までの17議案につきまして、議員の皆様には慎重ご審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。
質疑、質問の中で賜りましたご意見等につきましては、十分検討いたしまして、今後の組合運営に反映をさせてまいりたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げまして、御礼のごあいさつとさせていただきます。大変ありがとうございました。
◇
◎閉会の宣告
〇議長(榎本和男君) これをもちまして、平成14年久喜宮代衛生組合議会第4回定例会を閉議、閉会といたします。
閉会 午後 3時33分