〇 招  集  告  示 

久宮衛告示第19号

 平成28年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会を次により招集する。

  平成28年10月18日

                       久喜宮代衛生組合管理者  田  中  暄  二

                   記

1 期  日  平成28年10月25日

2 場  所  久喜宮代衛生組合大会議室

                  〇 応 招 ・ 不 応 招 議 員
応招議員(13名)
     1番   貴  志  信  智  君      2番   新  井     兼  君
     3番   渡  辺  昌  代  君      4番   斉  藤  広  子  君
     5番   野  原  洋  子  君      6番   丸  山  妙  子  君
     7番   成  田  ル ミ 子  君      8番   園  部  茂  雄  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   戸 ヶ 崎     博  君
    11番   小 河 原     正  君     12番   金  子  正  志  君
    13番   鈴  木  松  蔵  君     

不応招議員(1名)
    14番   加  納  好  子  君

平成28年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会 第1日

平成28年10月25日(火曜日)
 議 事 日 程 (第1号)

 1 開  会
 2 開  議
 3 議事日程の報告
 4 会議録署名議員の指名
 5 会期の決定
 6 管理者提出議案の上程(議案第16号〜議案第18号)
 7 提案理由の説明
 8 組合に対する質問
 9 次会の日程報告
10 散  会

午前9時開会
 出席議員(13名)
     1番   貴  志  信  智  君      2番   新  井     兼  君
     3番   渡  辺  昌  代  君      4番   斉  藤  広  子  君
     5番   野  原  洋  子  君      6番   丸  山  妙  子  君
     7番   成  田  ル ミ 子  君      8番   園  部  茂  雄  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   戸 ヶ 崎     博  君
    11番   小 河 原     正  君     12番   金  子  正  志  君
    13番   鈴  木  松  蔵  君

 欠席議員(1名)
    14番   加  納  好  子  君

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者  田  中  暄  二  君
   副管理者  榎  本  和  男  君

   代  表  佐  藤     晟  君
   監査委員

   会  計  齋  藤  正  弘  君
   管 理 者


   参  与  飛       守  君
   参  与  南  沢  郁 一 郎  君
   参  与  小  林  広  昭  君
   参  与  新  井  康  之  君
   事務局長  白  子  直  巳  君
   総務課長  栗  原     聡  君
   業務課長  藤  井     智  君
   施設課長  内  田  久  則  君

   総務課長  青  柳  浩  行  君
   補  佐

   業務課長  鈴  木  昌  利  君
   補  佐

   菖蒲清掃  加  藤  一  郎  君
   センター
   所  長

   八甫清掃  月  安  高  広  君
   センター
   所  長

   施設課長  小  島  靖  之  君
   補  佐



 本会議に出席した事務局職員
   庶務係長  菊  地  俊  一
   書  記  長  田  充  泰
   書  記  籾  山  光  明


    ◎開会の宣告                           (午前 9時00分)
副議長(鈴木松蔵君) ただいまの出席議員は13名でございます。
  なお、14番、加納好子議員から欠席の届け出がなされております。
  定足数に達しておりますので、これより平成28年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会を開会いたします。
  本日、加納議長が欠席されておりますので、地方自治法第106条第1項の規定により、副議長の私が議長の職務を行います。議事運営にご協力をお願いいたします。

                        ◇                      

    ◎開議の宣告
副議長(鈴木松蔵君) それでは、本日の会議を開きます。

                        ◇                      

    ◎議事日程の報告
副議長(鈴木松蔵君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。

                        ◇                      

    ◎会議録署名議員の指名
副議長(鈴木松蔵君) 日程第4、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において
    5番  野 原 洋 子 議員
    6番  丸 山 妙 子 議員
 を指名いたします。

                        ◇                      

    ◎会期の決定
副議長(鈴木松蔵君) 日程第5、会期の決定を議題といたします。
  議会運営委員長の報告を求めます。
  園部議会運営委員長。
                 〔議会運営委員長 園部茂雄君登壇〕
議会運営委員長(園部茂雄君) おはようございます。平成28年第3回定例会につきまして、さきの10月18日火曜日午前9時より当組合会議室におきまして議会運営委員会を開催いたしました。その結果の概要につきましてご報告申し上げます。
  本定例会に提出される議案は、管理者提出議案が3件であります。また、一般質問は6人を予定しております。
  以上のことから、会期につきましては、本日10月25日から11月9日までの16日間ということで決定いたしました。
  次に、本定例会の議案質疑の締め切りにつきましては、10月31日月曜日の正午までということで決定いたしました。
  なお、執行部から臨時議会を開催したいという説明がありまして、平成29年1月11日水曜日午後3時30分から開催することになりました。
  以上でございます。
副議長(鈴木松蔵君) お諮りいたします。
  今定例会の会期は、委員長の報告どおり、本日10月25日から11月9日までの16日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
副議長(鈴木松蔵君) ご異議なしと認めます。
  よって、そのように決定いたしました。
  なお、今定例会の議案質疑書の締め切り日につきましては、先ほど委員長から報告がありましたとおり、10月31日月曜日の正午までとすることで決定いたしました。

                        ◇                      

    ◎管理者提出議案の上程
副議長(鈴木松蔵君) 日程第6、管理者提出議案の上程ですが、議案第16号から議案第18号を一括上程し、議題といたします。

                        ◇                      

    ◎提案理由の説明
副議長(鈴木松蔵君) 日程第7、管理者より提案理由の説明を求めます。
  管理者、お願いいたします。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) おはようございます。本日、平成28年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様にはご健勝にてご参集賜り、ご審議いただきますことを厚く御礼申し上げます。
  さて、衛生組合では、家庭から排出されるレジ袋の削減を図るため『ノーレジ袋キャンペーン』を実施するなど、ごみの分別やごみの減量に関してさまざまな取り組みをしてきているところでございます。今年度スマートフォン用の分別アプリを導入し、ごみ収集日の確認や、ごみの出し忘れ防止、ごみの出し方等をスマートフォンで検索することができるようになりました。この機能を活用することにより、市民、町民の皆様が日々の生活におけるごみに関する問題が少しでも解決できればと考えております。衛生組合といたしましては、一人でも多くの人にこの機能を活用していただくためのPR活動を引き続き実施してまいりたいと考えております。
  それでは、本定例会に提案申し上げております議案の説明を申し上げます。
  本日、本定例会に提案いたします議案は3議案でございます。
  初めに、議案第16号 久喜宮代衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例でございます。地方公務員災害補償法施行令の一部改正に伴い、この案を提出するものでございます。
  次に、議案第17号 平成27年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についてでございます。地方自治法第233条第3項の規定により、平成27年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて認定に付するということで調製をいたしております。
  決算書の2ページでございます。まず、歳入でございます。予算現額32億895万1,000円、調定額32億1,565万5,047円、収入済額32億1,386万8,417円、不納欠損額1,200円、収入未済額178万5,430円でございます。
  次に、歳出でございます。4ページをお開きいただきたいと存じます。予算現額は歳入と同額の32億895万1,000円でございます。支出済額が31億378万2,942円となっております。翌年度繰越額はございません。不用額が1億516万8,058円でございます。
  次に、議案第18号 平成28年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)についてでございます。別冊で調製してございますので、補正予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。
  第1条でございますが、歳入歳出予算の補正ということで、歳入歳出それぞれ1,395万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ33億4,504万9,000円に改めたいという内容でございます。
  以上が本定例会に上程いたします議案3件でございます。
  なお、詳細につきましては、事務局長をして補足説明をいたさせますので、慎重ご審議の上、速やかにご議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
副議長(鈴木松蔵君) 次に、議案第16号から議案第18号までの補足説明を求めます。
  事務局長、お願いします。
                 〔事務局長 白子直巳君登壇〕
事務局長(白子直巳君) おはようございます。それでは、補足説明をさせていただきます。
  議案第16号 久喜宮代衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例についての補足説明を申し上げます。
  議案書の1ページをお開きいただきたいと存じます。あわせまして、別冊の条例の一部改正等に伴う新旧対照表の1ページをごらんいただきたいと存じます。
  提案理由といたしましては、地方公務員災害補償法施行令の一部改正に伴い、この案を提出するものであります。
  改正の内容でございますが、初めに附則第8条第1項の表の改正でございます。この表は、議会の議員、その他非常勤の職員に対する公務上や通勤による災害に対する補償のうち、傷病補償年金、障害補償年金、遺族補償年金といった年金たる補償と、厚生年金保険法による障害厚生年金を初めとする他の法令による年金を併給している場合において、年金たる補償の額を調整するための調整率を規定しております。今回の改正は、本条例に基づく年金たる補償のうち、傷病補償年金と同一の事由により厚生年金保険法による障害厚生年金等が併給される場合、傷病補償年金の調整率を「0.86」から「0.88」に改正するものでございます。
  次に、新旧対照表の2ページをごらんいただきたいと存じます。附則第8条第2項の表の改正でございます。この表は、休業補償と厚生年金保険法による障害厚生年金を初めとする他の法令による年金を併給している場合において、休業補償の額を調整するための調整率を規定してございます。今回の改正は、本条例に基づく休業補償と同一の事由により、厚生年金保険法による障害厚生年金等が併給される場合、休業補償の調整率を「0.86」から「0.88」に改正するものでございます。
  続きまして、附則でございます。第1項は施行期日でございまして、公布の日から施行し、平成28年4月1日から適用するものでございます。
  第2項は、経過措置を定めてございまして、改正条例の表の規定は適用日以後に支給すべき事由の生じた年金たる補償や休業補償及び適用日前に支給すべき事由の生じた適用日以後の期間に係る年金たる補償について適用し、適用日前に支給すべき事由の生じた適用日前の期間に係る年金たる補償や適用日前に支給すべき事由の生じた休業補償については、従前の例とするものでございます。
  次に、第3項でございます。この条例の適用日から施行日までの間に支給された年金たる補償や休業補償は、改正後の条例による年金たる補償や休業補償の内払いとみなす規定でございます。なお、現在、久喜宮代衛生組合には、この条例による年金たる補償や休業補償とその他の法令による給付を併給している者はおらないところでございます。
  以上が議案第16号 久喜宮代衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の概要でございます。
  続きまして、議案第17号 平成27年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についての補足説明を申し上げます。
  お手元の決算書に従いましてご説明を申し上げます。
  初めに、事項別明細書に従いましてご説明をさせていただきます。
  歳入歳出決算書の8ページ、9ページをお開きいただきたいと存じます。1款分担金及び負担金でございます。予算現額、調定額、収入済額、いずれも26億4,712万9,000円でございます。これは、組合規約第13条の規定に基づく負担金で、内訳につきましては、備考欄のとおりでございます。
  次に、2款使用料及び手数料でございます。予算現額2億3,469万4,000円、調定額2億4,007万7,724円、収入済額2億3,829万1,094円でございます。
  なお、不納欠損額が1,200円、収入未済額が現年度分と滞納繰越分を合わせまして178万5,430円でございます。
  不納欠損の内容でございますが、し尿処理手数料の1,200円につきましては、滞納者の転居先が不明で連絡がとれず、時効となったものでございます。
  また、収入未済額の内容につきましては、主なものが2項手数料、1目塵芥処理手数料の現年度分162万9,200円でございます。このうち、155万3,200円につきましては、既に納付済みでございます。つきましては、残りの7万6,000円を現在督促中でございます。
  また、滞納繰越分における収入未済額7万2,000円につきましては、閉店等により徴収が困難な状態になっております。
  次に、2目し尿処理手数料でございます。現年度分7万5,345円の収入未済でございますが、このうち、6万9,795円につきましては、既に納付済みでございます。つきましては、残りの5,550円を現在督促中でございます。
  また、滞納繰越分における収入未済額8,885円につきましては、転出先が不明であり、徴収が困難な状態となっております。
  次に、3款財産収入でございます。予算現額9,423万2,000円に対しまして、調定額、収入済額とも9,206万1,010円でございます。これは、備考欄にございますとおり、各清掃センターにおける資源回収に伴う有価物及びごみ処理過程から発生した有価物の売払代金でございます。内訳につきましては、主要な施策の成果に関する調書の15ページから17ページにかけて記載してございます。
  次に、4款繰越金でございますが、予算現額が4,982万8,000円に対しまして、調定額、収入済額とも4,982万9,115円でございます。
  次に、5款諸収入でございます。予算現額が1,306万8,000円に対しまして、調定額、収入済額とも1,655万8,198円でございます。
  12ページ、13ページをお開きいただきたいと存じます。2項雑入、1目雑入でございます。収入済額1,648万7,170円でございます。主なものは、再商品化合理化拠出金が3清掃センター合計で882万354円、ペットボトル等有償入札拠出金が512万5,081円でございます。
  次に、6款組合債でございます。予算現額、調定額、収入済額とも1億7,000万円でございます。これは、焼却炉の改修及び改良に伴い起債いたしました事業債でございまして、久喜宮代清掃センターがごみ焼却施設機器改修整備事業債1億円、八甫清掃センターがごみ処理施設機器改修整備事業債7,000万円でございます。借入先につきましては、埼玉県でございます。
  以上、歳入合計は、予算現額32億895万1,000円に対しまして、調定額は32億1,565万5,047円、収入済額は32億1,386万8,417円、不納欠損額は1,200円、収入未済額は178万5,430円でございまして、収入済額の対予算現額が100.2%、対調定額が99.9%でございます。
  以上が歳入の概要でございます。
  続きまして、歳出でございます。決算書の16、17ページをお開きいただきたいと存じます。まず、1款議会費でございます。予算現額191万1,000円に対しまして、支出済額が167万9,746円で、執行率は87.9%でございます。これは、議員報酬や視察研修、会議録の調製等の議会運営費でございます。この議会運営費につきましては、主要な施策の成果に関する調書の22ページに記載してございます。議員の視察研修につきましては、平成27年7月16日に茨城県守谷市にございます「常総環境センター」にてキルン式ガス化溶融炉及び千葉県流山市の「流山市クリーンセンター」にて、資源集団回収の取り組みを視察してございます。
  次に、2款総務費でございます。予算現額1億640万9,000円に対しまして、支出済額が1億118万3,103円で、執行率が95.1%でございます。内容は、衛生組合の総務に関する事業全般にわたる共通経費でございます。
  まず、1目の一般管理費でございます。予算現額8,258万6,000円に対しまして、支出済額8,038万933円で、執行率が97.3%でございます。主な内容でございますが、17ページから23ページの備考欄にございますように、職員の給与費等の人件費を初めとする衛生組合全般にわたる事務諸経費を執行してございます。
  次に、2目財産管理費でございます。22ページ、23ページをお開きいただきたいと存じます。予算現額2,367万3,000円に対しまして、支出済額が2,065万2,170円で、執行率は87.2%でございます。これは、衛生組合の財産管理の経費でございまして、23ページから27ページの備考欄にございますように、各清掃センターごとの事務棟庁舎などと庁用車等の財産全般の管理に要する経費でございます。
  次に、3目公平委員会費でございます。26ページ、27ページをお開きいただきたいと存じます。予算現額8万5,000円に対しまして、支出済額が8万5,000円でございます。これは、公平委員3名の委員報酬でございます。
  次に、2項監査委員費でございます。予算現額が6万5,000円に対しまして、支出済額が6万5,000円でございます。これは、監査委員2名の委員報酬でございます。
  次に、3款衛生費でございます。予算現額29億1,781万3,000円に対しまして、支出済額28億2,740万3,734円で、執行率は96.9%でございます。これは、組合全体にわたる清掃事務経費として、清掃総務費、塵芥処理費、し尿処理費としての経費でございます。
  まず、1目の清掃総務費でございます。予算現額5億4,368万9,000円に対しまして、支出済額5億1,017万7,906円で、執行率は93.8%でございます。主な内容といたしましては、27ページから37ページの備考欄にございますとおり、総務課職員を除く事務職員及び現業職員の人件費、各種負担金、光熱水費などの清掃事務の管理にかかる費用、また廃棄物減量等推進委員及びごみの減量に向けた施策に要する経費でございます。この清掃総務費につきましては、主要な施策の成果に関する調書の27ページから32ページに記載してございます。
  次に、2目塵芥処理費でございます。36ページ、37ページをお開きいただきたいと存じます。予算現額21億4,107万2,000円に対しまして、支出済額が20億9,015万1,082円で、執行率が97.6%でございます。主な内容といたしましては、37ページから47ページの備考欄にございますとおり、一般廃棄物であります資源、ごみ全般にわたります収集・回収業務、ごみ処理施設の管理・運営に関する業務及び工事、処理施設等から発生する廃棄物の処分等に要する経費でございます。この塵芥処理費につきましては、主要な施策の成果に関する調書の33ページから47ページに記載してございます。
  次に、3目し尿処理費でございます。46ページから47ページをお開きいただきたいと存じます。予算現額2億3,305万2,000円に対しまして、支出済額が2億2,707万4,746円で、執行率が97.4%となっております。主な内容といたしましては、47ページから51ページの備考欄にございますが、し尿の収集業務、し尿処理施設の管理・運営に関する業務及び修繕工事等に要する経費でございます。このし尿処理費につきましては、主要な施策の成果に関する調書の48ページから50ページに記載してございます。
  次に、4款公債費でございます。50ページ、51ページをごらんいただきたいと存じます。予算現額1億7,351万5,000円に対しまして、支出済額が1億7,351万2,264円で、執行率は99.99%でございます。主な内容といたしましては、生ごみ堆肥化処理施設建設事業、ごみ処理施設機器改修整備事業等の償還元金及び償還利子でございます。この公債費につきましては、主要な施策の成果に関する調書の51ページ、52ページに記載してございます。
  次に、5款諸支出金でございます。決算書の52ページ、53ページをごらんいただきたいと存じます。予算現額6,000円に対しまして、支出済額が4,095円で、執行率は68.25%でございます。これは、財政調整基金の積み立てにより発生した利子を一般会計に歳入後、基金に積み立てたものでございます。
  次に、6款予備費でございます。当初予算額1,000万円に対しまして、予備費の支出といたしまして70万3,000円を2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、3節職員手当等のうち、時間外勤務手当の不足分として7万9,000円と、3款衛生費、1項清掃費、1目清掃総務費、13節委託料の収集管理システム保守業務に62万1,000円、それと5款諸支出金、1項基金費、1目財政調整基金、25節積立金の久喜宮代分に2,000円、八甫分に1,000円を充用してございます。
  以上、歳出合計は予算現額32億895万1,000円に対しまして、支出済額31億378万2,942円、執行率は96.7%でございます。
  続きまして、54ページの実質収支に関する調書をごらんいただきたいと存じます。歳入総額32億1,386万8,417円、歳出総額31億378万2,942円、歳入歳出差引額1億1,008万5,475円、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。したがいまして、実質収支額といたしましては、1億1,008万5,475円でございます。地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額でございますが、実質収支額の2分の1の5,504万3,000円を財政調整基金に繰り入れをさせていただきました。
  続きまして、56、57ページの財産に関する調書をごらんいただきたいと存じます。まず、公有財産の土地及び建物につきましては、前年度からの増減はございません。
  次に、58ページの物品につきましても、前年度からの増減はございません。
  次に、基金につきましては、前年度末の現在高が0円、決算年度中の増減高4,983万8,000円の増、決算年度末現在高4,983万8,000円でございます。
  以上が議案第17号 平成27年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定につきましての補足説明でございます。
  続きまして、議案第18号 平成28年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)につきましてのご説明を申し上げます。別冊補正予算書をごらんいただきたいと存じます。
  2ページをお願いいたします。歳入歳出予算の補正でございまして、第1表のとおり、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,395万1,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ33億4,504万9,000円とするものでございます。
  次に、3ページをお願いいたします。債務負担行為の補正でございまして、3ページから5ページの第2表のとおり追加するものでございます。新年度における契約事務の執行のため設定させていただくものでございます。共通経費分といたしましては、庁舎間LAN保守業務の限度額を36万7,000円と定めさせていただくもののほか、1件でございます。久喜宮代清掃センター分につきましては、総合受付業務の限度額を845万4,000円と定めさせていただくもののほか、30件でございます。菖蒲清掃センター分につきましては、直接搬入等受付計量業務の限度額を297万6,000円と定めさせていただくもののほか、21件でございます。八甫清掃センター分につきましては、直接搬入等受付計量業務の限度額を297万6,000円と定めさせていただくもののほか、23件でございます。
  次に、10ページ、11ページをごらんいただきたいと存じます。事項別明細書の歳入でございます。1款分担金及び負担金、1項負担金、1目組合負担金でございますが、1,985万6,000円の減額でございます。これは、前年度決算により繰越金が確定いたしましたこと、並びに人事異動に伴う給与費補正及び一部事業の不用額の確定に伴い財源に余裕が出ましたことから、負担金の減額補正を行うものでございます。構成市町及び支払区分別の減額する負担金は、説明欄に記載してあるとおりでございます。
  次に、4款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金でございますが、83万6,000円の増額でございます。これは、財政調整基金の残高分を繰り入れるものでございます。
  次に、5款繰越金、1項繰越金、1目繰越金でございますが、504万2,000円の増額でございます。これは、平成27年度決算により繰越金が確定したことによるものでございます。
  次に、6款諸収入、2項雑入、1目雑入でございます。2万7,000円の増額でございます。これは、有料広告掲載料4万4,000円の増及び各清掃センターでの再商品化合理化拠出金の額が確定したことによるものでございます。
  続きまして、歳出でございます。12ページ、13ページをお願いいたします。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費でございます。319万6,000円の減額でございます。主に職員の人事異動によるものでございまして、(1)、一般事務管理事業(共通)を減額するものでございます。
  次に、3款衛生費、1項清掃費、1目清掃総務費でございますが、134万8,000円の減額でございます。主に業務課、施設課の事務職員及び現業職員の人事異動等による増減や共済組合負担金の負担率が当初より低かったことによる減額でございまして、(1)、清掃事務管理事業(共通)につきましては、123万3,000円の減額、(2)、清掃事務管理事業(久喜宮代)につきましては、83万4,000円の増額、(3)、清掃事務管理事業(菖蒲)につきましては、先ほどの理由によるほか、委託料の入札差金による減額も含め、46万円の減額、(4)、清掃事務管理事業(八甫)につきましても、入札差金による減額も含め、95万9,000円の減額、(6)、減量推進事業(久喜宮代)につきましては、集積所看板の新規作成、マイナンバー収集に伴う郵送料により、31万7,000円の増額、(7)、減量推進事業(菖蒲)につきましては、マイナンバー収集に伴う郵送料により、4万2,000円の増額、(8)、減量推進事業(八甫)につきましては、マイナンバー収集に伴う郵送料により、11万1,000円の増額でございます。
  16ページ、17ページをお願いいたします。2目塵芥処理費でございますが、866万8,000円の減額でございます。主に委託料の入札差金による減額でございまして、(1)、塵芥収集料金事業(久喜宮代)につきましては、380万8,000円の減額、(2)、塵芥収集料金事業(菖蒲)につきましては、118万9,000円の減額、(3)、塵芥収集料金事業(八甫)につきましては、266万9,000円の減額、(4)、ごみ処理施設管理運営事業(久喜宮代)につきましては、委託料の入札差金による減のほか、電波利用料の増、汚染負荷量賦課金の減により、48万9,000円の減額、次に18ページ、19ページをお願いいたします。(6)、ごみ処理施設管理運営事業(八甫)につきましては、委託料の入札差金により、51万3,000円の減額でございます。
  次に、3目し尿処理費でございますが、58万3,000円の減額でございまして、委託料の入札差金により、(2)、し尿処理施設管理運営事業(久喜宮代)を減額するものでございます。
  次に、4款公債費、1項公債費、2目利子でございますが、15万6,000円の減額でございます。これは、借入金の金利が確定したため、当初見込みとの利率の差による減額でございまして、(1)、利子(久喜宮代)につきましては、9万2,000円の減額、(3)、利子(八甫)につきましては、6万4,000円の減額でございます。
  以上が議案第18号 平成28年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)の補足説明でございます。
  以上をもちまして、本定例会に提案いたします議案の補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で補足説明を終わります。
  ここで、監査委員より平成27年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算の審査についての報告を求めます。
  佐藤代表監査委員、お願いします。
                 〔代表監査委員 佐藤 晟君登壇〕
代表監査委員(佐藤 晟君) 佐藤でございます。
  平成28年7月29日に久喜宮代衛生組合会議室におきまして、地方自治法第233条第2項の規定に基づき審査に付された平成27年度久喜宮代衛生組合一般会計決算に係る審査を執行いたしました。
  初めに、審査の対象といたしましては、平成27年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算、平成27年度実質収支に関する調書及び平成27年度財産に関する調書でございます。
  次に、審査の方法といたしましては、平成27年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算書及び法令で定める書類等に基づきまして、その計数の正否や予算執行状況の適否について審査を執行いたしました。
  その結果、審査に付された久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算書及び法令で定める書類は、いずれも法令に準拠して調製されており、計数も関係諸帳簿と照合した結果、正確であり、予算執行は適正になされているものと認められたことをご報告いたします。
  詳細につきましては、お手元に配付してあります決算審査意見書のとおりでございますが、9ページのむすびの部分を読ませていただきます。
  最後に、組合にあっては、これまでの施設の延命化対策、維持管理経費に多額の費用が投じられていますが、久喜市における新設炉建設を見据え、一層の効率的な施策を実行していく必要があるものと思います。
  衛生組合は、歳入総額の8割以上を構成団体である久喜市、宮代町からの負担金によっています。現在、地方自治体は人口減少、高齢化などさまざまな課題に直面し、厳しい財政状況にあることを考えれば、衛生組合においても費用対効果を主眼としたコスト意識の徹底を基本とし、適正かつ効率的な執行に努められるよう要望するものであります。
  むすびについては以上でございますが、今年度から昨年度制定されました監査委員条例により、4月から毎月の例月出納検査を実施しております。また、11月には定例監査の実施を予定しており、これまでの決算審査のみの場合に比べて審査機能が非常に充実強化されて、透明性の確保が一層図られたと考えております。
  以上でございます。

                        ◇                      

    ◎組合に対する質問
副議長(鈴木松蔵君) 日程第8、組合に対する質問をお受けいたします。
  通告順にお受けいたします。
  初めに、斉藤議員、お願いいたします。
                 〔4番 斉藤広子君登壇〕
4番(斉藤広子君) おはようございます。通告に従い質問させていただきます。4番、斉藤広子です。
  1番、バチルス菌の活用について質問させていただきます。北本衛生組合や伊奈中央衛生センターや小川地区衛生組合池ノ入センター等で先進的に進められているバチルス菌活用は、最終的に発生する汚泥の量が減少、投入する薬剤使用量の減少で電気代、水道料金のコストも削減する。発生するにおいの軽減もできますが、当衛生組合でも活用、導入すべきと思うが、いかがか、質問させていただきます。
  2番、「小型家電リサイクル」についてお伺いします。25年4月「小型家電リサイクル法」が施行された。この法律の目的は、小型家電製品に含まれている貴金属、レアメタル等の希少資源を効率的に回収して、再資源化を図るとともに、最終処分場の延命の有害物資の適正な処理等を行うことです。
  (1)、現在、当衛生組合が行っている小型家電の回収方法は。
  (2)、市役所、町役場、総合支所、衛生組合などで常設し、排出者が使用小型家電を直接投入するボックス回収方式やイベントにおいて回収する方式を導入して、使用済み小型家電の回収を取り組むべきと思うが、いかがか。
  以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 斉藤議員の質問に対する答弁を求めます。
  施設課長。
                 〔施設課長 内田久則君登壇〕
施設課長(内田久則君) おはようございます。斉藤議員の大項目1のご質問についてご答弁申し上げます。
  衛生組合では、昨年度より八甫清掃センターにおきまして、バチルス菌を活用した添加試験を実施しております。これは、八甫清掃センターの運転管理の包括契約業者であります株式会社クリタス北関東支店より、平成27年7月に提出されました「バイオ剤による生物処理改善試験実施願い」に基づき実施しているものでございます。
  この実験は、「汚泥発生量の削減及び汚泥を改質し、バイオ剤の効果を確認すること」を目的としており、曝気槽汚泥のバチルス菌を増加させることで、汚泥の沈降性を改善し、搬出汚泥量が減少することにより、コスト削減を期待するものでございます。
  なお、平成27年7月から平成28年9月までの実験結果については、本年4月と10月に経過報告が提出され、汚泥の沈降性の向上は確認されましたが、汚泥量の減少は確認できませんでした。
  この実験期間といたしましては、平成29年3月末までとなっておりますことから、引き続き調査研究いたしまして、今後良好な結果が得られた場合は、バチルス菌の使用について検討してまいりたいと考えております。
  次に、大項目2のご質問についてご答弁申し上げます。初めに、(1)でございます。現在、当組合で行っております小型家電の回収方法につきましては、「ピックアップ回収方式」でございまして、燃やせないごみの分別区分に沿って回収し、回収したものの中から使用済み小型家電電子機器等を選別する方法でございます。
  次に、(2)でございます。初めに、回収ボックスの設置についてでございますが、回収ボックスの設置場所につきましては、多くの住民の方々が来庁される市役所や町役場、その他集会施設等の公共施設への設置が効果的であると考えますことから、今後構成市町であります久喜市、宮代町と協議してまいりたいと考えております。あわせて、ボックスの製作や、その管理方法についても検討してまいりたいと考えております。
  次に、イベント時においての回収でございますが、特に組合では市・町のイベントのうち、市民祭り等につきましては、毎年参加させていただいておりますことから、事前の周知や回収方法等について検討してまいりたいと思います。
副議長(鈴木松蔵君) 再質問をお受けします。
  斉藤議員。
                 〔4番 斉藤広子君登壇〕
4番(斉藤広子君) 答弁ありがとうございました。
  まず最初に、このバチルス菌なのですけれども、私も3度衛生組合のほうに所属しているときがありまして、実際伊奈中央衛生センターとか、小川地区衛生センターのほうに視察に行ってまいりました。大変効果があるということで、北本でも実験的にやらせていただいて、予算の面でも数字として効果があらわれているということで、ちょっと私のほうで八甫で、今実験的にやっているというのは初めてお聞きしたので、ぜひそういうことも議会議員のほうにもお知らせいただけるとありがたいかなと思っております。
  それで、27年の7月から28年の9月まではその大きな形としてまだ結果が出ていないということで、29年3月までということなのですけれども、ぜひ成功しているところの先進的なところを見に行って、どこが今、八甫でやっていて、なぜ結果が出ないのかとか、そういうことに対してやっぱり考えていくべきではないかと思いますが、その件についてはいかがか、お聞きいたします。
  あと、2番です。小型家電リサイクルについてですが、とてもこれから検討していくということで、いい答弁をいただきました。この小型家電リサイクル法は、やはり本当に環境に対して真に町民が意識を持っていくということで大事かな。そして、また私もいろいろな役所に視察に行ったときに、玄関のところで洗濯機ぐらいの大きさで、ボックスが回収になっていたり、旗を掲げて我が市はこの環境に取り組んでいますよという部分のものがPRされているのをいろいろなところで見させていただいて、そういう部分でも大事かな。回収方法は現在集めさせていただいて、ピックアップ方式でやらせていただいているので、それでも問題はないかとは思うのですけれども、やっぱり市民の意識向上のためには、そのような形をとることが大事ですし、今よくスーパーでもプラスチックとか、容器とか持っていくのがあるので、市役所には何度か皆様も御用があるかなと思うので、そのときに役所に行くときに、これをこのボックスに入れさせてもらおうとかという考えになるかなと思うので、この面、この部分に関しましては、この環境に対して市民、町民の意識を変えていくというために行っていくという考えについてはどうお考えか、質問させていただきます。
  以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 斉藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
  施設課長。
                 〔施設課長 内田久則君登壇〕
施設課長(内田久則君) それでは、斉藤議員の再質問についてご答弁を申し上げます。
  現在、バチルス菌を使用し、菌を増殖させ、汚泥発生量と汚泥改質を目的に実験を行っているものでございますが、菌の増殖が認められてございません。考えられますことは、し尿処理施設へ投入されます汚泥の状況が各自治体で異なることで、八甫清掃センターのし尿処理施設では菌の増殖に影響しているものではないかと考えます。今後実験を行ってございます株式会社クリタスと協議しながら改善をしていきたいと思います。それと、また近隣の施設のほうを見学させていただきまして、確認をしてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
副議長(鈴木松蔵君) 業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) おはようございます。斉藤議員の再質問(2)のご答弁申し上げます。
  回収ボックスの関係でございますが、当初は燃やさないごみの中から拾い出すことで住民の手を煩わせていただいて、最終的に新たな費用負担をかけないということから、3者連絡協議においてピックアップ方式ということで検討をいたしておりました。実際にピックアップをやっておりますが、しかし県内の状況を見ますと、始めているところが結構出てきておりまして、ピックアップ方式のままでよいというふうな状況にないということからも、今後資源物をふやす方法といたしましては、市の庁舎や集会施設への設置が効果的と考えられますことから、市民の意識の向上に努めてまいりたいと考えています。
副議長(鈴木松蔵君) 再々質問をお受けします。
  斉藤議員。
                 〔4番 斉藤広子君登壇〕
4番(斉藤広子君) この1番のところなのですけれども、菌の増殖ということで、なかなか目に見えるものではないので、本当にわかりにくいものなのかなとも思いますし、今検討していただいているということですので、結果がだめだったということで終わるのではなく、ぜひ先ほど答弁していただいたように、職員もしっかりそういうところに視察に行っていただきながら、その現状、1年、2年でうまくいくところと、本当に2年、3年になって菌が増殖してくるということもお聞きしております。本当に全くにおいがないとか、本当に金額的に何百万円も電気代とか、コストとか削減できたというのを聞いたときに、やはり先ほどの監査委員の報告にもありましたように、削減効果をしっかり考えていかなくては、費用対効果を考えていかなくてはいけないときが来ていると思いますので、ぜひいいということに対しては取り組んでいっていただきたいと思います。これは要望ですので、よろしくお願いいたします。
  あと、2番目の小型家電リサイクルにつきましては、取り組んでいただくということで、ちょっと注意的な部分では、今ピックアップ方式もそうだと思うのですけれども、携帯とかって個人情報がやはり入ったまま入れられてしまうと、やはりそういう部分もございますので、それを進めていく部分では、そういうものを消していただいてから入れていただくとか、小型家電はどのものからが小型家電という、余り大きなものを持ってこられても、そんなに大きな回収箱ではないと思いますので、そういうこともしっかり検討して進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。要望です。
  以上で終わります。ありがとうございました。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で斉藤議員の質問を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 通告に従って質問してまいります。
  まず最初に、資源物収集の民間化ということで、減量推進審議会でずっと検討されております。それで、もう既に9月13日に第8回審議会が開かれて、その前の段階で大体答申案が定まってきています。それで、まず最初に、この資源ごみの公共回収の廃止と、それから民間化の検討、これが今度はどのように進められてきたのか。それから、今後どのように取り組んでいこうとしているのかをきちっとこの議会という場所で説明していただきたいのです。特に9月13日の第8回審議会、この内容と答申案について説明をお願いをいたします。
  2つ目ですけれども、「民間化」の答申が出される方向です。これを速やかに市民に公表して、説明をしてべきだと思うのです。私も傍聴してきましたけれども、これは5月、第6回とか7回とかに出された今後のスケジュール案を見ますと、新年度になってから、来年の4月以降、委託業者に説明をする。それから、来年の9月に区長会にそういう説明をしていくというようになっています。答申はもう今年か、遅くとも来年年明け早々には出されるはずなのですけれども、それを来年度になってから初めて委託業者、さらに区長会に説明を行うというのだと、消極的過ぎるのではないのかというふうに考えています。まず最初に、市民に知らせるべきでありまして、答申の内容、それから今後の進め方を、方法としては「衛生組合だより」がまず第一だと思いますが、きちっと市民に対して知らせていただきたいと思うのです。いかがでしょうか。
  それから、同じくこのスケジュールによりますと、それぞれの市・町の担当者に対しても4月以降に説明をするというふうになっています。ただ、当然これは衛生組合は事務局もそれぞれ市・町と密接な連携をとってやっているはずで、これまでそれぞれの市町とどう協議していたのかを説明をしてください。
  特に6年後には衛生組合は解散して、ごみ行政そのものを市・町に引き継いでいくということは、もう既定方針と言っていいわけですよね。であれば、この資源物回収を民間化方針と4年間の実証実験を行うということについても、両市町の合意のもとに引き継がれることを前提として進めるべきであるというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。これまでどのようにちゃんと協議をしてきているのか。ちゃんとそういうのを合意、了解、共通認識がとれているのかどうかお願いします。
  4番目ですが、私は9月の久喜市議会でこの点について質問いたしました。そのときに紙類・布類の集団回収の民間化について、久喜市行政当局がどのように答えたかといいますと、「もうちょっと検討したいと、衛生組合で行う実証実験の検証結果を踏まえて久喜市が取り組むかどうかの検証は改めて久喜市でやっていくのだ」という答弁でした。また、この問題については「情報が足りない」とか、「事務局からもっと詳細な情報をいただいて検討したい」という言葉もあります。この件で大変大きな違和感を持っていたのです。
 確かに組合と市・町とは別人格ですけれども、それぞれの市・町からの管理者と副管理者がいらっしゃる。ここで参与さんも並んでいらっしゃる。それにもかかわらず、情報や将来の政策展開、その方針が共有されていないのだろうか、大変疑問です。なぜそのようなことになっているのか。もしかしてきちっと連携していないのかということも疑わざるを得ません。いかがでしょうか。
 衛生組合では、久喜市が引き継ぐかどうかわからない。改めて久喜市としても検証を行わなければならないような事業の推進を今決めようとしているのでしょうか。
 6つ目ですが、資源物収集の民間化への移行については、両市町と情報を共有して、政策の方向性についても共通認識・共通理解の上に決定していくべきとか、当たり前のことですよね。これについてはどのように考えていらっしゃいますか。
 (7)ですけれども、管理者は田中管理者ですけれども、田中管理者は衛生組合は衛生組合、久喜市は久喜市であって、政策の方向性について共通認識ができていなくて、政策を引き継がれるかどうかわからなくても、このまま衛生組合として政策の方向を決定していっていいという、そのお考えなのか。
 この審議をしている減量等推進審議会ですけれども、これにも両市町から地域住民や団体、公募の代表も入って協議をしているわけです。もしも久喜市として新たな検証と久喜市の審議会の検討が必要となるのであれば、それらのこれまでの審議経過は尊重されない場合もあるということになります。確かに別人格ではありますけれども、少なくとも審議会には久喜市の市民の代表も入っているわけです。その関係をどのように理解したらよろしいのか、説明をしていただきたいと思うのです。
 大きな項目の2つ目ですけれども、減量等審議会の開催後の市民への報告を積極的に行っていただきたいと思うのです。特にこの9月13日、第8回審議会が行われたわけですけれども、それのホームページへの会議録の掲載、これまでの期間で1カ月以上かかっていると思います。今回の場合にも9月13日に開かれて、この通告をした10月11日の段階ではまだ未掲載でした、私の利用範囲では。その後、現在はもう掲載をされています。だから、やっぱり1カ月ぐらいかかっているわけですよね。ただ、会議録は1カ月ぐらいかかるのはやむを得ないとしても、開催時に配付した会議次第とか資料についてはすぐにでも公表できるはずなのです。現在は開催予定が出ていて、開催日過ぎると、一体そこで何やったのか、全くわからない。1カ月後の会議録の掲載を待つしかないという状態にあります。そうではなくて、少なくともそこでこういう資料が配られているのだ。それから、ちゃんと次第についてもそこに掲載をして、少なくとも最低限のことは市民に知ってもらう、そういう体制が必要なのではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
 それから、大きな3つ目ですけれども、管理者のほうから冒頭報告のありました分別アプリ公開されました。まだ9月ですから、幾らもたっていないのですけれども、その後のダウンロードの状況、利用の状況について把握していればご報告をいただきたいと思います。
 以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 猪股議員のご質問について、順次ご答弁申し上げます。
  初めに、大項目1についてご答弁申し上げます。
 まず、(1)、廃棄物減量等推進審議会におけるこれまでの経過と今後の取り組み方針についてでございます。審議会では、「資源物の回収(集団回収と公共回収)のあり方につきまして、平成27年4月21日から先進地視察を含め、これまで計8回の審議が行われてきたところでございます。その中で、「紙類・衣類の回収のあり方として、資源集団回収に統一するのが適当である」との結論に至りました。また、今後の取り組み方針としては、「性急に資源集団回収へと回収方法を統一することは、住民に混乱を来すおそれがあると考えられることから、事前に実証実験を行い、検証を行うことを要望する」という意見に集約されたものでございます。
  9月13日に行われた第8回審議会では、前回に引き続き、答申書の内容確認を行ったものでございます。答申書の最終案につきましては、過日ホームページに掲載をいたしておりますが、主な内容といたしましては、資源回収方法のうち、集団回収には、回収コストの削減や地域の環境意識の向上、回収量に応じた報奨金収入による地域活動及びコミュニティーの活性化などさまざまなメリットがありますが、資源集団回収団体や排出する住民への負担や影響について十分に配慮する必要があります。一方で、公共回収には行政による回収という確実性があります。これらを配慮しながら先進地の事例も含め慎重に検討した結果、衛生組合の今後の資源物(紙類・衣類)の回収のあり方については、集団回収に統一するのが適当であるとのことでございました。
  次に、(2)、今後の進め方についてでございます。審議会の答申を受領次第、その内容や進め方につきまして、広報紙やホームページにより、速やかに住民の皆様にお知らせをしていく予定でございます。
  その後、第6回審議会資料としてお示ししております「移行スケジュール」を基調として事業を進めてまいりたいと考えております。
  次に、(3)、これまでの市町との協議についてでございます。審議会の資料、会議録等については、「集団回収に統一すべき」と意見が集約された平成27年12月の第4回審議会以降、開催するたびに、市・町担当課に資料提供を実施してございます。加えて、年に数回開催しております「三者連絡会議」におきまして、審議会の内容等を報告いたしたところでございます。
  次に、(4)、構成市町との情報や政策展開の共有についてでございます。これまでの構成市町との情報の共有等に当たり、連絡調整が十分でなかった点もあったかと思いますが、今後の事業の推進に当たりましては、構成市町担当課と連絡を密に行い、互いに共通認識を持って進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。
  次に、(5)、この事業の推進についてでございます。組合といたしましては、構成市町への情報の共有を十分行いながら、審議会の答申を尊重し、本件につきまして事業を進めてまいりたいと考えております。
  次に、(6)、構成市町との情報共有及び政策の推進についてでございます。構成市町とは今後事業の進捗過程に基づき、十分に情報を共有し、場合によっては、市・町担当者に参画をお願いし、共通認識のもと事業の推進を図ってまいります。
副議長(鈴木松蔵君) 続いて、管理者。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 猪股議員のご質問の大項目1の(7)につきましては、私からご答弁を申し上げます。
  衛生組合と構成市町でございます久喜市、宮代町とは、この3者間におきまして長年にわたり信頼関係をもとに廃棄物処理事業を推進してまいりました。そして、現在久喜市において進めております新しいごみ処理施設の稼働を踏まえまして、衛生組合の解散をし、久喜市、宮代町に廃棄物行政が継承される方向で協議を進めておるわけでございます。久喜市、宮代町がこれまでの衛生組合の取り組みに引き続いていくに当たりまして、この3者間には信頼に基づくさらなる緊密な連携が不可欠でございます。このたび、新規資源物の回収のあり方について実証実験の検証と衛生組合の解散の時期が重なりますことを踏まえ、3者が情報提供や連絡調整を今まで以上に密にし、共通理解、共通認識のもと政策の引き継ぎがなされていくべきものと考えております。
 ただいま資源物回収につきまして、委員の皆様にはご熱心に協議をいただいております。その審議の経過につきましては、当然尊重してまいる所存でございます。
副議長(鈴木松蔵君) 引き続き答弁をお願いいたします。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 続きまして、大項目2についてご答弁申し上げます。
  審議会開催日に配付する会議次第や資料は、会議結果を待たずとも公表可能でありますことから、それらの資料等につきましては、次回以降、ホームページへの掲載を速やかに実施いたしますよう努めてまいりたいと考えております。
  続きまして、大項目3についてご答弁申し上げます。ごみの分別につきまして、住民の皆様にわかりやすくお伝えできますよう、9月1日からごみ分別アプリ「げんりょうくんナビ」の無料配信を開始いたしました。アプリのダウンロードの状況といたしましては、9月末現在で1,123件でございました。
  住民の皆様からアプリについてのご意見やご感想は特に届いておりませんが、ごみの出し忘れを防止するアラーム機能、粗大ごみ処理券販売店の地図の表示、1,000品目を超えるごみ分別辞典など、お手元のスマートフォンから気軽に情報を得ることができますことから、ごみ処理についての意識の高揚につながっていけばと考えております。
副議長(鈴木松蔵君) 再質問をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 再質問いたします。
  まず最初の項目なのですけれども、まず最初に聞きたいのは、市民に対してきちっと速やかに知らせていくということなのですね、結果を。今の答弁だと、ホームページと広報で掲載をしていくと言われました。ホームページについてはどういうことなのですか、具体的には。審議会でこういう答申が出ましたということですか。それは審議会の報告としてやるのですか、それとも衛生組合としてこういう方向だということを知らせていくのですか。答申が出たら、答申を出すのは審議会だから、まず審議会の結果報告として出さなくてはいけない。その後その衛生組合として当然それ採用する方向ですよね、尊重をして。そうしたら衛生組合の方針として、それを移行を進めていきますということを出していかなくてはならない。そういうことでよろしいですか。それが1つ。
  それから、現在の予定、この前出されているスケジュールだと、全て動き出すのは4月以降ということになっています。4月以降に委託業者に対して、それから市町の担当者に説明をして、区長さんたちにお知らせするのは9月以降ということになっています。それを私はなぜそこに半年もずれがあるのかということがまずわからない。久喜市の区長会総会は5月ですよね。宮代町も多分そのころだと思うのですよ。そこにきちっとまず知らせるべきではないですか、いろんなところへ。もちろん区長会の総会は市・町で開くから、衛生組合が直接その主催ではないけれども、そこで知らせていく機会を持たせてもらうことはできますよね。当然それはやるべきだと思うのです。市民の中でこれをつかんで話題にしてもらわなくてはならない。もしも要望があれば、説明をしなくてはならない。答申が出て、半年あるいはそれ以上も具体的な説明を区長会とか住民に対してすることなく放置しておくというのは、市民の中から要らぬ誤解を受けます。それから、いろんな憶測が出てきます。中身はこんなことやっていないという出てしまうかもしれません。そうなる前にきちっと説明をしていく、そういう姿勢が必要なのではないかと思うのです。その意味でも区長会を初めとした住民への説明の機会をどのように持っていこうとしているのか、これについてもお答えください。
  それから、市町との共通認識、共通理解ということですけれども、情報が十分でなかった点もあるということを認められたのですけれども、どういう意味で十分でなかったということを認識されているのか、お話しいただきたいのです。私は質問の中で、少なくとも久喜市の担当の部署がこれについては、改めて久喜市として検討、検証が必要なのだというふうに言われたということは、ここ衛生組合として推進をしていこうとしている方針を久喜市が必ずしも一致していないのだというふうに受け取ったのです。そういう意味での認識が、情報が十分でなかったということになるのでしょうか。私そういう面もあると今感じていますけれども、それをお願いしたい。
  それから、市町との情報の共有を十分に行いながら、答申を尊重して進めていくのだというふうに答弁されました、別のときには。では、これまでは情報が十分に行われていなかったかもしれない。少なくとも方向、方針について一致していないかもしれないということを事務局としても考えていらっしゃるのか、そのように把握しているのか。それでは困るのですよね。これまで共通認識が図れてきていなかったのかどうか、共通の方向性というので共通理解が得られていなかった面があるのかどうか。それを衛生組合事務局当局としてどのように考えていらっしゃるのか。それぞれさっきも言ったけれども、管理者がいて、副管理者がいて、参与がいらっしゃって、この事務局職員のあれも市・町からの方たちがいらっしゃって、それで共通認識が図れていないというのはちょっと困るのですよね。現状としてどうお考えなのでしょうか、お願いをいたします。
  それで、であればその答申を尊重というのは、衛生組合事務局が尊重するだけではなくて、市・町の廃棄物担当部署もそれを尊重してもらわなくては困るわけですよね。あれは衛生組合の方たちがやった審議会で出した答申だから、こっちはこっちでまた改めて検討するのだよというのでは困るわけですよ。それを引き継いでもらえるというふうに考えていらっしゃるのか。さらには引き継いでいってもらわなければならないと管理者も言われましたけれども、引き継いでいってもらえるというふうにちゃんと考えているかどうか。それだけの認識をそれぞれ市・町の担当部署が持ってくれているということでよろしいか、お願いをします。1つ目はそれだけです。
  2つ目ですけれども、確認になるかと思いますが、少なくとも会議次第と、それから配付した資料、これについては会議開催後、直ちにというのか、なるべく速やかにと言っていいか、ホームページにアップするということでよろしいですね。確認をお願いいたします。
  それから、会議録なのですけれども、今まで大体1カ月ぐらいでアップされていると思うのですけれども、全部はまだ確認できていません。事務局としては1カ月以内あるいは1カ月以上、どのように実態としてなっているか、今わかればお願いをします。
  3つ目の分別アプリにつきましては、1,123件というのが多いのか少ないのか、ちょっとまだ少ないかな。事前のPRが足りなかったのかなというふうにも私は思っていますけれども、それでも1,000件以上のダウンロードしたということについては、評価をしたいと思うのです。私たちもダウンロードさせてもらったけれども、ちょっとまだ使い勝手よくわかりませんね。分別のカレンダー見たほうが早いのかなという感じもついしてしまったのだけれども、もう使い勝手については事務局としてはどのように考えていますか。十分私自身が使いこなせないで、十分検証しないで質問しては大変申しわけないのだけれども、事務局としてはどのように把握していますか、お願いいたします。
副議長(鈴木松蔵君) 休憩します。

    休憩 午前10時25分

    再開 午前10時36分

副議長(鈴木松蔵君) 再開いたします。
  猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) それでは、猪股議員の再質問にご答弁申し上げます。
  まず、1点目でございます。市民に対して審議会の答申結果とか、別に改めてお知らせのほうをしてまいるのかというご質問かと思いますけれども、こちらにつきましては、当然のことながら審議会の結果はお知らせいたします。
  それから、それとあわせて、それとは別にその答申内容の結果につきまして、かみ砕いたものをお知らせをしていきたいと考えております。
  2点目のこのスケジュールの関係でございます。4月以降のスケジュールの関係でございますけれども、特に区長会のほうの説明が9月ではなくて、お知らせ以降事務局として説明のほうが早くできないかということでございますけれども、当初答申のほうが今回11月22日にいただく予定となっておりましたけれども、最悪次の年の2月までを考えておりましたので、答申のほうがおくれるという予定も予想して計画を立てましたので、できるだけ早く区長会の説明についても行っていきたいと考えております。
  それから、3点目のこれまでの説明をどのようにしてまいったか、またあるいは市との共通認識が情報が不十分ではなかったかというご質問かと思いますけれども、これまでの3者会議の経過につきまして若干申し上げたいと思います。まず、1回目、平成27年の6月5日でございます。3者連絡会におきまして、4月21日に開催した審議会において、資源物の回収のあり方について諮問をした旨を説明いたし、今後の審議会のスケジュール案についてもご報告をいたしました。それから、平成27年12月28日付で文書により審議会の状況について報告をいたしております。その内容につきましては、12月22日に開催されました第4回審議会において、紙・布類の回収は資源集団回収による集団回収に100%移行し、公共回収は行わないという方針で審議会委員の意見が集約された旨を文書によりまして、それぞれ市・町の担当課のほうに報告をさせていただいていただいております。それから、3回目、平成28年2月9日に3者連絡会議におきまして、久喜宮代衛生組合廃物物減量等推進審議会での審議事項、資源物回収のあり方について、市・町の計画の反映の考え方について協議をさせていただいております。それから、4回目、平成28年5月24日、3者連絡会議におきまして審議会のスケジュール並びに資源集団回収移行スケジュールについての報告をさせていただいております。したがいまして、ある程度十分に共通理解のほうはしていただいているというふうに認識をいたしております。
  それから、4点目のご質問でございます。認識については市・町も一致しているのかということでございます。共通認識がなかったのではないかというご質問かと思いますけれども、当然共通認識はしていただいていると判断しており、組合といたしましても、先ほどの経過報告等も実施いたしておりますので、当然共通認識は持っていただいているものと理解をしてございます。
  それから、5点目、答申の尊重につきましては、市・町の担当者も尊重していくのかというご質問かと思いますけれども、組合といたしましては、実証実験を行い、その結果を分析し、問題点や課題について十分な検証を行って、その結果を踏まえ、市への情報提供を行い、実証実験の途中におきましても、市の担当者と実証実験の内容や結果について共通認識を持って進めていきたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
  次に、審議会の配付資料の関係でございますけれども、こちらにつきましては、先ほども申し上げましたとおり、審議会終了後、資料につきましては、速やかにホームページのほうにアップしてまいりたいと思います。
  それから、議事録の関係でございますけれども、やはり過去を調べてみますと、1カ月前後かかっておりますので、今後につきましても1カ月を目安に公表をしていきたいと思います。
  それから、最後に分別アプリの関係でございます。1,123件につきましては、件数としてはどうなのかということでございますけれども、一応ほぼ同時期に近隣市町におけるアプリの導入状況を調べてみました。まず、一番近いのが、これは草加市が28年のやはり9月に供用を開始しております。ダウンロードの数については、544件、それから蓮田白岡衛生組合、こちらは28年のやはり4月に供用開始しておりますが、1,829件というふうな導入結果でございました。組合といたしましても、今後1,000件ぐらいで推移していただければまずまずの結果が得られるのかなと、こう考えております。
  以上でございます。
                 〔「使い勝手の関係」と言う人あり〕
業務課長(藤井 智君) 済みません。それと使い勝手の関係でございますね。実は分別アプリのチラシをつくりまして、そのそれぞれの機能もチラシのほうに掲載いたしまして、これは先日の市民まつりの際に用意いたしまして、約500枚配布してございます。今後も機会あるごとに、アプリのチラシのほうは公共施設等に置かせていただいて周知を図っていきたいと考えております。
  以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 再々質問をお受けします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 1つ目のことでお伺いいたします。
  もう余り細かいことを言ってもしようがないのですけれども、ここでそこまでして集団回収への移行ということをずっと進めていって、当町としてもその方向でいく。移行スケジュール、実証実験4年間やっていくということまで話していて、それにもかかわらず、久喜市の議会で9月で、久喜市は久喜市として改めて検討、検証が必要みたいな答弁をされたので、私は一体どうなっているのだろうかというふうに思った。それは素朴な疑問です。
 それで、これまで4回3者連絡会議あるいは1回は文書の報告ですか、なされているということですけれども、そうした中で集団回収への全面移行、公共回収の廃止ということについて、市・町、それぞれとの3者協議の場において、その方向については一致している、了承されている、ちょっと待ってくれよみたいな異論は出ていないということで理解してよろしいのですね。異論が出ていないのだとすれば、市・町もそれぞれがそれをその方向を是としているというふうに考えることになって、私はそういう認識でまた話をすることになりますけれども、衛生組合当局としては、それは了承されて、その方針については了承されているということで理解していると私はこう考えてよろしいですねということを確認させていただきます。
 もう一つ、それから区長会への報告、説明なのだけれども、できるだけ早く説明をしていくということを言われました。11月に答申が出るという見込みですよね。そうするとその確認をお願いしたいのと、であれば2月まで延びることを想定してつくらせていこうというふうに言っていたのだというようなふうな説明をされたのですけれども、それぞれ市・町の区長会あるいは区長さんでみんなが集まる場所は5月にはできるはずですので、そこでは説明をさせてもらう。その方向について区長さんたちにきちっと第一歩理解をしてもらう、大体そんなスケジュールと理解してよろしいかどうか。できるだけ早くと言われても、5月の機会逃してしまったら、改めて集まってもらうのはやっぱり9月になってしまいますから、5月というのは、これ一つの大きな機会だと思いますので、そこを逃すべきではないと思いますけれども、そこについてはいかがでしょうか。
 それから、もう一つは、市民の方から、あるいは委託業者については、4月から説明始めるのだけれども、これまで集団回収などを行った団体がたくさんあるわけですけれども、そうした団体からもし説明の依頼があった場合には、積極的に応えていくということでよろしいかどうか。
 以上です。よろしくお願いします。
副議長(鈴木松蔵君) 猪股議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 猪股議員の再々質問にお答え申し上げます。
  市のほうで改めて検証するということにつきましてのご質問かと思いますけれども、組合といたしましても、先ほど申し上げましたとおり、実証実験をして、その結果を取りまとめます。それをほかの事業でも同じですけれども、市がそのままというのではなくて、市としては受け継ぎに当たり、その組合の結果を踏まえて、それで引き継ぐというふうな考え方で、改めて市として検討すると言われたのかなというふうなことで理解をしております。
  それから、2点目の集団回収の関係の3者会議で、それぞれ市・町と一致しているのだろうというふうなご質問かと思います。こちらにつきましては、先ほども申し上げましたとおり、特にその辺についての反対意見等もございませんでしたことから、一致はしているものと認識しております。
  それから、3点目、区長会での説明でございますけれども、こちらにつきましても、5月に説明ができるよう努力してまいりたいと考えております。
  それから、資源回収団体の関係でございます。団体のほうから説明の依頼があった場合には、積極的にそれに対応するかということでございますけれども、これはもう当然依頼があれば、組合としても説明にはお伺いするということで考えております。
副議長(鈴木松蔵君) 事務局長。
                 〔事務局長 白子直巳君登壇〕
事務局長(白子直巳君) 猪股議員さんの市が改めて検証を行うかというご質問につきまして、答弁させていただきます。
  事業につきましては、3者の久喜市、宮代町、衛生組合が共通認識を持ちまして、共通理解の上で事業や検証を行うということが重要であるというふうに考えてございます。そのため、実証実験に当たりましては、組合が市・町への十分な連絡調整を行いまして、途中の過程での確認や検討も3者で行う機会をつくりまして、事業を進めてまいりたいというふうに考えております。その後の引き継ぎに当たりまして、共通認識や共通理解を持って実証実験を進めてまいりましても、そのときの構成市町の取り巻く状況によっては、その段階での検討を行うことも必要であろうというふうに考えてございます。
  以上であります。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で猪股議員の質問を打ち切ります。
  次に、渡辺議員、お願いいたします。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 議席番号3番、渡辺です。通告に従いまして質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
  まず、大きな1番です。まだ使用可能な粗大ごみ等のリサイクル等の実施についてお伺いいたします。
  (1)です。平成28年の第1回定例会で杉野議員が提案しました粗大ごみ等のリサイクル事業について、引き続き質問させていただきます。ご存じのとおり、久喜市では東京理科大の撤退後は、理科大から4割が譲渡され。その活用方法については、市民から提案をいただきまして、その提案が示されまして、パブリックコメントが今なされたわけです。前回の議会で「東京理科大跡地利用を考えてはどうか」の質問には、「活用方法の一つとして提案したいと考えている」と返答がありました。その結果としましては、理科大跡地利用(案)に粗大ごみ等のリサイクル事業は採用されていませんでした。しかし、シルバー人材センターの拠点施設として案が出されておりました。あれだけの広い面積を持つ施設であります。そこでシルバーさんの力をぜひおかりをいたしまして、粗大ごみ等を数多く再利用させるセンターを設置すべきと考えます。久喜市へは提案を続けるべきと考えますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。
  (2)です。現在、東京理科大跡地では、子育て・教育センターとして進める方向です。そこで、子供たちや、その保護者が粗大ごみリサイクル現場を見学ができ、ごみの学習、分別から、リデュース、リユース、リサイクルの学習、最終処分、ごみの種類の分別方法など、さまざまな生きた学習ができる施設を設置してはどうか。大きな環境学習の場として久喜市と協議していただきたいと思いますけれども、いかがか、お伺いをいたします。
  (3)です。蓮田白岡衛生組合のリサイクル、エコプラザを研修されたようですけれども、その内容はどのように受けとめているのかお伺いをいたします。
  大きな2番です。資源回収方法について、集団回収と公共回収のあり方についての答申が今後出される予定でありますが、このことについて伺います。前者の猪股議員の質問と重なる部分がありますけれども、申しわけございませんが、次の質問のこともありますので、お答えいただきたいと思います。
  (1)です。これまでの廃棄物減量等推進審議会での結論ですけれども、集団回収に統一するのが適当であるとされているようであります。この審議会での意見はさまざまではなかったのか、その内容をお伺いします。
  (2)です。久喜市の集団回収の現状はどうなっておるのか。今回久喜市について取り上げましたけれども、ぜひ宮代での集団回収もどうなっているのか、一緒にお聞きできればと思います。そして、実態の把握はしているのかお伺いをいたします。
  (3)です。今後のスケジュールはどうなるのか。結論はいつ出すのかお伺いをいたします。
  (4)です。モデル地域を限定して進めるようですけれども、実証実験とは具体的にどういうふうに行うことなのかお伺いをいたします。
  (5)です。複数の方式を用意とは何なのかお伺いをいたします。
  (6)です。住民の理解なしには進められないことだと思います。組合としてどう考えているのかお伺いをいたします。
  以上です。よろしくお願いいたします。
副議長(鈴木松蔵君) 渡辺議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 渡辺議員のご質問について、順次ご答弁申し上げます。
  初めに、大項目1についてご答弁申し上げます。
 まず、(1)、東京理科大跡地へのリサイクルセンターの設置についてでございます。久喜市では、「旧東京理科大学久喜キャンパス活用計画(案)」について、市民意見提出制度により、9月12日から10月11日まで意見を募集するなど跡地利用の計画が進んでいる状況でございます。その計画では、久喜市シルバー人材センターが一部を利用するものとなっているようです。その用途といたしましては、事務所機能を中心として活用し、スペース的に可能であれば、障子の張りかえ等の軽作業程度は行う意向もあると聞いております。そのようなことから、組合がシルバー人材センターにお願いしてのリサイクル事業については考えてございません。
 現在、久喜市において、ごみ処理施設の建設計画に係る事業が進んでおりますが、付帯施設の整備につきましても、今後議論が進んでいくものと思われます。ご質問のリサイクルセンターにつきましても、今後検討されていくものと考えております。
 また、リサイクルセンターにおける「リユース品」の修繕の過程において発生するごみの処理を考えますと、リサイクルセンターは、ごみ処理施設とともに一体的に整備されることが理想的であると考えておりますとともに、これらを含め市への情報提供に努めてまいりたいと考えております。
 次に、(2)、東京理科大跡地へのごみ関連の学習施設の設置についてでございます。子供たちに十分な環境教育を施すことは、保護者や家庭において意識が啓発されることにつながりますことから、ごみ処理行政につきまして、大いに意義があると考えております。
 しかしながら、先ほどの答弁と重複いたしますが、学習施設につきましても、現在久喜市におけるごみ処理施設の建設計画が進む中で検討されていくものと考えております。
 次に、(3)、蓮田白岡衛生組合の状況についてでございます。蓮田白岡衛生組合のリサイクルプラザでは、収集した家具などの粗大ごみに、必要に応じて修繕や清掃を施した後、「リサイクル品」として一定期間展示し、市民の方々に品物の状況を確認した上で、抽せんなどの方法により販売をしているとのことでございました。当組合におきましては、これら「リサイクル品」の修繕などを行う作業場所や、展示場所を設ける余裕がありませんことや、先ほども申し上げましたとおり、リサイクル施設等はごみ処理施設と一体的に整備されることが理想であると考えておりますので、現状でのこのような施設整備は難しい状況であると感じておるところでございます。
 続きまして、大項目2についてご答弁申し上げます。
 まず、(1)、審議会での意見の内容についてでございます。審議会での委員のご意見といたしましては、多数が紙類・布類の資源回収は、「集団回収に統一したほうがよい」とのことでございましたが、「一般廃棄物の収集は市町村の義務なのだから、公共回収で行うべき」というご意見もございました。また、「集団回収への統一を実施する場合、組織の高齢化などの問題もあり、自治会などの負担がなるべく軽減されるよう配慮願いたい」などの意見がございました。
 次に、(2)、集団回収の実態の把握についてでございます。集団回収団体には、大きく分けて2種類の団体がございます。1つは、子供会やPTAなど、特定の属性を必要とする団体です。もう一つは、町又は字の区域、そのほか市町村内の一定の区域に住所を有する者の地縁に基づいて形成された自治会、町内会やコミュニティ協議会など、地方自治法第260条の2に規定される「地縁団体」です。この「地縁団体」が今回の事業の中心的な資源回収団体であると考えております。
 平成27年度末時点における資源集団回収事業の状況は、議会資料として配付してございます「主要な施策の成果に関する調書」に記載してございますが、直近の状況といたしましては、実施団体のうち、いわゆる「地縁団体」の団体数は、久喜市が「27団体」、内訳といたしましては、久喜地区が「4団体」、菖蒲地区がゼロでございます。栗橋地区が「9団体」、鷲宮地区が「14団体」でございます。また、宮代町が「9団体」、管内合計で「36団体」でございます。
 次に、(3)、今後のスケジュールについてでございます。11月22日に行われる第9回審議会におきまして、管理者への答申が行われる予定でございます。その後、第6回審議会資料としてお示ししております「移行スケジュール」に基づきまして事業を進めてまいりたいと考えております。まず、平成29年度にモデル地区の決定や委託業者との調整を行い、平成30年度から実証実験を開始し、平成34年度までに実証実験結果を取りまとめ、久喜市、宮代町へ業務を引き継ぐ予定でございます。
 次に、(4)、実証実験についてでございます。衛生組合における資源回収は、現在「公共回収」と「集団回収」で実施しておりますこと、また平成35年度には、ごみ行政の主体が構成市町の久喜市・宮代町に移行する予定となっていることを踏まえ、性急に回収方法を統一することは、住民に混乱を及ぼすおそれがあると考えられることから、実証実験として、一部の限定した地域において、事前に集団回収への移行を先行し、その経過等について検証を行うものでございます。その内容につきましては、先ほども申し上げましたとおり、平成29年度にモデル地区の決定や委託業者との調整を行い、平成30年度から実証実験を開始し、平成34年度までに実証実験結果を取りまとめ、久喜市、宮代町へ業務を引き継ぐ予定でございます。
 次に、(5)、実証実験の複数の方式についてでございます。実証実験につきましては、審議会でも説明させていただいておりますとおり、先進事例を参考とした二通りの方法を考えております。まず1つは、横浜市を参考とした方法、もう一つは新座市を参考とした方法でございます。横浜方式の特徴といたしましては、回収団体が回収日や回収回数等を自由に設定できるなど衛生組合で現在実施しております集団回収事業と類似したものでございます。また、新座方式の特徴といたしましては、回収日や回収方法は市が指定し、既存の集積所を使用するものでございます。この二通りの方法をもとに実証実験を実施する予定でございます。
 次に、(6)、住民の理解についてでございます。この事業を推進していくに当たり、住民の皆様のご理解、ご協力をいただくことが必要不可欠でございます。実証実験を行うに当たり、住民の皆様にわかりやすい方法を工夫するとともに、各地区において説明会を開催し、多くの皆様にご協力いただけますよう取り組んでまいりたいと考えております。
副議長(鈴木松蔵君) 再質問をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 再質問をさせていただきます。
  一番初めの粗大ごみのリサイクルのことであります。衛生組合としては、これは大切なものだということで、そして今のご説明でいくと、ごみ処理施設、今後検討していくので、それと一体となるものにしていきたいという、そのようなお話だったと思いますけれども、私どもは杉野議員も言ったかもしれませんけれども、シルバー人材センターの力をおかりするということは非常に有効ではないかなというふうに考えております。そのことについては、どうお考えなのかということをまずお願いしたいと思います。
  それから、シルバー人材さんの活用した東京都の葛飾区のエコプラザを見てきたのですけれども、そこのエコプラザでは、図書館と併設した建物の中にその学習センターと、それから展示品を置いておくというような施設であります。図書館が1階にあり、2階には子供たちが学習できるようなお部屋がある。そこには本当にごみ処理について、ごみの量から、それからふだん出しているごみの種類から、これはどういうごみに分類するべきなのかとか、本当にさまざまなエコについての学習ができるすばらしいものでした。それにそこに粗大ごみのリサイクル品が1階の横にも置かれているというようなこともありました。私としては、そこを見て、市に持ち帰り、こういうものがあるべきかなというふうに考えたわけで、今後検討していってくださるということで、大変それは進めていっていただきたいなと思っておりますけれども、場所としてなのです。今後予定されている新しいごみ処理施設のほうに学習センターも一緒にしてしまう。そして、ごみもリサイクルをするシルバーさんのその事業をする場所を確保していきましょう。そこも持っていってしまう。合理的ではありますけれども、私は一緒に同じ場所にするのではなくて、やはり学習センターとしてするのであれば、人がほかの目的で来たとしても、そこに立ち寄れるような場所に設定するべきではないかなという考えがありますけれども、その辺については検討をしていただきたい。要するに決めないで、いろいろ検討をしていただきたいのです。そのように思います。
  それと、もう一つ、久喜市との協議は進めていっているのかどうかというところも一緒にお願いいたします。
  大きいほうの2番です。審議会での結論、それまでの私としては6回までの資料まだ手にしていないのですけれども、審議会のスケジュール等々と、それから5回の審議会では、メリット、デメリットがいろいろ出されておりまして、ざっと見させていただいているのですけれども、このスケジュールのことでまずお伺いをいたします。先ほど猪股議員さんが出しましたこのスケジュールの中には集団回収にしている団体、その団体への説明というのが本当に載っていなかったので、それはしなければ本当に混乱を来すかなと非常に思いましたので、その説明をいつしていただけるのか。それはスケジュールの中に入れていただきたいと思いますが、それについて1つお願いいたします。
  それから、集団回収の実態の現状をちゃんと見ていらっしゃるかどうか。方法はいろいろな方法をやっていますけれども、小学校PTAまたは老人会とか、さまざまなことでやっていると思うのですけれども、この実態については調べてもおるのか、どういう方法でやっているかということを調べているのか、そこの辺をもう一度お願いいたします。
  それから、モデル方式をしていくということなのですね。実証実験はさっき聞いたのですけれども、この4番と5番がちょっと重なるのですが、複数のやり方をしていくということが書いてあったので、どういうやり方なのかと聞いたところ、今のお答えでは、横浜の方式と新座の方式、これを考えているということのお答えでした。横浜の方式も新座の方式も両方とも見させていただいているのですけれども、集団で今やっている形に同じようにさせていくのが横浜で、新座のほうは今公共でやっているものをそのまま集団のほうに移行するような点なのかなというふうに私は捉えているのですけれども、これを両方ともモデルとしてやっていくのですか。モデル地域をその両方ともやるのを限定して、どちらがいいのかというのを選んでいくのか、その辺のことをもっとわからないので、説明をお願いいたします。
  それから、最後の住民の理解なしには進められない。本当にそのとおりだと思うのです。住民のほうにも集団方式のメリットとか、デメリット、公共のメリット、デメリット、このあたりもしっかり説明をしなければ理解がされないと思いますけれども、集団のメリット、それからデメリット、この辺について再確認させていただきたいのですけれども、それも説明お願いいたします。
副議長(鈴木松蔵君) 渡辺議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 渡辺議員の再質問にご答弁申し上げます。
  まず、1点目のシルバー人材センターの力をかりてはどうかということでございますけれども、先ほども申し上げたとおり、シルバーさんに確認いたしましたところ、場所等につきましては、1階の学生食堂の厨房跡の分ということで、約200平米程度の面積と伺いました。当初組合のほうで提案させていただいたときの面積については、おおむね800平米ということで、4分の1程度の面積でございますので、そこで粗大ごみを持ち込んで作業をしていただくというのはちょっと不可能なのかなというふうに考えてございますので、その辺は予定はしておらないというふうにご理解をいただきたいと思います。
  それから、2点目です。学習センター等におけるその粗大ごみ処理施設の整備といいますか、子供たちが集まるところにリサイクルセンターを整備してはどうかということでございますけれども、これもやはり最終的に手を挙げました案では取り上げていただけなかったというのもございますし、また先ほども申し上げましたとおり、重複しますけれども、やはり粗大ごみ処理リサイクルセンターというものは、そこで作業をやった中で、当然残渣等も出てきますし、またその作業時における騒音等もかなりあるかと思いますので、そこでの設置は考えておらないということでご了解をいただきたいと思います。
  それから、3点目、市と協議をそのリサイクルセンターについての位置づけとして市と協議を進めておるかということでございますけれども、先ほども申し上げましたとおり、リサイクルセンター等につきましては、市のほうに対しては情報提供ということで、やはりごみ処理施設と一体的に整備されていくでしょうというふうなことで、あくまでも情報提供に努めていきたいと思います。
  それから、大項目2の関係でございます。これは移行スケジュールの中に、資源集団回収団体への説明事項は入っていないということでございますけれども、平成29年度5月からモデル地区の募集等も行う予定となってございますので、それに絡めてできるものであれば現状の集団回収団体のほうにも説明をしてまいりたいとは考えてございます。
  それから、モデル地区の複数のやり方ということで、横浜方式、新座方式、これを両方やるのか、あるいは1つを選んでいただくのかということでございますけれども、こちらにつきましては、どちらか1つを選定していただいて援助を行っていきたいと考えております。
  それから、次のメリット、デメリットの関係でございます。まず、集団回収の関係でございますけれども、集団回収につきましては、回収コストの削減や地域の意識の向上、また回収量に応じました報奨金収入による地域活動及びコミュニティーの活性化など、さまざまなメリットがございます。また、そうは申し上げましても、これはあくまでも資源集団回収の団体の方に自主的にやっていただくものでございますから、今の現状を考えますと、今後集団回収を醸成していく必要があると思いますので、それらの課題等も含まれているものと考えてございます。
  それから、公共回収につきましては、この当初の案にございますとおり、行政による回収ということで、確実性があることには違いないのですけれども、やはり集団回収に移行した場合のほうが経費の削減等もできますことから、集団回収に向けての事業、まだ答申を正式にいただいておりませんが、集団回収事業について積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
副議長(鈴木松蔵君) 再々質問をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 1番のところなのですけれども、提案させていただいたのだけれども、実際には中には入らなかったということで、実際に動いていただいたということでありがたいと思っています。ただ、まだ案の状態ですので、やはりこれはそこでリサイクルの品物を要するに再生させるという、そういうところをしつこく言うわけではないのですけれども、実際上そこに展示をしたりとか、それから学習センターをそこに持っていくというのは非常に今後のことですので、ぜひ協議を進めていただきたいなというか、お願いしていただきたいなというのが私の要望であります。例えばごみ処理施設のほうに行ってしまいますと、例えば学習センターが行ってしまうと、小学校の遠足とか学習、それから社会科見学とか、そういうところでは大いに利用できますけれども、普通の方たちが何かのときに行ったときに、ついでに見るとか、ああ、ここにこういうのがあるのだとか、それから図書館を利用した人たちが、ああ、ここも見てみようというふうに両方見れる感じ、そういう利点もすごくあると思うのです。ほかのところの自治体の利用状況などもぜひ踏まえていただいてやっていただきたいなというところがあります。ごみ処理施設のところでやってしまった場合と、それからいろいろな施設と併用させて、総合的に行っているところとの差というのはあると思いますので、ぜひ研修していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  それから、集団回収のところなのですが、1つは集団回収の実態把握については、今お答えがちょっとなかったので、現状をどう見ているかというところなのですけれども、実は私は小学校のほうの今PTAの関係をやっております。そのPTAで今の集団回収を非常に積極的にやっています。実はきのう届いたのですけれども、集団回収の事業の報奨金交付の決定通知書というのが届きました。これが市長のお名前で、管理者のお名前で来ているのですけれども、平成28年の7月1日から7月9日までの回収分1万5,000キロで、報奨金額が10万5,000円いただきました。この金額がPTAに入るというのはすごく大きいのです。実は私がいる小学校というのは、清久小学校なのですけれども、児童数が非常に減っていますので、PTA会費を集めるのは非常に大変なのです。今年度1年生に上がったのが20人です。1年生が20人、桜田の小学校などでは、1年生だけで161人と聞きました。これだけ差があるところで、同じように授業をやっていかなければならない場合、この資源回収というのは、非常に大きな報奨になってきますので、年3回やっています。10万ちょっと超える金額をいただいて、さらに事業者からの報奨も大変だというので、今回集団回収に移行するというのを聞きまして、この報奨金額もさっきメリットとデメリットを聞いた中で、具体がちょっと出てこなかったのですけれども、収益、売却の収入は業者に入るというふうに書いてありました。それで、収入が行政からの報奨金のみとなる。その報奨金の報奨単価も見直しにより減額となる可能性も出てくるということが書いてありました。これは大きく影響する団体もあるのだということで配慮しなければならないということでは、今先ほどちょっとちらっと聞いたのですけれども、本当に配慮しなければならないのではないかなと思っております。
 私たちの学校のことを言って申しわけないのですけれども、私たちの資源回収は本当に頑張っています。自分の子供が通っているその自分の子供の区がありますけれども、そこの担当を私は何人いて、全校の数に充てるように何人と配慮して、そこにお伺いして資源を集めてきています。ですから、物すごく集まるのです。いっぱい出るのです。それをするのには電話をかけて、資源をお願いしますという電話をして、それで回収をしに行って、自動車に載っけて、人によっては2回、3回と往復をしながら集めてくるという作業をして、みんなで資源の回収に努めています。
                 〔「質問しましょうよ」と言う人あり〕
3番(渡辺昌代君) ですから、私としてはこの集団の回収をしている事業者の配慮というところが非常に大きくなると思うのですけれども、そこまで考えていらっしゃるのかどうか、考えなければいけないと思うのですけれども、その点についてお伺いをいたします。
  今回住民の理解なしには進められないというところは、絶対にそうだと思うのですけれども、その住民の理解なしには進められないというところの中に、この集団の事業者への理解もなければ進められないと思いますけれども、その点についてお伺いをいたします。
  それから、新座方式と、それから横浜方式は1つとしてどちらかでやっていくというお答えをいただきましたけれども、それはこの予定でいきますと、平成29年の4月から8月モニターでやる。モデルの実習方式の決定というところもありますけれども、これは方式の決定は組合が行うのですか。この組合の中でこの方式にしていくということで決定を組合が行うのですか。それは市民に聞いたりとか、そういうことはせずに、組合のほうでこれをやっていくということでモデルでやっていくということなのでしょうか。そのモデルがやり次第、行い、実証が終わった後はこの方式でやはりいきますということで、やはりそれも組合が決めるのでしょうか、そのあたりをお願いします。
副議長(鈴木松蔵君) 休憩します。

    休憩 午前11時27分

    再開 午前11時27分

副議長(鈴木松蔵君) 再開します。
  渡辺議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 渡辺議員の再々質問にご答弁申し上げます。
  まず、答弁が漏れてしまいましたけれども、資源集団回収の個々の実態についてでございますけれども、実際に申請の受け付けから、集団回収の報奨金の支払いを行っておりますけれども、個々についての分まではちょっと確認できていない状況でございます。
  それと、今後の資源集団回収へ移行する際の住民の方への説明ございましたけれども、やはりこれも先ほど申し上げましたとおり、団体のほうから説明の要望等ございましたら、逐次で一生懸命説明をしたいと思います。それとあわせて、市民の方にもお知らせをしていきたいと思っております。
  それから、29年の4月以降、方式の決定につきましてのご質問かと思いますが、これは組合のほうで一方的に指定して行ってしまうのかというふうなご質問かと思いますけれども、こちらにつきましては、資源集団回収団体と組合と話し合いをして、どちらがよいか、方向性については双方を含めて協議して決定をしていただきたいと考えております。
3番(渡辺昌代君) 配慮というところももう一つお答えください。配慮について私質問したと思うのですけれども、集団回収しているところへの配慮というところについては。
業務課長(藤井 智君) そうですね。これはまだその具体的な執行については、今後決定していくものでございますので、当然集団回収に不利益な部分があってはいけませんので、その辺のことにつきましては、今後検討してまいりたいと考えています。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で渡辺議員の質問を打ち切ります。
  次に、成田議員、お願いいたします。
                 〔7番 成田ルミ子君登壇〕
7番(成田ルミ子君) 7番、成田ルミ子でございます。質問させていただきます。
  集積所への不法投棄のごみの対策について伺います。資源循環型社会を目指して取り組んできました久喜宮代衛生組合のごみの分別に対する取り組みにつきましては、大変評価しております。しかし、分別の難しさからなのか、特に道路沿いに設置してある集積所への不法投棄がふえております。不法投棄のごみにつきましては、分別は全くされておらず、取り残しのごみとなり、地域の方が分別し直さなければならないものがほとんどであります。
  久喜市内の不法投棄の現状と、地域より連絡があった場合の衛生組合の対処方法、また今後の対応策を伺います。
  2番目です。久喜宮代衛生組合の施設の視察、見学の現状について伺います。7月に草津の最終処分場を行政視察いたしましたが、自分たちが出すごみが最終的にどのように処理されるのかを学ぶことの大切さを再認識いたしました。こういった機会をぜひ小中学生にも与えるべきと感じております。
  さて、衛生組合では、ホームページが刷新され、小学生用のページができ、久喜市のこの組合の清掃行政を調べるには、とてもわかりやすいページになっております。夏休みには3R(リデュース・リユース・リサイクル)講座が開催され、講座の様子が公開されておりました。
  また、清掃センターへの施設見学もホームページで案内されておりますが、それぞれの参加状況をお伺いいたします。清掃センターへの施設見学につきましては、団体別に参加状況をお伺いいたします。よろしくお願いいたします。
副議長(鈴木松蔵君) 成田議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 成田議員のご質問について順次ご答弁申し上げます。
  初めに、ごみ集積所への不法投棄対策についてご答弁申し上げます。
  まず、ごみ集積所への不法投棄の現状といたしましては、地域の方々が分別していただいた上で、再度集積所に置いていただき、収集されるケースが考えられますことから、正確な件数につきましては、把握できておりませんが、交通量の多い道路沿いや駅に向かう道路沿いの集積所への投棄が多く見られると認識をしております。
  衛生組合では、地域の方から不法投棄のご相談をいただいた場合、まず投棄者の目につくように、「このごみを出した方は引き取ってください」と張り紙をしていただくことをお願いしております。道路沿いの集積所にごみを投棄する者は、日常的にその道路を使用している場合が多いと考えられますことから、「自分が出したごみで地域の方々が困っている」との認識を持っていただくためです。しかしながら、それでもごみが引き取られない場合、清掃センターにご相談をいただいております。
  対策といたしまして、不法投棄防止用の看板も作成し、希望する方々にお配りをしております。また、ごみ袋に地域の方々だけにわかる番号を記入することにより、きちんと管理していることを外部者にアピールすることで、ごみの不法投棄が減ったとの例もございます。それでも不法投棄が続く場合、集積所への移動の検討をお願いしております。
  ごみの不法投棄は、個人のモラルによるところが大きいことから、本人に指導することも効果的です。投棄されたごみの中から排出者を特定する場合には、適正排出について衛生組合から直接指導をしております。
  続きまして、施設の視察、見学の現状についてご答弁申し上げます。平成27年度の視察見学団体数、見学者数は、「34団体・1,172人」でございました。センター別で見ますと、久喜宮代清掃センター「24団体・741人」、菖蒲清掃センター「2団体・52人」、八甫清掃センター「8団体・379人」でございました。団体の種類ごとの内訳でございますが、管内の住民組織などの視察が合計で「3団体・76人」でございました。センター別で見ますと、久喜宮代清掃センター「1団体・20人」、菖蒲清掃センターはゼロでございました。八甫清掃センター「2団体・56人」でございました。
  次に、他の自治体や団体による視察が合計で「15団体・212人」でございました。センター別で見ますと、久喜宮代清掃センター「13団体・207人」、菖蒲清掃センターはございませんでした。八甫清掃センター「2団体・5人」でございました。
  次に、小学校の社会科見学でございます。なお、こちらの人数につきましては、先生や保護者などの引率は除いております。
  合計で「16校・884人」でございました。センター別で見ますと、久喜宮代清掃センター「10校・514人」、菖蒲清掃センター「2校・52人」、八甫清掃センター「4校・318人」でございました。
  また、ご質問にございました「夏休み 親子で自由研究 3R(スリーアール)でごみを減らそう講座」は、今年度に初めて開催いたしましたが、「6組・14人」の参加をいただきました。今後とも視察・見学につきましては、積極的に受け入れをしていきたいと考えております。
副議長(鈴木松蔵君) 再質問をお受けいたします。
  成田議員。
                 〔7番 成田ルミ子君登壇〕
7番(成田ルミ子君) それでは、再質問させていただきます。
  まず、1点目のほうなのですけれども、ここのところずっと多いなというのが私が住んでいる住まいの東3丁目なのですが、印象でして、今までに見られないぐらい捨てられているのです。それがいちょう通り沿いで、あそこに中落堀川が流れているのですが、今は川の中にも放り込まれています。そういったものがありますと、あとは道路沿いです。そこをやっぱり住民の担当の方とか区長さんなんかが分別したり出しているのですけれども、やっぱりちょっとこの乱れが地域の乱れなのではないかということで、本当に皆さん心配しながら通っていただいています。
  まず、私は集積所への不法投棄と書いたのですけれども、この集積所への不法投棄というのが法律違反なのか、それともマナー違反の範囲なのか、ちょっとその辺について考え方を1点教えていただきたいなと思います。
  それと、あとは連絡があった場合に、そこに置いておいていただいて、捨てた方に置いてあることをわかっていただくために置くこともあったのですけれども、やっぱりカラスなんかが荒らしてしまう。ネットの外にやっぱり出しますと、カラスが荒らして余計にまた掃除をする手間がかかってしまうので、どうしてもちょっと難しいところがあるのです。だから、どうしてもそういった手間を考えると、分別して出し直しをしているようなところが現状なようです。民間の清掃業者なんかと契約しているマンションなんかは、久喜市内、この管内におきましても、多分分別が必要がなかったり、そういったところもあるかと思われます。そういったところ、あるいは久喜宮代清掃センター管内では、ちょっと分別はほかの菖蒲、八甫と比べますと、少し分別が多いので、そういった久喜市内の中から家を引っ越して、この久喜宮代清掃センター管内に引っ越してこられた方とか、そういったやっぱり市内で出し方によるまだ差があるというのも私ちょっと大きな原因ではないかなと思っております。その辺についてのご見解もお願いします。
  あとは、川の中に投げ込まれたりしている部分につきましては、久喜市に、うちが久喜市なので、久喜のことを申し上げさせていただければ、久喜市の道路河川課のほうにご連絡して、対処をどのようにしたらいいか、ちょっとお話を区長さんなんかもされているようです。その河川に対した投げ入れのごみのこともどうしたらいいか、ちょっと教えていただければと思います。
  あとは、では2番目です。施設の見学について伺います。小学生用のページができまして、とても見やすいなと思っております。最終処分場を行政視察させていただいたのですが、やっぱり自分たちの出すごみが最終的にどうなるかということが目に見えてわかりますと、それに向けてごみを少しでも減らすように努力するという気持ちが本当に再認識するところでございました。
 こういったことを環境教育を子供のうちからぜひする機会を多く与えてもらいたいなという思いで質問させていただいたのですけれども、まず施設見学についての参加状況をお答えされましたが、これは小学生の市内、これ久喜市内14校か、宮代のほうがちょっと私何校だかごめんなさい。ちょっと勉強してこなかったのですけれども、これは全部この管内の小学生ですか、それがまず1点お願いします。
 あとは、ぜひこういったホームページから申し込めると思うのですけれども、施設見学につきまして。こちらから、清掃センターのほうから各学校に案内というのはしていくのか、その辺をお伺いしたいと思います。こういった環境教育の面での提案することがあるのか、それをお伺いします。
副議長(鈴木松蔵君) 成田議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 成田議員の再質問にご答弁申し上げます。
  まず1点目でございますが、集積所への不法投棄について、これは法律違反なのか、ルール違反なのか、ルール違反の範疇なのかというご質問かと思います。結論から申し上げますと、これはルール違反内の残念ながら範疇でございまして、やはり集積所の設置も含めまして、集積所にごみを出せるということに関しましては、地域の方々のルールに基づいて決定されておるものと考えますので、その中での部外の方があくまでも集積所に投棄した場合には、不法投棄した場合には、投げ入れですか、した場合には、その出せないルールなのに出しているということでルール違反という範疇でございまして、ちょっとこれでの立件は難しいのかなと考えております。
  それから、特にその集積所に投げ入れられたごみは、生ごみ等でカラスの被害がひどいと、状況がひどいということでございますけれども、こちらにつきましては、ケースによりましては、相談いただいて、場合によっては余りひどいような状況でございましたら、衛生組合のほうで収集する場合も考えてございますので、どうぞお話しいただきたいと思います。
  それから、転入者あるいはほかの方々の分別のレベルが下がってきているのではないかということでございます。確かに転入されて、一応説明はしてカレンダーも渡すのですけれども、確かに分別が余り違ったりしますと、どうしてもレベルの違いというのは出てくると思います。あとはどうしても集合住宅、単身者のアパートなんかの方につきましても、やはりこの分別については、関心がない方もおります。根気よくこの辺につきましては、啓蒙、啓発して分別の徹底を図っていくように努力していきたいと考えております。
  それから、施設見学の関係でございます。この小学生の施設見学でございますが、こちらにつきましては、この清掃センター、例えば清掃センター管内の小学生、特に4年生を対象としております。それから、関連しまして、この学校等への環境に関する案内は実際に行っておるのかというご質問かと思いますけれども、こちらも先ほど言われましたとおり、ホームページのほうに小学生用のページをつくりました。それを通して実施がしていただけているというふうにご理解いただければ幸いに思います。
7番(成田ルミ子君) 河川への投げ入れというのものはどうでしょうか。
業務課長(藤井 智君) 河川の関係ですか。これは、衛生組合ではないですので、市・町に河川の整備の管理者のほうにお話をいただいて、相談していただきたいと思います。
副議長(鈴木松蔵君) 再々質問をお受けいたします。
  成田議員。
                 〔7番 成田ルミ子君登壇〕
7番(成田ルミ子君) 河川の投げ込みは市ということでわかったのですけれども、それが最近不思議なことに、ちゃんとここの分別の袋に入ったものが投げ捨ててあるのです。そんなことがありますので、一応お知らせだけしておきます。
  あと、分別のやりにくさということも認識されていると思うのですけれども、それをやらせる予定というか、近づける予定というのはないでしょうか。それが例えば台所資源としてはちょっと分別が多いことに関しましても、今後もそのままでいくのか、その辺ちょっとお伺いしたいと思います。あと、プラスチックごみですね。お願いします。
  あとは、看板の設置をお願いされればということなのですが、看板は頼まれればすぐ出せるというような余裕はあるのですか。それもお願いいたします。
  あとは、先ほどの環境教育なのですけれども、ホームページを見て、学校は4年生が来るということなのですけれども、これはちょっと可能かどうかわからないのですが、最終処分場なんかに行くと、私本当に自分自身この年になっても勉強できることがたくさんあるのだなということを学んだのですけれども、そうしたところに学校が例えば社会科見学ですとか、多少ちょっと遠くなるかもしれないのであれなのですが、社会科見学とか、そういったものに組み込めるようなプランニングみたいなものをその衛生組合のほうはお持ちだと思うのです。そういったのを案内できる機会があれば、学校のほうでもそういう案があったのだということが改めてわかることもあるのではないかなと思うのですが、その点については、見てもらって、来てもらうだけでなく、提案型の環境学習の提案を積極的にしていくお考えがあるかどうか、もう一度お伺いします。
副議長(鈴木松蔵君) 成田議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 成田議員の再々質問にご答弁申し上げます。
  生ごみの関係とプラスチックの分別の関係でございますけれども、生ごみにつきましては、久喜宮代清掃の管内では今実施しておりますけれども、こちらにつきましては、今このまま進めていくようなあわせる予定はございません。また、プラスチックの分別につきましても、その他プラを対象としたものと、容器プラを対象にしたものとの差がございますけれども、双方とも現行のまま進めていく予定でございます。特にあわせる予定はございません。
  それから、看板の関係でございますけれども、数には限りはございますが、事前にご相談いただければ、その辺の確認はできますので、お渡しすることは可能かと思います。
  それから、3点目の社会科見学の関係でございますけれども、最終処分場のこれはプランニングはどうかということだと思いますが、私どもも最終処分場については利用していますし、把握をしておりますので、どこにどういった最終処分場があるということぐらいでしたら、ご案内できると思いますのでご理解いただきたいと思います。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で成田議員の質問を打ち切ります。
  次に、小河原議員、お願いいたします。
                 〔11番 小河原 正君登壇〕
11番(小河原 正君) 11番の小河原です。それでは、2点ほど伺いたいと思います。
  1点目につきましては、久喜市と宮代町との新処理施設の覚書について伺いたいと思います。新たなごみ処理施設及び新たなし尿処理施設の「新処理施設」の覚書協定が、これは「変」という漢字になっていますが、「変更」というふうに直してください。になったと聞きますが、変更内容と変更理由の説明をお聞きしたいと思います。というのは、施設の利用についての関係になりましたので、久喜市と宮代町の問題と言う人もいるようでありますが、ひとつ施設の利用の内容が若干場合によっては変わるという心配がありますので、管理者と副管理者がいる場で変更内容の説明を十分聞きたいと思います。
  2点目につきましては、これは全議員知っていると思いますが、衛生組合の近隣地区との過去の負荷についてですが、沖の山、宮代台、近隣地区の過去の負荷に対する環境整備や還元について、その後の履行はどうなっているか。聞くところによると、一部の地区では了解されて話が進んだと、一部の地区ではまだまだ了解できないということも聞いておりますので、その結果を聞きたいと思います。
  以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 休憩します。

    休憩 午前11時55分

    再開 午後 1時00分

副議長(鈴木松蔵君) 再開いたします。
  小河原議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 栗原 聡君登壇〕
総務課長(栗原 聡君) 小河原議員ご質問の久喜市と宮代町の新処理施設の覚書についてご答弁申し上げます。
  ご案内のとおり、久喜市と宮代町は、「新たなごみ処理施設及び新たなし尿処理施設の整備並びにごみ及びし尿処理について」、平成26年12月18日に覚書を締結しております。
  その内容は、新処理施設の整備は久喜市が行い、宮代町はその費用の一部を負担するということと、新処理施設の整備後の宮代町のごみ処理及びし尿処理は、久喜市に事務委託するというものでございます。
  今後は、新処理施設整備に係る費用負担や久喜市への事務委託に要する費用などを久喜市、宮代町で協議し、定めることになると聞いております。
  現在の状況といたしましては、「ごみ」につきましては、菖蒲清掃センターの場所に新施設を建設し、久喜市及び宮代町のごみを処理する方向性は、既に皆様ご承知のことと存じますが、し尿処理施設の統合につきましては、し尿等の処理対象物や処理対象地区の検討並びに施設整備費や、その維持管理費用を加味した上で、総合的に検討する必要が生じていると聞いております。
  久喜宮代衛生組合管内のし尿処理につきましては、久喜地区及び宮代町のし尿等は久喜宮代清掃センターで、栗橋、鷲宮地区のし尿処理などは八甫清掃センターで、菖蒲地区のし尿等は北本地区衛生組合において処理をしております。
  現在の状況は、し尿処理施設の統合(一本化)に向けた検討の中で、問題点や課題を整理しているところであり、久喜市、宮代町において検討を実施している状況であると聞いております。
  当衛生組合といたしましては、覚書に基づいた今後の費用負担等についての久喜市と宮代町の協議の推移を見守っているという状況でございます。
  それから、2問目の「衛生組合の近隣地区の過去の負荷について」ということでご答弁申し上げます。ご承知のように、久喜市において平成35年度の稼働を目途に久喜市菖蒲地区に新しい焼却炉を建設することになったことから、久喜宮代清掃センターの業務については、新しい施設に引き継がれることになっております。
  そのような中、久喜宮代清掃センターの周辺地区の皆様には、昭和36年の組合設立から今日に至るまで、さまざまな面でご協力をいただき、ご迷惑をおかけした経緯もございます。また、新しい施設が稼働するまでの間においても、引き続きご理解、ご協力をいただく中で施設を稼働させていくことになります。
  こうしたことから、衛生組合では周辺4地区、久喜の太田袋地区、下早見新田地区、宮代町の沖の山地区、宮代台地区との間で地域環境整備に係る補助金の交付について協議を進めてまいりました。具体的には、補助金の支出手続が可能になる平成28年度を起点として、現在の久喜宮代清掃センターの施設が稼働を終了する予定の平成34年度までの7年間に、1地区総額700万円を限度として地域環境整備の補助金を交付するという内容でございます。
  衛生組合では、この内容をもとに周辺地区と協議した結果、これに合意した宮代台以外の3つの地区との間で平成27年11月に「地域環境整備に関する協定」を結んでおります。
  その後、合意した協定に基づき、太田袋地区、下早見新田地区、沖の山地区との間で協議を進め、平成28年度に入りましてからは、平成29年度からの地域環境整備の補助金交付に向けた実務的な話を進めさせていただいております。
  宮代台地区につきましては、平成28年度に入ってからも協議を重ねているところですが、補助金の内容には同意いただいておりませんので、ご理解をいただけるよう引き続き協議を進めているところでございます。
  以上でございます。
副議長(鈴木松蔵君) 再質問をお受けいたします。
  小河原議員。
                 〔11番 小河原 正君登壇〕
11番(小河原 正君) どうもありがとうございました。
  まず、1点目についてですが、何か聞くところによりますと、この覚書について新処理施設の内容については私たちもわかっておると思うのですけれども、何かし尿については白紙になったというふうに耳にしたことがあるのですけれども、それは事実なのかどうか。もしそのことが事実でしたら、この近隣の方々が話が随分違うではないかとか、いろいろ問題が出てくると思うのです。そういうことで、私心配して質問しているのですけれども、覚書というのは、本来久喜と宮代で交わした内容でありますので、あくまでもこれは効力があるものと私は思うわけです。それが白紙になったような話になると、何のための覚書だったのかどうか、この近隣の人たちは何かこの協定そのものがでは海のものか山のものだかわからなかったものなのかという話になるのではないかと思います。そういうことで、はっきりもう一回本当に白紙になったのかどうか、覚書は生きているよと、そういうことなのかどうか、もう少し詳しく教えてもらいたいと思います。まず、1点目については。
  2点目につきましては、話を聞きますと、宮代台がまだ協定されていないと、話し合いが進んでいないと、こういうのは私も聞いておりますけれども、何が問題なのか、そこら辺を具体的に教えてもらいたいと思います。金額だけの問題ではないと私は思っておるのですけれども、そのことを具体的に教えていただきたい。私はやはり宮代台も円満解決をしてもらいたいということを思っておるわけですけれども、そこら辺をもう少し具体的に教えてもらいたいと思います。
  以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 暫時休憩します。

    休憩 午後 1時09分

    再開 午後 1時09分

副議長(鈴木松蔵君) 再開いたします。
  小河原議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 栗原 聡君登壇〕
総務課長(栗原 聡君) それでは、お答え申し上げます。
  先ほどの答弁と重複するかもしれませんけれども、久喜市、宮代町で結んだ覚書というのは、現在もまだ生きているというふうなことを聞いております。今現在は久喜市、宮代町においてその覚書をより具体化する協議を進めている最中だということでございますので、ここではそういう状況を市・町からお聞きしていますので、その状況のみお伝えしたいと思います。
  もう一つ、宮代台ですが、宮代台地区については、過去いろいろ宮代台のほうで衛生組合に対していろいろご提案をいただいて、この中で衛生組合がごみ処理行政を一緒に進めてきたというようなことがあるという思いが宮代台地区の皆様には強くおありでございます。そういった中、金額ということで、補助金の金額ということですり合わないということなのですが、特に宮代台地区については人口も多いというようなこともあり、今先ほど前段で申し上げましたような過去衛生組合の事業に対しても、いろいろな面で協力してきたという思いがおありのようで、そういったところから他の地区に提示した額、これはこっちの問題ではお答えしましたけれども、7年間で700万ということなのですが、その金額ではちょっと納得できないというようなご回答でございました。ただ、ほかの3地区についても、いろいろそれぞれ思いがあると思いますので、一律にどの地区だというのを区別するというのも衛生組合としましてはできませんので、それぞれの地区、長い歴史的な経緯の中でいろいろお世話になっておりますので、金額を700万ということで提示させていただいているところですが、宮代台地区についても引き続きそれで同意いただけるように協議を進めていきたいというふうに考えておりまして、それが現在の状況であるということでございます。
  以上でございます。
副議長(鈴木松蔵君) 再々質問をお受けいたします。
  小河原議員。
                 〔11番 小河原 正君登壇〕
11番(小河原 正君) 理解はいたしました。ですけれども、1点目につきましては、前の流れ、覚書ができたころの流れから見ますと、中身が変わっているのではないかという心配があるわけです。というのは、し尿問題もここから言うというようなニュアンスも言っている人は多いのです。それで、白紙になったようだということになると、今の答弁では今後の問題だということのようでありますけれども、ではここへし尿は、宮代の今使っているし尿施設は使うのかどうか、ここが問題だと思います。それを心配しているわけです。多分ここは全部もうなくなるだろうというふうに思っていた人が多いのです。ですから、そこら辺の心配して私はそこらをはっきり質問を、きょうは管理者と副管理者がいる前ではっきり残るのか、残らないのか、そこら辺がはっきりすればいいなとは思ったのですけれども、何かこれからの問題だということですので、もう少し見守ってくれと言われればそのままでとりあえず質問は終わりたいと思います。
  2点目については、私円満解決ぜひしてもらいたいというのは、確かに宮代台は昔の過去の問題については、いろんな要求がありましたよね、特に近隣よりは。それはなかなかできることではないというのは多分理解はしていると思うのです。ですから、700万では納得しないと言ったって、では700万を変えるというわけにはいかないですよね。それはわかっている。ですけれども、私たちから見れば、宮代町にある宮代台ですから、何とか早く円満解決するように努力してもらいたいと。そうでないと、いつになっても衛生組合は何をやっているのだということに言われますので、ひとつちょくちょく行って、くどくのだか、今までの問題を解決するのかどうか、はっきりもうそろそろする必要があるかと思います。ほかの3地区については、話が理解されているようでありますので、ひとつ700万にプラスできるというのなら別ですけれども、できないとなれば、それはもうちょくちょく行って、話を聞いて解決する以外ないと思うのです。そこら辺もう一回、努力するのかしないのか、再々質問したいと思います。
  以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 小河原議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 栗原 聡君登壇〕
総務課長(栗原 聡君) それでは、お答え申し上げます。
  1問目につきましては、この前の答弁と重複しますが、覚書に従って市・町が協議している最中ということですので、組合とすればそれを見守っているところです。
  2番目の宮代台地区につきましては、平成28年度に入りましたけれども、役員さん、それから協議会の皆さんと数回にわたって打ち合わせをしております。お互いの主張というのは、それぞれわかっておりますので、宮代台のほうでどうするか、組合のほうでどうするかというような少し局面になりつつあるのかなというふうには認識を持っておるのですが、足しげく自治会のほうには話をしていって、なるべく早く合意ができるように努力していただきたいと思っておりますので、ご理解いただければと思います。
  以上でございます。
11番(小河原 正君) ありがとうございました。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で小河議員の質問を打ち切ります。
  次に、新井議員、お願いいたします。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) 2番、新井兼です。通告に従いまして一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
  インクカートリッジの回収・リサイクルの推進についてです。使用済みインクカートリッジの回収・リサイクルを推進するプリンターメーカーの共同活動として、「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」が展開されておりますが、久喜市及び宮代町の自治体施設には回収箱の設置が進んでおりません。衛生組合は司令塔として市町と連携しながらリサイクルを推進していく必要があると思いますが、同プロジェクトに関する衛生組合の見解をお伺いいたします。
  以上です。
副議長(鈴木松蔵君) 新井議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 新井議員のご質問についてご答弁申し上げます。
  「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」とは、主要プリンターメーカー5社が共同で行っている環境活動で、郵便局や公共施設にインクカートリッジ回収ボックスを設置し、メーカーが回収してリサイクルを行うという取り組みでございます。
  この事業に協力し、回収ボックスを公共施設に設置している自治体は、今年3月現在で230自治体、近隣自治体では、さいたま市、春日部市、白岡市、蓮田市などが協力をしているとのことでございます。
  この事業への参加につきましては、自治体とプロジェクトに参加しているメーカー各社との同意書の締結が必要であるとのございます。
  また、このプロジェクトは、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律第9条の9」にございます「一般廃棄物の広域的処理に係る特例」の認定を受けた事業でありますことから、回収ボックスの設置については環境省の認可が必要になるとのことでございます。
  このプロジェクトを衛生組合管内で展開する場合、久喜市、宮代町の公共施設へ回収ボックスを設置することが考えられます。その場合、久喜市、宮代町がそれぞれ同意書を締結する必要がございますことから、今後担当課と協議をしてまいりたいと考えております。
副議長(鈴木松蔵君) 再質問をお受けいたします。
  新井議員。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) 答弁ありがとうございました。これから市・町とこの辺ちょっと打ち合わせをしながら進めていくというお話だったかと思います。先ほどもお話があったとおり、郵便局にも設置が進んでいるのですが、私が調べたところによりますと、久喜市と宮代町の中だと3つの郵便局しか今現在ないみたいでした。久喜郵便局と東鷲宮の駅前郵便局、あと栗橋の郵便局、本来であれば郵便局なんかももっとたくさんあったほうがいいのかもしれないのですが、なかなか我々の住んでいる地区はそんなにないということで、ぜひとも公共施設のほうに導入をしていけるように協議をしていっていただきたいなと思っております。
  具体的に少しお話聞こうと思うのですけれども、今後の進め方としては、具体的にはどう申し入れをしていきますでしょうか。例えばスケジュール的にはどれぐらいを目途にとか、あるいはやり方的に、その周知のやり方も協力してやっていくのかどうか等々、そういった面、今お考えがもしあればお聞かせいただけたらと思います。
副議長(鈴木松蔵君) 新井議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 藤井 智君登壇〕
業務課長(藤井 智君) 新井議員の再質問にご答弁申し上げます。
  今後の進め方ということでございますけれども、市・町の担当課とまずそのボックスの設置についてお話をして、可能かどうか、あるいはまた可能であれば、その今後の見通しといいますか、予定も含めて協議をしてまいりたいと考えております。
副議長(鈴木松蔵君) 以上で新井議員の質問を打ち切ります。
  以上で組合に対する質問を終了いたします。

                        ◇                      

    ◎次会の日程報告
副議長(鈴木松蔵君) 以上で本日の日程は終了いたしました。
  次会の日程を申し上げます。次会は、11月9日水曜日午前9時から本会議を開き、議案に対する質疑、討論・採決を行います。議員の皆様には、定刻どおりご参集くださるようお願いいたします。
  また、園部議会運営委員長からも報告がございましたとおり、議案質疑書の締め切り日は10月31日月曜日正午までとなっております。具体的にページの指定がされていないような質問、議案に直接関係ない質問は避けていただき、執行部が質問の趣旨、内容を理解しやすいよう、具体的にわかりやすく記入くださるようお願いいたします。
  なお、議案質疑通告書につきましては、持参、ファクス送信、メール送信のいずれも可といたします。

                        ◇                      

    ◎散会の宣告
副議長(鈴木松蔵君) 本日はこれにて散会いたします。
    散会 午後 1時23分