平成13年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会 第13日
平成13年3月29日(木曜日)
議 事 日 程 (第2号)
1 開 議
2 提出議案に対する質疑
3 討論・採決
4 議長あいさつ
5 管理者あいさつ
6 閉 議
7 閉 会
午前9時3分開議
出席議員(17名)
1 番 岡 崎 健 夫 君
2 番 内 田 正 君
3 番 木 下 篤 君
4 番 加 藤 幸 雄 君
6 番 猪 股 和 雄 君
7 番 榎 本 和 男 君
9 番 林 恭 護 君
1 0番 加 納 好 子 君
1 1番 赤 塚 綾 夫 君
1 3番 原 進 一 君
1 4番 岡 崎 克 巳 君
1 5番 後 上 民 子 君
1 6番 石 川 忠 義 君
1 7番 山 下 明 二 郎 君
1 8番 野 口 秀 夫 君
1 9番 角 田 礼 子 君
2 0番 神 田 政 夫 君
欠席議員(3名)
5 番 角 野 由 紀 子 君
8 番 野 口 正 男 君
1 2番 小 河 原 都 君
地方自治法第121条の規定により出席した人
管 理 者 田 中 暄 二 君
副管理者 榊 原 一 雄 君
収 入 役 早 川 清 作 君
参 与 羽 諸 定 雄 君
参 与 岡 孝 夫 君
参 与 渡 辺 光 郎 君
参 与 島 村 孝 一 君
参 与 中 村 修 君
事務局長 中 村 恭 三 君
総務課長 篠 原 敏 雄 君
業務課長 井 上 正 夫 君
総務課長
石 井 信 幸 君
補 佐
業務課長
伊 東 雅 夫 君
補 佐
施設係長 内 田 久 則 君
料金係長 野 本 俊 男 君
本会議に出席した事務局職員
係 長 金 井 誠
書 記 小 林 登 茂 子
書 記 赤 羽 貴 裕
◎開議の宣告 (午前9時3分)
○議長(神田政夫君) ただいまの出席議員は17名でございます。
次の3名の方から欠席届が出されていますので、ご報告いたします。
8番、野口正男議員、12番、小河原都議員、5番、角野由紀子議員。
以上で報告を終わります。
それでは、定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
◇
◎提出議案に対する質疑
○議長(神田政夫君) 日程第2、議案に対する質疑をお受けいたします。
まず、議案第3号 平成12年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)につきまして、通告順に従い、順次質疑をお受けいたします。
最初に、猪股議員、お願いいたします。
〔6番 猪股和雄君登壇〕
○6番(猪股和雄君) 補正予算について質問いたします。
今回、繰越明許でファイリングコンサルティング業務ということで、明許繰越されているわけですけれども、ファイリング用運用マニュアルの作成に時間を要するためということで説明は書かれています。これがコンサルに委託をしてやっていくのだと思うのですけれども、なぜ遅れて来るのか。単純素朴に理由がわからないのですよ。計画的にやっていて委託業者がそんな特別な支障がない限り、遅れるはずはないと思うのですけれども、その理由について説明してください。
それと、そのことによって情報公開制度が平成14年中ということになっているわけですけれども、その情報公開制度化実現のためにもこのファイリングシステムが必要であるということで、これまで説明がなされてきています。そうしますと、このファイリングのシステムの構築の遅れによって、情報公開制度への影響は出てくるのか、来ないのか。それから、これまで情報公開制度14年度中ということで言われていますけれども、一体いつを目指しているのか、お願いをしたいと思います。
以上です。
○議長(神田政夫君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) それでは、猪股議員さんからのご質問にお答えを申し上げます。
まず、ファイリングシステムの遅れの理由でございますけれども、今年度当初におきましては、新設炉等の建設にかかわります衛生組合の検討結果につきまして、関係の地権者、周辺地区の住民、管内の住民の皆様への説明会に相当な時間をとられたこと、またファイリングシステムには幾つかの手法があるわけですけれども、衛生組合の業務内容からどのような手法が適しているのかを決めるために、業者から聞き取り調査を行うなどしておりますけれども、こういったことに思った以上に時間がかかってしまったことなどから、業務委託の発注の時期が遅れたということが一つございます。
またファイリングシステムの構築に当たりましては、業者にお任せということではなく、職員が積極的にかかわっていくことが望ましいとの考え方から、職員を中心にして作業を進めることとしたわけでありますけれども、当然のことながら通常の業務も行わなければならないわけでありまして、さらに粗大ごみの有料化に伴います大量の駆け込み収集への対応、また設置型生ごみ処理機の導入や、枝葉のチップ化機器の導入など、新規事業への対応などが重なりまして、年度内の構築が困難となったものでございますけれども、これにつきましては2、3カ月程度のおくれということで、システムの構築ができる見込みでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
次に、2点目の情報公開制度実現の時期への影響ということでございますけれども、先ほども申し上げましたように、ファイリングシステムのおくれにつきましては、2、3カ月程度の見込みでございますので、情報公開制度化実現の時期につきまして、大きな影響はないというふうに考えております。
また、平成14年度中とはいつを目指すのかということでございますけれども、平成14年の9月定例議会におきまして関係条例を議案として提出できるよう努力してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 再質問をお受けします。
猪股議員。
〔6番 猪股和雄君登壇〕
○6番(猪股和雄君) 今のご答弁で大体わかったのですが、業者へのお任せではなくて、職員が主体となって取り組んできているということは、それはそのこともむしろ好ましいことであるというふうに考えます。しかし、今のいろいろな遅れの理由聞きますと、通常業務とか、新規事業への対応で、そちらの方に大変時間、人手がとられたということですけれども、これ毎回言っていますけれども、やっぱり衛生組合の事務局の体制が大変弱いのではないかと、弱いというのは、まず人的に不足しているのではないか、これを確立をちゃんとしていかなければ、これから新規事業ますます増えてくるわけですよね。その中で情報公開制度もやっていかなくてはならない。その体制の充実ということについて、結論的な考え方、方向性ということになるかと思いますけれども、ご答弁ください。
○議長(神田政夫君) 再質問に答弁願います。
局長。
〔事務局長 中村恭三君登壇〕
○事務局長(中村恭三君) 再質疑に対してご答弁申し上げます。
人的に不足しているのではないかというふうなご質問でございます。
予算の中でもご提案申し上げておりますように、これから実証プラントをつくっていかなくてはならないというふうなことで、今回の場合に限っては臨時職員で対応させていただくというふうなことで、まだ調整はしてございませんけれども、関係市町、市、町ともその人的なことについては、今後協議をさせていただくというふうなことで考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
再々質問ありますか。
○議長(神田政夫君) 以上で猪股議員の質疑を終わります。
次に、加藤議員、お願いします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) おはようございます。4番の加藤です。
私もこの繰越明許の一つにファイリングコンサルタント業務の遅れを質問出しておりましたが、今の猪股さんの質疑の中でわかりました。これは結構です。
Aとして出しましたごみ処理基本計画策定、これも繰り越しになるわけであります。堆肥化のことがある。これがまだ決まっていないからということで、後ろの方に説明があったわけですけれども、この基本計画というのは、これからの組合の仕事の流れを決めていく大事なものですから、コンサルタントに委託をしているのだと思うのですが、コンサルタント任せにしないということでお願いをしたいわけです。その点お考えをお願いしたいと思います。
○議長(神田政夫君) 加藤議員の質疑に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) それでは、お答えを申し上げます。
ごみ処理基本計画は、コンサルタント任せにしないことということでございますけれども、私どもといたしましても、業者にお任せというようなことは考えてございません。あくまでも職員が中心になって作成していきたいと考えております。しかし、基礎的な情報やデータなどの収集、分析、整理といった、こういったものにつきましては、業者に任せた方が効率的に行えるということもあるわけでございまして、そうした部分につきましては、業者を活用したいということではありますので、ご理解をいただきたいと思います。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 再質問ありますか。
加藤議員。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 職員の方も積極的に主体的にかかわっているということでありがたいと思うのですけれども、まずこの基本計画の策定におきましては、現在、今の問題、今どういうふうにやっているか、こういう現状を踏まえた上で今後の課題、これを洗い出す、それからそれへの対処と根本的な解決策、こういったことを整理していくことが大事な点だと思っております。この観点からは、やはりお答えいただいたように職員の関与が決定的に重要だと思うのですが、その点で清掃の現場、地域をよく知り尽くしている現業職員も知恵と力を大いに発揮してもらうことが大事な点だと思います。そういう点で現業職員の声、知恵を十分に反映させる。そういう点ではいかがでしょうか。
それと、この策定の委託につきましては、12年度当初の予算で730万円でしたけれども、この繰越金額ですと大分差がありますけれども、その点は請負差金なのかどうなのか、その点もちょっと説明をお願いしたいと思います。
○議長(神田政夫君) 再質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) それでは、再質問にお答えを申し上げます。
ごみ処理基本計画を策定していく上で、現場の職員の方の知恵や声、こういったものを反映すべきというご質問かと思います。そういった点、議員さんからのご指摘、十分踏まえまして、今後私ども取り組んでまいりたいと思います。
それから、委託の関係で当初予算との繰越金との差というお話でございますけれども、これは業務発注する際に入札で発注をしてございます。その入札差金ということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 以上で加藤議員の質問を終わります。
次に、林議員、お願いします。
〔9番 林 恭護君登壇〕
○9番(林 恭護君) 林でございます。
繰越明許費の処理基本計画策定業務570万の件は、前段者の質疑応答で了解します。削除いたします。
この基本計画の問題なのですが、これ1点質問いたします。一般質問のたしか原議員のご質問の中にもありましたが、基本計画の立て方の面でお尋ねしたいのですが、この基本計画は議会議決事項ではないというふうに理解をしております。その前段であるやはり全体の構想については、議会議決が必要ではないだろうかと、その辺のお考えをお聞きしたいと思います。
○議長(神田政夫君) 林議員の質問に答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) それでは、お答え申し上げます。
ごみ処理基本計画等議会の議決の関係ということでございますけれども、この件につきましては一般質問でやはりございまして、その際にお答えを申し上げているかと思いますけれども、議会の議決事項とする件について、他の市町村の状況なども参考にしながら、そういった方向で検討させていただくということをお答え申し上げておりまして、現在もそういった考えで変わってございませんので、議会の議決事項とする件につきましては、今後そういった方向で検討させていただきますということでございます。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 林議員、再質問ありますか。
林議員。
〔9番 林 恭護君登壇〕
○9番(林 恭護君) では、検討中ということで、今の段階では結果出ていないと、こういう理解でよろしいのですね。ぜひお願いしてきたいと思いますが、2年半前の検討委員会による答申もそういう意味では基本計画に至る道筋、その前段の基本的な考えを示した答申内容になっていたように理解をしております、私自身は。それから、1年前に管理者からご発表された検討結果なるものも、そういう意味ではごみ処理、今後相当長期間にわたる見通しを立てた基本構想的なものと理解をしていたわけです。この1年間いろいろ住民との対話、あるいは内部のご検討があって、前回冒頭に管理者からご発表された、一定の修正を加えて、これに向けて努力してまいりたいというような全体のその構想が徐々に明らかになってきたと。まだいろいろ解決すべき課題があろうかと思います。堆肥化の問題にしても、これは従来の計画になかったことを新しく取り組むと、しかもごみ減量については、非常に決定的に重要な作業になると、その上に立って焼却すべき数量も求め、また焼却する内容、あるいは最終処分に至るすべての道程を明らかにすると、こういうことになろうかと思います。そういうもののいわゆる建設にかかわる予算の明示なり、規模なりは基本計画としてまとめられるのだろうと思いますし、環境アセスメントも重要な課題になろうかと思いますが、それらの計画に至る道程、言うならば一般地方自治体行政における基本構想の部分、これを現在執行部側もいろいろ検討に検討を加え、また必要によっては住民との対話も一方で開きながら、進めておられると、こういう段階であろうかと思いますので、ぜひこれを自治法に基づく一般自治体の基本構想の議会議決事項と同等な扱いとして、一部事務組合でもぜひお考え願いたいと、今までの経験の中ではなかったことかもしれませんが、その辺の検討課題というものを十分にそしゃくをいただきたいと、その基本構想の議会議決に基づいて細目の計画が内部で立てられるというふうに理解いたしますので、よろしくその辺をご検討重ねてお願いをして終わります。
○議長(神田政夫君) 要望ですね。
以上で林議員の質問を終わります。
次に、岡崎克巳議員、お願いします。
〔14番 岡崎克巳君登壇〕
○14番(岡崎克巳君) 14番、岡崎克巳でございます。
清掃費補助金の中で循環型まちづくり支援事業補助金、今回補正で出ておるわけですが、昨年の3月定例会の中で、実績が非常によく広げていけそうな状況であれば、そういった方向で、広げていく方向で考えていきたいという答弁がありましたけれども、今後の方向性をお伺いさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(神田政夫君) 岡崎克巳議員の質疑に答弁を求めます。
業務課長。
〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
ご質問にございました循環型まちづくり事業、この関係につきましては、ご承知のとおり公団青葉で補助事業ということで67世帯の住民の皆様方にご協力をいただきまして、生ごみの堆肥化を進めておるところでございます。そのほかに2地区、これは上清久に2基、それと宮代町の西原団地で1基、都合4基で現在地域型の生ごみの堆肥化をお願いしておるところでございます。
ご質問の今後の拡大のお話をいただきました。私どもは今年度やらせていただいていますその事業があくまでもモデル事業ということで、いろいろこれからのその結果、データ等も私どもも当然これからの堆肥化に向けてのデータになっておるわけでございまして、それらを整理しながらデータどりを行っていくというようなことで、その3地区でお願いをしておるわけでございます。
ご質問のこれからの他の地域への問題でございますけれども、いろいろ私どもも、また地域のご要請、ご要望等等があれば、私どももまたその都度検討していきたいなというふうに考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(神田政夫君) 再質問をお受けいたします。
岡崎克巳議員。
〔14番 岡崎克巳君登壇〕
○14番(岡崎克巳君) 私も聞いているところでは、現状の状況がいい方向で進んでいるというのを聞いております。また、それと同時に、地域の方の中からも私のところも設置してほしいという声も上がっているところもあるとも聞いております。できれば今後ともそういう方向で進んでいっていただきたいと、そういうふうに要望させていただきます。
以上です。
○議長(神田政夫君) 以上で岡崎克巳議員の質問を終わります。
次に、原議員、お願いします。
〔13番 原 進一君登壇〕
○13番(原 進一君) 一般廃棄物ごみ処理基本計画です。一般質問の中でも明らかになりましたように、この処理基本計画というのは、基本構想であるとともに実施計画であるという、そういう二面性を持った計画であります。ここで繰越明許になっているわけでありますが、一般質問でも申し上げたのですけれども、1,000万の委託料で最初つくって、前回も500万で見直して、また500万で見直すと、そういうことの繰り返しであります。先ほどの答弁の中に、基礎的データは業者の方がよいということが回答ありましたが、処理計画見るとわかるのですけれども、人口推移とか分別の方法とかごみの推移とかごみの減り方などということは、コンサルを使うまでもないと私は思っています。ただ、これは繰越明許でも委託料が計上して業者と契約を結んだ後ということでありますから、難しいところがありますけれども、今後の方向として委託はしないということについてどう考えるのかお答え願いたいと思います。
2点目、先ほど議決事項の方向で検討という答弁はいただきました。具体的に申しますと、自治法の関係で議決事項の方向というのは、条例化をするということだと思います。条例化をいつするのかということが一つの課題なのだろうと思うのです。今この一般廃棄物処理基本計画の見直しが議題に上っているときに、この処理計画の策定業務をした後、議決事項にしていくのか、次のまた見直しのときにしていくのか、そこが分かれ目だと思いますので、その点についてお答え願いたいと思います。
以上、2点です。
○議長(神田政夫君) 原議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) それでは、原議員さんからのご質問にお答えをしたいと思います。
まず、1点目の今後委託はしないでというお話でございますけれども、私どもといたしましても職員の体制の状況とかいろいろございますので、委託しなくても職員だけでできると、そういった体制が整った上であれば、職員だけでやることもできるのかなと思います。ただ、そのやはり状況、状況でいろいろ難しい面もあるかと思いますので、そういった点念頭に置いて今後は考えていきたいと思っております。
それから、2点目のいわゆる議決事項の関係で条例化ということで、今回の基本計画について条例化をしていくのか、あるいは次回の見直しのときかというお話でございますけれども、私どもとしましては議会の議決事項とするということについて、今回の基本計画を対象としてそういった議決事項ということを念頭に検討していきたいということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 再質問をお受けします。
原議員。
〔13番 原 進一君登壇〕
○13番(原 進一君) 2点目の議決事項の条例化につきましては、今回のごみ処理計画の見直しを前提に進めていただくということですので、積極的にやっていただくように要望をさせていただきます。
もう1点、1点目の委託問題ですけれども、私と見解は違うところがあります。というのは、今の職員の中でも私は十分委託をしないでできるのだろうと思っておりますけれども、今後ともごみ処理行政を進める上で職員配置は別の問題もあると思いますので、そんなことを含みながら委託はしないで実施していただくよう要望しておきます。
以上です。
○議長(神田政夫君) 以上で原議員の質問を打ち切ります。
以上で議案第3号に対する質疑を終わります。
続きまして、議案第4号 平成13年度久喜宮代衛生組合一般会計予算に対する質疑をお受けいたします。
なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて、通告順に従い順次お受けいたします。
まず、歳入からお受けいたします。
最初に、猪股議員、お願いいたします。
〔6番 猪股和雄君登壇〕
○6番(猪股和雄君) 一般会計予算についての歳入で質問いたします。
手数料のところですけれども、7ページ、8ページです。例年聞いていることですので、お願いします。多量排出事業者上位10社の平成11年度、それから12年度途中ですけれども、実績とそれから増減の状況について説明してください。
それから、10社以外で5トン以上増えた事業所についてもその状況をお知らせください。
それから、2つ目ですけれども、各事業所からも減量計画書を徴しているわけですが、その集計がどのようになっているのか、それぞれの事業所において数値的にどのように出しているのか、それがどのように実行されてきたのかについてお願いします。これについては全体の数字でどのぐらいなのか、個々の事業所についてどうなのか、分析をどのように行っているかについても説明してください。
それと、その結果として事業系ごみの減量見通しをどのように立てていらっしゃるか、説明してください。
○議長(神田政夫君) 猪股議員の質問に答弁願います。
総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 多量排出事業所10社の実績と増減についてお答えさせていただきます。
まず、多量排出事業所上位10社の昨年の実績と今年の実績の比較でございますけれども、イトーヨーカ堂久喜店256トン、これは昨年の数字です。本年の数字が241トン、マイナス15トンになっております。小数点以下は四捨五入してあります。それから、すずのき病院115トンから126トン、11トンの増でございます。日本工業大学95トンから97トン、2トンの増でございます。それから、コスモ88トンから83トン、マイナス5トンでございます。門井造園82トンから32トン、マイナス50トンでございます。新井病院72トンから58トン、マイナス14トンでございます。ライフストア宮代店62トンから56トン、マイナス6トンでございます。
〔「聞き取れません。ゆっくり言ってください」と言
う人あり〕
○総務課長補佐(石井信幸君) はい。ダイエー久喜店61トンから58トン、マイナス3トンでございます。それから、高山造園65トンから6トン、マイナス59トンでございます。マルヤ宮代店57トンから51トン、マイナス6トンでございます。上位10社事業所の合計が昨年の実績が953トン、本年度の実績が808トン、マイナス145トンになっております。
それと、全体の事業所といいますか、それから5トン以上増えた事業所ということですけれども、10社以外で5トン以上増えた事業所につきましては、5事業所あります。それで、東武杉戸整備工場、これが64トンの増でございます。それから、鶴寿荘8トン、庄や動物公園東口店ですか、7トン、久喜啓和寮が6トン、イサミ5トン、この5事業所が5トン以上の増になっております。
それから、減量計画書と実際の数字ということなのですけれども、これも上位10社でよろしいですか。全部……では、それは……
〔何事か言う人あり〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 合計でいいですか。上位50社の合計なのですけれども、イトーヨーカ堂さんの数字がちょっと減量計画書の数字がちょっと実際大分違いますので、594という減量計画書の数字が出ていまして、実際には289トン、ですからこの数字を入れますと、ちょっと余りにも差がありますので、ヨーカ堂さんを除いた数字で言わせていただきます。2,245トンが計画書です。それで、実際に入ってくるのが2,046トン、マイナス199トンぐらいな減量になるのではないかと思われます。
それと、多量排出事業所の減量計画と個々の事業所の分析と今後の減量の見通しということなのですけれども、全体的には大分少なくはなってきておるのですけれども、東武杉戸工場、これが大幅に増えております。64トンですか。この内容等を見ますと、段ボールとかプラスチックが大分含まれております。この急に昨年、今年と増えてきた理由といたしましては、自家焼却の自粛等が考えられるのではないかと思います。これは平成13年度に減量計画書ですか、それを出していただくときに、実際にちょっと話をしまして、指導をしていきたいと思っております。
それから、今年度のどのぐらいな上位50社の減量になるかという見通しなのですけれども、約上位50社で130トンぐらいな減量になるのではないかと推定しております。
以上です。
○議長(神田政夫君) 再質問をお受けします。
猪股議員。
〔6番 猪股和雄君登壇〕
○6番(猪股和雄君) 再質問いたします。
数値的には、減量計画書の数値と実際の数値と全体的に出していただきました。特に具体名としては、東武杉戸工場で急増しているということ言われたわけですけれども、減量計画書どおり数値がそのとおりにいくわけはないのですけれども、減量計画書のそれぞれの事業所が出した減量計画書の線に沿って着実に減量していっているところと、それが守れなくて増えたり、あるいは減量が思いどおりにいかないというところと、それがどのような状況なのか。それと、もし計画どおりにいかないところが幾つぐらいあるのかということについても教えていただきたいけれども、それらについてどうしてなのかということの分析、それから個々の指導がどうなっているのか、そこら辺を具体的に説明していただきたいのですよ。お願いします。
○議長(神田政夫君) 再質問に答弁願います。
総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 減量計画書と実際の数字の違いということなのですけれども、この分析ということなのですけれども、減量計画書50社から出されておりまして、その計画書よりも増えた事業所が25事業所です。それで、減った事業所24でございます。それと、計画書どおりといいますか、ゼロのところが1社でございます。
全体的に見ますと、増えた事業所の方が多いのですけれども、前回の議会のときも答弁させていただきましたけれども、減量計画書といいますと、どうしても事業所が前年よりも幾らかでも数字を下回って出てきます。それがそのとおりいかないと増えるということで、このような25事業所が増えたという数字にはあらわれております。ただし、実際に見ますと、先ほども申しましたように、上位50社でも約145トンですか、減量しているということで、実績の数字で見ますと、徐々にではありますけれども、減っているという傾向にあります。
以上です。
○議長(神田政夫君) 猪股議員、再々質問ありますか。
以上で猪股議員の質問を終わります。
次に、木下議員、お願いします。
〔3番 木下 篤君登壇〕
○3番(木下 篤君) 木下です。
最初に、歳入の塵芥処理手数料、この第1節の現年度の分の4,735万9,000円で、新しいこの中の主な事業所があれば、そしてまたそれに対する予想される量がどのくらいを考えられているか、お伺いをいたします。
それから、2点目です。2点目については、粗大ごみの処理手数料、これが530万になっております。その理由とそれに対する今後の見通しについてお伺いをいたします。
○議長(神田政夫君) 木下議員の質問に答弁願います。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) 木下議員の質問に対してお答えいたします。
まず、現年度分、その新しい事業所が予想されるのかということですけれども、まず使用料と手数料の主な事業所ということで、大変新年度予想は難しいことがございます。昨年度同じような規模で算定をいたしました。
次に、粗大ごみの手数料530万の理由でございますが、粗大ごみ手数料、昨年10月1日から有料となりました。12年度粗大ごみの申し込みの件数から推定をいたしまして、約1万600件の申し込みを想定しました。今後の見通しということですけれども、4月から家電リサイクル法が施行されます。その関係で4品目については大幅に減少するというふうに思っていますので、全体的に粗大ごみの量は減少するというふうに考えていますので、ご理解をお願いいたします。
○議長(神田政夫君) 再質問をお受けします。
木下議員。
〔3番 木下 篤君登壇〕
○3番(木下 篤君) 再質問いたします。
現年度の4,735万9,000円というのは、新たな事業所ということは一応今のところは考えられないというお話でございますが、昨年からの状況で、久喜市においてもかなりの大型店が進出されているところがあります。そういうところがこういうふうな大量のものが出されないかどうか、そういう点はどうなのか、具体的にはコジマ電機を初めとしましていろんなところから出てきていると思います。そういう点はどうかをちょっとお伺いします。
それから、2点目です。先ほどの点で1万600件と、今後は家電製品その他は出ていかないからそう多くはならないのではないかということですが、大体平成13年度は何トンぐらいを見込まれているか、お伺いいたします。
○議長(神田政夫君) 再質問に答弁願います。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えします。
確かに大きな事業所ができています。そういう事業所については、産業廃棄物とかそういう方面でごみの方を処分をしていまして、うちの方で受ける一般廃棄物については、余り量的には少ないです。そういう結果です。
あと粗大ごみの量でございますけれども、一応1万600件ということでお答えしました。全体で20%ぐらい、量的にはちょっと申しあげられないのですけれども、20%ぐらい減少するのではないかというふうに思っていますので、お願いします。
○議長(神田政夫君) 以上で木下議員の質問を終わります。
次に、加藤議員、お願いします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 加藤でございます。
まず、私この予算に関して、歳入に関しては7、8ページの財産売払収入ということでお出しをしております。また、その以前に全体にかかわることとして、管理者の方針説明についてということで質疑を申し込んでおりました。先日、この件につきましては、議長から電話をいただきまして、議案への質疑であるから議案に直接関係ない事柄については遠慮願いたいということであったわけなのですが、私は管理者の17日の予算書にかかわる説明として冒頭発言をされたわけなのですが、議案の説明と一体で出された発言でありまして、大いに関係があるということを申し上げたのですけれども、もしもこの場で答弁がありませんで、本会議に無用の時間をかけても仕方がないと思いますので、私が申し上げたいことは、ぜひご理解をいただきたいと思いますので、申し上げたいと思うわけであります。
管理者の冒頭の方針説明の中で、ごみ処理施設の現在地集中の方針については、宮代台自治会から絶対に反対という意思表示があったけれども、そのほかの地区についてはおおむね反対はなかった。こういう発言がございました。私は、その理解は大変失礼ながら間違っているのではないかと思います。2年ほど前に宮代台以外の住民の方から、その中には宮代台の住民の方も入っていたのかもしれませんけれども、1,000名を超す住民から現在地に新設炉を建設することに反対だという陳情が組合に提出されたと聞いておりますし、また冒頭発言の中にも少し触れられておりましたと思いますが、現在地に焼却炉建設絶対反対の陳情が1,040名の署名で提出をされた。この代表者は……
〔「議長」と言う人あり〕
○4番(加藤幸雄君) この焼却炉の煙突の直下に居住されておる方なわけであります。
〔「議長」と言う人あり〕
○4番(加藤幸雄君) 管理者はこの件については冒頭の発言で、先ほど言いましたけれども、触れておりました。いずれにせよ宮代台自治会だけではなくて、特に現在地に……
〔「議長」と言う人あり〕
○4番(加藤幸雄君) 新しく焼却炉を建設することに周辺の住民は不安を持っておりますし、8年ほど前までのように改善をお願いしても無視されてしまうのではないか、こういう不信も持っておりまして、そうしたことの集約として、現在地に焼却炉をつくることはやめてほしいという強い思い……
〔「議長」と言う人あり〕
○4番(加藤幸雄君) あるのだということをぜひ……
〔「議長、一般質問じゃないよ」と言う人あり〕
○4番(加藤幸雄君) ご理解をいただきたいと申し上げておきたいと思うのです。
7ページ、8ページの財産売払収入について、有価物の売り払い代金の内訳ということでお願いをいたしました。それは参考資料ということでいただいております。また、後の方からも歳出の方でもいろいろ空欄になっている部分について説明をお願いしたいという質問を出しておったわけですが、それについても出されております。ぜひここでお願いしたいのは、以前からぜひもう予算書にもその内訳入れてくださいよとお願いをしております。毎回聞いておりまして、今回は参考資料という形で出されておりますけれども、ぜひ初めから予算書に入れていただきたいということをお願いしておきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。
次に、原議員、お願いします。
〔13番 原 進一君登壇〕
○13番(原 進一君) 歳入部門で質問をいたします。
まず、7ページの手数料増であります。今前者の質問の中で、事業系ごみの値上げという話がされました。また、大型店の関係でも答弁があったところでございます。その答弁を踏まえて質問します。
まず1点は、事業系ごみについては減量目標を設定をして、減量目標の達成度合いに合わせながら、2年計画ないしは3年計画で減量指示をする。そして、減量指示に従わない場合には、受け取り拒否という廃掃法の規定に基づく進み方をさせていただきたいと思うのです。というのは、市民の方がごみ減量についてマテリアルリサイクルを中心に一生懸命努力している中で、事業系ごみについては業者のばらつきが非常に目立っております。そういう意味では減量指示というのが廃棄物処理法の規定の中で地方自治体でできるのだということが書かれておりますので、それに基づきまして久喜市で減量指示を行って、従わなければ経過を見ながら受け取り拒否というのが一つの全国的な流れになっているのだろうと思います。そういうことを明確にしながら、事業系ごみの減量化というのを具体的に進めていただきたいと、これが一つであります。
もう一つは、事業系ごみの値上げということですが、どのぐらいの値上げを考えているのか、またこの値上げというのが多分その事業系ごみの抑制効果をねらっての値上げということになるのかなと思います。というのは、塵芥手数料1,836万増になっておりますが、これはごみが増えるのではなくて、手数料は増えるけれども、ごみが減るのだということで理解をしておりますが、その点についての説明をお願いをしたいと思います。
同じ7ページの物品売払収入ということにつきましては、きょう渡していただきました明細の中に書かれておりますので、質問はいいと思います。
同じ収入についての9ページの自動販売機取り扱い手数料8万3,000円ということが載っておりますので、この内容の説明もお願いしたいと思います。
以上です。
○議長(神田政夫君) 原議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) それでは、原議員さんからのご質問のうち1点目と3点目につきまして、私の方からお答えを申し上げます。
1点目の事業系ごみの減量につきまして、減量目標を設定して達成度合いに応じて減量指示を行うべきではないかというご質問であったかと思います。事業系ごみの減量につきましては、これまで事業所に対しまして、減量についての協力要請といいますか、お願いをしてきた経緯があるわけでございますけれども、住民の皆様への要請やお願いといったものと比べますと、十分ではなかったように思っております。今後におきましては、事業所に対しましてもより積極的に減量に対する働きかけをしてまいりたいと思いますけれども、いきなり減量指示ということもどうなのかなと思っておりますので、まずは事業所とも相談するなどにより、減量目標を設定いたしまして、その達成に向けて努力をしていくということを考えてみたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
それから、3点目の自動販売機手数料の件でございますけれども、庁舎の1階の方に自動販売機設置しておりまして、森乳業さんとジャパンビバレッジさんから手数料ということでいただいております。森乳業さんにつきましては、電気代として月額2,000円のほかに1本の売り上げにつき2円を手数料として納めていただいております。また、ジャパンビバレッジさんにつきましては、電気代として月額2,000円のほかに毎月の売り上げの5%を手数料として納めていただいております。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 業務課長。
〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
ご質問の事業系ごみの手数料増の関係でございます。ご承知のとおり昨年の10月1日に粗大ごみ処理手数料、これを有料化にしたわけでございます。また、あわせて事業系ごみの手数料の改定を行ったところでございます。そのようなことから平成13年度の当初予算につきましては、改定後の手数料で積算をしてございます。そのようなことで増額分としては1,836万3,000円、これが増額になったということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 原議員、再質問をお受けします。
原議員。
〔13番 原 進一君登壇〕
○13番(原 進一君) 1点だけ再質問させていただきます。
事業系ごみの減量については、今まで市民の方に減量要請をしていたほど要請をしていなかったと、今後協力要請を強めていきたいということと、減量目標をその事業所と相談して作成をしていくということでの方向性が示されました。私はこれでいいのだろうと思うのですが、減量目標を作成をして、いわゆる減量計画などに基づいての減量を行っていくわけでありますが、それで1年目をやって、2年目には減量指示を行って実施をしていって、3年目には受け取り拒否までいくと、そういう筋道を立てながら減量目標を作成していくべきなのだろうと思うのですよね。減量目標というのはあくまで目標でありまして、協力要請も協力要請でありますが、実は減量目標が協力要請の中で達成をされれば、減量指示をする必要はないのだということを事業所にはっきり申し上げて、もしそれであってもばらつきがあった場合は、減量指示という形でやらざるを得ないという、こちらの苦しい事情もはっきり訴えないと、その市民がごみを減らしていっても事業所の方がなかなか協力する事業所と協力度合いが薄い事業所のばらつきが出てしまうのだろうと思います。他市町村を見ても、この地域は事業系ごみについては、決して厳しい地域ではございませんので、そんな足並みをそろえる意味からも、そこら辺ははっきりスケジュールをはっきりさせた方がいいと思いますので、もう一回答弁をお願いします。
以上です。
○議長(神田政夫君) 再質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) 原議員さんの再質問にお答えを申し上げます。
減量目標、その後減量指示、その後受け取り拒否という段階があるわけでございまして、議員さんおっしゃるように事業所によりばらばらな状況もあるかと思います。そうした点十分念頭に置きまして、この減量目標をまずやってみたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 以上で原議員の質問を終わります。
これをもちまして、議案第4号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
ここで休憩します。
休憩 午前9時58分
再開 午前10時15分
○議長(神田政夫君) 再開します。
それでは、議案第4号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
最初に、猪股議員、お願いします。
〔6番 猪股和雄君登壇〕
○6番(猪股和雄君) 歳出について質疑させていただきます。細かくなります。
まず、最初の予算書で説明欄に数値の入っていないところについては、先ほど資料を配っていただきましたので、わかりました。前者も言われておりましたが、今後は最初から予算書を調製する段階で全部記載するようにお願いをしておきたいと思います。
それで、実はその数値を言っていただいてから去年との比較で質問しようかと思っていたのですが、今出ましたので幾つかお聞きしたいと思うのです。
まず、22ページですけれども、通告では8番目に書いてあるのですが、それぞれの最終処分場への排出量と金額、これは平成12年度の実績と13年度の見込みについて、これは明らかにしていただきたいのです。
それと、この13年度予算が昨年の予算と比較しますと、大体7、80%増になっているのですけれども、つまり去年が8,300万、今年が1億4,000万ということで、この増の要因についてもあわせて説明してください。
それと、ごめんなさい。やっぱり順番にいきます。Cとして書いておいたところですが、まず常勤事務職員体制の充実についてどう考えるかということで通告してあります。12ページで臨時職員の賃金2人分を計上してあります。堆肥化業務の推進のためということで説明がありました。先ほど歳入の方でも今後職員体制の充実ということについては、両市町と協議をしていきたいということでご答弁がありました。私がここで言いたいのは、まず常勤の職員として、また一番望ましいのは、この衛生組合のプロパーの職員として体制をもっと充実していく必要があるのではないかということなのです。先ほども歳入の方でのご答弁いただいた両市町と協議というのはそういう意味で言っているのか、それともまた派遣職員を増やしてもらうというような考え方なのか。それ一つお願いしたいのですね。
プロパーの職員として独自の体制を充実していく、そのことについてはどのように考えますか、ここでお伺いしておきたいと思います。当然ごみ減量基本計画もありますし、今後堆肥化もありますし、情報公開もありますし、それから特に今まだ不十分だと思われる個々の事業者への個々のごみ減量指導ですね。それらを本当にやっていくためには、職員体制、プロパーの職員を本当に増やしていかないとならないと思いますので、ご答弁をお願いしたいと思います。
それから、14ページです。ここ全体にかかわってくるのだと思うのですが、管理者からの初日のお話の中でも、このインターネットの接続、情報化ということですね。これについて取り組んでいくというお話もありました。衛生組合としての情報化計画というものをどのように考えていらっしゃるのか、この全体像、今現段階で考えていらっしゃることがあれば明らかにしていただきたいと思うのです。
その中で一つには、OA化の観点からこれまで実施してきたもの、あるいは今後の予定、これを整理してください。
それから、情報化という観点からいけば、住民との情報の共有、あるいは双方向化ということが一番重要なことになるわけですけれども、そうした観点から計画しているものについて説明を挙げていただきたいと思います。
例えばホームページの充実ということがもちろんありますし、それから例規のデジタル化ということもありますし、それからこの議会、会議録データをまずデジタル化して、そしてホームページに載せていくということもありますし、また住民の意見や会議室をインターネットを通して寄せてもらう場をつくるということもありますし、そうした内容について考え方、方向あるいは具体的な計画、考えがあれば示していただきたいと思います。
それから、堆肥化協議委員会ですか、これが84万載っていますけれども、この協議会については要綱で設置するということかと思いますが、その要綱の内容をここで具体的に示していただきたいと思います。もう具体的に詰まっている段階だと思います。その役割をどういうふうに位置づけるのか。それから、人数、公募の割合をどう考えるか。それから、女性の割合をどう考えるか。それから、年度内何回ぐらい開く、それから任期と答申時期をどのように考えるのか、答申後も常設で継続的に設置をしていくのか、そこら辺についてご説明ください。
それから、廃棄物減量等推進員の市、町別の現在の人数を示してください。定数に対する充足率をお願いします。
それから、それぞれから報告書が上がってきていると思いますが、その報告書提出の状況、その内容についてどのように分析しているか、お願いします。
それから、22ページですが、先ほど一般廃棄物最終処分業務については、最初に質問させていただきました。
それから、次がプラスチックのRDF業務ですが、量の見込みと業者からの引き取り状況がどうなっているのか、お願いしたいと思います。一時かなり山積みされていて、少し減った感じはしますけれども、どのような推移をたどっているか、お願いをしたいと思います。
それから、次がペットとプラスチックの再商品化業務が計上されています。これは平成12年度の実績と13年度の見込みについてお願いをします。
それから、去年の予算議会だったと思いますが、独自ルートを開拓していく。そちらの方にだんだん重点を移していくという考え方が示されたと思いますけれども、そのRDF化の転換を目指していくその方向として進めていくのか、これも考え方になります。お願いをしたいと思います。
それから、このところで数字なのですけれども、ペットボトル再商品化業務が去年の予算では470万だったのが今回35万と10分の1以下になっていますけれども、この数字の理由ですね。減った理由についてお願いをします。
それから、プラスチック再商品化業務については、去年567万から今回756万ということで、40%ぐらい増えていますけれども、その積算について説明してください。
それから、設置型生ごみ堆肥化の装置で4カ所やってきておりますけれども、その堆肥について地元消費ということで考えていくということでよろしいのかどうか、これは確認だけになります。
それから、次が事業所に対して、これは前者の質問にもあったのですけれども、条例では事業所に対しての注意、指導、勧告いただいたり、こういうシステムができているのですけれども、こうした手続、指導が12年度においてどのように行ってきているのか、その実績について明らかにしてください。
それから、次が事業所の管理責任者の選任状況なのですけれども、実際にその名前がなかなか出てこないという状況もありました。それから、実際名前が出てきても形式的に書いてあるだけ、実際に権限持っているかどうかまた別だというような実態もあるようです。現にあるようです。そうした管理責任者の選任状況がどうなっているのか、きちんと権限を持った方、それぞれの事業所のごみ減量の推進していく立場にある方をきちっと選任してきているのか、そのチェックはどのようになっているか、お願いしたいと思います。
それから、減量推進会議、12年度の開催状況とその参加状況についてもお願いをします。せっかく選任されて会議を開いても、参加率がかなり悪いということでしたけれども、どうでしょうか。それから、13年度においてその会議の開催予定についてお願いします。
それから、最後の質問ですが、剪定枝葉の堆肥化進めてきているわけですが、これは例えば久喜市においても公園等の枝葉を運動公園の敷地の中に山積みにして堆肥化する。それを市民に希望者に配布するということをやってきています。そうした宮代町でもあるのだろうと思うのですけれども、そういう市や町との一つにはノウハウの交換ということがありますよね。それから、それぞれがばらばらにやっているということではなくて、それらを連携していく取り組みが必要だと思うのですよ。その点についてはどのように考えていらっしゃいますか、お願いします。
以上です。
○議長(神田政夫君) 猪股議員の質問に順次答弁願います。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) それでは、猪股議員さんのご質問にお答えを申し上げます。
まず、最初の質問の常勤事務職員体制の充実についてのお尋ねでございますけれども、設置型生ごみ処理機によります堆肥化や枝葉のチップ化による堆肥化、また堆肥化実証プラントの建設などの新規事業に加えまして、これまでの事業につきましてもさらなる充実が求められておりますことから、事務職員の負担がますます増えてくることが懸念されるところでございますけれども、職員の増員ということにつきましては、今後もこうした状況が続くのか、あるいは一時的なものなのか、その辺のところも十分に検討する必要があるというふうに思っております。このためとりあえずは職員の係ごとの配置の見直しですとか、事務系の臨時職員の採用により対応していきたいと考えております。また、先ほど局長からもありましたように、人的な面につきまして市、町とも協議をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
次のご質問の情報化計画のお尋ねでございますけれども、まずOA化の観点からこれまで実施してきたものということでお答え申し上げますと、平成12年度以前から行っているものとしましては、財務会計システム、粗大ごみし尿くみ取り等の管理を行います収集業務管理システム、受け付けの台貫でのごみ重量の集計システム、し尿料金の請求作業システムなどを導入してきております。また、職員の作成する文書につきましても、ワードプロセッサーからパソコンへと移行しつつあるところでございます。
次に、12年度の事業でございますけれども、これまで職員が私的なものとしてパソコンをかなり使っておる実態がございました。そうしたことから職員用のノートパソコンということで、13台購入をさせていただいております。また、それに付随しましてデジタルカメラ、インクジェット式のカラープリンター、それからスキャナー、こういったものを購入いたしまして、広報、いわゆる衛生組合だよりの作成等に活用をさせていただいておるところでございます。
次に、今後の予定ということですけれども、平成13年度におきましては、インターネットの導入と事務所内のネットワークの構築を考えております。具体的には、インターネットを接続に際しまして、ハッカー対策用のサーバーを設置しまして、これとノートパソコンを接続することにより、同時にネットワーク構築も行ってしまおうというものでございます。インターネットの導入後につきましては、順次ホームページの充実などを行うとともに、構成市町の動向を見ながら、電子化できるものは電子化をしていきたいというふうに考えております。
次に、住民との情報の共有、双方向化の観点から計画しているものということで、議員さんの方から幾つかご指摘があったわけですけれども、そういったホームページの充実を初めご指摘の点十分踏まえまして、また住民の皆様のニーズにあったものということで考えていきたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 減量推進員の関係と多量排出事業所の関係についてお答えさせていただきます。
まず、減量推進員の市、町の設置といいますか、就任されています状況ですけれども、13年2月28日、2月末現在で、久喜市が273名に対して205名、75.1%、宮代町が127名に対して116名、91.3%、全体で見ますと、400名に対して321名、80%でございます。この80%の数字は昨年と同様の数字になっております。
それから、減量推進員の報告書の提出状況とのことですけれども、今年度第1期から4期までありますけれども、第1期の4月から6月分が全体の321名中272名、85%でございます。第2期の7月から9月まで、全体321名中248名、77%でございます。それから、第3期としまして、9月から12月まで、全体321名中230名、72%です。
それと、報告書の内容についてなのですけれども、その内容を見ますと、集積所がきれいになった、分別が守られているという報告がありますけれども、多いのですけれども、困ったこと、ちょっと見ますと、一番多いのがごみの投げ捨て、集積所に投げ捨てですね。これは指定日といいますか、収集日以外に出されるものも含んでいますけれども、約25件、それからアパートの集積所の分別が悪い、こういう意見が18件、それから有害ごみとして出します電球と蛍光灯、これの見分け方が難しい、そういうものが11件、それと集積所が汚かったのがこういうことをしたらきれいになったという報告が10件ありました。報告書の内容を見ますと、大分減量推進員さんがご苦労なされているということがよくわかりますので、今後も報告書の内容等をよく確認しながら、推進員さんと連絡をとりながら、この状況を続けていきたいと思っております。
それと、事業所に対する条例に基づく注意、指導、勧告、受け入れ拒否等の関係なのですけれども、指導が2件です。12年の10月に指導が2件、それから12年の11月に勧告が1件、それから12年の12月に同じく指導が1件行っております。それと、受け入れ拒否なのですけれども、これは文書の受け入れ拒否でなくて、勧告、指導した後、持ち込まれるごみの状態を確認しましたところ、余り悪いものですから、その場で受け入れ拒否といいますか、持ち帰ってもらった件数が2件です。
それと、事業所の管理責任者の状況と推進会議の状況ということなのですけれども、多量事業所の管理責任者の選任状況につきましては、100%の管理責任者が選任されております。それと、多量排出事業所を対象とした減量推進会議なのですけれども、今年3月に行いまして、参加率が50事業所中22事業所でありました。その会議の内容といたしましては、事業系ごみの排出量の推移、それから事業系ごみの組成、事業所から持ち込まれているごみの紙類とか何かの割合ですね、組成、それと昨年成立しました循環型社会形成基本法、それと食品リサイクル法ですか、20%減量を目標にすると、そういう法を説明いたしまして会議行っております。
平成13年度の予定といたしましては、今年度もそうですけれども、50事業所中22事業所ということで半数に満たない参加率でありましたことから、平成13年度については、前期、後期、または2日間制にするか、参加しやすい状況を考えていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
○議長(神田政夫君) 業務課長。
〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
まず、6点目の堆肥化協議会のご質問でございます。協議会の設置要綱についてでございますけれども、私どもはできるだけ早くこの協議会の設置要綱をつくってまいりたいというふうに考えてございます。
ご指摘の要綱案についてでございまして、現在今準備中でございます。まだ、明確にお答えすることはできませんけれども、現在検討しておる内容につきまして、概略申し上げたいと思います。
まず、協議会の役割についてでございますけれども、ご承知のとおりこの協議会の目的は生ごみの堆肥化を推進するための協議会だということでございます。生ごみ堆肥化の全般にわたった調査研究を検討していただくということでございます。
それから、人数についてでございますけれども、私どもの方といたしましては、生ごみ堆肥化推進委員会の目的に沿った中で、農業関係者の方々、また管内住民の代表の方々、さらに堆肥化に関し技術的な面も含めた専門的な知識を有する方々、また衛生議会の代表の方々、また関係団体の方々等委員さんということで考えてまいりたいというふうに思っておるわけでございます。特に生ごみ堆肥化の関係になりますと、農業関係の方々、また住民代表の方々、当然参加していただく必要があろうかというふうに考えておるところでございます。
それから、ご質問の人数についてでございますけれども、まだ明確にはお答えできませんけれども、約40名程度の方々にお願いをしていく考えで現在検討中でございます。
それから公募についてでございますけれども、現在委員選出に当たっての公募をしていくという考えについては、現在持ってはございません。ひとつご理解をいただきたいと思います。
次の女性の割合についてでございますけれども、人数的には決めてはございませんけれども、生ごみ堆肥化の協議会でございますので、委員さんにお願いをしていく中では、当然婦人団体の方、あるいはまた生活消費者の立場としての住民代表の方々にも当然参加していただかなければなりませんので、女性の立場からのご意見、ご提案をお聞きしていきたいというふうに考えておるわけでございます。そのようなことも十分踏まえながら、委員さん方の選出を考えていきたいというふうに思ってございます。
次に、開催予定の回数でございますけれども、2カ月に1回の開催を予定をしてございます。また、任期につきましては、2カ年をお願いをする予定でございます。
それから、答申の時期につきましては、堆肥化プラントの建設、これからの建設スケジュール、また生ごみのその分別収集の開始時期、これらを今後進めていくわけでございますけれども、それらの進捗状況に合わせた中で、それぞれの検討項目があるわけでございますけれども、その検討項目に従って適時ご提示をいただくような形になろうかと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
この協議会、2カ年間ということで一応予定してございますけれども、2カ年を経過した後につきましても、何らかのその生ごみ推進の組織は必要ではないかというふうに考えてございます。ただ、現時点ではその辺につきましては何とも申し上げることできませんので、ひとつご理解をいただきたいと思います。
次に、8点目の最終処分場への排出量と金額並びに平成12年度の実績と平成13年度の見込みというご質問でございます。まず、平成12年度の関係で2月末までの実績を申し上げたいと思います。
まず、焼却灰でございますけれども、これにつきましては、県外の3カ所の最終処分場の方にお願いをしてございます。まず、1カ所が長野県の小諸市でございます。ここに661.53トンの排出でございます。金額といたしましては2,049万889円となってございます。次に、2カ所目でございますけれども、山形県の米沢市でございます。こちらの方へ685.87トンの搬出でございまして、金額といたしましては2,081万3,355円でございます。また、3カ所目の福島県の小野町でございますけれども、ここへは968.98トンの搬出をしてございます。金額といたしましては3,001万4,153円となってございます。これが焼却灰でございます。
次に、ばいじんでございますけれども、昨年の8月から長野県の小諸市の方に2月末までに105.78トンを搬出してございます、金額といたしましては533万1,312円となってございます。
次に、不燃残渣でございますけれども、こちらにつきましては焼却灰と同じように3カ所にお願いしてございまして、まず長野県の小諸市でございますけれども、340.84トン、金額にいたしまして533万1,312円となってございます。
〔何事か言う人あり〕
○業務課長(井上正夫君) 続かせていただきます。
次に、山形県米沢市の方に701.42トンです。金額といたしまして2,135万8,236円となってございます。それに、群馬県の草津町でございますけれども、ここへ210.87トン、金額といたしましては653万1,694円となってございます。
さらに、ごみ処理施設から出ます汚泥の処分でございますけれども、これにつきましては、茨城県の北茨城市、こちらの最終処分場の方に282立米でございます。金額といたしましては、1,376万8,650円でございます。これが12年度の現在までの実績でございます。
次に、新年度の関係の搬出見込みでございます。全体的には焼却灰につきましては、年間2,700トンを予定してございます。ばいじんにつきましては、200トンを搬出予定してございます。不燃残渣につきましては、850トンを予定してございます。それから、焼却施設から出ます汚泥につきましては、250立米を見込んでございます。
内訳でございますけれども、まず焼却灰につきましては、長野県の小諸市の方へ100トン、それから山形県の米沢市の方に1,000トン、福島県小野町の方に1,100トン、それから埼玉県の環境整備センターということで、これは寄居にございますけれども、ここの三ケ山の県営の処分場の方に500トンを予定してございます。
それから次に、不燃残渣の関係でございますけれども、まず長野県の小諸市の方に100トン、それから山形県の米沢市の方に500トン、それから群馬県草津町の方に250トンの搬出を見込んでございます。
最後に、焼却施設から出ます汚泥につきましては、茨城県の北茨城市の方に250立米を搬出を予定しておるところでございます。
次に、9点目の平成13年のプラスチック類回収でございますけれども、回収量といたしましては、3,000トンを見込んでございます。現在プラスチックの固形燃料につきましては、受け入れ側でございます福島県の大熊町にございますクリーニング工場で当組合からの固形燃料引き取りということで、13年度につきましては2,100トンを予定してございます。残りの900トンにつきましては、今年度と同様に容器包装のリサイクル法の指定法人ルートに乗せて、再商品化をしていく予定で考えておるわけでございます。
ご質問にございましたように、その大熊町への搬出の計画でございますけれども、これにつきましては、私どの方も山積みにならないような形で、年間の搬出計画を出させまして、適宜送り込んでいくということで、その辺十分今後気をつけて搬出計画をきちんと立てるような形で進めてまいりたいというふうに考えてございます。
それから、次の11番の設置型生ごみ堆肥化装置での堆肥化は、地元消費の見通しをというご質問でございます。ご承知のように現在3地区で堆肥化を進めていただいておるわけでございます。できましたそのコンポストにつきましては、畜ふん等々を私ども混ぜまして、堆肥として製造いたしまして、ご協力をいただいている方々に家庭菜園等の肥料として活用していただくようお願いをしておるところでございます。地元の方でも還元をしていただきたいというご要請もございますので、私どもの方としてはできた堆肥は3地区の方に還元していきたいというふうに考えてございます。具体的なこれからの進め方につきましては、十分地元の方と調整をしてまいりたいというふうに考えてございます。
それから、14点目の剪定枝の堆肥化についてでございます。市、町との連携についてのご質問でございますけれども、私どもも昨年の11月から剪定枝の設備を稼働いたしまして、これまでに約65トンのチップが製造されてきてございます。できた堆肥につきましては、管内の住民の皆様方に利用していただいておるところでございます。また、市の方でも公共施設で発注いたします剪定、これにつきまして独自に処理をしておるようでございまして、ご質問にもございましたように、今後その剪定枝の堆肥化の取り組みにつきましては、市、町とも十分調整しながら、できた堆肥のその活用方法とか、またその堆肥づくりの技術的な面も一緒になって研究しながら、市、町とも進めていきたいということでこれから考えてございますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) ご質問の10点目が漏れておりましたので、お答えを申し上げます。
ペット、プラの再商品化の関係で、平成12年の実績と13年の見込み、またRDFからの転換を目指すのかというお尋ねでございます。
まず、再商品化の実績と見込みから申し上げます。ペットボトルでございますけれども、平成12年度の実績は2月までの数値で申し上げますと、350.25トン、これは3月までの見込みで申し上げますと、372.42トン、平成13年度の見込みにつきましては、指定法人への申し込み計画量として400トンを予定しております。
次に、プラスチック類でございますけれども、平成12年度の実績で2月までの数値で申し上げますと、2,574.64トン、3月までの見込みで申し上げますと、2,825.7トン、平成13年度の見込みにつきましては、指定法人への申し込み計画量として900トン、固形燃料として2,100トン、合わせて3,000トンを予定しております。
次に、再商品化の関係でございますけれども、ペットボトルにつきましては現在全量を指定法人ルートにより再商品化を行ってございます。また、ペットボトルの再商品化として最も望ましいと思われます飲食料用のペットボトルへの再商品化につきましても、現在厚生労働省が調査、検討を進めておりまして、平成14年度以降には再商品化が稼働するのではないかというふうに言われております。これによりまして、ペットボトル再商品化市場の拡大が見込まれますことから、今後におきましても指定法人ルートによる再商品化を進めていきたいというふうに考えてございます。
次に、プラスチック類でございますけれども、プラスチック類につきましては、平成7年度より固形燃料化による独自ルートにより処理をしてきておりまして、また今年度からはプラスチック製容器包装類の一部を指定法人ルートにより再処理を行ってきておりまして、今後もプラスチック類につきましては、何らかの方法により全量を再処理をしたいというふうに考えております。
また、再処理の方法でございますけれども、プラスチック類のすべてが指定法人ルートにより再処理されるということが最も望ましいのではないかというふうに考えておりますけれども、ご存じのように指定法人ルートで再処理をされますものは、容器包装類だけでございますので、容器包装類以外のものにつきましては、今のところ固形燃料化による再処理しか方法がないというのが実情でございます。このようなことから当分の間は固形燃料化による独自ルートと容器包装類の指定法人ルート、この2つの方法によりプラスチック類の再処理を行っていきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
それから、ペットボトルの再商品化委託料の関係で昨年に比較して相当安くなっているというご質問でございますけれども、昨年の予算計上に当たりましては、全量が指定法人ルートで果たして処理していただけるのかどうか、ちょっと疑問な点もございました。ということで、場合によっては独自ルートにより再処理しなければならないということで、その独自ルート分も見込んだ関係で、金額が大きくなってございます。13年度につきましては、すべて指定法人ルートでいけるということで、金額が安くなっておるものでございます。
それから、再商品化委託料の内訳、積算の内訳というご質問があったかと思いますけれども、ペットボトルにつきましては、量が400トンでございまして、トン当たりの再商品化経費が8万8,825円となってございます。このうち1%が市町村負担分ということになりまして、400トン掛ける8万8,825円の1%ということでございます。
それから、プラスチックにつきましては、量がこれは900トンでございまして、再商品化にかかる経費が10万5,000円、これの8%が市町村負担分ということでございますので、900トン掛ける10万5,000円の8%、これがプラの方の再商品化委託料でございます。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 業務課長。
〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) つけ加えてご説明をいたします。
最終処分の関係で、ばいじんと不燃残渣の関係で金額が同額ではないかということでございます。再度申し上げたいと思います。
ばいじんにつきましては、長野県の小諸市の方に量的には105.78トンでございまして、金額が先ほど申し上げましたように533万1,312円となってございます。不燃残渣につきましても、3カ所ということでご説明いたしました。長野県の小諸市の方へ持っていく不燃残渣につきまして、340.84トンでございまして、金額的には先ほどのばいじんと533万1,312円ということで同額だということで、ひとつご理解を……いわゆる量も違いまして、単価の問題がございまして、総額的にはこのような金額になっておるわけでございます。
それから、1点だけ答弁漏れがございまして、22ページの委託料の中で一般廃棄物の最終処分の業務ということで、予算書の計上額が1億4,158万6,000円ということでお示ししてございますけれども、昨年度との比較で大分多くなったのではないかというご指摘いただいたわけでございますけれども、前年度のこの最終処分業務につきましては、当初予算の中では1億5,630万5,000円ということでございまして、最終処分の金額といたしましては、470万程度減額ということでひとつご理解をいただきたいと思います。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 猪股議員。
〔6番 猪股和雄君登壇〕
○6番(猪股和雄君) 再質疑させていただきます。
まず、職員体制なのですが、増やさなくてはいけないという認識は、これはもう持っていらっしゃるのだと思うのですよね。ただ、ご答弁の中で職員の増員がこれから継続的にこうした状況が続いていくのか、あるいは一時的なものなのか検討する必要があるということですけれども、一時的なものだとはとても思えないのですよ。この今集中するのは堆肥化、それから今後焼却炉の更新の問題ですよね。それから、それと今集中しているのが個々の事業所とか住民に対するものも当然ありますけれども、減量指導の推進ですよね。そうした状況というのは、確かに堆肥化施設ができて、さらに新設炉ができれば、その分だけは減るけれども、さらにそれを継続して減量指導はしていかなくてはならないわけだし、堆肥化についても今度はその維持をしていく、さらにそれを拡大していく、推進していくための人が必要になってくるわけですよね。当然そういうふうに人の配置というのは動いていくものですけれども、そうしたものを総体考えてみると、一時的に今必要なだけだというふうにはとても思えない。だから、当初予算で臨時職員の2人分ということしか持ってこないのが大変ちょっと奇異に思ったわけなのです。まず、その点、一時的なものとは私は思わないのだけれども、その点どう考えるか、お願いします。
それから、配置の見直し等も含めて市町とも協議をしていくということですが、これは増やす方向で当然考えていくということと理解していいのですか、その点お願いします。
それからもう一つは、ここの衛生組合の独自の職員、プロパーの職員としてちゃんと確保をしていく必要があるのではないかというふうに思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか、お願いします。
それから、情報化についてです。今現在の考え方ということでお聞きしましたから、まだ具体的に構想ができていないということでしようがないのかと思いますけれども、この情報化の問題だって、やっぱり職員の中で考えていかなくてはいけないけれども、当面そこにかかって拡大人数がいないということなのかなというふうに思うのですよね。だけれども、それでもちゃんと情報化の計画はつくらなくてはならない。ぜひこれについては具体的な計画、13年度はサーバーの設置とそれからこれは庁内LANということだと思いますが、ネットワークをつくっていくということで言われました。その後の具体的な計画を、年次計画、スケジュール的なものをきちっとつくっていただきたいと要望しておきます。
それから、事業所からの管理責任者の選任なのですけれども、これについては選任は100%だということで言われました。しかし、減量推進会議を開くと52事業者中22しか出てこない。今後の改善としては2日間に分けるとか、前後期にするとかということで言われましたけれども、そういう工夫はもちろんとしても、半ば義務的に出てきていただかなければならないのですよという、そういう強い姿勢を持つべきだと思うのですよ。出てこないところ、半分以上のところについては、もちろん個々に努力しているところはそれぞれあるでしょうし、また個々に当たっているところもあるでしょうし、だけれどもそういうところが全体集まって、お互いの情報交換もそこでしてもらう。全体で一緒に会議を開くということに私は意味があるのだと思うのですね。その出ていただくための強力な要請、そこに出てこない場合には何らかのペナルティーも考えていく。そうした姿勢を持つべきではないでしょうか、いかがでしょう。
それから、ちょっとこれお聞きしておきたいのですが、減量推進会議に出てこないところと出てくるところで、減量の取り組みに違いがあるかないか。それは感覚的なものかもしれませんが、どういうふうにとらえていますか、お願いしたいと思います。
それから、次が堆肥化協議会の関係です。構成は大体40人程度を考えているということで、農業関係者、住民代表から議会関係まで言われましたけれども、私、これは全く個人的な考えですが、議会からここに入れる必要があるのかどうか、ちょっと疑問があるのですけれども、その点についてはどのような考え方なのか、お願いをしたいと思います。
それから、公募していく考えはないということですけれども、なぜでしょうか。久喜市においては、いろんな会議、審議会とか懇話会、委員会つくる場合には、大体20%程度の公募ということが基準として決まっているわけですけれども、やっぱりこういうところにこそここから指名する、選任する、団体から代表に出てきてもらう人以外に、公募の方々を当然入れるべきだと思うのですが、いかがでしょうか。なぜ入れる考えがないのか、説明してください。
それから、女性については、当然私は半々ぐらいを目標とするという答えが来るのかなと思ったのですけれども、ごみの問題だから女性ということではありませんよね。男性だって当然やらなくてはいけないわけで、当然半々を目指すべきでしょう。その基本的なところをお願いします。
それから、任期2年ということで、その後はまだ考えていないということでしたが、堆肥化の事業を始めるための答申、報告を出してもらう。そのための協議会なのでしょうか。それとも、これから永続的、継続的に堆肥化をこの地域で進めていく、そのための継続的な協議会として考えているのでしょうか。今のご答弁ですと、当面その堆肥化事業を全面的に始めていくための、始めるまでの協議会という位置づけのようですけれども、そうではなくて、継続的にやるべきではないかと思うのですが、考えをお願いします。
以上、お願いします。
○議長(神田政夫君) 猪股議員から再質問として7点ばかり出ておりますけれども、これについての答弁は休憩後にいたします。
とりあえず休憩します。再開は11時20分からお願いします。
休憩 午前11時5分
再開 午前11時18分
○議長(神田政夫君) 再開します。
猪股議員の再質問の答弁の前に、先ほどの業務課長の答弁の中で数字の誤りがあったとのことですので、訂正の発言を許します。
〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 大変申しわけございません。不燃残渣の関係で先ほど申し上げましたけれども、金額的には先ほど533万1,312円ということでお答え申し上げましたけれども、これが1,055万1,319円でございます。このような形でご訂正をお願いをしたいと思います。おわびして訂正を申し上げます。大変申しわけございませんでした。
○議長(神田政夫君) それでは、猪股議員の再質問に答弁を求めます。
局長。
〔事務局長 中村恭三君登壇〕
○事務局長(中村恭三君) 常勤職員の体制の充実についてということについてご答弁を申し上げさせていただきます。
一時的な考え方、それと市町と協議するということは増やすことで協議するのか、それからプロパーの確保というふうなことについて、一括してご答弁申し上げたいと思います。
議員さんご指摘のように今後生ごみの堆肥化施設、それに新炉の更新というようなことで、当然新しい事業等があるわけでございます。その堆肥化施設、あるいはその炉についてもいわゆる維持管理の問題、それからごみの収集についてもいわゆる維持管理、いわゆる直営でやるのか委託でやるのかというふうなことも現在ではまだはっきりしてございません。そんなことから今後市町と協議をしながら、いい体制を組んでいきたいというふうなことでございます。何とぞご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 業務課長。
〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 再質問にお答えをしたいと思います。
堆肥化の推進協議会の関係でございます。まず、1点目の議会の議員さん方を含めておるということで、その辺どうなのだというご質問をいただいたところでございます。前回、検討委員会の中でも議員様方のご参加をお願いした経過もございます。今回大変な大事業の堆肥化推進を進めていく協議会でございます。そのような中でぜひ議員さんの代表の方々もご出席を賜りたいというふうに考えておるところでございます。
それから、2点目の公募についてでございますけれども、ご承知のように前回検討委員会の中で住民参加をいただいた中で検討委員会というものがこれまで行われてきた中で、答申もいただいたわけでございます。内容的にも堆肥化部会というまで設置もしていただきました。内容的にもかなり研究調査をされてきてございます。そのような中で今回この推進協議会を生ごみの堆肥化をまさに実行していくのだという一つの推進協議会でございます。そのような中で私どもの方もいわゆる利用される農業者の方々、また排出される住民の方々、こういう方々を主にした推進協議会で進めていこうということでございますので、その辺ひとつご理解をいただきたいと思います。
それから、女性の代表の方についての数字的な面では申し上げられませんけれども、ご指摘いただきましたような形でより参加できるような形で考えてまいりたいというふうに思ってございます。
それから、任期の2年の関係でございますけれども、先ほども申し上げましたように、2年経過後も何らかのその推進体制というものは当然必要であろうかというふうに考えてございます。その辺は私ども十分認識してございますので、ご理解をいただきたいと思います。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 多量排出事業所の減量推進会議の参加者を増やすという対策等についてなのですけれども、当然のことながら、平成13年度におきましては、文書内容等をちょっと強くするとか、今年の減量推進会議に不参加だった事業所については、文書を郵送でなくて直接持参して口頭でもあわせてお願いするとか、そういう方法を考えていきたいと思っております。
それと、今年度不参加業者のごみの排出状況なのですけれども、今年度不参加業者28業者、この大部分がスーパー、コンビニエンスストアとかレストランです。この中のごみの昨年と今年の状況を調べてみますと、28事業所中増えた事業所が5事業所です。23事業所については、同じもしくは減量になっておりました。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 猪股議員の再々質問がありましたら、どうぞ。
猪股議員。
〔6番 猪股和雄君登壇〕
○6番(猪股和雄君) 職員体制につきましては、要望にしておきます。財政との絡みがあるからはっきり言えないのか、見通しが本当にないのか、よくわかりませんけれども、見通しとてしは一時的に職員が必要だから云々の話ではなくて、今後永続的に維持管理なり堆肥化の管理、監督なり進めていくために職員体制、今よりも充実しなくてはならないと考えていますので、ぜひ両市町と協議してちゃんと充実していく方向、なおかつプロパーの職員をちゃんと確保していくということで要望をしておきたいと思います。
それから、堆肥化協議会なのですけれども、農業者や住民代表の方々を入れていくということで考えている。公募をしない理由は言わないのですけれども、やっぱり公募をすべきだと思うのですよね。いろんな団体代表の方々やこちらから直接声をかけてもちろん出てきてくれる方々ももちろんいていいわけだし、その方たちが大きく役割を発揮してくれると思いますけれども、さらにそれ以外にもみずからやっていきたい、やってみたいという方々がいらっしゃるとしたら、その意欲というのは大いに活用すべきだと思うのですよ。その意味でぜひ公募を入れていくべきだと思います。全くもう入れる考えはないということで決定ということなのか、検討していただけないのか、もう一回お願いしたいと思います。
それから、女性についてはより参加できるような形で考えていく。別に50%、数字とは言いませんよ。40%以上にすべきだとか、そういう数字を今出すことはそこまで求めませんけれども、やっぱりごみについて女性が多いとか男性が多いとかいうことではなくて、やっぱり半々を目指していくのだというそういう基本的な考え方は言えるはずではないですか。もうごみの問題に限らず一般的な女性の参画ということからもそうですよね。当然同程度を目指していく、そのために努力していくというのが行政担当者としては当然全体として持っていなくてはならないわけです。それが言えないということが私今だんだん不思議になってきたのですよ。ちょっと細かい、これしつこいようですけれども、その点ははっきり言ってください。基本的な姿勢の問題です。
それから、予算書で数値の入っていなかったところ、全部出していただいてそれを聞こうと思って、2回目で落としてしまったのですが、一つ、22ページで、資源プラスチック回収業務と燃やせるごみ収集業務、これも同額になっているのですよね。これは単なる数字上で調整して半々、一緒に委託して、ただ半々に予算上分けたということだけなのか。それは積算があってのことなのか、ちょっと説明していただけますか、この中身です。去年も同額だったし、今年も同額です。
それからもう一つは、燃やせないごみ選別業務、これが30%ほど去年よりも予算としては増額しているのですけれども、この理由についても説明してください。以上です。
○議長(神田政夫君) 再々質問に対する答弁を求めます。
局長。
〔事務局長 中村恭三君登壇〕
○事務局長(中村恭三君) 委員の公募につきましてご答弁申し上げさせていただきます。
堆肥化施設、なかなか実証プラントの建設というのが予定をしておりますのが来年度と再来年度にかけてというふうなことで、検討事項等が多いものですから、今回はちょっと時期的に公募が無理なのかなというふうな考えを持っております。先ほど業務課長の方からご答弁申し上げましたように、今後そのようなことがあれば公募も考えてみたいというふうに思います。
それから、もう一点は女性の関係でございますけれども、委員さんのご指摘のように、なるべく……男性と女性しかおりませんので、50%と口にはちょっと言えないのですけれども、なるべく多くの女性の委員さんを……
〔何事か言う人あり〕
○事務局長(中村恭三君) なるべく同程度の委員さんになるように努力していきたいというふうに考えてございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) 資源プラスチック回収業務と燃やせるごみの収集業務ですか、全く金額が同じではないかというご質問ですけれども、これは収集する地区が一緒です。条件としては、同じ条件なので、同じ金額ということになっております。よろしくお願いします。
○議長(神田政夫君) 以上で猪股議員……
〔「燃やせないごみの方が30%ぐらいなので……」
と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) 申し上げます。答弁漏れということでお願いします。
燃やせないごみの選別業務の関係ですけれども、これシルバー人材センターさんの方にお願いをしています。12年度ですかね、13年度の方は人数を増やしていますので、増額となっております。
以上です。
○議長(神田政夫君) 以上で猪股議員の質問を終わります。
次に、榎本議員、お願いします。
〔7番 榎本和男君登壇〕
○7番(榎本和男君) 初めに14ページ、備品購入費のパソコンソフトについてお伺いしたいと思います。
先ほど前段者の質問の中にもパソコン関係、インターネット関係出ていましたが、改めてパソコンソフトの内容と目的、関連すると思いますので、18ページのインターネット使用料及び賃借料、インターネット使用料及び賃借料といいますが、インターネット、プロバイダー、あるいは電話回線の使用料とはまた違うのかどうか。その関連についてお伺いいたします。
2点目といたしまして、16ページ、保養施設利用補助金、これは目的と補助金の内容と対象についてお伺いいたします。
それと、20ページ、13節委託料の粗大ごみ処理券販売業務、これはコンビニエンスストア等で今後取り扱い量を増やした方が共稼ぎ世帯等利便性が高くてより利用がいいのではないのかなと思いますので、その点について今後の方針について、あと実績がありますので、それについてお知らせください。
以上です。
○議長(神田政夫君) 榎本議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) それでは、榎本議員さんからのご質問のうち1点目と2点目につきまして、私の方からお答えを申し上げます。
まず、14ページのパソコンソフトの関係でございますけれども、このパソコンソフトはファイリング業務に使用するソフトでございまして、その内容としましては、文書台帳の作成、検索等で廃棄年数の検索ですとか保管場所の検索、またその後予定しております情報公開制度に対応した形での検索等、こうしたものが行えるようなソフトということで、さらにその文書登録と同時に今ファイルのラベル作成など、こういったこともできる。そういったソフトでございます。
次に、18ページのインターネットの使用料と賃借料の関係でございますけれども、予算で一応100万円ということで上げさせていただいておりますけれども、まずインターネットを接続するための機械類のリース料ということで15万円ほど見込んでおります。これはハッカー対策用のサーバー、あるいは停電防止用の装置、それから停電時間非常用装置、サーバーとパソコンをつなぐためのスイッチ等こういったものをリースで借りるための経費でございます。
次に、装置の保守管理が必要になってくるわけですけれども、その保守代として4万5,000円ほど見込んでございます。
次に、インターネットのいわゆる接続料でございますけれども、これが17万8,500円ほど見込んでございます。そのほかにリースした機械とパソコンを接続する作業及びパソコンの設定代金ということで、これはパソコンを稼働させるためのプロクラムを入力する、そういった作業になるわけですけれども、こうしたものに60万円ほどを見込んでおります。これが大体100万円の内訳ということでございます。
次に、2点目の保養施設の利用補助金の関係でございますけれども、久喜宮代衛生組合の職員及びその扶養者ですね、扶養親族ですか、こういった方が保険及び健康増進のために保養施設を宿泊利用して場合、一人一泊2,000円、年度内一泊を限度なのですけれども、補助ということで出させていただいておりまして、利用の状況で申し上げますと、平成11年度実績で57人、12年度が2月末現在ですけれども、51人の方が利用をされているところでございます。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) 粗大ごみの処理券の販売業務についてお答えします。
昨年の10月から粗大ごみの処理券委託販売をしております。現在取り扱いとしまして、久喜地区で30店、宮代地区で15店、合わせて45店舗に販売をお願いしているものです。処理券については、昨年10月から2月末現在まで約5,347枚の販売をしております。粗大ごみ処理券の取り扱い店については、現在も募集しておりますので、募集の状況について対応していきたいというふうに考えていますので、ご理解願いたいと思います。
以上です。
○議長(神田政夫君) 再質問をお受けします。
榎本議員。
〔7番 榎本和男君登壇〕
○7番(榎本和男君) 再質問いたします。
1点目のパソコン関係については結構です。
2点目の保養施設利用補助金ですが、一人2,000円ということで、これは指定旅館というか、協定料金がもしかしたらあるのかなと思います。国民保険の例ですが、指定旅館、指定保養所に泊まった場合に、補助金があるわけです。そうすると、それ以外の安いところはあっても、実質的に安いところへ泊まっておく方が補助金もらうよりも実質安くなる場合もなきしにもあらずということで、指定するところ構わず2,000円というのでしたら、確かに効果がありますが、ある程度限定された中ですと、かえって利用する場合高い場合もありますので、その点確認の意味でお聞きしたいと思います。
それと、粗大ごみ処理券販売についてですが、取り扱い店を募集しているというわけです。ただ、利用者、先ほど申したように共稼ぎ世帯ですと、身近な、今便利といってぱっと頭に浮かぶのはコンビニエンスストアではないかと思います。しかし、募集しているというとなかなかコンビニエンスストアだとなかなか募集はしてこないのではないかというわけで、コンビニについては積極的に取り扱いをしてほしいというような要望をして、利便性を高めた方がいいのではないかと思いますので、この点についてお聞きいたします。
○議長(神田政夫君) 再質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) 保養施設利用補助金の再質問にお答えを申し上げます。
宿泊施設限定されているのかというお尋ねかと思いますけれども、こちらはそういった限定はございませんで、どこに泊まった場合でも補助の対象としております。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 業務課長。
〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
粗大ごみ処理券の取り扱い店の関係でございますけれども、私どもの方といたしましては、この有料化に向けた際に、久喜宮代管内で約50店舗が必要であろうというような考え方を持って進めてきてございます。先ほど課長補佐の方から現在45店舗ということで、全体的に見ますとまだ地域性の中で全体的にうまく配置されていないような地域もございます。そのようなことから私どもの方といたしましては、取り扱い店の要望等があれば、私どももそれに対応していきたいということでございます。特にコンビニのお話がございました。この辺につきましては十分調整をしていきたいというふうに考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(神田政夫君) 以上で榎本議員の質問を終わります。
次に、角田議員、お願いします。
〔19番 角田礼子君登壇〕
○19番(角田礼子君) 3点質疑いたします。
1点目は、20ページの7節の賃金についてです。2,900万6,000円計上されておりますが、何名分になりますか、お伺いをいたします。
同じく20ページ、19節になります。電気式生ごみ処理機補助金、あと生ごみ処理容器補助金、それからEM菌生ごみ処理容器補助金に対してのそれぞれ積算根拠と生ごみ堆肥化施設との整合性をお伺いをいたします。
22ページ、13節委託料の中の燃やせるごみの収集業務と燃やせないごみの収集業務、それぞれ何割を委託しているのか、世帯、人数、ごみ量にそれぞれ分けてお願いをいたします。
○議長(神田政夫君) 角田議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) 角田議員さんからのお尋ねのうち、1点目と2点目につきまして、私の方からお答えを申し上げます。
まず、1点目の賃金の関係で何名分かということでございますけれども、こちら10名分でございます。
次に、生ごみ処理器補助金のそれぞれの積算根拠と堆肥化施設との整合性でございますけれども、まず積算根拠から申し上げますが、生ごみ処理容器につきましては、補助単価2,500円で40基分でございます。次に、EM菌生ごみ処理容器につきましては、補助単価1,500円で70基分でございます。次に、電気式生ごみ処理機につきましては、補助単価3万円で200基分でございます。
次に、電気式生ごみ処理機等補助金と生ごみ堆肥化施設との整合性とのことでございますけれども、生ごみの堆肥化につきましては、基本的には堆肥化推進計画に沿って進めていきたいというふうに考えておりますけれども、この計画につきましては、新設炉等の建設問題をめぐります周辺住民の方との話し合いの中で、計画を大幅に前倒しし、実証プラントにより堆肥化の実証を経た後、全量堆肥化の早期実施を目指すとの考え方で合意が得られておるところでございます。
電気式生ごみ処理機等によります堆肥化につきましては、堆肥化計画の中で電気式生ごみ処理機等について、購入費用の一部を助成することによりその普及を図り、堆肥化を推進するというように位置づけをされておりまして、自治会単位での設置型生ごみ処理機による堆肥化とともに、一般家庭における堆肥化推進の重要な施策となっておりまして、生ごみ堆肥化施設による堆肥化と並行して進めるというように位置づけをされているものでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) 3点目の委託料、燃やせるごみと燃やせないごみの収集業務で、それぞれ何割を委託しているのかということでございますけれども、燃やせるごみの収集量は平成12年度の推定ですと、約1万7,000トンございます。うち委託業者が約8,000トンの収集予定となりますので、約5割を委託としております。あと燃やさせないごみについては、収集量を推定ですけれども、約年間1,100トン、委託業者が約330トンを収集すると仮定しますと、約3割を委託業者にお願いをしています。
なお、世帯、人数につきましては、委託契約が地域の委託でないため、正確な数字は把握しておりませんが、概算で申し上げますと、世帯数を3万8,000世帯、人口を11万5,000人とすると、燃やせるごみが約5割ですから1万9,000世帯、人口が5万7,000人、燃やせないごみが約3割ですので、1万1,000世帯、人口が3万4,000人ということになりますので、ご理解願いたいと思います。
以上です。
○議長(神田政夫君) 角田議員、再質問はございますか。
角田議員。
〔19番 角田礼子君登壇〕
○19番(角田礼子君) 再質疑いたします。
1点目の賃金の関係ですが、10名分というお話がございました。昨年の予算から見まして、今年度4人退職されるというお話がありましたけれども、昨年のは私聞いておりませんので、申しわけないのですが、昨年から何人、この賃金が対象人数が増えているのかをお聞かせいただきたいと思います。
あと先ほどその次の電気式生ごみ処理機補助金ほか3つの補助金の内容を伺いました。あと整合性についてなのですけれども、話はわかるのですけれども、住民の方に対して説明をする場合、今の言い方だと説明し切れないですよね。私どもの方にも問い合わせがきます。衛生組合としては、生ごみの堆肥化を全世帯を生ごみ堆肥化に向けて進めていくという実証プラントをつくるということまで住民の方々はご承知ですよね。その方たちに対して今度電気式生ごみ処理機に補助金が出るのだけれども、それを買った方がいいのかとか、いろいろ聞かれるのですけれども、生ごみの処理施設ができるのに、その電気式を高いお金出して買った方がいいのかどうかと聞かれた場合に、こちらとしては説明できないのですよね。その辺の整合性を私はお伺いしたいのですけれども、どうなのでしょうか。お伺いをしたいと思います。
あと委託料の関係、燃やせるごみ、また燃やせないごみで5割、3割というお話がありました。これは傾向として増うなのか減なのか、その辺をお伺いしたいと思います。
○議長(神田政夫君) 角田議員の再質問に答弁願います。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) それでは、再質問にお答えを申し上げます。
まず、賃金対象で昨年と比較して何人増えているかというお尋ねでございますけれども、こちらは3人でございます。3人増えてございます。
それから、生ごみ処理機の補助金の関係で、堆肥化施設ができるのにそれぞれのご家庭で生ごみ処理機を買った方が果たしていいのかどうかということで、非常に説明がしにくいというお話でございますけれども、これは以前にもお話ししたことがあるかもしれないのですが、生ごみ処理機は一般家庭でお使いになる場合、毎日お使いいただけるわけですね。ですから、生ごみを日々処理できるという利点があるわけでございます。
一方、堆肥化施設で生ごみを出したという場合、具体的にまだ週に何回収集とかと決まっているわけではありませんけれども、恐らく週2回とか3回、そうした限られた収集回数になろうかと思いますので、したがってその間ご自宅の方で生ごみを一々ためておくということもございますし、あとは当然分別の方もその生ごみの堆肥化の施設にあわせた形できちんとやっていただくという形が出てくるかと思います。ですから、最終的にその堆肥化ということで目的は同じですけれども、それぞれのお使いになる方の考え方次第で毎日毎日処理できた方がいいと思われる方は、電気式生ごみ処理機等をお使いいただければいいのかなというふうに考えております。また、堆肥化施設でやった方がいいというふうにお考えの方は、そういった処理機は買わずに堆肥化施設の方で処理すると、そういうことで考えていただければなと思いますけれども、よろしくお願いいたします。
○議長(神田政夫君) 業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) 委託業務の委託が増えているのか減っているかというご質問と思いますけれども、委託の割合は12年度体制と同様に13年度体制についても同じ割合で考えていますので、ご理解願います。
○議長(神田政夫君) 再々質問ありますか。
角田議員。
〔19番 角田礼子君登壇〕
○19番(角田礼子君) 再々質疑をいたします。
まず、臨時職員の関係ですが、昨年よりも3人増というご答弁をいただきました。先ほども質問の中で申し上げましたけれども、4人方が退職されるということになっております。それで、臨時の方が3人しか増えないということで、ちょっと大丈夫なのかどうか不安に思うのですけれども、その辺再度ご答弁をお願いいたしたいと思います。
あとその次の生ごみ処理機の関係なのですけれども、その毎日使えるか、また収集日が決まっている、そのときに出すかだけの違いというご答弁をいただきましたけれども、もっと根本的なところを押さえないと、説明はし切れないと思うのですよね。この生ごみを堆肥化する、ごみを減量させるというその根本のところが自家生産、自家消費というか、そういうところに考え方を持っていかないと、説明し切れないのではないかと思うのですけれども、再度その辺よろしくお願いいたします。
○議長(神田政夫君) 角田議員の再々質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) 再々質問にお答えを申し上げます。
臨時職員の関係で3人増、それと退職者が4人で大丈夫なのかというお話ですけれども、4人退職されるわけですけれども、実際その後こちらの方で臨時職員として働く希望があるかどうかということをこちらでも一応聞かせていただいておりまして、お1人の方はもういいですと、臨時職員として働く気持ちはありませんということで、3人増ということになっているわけでございます。そうした人数も当然きちんと念頭に入れた上でその業務体制、現業の方ともきちんとお話をさせていただいて、体制を組んでおりますので、その人数の体制の方には問題がないというふうに考えております。
それから、生ごみ処理機の関係でございますけれども、確かに説明が非常にしにくい部分があるのは確かでございまして、議員さんおっしゃられたように自家生産、自家処理、そういったことをきちんと根本的なところを押さえた上で進めていかないと、確かに住民の方に説明がなかなかしにくくなるのかなというふうに考えております。そうした点十分私どもも踏まえまして、今後進めていきたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 以上で角田議員の質問を終わります。
ここで休憩とします。再開は午後1時からお願いします。
休憩 午前11時56分
再開 午後1時
○議長(神田政夫君) 再開します。
午前中に続きまして、議案第4号 平成13年度久喜宮代衛生組合一般会計予算の歳出に対する質疑を続けます。
後上議員、お願いいたします。
〔15番 後上民子君登壇〕
○15番(後上民子君) 1点だけ質問させていただきます。
第3款衛生費、1項清掃費、2目塵芥処理費の中の……ページは22ページになりますが、修繕料につきまして、その内容をお知らせください。
また、この中にディーゼル車の黒煙対策が入っているという説明があったかと思うのですが、その内容についてお伺いいたします。
それから、昨年10月議会で排ガス対策について質問をしたときに、12年度購入の新車1台をLPG車にするというお話で、そのほかの車は平ボディ車以外はすべてディーゼル車であるという説明があったかと思うのですが、今後のその排ガス対策の見通しについてお伺いいたします。
○議長(神田政夫君) 後上議員の質問に対する答弁を求めます。
業務課長。
〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
修繕料の内容についてのご質問でございますけれども、まずこの修繕料の内訳を申し上げたいと思います。まず収集関係でございます。収集車、これ15台でございますけれども、15台分の修繕経費ということで180万円でございます。
それから、ご質問ございましたごみ収集車への黒煙除去装置の取りつけ経費ということで、2台分でございますけれども、160万円予算措置をお願いしてございます。
それと、施設関係でございまして、まずごみ処理施設にかかわります修繕経費ということで210万円を予算措置お願いしています。
それから、受け付けにございます計量器でございまして、これのトラックスケール点検経費ということで67万8,000円をお願いしてございます。
それから、粗大ごみ処理施設関係の補修修繕費といたしまして、150万円お願いしています。
それに、ショベルローダーという機械の点検経費といたしまして100万8,000円、これらを合わせまして、合計868万6,000円の修繕料を計上させていただいておるところでございます。
次に、ご質問のございましたディーゼル車の黒煙対策についてでございますけれども、ご承知のとおりディーゼル車からの排出されます黒煙が排ガス公害ということで大変大きい社会問題になってございます。当組合でも古いごみ収集車が稼働しておる状況から、今年度、平成12年度の中ではごみ収集車2台を低公害車ということで、LPG、ガスを燃料といたしましたLPGのごみ収集車を購入させていただいたところでございます。
新年度の平成13年度につきましては、場内で持ち込み対応してございます、使用してございますごみ収集車2台分でございますけれども、これの排ガス対策ということで試験的に排ガスから出ます粒子状の物質PMということで言われてございますけれども、それの除去装置を2台取りつけをいたすように予算措置をお願いをしておるところでございます。今後のその他の収集車でございますけれども、今後につきましてはその13年度に2台除去装置を取りつけて、その経過を見ながらできるだけ早い時期に他の収集車につきましても対応してまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 再質問をお受けいたします。
なし。以上で後上議員の質問を終わります。
次に、木下議員、お願いします。
〔3番 木下 篤君登壇〕
○3番(木下 篤君) 3番、木下です。
一般会計予算について何点か質問させていただきます。これまで私が提出しました質問の中でかなり前任の方からいろいろな形の質問がありましたし、その点についてはダブらないように質問をさせていただきたいと思います。
まず最初に、11、12ページの一般管理費の7節の賃金について、先ほども質問がありましたし、それに対する答弁がございました。臨時職員の職務ということでお伺いをするわけなのですが、この2人の人の堆肥化のための職員の労力が必要だというのが前にありました。これにつきまして具体的に臨時職員の人たちに対してはどのような仕事を要望していって、またやってもらうのか。それで、そのことについての期間についても先ほどありましたけれども、どのくらいの期間かを改めてお伺いいたします。
それから、2番目に13、14ページの廃棄物減量等推進謝礼、また堆肥化協議委員会の謝礼については、先ほどの質問に対して額がございましたので了解をいたします。
17、18、この中の衛生費の清掃総務費、給料の件でございます。この2節の給料について、ここにも書いてありますように、現業職員が36人、前年度に比べまして4名の減となるということでございます。この点についても先ほどの質問がございましたし、そしてそれは臨時職員の増ということとの関連で答弁がございました。ただその場合に、先ほどもありましたけれども、4名の減に対して3名の新たに補充ということでございますけれども、この点についてこの業務体制を改めてそういう1人減になっている中で業務体制を組んでいるので問題はないということでございました。ただし、これらが前の一般質問がございましたときに、これも角田議員から質問があったのですが、年齢構成が現在の現業職員の質問がありました。その中で51歳から55歳、12名、56歳以上が13名ということでありました。これはもう毎年待ったなしで次々とやめていくと、しかもこの51歳以上が全体の半分以上になっております。こういう状況の中で当局としては、この現業職員の高齢化の問題について今後どのように考えられるか、お伺いをいたします。
あと21、22、この中の委託料については明細を全部出していただきましたので、了解をいたしました。わかりますが、その中で2点ばかりお伺いいたします。委託料の作業環境中、ダイオキシン類濃度測定業務というのがありますが、これは測定業務を年に何回やられるのか、もう一つは測定場所はどこをやられるのか、お伺いいたします。
2点目は、クレーン及び飛灰搬出設備運転業務でございますが、この金額は平成12年度が2,607万3,000円となっておりましたのが、今回は3,399万5,000円になります。前に比べまして792万2,000円多くなっております。この内容はどうしてそういうふうに多くなったのかの理由をお伺いいたします。
あとは一応全部資料として出されていただきましたので、わかります。
以上です。
○議長(神田政夫君) 木下議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) それでは、木下議員さんからのご質問のうち賃金の関係と給料の関係につきまして、私の方からお答えを申し上げます。
まず、賃金の関係で臨時職員の具体的な職務並びに期間ということでございますけれども、先ほども申し上げましたように、平成13年度堆肥化の関係等いろいろ業務量が増大してまいります。こうした職員の業務量の増大に対応するために臨時職員2人をお願いするわけでございまして、基本的にはその職員のやっております一般的な事務的な作業、こういったものの補助員的な役割をお願いしたいというふうに考えております。また、期間でございますけれども、1年間を予定してございます。
次に、給料の関係で4名減による現状の方針ということでございますけれども、このことにつきましては一般質問の中でもお答えを差し上げておりますけれども、年金制度との関係から地方公務員につきましても、定年退職後の再任用制度の導入が進められております。また、今後新しい施設が建設されるということもございますので、そうした点を踏まえまして、十分検討していきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 業務課長。
〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
まず、作業環境中のダイオキシン測定業務でございますけれども、これにつきましては年2回ということで測定を予算計上をお願いしてございます。これにつきましては、国の方から焼却炉の作業場内のダイオキシン測定を年2回ということで、国の方から通達が出されたわけでございまして、私どももそのような形で予算をお願いをしておるところでございます。
それから、もう1点のクレーン及び飛灰搬出設備の運転業務で3,399万5,000円お願いしておるところでございます。昨年度は、クレーンの運転業務をご質問いただきましたように2,607万3,000円予算措置をお願いしてございます。飛灰の搬出の方の設備の運転業務につきましては、昨年度は614万3,000円ということで別に予算措置をお願いした経過もございまして、今回クレーンと飛灰の設備運転を一緒にして予算計上させていただきましたので、金額的には昨年と同様の額だということでご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 再質問ありますか。
木下議員。
〔3番 木下 篤君登壇〕
○3番(木下 篤君) それでは、再質問をさせていただきます。
先ほどの第1点目の一般管理費の臨時職員の件についてですが、あの堆肥化のための業務、これについて増大してくると、それでそれに対する事務作業の補助という形で1年間、これを必要とするという答弁でございました。ただ、私現在職員が多分20名おられると思います。私は今の仕事が十分ゆとりがあってやられているというふうには考えませんけれども、実をいうと私ほかのところのこういう衛生の事業をやっているところを聞いてみると、職員の数は非常に……現業ではないのですけれども、少ない人数でやられているところが多いのですね。一つの例を挙げれば、熊谷は6名でやられているようです。非常に大変だと向こうでも言っていました。しかし、何とかこれはこなしていっているという話もございました。その点でこちらの方がでは適当にということではないと思いますが、今のどうしても20名の中でやれないということであるのかどうか、その点について改めてお伺いをいたします。
2点目です。この現業の職員の36名、このことについて今も答弁があったのですが、はっきりしているのは、何回も質問しているのでもう言うことはないと思いますが、現業職員は平成6年度が65名もいたのですよね。それが次々と下がっていって、7年度が60名、8年度が56名、9年度は51名、そして10年度が50名、11年度は44名、12年度40名と、もう次々と人が減ってきました。そして、今回が36名なのです。こういう今の現状の中で、一体どういうふうにその進めようとするのかということについて、前のときの考えとして聞きましたところ、明確な答えはなくて、あのときの昨年の10月の答弁では、基本的方針は現在のところまだ出ていませんというような答弁になっているわけですね。しかし、これはもう衛生組合でつくられている基本計画ですが、この衛生組合の基本計画の中で、収集体制についてこう書かれております。本組合における収集運搬業務は、組合直轄のもとに直営委託を併用して行っており、委託は主として資源を対象としていると、今後の収集体制についても、当面現行の体制を継続していくということが書かれております。このことについて、現行の体制を継続するというのは一体どういう意味なのか、これだけどんどん減らしていって、これが今では半分近くになってきているという状況の中で、しかも全体の収集業務の全地域的に見ると約半分ぐらいになっているという中で、どういうふうに今後のことを考えているのか、お伺いをいたします。
次に、3点目です。クレーン及び飛灰搬出業務についてですが、先ほども今ありましたけれども、この搬出業務については、今回はこれを飛灰の搬出と運転業務を一緒にしたというのですか、そのことによって前とは余り変わっていないということなのですね。しかし、この金額は3,399万5,000円です。ここの組合の職員の現業職員の平均給料を見ますと、大体750万ぐらいではないかと思われます。そして、これも3人体制でやられていたわけです。今回も多分3人体制だと思います。そうすると、2,250万という金額でこれまではやられていたということに考えられます。その点今回は3,399万5,000円という、むしろ委託することによって大きな金額、負担が大きくなっているのではないかというふうに考えられます。その点についてどういうふうに考えられているか。また、昨年も指摘をしたのですが、このクレーンのこの運転業務については、むしろ現場をよく知っている人の方が効率もいいと、また同じクレーンの業務者ではなくても、ほかの人たちも協力して作業も行うこともできるということから見ても、より効率的に作業ができていたというふうに聞いておりますが、そういう点についてもどういうふうに考えられているか、お伺いいたします。
○議長(神田政夫君) 再質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) それでは、再質問にお答えを申し上げます。
まず、1点目の臨時職員の絡みでいわゆる職員20名体制、これで対応できないのかというお話でございました。その中で熊谷市では6名というようなお話もありましたけれども、久喜宮代衛生組合と熊谷の方とでやられている業務内容とか、そういったことも恐らく違うのだろうと思います。ですから、1概に比較ということは難しいのかなと思いますけれども、実際問題として私どもの事務職員20名体制が余裕があるかどうかという話になりますと、新しい事業に対応していくためには、現状では非常に厳しい状況になるというふうに考えております。そうしたことから、臨時職員2名をとりあえずお願いしたいということで予算をお願いしているものでございまして、ご理解をいただきたいと思います。
それから、2点目の現業職員の関係でございますけれども、基本計画の収集体制というお話もございました。いわゆる現業職員の関係につきましては、先ほども申し上げましたけれども、いわゆる再任用制度、それから新しい施設の建設、こうしたことがございます。こうしたことを十分踏まえてやはり考えていく必要があるだろうというふうに考えてございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 業務課長。
〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えをいたします。
クレーン運転業務と飛灰の搬出設備の運転業務、これを委託ということでお願いをしておるわけでございます。私先ほど飛灰の方の搬出の方の運転の経費申し上げましたけれども、それにつきましては、ご承知のとおり昨年の8月から飛灰の方の運転の委託をしてございます。そういう意味から13年度におきましては、1カ年というような形での内容で含んでございますので、金額の差がそのような差で出ておるということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
運転の関係でございますけれども、私ども委託に切りかえまして、クレーンと飛灰の設備につきましては、運転委託をしておるわけでございまして、現場的に運転操作に支障がないような形で、また直営職員の方の焼却炉との連携をとりながら運転操作をするようにということで指導をしておるところでございまして、今後とも運転管理につきましては、徹底して指導を行ってまいりたいというふうに考えてございますので、ご理解をお願いしたいと思います。
○議長(神田政夫君) 再々質問ありますか。
木下議員。
〔3番 木下 篤君登壇〕
○3番(木下 篤君) 再々質問いたします。
私最初に質問したときのことで、2度目の質問でちょっと質問が抜けていたところがございますので、改めてお伺いいたしますが、先ほどの委託料で作業環境中のダイオキシンの濃度測定について、その測定をする場所というところを具体的にどの場所で測定をするかということを聞こうと思ったのですが、それについては一般的な答弁でございましたので、改めてお伺いをいたします。
それから、先ほどの給料のことについて、私が聞いたのは、今の新しい状況の中で堆肥化施設の問題とかいろいろなのが出てくるので、そういうところで人の問題を考えていくという、極めて一般的な答弁しか出ておりません。私が聞きたいのは、今のように次々と人を減らしていって、将来はどうするのかということを聞いたわけです。これは何回も聞いていても、そのことについての答弁はほとんど具体的な方向は出ておりません。
もう1点は、そういう中で私が聞きたいのは、現業の職員の人数が少なくなることによって、本当に住民のこの環境問題を含めての今の分別収集が本当に安心してやられるのかと、こういう立場からもこの問題を考えた場合に、一般論では出てこないはずだと思います。しかも、さっき言った基本計画にも述べられている点を実際に当局自身がどう考え進めようとしているか、その点をお伺いいたします。
それから、クレーンの問題についても、今また一般的にしか答弁がありませんでしたが、私が聞いたのは現業の職員を仮に3名とした場合には、むしろ委託よりもかえって経費は少なくて済むのではないかと、しかも効率はよくなるのではないか、その点についてどう考えるかということを質問したわけでございます。この点についてはっきりとご答弁をお願いします。
○議長(神田政夫君) 木下議員の再々質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) 再々質問のうち現業職員の関係についてお答えを申し上げます。
今のように人を減らしていって将来どうするのかというご質問であったわけですけれども、議員さんからのご指摘ありましたように、その住民サービスへの影響、こういったものがないように、そういったことをきちんと念頭に置いて、今後十分検討させていただきたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 以上で木下議員の質問……失礼しました。
業務課長。
〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
まず、作業環境中のダイオキシンの具体的な測定場所でございます。この測定場所でございますけれども、焼却炉の建屋の中に、ご承知かと思いますけれども、中央操作室がございます。その中央操作室で職員が運転を行ってございますけれども、その中央操作室の前の場所でダイオキシンの測定を環境調査を行っているということでございます。
それから、クレーン運転でのその経費のご質問いただきました。私ども委託を行っておる中で、現業職員の生涯賃金等比較してみますと、コスト的にも委託の方が安いというような形で理解してございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 以上で木下議員の質問を終わります。
次に、加藤議員、お願いします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 4番議員の加藤です。
何人かの前段者の質問で明らかになった部分は省きたいと思います。
通告の4番目になりますが、ページ数でいいますと、13、14ページにかかわって、総務一般管理費、委託料の中であります。職員健康診断にかかわってのことなのですが、一般質問でも取り上げたのですけれども、焼却施設の職員には健康管理の面から特にダイオキシンの蓄積検査を実施するべきではないかと思っております。一般質問でもお答えをいただいたわけですけれども、さらにその考えについて伺いたいと思います。
それから、15、16ページの財産管理費の委託料についてであります。これは資料で金額を出していただきましたけれども、管理地の除草ですとか場内の除草、庁舎清掃、樹木剪定など、これまでも高齢者事業団等にお願いしてきた経過もあるのですけれども、そうした13年度はどうされるのか、委託先、契約方法などについて、今お考えになっているところで結構ですから、お示しを願いたいと思います。
それから、17、18ページのところで、これも財産管理費のインターネット使用料及び賃借料ということです。前段者の質問のお答えとして、機器のリースで15万ですとか、保守に4万5,000円ですとかインターネットの接続に17万ですとか、その接続作業に60万で合計で60万円だというのです。それはわかりましたけれども、このインターネットの接続料ということで17万円は高いのではないかと思うわけです。私も全くこういうコンピューターとかITとかには無縁な方でして、素人考えなのですけれども、聞いているところによりますと、インターネットのプロバイダーというのですか、そういうところへの接続でも数千円もあれば加入できるのではないか、そういうふうにも聞いておりますけれども、それにしては高いなと思うので、この点について説明をお願いしたいと思います。
次に、19ページ、20ページ、ここの委託料、この金額も出していただきましたが、この委託料の中で2番目のし尿ごみ処理手数料徴収業務とあるのですが、このし尿はわかるのですけれども、ごみ処理手数料、これはどういうものなのか、ちょっとお願いしたいと思います。
それから、分別の日程表の配布業務、これは恐らく両市町から自治会、あるいは区長さん等を通じて配布をされるのだと思いますが、どういう形でやられるのか、確認をしてみたいと思います。
次に、23、24ページの塵芥処理費の委託料の中で、剪定枝資源化業務についてお聞きをします。一般質問でもこの点については加納議員が指摘をしておりましたが、剪定枝のチップ化の最初の作業であります枝の投入が現在人の手でやっておるわけですが、この作業は巻き込みなど大変危険を伴いますので、投入機械を導入して人の手で直接投入は避けるべきだと思います。その点どのようにお考えか、お願いをしたいと思います。
以上です。お願いします。
○議長(神田政夫君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) それでは、加藤議員さんからのご質問のうち1点目の職員健康診断、それから2点目の業務委託の契約方法と、それから3点目のインターネットの使用料の関係につきまして、お答えを申し上げます。
まず、職員の健康診断でございますけれども、これは前にも申し上げておりますように、ダイオキシン類が体内に取り込まれるのは食べ物からのものが大半でありまして、大気中からのものは少ないというふうに言われております。このため作業環境中のダイオキシン類調査を行い、適正な作業環境の維持に努めておりますほか、焼却炉内部での作業におきましても、防護服を着用するなどの対策をとってきておるわけでございます。作業環境の調査におきましても基準以下となっておりますことから、検査を行う考えはございませんので、ご理解をいただきたいと思います。
次に、2点目の委託料の関係で、業務の委託先、契約方法ということでございますけれども、順次上から申し上げますが、まず管理地の除草業務でございますけれども、こちらは管内の土木業者によります入札を予定してございます。
次に、庁内の除草業務でございますけれども、こちらは宮代町の高齢者事業団への随意契約を予定してございます。
次に、庁舎の清掃業務でございますけれども、指名参加願が出されております業者による入札を予定してございます。
次に、樹木剪定業務でございますけれども、こちら宮代町の高齢者事業団への随意契約を予定してございます。
次に、消防設備点検業務でございますけれども、指名参加願の出されております業者による入札を予定してございます。
地下タンク清掃業務につきましても、指名参加願が出されております業者による入札によりまして、それぞれ発注をしていきたいというふうに考えてございます。
3点目のインターネットの使用料がちょっと高いのではないかというお話でございますけれども、議員さんからお話しありましたように、いわゆるプロバイダーですか、こちらへの加入料というのが確かにそんな高いものではないと思いますが、それ以外にいわゆる時間に応じて使った分だけどうしても使用料というのがかかってまいります。そちらの分を見込みまして17万8,000円ほど予定をさせていただいたということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 業務課長。
〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えをいたします。
まず、20ページの委託料の関係で、し尿ごみ処理手数料徴収業務、この内容でございますけれども、これにつきましては私どもごみとし尿、この関係の手数料につきましてを集金人さん今8名で徴収業務を行っていただいております。その集金人さんに対します徴収手数料270万円でございます。
それから、分別日程表の配布業務でございますけれども、5万1,000円でございます。これにつきましては、分別日程表の配布業務ということで、宮代町内分の1回分ということで13年度予算措置をお願いをしておるところでございます。
それから、24ページの剪定枝の資源化業務の関係でのご質問でございます。剪定枝の投入は危険なので、投入機械を導入すべきというご指摘でございます。ご承知のようにこの剪定枝葉が持ち込まれますその条件といたしましては、分別日程表にもございますように、太さ的には10センチまでの太さ、長さ的には50センチまでの長さという、それ以下ということで定めてございます。この設備の運転につきまして、シルバー人材センターの方へ委託をいたしまして、お願いをしておるところでございまして、私どもは機械に手作業で手を投入口に入れないような形でのお願いをしてきましたけれども、実際上その分別日程表の中での規格以外のやはり長目のものがやはりどうしても搬入が多いということから、どうしても投入口の機械のところで絡み合うというようなことで、どうしてもその絡み合ったものを手作業でせざるを得ない事態があるようでございまして、そのために投入する機械を導入してほしいというご質問かと思います。
私どもの方もあくまでも分別日程表のとおりの規格以下で持ち込んでほしいということは、これからも継続してお願いをしてまいります。また、現在の投入口の改良も一部手直しをいたしまして、その状況もこれから把握をしていきたいと思います。
機械投入の関係でございますけれども、一番小さいミニユンボで機械投入が果たしてできるかどうかというのも、13年度試験的にちょっとやってみようということで考えてございます。さらに、私どもはこの剪定枝葉が現在のところシルバーの職員2名というだけの体制でございますので、13年度からは現業職員1名、正職員を1名配置をいたしまして、安全管理も含めてこの辺は対応していこうということで考えてございますので、よろしくお願いをしたいと思います。
○議長(神田政夫君) 再質問はありますか。
加藤議員。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 加藤です。
まず、健康診断に関連してダイオキシンの調査をぜひということなのですけれども、いつものとおりのお答えでこのダイオキシンの吸収というのは食物が大半で、呼吸からは少ないのだと、作業環境中のダイオキシンも測っているけれども、問題ないと、炉内の点検も防護服を着用しているということで問題ないということなのですけれども、ここに平成5年と6年の煙突から出ていく直前のガス、それから飛灰のダイオキシンを測ったその結果があるのですけれども、もうそこで後ろの、測ってではどうなのかという評価のところなのですけれども、例えば平成5年のものでは、廃棄物処理にかかわるダイオキシン等専門家会議で評価に用いられた評価指針、1日これだけ、これまでは安全ですよという基準があって、それが1日、体重1キロ当たり100ピコグラムということで、その当時はその100ピコグラムが安全圏だということで線が引かれていたわけなのです。それで、ここのでは1号炉、2号炉はどうなのかといいますと、1号炉が0.49ピコグラム、2号炉が6.7ピコグラムで1号炉に関してはその基準の200分の1、2号炉は15分の1だから心配ないというふうに書かれておるわけなのですね。
しかし、これはこの当時の基準であって、今はこの100ピコグラムが全くだめだというので、現在では1日4ピコグラム、25分の1までその基準が厳しくなっているわけなのですよね。ですから、その過去に測ったデータでも、この現在の許容指針である4ピコグラムを当てますと、2号炉で6.6ぐらいいっていますから、もう2以上高いわけですよ。それは現在の評価であって、昔は違ったのだと言われても、それはもう昔に戻って今の基準でどうなのかということを検証しないと、安全は保持できませんので、ですから食物で大半でなのだけれども、このごみ焼却炉施設の職員が浴びている、吸っている量がその現在の指針よりもはるかに高いものだったということは明らかですよね。
そこで、これまでの蓄積をやっぱり調べるべきだと私は思うのですよ。今がいいからもうそれでいいのではなくて、ダイオキシンはずっとたまっていくわけですから、なかなか排出されないわけですから、過去に戻ってその過去からの蓄積がどれぐらいだったのか、そのことはよく考えておく必要があると思うのですよね。その点、ですからやっぱり蓄積検査はやるべきだと思うわけであります。
それと、先ほど防護服、炉内の作業では防護服の着用もしているということだったのですけれども、防護服以外に防じんマスクもされていると思うのですけれども、ここに労働省のつくりました、これは11年ごろでしょうか。つくったダイオキシン類による健康障害防止のための対策要綱というのがあります。これは焼却炉等に働く労働者にダイオキシンの暴露から身を守るために、こういうふうにしなさいという、強制力があるのかどうかわかりませんが、とにかくこういう対策をしなさいという指針ですよね。これがあります。防護服ということでしたけれども、この指針ではもっと厳しい防護のための方策をやるべきだと言っているわけなのですが、それについては防護服以外にやられているのかどうか、その辺をお願いしたいと思います。
それから、剪定枝のチップ化についてのそのなかなか機械でできないというか、規定に切っていなくて長いものがあって、どうしても手作業になってしまう部分があるという、それはわかるのですけれども、やはり危険をね、命にかかわる危険ですから、そこのところはよく考えていただきたいと思うのです。それで、13年度中に小さな機械による投入が可能かどうか検討されるということですけれども、ぜひともそれまでにも、これまでも指導されているということでしたけれども、絶対に中へ手を入れるようなことはしてはいかんと、もうこれは強く指導もしていただきたいし、働いている皆さんに勉強の……勉強といいますか、自分の身を守るということで指導を強めていただきたい。それで機械の導入が可能でしたらば、ぜひ早急に導入をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
これから生ごみ堆肥化が実現していきますと、このチップというものが必要になってまいりますし、それから今の段階でも生ごみの分別をして燃やすごみを少なくしていくためには、やっぱりこの木を外して堆肥化に使っていくと、そういうことが必要で、将来的にこれからどんどんとその剪定枝のチップが需要が高まってきますし、作業量が多くなってくるということで、今のままを続けておりますと、その危険の確率といいますか、そういうものも高まっていくと思いますので、ぜひその辺は特に注意をしていただいてお願いをしたいと思います。この点はお願いをしておきます。ダイオキシンについてお願いしたいと思います。
○議長(神田政夫君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) それでは、職員の健康診断、特にダイオキシンの検査ということでの再質問にお答えをしたいと思います。
先ほど議員さんの方からいわゆる1日の摂取量、許容量、これが体重1キロ当たり4ピコグラムというお話で、それに対して平成5年、6年当時の煙突からは6.7ピコグラム、2号炉ですか、そうしたダイオキシンが出ていたというお話でございますけれども、先ほども申し上げましたけれども、大気中から取り込まれる量が非常に少ないということがまずあるわけです。2号炉から6.7が出ていたからといって、それが直接そのまの濃度で体内に取り込まれるということではないというふうに私どもは考えております。
また、防護服以外にいわゆる何を着用しているかというお話でございますけれども、防じん眼鏡と防じんマスクを着用して作業をしているところでございます。
○議長(神田政夫君) 再々質問をお受けします。
加藤議員。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
○4番(加藤幸雄君) 3問目をお願いします。
ダイオキシン関係なのですけれども、先ほど木下議員の質問の中で、作業環境中のダイオキシン濃度を測定、どこでやるかと言ったら、中央操作室の近くだと、そういうところでお答えがあったのですけれども、問題は今3交代制で3週間に一遍炉内の点検に炉本体に入っていると思うのですよね。そこでもし付着物があったりすれば、こういろいろカンカンたたいたりして、物すごくもうもうとした中で作業をしている、こういうことらしいですよ。ですから、外にいて作業環境のダイオキシンが少ないから吸っている量はもっと少ない、そういうことではなくて、実際に施設で働いている人たちは、そういうもうダイオキシンがたくさん含まれているもうもうとした中で、1日4時間も働いている、このことがあるわけですよ。ですから、先ほどの食物からだとか、とにかくそういうことではないと、実際に働いている人は、3週間に一遍4時間ずつあの炉の中に入って働いている。そういうことをよく考えていただきたいのです。そういう人たちが防じんマスクをつけていようと、先ほどのダイオキシンの報告書の中にも防じんマスクをつけているから、それほど吸収は少ない、影響はないだろうと言っているのだけれども、実際に4時間も高濃度のところに入っていれば、皮膚からだって吸収しますよ。防じんマスクをつけていたって、そこからどんどんと吸い込むのですよ。それは外と炉の中とはえらい違うのです。そのことをよくわかっていただきたい。
ですから、絶対にその蓄積検査はするべきだし、もしその検査で蓄積の高い人が見つかったとすれば、その人の健康上からもその仕事から外して、ほかの職場とかわってもらうとか、そういったこともしなくてはいけない、そう思います。
それから、炉内の作業では防護服のほかに防じんマスク、あるいは防護眼鏡をしているということだったのですけれども、この厚生省の対策要綱では、それ以上にもっと重要なことが書かれているわけですよ。その炉の中で作業をする人には、あるいは電気集じん器の中で作業をする人には、そこの空気を吸うのではなくて、外から空気を持ってきて吸うか、自分で消防士さんのようにボンベをしょって、そういうもう密閉されたこの呼吸系の中で、そういった呼吸器をつけさせなさいということを言っているのですよね。ですから、眼鏡は結構ですし、保護着もいいのですけれども、一番重要な外の空気を吸う、あるいはボンベの中の空気を吸う、これが一番大事なのに、これがやられていない。これは本当に大事な点だと思いますよ。ですから、私はこの実施をすぐにやるべきだと思います。ぜひそういう点でお願いをしたいわけですが、その中のもうもうたるものを吸っているのだということで、ぜひ検査をするべきだという点、それから空気呼吸の点で、2つの質問を最後にお願いをしたいと思います。
○議長(神田政夫君) 加藤議員の再々質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) それでは、ダイオキシン検査の関係での再々質問にお答えを申し上げます。
まず、検査をするしないというお話でございますけれども、こちらにつきましては先ほどお答えしましたように、現在のところ検査をする考えはございませんので、ご理解をいただきたいと思います。
それから、作業環境の関係で、空気呼吸器を使うというお話がございました。私どもも現在その国等からの通達に基づいて作業を行っているわけでございますけれども、この空気呼吸器の件につきましては、炉内でのいわゆる作業性とかそういったことも影響があるかと思います。そういったことも一応踏まえまして、今後どうしたら体制がとれるか、よく研究をしてまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
〔「それでは、遅いでしょう。安全対策ですよ」と言
う人あり〕
○議長(神田政夫君) 以上で加藤議員の質問を終わります。
次に、加納議員、お願いします。
〔10番 加納好子君登壇〕
○10番(加納好子君) 10番、加納です。こういう形で通告しての質問は始めてなので、まごついてしまうかもしれませんけれども、その点はお許しください。
前段者の何人かの方々とダブるところは省略していきたいと思います。
12ページの賃金については結構です。
14ページ、8節の報償費について、堆肥化協議会委員についての質問も、これのご答弁は結構です。
同じく報償費で廃棄物減量等推進員、ここのところでこの推進員制度が始まって3年経過したと思うのですが、この推進員さんたちを集めての報告会みたいなものが先日開かれまして、私もちょっとのぞいてみたのですけれども、3年経過していて、その中で出てくるのは、組合側からの説明と、それから家電リサイクル法にのっとったご説明もありましたけれども、あと推進員の方からは分別に対してわからないところとか苦情とか、それから回収がおくれてしまったけれども、どういうわけだとか、主にそういったところが出てきただけだと思うのですね。この1,000万円近く予算を計上していますが、本来このごみ減量等推進員というのは、こういったところのほかにどんなもの、どんな役割を果たしていけばいいのかということが少し疑問に思うのですね。毎年毎年その推進員が地域から選ばれる人たちがかわってしまうと、同じことの繰り返しを毎年毎年やっていくことになるのではないか。この点は明確に確認の意味でこの推進員の方たちに、本来ならどういったところまで期待してやっていただければ、そのごみ減量等全般にかかわって向上していくのか、その点を確認の意味でお伺いします。
それから、14ページ、19節の負担金のことですが、埼玉県清掃行政研究協議会及び第2ブロックのこの負担金6万円と4万円ですが、これには負担金を出すだけなのか、それともこういった協議会に何度か参加して、ここで研修とか、それから意見交換とか、そういったものが行われているのかをお聞きします。
それから、20ページ、1目清掃総務費、11節需用費なのですが、これは昨年度と比べますと、昨年度はこんな細かく載っていませんで、12年度ですね。消耗品代として主に660万5,000円ほどかかるというご説明でした。しかし、13年度は3つの項目に分かれていましても、なおかつ金額としては156万4,000円ほどの減になっています。ここの消耗品の中身とか、その他について、その減の理由と、それからほかのこの消耗品以外のことについてもお答えいただきたいと思います。
それから、総務費の方で19節補助金、先ほどの質問の中で生ごみ処理器、EM菌生ごみ処理容器、これについてのご答弁ありました。この両方を足した金額でまた今年度も減額となっています。それと比べて電気式生ごみ処理機はかなり予算としては増えているのですが、これただ希望して申請する人に補助金を出すという方法ではなくて、例えば新たらし物好きの人がいたとします。最初にEM菌の処理容器を補助金を出してもらって自分のところで購入して使ったとします。次に、生ごみ処理器の補助金もこっちも使ってみようかというので使ったとします。次に、これよりはどうも電気式生ごみ処理機の方がよさそうだから、これにも補助金を出してもらったとします。それから、全域で堆肥化に取り組んだとすると、そっちも使ってみようということになると思うのですが、これについてはそれぞれの立場でやり方があるから問わないというようなことでしたが、しかし今までの大変な過去十数年になりますよね、最初の補助を出したときから、そのときからずっと推移していまして、その中で例えば今後もし補助金を出すとしたら、前に生ごみ処理器は補助をしてもらいましたとか、EMは使ってみましたかとか、そういったようなものを聞いて、一人の人が何段階にも補助金を受けるというようなことがあるのかないのかぐらいは、今後確かめていく必要があるのではないかと思うのですね。それについてはいかがでしょうか。
それから次に、20ページの塵芥処理費の方の11節需用費です。これは燃料費なのですが、今年度の燃料費が2,914万5,000円、12年度が1,576万円ぐらいだと思うのですが、この大幅な増になっている理由をお聞かせいただきたいと思います。
次に、私は13節の委託料を金額を明細を載せてくださいというふうな質問を出しましたので、今回の資料にそれは出ていますので、それをもとにして少し質問をさせていただきます。
廃乾電池が今年度大分増えていますけれども、これはどんな理由があるのかわかっている範囲でお聞かせください。13年度は577万5,000円ですか、12年度は315万ぐらいだったと思うのですが……。
それから、燃やせないごみ選別業務につきましては、人数を増やしたからということなのですが、どういったところに人数を増やさなければならなかったのか、お聞かせいただきたいと思います。
それから、同じく堆肥分析業務ですけれども、これはどこを指すのか、いろいろ今補助的な意味も込めて、堆肥化が幾つか行われていますが、それの全部のを堆肥分析業務を指すのか、それともこれからそのプラントで稼働を始める、それの堆肥分析業務なのかをお聞かせいただきたいと思います。
それから、その下の生ごみ堆肥化プラント建設工事の監理業務、これはどういったものを指すのか、お願いします。
それから、工事請負費ですが、24ページになります。15節工事請負費、これがかなりの増額になっています。前年度はごみ処理施設と、それから粗大ごみ処理施設の項目しかありませんでした。今年度は幾つかそれに項目が追加されています。その追加されているクレーン及び灰出しクレーン整備工事、それから電気集じん器とか塩化水素の整備工事、こういったものはこれから毎年度行われるのか、それとも13年度に限ってこれを行わなければならなかったので、それを計上したのか、その点お聞かせいただきたいと思います。
それから、生ごみ堆肥化プラント建設工事、これについてはその後進展があったのか、業者は限定できたのか、入札などは行われるのか、具体的にもし今わかっていることがあれば聞かせていただきたいと思います。
それから、24ページ、需用費ですけれども、これの消耗品費、燃料費、これについてもうちょっと細かくお願いします。というのは、消耗品費につきましては、12年度は2,138万円ほど計上されています。13年度は1,574万ですか、この違いについてもちょっと知りたいので、お願いします。
それから、13節委託料ですが、し尿処理施設汚泥焼却設備調査業務というのはどういったものを指すのでしょうか。
それから、し尿浄化槽汚泥最終処分堆肥化、これは12年度と金額が全く同じなのですけれども、そういうことがあるのでしょうか。その上のし尿処理施設槽内清掃業務、これも金額が全く同じなのですが、そういうことがあるのでしょうか。これもお聞かせいただきたいと思います。
それから、汚泥処分業務293万円ですが、これは堆肥化ではない、堆肥化にならない汚泥の処分ということで、前は海洋投棄等も含まれていましたけれども、それは今行われているのかどうか。それから、最終処分場の北茨城の方に委託するという、あれとこれは関係あるのか、それのことなのかについてもお伺いしたいと思います。
以上です。
○議長(神田政夫君) ここで休憩します。
加納議員の質問に対する答弁は再開後にお願いします。再開は午後2時25分とします。
休憩 午後2時8分
再開 午後2時25分
○議長(神田政夫君) 再開します。
休憩前の加納議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 加納議員さんの質問に対しまして、減量推進員さんとそれから生ごみ処理器の関係についてお答えさせていただきます。
まず、減量推進員さんの今後の考え方といいますか、そのことについてなのですけれども、減量推進要綱の中に分別の徹底のための住民への協力要請、それからごみ集積所の清潔の補助の指導に関することなどがうたわれております。減量推進員さんの期間は2年でございますけれども、昨年1回目が終わりまして、再度選任させていただきました。その内容を見ますと、約半数以上の方が前に引き続きましてまた減量推進員をなさっていただいております。減量推進員の意見交換会の内容なのですけれども、久喜市で行った場合に、アパートのごみ集積所、これはちょっと事件ありまして、その関係につきましても、その減量の推進員の方からこういうことがあってどうしたらいいだろうという意見があったのですけれども、そのときにはほかの減量推進員さんからこういうふうにしたからよくなったとか、こういうふうにすべきだとか、かなり活発な意見をいただきまして、大分参考になった経緯もございます。ですから、今後も減量推進員さん、そういう会議とか意見交換会、これらを通じまして密接な関係といいますか、連絡を取り合いながら分別の徹底とか集積所の保持、それらに努めていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
それと、生ごみ処理器減額になりまして、その理由とかということなのですけれども、EM処理器、生ごみ処理器補助対象した当初、また翌年度当たりはかなりの補助の数が出ております。ただし、電気式生ごみ処理機を補助開始しましてから、平成10年度がこれはコンポストの補助なのですけれども、平成10年度が52、11年度が41、今年度の推定ですけれども、約40ぐらい、それからEM処理器なのですけれども、平成10年度が198、平成11年度が59、今年度の予測が50基ということで、年々減っていますので、今年度の予算も減ったということです。
それと、先ほど申されました生ごみ処理器、EMとか生ご処理容器と電気式の重複して使っている方がそういうのも調べる必要があるのではないかということだったのですけれども、これにつきましては、アンケート調査で第1回、第2回やりまして、全部で235件の方の調査を行ったわけですけれども、前回EM処理器とか生ごみ処理器を使っていた方は、235人中17人です。率にしますと約7%ぐらいです。ですから、余り重複はしていないと思うのですけれども、今後も同じような補助は続けていくつもりでございますので、よろしくお願いします。
以上です。
○議長(神田政夫君) 業務課長。
〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) それでは、お答えいたします。
ご質問のまず埼玉県清掃行政研究協議会並びに埼玉県清掃行政研究会の第2ブロックの内容でございます。12年度の中での活動状況を申し上げますと、まず埼玉県清掃行政研究協議会におきましては、昨年の12年の7月4日に研究会が開催されておりまして、内容的には容器包装リサイクル法に係る研修内容でございました。
それから、やはり12年の11月の7日に、これは技術者交流会ということで開催されまして、これは児玉郡市の組合の視察研修を行っております。
それから、同じ12年の11月の9日に、これもやはり技術者の交流会を行ってございまして、これも施設の視察でございまして、妻沼南河原の環境施設組合の堆肥化の研修視察でございました。
それから、同じく12年の11月29日に管理職研修会が実施されてございます。
それから、年が明けまして、今年の3月の16日に家電リサイクル法の説明会が開催されてございます。都合年5回のこの協議会の開催でございました。
それから、第2ブロック協議会の活動状況でございますけれども、昨年の11月の9日に県外視察ということで、茨城県のクリーンセンター、それと浄化センター、これらの視察研修を行ってきてございます。
それから、同じく11月の27日に、家電リサイクル法に絡めます意見交換会ということで実施をされております。
それから、2月の23日には食品リサイクル法の施行に向けての大宮市内でございましたけれども、生ごみ処理の研修視察を行ってきてございます。ですから、第2ブロックは3回の開催でございました。
次に、22ページの需用費の関係の燃料費の増の理由についてのご質問でございます。増額の理由といたしましては、焼却炉で使用しております重油の使用料の増加に伴う予算の増額をお願いをしたところでございます。ダイオキシンの抑制を図るために、法の要するに維持管理基準、これに法にのっとった形で燃焼ガスの温度を800度以上に保つということが法の基準になってございまして、私どもは常に850度から950度、こういう形で燃焼温度を保ちながら、ダイオキシンの抑制を図っているものでございまして、安定した燃焼温度の管理ということで、助燃剤ということで重油を使用するため増額をお願いをしておるところでございます。
それから、やはり22ページの委託料の中で、まず廃乾電池の処分業務委託でのご質問ございました。新年度におきましては、廃乾電池の処分を年間30トンということで見込んでございます。それから、蛍光管の方につきましては、20トンを見込んでございます。それらの処分経費を予算計上させていただいてございます。
それから、燃やせないごみの選別業務の関係でございますけれども、これはシルバー人材センターの方にお願いをして作業を行っていただいておるわけでございますけれども、特に有害ごみの収集が分別収集が行われることによりまして、これらの有害ごみの収集した後の選別、あるいはまた粗大ごみの解体作業、特に有害ごみになりますとスプレー缶等ございます。これを穴あけ作業的な面も相当増えてきてございまして、そのようなことから選別業務につきましては、増額という形の中で予算計上をお願いをしたところでございます。
それから、堆肥の分析業務でございますけれども、これの分析内容でございますけれども、設置型の生ごみ処理機で現在3地区でお願いをしてございます。これらのできた堆肥の成分分析ということで、3地区で2検体ずつ行う予定でございまして、6回分でございます。そのほかに剪定枝の堆肥のこれの成分分析も行うということで、これを年間4回一応予定してございまして、都合堆肥分析業務につきましては、10件の検体を予定してございます。
それから、生ごみ堆肥化のプラント建設工事の監理業務ということでお願いをしてございますけれども、ご承知のように実証プラント建設をこの秋ごろ発注を考えてございまして、その工事施工のいわゆる監理監督、これを委託というような形でお願いをしてまいりたいということで、813万8,000円の予算を計上をお願いをしたところでございます。
それから、3目のし尿処理費の方の需用費の中の消耗品の関係でございます。減額になった理由でございますけれども、これにつきましては、し尿処理施設の脱臭設備がございます。その脱臭設備につきましては、平成11年度に改善を行ってございます。そのことから今年度平成12年度の中では、使う薬品の使用量が大幅に減少してきてございます。そのようなことから平成13年度におきましては、薬品購入を減額させていただいたという内容でございます。
それから、24ページですか、塵芥処理費の工事請負費の中で投入クレーン及び灰出しクレーン整備工事でございます。これは毎年クレーンについての点検整備でございまして、1,853万7,000円をお願いをしておるところでございます。
それから、生ごみ堆肥化プラント建設工事でございますけれども、これは生ごみ堆肥化のプラント建設ということで、プラント本体を含め建屋等も含めての工事内容になってございます。そこで、現在メーカーの方から提案という形で今求めておりました。その中で現在8社ほどのプラントメーカーからの提案がなされてきてございます。ですから、この8社から上がった提案書をもとに新年度の中でできるだけ早くヒアリング等も行い、また堆肥化推進協議会の中でもまたそれを内容をお示ししながら、プラントメーカーを最終的には選定していきたいというような経過で考えてございます。
それから、し尿処理費の方の関係で、26ページでございますけれども、委託料の関係でございます。まず、し尿浄化槽の汚泥最終処分ということで、これはし尿の堆肥化の関係でございます。金額が前と同じだというご指摘いただいたわけでございますけれども、私ども当初予算といたしましては、前年度の同じ数量で同じ単価での予算積算でございますので、同額ということでひとつご理解をいただきたいと思います。
それから次に、汚泥焼却設備に関する調査業務ということで、今回予算計上をさせていただいてございます。この内容でございますけれども、ご承知のとおりし尿処理施設では古い施設がまだ残ってございます。まだ煙突があるかと思いますけれども、以前し尿処理施設から出た汚泥を乾燥させまして、焼却をしてございました。ですから、まだその古い焼却施設がございます。これらを早く撤去するためには、当然財産処分の申請書を国の方に出さなくてはなりません。そのために申請書等の作成のためにいろいろ調査もございます。そのようなことから今回その調査の業務をお願いをしたところでございます。
それから、汚泥処分業務ということでお願いをしてございますけれども、これはご質問者のお話のように、茨城県の北茨城市の方へ埋め立て処分ということでの汚泥処分でございますので、お願いをしたいと思います。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) 私の方からは20ページの清掃総務費の需用費の関係でございます。この中身と減の理由というお尋ねだったかと思いますけれども、まず内容の方から申し上げますと、まず消耗品の関係でございますけれども、こちらにつきましては、いわゆる現業職員の作業服等が主なものでございまして、そのほかに事務所の方で地図情報ですとか、あるいは納付書等の発行、こうしたものにいわゆるコンピューターを使っているわけですけれども、そうしたコンピューターからのデータをプリンタアウトする際のカートリッジ、トナーでございますけれども、そうしたもの、それから衛生組合の方で収集等委託している業者があるわけですが、そうした委託業者用に久喜宮代衛生組合のそうした指定業者であるというような、そういったマグネット式のものの表示板、こういったものを購入するものが消耗品の主な内容でございます。
それから、印刷製本費につきましては、収集日程表、それからごみの分別お願いシール、日程表が外国語版もあるわけですけれども、そのほかにし尿のくみ取り表や受け付けの計量表、こういったものの印刷経費が主な中身でございます。
それから、医薬材料費につきましては、現業職員が作業中にちょっとしたすり傷、切りきず、あるいは虫さされ等ありますので、そうしたときの応急用に医薬品を買っておるものでございます。昨年12年の予算と比較して150万円ほど減額になっているわけなのですけれども、その理由でございますが、一つは、現業職員の作業服等のこの貸与規程があるわけなのですが、この規定につきまして、現業職員とも相談の上、貸与期間ですとか貸与数、数ですね。これを職員の希望や実態に即した内容で見直しを行っております。また、予備の購入を最小限に抑えるということで、およそ100万円ほどの減となっております。
また、収集日程表、それから受け付け計量表など、いわゆる印刷経費なのですけれども、こちらも入札等によりまして、かなり安く発注できる見込みであるということから、前年と比較しまして約50万円ほどの減、合わせまして150万円ほどの減になっているということでございます。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 再質問をお受けします。
加納議員。
〔10番 加納好子君登壇〕
○10番(加納好子君) 細かく説明していただいたので、余り再質問は長くしないようにしたいと思います。
20ページの需用費、塵芥処理費の需用費の中の燃料費ですが、燃焼ガスの温度を上げるための重油ということのご説明をいただきましたけれども、これは大分そうしますと重油を使うことになっているわけですね。この点は何らかの方法、まずほかの方法も考えなければならないのではないかと思います。要望しておきます。ただ、重油を使うということではなく、いろいろな選択肢を考えていただきたいと思います。
それから、24ページの工事請負費ですが、クレーンの灰出しクレーン整備工事、これは毎年行っているというふうに伺ったのですけれども、去年はそうすると違うところに入っていたわけですか。この生ごみ堆肥化プラントが2億8,875万、これを引くと、大体去年と同じぐらいの金額になるということですよね。そうしますと、こういった項目が細かくなっている分、去年はまとめて計上してしまったということなのでしょうか。
それから、まとめて今回予算審議の前に通告で質問を出すということで初めてこういうふうな24ページの15節、工事請負費についても前回し尿処理施設整備工事3,729万1,000円というだけしか出ていなかったのですね。今回はかなり細かい8項目ぐらい出ているわけですけれども、そうしますと今まではまとめてしまったことがかなりあって、今回はそれを全部細かく計上したということなのでしょうか。その点だけお伺いします。
○議長(神田政夫君) 再質問に答弁願います。
業務課長。
〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 再質問にお答えいたします。
工事請負費の関係でございますけれども、ご質問にありましたように前年度まで当初予算としては、主な工事名を記載した内容でお示ししたところでございます。今回は、ごみ処理施設の整備工事からクレーン、あるいは集じん器おのおの別な工事費の積算の中でこのような説明をいたしておるところでございまして、例年ごみ処理施設、あるいはクレーン工事、電気集じん器、これらについては毎年点検をしながら整備をしていくということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
再々質問ありますか。
〔「いいです。ありません」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 以上で加納議員の質問を終わります。
次に、林議員、お願いします。
〔9番 林 恭護君登壇〕
○9番(林 恭護君) 林でございます。
4点事前通告を出しましたが、ほとんどすべて前段者のご質疑で了解しましたので、取り下げます。
1点だけ重複も含めてお願いします。14ページ、堆肥化協議委員会の件でございます。冒頭の質疑の中で内容はわかりました。40名前後の構成になるということで、この種の委員会としては大変大規模なまれに見る構成になろうかと思いますが、事の重大性からこれも前向きに了解したいと思います。
問題は、大勢になりますと機動性が非常に難しいと、そういう点からかもしれませんが、2カ月に1回程度の開催と、こういうお話がございました。これは案の段階でございましょうが、ぜひこれはこの委員会の中で冒頭には、先ほどお話しありましたように、堆肥化の実証プラントの機種の選定もこの中でも相談をしていくという話もございました。立ち上がりが大変大事だと思います。この40名規模の大きな委員会の本当の意味での意思統一と、そしてこの計画を管理者の言葉をお借りすれば、この衛生組合として失敗を許されない堆肥化のプランに沿って組み立てていきたいということになりますと、2カ月に1度程度の開催では大変不確かであろうと、これはこれからの案でございましょうし、また委員の方々のご判断もありましょうが、ぜひ委嘱するときにそれだけ大事な、また真剣な課題を担うという各委員の覚悟も決めていただく意味では、こういう回数ももっと頻繁に開かれるということを前提にお考え願えないだろうかと、この一点だけでございます。
○議長(神田政夫君) 林議員の質問に対する答弁を求めます。
業務課長。
〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
堆肥化推進協議会の関係でございます。確かに大事業をこれから迎えてのこの協議会でございます。私どもの方といたしましては、この協議会の中で幾つかの検討項目というものを考えてございます。その中で生ごみのまず収集システムをどうしていくのかというのがまず一点でございます。
それともう1つは、その堆肥化のプラントをどのような処理方式でどのような施設をつくっていくか、これが2点目の大きい検討項目です。
3点目が堆肥のいわゆるできた堆肥の性質、それとあわせて利用先の流通システムというものをやはりきちんと位置づけたいと、この項目に従ってこの委員会を進めていくわけでございます。当然委員会の中でお諮りをいたす形になろうかと思いますけれども、できるだけその専門部会的なものも考えていきながら、これを進めていきたいというふうに考えてございますので、ご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 再質問ありますか。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 以上で林議員の質問を打ち切ります。
次に、岡崎克巳議員、お願いいたします。
〔14番 岡崎克巳君登壇〕
○14番(岡崎克巳君) 岡崎克巳でございます。通告に従いまして、質問させていただきます。
まず、最初の14ページの堆肥化協議委員会に関しては、前者の質問の内容で了解させていただきました。
次に、20ページ、分別日程表配布業務なのですが、この内容に関しては外国人向けの日程表も含まれまして、前年度は10万1,000円、今年度は5万1,000円という減額の中で出されたわけなのですが、これに関してカレンダー方式は検討されたのかどうか、お伺いいたします。
続きまして、24ページ、生ごみ処理機賃借料なのですが、これの積算根拠、それともう一点、一般質問の答弁の中で10年は使用できるものだというご答弁がありましたが、10年使えるものであるならば使った方がいい、そういう立場から残りの4年間のその賃借料というのですか、その部分はどういうふうに考えられておられるのか、お伺いいたします。
以上です。
○議長(神田政夫君) 岡崎議員の質問に対する答弁を求めます。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) 岡崎議員の質問に対してお答えします。
分別日程表といった関係でカレンダー方式は検討したかというご質問だと思いますが、ご指摘のカレンダー方式を採用した近隣の自治体を聞いてみました。カレンダー方式のメリットというのもございます。その日の収集が一目でわかるというふうな利点があります。あと分別がいろいろ多様化する中、やっぱりカレンダー方式では地区ごとに異なる種類になる。そういう欠点も同時にあるということでございます。
現在使用している分別日程表については、住民の方たちに曜日ということで定着をしているわけですけれども、今後分別日程表をわかりやすく改善しながら、当面は現在の方式を継続していくというふうに考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。
次に、生ごみ処理機の賃借料の関係ですけれども、10年間使用できるということですけれども、残りの4年間はどうというふうなご質問だと思います。現在生ごみ処理機賃借料は、久喜市上清久2基、それから宮代町西原団地1基、賃借料は308万9,000円となっています。6年間を経過した後、賃借料につきましては10年間の使用が可能であるとのメーカー側の確認をとっておりますが、リース期間終了後はメーカー側と協議するということになっていますので、ご理解願います。
○議長(神田政夫君) 岡崎克巳議員の再質問をお受けいたします。
再質問ありませんか。
〔何事か言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 暫時休憩します。
休憩 午後2時55分
再開 午後2時57分
○議長(神田政夫君) 再開します。
休憩前に引き続き岡崎克巳議員の質問に答弁願います。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) どうも失礼しました。
積算根拠について、生ごみ処理機のリース代としまして3台分、単価ですけれども、1年間に102万9,000円ですね。3台分としまして308万8,000円ということでございます。
○議長(神田政夫君) 再質問はありませんか。
岡崎克巳議員。
〔14番 岡崎克巳君登壇〕
○14番(岡崎克巳君) 再質疑いたします。
分別日程配布業務で検討はしたということで、各自治体のメリットも探った状況の中で、異なる種類のということだったのですが、これは組合側から見た考え方なので、住民の方はカレンダー方式がわかりやすいという見方で私の方にも要望がありましたし、そういう状況で住民の方はカレンダー方式の中でごみの分別日程表があった方がいいと、こういうお話でございましたので、今後当分の間はこの形で、方式でいくということだったのですが、これは早期にカレンダー方式で取り組まれるよう要望させていただきます。
次に、生ごみ処理機の中身なのですが、308万、リース代3台分で102万9,000円ということなのですが、この中で電気代にかかわる費用は幾ら見ているのか、これを再度お伺いいたします。
以上です。
○議長(神田政夫君) 岡崎克巳議員の再質問に対する答弁を求めます。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えします。
電気代ということですけれども、電気代はリース契約の方には入ってございません。別途利用でございます。
○議長(神田政夫君) 岡崎議員、いいですか。
〔何事か言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) どうも失礼しました。
どこから出ているという意味ですと、組合の方の光熱費の方から補助していますので、はい。
16ページの需用費、光熱水費、この中から、16ページの11番需用費でございます。
○議長(神田政夫君) 岡崎克巳議員。
○14番(岡崎克巳君) 再々質疑させていただきます。
16ページ、需用費の中の光熱水費の中に含まれているということなのですが、なぜ電気代をお伺いしたかといいますと、この設置型の中のこれからどんどん電気代の使用料が増えるわけですが、考え方として太陽光発電装置の設置でその電気代を賄いながらやっていってはどうかと、こういうふうに思っているわけですが、これについて考え方をお伺いします。
○議長(神田政夫君) 業務課長。
〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 再々質問にお答えいたします。
設置型の処理機を設置する場所については、幾つかの条件ございます。現に公団青葉でもつけさせていただいたように、周囲にブロック塀とか屋根をつけるとか、幾つかの要件があるわけでございますけれども、ご指摘の太陽光の発電装置が果たして可能であるかどうかというのも、ちょっと私今ここで申し上げる内容までちょっと承知してございませんので、その辺はまた私ども一応研究をさせていただくということで、ご理解をいただければと思いますけれども……。
○議長(神田政夫君) 以上で岡崎克巳議員の質問を終わります。
次に、石川議員、お願いいたします。
〔16番 石川忠義君登壇〕
○16番(石川忠義君) 一般会計について質疑します。
最初に、14ページなのですが、報償費の中の退職者記念品について説明をお願いします。記念品の購入について、公費の負担が妥当なのかどうか、若干疑問がありますのでお願いします。
それから、同じく14ページで、去年も質疑したのですが、コピー機の賃借料です。今年も144万5,000円計上されているのですが、この中に占める使用料の見積もりはどのようになっているのか、お願いします。
もう一つ、同じく14ページで、パソコンのソフトの関係です。先ほど答弁の中でファイリングや何かのソフトだということをおっしゃっておられましたので、恐らくこのソフト自体ファイリングする業者が持ち込んで、これを使ってくださいということで使うようになるとは思うのですが、そうするとその200万という金額が妥当なのかどうかというのをどういうふうにチェックするのかが問題になりますので、その200万という金額について、どのように適正にチェックするのかお願いします。
それから、18ページです。財産管理費でインターネットの使用料ということで先ほど質疑あったのですが、その中で機械とパソコンの接続ですとか設定に60万ほどかかるということでしたが、ちょっと一般的に考えて、この接続ですとか設定で60万というのは高過ぎるような気もするのです。ハッカー対策のための設備も今回購入するということですが、そんなに難しい内容ではないと僕自身思うのですが、その辺の考えをお願いします。
このインターネットを使用するということなのですが、このパソコンがインターネット専用の端末として使うものなのかどうか、お願いします。
それから、20ページで清掃総務費の筆耕翻訳料の内容をお願いします。恐らく外国人の方向けの収集表の関係と思うのですが、確認させてください。
それから最後に、22ページで収集回収業務それぞれリサイクルの関係ですとか、燃やせるごみ、燃やせないごみの収集関係について、この委託の内容で契約でどういうふうに仕様をお願いしているのか、特に具体的にどこの地域を何時から何時までの間に収集しなさいというような契約になっているのか、お願いします。
○議長(神田政夫君) 石川議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) それでは、石川議員さんからのお尋ねのうち、1点目から4点目につきまして私の方からお答えを申し上げます。
まず、退職者記念品の関係でございますけれども、これにつきましては久喜市及び宮代町においても永年勤続退職者に対します表彰制度というのがありまして、表彰をされております。衛生組合におきましても、衛生組合職員表彰規程というのがございまして、それに基づきまして永年勤続職員、退職者に対する表彰を行っておりまして、その際あわせて記念品を贈呈させていただいております。今年度におきましても5名の定年退職者が見込まれておりますことから、表彰とあわせまして記念品を贈りたいということで予算を計上させていただいたものでございまして、この記念品を公費で支出することについて妥当かどうかというご指摘であったわけでございますけれども、長年にわたりまして清掃行政に携わってきていただいた職員の方に感謝の気持ちを込めて、これまでの業績といいますか、やってこられたことに対して気持ちとして記念品を贈りたいということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
次に、コピー機の賃借料の中に占める使用料の件でございますけれども、予算の中にございますコピー機の賃借料144万5,000円のうちに、いわゆる使用枚数に基づいてお支払いする使用料というのが104万4,000円でございます。
次に、3点目のパソコンソフトの関係で、その200万という金額が妥当かどうかと、どのように判断するつもりなのかというお尋ねでございましたけれども、議員さんからお話しございましたように、確かにこのソフトは、現在ファイリング業務のいわゆる委託をしております業者が推奨するソフトになってくるわけでございまして、そうした意味でその金額については、やはりきちんとした積算なり何なり、そういったものがないと要らぬ誤解を受けるのかなというふうに思っておりますので、そうしたことがないようにほかの業者の場合はどれぐらいかかるのかとか、他の市町村の状況とかそういったこともよく調べまして、その金額の妥当性については調査の上、判断をさせていただきたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
それから、インターネットの賃借料の関係で、インターネット、いわゆるリースした機械とパソコンを接続するための経費ということで、パソコンを稼働させるためのプログラムの入力等、こういったものに60万円ほど見込んでおるということでございまして、この金額が高いかどうかというのは、今すぐにちょっと判断はできないのですけれども、一応業者の方から参考見積もりということでいただいた額では、この程度ということでございます。実際の発注に当たりましては、見積もり合わせ等きちんとやりたいと思いますので、そうした点ではいわゆる金額のきちんとした内容でもって発注をしていきたいというふうに考えております。
私の方からは以上でございます。
〔「インターネット専用ですね」と言う人あり〕
○総務課長(篠原敏雄君) これはインターネット専用ということではなくて、一般の事務にも十分活用していきたいというふうに考えておるものでございます。
○議長(神田政夫君) 業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から筆耕翻訳料の内容についてご説明します。
久喜市、宮代町に住んでいる外国人の方へごみ分別を推進するために、分別日程表を英語、中国語、ポルトガル語、3カ国語作成しまして、関係機関の窓口から配布をお願いしているところです。翻訳の依頼先は久喜市の国際交流協会へ依頼して6万円を支払っています。また、視覚障害者の方の点訳、分別日程表をやっぱり作成し、該当者の方へ配布を予定しています。点訳の依頼先は、福祉ボランティア団体へお願いをしているところでございます。
次に、収集回収業務の委託の内容、特に収集時間についてでございますが、資源リサイクル、資源プラスチック、それから燃やせるごみ、燃やせないごみの業務委託の仕様につきましては、共通しまして委託場所、それから委託機関、収集回数、収集時間、収集品目、排出形態、それから搬入場所をそれぞれ指定しております。
ご質問の収集回収の委託業務の時間でございますが、8時半から5時までを基本とし、業務委託をしております。なお、年末年始、それから年度末など排出量が極端に多い時期については、収集時間が時には2、3時間延長される場合があります。その場合、契約の範囲内で対応させていただいております。
また、逆に予定時間より早く終了する場合もございます。このような場合は、収集物の取り残し等もありますので、時間まで組合内において収集車の待機をお願いしてございます。ご理解を賜りたいと思います。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 再質問をお受けいたします。
石川議員。
〔16番 石川忠義君登壇〕
○16番(石川忠義君) 2つ目のコピー機からなのですが、使用料で枚数に応じて104万4,000円ということですので、恐らく1年間に10万枚ぐらいはコピーしているのだとは思うのですが、普通枚数が多いものは、やっぱり印刷機でやった方がコスト的にはとても安くでき上がりますので、印刷機を使うのだと思うのですよ。議案書の資料や何かもそうですが、コピーでやっていますよね。そういうところで印刷機との比較、コストの比較計算をしていって、かえられるものはどんどん改善していくべきだと思うのですが、いかがなのか。リースなのでしょうから、まだリース期間中だということで、今回は予算書に計上されているのだとは思うのですが、今後についてコスト計算をして機器の選択をしていくべきと考えるのですが、いかがかお願いします。
それから、財産管理費のインターネットの関係なのですが、インターネットの専用ではないということと、これからしっかりとしたものを見積もりで決めていくということなのですが、何かこのハッキングの対策のところに重点が置かれているので高いような気がするのですよね。インターネットと接続したからといって、このインターネットと接続した今度買うパソコンと、ほかの端末さえ結ばなければハッキングされるのもこのパソコンだけですし、主にホームページですとか、その辺をやるのでしたら、修復というのも非常に簡単にできるものだと思うのですが、この辺についていかがなのか。何かハッキングの方の対策で過剰な見積もりというか、のように私自身は感じられるのですが、答えられる範囲でお願いしたいです。
それと、最後の収集回収業務の委託内容の時間について、8時半から5時までということなのですが、ここの発注している組合としては何時ごろに久喜の例えばどの地域を収集に行くというのをつかんでいますか、いませんか、お願いします。というのも、一応こちらの広報や何かで8時半までには出してくださいということでお願いしていて、住民の方もそのお願いにこたえてごみを出して、パートや何か出かけたり外出する。午後4時半ですとか4時ごろ帰ってきてもまだごみがあるというときが、委託して収集していただいているところが非常に多い。特に風が強い日なんかというのはすごくて、ごみがあちらこちらに散らばっている状況の中でも、夕方遅くなってぎりぎりになってから収集に来ることがあります。ですから、この風の強い日ですとか、そういうものについては、こちらの方で8時半から5時の間で、例えばあそこは散らばって大きな通りにごみが散乱しやすいから早目に行ってくださいだとか、そういう指導はできるのだと思うのですが、いかがなのかお願いします。
○議長(神田政夫君) 石川議員の再質問、3点あると思いますが、これに対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) それでは、石川議員さんからの再質問のうち1点目と2点目につきましてお答え申し上げます。
まず、コピー機の関係で枚数が非常に多いのではないかと、印刷機の方が安いということで、改善すべき点は改善すべきではないかというご指摘でございまして、これにつきましては議員さんおっしゃるとおりだと思います。正直なところまだリース期間残っておりますので、今すぐにということはできませんが、このリース期間の満了に合わせまして、ご指摘の点十分考えていきたいと思います。
それから、インターネットの関係でハッカー対策の意味から過剰な見積もりになっているのではないかというご指摘でございますけれども、こちらにつきましても先ほど申し上げましたように、あくまでも参考見積もりということでのことでございます。実際に発注する際にはそうした点十分踏まえまして、できるだけ安く発注できるよう検討してまいりたいと思いますので、ご理解をお願いしたいと思います。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えします。
収集場所を具体的に把握しているかというご質問ですけれども、委託業者については、把握はしてございません。実際に収集、何台も入っています。3,000カ所からあるものですから、やっぱり一番最初は8時半、一番最後は4時とか5時というところも出てくると思います。その点について、コースの変更とか、そういうのをやることによって多少時間をずらしていくというか、公平にやるような方法も考えられるのではないかと思いますので、その点を今後とも検討していきたいと思いますので、お願いします。
○議長(神田政夫君) 石川議員、再々質問はありますか。
石川議員。
〔16番 石川忠義君登壇〕
○16番(石川忠義君) 最後のものだけ質問します。
委託業者のことを把握していないということなのですが、エリア単位に委託するのではないですか、契約。どこそこの地域を行ってくださいというふうに。ですから、こちらで何曜日の例えば午前中は久喜のどこ、宮代のどこを行っているというのは把握できますよね。そこが終わった後にどこの地域に収集に行くのだというのは把握していますよね。それを先ほど聞きたかったのです。それを把握しているのであれば、例えばごみが強風や何かのときに散乱しやすい場所ですとか、あるいは通報があったときに次はこういう場所になっているけれども、飛ばしてこちらを先回しにしてくださいだとか、そういうような応用ができると思うのですが、いかがなのかお願いします。
○議長(神田政夫君) 業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
○業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えします。
大まかな収集場所というのは把握しておりますけれども、委託業者とよく相談いたしまして、その辺を踏まえまして、検討させていただきたいと思います。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 以上で石川議員の質問を終わります。
〔「休憩」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) ここで休憩します。
再開は3時40分とします。
休憩 午後3時22分
再開 午後3時35分
○議長(神田政夫君) 再開します。
次に、原議員、お願いいたします。
〔13番 原 進一君登壇〕
○13番(原 進一君) 通告していた中で前者とダブった面を全部省きまして、質問をさせていただきます。
まず、ページが14ページの使用料及び賃借料の中のバス借上料について、概要をご説明をいただきたいと思います。
続きまして、ページが16ページ、負担金補助及び交付金の中で、職員研修負担金、埼玉県廃棄物広域処分対策協議会負担金とRDF全国自治体会議負担金、埼玉県フロン回収推進協議会負担金、この4点だけ概要をお願いをいたします。
続きまして、18ページの中で使用料及び賃借料の中の清掃器具費使用料20万4,000円の概略をお願いします。
続きまして、20ページです。これは先ほど電気式と生ごみとEM菌につきましては、処理器それぞれ質問がありましたので、その質問と答弁を受けた上での質問をさせていただきます。
EM菌生ごみ処理器に補助金出しているのですが、ボカシについて取扱所がないということです。ほかのところを見ますと、業者のところに行政が委託してボカシをつくってもらうか、市民団体がつくったボカシを行政がそのまま取扱所になって、EM菌の生ごみ処理器がうまく機能するようにしているわけでありますが、久喜宮代衛生組合で何もやっておりませんので、行政、久喜市と宮代町と衛生組合、三者のところにボカシの取扱所を置く必要があると思いますが、その点についてお答え願いたいと思います。
同じ20ページの中で資源集団回収の内容です。金額が明示されておりますので、見込みについてお答え願いたいと思います。
続きまして、22ページの委託料のうち鉄類処分業務、資源リサイクル回収選別加工業務、資源プラスチック類回収業務、ばい煙水質等各種検査業務、フロンガス処分業務、アルミ類処分業務の概要をお願いをいたします。
それと、同じ24ページの中で、プラスチック容器選別業務と堆肥製造業務です。
最後に、工事請負費であります。同じページの中で。その中でごみ処理施設の整備工事、電気集じん器塩化水素除去設備整備工事、粗大ごみ処理施設整備工事の概要をお願いします。
以上です。
○議長(神田政夫君) 原議員の質問に対する答弁を求めます。
総務課長。
〔総務課長 篠原敏雄君登壇〕
○総務課長(篠原敏雄君) それでは、原議員さんからのご質問のうち、私の方からバスの借り上げと負担金補助の関係、それから清掃器具使用料、この3点につきましてお答えを申し上げます。
初めに、バス借り上げの内容でございますけれども、ごみの減量及び資源化について、行政と住民とをつなぐ地域のリーダーとしてご活躍をいただいております減量等推進員の皆様に、他の市町村等における廃棄物処理の現状ですとか取り組み、こういったことを視察研修していただくことによりまして、地域リーダーとしての識見を深めていただくことを目的として、日帰りの研修を行いたいと考えておりまして、そのためのバス借り上げとして、大型バス6台分の借上料を計上させていただいたものでございます。
次に、負担金補助及び交付金のうち職員研修の負担金でございますけれども、こちらにつきましては、事務職員の研修経費でございまして、久喜市を初め近隣の2市3町で組織しております共同研修会がございます。そちらへの研修の参加費ということで予算を計上させていただいたものでございます。
次に、埼玉県廃棄物広域処分対策協議会の負担金でございますけれども、こちらの協議会は、廃棄物の広域処分体制の整備を目的に設立をされた団体でございまして、現在会員数は63団体ということでございます。
次に、RDF全国自治体会議の負担金でございますけれども、RDF化及びRDF利用に係る諸問題及び技術開発などの情報交換、関係機関への働きかけを目的に設立されたものでございまして、会員数は176団体でございます。
次に、埼玉県フロン回収処理推進協議会負担金でございますけれども、こちらは事業者、関係団体、消費者及び行政が一体となりまして、回収フロンの的確な処理の推進を図ることを目的に設立されたものでございます。
続きまして、18ページの清掃器具使用料の関係でございますけれども、こちらは事務所の玄関に大型マットを1枚、それから事務所2階の男女トイレの入り口と局長室入り口並びに粗大ごみ処理施設階段前にそれぞれマットを置いてございます。
それから、事務所玄関、粗大ごみ処理施設、し尿処理施設等でモップを5本使用してございまして、これのいわゆるレンタル料金ということでございます。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 業務課長。
〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) お答えいたします。
まず、22ページの13節の委託料の関係でございます。鉄類処分業務でございます。これにつきましては、粗大ごみ処理施設で不燃ごみ、また粗大ごみ、これを処理した際に発生いたします鉄くずの処理を委託する経費でございます。平成13年度は破砕鉄を840トン見込んでございます。
それから、資源リサイクル回収選別加工業務でございます。これにつきましては、資源リサイクル、瓶、缶、ペットまたは新聞、段ボール等の資源でございますけれども、これの回収選別の委託経費でございます。
次に、資源プラスチック類の回収業務でございますけれども、これもプラスチック類の回収業務の委託の経費でございます。13年度はプラスチック類で約3,000トンの搬入を見込んでございます。
それから、煤煙と水質等の検査業務でございます。これにつきましては、廃掃法の方の規定に基づきまして、ごみ処理施設のごみ質の分析とばい煙の測定、また灰の溶出試験、これらの検査業務でございます。
それから、フロンガスの処分業務でございます。これにつきましては、冷蔵庫から回収されますフロンガス、これを処分を行う経費でございます。13年度は70件の処分を予定してございます。
それから、アルミ類の処分業務でございます。これにつきましては、やはり粗大ごみ処理施設で不燃ごみ等から処理されて出ましたアルミ類の処分でございます。13年度30トンを見込んでございます。
それから、プラスチックの容器選別業務でございます。これにつきましては、回収されましたプラスチック類、このプラスチックの中から容器包装のリサイクル法に適合するプラスチック類を選別の作業を委託するわけでございます。13年度は1,500トンの選別の業務をお願いする予定でございます。
それから、堆肥製造業務でございますけれども、これにつきましては設置型生ごみ処理器から出ました堆肥を畜ふん等々まぜ合わせて完熟堆肥をつくるということでございまして、そのための作業委託の経費でございます。一応13年度は6トンの完熟堆肥を製造していきたいというふうに考えてございます。
それから、24ページの塵芥処理費の工事請負費の内訳の中で、まずごみ処理施設の整備でございます。これにつきましては、毎年点検整備を行ってございまして、13年度も受け入れ供給設備の点検整備、また炉そのものの点検整備、また排ガス設備の点検整備、これらを考えております。
それから、電気集じん器の整備工事でございますけれども、これにつきましても毎年実施してございます。電気集じん器の内部の清掃も含めまして、放電の電極装置の整備、また塩化除去をするための設備の整備と、これらを考えてございます。
それから最後に、粗大ごみ処理施設の整備工事でございますけれども、これにつきましてはこの処理施設のコンベア関係の点検整備、それと破砕機の整備を予定しておるところでございます。
以上でございます。
○議長(神田政夫君) 総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) 20ページの19負担金補助及び交付金について、お答えさせていただきます。
先ほどのEM処理容器の関係でボカシとかなんかがないとか、そういうお尋ねですけれども、今EM処理容器の取り扱い店が久喜に7店、宮代に5店あります。そういうボカシ等が常時お店に備えておくように今後指導していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
それと、資源集団回収の内容なのですけれども、昨年と同様に可燃系の資源、新聞とか雑誌なのですけれども、それが1,980トン、それから不燃系の瓶、缶、これが20トン、合わせまして2,000トンの資源集団回収を予定しております。これにキロ当たり7円の単価を掛けまして、1,400万円計上してございます。
以上です。よろしくお願いします。
○議長(神田政夫君) 再質問をお受けします。
原議員。
〔13番 原 進一君登壇〕
○13番(原 進一君) 再質問を行います。何点か再質問を行います。
まず、プラスチックの回収ですが、22ページのプラスチック等の回収と分別業務かな、その回収費用と分別費用ということで、ちょっと分別作業を分けてお答えいただければありがたいと思います。
22ページの委託料の中で資源リサイクル回収選別加工業務に回答いただきました。その回収と選別加工業務の方で内訳をお願いをしたいと思います。
前後して20ページのそのEM菌のボカシでありますが、市民団体等がつくっているものをそのままの単価で取扱店に行政がなるということの必要性はあるのだろうと思うのです。というのは、EMボカシがなかったり、金額が高かったりするのですよね。EMボカシで進んでいるところは、行政が委託してシルバー人材事業団とか、そういうところに委託して、ボカシをつくって販売するというやり方やっているのですけれども、そこまでいかなくても市内でつくっている団体がいますので、それを取り扱って安定して安価で提供するという必要があると思いますが、その点についてもう一回お答えを願いたいと思います。
そのぐらいですね。
○議長(神田政夫君) 再質問に答弁願います。
総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
○総務課長補佐(石井信幸君) EMボカシの関係でございますけれども、今後いろいろなところを調査して検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(神田政夫君) 業務課長。
〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 再質問にお答えいたします。
プラスチック類のまず回収の関係でございますけれども、これにつきましてはプラスチックの各集積所からの回収経費の業務委託でございます。24ページにありますプラスチック容器選別業務につきましては、回収されたプラスチックを具体的に申し上げますと、ウイズの清久工場の方で回収されたプラスチック類を、今度は容器包装のプラか非容器包装のプラなのか、この選別をお願いをしておる業務でございまして、ひとつご理解をいただきたいと思います。
〔何事か言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 業務課長。
〔業務課長 井上正夫君登壇〕
○業務課長(井上正夫君) 答弁漏れで大変申しわけございません。
資源リサイクルの回収選別、この業務でございますけれども、私ども業者の方からは回収選別の経費の見積もりということで、区分けした見積もり提示ではございませんで、ひとつご理解をいただきたいと思います。
○議長(神田政夫君) 再々質問ございますか。
原議員。
〔13番 原 進一君登壇〕
○13番(原 進一君) 一点だけ要望しておきます。
回収と選別というのは明確に違うのと、あの回収選別のところの費用が相当多額にわたっておりますので、今後は選別と回収ということを分けて予算計上していただくよう要望しておきます。
○議長(神田政夫君) 以上で原議員の質問を終わります。
◇
◎会議時間の延長
○議長(神田政夫君) 会議時間を延長をいたします。
○議長(神田政夫君) これをもちまして、議案第4号の歳出に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第5号から7号については、通告がございませんので、質疑を打ち切ります。
◇
◎討論・採決
○議長(神田政夫君) これより日程第3、討論・採決を行います。
議案第3号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) ここで休憩します。
休憩 午後3時55分
再開 午後4時5分
○議長(神田政夫君) 再開します。
これより日程第3、討論・採決を行います。
議案第3号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第3号 平成12年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○議長(神田政夫君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
続きまして、議案第4号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
木下議員。
〔3番 木下 篤君登壇〕
○3番(木下 篤君) 3番、木下篤です。日本共産党議員団を代表しまして、議案第4号 平成13年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、反対の立場で討論いたします。
まず、新設炉を現在地に建設するという方針には、宮代台自治会だけでなく、多くの周辺住民が不安を持ち、反対の意思を持っていることを十分に認識すべきであります。その上に立って周辺住民と話し合いをするべきで、組合側から積極的にアプローチをすることを強く求めるものです。
第2に、焼却施設職員は日常的に高いダイオキシン濃度の空気と粉じんにさらされてきましたし、現在も基本的には変わっていません。作業環境中のダイオキシン測定をやっており、その結果が安全の範囲内だから心配はないというのでは全く当たりません。炉内の点検作業は1回4時間にわたって行われています。その間高濃度のダイオキシンを防じんマスクを通しても吸い込んでいることと考えなければならず、この4時間の作業では、皮膚からの吸収も考えなければなりません。現在炉内の点検作業には防じんマスクだけの対策であり、安全管理、健康管理の面で極めてお粗末と言わざるを得ません。過去からのダイオキシン蓄積を調べ、もし高い蓄積の職員がいれば、ダイオキシン吸入の少ない職場への配置がえを含め、健康保持の指導をやっていく必要があります。また、防じんマスクではダイオキシン吸入をカットできないので、労働省が示した対策要綱も守り、炉内作業や電気集じん器の点検などは、要綱の示している送風マスクなどを早急に用意して着用させるべきです。
第3に、剪定枝資源化は、今後堆肥化実施に伴ってチップの需要が増加することになり、燃やすごみ減量のため剪定枝類の分別推進がさらに求められていることなどから、作業量が増大していくことは明らかです。そのため現在でも投入作業を人手に頼って危険と隣合わせになっている状況を早急に改善すべきです。投入機械の導入も一日も早くするよう要望いたします。
第4に、これまで予算、決算審議のたびに、住民生活に責任を負う立場から現業職員の補充をぜひやるべきだと提起してきました。しかし、組合は職員の補充について真剣に検討もせず、基本方針は現在のところ出ていないというだけで、職員を補充するどころか、平成6年からの8年間だけを見ても、29名も減らしてきました。これまで全国から注目されてきた分別収集は、住民の協力のもと直営職員がリードしてきました。しかし、このまま新しい職員を採用しないでいれば、直営収集分は全域の半分以下になり、分別収集の徹底が低下してくることは明らかです。また、今回の職員の削減は衛生組合のごみ処理基本計画の収集体制にある今後の収集体制についても、現行の体制を継続していくものとするということをみずから破ることではありませんか。
第5に、クレーン運転業務が委託となって、作業効果も職員がやっていたときに比べて上がっておらず、そのコストはむしろ高くなっています。民間活力の導入という名目での委託が逆に作業効果とならず、経費の増大となっているわけです。委託を再検討すべきです。
以上の点を指摘し、本予算に反対をいたします。
○議長(神田政夫君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 次に、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
○議長(神田政夫君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第4号 平成13年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
○議長(神田政夫君) 挙手多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
続きまして、議案第5号につきましては討論を省略し、直ちに採決に入ります。
議案第5号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○議長(神田政夫君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
続きまして、議案第6号につきましては討論を省略し、直ちに採決に入ります。
議案第6号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○議長(神田政夫君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
続きまして、議案第7号につきましては討論を省略し、直ちに採決に入ります。
議案第7号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
○議長(神田政夫君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
以上で提出議案の審議はすべて終了いたしました。
◇
◎議長あいさつ
○議長(神田政夫君) これをもちまして、本議会に付された案件はすべて終了いたしました。
本日は、提出議案に対する慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。
◇
◎管理者あいさつ
○議長(神田政夫君) ここで管理者のあいさつをお願いいたします。
管理者。
〔管理者 田中暄二君登壇〕
○管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会第2回定例会にご提案申し上げました議案第3号ないし第7号の5議案につきましては、慎重ご審議の上ご議決を賜り、まことにありがとうございました。
また、さまざまなご意見、ご提案をちょうだいいたしまして、あわせて厚く御礼を申し上げます。ご決定をいただきました案件につきましては、鋭意執行をしてまいりますので、議員の皆様には今後ともよろしくご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、お礼のあいさつとさせていただきます。
まことにありがとうございました。
○議長(神田政夫君) ここで休憩します。
休憩 午後4時15分
再開 午後4時17分
○議長(神田政夫君) 再開いたします。
◇
◎閉会の宣告
○議長(神田政夫君) これをもちまして、平成13年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会を閉議、閉会といたします。
閉会 午後4時17分