平成13年久喜宮代衛生組合議会第4回定例会 第12日

平成13年10月30日(火曜日)
 議 事 日 程 (第2号)

 1 開  議
 2 提出議案に対する質疑
 3 討論・採決
 4 議長あいさつ
 5 管理者あいさつ
 6 閉  議
 7 閉  会


午前9時開議
 出席議員(20名)
     1  番   福  垣  令  由  君
     2  番   新  井  勝  行  君
     3  番   木  下     篤  君
     4  番   加  藤  幸  雄  君
     5  番   角  野  由 紀 子  君
     6  番   松  村  茂  夫  君
     7  番   榎  本  和  男  君
     8  番   野  口  正  男  君
     9  番   林     恭  護  君
     1 0番   加  納  好  子  君
     1 1番   赤  塚  綾  夫  君
     1 2番   小 河 原     都  君
     1 3番   岡  崎  克  巳  君
     1 4番   角  田  礼  子  君
     1 5番   岸     輝  美  君
     1 6番   原     進  一  君
     1 7番   山  下  明 二 郎  君
     1 8番   野  口  秀  夫  君
     1 9番   猪  股  和  雄  君
     2 0番   神  田  政  夫  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した人
     管 理 者   田  中  暄  二  君
     副管理者   榊  原  一  雄  君
     収 入 役   早  川  清  作  君
     代  表
            榎  本  善  司  君
     監査委員
     参  与   羽  諸  定  雄  君
     参  与   柴  崎  勝  巳  君
     参  与   篠  原  敏  雄  君
     参  与   中  村     修  君
     参  与   岡     孝  夫  君
     事務局長   中  村  恭  三  君
     総務課長   岡  村  和  男  君
     業務課長   井  上  正  夫  君
     総務課長
            石  井  信  幸  君
     補  佐
     業務課長
            伊  東  雅  夫  君
     補  佐
     施設係長   内  田  久  則  君
     料金係長   野  本  俊  男  君

 本会議に出席した事務局職員
     係  長   金  井     誠
     書  記   小  林  登 茂 子
     書  記   赤  羽  貴  裕
    ◎開議の宣告                (午前9時)
○議長(神田政夫君) ただいまの出席議員は20名でございます。
 定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。

               ◇             

    ◎提出議案に対する質疑
○議長(神田政夫君) 日程第2、議案に対する質疑をお受けいたします。
 まず、議案第8号 平成12年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算に対する質疑をお受けいたします。
 なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて、通告順に従い順次お受けいたします。
 まず、歳入からお受けいたします。
    〔「議長、正誤表がまた違っています」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 休憩します。

    休憩 午前9時3分

    再開 午前9時15分

○議長(神田政夫君) それでは、再開します。
 最初に、猪股議員、質疑をお願いします。
    〔19番 猪股和雄君登壇〕
○19番(猪股和雄君) 議案第8号、12年度の一般会計決算につきましての歳入部門で質疑をいたします。
 決算書の1ページ、2ページ、手数料、塵芥処理手数料のところなのですが、調書でいきますと10ページの(1)として現年分の戸数、件数、金額等が載っています。この2つの両方でお聞きしたいのですが、まずこれは毎年聞いていることです。多量排出事業からの件数と金額についてお願いをしたいと思います。特にごみ、資源それぞれの受け入れ量、搬入量がどういうふうになっているのかについても数字をお願いしたいと思います。
 それから、Bで書いたのですけれども、11年度、12年度の増減につきましてもお願いをしたいと思います。特に造園と医療系についての評価、これがどういうふうにふえているのか、あるいは減ってきているのか、昨年聞いたときにはかなりそれぞれの事業者での努力もあって減っているところもあったわけですけれども、それがどういうふうに変化してきているか。特にこれは全体ですけれども、ふえた事業所についてその理由、組合の方で分析をして問題だと考えるところはどういうところがあるのか、お伺いをしたいと思います。それから、大幅に減った事業所では、もちろんこれはいろんな内容があると思います。自家処理をする、別に全国的な処理機関を持っているとか、堆肥化をするとか、そういう大幅に減った事業所の取り組み状況、どういうところに特徴的なものがあるかについてもお示し願いたいと思います。
 それから、Aをちょっと飛ばしてしまいましたが、調書10ページの表で(1)で現年分の表で金額のところがかなり金額としてはふえているのですけれども、量としてはどうだったのか、お示し願いたいと思います。
 それから、この多量排出事業者についてそれぞれ減量計画書を出してもらって、当局としてもその分析をしてきているはずですけれども、その減量計画書と比べてそれぞれの事業所においてどのように計画が履行されてきているかどうか、つまり計画というのは組合に対する約束でもあるわけですから、その約束がどのように果たされてきているか、その点についても分析、評価、説明を願いたいと思います。
 以上です。
○議長(神田政夫君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 猪股議員の歳入の関係について説明させていただきます。
 まず、調書10ページの表の多量排出事業所からの件数と金額、これらにつきましては多量排出事業所は52事業所でございます。件数で312件で搬入量2,038.7トン、料金が1,471万400円でございます。ごみ、資源、それぞれの受け入れ量とのことなのですけれども、この衛生組合、計量方法が1事業所1計量の方法をとっているために、ごみ、資源それぞれの量は計量しておりません。ただし、内容等の調査のために昨年の12月に事業系ごみの組成調査を行っております。その組成調査の結果によりますと、そのうちごみが78.6%、資源が21.4%になっておりますので、これらをちょっと計算してみますと、ごみが約1,600トン、資源が約440トンくらいと思われます。
 それと、金額が大幅増だが、量の増減はとのことなのですけれども、平成11年度の事業系ごみの搬入量が4,505トンに対しまして、平成12年度事業系ごみの搬入量が4,605トン、前年と比べますと100トンの増になっております。
 それと、多量排出事業者の平成11年度と平成12年度の増減につきましては、52事業所のあるうちに1事業所が途中で事業をやめておりますので、比較できる事業所は51事業所になりますけれども、その事業所を比較しますと、平成11年度が2,134.91トン、平成12年度が2,016.52トンで118.39トンの減量となっております。
 それと、造園、医療関係の関係でございますけれども、造園業者が3業者で平成11年度、180.25トンから平成12年度は55.17トン、125.08トンの減少となっております。この関係ですけれども、造園関係につきましてはチップ化とか市、町の公園管理等におきまして独自に剪定枝のチップ化を行っていることと、そういうことが実際の効果としてあらわれたものと思われます。医療関係につきましては、5病院で平成11年度の308.51トンから平成12年度296.42トンに、12.09トンの減少となっております。医療関係につきましては、5事業所で12.09トンの減少となっておりますが、患者等の増等の要因とも思われますが、1病院のみが増加しております。
 それと、ふえたところといいますか、その辺の関係なのですけれども、内容を見ますと51事業所のうちに10事業所のごみが増加しております。そのうち4事業所は店の経営規模の拡大とか入所者の増とか、そういう関係で増加したということでございます。
 それと、大幅に減少した事業所の取り組み状況とのことなのですけれども、造園業の方につきましては枝葉のチップ化とかそういうことで減らしていただいたということです。それと、造園業者以外の方ですと、生ごみの堆肥化、これらのことを実施しているとの回答がございました。
 それと、事業所等でふえた問題と考えるところなのですけれども、事業所等でふえた事業所に電話等をいたしまして確認いたしますと、数は多くないのですけれども、ふえた原因がはっきりわからないということで、わからなければ私どもも指導のちょっと方法もできないということで、この辺をこれからよく調べていく必要があると思っております。
 それと、コンビニエンスストア等のごみが増加していることです。これらにつきましても、ちょっと業者に尋ねましたところ、店頭回収すればするだけごみがふえるというのです。ほかからみんなごみをコンビニエンスストアの前のごみ箱に入れていかれるので、店頭回収すればするほどごみがふえてしまうのですと、困っているのですということを逆に問いかけられまして、私どもこれらにつきましてはこれから指導等のことについて考えさせていただきたいと思っております。
 それと、平成12年度の減量計画と実績についてですが、ちょっとヨーカ堂さんが規模が大きいものですから、ヨーカ堂さんと途中で廃止いたしました業者を除きまして、50事業所のうちこれは比較しますと、計画書よりも増加した事業所が26事業所、減少した事業所が24事業所でございます。これを比較しますと、全体で94.32トン、計画書と比べますと94.32トンの増となっております。それらの内容で減量計画の内容を見ますと、水切りとか野菜くずの堆肥化、紙類等の業者の引き渡し、食材の発注、仕入れの工夫、ごみの持ち帰り等の対策を行いまして減量に努めているということでございます。計画よりも実績が上回った理由といたしましては、平成11年度と平成12年度の実績で比較しますと118トン強の減量となっておりますので、減量計画書を出される事業所におかれましては、みなさんそれぞれが前年の実績よりも少ない量で計画書を出していただきますので、そのために計画書よりも幾らかごみが増になりますと、前年より計画書よりもごみの増になる事業所が多いということと思われますので、ご理解をお願いしたいと思います。
 以上です。
○議長(神田政夫君) 再質問をお受けします。
 猪股議員。
    〔19番 猪股和雄君登壇〕
○19番(猪股和雄君) 通告書の書き方が悪かったかな、今まで出しましたように、各事業所ごとにお願いできればなというふうに思うのですけれども。
    〔「上位10社ぐらいの増減ですか」「全部言ってもらっ
      て、50と言う人あり〕
○19番(猪股和雄君) それを言ってもらって、それで先ほど今評価についてはかなり詳しく出してもらいました。それで大体符合してくるのだろうというふうに思いますので、お願いしたいと思います。
 それから、特にふえているところで電話して聞くと原因がはっきりわからないという答えであって、よく調べていく必要があるということを言われたのですけれども、それは組合としてはまだその分析もできていないということなのでしょうか。ふえてくるところというのは去年急にふえたのではなくて、今までの取り組みが継続してふえてきていると思うのです。そこら辺については分析ができていないはずがないと思っていたのですけれども、どうなのでしょうか。
 それから、個別の名前が出たのはヨーカ堂だけなのですけれども、ヨーカ堂についてはかなり大幅にふえたらしいですね、後で数字を言ってもらえばわかりますけれども。確かに事業規模の拡大ということもありますけれども、そのごみの問題と絡めて特にヨーカ堂の場合全国展開しているわけですから、どのように全体の事業体としてごみの問題をとらえていっていただくのか、事業体として処理をしてもらう、その方策を考えていただく時期に来ているのではないのかと思うのです。確かに事業規模を拡大したからここでごみがふえてくるというのは、それだけ聞けば相当多いかなというふうに普通思ってしまうけれども、それで済まないのではないかと思うのです。それについてはどう考えますでしょうか。
 それから、計画書を出してもらって、計画書としては減量の数字が出てくるけれども、実際やってみるとごみ量はかえってふえているということかな……失礼、計画書の集計としては118トン強のマイナスというふうになるけれども、その計画書に比べると94.32トンプラスであると、そうすると20トンほど減量になっているということになるのでしょうか。計画書の出し方について、ちょっとこれは考え方をお伺いしておきたいのですけれども、決して機械的に前年の計画書や実績から一律マイナス10%とか、そういう出し方ではないはずなのです。ただ、あちこちの自治体の人にもちょっと聞いたことがあるのですけれども、どうしても業者と行政との関係となると前年よりも数字として幾らか下げて出しておけば、その場としては一応通ると。ところが、実際にそれができるかどうかということを業者としては真剣には考えていないところがどうも多いらしいのです。それで、結果としてはふえてしまう。そこら辺を計画書の出し方、数字の出し方、それは事業所、事業所ごとの取り組みの仕方と当然関連してといいますか、それが根拠になって数字が出てくるはずなので、もう3年目になりますか、4年目になりますか、この計画書の出し方についてももっと緻密さを要求していく時期に来ているのだろうと思うのですけれども、その点についてどのように考えるか、お願いしたいと思います。
○議長(神田政夫君) 再質問にお答え願います。
 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 先ほどのお答えの中でヨーカ堂さんがふえたようにとられたのですけれども、ヨーカ堂さんの量というのは増減が大きいものですから、比較するとちょっとほかのものが余り割合がなくなってしまうものでちょっと抜かせていただいたのですけれども、今回全部言わせてもらいます。
 まず、久喜市から言います。それから宮代町に移りたいと思うのですけれども、前年と現年度の実績比較で言わせていただきます。最初に言うのが平成11年度、後から平成12年度を言わせていただきます。イトーヨーカ堂、ちょっと端数は四捨五入させていただきます。294トンから275トン、約19トンぐらいの減になっております。それから、すずきの病院、139トンから150トン、約11トンぐらいふえております。それから、コスモ、102トンから96トン、約6トンぐらいの減になっております。それから、門井造園、86トンから37トン、約49トンぐらいの減になっております。新井病院、84トンから68トン、15トンの減となっております。ダイエー久喜店、72トンから69トン、約2トンぐらいの減になっております。それから、高山造園、72トンから7トン、65トンぐらいの減になっております。鶴寿荘、54トンから63トンに約9トンぐらいの増になっております。ロヂャース久喜店、48トンから50トン、2トンの増となっております。蓮江病院、40トンから35トンに、5トンの減となっております。ますかわ電気、37トンから32トンへ5トンの減となっております。久喜高等学校、35トンから35トン、同じでございます。地産ストアー青葉店は途中でちょっとやめておりますので、割愛させていただきます。久喜トイザらス、29トンから24トン、5トンの減となっております。高砂製菓、26トンから21トン、5トンの減となっております。ニュー八雲、27トンから27トン、同じでございます。久喜の里、26トンから27トン、1トンぐらいの増になっております。華屋与兵衛久喜店、25トンから13トン、12トンの減となっております。ショッピングひまわり青葉店、25トンから22トン、3トンの減となっております。与野フード久喜店、24トンから18トン、6トンの減となっております。三高商事、24トンから22トン、2トンの減となっております。マルヤ久喜店、24トンから22トン、2トンの減となっております。高木病院、23トンから21トン、2トンの減となっております。ファミリーマートインター店、22トンから23トン、1トンの増となっております。土屋病院、22トンから22トン、ほぼ同じでございます。デニーズ久喜店、22トンから18トン、4トンの減となっております。ショッピングひまわり本町店、22トンから15トン、7トンの減となっております。万鱗亭、21トンから17トン、4トンの減となっております。ビッグボーイジャパン、21トンから19トン、2トンの減となっております。イサミ、21トンから27トン、6トンの増となっております。久喜啓和寮、21トンから28トン、7トンの増となっております。和風レストラン天狗、20トンから20トン、ほぼ同じでございます。久喜北陽高校、20トンから19トン、1トンの減となっております。泊船、20トンから17トン、3トンの減となっております。庄屋久喜店、19トンから20トン、1トンの増となっております。久喜工業高等学校、19トンから22トン、3トンの増となっております。経済連久喜事業所、19トンから17トン、2トンの減となっております。それから、童童、18トンから16トン、2トンの減となっております。久喜警察署、18トンから24トン、6トンの増となっております。コスモ久喜店、18トンから19トン、1トンの増となっております。魚民、これはちょっと途中ですので、3トンと3トン、ほぼ同じでございます。
 それから、宮代に移りまして、日本工業大学、116トンから135トン、19トンの増となっております。ライフストア宮代店、73トンから62トン、11トンの減となっております。マルヤ宮代店、66トンから58トン、8トンの減となっております。宮代町給食センター、53トンから44トン、9トンの減となっております。東武整備杉戸工場、40トンから101トン、61トンの増となっております。庄屋動物公園東口店、25トンから35トン、10トンの増となっております。与野フード和戸店、25トンから20トン、5トンの減となっております。大植、22トンから11トン、11トンの減となっております。東武動物公園駅、21トンから24トン、3トンの増となっております。老人ホームみどりの森、21トンから25トン、4トンの増となっております。一誠商工、4トンから19トン、15トンの増となっております。
 それと、増の分析とのことなのですけれども、先ほど原因がはっきりわからないということの関係なのですけれども、ある程度の5トンと10トンとか、大幅にふえますと原因というのはわりかしとつかめるといいますか、両方において確認ができるのですけれども、年間2トンとか3トン、そういうわりかしと少ない量の増、これらにつきますとわりかしと理由がはっきりしないということです。多くふえるのでしたらば、これは私どもも確認できまして、お互い確認ができて指導の方法もあるのですけれども、その少量といいますか、それらについたところの原因がはっきりしないということですので、ご理解願いたいと思います。
 それから、計画書の提出の出し方、考え方ということなのですけれども、先ほどの質問の中にもありましたとおり、業者にしてみれば計画書ですので、前年の実績よりも少なく出さないとうまくないのではないか、これはご指摘のとおりなのですけれども、そういう業者さんもおりますし、それとはまた別に減らすのだという目標で出してくるところもあります。そういうところを私ども見ますと、半分ぐらいの量に無理して出してきまして、大丈夫なのかなと思うときもありますけれども、あくまでも計画書を出す事業所におきましてはそれが目標ということですので、私どもは出された数字はそのまま受け取っております。ただし、今後無理な計画といいますか、前の数字より少なければいいのだという考え方、そういう考え方はこれからの減量計画にいろいろ支障を来す場合があると思いますので、今後の減量計画書、それらの提出のときにはよく事業所からも聞いて、確認しながら進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(神田政夫君) 再々質問ございますか。
 これをもって猪股議員の質問を打ち切ります。
 次に、原議員、お願いします。
    〔16番 原 進一君登壇〕
○16番(原 進一君) 歳入部門の質問をいたします。
 2ページの使用料、手数料、それぞれの不納欠損と収入未済の内容についてお示しを願いたいと思います。
 同じ2ページの清掃補助金の内訳であります。
 3ページに移りまして、物品売払収入の中で調書の12ページに量が書かれておりますが、これ逆有償の種別ごとの金額だけ出していただきたいと思います。ご案内のように、逆有償ずっと通年続いて逆有償とは限りませんので、その金額だけで結構でございます。
 同じ3ページ、一般寄附金、久喜市2件、宮代2件、それぞれ金額が書かれておりますので、開発面積、これは調書の13ページでありますけれども、お知らせ願いたいと思います。
 同じく3ページの雑入の明細と塵芥収集車購入のための事業債の内容についてお示し願いたいと思います。
 以上です。
○議長(神田政夫君) 原議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
 まず、使用料及び手数料の不納欠損と収入未済についてのご質問でございます。まず、塵芥手数料の関係でございますけれども、現年度分の収入未済額につきましては、件数的には13件でございます。11万450円となっておるわけでございます。そのうちこの9月末までに既に11件の10万4,100円が収納済みでございます。また、滞納繰り越し分につきましては、件数的には17件でございまして、2万3,835円となっておるわけでございます。
 次に、し尿処理手数料でございますけれども、不納欠損額は件数的には10件でございまして、5,565円でございます。滞納の理由につきましては、すべて転出先が不明ということでの不納欠損でございます。また、収入未済額につきましては、10万4,385円となっておるわけでございます。その内訳でございますけれども、まず現年度分の収入未済額、これにつきましてが件数的には54件でございます。3万6,390円でございます。そのうち9月末までに既に22件の2万2,590円が既に収納済みとなってございます。また、滞納繰り越し分といたしましては、件数的には153件ございます。6万7,995円となっておるわけでございます。
 次に、清掃費補助金のご質問でございます。ご承知のように、これは昨年度県の新規事業ということで、生ごみのリサイクルを実現するためにモデル地区を選定した生ごみの堆肥化、これらの事業について県が一部補助金を出すという内容での生ごみの再資源化モデル事業の補助金でございます。ご承知のように、久喜市内の公団青葉地内、これに1基設置をいたしました。この生ごみ処理機の購入代金の2分の1を補助していただきまして、決算書にございますように223万1,200円の補助をいただいたところでございます。
 次に、物品売払収入の関係での逆有償の種別の金額の関係でございます。調書の方の12ページの記載したとおりでございまして、まず逆有償の関係につきましてはアルミがございます。処理金額といたしましては60万1,860円でございます。それと破砕鉄でございます。金額的には処理費が495万9,862円でございます。これと未処理鉄がございます。金額的には532万9,592円でございます。それから、この表の中には指定法人ルートに乗せてございますペットボトルとプラスチックがございます。これにつきまして、ご承知のように市町村の負担分ということでお支払いをしてございます。それ以外のものが、またこの表にスチール缶、雑誌、雑紙、牛乳パック、その他の瓶がございますけれども、これらにつきましては引き取り価格が無償ということでの引き取りをお願いしておるわけでございます。
 それから、次に行政協力金の関係でございます。これにつきましては、開発面積のご質問でございますけれども、昨年度は4件ございまして、まずそれぞれの開発面積でございますけれども、まず久喜市内の中央2丁目地内の開発で住宅戸数24戸で1,149平方メートルでございます。それと、南3丁目地内の開発でございまして、住宅戸数12戸で面積が千平米でございます。それと、宮代町の方では川端の3丁目地内の開発でございまして、戸数が8戸で941平米でございます。それと、笠原2丁目の開発でございまして、16戸で774平米でございまして、合計いたしますと住宅戸数が60戸で3,837平米であるわけでございます。
 私の方からは以上でございます。
○議長(神田政夫君) 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) おはようございます。先ほど正誤表の方で落ち度がございましたこと、おわび申し上げます。
 それでは、私の方からは雑入と事業債についてお答えいたしたいと思います。まず、雑入について順次お答えしたいと思います。生命保険料等の取り扱い手数料につきましては6種類ございまして、内訳を申し上げます。全国市長会団体定期保険の還付金、こちらが13万221円でございます。それから、全国市長会個人年金共済の事務手数料、こちらが3万7,341円となっております。市職員災害共済会支部の事務手数料といたしまして1万1,900円となってございます。それから、団体定期保険全国市長会の事務手数料でございますが、6,048円、健康管理証明書料2,520円、生命保険事務の取り扱い手数料といたしまして26万3,165円となっております。合わせまして45万1,195円でございます。
 続きまして、自動販売機の取り扱い手数料についてでございますけれども、こちらは2社ございます。ジャパンビレッジ、6万1,502円、森乳業6万353円、合計で12万1,856円となっております。
 次に、光熱水費の使用料でございますけれども、こちらにつきましては用務員の電気、水道、ガスの使用料としていただいているものでございます。
 続きまして、雇用保険料の戻入でございますけれども、こちらにつきましては臨時職員の雇用保険料につきまして、年度の初めに組合が一括してお支払いをしておりますことから、臨時職員の賃金お支払いの際に雇用保険料相当を徴収しているものでございます。
 続きまして、受け付けカード3万9,000円でございますけれども、こちらにつきましては許可業者30件、自己搬入業者9件、合わせまして39枚のカードの販売収入となっております。
 扶養手当等の戻入でございますけれども、こちらにつきましては職員の被扶養者の是正に基づきます手当等の過払いの戻し入れとなっております。
 公務災害確定負担金の戻入でございますけれども、これは前年度に概算で支払いました負担金の確定に基づきます戻し入れ金となっております。
 次に、塵芥収集車両の事業債の内容でございますけれども、こちらにつきましては昨年ごみ収集のLPG車2台の購入に当たりまして1,000万円を政府資金から借り入れたものでございまして、利率は年1.6%、償還期間は5年となっております。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 再質問をお受けします。
 原議員。
    〔16番 原 進一君登壇〕
○16番(原 進一君) 1点は、要望と重ねて質問と両方になりますが、物品売り払いの逆有償ですが、個人的には紙なども逆有償に今年売り払おうとしたらなっているということで、ますます逆有償がふえていくのだろうと思います。お聞きしたところ、雑誌、雑紙も破砕鉄も逆有償にしていないということで努力されているわけでありますが、今年度の見通しとお願いをしたいと思います。
 それとあわせて、多量に搬出した契約方法においては、個人的に逆有償になっても組合での売り払いの場合は無料でということの努力の結果もあるのだろうと思いますので、その点もお聞かせ願いたいと思います。
 あと雑入の問題で一つお聞きしたいのは、電話使用料とかそういうことで雑入に一つも入ってこなかったのですが、その電話の扱い等の雑入についてはどうなっているのか、お聞かせ願いたいと思います。当然今携帯が多くなったので使わないのかもしれませんが、そこはひとつお聞かせ願いたいのと、同じ電話に関してですが、朝電話がつながらないということが多々ありまして、8時45分頃は特に月曜日等つながらないということが聞かれておりますが、その点もあわせてお聞かせ願いたいと思います。
 以上です。
○議長(神田政夫君) 再質問に答弁願います。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 再質問にお答えいたします。
 逆有償の関係で有価物の売り払いの関係でございますけれども、今後の見通しでございますけれども、確かに今有価物の値が低迷しているというような状況でございます。そんな中で今年度につきましてもこの12年度継続したような形での現在売却を行ってございます。いろいろ処理業者等からのお話もいただいておるわけでございますけれども、私どもの方といたしましてはできる限り有価物で資源回収したものをできるだけ売却できる方法でということで無理したお願い等もしておるわけでございます。この辺は私ども今後も処理業者の方と密に連絡を調整しながら、現在のまま移行できるような形の中で考えてまいりたいと思います。そのようなことで、私どもは今年度有価物の売り払いについては今現在実施しておるということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) 電話の雑入ということと朝つながらないという2点だと思いますけれども、電話につきましては議員ご指摘のように、最近携帯電話等普及しておりますので、私用等の電話がないと、このように一応考えております。
 それから、朝つながらないということでございますけれども、以前3回線ということだったのですけれども、現在4回線になっておりまして、8時半に一応切りかえるということになっておりますので、集中して朝8時半ごろは電話をかけてきていただくということでつながらない状況も多々あるのではないかなというふうに考えておりますけれども、状況を見きわめながら今後対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 再々質問ありますか。
 原議員。
    〔16番 原 進一君登壇〕
○16番(原 進一君) 3回目ですので、要望だけさせていただきます。
 有価物につきましては努力の跡が見られますので、引き続きぜひ努力をしていただきたいと思いますし、売り払い先を検討しながら逆有償にならないように引き続き努力をお願いしたいということを要望しておきます。
 あと電話のつながらないのは質問とちょっと外れておりますので、これも要望にさせていただきますが、つながらないという意味は、テロップが流れて8時40分から50分近くまで何回か確認をしているのですけれども、電話が営業が終わりましたというテロップが流れているということで、ほかの人も経験しているのではないかと思いますので、8時半には切りかえを終わっていただくようよろしくお願いして、要望しておきます。
○議長(神田政夫君) 以上で原議員の質問を打ち切ります。
 次に、加納議員、お願いします。
    〔10番 加納好子君登壇〕
○10番(加納好子君) 歳入の部で質問させていただきます。
 まず、決算書2ページの歳入、粗大ごみ取り扱い手数料、現年度事業分、予想量に照らしてどうだったのでしょうか、お伺いいたします。
 次に、歳入、4ページ、有価物売り上げ代金、昨年比で11年度比で約200万の減となっていますが、この主な主たる理由を伺います。また、その中で特に目立つのがプラスチック固形燃料の売却量であります。11年度は約2,737トン、今年度は1,418トン、金額にして140万円の減となっています。量については昨年度の約半分であります。私の一般質問でのご答弁で、管内に積まれているプラごみ、固形燃料が多いときで3,000個だとわかりました。1個250キロとしまして750トンの野積みです。これだけで12年度売却量の半分になります。こういったことも含めて、搬出計画との関係はどうだったのかのご説明をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 加納議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) おはようございます。私の方からお答えしたいと思います。
 2ページの粗大ごみ手数料についての予想に照らしてどうかというご質問でございますが、12年度当初、粗大ごみ処理券の販売を2,600枚と想定しました。8月と9月には多量の粗大ごみ駆け込み搬入があったにもかかわらず、粗大ごみ処理券の販売枚数は10月から9,689枚という大幅な予想を超えた販売数となっている状況です。なお、10月1日の有料化以前の粗大ごみ搬入状況を比較しますと、4月から9月まで1万1,686件、月平均では1,947件ございますが、10月から3月まででは9,689件、月平均では1,614件となってございます。
 次に、固形燃料の売り上げ代金が大きく減少しているがとのご質問でございますが、ご承知のように、平成12年から廃プラスチックのリサイクルについては、固形燃料と再商品化の2通り実施しております。指定法人ルートにプラスチックが流れたことにより、固形燃料の生産が減少したことが大きな原因だと考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 再質問。
 加納議員。
    〔10番 加納好子君登壇〕
○10番(加納好子君) 粗大ごみの取り扱い手数料に関してですが、予想に反して約4倍ということで、これは後の質問にまた関連して質問させていただくことになると思いますので、この場合は結構です。
 有価物売り上げ代金の主たる理由というのがお答えいただきませんでしたが、これはそのプラスチックの方の140万の減ということでお答えいただけなかったのでしょうか、その点をまずお伺いします。そのほかの主な理由もお伺いしたいところであります。
 それから、プラスチック固形燃料ですが、私もこれは指定法人ルートに乗せるということで、当然固形燃料としての搬出量は少なくなるというふうなのは予想していましたが、当初伺ったところですと、指定法人ルートに3分の1、固形燃料のルートに3分の2というような計画だと伺いましたが、この数字で見ますと指定法人で1,142トン、固形燃料で1,418トンということになりますと、その予定とは少し違ってきているのではないかと思うのですが、この点はいかがでしょうか。そして、ダイナミックオーシャンとの契約ですが、これはずっと業務委託費は相変わらずずっと2億円余かかっているわけです。こういうことを考えますと、もう少しきめの細かいプラスチックの処理ルートの算出の仕方があるのではないかと思いまして、この点をもう少し詳しく伺いたいと思います。
○議長(神田政夫君) 再質問に答弁願います。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えします。
 プラスチックの固形燃料の件ですけれども、平成12年から委託の契約を一部変更しました。11年度までは収集量が販売量ということでの契約だったのです。ですから、12年の4月にはあそこに山になっていました。その分がうちの方のものということで売却済みだったのです。そういう関係から、本年度は固形燃料については議員がおっしゃったような個数、金額になったわけでございます。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 加納議員、再々質問ございますか。
    〔「答弁漏れで、1問目に200万減の主たる理由とい
      うことでお伺いしたのですけれども、それについ
      てお答えをいただければ」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 私の方から答弁漏れの関係で補足説明をいたしたいと思います。
 200万減の主たる理由ということで、先ほど申し上げましたように、固形燃料の方の売却代金が12年度におきましては148万9,000円というような金額でございます。総体的には200万程度減になっておるわけでございますけれども、ほかの有価物の中で特にアルミ缶の量の減によりまして、これが62万4,897円の減になってございます。そのほか白瓶の関係がやはり瓶の量が減ってございまして、これが13万955円、そのほか被覆線等の減ということで、総体的には200万近くの減ということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 再々質問ございますか。
 加納議員。
    〔10番 加納好子君登壇〕
○10番(加納好子君) 売り上げ代金の減額の主たる理由がわかりました。確認のためにお伺いしますが、瓶については唯一の有価物である白瓶の回収量が減って、全体の回収量は減っていないということですから、有価物にならない色瓶がふえているというようなことで考えてよろしいでしょうか。
 それから、プラスチックの関係ですが、4月以前に委託契約を変更したということで、かなりの量が野積みされていたのは売却済みだったということですと、ダイナミックオーシャンと、それから坂田工務店と、そしてここの当組合との当初の契約事項が幾つかあったと思うのですが、そこのを遵守していないということにはならないでしょうか。売却済みということはもうお金をもらってしまっているけれども、そこにあれだけ積んであるということで、ちょっとわかりにくくなっていますが、当初のダイナミックオーシャンの2億円余の委託業務も関連していますが、当初の取り交わした契約を遵守していただきたいと思いますが、この点はいかがでしょうか。
○議長(神田政夫君) 再々質問に答弁願います。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
 まず、有価物の瓶の関係でございますけれども、ご質問者お話のように、有価物としての売却としてお願いしています白瓶につきましては量が減ったということで、その他の瓶ということで黒瓶等が12年度は多かったということでご理解をいただきたいと思います。
 それから、プラスチックの搬出の関係でございますけれども、先ほど課長補佐の方から12年度から要するにプラスチックを収集したものをすべて固形燃料という形での売却する量のカウントではなくて、実際に固形燃料をつくって搬出するときのその重さに対しての単価で売却代にするというような計算方式に変えたということでございますけれども、なぜ変えたかということになりますと、ご承知のように昨年の4月からプラスチックの容器包装リサイクル法が始まりまして、それを私ども一部指定法人ルートに乗せるという形の中で、私どもは清久工業団地にありますウィズ・ジャパンの方にそのまず選別をお願いして、容器包装と非容器包装のプラスチックを分ける形をしていかなくてはならぬということで、どうしても清久工業団地の方へ持っていったものを非容器ということでプラスチックのその容器包装に乗らない分をもう一回私どもの方へリターンをさせて固形燃料をつくるということで、どうしても重量のカウントを何カ所かでやっていかないと、どうしてもいわゆる指定法人に乗せる重量にしても、固形燃料にして大熊町の方へ運ぶ重量にしても当然数量というものをきちんとした形でやらざるを得ないという状況の中で、昨年の4月から重量をカウントした上でのいわゆる搬出になったということで、ひとつご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 以上で加納議員の質問を打ち切ります。
 次に、角田議員、お願いします。
    〔14番 角田礼子君登壇〕
○14番(田礼子君) 塵芥処理手数料で質問をさせていただきます。前者が何点か質問していただいておりますので、了解のところは抜かせていただきます。
 2ページですけれども、事業系また家庭系粗大ごみともに増に、予算のときよりもふえているという状況です。事業系につきましては、前者の質問である程度了解いたしました。今後のこれからの見通しと手の打ち方についてはご答弁をお願いいたします。家庭系の方では先ほどもご答弁ありましたが、見込みからしますと4倍近い増になっております。8月、9月に駆け込みがあったにもかかわらず、これだけの見込み違いがあったという、この見込み違いについてどうお考えになりますか、お伺いをいたします。
 この見込み違いの増の傾向というのは今も続いているのかどうか、それについてお答えを願います。
 そしてまた、この粗大ごみを減らすための当局の努力について伺います。
 4点目ですが、転入転出の多い地域、地域性を見ていただいて取扱店の拡大についてどうお考えになりますか、お伺いをいたします。
 以上です。
○議長(神田政夫君) 角田議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えいたします。
 まず、事業系の見通しということでございますが、11年度895個、12年度897個の実績を上げてございます。それと比較しますと、まず横ばいだろうというふうに考えております。
 次に、家庭系のごみの粗大ごみについてでございますが、1の見込み違いをどう見るかということでございますが、粗大ごみの搬入量の有料化前の駆け込みが9月は特に多い状態にありました。さらに、10月以降も通常の搬入を上回る状況になったことが原因と思われます。また、増の傾向は続いているかということでございますが、今年度4月以降、廃家電リサイクル法が施行されたこともあり、減少傾向にございます。
 続いて、ごみを減らすための努力についてのご質問でございますが、現在久喜の市民祭りや宮代共生フェアの際にリサイクル品の展示や抽せんによる無料配布を行っておるところでございます。ごみの排出抑制、再利用の啓発やPRに努めて、さらに減量するというふうに考えておりますので、ご理解願います。
 次に、転入転出の激しい地域に取扱店の拡大を求める声があるかどうかというご質問でございますが、粗大ごみの処理券の取扱店につきましては、現在52店舗、久喜地区について34店舗、宮代については18店舗でございます。当初の目的の50店舗は達成いたしましたが、住民の方々の利便性も考慮いたしまして、粗大ごみ処理券の取扱店を希望する店舗についてはお願いをしているところでございますので、ご理解を願いたいと思います。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 角田議員、再質問ありますか。
 角田議員。
    〔14番 角田礼子君登壇〕
○14番(田礼子君) 再質問いたします。
 事業系についてですが、横ばい状態だということのご答弁だったと思うのですけれども、先ほど前者の質問のご答弁の中にそれぞれの排出量が示されましたけれども、中でも日工大だとかライスセンター宮代だとか高山造園、あと給食センターなど、また華屋与兵衛ですか、10トン近く減少をさせているところがありました。また、非常にふやしているところ、東武清掃というのですか、聞き間違いかもしれませんが、60トン近くふえているところもあったように思います。この減らしているご努力は、先ほどのご答弁で造園業者はチップ化が入ったから、また堆肥化もやっているからというご答弁がありましたけれども、そのほかの理由はありますでしょうか。例えば日工大なんかは学食の堆肥化をし始めたのか、その辺わからないので、再度ご答弁をお願いしたいと思います。そしてまた、急激にふやしているところはその理由をお聞かせ願いたいと思います。
 全体から見たら横ばいというご答弁だったのですけれども、組合のあり方そのものの難しい状態だとは思うのですけれども、減らしていく方向、ごみを減らしていくということはもちろん組合としてはそういう方向でいくかと思うのですけれども、家庭系も事業系もそうなのですけれども、組合としてどのぐらいの量というか、ある程度の目安、目標みたいなものがおありになるのかどうか、その計画書を出してくださる、それだけでしか組合としては来年度、例えば14年度のごみの事業系の搬出量がこれですって、組合としての考え方というのはないのでしょうか。その辺はどうなのでしょうか、お聞かせ願いたいと思います。
 あと家庭系の方なのですけれども、ごみを減らすためのご努力についてはPRに努めていくというお話がありました。そして、4月以降は粗大ごみは減少傾向にあるというご答弁でもありました。心理的なものがあって、8月、9月、粗大ごみ有料化に向けての駆け込みが多くて、それに引き続いて10月も非常に多かったということなのですが、それは心理的なもので10月が多くて、あとは減少傾向ということなのですか、それを実際にずっと景気の動向もあるかもしれませんけれども、減少が続いている、これからも続いていくだろうという見通しでよろしいのでしょうか、再度お答えを願いたいと思います。
○議長(神田政夫君) 角田議員の再質問に答弁願います。
 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 事業系のごみの取り扱いについて、ちょっと先ほど猪股議員の質問にもありましたけれども、お答えさせていただきます。
 事業系のごみにいたしましては、先ほどの大幅にふえたところ、これは私どもちょっと調べてあるのですけれども、東武整備杉戸工場となっておりますけれども、これは動物公園の駅の中にスーパーみたいなのができたらしいのですけれども、それを東武整備杉戸工場が管理しているので、その名前で持ってきたということで、実際はスーパーのオープンに従いましてごみがふえたものでございます。何か一説によりますとつるかめランドの系列だとか何とかって聞いたのですけれども、それがオープンいたしまして、ごみが増量になったということでございます。
 それと、事業所系の中で減量についてどういう取り組みをしているかという先ほどちょっとありましたけれども、事業所等の中にちょっと聞いてみますと、造園業者ですと剪定枝の市、町でやっているほかに、何か持ち込むとチップ化してくれるところがあるということで、そういうところに持ち込んでいる業者がおります。それとか、資源とできるものはそのまま資源業者、例えば段ボールですと工業団地にある段ボールの引き受けるところまで運ぶとか、それから取引業者に残りのものを持ち帰ってもらうとか、それから一つ、八百屋さんとかに聞きますと、売れ残った野菜類、これは東武動物公園の動物のえさにするということで、動物公園の方で週に何回か回収に回っているそうです。そういう減量計画もやっております。それと減量計画につきましてどういう取り扱い、目標とかということなのですけれども、今業種にもよりますけれども、食品リサイクル法、これらが施行されるということで、業者さんそれぞれみんないろんな研究とか調べているところでございますので、やったところによりますと半分以下の減量とか何かになりますので、もう少し様子を見てから目標とか何かを定めたいと思います。一例を申しますと、生ごみの堆肥化、これらを今試験的なのですというお断りだったのですけれども、一例を申しますと、平成11年度に25トン出ていた業者が、平成12年度は13トンに減らしております。平成13年度、今を見ますと、今のところゼロ、持ち込まれておりません。ですから、ただ聞きますと、今試験的なのですということなのです、失敗すると困るということで。そういう回答も得ておりますので、ちょっと食品リサイクル法とか何かの状況を見ながら、その後で検討とか研究をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(神田政夫君) 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 私の方からは家庭系の粗大ごみの搬入状況についてお答えしたいと思います。
 前年度、確かに相当な量の粗大ごみの搬入があったわけでございますけれども、今年度に入りまして前年度の約半数ということで、かなり粗大ごみの搬入が下がってきてございます。それは、家電リサイクル法の施行ということも相まって、非常に粗大ごみが今年度に入りまして少ないということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 それから、ごみ減量についての考え方でございますけれども、私ども従来からごみの排出抑制と再利用の啓発ということでお願いをしてきてございます。今後も事業系、家庭系も問わず、ごみ減量はさらに徹底をしていく考えでございます。特にこれから生ごみの堆肥化に向けて進めていくわけでございまして、ごみの減量につきましてはさらに私どもの方も積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えてございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 再々質問ございますか。
 角田議員。
    〔14番 角田礼子君登壇〕
○14番(田礼子君) 一点訂正をお願いいたします。質問の中で日工大を減量の方に入れてしまったのですが、20トン近くふえております。その点は訂正させていただきます。
 あとこの中では一つ大幅にふえたところに東武整備工場杉戸の駅の中にスーパーができて、それができたためにごみがふえたというご説明がありました。そのできたために60トンもふえてしまったのですか、60トン近く増になっているのですが、そうしますと今ほかの多量の排出業者の先ほど数字を挙げていただきましたけれども、60トンもごみを出しているところというのはすごく大きいスーパーに思えるのですけれども、その点の手の打ち方というのは排出業者が東武整備工場でありますので、直接スーパーの方には組合としては手は打てないのですか、その辺はどうなのでしょうか、再度お伺いいたします。
 それで、あといろいろ考え方、目標というのはもう少し様子を見たいということですので、早期によろしくお願いしたいと思います。
 以上です。
○議長(神田政夫君) 再々質問に答弁願います。
 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 東武整備杉戸工場、ごみがかなりふえた、60トンぐらいふえたということなのですけれども、私どもこれふえた理由、そういうことが知りたいということでいろいろ調べまして、スーパーができたとか何かわかりましたので、これにつきましては業者を呼びまして指導はしております。今年は東武整備工場になっておりますけれども、来年からはちゃんとした商店の名前か何かで出すようにということで指導もしておりまして、実際に業者を呼んで指導しております。
 それと、日工大の関係なのですけれども、日工大が20トンぐらいごみがふえたということなのですけれども、日工大は今ISO取得のために、昨年から今年にかけまして大分校舎内の整理とか整備、そういうものをやったそうでございます。その関係でちょっとふえたということですので、よろしくお願いします。
○議長(神田政夫君) 以上で角田議員の質問を終わります。
 ここで休憩します。再開は10時45分からお願いします。

    休憩 午前10時30分

    再開 午前10時45分

○議長(神田政夫君) 再開します。
 岡崎議員、質問をお願いします。
    〔13番 岡崎克巳君登壇〕
○13番(岡崎克巳君) 13番、岡崎でございます。通告に従いまして質問させていただきますが、何点かダブりまして前者の答弁で了解させていただきましたけれども、2点だけ確認させていただきたいと思いますのは、先ほどの逆有償の中での金額が出ましたけれども、トン当たりの単価、逆有償の資源量のトン当たりの単価、おわかりになりましたらお願いします。
 あと行政協力金の中での算出根拠の方もこの2点、よろしくお願いします。
 以上です。
○議長(神田政夫君) 岡崎議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えいたします。
 有価物の逆有償の単価でございますが、まず逆有償、アルミでございます。1トン当たり2万1,000円です。あと破砕鉄の関係ですけれども、1トン当たり5,775円の単価でございます。あと未処理鉄、1トン当たり2万1,525円の単価でございます。あとペットボトルの関係ですけれども、これは指定法人ルートに乗せる市町村負担分ということで約1%かかります。ペットボトルの単価は8万8,825円、この1%が負担となります。それから、プラスチックでございますが、これもやっぱり市町村負担分としまして10万5,000円かかります。うち6%が市町村負担分でございます。
 あと行政協力金の内容でございますが、開発の面積が500平米以上、戸数といたしまして5戸以上ということになっております。それに単価として3万8,000円の単価を掛けた金額が行政協力金というふうになっていますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(神田政夫君) 岡崎議員、再質問ありますか。
 岡崎議員。
    〔13番 岡崎克巳君登壇〕
○13番(岡崎克巳君) 1点だけ再質問させていただきます。
 行政協力金で今1戸当たり3万8,000円ということで、5戸以上の部分を考慮するというお話なのですが、その計算でいくと金額がちょっと私の計算だと合わないものですから、細かく説明していただければと思います。よろしくお願いします。
○議長(神田政夫君) 再質問に答弁願います。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えします。
 開発協力金の関係でございますが、例をとりますと久喜中央西方面、24戸の開発協力金でございます。この場合24戸から5戸を引きます。その戸数に1世帯当たり3万8,000円、単身赴任の場合ですと約半分の金額、1万9,000円ということになっておりますので、その辺よろしくお願いしたいと思います。
○議長(神田政夫君) これで岡崎議員の質問を終わります。
 次に、加藤議員、お願いします。
    〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。5点ほど通告をしてございましたけれども、前段の議員さんの丁寧な質問である程度わかってまいりました。
 まず、私からは2点ほどお願いしたいと思いますが、まず2ページの使用料及び手数料のところで、説明の中で対予算費で117.3%ということで大幅に増加となったわけですけれども、この要因についてお尋ねをしてあります。前段の方の質問で恐らく粗大ごみがふえたのだと思いますけれども、その点ちょっと確認をさせていただきます。
 それから、同じ2ページの許可申請手数料です。14万1,000円、この申請の種類あるいは件数等でございますが、件数は成果表の中にございましたので、これが前年ですと8,000円だったのですけれども、大幅増になっておりますので、この辺についてご説明をお願いしたいと思います。
 以上、お願いいたします。
○議長(神田政夫君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えいたします。その前に、先ほど岡崎議員の方に単身者用と言いましたが、単身者、ワンルームマンションのことですので。済みません、申し遅れました。
 加藤議員のご質問に対してお答えいたします。2ページの手数料の収入済額が前年度予算化対比117.3%と大幅増となっている要因はとのご質問でございますが、収入増につきましては塵芥手数料が昨年10月から事業系ごみ料金改定及び粗大ごみの有料化によるものと考えておりますので、ご理解願いたいと思います。
 次に、許可申請手数料の関係でございますが、その内訳は一般処理収集運搬業許可手数料ということで39件、これ単価といいますか、許可手数料は1件当たり3,000円でございますので、11万7,000円の手数料となります。そのほか浄化槽の清掃業の許可手数料といたしまして8件、約2万4,000円ございました。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 加藤議員、再質問ありますか。
    〔「ありません」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。
 次に、木下議員、お願いします。
    〔3番 木下 篤君登壇〕
○3番(木下 篤君) 3番、木下です。
 1ページの塵芥処理手数料の中で死亡犬猫取り扱い手数料が調定額6万9,500円です。これが調書で見ますと平成12年度77件、それで6万9,500円です。これが、平成11年度は93件あって同じく6万9,500円になっておりますので、ちょっとそれは教えていただきたい。
 それから、し尿処理手数料、調書の11ページの容量制のところを見ますと、平成12年度は平成11年度との対比で見ますと、12年度が戸数が441、件数2,138、金額は543万8,955円、11年度は戸数が487、件数2,288、金額は530万6,475円と、逆に金額の方は件数に比べてふえているのですが、その点内容をお知らせください。
 それから、3ページの物品売払収入のことで、先ほども前者から質問がありましたので、その点についてはもうダブるところは外しまして、一点だけお伺いします。無償有償の資源で、前はこれが有償であったスチール缶、今回は無償あるいは逆有償になっておりますが、これなんかはどういう形でこうなっていかざるを得ないのか、再利用できるはずがあるのではないかと私は思うのですが、お伺いをいたします。
○議長(神田政夫君) 木下議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えいたします。
 1ページの手数料、死亡犬猫手数料が昨年と同額になっていることについてのご質問でございますが、平成11年度と12年度の収入額が確かに6万9,500円と同額でございます。そこで、取り扱い件数の内訳を見ますと、平成12年が77件、平成11年は93件で、平成12年については16件減少しております。議員さんのご指摘のとおりだと思いますけれども、内訳を見ますと、前年度と比較して手数料の高い犬の引き取り件数が多いため、収入額としましては11年度とたまたま同じ額になったということでございます。
 次に、し尿処理手数料の関係でございますけれども、金額的には確かにそのとおりなのですけれども、いわゆるくみ取りの関係ですけれども、事業所関係が10リッター45円でくみ取りをしています。その関係で容量制の上下でその金額になったのだろうというふうに思われますので、ご理解願いたいと思います。
 スチール缶の無償の関係でございますけれども、これは市場価格でございますので、需要と供給の関係から昨年から無償ということになってしまいました。いつも有償から無償ということで市場価格の関係でそういうこともあり得ると思うのですけれども、衛生組合としては関係機関と協力しながら、できるだけ有償でお願いするように努力したいと思いますので、お願いします。
○議長(神田政夫君) 再質問をお受けします。
 木下議員。
    〔3番 木下 篤君登壇〕
○3番(木下 篤君) 再質問ということですが、先ほどの1ページの塵芥処理手数料、高いということだけは教えていただいたのですが、幾らどういうふうになったのか、教えてください。
 それと、もう一つはし尿処理も10リッター45円ということになりましたが、前回幾らになっていたか、教えてください。
○議長(神田政夫君) 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えします。
 犬猫の関係ですけれども、11年度、犬が全部で37匹ありました。12年度は全部で50匹です。単価は1,000円になっております。あと11年度と12年度の関係で猫の関係は、11年度は猫が43件、12年度は20件でございました。これは500円の引き取り価格になっています。そういう関係でございます。
 あとし尿処理の関係でございますけれども、単価は全く同じでございます。くみ取りをした量がまた違うと思うのですけれども、よろしくお願いします。
○議長(神田政夫君) 再々質問ございますか。
 以上で木下議員の質問を打ち切ります。
 これをもちまして、議案第8号の歳入に対する質疑を終わります。
 続きまして、議案第8号の歳出に対する質問を通告順にお受けいたします。
 最初に、猪股議員、お願いします。
    〔19番 猪股和雄君登壇〕
○19番(猪股和雄君) 歳出で質問いたします。
 最初に、決算書の10ページですけれども、一昨年あたりからファイリングシステムの確立へ向けた取り組みがずっと進んできています。それで、14年度にはこれを踏まえて情報公開制度へという計画もあるわけですけれども、これまでのファイリングシステムの運用状況、その問題点と改善する点など、どのように認識されているかについて整理してお示しください。今後へ向けての13年度へ向けての課題、ファイリングシステムの課題についても整理してください。
 それから、当然今年、13年度というのは、これが問題なく回っているということが前提になって次の情報公開や個人情報保護制度へ進んでいくわけですけれども、その準備、この両制度確立へ向けての準備というのはもうできているということでよろしいかどうか、それともまだ残された課題があるのかどうか、お願いしたいと思います。
 それから、この情報公開や個人情報保護制度の条例化への検討についてはどのように進んできているのか、予定どおりできるという前提で進んでいるかどうか、お願いしたいと思います。
 それから、2つ目ですけれども、情報化、いわゆる行政の情報化の推進状況について明らかにしていただきたいと思うのです。ごくごく至近な例を端的に言えば、衛生組合のホームページ、いまだに宮代町の方に間借りをしている状態です。それから、住民の方々からの直接の情報、例えばインターネットを通じたメールなども受けられない状況にあります。これは、住民、市民との関係においてです。それから、この衛生組合の業務を進めていく上での情報化の問題があります。それらがそれぞれどのようにこれまで進んできているのか、お願いをしたいと思います。
 それから、この庁内LANといいますか、この組合の中のLANの取り組みについてはどうなっているかについても教えてください。
 それから、次は16ページですけれども、歳入の方とかなり関連はしてくるのですけれども、13、14から引き続いて清掃総務費の関係になってきますが、事業所の減量計画書の提出状況、13年度においてですね、それからその内容の分析をどのようにしていくのか。先ほどの歳入の方の答弁で幾らか触れられたところもありますけれども、改めてここで整理してください。
 それから、それぞれの事業所の排出量の実態と減量の実績とあわせてどのように評価するかということについては、これも先ほど歳入の答弁で触れられた面もありますが、改めてここでお伺いしたいと思います。
 それから、計画が実行されなかった事業所の原因と問題点、指導については、原因の分析はこれからというのが一つあった。それから、いろいろ電話等で問い合わせて把握している面も結構ほかの皆さんへの答弁の中で触れられてきました。それぞれ断片的に個別で述べられているのですけれども、全体的に整理してどのように考えているか、ここで改めてご答弁願いたいと思います。
 それから、4点目ですけれども、事業所の管理責任者を対象にした減量会議というのですか、その開催をしているわけですが、たしか12年度一回かなと思います。出席率は最終的にどういうふうになっているか、それから特に出席していないところが問題だということを前にも申し上げてありますけれども、そうしたところへの指導がどういうふうになっているか、減量会議での話し合いの協議について全体的な評価を明らかにしてください。
 それから、5点目ですが、事業所への注意、指導、勧告あるいは受け入れ拒否等、条例に基づいて処分が行えたのがあるわけですけれども、その状況について13年度分まとめてご報告ください。その結果、改善がどのようになされてきたのか、成果についても明らかにしてください。
 それから、調書の19ページですけれども、塵芥処理、ごみ、資源の搬入量とありますが、先ほど歳入の方で事業系のごみの量も言ってもらったのですけれども、ちょっと整理して、私自身確認したいので、このごみ、資源の搬入量のうちで事業系の搬入量がどうなるのか、これは数字として出るものかどうかよくわからない、出ないのかもしれませんけれども、出るものであれば数字をお願いしたいと思うのです。
 それから、この19ページの表の中で搬入量、それから自己搬入量ともふえてきているわけですけれども、これは全体的な問題です。減量大作戦を進めてきて、端的な言い方をすればこの程度の増加はもうやむを得ない状況にまで来ているというふうに考えるのか、もうぎりぎりのところまで来てこの状態だということで考えるのか、それともまだ減らせるはずだ、その点はどういうふうにしたら減らせるはずだ、どの程度減らせるはずだ、そういう細かいところまでは出ないかもしれませんけれども、当局としてどのように評価しているか、お伺いしておきたいと思うのです。
 それから、8番目の事業所独自のごみの自家処理堆肥化等に取り組んでいる状況については、先ほどご答弁がありました。これについては結構です。先ほど述べていないようなことでほかにもありましたら示していただきたいと思います。
 9番目、これは最終処分場への搬出の実績です。これは、それぞれの最終処分場への搬出の実績量はどうなっているか、11年度と12年度の増減の数字をお願いしたいと思います。
 それから、それぞれの契約関係なのですけれども、期間等のこれがどうなっているのか、まだこれからずっといつごろまで搬出できるという見込みでいるのか、お願いしたいと思います。
 それから、10番目です。固定燃料RDFについても先ほど場内に滞留しているものについて質問もありました。前回の一般質問のところでもありました。それで、ちょっと聞いていてよくわからなくなってきたのですけれども、大体千個以上滞留しているのが実態だと思うのです。11年度までは、プラスチックとして搬入されたものを即契約をして売却したということでカウントしていた。その後契約方法が変わって、実際に搬出した量を契約、搬出量としてカウントしているという説明がありましたけれども、素朴な疑問ですが、固定燃料にしたその量が契約量ではないのですか。確かに再商品化が入ってきましたからプラスチック全部を契約量として搬出量としてカウントはできませんけれども、固定燃料にした方が少なくとも契約の数字、当然向こうに売却をした数字あるいは売却する数字ということでなるのではないでしょうか。ところが、実際に搬出した量をカウントしているということになりますと、固定燃料にしてもここに残っている分は衛生組合の持ち物であると、所有であると、それは相手が引き取る義務はないということになってしまうのでしょうか。ちょっとそこら辺よくわからなくなってきましたので、整理して説明していただきたいのです。私質問通告の中では何回も搬出するということを言われていながら、実際に搬出されていない、減ってきていない、ずっと滞留が続いている、その原因が聞きたかったのですけれども、もしも相手方の都合でRDFにしたのを全部引き取る義務はないのだということになってしまうのだとすると、滞留している部分を減らしようがなくなってくるわけです、相手から要らないと言われてしまえば。ちょっと大きな問題になってくるのだと思うのです。この点ご説明ください。少なくともRDFにしたものは全量を相手が引き取る、そういうものが前提となった契約、当初の出発ではなかったのか、そこのところも変わってきてしまうのかどうか、お願いしたいと思います。
 それから、調書の20ページなのですけれども、ごみ質分析のところです。ここで特にちゅう芥類や可燃分がふえているわけですけれども、これはパーセントの問題ですから、片方がふえれば片方が減るという関係にはありますけれども、そのちゅう芥類や可燃分がふえているということについてどのように評価をされているか、明らかにしてください。
 それから、同じくここのところで剪定枝葉のチップ化、堆肥化を進めているわけですが、その実績と、この数字については前回言われたかと思いますが、特に住民へのPR、それから配布をどのように行ってきたのか、知っている人だけがとりに来る、もちろんなかなか全住民がそれを知って活用したいというのが出てきていないというふうに思うのですけれども、これは積極的に配布をして住民に配っていこうという姿勢に立っているのかどうか、そこのところをお伺いしておきたいと思います。
 以上です。
○議長(神田政夫君) 猪股議員の質問に順次答弁願います。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) それでは、猪股議員さんのご質問のうち、私の方から@番とA番についてお答え申し上げます。
 まず、1番のファイリングの関係、情報公開に関連するご質問でございますけれども、繰り越しをさせていただきましたファイリングの業務委託につきましては、9月までに文書の分類体系、既存文書の整理、運用マニュアルの作成、それからパソコンソフトを用いました文書管理目録の作成、これらを終えまして、本格的なファイリング文書管理の準備作業を終了したところでございます。これから日常の文書管理を職員が一人一人実践していくわけでございますけれども、適宜運用面について意見交換等を行いながら、問題点等があれば改善に努めてまいりたいと、このように考えております。
 また、今後の課題についてでございますけれども、ご承知のとおり文書管理は日々の事務処理が極めて肝心なことと考えております。14年度に予定をしております情報公開、これらを考えますと、それまでに年度の切りかえ、いわゆる文書の置きかえ作業と申しますか、これが一回しかございませんので、実務とあわせましてファイリングを定着させる研修、文章のチェック等を繰り返しながら、一日も早く軌道に乗るように努力してまいりたいと、このように考えております。
 また、情報公開、個人情報保護の制度下に向けての準備ということでございますけれども、私どもが今後関係の条例をまとめていく作業を進めるわけでございますけれども、構成市町であります久喜市、宮代町の条例との整合、これをでき得る限り図っていく必要があると、このように考えております。市、町、組合、条例の内容が大きなばらつきがありますと、請求者となります管内住民の皆様に要らぬ混乱を生じる可能性があるということを考えますので、市の方では一部条例の改正等もありましたということを確認しておりますので、今後の予定としましては、市町の担当者を講師に招きまして、両制度の理解と実務面での職員研修を進めてまいりたいと、このように考えております。
 次に、A番の情報化の推進状況、LANの取り組み状況についてでございますけれども、OA化の推進の観点から12年度にノートパソコン、これを13台購入させていただきまして、衛生組合だよりの原稿づくりや日常の業務に活用しているところでございます。また、インターネットにつきましては昨日になりますけれども、プロバイダーとの契約、設定がすべて完了いたしまして、インターネットが利用できる状態になったところでございます。ご報告申し上げます。
 続きまして、庁内LANの関係についてでございますけれども、一応組合として考えておりますのは、庁内メールやデータの共有化ということで早期に導入していきたいと、このように考えておりまして、ただいま検討しているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 事業計画書の減量計画の提出状況と内容ということなのですけれども、先ほどもちょっと関連しましたけれども、52事業所すべてから提出されております。排出量と実態の減量、実績等ですか、どのように評価することかということなのですけれども、先ほど申し上げましたとおり、計画書よりも実績量が上回りましたが、前年実績で比較しますと118トン以上の減量となっておりますので、事業所においてもそれぞれ減量そのものに真剣に取り組んでいるものと考えております。
 それから、計画が実行されなかった事業所の原因と問題点、指導とのことなのですけれども、計画よりも上回った事業所が26事業所あります。その中の大幅なところを見ますと、入所者の増加等が要因と思われる事業所が5事業所、それから何らかの事情でごみがふえた理由のわかっているものですか、これらが2事業所あります。これらを除きますと、その計画を上回った量も大した量ではありませんので、それぞれ前年の実績に合わせて計画を出したのですけれども上回った、そういうところもございます。経営規模といいますか、それらも関係すると思うのですけれども、今後とも分別と減量、そういうものを指導していきたいと思います。一例なのですけれども、減量計画書、実績の10分の1の減量計画を出してきた事業所もございます。ちょっと考えますと10分1の減量ということなのですけれども、実績を見ましたら半分に減っておりました。そういう減量の向かう姿勢、そういうこともこれから参考に計画をつくらせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 それから、事業所の管理責任者を対象とした減量会議の実績と出席率ということなのですけれども、平成12年度におきましては13年3月1日に開催しております。残念ながら出席者数が22事業所で、出席率が50%に至りませんでした。内容といたしましては、食品リサイクル法に関する食品残渣の関係、それから家電リサイクル法の関係、事業系ごみの組成、組合の分別への取り組みを説明いたしまして、減量化への協力をお願いしたところでございます。組合の減量化への取り組みは理解していただけたと考えておりますけれども、今年度は昨年の出席率が悪かったものですから、今年度は出席の機会を多くするために2日間行う予定でございます。
 それから、事業所への注意、指導、勧告、受け入れ拒否等なのですけれども、6条に基づく指導が3件、それから13条に基づく勧告が1件、14条に基づく受け入れ拒否が2件でありました。その後改善されております。今年度につきましては、まだ指導、勧告、1件もございません。
 それから、調書の中の事業系ごみの搬入量ということなのですけれども、総搬入量3万5,688トンのうち事業系の搬入量は4,605トンでございます。割合にしますと12.9%でございます。この表の中でごみ量がふえているが、どう分析、評価しているかということなのですけれども、平成10年度から近年の状況を見ますと、燃やせるごみが約850トン、それから資源類が1,900トン増加しております。一緒にあわせて事業系のごみの搬入量を見てみますと、平成9年度が4,594トン、平成10年度が4,800トン、平成11年度が4,505トン、平成12年度が4,605トンということでほぼ横ばいで推移しております。ですから、このごみの増加につきましては一般家庭系のごみの増加したものと考えております。増加した理由といたしましては、家庭による自家焼却、これらの自粛、それらのものが影響しているのではないだろうかと思います。家庭系のごみがふえてきたということで、今後も減量化、PR、それらに努めていきたいと考えております。
 それから、事業所独自にごみの自家処理、堆肥化等に取り組んでいる状況とのことなのですけれども、今私どもで調べたところ、生ごみの堆肥化を実施している事業所は6事業所でございます。名前を申し上げますと、日本工業大学、ショッピングひまわり、華屋与兵衛、新井病院、マルヤストア、宮代町給食センターでございます。ただ、一般の事業所に電話等で確認しましても、堆肥化をやっているとは言っていますけれども、堆肥化というのは皆様もご存じだと思うのですけれども、できた後の処分、これらがありますので、今堂々と堆肥化をやってごみは減らしていますよという事業所は少ないのですけれども、やっているという回答はいただいております。
 それと、角田議員さんの中で先ほど日本工業大学のごみがふえたのがISOの取得のためと言いましたけれども、ISOの取得に合わせて場内の整理をしているということですので、よろしくお願いします。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 私の方からお答えいたします。
 まず、9点目の一般廃棄物の最終処分の関係でございます。まず、焼却灰につきましては全体で2,494.37トン搬出しています。各処分先で申し上げたいと思います。まず、長野県の小諸市の方へ706.72トンでございます。それから、山形県の米沢市の方に710.77トンでございます。それから、福島県の小野町の方に1,076.88トン、これを焼却灰として処分をお願いしてございます。
 次に、不燃残渣でございますけれども、全体で1,327.66トンを搬出してございまして、まず長野県の小諸市の方に362.47トンでございます。それから、群馬県の草津町の方に235.68トンでございます。それから山形県の米沢市の方へ729.51トンの処分をお願いしておるところでございます。
 また、昨年の8月から搬出を始めましたばいじんの関係でございますけれども、128.03トン搬出してございます。これにつきましては、長野県の小諸市の方に全量の処分をお願いしておるところでございます。
 それから、プラスチック類の最終処分でございますけれども、全体で450立米ほどの搬出を行ってございます。これにつきましても、長野県の小諸市の方に全量処分をお願いしてございます。
 最後に、汚泥についてでございますけれども、全体で297立米搬出してございまして、これにつきましては茨城県の北茨城市の方に全量の処分をお願いしておるところでございます。
 それで、11年度と12年度との増減の関係でございますけれども、まず焼却灰につきましては462.68トンの減少でございます。それから、汚泥についてが54立米の増加でございます。不燃残渣につきましても535.5トンの増加となってございます。プラスチック類につきましても205立米、これが増加でございます。汚泥については54立米の増加、このような結果となってございます。
 それで、契約方法でございますけれども、ご承知のとおり最終処分は毎年度事前協議でお願いをして、翌年度排出するという形でございますので、この契約につきましてはあくまでも単年度契約で処理を行っておるところでございます。
 それから、プラスチックの関係でのご質問をいただいてございます。在庫の関係でございますけれども、平成10年度以降およそ私どもその都度数量的には400個から2,000個、この辺の在庫が随時推移してきてございます。10年度から11年度にかけましては廃プラスチック類の収集量が増加をしてございまして、固形燃料についてもその収集量に合わせて製造しておるわけでございまして、先方先の方との搬出計画等を大きく上回ってきたという結果で在庫がふえてきたという経過でございます。そして、12年度の4月からは容器包装の施行によりましてプラスチックを一部再商品化にするということで、固形燃料の製造をいわゆる少なくした、減少したということとあわせまして、在庫を少なくするための追加的に搬出を実施いたしまして、その在庫数は昨年の8月末での在庫というものが一遍に114個という数字に一たんは落ちてきてございました。その後、固形燃料の利用先であります福島県のクリーニング工場のボイラーの故障等、改修工事等の兼ね合いから、その運転状況が非常に中断をしたときもございまして、そのために私どもの方に在庫というものがまたふえてきたということで、今年に入りまして6月時点ではもう1,800台の在庫になってしまったと。その後先方の方の改修工事なりボイラーも順調に稼働を始めました経過、その後につきましては9月末現在において今1,500台の数字に多少減ってきてございます。ですから、今後はこの傾向を続けまして、できるだけ先方の方に送り込むというようなことで、私ども以後1カ月間、今までの週3便編成を週5便編成で整えまして、今月、来月にかけて搬出をするということで先方の方と調整してございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 それで、ご質問にございましたけれども、固形燃料として製造したものはすべて全量では引き取りではなかったかというご質問でございますけれども、まさにそのとおりでございまして、製造いたしました固形燃料はすべて福島県の方に搬出をするということで契約をしてございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 それから、次にごみ質の関係での評価についてのご質問をいただいたわけでございます。調書にもございますように、私ども衛生組合の方では年6回、そのごみ質の分析を実施しておるところでございます。その評価でございますけれども、前年度の11年度と比較いたしまして確かにちゅう芥類の数字がふえてございます。これにつきましては、紙、布あるいはビニール等の数値が減っているということを考えますと、これを単に一概に結論づけはできませんけれども、ごみの分別等がさらに徹底をしてきた中でのちゅう芥類の割合がふえてきておるのかなというような私ども認識してございます。それと、可燃分の増の関係でございますけれども、このごみの成分につきましては、ごみを燃料に考えた場合での性質を判断、把握するわけでございまして、昨年よりはふえてはございますけれども、この3つの成分、要するに可燃分と灰分と水分という、この3つの3成分の中で燃やせるごみの割合がやはり数値的にはふえてきたのだろうというような考えでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 それから、最後に枝葉のチップの関係でのご質問でございます。今年の9月までの実績につきましては、総計162.63トンが資源化されてございまして、そのうち細かく砕いた堆肥につきましてが148.11トン、それからチップ材ということで私ども組合の場内に敷いたものが14.52トンになってございます。合わせて162トンの製造をしておるわけでございます。この辺につきましては、住民の皆様方の方へ広報等で周知をいたしてお知らせをしてございまして、その配布方法につきましては衛生組合の方までご足労いただきまして、じかにその堆肥を見ていただきまして、確認していただいた上で使っていただいているというような方法をとってございます。そのような形の中で、件数的には640件の引き取りの方々がお見えになってございます。約60トンの堆肥を配布しておるわけでございます。
 それから、堆肥化についての設置型から今年の2月からコンポストの回収が始まりまして、コンポストにつきましてはこの9月末までに3.2トンの生ごみ堆肥が回収されてございます。これを豚ぷん堆肥と混合させまして、混合堆肥につきまして約6トン製造してございます。そのうち2.5トンをご協力いただいております3地区の住民の方々に還元をしてご利用いただいておるところでございます。今後につきましても、住民の皆様方の方に周知を徹底しながらご利用いただくというような形で今後も進めてまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 再質問をお受けします。
 猪股議員。
    〔19番 猪股和雄君登壇〕
○19番(猪股和雄君) 大体歳入の方からの絡みが多いのでほとんどもうないのですけれども、RDFの搬出の契約なのですが、ちょっと整理、確認をお願いしたいのです。というのは、先ほど歳入の方の質疑答弁で、実際に搬出したものをカウントして、それで売却量であるというふうに言われたと思うのですけれども、RDF、固形燃料にしたものはすべて相手が知っていても持っているということだと。それが売却納品になるのではないですか。そのように契約すべきではないのかなというふうに思うのです。過去はそうなっていたわけですね。そこをどういうふうに理解したらいいのか。というのは、そうでないとこれは余計な心配かもしれませんが、固形燃料にしたものでも残っているものは衛生組合の在庫であると、相手方の在庫ではなくて衛生組合の在庫であるというふうな理解になってしまうような気がするのです。私の理解が間違っているのでしたらそう言っていただいていいのですけれども、契約上どう整理されているのか、お願いしたいと思います。それだけお願いします。
○議長(神田政夫君) 猪股議員の再質問に答弁願います。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 再質問にお答えをいたします。
 RDF、固形燃料の売却の関係でございますけれども、先ほども申し上げましたように、固形燃料に製造したRDFにつきましては、すべて大熊のクリーニング工場の方に引き取っていただくというような形になっておるわけでございまして、私どもの方で先ほど説明した中での昨年の4月から容器包装のリサイクル法が始まって、指定法人ルートといわゆる独自ルートの福島県の方へ持っていく2つのルート分けをしたということから、数量をきちんと把握をした上での対応をしていかなければならぬということと、福島県の大熊町の方では以前では全量すべて引き取るということでございましたけれども、先方の方ではもう上限が2,100トンまでということでの向こうのお話でございますので、私どもはその辺を含めて12年度の契約の前での協議の過程の中でこのような措置をとらせていただいたわけでございますので、ご理解をお願いしたいと思います。
○議長(神田政夫君) 猪股議員、再々質問ありますか。
 猪股議員。
    〔19番 猪股和雄君登壇〕
○19番(猪股和雄君) 先ほどの答弁でも今の答弁でも製造した固形燃料は全量引き取っていただく形になっていると言われるのですが、つまり製造したものはすべて相手が引き取る義務があるということは、これは契約書がどこかに名文でうたわれているわけですか、その確認をお願いしたい。いいですか。ただ、ちょうど別に上限が2,100トンまでということで言われるとしたら、全量引き取らない場合も今後出てくるということ、何か含みで言われたと受け取るのは考え過ぎでしょうか。そこの整理をはっきりお願いしたいのですが。
 もう一つ、こういう聞き方をしたらどうでしょうか。できあがった固形燃料は今1,500ぐらい残っているということで言われましたが、それは衛生組合の所有でこちらの在庫としてなっていくのですか、それとも相手方の在庫というふうに理解していいのですか。ちょっと整理してください。
○議長(神田政夫君) 猪股議員の再々質問に答弁願います。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 再々質問にお答えしたいと思います。
 先ほど来から製造した固形燃料は全量大熊町の方で引き取っていただくということについてはそのとおりでございます。その全量引き取る内容がどこできちんと位置づけられておるかということでございますけれども、私どもといたしましては一番当初の平成7年にこの事業をスタートしたときでの覚書内容等についての全量引き取りというものを踏まえて今日まで来てございます。その内容で、あくまでも数量的に向こうからどうしてもこの2,100トンでということでの協議があった中で、私どもの方もそれを承知した上での一部は別のルートにということで考えてきたわけでございます。それと、その売却の時期といいますか、その問題でございますけれども、私どもはあくまでも固形燃料としては私どもが当然委託をして製造しておるわけでございまして、できた固形燃料については搬出する時期、搬出したときに売却をして搬出をさせるというふうな形になってございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(神田政夫君) 以上で猪股議員の質問を終わります。
 次に、原議員、お願いします。
    〔16番 原 進一君登壇〕
○16番(原 進一君) 具体的に質問いたします。
 歳出部門でまず9ページ、減量推進員謝礼の明細、退職者記念品の人数と9ページですね、8.30実施の職員研修の明細と課題についてお聞きします。あわせて、消耗品費からテントリース代、会場使用料までの明細をお願いいたします。図書購入費の内容についてもお願いいたします。同じ9ページのパソコン台数と活用方法については前者の答弁にありますので、結構でございます。
 11ページに入ります。広域処分、RDF、フロン処理、各負担金の内容と事業内容についてご説明をいただきたいと思います。福利厚生費の内訳、保養施設利用補助金の明細、汚染負荷量賦課金の内容、光熱水費の明細、以上が11ページであります。
 13ページをお願いしたいと思います。管理地除草から害虫駆除、各委託料の明細をお願いすると同時に、清掃器具使用料の内容等お願いします。委託料につきましては、委託料算出のそれぞれ根拠についてお示しください。公平委員会、監査委員会の視察研修費の明細をお願いいたします。
 16ページ、消耗品費、医薬費、保護継電器点検、住民記録取り込みリストの明細をお願いいたします。
 18ページ、一般廃棄物最終処分委託先の量と金額明細については前者の中でほとんど答えられておりましたので、単価と金額についてだけをお知らせ願いたいと思います。
 同じ18ページ、鉄類から乾電池処分委託先名、これにつきましては契約方法について教えていただきたいと思います。委託先名と契約方法です。
 20ページの燃やせないごみ選別から剪定枝資源化、分析、切り返しまで、委託先名と契約方法だけで結構ですので、お知らせ願いたいと思います。
 20から22ページ、これ最後ですが、工事請負費、それぞれの請負先と契約方法についてお答え願いたいと思います。
 以上です。
○議長(神田政夫君) 原議員の質問に順次答弁願います。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) それでは、原議員さんのご質問、9ページから16ページにかけましてパソコンの関係と、11ページの負担金、賦課金を除く項目についてお答え申し上げます。
 まず、減量推進員の謝礼の関係でございますけれども、平成12年度の推進員数は久喜市が205名、宮代町が116名となっておりまして、合わせて301名です。謝礼といたしましては月額2,000円ということで、合計で765万円でございます。
 次に、退職者等記念品の人数につきましては6名でございます。定年退職された方が4名、公平委員さん1名、それからアースデイの管理者賞の受賞者1名が含まれております。
 続きまして、昨年8月に実施いたしました職員研修と今後の研修充実の課題というご質問かと思いますけれども、成果書の15ページに掲載しておりますように、昨年の8月30日に2つの研修を実施したところでございます。一つは、当組合の業務内容を考慮いたしまして、事故を未然に防ぐと題しまして、杉戸警察の署員の方に交通安全についてご講演をいただきました。もう一つ、業務研修でございますけれども、これにつきましては昨年10月からの粗大ごみの有料化、これを間近に控えている時期ということもありましたので、予約の受け付けから実際に収集に当たります現業職員との共通認識を持つ庁内研修を実施したところでございます。
 次に、研修の充実についてでございますけれども、組織的な面から見ますと現業と事務系に分かれますし、研修の内容も多岐にわたるメニューがあろうかと思いますけれども、衛生組合としましては平成9年度から2市3町の共同研修に参加しているところでございますが、いずれにいたしましても多様化する住民ニーズにお答えしていくためには職員の研修は欠かせないと、このように考えておりますので、現業事務を問わず、実務や能力アップに役立つ研修をできる限り実行できるように努めてまいりたいと考えております。
 次に、消耗品費から会場使用料までの明細でございます。まず、消耗品費ですが、ここでは主に事務用品などを支出しております。12年度は前年度と比較しますと500万円ほどの増となっております。理由といたしまして、主な支出内容を申し上げますと、収集日程表の看板作成に約309万円、イベント用の雑紙100%のトイレットペーパーの購入に約35万円、粗大ごみ有料化のPR用横断幕、懸垂幕に約31万円、シンボルマークとキャラクターのシール作成に約27万、減量推進員の腕章の作成に約15万円、イベントに着用いたしますはっぴの作成ということで15万円、それから粗大ごみ処理券の取り扱い店で使用いたします領収印等、こちらに14万円となっております。
 次に、印刷製本費でございますけれども、主な内容を申し上げます。まず、減量化パンフレットの作成を4万部作成いたしまして約124万円、家電リサイクル法のパンフレット3万8,000部に72万円、粗大ごみ処理券の作成3万3,000枚に約57万円、衛生組合の40年の歩み200部作成いたしまして約10万円、それから衛生組合だより、7回昨年度は発行いたしまして約156万円となっております。
 次に、食糧費でございますが、内訳を申し上げます。まず、周辺地区説明会の際の飲み物代といたしまして3万8,262円、組合内のお茶代としまして11万7,500円、減量推進員の委嘱式、意見交換会の飲み物代といたしまして11万2,308円、それから堆肥化推進のために農協さんとの打ち合わせの賄い費ということで2,520円、それから最終処分でお世話になっております福島県小野町から地域交流ということで市民祭り、町民祭りにお迎えした際の賄い代といたしまして1万5,200円を支出しております。
 次に、通信運搬費でございますけれども、切手の購入に約84万円、それからはがきの購入に2万円となっております。
 次に、筆耕翻訳料でございますけれども、こちらにつきましては定年退職された方4名への感謝状、退任なされました公平委員さんへの表彰状、それからアースデイにおきまして私のごみ減らしの発表におけます優秀な方への表彰状を出してございます。
 次に、ファイリングコンサルタント業務でございますけれども、この業務につきましては繰り越しをさせていただいておりますけれども、契約金額が462万円のうち12年度分の支出に関しましてはいわゆる出来高検査を行いまして、241万5,000円の支払いをしたところでございます。
 次に、財務会計システム電算機賃借料でございます。こちらにつきましては、予算、決算作成、それから執行管理で使用しているものでございますけれども、電算機のサーバー、ディスプレイ、プリンターなどのいわゆる財務会計システム本体一式の賃借料としまして84万1,044円、それからシステムプログラムのメンテナンス、トラブル対応、各種作業サポートの費用といたしまして39万9,000円を支出してございます。
 次に、コピー機賃借料でございますけれども、賃借しておりますコピー機はファクス機能を備えたものでございまして、またワープロ文書のフロッピーからの打ち出しが可能な機種となってございます。賃借料の内訳ですが、本体のリース代、こちらが40万680円、それからいわゆるコピー料金ですね、こちらが98万5,117円となっております。
 続きまして、有料道路通行料でございますけれども、12年度は7回の使用となっております。東京国際展示場での環境展への出店、長野県駒ケ根市の堆肥化施設への出張、北茨城市の最終処分場の現場確認、福島県小野町の最終処分場の現地確認、群馬県草津町の最終処分現地確認、北茨城市の事前協議、それから長野県小諸市と佐久市の現地確認ということで、以上7回分で合計5万1,600円でございます。
 次に、テントリース代でございますけれども、こちらにつきましては久喜市の市民祭りに参加する際にレンタルしているものでございまして、テント、机、いす、こちらワンセットで2万円ということで、これを3セットレンタルしているものでございます。
 次に、会場使用料でございますけれども、こちらは久喜市の総合文化会館3回分の使用料ということになっております。減量推進員さんの委嘱式、組合検討結果の説明会、減量推進員の意見交換会3回を使用させていただいております。
 次に、備品購入費の図書の内容でございますけれども、5冊ございまして、12年度土木工事標準積算基準書、それから埼玉県環境関係法規集の改訂版、新自治用語辞典、給与実務の手引、パソコンに関しましてあとワープロ、表計算ソフトの参考書、以上5冊分となっております。
 次に、職員福利厚生費でございますけれども、こちらにつきましては組合の職員で構成しております福利厚生協議会に補助しておりまして、職員の健康増進と親睦を図る目的としているものでございます。12年度の内訳といたしましては、職員の一泊旅行、ボウリング大会、職員のクラブ費への一部助成が主なものとなっております。
 続きまして、保養施設利用補助金でございますけれども、こちらにつきましては補助金の交付要綱に基づきまして組合の職員とその被扶養者を対象としまして、1年度一泊を限度に1人2,000円補助をするという内容のものでございまして、12年度は51名分の補助を行ったところでございます。
 次に、光熱水費の明細についてでございますけれども、電気料が6,329万7,229円、ガス代が30万3,580円、水道料が252万4,637円の内訳となっております。
 続きまして、財産管理費の各委託料についてのお尋ねでございます。委託先とあわせてお答えを申し上げます。まず、管理地除草業務でございますけれども、これは久喜市の皆代地内にあります組合の管理地の除草を年2回実施しております。随意契約によりまして株式会社関造園土木に委託しております。それから、庁内除草業務でございますけれども、こちらは年2回、随意契約で宮代町の高齢者福祉事業団に委託しております。庁舎の清掃業務、こちらにつきましては庁舎の床清掃、じゅうたん清掃、それから庁舎並びにし尿粗大ごみ処理施設のガラス清掃という内容でございまして、指名競争入札によって太平ビル管理株式会社に委託しております。
 次に、樹木剪定業務でございますけれども、こちらにつきましては組合内の搬入通路にはみ出している樹木の剪定を宮代町の高齢者事業団に委託したものでございます。また、あわせまして駐車場付近の傷んだ高木が大変危険であったために、随意契約によりまして株式会社高山造園に枯れ枝等の剪定を委託しております。
 それから、消防設備点検業務でございますけれども、火災時の緊急警報、消火設備の点検、こちらを年2回実施することになっておりますけれども、昨年は消防署からの防火査察の指導ということがございまして、急遽全施設について実施をしたところでございます。随意契約によりまして藤岡防災設備株式会社、こちらの指名参加登録業者1者ということで藤岡防災の方に委託をしております。
 それから、地下タンク清掃業務でございますけれども、受水層と屋上の高架水槽につきまして、水道法の管理基準並びに埼玉県の給水施設維持管理指導要綱、こちらに基づきまして点検清掃を行ったものでございます。契約につきましては、随意契約ということで大協和工業株式会社、指名参加こちらも1社ということで、そちらの方に委託をしたところでございます。
 それから、樹木伐採業務ですけれども、これは仏供田落沿いの樹木の伐採ということで高山造園の方に随意契約で結んでおります。また、管理棟わきの枯れ枝の伐採を宮代町高齢者事業団、それから台風によりまして焼却炉のスロープ、こちらに倒木がございました。それの伐採の撤去ということで高山造園の方に委託しております。
 次に、庁舎エアコン等点検洗浄業務でございますけれども、エアコンの台数が22台、室外機16台の点検、洗浄を実施しております。理由といたしましては、過去9年間点検等を実施していなかったということで、極めて機能の低下があったということで急遽実施したものでございます。対応につきましては、予備費を充当させていただきまして、入札により太平ビル管理株式会社に実施をお願いしたところでございます。
 それから、害虫駆除業務でございますけれども、これは駐車場わきの車庫がございまして、そちらに蜂の巣ができたということで、これの駆除をコクボ消毒、随意契約で実施しております。
 次に、清掃器具使用料でございますけれども、庁舎の玄関マットが1枚、庁舎及び粗大ごみ処理施設のマットが3枚、それからし尿処理施設と粗大ごみ処理施設の床清掃用のモップが4本という賃借料でございまして、2週間に1回の交換ということで行っております。
 次に、公平委員会費と監査委員費の視察研修旅費でございますけれども、こちらにつきましては議会の視察研修と合同で行いました今年の1月29日、30日の視察研修の旅費でございます。内訳でございますけれども、まず公平委員会費につきましては2名分でございます。交通費が5万880円、日当が2日分で1万2,000円、宿泊費が2万4,400円の合計8万7,280円でございます。監査委員費につきましては1名分でございます。交通費が2万5,300円、日当が2日分で6,000円、宿泊費が1万2,200円の合計で4万3,500円です。なお、交通手段といたしましては新幹線を使わせていただきましたということで、予備費の方で不足分を対応させていただいたところでございます。
 続きまして、清掃総務費の消耗品費、医薬材料費でございますが、消耗品費の主な支出につきましてお答え申し上げます。組合の被服貸与規定に基づきまして、作業服が約129万、安全靴が約17万、長靴が6万、作業用の手袋が8万円、その他住宅地図の購入ということで6万円となっております。医薬材料費でございますけれども、こちらにつきましては作業中のすり傷や切り傷、虫刺され等の際の応急的な措置といたしまして、消毒液やバンドエイド、包帯などを購入いたしました。それで、全車両、全施設に配布をしたところでございます。
 続きまして、保護継電器点検につきましてご説明いたします。この点検業務につきましては、電気事業法第52条に基づきます保安規程第14条の自家用電気工作物の点検業務でございまして、点検項目7つとなっております。項目につきましては、試験点検をいたしまして結果を報告書で報告をするといった内容でございます。
 それから、最後になりますけれども、住民記録取り込みリストの明細についてでございますが、概要につきましては4月が世帯コード変更リスト、住民記録取り込みリスト、それから5月から翌3月にかけまして住民記録取り込みリストとなっております。なお、この住民記録取り込みリストによりまして世帯コード、転入転居、死亡などの住民移動を手数料の徴収に反映するといった内容のものでございます。
 私の方からは以上でございます。
○議長(神田政夫君) 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から11ページの広域処分、RDF自治体、フロン処理協力負担金についてお答えします。
 まず、広域処分対策負担金ですが、29万6,120円、RDF全国自治体会議負担金が2万円、埼玉県フロン回収・処理推進会議については2万円となってございます。負担金の算出方法については、埼玉県広域対策協議会に予算額の10%が構成団体の均等割の金額となり、残り90%については各団体の人口割の金額と合計となってございまして、RDF全国自治体会議及び埼玉県フロン回収・処理推進協議会につきましては会則で2万円と決まってございます。
 各事業の内容につきましては、埼玉県広域対策協議会につきましては、63の市町村及び一部事務組合から構成されており、廃棄物の広域処理体制を目的とし、広域処分場の確保、その他広域処理に対する調査、研究、調整等を行っております。平成12年度の主な事業の内容としましては、焼却灰等の広域溶融処理の調査及び研修視察を行ってございます。
 RDF全国自治体につきましては、81の自治体から構成されており、RDF化及びRDFの利用に向けて諸問題についての国等の関係機関への働きかけ、関係機関との情報交換、普及、啓発活動を事業として行ってございます。平成12年度の主な事業内容といたしましては、RDF関係及びごみ処理に関する講習会及び施設見学を行ってございます。
 埼玉県フロン回収・推進協議会につきましては、埼玉県内各市町村及び一部事務組合、県内各事業書の約186の団体から構成されており、フロン回収、処理のための情報収集、啓発、システムに関する調査及び研究、フロン回収、破砕量の把握と公表ということを主な事業としてございます。平成12年度の主な事業内容といたしましては、会員を対象としました技術研修会、会員及び一般を対象としたオゾン保護対策セミナー、フロン回収装置購入補助事業を行ってございます。
 続きまして、汚染賦課金の内容でございますが、公害健康被害補償法に基づき、硫黄酸化物の排出量を算定式に当てはめ計算し、申告するものです。
 続きまして、一般廃棄物最終処分場の委託先と金額でございますが、まず焼却灰については長野県小諸市イー・ステージ株式会社、金額は2,189万649円、単価は3万975円でございます、1トン当たり。次に、米沢市のジークライト株式会社、2,164万2,943円、単価は3万450円でございます。福島県の小野町、株式会社ウィズ・ウエイスト・ジャパン、金額は3,335万6,355円、単価は3万975円でございます。次に、ばいじんでございますが、長野県小諸市のイー・ステージの方に委託してございます。金額は645万2,712円、単価は5万400円でございます。不燃残渣についてお答えします。不燃残渣はイー・ステージ株式会社、これは金額が1,122万7,503円、単価は3万975円でございます。あと山形県の米沢市、ジークライト株式会社、金額は2,221万3,576円、単価は3万450円でございます。続きまして、群馬県の草津町、ウィズ・ウエイスト・ジャパン、730万183円、これも単価は3万975円でございます。以上、不燃残渣でございます。
 続きまして、廃プラスチックについては、長野県小諸市のイー・ステージの方に搬入しています。金額は826万8,750円、単価につきましては1万8,375円、これは立米当たりでございます。
 次に、汚泥でございます。北茨城市の方にあります新和企業さんの方に委託しています。金額は1,450万1,025円、単価は4万8,825円、これは立米当たりでございます。
 次に、一般会計の18ページの歳出の件について、鉄類、プラスチック等の委託先と契約方法についてお答えします。まず、鉄類の処分ですけれども、委託先は上半期株式会社丸栄、下半期武蔵野金属株式会社、上半期は丸栄でございます。それから、プラスチック固形燃料化業務でございますが、環境資源株式会社。それから、ペットボトル再商品化業務でございますが、日本容器包装リサイクル協会でございます。プラスチック商品化業務は、これも財団法人日本容器包装リサイクル協会でございます。それから、資源回収選別業務でございますが、これはウィズ・ウエイスト・ジャパンでございます。プラスチック類の回収業務でございますが、これはタイセイ共栄一般共同企業体でございます。それから、燃やせるごみの収集業務でございますが、これもタイセイ共栄一般共同企業体、粗大ごみ収集業務でございますが、これもタイセイ共栄一般企業体、廃乾電池等の処分委託でございますが、これは廃乾電池等処理共同企業体ということで、埼玉県の企業体でございます。契約方法でございますが、まず鉄類の処分委託については、4社の随意契約で行いました。以下については、1社随意契約でございます。
 続きまして、20ページの方でございますけれども、燃やせるごみ選別業務から随時、委託先、委託方法をお答えいたします。燃やせないごみの選別業務、これは久喜市シルバー人材センターでございます。ばい煙、水質各種検査業務については東邦化研株式会社、ダイオキシン類測定調査業務についても東邦化研株式会社、ダイオキシン測定調査業務については日本品質保証機構でございます。作業環境中のダイオキシン濃度測定調査業務については東邦化研株式会社でございます。それから、塩化水素連続測定装置維持管理業務については東亜ディーケーケー株式会社でございます。それから、クレーン定期自主検査業務については極東サービス株式会社、クレーン運転業務については三機化工建設株式会社、アルミ類処分業務については泉金属株式会社、プラスチック容器選別業務についてはウィズ・ウエイスト・ジャパンでございます。飛灰排出設備運転業務については三機化工建設株式会社、溶出試験業務については東邦化研株式会社、堆肥分析業務についても東邦化研株式会社でございます。剪定枝資源化作業業務については久喜市シルバー人材センター、剪定枝植繊化物成分分析業務でございますけれども、これは東邦化研株式会社でございます。あと剪定枝の切り返し業務については、これは金子建設でございます。
○議長(神田政夫君) 業務課長補佐、答弁の途中ですけれども、委託先まで答弁終わったら、一たんそこで切りますので。
○業務課長補佐(伊東雅夫君) では、委託方法でございますけれども、ばい煙、水質については4社、ダイオキシン類については5社、以下指名競争入札でございます。そのほかについてはアルミ類の処分業者が4社の随契、以下については1社随契でございます。
 あともう少し。続きまして、工事請負費の……
○議長(神田政夫君) ちょっと待ってください。工事請負費それぞれの請負先と契約方法、これは再開後にお願いします。大分時間を押していますから。
 答弁の途中ですが、ここで休憩いたします。再開は午後1時15分からお願いします。

    休憩 午後零時15分

    再開 午後1時15分

○議長(神田政夫君) 再開します。
 休憩前の原議員の質問に対する答弁を続けてください。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) それでは、続けてご回答したいと思います。
 一般会計の20ページと22ページですか、工事請負費の請負先と契約方法でございます。まず初めに、ごみ処理施設整備工事、請負先は三機工業株式会社でございます。次に、投入クレーン及び灰出しクレーン整備工事、極東サービス株式会社。次に、電気集じん器及び塩化水素除去装置整備工事、古河機械金属株式会社。続きまして、粗大ごみ処理施設整備工事、川崎重工業株式会社。次に、破砕機用カッターバー及びハンマー交換工事、東陽制作株式会社。次に、測定器防護さく設置工事、中村建設株式会社、集じん灰搬出設備設置工事、これは繰越明許分でございます、三機工業株式会社。続きまして、生ごみ処理設置工事、株式会社日立空調システム、剪定枝資源化設備建屋整備工事、中村建設株式会社、剪定枝資源化設備植繊機緊急修理工事、新明和工業株式会社。契約方法については、剪定枝資源化建屋整備工事は3社の指名競争入札でございます。以下については1社随契となっております。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 再質問をお受けします。
 原議員。
    〔16番 原 進一君登壇〕
○16番(原 進一君) 何点かだけ再質問させていただきます。
 まず、P3の消耗品費であります。その中でシンボルマーク27万円というお答えがございました。シンボルマークの活用方法、そのほかにされたところがあったらお答え願いたいと思うのですが、今現在そこでも使われているのですけれども、市民の中にそのシンボルマークが浸透しておりません。その点についてお答えを願いたいと思います。
 あと契約内容全般について個別ではなくてお答えいただきたいのですが、先ほど聞いた中で、例えば20ページの細かいのはあれですが、1社の随意ということが多くありまして、入札形態について非常に少ないということでございます。それで、ちょっと問題があるのは、例えば収集の関係ですが、前にジグザグ収集をやっておりまして、市の方に申し入れて、市というか、衛生組合に申し入れて改善をしたはずなのですが、先日踏切前のNTT前を入札業者だと思われるものがジグザグ収集しているのです。ジグザグ収集というのは、左側の集積所がありますと、今度は次に右側に行って、右側に行ったら今度は左側に行くという、これは非常に危険であるということと、住民から苦情も来ていると思いますが、直っていないのです。もちろん1人乗車の問題等も目についておりますので、入札先についてやはり固定化をしているのではないかということが少し心配をされます。そこで、収集も含めてほかの委託も含めて、とりわけ一つお聞きしたいのは、入札がタイセイさんのジョイントであるということが先ほどお答えいただいておりますが、収集の入札の内容についてもう一度細かくお知らせ願いたいと思う。何社指名入札をしてタイセイさんになったのかということをお知らせ願いたいと同時に、今後は指名入札先をふやしていきながら、いわゆる市場原理といいますか、競争というのが成り立つような背景をとっていただきたいと思います。その点についてお答えを願いたいと思います。
○議長(神田政夫君) 答弁願います。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) それでは、再質問の中でシンボルマークの活用というお尋ねでございますけれども、現在活用といたしましては夏休みの親子の見学会、こちらで工作等をやっているわけでございますけれども、そちらの中での利用と活用ということでございます。今後につきましても、せっかくつくったものですから有効に活用してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えいたします。
 収集の業務委託の関係でジグザグとか一人乗りとか見かけるけれどもということがありました。委託業者については、タイセイと共栄の共同企業体でお願いをしております。年数回委託業者を集めまして分別の方法とか、またいろいろやっぱり収集についての注意ですね、やっております。特に住民の方がこういう状態だということでご注意があります。そういう場合は、じかにまた申し入れをして直すようにご指導をしているつもりですけれども、今後ももしそのようなことがありましたら私どもの方へ言っていただければ、業者の方へじかに注意したいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(神田政夫君) 原議員、再々質問ございますか。
 原議員。
    〔16番 原 進一君登壇〕
○16番(原 進一君) シンボルマークについては要望しておきますが、例えば買い物袋を配ってそこにつけるとか、市民に広く浸透できるようにシンボルマークを活用してください。本来シンボルマークというのは何かのイベントとか使う目的があってつくられるものでありますが、十分活用されていないと思いますので、要望しておきます。
 委託の関係でありますけれども、例えば委託契約違反をしていたり、明らかに道交法違反をしていて、注意をしても同じことを繰り返しているということでありましたら、今度あったら一時指名から外すというぐらい厳しい指導をとっていただきたいなと思います。というのは、踏切の前のNTT前ですから、何月何日の何時ごろまで書いてありますので、前も確認して一回私自分自身が確認してこちらにお話ししたこともありますし、今回も目撃者と一緒に確認をしているのですが、ああいう幹線道路のところを斜めに右へ行ったり、左行ったり収集するというのは常識を外れているのです。だから、そういうようなところが委託業者として強制的にやる場合、今後は指導の段階で、そういう方式かって本当に事実が確認されたらですよ、推測ではだめですけれども、確認されたら一時指名を外して反省をいただくというぐらい厳しいことをやらないと、市民の分別ですとか資源化は協力を得られないということです。幹線道路で踏み切り直前を斜めに何回も行くなんてことは、これはちょっと間違ってしまったとか、そういうレベルの話ではありませんので、それも初めてのことではないということですので、それをもう一回お答え願いたい。私はだから、そういうような悪質のものが確認されたり、例えば一人乗車の問題を再三注意しても何度も目撃されて確認をされたとか、そういう場合については指名競争入札から一時外すと、一時指名停止をするということの厳しい措置をすべきだと考えますけれども、その点についてお答えを願いたいと思います。
○議長(神田政夫君) 原議員の再々質問に答弁を求めます。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) ご答弁申し上げます。
 委託収集業者の関係で大変ご迷惑をおかけしておるかと思います。私どもも契約時はもとより、年に数回委託収集業者を呼んで私どもの指導は行っておるわけでございますけれども、今お話しいただきましたご指摘の点、早急に収集業者を呼びまして厳重に注意をしていきたいと思います。当然契約上の問題での事項でもございます。厳しく対応してまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 以上で原議員の質問を終わります。
 次に、加納議員、お願いします。
    〔10番 加納好子君登壇〕
○10番(加納好子君) 10番、加納です。12ページから質問していきます。
 12ページ、19節負担金の中の埼玉県清掃行政研究協議会負担金6万円についてでありますが、久喜市、宮代町それぞれの自治体としてもこの負担金を出しています。別団体だから当組合も出すのでしょうか、一部事務組合、各市町、それぞれこの協議会にどんな人がどのぐらい出て、どんな協議、研究がなされているのでしょうか、この両方から出ているその整合性はどうなのでしょうか、むだはないのでしょうか。
 それから、16ページ、13節委託料、収集管理システムプログラム変更・追加業務194万1,450円について内容をお願いいたします。
 それから、18ページ、13節委託料についてです。今回ますますふえてきた感のある委託料ですが、細かく分析し、理解していく必要があると思い、質問していきます。@、一般廃棄物最終処分業務1億4,698万円は、昨年度比1,400万円の増です。この主な理由はどういうことでしょうか。
 A、ペットボトル再商品化業務委託料32万7,674円、昨年度183万円が計上されていますが、これに対して金額は少ないのですが、当然ながら申し込み量、実績量ともふえています。この辺の関連で伺っておきます。
 B、プラスチック再商品化についてです。まず、量は以前伺ったものですが、これについては先ほどのご答弁の中から大分わかりましたが、実際は何割を再商品化ルートに乗せたことになりますか。成果表の1,142トンは予定とは大分違うように思いますが、この点をもう少し詳しくお聞かせいただきたいと思います。
 関連してC、プラスチック容器選別業務委託料ですが、4,128万円が決算で計上されました。この先指定法人ルートがふえることを予想するとかなりの金額が費やされていくことになると思いますが、見通しをまず伺っておきたいと思います。
 さらに、これについてもう少し細かく伺いたいと思いますので、イロ、ハ、ニと細かく分けました。イ、プラスチック回収量全部のうち固形燃料へいくのと選別業務委託している法人ルートは無作為に分けているのでしょうか。
 ロ、こうして選別してその中から再商品化できる割合は一体どのぐらいなのでしょうか。
 ハ、最終処分される廃プラ450立方メートル、その委託料826万9,000円今回計上されましたが、これは予想に対して多かったのか、少なかったのか、予想外だったのか、お聞かせいただきたいと思います。
 ニ、選別して再商品化できないものは固形燃料ルートに戻せるのか、最終処分なのか、伺いたいと思います。
 D、焼却施設精密機能検査の結果を具体的にかつ詳しく知りたいと思いますので、お示しください。それから、前段者の質問でここの検査の委託先が漏れていましたが、日環センターでいいのでしょうか。確認のためにお伺いします。
 E、剪定枝粉砕品切り返し業務はどこに委託しているのですか。今後量がふえると委託料もそれに準じてふえていくのでしょうか。
 F、飛灰搬出設備運転業務、三機工業というふうに聞いたのですが、最終処分場までの作業全部を指すのですか。
 G、アルミ類処分業務委託、これについては先ほどの説明で結構です。無償、逆有償もそれぞれ示してくださいという質問を出しましたが、これについては結構です。
 H、溶出試験の結果をお示しください。
 I、燃やせないごみ選別業務についてです。300万円の増額は駆け込み排出の結果といいますが、今後についてこの燃やせないごみ選別業務量はふえるのでしょうか、減るのでしょうか、その見通しをお聞かせください。
 J、ダイオキシン類測定調査の委託先は毎回検討されて決めているのでしょうか。
 委託料についてはこの辺にしまして、続いて22ページ、15節剪定枝資源化設備植繊機緊急修理工事について、その内容を伺います。
 同じく22ページ、し尿処理費の13節委託料、委託先からできたし尿汚泥堆肥を実験圃場で使ってみるということはないのでしょうか。
 24ページ、18節、ここは新しいのでちょっとわからないのですが、この備考欄の4項目の説明をお願いいたします。
 それから、成果表を見ていただきたいのですが、4ページ、性質別支出の2、物件費ですが、この物件費の昨年比約1億1,638万円の増は主に委託料の増と考えていいのでしょうか、お答えいただきたいと思います。
 最後に、今までの質問に関連してですが、新しい資源化についてちょっと総括的な質問になりますが、プラスチック再商品化を推進していく上での問題点はどういうことでしょうか。例えば委託部分はふえ、かなりの費用を割いていくことになりますが、あとプラスチック固形燃料、指定法人ルート、これの今後の割合の考え方はいまのところいかがでしょうか。廃プラの取り巻く状況、阪田工務店、ダイナミックオーシャンとの関係、連携もどの時点でどういうふうに考えていくのかをお知らせしていただきたいと思います。それから、同じく再資源化についてですが、剪定枝資源化も細かいところでお金がかかっていますが、今後の工夫で経費削減できることがあるのでしょうか。
 以上、よろしくお願いします。
○議長(神田政夫君) 加納議員の質問に答弁願います。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えをいたします。
 まず、埼玉県清掃行政研究協議会の関係でございます。この埼清研の主な活動といたしましては、視察研究を初め技術者交流会あるいは昨年ですと家電リサイクル法に関する研修等、またし尿処理の検討また廃乾電池等の広域処理の事業等の関係を実施してございます。そのようなことから、埼清研につきましては、私どもの方といたしましては廃棄物処理に関します知識等の習得、また他の自治体との情報交換、そのような場として活用しておるところでございます。
 そこで、ご質問の中で市、町、組合、それぞれ負担かということでございますけれども、市、町、また一部事務組合の私どもそれぞれ別に負担をしながらこの協議会の中での一員であるわけでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 それから、次に16ページの委託料の中で収集管理システムのプログラムの変更と追加業務の関係でございます。これにつきましては、地図情報のプログラムの変更を行ってございます。この地図情報が平成7年度に導入をいたしましたシステムでございまして、当時と比べまして住宅の戸数、また昨年は久喜市の中の青毛区画整理地内が住居表示の変更もございました。そのようなことから、地図情報のプログラムの変更ということでお願いをしたわけでございます。また、追加ということでは、このシステムの記憶容量そのものが少なくなってきたことから、その装置を追加したということでございます。
 それから、次に最終処分の関係で1,400万円等の増があったということでございますけれども、ご承知のように平成11年度と12年度にかけましては、私どものすぐそばの橋梁工事ということで、町の建設課の方にお願いをいたしました工事が行われたわけでございます。その中で掘削をいたしました要するに川の反対側の橋台部分の掘削のときに、昔私どもの方が埋め立てをいたしました不燃物、これが相当量出ました。それを不燃残渣という形で前年度処分をいたしました関係上、このような増となってきたものでございます。
 それから、次にプラスチックの選別業務委託でのご質問でございます。これにつきましては、プラスチック選別業務、当然再商品化ルートに乗せれば乗せるほど当然その経費というものはかかってまいります。現在2つのルートで今やってございますけれども、再商品化につきましては指定法人ルートに乗せればその分経費がかかるということでご理解をいただきたいと思います。
 それから、次に廃プラ全部のうち無作為にその指定法人に乗せて選別するのかというご質問でございますけれども、私ども現在ではその輸送距離等も考えまして、久喜市内から収集をいたしましたプラスチック、これを久喜の清久工場の方へ選別をしておる状況でございます。
 次に、調書の12ページの無償と逆有償の関係でのご質問でございます。この中では無償での取引のものが、品目で申し上げますとスチール缶と雑誌、雑紙、それと牛乳パック、それに剪定枝、その他の瓶と、これらが無償という一つの品目でございます。それから、逆有償につきましては、アルミ類と破砕鉄、それと未処理鉄でございます。そのほかペットボトルとプラスチックについては一部指定法人ルートに乗せてございまして、市町村の負担分があるということでございます。
 それから、次のプラスチックの再商品化できる割合についてのご質問でございます。前年度の12年度の実績によりまして1,489トンの選別に対しまして、再商品化した量が1,142トンでございます。その割合ということで約76%が再商品化の方に流れたということでございます。
 次に、最終処分されるプラスチックの量に関するご質問でございまして、平成12年度におきましては最終処分の実績が450立方メートルございます。確かに前年度と比較いたしますと増加はしておりますけれども、この何年かの中ではおおむねこの量が廃プラということで処理をしてございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 それから、次に選別して再商品化できなかったプラスチックの処理の関係でございますけれども、再商品化できなかったプラスチックにつきましては、清久工場の方から私どもの衛生組合の方に返却してまいります。その返却をしたプラスチックを固形燃料化施設の方に投入いたしまして固形燃料を製造しておるという状況でございます。
 それから、次の質問の精密機能検査の結果の内容でございます。この精密機能検査につきましては、法の規定に基づきまして3年に1回検査を実施しなければならないことから、平成12年度に実施したわけでございます。この検査の結果でございますけれども、1号炉、25年経過してございます。2号炉が19年を経過しております。毎年計画的に点検整備工事等を実施して機能維持に努めてございますけれども、工場棟いわゆる建屋棟においては壁面の各所に経年的な老朽化が認められてございます。その補修や塗装等の整備が必要であるとの検査での指摘もございます。また、その本施設の方では燃焼改善、また集じん機の入り口の排ガス温度の低温下、電気集じん機前の活性炭吹き込み等によりましてダイオキシンというものを低減化を図ってございますけれども、このダイオキシンの排ガスにつきましては確かに判断基準には適合してございますけれども、この1号炉の検査の結果では一部改善すべきところも現実には出てきているようでございます。老朽化が進行していることを考慮いたしますと、総合的に勘案した施設整備計画を立案しなければならない時期に来ているというように考えられておるわけでございまして、またそのようなこの検査の結果の総合所見がまとめられておりますので、ご理解をいただきたいと思います。この検査の実施機関でございますけれども、日本環境衛生センターに委託をいたしまして実施を行ってございます。
 それから、次に剪定枝の粉砕品の切り返しについてでございます。これにつきましては、衛生組合の方の本来機械であるショベルローダーで作業が私どもの方では困難でございますことから、大型のパワーショベルを所有してございます宮代町内の金子建設株式会社の方に切り返しの作業を委託して切り返しを行ったものでございます。今後粉砕品の量がふえますと委託料もふえるのかというご質問のご指摘もいただきましたけれども、粉砕品を保管してございますのが今衛生組合の川の反対側の管理地に保管をしてございます。その土地が今後堆肥化の実証プラントの建設予定地になってございますから、この粉砕品の保管場所をこれからどこに置くか、それによって切り返しをどんな作業をしていくかということで今後検討してまいりたいと思います。
 それから、次に飛灰の搬出設備の運転業務の内容でございます。これにつきましては、運転管理と保守点検及びその飛灰の搬出の業務を委託しておるわけでございまして、ご質問にございました最終処分場までの搬出化、その経費化ということでございますけれども、私どもはあくまでも搬出するところまでということで、最終処分の方への運搬経費等については別な最終処分の方の業務委託の方に入ってございまして、そのようにひとつご理解をいただきたいと思います。
 次に、溶出試験の関係でございます。ばいじんを最終処分場の方に埋め立てをお願いするに当たりましては、このばいじんが特別一般管理廃棄物ということで法の中では埋め立てに係る判定基準は特に定められてございませんけれども、産業廃棄物の場合はその特別管理廃棄物としての判定基準がございます。私どもは産廃と同じような形での溶出試験を実施いたしまして、そのばいじんを処分という中では薬剤処理及びセメント固化を現地の方でさせまして、外に溶出しないような形で埋め立て処分をしてございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 それから、次に久喜市の燃やせないごみの選別業務の300万円の増の関係でのご質問でございます。これにつきましては、久喜市のシルバー人材センターの方に選別作業をお願いしているところでございます。ご承知のように、粗大ごみの有料化とか家電リサイクル方の施行によりまして、かなり持ち込みの駆け込みの搬入が多かったわけでございます。そのようなことから、シルバー人材センターの方々にお願いをした延べ人数が相当ふえてきてございます。その関係で12年度はこのような300万円近く増となったということでございまして、これは一時的なものであろうというふうに考えてございます。
 次に、ダイオキシン測定の委託先についてでございますけれども、これにつきましては埼玉県のダイオキシン対策室の方から測定できる可能な機関の一覧表が各市町村に流れてきてございます。その中で私どもの方で衛生組合の参加願が出されておる中で、会社みずからが自主的に測定できる会社というような選定を行いながら、指名競争入札によりまして施行をしておるところでございます。
 それから、次に剪定枝の資源化設備の緊急修理についてのご質問でございます。この関係につきましては、その資源化設備の機器類の一つでございます植繊機というものがございます。その植繊機の中に工具が混入をいたしまして機械本体が破損をいたしたことから、この植繊機について修理を実施したものでございます。
 次に、汚泥堆肥の利用に関するご質問でございます。この関係につきましては、長野県の佐久の方から市民祭りとか町民祭り等でできた堆肥を販売をご承知かと思いますけれども、かなり住民の方々にもご利用なされておろうかと思います。ご提案のありました実験農園につきまして、今後検討してまいりたいと考えてございます。
 次に、24ページのし尿処理費の備品購入についてでございます。この中でまず書棚でございますけれども、これはし尿処理施設の設備に関しましての書類、図面等の保管をするために購入したわけでございます。そのほかに分析用のてんびんがございます。これは、サンプルとか薬品とかの重量を量るための精密的な電気式のてんびんでございます。それから、分光高度計というものがございます。これについては汚水に含まれてございます窒素と燐の分析に使用いたします高度計でございます。それと、もう一つ、高圧滅菌器でございますけれども、これにつきましては高温処理をするときに使用するものでございまして、主に窒素と燐を高温処理に当たったときにこの窒素と燐を分析をする機械でございます。
 それから、次に新しい資源化の中でというご質問の中で、固形燃料の取り扱いに関するご質問がございます。これにつきましては、昨年度からプラスチックにつきましては固形燃料と再商品化の2つのルートに分かれて行っておるところでございます。結果として固形燃料の製造量が減少したことによりまして、売却代金というものが当然減少したわけでございます。また、場内に積まれてございます在庫の取り扱いにつきましては、これは先ほど来申し上げてございますけれども、利用先の方と協議いたしまして在庫量の削減、これを先方の方にも要請をしたところでございます。今後につきましての在庫につきましては、現在のような状況にならないような形で十分改善をしてまいりたいと考えてございます。
 それから、資源化設備化での経費削減についてのお話でございます。現在剪定枝の資源化での経費はトン当たり約2万5,000円程度のいわゆるトン当たりの処理経費がかかってございます。当然これから資源化を進めるということでチップを多くふやして多くつくっていくには、またそのチップ化の経費も当然ふえていくであろうというふうに考えてございます。
 それから、固形燃料の……
○議長(神田政夫君) ちょっと待ってください。
 ちょっと休憩します。

    休憩 午後1時50分

    再開 午後1時50分

○議長(神田政夫君) 再開します。
 では、どうぞ答えてください。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) それでは、固形燃料と指定法人ルートへのリサイクルのルートの振り分けでございます。ご承知のように、固形燃料の利用先でございますクリーニング工場の方へは年間2,100トンまでということで決められてございます。それを超える部分については当然指定法人ルートの方へ再商品化をしていかなければならないことでございます。プラスチックの容器包装に乗る部分が私ども当初描いておったのが約半分程度が指定法人ルートに乗っていくのかなと。ですから、その残りの半分はやはり容器包装に乗らないで、私どもの方へ戻ってきて固形燃料化しなければならないのかなということで、昨年の4月スタートはそういうスタートをしておったわけですけれども、現実的には清久の工場の方で容器包装に乗る部分の割合が7割を超えるような容器包装に乗せられるというような形での実績が入ってきました。そのようなことから、固形燃料に回す分と指定法人ルートへ回す分とが、平成12年度につきましては私どもの考えていた数値とちょっとその辺が違ってまいりまして、結果的にはこのような数字になってきてございますけれども、これからにつきましてはやはりそういう再商品化に乗る割合がほぼ決まってきてまいりましたので、固形燃料をつくる量と指定法人ルートへ乗せる量、この辺はきちんとした形で一応量を決めさせていただくような形で進めてまいりたいというふうに考えてございます。あくまでも指定法人に乗せますと当然市町村の負担というものが出てきます。ですから、そのようなことも考えながら今後進めてまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) それでは、私の方からは18ページのA番以下、お答えさせていただきます。
 まず、ペットボトルの再商品化業務の関係で、量がふえているのに委託料が減っているのはなぜかとのご質問でございますけれども、まず再商品化業務委託料の算出方法についてご説明申し上げます。算定式としましては、引き取り処理量に1トン当たりの委託単価を掛けまして、その値に市町村の負担比率、これを掛けて算出することになっております。12年度が大幅に減った理由といたしましては2つ考えられます。まず1つが、1トン当たりの委託単価、こちらが11年度が9万5,135円ということでしたけれども、12年度になりまして8万8,825円と、1トン当たり6,310円安くなっております。これが1点であります。2点目といたしましては、負担比率の関係でございますけれども、11年度が6%でございました。こちらが12年度になりまして1%と負担が大幅に下がったということで、その2点合わせまして、昨年183万程度だったところが、12年度は32万円ほどということになって、大幅に減額となったものでございます。
 続きまして、プラスチックの再商品化業務の関係で全量のうち何割程度を再商品化のルートに乗せるのかというお尋ね、乗せたことになるのかとのご質問でございますけれども、12年度のプラスチックの総収集量につきましては2,836トンでございまして、このうち1,142トンを再商品化のルートで処理したと、率にいたしますと約40%程度という計算となります。
 また、予算に対して増の傾向にあるのではとのお尋ねでございますけれども、理由といたしましては前年度に比べまして総収集量が約100トン程度増加したこと、これが1点でございます。それから、先ほど来申し上げておりますように、場内にストックされております固形燃料を少しでも減らさなければならないということで、対策の一つといたしまして当初予定しておりました900トンの再商品化ということでしたけれども、それが1,142トンということになったために増加したものでございますので、ご理解いただきたいと思います。
 それから、続きまして成果書の4ページ、性質別支出の物件費の増というところで、委託料の増なのかとのご質問でございますけれども、ご指摘のとおり物件費といたしまして1億1,000万ほど増加しておるわけでございますが、このうち委託料としまして約8,200万円ほど占めております。主な理由といたしましては、12年度から新たにプラスチックの容器選別業務、プラスチックの再商品化業務、それから飛灰の搬出設備の運転業務等々が加わったことによるものということでご理解いただきたいと思います。
 それから、プラスチック再商品化の推進上の問題点ということでございますけれども、ご承知のとおりプラスチックに関しましては平成6年度から分別回収を始めまして、翌7年度から固形燃料化してきたところでございます。12年度から一部を指定法人ルートに乗せているところでございますけれども、再商品化推進上の問題点の1つといたしましては、いわゆる容器包装リサイクル法というものが後からできたものですから、現在の収集スタイルということが法で言うところのいわゆる分別基準に現在合致していないということもございまして、先ほど業務課長の方から申し上げましたけれども、収集後の処理といたしまして、ルートに乗せるためには新たに分別の費用がかかるということが当組合として一番問題点と挙げられると考えております。それから、これはプラスチックに限ってではございませんけれども、容器包装全般ということで考えますと、いわゆる現在の法では最も費用のかかる収集運搬、それから処理費の一部ということが市町村の負担となっております。分別をすればするほど費用がかかるということが現行法での大きな問題、課題ではないかと考えております。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 再質問をお受けします。
 加納議員。
    〔10番 加納好子君登壇〕
○10番(加納好子君) 再質問をさせていただきます。
 最初、19節負担金、12ページですけれども、埼玉県清掃行政研究協議会負担金6万円についてですが、協議内容、研究内容は家電リサイクル法の話とか、そういった協議内容であったと思うのですが、ご答弁の中でそれぞれが負担しながらの一員としてこの中で構成メンバーとして必要があるのだというような内容だったと思うのですけれども、構成メンバーとして必要ということは、文字どおり負担金を払うということの構成メンバーなのかどうか、ここへ参加しているということは、今めまぐるしく今状況が違ってきているわけです。そういった情報を収集して主体的に、出力的にここに参加するかどうかということをお伺いしたわけです。それでないと、両方の6万円の負担金というのがむだになってしまう。今お答えを聞いた中では、その負担する、文字どおり負担金を払うための構成メンバーというような答弁のような受け取り方を私はしましたのですけれども、ここのところはどういう、もう少し詳しく、主体的に、出力的に参加して情報を持ち帰り、それを生かしているのかどうか、そういう観点でお答えをいただきたいと思います。
 それから、18ページの13節委託料についてでありますが、一般廃棄物最終処分の1,400万の増ですが、この主な理由は何ですかとお聞きしたのですが、この1,400万の主なものが掘削のときに出た不燃残渣なのでしょうか。そうだとしたら多過ぎると思うので、この量、金額をちょっと教えていただきたいと思います。
 それから、プラスチックについては後でかなりいろいろ広範囲でお聞きしていますので、まとめてお伺いすることにします。プラスチック回収量全部のうち固形燃料の方へ行くのと選別業務委託の指定法人ルートでは無作為で分けているのですかという質問には、久喜市が近いから久喜市の清久の処理場の方に久喜市のものを持っていくということでしたが、こう分別にお金とエネルギーがかかるということなので、ここに少し工夫が本当は必要なのではないかと思うのですが、近いから持っていくということではなく、分別に時間が当然事業系とかということになると再商品化率も低いでしょうし、分別にもかなりのエネルギーがかかると思いますので、そういった観点から良好な状態のプラスチックごみを指定法人ルートに乗せる、ただ固形燃料にするというようなところにはそれなりのものを持っていくというような、そういう分け方でエネルギーの削減はできるでしょうか。これをお聞きしたいと思います。
 最終処分される廃プラの量が増傾向にあるというのは今のお答えでわかりましたので、結構です。
 それから、選別して再商品化できないものはまた固形燃料化ルートに戻すということなので、これは安心しました。
 それから、5番の焼却施設精密機能検査の結果でありますが、今までは日環センターにしか頼めなかったそうですが、県に聞いてみましたら今年から幾つかのところに指定して、そして頼めるということなので、これは指名入札でも、それからその見積もりを出してこういうものができる、こういう検査ができるというような向こうからのそういったアピールに対して吟味して、研究して頼むという方法もこれから開けてきたわけですから、ただ単に日環センターに車検を頼むような項目の検査をするということではなく、こういったことも検討していただくと委託料の削減にもなるし、内容の充実にもなると思うので、この点をお伺いしたいと思います。
 それから、この内容ですが、今お聞きしましたところ、例えば壁面の修理、それから1号炉がかなり老朽していることがわかったとか、それからそのための工夫とか、そういうことの報告というようなことだったのですが、この出てくる項目によってはこれも委託した先の見方が違うわけです。1号炉に関してはかなり老朽化していると、もちろん竣工した日時を考えればそうでありましょうが、そこのところをもう少し機能検査の中から読み取っていただいて、今後何年ぐらいここでできるのか、どこに問題点があるのかということをそれから探り出す必要があります。それを今後どういうふうにやっていくかをお伺いします。これはかなり焼却炉に関しては大事なことだと思います。基準に一応は適合していますが、1号炉がどのぐらい老朽化しているのか、2号炉がどのぐらい老朽化しているのか、修理によってはどうなのか、それからその管理ですね、ピットの中の管理を見ましたところ、ほとんど今透明袋ではないですね、レジ袋に頼ってしまっていますから。大きい袋は、この間も見学させていただきましたけれども、大きい透明のごみ袋というふうに義務づけられているのは少ないです。小さい透明でないレジ袋に入れてある。そうすると、燃焼管理もそうですし、それから温度管理もそうですし、内容についてもかなり違っています。こういうところを指摘されたのかどうか、指摘するような機関なのかどうか、それもお伺いしたいと思います。
 それから、剪定枝の粉砕の切り返し業務ですが、これは金子建設ですか、ここに大型パワーショベルを持っているところということで、これは今後切り返しは正比例的にふえていくのではないということがわかりました。
 それから、飛灰の搬出設備運転業務441万円ですが、三機工業にこれを委託しているということは、あの焼却炉をつくった会社ですね、そこに頼んでいる方がいろいろと中のことがわかって都合がいいということでここに頼んでいるというようなことはあるのでしょうか、それをお伺いしたいと思います。
 それから、ダイオキシン類測定調査の委託先は毎回検討して決めるのですかということで、県のダイオキシン対策室から一覧表をもらって、それに基づいて指名入札競争などで決めているということなのですが、ダイオキシン対策室から私もいただきました。調査分析機関は113ぐらい今あるそうなのです。県内にもたくさんありますが、この中で指名入札だとしても今までやってもらったのが日本品質保証機構ですか、ここでやってもらった。ずっとそこにお願いしているということですが、これはかなり独占的な受注を今までしていたわけです。これもやっぱり113も分析機関があるわけですから、これをもう一度総ざらいして研究していただきたいと思います。
 質問なのですが、宮代台との合意文書の中にも健康調査があります。血液中のダイオキシン濃度の検査です。これをやるということで当組合は受け入れたわけですが、これがどのぐらいの希望者になるかわかりませんが、日本品質保証機構、ここは人体、毛髪、それから母乳は得意ではないし、やっていないと思うのです。全国を見てみますと、かなりこれの部分では業績を持っている信頼度の高いところもあるわけですし、それから検査費用についてはここには全然載っていないですし、県では明らかにしていないのですが、そういったことについても研究する必要があると思います。それはどうなのかどうか、お聞きします。
 それから、クロスチェックですね、このぐらいたくさんのリストアップされた分析機関があるとしたら、その費用とかでクロスチェック、一つの検体を2つの会社に頼むという、この費用がちょっと浮かせることもできるかもしれません。それで、クロスチェックをする必要もあるのではないかと思うのです。分析機関によってはその検体の保存方法とか、それから……
    〔「決算じゃないですよ」と言う人あり〕
○10番(加納好子君) そうでしょうか。
○議長(神田政夫君) ちょっと休憩します。

    休憩 午後2時9分

    再開 午後2時10分

○議長(神田政夫君) 再開します。
    〔10番 加納好子君登壇〕
○10番(加納好子君) 1問目は通告どおりやりました。通告は1問目だけですから、2問目では関連した質問が出てくるのは当然だと思いますが、議長がそうおっしゃるのでしたらなるべく簡潔にやりたいと思います。
 それについては、クロスチェックについてはどうでしょうか、お伺いしたいと思います。
 剪定枝の資源化設備の植繊機緊急修理についてですが、これが聞くところによりますと、シルバー人材センターあるいは高齢者事業団から持ってくるものはほこりとか小石とかが少ない。そして、それに反して造園業のところから出てくるところは、ほこりも含めてそういったものが多いというふうにお聞きしているのですが、仮に小石とか大きい石とかそういうものが入りますと、緊急の修理もしなければならないと思いますが、こういったところの指導はどうでしょうか、お伺いします。
 成果表4ページの性質別支出の2、物件費についてお伺いしましたが、ここでお伺いしたところ、やはり委託料がかなりふえている、8,200万円ほどふえているということですが、こういったことを全部総合的に考えてみましても、新しい資源化システムを推進していくということはかなりのエネルギーと費用がかかるということが出てまいりました。これは予想されていたこととはいえ、予想を上回る問題点だと思います。ここから考えますところによると、例えば新しい資源化の工夫、それからルートを考えなければならないと思います。プラスチックについてがかなり問題があると思うのですが、大熊の阪田工務店で2,100トン以上は上限として無理ということになりますと、あそこにはたくさんのほかからのルートもあると思うのですが、今後やはりこれ以上のことは望めない、プラスチックごみはふえていく、そういうことを考えますと、もう少しルートを考えておく必要があるのではないかと思います。当組合でも以前ちょっと論議のテーブルにのったことがあると思います。新炉建設検討委員会でも論議のテーブルにのったのですが、製鉄所の高炉で使用できるという、この線は今研究されているのでしょうか、その点をお聞きしたいと思います。
 以上です。
○議長(神田政夫君) 加納議員の再質問に答弁願います。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 再質問にお答えいたします。
 まず、1点目の埼玉県清掃行政研究協議会の負担金の関係でございますけれども、この協議会はご承知のように、廃棄処理法に基づきまして廃棄物の適正、それと処理に関します知識や技術の習得をする、また交流の場だというような形の中で私どももこれに協議会に参加をさせていただきながら、この目的に合わせた形での衛生組合としてのまた一員として参画をしておるわけでございますので、その辺はひとつご理解をいただきたいと思います。
 それから、次に最終処分の関係で不燃残渣の処理で1,100万円程度かかったのかということでございますけれども、先ほど申し上げましたように、橋梁工事の関係で掘削をいたしました不燃残渣を要するに最終処分をするための経費でその分増額になったわけでございます。細かく申し上げますと、量的には556トン余りの不燃残渣の処分を行ったわけでございまして、トン当たり3万450円でございます。金額にいたしまして1,695万6,000円というような経費をかけて残渣処分したということでございまして、他の経費から一部活用しながらこの処理に当たったということでご承知をいただきたいと思います。
 それから、次にプラスチックの関係で久喜市の収集したプラスチックを選別する清久工場の方に持っていくのかということで、良好なプラを見きわめて送り込めというようなご指摘でございますけれども、集積所に出されましたプラスチック、この中身についてなかなかその辺の判断、見きわめというのは非常に難しいかと思います。本来であれば再商品化に乗せる部分を本来その部分だけ持っていきたいのですけれども、現実的には容器包装に乗らない分まで一括して袋で当然収集しているものですから、どうしてもやはり持ち込まざるを得ないということで、いいもの悪いものを収集の段階で区分けするというのは現実的には非常に難しい面を抱えておるということでひとつご理解をいただきたいと思います。
 それから、精密機能検査の関係でございます。今年からこの日本環境衛生センターだけではなくて、ほかの幾つかの機関にも請負が発注できるということでお話を聞いたわけでございますけれども、昨年度、12年度につきましては、この1社だけの日本環境衛生センターが国から指定されたいわゆる検査機関ということでございまして、今後3年後のまた検査の際には十分ご指摘ありました点を踏まえまして検査機関の指定を行っていきたいと思います。
 それから、飛灰搬出設備の運転業務の関係でございますけれども、三機化工という会社の方に委託をしております。焼却炉の方の点検整備等をやっておるのが三機工業でございまして、確かに関連がある会社かとは思いますけれども、三機化工のこの飛灰の設備運転は、前にクレーンの委託をしたときにこの三機化工でございまして、運転業務に当たってはこの三機化工ということでこの飛灰の方の運転業務を焼却炉との兼ね合いも相当連絡調整が当然あるわけでございまして、同様に三機化工の方へ飛灰の方の運転業務もお願いしたという経過でございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 それから、ダイオキシンの測定の関係でこれ指名競争入札で私ども実施しておるわけでございまして、血液検査等のお話もいただきましたけれども、確かに血液検査を実施できる機関といたしましては相当少ないかと思います。私どもの方で把握しておるのは、血液検査できる機関としては7社、8社程度かなというふうに考えてございます。私どもこのダイオキシン測定についてはかなり精密な精度ある内容でございますので、十分その辺につきましては今後発注していく中では選定業者を十分実績のある業者、信用のある業者、その辺を踏まえまして対応していきたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
 それから、剪定枝の資源設備の関係で剪定枝の受け入れの指導でございます。確かに今シルバー人材センターの方にその受け入れの対応をしていただいておるわけでございます。いろいろやはり土砂、ほこり等、また逆に水分が多い、そういう剪定枝等も持ち込まれるケースもあろうかと思いますけれども、私どもは剪定枝のいわゆる持ち込み搬入に際してのお願いも広報等でもお願いをしてございますし、また受け入れ口のところで看板等も設けまして実際にやっておるわけでございまして、今後につきましては剪定枝の受け入れにつきましては、また何らかの方法でいわゆる搬入をされる方々について指導は行っていきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) 物件費の関係で委託料がかなりふえているということで、今後の資源化に向けて新しい工夫とかルートとかというお尋ねかと思いますけれども、確かに先ほど申し上げましたように1億円近いお金がふえているということで、今後新しいルートなり工夫なりは当然模索していかなければならないと、このように考えています。参考になろうかと思いますけれども、今月でございますが、全国的なこれ組織だったと思いますけれども、環境自治体会議というところで容器包装リサイクル法の改正に向けた問題提起の検討ということで全国的なアンケート調査、これをただいまやっているところでございます。容器包装リサイクル法の欠陥というのですか、かなり市町村への負担が大きいということで、今全国的なアンケート調査をとっているところでございますので、これでき上がり次第多分国等への働きかけ、改正に向けた働きかけ等を進めていくのではなかろうかというふうに考えておりますので、当然新しいルート等の発掘とか考えていくことはもとより、当然その制度の見直しという点でも含めて進めていきたいということで考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 加納議員、再々質問ございますか。
 加納議員。
    〔10番 加納好子君登壇〕
○10番(加納好子君) 決算書からの質問ですので、当然数字が主な質問事項になるとは思いますが、関連することはその数字に当然かかわってくるものですから、オーバーするとしても1、2分ですからどうぞご容赦いただきたいと思います。それでないと趣旨が伝わらない場合もありますので、その点ご理解いただきたいと思います。
 それで、3問目をお願いします。少なくします。数字的なものだけを申し上げたいと思います。今課長のご答弁にもありましたように、やればやるほどお金がかかってきてしまうという、そういった問題点が新しい局面として出てきたような気がいたしますが、その協議会、負担金を出している協議会とかいろいろなものがありますが、そういったところに負担金を出すという構成メンバーということではなく、こういった問題点を積極的に出していっていただきたいと思います。横道にそれてしまうとおっしゃる方もいると思いますが、数字にかかわってくるので申し上げているので、よろしくお願いいたします。
 それから、プラスチックについてちょっと例に出して申し上げたいと思いますが、このプラスチックの再資源化、それから固形燃料化、これだけでも固形燃料化には委託業務としてダイナミックオーシャンにはずっと2億円強のお金がかかっているわけです。それから、回収業務に5,607万円、再商品化に719万円、容器選別の業務に4,128万円、最終残渣の処分に826万円、これを全部足しただけでも3億ぐらいかかっているということです。これを数字的に見てもプラスチックを集めてみたけれども、その出口のところでかなり考えていかなければならない問題がたくさん出て、それは数字的なことだけではなく、環境的なことでもそういったものが出てきたと思います。この中で出口のところで2点だけ伺っておきますが、ダイナミックオーシャンとの契約の中でもう上限が2,100トンというふうに決まっているわけですが、この2億何千何百万というこの契約については契約更新、内容の見直しとか、そういったことで今後なされる予定があるのでしょうか。ここはこれ以上向こうで受け入れられないということになると、この見直しからもう少し進めていただきたいと思います。
 もう一つ出口なのですが、ここのところこの管内を見ましたらスプレー缶がかなりの量があるのです。本当にかなりの量があるのですが、あれは中に残っているのもあると思いますが、廃プラスチックの固形燃料が山と積まれているのと同じように、危険物として集められたスプレー缶がかなりの量、見ていただければわかると思うのです。かなりの量あります。この搬出計画をもう一度あの量がどのぐらいあるのかと搬出計画、この点をお伺いしたいと思います。
○議長(神田政夫君) 加納議員の再々質問に答弁願います。
 暫時休憩します。

    休憩 午後2時25分

    再開 午後2時40分

○議長(神田政夫君) 再開します。
 休憩前の加納議員の再々質問に答弁願います。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 再々質問にお答えをいたします。
 まず、プラスチックのダイナミックオーシャンとの関係でございます。現在ダイナミックオーシャンではなくて、社名が変更されてございまして環境資源となってございます。毎年2億円以上かけてというご指摘をいただいたわけでございますけれども、ご承知のとおりこの2億円の中では半分以上が環境資源の建屋と機械設備の償還金でございますので、その辺はひとつお含みをいただきたいと思います。今後その償還が終わるまでこれらのこの程度の経費がかかっていくものと考えてございます。
 それと、スプレー缶のご質問をいただいたわけでございますけれども、数量的には4トンのスプレー缶が現在ございます。ご心配いただいているわけでございますけれども、既に処理業者の方と引き渡すべきの手配は済んでございますので、近々のうちに搬出できるものと考えてございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 以上で加納議員の質問を終わります。
 次に、角田議員、お願いします。
    〔14番 角田礼子君登壇〕
○14番(田礼子君) まず、9ページの方なのですけれども、これは前者の質問で了解をいたしました。
 残りの2点について質問をさせていただきます。1点目は、15ページですが、清掃総務費、職員40人分の給料がここに載っておりますが、委託とこの職員との収集戸数、また収集量を明らかにしていただきたいと思います。
 次に、17ページの塵芥処理費についてです。1点目は、フロンガスの処分業務が載っておりませんが、その理由について伺います。
 2点目は、570万1,500円繰越明許が載っております。生ごみ堆肥化計画がまとまらないためと説明がありました。また、今年の3月議会ですか、一般質問がございましたが、いつごろまとまるのか、その目安を持っていらっしゃるのかどうか、まず1点目お伺いいたします。
 2点目、一般廃棄物処理基本計画は住民にとって一番大事な計画でもあります。アンケート調査だけの住民参加のあり方でいいのかどうか、お伺いをいたします。
○議長(神田政夫君) 角田議員の質問に答弁を願います。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) 15ページの職員40人とあるが、収集戸数と収集量を委託と収集職員分で明らかにしたいというご質問でございますが、現在燃やせるごみと燃やせないごみの収集は直営と委託で行っています。12年度実績を見ますと、収集量については48%が委託、トン数にしまして8,264トンを収集しております。残り52%が委託で8,919トンを収集……
    〔何事か言う人あり〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) 48%が直営で、失礼しました。8,264トンを収集しています。残り52%が委託でございまして、8,919トンを収集しております。
 次に、燃やせないごみの収集ですが、収集量の70%が直営でございます。収集量は822トンを収集しております。残りの30%が委託で338トンの収集となっております。収集戸数については、委託の方法が地域委託ではなくコースで委託してあるものですから、申しわけないのですけれども、戸数については把握しておりませんので、よろしくお願いします。
 次に、フロンガスの関係ですが、フロンガスが処分業務が載っかっていないというご質問ですが、平成12年10月、粗大ごみ有料化及び4月1日の家電リサイクル法に伴い、粗大ごみの駆け込み搬入がございました。回収したフロンガスを保管しておく容器に予定していた量がたまらなかったことから、平成12年度についてはフロンガスの処分業務を行っていないということでご理解をいただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) それでは、繰り越しをさせていただいておりますごみ処理基本計画に関しましてご質問でございますけれども、いつごろできるのかと、あとアンケート調査だけの住民参加でよいのかとのお尋ねかと思います。ごみ処理基本計画の策定に関しましては、さきの一般質問の際にもお答え申し上げたところでございますけれども、ただいま計画の素案づくりの最終的な詰めを行っているところでございます。来月中にはまず議員の皆様に内容等についてご説明を申し上げたいと考えております。その後にアンケートではなくて、周辺地区への説明会、それから衛生組合だより、インターネットを通じまして、管内全住民の皆様から広くご意見等をいただく機会を設けたいと考えておりまして、基本計画の最終的な案を取りまとめまして、予定では3月の議会で一応条例化とあわせてご審議をいただくということで考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 再質問ございますか。
 角田議員。
    〔14番 角田礼子君登壇〕
○14番(田礼子君) 再質疑いたします。
 この最初の1点目の清掃総務費の関係ですが、直営と委託、燃やすごみの方が最初に説明があった方ですね。これは直営が昨年聞いたときと委託の割合が逆になったのかなと思うのですけれども、その方向性としてはどうなのでしょうか。
 あと2点目の方の塵芥処理費の生ごみ堆肥化計画ですけれども、住民参加の関係ですが、周辺地区に説明会を行って、あと管内のそのほかの方たちには衛生組合だよりだとかインターネットでご意見を賜るというようなご説明だったかと思うのですけれども、一般廃棄物処理基本計画というのは全住民対象ですね。それが何で周辺地区の住民の方だけ説明会で、あとの方たちには衛生組合だよりとインターネットだけで済まそうとなさっているのか。3月議会には条例をもう提案したいと言っている。その期間の、この一般廃棄物処理基本計画というのは住民がやらなければ、住民が皆さんが出すごみを処理するわけですから、住民が一番基本になければならない計画なわけなのですけれども、それをこれから素案づくりして3月議会に条例化するということのタイムスケジュールはどうなっているのですか。住民は周辺地区だけではありませんね、全住民が対象ですね、一般廃棄物処理基本計画というのは。その辺が周辺住民ではない方たちにはどういう説明会をするのか。ただ単に衛生組合だよりだけ、インターネットだけで済まそうとしているのか、その辺はもう一回お願いいたします。
○議長(神田政夫君) 角田議員の再質問に対する答弁をお願いします。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えします。
 収集量の関係で直営が48%、残りが委託52%というふうな結果が出ましたけれども、実際に回っている地域の変更はございません。ですから、今回収集量としての委託の割合を申し上げたわけでございます。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 局長。
    〔事務局長 中村恭三君登壇〕
○事務局長(中村恭三君) 一般廃棄物処理計画のいわゆる住民参加の関係でございます。周辺地区だけが当然住民ではないというのはご指摘のとおりでございますけれども、この周辺地区への説明会をやろうということになりました経過といいますのは、8月5日に宮代台とのいわゆる合意の文書がございました。その関係を一般廃棄物処理計画の中へいわゆる久喜宮代衛生組合の将来的なものというふうに位置づけまして当然入れていかなければならない。今後のごみ処理基本計画でございますので、その中へ入れていくというふうなことから、周辺地域の方には当然その意味も含めた説明をさせていただくというふうなことで周辺地区説明会というふうに申し上げさせていただきました。
 それから、前回まではアンケート調査というふうなお話を差し上げてあったわけですけれども、どうもアンケート調査ですといわゆるごみ処理に関して情報がある人ない人、いろいろバラバラになる可能性があるというふうなことから、組合だよりに全部というよりもちろん抜粋でございますけれども、載せるなり、インターネットを通じて周知をさせていただいて、周知期間としては今考えておりますのは約1カ月ぐらいを周知期間として、それでご意見をいただいて反映できるものは反映していこうというふうなことで考えておりますので、ひとつご理解をお願いしたいと思います。
○議長(神田政夫君) 角田議員、再々質問ございますか。
 角田議員。
    〔14番 角田礼子君登壇〕
○14番(田礼子君) いろいろご意見があるみたいですので、要望をさせていただきます。
 一般廃棄物処理基本計画は、本当に住民が一番基本だと思っております。住民が出すごみをどう処分するか、ごみをどう減量するかということでこちらは頭を悩ましているわけで、その出す側、またリサイクルにどうやっていくかという側の住民をどう巻き込むかがこれからのこちら側でありますので、この1カ月間の周知期間というのは本当に短い期間ですので、本当に有効にどの人にもわかるような形、どの住民もこの一般廃棄物処理基本計画、久喜宮代衛生組合としてこういう形で計画を立てていきたいのだということがどの人にとってもわかるような形でのぜひそういうお知らせを考えていただきたいことを要望いたします。
○議長(神田政夫君) 以上で角田議員の質問を終わります。
 次に、角野議員、お願いします。
    〔5番 角野由紀子君登壇〕
○5番(野由紀子君) 5番の角野です。2点ほど通告いたしましたところ、前段者で一応了承いたしました。一応歳出の形でちょっとお伺いいたしますが、20ページのプラスチック容器選別業務というところで委託先を伺っていたのですが、それはわかりましたが、予算でいきますとこれが4,989万6,000円という予算で12年度立てたと思うのです。4,128万円で終わっていますので、この辺のところを詳しくお伺いいたします。
 通告で了承したとは言いましたけれども、成果に関する調書19、20のごみの量、質についての評価、見解ということで前段者でお答えがありましたが、もしつけ加えることがありましたら、私対策についてというのも入れてありますので、つけ加えることがありましたら入れてください。お願いします。
○議長(神田政夫君) 角野議員の質問に答弁願います。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) プラスチックの委託の関係でございますけれども、成果表の方には12ページでございますけれども、これが1,142.19トンとございます。これは指定法人ルートの方へ乗せた量でございます。先ほど議員さんがおっしゃる4,989.6トンというのは、これは私どもで回収しましてウィズ・ウエイストとの方に持っていった量でございます。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 角野議員、再質問がありますか。
    〔何事か言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 暫時休憩します。

    休憩 午後2時57分

    再開 午後2時58分

○議長(神田政夫君) 再開します。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) 大変失礼しました。勘違いいたしました。
 予算で4,989万円という意味ですね。実際に決算では4,129万円だったということ。確かに実績としまして4,129万円になったわけでして、実際に持っていった量が若干少な目だったというふうなことでございます。
○議長(神田政夫君) 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
 ごみの量、質に関しての対策というお話をいただいたわけでございますけれども、このごみの量につきましては前にお答えいたしましたように、いわゆるふえた内容の中での中身については可燃系がふえてきておる、要するにちゅう芥類の比率が多くなってきておるということで、どうしても水分が多目であるのだと、その内容は要するに分別が徹底して割合がどうしてもちゅう芥類が多く占めてきたのだというようなお話をさせていただいたわけでございます。今後の対策等については、私ども水分が多いごみをいかに適正に燃やすかというのが非常に大事な点かと思います。そのようなことから、そういうごみの組成の割合を踏まえて今後焼却炉の運転管理、これを十分徹底してまいるような考え方で進めていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(神田政夫君) 角野議員、再質問がありましたらどうぞ。
 角野議員。
    〔5番 角野由紀子君登壇〕
○5番(野由紀子君) 最初の方の質問なのですけれども、プラスチック容器選別業務で平成12年度の初めての予算ということで仕方がないかなと思いますけれども、860万近く誤差があって、そして思ったよりもその選別が多くなったということで、契約が安かったということで理解していいのですね。
 あともう一つの方なのですけれども、前段者の方で自家焼却の分のごみが多くなったのだという言い方をされていましたけれども、10年度から2年間ふえているわけです。それでちゅう芥類の水分、ごみの質では、ちゅう芥類の水分をいかに減らすかということで神経を生かすという言い方をされましたけれども、いろんな前段者の意見、ご答弁を伺っていて、13年5月に食品リサイクル法が完全実施されまして、その指導と、それから今生ごみ堆肥化の機械も順次少しずつふえているということで様子を見ていくということで、来年はこのごみの全体の量が減っていくというふうに自分の中で解決してよろしいかどうかだけお願いします。
○議長(神田政夫君) 角野議員の再質問に答弁願います。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
 プラスチックの関係での執行残の関係でございますけれども、当初見込んだ単価、これら等の兼ね合いでこのような執行の額になったということでご理解をいただきたいと思います。
 それから、ごみ質の関係でのちゅう芥類、これからごみが減っていくのかということでございますけれども、この2年全体的なごみというものは総量的にはふえてございます。そんな中で、私どもあくまでも燃やせるごみにつきましては、水分をまずできるだけ切っていただく中での搬入ということを踏まえた中で、私どもも入ってきたこの燃やせるごみの燃焼管理、運転管理を徹底していくというような考え方でございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 角野議員、再々質問ありますか。
 以上で角野議員の質問を終わります。
 次に、岡崎議員、お願いします。
    〔13番 岡崎克巳君登壇〕
○13番(岡崎克巳君) 13番、岡崎議員でございます。通告に従いまして順次質疑させていただきます。
 通告にあります12ページの光熱水費、これ前段の方の説明で了解させていただきます。
 あと16ページの収集管理システムプログラム変更に関しても了解いたしました。
 それで、16ページなのですが、印刷製本費の中で分別日程表を作成されていると思うのですが、この中でカレンダー方式というものはどのように12年度は検討されたのか、ご説明をお願いいたします。
 それと、その後で委託料の中で説明会資料配布業務とありますが、その内容についてもお願いいたします。
 そして、使用料及び賃借料の中で無線中継局利用料の増について、増額についてご説明をお願いいたします。
 あと18ページの負担金及び交付金の中で職員技術講習費、この内容についてお願いいたします。
 以上です。
○議長(神田政夫君) 岡崎議員の質問に答弁願います。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えいたします。
 16ページの印刷製本について、カレンダー方式はどのような検討をしたかということでございますけれども、ご指摘のカレンダーの方式でございますが、メリットとしてはその日の収集が一目でわかる利点がございます。分別の種類が多様化する中、カレンダー方式で日程表をつくる場合、地域ごとに異なる種類が多くなる欠点もございます。現在使用している分別日程表については住民の方々に定着しており、好評でもありますので、当面現在使用している分別日程表をわかりやすく改善しながら継続していく考えでございますので、ご理解を願いたいと思います。
 次に、説明会資料配布についてのご質問ですが、ここの資料配布については、久喜市にございます公団久喜青葉団地全世帯を対象に生ごみ処理機設置前のごみ資源の分別及び生ごみ堆肥化についての説明会の資料を配布したものでございます。説明会は、全世帯を対象に考えておりましたので、郵送による発送を予定しておりましたが、自治会の協力がいただけることから、全戸配布にかかる経費を自治会の方にお願いしたわけでございます。
 次に、無線中継局の増加の理由でございますが、この無線機は収集車各車に設置してあります無線機でございます。業務の効率化、住民サービスの向上を目的とし、平成11年9月から導入したもので、11年度については6カ月の使用となります。12年度については1年間使用しておりますので、利用料についてはちょうど倍というふうな格好になると思いますので、ご理解を願いたいと思います。
○議長(神田政夫君) 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) それでは、私の方から職員技術講習費の内容についてお答え申し上げたいと思います。
 こちらにつきましては、現業職員の技術講習負担金となっておりまして、12年度の内容でございますが、危険物の取扱者資格の講習等に2名参加しております。それから、第一種衛生管理者受験準備講習、こちらの方に1名参加しております。それから、最後ですけれども、第5回生ごみリサイクル全国交流大会、こちらに1名参加しております。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 岡崎議員、再質問ございますか。
 岡崎議員。
    〔13番 岡崎克巳君登壇〕
○13番(岡崎克巳君) 一点だけ再質疑させていただきます。
 印刷製本費以外は了解いたしました。印刷製本費の中の分別日程表のカレンダー方式なのですが、今も13年度の当初予算のときと全く同じような答弁内容なのです。それで、12年度で検討されたということなのですが、それは理解をいただけるような検討であったとは考えにくいような、先ほどもお話にありましたように……
    〔「12年度にそういうふうに検討したということを
      言われたんでしょう」と言う人あり〕
○13番(岡崎克巳君) 答弁の中には検討と同じという言い方もありましたが、現在の方針でやっていくということですね。それで、いわゆるカレンダー方式は検討していかないと受けとめられるような答弁なわけです。当面は現在の方式でやっていくということですから。ということは、以前最初に私がこの質問を取り上げたときに検討していくということでご答弁を以前いただいているわけです。検討していくという答弁ですから、12年度、それを今の答弁だと検討しないような、今の日程表を継続していくような内容ですから、検討されたとは思えないような内容なわけです。それで、一応その中でメリットも認めているわけです。メリットを認めているということは、検討していく方向性も考えられるということなわけです。そういう両方を答弁しておきながら今のままってやっていく。利点もあることも認めているのであれば、検討もやはり継続していくべきだと思うのです。もう一度検討できるかどうか、よろしくお願いします。
○議長(神田政夫君) 岡崎議員の再質問に対する答弁を求めます。
 業務課長補佐。
    〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) カレンダー式についての検討でございますが、昨年と同じではないかということですけれども、当面の間現在の方法で継続していくということでございまして、生ごみの収集等の収集体系が大きく変更する場合、カレンダー方式も検討の範囲に入るということでございます。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 再々質問ございますか。
 岡崎議員。
    〔13番 岡崎克巳君登壇〕
○13番(岡崎克巳君) 再々質疑、要望させていただきます。
 生ごみの中で検討していくということなので、これは住民の方の意見でございますので、衛生組合としての運営として住民の意見を多く取り入れて運営を今日までされてきたわけですから、カレンダー方式も今後さらに検討されるよう要望いたします。
 以上です。
○議長(神田政夫君) 以上で岡崎議員の質問を終わります。
 次に、加藤議員、お願いします。
    〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。前段者の質問でわかったところは省いてまいります。また、答弁の中で聞き漏らした点もあると思いますので、その点はご勘弁を願いたいと思うわけです。
 まず、10ページの廃棄物減量等推進員の件でございます。前段者の答弁で久喜側が205名、宮代が116名ですか、これはわかりましたが、目標との関係で何%の充足率といいましょうか、そうなっているのでしょうか。久喜、宮代でお願いしたいと思います。
 それから、その同じく10ページの需用費の不用額が531万と大きく出ております。これ提案理由の説明の中でもあったと思いますけれども、もう少し詳しくお願いをできればと思います。
 ファイリングコンサルティング業務のこれまでに基礎的な部分の作業は終わったということですけれども、この繰越明許のあと半分ぐらいですか、これからやるべき、またやり残しているといいますか、この作業について少しご説明をお願いしたいと思います。
 それから、そのページ一番下の備品購入のパソコン13台ですけれども、ご説明ですと組合だよりのほか、日常業務に使用をしているということですけれども、庁内LANとの関係で庁内LANは早期の導入を検討しておりますという答えでしたけれども、この13台買ってその活用なのですけれども、庁内LANのために職員のパソコンの技術も向上させなければいけないですから事前に練習は必要だと思うわけですけれども、それにしても一気に13台買ってこの活用、庁内LANとの整合、この点でちょっと早かったのかなとも思うわけですけれども、その点について検討はいかがなものか、どうでしょうか。
 それから、12ページに移ります。負担金等、ここの不用額も100万ほど出ております。この主な内容についてお願いしたいと思います。
 それから、その負担金の中で県の廃棄物広域処分対策協議会の負担金に関してですが、ご説明の中で広域的な処理の調査、研究というふうなことで説明がございましたけれども、今当組合では最終処分、すべてほかの県の業者に持っていっているわけですけれども、県内では埼玉県で三ケ山最終処分場がありますけれども、この協議会を通じて県内の三ケ山に処分をできるような関係になっていかないのかどうか、適合していないのでしょうか、適合していれば運べるわけですから、その辺のご検討をこの協議会との関係でどうなのか、その点お願いしたいと思います。
 それから、14ページになります。これは結構です。負担金のこれは備前前堀の架橋ですけれども、予算に対して不用額が1,172万円出ているわけです。これだけかからなかったということでありがたいことではありますけれども、この理由について少しご説明をお願いしたいと思います。
 それから、16ページに移ります。先ほども前段者がこの職員について質問しておりましたが、12年度は40人ということで、たしか今年度も40人で計画していると思うのですが、それにしても以前から比べますと採用がなくて、定年退職でしていくとその分正規職員が減っていくと、定年退職されても臨時で来ていただく方もありますのでその分はいいのですけれども、それにしても正規職員が年々減っていくという状況があるわけなのです。このままでいきますと、14年度は多分5人ぐらいまた退職されると思うのです。そうすると35人になってしまう。この先正規職員が減っていくままにしていくのか、その対策についてどうお考えか、この辺お願いをしたいと思います。
 それから、委託料の粗大ごみ処理券販売業務なのですが、販売店の数について、またこの粗大ごみの有料化から不法投棄等についてどうなのか、その現状についてお願いしたいと思います。
 次の18ページです。資源集団回収についてですけれども、調書の17ページにその集団回収の内訳が出ておりますが、対前年比を見ておりますと、多くの品目で減少をしているということなのですけれども、この点についてはどのような把握、また分析をされておりますでしょうか。
 同じ18ページの粗大ごみ収集業務です。これは駆け込みの増加で収集を委託をしたということでしたけれども、車にして何台か、人数にして何人か、このあたりをご説明いただきたいと思います。
 それから、説明にあったかと思いますが、プラスチック類の回収業務、それから燃やせるごみ収集業務、燃やせないごみの収集業務について伺いますが、何社で車にして何台で人数はどうなのか、この辺をご説明いただきたいと思います。
 20ページの作業環境中ダイオキシン類濃度の測定ですけれども、これについては場所について、それから頻度について、それから測定結果についてご説明をいただきたいと思います。
 それから、同じ20ページの工事請負の方でごみ処理施設の整備工事、それから投入、それから灰出しのクレーン整備工事、電気集じん器及び塩化水素除去設備の整備工事、この3種の工事について調書の方にも工事の内容ということで大ざっぱに書かれております。例えばごみ処理の施設でありますと、総合点検実施に伴う故障及び破損箇所の整備ということでありますが、細かいところはいいですけれども、もう少しそれにしてもちょっと踏み込んだ内容の説明をいただければなと思います。
 それから、22ページの集じん灰の搬出設備設置工事です。これは、たしか予算のときの説明でその灰には直接作業員の体に触れないように、触らないように、こういうような工夫をしていくというような説明があったのですけれども、その搬出時の安全管理についてきちんとされていると思いますが、その点ちょっと説明をお願いしたいと思います。
 分析機については窒素と燐の放流水のということで了解しました。
 24ページの公債費についてなのですけれども、これは3件分の元利償還だという説明でした。公債費全体の今どれぐらいの残高があるのか、12年度末の残高、それから件数とか利率、そういった内訳についてぜひご説明をお願いしたいと思います。
 以上です。
○議長(神田政夫君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長補佐。
    〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 私の方から廃棄物減量推進員の数と資源集団回収についてお答えさせていただきます。
 まず、廃棄物減量等推進員の人数ですけれども、平成12年度、久喜市が205名、75.1%です。宮代町、116名、91.3%、合わせまして321名、80.3%となっております。ちなみに平成13年10月1日、今月の1日現在ですけれども、久喜市の予定数273名のところ212名、89.8%、宮代町が予定数127名のところ119名93.7%、合わせまして予定数400名のところ331名の方になっていただきまして82.8%となっております。
 それから、資源集団回収の前年に比較して減少している、これについてどういうふうに理解しているか、理由等なのですけれども、資源集団回収、減少した理由といたしましては資源集団回収、子供会とかスポーツ少年団の会が多いということですので、子供数の減少、それから2つ目といたしまして、先ほども質問に出ておりましたけれども、資源物の価格の低迷、安くなっている、ただのものもあるということです。それから3つ目といたしまして、回収の回数があるのではないかと思われます。資源集団回収ですと1カ月から3カ月に1回ぐらい、衛生組合ですと資源回収ということで1週間に1回行っております。町の人から見れば、置いておく場所とかそういうのを考えますと、資源集団回収に出しても衛生組合の資源回収に出しましても行き着くところは資源化ということですので、皆さんそれぞれの回数の関係も影響しているのではないかと考えられます。しかしながら、資源集団回収、これは排出抑制の重要な一つの施策でありますので、今後も啓発PRに努めていきたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
○議長(神田政夫君) 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) それでは、まず需用費の不用額についてでございますけれども、当初の予算におきましては減量化パンフレットの作成費ということで760万円を計上したところでございますが、パソコンを導入したことによりまして職員が版下の作成まで行った、その結果としまして減量化パンフレットが約125万円で済んだということになります。その差額が不用額となってあらわれたものということでご理解いただきたいと思います。
 それから、ファイリングの関係でございますけれども、繰り越し分ということでございますが、12年度中は現況の調査、職員の基礎的な研修を重ねたわけでございますが、繰り越し分につきましてはそれをベースといたしまして文書の廃棄作業の支援とか、あとは書庫保存文書並びに前保存文書の整理、それから最終的には運用マニュアルの作成ということで、これは前段の議員さんにもお答えしましたが、9月中に調査の準備作業は完了しております。
 それから、パソコンの使用効率、使用目的、作業効率についてのご質問でございますけれども、使用目的につきましては前段の議員さんにも申し上げました。実際にはデジタルカメラとか、あとはスキャナーなどを使いまして衛生組合だよりなどの原稿をつくっております。これまでのワープロの機能でできなかったというたくさんの作業ができるということが一番のメリットではなかろうかと考えております。あわせまして、インターネットを活用しました情報の発信、受信、それから庁内LANの構築ということで、これからの時代には欠かせないものではなかろうかと考えております。作業効率についてでございますけれども、先ほど申し上げましたが、従来からのワープロよりは格段に優れた機能を有しているということで、例えば説明会資料をとりましても視覚に訴える資料づくりとかということで、従来ないような資料等が作成できるものと、またLANを構築することによりまして時間的な制約もなく、まさに効果的ではなかろうかと、このように考えております。
 それから、13台購入、これは早いのではというご指摘をいただきましたけれども、議員ご指摘にもありますように、機能はかなり高い機能を有しておりますので、一日も早くなれるという意味からも、目標といたしましては一人一台体制ということで取り組んでまいりたいと、このように考えております。
 次に、負担金等の不用額についてでございますけれども、主なものといたしまして退職手当組合の負担金、こちらが54万円ほど不用となっております。それから、職員福利厚生費、こちらが28万円ほど不用となっております。
 それから、現業正職員が年々減っているが、対策はとのご質問でございますけれども、ご指摘のとおり、現業の職員につきましては定年退職によりまして減ってきているところでございます。ご承知のとおり、退職後におきましても臨時職員ということで現役中の知識等を生かしながら勤務をしていただいているところでございます。今後の対策でございますが、市、町、既に制定されておりますけれども、再任用に関する条例、これをただいま検討中でございますので、これら条例等をうまく活用していきながら、定年退職イコール正職員の減ということにならないように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 それから、公債費3件の内訳でございますけれども、借り入れの古い順からお答えいたします。まず、平成元年度債の粗大ごみ処理施設整備事業でございますけれども、12年度の償還元金3,087万4,073円、同じく償還利子でございますが、784万3,147円、利率は年5.4%です。償還期間は15年となっております。12年度末の残高でございますが、1億2,198万5,097円となっております。
 続きまして、平成7年度債のプラスチック固形燃料化施設建物取得でございますけれども、12年度の償還元金749万円、同じく償還利子でございます、179万7,600円、利率は年3%となっておりまして、償還期間は11年です。12年度末の残高でございますが、5,243万円となっております。
 最後に、平成10年度債のし尿処理施設整備事業でございますが、12年度の償還元金、こちらは据え置きとなっております。13年度からの支払いということになります。12年度の償還利子でございますけれども、615万7,200円、利率は年2.1%となっておりまして、償還期間は10年です。12年度末の残高でございますが、2億9,320万となっております。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
 まず、埼玉県の廃棄物の広域処分対策協議会につきましてのご質問でございます。この協議会につきましては、広域処分場の確保をするための調査、研究などを行っておるわけでございまして、現在処分場の建設に向けて調査、検討を行っておるところでございます。ご承知かと思いますけれども、この協議会を通じまして今年度、私どもの方の焼却灰を今年の4月からこの寄居にある県の処分場の方に搬出を行ってございます。一応予定では今年度500トン程度をこの県の最終処分場の方へ一応搬出する予定で今進めておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
 次に、負担金の不用額についてでございます。これは橋の上部工事の負担金の不用額でございます。当初予算につきましては、一応概算工事費ということで予算を組ませていただいたわけでございますけれども、この工事につきましては町の建設課の方にお願いしてございます。年度に入りまして町の建設課の方で実際に実施設計を組んで、その実際に設計を組んだところの工事費の額、当然生じてまいります。それとあわせて入札方式でございますので、請負差金というものが生じてきます。結果的にこのような不用額を生じたということでひとつご理解をいただきたいと思います。
 次に、粗大ごみの処理券の販売店の数についてのご質問でございますけれども、粗大ごみ処理券販売店の数につきましては、久喜宮代管内で52店舗でございます。その内訳でございますけれども、久喜市内で34店舗、宮代町で18店舗でございます。
 続いて、不法投棄の関係でございますけれども、粗大ごみの有料化に当たりまして昨年の9月時に相当な粗大ごみが搬入をなされてございます。有料化後の10月以降、今年の3月までの放置された粗大ごみにつきましては、私どもが直接扱ったのが1件でございまして、あとは町の方から2件の搬入がなされてございました。そのように極めて少ない状況でございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 次に、粗大ごみの収集委託についてのご質問でございます。12年度につきましては今申し上げましたように粗大ごみの有料化ということと、家電リサイクル法の施行がございまして、相当な駆け込みがあったわけでございます。私どもの方の職員で対応できないところを臨時的にごみの収集を業者発注したわけでございまして、延べ車両台数が123台でございまして、2人体制で業務に当たっていますから人数的には246名ですか、一応このような形の中で粗大ごみの収集を行った経過がございます。
 次に、プラスチック、燃やせるごみ、燃やせないごみの収集委託についてでございます。委託先はいずれもタイセイ共栄の一般共同企業体1社でございます。収集車の台数、人数でございますけれども、まずプラスチックの収集業務委託でございますけれども、車両が4台で人員が8名でございます。それから、燃やせるごみの収集業務委託につきましても車両が4台の人員が8名でございます。燃やせないごみの収集委託につきましては、収集車が2台で人員が4名でございます。このような収集体制で業務に当たっておるわけでございます。
 次のご質問の作業環境中のダイオキシンの濃度測定でございます。この測定につきましては、昨年の10月と今年に入りまして1月に年2回測定を行ってございます。その測定場所でございますけれども、焼却炉の前の1号、2号のところの場所でございます。その測定結果でございますけれども、1回目の測定結果が0.27ピコグラムでございます。2回目の測定結果が0.16ピコグラムでございます。これは、国の定めております管理濃度が2.5ピコグラムでございますので、それ以下ということで作業環境管理の状態としては適正であるというふうな結果でございます。
 次に、工事関係の概要についてのご質問がございます。まず、ごみ処理施設の1号炉、2号炉の整備関係の工事でございます。主な工事の内容でございますけれども、まず投入装置の整備、それと連続押し出し機の整備、ロータリードライヤーの整備、焼却炉の炉体の点検整備、灰出しのコンベア等が主な工事の内容となってございます。
 それから、次の投入クレーン、灰出しクレーン整備でございますけれども、投入クレーンの2号機の操行装置の整備を行ってございます。それと、電気関係の整備、また灰出しクレーンの方では指示装置、開閉装置、これらの点検整備を行っております。
 次に、電気集じん器と塩化水素の除去設備の工事内容でございますけれども、まず電気集じん器につきましては電極の整備を行ってございます。それと、集じん器内部の点検整備がございます。それから、塩化水素の設備の方ではブロアの整備とコンプレッサーの整備、これが主な工事内容でございます。
 次に、集じん灰の搬出に当たっての飛散防止対策でございますけれども、これにつきましては集じん器から出てまいりますばいじんについてを袋詰めにいたしまして、アームロールのコンテナに積載いたします。さらに、そのコンテナにシートをかぶせるという方法で二重の飛散防止の対策をとってございます。そのような安全対策に努めておるところでございます。
 以上でございます。
○議長(神田政夫君) 加藤議員、再質問ございますか。
 加藤議員。
    〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。
 1点再質問いたします。それは、直営職員の件であります。お答えでは再任用制度も導入されるので、そちらで対応していきたいということなのですけれども、いずれにしても定年で退職をされて非常勤職員といいますか、非常勤ではないな……やめてもまた来ていただくということ、それからまた再任用で来ていただくということですけれども、それから働ける年数というのはある程度限られてしまうと思うのです。これからこの組合はいろんな新しい課題があります。堆肥化、この全量堆肥化に向けて頑張っていくわけです。それから、当然新しい焼却炉という問題があります。これまでも現業の職員が一生懸命住民と対話しながら分別を進めてきたわけです。その分別の成果というのはもう数字にも出ていたわけです。これはもう前の議会で紹介しておりますから言いませんけれども、それだけ頑張って職員がリードしてきたわけなのです。そういう頑張っている職員をどんどん、どんどん減らしていく。定年によってまた再任用するのだというのだけれども、それはある程度年数が限られてしまうということで、やっぱり減っていってしまうのです。ここまで分別を減量を進めてきた正規の職員を、今先ほどの前段者の質問でも燃やせるごみで半分半分でしょうか、燃やせないごみですと直営の方が多いのでしょうか、そういう状況だけれども、これがこのままいってしまえばその委託の方をふやさざるを得なくなってしまう。そうでなくて、本当に質のいい、高い仕事をしてもらうならば直営は堅持されるべきだし、やっぱり若いやる気のある職員もどんどん採用して、その力をかりてこれからの課題に取り組むということが大事だと思うのですけれども、その点いかがでしょうか。
○議長(神田政夫君) 加藤議員の再質問に答弁を願います。
 局長。
    〔事務局長 中村恭三君登壇〕
○事務局長(中村恭三君) 加藤議員さんの再質疑にご答弁申し上げます。
 議員さんもご指摘のように、これからこの久喜宮代衛生組合では大きな事業が課題として残っておるわけでございます。この問題につきましては何回もご答弁申し上げておりますように、やはりその時期になってというわけにはいきません。その前にどんな形でやっていくのかということを考えなければならないと思います。それから、まだ条例化してございませんけれども、再任用制度、これもいわゆる8時間勤務と短時間勤務というふうに分けられております。いわゆるこれは年金の対策でございまして、65歳までいわゆる5年間、今後希望があればというのですか、一年一年の勤務実績等を考慮しなければなりませんけれども、いわゆるこれから5年間ということになりますとちょうどその時期がいわゆる堆肥化施設の関係、それから進路の関係等々出てまいりますので、その辺もあわせながら考えていく必要があるのだということで、私どもの方でも単純に職員が減っていくというふうなことではございませんで、その辺も含みながら今後検討していかなくてはならないというふうに常時思っておりますので、その点ご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 再々質問ありますか。
 以上で加藤議員の質問を終わります。
 次に、木下議員の質問をお願いします。
    〔3番 木下 篤君登壇〕
○3番(木下 篤君) 3番、木下です。
 7ページの総務費、その給料の不用額86万2,000円ございますが、それの理由をお願いします。
 次の11ページの負担金補助金及び交付金の職員研修負担金、これについては前段の答弁がございましたので、了解しました。
 同じく13ページの委託料の樹木選定関連についても了解いたしました。
 これまで前段者が質問をいたしました15ページの衛生費の給料の関係です。今の答弁の中にも、これからの方向として再任用制度などがあるので、それを活用しながらという答弁がございました。しかし、ちょっとこれまで見ていただいて前のときの質問のときの答弁にもありましたけれども、50歳から以上の人、これが今の現業職員の64.1%を占めております。これらの状況を見て、あと5年後はどうなっていくのかということを見れば、今からその方向をきっちりと出していかなければいけないと思います。この高齢化についてどのように考えるか、お伺いをいたします。
 また、現在の臨時職員、これの位置づけですね、これについてどういうふうに、先ほどの内容ではこういう人たちがいるからというのですけれども、臨時職員の位置づけをどう考えているのか、お伺いをいたします。
 同じく15ページの点で調書の15ページになりますか、職員の健康診断の問題で、昨年後上議員が11年度に胃の検診が36人と非常に少ないと、今年度も調査しますと32人とやはり少ないのです。そのときの答弁では、非常に今の中でできるだけ受診するようにお願いをしているのだと、具体的にその点をどういうふうになって今の胃の検診が少ないのか、どういうふうにやられてきたのか、お伺いをいたします。
 また、17ページの塵芥処理費については先ほどの答弁がありましたので、これは割愛いたします。
 以上です。
○議長(神田政夫君) 木下議員の質問に対する答弁を求めます。
 総務課長。
    〔総務課長 岡村和男君登壇〕
○総務課長(岡村和男君) それでは、お答え申し上げます。
 まず、給料の不用額についてのご質問でございますけれども、理由といたしましてはこれは人事異動に伴うものでございまして、平成12年の3月31日付で派遣を解かれました職員と、12年4月1日付で新たに組合に派遣になりました職員、これの給料の差額ということが不用額となってあらわれたということでご理解いただきたいと思います。
 それから、現業職員の給与についてでございますけれども、平成11年度末に4名の方が定年退職しておりますことから、1,700万円ほど減となっております。それから、平成13年度以降の職員の見通しのお尋ねでございます。前段の議員さんにもお答えを申し上げましたが、再任用に関する条例をただいま検討中でございますので、当制度を活用しながら現行の体制の中で住民へのサービス、その低下を招かないように工夫してまいりたいと、このように考えております。
 それから、臨時職員につきましては更新を繰り返していくということは好ましい状況とは申せませんけれども、再任用の制度等の実施までにはあわせて検討してまいりたいと、このように考えております。
 次に、職員健康診断についてでございますけれども、調書の中15ページにありますように、12年度につきましては貧血、血中脂質、血糖検査、肝機能検査と科目をふやして実施したところでございます。受診の対象者につきましては、臨時職員含めまして68名となっておりますけれども、ご指摘のとおり胃検診の受診率が極めて低いと、47%ということになっておりまして、今後も全職員に受診するように指導してまいりたいと考えております。参考までに13年度の胃の検診は57.3%ということで、前年度に比べまして上がっております。なお、成果書に掲載されておりませんけれども、個人的に人間ドックとか別途検査をしたという職員が4名おりますことを申し添えておきたいと思います。
 私の方からは以上でございます。
○議長(神田政夫君) 再質問をお受けします。
 木下議員。
    〔3番 木下 篤君登壇〕
○3番(木下 篤君) 再質問いたします。
 先ほどの質問の中で、私は50歳以上の人たちが64.1%を占めているという状況の中で、高齢化についてはどのように考えるのかということを質問したわけです。特に先ほど前段者の人たちがみんなこの問題を含めて今の現業職員がこのままでよいのかということを、本当にこういう状況の中で今までの分別を含めた非常に全国で注目されてきたこの収集方法、これが実際に持続していくことができるのかどうか、この点を含めて心配しているわけです。その点において今の問題を改めてお伺いをいたします。
 それから、先ほどの2点目の胃の検査の問題については、やはり前回と同じような答弁です。これではやはり次のときにやっても同じではないかというふうに思いますので、具体的にどのように指導していくのかをお伺いいたします。
○議長(神田政夫君) 木下議員の再質問に対する答弁を求めます。
 局長。
    〔事務局長 中村恭三君登壇〕
○事務局長(中村恭三君) 再質疑についてご答弁申し上げます。
 高齢者対策をどうするかというふうなことでございます。先ほど申し上げましたように、再任用制度、これは年金対策でもあるし、一種の高齢者対策というふうに私どもは考えております。したがいまして、私どもの方の基本的な考えでございますけれども、再任用制度につきましては要するに年金がもらえる時期までぜひ再任用ということで扱っていきたいというふうに基本的には考えております。そんなことで考えておりますので、確かに年齢層は高くなっておりますけれども、例えば50歳以上の方であっても、極論を申し上げますと65ですからあと15年というふうな仕事ができるわけでございますので、ぜひ再任用制度を活用していただければありがたいというふうに考えるわけでございます。
 それから、胃検診の関係でございますけれども、なかなか胃検診の場合にはバリウムを飲むということで、またその日は勤務の日なものですから、なかなか個人的にも難しい面があるのではないかというふうに考えております。まして食事もできないというふうなことからその辺が考えられるわけでございまして、例えば久喜の市の場合には普通の健康診断の日と別にやっておるのですけれども、それでもやはりこれは任意でやっているわけなのですけれども、なかなか受ける方が少ないというふうなことから、そんな理由があるわけでございますけれども、いずれにしてもぜひ受けていただくというふうなことで、事前にでもこの日は必ず受けてくださいというふうな回覧等を回しまして、職員に周知をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 再々質問ございますか。
 木下議員。
    〔3番 木下 篤君登壇〕
○3番(木下 篤君) 再々質問いたします。
 私先ほども2度目もそう言ったのですが、高齢化ということに対してこれからはどうなるかと、前回のときに答弁の中にあったのですが、年齢が25歳から30歳までが1人しかいないわけです。そういう意味で本当にこのままいったらどうなっていくのだと、新しい若い人をどんどん採用するようなことを検討しないで、今のいわゆる再任用制度を検討していく、そういう形だけで本当にこれから先の、これは管理者自身が言っているわけなのですけれども、何しろ今の状況というのは日本一のごみの行政を目指すのだと、こういう姿勢なのです。その日本一を目指すそういう中身が今のようなやり方で本当にいいのかどうか、そこの点からも非常に心配なのです。先ほどの原議員の質問の中でもジグザグの収集というのがありました。本当に今のこのような直営が次々と減っていくような状況になっていったら、ますますこの日本一のごみ行政が下っていくのではないかという心配があります。昨年も同じ答弁でした。基本的な答申はまだ出ていない。それで今回も検討中であるというような言い方も言っております。そういうことではなくて、基本的なことをきちっと今からやるべきではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○議長(神田政夫君) 木下議員の再々質問する答弁を求めます。

               ◇             

    ◎会議時間の延長
○議長(神田政夫君) ここで時間延長いたします。

                             

○議長(神田政夫君) 局長。
    〔事務局長 中村恭三君登壇〕
○事務局長(中村恭三君) 木下議員さんの再々質疑にお答えを申し上げたいと思います。
 最初にご答弁申し上げましたように、今これから衛生組合が非常に大きな課題があるわけでございます。堆肥化施設の分散の関係、それから焼却炉の新設の関係等がございます。それの規模とかあるいはどういう分散になるかということもまだ決まっておりません。実際我々としてはそれを決めた段階では確かに人数的にはどうなるかというのは遅いというふうには認識はしております。ただ、基本的なことがまだ決まっておらないときに、今高齢化が進んでいるから職員がやめているからとるべきだというふうなご質問でございますけれども、やはりその基本的なものを決めてから計画的にいわゆる直営でやるのか、委託でやるのかというのを決めていかなければならないというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 以上で木下議員の質問を打ち切ります。
 これをもちまして、議案第8号の歳出に対する質疑を終了いたします。
 ここで休憩します。再開は4時15分からお願いします。

    休憩 午後4時

    再開 午後4時15分

○議長(神田政夫君) 再開します。
 次に、議案第9号 平成13年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)につきまして、通告順に従い順次質疑をお受けいたします。
 最初に、角田議員、お願いします。
    〔14番 角田礼子君登壇〕
○14番(田礼子君) 2点質疑をいたします。
 1点目は、8ページになりますが、光熱水費600万の増ですけれども、これが電気料金の分とのご説明がありました。設置型の分なのかどうか、ほかにも何か理由があるのでしょうか、お伺いをいたします。
 2点目ですが、塵芥処理費の中で設置型生ごみ処理機設置工事と説明がありましたが、1点目はどこに設置するのか、2点目はなぜ借り上げではなく購入なのか、県からの補助金がつく見通しでもあるのかどうか。
 3点目といたしまして、今全量生ごみ堆肥化に向かって進んでいる状況で実証プラントの発注に急いでいる段階でもあります。また、一般質問の方のご答弁を聞いていると、地域に細かく分散させての事業ではなくて、ある程度の規模の集中、大きなものを分散的に当局は考えていると、その中にあってなぜ補正まで組んで設置型を入れるのか、お伺いをいたします。
○議長(神田政夫君) 角田議員の質問に対する答弁を求めます。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
 まず、財産管理費の光熱水費の電気料金の補正に関するご質問でございます。今回600万円の増額補正をお願いしておるわけでございます。この電気料金の増加の原因でございますけれども、主としてし尿処理施設の使用電力の増加によるものでございます。このし尿処理施設につきましては、膜分離高負荷脱窒素処理方式といいまして、分離膜という材料を用いまして固形分と水分を分離する操作をしておるところでございます。この分離膜の装置につきましてはA、B、Cという3つの系列が設置されてございまして、通常は搬入されてきます処理水量に応じまして、Aだけの系列かもしくはCだけのいずれかで運転を行います。また、処理数量に応じましてAとCの両方の系列を用いまして運転を行ってございまして、もう一つの残されたB系列は予備装置ということでなっておるわけでございます。これが本来であれば分離膜が新品でそれなりの機能がきちんとしておればよろしいのですけれども、現実的にはやはり長年期間使用してございますとどうしても劣化がしてございまして、処理能力がかなり低下してまいります。そのために必要な処理能力を上げるために、昨年度の末ごろからAとCの2系列を同時に運転して現在に来ておるわけでございます。そのようなことから、膜分離装置に汚水を供給いたしますポンプにつきまして、出力が37キロワットのモーターを稼働させておりますことから、ポンプ2台で稼働ということで1台分増加してございますので、その分の電気料金が加算してきたということでの今回増額補正をお願いしたところでございます。今年度、その膜分離の交換、整備を行う予定で現在準備をしてございます。そのようなことでひとつご理解をいただきたいと思います。
 それから、次に設置型生ごみ処理機の関係でございます。まず、どこに設置するかというご質問でございますけれども、設置する場所は久喜市の六万部地区を予定してございます。
 次に、借り上げでなく購入なのかということで、県の補助金の見通しのご質問でございます。購入して設置する予定でございまして、県の有機資源リサイクル事業の補助金の制度が今年度も引き続いて行われますことから、この補助金の要望をいたしまして既に先月10月にヒアリングを受けたところでございます。この補助金の見通しでございますけれども、他の自治体からの申請もありますことからまだ確定はいたしてございませんけれども、来月の中旬ごろには県の方から内示が出る予定でございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 次に、最後の補正まで組んで設置型を入れるのかというご質問でございますけれども、六万部地区におきましては前年度から地元住民の方々から強い要請、要望がございまして設置を計画しておりましたけれども、さきに設置をいたしました3地区が順調に稼働されているということと、六万部地域の現状の調査とか設置する場所の調整等もございまして年度がまたがってしまった理由もございます。六万部地区におきましては、隣の上清久地区と設置してございます箇所と同じ地域の条件もございまして、電気、水道、排水設備整っておりますことから、地域の方々との協議も整いまして設置していくということで予定をしたところでございます。先に述べさせていただきましたけれども、今年度につきましても県の補助制度の中で購入という形をとらせていただきまして、補正を組ませていただいておるわけでございまして、今年度の生ごみ設置の箇所については今回のこの1基ということで考えておるわけでございます。
 ご指摘いただきました補正まで組んでということでございますけれども、お話がありましたように、実証プラントの建設も私ども今準備をしてございます。あわせてこの生ごみ堆肥化を進めてまいりたいというふうに考えてございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 再質問をお受けします。
 角田議員。
    〔14番 角田礼子君登壇〕
○14番(田礼子君) 1点だけお伺いをいたします。
 塵芥処理費の関係でただいまご答弁をいただきました。前年度から設置を要望が強かったところに今回補正を組んでの設置ということなのですけれども、例えば今後実証プラントを建設し、稼働するまでの期間、まだ先の話ですし、いろんな議論があるかと思うのです。そういった中でもし他の地域でもこの設置型をぜひ自分の地域につけてもらいたいという声があった場合、当局はそれに対してやるのか、これからそういう動きが出た場合の当局のお考えをお聞かせください。
○議長(神田政夫君) 局長。
    〔事務局長 中村恭三君登壇〕
○事務局長(中村恭三君) 角田議員さんの再質疑についてご答弁申し上げます。
 さきの一般質問のときもご答弁申し上げましたように、今実証プラントをやっている最中でございまして、その中において今堆肥化推進委員会というのがございます。要するに堆肥化のいわゆる堆肥化を分散化する、あるいは設置型をどうしようかというふうなことで、市民が議論する場を設けなくてはならないではないかというふうなご質問をいただきました。その中におきまして、直接の今のところは生ごみ堆肥化推進委員会の中にはそのような項目の検討という所掌事務はございませんけれども、せっかくある機会でございますので、その中で検討させて、あるいは我々の方として話題として上げていきたいなというふうに考えてございます。
 よろしくお願いしたいと思います。
○議長(神田政夫君) 再々質問ございますか。
 以上で角田議員の質問を打ち切ります。
 次に、加藤議員、お願いします。
    〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。前段の議員さんの質問で私の質問は含まれておりました。というのは、ごみ処理機設置に対する補助金について聞くつもりだったのですけれども、申請はしたのだと、確定はしていないで、来月中旬ごろには内定があるだろうということなのです。そのことは了解しました。決算の方で見てみますと、補助金がこの半分来ております。補助率については前年度と同じ2分の1かどうか、そこだけ確認をさせていただきます。
○議長(神田政夫君) 答弁をお願いします。
 業務課長。
    〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
 補助率につきましては、前年度に引き続きまして2分1ということでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(神田政夫君) 加藤議員、再質問ありますか。
    〔「ありません」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。
 これをもちまして、議案第9号に対する質疑を終了いたします。
 次に、議案第10号については、通告がございませんので、質疑を打ち切ります。

               ◇             

    ◎討論・採決
○議長(神田政夫君) これより日程第3、討論・採決を行います。
 議案第8号について討論をお受けいたします。
 まず、反対討論をお受けいたします。
 加藤議員。
    〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 議席4番の加藤です。
 私は、日本共産党議員団を代表いたしまして、議案第8号 平成12年度久喜宮代衛生組合一般会計決算の認定について、本案に反対する立場から討論を行います。
 当衛生組合では、炉の建てかえ、最終処分場の建設計画案をきっかけといたしまして、高濃度のダイオキシンが排煙とともに排出されていることが判明。住民と当局一体にごみ分別、リサイクル、減量に取り組み、その後リサイクル率を全国一と言ってよい高さに高めてきております。平成12年度のリサイクル率は38.5%で、前年よりも残念ながら0.3ポイント下げております。これは、低迷する経済状況のもとでリサイクル資源が売れずにだぶついていることとともに、衛生組合における再資源化運動の一時的なスポーツ用語でありますが、プラトー期に入ってきたのかなと、こう考えられる数字であります。いずれにせよ、さらに再資源化を強めて平成11年度決算説明の際の管理者の平成12年度においてはリサイクル率が40%を超えるよう、さらに分別を徹底してまいりたい、こういう決意を早期に実現されますように、さらなる努力を期待するものであります。
 新設炉の検討委員会の答申は、衛生組合がISO14001を取得すべきとし、当局も初めは乗り気を見せましたが、今では新設炉や堆肥化の課題にめどがついてからというふうに後退してしまいました。これらの課題は、これはこれ、それはそれと区別するものではなくて、互いに関連し合う問題であります。ISO14001は、環境負荷を抑制し、また低減していくためのシステムへの伝承であります。これ自体、ほかの課題解決の指針となるもので、環境行政の主体として衛生組合は認証取得に取り組むべきことを申し上げたいと思います。
 答申と当局の検討には大きな乖離がありました。初め当局は検討結果を最終方針としましたが、多方面からの批判に宮代台自治会との話し合いの場を持ち、施設の分散や生ごみ全量堆肥化に方針を一部変更しました。このことは、住民の意見を取り入れたこととして評価をするものであります。しかし、新しい方針を来月以降にほかの地区の住民にも説明するとされましたが、それらの地区の住民からの意見聴取については、さきの一般質問におきましても明確な表明はなく、ごみ処理基本計画へ周辺住民の願いが本当に反映されていくのか、大いに危惧されるところであります。また、活性炭吹き込みでダイオキシン排出はさらに削減されてまいりましたが、炉の構造上ダイオキシンを排出しやすい1号炉は分別、堆肥化によって早期に停止させるべきだと思います。
 堆肥化へ向け分別、減量を進めていくには、廃棄物減量等推進員の力も大いにかりなければなりませんが、久喜側と宮代側の住民には分別、リサイクルの運動に温度差があるようにも言われているところであります。両市町の制度上の差もあることも設置をしておりますが、とりわけ先ほどのご答弁でもまだ努力はされてきておりますが、久喜側の指導員が目標に比べ若干少ないと言わざるを得ません。早急に手を打つ、このことをお願いしておきたいと思います。
 さて、最後に環境衛生に責任を持つ衛生組合の仕事には直営を堅持することが重要だということであります。全国的にも注目された当組合の分別収集は、管内の住民に対して収集現場で住民が納得するまで具体的に話をしたり、住民の意見を当局に伝え、反映させるなど、現業職員の日々の努力があったからであります。しかし、当局はこのかなめである現業職員を年々減らし続け、その分は民間委託としてきました。私どもはこれまでも現業職員の充実こそ当衛生組合が目指す資源化、循環型社会の土台であると指摘をしてまいりました。ところが、その現業職員は平成6年度には65人在職しておりましたが、12年度と13年度は40人と減少し、しかも高齢化も進みつつあります。このように、現業職員を減らし続け、しかもいまだにその基本方針さえ出ていない無責任な組合運営で、どうして管理者の言う日本一のごみ行政を目指すことができましょうか。退職者の補充として再任用制度も利用しながら、また新しい課題への対応とあわせて検討していくとの答弁もございましたが、高齢化する職員の能力も生かしながら、さらに若い人の能力の導入も進めていくべきであります。若い職員の採用を薦め、新しい生ごみ全量堆肥化とそれの根本条件である生ごみ完全分別などの課題に取り組むことこそ、今求められているのではないでしょうか。委託もあわせて検討するような発言でしたが、直営堅持こそ課題の前進的解決にとって基本的条件であることを指摘をして反対討論といたします。
 以上です。
○議長(神田政夫君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
 原議員。
    〔16番 原 進一君登壇〕
○16番(原 進一君) 事業者、住民、行政一体で進められてきた久喜宮代のごみ減量は、ここ2年続けてごみが増加する事態となり、さらに減量化を進めていかなければならないと思います。今までつくったシンボルマークを最大限活用する意味からも、マークつきの買い物袋を配ってプラスチックのごみでありますレジ袋を減らす努力をする。または、自家生産、自家消費や設置型の堆肥化を進めながらも、7,000世帯を中心とする堆肥化を早期に進めていくなど、堆肥化の推進で燃やしてもいいごみの減量について今後とも進められたいと思います。
 また、委託につきましては随意契約が多数なされておりますけれども、入札制度を数多く多発をしながら、問題があるジグザグ収集や個別収集など、そういう違反が大きい業者については指名停止するなど、厳しい対処が必要だろうと思います。
 全国初のごみ処理計画基本計画の条例化など、さらにごみの改善に向けての前進点が多く確認をされました。住民と事業者と行政一体のこの体制を守りながら、さらにごみ減量を進められることを要望し、期待をし、本案に賛成をいたします。
 以上です。
○議長(神田政夫君) 次に、反対等ををお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
 加納議員。
    〔10番 加納好子君登壇〕
○10番(加納好子君) 平成12年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算に賛成の立場で討論させていただきます。
 限られた予算、限られた人員の中で鋭意努力、工夫、たゆまぬ研究がベースにあり、住民を巻き込んだ当組合のごみ処理資源化に敬意を表するものであります。加えて、宮代台を初めとする周辺住民との交渉に誠意を持って取り組まれたこと、これは余り例がなく、今後の展開にも好材料となろうと思います。まず、それを申し上げてですが、内外ともに評価、期待にこたえ得るごみ処理をやってきた当組合ではありますが、国の方針、施策とも相まって新しい局面を迎えているのは確かであります。次々におりてくる国、県からの方針、この情報収集、収集した情報のそしゃくが今後当組合の置かれた状況でありましょう。例を挙げるとするならば、容器包装リサイクル法、食品リサイクル法を初めとする循環型社会構築への参加は、反面とめどもなく新たな費用とエネルギーを注ぐということも事実であります。広域で考えることを一つ取り上げましても、各地で出てきた問題点、課題点を上げて多角的な方針であり、力の結集によるボトムアップなのではないでしょうか。全量堆肥化が現実的な姿となった今、焼却炉の問題、資源化、リサイクルの考え方も柔軟な先見性を持った体制で臨まなければなりません。めまぐるしく変わる情勢を見直すのは理念、基本線を覆すものでは決してありません。とりわけ広域化の目標年度とした平成19年に向けては、平成10年、11年度から国の方針が流動的になり、補助メニューなども流動的に用意されております。限られた持ちごま、職員でまことに努力して解決しなければならないことは次から次へと出てくるでありましょう。これらに対応するために、全エネルギーを費やしているとき、周りはどうであろうか、新しい流れをどう解釈し、当組合ではこれをどうかみ砕き、取り入れるのかが重要なポイントとなってくると思います。むだなく無理なくを常に念頭に置いていただき、住民の立場を堅持してほしい。これらのことをあえて申し上げ、期待し、賛成の立場の討論といたします。
○議長(神田政夫君) 次に、反対討論をお受けします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 討論なしと認めます。
 これより直ちに採決に入ります。
 議案第8号 平成12年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
    〔挙手多数〕
○議長(神田政夫君) 挙手多数であります。
 よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
 続きまして、議案第9号について討論をお受けいたします。
 まず、反対討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 討論なしと認めます。
 直ちに採決に入ります。
 議案第9号 平成13年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
    〔挙手全員〕
○議長(神田政夫君) 挙手全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
 続きまして、議案第10号について討論をお受けいたします。
 まず、反対討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
    〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 討論なしと認めます。
 直ちに採決に入ります。
 議案第10号 埼玉県市町村職員退職手当組合規約の一部変更の協議について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
    〔挙手全員〕
○議長(神田政夫君) 挙手全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
 以上で提出議案の審議はすべて終了いたしました。

               ◇             

    ◎議長あいさつ
○議長(神田政夫君) これをもちまして、本議会に付された案件はすべて終了いたしました。
 本日は、提出議案に対する慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。

               ◇             

    ◎管理者あいさつ
○議長(神田政夫君) それでは、ここで管理者のあいさつをお願いします。
 管理者。
    〔管理者 田中暄二君登壇〕
○管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会第4回定例会にご提案申し上げました議案第8号ないし第10号の3議案につきまして、議員の皆様には慎重ご審議の上ご議決を賜り、まことにありがとうございました。御礼を申し上げ、あいさつとさせていただきます。
 ありがとうございました。

               ◇             

    ◎閉会の宣告
○議長(神田政夫君) これをもちまして、平成13年久喜宮代衛生組合議会第4回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午後4時40分