平成14年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会 第15日

平成14年3月28日(木曜日)
 議 事 日 程 (第2号)

 1 開  議
 2 提出議案に対する質疑
 3 管理者追加提出議案の上程(議案第11号、第12号)
 4 追加提案理由の説明
 5 追加提出議案に対する質疑
 6 討論・採決
 7 議長あいさつ
 8 管理者あいさつ
 9 閉  議
10 閉  会


午前9時3分開議
 出席議員(19名)
     1  番   福  垣  令  由  君
     2  番   新  井  勝  行  君
     3  番   木  下     篤  君
     4  番   加  藤  幸  雄  君
     5  番   角  野  由 紀 子  君
     6  番   松  村  茂  夫  君
     7  番   神  田  政  夫  君
     8  番   木  村  晟  一  君
     9  番   林     恭  護  君
     1 0番   加  納  好  子  君
     1 1番   赤  塚  綾  夫  君
     1 3番   岡  崎  克  巳  君
     1 4番   角  田  礼  子  君
     1 5番   岸     輝  美  君
     1 6番   原     進  一  君
     1 7番   野  口  秀  雄  君
     1 8番   野  口  秀  夫  君
     1 9番   猪  股  和  雄  君
     2 0番   榎  本  和  男  君

 欠席議員(1名)
     1 2番   小 河 原     都  君

 地方自治法第121条の規定により出席した人
     管 理 者   田  中  暄  二  君
     副管理者   榊  原  一  雄  君
     収 入 役   早  川  清  作  君
     参  与   柴  崎  勝  巳  君
     参  与   渡  辺  光  郎  君
     参  与   中  村     修  君
     事務局長   中  村  恭  三  君
     総務課長   岡  村  和  男  君
     業務課長   井  上  正  夫  君
     総務課長
            石  井  信  幸  君
     補  佐
     業務課長
            伊  東  雅  夫  君
     補  佐
     施設係長   内  田  久  則  君
     料金係長   野  本  俊  男  君

 本会議に出席した事務局職員
     係  長   金  井     誠
     書  記   小  林  登 茂 子
     書  記   赤  羽  貴  裕
    ◎開議の宣告              (午前9時3分)
○議長(榎本和男君) ただいまの出席議員は19名でございます。
 なお、12番の小河原都議員からは欠席の届け出がなされております。
 定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
 休憩いたします。

    休憩 午前9時5分

    再開 午前9時8分

○議長(榎本和男君) 再開いたします。

               ◇             

    ◎議会運営委員長の報告
○議長(榎本和男君) ただいま議会運営委員会が開催されましたので、議会運営委員長の報告を求めます。
 福垣委員長。
    〔議会運営委員長 福垣令由君登壇〕
○議会運営委員長(福垣令由君) おはようございます。先ほど議長さんから議会運営委員会を開催してほしいという要請がございましたので、直ちに小会議室におきまして議会運営委員会を開会いたしました。その結果について概要をご報告申し上げます。
 本日の日程に、管理者提出議案2件を追加することに決しました。
 以上で報告を終わります。

               ◇             

    ◎日程の追加
○議長(榎本和男君) お諮りいたします。
 議会運営委員長の報告どおり、管理者提出議案2件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
    〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) ご異議なしと認めます。
 よって、この際、管理者提出議案2件を日程に追加し、議題とすることに決しました。

               ◇             

    ◎提出議案に対する質疑
○議長(榎本和男君) 日程第2、議案に対する質疑をお受けいたします。
 まず、議案第3号 平成13年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第3号)につきまして、通告順に従い順次質疑をお受けいたします。
 最初に、角田議員、お願いいたします。
    〔14番 角田礼子君登壇〕
○14番(田礼子君) おはようございます。一般会計補正予算(第3号)について、継続費についてです。
 3ページの継続費補正についてですが、平成14年年割額2億8,677万円を2億9,865万2,000円に補正をいたしておりますが、その理由を明らかにしていただきたいと思います。
 以上であります。
○議長(榎本和男君) 角田議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) おはようございます。それでは、質問にお答えしたいと思います。
 継続費を補正する理由についてのご質問でございますけれども、今回継続費につきましては、平成13年予算として議決をいただいたわけでございますけれども、継続費の総額といたしましては、生ごみの堆肥化実証プラントの本体工事費を設定させていただいたところでございます。それと、あわせまして、同額を起債の対象として計上したところでございまして、今回の補正に関しましては、平成14年度の予算編成の段階で市町からの負担金というものが前年度と比較いたしましてかなり増額が見込まれたものですから、工事の監理業務、そちらにつきましても起債の対応とすることが望ましいのではないかと、このように考えたところでございます。そのようなことから、今回14年度分の監理委託料、こちらを補正して上げさせていただいたということでございます。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 角田議員の質問を打ち切ります。
 次に、林議員、お願いいたします。
    〔9番 林 恭護君登壇〕
○9番(林 恭護君) 私の補正に対する質問は角田議員と同種のことで、今の回答で了解しましたので、終わります。
○議長(榎本和男君) 以上で林議員の質問を打ち切ります。
 次に、加藤議員、お願いいたします。
    〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 私の質問も同じ質問でございました。それで、14年度は、工事の監理業務も起債対象にできるのではないかということで、その分の増額だということですけれども、13年度、14年度の継続事業なので、まだ工事は始まっていないわけですけれども、この約1,000万円、990万幾らかでしたか、それは両年度にまたがってのものなのか、14年度分のものなのか、そのあたりをご説明願います。それだけお願いします。
○議長(榎本和男君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答えいたします。
 14年度に計上いたしました990万2,000円、こちらにつきましては、14年度分1年間ということでの委託料でございまして、13年度につきましては、予算額といたしまして813万8,000円、こちらを確保してあったわけでございますけれども、ご指摘のとおり、発注等おくれまして、実質的には3カ月間、357万円ということでの契約を結んでいるところでございます。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。
 休憩いたします。

    休憩 午前9時13分

    再開 午前9時15分

○議長(榎本和男君) 再開いたします。
 次に、原議員、お願いいたします。
    〔16番 原 進一君登壇〕
○16番(原 進一君) お世話になりまして申しわけありません。質問いたします。
 一般会計補正予算、9ページの清掃費補助金の有機資源リサイクル事業の内容についてお願いをいたします。
○議長(榎本和男君) 原議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えをいたします。
 清掃費補助金の有機資源リサイクル事業の内容についてのご質問でございますけれども、この事業につきましては、昨年度に引き続きまして、県が行ってございます有機資源リサイクル補助事業の生ごみ再資源化のモデル事業補助といたしまして、今回久喜市の六万部地区約95世帯を対象にいたしましたごみの再資源化、コンポスト化を図るため、設置型の生ごみ処理機の導入を行いまして、設置工事に関する費用並びに処理機の購入費が補助の対象ということで補助申請をいたしまして、半額の補助をいただきまして現在進めておるリサイクル事業でございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
 原議員。
    〔16番 原 進一君登壇〕
○16番(原 進一君) この事業につきまして、2年続けて県の補助をいただくという、その意味ではいい意味で異例なのですが、ご努力いただいたことに感謝を申し上げると同時に、今後県の事業としてモデル事業として継続をされるのかどうかということと、市の、後ほどまた質問しますが、そこは詳しくお聞きしませんけれども、ごみ処理計画の中で、堆肥化の一環として設置型というのが載せられておりまして、その絡みで、今後の補助事業としての継続性と市におけるさらなる努力ということについてお聞かせを願いたいと思います。もちろん、県のモデルケースでありますから、2年連続いただくということは、衛生組合の職員の努力と、今までできた補助制度に基づいて堆肥がよくできているという両面であるということは承知をしておりまして、3年連続あったとしても、取るのは大変だという前提でありますけれども、そういう意味では、県の補助を仰ぎながら、ごみ行政を進めていくという意味では重要な課題だと思いますので、再度ご答弁をお願いしたいと思います。お願いいたします。
○議長(榎本和男君) 原議員の再質問に対する答弁を求めます。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 再質問にお答えをいたします。
 このモデル事業の継続の関係でございますけれども、私ども現在4地区でこのモデル事業を進めておるわけでございます。モデル事業といたしましては、今回の六万部地区、これをもってモデル事業としては私どもは終了したいと。この経過を見ながら、今後堆肥化推進委員会等にもお諮りしながら、今後の設置型の生ごみ堆肥化についてどのような形で進めていくかというものは、さらに検討していきたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(榎本和男君) 再々質問をお受けいたします。
 原議員。
    〔16番 原 進一君登壇〕
○16番(原 進一君) ごみ処理基本計画の中でも通告しておりますので、細かい中身はそちらでやらせていただきたいと思いますけれども、要望をしておきたいと思います。
 堆肥化の方法は3つありまして、EMですとか、コンポストですとか、自家生産・自家消費というやり方が1つございます。これは土地がない団地などは無理なのですが、農業地域などは有効な手段だろうと、これが基本だろうと思いまして、2つ目が、小集団でごみ質を高めながらやる設置型だろうと思います。それでもできないものにつきましては、ごみ工場といいますか、大きな堆肥化機械をつくって集めて最終的に処理をするという、この3つの方法が考えられるわけでありますけれども、ぜひ設置型につきましては、県の方での評価も高い、また地域に対する評価も高い。他地域でも、できた堆肥については非常に奪い合いというぐらいいい堆肥ができている現状から、今後も取り上げていただきたいということを要望しておきます。
○議長(榎本和男君) 以上で原議員の質問を打ち切ります。
 これをもちまして、議案第3号に対する質疑を打ち切ります。
 続きまして、議案第4号 平成14年度久喜宮代衛生組合一般会計予算に対する質疑をお受けいたします。
 なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて、通告順に従い順次お受けいたします。
 まず、歳入からお受けいたします。
 最初に、猪股議員、お願いいたします。
    〔19番 猪股和雄君登壇〕
○19番(猪股和雄君) 一般会計予算の歳入でお聞きします。毎年経過を明らかにしていただいているものでありますし、通告してありますので、端的に言います。
 まず、8ページですけれども、多量排出事業者上位10社の平成12年度、13年度の実績と増減、それから10社以外でも5トン以上ふえた事業所があるかどうか。あれば、その内容をお願いします。
 2つ目ですが、各事業所からの減量計画書の集計と実績をお願いします。
 それから、全体と個々の事業所について、どのように分析し、評価をしていらっしゃるか。その計画書の集計によって、事業系ごみの減量見通しをどのように立てているか、お願いします。
○議長(榎本和男君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 多量排出事業所上位10社の平成12年、13年の実績と増減、10社以外で5トン以上ふえた事業所、それから減量計画書の集計と実績、お答えさせていただきます。
 まず、平成12年度と13年度排出量の実績なのですけれども、年度途中でありますので、1月までの集計で同じ同時期の比較でお答えさせていただきます。最初言うのが12年度で、後からが13年度でお答えさせていただきます。
 イトーヨーカ堂、241トンから213トン、28トンの減でございます。
 すずのき病院、126トンから142トン、16トンの増でございます。
 日本工業大学、97トンから105トン、8トンの増でございます。
 東武整備杉戸工場、85トンから73トン、12トンの減でございます。
 コスモ、83トンから66トン、17トンの減でございます。
 ダイエー久喜店、58トンから57トン、1トンの減でございます。
 新井病院、58トンから52トン、6トンの減でございます。
 鶴寿荘、53トンから55トン、2トンの増でございます。
 ライフストア宮代店、56トンから46トン、10トンの減でございます。
 マルヤ宮代店、51トンから39トン、12トンの減でございます。
 上位10社を合計いたしますと、908トンから848トン、60トンの減となっております。10社のうち、減量した事業所が7事業所、ふえた事業所が3事業所でございます。
 それと、それ以外で5トン以上ふえた事業所なのですけれども、2事業所ございます。1つがイサミというところで、21トンから27トン、6トンの増になっております。それから、12年の暮れに、12月だと思うのですけれども、開店いたしましたつるかめランド、これ途中でちょっと比較が難しいのですけれども、12年度が11トン、13年度が68トンで、57トンの増になっております。ただ、これは12年度の1カ月分ですから、ちょっと比較するのは難しいと思いますけれども、このような状況でございます。
 それから、多量排出事業所の減量計画書と実績の比較なのですけれども、これも途中でありますので、13年度の今までのものを1年間として換算した数字でお答えさせていただきます。
 イトーヨーカ堂久喜店が、260トンの計画に対して256トン、マイナス4トンでございます。
 それから、すずのき病院、140トンの計画に対しまして170トン、30トンの増でございます。
 それから、日本工業大学、120トンの計画に対しまして126トン、6トンの増でございます。
 東武杉戸工場、126トンの計画に対しまして88トン、38トンの減でございます。
 それから、スーパーつるかめランド、80トンの計画に対しまして81トン、1トンの増でございます。
 それから、コスモ、90トンの計画に対しまして79トン、11トンの減でございます。
 それから、ダイエー久喜店、65トンの計画に対しまして68トン、3トンの増でございます。
 鶴寿荘が、61トンの計画に対しまして67トン、6トンの増になっております。
 新井病院が、60トンの計画に対しまして62トン、2トンの増になっております。
 ライフストア宮代店が、61トンの計画に対しまして56トン、5トンの減となっております。
 合計いたしますと、1,063トンの計画に対しまして1,053トン、全体では10トンの減となっております。
 それから、全体・個々事業所についての分析ということなのですけれども、個々の事業所につきましては、多量排出事業所53事業所全体で見ますと、計画書よりも減量した事業所が21事業所、計画どおりといいますか、変わらずというか計画どおり、それが8事業所、合わせまして53事業所の約半分の55%が減量計画書どおり減量したということになっております。それから、残りの45%が減量できなかったということになりますけれども、事業所の個々で見ますと、減量に取り組んでいると考えております。
 それから、全体といたしましては、事業所そのものの数がふえているのですけれども、ごみの排出量、それはそんなにふえておりませんので、全体に見ましても、事業所が減量に取り組んでいるものと考えております。
 それから、今後の多量排出事業所の見通しといたしますと、平成11年度が、多量排出事業所にしますと50事業所、2,192トン、平成12年度が、52事業所で2,033トン、平成13年度、これ予測ですけれども、53事業所で2,026トンとなっておりますので,ほぼ横ばいといいますか、それで推移するものと考えております。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 以上で猪股議員の質問を打ち切ります。
 次に、角田議員、お願いいたします。
    〔14番 角田礼子君登壇〕
○14番(田礼子君) 質疑いたします。
 10ページです。生ごみ堆肥化処理施設事業債、2億6,870万円、清掃運搬施設等整備事業債、850万円とあります。34ページでも説明がありますけれども、それぞれの利率について、まずお聞かせください。
 また、充当率についてのご説明をいただきたいのですけれども、平成13年の予算審議の際は、事業債の充当率を95%と説明がありました。14年度では、普通債が90%、特別債が75%の説明がありましたけれども、これは決められてくるものなのか、こちらで決めるものなのかどうかもお聞かせください。
 もう一つの点は、先ほどのご説明でわかりましたので割愛いたします。
○議長(榎本和男君) 角田議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 予算書の10ページ、組合債の利率と充当率についてのご質問でございます。まず、生ごみ堆肥化処理施設建設事業債につきましては、こちらは縁故債でありますことから、銀行等の金融機関から見積書を徴取いたしまして、最低の利率を提示したところからの借り入れとなっておりますので、現時点では利率は決定してございません。充当率につきましては、90%でございます。
 それから、清掃運搬施設等整備事業債でございますけれども、13年度のこの事業債の貸付金利が0.4%ということでございますので、14年度におきましても、同程度の利率かなと考えております。充当率については、75%でございます。この充当率につきましては、こちらで決めるものではございませんで、決まっているということでご理解いただきたいと思います。
○議長(榎本和男君) 以上で角田議員の質問を打ち切ります。
 次に、角野議員、お願いいたします。
    〔5番 角野由紀子君登壇〕
○5番(野由紀子君) 5番の角野です。
 8ページです。8ページの4節、粗大ごみ処理手数料減額の理由と、それから今後の傾向性についてお伺いします。
 あと、財産収入、8ページ、物品売り払い代金の有価物売り払い代金の積算内訳についてお伺いいたします。
 9ページ、細かいことなのですが、預金利子の同額の理由についてお伺いいたします。
 よろしくお願いします。
○議長(榎本和男君) 角野議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) 角野議員のご質問に対してお答えします。
 粗大ごみ処理手数料の減額の理由と今後の傾向でございますが、平成10年10月から粗大ごみの有料化を実施させていただきました。平成13年度の粗大ごみの販売の状況が減少していることから、平成14年の粗大ごみ処理券の販売枚数を減じまして、8,000枚といったことで見込んで予算を計上させていただいたところでございます。
 また、今後の傾向でございますが、粗大ごみにつきましては、ご承知のように、家電リサイクル法の施行による減少がございます。そういうことは今後も減少の方向だというふうに考えています。
 次に、物品売り払い代金の有価物代金の積算内訳でございますが、資源リサイクル開始から有価物として売却を予定しております品目については、無色のガラス瓶400トンで40万円、アルミ缶約200トンで1,400万円、古衣料570トンで171万円、新聞2,160トンで216万円、段ボール1,400トンで140万円、その他プラスチックの固形燃料売却が2,100トンで220万5,000円、合計2,187万5,000円の予算を計上させていただいております。ご理解を願いたいと思います。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) 私の方からは、預金利子が前年度と同額にした理由についてお答え申し上げます。
 14年度につきましては、12年度の決算状況、それから13年度の見込みなどを踏まえまして、前年度と同額ということで計上させていただいたところでございます。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 以上で角野議員の質問を打ち切ります。
 次に、加藤議員、お願いいたします。
    〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。
 角野議員の質問とダブりますが、有価物の売り払い代金、8ページのところで、内容はわかりました。私、それとこの動向について、ふえているのか減っているのか、概略で結構なのですが、その傾向についてお尋ねをします。
○議長(榎本和男君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えいたします。
 有価物の動向でございますが、ほかの自治体においても資源物の回収が進み、回収量が増加する傾向にございます。したがいまして、市場価格も量が多いということで下降ぎみということで、逆有償も出ていることを聞いています。いずれにいたしましても、有価物の売却につきましては、市場価格が基本でございますが、常に価格は変動する事実もございます。衛生組合といたしましては、安定的に、安全にリサイクルできるルートの確保を、関係機関の協力をいただきながら進めていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
 加藤議員。
    〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 加藤です。動向はわかりました。
 このほかに、売れる物といいますか、回収されてきた例えば電気製品、電気製品というのは大げさかな、ステレオですとかラジカセ、そういった物の中には希少金属も使われているということで、壊れている物でも業者によっては買っていただけると、そういうことを聞いています。先日労働組合の方に見せていただいたのですが、この下の方にかなり大きな物から小さな物まで置いてあったのです。これらが、有効利用できそうだ、また売れそうだという物を置いてあったのですけれども、かなりそういうところで工夫すれば売れるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
○議長(榎本和男君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えします。
 私どもで集めている有価物なのですけれども、現在有価物として売れる物については先ほどお話ししたとおりなのですけれども、確かに一部の自治体ですと、有価物として売却しているというのを聞いています。衛生組合といたしましても、ごみの減量と資源化をさらに推進していくということで、リサイクル品の活用等、ほかの自治体等の十分状況を確認し、検討していきたいというふうに考えていますので、ご理解願います。
○議長(榎本和男君) 再々質問をお受けいたします。
 加藤議員。
    〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 加藤です。
 検討していくということで、前向きにぜひ検討していただきたいのですけれども、久喜市、宮代町、ここの財源を両市町からのお金でやっているわけですけれども、再資源化という観点から、やはりここで全部破砕してしまうよりも、業者さんにそのままの形で引き取ってもらえればそれに越したことはないわけで、ぜひ早いうちに実現されるように要望をしておきたいと思います。
○議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。
 次に、加納議員、お願いいたします。
    〔10番 加納好子君登壇〕
○10番(加納好子君) 10番、加納です。前壇の議員が聞いて答弁をいただきましたことは省略します。
 物品売り払い代金についてですが、私は、今お示しいただいた無色瓶とかアルミとか古衣料とか、この有価物売り払いですが、これは委託先にこういった売却は任せているのでしょうか。それとも、こちらの方でこの種類はここに売ってほしいとか、そういった研究はされているのでしょうか。それを伺いたいと思います。
○議長(榎本和男君) 加納議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えいたします。
 有価物の売り払いの関係ですけれども、委託先、売却先については、いずれもうちの方で指定をして、そこに売却するようにしています。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
 加納議員。
    〔10番 加納好子君登壇〕
○10番(加納好子君) 要望ですが、2年くらい前にも有価物の売り払い先については十分検討してほしいというふうに申し上げました。例えば、東京都内では、牛乳パックなどは有価物として取り扱うところもあるというふうに聞いていますし、今や資源ではあるが有価物とはならなくなってしまった牛乳パックですが、住民がかなりの神経を使って出しているわけですが、これらについては、無償ではなく有価物として取り扱ってくれる業者をさらに研究して探してほしいと思います。牛乳パックのほかにも幾つかそういった種類があると思いますので、これは要望です。よろしくお願いします。
○議長(榎本和男君) 以上で加納議員の質問を打ち切ります。
 次に、木下議員、お願いいたします。
    〔3番 木下 篤君登壇〕
○3番(木下 篤君) 3番、木下です。
 前者の質問とダブりますので、粗大ごみの処理手数料の問題については了解いたします。
 それとの関連で、当然塵芥処理手数料、これが本年度と前年度比べましても約2.4%減少しております。この減少にしている理由、それは粗大ごみの処理手数料と同じかもわかりませんが、こちらの方が減少率にとしては少ないと思いますので、説明をお願いいたします。
○議長(榎本和男君) 木下議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えします。
 塵芥手数料が減っているということですけれども、大きくは粗大ごみ処理券の販売が影響しています。昨年、13年度については、約1万600枚予定しました。14年度については、やはり8,000枚を予定していますので、その差額は130万円ほどもあります。その影響でございます。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 以上で木下議員の質問を打ち切ります。
 次に、原議員、お願いいたします。
    〔16番 原 進一君登壇〕
○16番(原 進一君) 通告してダブったものはすべて省きまして、7ページの手数料減の理由についてだけお答え願いたいと思います。
○議長(榎本和男君) 原議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
 手数料減の理由についてでございますけれども、主な要因といたしましては、先ほど課長補佐の方から申し上げましたように、塵芥処理手数料の中では、粗大ごみ処理手数料の減によるものでございます。あわせまして、し尿処理手数料につきましては、公共下水道等の水洗化の普及、これらによりますくみ取り世帯の減少ということで、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(榎本和男君) 以上で原議員の質問を打ち切ります。
 これをもちまして、議案第4号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
 続きまして、議案第4号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
 最初に、猪股議員、お願いいたします。
    〔19番 猪股和雄君登壇〕
○19番(猪股和雄君) 歳出でお伺いいたします。全部で18項目出しております。
 まず最初に、情報公開制度の関係です。もう情報公開制度、それから個人情報保護制度、それぞれ条例を制定するということは明らかにされているわけですけれども、そのスケジュールと手順について明らかにしてください。これまで具体的な、どのように検討してきているのか、その内容が全く明らかにされていません。事務局の中だけで準備を進めているようです。本来であれば、こうした重要な、市民、町民、住民の権利にかかわる問題については、プロセスを明らかにしながら進めるべきであると思います。それが全く行われていないということについては、大変私は行政の考え方にちょっと不信を抱くのですけれども、いかがでしょうか。この場で、あるいはこれから、議会と住民に対してその検討経過、そして現在の内容、問題点、課題等々を明らかにするべきではないでしょうか。お願いします。
 具体的には、これまで検討しているものがあるのだとすれば明らかにしていただきたいのですが、目録の検索とか公開の申請、公開決定、公開手続、どのように行っていくのか。どこで行っていくのか。それから、個人情報についても同じです。目録検索、開示等、訂正請求等々、それらがちゃんと当然盛り込まれるはずだと思いますけれども、手続はどのようになるのか。お願いをいたします。
 それから、次が、業務増、業務がふえたということを新たな派遣職員で対応するということがもうこれまで明らかにされました。私は、前回一般質問の方で、たしかありましたね、内部の職員で対応すべきではないか、内部でプロパーの職員を雇用する、そして即戦力の職員が必要だとすれば、内部から充てていくということが必要ではないかというふうに言ってきましたけれども、新たな派遣職員で対応することにしたその理由と業務内容について、もう一回お願いします。
 14ページですけれども、衛生組合のホームページを新たにつくっていくということが示されています。予算も100万円計上されています。その進め方です。外部に委託、あるいは委託してつくるということを一つお聞きしたと思いますが、どのようにこれまで進めてきているか。それから、機能的な更新、必要に応じてなるべく短期間で更新をしていくということが必要なわけですけれども、その点について、事務局で対応していけるのかどうか、お願いをします。
 それから、次が、同じ14ページで、ダイオキシン類健康調査専門委員会委員謝礼、それからマイバッグ普及検討委員会委員謝礼、新設炉機種選定委員会謝礼が載っておりますけれども、これらの積算を明らかにしてください。それと、要綱についてはもう既につくっているのか。あるいは、できていないとしたら、その骨子程度はもう固まっているのだと思いますので、内容を明らかにしてください。それから、委員選任の考え方についても明らかにしてください。特に公募について、どのように考えているかです。
 次が18ページですが、庁内LANの関係で、ここでお聞きするのがいいのだろうと思って載せたのですけれども、例規集のデジタル化、そして、これをインターネットで検索するという方法が大変、市民参加、市民に対する情報提供の上からも有効なわけですけれども、この点についてはどのように考えていますか。見通しについて明らかにしてください。
 それから、同様に、会議録の検索システムです。議会の会議録、審議会や委員会等もそうなのですけれども、委員になっている方には議事録、会議録が配られますけれども、市民に対しては配られません。ここに見せてもらいに来るしかないわけですけれども、これらについてもインターネット上から見られるようにできればいいと思うのですが、その見通しについてお願いをします。
 20ページですが、業務用生ごみ処理機補助金1,000万円が載っています。この積算を明らかにしてください。それと、これについても要綱がどのようになっているのか。できているのか。できていないとしても、その骨子、内容を明らかにしてください。
 同じ20ページですけれども、資源集団回収事業報償金が1,400万円から今年予算上では1,050万円と大幅に減額になっていますけれども、その理由についてお願いします。
 それから、やはりこのページでお聞きするのがいいと思うのですが、各事業所に対して、条例に基づく注意、指導、勧告、受け取り拒否、このような手続、13年度においてどのように行ってきたか、お願いをします。その内容についても明らかにしてください。
 それと、各事業所の管理責任者の選任状況、100%に当然なっているはずですけれども、確認をしたいと思うのです。それから、減量推進会議、事業所の管理責任者を集めての減量会議、13年度の開催状況、参加状況をお願いしたい。それから、14年度においてどのように予定しているかです。1回ではなかなか集まらない、2回やっても全部が参加しないという状況は今までも明らかになってきたところです。それについて、どのように対策を立てていくかということが聞きたいところです。
 22ページですけれども、生ごみ堆肥化処理施設、新年度半ばごろに完成をするわけですけれども、実証プラントへの生ごみ投入と、それからそれの成果物、つまり完熟堆肥ができ上がる見込み、時期的な見込み、量的な見込みをいつごろと立てているのか。それから、でき上がってきた堆肥を実際に使用していくその見通し、農家ですとか住民に使用していただくわけですけれども、その見通しについて明らかにしてください。
 それから、同じページで最終処分の関係ですが、それぞれの最終処分場への排出量と金額、それからこれ全体が減額になっているのですが、その理由についてお願いします。平成13年度の実績、これまでも途中ですが、実績と14年度の見込み、量と金額をお願いします。
 それから、プラスチックのRDF業務、これも量の見込みと引き取り状況をお願いします。
 それから、ペットとプラスチックの再商品化、これは13年度の実績と14年度の見込みをお願いします。これ減額になっていますけれども、その理由、独自ルートの見通しについてお願いします。
 それから、次が剪定枝の資源化についてです。これについても見込み量、それからでき上がったチップ、また堆肥の配布方法について、どのように住民に知らせ、配っていくのか、お願いをします。
 24ページ、最後ですけれども、堆肥化の推進委員会委員やらせてもらっていて大変勉強不足で申しわけない。これ聞かせていただくのですが、堆肥化施設関連排水路整備工事設計業務が載っています。これの排水について、どのようにしていこうという考えか。今回は設計業務で157万円だけですけれども、この157万円というのは少ないようにも思うのですけれども、ただの排水路を整備する、排水処理のシステムをつくる、そういうことなのか。ちょっとこの内容を説明していただきたいと思うのです。長期的な水処理が必要になってきますけれども、その見通しについてもお願いします。
 以上です。
○議長(榎本和男君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。多少順序が変わるかもしれませんけれども、ご容赦いただきたいと思います。
 まず、情報公開条例、個人情報保護条例についてのご質問でございますけれども、制定までのスケジュールと手順についてですが、次回の定例会に関係の条例案をお諮りいたしまして、15年の4月からの施行を考えております。現時点での課題でございますけれども、これは内部的なことになりますが、ファイリングが一応終わりまして、新しい文書の管理を始めたところでございますけれども、実際運用していく中で一部文書のタイトル名、それと中身というものが表現し切れていないと、そういうことも実際出てまいりました。まずはこれらのことをきちんと整理して、あわせましてファイリングの一層の定着を図っていきたいと、このように考えております。
 それから、ご質問の中にもいただきましたけれども、情報検索のシステム、それから申請の受付から一連の手続について、こちらについて具体的にどのようにしていくかということも今後の検討課題と考えているところでございます。
 それから、検討結果を明らかにしながら進めるべきではないかというご質問でございますけれども、これまでに久喜市の方から講師をお招きいたしまして職員の基礎的な研修を実施したところでございまして、現在は市、町の方の条例の内容等を比較検討している状況でございます。制定までのスケジュールとか、それから住民の皆様にお知らせすべき事項につきましては、今後広報等で周知してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 それから、議会への検討経過等の説明につきましては、次回の定例会に諮る予定でございますので、そちらの中で詳しく説明申し上げたいと思います。以上でございます。
 それから、次に、業務の増、こちらを新たな派遣職員で対応する理由のご質問でございますけれども、これに関しましては、さきの一般質問の際にいただきました内容と関連するものでございます。雇用の問題となりますと、最近の情勢といたしましては、官民を問わず大きな課題ではないかと考えております。特に地方自治体という立場から考えてみますと、60歳定年制、それから新たな再任用制度のことや、さらには現実味を帯びてまいりました合併問題などのこともございます。これらを考えますと、今はその辺の動向を見守っていくべきではないかと、そのような時期であると考えているところでございまして、だからといいましても、現在の事業とか計画、これを停滞させていくというわけにはまいりません。このようなことから、市町とも協議をいたしまして、派遣職員での対応とさせていただいているところでございます。なお、業務内容につきましては、14年度に予定しております新設炉の機種の選定委員会、それからダイオキシンの血液検査関係の専門委員会、あるいは生活環境調査等、新たな事業がたくさんございますので、業務課への配属ということを現在考えているところでございます。
 続きまして、例規集のデジタル化、インターネット検索についての見通しですけれども、まず衛生組合の現在の例規集につきましては、縦書きの表記となっております。これを横書きの表記に校正し直すという作業が、まずございます。今後の見通しといたしましては、一般質問の際にもお答え申し上げましたが、まず「久喜市に準ずる」となっております条例等につきまして、この見直しを行った後に、デジタル化を考えていきたいと、このように考えております。その際には、インターネット検索、こちらにつきましてもあわせて検討していきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 続きまして、会議録の検索システムというご質問でございますけれども、ホームページでの検索を指していると思いますが、今後よく検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 私の方からは以上でございます。
○議長(榎本和男君) 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 私の方から、ホームページ、それからマイバッグ、業務用生ごみ処理機、それから事業所への勧告等、それとプラスチックの再商品化をお答えさせていただきます。
 まず、ホームページの作成委託の関係ですけれども、ホームページの作成につきましては、組合職員でプロジェクトチームのようなものをつくりまして、そこで内容とか校正、それらのものを作成した後に、その表現とかの検討と変換を委託していくものです。ホームページにつきましては、質問の中にもございましたけれども、できるだけ書きかえとか情報を早く伝えるということで、この委託の中でホームページの書きかえとかそういうものの講習を受けて、職員で内容の変更等、そのようなものを行っていきたいと考えております。
 それから、マイバッグの普及検討委員会の謝礼の積算と要綱なのですけれども、委員会の謝礼につきましては、20名を予定しておりまして、5回余の検討委員会を開催しまして、6,000円ということで60万円計上してあります。それと、マイバッグをつくったときのモニターとして使用していただく、この方を100名予定いたしまして、3,000円ということで30万円、合わせまして90万円が計上してあります。それから、要綱につきましては、今原案を作成して細部を詰めているところでございますけれども、委員会の人数も20名、そのうち一般公募、その方を10名、それからマイバッグですからお店とか関係ありますので、市町の商工会等にお願いして10名ぐらいを選任したいと考えております。それから、選任の基準につきましては、マイバッグに関心のある方ということで進めていきたいと考えております。
 それから、20ページの業務用生ごみ処理機補助金の積算、補助内容、整理要綱なのですけれども、それと資源集団回収事業報償金大幅減の理由なのですけれども、まず業務用の生ごみ処理機の補助金につきましては、今要綱を進めている段階ですが、この予算の計上につきましては、業務用の生ごみ処理機の単価が約1キロ当たり10万円ぐらいするものですから、基本計画の中でも30キロから50キロということで計画しておりますので、真ん中の40キロをとりまして、その補助率を2分の1ということにしまして、200万円の5基分、1,000万円が計上してあります。補助対象につきましては、生ごみの発生する事業所をできるだけ対象にしたいと、そんなふうに考えております。
 それから、資源集団回収報償金の減についてなのですけれども、資源集団回収の報償金につきましては、例年2,000トンが集団回収されるものとして1,400万円を計上しておりましたが、ここ数年年間1,300トンの回収量でありますので、回収量を前年の2,000トンから1,500トンにしたものです。それと、資源集団回収量、基本計画の中にもありますけれども、平成14年度の回収量が1,366トンになっております。これにちょっと余裕を見て今年度は1,500トンということで予算計上したわけでございます。
 それから、事業所に対する条例に基づく注意、指導、勧告、受け入れ拒否の関係ですけれども、事業所に対しまして、条例に基づく注意、指導、勧告、受け入れの拒否につきましては、平成13年度、今現在では、勧告、受け入れ拒否はありません。ただし、6件の指導を行っております。この指導の内容といたしましては、電話の指導、それから文書の指導、これで改善されまして、勧告、受け入れ拒否は行っておりません。それと、事業所の管理責任者の状況についてなのですけれども、多量排出事業所、53事業者すべて管理責任者は選任されております。その選任された管理責任者の内容なのですけれども、店長とか担当部署の長、それからその代表者、それらの約85%ぐらいの方がそういう方になっていただいております。
 それと、平成13年度の減量推進会議の開催状況と参加状況なのですけれども、今年度につきましては、平成14年2月26日と27日、2日間にわたって減量推進会議を開催しましたけれども、1日目が7事業所、2日目が12事業所、合わせまして19事業所でございました。昨年の22事業所から比べると、ちょっと減少してしまったわけです。ただし、欠席した事業所に対しては、減量推進会議の資料そのものは全部送付してございます。今年度の計画といたしましては、2日間開催しても出席者が少なくなったということから、時期的なものもあろうかと思いますので、今後、次の平成14年度の減量推進会議までには、その時期的なもの、それらのものをもう一度検討していきたいと考えております。
 続きまして、22ページのペットボトルとプラスチック再商品化の平成13年度の実績と平成14年度の見込み、それから減の理由でございますけれども、まずペットボトルにつきましては、平成13年の、これは今、年度途中でありますので、実績の見込みでございますけれども、ペットの平成13年度の見込みにつきましては340トン、平成14年度の見込みにつきましては400トンを見込んでおります。それから、プラスチックの平成13年度の実績見込みにつきましては730トン、平成14年度の見込みにつきましては800トンを予定しております。それから、減額の理由なのですけれども、ペットボトルの再商品化委託の単価が平成13年度の8万3,800円から平成14年度は7万5,100円、8,700円の減額になっております。それと、プラスチックの再商品化委託の単価につきましても、平成13年度のトン当たり10万5,000円から平成14年度は8万2,000円、2万3,000円の減になっておりますことから、再商品化委託料が予算上減となっているわけでございます。
 私の方からは以上です。
○議長(榎本和男君) 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) それでは、業務課に関係いたしますご質問につきまして順次お答えをしたいと思います。
 まず、ダイオキシン類の健康調査専門委員会、それと新設炉の機種選定委員会、これにつきましてのご質問でございます。そこで、まずダイオキシン類の健康調査専門委員会でございますけれども、謝礼につきましては、専門委員、人数的には10名を予定してございます。回数的には5回程度の委員会開催を考えてございまして、予算的には100万円を計上させていただいておるわけでございます。設置要綱につきましては、健康調査の計画の内容、これに関しますことと、健康調査を実施していく進行管理に関しますこと、また調査結果の分析並びに評価に関すること、そのような内容で設置要綱をまとめていきたいというふうに考えてございます。
 次に、その委員の選任の考え方でございますけれども、人体にかかわります血液中のダイオキシンの専門委員会でありますことから、委員さん方にはその専門的な知識を有しておる方々をお願いしてまいりたいと考えてございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 また、新設炉の方の関係でございますけれども、新設炉の機種選定委員会でございますけれども、委員につきましては8名を予定してございます。6回程度の委員会開催で考えてございまして、予算計上としては28万8,000円をお願いしてございます。設置要綱につきましては、現在内部でその策定の準備に取りかかっておるわけでございますので、ひとつご理解をいただきたいと思います。また、委員の選任でございますけれども、これも先ほどと同様に、ダイオキシンの専門委員会と同じように、専門的な知識のある方々をお願いしてまいりたいというふうに考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それから、次に、堆肥化実証プラントに関しましての生ごみの投入、完熟堆肥ができ上がる見込み、また使用実験、農家や住民の使用までの見通し、考え方、このようなご質問でございます。今回工事を発注しております生ごみ堆肥化の処理施設につきましては、生ごみの全量堆肥化に向けての実証プラントの建設でございまして、農家の方々に安全で安心して使っていただけるような堆肥づくりを目指しておるわけでございます。堆肥化推進委員会の中でも十分ご検討いただいた経過もございます。そのような中で、ご質問いただきましたこのプラントでの堆肥の製造量といたしましては、まだ設計段階ではございますけれども、年間161トンの堆肥の製造を考えてございます。1日の製造量といたしましては、473キログラムでございます。ご質問の、堆肥のでき上がる時期でございますけれども、この工事が11月末に完成をする予定でございます。12月に入りまして、実際に生ごみを投入していくわけでございまして、実際に堆肥ができ上がる時期につきましては、年明けの2月に入ってくるというようなことで考えておるわけでございます。
 そこで、堆肥の使用実験、また農家、住民の方々への使用の見通しについてでございますけれども、実験につきましては、農業改良普及センターあるいは県の園芸試験場等のご指導をいただきながら、実験をしてまいりたいというふうに考えてございます。それと、農家の方々への住民使用の見通しでございますけれども、現在ご承知のように、堆肥化推進委員会の流通システム専門部会という中で、農家の方のアンケート調査も既に実施をしていただいてございます。約半数以上の農家の方々の「使ってみたい」というご回答もいただいてございます。そのようなことで、良質な堆肥づくりで多くの方々にご利用いただけるように、私どもも努力してまいりたいというふうに考えてございます。
 それから、次に、最終処分場への排出量と金額ということでのご質問でございます。平成13年度の実績でございますけれども、これは2月末までの実績ということでご理解いただきたいと思います。各品目別に申し上げたいと思います。
 まず、焼却灰でございますけれども、最終処分は5カ所にお願いをしてございます。まず、長野県の小諸市の方へ122.98トンでございます。金額といたしましては、330万9,305円となってございます。それから、山形県の米沢市の方に持っていってございます。872.2トンを搬出してございます。金額につきましては、2,640万4,106円でございます。それから、福島県の小野町でございます。これにつきましても、683.02トンを搬出してございます。金額にいたしましては、2,115万6,542円でございます。さらに、群馬県の草津町の方に683.02トンを搬出してございます。金額にいたしましては、1,078万65円でございます。最後の5カ所目でございますけれども、これは埼玉県の寄居町にございます埼玉県環境整備センターの方へ178.4トンの搬出をしてございます。金額にいたしましては、351万8,938円でございます。以上が焼却灰でございます。
 次に、ばいじんでございますけれども、ばいじんにつきましては、長野県の小諸市の方に202.49トンを搬出してございます。金額といたしましては、1,020万5,496円となってございます。ばいじんにつきましては、この1カ所でございます。
 次に、不燃残渣でございますけれども、3カ所に最終処分をお願いしてございます。まず、長野県の小諸市でございますけれども、90.42トンの搬出をしてございます。金額にいたしましては、280万758円となってございます。それから、山形県の米沢市の方に247.48トンの搬出をしてございます。金額的には、753万5,763円でございます。さらに、群馬県の草津町でございますけれども、245.37トンを搬出してございます。金額的には、760万330円でございます。
 それから、汚泥関係でございますけれども、まずごみ処理施設から出ます汚泥でございますけれども、茨城県の北茨城市の方に最終処分ということで188立米、金額といたしましては917万9,100円となってございます。
 次に、廃プラスチック類の最終処分でございますけれども、これは長野県の小諸市の方に250立米、金額にいたしまして459万3,750円となってございます。
 それから、脱水汚泥ということで、これはし尿処理施設から出ます脱水汚泥でございますけれども、これにつきましては、2カ所にお願いをしてございます。まず、長野県の佐久市にございますシナノクリーンという堆肥施設の方に592.7トンの搬出をしてございまして、金額的には1,564万8,206円となってございます。それから、もう1つでは、茨城県のひたちなか市の方へ106.67トンの搬出をしてございます。金額的には、280万87円となってございます。
 それから、最後に、し尿処理施設から出ます汚泥でございますけれども、茨城県の北茨城市の方に104立米、金額といたしましては563万4,720円となっておるわけでございます。主な内容は以上でございます。
 平成14年度の搬出見込みでございますけれども、焼却灰につきましては年間2,700トン、ばいじんにつきましては200トン、不燃残渣につきましては600トン、それからごみ処理施設から出ます汚泥については250立米、それから廃プラスチック類につきましては500立米、し尿処理施設から出ます脱水汚泥につきましては800トン、それからし尿施設から出ます脱水汚泥以外の汚泥処理につきましては50トン、以上の量を見込んでおるわけでございます。
 これの、また内訳を申し上げますと、まず焼却灰でございますけれども、長野県の小諸市の方へ100トン、山形県の米沢市の方に1,000トン、群馬県の草津町の方に1,100トン、それから埼玉県寄居町の方に500トンを見込んでございます。
 ばいじんにつきましては、長野県の小諸市の方に200トンでございます。
 次に、不燃残渣につきましては、山形県の米沢市の方に500トン、それから群馬県の草津町の方に100トンでございます。
 ごみ処理施設から出ます汚泥につきましては、茨城県の北茨城市の方に250立米、それから廃プラスチック類につきましては、栃木県の鹿沼市の方に500立米、それから脱水汚泥につきましては、長野県佐久市の方に800トン、最後にし尿の汚泥につきましては、北茨城市の方に40立米を予定してございます。
 それから、次の質問でございますけれども、廃プラスチック類のRDFの固形燃料化業務に関する量の見込みと引き取り状況についてのご質問でございます。平成14年度におきましては、平成13年度と同様に、2,100トンの固形燃料化を実施する予定で考えてございます。現在の固形燃料の引き取り状況でございますけれども、2月末までの売却数量といたしましては、1,794トンでございます。3月中の中で約340トンの売却を予定してございますので、合わせますと約2,100トン程度の搬出ということで13年度は経過をしているわけでございます。それから、独自ルートの見通しについてのご質問がございましたけれども、基本的には固形燃料化による再資源化を考えておるわけでございますけれども、今後の廃プラスチックの再資源化に関しますこれからの技術開発の動向を見ながら、今後別途検討してまいりたいというふうに考えておるわけでございます。
 それから、次に、剪定枝の資源化の見込みについてでございます。平成14年度につきましては、約180トンの剪定枝の資源化を見込んでございまして、住民の皆様方への配布方法につきましては、従来どおりの方法で、利用される方々には直接衛生組合までとりに来ていただくという方法で考えてございますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 それから、最後にご質問の、堆肥化施設の関連ということでの排水路整備工事の内容でのご質問でございます。まず、排水路の整備工事でございますけれども、この工事箇所につきましては、堆肥化施設の建設予定地の西側にございます水路でございます。この水路に、私どもが建設いたします堆肥化施設の敷地内に降った雨水の放流先ということで、この水路整備をする必要となってきてございます。現在その水路が素掘り側溝でございまして、水路の約半分程度がもう土砂に埋まっておりますことから、排水機能が非常に困難でございます。そのようなことから、今回水路整備をする予定でございます。施工延長が約130メートルでございます。
 それから、長期的な水処理の必要性の見通しについてのご質問をいただいたわけでございますけれども、この施設におきましては、クローズドシステムということで、敷地内処理をすべて汚水処理は考えてございます。あくまでも雨水のみの放流ということでございますので、ひとつご理解をいただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
 猪股議員。
    〔19番 猪股和雄君登壇〕
○19番(猪股和雄君) 再質問させていただきます。
 まず最初に、情報公開の関係なのですけれども、次回の定例会に提案をするということですけれども、事前の、今さっきプロセスが大事なのだと申し上げました。ただいま宮代町のことも私勉強不足で知らないのですけれども、久喜市で情報公開制度をつくるときにはかなり長い時間をかけて、その内容も審議会などつくって公表しながらやってきましたし、去年の見直しに際しても、審議会、公募の意味も含め市民にも公開しながら、内容の見直しを進めてきました。今回の場合には、事務局内部ですべて検討して、でき上がったものを出しますよということでは、本当の住民に情報公開及び個人情報保護制度が根づいていくのか、大変そこのところも心配します。広報で周知していくということですけれども、それは内容が固まった段階でこういう制度ですよと説明するという意味ですよね。そうではなくて、現在こういう条例制度をつくっています、準備しています、それを今どのように進めています、どういう制度になりますということを事前からちゃんと周知していかなくてはいけないのではないですか。それから、検討している過程を、今から審議会つくってとなると実際には間に合わないのですけれども、私たち議員にも市民にもわかる形でやらなくてはいけないのではないですか。では、衛生組合だよりの紙面がどれだけスペース割けるのか、これは堆肥化の問題もあるし、かなり難しいですよね。すると、実際には、事前の広報、周知、啓発というのはほとんどなされないということになってしまうのでしょうか。その点どのように考えていますか。
 ただ一つだけ方法はあります。これは全住民が見るというわけにはいきませんけれども、ホームページが新しくなる。そこの中に特別に情報公開に関するページを設けて、逐一詳しく現在の検討段階、そして検討課題、制度の概要を載せていくという方法は一つ考えられます。いかがでしょうか。
 それから、次が、例規集のデジタル化なのですけれども、例規集のデジタル化に関しましては確かに一遍にできることではありません。ただ、「久喜市に準ずる」という現在の規定を持っている例規の改正は、新年度前半には済むわけですよね。そうしますと、その後縦書きを横書きに直すとか、その後ではないですね、これは同時に行っていくということでいいですか。これは横書きに直すという条例をつくればいいわけですから、あわせてできますよね。ただ、そのデータとして全部横書きにしていく作業等がありますから、そうした時間的な経過を考えていけば、早くてもといいますか、早ければ15年度には載せられるはずです、予算さえ取れば。この実際の作業は業者委託になるわけですから。久喜市でもそうで、来週4月からホームページに全部載っかるわけですけれども、早ければ15年度からできるはずだと思いますけれども、その見通しを考えていらっしゃいますか。
 それから、会議録のホームページ掲載については、組合会議議会の会議録ももちろんあるのですけれども、それといろんな審議会、特に今堆肥化推進委員会、こうした審議会の経過を住民の方々が何らかの方法で知れるように、関心を持ったときにぱっと知れるようにしていく、インターネットのホームページに載せるというのはそういう意味があるのですよね。衛生組合だよりという広報、紙を通じてというのは、配られたときにそれはたまたま目にして関心を持つ、あるいはふだんから関心を持っていて問い合わすということになりますけれども、情報化が進んでくる中でのインターネットの活用の意味というものは、いつでも見られるというところにあると思いますので、これをぜひ進めていくべきだと思うのです。それで、現在検討しているホームページの作成、その中にはこれは入っていないのですか。入っていないとしたら、今からでも入れていくべきではないか、あるいは年度途中からでも入れられるはずだと思いますけれども、いかがでしょうか。お願いします。
 次が、ホームページの作成委託で、職員が更新していくということですので、ぜひそのように頻繁に更新をしていただきたいなと思います。これは要望だけしておきます。
 それから、マイバッグの委員会の謝礼なのですけれども、いつから始まるのでしょうか。要綱はいつでき上がるのでしょうか。その内容についてはどこかに公表されるのでしょうか。ほかのあと2つの委員会もそうですけれども、でき上がった要綱、その制度、体制の中身が知らされないまま、行政ではこうやっていますよという結果だけが知らされていって、委員を募集して、「はい、こういうものを審議してください」ではなくって、内容を要綱の段階からきちっと知らせる、そういうふうにこれはすべきだと思うのです。それはどのように行っていきますか。
 それから、次が、業務用ごみ処理機の設置なのですけれども、5基5カ所、5事業所ということになりますか。既に対象となるところには当たっているのか、内々の相談でも何でもいいですけれども、討議はしているのかどうか。その回答のめどはついているのか、お願いします。
 それから、事業所への指導6件、電話及び文書で行って改善されたということでした。その指導の内容を明らかにしてください。6件の内訳です。
 それから、管理責任者の選任は全部の事業所が行っているということですが、減量会議は昨年よりもまた参加者が減ってしまったということで、欠席した事業所には資料を送ったというのですが、資料を送って理解されることではないですよね。一つ、委員の選任のされ方はどういうふうになっているのかを、ちょっとそちらでつかんでいればお聞きしたいのだけれども、さっき店長さんですとか担当責任者ですとか代表者が85%ということで言われました。これは小規模なお店などであれば、店長さんなり担当責任者がもう直接ごみ問題にかかわっているのだと思うのですが、大きなところになると、逆に現場でのごみのことを知らない、ただ役職の名前がついている人が管理責任者として届けられてしまうことがあるのですよね。そうした実態についてはどのように考えていますでしょうか。つまり店長及び担当責任者、代表者、85%ということだけれども、それらの方々がすべてごみの問題に直接ごみ捨てのごみの現場で携わってる方たちと考えているのか、どうなのか。
 それから、あと、減量会議に集める集め方をどういうふうにするか、ふやしていくのをどうするかというのは、ぜひ前向きに検討してください。年1回の2日間設定して、どちらかへ出てくれればそれでいいですよということ、そのことにも問題があるような気がするし、もっと頻繁に開けばいいのではないかという気もしますし、ただこちらの業務での忙しさということの兼ね合いもありますし、難しいところだとは思いますけれども、ぜひ検討をお願いしたいと思います。
 それから、ダイオキシン調査の専門員ですが、これもいつから設置なのか、お願いします。要綱ができ上がるのはいつで、その公表はどのように行うのかについてもお願いします。
 それから、専門的な知識を持った方ということですが、ちょっとイメージがまだつかめないでいるのですが、健康調査の結果の分析や評価まで行っていくのだとしたら、専門的な知識を持った方……失礼、まず専門的な知識を持った方というのはどういう方を想定しているのか、お願いしたいのです。それから、健康調査の計画を立てたり進行管理をしたり、結果の分析評価までしていくのだとしたら、かなり社会的な問題としてどうとらえていくかということになってきますよね。であれば、市民参加、住民参加ということも当然考えられるわけですけれども、公募も含めて、そういう候補についてはどう考えていらっしゃいますか。
 それから、新設炉の検討委員会についても同じです。いつから、それから要綱についてはいつでき上がって、いつ、どのように公表するか。これについては、8人を想定しているということですが、専門的な知識を持った方ということですが、これもどういう方を想定しているのか。それから、市民参加についてはどうなのか。
 それから、堆肥化については、大体時系列にわかりましたが、実証プラントでつくった堆肥、うまくいけば2月ごろにはでき上がってくる。15年の春には農家で、うまくいけばですが、使える状態になると見込んでいるかどうか。お願いします。
 それから、最終処分場の関係ですが、幾つか今、14年度の搬出、搬入先の見込みで言われなかったところがありました。焼却灰で群馬県草津、これがなくなっています。不燃残渣で小諸がなくなっています。それから、ごみからの汚泥の北茨城市が小諸から鹿沼に変更すると言われたと思いますが……ではない、失礼、違いました。廃プラスチックの方ですね。これが小諸がなくなって鹿沼市ということで言われましたが、これは、なくなった、変更するということなのか、確認をお願いします。
 それから、14年度も剪定枝のチップ化、また堆肥化、最初はいつごろでき上がる予定ですか、お願いします。
 以上です。
○議長(榎本和男君) ここで休憩いたします。再開は11時といたします。

    休憩 午前10時45分

    再開 午前11時

○議長(榎本和男君) 再開いたします。
 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) 再質問にお答え申し上げます。ページ数につきましては、一応ご質問の中で12ページということで受けております。
 まず、情報公開の関係で、検討していく際のプロセスといいますか、大事ではないかという再質問でございますけれども、確かにそのように考えております。こちらの組合といたしましても、久喜市と宮代町、条例ができ上がっておりまして、それぞれ施行しているわけでございますけれども、当組合の考え方といたしましては、市民、町民の方、基本となる対象の方が同一ということでございますので、市町の条例をベースに考えてまいりたいと考えております。時間的な制約もございますので、ご指摘の点等含めまして、今後検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それから、もう一点、例規集のデジタル化、それからインターネットの検索等のシステムについてでございますけれども、15年度までにできるのではないかというご質問でございますが、職員の中にそれなりの知識を有しているということが現在ございませんので、ご指摘あったように、当然委託になろうかなと、このように考えております。15年度にできるかどうかについては今後詳しく検討させていただきたいと思います。ちなみに、先日横須賀の市議会の方ですか、3年後を目標に委員会等の議事録についてもインターネットでお示しするという報道も確認しておりますので、久喜市並びに宮代町の状況等踏まえまして検討させていただきたいと、このように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 14ページのマイバッグの関係ですけれども、いつからということなのですけれども、5月の下旬から6月の上旬に第1回を開催したいと考えております。それと、要綱等の内容、この公表なのですけれども、ちょっと時間的に要綱等の公表が間に合わないものですから、開催状況というか、検討の過程、こういうものをその都度公表といいますか、お知らせしていきたいと考えております。
 次に、20ページの業務用生ごみ処理機の関係ですけれども、事業所に当たっているのか、また内諾といいますか、それがとれているのかということでございますけれども、事業所につきましては、減量推進会議の資料といたしまして、生ごみ堆肥化の補助を予定しているということを現在のところ伝えてあるだけでございます。要綱が決まり次第、対象となる事業所に対しては要綱等を送付して協力をお願いしたいと考えております。
 それと、20ページの事業所に対する指導等の内訳ということですけれども、平成13年7月の25日、グランドパブですけれども、電話にて指導しております。同じく8月の24日、改善されないものですから、同じくグランドパブに文書にして指導しております。この結果、改善されております。13年の12月25日、病院ですけれども、電話にて指導しております。その後改善されたのですけれども、また悪くなったために、14年の2月7日、病院に文書で指導して改善されております。それから、14年3月の12日、銀行ですけれども、電話にて指導、改善されております。それから、14年3月15日、スーパーですけれども、電話で指導、これも改善されております。
 それから、事業所の管理責任者、店長とか何かの問題ですけれども、実際に携わっていないという方が管理責任者になっているのではないかということですけれども、先ほど申しましたけれども、店長とか担当部署長、そういう方が85%前後なっておりますけれども、報告書を出すときに肩書きのある方を出してくるのではないかと考えております。今後実際に管理責任者を選ぶときには、実際にやっている方ということでお願いしていきたいと考えております。
 それと、同じく減量推進会議の欠席者、これ参考資料を送っただけでは理解されないのではないかということですけれども、欠席した者に対してほかにちょっと指導方法がないものですから、資料を配付しているところでございます。それで、では、出席したところと欠席したところ、これをちょっと減量の比較なのですけれども、単純比較なのですけれども、今年19事業所が減量推進会議に出席しております。その中で、減量した事業所は4事業所、21%でした。欠席した事業所が34事業所、この中で減量した事業所が17事業所、50%になっておりますので、資料を送っただけでもある程度の効果があるのではないかと考えております。
 以上です。
○議長(榎本和男君) 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 再質問にお答えをいたします。
 まず、ダイオキシンの健康調査の関係と新設炉の機種選定委員会についての専門的な知識を有する方とはどんな方かというご質問をいただいたわけでございます。具体的に申し上げますと、健康調査につきましては、私どもの方で考えておりますのは、まず委員さんとしては、埼玉医科大学の先生、また筑波にございます国立環境研究所の方、あるいは埼玉県の衛生研究所の方、県の保健所の方、それと地元の医師会の方、あわせて弁護士の方と、このような委員さん方でお願いをしていきたいなというふうに考えてございます。
 新設炉の方に関しましては、まだこれから具体的に委員さん方の検討をしてまいりたいと考えてございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 住民参加としての公募についてのご質問をいただいたわけでございますけれども、ただいま申し上げましたように、この専門委員会の内容等につきましては、かなり高度な内容の、本当に専門家という方をお願いするというような中身の委員会でございます。そのようなことで、ひとつご理解をいただきたいと思います。
 それから、要綱の設置についてでございますけれども、このダイオキシンの健康調査につきましては、4月に入りまして早々に立ち上げていきたいというふうに考えてございます。それと、新炉の方、焼却炉の方の機種選定の方につきましては、14年度の中で新設炉の基本計画の策定作業も私どもも進めていかなければなりません。それと、周辺の環境アセスの調査もしていかなければなりません。この辺の関連もございますので、新設炉の機種選定委員会等につきましては、その辺の作業の進捗を見ながら、並行して機種選定委員会をお願いしていきたいというようなことで考えてございます。
 それから、次に、堆肥の方のご質問をいただいたわけでございますけれども、順調にいけば2月に堆肥ができ上がるということでございます。でき得れば春先の作付にぎりぎり間に合うのかなという感もございますので、私どもも、工事の進捗につきましては予定どおり進められるように進めていきたいというふうに考えてございます。
 それから、最終処分の関係でございますけれども、この中で、いわゆる処分先が変わったところが廃プラスチックの処分先でございます。従来は長野県の小諸市の方にその処分をお願いしてきたわけでございますけれども、新年度からは栃木県の鹿沼市の方に処分先を変えていくという内容でございます。今までの小諸市の方では、廃プラスチックについてだけが受け入れが困難であるという状況から、私ども最終処分を鹿沼市の方に切りかえということでございます。
 それから、剪定枝の堆肥についてでございますけれども、これについては、非常に今までも好評でございまして、できればすぐ市民の方々にご利用していただくという状況でございます。今、そのためにその剪定枝の堆肥をつくっていっておるわけでございますけれども、予定といたしましては、6月に住民の皆様に呼びかけをいたしまして、この堆肥を利用していただくようにお願いしていきたいというふうに考えてございます。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 再々質問をお受けいたします。
 猪股議員。
    〔19番 猪股和雄君登壇〕
○19番(猪股和雄君) 再々質問をいたします。
 最初に、情報公開制度及び個人情報保護制度条例の策定なのですけれども、依然として内容的には明らかにならないし、途中経過はどのように明らかにしていくかということも言われてこないのです。具体的にお聞きします。久喜市と宮代町の条例をベースに考えているということで言われましたが、私はその比較したことないですけれども、違う点があるとしたら、どこら辺が違うのか。その違う点についてはどのように衛生組合ではしようとしているのかということが一つです。
 それから、具体的な内容なのですけれども、まず文言としては、「知る権利」という言葉を当然入れるべきですが、今はもう入れるのが常識になっていますが、いかがか。それから、「何人も」という、対象者になるかどうか。
 それから、具体的な公開や開示請求の手続なのですが、ここで別の窓口を設けることにはならないだろうと考えます。であれば、衛生組合事務局に来て、どこが窓口なのか。直接担当課、総務課なり業務課なりに行って、これこれこういうものを見たいという相談から始めなければいけないのか。窓口がまずどこになるのかということと、具体的な文書の特定から作業は始まるわけですから、そうした手続をどういう段取りで進めていくのか。だれが進めていくのか。あるいは、総務課のどこかで窓口をつくって、その担当者の方が相談から文書の特定からすべてやっていくということになるのか。お願いします。
 まだ検討の過程ということなので、今私がご質問したことがどの程度まで詰められているのか、いないのかです。もし詰められていないとしたら、やはり次回の会議にということですから、この間全く、これ以降全く内容は示されずに、いきなり条例という形で出てくることになります。そうではいけないと思うのです。
 やり方として、提案を2つします。一つは、インターネットホームページつくるわけですから、そこに各段階でどのような制度になりますよということを掲載していくべきです。これは絶対にやらなくてはいけない。これが一つ。それから、衛生組合だよりに、これはスペースの関係がありますが、できるだけ頻繁に毎号情報公開及び個人情報保護の欄をつくって、きちっと掲載すべきだと思います。それが二つ目。
 もう一つあります。これは、期限がない中で大変な作業にはなりますが、ホームページに載せる、またたよりに載せる。そのことによってある意味でのパブリックコメント、意見を寄せてくださいという、この手続は絶対踏むべきだと思います。そうしないと、せっかくの住民のための制度を住民に全く相談しないで事務局だけでつくったということになってしまいます。プロセスが大事だということは承知していると言われましたが、言っていることとやっていることが違います。今言ったインターネット、組合だより、それからパブリックコメント。まあパブリックコメントという大げさなもので呼ぶかどうか、名前はどうでもいいですが、とにかく意見をお寄せくださいというその作業、手続をとるかどうかです。お願いします。
 それから、次に、例規のデジタル化なのですけれども、そんなに難しいことではないと思うのですがね。例規のデジタル化と会議録の検索システムですが、久喜市では、もうこの4月から本会議は始まります。それから、いろんな審議会等については、もうホームページにその都度載せているのですよ。これは検索システムというまでのこともない。例えば、ここでやっている堆肥化推進委員会、これの会議録ができ上がってきたら、それをホームページに最新情報第何回委員会の会議録ができましたと載せればいいだけのことです。そういうふうに知らせていくことから始めなければいけないと思うのですが、その考えがあるかどうか。その上で、衛生組合議会の会議録検索システムをつくっていく、横須賀市では3年後をめどにと言われましたが、久喜市ではそんなにかかりませんでした。今いつからということは当然言えませんから、新年度において検討をすると。会議録検索システム、それからその審議会等を載せる、それから例規のデジタル化、これについて検討をするという答弁をぜひお願いしたいと思います。
 それから、次が、マイバッグの委員会、それからダイオキシンの専門委員会、新設炉の委員会、これらについては大体わかりましたが、開催については事前に公表しますね。つまり公開ということでよろしいですね。それから、公開であれば、当然いつ開催しますということを知らせなくてはならない。その方法はいろんなのが考えられます。あちこちの公共施設で張り紙をする、またインターネットホームページに載せる、方法はあります。そういう形で事前周知を図っていくかどうか。そして、傍聴を認めるということで当然お願いをしたいと思いますが、いかがでしょうか。
 それから、あと、各事業所の管理責任者の方を集めた減量会議については、出席した中で減量をした率が低いとか、欠席した方が高いとか、これだけではないですからね、要因は、当然そちらもおわかりのように。では、欠席した方が優良なのだということになってしまうわけで、そんなことはない。出てもらう方がよりいいわけですから。何でこんなこと言わなくてはいけないのだかわかりませんが。私たちはぜひできるだけもっと回数を多くして、昼とか夜とか、土日とか、いろんな形で開いていった方がいいのではないかというふうに思います。開き方について検討をお願いしたい、要望しておきます。
 それから、最終処分場の関係なのですけれども、今、廃プラスチックの小諸が受け入れが困難であるので鹿沼市に変わったということですが、その困難であるというのは理由を明らかにできますか、お願いします。それから、鹿沼市の方の業者名をお願いします。
 それから、あと、焼却灰で群馬県がなくなった。さっき言われなかったのです、今年の予定では。それから、不燃残渣のところで小諸市を言われなかったのですが、これは今年は予定していないということなのかどうか、お願いします。予定していないとしたら、その理由も含めてお願いします。
 以上です。
○議長(榎本和男君) 猪股議員の再々質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 まず、情報公開の関係でございますけれども、市町のベースということで、違う点、これはどうなのかということでございますけれども、現在比較検討中でございまして、これから中身を整理してまいりたいと考えております。
 それから、知る権利、今「何人も」という表現についてのご質問でございますけれども、市、町の方の条例等についても、両方の言葉というもので使われていると思っておりますので、当組合としても、それらを参考に検討してまいりたいと考えております。
 それから、手続の窓口について今ご質問いただきましたけれども、当組合は職員がかなり少ないということもございます。担当が窓口になるのか、集中した窓口を設けるのか、これらの細かな点につきましては、今後の検討の課題の一つであると考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 それから、住民等への周知の方法、インターネットホームページ、それから組合だより、それからパブリックコメントの点についてご質問いただきましたけれども、これから詰めていく中で、今ご指摘いただきました周知方法等活用して、どのようなことがお伝えできるかということも含めて検討してまいりたいと考えております。
 それから、会議録、委員会等のデジタル化、それと検索のシステムですか、こちらについて、14年度中の検討をするのかというご質問だと思いますけれども、こちらにつきましては、全体的なシステムをどのようにしていくかということを一回検討させていただいた中で、具体的な年度についても含めて検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 私の方からは以上でございます。
○議長(榎本和男君) 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 再々質問にお答えをいたしたいと思います。
 まず、専門委員会の関係での開催日の事前公開をというご質問をいただいたわけでございます。その辺につきましては、私どもも今後検討してまいりたいというふうに考えてございます。
    〔何事か言う人あり〕
○業務課長(井上正夫君) ええ、事前の公開についての開催日の事前公開でございますけれども、それらにつきましては、当然ダイオキシンの健康調査等での専門委員会でございます。この辺の専門委員会の立ち上げ、設置の中で、この辺も内容等については、傍聴等の問題もございます。その辺も含めて検討していただく必要があるかなと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。開催日の事前公開につきましては、私どもの方もその辺の方向で考えていきたいと思います。
 それから、最終処分の関係でございますけれども、廃プラにつきましては、小諸市から鹿沼市の方に新年度から切りかえていくということでございます。その理由でございますけれども、小諸市の方では、新年度かなりの廃プラといいますか、最終処分の量が大変他の自治体からのいわゆる量も多くなってきておるということで、私どもの方の量的な問題もございますので、でき得れば他の処分場の方へというご相談もございました。そのようなことから、私どもの方も鹿沼市の方に先般事前協議を行いまして、廃プラについては、新年度からは鹿沼市の方にお願いするということでご了解をいただいてございますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 そのほか、不燃残渣等につきましての処分場、処分先、変わってございますけれども、各処分場のそれぞれの受け入れ量、また各処分場の理由等もございます。その辺の状況を確認しながら、先ほどご答弁申し上げましたように、新年度の各処分場の排出量につきましては協議が整ってきてございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) マイバッグの検討委員会公開事前公表ということですけれども、マイバッグの検討委員会につきましては、広報とかで公募いたしますので、どういう方がなるか、いまだにちょっと検討つきませんので、一回目の開催に公表、または事前公表、そういうものを投げかけまして、2回目からできるだけそういうことができるようにしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
    〔「ちょっと漏れています」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 休憩いたします。答弁漏れ。

    休憩 午前11時28分

    再開 午前11時29分

○議長(榎本和男君) 再開いたします。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 答弁漏れで大変申しわけございません。
 まず、廃プラスチックの処分先でございます鹿沼市の方でございますけれども、ここの方へは、民間の株式会社鹿沼環境美化センターへ500立米を新年度については廃プラスチックの最終処分を行っていくということでございます。
 それから、焼却灰、不燃残渣につきましては、先ほどご答弁申し上げましたように、焼却灰につきましては、埼玉県の寄居町の県の処分場を含めまして4カ所へ新年度では最終処分を行っていきたいというふうに考えてございます。それから、不燃残渣につきましては、山形県の米沢市と群馬県の草津町、この2カ所へ不燃残渣については最終処分をしていきたいというふうに事前協議を行ったところでございます。
 よろしくお願いいたします。
○議長(榎本和男君) 以上で猪股議員の質問を打ち切ります。
 次に、角野議員、お願いいたします。
    〔5番 角野由紀子君登壇〕
○5番(野由紀子君) 14ページのダイオキシン類健康調査専門委員会、マイバッグ普及検討委員会、新設炉機種選定委員会、前壇者で一通りわかりましたが、ダイオキシン類健康調査委員会に関しまして宮代台とのごみ処理に関する合意書で10項目ありまして、その6番目と10番目が大変関連していますので、確認というか、お伺いします。今の委員の所掌事項ということが、計画内容及び進行管理ということに関連してですが、宮代台だとか、あとの3地区の住民と委員との接点はあるのかどうか、一点だけお伺いします。
 それと、マイバッグ普及検討委員会ですが、モニター分100名も今回計上されているわけです。これは5月下旬から始めまして今年度中にマイバッグを試作品としてつくるのかどうか。予定に入っているのですが、でき上がるのかどうか確認でお願いします。
 あと、14ページの委託料、堆肥化処理施設竣工式典100万円ですが、これは堆肥化施設建設の契約の中に入っていないのかどうか、またお伺いします。
 14ページの備品購入費、パソコンの台数何台かということで、これで職員1人1台が確立されるのかどうか、お伺いします。
 あと、負担金補助及び交付金、退職手当組合負担金が692万円と大分ふえていると思うので、この増の内容についてお伺いします。
 16ページ、真ん中あたりなのですが、北茨城市環境保全協力負担金、これは本年度初めてかと思うのですが、内容をお伺いします。
 あと、下から2番目の都市計画用図面作成業務について、内容と委託先をお伺いします。
 以上、よろしくお願いします。
○議長(榎本和男君) 角野議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
 まず、ダイオキシン類の健康調査の関係で、宮代台自治会との合意書の内容でのご質問をいただいたわけでございます。私ども、宮代台自治会の方と健康調査に関しまして何回か協議をしてきてございます。そのような中で、自治会の方では、専門委員会にいわゆる周辺の住民の声を聞いてほしいという要請はございます。私どもの方も、この専門委員会にまず立ち上げて設置した中で、そういうような住民の声があるということで、また委員会の中でご検討いただくような形で進めていきたいというふうに考えてございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 それから、堆肥化処理施設の竣工式典の委託料ということで100万円を計上させていただいてございます。この内容につきましては、式典会場の設営等のための具体的にはテント、いす、テーブル等、あるいはまた、式典等に係る会場準備の経費ということで予算計上させていただいておるわけでございます。この経費につきましては、現在建設工事の発注契約の中には全く含んでございませんので、ご理解をいただきたいと思います。
 それから、北茨城市の環境保全協力負担金についてのご質問でございます。ご承知のように、茨城県の北茨城市につきましては、ごみ処理施設とし尿処理施設から出ます汚泥についての最終処分をお願いしておるわけでございます。この協力負担金に関しましては、北茨城市の方から要請がございまして、新年度の平成14年度からは、一般廃棄物を最終処分する際には、生活環境の整備、あるいはまた公害防止対策経費の一部ということで環境保全協力負担金を各搬入する自治体からお願いしたいという要請が来てございます。その負担金の内訳といたしましては、年間基本料といたしまして10万円、それから搬入をいたしますトン当たり500円の負担をいただくというようなことでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 まず、パソコンの購入台数でございますけれども、9台を予定してございまして、これによりまして、1人1台体制が確立されるということでございます。
 それから、14ページの退職手当組合の負担金の増額の内容についてのご質問でございますけれども、退職手当の支給に要する費用につきましては、市町村の負担金によって賄われているというところでございます。14年度におきましては、一般の負担率、現行の1,000分の95から1,000分の120に引き上げられたための増額ということでご理解をいただきたいと思います。
 私の方からは以上とさせていただきます。
○議長(榎本和男君) 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 14ページの、マイバッグ検討委員会のモニター謝礼の関係ですけれども、検討委員会、私どもの順調に計画が進めば、年度末ごろにはモニターといいますか、マイバッグをつくりまして、モニター制度でちょっと調査したいと考えております。
 それと、16ページの、都市計画図面の作成業務の内容と委託先なのですけれども、都市計画用図面の作成業務といたしましては、前回の臨時議会で補正をいただきました用地測量、そこの用地なのですけれども、今後焼却炉建設までに都市計画の変更、それから農用地除外等の図面作成が必要でございます。その中といたしまして、都市計画の図面の作成内容といたしましては、総括図、計画図、新旧対照図、施設配置図、求積図、搬入経路図、施設周辺土地利用図、それから排水系統図等の図面作成、それから農用地の除外、それから県の河川課等の協議図面、それから各種計算といいますか、遊水地容量の計算、それから放流量の計算、河川に放流するためのオリフィス径、それから水利解析等のそういう図面、それから計算の委託でございます。
 それから、委託先についてですけれども、平成14年度に入りまして入札を予定しておりますので、現在のところ委託先は決まっておりません。
 以上です。
○議長(榎本和男君) 以上で角野議員の質問を打ち切ります。
 次に、林議員、お願いいたします。
    〔9番 林 恭護君登壇〕
○9番(林 恭護君) 林でございます。
 14ページ、報償費の中の、前壇議員で相当長時間審議されたダイオキシン類専門委員会、マイバッグ普及委員会、新設炉機種選定委員会等々の公開の問題です。前壇の議員の質問に対するご返事が少し要領を得ない点がございますので。
 マイバッグ普及検討委員会は問題ないと思いますが、新機種選定委員会なりダイオキシン類健康調査専門委員会は、非常に専門的な内容であるということで、公開の問題については今後検討していきたいと、こういう答弁だったかと記憶しておりますが、まず、こういう委員会の公開の原則はしっかり確認をしていただきたいと、これが一点でございます。それから、確かにダイオキシン類健康調査専門委員会は当組合初めてでございますし、いろいろ内容的には微妙な問題もあるということはわからぬでもない。したがって、その専門委員に就任される方の委員のご意向も十分に徴取をして態度を決定されるのは、そういうこともあろうかと思います。しかし、当組合の態度としては、いわゆる公開の原則をしっかり確立していただきたい。その辺のお考えをきちんとご返事いただきたい、これ一点です。
 それから、新設炉機種選定の問題につきましては、確かに専門的な内容ではありますが、現実のこの当組合の今後長期間メーンになる設備でございますし、また長年の間、旧来の設備の内容なり管理運営についてのいろいろな問題点を抱えて今日に来ているということから、この8名の委員会の中にやはり周辺住民の代表、あるいは当組合管内の学識経験者等が当然含まれなくてはならないと、こう思いますが、そのお考えをお聞きしたいと思います。なお、これは現在準備中ということでございますが、予算にのせる以上は14年度内に執行というふうに理解をいたします。年末か、あるいは、歴年でいえば来年早々にでも立ち上げるお考えかどうか、これをあわせてお尋ねしたいと思います。それが今の14ページのところです。
 ちょっと前後して申しわけありませんが、12ページ、前へ戻りまして、7節賃金、臨時職員賃金385万2,000円、これの臨時職員の人数、職務内容をご明示いただきたい。これがページ12です。
 次は16ページ、負担金補助及び交付金の中の、16ページの上から3行目、埼玉県廃棄物広域処分対策協議会負担金、去年もお聞きしておりますが、今年度のこの協議会の事業内容と計画を具体的にお知らせ願いたいと思います。
 北茨城市云々は質問要項に載せましたが、前壇のご説明で結構でございます。
 それから、同じく16ページの、需用費のこれ燃料費、光熱水費が出てまいります。この件につきましては、総務費の中の需用費と、及び22ページには塵芥処理費の中の光熱費、それから24ページのし尿処理の中での光熱費、この光熱費関係、3つに分かれておりますので、これ一括してお尋ねをいたします。総額で9,890万4,000円になります。この処理費の中でも内部的な費用としては1億円近いまとまった費用でございますので、これの各施設設備別、それから電気料、水道料、燃料と、多分こういうように分かれると思いますので、この内容のご明示を質問いたします。実はこれ文書で整理されたご回答をいただいております。これ皆さんの手元にもいっているのですよね……。
    〔「はい」と言う人あり〕
○9番(林 恭護君) 燃料、光熱水費内訳ということで具体的に明示をいただきました。総額9,890万4,000円。それで、これは電気料と水道料の場合には、設備ごとの配電盤がなくて全部一括受託しているという関係で、事務所償却、し尿処理、粗大ごみが電気料、水道料は全部一本になっているという点がございますが、このご明示でよろしいと思っています。重油については、焼却施設で2,450万円予定をされている。あと、新しい設備、生ごみ堆肥化処理施設の方では、電気料と水道料が11月稼働という想定で一定の金額が載せられておりますが、重油の欄が、重油ないしは軽油、あるいは灯油になろうかと思いますが、空欄になっておりますが、この辺は現在ではまだ計算できないから入れていないのか、何かお考えがあればお聞かせ願いたい。現在焼却施設に使っております、これは金額出ておりますが、これはリッター換算でどのくらいになるのか。概算で結構ですからお知らせ願いたい。これが光熱費関係です。
 次が20ページ、ここにやはり賃金の科目で清掃費の項で出てまいります。これの臨時職員の人数、職務のご明示をお願いいたします。
 それから、19節の業務用生ごみの件は、前壇者のご質問で結構でございます。
 22ページの下段の方に、質問書では7項目出しましたが、一、二説明を伺ったところもございますので、それを省きながらお聞きしますが、生ごみ堆肥化処理施設建設工事管理業務990万2,000円、この内容をご明示願いたい。
 それから、ごみ処理施設基本計画及び環境影響調査業務8,242万5,000円、このごみ処理施設基本計画に関して幾らなのか、それから環境影響評価アセスメントについて幾らなのか、これは分離されているのだと思うのですが。なお、ごみ処理施設基本計画は、今議会に提出されております基本計画の作成について、既に平成12年度に730万円予算化があり、執行は平成13年ですか、に執行されていると思うのですが、その辺等のダブりがあるのかないのか、これもあわせてお尋ねいたします。
 それから、次が、ごみ処理施設造成工事実施設計及び地質調査業務、これはいわゆる新焼却炉をつくる土地に関する件かと拝察しますが、これご明示願いたい。
 それから、健康調査血液ダイオキシン濃度測定分析業務、想定する検体数なりダイオキシン濃度測定の方法等、現在わかる範囲での具体的業務をご明示願いたい。
 それから、堆肥化処理施設運転業務、これは簡単でいいのです。これは11月から動くからそのための費用なのだということに拝察しますが、一切説明がありませんので、お聞きしておきます。
 それから、排水路整備は、これは結構です。了解をいたします。
 生ごみ収集業務、771万2,000円、この具体的計画をご明示お願いしたい。
 以上、この節ではその内容のご明示をお願いします。
 以上です。
○議長(榎本和男君) ここで昼食休憩といたします。再開は1時といたします。

    休憩 午前11時51分

    再開 午後1時

○議長(榎本和男君) 再開いたします。
 林議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) それでは、お答え申し上げます。
 まず、総務費の臨時職員の人数と職務内容についてのご質問でございます。臨時職員の人数につきましては、3名を予定しております。うち2名につきましては、粗大ごみの予約などの電話対応、それから発送文書などのあて名書き、そのほかにも受け付けの計量データの整理など職員の補助的な業務をお願いしているところでございます。もう1人につきましては、いわゆる事業系ごみの計量業務の補助職員ということで予定してございます。
 続きまして、16ページ、財産管理費の需用費の関係でございますけれども、こちらにつきまして、お手元に今資料を配付させていただいたわけでございますが、その中で、生ごみの堆肥化処理施設の燃料の件について今ご質問いただきました。表の中に燃料の欄入っていないわけなのですけれども、こちらにつきましては、予算を編成する段階でどのような燃料を使うかということがはっきりしておりませんでしたことから、焼却施設、重油の欄で2,450万円書いてありますけれども、こちらの中に含めさせていただいたということでご理解いただきたいと思います。
 それから、もう一点、その重油のリッター換算というご質問だと思いましたけれども、2,450万円の内訳といたしまして、焼却炉につきましては640キロリットル、それからただいま申し上げました堆肥化施設につきましては、一応60リットルということで計上させていただいております。
    〔「60……」と言う人あり〕
○総務課長(岡村和男君) ああ、60キロリットルです、はい。合わせまして700キロリットルということで、2,450万円となっております。
 それから、清掃総務費の臨時職員の人数と職務でございますけれども、こちらにつきましては、予算上で14名予定してございます。職務でございますけれども、収集業務、それから焼却施設の投入ピット、それから粗大ごみ処理施設前での分別指導とか受け付けですね、そのようなものを臨時職員で対応していきたいと考えております。
 私の方からは以上でございます。
○議長(榎本和男君) 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
 まず、健康調査と新設炉の機種選定につきましての専門委員会での公開の件でございますけれども、ご質問をいただいておりますように、私どもも公開の方法が可能であれば考えていきたいというふうに思います。ご質問者の方からもお話がありましたように、非常にダイオキシン、これも人体にかかわる調査の内容での委員会でございます。そのようなことから、この専門委員会にお諮りをしながら検討させていただくということで、ひとつご理解をお願いしたいと思います。
 なお、この専門委員会の立ち上げの時期でございますけれども、健康調査に関します専門委員会につきましては、早急にその設置をお願いしていきたいと考えてございます。また、新設炉の機種選定委員会につきましては、他のごみ処理施設の基本計画、あるいは環境アセス、その辺等の関連がございますので、この機種選定委員会につきましては、年度の後半に入っていくであろうというふうに考えてございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 それから、次に、埼玉県廃棄物広域処分対策協議会についてのご質問でございます。この協議会につきましては、廃棄物の広域処分体制を整備するという目的でございまして、広域的な処分場の確保や広域処理に関しまして調査研究等を行うために設立した協議会でございます。県内の市町村並びにごみ処理関係の一部事務組合が加入してございまして、現在63団体が加入をしております協議会でございます。そこで、平成13年度におきます主な活動内容についてでございますけれども、廃棄物の広域処分体制の整備ということで、まず廃乾電池の広域処理の委託ということで、この委託処理に関します内容がまずございます。それとあわせまして、焼却灰とばいじんにつきましてをセメントの原料ということで広域委託処理にするということで、現在一部の団体が熊谷のセメント工場の方でこの材料として既に昨年から始めました。幾つかの団体が既に焼却灰やばいじんを持っていってございます。それを県の広域処分協議会の中で一括してこれを行って、今後進めていくということでございます。そのようなことでの活動を行ってございます。その他、広域に関します講習会、研修なども行っておるわけでございます。
 それから、次に、生ごみ堆肥化の処理施設建設工事の監理業務につきましてのご質問でございます。この内容につきましては、堆肥化施設建設工事の設計管理と施工管理の業務でございます。具体的に申し上げますと、建設物あるいは土木構造物、さらに施設内に設置いたしますプラントの機械設備、これらの専門的な技術並びに工程等の管理でございまして、実施設計書類の審査とか、工事期間中の検査立ち会い、あるいは施工管理に関します工事にかかわる承認事務、また工事進捗に伴います出来高管理、安全管理、品質管理、このような業務の監理業務でなっておるわけでございます。
 それから、次に、ごみ処理施設の基本計画と環境影響調査業務の内容についてでございます。この業務の内容につきましては、新設炉の建設に向けましての廃掃法の規定に基づきます、まず生活環境影響調査の実施と、国庫補助金の申請を当然新設炉で行ってまいりますけれども、そのための準備段階といたしまして、ごみ処理施設焼却炉の基本計画の策定業務となってございますので、ご理解をいただきたいと思います。内訳を申し上げますと、環境影響調査の経費が6,730万円でございます。それと、ごみ処理施設の方の基本計画の策定費が635万円でございます。これに消費税が392万5,000円でございます。これを合わせまして、予算8,242万5,000円のお願いをしておるわけでございます。
 そこで、ごみ処理施設のあくまでも基本策定のための経費だということで、ごみ処理基本計画のダブりかというご質問をいただいたわけでございますけれども、あくまでも今回お願いしておる経費につきましては、新設炉の基本計画にかかわる策定の経費であるということでご理解をいただきたいと思います。
 それから、次に、ごみ処理施設の造成工事の実施設計等の関係でございますけれども、これにつきましては、新設炉建設に伴います拡張予定地の土地の造成並びに緑地等の造成、いわゆる土地造成にかかわる実施設計の経費でございます。
 続きまして、健康調査の血液中ダイオキシン濃度測定の分析業務の内容でございますけれども、私どもの方で計画しておりますのは、25の検体の血液中のダイオキシンの測定を行うという経費でございます。内訳を申し上げますと、周辺地域の方々の測定検体数につきましては、20検体を予定してございます。それに、焼却炉の現場職員の測定、5検体を予定しておりまして、合わせて25検体の測定経費だということでご理解をいただきたいと思います。
 次に、堆肥化処理施設の運転業務ということで、1,323万円お願いをしてございます。この内容につきましては、堆肥化施設の運転管理の業務と、あわせまして日常のこの施設の点検業務の委託を予定してございます。新年度の14年度につきましては、稼働が12月からということでございます。12月から今年度いっぱい、3月までの委託経費ということで、今回この額を予算計上させていただいておるところでございます。
 それから、次に、委託料の生ごみ収集の業務でございます。今年の10月から、生ごみ堆肥化のモデル地域ということで久喜宮代管内で約7,000世帯の生ごみ分別収集を予定してございます。ご承知のように、まだこのモデル地域につきましては、現在生ごみ堆肥化推進委員会におきましてモデル地域の選定作業を行っていただいておるわけでございます。ですから、収集地域につきましては、まだ決まってはございません。そのようなことから、委託収集の形になった場合を想定いたしまして、収集委託経費といたしまして、収集車1台の半年分の経費を予算計上させていただいたところでございます。よろしくお願いをしたいと思います。
 以上でございます。
    〔「議長、ちょっと答弁漏れ」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 休憩いたします。

    休憩 午後1時12分

    再開 午後1時13分

○議長(榎本和男君) 再開いたします。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 大変申しわけございません。答弁漏れでございますけれども、周辺住民の方、また管内の知識経験者の方のお話をいただいたわけでございますけれども、私ども、8名の委員さんということで想定をしてございます。それには新設炉の建設に向けての機種選定委員会、他の自治体でも幾つか例があるようでございまして、私どももそのような中で、他の自治体等を参考にさせていただきながら、最終的には予算を決定していきたいというふうに考えてございますけれども、周辺住民の方等については、現在のところ私ども、委員さんとしての選定につきましては現在その中には含まれてはございません。そのような形の中で、ひとつご理解をいただきたいと思います。
○議長(榎本和男君) 再質問ございますか。
 再質問をお受けいたします。
 林議員。
    〔9番 林 恭護君登壇〕
○9番(林 恭護君) 再質問させていただきます。
 予算書の14ページに関係いたします各委員会の公開の原則ということについては、今のご答弁の内容で、十分にその点を留意して、参加委員のご意見もあるでしょうから、お願いをしたい。事務局もご存じかと思いますが、この種の、このダイオキシンの健康調査の件では、埼玉県では所沢で経験がございました。それから、一昨年から昨年にかけましては千葉県の八千代市でやはりいろいろ問題が起きて、ダイオキシンの血液調査に着手して、その折には、これはインターネットの情報でございますが、一定の人数の制限をつけながら住民に公開をして審議を続けたという記録が公開されております。そういう点も斟酌をしてご判断をぜひいただきたいということで、結構でございます。
 なお、新設炉機種選定委員会については、今の考えわかりました。まだ要綱も決まっていないわけですが、これは確かに専門的な作業ではあるけれども、その中にやはり、この種の設備で周辺住民の関心あるいは心配も相当濃度が濃い程度でございますし、そういう人の中で、やはり参加する余地というものが十分考えられると思うので、なお研究していただきたい。それがもしとれない場合には、これは完全公開を原則にしていただきたいと思っております。これはそういう要望を伝えておきます。
 それから、燃料費等のご回答は、結構でございます。これはご丁寧な、ひとつ回答をいただいたことをお礼を申し上げておきます。
 22ページの関連で、それぞれの一応具体的な事業内容を説明いただきました。その中で、一点、健康調査血液中ダイオキシン濃度測定、これを25検体予定をしていくと。ご案内のように、長い間地元住民との、言うならば真剣かつ苦しいといいますか、協議を続けてきた中で、昨年の8月に宮代台自治会との間に交わされた合意事項の項目の一つでございますが、その中で、健康調査としてダイオキシンの血中濃度を測定する位置づけなり目的なりという意味で、一応この段階ではとにかくそれを行うということを、今後明細を協議するということを残して、住民も一定の収束をしていったわけでございますが、その後、そういう目的なり、位置づけなり、また検体数については、十分に話が固まらないというふうに聞いております。住民側では、一応の代表者の意見だけではいかぬということで、住民全体のアンケート調査といいますか、希望、考え方を問うたところ、普通の地域では、今までよその地域ではいろいろと、実際には血液を提供して検査することには非常に抵抗があって、なかなか集まらないということもよそでは聞いておりましたが、これは宮代台自治会のみに関するデータですが、830世帯中、606、70の希望者といいますか、ぜひ血液を提供して、なおかつ検査をしてもらいたいという実は答えが出ました。それを受けて、代表者と組合が現在の協議を重ねていると思いますが、もちろん住民側の理解もそれぞれの非常に幅がある理解があろうかと思いますし、また衛生組合の方から住民に対して、こういう測定の目的なり手法なりについての具体的な説明もない中でのアンケートでございますから、非常に幅があったと。しかし、そういう数字というのは、長年にわたる、というのは、この30年の組合の歴史の中で、特に5、6年前まで非常に環境が悪かったということに対する住民の意識なり、それから健康不安なり、そういう不安が非常に増長していたという事実に基づくこういう希望の表明であったわけでございます。これを本当に科学的に、あるいは客観的に、どれだけ取り上げてみんなが納得する形で仕事を進めていくかということが、衛生組合にも課題を課されていると思いますし、また住民の代表の中でも真剣な議論が交わされているというふうに聞いております。そういう意味で、一応予算上こういう数字が出ておりますが、住民の主張する、もちろん六百数十の数字をすべて検査すべきだということでは現在ないと思います。それぞれの所沢の実例なり、あるいは千葉県の実例なりを基礎にして、少し住民の不安を吸い上げて、やっぱり問題を解決していくと。将来にわたって安全度を確認していくという要素を秘めている内容だと思いますので、予算上はこういう計上がございますが、これで話がついていたわけではないというふうに聞いておりますので、その辺の確認をしておきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 林議員の再質問に対する答弁を求めます。
 局長。
    〔事務局長 中村恭三君登壇〕
○事務局長(中村恭三君) ダイオキシンの健康調査の関係についてご答弁申し上げます。
 昨年の8月5日に合意をいたしまして、その後、住民の代表の方と協議を3回ほどさせていただきました。私どもの方もダイオキシンの健康調査を初めて行うというふうなことから、各市の状況等もお知らせをし、しかも我々の気持ちも聞いていただきましたけれども、現在ではどれぐらいやろうかというのは決まっておりません。まして、宮代台自治会の方のダイオキシン調査をやるというのに至ったということは、先ほど議員さんおっしゃっていますように、住民の健康の不安を払拭するのだと、そのためにやるのだというふうなことも私どもの方は伺っております。初めてのダイオキシン調査でございますので、私どもの方では、一応今私どもの方の申し上げました20検体と5検体ということで、25検体というふうな形で予算化をさせていただいております。ただ、宮代台自治会等のお話ですと、非常に格差が出ております。そんな関係もありますことから、いわゆるダイオキシン健康調査の専門委員会を立ち上げた中で、宮代台の住民の皆さんの意向を専門委員の方にお話をし、また免疫学的にどれぐらいの検体数が要るのかというふうなこともお聞きしながら、最終的には、もし足らない場合は補正なりというふうなことでお願いを申し上げたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(榎本和男君) 以上で林議員の質問を打ち切ります。
 次に、加藤議員、お願いいたします。
    〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。私もたくさん質問項目を出しておるのです。それで、前壇の方々とダブっていまして、かなり消える部分もありますが、これを照らし合わせてやりたいと思いますので、ちょっと言葉も遅くなるかもしれませんが、よろしくお願いします。
 12ページの、事務職員1名増の件ですけれども、その増の理由ですと、14年度の予定事業が、例えば機種の選定であるとか、ダイオキシンの測定であるとか、さまざま業務がふえるということで、業務課へ配属をしたいということだったのですけれども、19番の猪股議員でしたか、派遣ではなくて、ここで採用してここの仕事を熟知させる、このことが大事だということをおっしゃいましたけれども、確かに私もそう思うのです。それで、1人を派遣していただいて、14年度予定のたくさんある業務に専念できるのかどうか、そのあたりどのようにお考えか、お願いしたいと思います。それから、こう言っては何ですけれども、この手の規模の事業所の割に事務職が私は多いのではないかと思っているのですけれども、そういった点からも、やはりここの職員さんが一生懸命頑張っていらっしゃる、そういったところでこの増というものがどうなのかどうか、お願いしたいと思うのです。
 それから、14ページの、それぞれ3つのダイオキシン、マイバッグ、新設炉の委員会ですけれども、まず……ダイオキシンはいいのか。マイバッグの普及検討委員会ですけれども、ごみ処理基本計画、新しい案の中にもマイバッグの記載がありまして、それを受けての立ち上げだと思うのですけれども、ここで一つ確認しておきたいのは、もうマイバッグを推進していくという立場でのことでしょうということです。普及検討ですから、そういうふうになると思うのですけれども、これがマイバッグを導入するかどうか、こういうところから入ってもらっては困るので、とにかくマイバッグということは関心のある方はもう既に自分でやられているわけで、これを行政としてどのように普及させていくかということが問題ですので、そこの入り口、議論のスタートといいますか、もうこれを当然やっていくのだというところでないとおかしいと思うので、そのあたりの考えをお願いしたいと思います。
 それから、新設炉の機種選定委員会ですけれども、これは前に新設炉建設検討委員会の答申がありました。その中で方向は示されているわけですよね。そこからスタートしていくのだと思うのですけれども、その点について確認をしておきたいと思います。
 同じ14ページの、ホームページについてはわかりました。堆肥化処理施設竣工式典の100万円ですけれども、これも前壇者の質問で、会場の設営であるということなのですけれども、ちょっと高過ぎるのかなという感じがするのです。それで、設営だけなのか、それとも式典のプログラムからその運営といいますか、そこまで委託をされているのか、会場設営だけなのか、その点ちょっとお願いしたいと思います。
 16ページの、都市計画用図面についてはわかりましたが、その上の不動産鑑定業務、恐らくこれも新設炉用地だと思うのですが、確認をお願いしたいと思います。
 18ページです。清掃総務費の現業職員34人とあります。うち再任用職員が3人ということなのですけれども、この3人の方の勤務形態についてご説明をお願いします。
 20ページの賃金、臨時職員ですけれども、先ほどの説明で14人ということがありましたが、これは14年度の計画だと思いますが、現在は何名なのか、お願いしたいと思います。
 それから、業務用生ごみ処理機については了解しました。
 22ページの役務費の家電リサイクル券、5万円がついております。これは想像しますに、不法投棄されたものをいたし方なく組合で処理せざるを得ない場合の計上だと思いますが、それでよろしいかどうか、お願いします。
 次の生ごみ堆肥化施設建設工事管理、それからごみ処理施設基本計画及び環境影響調査、このあたりについてはわかりました。次のごみ処理施設造成工事についてもわかりました。健康調査血液ダイオキシン濃度測定であります。林議員さんへの説明で25検体、周辺住民20、ここで働く関係職員が5ということなのですけれども、私も今までここの炉で働く人たちのダイオキシンの調査をぜひしてほしいということで、そのたびにだめだと言われてきたのですけれども、ここで5人入ったことは喜ばしいのですけれども、先ほども林議員がおっしゃいましたけれども、これまでの歴史を見ますと、やはり相当周辺の住民の方々はダイオキシンと自分たちの健康状態について本当に不安を持っていらっしゃいます。ですから、先ほど局長のご答弁でも、これからもダイオキシンの健康調査専門委員会の中でも相談を申し上げるということでしたけれども、ぜひそうした周辺の方々の不安というものを酌み取っていただいて、なるべく多くの検体をされるようにぜひお願いをしておきたいと思うのです。
 24ページの生ごみ収集業務についてでありますが、モデル地域はまだ決まっていないということで、収集車1台、半年の計上ということでありますが、これは生ごみを収集するのは委託だけという考え方なのか、それとも直営でも生ごみの収集をするという、そういう両方のお考えか、その点についてお願いしたいと思います。
 ちょっと戻りますけれども、清掃総務費というところで、大枠で聞きたいのですけれども、朝も言ったのですけれども、相当使える物が集まってきております。それで、ごみの量を、最終処分といいますか、壊してしまうということでなくて、それを再び使っていくということで、この組合が、使いたい人に、また買いたい人に橋渡しをするような、そういう役割を果たしていただきたいと思っているのです。ですから、収集して再利用できる品物を展示したり、あるいは販売したり、無料でもいいと思うのですけれども、できれば少しでもお金は欲しいということで、そういう手段をぜひ考えていただけないかということです。その点、お願いしたいと思います。
 それから、24ページの備品購入で、塵芥収集車が1,138万円ですが、2台ぐらいだと思うのですけれども、何台か、ちょっとお願いしたいと思います。
 それと、その下の油圧ショベルについて、この目的は何か、お願いします。それから、下の委託料のところで、3号井戸の調査業務があります。これについて。それから、その下の財産処分申請業務について、ご説明をお願いしたいと思います。それから、その下の工事請負費、遠心分離機から次の26ページのし尿処理施設整備工事まで、これはすべて今まで整備されてきているので、恐らく修繕だとか、オーバーホールだとか、そういうものだと思いますが、その確認をさせていただきます。
 それから、公債費については丁寧な表をいただきましたので、それで結構です。
 よろしくお願いします。
○議長(榎本和男君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。たくさんのご質問いただきましたので、ちょっと順不同になるかもしれませんけれども、お許しいただきたいと思います。
 まず、1点目でございますけれども、事務職員1名増、こちら派遣で対応ということでお話ししているところでございますけれども、派遣の職員ということで、いろいろ14年度たくさん委員会等の設置とかあるということで、専念できるのかというご質問かと思います。この派遣につきましては、久喜市の方からの1名派遣ということで考えておりまして、総勢事務職員21名が14年度体制となっております。限られた人数ではありますけれども、21名の体制の中でさらなる強化を図りまして、全力で取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 それから、続きまして、18ページになりますけれども、再任用職員の勤務形態でございますけれども、こちらにつきましては、いわゆるフルタイム職員1名、それから24時間の短時間勤務の職員2名、合計3名を予定しております。
    〔「3時間勤務」と言う人あり〕
○総務課長(岡村和男君) 24時間の短時間勤務の方を2名、合計3名でございます。
 次に、現在の臨時職員というお尋ねだと思いますけれども、現業に従事をする臨時の方が11名、それから受付業務2名ということで、合計13名となっております。
 それから、続きまして、組合が収集したものの中で、再利用できるものについては展示とか販売とかをするべきではないかとのご質問だと思いますけれども、確かに不用となって出される物の中にはいろいろな物がございます。特に粗大ごみの中には、まだ使えるのかなと思われる物も一部見受けられている状況でございます。これらの物につきましては、本来であれば排出抑制をするという観点から、できるだけ長く使っていただくということを心がけていただくことが今一番求められているのではないかと、このように考えております。今後はその辺のことについても啓発に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 それから、ご質問の展示、販売の件でございますけれども、これらを実施するとなりますと、いろいろと検討しなければならないことがたくさんあるのではないかと考えておりまして、例えば展示のスペース、当然土地と建物も必要かと思います。それから、どのように運営していくかということも、人的な面を含めてシステムを確立していかなくてはいけないと、このように考えておりまして、いずれにいたしましても、組合としては、新しい焼却炉、それから堆肥化施設、こちらの建設というものを優先して進めてまいりたいという考えに変わりはございませんけれども、ただいまご質問いただきました件につきましては、検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 私の方からは以上でございます。
○議長(榎本和男君) 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 14ページのマイバッグ普及検討委員会の内容ですけれども、ご確認のとおり、マイバッグの持参運動、これをどういうふうに進めるか、それを検討してもらうための委員会ですので、やるかやらないかではなくて、進め方を検討していただくものです。
 それから、16ページの不動産鑑定業務委託についてですけれども、これは現在予定しております組合施設の拡張予定地、これの不動産鑑定をしていただくものです。不動産鑑定の額につきましては、不動産鑑定報酬額表から算出したものです。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から業務関係に関してお答えします。
 まず、新設炉検討委員会の結論等の関係でございますが、新設炉検討委員会答申が出ました。その答申を十分考慮いたしまして、選定委員会の方を進めていきたいというふうに考えております。
 次に、竣工式の積算、14ページですね、の関係ですけれども、式典の設営、設置、運搬、撤収等に係る経費でございます。
 次に、22ページの家電リサイクル券についてでございますが、本来不法投棄につきましては、市町村の担当課の方のリサイクル料金の負担ということになっておるわけでございますが、集積所に不法投棄されたものについては、衛生組合が地元の皆さんの要請を受けて引き上げてきます。そういう関係で、リサイクル料金については衛生組合で一部負担ということで、今回5万円計上させていただきました。
 次に、生ごみ収集業務は委託のみかということですけれども、モデル地区、まだ選定が決まっておりません。モデル地区の収集が直営の場合は直営で、委託の場合は委託での収集を考えております。ご理解を願いたいと思います。
 次に、塵芥収集車、24ページでございます、の購入ですけれども、平成14年度については2台購入を考えております。1台が回転式の収集車、2トン車1台でございます。もう1台は粗大ごみ収集車、低床用の車を1台考えています。いずれも低公害のLPG車の計画でございます。
 次に、24ページでございますけれども、油圧ショベルの関係でございます。今年、剪定枝の資源化設備において、剪定枝の投入実験を行いました。手作業に比べて安全に作業ができるということで、今回予算を計上させていただいたものでございます。
 次に、24ページの3号井戸の業務内容でございます。この3号井戸については、設置後かなりの年数がたっていますことから、井戸の内部に設置してあります水中ポンプの摩耗や腐蝕の状況、あるいは地下に埋設のケーシングやストレーナーの状況を水中カメラを用いて把握する調査業務でございます。
 続きまして、財産処分の、24ページでございますけれども、国庫補助を受けて取得した施設設備の処分を行う場合につきましては、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律22条の規定によりまして、国の承認を受けることとされております。今後し尿処理施設内の汚泥焼却炉等を撤去する必要がありますことから、平成14年においては承認申請を実施する予定であります。この承認申請には、設備の解体・撤去の工事費と残余価値などの判定など、高度かつ専門的な内容が含まれておりますことから、申請の作業作成業務を委託するものでございます。
 次に、24ページから25ページの工事請負費の各種整備工事についてでございます。まず、ごみ処理施設の1号炉、2号炉の整備工事でございますけれども、1号炉、2号炉とも維持管理のための工事でございます。特に1号炉については、ロータリードライヤーとか、それからバーナー関係です。2号炉については、炉体の整備、ガス冷室の整備等があります。そのほか、前処理機とか灰出しコンベヤの整備も含まれております。
 次に、投入クレーン及び灰出しクレーンの整備でございますが、1号、2号灰出しクレーン、3つございます。その電気関係、ワイヤー、そのほかバケット等の整備でございます。
 次に、電気集じん機及び塩化水素除去設備工事でございますけれども、電気集じん機1号、2号、両方ございます。内部の清掃、それから電極盤、コンベヤ関係の整備でございます。あと、塩化水素除去設備については、消耗品の交換とか分解整備等、保守業務でございます。
 次に、粗大ごみ処理施設整備工事でございますけれども、破砕機の本体の方の整備工事、あとコンベヤ、集じん装置の点検整備でございます。
 次に、破砕機用カッター及びハンマー交換ということで、これは本体のハンマーとカッターの交換でございます。
 それから、生ごみ処理機の施設整備工事ということで、これは13年からの継続事業ということで、4.8トンの建設工事でございます。
 次に、堆肥化処理施設関連排水路工事ということで、これは堆肥化処理施設の雨水を排水するための水路の整備工事でございます。約130メートル予定しております。
 続きまして、15節し尿の方にいきたいと思います。まず、遠心分離器整備工事につきましては、摩耗部品、ベアリングとかオイルシール等の点検等の工事でございます。そのほか、脱臭等工事費につきましては、ポンプ等の摩耗部品の交換、装置内の清掃、老朽装置の交換等を行うものです。
 次に、オゾンの発生装置工事につきましては、やっぱり摩耗、消耗品の交換、電気設備の点検修理となっております。
 次に、遠心分離機整備工事、先ほども言いましたような摩耗品の交換の工事でございます。送風機についても、同様な内容でございます。前処理機工事についても、摩耗部品の交換、腐食箇所の修繕、装置内部の清掃等でございます。
 最後に、し尿処理施設整備工事につきましては、ただいま申し上げた機器以外のし尿処理施設全般にわたる機器整備、修繕を行うものでありまして、汚水ポンプや曝気装置、定期整備、ろ過装置の修繕、水槽の補修などでございます。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
 加藤議員。
    〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 加藤です。細かくご説明いただきましてありがとうございます。
 13、14ページの新設炉機種選定委員会についてでありますけれども、新設炉建設検討委員会の答申という関係をお伺いしました。その答申の結果を十分考慮して臨むということであります。その新設炉建設検討委員会の答申がありました。あれでは、炉の規模が日量60トンという規模で答申があったのですけれども、それを受けての当局の検討結果というのがありまして、1年半ぐらいで出ましたよね。そこでは50トン、2基だという、100トンだということなので、そういった点がやっぱり、本当に燃すごみを少なくする努力というものを今までもしてきたし、これからもしていただくのですが、そうしますと、やっぱり新設炉建設検討委員会の60トンに極力近づけていただきたいなと思っているところです。その点、十分配慮を願いたいと思います。
 17、18ページの現業職員34人、うち再任用が3名ということで、その再任用の内訳を聞いたわけですけれども、フルタイムが1人と短時間が2人ということです。13年の当初のときが現業職員35人いたわけですね。ですから、現業34人となっていますけれども、短時間の方が2人ということで、かなりやっぱり現業職員の延べ人数というか、何というのでしょう、とにかく少なくなっていることは確かなのです。私ども、今のこの衛生組合の仕事を続けていくためには、現業職員、とりわけ若手をふやして、衛生組合が責任持って十分にごみ処理のサービスをやっていける、そういう体制をつくるべきだと言ってきましたけれども、だんだん、だんだんに減らされていく中で、再任用を入れても少ないと言わざるを得ません。ぜひその考え方を改めて、私は、委託すれば安くするという論議もあるのですけれども、そうは思わないのです。仕事の質というものがありますから。それはこれまでの議会で申し上げてきましたように、直営の質というのはすごく高いということはもうおわかりだと思うのです。ですから、これから堆肥化等も始まりますので、ぜひ現業職員をふやす方向で考えていただきたい。このことを特にお聞きをいたしておきたいと思うわけです。
 それから、21ページ、22ページです。家電リサイクル券の件で、集積所へ投棄された場合に、組合が処理をしなければならないということの予算化なのですけれども、それは当然わかるのですけれども、不法投棄をまずさせないということが大事だと思うのです。これはこの衛生組合だけではなくて、国レベルの話になるのですけれども、やはり電気製品価格に今度処分料を内蔵させる、このことが不法投棄を抑えていく何よりの力だものですから、そこは国へぜひ働きかけをお願いしたいと思うわけです。その点、お考えをお願いしたいと思うのです。
 ちょっと19、20へ戻りますが、臨時職員、前年度は現業が11人、受付が2人でしたか、1人ふやして14人ということになるのですが、これも職員が減っていくという中で、少しずつふやしていくのだと思うのですけれども、長い臨時作業の方を職員として雇用していくお考えはないものか、その点についてお願いします。
 油圧ショベルについては、前に私もお願いしたのですけれども、手作業に比べて安全に投入できる、しかも速さも速いのでしょう。ありがたいと思います。井戸はオーケー。
 それから、収集してきたまだ使える物、ぜひ展示し、または販売する方法をということでお願いしたのですけれども、基本的には長く使ってもらう、この考え方だと。それはそうなのですけれども、排出されてしまうものはしょうがないわけで、それの展示と運営は、ほかに急ぐ仕事があるから検討はしていきたいと思うけれどもというお話でしたけれども、私は、堆肥化とか新設炉とかとまだ使える物をどう回していくかということは並行してできると思うのです。先ほど展示場所ですとか運営の問題もあるということだったのですけれども、展示場所はそれほど大きなものは要らないし、雨風防げれば私はいいと思うのです。それで、運営についても、1人、2人、管理の方を置いておけばできると思うのです。その検討をされると言うけれども、やる方向でぜひ検討をお願いしたいのですけれども、もう一度、朝も言いましたけれども、その点お願いしたいと思います。
 以上です。
○議長(榎本和男君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) 再質問にお答え申し上げます。
 まず1点目といたしまして、現業の職員を採用するべきではないかというお尋ねでございますけれども、当組合の今置かれている立場と申しますか、先ほど来申し上げておりますように、新しい施設の建設、19年を目途に今進めているわけでございますけれども、それから市町村の合併、これがかなり現実化してまいりました。このようなことを考えますと、果たして今の段階で職員を採用するということに踏み切っていいのかどうか、これはよく検討する必要があると思います。いずれにいたしましても、今申し上げましたような状況を踏まえまして、今後の派遣職員、それから職員の定数、採用の件、それから直営と委託、これらの件を含めまして今後検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 それから、ちょっと順不同になるかもしれませんけれども、臨時職員として長くお務めの方を職員としてというお尋ねだったと思いますけれども、現時点ではそのような考えはございませんので、ご理解いただきたいと思います。
 それから、再利用品の件の再質問でございますけれども、ご質問の中では、1人、2人配置をしてとかいうお尋ねあったと思いますけれども、やはり基本的には、組合でやるか、これは委託でやるかのいずれにしましても、衛生組合で進めるとなりますと、安易な考えで進めていくということはやはりできないのではないかと考えております。それから、再利用をするといたしましても、施設を常設とするのか、それから臨時の施設とするのかによっても、また大分違ってくるのではないかと考えております。それから、販売する物によりますと、電気製品とか粗大ごみ、いろんなのが出てくると思いますけれども、いわゆるPL法の関係だとかも調査しなくてはいけないのかなと。先日毛呂山の方で、ちょっとリサイクルプラザとかの関係でお尋ねしましたところ、やっぱり電気製品についてはPL法の関係でやっていないというような確認もしております。それから、一番心配しているのが、現在まだ粗大ごみの場合には500円今いただいているわけです。出した方の気持ちというものが、果たして再利用をしていいかどうか、その辺の確認というのも実際には必要になってくるのではないかと考えております。いろいろとその辺の兼ね合いもございますので、先ほど申し上げましたけれども、今後検討してまいりたいということで考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 私の方からは以上だと思います。よろしくお願いします。
○議長(榎本和男君) 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 家電リサイクルに関しましてのご質問をいただいたわけでございますけれども、現在の家電リサイクル法、この法にのっとりまして、現行制度の中で進めてまいりたいというふうに考えてございますので、ひとつご理解をいただきたいと思います。
○議長(榎本和男君) 再々質問をお受けいたします。
 加藤議員。
    〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。
 まず、現業職員をふやしていく考えは今のところないということで、いろいろやることもあるし、合併の問題が先ほどから全面に言われているのですけれども、合併はまだまだ先だと私は思っているのです。今いろいろな仕事があるからということで、そのためにも優秀な職員で直営をと言っているわけです。ですから、ちょっと言っていることが違うと思うのですよね。
 それから、これはリサイクルプラザにもつながっていくのだと思うのですけれども、朝も言いましたように、もう既に下にいろいろ並べてありますが、本当にまだ使える物がいっぱいあるなと思うのです。そういった物を、先ほどごみを出した人が500円払っているからその気持ちもあるとかおっしゃいましたけれども、排出者がお金を出しても、手から離れた物は、どうでしょう、処分しても構わないのではないでしょうか。その辺も検討の余地があるとおっしゃいますけれども、ぜひそういう物をごみとしないで、使いたい人に回す、欲しい人に回すということですから、ぜひ前向きに検討をお願いしたいと思います。その点、もう一回お願いしたいと思います。
○議長(榎本和男君) 加藤議員の再々質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) 再々質問にお答え申し上げます。
 再利用品の関係でございますけれども、展示、販売、これらにつきましては、先ほど来検討していきたいというふうにお答え申し上げております。先ほど申し上げましたように、PL法、それから500円はあれも処分料としていただいているものでございますから、その辺を、売る……、その辺のことを整理いたしまして、やはり取り組んでいかなくてはいけないのかなと考えております。
 それから、運営体制も、直営でやるのか、それからまた委託とかいろいろの面も含まれてまいると思いますので、細かな点について整理をしまして、これから検討していきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。
 休憩いたします。再開は2時20分といたします。

    休憩 午後2時8分

    再開 午後2時20分

○議長(榎本和男君) 再開いたします。
 次に、加納議員、お願いいたします。
    〔10番 加納好子君登壇〕
○10番(加納好子君) 10番、加納です。だんだん質問する項目がなくなってきましたので、残っているのをやりたいと思います。
 14ページと22ページ、両方に関連しますので、まとめて質問させていただきますが、ダイオキシン類健康調査の専門委員会と、それから測定調査、これの中で検体数は25検体とわかりました。そうすると、1検体40万円という計算になるかと思うのですが、質問では、分析調査の委託先についても質問してありますので、検体が1検体40万円というその根拠はどういったところでしょう。今かなりの数の分析できる機関がありますが、こういったところの、高いところの測定値段をこれは想定して一応の予算立てをしたのでしょうか。その点だけお伺いしたいと思います。
 それから、多分、余りいろいろあったので聞き漏らしたかもしれませんが、ダイオキシン類のただの測定の方ですが、これの90万円今回は増になっていますが、これについてもお伺いします。これは22ページです。
 それから、同じく22ページのプラスチック固形燃料化がなぜ増なのか。再商品化業務はなぜ減額なのかというふうに質問いたしましたが、減額の方は、この委託料がかなり下がってきているということで減額になったのはわかりました。もう一つのプラスチック固形燃料化業務、これが少し増額になっています。計画としては、固形燃料化業務の方はだんだん減らしていって、再商品化業務の方に移行してくると。ごみ処理基本計画を見ても、先の方にはもっと固形化業務の方を減らしています。でも、最初の契約ということもあるのでしょうが、2億円という、昔はダイナミックオーシャンというふうにいって、今はどういうふうな呼び方をしているかこの会社わかりませんが、そこに委託しているこの契約がこのままずっと2億円でいくのかどうか。その作業とか、それから固形燃料化、この数量が減ったとしてもこれでいくのか。この点をお伺いしたいと思います。
 それだけです。
○議長(榎本和男君) 加納議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えします。
 健康調査のダイオキシンの関係でございますけれども、25検体を予定しております。そうしますと、1検体は40万ぐらいというふうになります。確かに1検体の調査料でしたら40万円は大きいと思いますけれども、事前調査等も含めますと、1検体やっぱり40万円ぐらいになります。ひとつご理解を願いたいと思います。
 あと、プラスチックの固形燃料についての増額でございますが、固形燃料を製造する段階でスチールバンド、フィルム等が当初の予定より多く消費されます。これらの経費を増額したものでございます。量的に今後やっぱり2,100トンを固形燃料とする方向で、当面そういうふうに考えています。そういう関係で、委託費についてもほぼ同じぐらいというふうになります。
 あと、もう一つは、ダイオキシンの測定の調査費の増額の理由でございますけれども、厚生省より、ダイオキシン類に係る大気環境調査マニュアルの改訂の中で、平成14年から大気環境中のダイオキシン類の測定については、従来は1日間のサンプルでございますけれども、1週間のサンプリングによる測定を採用されるよう、お願いの通知がございました。そういう関係で、期間が延長された分増額になったということでございます。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
 加納議員。
    〔10番 加納好子君登壇〕
○10番(加納好子君) 再質問いたします。
 ダイオキシン類の測定については、マニュアルが違ったということで、1週間測定するということは今年度からあちらこちらで行われているようですが、90万円の増ということは、測定地点はそのまま同じ数でしょうか。それをお伺いします。
 それから、根本的なところにお答えいただいていないような気がしますが、ダイナミックオーシャン、ではないかもしれない、今は呼び方違うかもしれませんけれども、ちょっと仮にそう呼びます。ダイナミックオーシャンとの契約で、2億円というのはその作業が少なくなっても多くなっても変わらないのかということを質問の中に入れました。再商品化ルートが確立されていないときは、2,100トンではなく、もう少し多かったものをずっとこの間あそこで処理して固形燃料化していました。そのときも、契約としては2億円だったと思います。それを今後少なくなったとしても、契約自体が変わらないことには2億円出さなければならないということなのでしょうか。そこのところ、お答えの中に入っていませんでした。それをお伺いします。
 以上です。
○議長(榎本和男君) 加納議員の再質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えいたします。
 ダイオキシンの測定点でございますけれども、従来と同じ場所でございます。
 あと、プラスチックの固形燃料の関係でございますけれども、以前は確かに2,100トン以上やっていました。そういう関係ですけれども、現在もやっぱり2,100トンということで、契約の金額については同一で考えておりますので、よろしくお願いします。同じということで、はい。
○議長(榎本和男君) 再々質問をお受けいたします。
 加納議員。
    〔10番 加納好子君登壇〕
○10番(加納好子君) 再々質問をさせていただきます。
 私たちはその契約書なるものを実際に目にすることは少ないのですけれども、契約書をちょっと読み上げていただきたいと思います。それで確認したいのですが、契約書というのは、乙とか甲とかそういった表現をしていますが、そこをわかりやすいように、甲が衛生組合とか、乙がどことか、そういった置きかえて一度それを読み上げていただきたいと思いますが、お願いします。
○議長(榎本和男君) 加納議員の再々質問に対する答弁を求めます。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 再々質問につきましてお答えいたします。
 プラスチックの固形燃料化の業務委託の関係でございますけれども、ご承知かと思いますけれども、固形燃料の製造過程の人員配置的には、4名の作業員で年間を通じ製造を行っておるわけでございます。そういう人件費を含めまして、製造に係る経費といたしましては、製造量が確かに多いとき、少ないとき、差はございますけれども、基本的には私ども2,100トンという基本的に製造をお願いしておるわけでございまして、前年度に限りましては、大熊の方のクリーン工場での受け入れの量の問題とあわせまして、容器リサイクル法に一部変更して、いわゆる2つのルートでやっていこうということで、確かに前年度その辺の量的に差がございましたけれども、基本的には2,100トンということで、この13年度の実績も2,100トン程度の製造でございます。14年度につきましても、2,100トンの固形燃料を製造するという形での考え方でございますので、ひとつご理解をいただきたいと思います。そのうち、2億円という委託経費でございますけれども、この2億円の半額以上が機械設備のリース代だということもひとつご承知置きいただければなと思います。契約書の内容につきましてのご質問ございましたけれども、ご参考にしていただければ、後ほど確認していただければよろしいかと思います。よろしくひとつ。
○議長(榎本和男君) 以上で加納議員の質問を打ち切ります。
 次に、木下議員、お願いいたします。
    〔3番 木下 篤君登壇〕
○3番(木下 篤君) 3番、木下です。これまでに私の質問しようとすることもかなりの面で答弁もございました。それで、そのことを除いて質問をしていきたいと思います。
 最初に、13、14ページの件ですが、報償費の中で、一番上の廃棄物減量等推進員の謝礼960万円ですが、前年も同じです。これは、これまでの平成13年どのような活動をし、そして平成14年はどういうふうな課題をまた考え、進めようとしているのか、お伺いいたします。
 第2番目です。これも前に幾つかの委員からの質問で答弁がありましたが、ダイオキシン類健康調査専門委員会、またマイバッグ普及検討委員会、それから新設炉機種選定委員会、この委員会の問題についてはやはり公開でやるべきではないかという質問について、当局の方は今後の検討という答弁がございましたが、しかし、住民にとってはこれらの委員会の審査は自分たちの環境問題と深くかかわったものであります。そういう意味では、公開すべきと考えて、これを強く私の方も要望しておきます。その上に立って、マイバッグ普及検討委員会というのがありますが、もう既に各地においてマイバッグの普及について、そしてそれが実施されているところはあるわけです。こういうところの経験は当然当局としてももう既に調査し、そして内容はつかんでいるはずです。この点について、具体的に今どういうふうなことを考えているか、改めてお伺いをいたします。
 それから、次の17、18ページです。この17、18ページの中の、先ほど加藤議員の方からも質問がありましたが、清掃総務費の給料の問題ですが、この給料の問題については、現業職員を今新規採用をしない、それを検討するという形で言ってきました。検討というのは何年続けば検討になりますか。こういう点では、もう既に何回もこの問題について指摘をするたびに検討ということで答弁が終わっております。なぜ新規の採用をしないのか、その理由を明らかにしていただきたいと思います。それと、今後の現業職員と委託の比率、どのように考えているか。既に昨年と比べましても、平成13年が36名、平成14年度は再任用の職員を含めても34名ですが、それを除けば31名です。次々と減っていることは明らかなのです。この問題について検討という意味でいつまでもやって、それで日本一の行政を目指すということをどういう理由から言うのか、明らかにしていただきたいと思います。
 それから、19、20ページです。塵芥処理費についての消耗品費、これが平成13年度は2,138万3,000円、今回が3,104万円です。ちょっと、40.8%ぐらいこれがふえておりますが、それは具体的にどういうものか、教えてください。
 それから、22ページです。委託料についてですが、この委託料も全体として見ますと、平成13年度が7,853万8,000円です。今度が9,307万5,000円、その点では
    〔「9億だよ」と言う人あり〕
○3番(木下 篤君) 失礼、9億だ、失礼いたしました。7億8,053万8,000円と、平成14年が9億3,007万5,000円、これでいきますと、19.2%伸びております。その中の前年度のについてはそれぞれの金額が記していないのですが、特徴的な増減のもの、これについて説明をお願いいたします。
 その次が22ページです。22ページの中で、これも委託料で、燃やせるごみ収集業務、燃やせないごみ収集業務というのがあります。この燃やせるごみ、燃やせないごみの業務、直営と委託の比率、これを出していただきたいと思います。
 それから、これは堆肥化処理施設運転業務の委託先、それから人数、そしてその業務についての説明をお願いいたします。
 それから、し尿処理の問題の中で一つお伺いします。3号井戸調査業務の業務内容をお願いします。
 以上です。
○議長(榎本和男君) 木下議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えします。
 まず、13ページ、14ページの報償費の方の関係でございますけれども、堆肥化推進委員会の謝礼、13年度活動、それから14年度の課題でございます。生ごみ推進委員会の……
    〔「違う、廃棄物減量……」と言う人あり〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) 済みません。
 では、次に、消耗品の方の関係にいきます。19ページと24ページの関係です。消耗品、平成13年度の増の理由でございますが、剪定枝資源化設備の保証期間が終了したことによる修繕費、生ごみ堆肥化処理施設稼働に伴うごみ収集のための生分解性の袋等の消耗品を購入するための費用が伴う原因でございます。
 次に、清掃総務の、ページ19から24ページの関係で、増額になっているといったことですけれども、平成14年度、新規事業でございます犬猫の運搬が9万5,000円
    〔「違うよ」と言う人あり〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) 全然違いますか。おかしいな。
○議長(榎本和男君) 休憩いたします。

    休憩 午後2時43分

    再開 午後2時47分

○議長(榎本和男君) 再開いたします。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) どうも失礼しました。私の勘違いで申しわけございません。
 では、私の方から、塵芥収集の委託料についての増額です。主なものを申し上げます。ごみ処理施設の基本計画及び環境影響調査、8,245万円あります。それから、健康調査の血液中のダイオキシン濃度、これは997万円、それから生ごみ堆肥化の関係ですと、運転業務の方が1,323万円、あと生ごみの収集の方が771万円、それが主なものでございます。
 あと、続きまして、燃やせるごみと燃やせないごみの直営と委託の比率でございますけれども、一般質問の中でもお答えしておりますけれども、燃やせるごみの直営分が49%、委託の方が51%となっております。燃やせないごみでございますが、直営分が70%、残り30%が委託となっております。
 次に、堆肥化処理施設の運転業務でございますけれども、委託先、人数、業務についての質問でございますけれども、運転業務に関しましては委託先は決まっておりませんが、堆肥化施設の運転業務委託を運転要員3名で予定しております。
 次に、3号井戸の調査ですけれども、これも先ほどお答えしましたけれども、3号井戸はかなり古いことから、水中カメラによって井戸の内部の調査を今回実施するものでございます。
 それから……それでおしまいです。失礼しました。
○議長(榎本和男君) 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 14ページ、廃棄物減量等推進員のこれまでの活動と平成14年度の課題ということなのですけれども、廃棄物等減量推進員の皆様の活動によりまして、分別が徹底されてきれいになった。このような減量推進員さんの報告書の内容を見ますと、約94%の集積所がきれいであるとか良好であるという報告をいただいております。これは減量推進員さんの今までの活動と協力、そのおかげだと思っております。平成14年度の課題といたしましては、平成14年度から今年度で2年の任期が切れますので、14年度、新しい推進員さんになります。そのために早く減量推進員さんの業務になれていただくために、推進員の手引、そのようなものをつくりまして、配付していきたいと考えております。それと、課題といたしましては、平成14年度、生ごみの実証プラントが稼働いたしますことから、生ごみの分別の指導、そういうものの協力をいただくことが課題かと考えております。
 それと、マイバッグの普及検討委員会、当然調査をしているだろうというご質問ですけれども、私どもの確認では、今23団体の検討委員会みたいなのをつくって、検討した、あるいは検討中というところを把握しております。その中でも、構成メンバーが市民とか女性グループとかいろいろありますけれども、これらのことを整理しまして、もし検討委員会が開催されましたら、資料を委員会の方に提出いたしまして検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 現業職員を採用しない理由、それから現業職員と委託、これを今後どうしていくのかというご質問をいただきました。これまでにも関連するご質問につきましてお答え申し上げたところでございますけれども、今回ごみ処理基本計画の中に、ご承知のとおり、新たな施設というものが数多く計画されております。ですけれども、それぞれの具体的な整備計画となりますと、今後個別にやっていかなくてはならないというふうなところでございまして、特に焼却炉となりますと、最新技術の炉ということを考えております。そうしますと、現在職員等で対応しているところが、果たしてこれが対応できるものかどうかというようなこともこの検討の課題の一つではないかと考えておりまして、さらには、先ほど来申し上げておりますように、合併の動きというものがにわかに現実味を帯びてきているということを考えます。それから、最近ごみ処理行政の分野におきましても、いわゆるPFI方式ということも模索され始めているというような状況でございますので、それらを踏まえますと、従来から検討していくと申しておりますけれども、今ただいま申し上げましたようなことも踏まえて、委託のあり方、直営のあり方、さらには組合全体の組織というものをどうすべきかというものを今後本当に検討していくという、そういう段階に来ているのではないかと、このように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
 木下議員。
    〔3番 木下 篤君登壇〕
○3番(木下 篤君) それでは、再質問いたします。
 1つは、先ほどマイバッグの問題で、23団体のところはつかんでいて、それは民間のいろいろな人たちの団体でやっているということもありましたが、それだけではなくて、自治体においてもこれは取り組んでいるところはあるはずです。そういうところの動きについてはどのように掌握しているか、お伺いいたします。
 それから、先ほどの清掃総務費の現業職員の問題ですが、これについていろいろな新しい課題があると。焼却炉の問題とか、そういう点で新しい技術も入ってくるというような状況で、検討をするという話がありました。私が聞いたのは、そういうことを検討するということはするにしても、だんだんとやはり年齢が高齢化している。そういう中で、現業職員をやはり新しく採用していかなければ、このままの形がずっと続いていくならば、本当にここの清掃業務の中のイニシアチブを握ってやれるのか。それとも、委託の方が、それが比率が高くなっていく。そうすれば、逆に今の状況は、ちょうど委託とそれから現業職員との間の比率、大体半々だと思いますが、それが逆転された場合に、果たして今の見通し、これからやっていけるのかという点で非常に、この点を前から指摘しているところなのですが、その点についてどう考えられているか、お伺いをいたします。
 以上の点、お伺いいたします。
○議長(榎本和男君) 木下議員の再質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) マイバッグの自治体の動きということなのですけれども、私ども今調査中でありまして、全部はまとめ切れておりません。ただ、私どもで把握している自治体といたしましては、名取市とか豊田市、それから入間市、狭山市、鎌ヶ谷市、こういうところの活動内容を今検討している段階でございます。できるだけ早く内容等をまとめて委員会の方に提出させていただきまして、こういう方法で進めているということをお示ししていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
○議長(榎本和男君) 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 職員の高齢化が進んでいるということで、現業職員の関係でございますけれども、お尋ねの件は、委託と直営との質の問題、質問かと思います。これらにつきましては、やはり直営がいいのか、それから委託がいいのか、当然質のことも含めまして、さらには財政的な面、最終的には住民サービスの面、これらを勘案しまして検討を進めていくということを考えております。そういうことでございますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(榎本和男君) 再々質問をお受けいたします。
 木下議員。
    〔3番 木下 篤君登壇〕
○3番(木下 篤君) 再々質問になります。
 私、この問題をずっと取り上げてきた中には、本当に久喜宮代衛生組合が全国から注目されてきたのは、やはり分別を含めて住民との本当に対話、そしていろいろと住民が納得した中で分別をやられてきたというふうに思います。ところが、その分別について、現業の職員がどれだけ努力をしてきたのか。この問題を無視して、それで一般的な意味の説明で終わっていたなら、これだけ全国から注目されるそういう今の衛生組合にはならなかったのではないかというふうに思うわけです。そういう点を考えれば、現業職員というのが経費の問題だけではなく、市民のこれからのやはりごみの問題、あるいは堆肥化の問題、これから新たな問題が出てくるわけなのですが、こういうことを一般の委託だけではできないはずだと職員は自覚をしているからやってきたということを理解すべきだと思います。そういう点で、私は今度の検討ということではなくて、これを早急に、検討ということではなくて、本当に年度を一般論で先にということではなくて、早くやることを要求します。
 以上です。
○議長(榎本和男君) 以上で木下議員の質問を打ち切ります。
 次に、原議員、お願いいたします。
    〔16番 原 進一君登壇〕
○16番(原 進一君) 質問通告たくさんしておりましたから、前任者の意見、答弁を踏まえるのと、その後の調査でわかったことを省きまして、数項目に絞って質問させていただきたいと思います。
 まず、14ページですが、ダイオキシンの専門委員会、マイバッグ、新炉機種選定委員会の3つの専門委員の中に、NPOの部分を必ず入れるべきだということであります。と申しますのは、ダイオキシン類健康調査専門委員会の中で、先ほどの前任者のお話を聞きますと、技術上の専門家ばかりが選任をされております。唯一弁護士が、いわゆる社会的な専門家といいますか、であって、ほかは技術者の集団ということでありまして、それは間違いではないわけでありますけれども、ごみを知らない技術者の集団がダイオキシン類を検査するということについては多少問題があるということを承知して調べた上で、弁護士ということを入れたのだろうということは、大変研究されているということは推察できるのですけれども、ご案内のように、ダイオキシン類を血液で調査をする場合に、個人のプライバシーということに徹底的に入り込まざるを得ないのだろうと思うのです。いつ、どこで育って、何を食べて、どのような生活環境であったのかということを事前に調査をしませんと、血液検査の結果は出ないというのが血液検査の結果でありまして、または初産婦で一人生まれたことの、いつ生まれて何カ月とか条件も相当厳しくなります。そういう中で、いわゆるダイオキシンの調査が実はごみ問題を前提として発生したのだということで、ごみ問題の上での健康調査ということをぜひ理解していただかないといけないと思います。NPOの、具体的には日消連とか、日弁連のごみ部会ですとか、ごみ弁連ですとか、例えば日本子孫資金ですとか、さっきまた日消連、ダイヒン関東ネットワークとか、いろんな部分が想定されます。それは行政が選べばいいわけでありまして、比較的社会性を持ち、安定性があって、客観的にだれが見てもという部分を最低1名入れるべきだろうと思います。
 マイバッグにつきましても、実は市内でのごみの勉強会の中でももう既にマイバッグの議論は相当出ておりまして、なぜバッグが普及しないのかという問題については、バッグを配るだけではだめだと。バッグを使わざるを得ないような社会的な仕組みも必要なのではないかということで、場合によってはごみの有料化も必要だろうとか、杉並のレジ袋税の話も必要だろうとか、そういう業者に対する、またレジ袋を減らすという方と合体をしてマイバッグの普及ということをしないと、本当にごみは減らないのではないかと。1週間に1人が3枚レジ袋を減らすと、プラスチックごみの久喜宮代では一・数%、1.5%ぐらいごみが減ってしまうのかな、週3回で。その検査結果も出ておりまして、レジ袋1枚が約10グラムですから。そういう意味では、マイバッグの普及検討委員会の専門委員の中にも、いわゆる市民運動のNPOグループの中でやられている部分から1人は入れて、資料づくりなどに活用したらどうかと思います。
 新機種選定委員会についても、多分8名、6回ですから、機械に詳しい方の集まりになるのだろうと思いますけれども、そうではなくて、1人ぐらいは、社会的に機械の置かれている位置みたいなものを、ごみと関連してわかるような人を1名ずつ入れていただきたいということの提案も含めて、質問でございます。
 次に、負担金補助及び交付金につきましては、負担金部分につきまして、具体的に申し上げますと、全国市長会団体保険料、太田袋区費、電波利用料を除いた部分につきまして、いわゆる負担金というのが団体の運営費に当たる負担金なのか、それとも職員の研修旅費を負担金という項目でとるわけでありますが、それなのか、その分について仕分けだけお答え願いたいと思います。なお、研修旅費の場合については、何人という人数についてもお答えを願いたいと思います。
 最後に、20ページの業務用生ごみ処理機補助金につきましては、今後のあり方で継続をされるのかどうか、お聞きをしたいと思います。家庭用の生ごみ処理容器につきましては、年々処理に電気式につきましても乗せておりますけれども、業務用につきましては、単年度だけではなくて、今後も取り組むのかどうかということをお答え願いたいと思います。
 以上3点です。お願いします。
○議長(榎本和男君) 原議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 14ページのマイバッグ検討委員会、この中に、NPO、そういう方を入れたらどうかというご質問でございますけれども、検討委員会20名を予定しておりまして、そのうち10名を公募で予定しております。そのほかの10名につきましては、商工会とかお店をやっている方、それらの方にお願いしたいと考えております。NPOの関係につきましては、一般公募がありまして、その中でどういう方が公募してくるか、それを見て検討させていただきたいと思います。
 それと、業務用生ごみ処理機の補助金についてですけれども、業務用生ごみ処理機の補助金を今後も継続するかと。基本計画の中では、2年に3基程度ふえていくだろうということで計画されますので、今後も継続していく考えでございますので、よろしくお願いします。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 14ページの負担金の関係でございますけれども、この中で研修ということで使われているもの、またそれと運営費ですか
    〔「研修です」と言う人あり〕
○総務課長(岡村和男君) 研修だけでよろしいですか。この中で、研修のみという考え方で組まれておりますものが、職員研修負担金ということでございまして、いわゆる2市3町の共同研修、こちらと広域連合での人材開発センターでの研修、14年度につきましては、4つの研修、6名ということで予定してございます。
 それから、埼玉県の公安委員会の講習、これはそのとおりでございまして、安全運転管理者等の講習費用として2名分を計上させていただいております。
 具体的に直接研修費として計上してございますのはその2点でございまして、ほかのものについても、基本的には運営費の中での研修を取り入れているというような状況ということで、ご理解をいただければと思います。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
    〔「答弁漏れ」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
 ダイオキシンの健康調査の専門委員会、また新設炉の機種選定の専門委員会、この委員会のNPOの方の参加をというお話をいただいたわけでございます。この専門委員会の関係につきましては、先ほどもお話をさせていただきましたけれども、特に健康調査の立ち上げにつきましては、新年度早々に設置したいということから、既に県のダイオキシン対策室を通じまして、今委員さん方の選任の方を内々にお願いしておる状況でございます。そのような中で、特に健康調査につきましては、人体にかかわる健康調査でございます。プライバシーの問題も当然あるわけでございまして、その辺を含めまして、弁護士さんもこの委員会の中でお願いをしたいのだということで考えておるわけでございます。また、そのほか、ダイオキシンの専門委員会の方々につきましては、埼玉県のダイオキシン専門委員会、これに所属しておる委員さん、あるいは国立の環境研究所の方等でございまして、いわゆる公衆衛生、あるいはダイオキシンに関する方、食品衛生にかかわる、こういう分野の本当に専門家の方々でこの分析内容をお願いしたいというふうに考えてございます。そのようなことでございますので、ひとつご理解をいただきたいと思いますけれども。
○議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
 原議員。
    〔16番 原 進一君登壇〕
○16番(原 進一君) 前のほかの委員会の設置もそうでありますけれども、提案のときにはもうでき上がっていて、なおかつ議論する内容まで限定をされているというのが、この間の委員会のつくり方の特徴でございました。例えば堆肥化でいいますと、堆肥化の一部しか議論をさせないというか、議題がそういうことに限られていて、委員選任も決まっているということであります。別にそのことは否定すべきことではなくて、これだけ忙しい中ではそういう手法も必要だろうと思うのですけれども、例えば先ほどダイオキシン健康調査専門委員会の中で言われたメンバー、ほぼごみというよりも、ダイオキシンの食物連鎖の中での検査項目の専門家であって、ごみとの関連性については議論されないということで、県の中でも市民運動が問題にしているということだろうと思います。ただ、久喜は、所沢なんかと違って弁護士まで入れて、検査検体なる市民のプライバシーまで守ろうという姿勢は一歩も二歩も先んじているという前提がある。そうだとすれば、NPOの活用ということはしんどいのだとすれば、弁護士の活用として、日本弁護士会の中でごみ部会をやっている、ごみを承知している弁護士を配置するとか、ごみ弁連という弁護士の中でごみ問題を扱っている弁護士を充てるとか、工夫をされるよう、まず要望をしておきます。と申しますのは、専門家は、専門家になり過ぎますと、ごみと離れたところで技術上の話になってしまいまして、そこの欠点も出てくるのだということをご承知いただきたいということで、ダイオキシンの専門委員会につきましては、そういうごみの専門家をこの中にぜひ入れていただきたいということで要望をしておきます。
 マイバッグにつきましては、先ほど申し上げましたように、議題の設定を市民公募の10人と専門者の10人の中に1人でもいいですけれども、専門家の方にですね、NPOの、むしろ我々からいえば活用というか、入ってもらうというか、入れるというよりも活用をした方がいいのだろうと思います。というのは、マイバッグ運動を古くから努められていまして、例えばレジ袋を透明にするのがいいのか、そうではなくて、レジ袋そのものも透明でも何でももうゼロにするような運動に持っていくのか。それに、では、レジ袋税をかけるのか、業者に対してレジ袋を有料にするような運動をするのか、いろんなところから整理をしなければならない課題になってくるのです。マイバッグ配って個人の自覚に任せればレジ袋が減るというレベルではもうなくなってきているというのが、十数年我々も運動やってきまして結論が出ているわけです。そうしますと、その議論の中にいい袋をどう配ろうかという議論だけではなくて、いわゆるごみ全体にわたってプラスチック類を減らそうよというところを基本に、マイバッグ運動というのが議論されるということだと思うのです。そういう意味では、NPOのどなたでも相当資料を持っておりますし、これはマイバッグ運動は古い運動ですから、真剣にやっている人はどなたを活用しても相当有効に議論として活用できるのだろうと。行政が持っている資料プラスそういう視点も入れていきながら、ぜひ活用をしていただきたいという、これも要望しておきます。
 新設炉機種選定委員会についても、全く同じような提案でありまして、例えば10人のうち9人までは機械の専門家でいいわけですけれども、機械の専門家だけ集めますと、どうしてもごみと離れたところで技術過多に陥りますので、機械もわかって、なおかつごみの専門家というのがいらっしゃいます。例えば須田さんとか、本を書いている方もいらっしゃいますので、そういう人をぜひ専門委員として1人選んでいきながら、社会性を持った新設炉ということについてやっていただければということで、これも要望をしておきます。
 それと、2問目につきましては聞き方がまずかったので、申しわありません。もう一回聞きます。負担金補助及び交付金で、研修費が含まれているものについてだけお答えください。先ほどの職員研修と公安委員会講習はわかりました。ほかの講習は、運営費と研修費が合体されているものもあるし、運営費だけのものもあります。ですから、研修費が一部でも含まれていましたら、何名分ということでお答えいただければありがたいと思います。
 3問目につきましては、了解いたしましたので、よろしくお願いします。
○議長(榎本和男君) 原議員の再質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 負担金の関係でございますけれども、先ほど申し上げました2つの団体以外で、実際研修を行っておりますのが埼玉県の清掃行政研究協議会、それから同じく埼清研の第2ブロックの負担金のところでございます。それから、もう一つ、埼玉県廃棄物広域処分対策協議会、こちらが実際に研修を行っているということでございまして、具体的にその費用負担の中でどの程度が研修の負担金かという内訳はちょっとわかりませんので、ご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 以上で原議員の質問を打ち切ります。
 次に、岡崎議員、お願いいたします。
    〔13番 岡崎克巳君登壇〕
○13番(岡崎克巳君) 13番、岡崎克巳でございます。私も通告いたしましたが、前者の答弁で何点か重なっておりますので、除いて質問をいたします。
 まず、20ページの共済組合負担金、これ減の内容、これについてお願いいたします。
 また、資源回収事業報償金の中での説明は了解いたしましたですが、団体の動向についてどのように見られておられるのか、お伺いいたします。
 続いて、24ページになりますが、燃やせるごみ湿ベース組成分析業務、この業務内容についてお願いいたします。
 あと、し尿収集業務、この契約内容についてお願いします。し尿手数料は減になりましたが、13年度と同額になったものですから、その内容についてお願いいたします。
 あと、その下なのですが、財産処分申請業務、13年度の調査結果を踏まえての状況なのかとは思いますが、この内容についてお願いいたします。
 以上です。
○議長(榎本和男君) 岡崎議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 20ページの共済組合負担金の減に内容についてでございますけれども、こちらにつきましては、共済組合の負担金は、共済組合の事業を運営する費用のうち、使用者でございます地方公共団体が納入する負担金でございます。毎月の初日におきます給料を基準として算定されることとなっております。減の理由でございますけれども、13年度につきましては5名の退職者がおりましたことから、14年度分も給料の総額が減となりました。それが負担金の減となった理由でございますので、ご理解いただきたいと思います。
 私の方からは以上でございます。
○議長(榎本和男君) 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 20ページの資源集団回収の動向ということですけれども、資源集団回収の動向につきましては、平成13年度の活動団体が今43団体でございます。ここ数年、団体数は横ばい傾向でございます。ただし,回収量は幾らかずつ減っております。回収量の比較をいたしますと、平成12年度と平成13年度の同時期を比較しますと、今年度、平成13年度が111トン、パーセントにしますと10.7%の回収量の減となっております。資源集団回収、これは有効な排出抑制方策の一つでありますし、またお子様とか小学生、環境教育といいますか、分別、それらのことにも好影響を及ぼすと思いますので、今後もできるだけ資源集団回収をされるよう、組合だより、それから機会あるごとにPRをしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 続きまして、24ページ、委託料の燃やせるごみの中の湿ベースの組成分析の内容でございますけれども、今現在衛生組合で行っておりますごみの組成につきましては、乾ベース、これは厚生省の環境衛生局の通知によるものでして、ごみを一回乾燥させてから、厨芥類、紙類とか分けております。ただ、この分析方法ですと、実際に生の状態といいますか、出された状態ではなくて一回全部乾燥してしまいますので、通常の出された状態に換算するのが難しいわけです。このために、今排出されています燃やせるごみの中に紙類が実際でどのぐらいあるか、プラスチック類がどのぐらいあるか、排出された状況で確認したいということでございます。これはごみ処理基本計画の中にもありますけれども、まだ燃えるごみの中に使える紙がある、またプラスチックが混入しているということでございますので、それらの実態を把握していくためのものでございますので、よろしくお願いします。
 それと、内容の測定の回数につきましては、季節的な変動もあると思いますので、春、夏、秋、冬、この4回をとってデータをとりたいと思っていますので、よろしくお願いします。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えいたします。
 し尿収集の関係でございますが、し尿処理手数料が減ったのに、委託についてはどういうふうになったということに対してのご質問でございますが、確かに水洗化の普及に伴いましてし尿くみ取り世帯も減少しております。しかしながら、工事現場などの臨時的なくみ取りが最近やっぱり増加していることから、総体的にはくみ取りの延べ件数についてはほとんど変わらない状況であります。参考に申し上げますと、13年の4月分ですけれども、約847件の延べ件数となりました。14年の12月時点で843件という数値がありますことから、13年と同様の委託地域と内容になりまして、同額の予算を計上させていただくところであります。
 また、契約内容でございますが、指定の区域内における対象世帯を月1回もしくは2回のくみ取り、また仮設トイレの臨時のくみ取り等を行う契約内容でございます。
 次に、財産処分の関係でございますけれども、し尿施設内の汚泥焼却炉を撤去する必要がありますことから、14年度においても承認申請を実施する予定でありますが、この承認申請には、設備の解体撤去の工事費と残余価値の判定など高度かつ専門的な内容が含まれておりますことから、申請の作業業務を委託するものでございます。
 なお、13年度に実施しましたし尿処理施設の汚泥焼却炉設備調査等の関連についてでございますが、調査の結果が、現業作業員の安全衛生管理対策の参考とされるほか、解体工事の積算根拠になりますので、申請書作成の基礎資料として使われるものでございます。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 以上で岡崎議員の質問を打ち切ります。
 これをもちまして、議案第4号の歳出に対する質疑を打ち切ります。
 休憩いたします。3時40分再開いたします。

    休憩 午後3時27分

    再開 午後3時40分

○議長(榎本和男君) 再開いたします。
 次に、議案第5号 久喜宮代衛生組合職員の再任用に関する条例につきまして、通告に従い質疑をお受けいたします。
 加藤議員、お願いいたします。
    〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。
 一つだけなのですが、議案書の3ページなのですが、第3条、任期の更新というところで、勤務実績が良好である場合に任期の更新ができるという規定なのですけれども、この勤務実績が良好である場合というこの判断基準はどうなっているのか、教えていただきたいのです。
 以上です。
○議長(榎本和男君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 条例第3条、再任用の任期の更新についてのご質問でございますけれども、その中で、勤務実績が良好である場合の判断基準ということでございます。現在考えておりますことは、いわゆる欠勤がないこと、それから健康状態が良好であること、いわゆる職務の遂行に支障がないということが更新の一般的な基準であると現在考えているところでございます。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。
 これをもちまして、議案第5号の質疑を打ち切ります。
 次に、議案第6号 久喜宮代衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例につきまして、通告順に従い順次質疑をお受けいたします。
 最初に、猪股議員、お願いいたします。
    〔19番 猪股和雄君登壇〕
○19番(猪股和雄君) 議案第6号でお伺いいたします。
 久喜宮代衛生組合のこの条例だけの問題ではなくて、また法自体の方にも出ているのです。13ページの別表なのですけれども、ここで尊属とか卑属とか、こういう言い方がいまだに法律用語としては残っているのですね。それで、法に確かにこういう用語があるとしても、これをそのまま条例で使わなければならないということにはならないと思うのです。特に尊属とか卑属とか、以前は尊属殺人が特別な扱いをされたりしましたけれども、非常に差別的な意味合いを持っている用語であります。これを例えば父母とか子とか、祖父母とか孫とかいうふうに言いかえたとしても、何ら間違える可能性はない、混乱することはないことだと思います。したがって、条例をつくる場合に、この法律用語をそのまま引用する必要ないし、むしろ独自の判断で考えてもいいのではないかという気がするのですけれども、どういうふうに考えますでしょうか、お願いします。
○議長(榎本和男君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 今回の条例案の作成に当たりましては、構成市町であります久喜市と宮代町の例規を参考といたしまして、ご提案させていただいたところでございます。国家公務員の場合には、議員ご指摘のとおりかと思いますが、今後検討させていただくということで、ご理解をいただければと思います。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 以上で猪股議員の質問を打ち切ります。
 次に、加藤議員、お願いいたします。
    〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。
 議案書の5ページの第2条関係で、勤務時間なのですが、「4週間を超えない期間につき」という文言があるのですけれども、この意味を教えていただきたいのと、議案書の8ページ、11条関係で、ここは休日に出勤した場合の代休日について定めていますけれども、休日出勤をして、ここでは代休等をとるということになっているのですけれども、もしとれなかった場合に、その補償はどうなるのか、賃金はどうなるのかということでお願いしたいと思います。
 それから、11ページの16条、介護休暇なのですが、「負傷、疾病又は老齢により」ということで、衛生組合で定める期間にわたり日常生活を営むのに支障があるということで、この「規則で定める期間」というのはどれぐらいの期間なのか、教えていただきます。
 3点です。
○議長(榎本和男君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 まず1点目の、条例2条にございます「4週間を超えない期間につき」の意味でございますけれども、これにつきましては、労働基準法の中に「1カ月以内の一定の期間を平均して1週間当たり40時間」という規定がございます。この「1カ月以内の一定の期間を平均して」ということを言いかえたものでございます。
 次に、条例11条の関係で、代休がとれなかった場合のご質問でございますけれども、当組合といたしましては、代休がとれなかったということはこれまでにございません。仮に代休がとれなかった場合には、休日勤務手当を支給することになると考えております。
 最後に、条例第16条の中の「規則で定める期間」でございますけれども、こちらにつきましては、2週間以上ということになっております。
 以上でございます。
    〔「わかりました」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。
 次に、木下議員、お願いいたします。
    〔3番 木下 篤君登壇〕
○3番(木下 篤君) 同じく6号議案なのですが、先ほどの11条の中に、「特に勤務をすることを命じた場合は、衛生組合規則の定めるところにより、当該休日前に当該休日に替わる日として当該休日後の勤務日等を指定することができる」とあります。確かに休日後ということもわかるのですが、業務上からいっても、全体の中でこの日より後よりも、それよりも前に休日をとった方が全体として都合がいいということがないかどうか。いわゆる何日に休暇をとるというよりも、その前にとった方が全体の業務としても支障を来さないというようなことがあるのではないかと思うのですが、その点についてはどうですか。
○議長(榎本和男君) 木下議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 いわゆる代休日を当日の日の前にとるということはどうなのかというご質問だと思いますけれども、こちらにつきましては、組合の規則の方で定めることになっております。ご指摘の点を踏まえまして、規則の方を検討させていただきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(榎本和男君) よろしいですか。
 以上で木下議員の質問を打ち切ります。
 これをもちまして、議案第6号に対する質疑を打ち切ります。
 次に、議案第7号については通告がございませんので、質疑を打ち切ります。
 次に、議案第8号 久喜宮代衛生組合職員の定数に関する条例の一部を改正する条例につきまして、通告に従い質疑をお受けいたします。
 猪股議員、お願いいたします。
    〔19番 猪股和雄君登壇〕
○19番(猪股和雄君) 議案第8号では、提案理由に大変ちょっと引っかかるのですけれども、お伺いしておきたいと思うのです。ここには、「焼却施設及び堆肥化施設が円滑に稼働できるまでの期間」ということで、ある程度期間を区切っています。これは具体的には平成19年度までかその前後ということになるのだと思いますけれども、こういうふうに期間を区切ってふやす、そうすると、当然それを過ぎた段階ではまた減らさなくてはなりませんよね、理屈としては。そういう決め方でいいのだろうかという疑問があるのです。例えばですが、この焼却施設、堆肥化施設、円滑に稼働できるまでの期間が過ぎました。その後、別の事業が必要になってきて、新たにふやさなくてはいけないという理由ができた場合に、この提案理由はもう通じないわけですから、一たん減らして、また別の理由でふやさなくてはいけないのかどうか。提案理由というのは、ただこれ便宜的に書いてあるわけではなくて、何のためにいま1人ふやすのかという根拠となるものですから、根拠が変わってきた場合には、当然今言ったのでは一たん減らしてからもう一回ふやすみたいな話になってくるのではないかと考えるのですが、素人としては。どうなのでしょうか。
○議長(榎本和男君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 今回、職員の定数1名を増ということで、21名とする改正案をお願いしているところでございます。本来であれば、職員の定数につきましては、中長期的な展望に立った定数管理を行うことが基本であるということは承知しているところでございます。現在の状況を考えますと、先ほど来申し上げておりますような新しい施設、それから合併等々の問題もございますので、どんな運営形態をしていくかというのがこれから具体的な検討をしていく段階だと考えております。したがいまして、今回の改正につきましては、当面の業務遂行ということで、必要な定数の改正という考え方に立ったところでございます。
 なお、中長期的な見通しにつきましては、今後の動向等、先ほど来申し上げております内容を踏まえました検討を続けてまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
 猪股議員。
    〔19番 猪股和雄君登壇〕
○19番(猪股和雄君) どうも先ほどからのご答弁で合併問題絡めて必ず言われるものですから、合併問題が絡んでくると、衛生組合の存続自体の問題になっているのですよね。果たしてその合併した後にこれが存続するかどうかという話から始めなくてはいけないわけですよ。それをここで絡めて答弁されたらどうしようもないでしょう。合併問題は一たん横に置いておいていただきたいのですが。
 それで、そういうことで、当面ということでふやすのだとしたら、この理由がなくなった、多分平成19年前後、その後においてはとにかく一たん減らすわけですね、手続としては。もし何か後の課題が出てきた場合には、別の理由をつけて新たにまたふやす、そういう手続をとるわけですね。そういうことになるのかどうか、お願いします。
○議長(榎本和男君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
 局長。
    〔事務局長 中村恭三君登壇〕
○事務局長(中村恭三君) 先ほど総務課長の方からご答弁申し上げましたように、本来であれば、定員管理というのは中長期的に見て定数というのを考えていくというのが原則だと思いますけれども、現在の社会情勢、あるいは住民感情を見ますと、いわゆる行政改革のもとに定数の管理というものを、定数というものを厳格に定める必要があるのではないかというふうな動きがございます。そんな関係から、今回は当面1名の増員をお願い申し上げたというふうなことで、いわゆる議員指摘の、もしそれが全部、もちろん運営形態等は今後検討しなければなりませんけれども、当然1人多いというふうなことの判断がつけば、定数条例は減をしていきたいというふうに思いますし、また新たな課題等が出てきた場合には増のお願いもするというふうな形を考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(榎本和男君) 以上で猪股議員の質問を打ち切ります。
 これをもちまして、議案第8号に対する質疑を打ち切ります。
 次に、議案第9号については通告がございませんので、質疑を打ち切ります。
 次に、議案第10号 久喜宮代衛生組合一般廃棄物(ごみ)処理基本計画につきまして、通告順に従い順次質疑をお受けいたします。
 最初に、加藤議員、お願いいたします。
    〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。
 この案件は、ごみ処理基本計画全部を議決に付すのではなくて、その中の基本方針と数値目標、将来目標といいますか、あと、それを達成するための重点施策、この3点を議決するのだということなのですけれども、あの中のごみ処理基本計画の中に示されている基本方針、数値目標、これらは大変すばらしいと思っていますけれども、また重点施策も含めて完全達成ができるのだろうかという、単純なというか、素朴な疑問といいますか、そういうのがあります。その点について、当局の決意も含めてお聞かせ願いたいと思います。それだけです。
○議長(榎本和男君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 ごみ処理基本計画の中での基本方針、それから数値目標、重点施策、これらにつきましては、今回から議決をいただくという事項になったわけでございますけれども、その完全達成は可能かとのご質問でございます。今回の見直しに当たりましては、ごみ行政に関連します法令などをベースに、これまでの取り組み方針、それから合意事項などを踏まえまして、資源循環型のごみ処理行政を目指すという基本方針としたところでございます。いずれにいたしましても、今回の計画内容につきましては、衛生組合としての決意をあらわしたものでございまして、計画の中にもございますように、住民、それから事業者、それから行政、これらが力を合わせれば達成できるものと確信して取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
 加藤議員。
    〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 加藤です。
 今のご答弁の中で、達成しなければならないというふうなお答えでした。それと、当局、組合、住民、一体となってというお言葉がありました。確かにそのとおりで、今までの歴史を見ますと、やっぱり住民を除いては考えられない。住民の意見をよく聞いて、また共同してやっていく、それはもう当然です。これからも特に周辺住民初め、久喜また宮代地域のごみ行政として、基本計画を達成するために全力を尽くしていただきたい。それと同時に、やはり住民の声をよく聞くというその立場を堅持していただきたい、このことをお願いして終わります。
○議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。

               ◇             

    ◎会議時間の延長
○議長(榎本和男君) 時間延長いたします。

                             

○議長(榎本和男君) 次に、加納議員、お願いいたします。
    〔10番 加納好子君登壇〕
○10番(加納好子君) 10番、加納です。基本方針、数値目標、重点施策に沿って質問いたします。
 一般廃棄物ごみ処理基本計画の中の83ページ、ごみ発生量の予測について質問いたします。妥当な予測式が得られなかったためとして埼玉県の予測値を参考としたのはおかしいと思います。目標年次28年には1万1,000トンの増加予想ということになりまして、努力目標ということからも、基本方針と照らし合わせてもおかしいと思います。それぞれのリサイクル資源化を図っていくという基本からずれていて、余りにも根拠がなさ過ぎます。しかも、米印で、あえて工業団地の数値はここには含まれていなくてこの数字だと言っているわけです。当組合のごみ処理に対する姿勢は県と同レベルとお考えでしょうか、まず1点目です。
 次に、85ページなのですが、ごみ排出量の予測数値についてであります。ここのごみ排出量の予測の表の中で、初めて平成19年から工業団地のごみが出てくるわけです。工業団地の一般廃棄物受け入れは、住民への説明、理解を得るという順序を踏む必要があると思いますが、いかがでしょうか。それをもしクリアしないで数値についてここに載せているということだとしたら、その根拠が乏しいと思うのですが、いかがでしょうか。
 続いて、88ページです。粗大ごみ処理施設処理量の予測についてであります。粗大ごみ処理量はふえる予測を立てています。衝撃剪断破砕式というこの破砕処理ですが、この建設費は幾らだったのでしょうか。それから、年間ランニングコストは人件費、回収、今回もカッターや、それから修理費としてかなりの予算が計上されていますが、こういったことが年間かかる。このランニングコストはどれぐらいなのでしょうか。さらには、更新にはどんな施設で、幾らかかるような予測を立てているのでしょうか。金額的な数字でお示ししていただきたいと思います。
 それから、こういった破砕処理施設、そうしますと、ここから資源として破砕した場合出てくる、この売却益は今までどれぐらいあったのでしょうか。それと、反対に不燃残渣、埋め立ての方に回る量もかなりのものが出ていますが、処分場への委託料はどれぐらいだったのでしょうか。それを数字でお答えいただきたいと思います。
 次に、88ページと109ページ両方にわたっていますが、破砕処理です。破砕処理施設は、施設の消耗が激しいです。衝撃剪断破砕方式というのでしょうか。破砕量を減らしてリサイクルを優先させるべきだと思います。簡素なストックヤードをつくり、早期にリユース、リサイクル、これはいろいろと長いこと修理とか展示のことは出ましたが、こういったルートを確立させて、その上で破砕処理施設の建設スケジュールに入るべきだと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。ストックヤードに見解をお示しください。それから、そういったことに人的確保のための数字をお知らせいただきたいと思います。
 それから、基本方針に関係があると思いますが、組合が考えるリサイクルプラザの定義とはどんなものでしょうか。それから、リサイクルプラザに関してですが、必要と思われる面積はどれぐらいだとお考えでしょうか。
 それから、100ページ、102ページですが、リターナブル容器のことについて、リユース、リターナブルの必要性をうたってありますが、その回収ルートについては具体的な明記がありません。この明記がないと、カレットになって資源としての価値がかなり下がってしまうということがありますが、これについて具体的な明記は今できないのでしょうか。それについて、必要ではないかと思いますので、お答えいただきたいと思います。
 それから、91ページです。ここで資源化量の予測の表が出ていますが、溶融スラグは使い道があってこそ資源といえます。溶融スラグについてはスムーズに使途先ができると考えておいででしょうか。
 以上の点をお伺いいたします。
○議長(榎本和男君) 加納議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 ごみ発生量の予測につきまして、県の予測値を参考とするのはおかしいのではないかというご質問でございます。今回の計画づくりに当たりましては、将来のごみ発生量、これをどう予測するかということは、特に新しい焼却炉などの規模等を検討していく上で大きなポイントであるというふうに考えてございます。一般的には、いわゆる過去のトレンドから推測する時系列法という方法をもちいて予測するわけでございますけれども、過去の実績がおおむね一定の傾向を示しているというような場合に、この時系列法というものが有効になってくるという状況でございます。今回の予測に当たりましては、当初その方法によって試算してみたわけでございますけれども、ご承知のように、当組合の過去5年ないし10年、これの実績となりますと、減量化とか資源化の取り組み、これらによる変動がかなり大きいということもございまして、妥当と思われる予測値が得られなかったというふうに判断したところでございます。そこで、どうしようかということで考えたわけでございますけれども、時を同じくしまして埼玉県の方でも同じような基本計画をつくっておりました。その中の一般廃棄物の将来予測というものを参考とさせていただいたということで、ご理解いただきたいと思います。
 続きまして、工業団地の関係でございます。工業団地の受け入れについては、住民への説明と理解を得るという順序を踏む必要があるのではないか、それから受け入れ量の1,950トンの根拠が乏しいというご質問かと思います。今回の計画案につきましては、住民の皆様のご理解を得るということとご意見をちょうだいする機会ということもございまして、昨年の12月から今年の1月にかけまして、周辺地区の皆様を初めとする説明会を開催したところでございます。そのほかにも減量推進員の意見交換会とか多量排出事業所、こちらの資源化会議の場におきましても、同様の説明をさせていただきました。それから、説明会以外にもホームページの掲載、それから組合だよりの1月臨時号におきまして今回ごみ処理基本計画案の特集を組ませていただいたというところでございます。これらの結果につきましては、先般2月の臨時会におきましてご報告をさせていただいたとおりでございます。確かに工業団地の受け入れの件に関しましては、説明会等の中で、受け入れないでほしいというようなご意見も一部でちょうだいいたしました。これにつきましては、組合で検討しました結果について配付をさせていただきました参考資料にもございますとおりでございます。当初案のとおりということで今回基本計画案をお示ししているところでございます。
 それから、工業団地の受け入れ予測量、これにつきましては、1,950トンの根拠でございますけれども、平成10年に久喜市の方でアンケート調査を実施している、それを参考とさせていただいたということは計画書の中にも明記させていただいております。今後正式に受け入れていく際には、あらかじめ団地側と細かな点について詰めていかなければならないので、その際の調整事項の一つと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 続きまして、簡素なストックヤードの関係でございます。粗大ごみ処理施設が損耗が激しいので、破砕する量を減らしたい上からも、簡素なストックヤードを早くつくって、修理とか展示とかですか、これを行って粗大ごみ処理施設の建設スケジュールに入るべきではないかというご質問かと思います。現在の粗大ごみ処理施設につきましては、平成2年の稼働ということで既に12年が経過しておりまして、今回の基本計画では、新しい焼却炉と併設して建設する予定となっております。ご質問のストックヤードの役割としましては、修理再生したものを展示して、希望者には譲るということも含まれると思いますけれども、この件に関しましては、前壇の議員さんにもお答え申し上げましたとおり、今後検討させていただきたいと考えております。
 それから、リサイクルプラザの関係でございます。組合が考えるリサイクルプラザの定義、それから必要と思われる面積についてのご質問でございます。リサイクルプラザの建設につきましては、基本計画の中にも新規の施設として位置づけておるわけでございますけれども、現時点では具体的にどんな機能を持たせるべきか、それから面積、規模等については現時点では未定でございます。一つの考え方になりますが、国の方の補助基準を目安といたしまして今後具体的な検討を始めなければならないと、このように考えておりますけれども、その際には、新設炉の建設検討委員会の答申、それからその答申のベースとなりました中間報告なども参考にしていきながら、よく検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 私の方からは以上でございます。
○議長(榎本和男君) 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 基本計画の100ページ、リターナブル容器の回収ルートということで、具体的に記載されていないということですけれども、リターナブル容器、ガラス瓶ですけれども、ビール瓶とかジュースの瓶、牛乳瓶、それらのものは、現状におきましても販売店に持っていけば引き取ってくれております。その関係で、具体例の中には、96ページ、住民の役割というところで、「酒類、清涼飲料等はできるだけリターナブル容器入りのものを購入する」ということで、これ住民の具体例を、それと事業者の具体例といたしまして、100ページ、「リターナブル容器入りの商品の販売・回収」ということで、ここの中で使用済み容器の回収を積極的に努めますというところで具体例で示してあります。それと、組合の役割といたしまして、102ページ、リターナブル容器や詰めかえ製品の購入をPRするということで、リターナブル容器につきましては、具体的といいますか、ある程度のことを記させていただいていると考えておりますので、よろしくお願いします。
○議長(榎本和男君) 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。私の方からは粗大ごみ処理施設の関係についてのご質問にお答えをしたいと思います。
 現在の粗大ごみ処理施設の建設費につきましては、8億443万円でございました。
 次に、2点目の、その年間のランニングコストでございますけれども、人件費、また修繕改修費を含めまして、これは平成12年度の実績でございますけれども、7,727万1,000円ほどの支出をしてございます。
 次に、3点目の、粗大ごみ処理施設のこれからの施設の計画でございます。どのぐらい、どんな施設を建設するのかというご質問をいただいたわけでございますけれども、ご承知のように、粗大ごみ処理施設につきましては、ごみの焼却施設の方と併用して建設していきたいというふうに考えてございます。でありますことから、その方式等につきまして、これからの施設の基本計画の策定の中で検討していきたいというふうに考えておるわけでございます。でありますから、経費につきましても、基本計画の中での設備の内容で当然異なってくるわけでございますけれども、最近の他市の例で、一般的にはトン当たり1億円というふうにも言われておるわけでございます。
 それから、次に4点目の、資源として残ったものの売却益の関係でございますけれども、資源となりますものにつきましても、ご案内のように社会情勢の現状からして、現在逆有償というような形でもなってございます。現段階におきましては、その辺の今後の状況につきましては明確にお答えできませんので、ひとつお許しをいただきたいと思います。
 最後の5点目の不燃残渣の関係でございますけれども、中間処理をいたしますその経過の中では、当然に残渣というものは出てまいります。でありますことから、当然最終処分というものは避けられないものというふうに考えてございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
 加納議員。
    〔10番 加納好子君登壇〕
○10番(加納好子君) 再質問をいたします。
 基本方針ですが、まずごみ処理基本計画でありますが、努力目標ということがかなり重要なポイントだと思います。ですが、ここで出ている数字については、県の予測式を用いざるを得なかったということもありますし、そういった努力目標ということで、それがどこにも出ていない基本計画、どこにもというのは言い過ぎですけれども、出ていないと思います。初めて取り組む堆肥化などは、いきなり努力目標というのは立てられません。しかし、その他の今進行中でありますごみ処理に関しては、現在の体制がわかっているわけですから、それからして努力目標ということも立てられると思います。この点について、まずお聞きしたいと思います。
 それから、工業団地というのはある意味でかなり流動的であります。景気やトレンド、立地条件などで入れかわりが当然出てきます。ここから出るごみの補正や量も相当違ってきます。それについては、中長期的な受け入れ計画とか要望等ををまず出していかなければならない。そういったことを省いて1,950トンというのは乱暴な数字だと思いますが、いかがでしょうか。
 それから、85ページの、不燃ごみの数値を説明してほしいのですが、工業団地のごみのうち、生ごみと資源ごみは自己処理を条件というふうに書いてあります。ということは、工業団地では資源ごみは全部自分のところで処理して、それから生ごみも業務用生ごみ処理機等がありますので処理するということになると、ここから出てくるのは可燃ごみ、そんなにたくさんあるわけではないと思います、会社とか工場ですから。可燃ごみと不燃ごみを受け入れるということ、そういう構造が浮かんできてしまうわけです。これについて、1,950トンというのは少しおかしいし、それから不燃ごみを受け入れるということがかなり前面に出てくるのですけれども、堆肥化とか資源化とかそういったことを抜きにしますと。こういったことも中長期的なごみ処理計画の中でどう考えていくかということがちょっとわかりにくいのです。
 それから、リサイクルプラザ構想についてでありますけれども、お答えでは補助基準が目安、目安となるのが補助基準だけです、今のお答えの中では。ですが、リサイクルプラザは、新炉建設検討委員会の中でもあらゆる角度から、大変簡素なリサイクルプラザからいろんなものを兼ね備えたリサイクルプラザまでいろんな検討を重ねました。その中では、本当に今できることからやっていこうというようなこともたくさん出ていました。そういったことを考えますと、ビジョンがすごく乏しいと思います。別に住民益ということを考えたならば、補助基準とかそういうことではなくて、今すぐどういうことを始めたらいいのかということから考えていかなければならないと思うのです。そういったことについて、そこから入っていっていないから、だから、結局は焼却炉、それから堆肥化、それと粗大ごみ処理施設、こういうものをつくって、それに巨額の投資をしなければならないからその後でというような時間的な順序になると思うのですが、逆の考え方で、今すぐそういったむだなものをなくしていくというような考えから入っていけば、細かい身の回りのところから資源化できる、あるいは住民益になるということを始めていくということをまずして、その上で、平成19年の堆肥化、それから焼却炉新炉、そして粗大ごみのことに入っていく、そういう順序が当然必要だと思うのですが、この点についてはいかがでしょう。
 それから、数値目標ですから数字で申し上げますが、今質問しましたら、建設費ですが、粗大ごみ処理施設の。これは8億443万円、足してみていただければいいのですが。それから、12年度でいうと、7,727万1,000円ランニングコストがかかった。これ平成2年から、今14年ですから、12年間かかっているわけですね。最初のうちはそんなにこういったこと、修理なんかにお金かからなかったというふうに仮定しましても、相当なランニングコストがかかるということがわかります。それから、方式とか建設費とか機種とか、全然まだ今のところわからないというお答えでしたが、建設コストはトン当たり1億円はかかるだろうというのを今お示しいただきました。それから、ここで破砕処理をしてしまうと、資源とはいっても、これは今の時代背景で逆有償になってしまう。もう一つ、それから当然ここで破砕処理をしますと、最終処分に回るものがたくさん出てきます。これについては量とか委託料とかお答えがなかったのですが、かなりの量が最終処分に回るだろうというような予測はつきます。最終処分量をここの数値のところから見ても、処分量は決して減らないでふえていくわけですよね。そういったことも考えなければなりません。その点についてはいかがでしょうか。この数字についてどういうふうなお考えを持ったか、改めてどういうふうに今後計画を進めていこうとお思いになっているか、それについて伺いたいと思います。
 それから、ここから出る最終処分のものですが、それと関連がありますので申し上げたいのですが、予算書のところでも最終処分地はたくさん今のところは確保できていますが、やっぱり委託料はふえています。しかし、ここで最終処分を思いっきり削っていかなければならないということは、こちらの衛生組合と委託先であるところと、それから運搬とか、そういったところとの契約書を見ても明らかなのですが、その契約書の中には必ず排出者責任とその連帯保証という項目があります。それには排出するところと、それからその受け入れ先と運搬先とか、そういったところの連帯責任があるわけです。これを減らしていかないことには、その量に応じて、もし何らかの公害等が最終処分地で発生した場合、これは十分予想はできるところでありますが、この量を減らしていかないことには、量によって連帯保証の額も違ってくるということも、当然このごみ処理基本計画の中で考えていかなければならないことだと思います。しかも、去年視察しましたところによると、処分地というのは最初の契約よりもどんどんふえていきます。ここに持ち込む自治体とか、それから民間の会社とか、そういうどんどんふえていって、当初計画していたよりも早めにそこに処分地に持っていけないということもありましょうし、それから仮に公害が発生した場合に、どこのごみが一番原因になったのかなんていうのは、ふえていけばいくほど混沌としてわからなくなるということもあります。ですから、ここで最終処分についてはあらゆる角度から考え直して減らしていくということを考えなければならない。それの一つの例ですが、破砕処理施設については、一番最初に順序としては考えていかなければならないのではないかと思います。
 それから、溶融スラグについては、お答えいただかなかったですよね、ではそれについては答弁漏れということで。あと、2問目については、以上のことについて順次お答えをお願いいたします。
○議長(榎本和男君) 加納議員の再質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 済みません。溶融スラグについて答弁漏れでございましたので、お答えさせていただきます。
 溶融スラグ、使い道があってこそ資源といえるということで、スムーズに使用先ができるかということなのですけれども、溶融スラグにつきましては、平成9年、埼玉県において溶融スラグ有効利用検討調査、そういうものを行っております。あと東京都におきましても、溶出試験、それから長期安定性試験、こういうものを実施しております。埼玉県の溶出試験の結果につきましては、おおむね基準値を満足しているとか、東京都においても、高層のアスファルト合材といたしましてそれを実際に使いまして試験等を行っているということでございます。平成19年度の衛生組合の新設炉が稼働できるまでには、これらの長期的な試験データとかそういうものもかなりそろって、実績ができると思われます。それと、設備につきましても、技術革新が続きまして、かなり良質な溶融スラグ、そういうものができると思われますので、有効利用、それらが可能であると考えておりますので、よろしくお願いします。
○議長(榎本和男君) 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 まず一点目が、将来の予測、それと努力目標という関係のご質問いただきました。将来の予測というものはなかなか難しいものだと考えております。今回の予測につきましては、昨年11月の全員協議会の場でご説明申し上げましたように、1人1日当たり約5.8グラムずつ毎年増加をしていくという予測を立てているところでございます。それと、人口増との組み合わせが処理量ということで、ご理解いただきたいと思います。実際に組合の実績となりますと、この10年かなり変動がございまして、ここ2、3年になりますと、毎年1人1日当たり10グラムを超えているというのが当組合の実績でございます。このような将来予測となりますと、一般的にどちらかといいますと、組合側、行政側としましては、過大な予測、安全な方向へ流れがちというふうになるのが一般的なところだと思いますけれども、今回の基本計画につきましては、私どもといたしましてもかなり思い切った予測を立てたというふうに理解しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それから、工業団地の1,950トンの関係でございますけれども、先ほど申し上げましたように、具体的にこれはアンケートの結果で整理したということでございますけれども、議決が今回計画いただければ、工業団地側との間で調整に入っていかなくてはいけないということで、生ごみと資源はみずからという計画の内容になっておりますけれども、その点を踏まえまして、議決をいただければ、団地側との調整に入ってまいりたいと、このように考えております。
 それから、リサイクルプラザの関係でございますけれども、先ほどの答弁の中で国の補助基準ということを申し上げましたけれども、これは一つの考え方としましてということでお話しさせていただきました。それ以外にも、実際に答申の中にも計画内容含まれております。先ほども申し上げましたけれども、当然それのベースとなった平成9年の中間報告、こちらにもかなり詳しく考え方等が記載されておりますので、それら答申並びに国の補助基準、当然かなり大きな施設になろうと思いますので、財源的なこともこれは視野に入れなくてはいけないと考えておりますので、答申の内容を含めたこと、それから国の補助基準等も整理をしていきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 休憩いたします。4時45分まで。

    休憩 午後4時33分

    再開 午後4時45分

○議長(榎本和男君) 再開いたします。
 加納議員の再質問に対する答弁を求めます。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
 粗大ごみ処理施設に関しまして、不燃残渣の関係でのご質問いただいたわけでございます。平成14年度の新年度におきましては、不燃残渣の量といたしましては600トンの量を予定してございます。その処理経費でございますけれども、2,070万円を予定してございます。ちなみに、今年度、13年度の2月までの実績でございますけれども、583.27トンの不燃残渣の処理を行っておるところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 それから、もう一点、最終処分にかかわります排出者側の責任でございますけれども、これにつきましては、毎年事前協議を先方の自治体の方と行ってございまして、その中でも当然異物の混入、また埋め立て基準を当然規制値以下で守るということはもちろんでございますけれども、この契約の中で、埋め立てに関し万一何らかの形で周辺等に影響があれば、その契約の中で、いわゆる埋め立てに関しての排出側の、やはり何らかの責任があるのだということも含めての事前協議でございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(榎本和男君) 再々質問をお受けいたします。
 加納議員。
    〔10番 加納好子君登壇〕
○10番(加納好子君) 答弁いただいたものを一つ一つちょっと検証してまいります。
 まず、努力目標についてですが、ごみ処理基本計画の。予測が立てにくい、それでも思い切った予測をしたところだというご答弁をいただきましたが、人口も増加するということも、これはこれこそわかりません、本当にそんなに人口が増加するのかどうかわかりません。こういったことを含めて、努力目標ということではそういった数字がごみ処理基本計画に出ていないのではないかと思いますが、この点はいかがでしょうか。
 それから、工業団地を入れるということでは、本当に流動的であります。今の答弁では、とにかくここからは資源ごみを外して、それから生ごみの業務用のものを使って外すということでは、本当に可燃ごみと最終残渣しかない。それをこの1,950トンという根拠がアンケートだけというのが、これがちょっと納得できないのであります。工業団地のごみを受け入れるということを含めて、この根拠がアンケートだけということではなく、かなり流動的である工業団地ということ、それからそこから出るごみの組成も量も業種によってはかなり違ってくる。こういうことを中長期的に考えた計画とは思えませんので、その点についてはいかがでしょうか。
 それから、新炉建設検討委員会のときのことを思い出しましたが、あのときでは用地問題で、久喜の工業団地から出るごみも考えて、用地としては久喜の工業団地も考えてはどうかというところからスタートしたわけです。その時点では、久喜の工業団地は考えられない、久喜の工業団地のごみを受け入れることも考えていないというようなことがありました。しかし、それからどういうルートをたどったのかわかりませんけれども、その時間的な推移と内容の検証をしなければならないのですが、それで一たんは振り出しに戻った久喜の工業団地のごみ受け入れですが、ここへ来てまた出てきた。そして、焼却炉の規模も一たん答申では60トンということで答申が出たのに、今回は70トン、あるいはその前は100トン、そういうものが出てきたということは、この時点で工業団地のまたごみを受け入れるということが浮上したのでしょうか。その時間的な推移もわかりませんので、この点についてもお答えください。
 それから、住民についての説明あるいは理解を得るというその手法ですが、今までごみ減量等推進員のところで話をしたとか、それから組合だよりに載せたはずとか、それからアンケートをとったということでは、積極的に出力型の知らせ方をしていないということですね。これは、かなり後向きの知らせ方をしているからみんなに伝わらないということだと思うのです。これが実際に伝わってみるとどういう反応があるかということはこの時点ではまだわかりませんが、ここは積極的に出力型の知らせ方をしてやっていただきたい。その後にこれについては考えていただかなければならないのではないかと思いますが、この点についてはいかがでしょうか。
 それから、88ページに関連して、粗大ごみの処理についてですが、金額的なところを挙げていただきました。平成2年につくったときの建設コストが8億443万円、12年度で示していただきましたが、1年間のランニングコストが7,727万1,000円、それからもし新しい破砕処理施設を更新するとしたら、まだその方式、建設費、機種がわからないが、トン当たり1億円はかかるだろうということですね。それから、あそこで破砕して資源として出てきたものは今や逆有償である。それから、不燃残渣として処分場に回る量でありますが、答弁漏れだったのですが、今お答えいただきましたら、年間600トン、2,070万円の委託料、処理料がかかるということ。これをひっくるめて計算しても、相当なものが粗大ごみ処理施設にはかかっているということであります。これでも粗大ごみを新設炉と、そして全量堆肥化の施設と、そして3点セットのようにリサイクルプラザ、これも相変わらず補助基準とかそういったことをおっしゃっていますが、この3点セットで平成19年にそろえていくのかどうか。それについてはお答えいただきますが、前もって手短に処理、リサイクル、リユースの道を確立して、それでその上で粗大ごみ処理施設のことを考えるべきだという、このルールをもう一度再考をお願いしたいということなのですが、これについてはいかがでしょうか。
 それから、排出者責任についてでありますが、お答えいただきました。私の手元にもその契約書なるものが、ずっと前のなのですけれども、最近は見せていただいただけですが、例えば排出者責任としては、埋め立てられた一般廃棄物に起因した公害が発生したときは、その両者、処分地、それから排出者、連帯責任としてその処理に当たるとか、それから不慮の事故により被害補償を委託先ができない場合には、甲が設置する被害補償基金をもってその対応に当たるとか、そういったことが盛り込まれています。やはりそういうことがそんなにあってはならないことではありますが、予測できないわけですから、こういうことを考えたとしても、できるだけ最終処分に回すものは今から少なくしておかなければならないと思うのです。その努力、予防、計画、そういったものを十分に考えなければならないと思うのですが、それについてはお考えはいかがでしょうか。
 それから、組合が考えるリサイクルプラザの定義についてでありますが、そんな立派なものでなくていいわけです。ということは、財源がなくてもいいわけです。簡素なものでも、住民益ということを考えたら、住民が立派なものを期待しているかといったら全部が全部そういうものを期待しているわけではないです。手短に自分たちが今必要で使いたいものをもし手に入れられるとしたら、そういったところを整備していただくだけで十分住民益になると思うのですが、この点についてもお考えをいただきたいと思います。
 以上です。
○議長(榎本和男君) 加納議員の再々質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 まず1点目、努力目標という言葉をいただいているわけでございますけれども、今回基本計画の中でお示ししておりますのは、私どもといたしましては、ぜひ達成をしたい達成目標という考えで4つの数値目標を挙げているところでございます。先ほども申し上げましたけれども、これまでの実績の変動からの予測ではかなり厳しいと。正直申し上げまして、かなりの発生量、従来からの時系列で予測しますと、大きな数字が出てくる。当然それが焼却炉の規模等にはね返りまして、60トンという数字には絶対導かれないというように判断したところでございまして、県の予測値、これがこの組合の2、3年の過去の推移のおおむね半分程度の増加傾向を示しているような予測になっております。そういった意味から、今回は県の予測値ということで、努力目標ではなくて、我々としましては達成すべき目標ということで今回計画を立てさせていただきました。
 それから、工業団地の1,950トン、こちらの根拠がアンケートだけということと、それから当然工業団地ですから会社等も変わった場合には組成等も変わるのではないかというご質問かと思いますけれども、今回計画を立てる際に、使える資料としましては平成10年のアンケートしかございませんでした。これまでにも受け入れていなかったという実績が30年ほどあるということでございますけれども、計画を立てるときに、それでは仮に受け入れるからということで団地側にアプローチをするのはいかがなものかということもございまして、今回から議会の議決ということもございましたことから、具体的にその辺の調整を事前にやったということはございません。そのようなことから、平成10年のアンケートの調査の中から、資源となるもの、それから生ごみ、アンケートの結果で、そんなに細かなものではないのですけれども、それを差し引いた残りということで1,950トンを導いております。
 それから、実際平成28年度まで横ばいの1,950トンということで計画入っているわけでございますけれども、こちらにつきましては、事業系ごみの予測の中で今後ふえてはいかないと、またふえていってはいけないということで、予測上横ばいという考え方を持っておりますことから、1,950トンがずっと横に並んでいるということで、ご理解いただきたいと思います。
 それから、住民説明がいわゆる不足したのではないかというご質問かと思いますけれども、組合といたしましては、今年度中にぜひとも作成をしたいという考えがございまして、今とり得る手法はすべてとったというふうに認識しておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 それから、リサイクルプラザの関係でございますけれども、簡単なものでもというご質問だと思いますけれども、答申、それからそれのベースとなりました中間報告の内容を見ましても、その文脈から読み取れる範囲では、かなりな本格的なプラザを指し示しているようなということで我々受けとめております。具体的なものについては今後検討していくということで、ご理解いただきたいと思います。
 それから、粗大ごみ処理施設の更新の関係で、事前に前もってそのリサイクル、リユースをやってからというご質問ということで、粗大ごみ処理施設の更新は再考すべきではないかというご質問かと思いますけれども、最初お答えしましたように、既に12年が経過していると。今回の計画では、新しい焼却炉と併設ということで、平成19年となります。そうしますと、設置当初から現在の施設、それまでに最低でも稼働しなければいけないということで、建設から17年、18年という、かなり老朽化が進むのではないかということもございます。粗大ごみ処理施設とリサイクルプラザ、かなり深い関係が出てくると思いますけれども、組合といたしましては、現在計画に示しておりますように、焼却炉とあわせた粗大ごみ処理施設の更新という考えで進めていきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(榎本和男君) 以上で加納議員の質問を打ち切ります。
 次に、木下議員、お願いいたします。
    〔3番 木下 篤君登壇〕
○3番(木下 篤君) 議案第10号の久喜宮代衛生組合一般廃棄物処理基本計画についてお伺いいたします。
 この最初の質問と2番目の質問につきましては、私、実は市議会の方で質問した方が適切かなという感じは持っていたのですが、環境の状況、そして大気、水質の問題やらが最初に出ておりましたので、ここでひとつ質問をさせていただきます。
 最初のうち、21ページ、一般環境測定局の測定結果の中で、浮遊粒状物質測定結果というのがあります。これについては、最初の方に、大気中に浮遊している粒状物質測定結果は前年と比較してやや減少し、長期的評価で環境基準を達成しているとありますが、これを見ると、なかなか大変な状況かなという感じもしています。そのために、これを環境基準からどのように見られているか、ちょっとお伺いいたします。
 それから、27ページにつきましても水質の問題が出ております。そして、このことについては、当局として河川の水質及び河川底質は向上はしてきているというふうに述べられております。このことについても、よくなってきているという評価なのですが、どういうふうな形でこれを考えているのか、ちょっと、わかればご答弁をお願いします。
 次に、102ページです。102ページの総合的な取り組みの問題で、ごみ処理手数料の検討と、ごみ処理の受益者負担について検討しますというふうにあります。この問題についてはどういう考え方か、明らかにしていただきたいと思います。
 それから、ISO14001の認証取得の促進ということについては、前からこれはずっと出されていることなのですが、現在具体的にどのように取り組みをするのか。毎年検討ということだけではなくて、今の考えをお知らせ願いたいと思います。
 それから、減量化に向けた取り組みの促進の中で、事業者に対して検討開始を要請するということがありますが、どのようにこれは計画しているか、お伺いいたします。
 それから、マイバッグ運動は、もうこれは予算のところでやりましたから取りやめます。
 108ページです。この中で、介護を要する高齢者等について個別収集方式を実施するということ、これは前にも出されておりますが、どのような形を考えてこれから実施するかについてはお伺いをいたします。
 では、これだけです。
○議長(榎本和男君) 木下議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 基本計画の中の21ページ、27ページ、浮遊粒状物質の測定結果、それから環境基準について、河川の低質の測定結果の評価をということなのですけれども、粒子状物質、公共用水域の水質、河川底質測定について久喜市に問い合わせしましたところ、浮遊粒子状物質を測定している一般環境測定局は、県内においては平成12年度で57局、39市町あるとのことでございました。平成12年度の測定結果を見ますと、長期評価では57局中32局で環境基準を達成し、25局で達成しておりません。一方、短期的評価では、2局で環境基準を達成しておりますが、55局で達成はしておりません。また、設置市町では、2市町で環境基準を達成し、37市町で達成しておりません。久喜市での測定結果を見ますと、長期的評価、短期的評価とも環境基準を達成していないとのことでございました。
 次に、公共用水域の水質汚濁についてでございますが、久喜市では市内の20河川と2カ所の遊水地の水質測定を年2回行っております。この測定結果につきましては、項目や年度により基準値を超えている河川もあるとのことでございました。河川底質測定につきましても、7カ所の河川で年1回実施しております。底質についても、水質と同じように項目や年度により数値に変化がみられますが、向上してきているとのことでございました。
 それと、100ページの減量に向けた店頭回収の関係でございますけれども、現在、今の時点で衛生組合で把握しているところでは、組合管内の多量排出事業所の中で、トレー詰めの商品、牛乳等を販売しているスーパーマーケット等でトレーの店頭回収、衛生組合に搬入せずに独自のルートでリサイクルまたは処理しているところ、それらの事業所は3事業所でありました。その他、コンビニエンスストアとかペットボトル等の店頭販売を実施しているところでも、店頭回収といいますか、回収用ボックスを置いて店頭回収を行っておりますけれども、その結果は衛生組合に搬入されているということでございます。店頭回収につきましては、分別、資源化、これらの住民に対しての意識づけ、減量、資源化の一方策となりますことから、多量排出事業所等、ほかの事業所も対象とした資源化会議等で、店頭回収、これらのものをお願いしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
○議長(榎本和男君) 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 基本計画の102ページの中の組合の行動計画の具体例についてのご質問をいただきました。まず、ごみ処理手数料の検討の件でございますけれども、これにつきましては、今すぐ有料化するとか値上げをするとかということではございません。全国的な傾向といたしまして、適切な住民負担の観点から、多くの自治体で有料化の実施、もしくは受益者負担のあり方について検討が行われているというような状況でございます。当組合としましても例外ではございませんで、最近のごみ処理費用の推移を見てみますと、ごみ量の増加とともに費用の方もふえてきているということをご承知置きいただきたいと思います。このような背景などもございますことから、今回計画の中にこのように表記をさせていただいたところでございまして、今後必要に応じて検討していくというものでございます。なお、具体的な検討を始める場合には、住民の皆様にとってもとても重要な案件でございますので、審議会等に諮りながらよく検討してまいりたいと、このように考えております。
 それから、続きまして、ISO等の取得の関係でございますけれども、この件につきましては、これまでにも何度かご質問いただいたところでございますが、今回、基本計画の中に具体的に明記をさせていただいたところでございます。具体的にいつ取得を目指すのかということにつきましては、基本計画を推進するに当たりまして、平成14年度に実施計画というものの作成を現在考えております。その実施計画の作成を進める中で、具体的な検討というものを進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
 108ページの高齢者、障害者の方々の戸別収集の関係でございます。本年4月1日から高齢者の方、また障害者の方々でみずから集積所の方へ資源あるいはごみを持ち出すことが困難で、また身近な人のご協力が得られない世帯に対しまして、久喜宮代衛生組合ふれあい収集ということで受け付けを開始いたしまして、戸別収集を実施してまいりたいというふうに考えてございます。なお、このふれあい収集につきましては、現在の分別収集にあわせまして、自宅の玄関先によります戸別収集ということで進めてまいりたいと考えてございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(榎本和男君) 以上で木下議員の質問を打ち切ります。
 次に、原議員、お願いいたします。
    〔16番 原 進一君登壇〕
○16番(原 進一君) ごみ処理基本計画について質問いたします。
 全体を一括して質問させていただきます。参考資料として37ページを見ていただくとわかるのですが、循環につきましては、環境基本法、環境基本計画の中でも、いわゆる物質循環、自然循環と資源環境という、こういう2つの分け方をされております。当然ごみ処理でありますから資源循環型のごみ処理行政の推進ということが、ページ逆に76の方について、基本方針の中で書かれることについては問題はないだろうと思うのです。しかし、一方では、社会という言い方をしているときに、自然循環型社会ということを意識していただきたいなと。本来は書きかえてほしいということでありますけれども、議決事項でありますので、なかなかそうはいかないだろうということを含めて質問をしたいと思います。と申しますのは、当組合が結成をされたときに、隣近所、回りに木を植えるという住民合意をしたのにもかかわらず木を植えなかったとか、今後用水を掘ったときに、排水路を掘ったときに、むしろ排水路というよりも敷地内に雨水を備蓄するとか浸透するとかという形をとるべきだろうと思いますし、あえて排水路をつくるとしても、最低多自然型の排水路計画、単純に二面柵渠などに持っていかないでということが要求をされる。一言でいいますと、こういうごみ処理施設をつくっていく場所については、生態系も含めた自然環境を意識してつくっていくということにならないのかどうかということでありまして、その中身についての質問であります。
 それで、ごみ発生量については、数値目標につきましては、数値目標は、ごみ発生量の予測についてはいろいろ意見はありますけれども、この数値を前提に質問をさせていただきたいと思います。例えば、91ページの中に溶融スラグが平成19年度から28年度までということで前提が書かれておりまして、その下の米印の中に、「溶融スラグは資源として組み入れています」。つまり、溶融スラグが前提で数値目標もこの計画も全部立てられているのですね。そうすると、当然ながら溶融スラグをどう再利用するか、最終処分するかということが、どこかで具体例として出てこなければならないのだろうと思うのです。溶融スラグを資源としてとらえたときに、再利用するまでの間の備蓄、貯留、保管という問題が出てきますが、その保管庫ということの具体性があらわれてこないのです。それで、溶融スラグをしなければ、灰として、きょうの質問にも出ていましたけれども、プラスチックメーカーに出して資源化するという道もあるわけでありますけれども、これはあくまで溶融スラグをして最低処分量を半減するということでできている計画でありますから、最終処分と同時に保管庫構想というのがどこかで出なければ、再利用ということにはならないだろうと思います。
 そのこととあわせて、生ごみの堆肥化についても、総論のところでは生ごみの堆肥化につきましては基本計画の中で3つの方針でいくと。自家生産・自家消費と設置型と、いわゆる工場といいますか、ここで堆肥化機械をつくってと書いてありますが、具体例のところになりますと、どういうわけか設置型のものが抜けていて、前壇の答弁にもありましたけれども、設置型につきましてはもう打ちどめだという話があったりするわけであります。設置型の評価について議論をする場は別の場で議論しますけれども、やっぱり基本的には三本柱で入ってほしい。自家生産・自家消費が1番で、2番目が設置型で、3番目が地域でどうしようもできないものについては集めてやるということについてやるのが自然なり資源循環型だと思いますので、その点についてお答えを願いたいと思います。
 先ほど触れた最終処分は、そういう意味ではスラグ化の保管構想と同じように、自区内処理の原則ということでありますと、保管か処分かという議論はあるにしても、何らかの具体例が求められると思いますし、理想的なごみ処理を目指すということでつくられたこの計画でありますので、最終処分計画の内容について、具体的なところを少しお答え願いたいと思います。
 以上です。
○議長(榎本和男君) 原議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 まず1点目の、自然循環ということと資源の循環という言葉の意味のご質問だと思います。自然循環型と資源循環型という言葉につきましては、一般的な使われ方で見ますと、自然循環という場合には広い意味でいわゆる生態系といいますか、地球的な自然環境との共生だとか、そういう意味合いで使われているものではないかと考えております。一方で、資源循環型でございますけれども、こちらにつきましては、平成12年に制定されました循環型社会形成推進基本法によりますと、その中に「循環資源」という言葉がございます。意味といたしましては、「廃棄物のうち有用なもの」という定義をされているところを見ましても、どちらかといいますと、廃棄物行政の分野におきますいわゆる物質循環のことを指しているのではないかなと考えているところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 それから、2点目としていただきましたのが、最終処分の関係での保管庫の件でございますけれども、溶融スラグは一応資源として組み入れているという計画になっておりまして、基本計画の118ページになりますけれども、その中に、最終処分の方法という項目がございます。一番最後の行になりますけれども、対象物のことに触れておりまして、今後の技術開発の動向を見ながら、埋め立ての処分をするか否かについて検討していきたいと、このように考えております。次のページ、119ページに保管庫のことがございますけれども、今のようなことを踏まえまして、保管庫の検討をしていく際にはそれらのことを検討していきたいと、このように考えております。
 それから、最後、3点目になりますけれども、設置型による生ごみの堆肥化の推進について、組合の具体例ですか、行動計画の中にはっきりと書いていないのではないかというご質問でございますけれども、生ごみ堆肥化の推進につきましては、計画書の111ページに具体的な基本的考え方が示されておりまして、ご指摘のように、一般家庭の生ごみにつきましては、個人の単位と、それから地域自治体の単位、それから組合と、一応三本柱、3つの体系による推進を考えてございます。ご質問にありました排出抑制、資源化計画の中にあります組合の行動計画の具体例、この中に設置型のことが明記されていない、ご指摘のとおりでございます。これは漏れてございます。追加をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 私の方から以上でございます。
○議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
 原議員。
    〔16番 原 進一君登壇〕
○16番(原 進一君) 自然循環か資源循環かは環境基本法と循環型社会法との違いだということで、法令的な表記からすれば課長さんの説明どおりでありまして、それは承知をしております。そういう意味では、ごみ処理の基本計画ですから、資源循環型という表記自体について問題だと言っているわけでなくて、そのときに、自然循環型の要素をどのぐらい取り入れるのかということでの質問です。ですから、表記方法を変えろという単純なことで質問しておりませんので、もう一回お答えいただきたいのです。例えば、雨水対策ですとか周辺整備の対策ですとか、はっきり言えば、堆肥化機械をつくる用地整備も開発なのですよね。その開発のときに、いかに自然に対して配慮してやるのかというのがこういう施設の宿命であろうと思いますから、そういう意味では、環境基本法でいう生態系とか自然循環ということをほかの施設以上に意識をしてほしい。例えばエネルギーでいえば太陽光発電や、雨水でいえば雨水の地下貯留とか再利用とか、そういう部分を直接ごみ処理に関係ないところであっても環境に配慮して、地域住民と相談しながら、環境に配慮した施設であるということをごみ処理計画の中で、総論とか資料の面には出ておりますので、具体的な実施の段階に意識をしてほしいという質問ですので、そういう意味でお答えをいただきたいなと思います。
 それで、堆肥化につきましては、具体例にも入れて、設置型も三本柱の一つであるということを明確に表記をするということですので、そのまま受け入れていきたいと思います。
 最終処分の保管庫構想なのですが、はっきり言いまして、この計画書を前提に評価した上で見ると、要するにスラグという前提でつくられておりますから、スラグの前提でなったときに、これは再利用ということになるのですよ。最終処分ということにはならないのです、原則は、先ほどの答弁。そうすると、スラグの出ている時期と利用の時期がずれますから、一時保管するから、保管庫というのは具体例として載せない限り、スラグ前提の最終処分は成り立たないのです、一つは。ですから、そこについて、保管庫ということについては、具体的な例としてもう既に載せなければいけないのではないのかということが一つと、もし、スラグについても最終処分ということもあります。例えば越谷なんかは、最終処分として雨水がたまるところに水と一緒に処分地にしたという例もあるわけですから、そこら辺について、自区内処理の原則として、最終スラグという前提でだよ、あくまで。スラグ、これから変わるかもしれないですから、この計画はスラグが前提ですから、スラグという前提の中で保管庫なのか最終処分なのか、その点について具体例を示していただきたいということです。
○議長(榎本和男君) 原議員の再質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
 私の方からは自然循環に関してのご質問でございますけれども、当然いろいろな施設等を整備していく中で、周辺環境に対する配慮はというご質問かと思いますけれども、久喜市並びに宮代町の総合計画の中にも、自然環境との共生とか、そのような意味合いのことが両市町とも書かれていると思います。ですから、当組合、市町で構成しております組合といたしましても、今回のごみ処理基本計画ではこのような表現を使わせていただきますけれども、当然個々の施設整備に当たりましては、市、町、先ほど申し上げましたような観点から、意識してできる限り取り組んでまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(榎本和男君) 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 溶融スラグの資源としての考え方なのですけれども、組合の考え方といたしましては、溶融スラグ、道路の路盤材、アスファルトの骨材、それからコンクリート骨材、インターロッキング等、そういうふうに資源として利用することを考えております。その中で、道路の路盤材とかそういう場合に、スラグができるときと、それから路盤材としては使用時期、これが異なりますので、一時的に大量に必要とするということでございますので、当然保管庫、それらのものは考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
○議長(榎本和男君) 以上で原議員の質問を打ち切ります。
 これをもちまして議案第10号に対する質疑を打ち切ります。

               ◇             

    ◎管理者追加提出議案の上程
○議長(榎本和男君) 次に、議案の上程、議案第11号から議案第12号までを一括上程し、議題といたします。

               ◇             

    ◎追加提案理由の説明
○議長(榎本和男君) 管理者より提案理由の説明を求めます。
 管理者、お願いいたします。
    〔管理者 田中暄二君登壇〕
○管理者(田中暄二君) それでは、議案第11号から第12号まで追加議案の提案理由を申し上げます。
 まず、議案第11号 久喜宮代衛生組合の職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例でございます。旅費の日当の支給範囲及び支給額を見直したいので、この案を提出するものでございます。
 次に、議案第12号 久喜宮代衛生組合収入役の選任についてでございます。久喜宮代衛生組合収入役早川清作の任期が平成14年3月31日で満了となるので、後任を選任することについて議会の同意を得たいので、地方自治法第168条第7項の規定により、この案を提出するものでございます。
 住所、久喜市大字北青柳840番地
 氏名、樋口純一
 生年月日、昭和18年5月26日生まれでございます。
 樋口純一におきましては、久喜市議会3月定例市議会におきまして、久喜市の収入役としての選任のご同意をいただいております。久喜市の収入役が当組合の収入役ということで今回お願いを申し上げる次第でございます。
 以上が追加提案をさせていただきまする議案2件の内容でございます。なお、詳細につきましては、事務局長をして補足説明をいたさせますので、慎重ご審議の上、速やかにご議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
 どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(榎本和男君) ありがとうございました。
 続きまして、提出議案の補足説明を求めます。
 事務局長、お願いいたします。
    〔事務局長 中村恭三君登壇〕
○事務局長(中村恭三君) 議案第11号 久喜宮代衛生組合の職員等の旅費に関する条例の一部改正する条例につきまして補足説明を申し上げます。
 初めに、今回提案させていただきました久喜宮代衛生組合の職員等の旅費に関する条例の改正の主な内容といたしましては、全日当区域と半日当区域の見直しを行い、あわせまして日当を支給しない区域を設定するものでございます。
 それでは、条文ごとにその内容につきましてご説明申し上げます。
 初めに、第15条の改正でございます。第15条につきましては、国内旅行における鉄道賃の規定でございますが、「特別車両料金」、「準急行列車」の用語を削除するとともに、文書の整備を行うものでございます。
 次に、第19条の改正でございます。第19条は、日当に関する規定でございまして、この規定を全部改めるものでございます。第1項につきましては、日当の額の規定でございますが、現行規定と同様でございまして、別表に定める額も同額でございます。
 第2項につきましては、半日当区域等の規定でございまして、現行では、久喜宮代衛生組合の職員等の旅費の支給に関する規則におきまして片道25キロメートル未満の区域を半日当区域として規定しているところでございます。今回この規定の見直しを行い、行程100キロメートル未満、片道にして50キロメートル未満の区域への旅行につきましては、その行程によって2つに区分し、それぞれ日当の額を定めるものでございます。
 第1号は、これまで全日当区域でありました行程50キロメートル以上100キロメートル未満で管理者が別に定める区域への旅行につきましては、日当の額を2分の1にするというものでございます。この半日当区域につきましては、規則におきまして具体的な市町村名を明記して定めるものでございます。
 次に、第2号でございますが、行程が50キロメートル未満、片道にいたしまして25キロメートル未満で管理者が別に定める区域への旅行につきましては、これまでは半日当区域として定められておりましたが、この額を管理者等で700円、7級以下の職員につきましては500円とするものでございます。この区域につきましても、規則の中で具体的な市町村名を明記することとしておりますが、現行で半日当区域に指定されている区域をこの第2号で定める区域として定めるものでございます。
 次に、第3項でございますが、日当を支給しない区域を新たに設けるものでございます。この区域につきましては、久喜宮代衛生組合に隣接する市町の区域とし、規則におきまして具体的な市町名を明記するものでございます。
 次に、第24条の改正でございますけれども、この条文につきましては、現行の規定が第19条の規定を引用するような表現で規定されていることから、今回第19条を改正することに伴いまして、条文の表現を統一するものでございます。
 次に、第35条の後段を削除する関係でございますけれども、この改正につきましては、第24条の改正と同様の理由で、条文の表現を統一するものでございます。
 次に、別表第2の備考の改正でございますが、国庫公務員等の旅費支給規程を引用する表現に改めるものでございまして、内容といたしましては、現行規定の内容と同じでございます。
 続きまして、附則の関係でございます。第1項は、施行期日でございまして、平成14年4月1日から施行するものでございます。
 第2項は、経過措置でございまして、改正後の条例は施行日以後に出発する旅行から適用するものでございます。
 以上が議案第11号 久喜宮代衛生組合の職員等の旅費に関する条例の一部改正する条例の補足説明でございます。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
○議長(榎本和男君) 以上で補足説明を終わります。

               ◇             

    ◎追加提出議案に対する質疑
○議長(榎本和男君) 次に、提出議案に対する質疑に入ります。
 まず、議案第11号 久喜宮代衛生組合の職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例につきまして質疑をお受けいたします。
 加藤議員。
    〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。
 1点、ちょっとわからないのでお願いしたいのですが、24条を改めるということなのですけれども、在勤地以外の同一地域内の旅行の旅費ということで、この「同一地域内」ということがわからないのです。どれぐらいの広さの区域なのかということなのです。改正前は、在勤地以外の同一地域内における旅行については、鉄道賃、船賃及び車賃は支給して、ただしということで、1つ、2つと条件がありまして、支給することもあるということなのです。ある広さ以上になりますと、バスとかタクシーも必要ではないかなと思うのです。そのあたりをご説明いただきたいと思います。それだけです。
○議長(榎本和男君) 休憩いたします。

    休憩 午後5時38分

    再開 午後5時50分

○議長(榎本和男君) 再開いたします。
 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
 局長。
    〔事務局長 中村恭三君登壇〕
○事務局長(中村恭三君) 時間をいただきましてありがとうございます。
 ご質問の在勤地以外の同一地区内における旅行ということについての解釈ということでございます。これは、いわゆる例を申し上げますと、例えば久喜から宮代でも結構なのですけれども、例えば浦和へ出張するというふうな場合に、当然電車賃というのは出ますけれども、浦和の県庁へ行って、例えば浦和市内のほかの場所、いわゆる平行移動、同じ地域内ですね、その下の意味が「同一地域内」、いわゆる浦和市内の地域での移動の場合については、鉄道賃
    〔何事か言う人あり〕
○事務局長(中村恭三君) ああ、さいたま市ですけれども、一応支給はしないというふうなことで、ただし書きがそのほかにあるというふうなことでございます。
○議長(榎本和男君) 再質問をお受けいたします。
 加藤議員。
    〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) ただいまのご説明でよくわかるのですけれども、その浦和であったときはよかったのですけれども、今浦和は大宮とくっついてさいたま市になっていますよね。そういったときは、浦和から大宮までやっぱりちょっとかかりますし、そういう場合はどういうふうに……。
    〔「同じ……」と言う人あり〕
○4番(加藤幸雄君) でも、相当ありますよ。今の例のお話はよくわかるのですけれども、その地域が広い場合もあるのではないですか。その場合にもやっぱり、改正条文ですと、特別の場合を除いて出ないわけですから、交通費が。そこのところがちょっと納得できないのですけれども、お願いできますか。
○議長(榎本和男君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
 局長。
    〔事務局長 中村恭三君登壇〕
○事務局長(中村恭三君) 先ほどの、ご答弁申し上げますと、その下に、24条、支給をしないけれども、ただし書きが書いてございます。「公務上の必要又は天災その他やむを得ない事情により」云々というふうな形で書いてございます。こういう場合には、それに係る分、いわゆる支給をしますよというふうなことで書いてございます。実際この条文は、改正条例ですけれども、実際の改正はしておりません。この分は前と同じなのですけれども、引用条例なものですから、直して統一をしたというふうなことでございます。
 以上でございます。
    〔「わかりました」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。
 ほかに。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) これをもちまして、議案第11号に対する質疑を打ち切ります。
 次に、議案第12号 久喜宮代衛生組合収入役の選任につきまして質疑をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) これをもちまして、議案第12号に対する質疑を打ち切ります。

               ◇             

    ◎討論・採決
○議長(榎本和男君) 次に、日程第3、討論・採決を行います。
 議案第3号について討論をお受けいたします。
 まず、反対討論をお受けいたします。
    〔「休憩」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 先ほど休憩したのはこれも含めて休憩したわけですよ。ですから、10分間の休憩をとったわけなのです。
    〔「10分いただきます」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) では、6時5分まで休憩いたします。

    休憩 午後5時55分

    再開 午後6時5分

○議長(榎本和男君) 再開いたします。
 議案第3号についての討論をお受けいたします。
 まず、反対討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
 議案第3号 平成13年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第3号)について原案にご賛成の方の挙手を求めます。
    〔挙手全員〕
○議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
 続きまして、議案第4号について討論をお受けいたします。
 まず、反対討論をお受けいたします。
 木下議員、お願いいたします。
    〔3番 木下 篤君登壇〕
○3番(木下 篤君) 平成14年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について反対の立場から討論いたします。
 まず、一般管理費の報償費の中で、ダイオキシン類健康調査委員会、マイバッグ普及検討委員会、新設炉機種選定委員会についての公開で、当局は今後も検討という答弁でした。しかし、住民にとっては、これまでの委員会審査は自分たちの環境問題と深くかかわり合いのあるものであり、公開すべきと考えます。
 また、次に、新設炉の規模についてでございます。平成12年度3月、新設炉検討委員会は、ごみ総量の減量、資源循環型社会の構築などの立場から減量目標値を生ごみ堆肥化により当面日量30トンの焼却量と答申をしました。しかし、当局の新設炉の規模についての答弁では、答申を十分に考慮してと言っていますが、その姿勢を貫くべきと考えます。
 次に、これまでの管理者は、たびたび住民の協力と理解を求め、日本一のごみ行政を目指すと言明してきました。しかし、住民の協力と同時に、現業職員が積極的に献身的に取り組んできたからこそごみ行政が進んでいることは多くの住民の認めるところです。昨年3月議会で私は、現業職員を減らし委託をふやすのではなく、もっと現業職員を採用し、年齢構成を若返りさせるべきだと指摘しました。しかし、当局の答弁では、再任用制度の導入が進められており、また新しい施設の建設があることは言ったものの、今後具体的にどうするかについては一言も考えを述べていません。今回も全く昨年と同様の答弁であります。このような当局の態度を続けていくならば、言葉では日本一のごみ行政を目指すと言っても、成功する保証はありません。現業職員を増員すべきです。
 以上のことを指摘し、反対といたします。
○議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
 岡崎議員、お願いいたします。
    〔13番 岡崎克巳君登壇〕
○13番(岡崎克巳君) 13番、岡崎克巳でございます。議案第4号、平成14年度久喜宮代衛生組合予算について賛成討論いたします。
 今年度は、いよいよ生ごみ堆肥化の第一歩のモデル事業がスタートします。モデルの7,000世帯にどうお願いしていくか、また7,000世帯以外の世帯に生ごみ堆肥化の事業をどう理解していただくか、大変重要な年であります。成田市でも、生ごみの堆肥化のモデル事業が昨年から始まったそうです。しかし、モデル以外の世帯は、いずれ自分たちも生ごみの分別をしなければならなくなるのだが、何をどうしているのか皆目わからない状態だと伺いました。このようなことがあっては、まず成功の妨げにもなります。モデルになる地域も、またならない地域もあわせて取り組んでいくぐらいの啓発が必要であります。今までにこの事業のために職員の方々が市や町で土曜日曜を返上して出前講座に取り組んでおられる姿を聞き、またさらに出前講座の拡大を図っていかれる姿勢を伺い、市民や町民の理解が得られるよう、モデル事業が必ず成功するよう、祈るような思いであります。その市民、町民への啓発に積極的な姿勢を評価いたします。
 モデル事業が始まるのは秋からですので、夏の生ごみ収集の問題点については翌年に繰り越されるわけですが、生ごみが腐ってしまっては堆肥になりませんので、積極的対応をお願いいたします。
 本年から、ひとり暮らしの高齢者や障害者世帯の戸別収集が始まります。プライバシーを守ることを要望するとともに、その市民町民の目の高さに立った姿勢を評価いたします。
 また、リサイクルプラザについては、本格的稼働を目指し、取り組まれる姿勢が明確になりましたが、それまでの間の柔軟な対応を期待いたします。さらに、衛生組合を舞台にした、市民、町民が軽い気持ちで組合を訪れ、見て回れるような催し物を開いてもいいのではないかと思います。
 収集体制については、民間委託だけではなく、直営部分と競争できる体制づくりを要望いたします。日本一のごみ行政を打ち立て、積極的に取り組まれる姿勢を評価し、本予算に賛成いたします。
○議長(榎本和男君) 次に、反対討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
 猪股議員、お願いいたします。
    〔19番 猪股和雄君登壇〕
○19番(猪股和雄君) 一般会計予算に賛成討論いたします。
 要望が2つあります。1つは、情報公開制度、そして個人情報保護制度が新年度から始まります。これまでの段階では、先ほどの質疑におきましても具体的な内容についてはまだ何も詰まっていない、具体的な案が出されていません。そして、今のところは久喜市と宮代町の制度、条例を比較している段階ということであります。これから半年間かそこらで制度化、条例化していくわけですので、大変不安を感じます。感じざるを得ません。しかし、やっていかなければならない、そして約束に基づくことでありますので、これから半年間の間にぜひとも進めていただきたい。その際、住民参加の最も基本的な制度となるものでありますので、経過を市民、町民にちゃんと報告をしていくこと。それはインターネットを通じて、また組合だよりを通じて報告していくこと、知らせていくこと。そして、パブリックコメント制度を、これは正式にパブリックコメントと銘打たなくても構いません、ご意見のある方はお寄せくださいということで構わないと思うのです。具体的な案ができた段階で、ぜひともそうした手続を踏まえるように強く要望しておきたいと思います。
 2つ目、ダイオキシンの専門委員会、それから新設炉の機種選定委員会、これらについて、原則公開と考えているという答弁がありました。しかし、そうした答弁を聞いても、なお若干の不安、一抹の不安を覚えています。というのは、もちろんプライバシーにかかわる部分がかなり出てまいります。特に健康調査の場合。したがって、その分に関しては非公開となるのは、これはいわば当然のことでありますけれども、それらを除く部分、これらについては、当然すべて公開手続を進めていくべきです。その際、会議の開催の公表、そして周知、その方法についてはインターネットを通じる方法もあるでしょうし、組合だよりを通じる方法もあるでしょうし、公共施設に張り出す方法もあります。また、同時に、会議の公開、それから会議録の公開、この会議録については特にインターネットホームページに掲載をしていくべきです。こうした住民参加、市民参加をすべての場面に貫いていく、このことが今衛生組合にとって求められています。今までそうしてきたはずで、これらの問題について絶対手落ちがあってはならないと思います。また、これは田中管理者の基本的な姿勢でもあると私は信じます。
 以上のことを要望いたしまして、賛成をいたします。
○議長(榎本和男君) 次に、反対討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
 議案第4号 平成14年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
    〔挙手多数〕
○議長(榎本和男君) 挙手多数であります。
 よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
 続きまして、議案第5号について討論をお受けいたします。
 まず、反対討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
 議案第5号 久喜宮代衛生組合職員の再任用に関する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
    〔挙手全員〕
○議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
 続きまして、議案第6号について討論をお受けいたします。
 まず、反対討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
 議案第6号 久喜宮代衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
    〔挙手全員〕
○議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
 続きまして、議案第7号について討論をお受けいたします。
 まず、反対討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
 議案第7号 久喜宮代衛生組合職員の定年等に関する条例等の一部を改正する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
    〔挙手全員〕
○議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
 続きまして、議案第8号について討論をお受けいたします。
 まず、反対討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
 議案第8号 久喜宮代衛生組合職員の定数等に関する条例等の一部を改正する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
    〔挙手全員〕
○議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
 続きまして、議案第9号について討論をお受けいたします。
 まず、反対討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
 議案第9号 久喜宮代衛生組合が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
    〔挙手全員〕
○議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
 続きまして、議案第10号について討論をお受けいたします。
 まず、反対討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
 林議員、お願いいたします。
    〔9番 林 恭護君登壇〕
○9番(林 恭護君) 林でございます。一般廃棄物処理基本計画の議決部分に対しまして賛成の立場で討論させていただきます。
 この議決文を拝見しますと、基本方針、そして将来目標、重点施策、大きく3つに分かれておりますが、特にこの中で、将来目標として新設炉のダイオキシン排ガス濃度を0.01ナノグラムTEQノルマル立米として明記されたこと、そして重点施策として分別を徹底させながら生ごみの全量堆肥化を実施することを宣言していること、そして最後に、地域住民との関係を積極的に形づくっていくこと等を特に強調いたしまして、賛成をいたします。
 そして、特にこの処理基本計画を事前に発表され、議会の議決事項として半年間の時間をかけてきたこと、住民の閲覧にも供したことも高く評価をしたいと思います。ただ、この縦覧のあり方なり、住民への周知の徹底の仕方等は、今後はもっと実効性のあるように研究をしていく必要があることをご指摘しますが、少なくとも他の自治体に先駆けまして基本計画そのものを議会の討議に付された姿勢について、評価をしたいと思います。
 さらに、議決部分ではございませんでしたが、いろいろな考え方、解説の中では、一部不同意の点もございます。特に工業団地のごみの受け入れの問題、あるいは加納議員が強く主張いたしましたリサイクルに対するアプローチの仕方等々は意見を保留いたしますが、それらを超えて、この議決部分に示された将来計画は当組合にとって画期的なものと思います。実際に平成8年から立ち上がった検討委員会を嚆矢とした議論、血のにじむような検討と、そしてまた管理者あるいは職員の方もともに汗をかき、苦しみ、結論に導いてまいりました。そして、一度検討結果を発表されましたが、さらに地域住民、特にその中で宮代台自治会と1年有余にわたる非常に真摯な、またこれもお互いに立場をわきまえながら、苦しみながら、結論に到達しようとした努力、このことは一衛生組合の政策を超えて、地方分権を現在唱えられている地方自治体と住民との関係の礎石を築きつつあると、このように考えられてなりません。このことをこれからも忘れることなく、行政も、住民も、そしてその間に立つ議会がこの志を忘れずに、この事業は大変長期間にわたる困難な事業だと自覚をしております。堆肥化のプロジェクトが今動き始めておりますが、これを成功させることも、今までの議論以上に困難の多い、また責任のある仕事だろうと考えております。そのことを銘記をいたしましてこの基本計画に賛成をいたします。
 以上でございます。
○議長(榎本和男君) 次に、反対討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
 加納議員、お願いいたします。
    〔10番 加納好子君登壇〕
○10番(加納好子君) 10番、加納です。議案第10号、一般廃棄物処理基本計画案に賛成の立場での討論をいたします。
 当衛生組合は、その取り組みの歴史において住民の提言を受け入れ、現業職員、事務局のたゆまぬ研究、努力で先進的な作業をしてまいりました。住民益という立場に立ち、生活と密着した姿勢で誠心誠意当たってこられました。このたびお示しいただきました一般廃棄物処理基本計画においても、その精神性、柔軟性、総合的な判断力にまずは敬意を表します。しかし、荒削りの部分も多々あることも否めません。まずは抑制に努め、一つ一つの処理のルートを確立する作業に時間とエネルギーを費やしてください。近未来、中長期的な展望の上に立ち、何が真の住民益かを念頭に置き、計画を反すうし、行政、住民、事業者等、それぞれがすべきことをさらに精査し、日本一に向かい前進することを望みます。ですが、これらを支えるのに住民の参画は欠かせません。住民の幾たびの要望、ニーズに真摯にこたえ、努力を重ねる管理者、副管理者を初めとする職員、現業職員にエールを送り、私の賛成討論といたします。
○議長(榎本和男君) 次に、反対討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
 議案第10号 久喜宮代衛生組合一般廃棄物(ごみ)処理基本計画 について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
    〔挙手全員〕
○議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
 続きまして、議案第11号について討論をお受けいたします。
 まず、反対討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(榎本和男君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
 議案第11号 久喜宮代衛生組合の職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
    〔挙手全員〕
○議長(榎本和男君) 挙手全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
 続きまして、議案第12号につきましては、討論を省略し、直ちに採決に入ります。
 議案第12号 久喜宮代衛生組合収入役の選任について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
    〔挙手多数〕
○議長(榎本和男君) 挙手多数であります。
 よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
 休憩いたします。

    休憩 午後6時27分

    再開 午後6時28分

○議長(榎本和男君) 再開いたします。
 以上で提出議案の審議はすべて終了いたしました。

               ◇             

    ◎議長あいさつ
○議長(榎本和男君) これをもちまして本議会に付された案件はすべて終了いたしました。
 本日は、提出議案に対する慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました

               ◇             

    ◎管理者あいさつ
○議長(榎本和男君) それでは、管理者のあいさつをお願いいたします。
 管理者、お願いいたします。
    〔管理者 田中暄二君登壇〕
○管理者(田中暄二君) 平成14年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会にご提案申し上げました議案第3号ないし議案第12号、合計10議案につきまして原案のとおりご議決をいただきまして、まことにありがとうございました。
 質疑、質問の中でちょうだいいたしましたご意見等につきましては、今後十分検討の上、組合執行の中に生かしてまいりたいと考えております。一言御礼申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(榎本和男君) ありがとうございました。

               ◇             

    ◎退任あいさつ
○議長(榎本和男君) ここで、衛生組合発展に大変ご尽力をいただいてまいりました収入役の早川清作氏が退任されますので、ごあいさつをいただきたいと思います。
    〔収入役 早川清作君登壇〕
○収入役(早川清作君) 一言お礼のごあいさつを申し上げます。
 今般任期満了をもちまして退任することになりましたが、4年間にわたりまして、議員の皆様を初め、田中管理者、榊原副管理者など関係職員の方々のご支援をいただきましてここに大過なく終わることができましたことを心からお礼を申し上げる次第でございます。議会中におきまする議員の皆様方の熱意あふれますご質問を拝聴しながら、ごみ問題の奥の深さや間口の広さなど、つくづく難しさを感じた次第でございます。いずれにいたしましても、市民、町民のご協力とご理解、また莫大な財源を必要とする大変難しい問題と強く認識をいたした次第でございます。管理者は日本一のごみ行政を目指しておりますが、この一日も早い達成を心からご祈念を申し上げる次第でございます。
 終わりに、議員の皆様を初め、関係皆様のご健康とご活躍を心からご祈念申し上げまして、お礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(榎本和男君) ご苦労さまでした。今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。
 休憩いたします。

    休憩 午後6時31分

    再開 午後6時33分

○議長(榎本和男君) 再開いたします。

               ◇             

    ◎閉会の宣告
○議長(榎本和男君) これをもちまして平成14年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午後6時33分