〇 招 集 告 示
久宮衛告示第2号
平成14年久喜宮代衛生組合議会第1回臨時会を次により招集する。
平成14年2月12日
久喜宮代衛生組合管理者 田 中 暄 二
記
1 期 日 平成14年2月19日
2 場 所 久喜宮代衛生組合大会議室
3 付議事件
1 平成13年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)について
2 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
〇 応 招 ・ 不 応 招 議 員
応招議員(20名)
1 番 福 垣 令 由 君
2 番 新 井 勝 行 君
3 番 木 下 篤 君
4 番 加 藤 幸 雄 君
5 番 角 野 由 紀 子 君
6 番 松 村 茂 夫 君
7 番 榎 本 和 男 君
8 番 野 口 正 男 君
9 番 林 恭 護 君
1 0番 加 納 好 子 君
1 1番 赤 塚 綾 夫 君
1 2番 小 河 原 都 君
1 3番 岡 崎 克 巳 君
1 4番 角 田 礼 子 君
1 5番 岸 輝 美 君
1 6番 原 進 一 君
1 7番 山 下 明 二 郎 君
1 8番 野 口 秀 夫 君
1 9番 猪 股 和 雄 君
2 0番 神 田 政 夫 君
不応招議員(なし)
平成14年久喜宮代衛生組合議会第1回臨時会 第1日
平成14年2月19日(火曜日)
議 事 日 程 (第1号)
1 開 会
2 開 議
3 会議録署名議員の指名
4 会期の決定
5 管理者提出議案の上程(議案第1号〜第2号)
6 提案理由の説明
7 議案に対する質疑
8 討論・採決
9 議長あいさつ
10 管理者あいさつ
11 閉 議
12 閉 会
午前9時開会
出席議員(20名)
1 番 福 垣 令 由 君
2 番 新 井 勝 行 君
3 番 木 下 篤 君
4 番 加 藤 幸 雄 君
5 番 角 野 由 紀 子 君
6 番 松 村 茂 夫 君
7 番 榎 本 和 男 君
8 番 野 口 正 男 君
9 番 林 恭 護 君
1 0番 加 納 好 子 君
1 1番 赤 塚 綾 夫 君
1 2番 小 河 原 都 君
1 3番 岡 崎 克 巳 君
1 4番 角 田 礼 子 君
1 5番 岸 輝 美 君
1 6番 原 進 一 君
1 7番 山 下 明 二 郎 君
1 8番 野 口 秀 夫 君
1 9番 猪 股 和 雄 君
2 0番 神 田 政 夫 君
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により出席した人
管 理 者 田 中 暄 二 君
副管理者 榊 原 一 雄 君
収 入 役 早 川 清 作 君
参 与 柴 崎 勝 巳 君
参 与 篠 原 敏 雄 君
参 与 中 村 修 君
事務局長 中 村 恭 三 君
総務課長 岡 村 和 男 君
業務課長 井 上 正 夫 君
総務課長
石 井 信 幸 君
補 佐
業務課長
伊 東 雅 夫 君
補 佐
施設係長 内 田 久 則 君
料金係長 野 本 俊 男 君
本会議に出席した事務局職員
係 長 金 井 誠
書 記 小 林 登 茂 子
書 記 赤 羽 貴 裕
◎開会の宣告 (午前9時)
○議長(神田政夫君) ただいまの出席議員は20名でございます。
定足数に達しておりますので、これより平成14年久喜宮代衛生組合議会第1回臨時会を開会いたします。
◇
◎開議の宣告
○議長(神田政夫君) 直ちに本日の会議を開きます。
◇
◎議事日程の報告
○議長(神田政夫君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでございます。
◇
◎会議録署名議員の指名
○議長(神田政夫君) 日程第3、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第93条の規定により、議長において
7 番 榎 本 和 男 議員
8 番 野 口 正 男 議員
を指名いたします。
◇
◎会期の決定
○議長(神田政夫君) 日程第4、会期の決定を議題といたします。
議会運営委員長の報告を求めます。
福垣委員長。
〔議会運営委員長 福垣令由君登壇〕
○議会運営委員長(福垣令由君) おはようございます。
第1回臨時会について、本日議会運営委員会を開催いたしました。その結果の概要につきましてご報告申し上げます。
今臨時会に提出される議案は、管理者提出議案2件でございます。会期日程につきましては、本日1日間ということで決定をいたしました。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) お諮りいたします。今期臨時会の会期は、委員長の報告どおり本日1日といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) ご異議なしと認めます。
よって、会期は1日間と決定いたしました。
◇
◎管理者提出議案の上程
○議長(神田政夫君) 日程第5、管理者提出議案の上程ですが、議案第1号から議案第2号を一括上程し、議題といたします。
◇
◎提案理由の説明
○議長(神田政夫君) 管理者より提案理由の説明を求めます。
管理者、お願いします。
〔管理者 田中暄二君登壇〕
○管理者(田中暄二君) おはようございます。
本日、平成14年久喜宮代衛生組合議会第1回臨時会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方にはご健勝にてご参集を賜り、ご審議いただきますことを厚く御礼を申し上げます。
それでは、本臨時会に提案申し上げる議案の提案理由を説明を申し上げます。
本臨時会に提案申し上げる議案は、2件でございます。まず、議案第1号 平成13年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)についてでございます。別冊で調製をしてございますので、お開きをいただきたいと存じます。
今回の補正でございますが、歳入歳出予算の補正及び繰越明許費の補正をお願いするものでございます。まず、歳入歳出予算の補正でございますが、今回の補正に関しましては、歳入歳出予算の総額を改める内容ではございませんので、歳出の組み替えをお願いをするものでございます。衛生費を720万円減額いたしまして、総務費に衛生組合拡張予定地測定業務として720万円を追加をしたいというものでございます。
次に、繰越明許費の関係でございます。2ページにございますように、先に述べました衛生組合拡張予定地測量業務720万円の繰り越しをお願いするものでございます。
続きまして、議案第2号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例でございます。人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じ、一般職職員の給与を改定したいので、この案を提出するものでございます。
議案の詳細につきましては、事務局長をして補足説明をいたさせますので、慎重ご審議の上速やかにご議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明にかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(神田政夫君) ありがとうございました。
続きまして、提出議案の補足説明を求めます。
事務局長、お願いします。
〔事務局長 中村恭三君登壇〕
○事務局長(中村恭三君) それでは、補足説明を申し上げます。
議案第1号 久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)につきまして、補足説明を申し上げます。
今回お願いいたします補正予算では、歳入歳出予算の総額を改める内容ではございませんで、歳出の組み替えと繰越明許費をお願いするものでございます。別冊の補正予算書の6ページ、7ページをごらんいただきたいと思います。説明欄にもございますように、衛生組合拡張予定地の測量業務費用といたしまして720万円を補正させていただきたいというものでございます。拡張を予定しております田んぼに水が入る前に測量業務を完了したいということから、今回の補正をお願いするものでございます。なお、その財源といたしましては、塵芥処理費の委託料に計上してございます一般廃棄物最終処分業務のうち、不燃残渣の最終処分費用を720万円を減額して充てるものでございます。減額の理由についてでございますけれども、これは粗大ごみの有料化施行前にいわゆる駆け込み予約によりまして平成12年度末に粗大ごみの収集処理が集中いたしました。その結果、平成13年度当初に見込んでおりました粗大ごみの収集処理量が減少したことによりまして、当然破砕処理後に発生いたします不燃残渣の量も減ってまいります。このようなことから塵芥処理費の委託料から財産管理費の委託料に組み替えをお願いするものでございます。
また、8ページの繰越明許費の説明でございますけれども、繰り越し事由にございますように、測量及び図面作成に相当の期間を要するということから、組合拡張用地予定地の測量業務費用720万円全額につきまして繰越明許をお願いするものでございます。
次に、議案第2号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきまして、補足説明を申し上げます。一般職職員の給与につきましては、地方公務員法第24条第3項の規定により、生計費並びに国及び他の地方公共団体の給与、民間事業所の従業者の給与との均衡等を考慮し、定めるものとされております。このことを踏まえまして、久喜宮代衛生組合におきましては、従来から人事院勧告制度全体を尊重し、これに準じた給与制度を採用することで、適正な給与水準の維持に努めているところでございます。そのような中、平成13年度の人事院勧告につきましては、官民の給与の較差が極めて少なく、めりはりをつけた給料表の改定を行うことは困難であるということで、2年連続で給料表の改定を見送り、官民の給与較差に見合った年額相当額を暫定的な一時金として支給することで較差を埋める手法がとられております。この暫定的な一時金につきましては、これまで規定がありませんでしたので、このたび地方自治法が改正され、特例一時金という名称の手当が新設されたところでございます。また、期末手当につきましても、3年連続になりますが、民間の支給月数に見合うよう、0.05月分引き下げる勧告がなされております。国におきましては、この勧告に基づき所要の法律改正が行われ、既に施行されているところでございます。当組合におきましてもこのような状況を踏まえ、また県や構成市町の動向を慎重に検討した結果、本年も国家公務員の給与改定に準じた内容で改正することが適当と判断し、一部改正条例案を提案させていただいた次第でございます。
それでは、改正内容につきまして順次ご説明申し上げます。初めに、本則中「規則」を「衛生組合規則」に改めるという、これは字句の改正でございます。
次に、23条第2項の改正でございますけれども、これは期末手当の12月期の支給月数につきまして0.05月分引き下げ、現行の「1.6月分」を「1.55月分」に改めるものでございます。
次に、附則に新たに5項を加える改正でございますけれども、これらは特例一時金に関する規定でございます。まず、4項でございますが、当分の間の特例措置といたしまして、3月1日に在職する職員に対し特例一時金を支給するというものでございます。ここで、支給日につきましては、衛生組合規則で定める日となっておりますけれども、久喜宮代衛生組合職員の特例一時金に関する規則の中で3月15日と定める予定でございます。
次に、第5項は、特例一時金の額に関する規定でございまして、国家公務員と同様の3,756円とするものでございます。なお、第1号といたしまして、4月1日から基準日の間に無給期間のある職員、または第2号といたしまして基準日において長期病気休暇のため給料を半減されている者に対する特例一時金の支給につきましては、それぞれ衛生組合規則で定める額とするものでございます。規則におきましては、それぞれの状況を考慮いたしまして、金額を算出することとしております。
次に、第6項でございます。基準日に育児休業中の職員に対しても基準期間の全期間が無給期間でない場合は、先ほどの附則第5項の規定を適用いたしまして、特例一時金を支給するというものでございます。
次に、第7項でございますが、特例一時金が支給される間の読み替え規定でございます。項中の第2条につきましては、手当の名称が列記されている条文であり、第26条につきましては休職者の給与に関する規定でございます。
次に、第8項でございますが、特例一時金に関しての規則への委任となっております。
続きまして、附則でございます。第1項につきましては、施行期日等に関する規定でございまして、公布の日から施行し、平成13年4月1日にさかのぼって適用するものでございます。
次に、第2項から第4項の関係でございます。これらの規定につきましては、12月期の期末手当が既に支給されておりますことから、その調整を3月期の期末手当の支給の際に行うというものでございます。第2項で、平成13年12月期に支給されるべき手当の額につきまして、今回の改正によって減額される額を加算することとし、第3項でその加算した額を平成14年3月期に支給いたします期末手当で控除することによりまして調整を行うというものでございます。
次に、第4項でございますけれども、これは改正前の条例に基づき支給された期末手当についての内払いに関するみなし規定でございます。
次に、第5項につきましては、規則への委任規定でございます。
最後に、第6項でございます。この6項につきましては、久喜宮代衛生組合単純労務職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正でございまして、当分の間給与の種類として特例一時金を加えることとしたものでございます。
以上補足説明を申し上げました。どうぞよろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(神田政夫君) 以上で補足説明を終わります。
◇
◎議案に対する質疑
○議長(神田政夫君) 日程第7、議案に対する質疑をお受けいたします。
まず、議案第1号 平成13年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)に対する質疑をお受けいたします。
加藤議員。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 4番議員の加藤でございます。
この組み替えには異議はないのですが、この参考資料にありますこの赤で囲まれた土地を測量するわけですけれども、この拡張予定地の使用目的はどのようなものなのか、ご説明をいただきたいと思います。
以上です。
○議長(神田政夫君) 加藤議員の質疑に答弁願います。
総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答え申し上げます。
拡張予定地図面の方で、赤で囲ってあると思いますけれども、目的といたしましては、新設炉の拡張予定地ということで予定しております。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 加藤議員。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。
新設炉をつくるということを予定しているわけですけれども、この新設炉につきましては、周辺の方々の反対がありました。現在もあります。宮代台自治会とは10項目の合意ということで、新設炉建設を認めるということになりましたけれども、それでもこの10項目の中には一つ宮代台自治会が新設炉建設を認めるという1項目ありますが、そのほか9項目の大事な合意がございます。この合意がまだ手についたばかりといいますか、実現はされていないわけなのですよね。そうした今の段階でこの土地について着手をするというのはいかがなものかと思います。宮代台だけでなくて、この周辺の方々、さまざまなご意見ございます。そうした方々にこの用地の拡張ということをご説明になっていらっしゃるのかどうか、そのあたりをお願いしたいと思います。
○議長(神田政夫君) 総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答えいたします。
宮代台との10項目につきまして、まだ実現されていない状況では早いのではないかというご質問かと思いますけれども、合意書に書かれておりますように、実現に向けて今後努力するというような合意内容になっておりますので、私どもといたしましてはかなり建設まで時間がかかるということで、合意を既に済ませておりますので、実現に向けては前向きに努力いたしますけれども、それとは別に今回の拡張予定地につきましては、事務の方に着手をしていきたいと、このように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
〔「周辺の説明はどうですか」と言う人あり〕
○総務課長(岡村和男君) 周辺地区への説明につきましては、ご存じのように基本計画に対する説明会を昨年から取り組んでおりまして、今年の1月19日全体説明会をもって一通り説明の方を終わらせていただきました。その説明会の中で、拡張予定地、現在地周辺ということでお話をさせていただいておりまして、具体的に今回お示ししたような図面を提示しての説明ではございませんが、組合周辺ということで説明をさせていただいております。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第1号に対する質疑を打ち切ります。
続きまして、議案第2号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に対する質疑をお受けいたします。
加藤議員。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。
期末勤勉手当を0.05月減らすということで、これまで全体で4.75月でしたから、4.7月に減らされるわけなのですが、平均的なところで、職員の平均値でこの条例改正で幾ら減額となるのかどうか。
それから、この手当の削減は3年連続になると思うのですけれども、3年間の累積では平均で幾らになるのかお願いをしたいと思います。
以上です。
○議長(神田政夫君) 総務課長。
〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) お答えいたします。
まず、今回の0.05か月減に対する影響額ですけれども、こちらにつきましては全職員合計になりますけれども、約120万円という試算をしております。
それから、3年連続での減少に伴う影響額でございますけれども、こちらにつきましては職員1人当たり平均になりますけれども、約23万6,000円の減ということでございます。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第2号に対する質疑を打ち切ります。
◇
◎討論・採決
○議長(神田政夫君) これより日程第8、討論・採決を行います。
議案第1号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第1号 平成13年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
○議長(神田政夫君) 挙手多数でございます。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
続きまして、議案第2号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
加藤議員。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。
議案第2号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきまして、本案に反対する立場で討論をいたします。
2001年の人事院勧告は、昨年8月8日に行われました。その内容は、官民較差が0.08%、313円という極めて僅差で、昨年をさらに下回るものとなっている。これによって2年連続で給料表の改定が見送りとなった。
もう一つは、一時金のことですが、12月の期末手当0.05月を減額、3年連続のマイナス、その一方で官民較差分313円を3月に暫定的な一時金として定額3,756円を支給する。
次、育児休業、介護休暇制度では、育児休業及び部分休業の対象となる子供の年齢を1歳未満から3歳未満に引き上げる。介護休暇では、取得期間を3か月から6か月に延長する。子供の看護にかかわる休暇については、早期に導入する。そういう方向などでございました。
人事院が昨年を下回る官民較差によって期末勤勉手当の3年連続マイナス勧告を行ったことは、公務員の暮らしの実態を無視して、住宅や教育ローンなどの生活設計に深刻な影響を与え、ひいては今日の消費不況を一層深刻にするものだと労働団体から批判が上がっております。期末勤勉手当は、年間支給月数4.75月を0.05月削減して4.7月となり、この3年間の削減は0.55月の大幅なものとなります。30年前の一時金の水準に逆戻りさせられることになります。当組合一般職職員では、答弁からこの3年間で平均23万6,000円の収入減で、職員と家族の暮らしに大打撃であります。官民較差313円の1年分3,756円を暫定的な特例一時金として支給するとしておりますが、期末勤勉手当の削減分にはほど遠く、焼け石に水と言わざるを得ません。
人事院勧告は、直接公務員や公務員準拠労働者750万人の給与に影響するだけでなく、民間賃金や生活保護、年金、介護保険料など、多数の国民の暮らしに影響を与えるものであります。官と民の賃下げ競争は、現下の消費不況、デフレスパイラルに一層の拍車をかけるものであり、是正されるべきであります。
しかし、本案は衛生組合職員の生活実態を無視し、市民、国民の暮らしにもマイナス影響となる人事院勧告をそのまま受け入れ、職員の暮らし向上と消費不況打開に逆行する内容となっており、認めることはできません。官も民も生活を保障し、購買力を高める給与に引き上げることこそ今必要であることを申し上げまして、反対討論といたします。
○議長(神田政夫君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 次に、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 討論なしと認めます。
直ちに採決に入ります。
議案第2号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
○議長(神田政夫君) 挙手多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
以上で提出議案の審議はすべて終了いたしました。
◇
◎議長あいさつ
○議長(神田政夫君) これをもちまして、本議会に付された案件はすべて終了いたしました。
本日は、提出議案に対する慎重なご審議をいただき、まことにありがとうございました。
◇
◎管理者あいさつ
○議長(神田政夫君) それでは、ここで管理者のあいさつをお願いいたします。
〔管理者 田中暄二君登壇〕
○管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会第1回臨時会にご提案申し上げました議案第1号ないし第2号の2議案につきまして、議員の皆様には慎重ご審議の上ご議決を賜り、まことにありがとうございました。御礼を申し上げ、あいさつとさせていただきます。
ありがとうございました。
◇
◎報 告
○議長(神田政夫君) ここで、議員の皆様に申し上げます。
本日の議会運営委員会の席上で、事務局長から議員の皆様に「ごみ処理基本計画の案」に対します住民の皆様からのご意見等がまとまったので、報告を申し上げたいとのお話がございました。
議会運営委員会にお諮りしたところ、委員全員の了解をいただきましたが、議員の皆様はいかがでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 異議ございませんか。
〔「はい」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 異議なしと認め、事務局から報告資料を配付いたさせます。
〔事務局資料配付〕
○議長(神田政夫君) 報告資料の配付漏れはございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) それでは、まず管理者からお願いいたします。
〔管理者 田中暄二君登壇〕
○管理者(田中暄二君) それでは、少しお時間をいただきたいと存じます。
ご案内のとおり、ただいま新たなごみ処理基本計画の策定に取り組んでいるところでございますが、この基本計画の素案に関しまして予定をしておりました住民説明会等がすべて終了いたしました。この場をおかりしまして、その開催状況及び概要につきましてご報告をさせていただきたいと存じます。
それでは、事務局長より報告いたさせますので、よろしくお聞き取りのほどお願いを申し上げます。
○議長(神田政夫君) 事務局長。
〔事務局長 中村恭三君登壇〕
○事務局長(中村恭三君) それでは、私の方からごみ処理基本計画の案に対します住民説明会等の実施状況と計画案についていただきました主な意見、要望等につきましてご報告をさせていただきます。
お手元の資料をごらんいただきたいと思います。まず、今回のごみ処理基本計画の策定に当たりましては、できる限り住民の皆様からの意見を幅広く聞きたいということで、昨年11月の全員協議会の際にも申し上げましたが、ごらんのような日程で説明会を開催したところでございます。さらに、計画内容の周知方法といたしましては、衛生組合だより、1月臨時号による全戸配布と、衛生組合においてどなたでも自由に基本計画がごらんになれる供覧の場も設けさせていただきました。また、ホームページへの掲載も行ったところでございます。
さて、各地域における説明会におきましては、まず管理者、副管理者の冒頭のあいさつの中で、従来の組合検討結果と今回の基本計画内容の大きな変更点について、つまり生ごみの全量堆肥化と新設炉の規模との関係について説明を申し上げたところでございます。
また、説明の際に計画内容のうち基本方針、数値目標、それと重点施策の3つの事項については今回の計画から議会の議決事項になる旨もお話をさせていただいております。
それでは、各地区における概要についてご報告申し上げたいと思いますが、主な意見、要望等については資料に要約されておりますので、ここでは各地域のポイントについてご報告をしたいと考えております。
まず、下早見地区に予定しております新設炉の地権者説明会におきましては、概ね計画内容についてのご理解はいただけたものと考えておりますが、最終処分場は他の場所へという意見と、還元施設の建物についての要望が出されたところでございます。
次に、下早見地区の説明会におきましては、久喜の工業団地受け入れに関しまして、交通量の増加に伴う道路対策を心配する意見がお一方から出ましたが、還元施設の件、それからやはり雨水排水対策の要望が強かったところでございます。
次に、沖の山地区でございますが、生ごみ分別の徹底方法や塩分問題、ダイオキシン濃度の数値目標に対する質疑がございました。また、現在の炉を解体する際のダイオキシンの飛散防止要望などをいただきました。
次に、太田袋地区でございます。余り質問はなかったのですが、最終処分場はどこへつくるのか、地区環境改善に対する市への要望などが出されたところでございます。
次に、宮代台地区ですが、ご案内のとおり昨年8月に合意書を締結したわけでございます。今回の計画内容につきましては、基本的に評価をいただきましたが、工業団地の受け入れについては修正をしてほしいという要求が出されたものでございます。
次に、ディアコート地区、この地区はまだ比較的新しい地区でございます。参加者が2名と非常に少なかったこともありまして、計画内容の説明とあわせ衛生組合の現状等を説明させていただきまして、一問一答のような形で意見交換をさせていただいたところでございます。
次に、全住民を対象といたしました全体説明会の状況でございます。まず、久喜市の状況ですが、残念ながら参加者が22名と少なかったところでございます。計画案に対するご意見といたしましては、主に生ごみの堆肥化についての質問に集中した状況でございました。
次に、宮代町の状況ですが、こちらも参加者が少ない結果となってしまいましたが、宮代町での主な意見といたしましては、工業団地や最終処分場の件のほか、ごみ処理の受益者負担を実施すべき時期にきているのではないかという積極的なご意見もいただいたところでございます。
以上が周辺地区での説明会と、久喜市及び宮代町における全体説明会の概要でございます。
続きまして、説明会以外の状況でございますけれども、衛生組合における供覧実績ですが、久喜市民の方2名がごらんになっております。また、意見書の提出状況でございますけれども、久喜市民の方から2件いただきました。その内容につきましては、双方とも主に生ごみの全量堆肥化に関してのご意見、ご質問をいただいたところでございます。
また、参考でございますけれども、ホームページへのアクセス件数でございますが、1月30日現在で470件となっております。
以上が今回衛生組合として取り組みました説明会等の概要でございます。今後ちょうだいいたしましたこれらの意見等を検討整理させていただきまして、3月議会にお諮りしたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
以上をもちまして、報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(神田政夫君) 以上で報告を終わります。
◇
◎閉会の宣告
○議長(神田政夫君) これで、本日の日程はすべて終了いたしました。
これをもちまして、平成14年久喜宮代衛生組合議会第1回臨時会を閉議、閉会といたします。
閉会 午前9時36分