平成26年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会 第15日

平成26年10月15日(水曜日)
 議 事 日 程 (第2号)

 1 開  議
 2 議案に対する質疑(議案第6号、議案第7号)
 3 討論・採決
 4 議長挨拶
 5 管理者挨拶
 6 閉  議
 7 閉  会
午前9時開議
 出席議員(14名)
     1番   貴  志  信  智  君      2番   新  井     兼  君
     3番   杉  野     修  君      4番   山  下  秋  夫  君
     5番   斉  藤  広  子  君      6番   関     弘  秀  君
     7番   成  田  ル ミ 子  君      8番   園  部  茂  雄  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   戸 ヶ 崎     博  君
    11番   小 河 原     正  君     12番   伊  草  弘  之  君
    13番   鈴  木  松  蔵  君     14番   加  納  好  子  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管  理 者  田  中  暄  二  君
   副管理者  榎  本  和  男  君

   代  表  佐  藤     晟  君
   監査委員

   会  計  小  勝  邦  夫  君
   管 理 者

   参  与  飛       守  君

   参  与  小  山  和  彦  君

   参  与  中  島  千  春  君

   参  与  室  田  慶  一  君

   事務局長  若  山  忠  司  君

   総務課長  長  堀  康  雄  君

   業務課長  金  井     誠  君

   業  務  蓮  見     実  君
   2 課 長

   業  務  藤  井     智  君
   3 課 長

   総務課長  内  田  久  則  君
   補  佐

   業務課長  月  安  高  広  君
   補  佐

   業 務 2  加  藤  一  郎  君
   課長補佐

   業 務 3  大 久 保  達  也  君
   課長補佐


 本会議に出席した事務局職員
   庶務係長  籾  山  光  明
   書  記  長  田  充  泰
   書  記  横  山  岳  彦


    ◎開議の宣告                           (午前 9時00分)
議長(加納好子君) ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。

                        ◇                      

    ◎決算成果調書の訂正
議長(加納好子君) まず、局長より皆様方に、改めて決算に係る主要な施策の成果に関する調書の訂正とおわびを申し上げたいとのことでございます。
  若山局長、お願いします。
                 〔事務局長 若山忠司君登壇〕
事務局長(若山忠司君) おはようございます。議員の皆様に、決算成果調書の訂正とおわびを申し上げます。
  決算書に係る主要な施策の成果に関する調書の30ページでございます。久喜宮代清掃センター(2)、資源化量の区分の中でガラスリソーシング株式会社へ委託、再資源化しておりますガラスが漏れておりましたため、ガラス151.57を追加させていただき、合計を1万2,949.34に訂正させていただきました。また、表の欄外の(成果)の中での資源化された数値、1万2,798を同様に1万2,949に訂正させていただきました。
  次に、36ページの菖蒲清掃センターの(2)、資源化量の区分の中に同じくガラスが漏れておりましたため、ガラス26.78を追加させていただき、合計を1,032.43に訂正させていただきました。
  議員の皆様にはご迷惑をおかけしましたことに対しまして謹んでおわび申し上げますとともに、今後このようなことがないよう努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。大変申しわけございませんでした。
議長(加納好子君) 執行部より参考資料を配付したいとの申し出がありましたので、これを許可いたします。
  ここで休憩します。

    休憩 午前 9時02分

    再開 午前 9時03分

議長(加納好子君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎議案に対する質疑
議長(加納好子君) 日程第2、議案に対する質疑をお受けいたします。
  議案第6号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についての質疑をお受けします。
  なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて、通告順に順次お受けいたします。
  まず、歳入からお受けいたします。
  初めに、山下議員、お願いいたします。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) 改めておはようございます。山下です。質疑事項として、歳入のところでお伺いしたいと思います。
  11ページ、物品売払代金、八甫清掃センターの金属類の売却が大幅に下がった理由をまず最初に教えてください。
  それと、13ページの雑入のペットボトルの有償入札拠出金が去年と比べて約半値になった。その理由とか何かありましたら、ひとつ教えていただければと思います。
  以上です。
議長(加納好子君) 山下議員の質疑に対する答弁を求めます。
  大久保補佐、お願いします。
                 〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
業務3課長補佐(大久保達也君) おはようございます。それでは、山下議員ご質疑の11ページ、物品売り払い代金、八甫清掃センターの金属類売却が大幅に下がった理由についてご答弁申し上げます。
  八甫清掃センターの金属類売却につきましては、平成24年度までスチール缶プレス及びアルミ缶プレスの売却代金が含まれていたところでございますが、平成25年度から他の清掃センターの区分にあわせてスチール缶プレス及びアルミ缶プレスの売却代金を資源回収物売却に移行したによることが主な理由でございます。
議長(加納好子君) 続いて、内田補佐、お願いいたします。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) おはようございます。それでは、山下議員のご質疑のペットボトル有償入札拠出金につきましてご答弁を申し上げます。
  ペットボトル有償入札拠出金が減額となった要因でございます。平成24年度は年1回の入札でございましたが、平成25年度は年2回の入札となり、上半期に行われた再商品化事業者による入札の結果、久喜宮代清掃センター及び菖蒲清掃センター管内におけるペットボトルは、びん、缶、ペットボトルを混合回収しております。そのためペットボトル内部にガラス片が付着していることがあり、処理経費がかかってしまうといったイメージを事業者に持たれ敬遠され、再商品化事業者の買い取り入札がなかったことから逆有償となり、上半期分のペットボトル有償入札拠出金が配当されなかったことによるものでございます。なお、下半期に実施いたしました入札では、他の自治体より低い単価ではございましたが、有償入札となってございます。このことから、平成24年度と比較いたしまして約半額となったものでございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再質疑をお受けします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) 最初に、八甫のスチール缶の売却収入から、今回のこの中から減らしたということで、了解いたしました。
  それと、年2回だったペットボトルの有償、ガラス片が入ったということなのですけれども、これは全体的に入ったものなのでしょうか、それともイメージ的にそういう本当にそういうイメージだけでなったわけなのか。それと、キロ当たりペットボトルというのは、決算のあれでは幾らぐらいになっているのか、ちょっとその辺のところを教えていただきたいのですが。
議長(加納好子君) 内田補佐、お願いします。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、再質疑にご答弁を申し上げます。
  まず、ガラス全体に入っているのかということでございます。こちらにつきましては、衛生組合一括で搬出をしてございます。ということから、八甫清掃センターのほうではペットボトルだけを分別回収してございますので、その中にはガラス片等は入っておりません。先ほど申し上げましたが、久喜宮代清掃センターと菖蒲清掃センターは混合回収をしておりまして、1台の車の中に一緒に混合して回収するものですから、そのときに破片等がペットボトルの中に入ってしまうということになります。ですので、全体として入っているのかといいますと、そういうことでもございません。また、時と場合によっては、その破片が入っていないものもございますけれども、中には時々入っていることから、やはり敬遠されてしまうということで、単価がつかないといったことでございます。
  それと、単価のほうでございますけれども、こちらのほうにつきましては、まず平成25年度の上半期におきましては、全体的に見ましてそういったガラス片が入っているということで、単価のほうは全くつきませんでした。下半期におきましては、大体1トン当たり3万5,000円程度の値がついてございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再々質疑をお受けします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) 質問させていただきます。
  このペットボトルのガラス片が入ることに対しては、今後どのような考えで持っていきたいのかどうか、その辺のところをお聞かせ願いたいと思っております。
議長(加納好子君) 内田補佐、お願いします。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、再々質問にご答弁を申し上げます。
  ペットボトルを混合回収してございます久喜宮代清掃センターと菖蒲清掃センター分のペットボトルにつきましては、平成26年度から独自ルートといたしまして民間の業者へ売却をすることで収入を得てございます。参考までに平成26年度4月から9月までの売却量及び収入額を申し上げますと、久喜宮代清掃センターでは売却量が約249トン、収入額が約1,370万円、菖蒲清掃センターでは約35トン、収入額が約170万円となっております。半年間の合計で約1,540万円の収益が得られてございます。このことから、平成26年度につきましては、久喜宮代清掃センターと菖蒲清掃センターの分につきましては、独自ルートによりまして処理を行っているところでございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 以上で山下議員の質疑を打ち切ります。
  続きまして、杉野議員、お願いいたします。
                 〔3番 杉野 修君登壇〕
3番(杉野 修君) 3番、杉野でございます。議案第6号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定につきまして、歳入の部分での質疑をいたします。
  通告どおりでございますが、まず8ページ、9ページのところでございます。手数料、塵芥処理手数料で地区別の多量排出事業者が登録されていると思いますが、先ほど資料を配付されていましたが、その事業者数と、そのうち減量等計画書を提出してある事業所数、またその減量の実績がどうだったのかについてお伺いいたします。また、多量排出事業所ではなく、自社処理をしている事業主もありますが、そちらの法人等の実績が25年度、どのように把握されているかについてお伺いをいたします。
  次に、10、11ページ、財産収入、物品売払収入のところでございます。資源回収物売却の額について、各センターごとに1世帯当たりの額と1人当たりの額をお尋ねいたします。実績でお願いします。
  次に、12ページ、13ページ、雑入、こちらの各清掃センターの13ページ一番下にありますが、放射線測定器賠償金、合計89万円が全ての合計で入っておりますが、東京電力への除染費用分などと思われますが、組合からの請求額は幾らだったのか、それについてお尋ねいたします。
  以上です。
議長(加納好子君) 杉野議員の質疑に対する答弁を求めます。
  内田補佐、お願いします。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、杉野議員のご質疑の決算書8ページから9ページの関係のご質疑にご答弁申し上げます。
  お手元にお配りいたしました参考資料の1ページから3ページに記載してございます。平成25年度多量排出事業所対前年度搬入実績比較一覧を参考にご説明を申し上げます。多量排出事業者につきましては、条例で減量計画の提出が義務づけられており、全ての事業所が計画書を提出しております。最初に、1ページの久喜宮代清掃センター管内について申し上げます。平成25年度に多量排出事業者に該当した事業者は47業者でございました。その搬入量は、25年度が2,088.75トン、24年度の同事業者の搬入量が2,114.82トンでありましたことから、総量で26.07トンの減となっております。
  次に、減量目標の達成率についてでございます。久喜宮代清掃センター管内で減量計画書を達成できた事業者につきましては、一番右の欄にございます減量計画書数値目標達成判定の欄に記載しましたとおり、47の事業者のうち、丸がついております21の事業者、率にいたしますと44.7%の事業者が減量計画を達成しております。また、平成24年度と比べて減量計画は達成できなかったけれども、搬入量が下回った業者を加えますと、多量排出業者47のうち27事業者、率にいたしまして57.4%の事業者が減量しているという結果が出ております。
  次に、2ページの菖蒲清掃センター管内でございます。平成25年度の多量排出事業者が14業者、ごみの搬入量は25年度が891トン、24年度の同事業者の搬入量が993.75トンでありましたことから、総量では102.75トンの減となっております。菖蒲清掃センター管内で減量計画を達成できた事業者につきましては、14事業者のうち7事業者でございます。率で50%でございます。減量計画を達成できなかった事業者で減量できた事業者はなかったため、減量できた事業者も同じ数値でございます。
  続きまして、3ページの八甫清掃センター管内でございます。平成25年度に多量排出事業者に該当したのは25業者でございました。ごみの搬入量は、平成25年度が1,783トン、24年度の同事業者の搬入量が1,451.8トンでありましたことから、総量では331.2トンの増となっております。
  次に、減量計画を達成できた事業者につきましては、25事業者のうち16事業者、率にいたしまして64%でございました。また、減量計画を達成できなかった事業者で減量できた事業者はなかったため、減量できた事業所も同じ数値となります。
  次に、多量排出事業者ではなく、自社処理をしている法人等の実態は把握されているかでございますが、自社処理をしている法人の実態につきましては、把握はしてございません。衛生組合で把握できるのは、組合に搬入を行っている事業者のみでございまして、多量排出事業者の基準も組合への搬入量により規定されております。自社処理を行っている法人につきましては、衛生組合への届け出等報告義務もないことから、把握はしてございません。
  私のほうから続きまして、決算書12ページ、13ページの放射性測定費用賠償金につきましてご答弁申し上げます。請求額が3清掃センター合計で90万5,134円でございまして、内容といたしましては3清掃センターから搬出されております焼却灰、ばいじん、し尿汚泥等及び久喜宮代清掃センターで生産しております堆肥等の放射性物質の測定に関する委託費用及び請求書の作成等に係る人件費として、平成24年度に要した分でございます。このうち前者の委託費用全額に当たります89万190円につきましては、平成25年度に賠償金として入金されたものでございます。なお、後者の人件費1万4,944円及び平成23年度に要した経費のうち未払いとなってございます国の説明会等に係る旅費及び人件費4万431円につきましては、東京電力株式会社が定めます賠償対象と認められてございませんが、平成25年度以降に要します経費と合わせまして、引き続き請求を行っていく所存でございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続きまして、月安補佐、お願いいたします。
                 〔業務課長補佐 月安高広君登壇〕
業務課長補佐(月安高広君) それでは、杉野議員ご質疑の歳入、10ページから11ページの資源回収物売却金額について、各センターの1世帯当たりの金額と1人当たりの金額についてご答弁申し上げます。
  各清掃センターにおける資源回収物売却額を平成25年10月1日現在の世帯数及び人口で除した金額は、久喜宮代清掃センターでは売却金額が4,417万2,839円となっておりますので、1世帯当たりの金額は1,042円、1人当たりの金額は428円になります。また、菖蒲清掃センターの売却金額は437万1,324円でありますことから、1世帯当たりの金額は568円となり、1人当たりの金額は214円となります。最後に、八甫清掃センターの売却金額は1,820万6,795円でありますので、1世帯当たりの金額は712円、1人当たりの金額は279円となります。
議長(加納好子君) 再質疑をお受けします。
  杉野議員。
                 〔3番 杉野 修君登壇〕
3番(杉野 修君) 再質疑をいたします。
  初めに、地区別の多量排出事業所の数値、表でいただきました。ありがとうございます。これをたちまち全て状況把握はできないのですが、ざっと見たところ、地域の差があるようでございます。また、業種の差も出ております。これについての分析、25年度の評価、組合のほうでどういうふうに考えていらっしゃるのか、それが1点。
  それから、栗橋、鷲宮の地区が減量目標を達成した事業所が多いというふうな状況ですけれども、こうした達成状況についてもどういう把握をしていらっしゃるのか。例えばほかにない努力を事業者がしていたのか、もしくは目標そのものが低かった、その設定に何か理由があるのかというようなことも含めて、原因分析をどのようにされていますか、お尋ねをいたします。
  また、多量排出事業者についてはそういうことで資料も出ておりますが、自社処理を行っている法人については実態を把握されていないと、また法的にも届け出あるいは報告の義務等がないということでございます。私は、この地域、久喜宮代衛生管内で出たごみについては、その行方はしっかり把握すべきだと思います。地区内処理ということも原則で法では定めていますから、それはどこでどう処理されて、中間処理されて、最終処分がどうなっているのか。これは把握をすべきだと思います。それについて条例等で義務づけしているところがあるかどうかわかりませんけれども、そういったことも視野に入れていただきたいと思いますが、お考えをお尋ねいたします。
  また、10、11の財産収入の売り払いのところですけれども、こちらについて3センターの額を伺いました。これについての25年度の評価、行政的な評価はどういうふうにお持ちなのか、伺います。
  以上です。
議長(加納好子君) 杉野議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  内田補佐、お願いします。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、杉野議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
  まず、多量排出事業者の件でございます。地域差と業種の差があるのではないかということでございます。これは、当然のことながら現在久喜地区、宮代地区とございまして、久喜地区ではこの他に八甫清掃センター管内と菖蒲清掃センター管内のそれぞれの多量排出事業者があるわけでございます。この中では、やはり大手の施設または商業施設といった、そういったもの、それと老人福祉センター、そういったものがあるわけでございます。そういったことで、どうしても規模によって量の差が出てきてしまうということが考えられるわけでございます。それと、栗橋、鷲宮地区におきまして達成ができているということでございますが、こちらのほうはやはり企業の方、事業者の方が努力をした結果というふうに解釈をしているところでございます。
  それと、あと自社処理を把握すべきではないかということでございます。私ども一般廃棄物処理を対象に事業を行っておるわけでございますけれども、自社処理といいますと、一般的には産業廃棄物を扱っている事業所、こちらのほうにつきましては全て産業廃棄物で処理を行っておるわけでございます。そのことから、私どものほうでは把握ができていないと。一般廃棄物につきましては、最後までどういう処理をしているかということについては全て把握をしてございますので、議員のご指摘の自社処理につきましては、私どもは産業廃棄物と解釈をしてございますことから、把握のほうは今現在しておらない状況でございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、月安補佐、お願いします。
                 〔業務課長補佐 月安高広君登壇〕
業務課長補佐(月安高広君) 杉野議員の再質疑にお答えいたします。
  公共回収として、資源物ですけれども、新聞、雑誌、段ボール等を回収しておりまして、久喜宮代管内におきますと5,885.83トン、菖蒲清掃センターにおきましては521.20トン、八甫清掃センターにおきましては1,760.29トンを回収しているような形になります。
議長(加納好子君) 再々質疑をお受けします。
  杉野議員、お願いします。
                 〔3番 杉野 修君登壇〕
3番(杉野 修君) 多量排出者のところですけれども、私が地区の差、あるいは業種の差があるようだというふうに申し上げましたのは、業種の偏りで地域差があるということではなしに、目標数値を掲げて、その達成状況が違うわけでありますから、その目標数値の立て方ですとか、取り組みは、努力をした結果だと判断しているということですが、それは行政的な判断がどういう根拠でその事業者が努力をしたと判断されているのかわかりませんけれども、そうしたことも含めて、その中身が問題になるわけです、達成状況の。これはあくまで数字ですから、数字が出てきた背景ですね、取り組みの内容、目標の掲げ方、そうしたことに差があったとしたら、この数値そのものが幾分信憑性が欠けてくることになるので、その辺の地域の差というのをどういうふうに考えていらっしゃるのか、お伺いしたいわけでございます。その点、改めてお願いいたします。
  また、自社処理をしている事業者についての、それは産廃と解釈しているということですが、あくまで解釈なのでしょうか。実際は、自社処理の中で産廃として法的に処理しているのか。それは、確認したのでしょうか。一般ごみとして処理しているならば、それはそれでまた話は違ってくるわけですけれども。いずれにしても、実態は把握すべきだと思いますが、改めてこの辺よろしく。
議長(加納好子君) 杉野議員の再々質疑に答弁をお願いします。
  内田補佐。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、再々質問にご答弁を申し上げます。
  各地域の目標達成の数値でございますが、こちらにつきましては事業所がその年の排出量に応じて翌年度に目標の数値を掲げてございます。そういったことから、私どものほうではその数値をもとに判断をさせていただいているところでございます。ですので、目標につきましては各事業者が立てているものでございます。
  それと、自社処理でございますが、私のほう産業廃棄物と申し上げました。産業廃棄物につきましては、法的に県が管轄をしてございます。ということから、市町村のほうでは産業廃棄物の処理につきましてはかかわってございませんので、ご理解を賜りたいと存じます。
  以上でございます。
                 〔「産廃として処理をしているということですか」と言う人
                   あり〕
総務課長補佐(内田久則君) そうです。事業者で産業廃棄物につきましては、全て県のほうが管轄をしておりまして、こういった自治体のほうへは一切産業廃棄物は入っておりませんので、把握はできていないというものでございます。
議長(加納好子君) 以上で杉野議員の質疑を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いいたします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 通告順に質問していきますが、まず最初に全体的に実質収支についてお伺いしておきたいです。
  これまで実質収支について、そのまま翌年度に繰り越しをしてきました。これは、地方自治法のほうで最低剰余金の処分ということで、条例の定めるところにより、もし基金がある場合には剰余金の全部または一部を翌年度に繰り越さないで基金に編入するという規定があるので、そういう規定が久喜宮代衛生組合はないから全額繰り越しをしているのですけれども、一方で地方財政法の7条で、地方公共団体は各会計年度において、決算上剰余金を生じた場合には、当該剰余金のうち2分の1を下らない金額を積み立てるという規定があります。積み立てる、または償還金を繰り上げて行う地方債の償還の財源に充てなければならないという義務規定が規定されております。私自身も含めて、これまでこの規定について適用はいいのだろうというふうに軽く考えてきたのですけれども、最近全国でこれを守るべきではないかという指摘がなされてきているそうです。そうしますと、この久喜宮代衛生組合、昨年度は1億2,600万円の実質収支が出ているのですけれども、その扱いは一体どうなるのか。積み立てなければいけないという義務規定がこの地方財政法で出てくるのですけれども、どのように考えているか。見解を伺いたいと思います。
  それから、歳入についてです。最初の手数料については、前者の質疑に対して、また資料として、決算資料として数値を全部一覧表で出していただきました。大体それを見させてもらって、理解はできたつもりなのですけれども、@とAについて、その評価を聞いておきたいと思うのです。評価の視点というのは、私自身これ見させてもらって思うのは、1つには減量計画の数値自体が前年度を上回っているのが幾つかありますね。それは、事業を拡大したという要因ももちろんあるでしょうし、単に前年度の数値ほぼそのままを持ってきているところもあります。そういう計画のつくり方自体の問題が一つあると考えられるのと、それから特に3センターを通して全体的にざっと見たところ、例えば外食産業とか娯楽施設などで、この出してもらった資料の中の特に業種別のところで見ていくと、外食産業とか娯楽施設のほうで増えているところもあります。そういうものなどは、特に自家処理、自社処理、事業所内での処理を強く求めていくべきだろうと思うのですけれども、それは可能な施設になると私は考えるのですけれども、そこら辺をどういうふうに評価しているのか。また、医療機関や老人福祉施設、これは以前から特に老人福祉施設は紙おむつの問題がありまして、この扱いも近いうちに変更になりますけれども、やはりかなり増えてきている。減量計画がそれによって達成できないということになっているのかと読み取れるのですが、そこら辺の評価を出してください。
  次に、調書のほうで20ページのところで、再商品化の合理化拠出金が出ております。それぞれのセンターで、3センターとも品質基準に基づく配分額は増額となっている。一方で、低減額貢献度に基づく配分額は2つのセンターはふえているけれども、1つはほぼ同じ枠でも若干下がっているというような違いが出てきています。この増減の理由を説明してください。
  それから、ペットボトルの拠出金については、前者に対する答弁で理解しましたので、答弁要りません。
  Cですけれども、調書の13ページ、ちょっとこれ私が質疑通告書を書いたときにちょっと自分自身混乱して申しわけないのですけれども、調書の13ページで、久喜宮代センターで組合管理とか、これは組合収集の事業系のごみが減ってきていて、取り扱い件数が減って、会社数が減ってきていて、一方で自己搬入の事業系がふえているのですけれども、そちらに移行したということで理解してよろしいのかどうか。
  それから、自己搬入でこの久喜宮代清掃センターのところだけ現金というのがあるのですけれども、ちょっとこれ、条例との関係でよく理解できないのですけれども、説明してください。
  それから、久喜市の事業者は、自己搬入、年平均6回搬入しているというふうに計算、読み取っていいのかどうか。その読み方がよくわかりませんので、説明してください。
  それから、14ページに菖蒲センターが、許可搬入業者110社が載っています。それから、15ページには八甫センターの342社ということで載っていますけれども、この搬入件数はここには記載されてないのですが、これはどういうことなのか、お願いをいたします。
  それから、菖蒲センターの自己搬入の部分が、この特に事業系のほうが前年度よりも半減してきているのですけれども、これの理由をご説明ください。
  それから、調書の25、26、28のところで資源集団回収が3つのセンターとも回収量が減少してきています。取り扱いとか審査が厳格になっていったということから、やめた団体もあるということで理解はするのですけれども、その減少しているという事実をどのように分析しているのか、説明をしてください。
  以上です。
議長(加納好子君) 猪股議員の質疑に対する答弁をお願いいたします。
  内田補佐。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、議案第6号に関します猪股議員のご質疑のうち、総括及び歳入関連につきまして順次ご答弁申し上げます。
  毎年度の決算時に発生いたします余剰金の取り扱いにつきましては、地方自治法第233条の2で定められてございます。翌年度の歳入に編入しなければならないという規定の解釈といたしまして、久喜宮代衛生組合では歳入の多くを占めます組合負担金が構成市町からの負担金でございますことから、組合発足時以来、構成市町との協議によりまして年度末に返還をしてきたところでございます。具体的に申し上げますと、余剰金を翌年度の組合負担金から減額する方法によりまして、市及び町に剰余金の返還を行っているものでございます。しかしながら、議員ご指摘にございますように、地方財政法第7条との兼ね合いがございます。現在は、さきに申し上げました組合負担金の解釈から、構成市町への返還を基金の積み立て等に優先しておるものでございますが、組合といたしましては、今後構成市町と協議を図ってまいりたいと考えてございます。
  続きまして、次にご質疑の@、A、B、Dについてご答弁を申し上げます。まず初めに、@、Aの多量排出事業所の関係につきまして一括してご答弁を申し上げます。お手元の参考資料4ページから6ページ、各清掃センターごとに記載してございます。平成25年度業種別対前年度搬入実績一覧を参考にご説明を申し上げます。まず、多量排出事業者の搬入量比較増減と原因分析でございます。最初に、各センターの総量、次に業種ごとの内訳の順に説明をいたします。業種の順番につきましては、多量排出事業者に該当している事業者数が多いものからとなってございます。
  それでは、初めに久喜宮代清掃センター管内でございます。平成25年度における多量排出事業者が47事業者、搬入実績につきましては2,088.75トンでございました。これに対し同事業者の平成24年度の搬入実績は2,114.82トンとなっておりまして、比較いたしますと26.07トン、率にいたしまして1.23%減量しているという結果になっております。業種別の分別でございますが、初めに外食産業でございます。該当は9業者、小計@のとおり、対前年度比で17.65トン、率にして4.82%の減となっております。この中でナンバー1が対前年度約15トンの減となっておりますが、その理由をお聞きしたところ、発注精度の向上による売り切りによる廃棄物の削減、レジ袋の有料化及びそれに伴うマイバッグの普及等によるものとのことでございました。
  次に、スーパーマーケットでございます。当該事業者は7事業者でございます。トータルでは、小計Aのとおり、対前年度比較で19.78トン、率で5.74%の減となっております。各事業所とも前年度比減または微増となってございます。
  次に、老人福祉施設でございます。当該事業者は8事業者ございますが、トータルでは小計Bに記載いたしましたとおり、対前年度比較で6.78トン、率にいたしますと1.41%の増となってございます。この中でナンバー2でございますが、約4トン、ナンバー4が約8トンほど増加しております。理由といたしましては、ナンバー2が施設の改修工事に伴い、施設内の整備を行ったことにより、一時的に大量の廃棄物が出たためでございます。ナンバー4につきましては、入居者の増加、食品廃棄率の増及び感染症対策のため作業ごとの手袋の廃棄の徹底を行ったためとのことでございます。
  次に、医療機関でございます。該当事業者は7事業者で、小計Cのとおり、対前年度比較で22.25トン、率にいたしますと6.06%の減となっております。この中でナンバー1が約13トンほど減少しておりますが、こちらの業者につきましては平成22年度業務用生ごみ処理機を当組合の補助金を利用して導入しており、こちらの機械が正常に稼働し、減量できたとのことでございます。
  次に、食品製造業でございます。当該事業者は3業者でございまして、小計Dのとおり、対前年度比較で13.67トン、率として15.04%の増となっております。ナンバー1が約11トン増加しておりまして、その理由といたしましては仕入れ商品の品質保持がうまくいかず、また顧客の依頼品が思うように出荷できなかったことに伴う廃棄の増とのことでございます。
  次に、サービス業でございます。当該事業者は小計Eのとおり2業者で、2.42トン、率として3.35%の増となっております。ナンバー1が約6トンの増となっておりまして、理由といたしましては、この業者は複合ビルなのですが、中のテナントで年末の宴会が増加したことに伴うものと聞いてございます。
  次に、娯楽産業でございます。当該事業者は2業者で、小計Fのとおり、9.15トン、率として9.09%の増となっております。ナンバー1が約8トンの増となっておりまして、理由は入場者の増によるものでございます。
  次に、廃棄物処理業でございます。当該事業者は2業者で、小計Gのとおり、22.18トン、率として26.35%の減となっております。ナンバー1が約17トンの減となっておりますが、こちらはリサイクルショップでございまして、減の理由は廃棄物の内容によって各種専門のルートに搬出を行うようになったためとのことでございます。
  次に、鉄道会社でございます。当該事業者は2業者で、小計Hのとおり、1.23トン、率として3.21%の微増となってございます。
  次に、その他施設でございます。まず、学校につきましては5.59トン、率にして7.3%の減となってございます。こちらの事業者につきましては、平成25年度に当組合の補助金を活用し、業務用生ごみ処理器を導入していただいております。
  次に、家具販売店については、前年度比38.74トン、率にして165.91%の増となっておりますが、こちらの業者につきましては、平成24年10月から搬入を開始してございまして、平成24年度が6カ月分の集計なのに対し、平成25年度は1年分であることから、大幅増となってございます。また、この業者については仏具店でございまして、25年度は仏壇の買い替えが多かったことが増の原因との報告を受けてございます。
  以下、Kの給食センターからMの郵便局までは減または微増となっております。
  次に、5ページの菖蒲清掃センター管内でございます。平成25年度における多量排出事業者は14事業者、その搬入実績につきましては891トンでございました。それに対しまして、同事業者、24年度の搬入実績は993.75トンとなっておりまして、比較いたしますと102.75トン、率にいたしますと10.34%減少しているという結果になっております。
  次に、外食産業でございます。5事業者で小計@のとおり、対前年度比較で22.95トン、率で14.39%の減となっております。この中でナンバー5が約26トン減少しておりますけれども、理由について確認をしようとしたところ、減量に取り組んでいた店長が異動したため、内容についてはわからないということでございます。
  次に、スーパーマーケットでございます。3業者で小計Aのとおり、前年度比較で10.84トン、率で10.74%の減となってございます。この中でナンバー2が約11トンの減量をしておりますが、理由としては、発注精度の向上による廃棄ロスの削減、各種リサイクルルートへの搬出及びごみからリサイクルできるものの分別を徹底したためとのことでございます。
  次に、老人福祉施設でございます。2業者で、小計Bのとおり5.54トン、3.28%の減となっております。減または微増でございます。
  次に、その他でございますが、大型商業施設が前年度比で63.03トン、率で12.93%の減となっております。こちらにつきましては、マイバッグ促進運動で来客者への啓発を行うとともに、施設内のごみ箱に家庭のごみを持ち込む者が増加したため、ごみ箱に家庭ごみの持ち込み禁止シールを張ることにより対応したこと、また店舗の改装中に工事業者から発生したごみについては、工事業者に持ち帰らせることを徹底したことにより、大手衣料系チェーンのテナント開業等により売り上げは上昇しておりましたが、減量することができたとのことでございました。また、24年度は同業者の食品リサイクル法に係るルートが一時使用できなくなったため、臨時的に菖蒲清掃センターに食品廃棄物関係を持ち込んでいたことも関係していると思われます。
  以下、D、農産物直売所からF、コンビニエンスストアにつきましては、減または微増となっております。
  次に、6ページの八甫清掃センター管内でございます。平成25年度の多量排出事業者に該当する事業者は25社でございまして、搬入実績につきましては1,783トン、それに対しまして平成24年度の同事業者の搬入実績量は1,451.8トンとなっておりまして、比較をいたしますと331.2トン、率にいたしまして22.81%の増という結果になってございます。
  次に、スーパーマーケットでございますが、全部で7事業者で、小計@のとおり、対前年度比較で74.13トン、率にいたしまして15.9%の減となってございます。ほとんどの事業者が減となっており、増となった業者も微増でございます。このうち10トン以上の減量を行った事業者に理由を確認いたしましたところ、全ての事業者で商品の売り切りによる廃棄ロスの削減及びリサイクルの推進という回答をいただきました。
  次に、老人福祉施設でございます。5業者で小計Aのとおり、前年度比133.95トン、率で133.95%の大幅な増となってございます。八甫清掃センターの事業系ごみの各事業所ごとの重量につきましては、許可業者の申告となっておりますが、老人福祉施設につきましては月別データを確認してみたところ、いずれも7月から11月を境に月当たりの排出量が約2トンから4トン増加しております。この経緯につきまして、ごみの収集運搬を委託している許可業者2社に聞き取りを行ったところ、いずれも現在は収集車の荷台に計量器を搭載した車両を導入しており、数値は実数であるとのことでございました。さらに、これらの施設に衛生組合の職員が実際にごみの排出状況を確認に伺いました結果、排出場所に集められたごみの重量から推測いたしますと、許可業者の報告数値に誤りはないものと判断したものでございます。
  次に、外食産業でございます。4業者で小計Bのとおり、対前年度比22トン、率にして19.36%の減少となってございます。このうち10トン以上減量したナンバー3につきましては、従業員にごみの分別を徹底したことにより減量したと聞いております。
  次に、医療機関でございます。小計Cのとおり、2業者で対前年度比70.47トン、率で32.67%の減となっております。理由といたしましては、ナンバー1が資源物のリサイクルルートへの搬出、ナンバー2が処理ルートの開拓とのことでございました。
  次に、食品製造業でございます。2業者で小計Dのとおり、対前年度比9.6トン、率で12.33%の増となっております。増の理由といたしましては、ナンバー2の事業者から売り上げ増による物量の増に対し、廃棄物の削減が思うように進まなかったということを聞いてございます。
  次に、娯楽産業でございます。2業者で小計Eのとおり、対前年度比0.98トン、率で0.96%の増となっております。それぞれ減または微増でございます。
  次に、その他でございます。F、大型商業施設ですが、対前年度比363.84トン、率で124.05%の増となっておりますが、この施設につきましては平成24年10月末に開店をしておりまして、25年度におきましては通年計算になることから、大幅増となっているものでございます。24年度と25年度の12月から3月までの同時期の数値で比較いたしますと、率にして約26%の減量を行っております。なお、この事業所につきましては、平成25年度に当組合の補助金を活用し、業務用生ごみ処理機を導入するなど、リサイクルの取り組みを積極的に行ってございます。
  以下、G、H、生花店については、前年比減となっております。
  減量目標の達成値については、先ほどご答弁いたしましたので、省かせていただきます。
  最後に、分析、評価でございますが、まず久喜宮代清掃センター管内について申し上げます。平成25年度に多量排出事業者に該当した事業者は47業者、平成24年度は42業者でございました。その搬入量は、25年度が約2,089トン、24年度が約1,984トンでありましたことから、総量では105トンの増となっておりますが、1社当たりの平均では25年度が44トン、24年度が47トンで、25年度のほうが下回っております。事業系廃棄物の総量のうち多量排出事業者の占める割合は、平成25年度は約5,294トン中2,089トン、率で見ますと39.5%、24年度は約5,445トン中1,984トン、率は36.4%となっておりまして、3.1ポイント上昇しております。業種や店舗によりまして、減量に対しての熱意に多少の違いはありますが、比較では多量排出事業者1社当たりの搬入量は前年度より減少しており、25年度多量排出事業者の搬入量総計と同事業者の24年度搬入量総量の比較でも減となっているため、廃棄物管理責任者を筆頭にごみの減量に協力していただいているものと評価をしてございます。
  続いて、菖蒲清掃センターでは、平成25年度の多量排出事業者が14業者、24年度は13業者でございました。ごみの搬入量は、25年度が891トン、24年度が935トンでして、多量排出事業者数が1社増であるにもかかわらず、搬入量は44トンの減となっております。事業系廃棄物の総量のうち多量排出事業者の占める割合は、平成25年度では約1,913トン中891トン、率で見ますと46.6%、24年度は約1,869トン中935トン、率が50%となっておりまして、こちらの割合も3.4ポイントの減となってございます。大型商業施設の減量が大きな割合を占めておりますが、他の多量排出事業者も排出量が増加したところも微増のレベルでおさまっており、総合的に廃棄物管理責任者を筆頭にごみの減量に協力していただいているものと評価をしておるところでございます。
  次に、八甫清掃センターでございますけれども、平成25年度に多量排出事業者に該当したのは25業者、24年度は26業者でございました。搬入量は、平成25年度が1,783トン、24年度が約1,099トンとなっておりまして、684トンの増となっております。事業系廃棄物の総量のうち多量排出事業者の占める割合も、平成25年度が約3,372トン中1,783トンということで52.9%、24年度は約2,674トン中1,099トン、41.1%となっておりまして、11.8ポイント上昇しております。これらの増につきましては、大型商業施設が平成24年10月末に開店し、平成25年度から多量排出事業者となったことによるものですが、同施設につきましては業務用生ごみ処理機を導入する等減量に取り組んでいることから、今後の動向を見守っていきたいと考えております。
  また、老人福祉施設につきましては、調査の結果、許可業者の報告数値に間違いはないと思われるところでございますが、平成24年度が他のセンターの同業者と増加傾向となっている中で、管内全ての事業者が減少、平成25年度は1事業所を除き20トンから30トン台の増と、変化の振れ幅が大きいため、平成26年度で再び数値に大きな変動があるようであれば、再度調査を実施しなければならないと考えてございます。
  また、これは平成26年度の事項となりますが、スーパーマーケットや外食産業等の複数業者から、平成25年度後半から売り上げが上昇しており、仕入れ量が増加しているため、減量に伴う取り組みは継続しているが、今年度については減量計画が微増となってしまう旨の報告を受けてございます。このうち大型商業施設に状況を確認に伺ったところ、食品残渣や紙類、プラスチック類等、ヤード別として複数のリサイクルルートを確保し、組合への搬入量を極力減量しようと取り組んでいること、分別も正しく行われていることを確認できました。その際、業者の担当者からは、事業の拡大や売り上げ増に伴い仕入れ量が増加すると、どうしてもごみの総量が増えてしまうこと、また利用者が自宅のごみを店頭に設置したごみ箱に投入する等の事例が増加しており、頭を悩ませているという話をお聞きしてございます。組合といたしましては、減量を推進する立場から、理由のない増量計画は認めないものでございますが、事業の拡大等に伴う増が計画時点で見込まれているものについては、致し方ないと考えてございます。
  続きまして、ご質疑の20ページ、Bの再商品化合理化拠出金についてご答弁を申し上げます。まず、再商品化合理化拠出金につきましては、前年度の引き渡し量をもとに計算され、翌年度に支払われることから、平成25年度の歳入は平成24年度の引き渡し実績に基づき、衛生組合を対象として配分されております。
  次に、品質による配分の基準と低減額に応じた配分ですが、当組合の主たる引き渡し品目であるプラスチック製容器包装を例にご説明させていただきますと、品質による配分の基準につきましては、特定分別基準適合物の容器包装比率が90%以上で、前年度に比べて2%以上向上した場合、または容器包装率が95%以上である場合に拠出金を配分することとなっております。また、低減額に応じた配分につきましては、想定単価をベースに、保管施設における引き渡し分として、総定額と実際にかかった費用に基づき、各市町に配分されることになってございます。
  平成23年度と平成24年度を比較したところ、平成23年度の引き渡し量は組合全体で2,564.7トン、平成24年度の引き渡し量が3,061.48トンというように、前年度より496.78トンの増となっております。このうち、まず品質による配分についてでございますが、平成23年度におきましては当組合の主な引き渡し品目であるプラスチック製容器包装の区分の容器包装比率が、基準である95%を下回ったため、ほとんど配分がないという状況でございました。しかし、平成24年度におきましては、容器包装比率が95%を超え、さらに量的にもふえたため、金額が増加しているものでございます。
  また、低減額による配分についてでございますが、当組合の資源物の再資源化に向けた入札については指定法人が行うため、当組合では業者を選定することはできません。このため、指定法人が入札を行った結果、平成23年度と平成24年度で落札した業者が異なったことから、再商品化事業者が資源物を再資源化するための処理手法も異なり、平成23年度はコークス炉化学原料化、平成24年度は合成ガス化となったところでございます。低減額による配分額を算定するに当たり、処理手法の違いは単価に影響してまいります。このため、平成23年度の単価と比べ、平成24年度単価が低かったことにより、平成24年度の低減額による配分が減額となったところでございます。
  それでは、引き続きまして、Dの資源集団回収についてのご質疑にご答弁申し上げます。資源集団回収事業につきましては、平成25年度当初に回収団体の登録更新の時期となってございましたが、この更新を行わなかった団体があったことが、回収量減の大きな理由と考えてございます。登録数を申し上げますと、久喜宮代清掃センター管内では31団体の登録となっており、平成24年度と比較いたしますと5団体の減、八甫清掃センター管内では43団体の登録となっており、平成24年度と比較しますと7団体の減となってございます。なお、菖蒲清掃センターは7団体で変更はございません。このことから、団体数の減少によります回収量の減少が考えられるところでございます。
  また、各資源集団回収団体の回収量につきましては、久喜宮代清掃センター管内を調べますと、24年度よりも回収量が増となった団体が13団体、減となった団体が18団体となっております。このうちPTA関係の団体では、11団体中9団体が回収量の減となっており、少子化の影響や、組織上役員の交代が多く、新たな役員に十分な引き継ぎがなされていない、または担当者が前任者ほど熱心ではない等の要因があるものと考えられます。
  菖蒲清掃センターにつきましては、実施団体の7団体全てがPTA及び子供会であり、6団体で回収量が減となっていることから、こちらも回収量減少の要因の一つと推測しております。
  八甫清掃センターにつきましては、24年度よりも回収量が増となった団体が13団体、減となった団体が37団体となっておりまして、少子化の影響や高齢化による活動中止のため、登録団体の廃止によるものと考えてございます。
  私からは以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、Cについて、月安補佐、お願いします。
                 〔業務課長補佐 月安高広君登壇〕
業務課長補佐(月安高広君) それでは、猪股議員ご質疑のCの調書13ページの事業系ごみの搬入についてご答弁します。
  調書13ページの塵芥処理手数料は、久喜宮代清掃センター(1)の現年度分の表につきましては、昨年10月からの家庭ごみの搬入の有料化に伴い、見出しの名称及び記載内容の一部を変更しております。平成25年度調書での組合収集(事業系)は、平成24年度の組合収集(登録件数)に対応しております。これは、集積所を利用している小規模事業所の登録数となります。平成25年度は、久喜市207、宮代85の292事業所となっており、平成24年度は久喜市225、宮代89社の314事業所であったことから、22事業所の減少となっております。減少数の内訳といたしましては、閉店11事業所、集積所未使用の申告を受けた事業所が9事業所、自己搬入への移行が2業者であります。なお、集積所未使用の申告がありました事業所につきましては、ごみを処理する際には清掃センターへ随時搬入するよう指導いたしました。
  また、平成25年度調書での自己搬入(事業系)は、平成24年度調書の自己搬入(登録件数)に対応しております。これは、清掃センターへ事前に登録して搬入している事業所の数であります。平成25年度は、久喜427事業所、宮代137事業所の564事業所となっており、平成24年度は久喜399事業所、宮代137事業所の536事業所であったことから、28事業所の増加となっております。増加数の内訳といたしまして、新規が35事業所、組合収集からの移行が2事業所の計37事業所から、閉店9事業所を差し引いたものであります。
  なお、久喜宮代合計の564事業所のうち許可業者が搬入している事業所が、久喜367事業所で4,213万3,800円、宮代が105事業所で1,327万600円の計472事業所で5,540万4,400円となっております。また、みずから搬入している事業所が、久喜が60事業所ありまして、537万9,900円、宮代が32事業所で254万7,200円、計92事業所で792万7,100円でありました。また、この登録して自己搬入している564事業所につきまして、平成25年度中の搬入件数の合計は6万4,379件でありましたことから、1事業所当たりの年間の平均搬入回数は114回となりました。この自己搬入(事業系)は、清掃センターへ事前に登録して搬入している事業所でありまして、一定期間搬入量を集計した後、手数料を請求しておりますが、一方の自己搬入(事業系)の現金につきましては、清掃センターへ事前に登録をせずに、臨時的に事業系ごみを搬入している事業所でありまして、搬入する都度、処理手数料の納付を現金で受けていることから、このような表記といたしました。
  以上でございます。
議長(加納好子君) ここで休憩いたします。

    休憩 午前10時21分

    再開 午前10時30分

議長(加納好子君) 再開いたします。
  再質疑をお受けします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 最初の実質収支、剰余金の扱いについてなのですけれども、地方財政法7条を優先、これは当然義務規定として優先しなくてはいけないわけです。ただ、実際には答弁の中にもありましたが、市、町からの分担金、負担金として入ってきているものを基金に積み立てていいのかという疑問も当然ある。地方財政法自体の矛盾ではないのかという指摘も一方ではあるのです。それは承知の上で聞いているのだけれども、それでも法として義務規定としてある以上、実は市、町の特別会計の説明なのですけれども、基金上積み立てなければいけないことになる。この久喜宮代衛生組合としてもこれまでは見過ごしてきたという言い方をしてはおかしいかもしれないけれども、今後基金として積み立てていくという方向にならざるを得ないでしょうね。ちょっとそこら辺の方向性についてだけ見解をお願いします。先ほどは協議するという答弁でしたけれども、方向性についてお願いします。
  それから、多量排出事業者の減量計画書の評価、達成をどのようにしているのか、なぜできなかったのか、一つ一つの事業所についてきちっと実情を調査して、また各事業所の減量責任者の話なんかもちゃんと聞きながら分析しているということで、その点非常に評価したいと思います。そういう努力をされていくことによって、全体的な減量がこれまで進んできたし、これからも進んでいくだろうというふうに考えます。ただ、この実績の一覧表をずっと見ていって、まだ細かい分析までいきませんけれども、減量計画の目標の数値が前年度の小数点以下の端数を削ったとか、あるいはほとんど同じ数値で、どことは言わないけれども、例えば22.61だったのを、22.60を目標にするとか、非常に目標の立て方自体が安易ではないかというふうに考えられるものが幾つか見受けられます。目標の数値が細かくきちっと出ているところは、これはちゃんと減量の目標をどのように進めていくのかということを検討した上で出した数値だろうと評価できるのだけれども、そうでない、ただ少し減らしただけ、少な目に書いただけではないかというふうに見られるものも結構あるのです。そういうところについて、どのようにこれまで協議をしてきたのか。指導といっていいですかね、各事業所の減量責任者と話をしてきたのか、どのようにそれをさらに減量計画されていない自体を改善していくのをどう進めてきたのか、説明をお願いいたします。
  ほかの事項は結構です。それだけお願いします。
議長(加納好子君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 長堀康雄君登壇〕
総務課長(長堀康雄君) それでは、猪股議員の実質収支についての再質問についてご答弁申し上げます。
  再質の内容で、今後の方向性をどうするかということでございますが、議員ご指摘のとおり、地方財政法第7条のとおり行っているかと申せば、これは行っていないというのが、これが事実でございます。しかし、地方自治法第2条の趣旨としましても、自治体としましては法令を遵守する義務がございますので、この7条を遵守するような形で、今後環境整備等を含めて、衛生組合のほうとしても市、町のほうとも協議を行いまして、準備のほうを進めていきたいというふうに考えているところでございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて答弁をお願いします。
  内田補佐、お願いします。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、猪股議員の再質疑についてご答弁を申し上げます。
  実績表を見て、減量目標数値である目標の立て方でございます。ほとんど数値が変わっていないというご指摘でございます。こちらにつきましては、事業者とお話をさせていただきまして、削減をもう少しできないのかというお話はさせていただいているところでございます。しかしながら、各業種がございますが、ほぼ同等の数値となっているところに関しましては、売り上げ幅が前年度より多いというふうに見込んだ上での数値でございます。ですから、本来であればもっと多い数値を掲げていきたいということなのですが、私どものほうといたしましてはできる限り減量して欲しいということから、ほぼ同数に近い数値で抑えていただいているというのが現状でございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  続きまして、新井議員、お願いいたします。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) 2番、新井兼です。通告に従いまして、質疑をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
  まず初めに、9ページ、使用料及び手数料の部分の塵芥処理手数料現年度分のところについてです。この久喜宮代清掃センターと八甫清掃センターの額が、平成24年度から増額した理由についてお伺いいたします。
  次に、13ページ、諸収入の部分です。その雑入、3センターのペットボトルの有償入札拠出金の額だというところなのですが、これは先ほど山下議員さんのところで質疑がございましたところで内容を理解いたしました。再質疑で質問をさせていただきます。
  以上です。よろしくお願いいたします。
議長(加納好子君) 新井議員の質疑に対する答弁を求めます。
  月安補佐、お願いします。
                 〔業務課長補佐 月安高広君登壇〕
業務課長補佐(月安高広君) 新井議員ご質疑の決算書P9、2款使用料及び手数料、2項手数料、1目塵芥処理手数料、1区分現年度分についてご答弁申し上げます。
  平成25年10月の条例改正により、ごみ処理に係る一般廃棄物処理手数料が改正されました。これは、久喜宮代、菖蒲、八甫清掃センターにおいて、それぞれ合併前から継続しておりました処理手数料を一本化したものでありますが、多くの項目につきまして手数料単価が増額されているところです。まず、搬入された家庭ごみの処分を行う場合の手数料につきましては、改正により3清掃センターともに10キログラムにつき100円となっております。久喜宮代清掃センターにおきましては、これまで無料でありましたことから、10月からの手数料収入99万5,600円の全額が増額となっているところです。また、搬入された事業系ごみの処分を行う場合につきましても、改正により3センターともに10キログラムにつき200円となっております。久喜宮代清掃センターにおきましては、それまで10キログラムにつき100円でありましたことから、増額となっているところです。そして、久喜宮代清掃センターのみで実施しております小規模事業所を対象とした事業系ごみの収集及び運搬に係る処理手数料につきましても、改正により10キログラムにつき200円から300円となっております。
  平成25年度決算における手数料収入増額は、これらの手数料の改正によるところが大きいものと考えています。参考に、ごみ手数料調定金額から事業系ごみ処理量を算出しましたところ、平成25年度は約5,056トンでありますが、平成24年度は約5,075トンでありましたことから、0.4%の減少となりました。わずかではありますが、手数料単価の増額によるごみ処理量の抑制を図ることができたと考えております。
  続きまして、八甫清掃センターにつきましてご答弁申し上げます。塵芥処理手数料の増額の主な要因は、事業系ごみの搬入量の増加と処理手数料の改定によるものでございます。事業系ごみの増加につきましては、平成24年度が約2,674トン、平成25年度が約3,372トンで、約698トン増加しております。また、処理手数料につきましては、平成25年10月からの事業系ごみの処理手数料3センターで一本化し、10キログラムにつき100円から200円に改正いたしましたことから、大幅な増額となったものでございます。
  以上です。
議長(加納好子君) 再質疑をお受けします。
  新井議員。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) 答弁ありがとうございました。
  非常に内容もよくわかりました。ただ、ちょっと1つ気になったのが、その塵芥処理手数料の部分、有償化によって手数料収入がふえたというのはわかったのですが、特に久喜宮代清掃センター、有償化で0.4%ではあるが、減量化に努めることができたというふうな答弁があったかと思います。本当に0.4%が有償化によってもたらされたものかどうか、その辺の分析はいかがでしょうかというのが1点目です。
  2点目は、13ページのペットボトル有償入札拠出金の部分に関してなのですが、先ほど前者の質疑の中でも非常に内容がわかりました。特に平成26年度からは独自ルートを業者を選定してやっていただいていると思うのですが、そういう取り組みを始めたというのがわかりました。多分これは平成25年度うまく入札ができなかったとか、単価の問題があった等々、そういう問題があったから、それを踏まえた上で見直しをかけて、平成26年度からうまく回るようにというふうに考えていただいたのだと思うのですが、その独自ルートを選定するに当たって、例えば業者選定をどういうふうにやってきたかという経緯と、多分業者も複数あると思うのですが、その辺の比較した内容とか、25年度をうまく研究、調査した上で26年度につなげた経緯全体にわたりまして教えていただけたらと思います。
  以上です。
議長(加納好子君) 新井議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  月安補佐、お願いします。
                 〔業務課長補佐 月安高広君登壇〕
業務課長補佐(月安高広君) 新井議員の再質疑につきましてご答弁申し上げます。
  先ほど平成25年度の0.4%減っている減量ですけれども、わずか9トンが減となっておりますが、やはり手数料が上がったということで、事業者の方々もごみを少なくしよう、なるべくは安くということがありますことから、そこら辺が主な原因ではないのかなということで、一つあるのではないかということで考えています。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いてお願いします。
  内田補佐。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、新井議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
  ペットボトルの件でございますが、平成25年度の問題があって、平成26年度見直しを行って、独自ルート等を行ったと。そのとおりでございます。平成25年度上半期におきまして単価がつかないと、ゼロ円であったということから、内部で協議をいたしまして、独自ルートという方法もあるということから検討させていただいたところでございます。ご存じのように、久喜宮代清掃センター及び菖蒲清掃センターにおきましては、びん、缶、ペットボトルを久喜の業者でございますウィズウェイストジャパンが回収を行っているところでございます。そのことから、搬入されます場所はウィズウェイストジャパンの清久工場の中へ搬入されるわけでございます。そういったことから、そこからどこへ搬出をしたらいいかということをいろいろ検討いたしまして、ウィズの会社の関連会社であります栃木県ウィズペットという会社がございます。そちらのほうへ搬出をして、売却をしていくということで、推計ではございますけれども、そちらのほうへ搬出をしております。その際に、私どもの資源回収といたしまして、そのほかにも紙や雑誌、布類、こういったものがございます。そういったことから、私どものほうはその協会でつくっております組合がございます。久喜宮代資源協同組合という会社がございまして、そちらのほうを通してペットの処分をしておるところでございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再々質疑をお受けします。
  新井議員。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) ありがとうございました。
  1点だけ、最後にご質問させていただこうと思います。ペットボトルの有償入札のところで、ウィズウェイストジャパンさんの関連企業さんのほうと今契約をして、独自ルートをされているというのがわかりました。先ほど答弁の中でもあったのですが、随契というちょっとキーワードが出てきました。それなりの選定理由があるなら問題はないとは思うのですが、ちゃんとその手順を踏んでというか、本当にここにお願いするのが、この久喜宮代衛生組合として一番いい選択なのかどうか。その辺のちゃんとした根拠というのですか、その辺はお持ちなのでしょうか。
議長(加納好子君) 新井議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  内田補佐、お願いします。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、再々質問にご答弁を申し上げます。
  選定理由、ここにお願いするのが一番よいのかということでございますが、今現在におきましてはやはり収集から保管場所、搬出といった観点から考えますと、ウィズウェイストジャパンが今の現段階では一番よろしいというふうに考えてございます。しかしながら、価格の面もございますので、今後その辺も十分加味いたしまして、検討してまいりたいというふうに考えてございます。
議長(加納好子君) 以上で新井議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第6号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第6号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
  初めに、貴志議員、お願いいたします。
                 〔1番 貴志信智君登壇〕
1番(貴志信智君) 1番、貴志信智、通告に従いまして質問させていただきます。
  議案第6号、歳出について、16ページ、議会費、委託料69万6,937円についてです。議会会議録作成費用としての評価を伺います。久喜市議会においては、会議録の製本版を現在議員には配付しておりません。費用をかけてIT化が推進された現状を踏まえても、紙媒体の資料を可能な限り削減するべきであると考えます。ここで支出された費用の効果をどのように認識されているのか、伺います。
  2番、23ページ、総務費、役務費についてです。ノーレジ袋キャンペーン月間PR用品配送業務料に関して、同キャンペーン業務内容とキャンペーンによるレジ袋削減効果の測定方法を伺います。
  3番、34ページ、塵芥処理費、消耗品費について伺います。生ごみ専用袋の製造コストは、1枚当たり約4円と言われております。そして、1世帯当たりが年間配布枚数が120枚ですから、それをモデル地区1万世帯に配布することによって約500万円の経費が1年間でかかっていることが、この決算書で分かります。生ごみ回収事業の協力率は約50%でありまして、施設の処理能力の限界とほぼ一致しています。袋の半数以上は余っている状態と推測される中で、使い切られたら処理不可能な枚数を配布し続ける。そして、余ったら捨ててくださいと周知せざるを得ないというこの現状を踏まえて、今回決算の支出済額をどのように評価いたしますか、見解を伺います。
  以上です。
議長(加納好子君) 貴志議員の質疑に対する答弁を求めます。
  内田補佐、お願いします。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、貴志議員のご質疑の@、Aについてご答弁を申し上げます。
  まず、@のご質疑でございます。議会会議録につきましては、平成24年度までは全議員のほか執行部につきましても配布を行っており、議会開催ごとに50部を作成しておりました。平成25年度からはこの配付を見直し、作成部数を議会開催ごとに半分の25部にいたしまして、執行部配付分を廃止してございます。なお、委託料の内容は、会議録の音声データの反訳が中心でございまして、そのほか印刷製本費及びホームページデータ作成料でございます。
  会議録作成部数の見直しを行いました理由は、構成市、町の議会の状況を勘案してのことでございます。現在久喜市議会につきましては、議員ご指摘のとおり、議員及び執行部に対しての製本版配付は行っておらず、総合支所及び他団体等に対する分のみ製本版として作成しているとのことでございます。一方、宮代町町議会につきましては、市民活動スペース及び図書館等への配架用のほか、議員全員分及び執行部分の控え1部につきまして製本版を作成しているとのことでございます。また、久喜市及び宮代町では、ホームページ上に会議録検索システムを導入しており、紙ベースでの会議録を配付しなくても十分な利便性が図れているものと考えております。会議録検索システムは、現在の久喜宮代衛生組合ホームページには導入はしてございませんが、議事録につきましてはホームページに掲載してございますので、今後議会終了後、できるだけ早い時期に掲載をしてまいりたいと考えてございます。また、紙媒体での配付削減につきましては、今後検討してまいりたいと考えてございます。
  続きまして、Aのご質疑でございます。初めに、ノーレジ袋キャンペーンの業務内容でございますが、同キャンペーンは不必要なレジ袋を受け取らないことでごみの減量化を図り、併せて地球温暖化防止を目的に平成17年度から実施しているものでございます。平成25年度は、管内287事業者に当該運動に賛同していただき、啓発品であるポケットティッシュの配布や店頭にのぼり旗を掲げるといったPR活動にご協力をいただきました。また、管内にある10カ所のスーパーの店頭や久喜市の市民祭り、宮代町にある新しい村のイベントでは、廃棄物減量等推進員の方々にご協力をいただき、啓発品であるポケットティッシュを配布することで、レジ袋の削減だけでなく、マイバッグの使用促進につきましても意識啓発を行ったところでございます。
  次に、レジ袋削減効果の測定方法についてでございますが、レジ袋のみ削減について測定することは、啓発に協力いただいている店舗の事情や年度ごとに店舗数が異なることから、前回との比較が困難であるため、現在当該キャンペーンを実施したことによる削減効果の測定はしてございません。このため、当組合といたしましても、当該キャンペーンの効果を測定するため、今後レジ袋の他の自治体における先進事例について調査研究し、当組合での実施について検討してまいりたいと考えているところでございます。
  また、あわせて当該キャンペーンに賛同いただいている事業者の中でレジ袋の削減効果の測定にご協力いただける事業者を対象に、当該事業者の負担にならない範囲でアンケート調査を実施し、当該キャンペーンの効果を測定していきたいと考えてございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、Bについて、月安補佐、お願いします。
                 〔業務課長補佐 月安高広君登壇〕
業務課長補佐(月安高広君) 貴志議員ご質疑のB、決算書34ページ、塵芥処理費、消耗品費についての生ごみ専用袋についてご答弁申し上げます。
  生ごみ専用袋の配布につきましては、モデル地区の各区長さんから配布希望枚数を確認した後に、年2回、9月と3月に各世帯に配布をしております。平成25年度につきましては、9月の配布分といたしまして9,610冊、3月の配布分として9,700冊の合計1万9,310冊、枚数にいたしますと115万8,600枚を配布しており、決算額といたしましては410万3,978円となっております。
  また、生ごみを入れて出された排出枚数につきましては、平成25年度において7月に実施いたしました台所資源指定袋地域別排出数調査結果で週2回指定袋を使用して排出したと仮定した場合の協力率では、全体平均で56.4%であり、65万3,450枚の指定袋が使用されたと推測されます。よって、残りの43.6%に当たる50万5,150枚程度が余っていると推測されます。生ごみ専用袋の製造コストは、1枚当たり3.54円でございまして、金額にして178万8,231円分の生ごみ指定袋が使われずに余っていることになります。今までは、不用になっておりました生ごみ専用袋は回収せずにおりましたが、未開封の生ごみ専用袋の回収を実施するため、今年10月末に各区長さんに戸別訪問の形で回収場所の設置依頼を行い、12月までには余った未開封の生ごみ専用袋の回収を実施いたします。また、あわせてプラスチック類の選別作業中に混入されている生ごみ専用袋についても回収後、当組合に返却するよう指示してまいります。したがいまして、今後は回収いたしました未開封の専用袋の数量を把握することにより、製造する枚数を調整して発注し、専用袋の製造費用の削減に努めてまいりたいと考えております。
議長(加納好子君) 再質疑をお受けします。
  貴志議員。
                 〔1番 貴志信智君登壇〕
1番(貴志信智君) ありがとうございました。順番に再質問させていただきます。
  まず、議事録の件なのですが、久喜のほうでは今配付をしていなくて、宮代町では配付をしているということなのですが、恐らくこれからIT化がどんどん進んで、それのための費用もどんどん計上してくる。その中で恐らく時代の流れとしては、発行しない方向になっていくのではないかと思います。であれば、久喜が例えば配付をしていなくて、宮代が配付をしているからというのは、僕は全く理由にならないと思いまして、進んでいるものの事例に合わせていくというのが積極的な姿勢ではないかと思います。
  そんな中で、PDFであるから、久喜とか宮代と違ってホームページの直接文字列で検索できないというのはそのとおりなのです。ただ、PDFでも検索はできまして、PDFの簡易検索という機能があるのです。そもそも紙媒体で検索できていないものを、PDFだから検索できないというのは、そこでは差は生まれないと思っていまして、要は今一丸となって減量化というのを進めている中で、これが1年分だそうなのですけれども、これだけを製本して皆さんにしっかり配るという意味が本当にあるのかなというのがすごく疑問です。久喜市議会の例で恐縮なのですが、事務事業評価で平成23年から24年で5冊減らしたという実績があります。これたった5冊ではなくて、やっぱり1冊でも減らそうという姿勢は、これすごく評価されるべきだと思うのです。そんな中で例えば議員にアンケートをとって、本当に皆さんがどれだけこの紙ベースの議事録を読んでいて、必要としているのかというのを、地方自治法で定められている議事録の作成というのは冊数は決められていないので、1冊だと思うのです。それは議員全員に配るということを執行部の皆さんに配られなくなったのであれば、同じ理由で議員も不要ではないかと思っています。それに関して、再度今の認識をお伺いいたします。
  レジ袋に関してです。レジ袋、この質問の趣旨として一つ申し上げておきたいのは、僕はこのキャンペーンが意味がないと言っているわけでは全くなくて、すごく有意義なキャンペーンだったと思うのです。消費者の心を動かして、それによって多くの小売店が反応して、イトーヨーカ堂なんかは1枚当たり2円のお金を取るようになってという意味で、このキャンペーンの意義はすごく大きかったと思うのですけれども、ただ各小売店がそういうキャンペーンを始めた以上、もう役目は終わったのではないかという思いもあります。レジ袋がまだまだ一般的だった時代は、このキャンペーンが効果的だったかもしれませんが、それが世間の常識であり、スタンダードになっている今、昔の形式でこの事業に対して同じ金額を支出し続けるということに関して、認識を再度伺います。
  調査を事業者の実態の違いから、レジ袋削減がどのくらい進んだか調査していないとなっているのですが、これ過去の調査で平成14年の調査なのですけれども、スーパーでアンケートを行っているのです。例えばレジ袋をもらった人ともらわなかった人の割合、それとレジ袋をいつも持参している人とそうでない人の割合、それからこういうキャンペーンを知っているかどうかの割合、こういうのは過去実施できていたものだと思うのです。それと比較して、何で今実施できなくなったのかというようなちょっと腑に落ちないところがあります。それで毎年同じ金額を支出し続けるというのは、適正な決算の支出済額とは言えないのではないかと思います。それに関して認識を伺います。
  あと、もっと言えば、その10年前と状況が変わっていると思っていまして、今ポスシステムで各レジでレジ袋を売っているわけですから、その枚数というのは簡単に把握できるのではないかと思っています。そういったところでも協力を求めていく可能性はあるのではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
  それから、最後に生ごみの袋についてなのですが、115万枚つくって、65万枚しか使用していなくて、50万枚近くが今現在の段階では捨てられている。これはやっぱり大変ゆゆしき問題であると思っています。10月末から各区長さんに戸別訪問をやって、回収場所ということだと思うのですけれども、恐らく捨ててもよくて、回収ボックスに戻してもいいという選択肢にしてしまうと、捨てるのではないかと思いますので、アンケート調査だったりとか、協力してくださる世帯というのがもう大体決まっているとしたら、協力しない世帯への配布を見合わせることも含めてご検討いただければと思うのですが、いかがでしょうか。
  以上です。
議長(加納好子君) 貴志議員の再質疑に答弁をお願いいたします。
  内田補佐、お願いします。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、貴志議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
  まず初めに、議事録の関係でございます。執行部に配らないということで、議員にも配らなくてもよいのではないかというご質疑でございます。私ども平成24年度と平成25年度で議事録関係、金額を調べてみましたところ、平成24年度から平成25年度にかけまして約15万円の削減ができてございます。そういったことから、削減に努力は必要なところでございますけれども、今後につきましては市のほうに承認するような形で検討はしてまいりたいというふうに考えてございます。
  それと、レジ袋の関係でございます。こちらのほうにつきましては、先ほども申し上げましたとおり、現在当該キャンペーンに賛同していただいている事業者でございます。こちらのほうへ数値等を出しまして、例えば平成25年度と26年度の違いとか、そういった量が把握できるのかどうか、そういったものを確認しながら調査を進めてまいりたいというふうに考えてございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いいたします。
  月安補佐、お願いします。
                 〔業務課長補佐 月安高広君登壇〕
業務課長補佐(月安高広君) 貴志議員の再質疑についてご答弁申し上げます。
  まず、生ごみの専用袋につきましては、必要枚数ということを区長さんのほうに先にお伺いはしているのですけれども、やはり区長さんのほうでも各世帯が本当に必要なのかどうかというのは一軒一軒見てはいないかと思います。そういった形がありますので、なかなか今回の経緯ではちょっと後手に回ってしまいましたが、次回からにつきましては配布するときに使わないものにつきましては捨てるという形の指導ではなくて、回収させていただくような形で、なるべく使用しないものについては回収できるような形でやっていきたいと思います。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再々質疑をお受けします。
  貴志議員。
                 〔1番 貴志信智君登壇〕
1番(貴志信智君) ありがとうございました。
  ぜひ生ごみの袋についてはそのようにしていただいて、半分近くを捨てているという状況はちょっと正常ではないと思いますので、ぜひその状況が是正されるように要望いたします。
  議事録に関しても、この決算資料は紙ベースで見ることに、皆さん附箋をつけたり、効果があると思うのですけれども、議事録をそのような使い方をしている人は僕は余り見たことが今のところなくて、ぜひ調査をしていただきたい。1年間で15万円減るのであれば、半分にだって15万円に削減されたのであれば、さらに15万円近くもし削減できるのだとしたら、これ大きな成果だと思います。少なくとも私は紙ベースの議事録は全く見ないです。そういった実態を踏まえて、ぜひご検討いただければと思います。よろしくお願いします。
  レジ袋の調査についてなのですが、これも前向きに策定に取り組んでいただけるということで、ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。その中で、今ご答弁の中にあった、平成25年度、平成26年度の差を比較するというご答弁があったのですけれども、毎年キャンペーンをやっているわけですから、平成25年度と26年度を比較しても、多分このキャンペーンの効果を測定できないと思います。実施している店舗とそうでない店舗を割合で比較するか、それから実施した月と実施していない月を比較しないと、このキャンペーンによる削減効果かどうかというのはわからないと思いますので、そこら辺は細かい話になってくると思いますので、ぜひそういったところもあわせてご検討いただければと思います。
  以上です。ありがとうございました。
議長(加納好子君) 以上で貴志議員の質疑を打ち切ります。
  続きまして、山下議員、お願いします。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) 4番の山下です。通告に従いまして、歳出の件について質問させていただきます。
  最初に、これは細かいことなのですけれども、正副管理者報酬が中途半端な金額となっておりますけれども、教えていただきたいと思います。
  それから、同じページで給料に関することです。昨年と比べてマイナス1,013万円となっているが、詳しい説明を求めたいと思います。
  それから、23ページです。委託料のところで各種コンピューター業務の金額について変動があるわけなのですけれども、このところの説明を求めます。
  それから、同じページ数で使用料及び賃借料、各種パソコン賃借料となっているが、どんな方法で入札をしているのか。また、会場使用料ともなっております。これは何のための会場使用料なのか。あと、またテント賃借料の目的を教えていただきたいと思います。
  それから、25ページに入ります。市町村総合事務組合負担金となっております。市町村総合事務組合特別負担金の説明と、菖蒲清掃センターにはそういう項目がないのですが、これの説明。また、33ページに同様の負担金との関係を教えていただきたいと思います。
  それから、同じページ数です。P25の幸手関係地区住民環境衛生負担金、それと鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金について減額となった説明と、久喜市民と宮代町民の税金投入であり、一部住民だけに負担助成するのは公平さに欠けて問題ではないかということで、これについて説明を求めたいと思います。
  それから、29ページです。使用料及び賃借料、八甫清掃センターの放送受信料が3万5,400円となっていますが、ほかのセンターとの違いをちょっと教えてほしいと思います。
  それから、35ページです。需用費です。各センターの燃料費について説明を求めたいと思っております。
  以上です。よろしくお願いいたします。
議長(加納好子君) 山下議員の質疑に対する答弁を求めます。
  内田補佐、お願いします。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、山下議員のご質疑の報酬についてご答弁申し上げます。
  正副管理者報酬が円単位での金額となった理由についてでございますが、これは副管理者が年度途中に交代したことにより、月割り計算で報酬を支払ったためでございます。副管理者につきましては、当初予算で年額6万4,000円を計上しておりましたが、年度途中に町長選挙によって交代が生じたため、月割り計算により前副管理者及び現副管理者にそれぞれ報酬を支払いました。前副管理者には4月から10月分の報酬3万7,333円を支給し、現副管理者に10月から3月の報酬3万1,999円を支給しております。なお、引き継ぎのため1カ月分の報酬が重複し、重複分は補正予算で対応してございます。
  次に、給料についてのご質疑にご答弁申し上げます。給料がマイナス1,013万円となった理由でございますが、前年度比減の主な理由といたしましては、震災復興の財源確保のため、平成25年7月から平成26年3月まで地方公務員給与の削減が実施されたことと、久喜宮代清掃センターでの事務職員の人数が前年度比トータルで1人減となったことによるものでございます。
  続きまして、23ページ、委託料、各種コンピューター業務の変動についてご答弁を申し上げます。平成24年度に対して変動が生じましたものにつきましては、久喜宮代清掃センターがサーバー等保守業務及び庁舎間LAN保守業務、八甫清掃センターがサーバー等保守業務でございます。また、久喜宮代清掃センターにつきましては、平成25年度にグループウエアの導入に伴い、庁内LAN設定業務が生じてございます。まず、増額となったものにつきましては、久喜宮代清掃センターのサーバー等保守業務は、グループウエアシステムを新規のものに入れかえた際に、賃貸借と同時に保守業務委託をしたことによる増額となります。逆に減額となりましたもののうち庁舎間LAN保守業務につきましては、グループウエアシステムの入れかえに伴い、LANの保守業務の減によるものでございます。また、八甫清掃センターのサーバー等保守料につきましては、グループウエアの入れかえ作業に伴い、合併以前から継続使用していたサーバー及びパソコンを年度途中で廃止したことによる保守終了に伴っての減額となっております。
  最後に、庁内LAN設定業務でございますが、これはグループウエアシステム入れ替えに伴うLAN設定業務のために使用したものとなってございます。
  続きまして、使用料及び賃借料についてご答弁を申し上げます。まず、各種パソコン賃借料についてでございますが、グループウエアシステムの入れ替えに伴い、必要なパソコンの台数と必要な最低限の能力を示した上での機種を選定する指名競争入札を執行させていただき、その後リース料率に係る指名競争入札を執行させていただいてございます。
  次に、会場使用料につきましてでございますが、減量推進員意見交換会で使用しました会場及び備品の使用料となってございます。
  最後に、テント賃借料につきましてでございますが、10月に開催されました久喜市民まつりにおける衛生組合ブースのテント、テーブル等の賃借料となってございます。
  次に、25ページ、市町村総合事務組合負担金等についてご答弁を申し上げます。まず、市町村総合事務組合負担金と市町村総合事務組合特別負担金について説明させていただきます。これらの負担金は、市町村職員の退職手当に係る事務を行っている埼玉県市町村職員総合事務組合に対し負担するものでございます。なお、衛生組合で負担しているのはプロパーの職員のみであり、市、町からの派遣職員につきましては派遣元の市、町で負担しております。市町村総合事務組合負担金につきましては、埼玉県市町村職員総合事務組合負担金条例第3条の規定により、職員の給料月額に基づいて算出した金額を毎月負担しております。
  次に、市町村総合事務組合特別負担金についてですが、こちらは定年等により退職者が発生し退職手当を支給する場合、埼玉県市町村総合事務組合負担金条例4条の規定により、退職金の発生年度の翌年度に定められた負担金を支払うものでございます。負担金率は、同条例の定めに従い、定年退職や勧奨退職の場合は自己都合退職と比較した場合の差額を特別負担金として納めるものでございます。今回の市町村総合事務組合特別負担金は24年度末でプロパーの事務職員が1人定年退職したことにより、25年度に発生したものでございます。
  次に、菖蒲清掃センターの項目がない理由についてでございますが、先ほど申し上げましたとおり、市、町からの派遣職員につきましては派遣元の市、町が負担金を負担しており、菖蒲清掃センターはプロパーの職員がいないことから、計上はしてございません。また、決算書33ページの同様な負担金についてですが、こちらは現業職員分になります。この市町村総合事務組合特別負担金は、24年度末にプロパーの現業職員が1人定年退職したことにより、25年度に発生したものでございます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  藤井課長、お願いします。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
業務3課長(藤井 智君) 山下議員ご質疑の25ページ、幸手関係地区住民環境衛生負担金、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会の負担金の関係につきましてご答弁申し上げます。
  まず、減額となった理由でございますが、負担金の支出につきましては、合併前の旧栗橋・鷲宮衛生組合当時、地域住民との話し合いのもと締結した覚書及び協議書により支出しておりましたが、平成24年の3月に宮代町の住民から組合の負担金支出については、ほかの施設住民との均衡を著しく失し、不適正であることなどを理由に住民監査請求が提出されました。その後、請求内容に基づく審査が行われた中で、請求については理由がないものとして棄却されました。しかしながら、監査委員の意見にございました合併により3清掃センター間で住民への対応に地域差が見られるようになったのは事実であり、今後はそれぞれの地域の実情を勘案しつつ、制度の見直しを含めて検討されたいとの意見を真摯に受けとめ、幸手地区千塚衛生環境保全協議会及び鷲宮・栗橋生活環境保全協議会と負担金の見直しについて協議をいたしました結果、住民研修旅行については休止をするということで同意を得ましたので、平成25年度以降においては実施してございません。したがいまして、その分が減額となっております。
  次に、公平さに欠け、問題ではないかということでございますが、現状につきましては監査員の意見等も踏まえ十分認識をいたし、今後とも負担金の見直しにつきまして協議を継続してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
  次に、29ページの八甫清掃センターの放送受信料と他の2センターの放送受信料の違いについてでございます。八甫清掃センターの放送受信料は、放送受信機3台分の受信料でございますが、久喜宮代及び菖蒲清掃センターにつきましては、それぞれ放送受信機2台分の受信料でございまして、受信機の設置台数の違いによるものでございます。
  以上です。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  月安補佐、お願いします。
                 〔業務課長補佐 月安高広君登壇〕
業務課長補佐(月安高広君) 山下議員のご質疑の決算書、35ページの需用費の燃料費についてご答弁申し上げます。
  久喜宮代清掃センターにおける燃料費は、決算額1,212万3,988円のうち、処理施設におけるものとしては1,052万7,621円、収集車両における燃料としては159万6,367円を支出しております。また、処理施設における内訳といたしましては、ごみ焼却施設の助燃として特A重油を11万6,000リットル、金額にして953万1,480円、粗大ごみ処理施設と生ごみ減容化及び堆肥化処理施設の重機の燃料として軽油を7,090リットル、金額にして93万8,518円、粗大ごみ処理施設に勤務する職員の暖房器具用の燃料として灯油を500リットル、金額にして5万2,700円、場内で使用する草刈り機の燃料として混合油を30リットル、金額にして4,923円を支出しております。
  続きまして、菖蒲清掃センターにおける燃料費は、焼却炉の助燃及び再燃に使用するA重油の代金と構内作業用の重機及び車両用の軽油の代金でございます。内訳といたしまして、A重油が2万1,000リットル、金額にして213万8,850円、軽油が909.21リットル、金額にして11万6,096円でございます。
  最後に、八甫清掃センターにおける燃料費は、焼却炉の助燃及び粗大ごみ処理施設に勤務する職員の暖房に使用する白灯油の代金と構内作業用の重機及び車両用の軽油の代金でございます。内訳といたしましては、白灯油が5万200リットル、金額にして498万4,350円、軽油が1,599リットル、金額にして23万3,032円でございます。
議長(加納好子君) 再質疑をお受けします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) 10月の正副管理者の報酬はわかりました。
  あと、給料なのですけれども、1,013万円減額となっています。内訳は退職、1人減ったということなのですけれども、これは業務内容が減ったわけで減らしたのかどうか、その辺のところもちょっとお聞きしたいなと思っております。
  それと、コンピューターの23ページの入札のことなのですけれども、これは競争入札ということなのですけれども、何社ぐらい競争入札に参加したのか。その辺のところもちょっと教えていただきたいなと思っております。
  市町村総合組合の負担金ですが、それはちょっとわかりました。ただ、退職金ということで現業のほうの退職金ということになっていますけれども、現業のほうは何人ぐらい退職したのか、その辺のところをちょっと教えていただきたいなと思っております。
  それと、幸手関係地区住民環境衛生負担金、あと栗橋のことなのですけれども、これについては毎年ここで当組合で皆さんから指摘されていると思うのですけれども、公平さと言っては何なのですけれども、何年くらいもう続いているのか。また、これは今後見直していくのだということを言っていますけれども、どういうところを見直していくのか。その辺のところはきちんと説明を求めたいと思っております。その辺のところを教えていただきたいと思っております。
  それから、あとこれは使用料の放送受信料なのですけれども、片方は3台、片方は2台ということなのですけれども、これ差はどういうところから来ているのか。施設はそれだけ充実しているのかどうか。その辺のところを教えていただきたいと思います。
  あと、燃料費なのですけれども、この燃料費についてはプラスのところとマイナスのところが大ざっぱに言って昨年度と比べて、24年度と比べて、大ざっぱに言って、プラスの項目とマイナスの項目があります。その辺のところも消費税が上がった関係でもあるかと思いますけれども、片方はマイナスで、片方ではプラスになって、この辺の関係をちょっと教えていただきたいと思っております。
  以上です。
議長(加納好子君) 山下議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  内田補佐、お願いします。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、再質疑にご答弁を申し上げます。
  まず初めに、給料の関係でございます。退職者でございますが、こちらのほうは業務内容が減ったのが理由かというご質問でございますが、こちらのほうは定年退職で1名が退職をしたということでございます。
  それと、コンピューター関係でございますが、入札は何社でやったのかというご質問でございます。こちらのほうは3社でございます。
  それと、最後に市町村総合事務組合特別負担金でございます。こちらのほうは現業職員1名の退職となってございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  藤井課長、お願いします。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
業務3課長(藤井 智君) 続きまして、再質疑にご答弁申し上げます。
  幸手関係地区負担金と鷲宮・栗橋協議会負担金の関係につきましての何年ぐらいから始まったかということと、見直しについての内容でございますけれども、まず幸手関係地区住民負担金の関係でございますが、これは昭和59年3月26日に交わされました覚え書きに基づき、今日まで続いております。それから、もう一つ、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金でございますが、こちらにつきましては平成12年12月の15日に交わされました協議書に基づきまして今日に至っております。それから、内容の協議につきましては、幸手関係地区の関係につきましてはそれぞれ4地区、20万円ずつ各地元の運営費に充当されております。また、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会につきましては、協議会のほうに100万円を振り込んでおりますが、その中で各地元にまだ活動費として戻されていない部分もございまして、それから繰越金についても一応毎年300万近く繰り越しているということで、今後につきましてはその地区の有効活用、地元4地区に戻しまして、有効活用をお願いしたいと、まずは有効活用をお願いしたいということで協議をしておりまして、今現在協議会の内部で検討して、12月の臨時会には結論を出したいということでございましたので、その辺の経過を見ていきたいと思っております。
  以上です。
議長(加納好子君) 続いて、月安補佐、お願いします。
                 〔業務課長補佐 月安高広君登壇〕
業務課長補佐(月安高広君) それでは、山下議員の再質疑についてご答弁申し上げます。
  燃料の関係なのですけれども、単価がそれぞれ上がったり下がったりというのがありまして、特A重油のほうにつきましては24年度から25年度にかけましてはある程度の形があるのですけれども、重油につきましては下がったりとか、そういう価格の種類によって上がったり下がったりがありまして、それによって前年度と比較につきまして上がった施設もあれば、下がった施設もあると。燃料単価とそういったもので、経緯としてあると思います。
議長(加納好子君) ここで答弁漏れがあります。
  藤井課長、お願いします。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
業務3課長(藤井 智君) 申しわけございません。答弁漏れがございました。
  テレビの設置場所でございますが、ごみ処理施設に2台、それから八甫コミセンに1台、合計3台でございます。
議長(加納好子君) 再々質問をお受けします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) 最後にちょっと質問させていただきたいのですけれども、先ほど負担金の問題なのですけれども、300万余っていることを問題視して、それを今後協議していくということなのでしょうか。それだけが問題でしょうか。その辺のところをちょっと教えていただきたいのですけれども。
議長(加納好子君) 質問それだけですか。
4番(山下秋夫君) そうです。
議長(加納好子君) 答弁をお願いします。
  藤井課長。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
業務3課長(藤井 智君) 鷲宮・栗橋生活環境協議会の負担金の関係でございますが、繰越金もそうなのですが、毎年の100万円の支出につきましても改善していきたく協議をしてまいりたいと思います。したがいまして、繰越金につきましては有効活用、それからあわせまして負担金の関係につきましてもなるべく4地区に分配していただいて、有効利用をしていただくと。最終的には額の圧縮についても協議をしてまいりたいと考えております。
議長(加納好子君) 以上で山下議員の質疑を打ち切ります。
                 〔「議長、ちょっと休憩してください」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 暫時休憩します。

    休憩 午前11時36分

    再開 午前11時42分

議長(加納好子君) 再開します。
  発言者の訂正を求めます。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) 失礼いたしました。訂正を求めたいと思います。
  平成25年度の久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算書ということで私が勘違いしていまして、久喜市民の税金の投入で八甫のほうには投入されているということで訂正させていただきます。
議長(加納好子君) 次に、杉野議員、お願いします。
                 〔3番 杉野 修君登壇〕
3番(杉野 修君) 3番、杉野です。引き続き議案第6号につきまして、歳出部分の質疑をいたします。通告に従いまして行います。
  まず初め、16ページ、17ページ、総務費、一般管理費、25年度の新規採用人数、そして中途退職人数、また定年退職人数、最後に退職勧奨による退職した人数をお伺いいたします。
  次に、24ページ、25ページ、総務費、一般管理費、幸手関係地区住民環境衛生負担金と鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金の内容と根拠を伺います。
  次に、久喜宮代清掃センター周辺住民との間で25年度中に6回の協議をしていらっしゃいますが、その経緯をお伺いいたします。
  次に、26ページ、29ページ、同じく一般管理費、財産管理費、13節委託料で、各センターの庁舎警備業務と庁舎管理業務の額が記載されていますが、その積算をお尋ねいたします。
  次に、28ページ、43ページの衛生費、清掃費のところでお尋ねをいたします。@、各センター、各地域の廃棄物減量計画、目標値と実績値をお伺いいたします。
  A、36ページ、37ページ、久喜宮代清掃センター分で焼却灰路盤材原料化業務とばいじん路盤材原料化業務、そして焼却灰セメント原料化業務、八甫清掃センターは焼却灰とばいじんセメント原料化の活用処分がありますが、その原料は久喜市及び宮代町で購入、使用はされているのかどうか、実態をお尋ねいたします。25年度の実態ということでございます。
  B、25年度の再資源化でお尋ねをいたします。ペットボトルの資源化率をお伺いいたします。
  最後、同じく37ページ、41ページで、25年度も久喜宮代清掃センターと八甫清掃センターでのプラスチックごみの分別が異なって収集されております。その理由についてお伺いいたします。
  以上です。
議長(加納好子君) 杉野議員の質疑に答弁をお願いいたします。
  内田補佐。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、杉野議員のご質疑の総務費、一般管理費に係る平成25年度の新規採用人数、中途退職人数、定年退職人数、退職勧奨による退職者人数についてでございますが、プロパーの職員につきましてはいずれもゼロでございました。なお、久喜市からの派遣職員1名が、平成25年度末に久喜市へ帰任後、定年退職をしてございます。
  次に、庁舎警備業務及び庁舎管理業務の積算についてご答弁を申し上げます。まず、庁舎警備業務についてでございますが、3清掃センターとも警備の方法は、施設内に設置した各種センサーなど警報装置による機械警備でございます。業務内容は、火災、盗難、ガス漏れ及び不良行為の発見と被害の拡大防止に関する必要な措置、事故確認における措置及び関係先への連絡等が主な業務でございます。警備業務の対象となる施設は、久喜宮代清掃センターにつきましては事務棟でございます。菖蒲清掃センターにつきましては、ごみ処理施設でございます。八甫清掃センターにつきましては、ごみ処理施設及びし尿処理施設でございます。契約に係る積算につきましては、面積及び機械設備の状況をもとに積算をしているものでございます。
  次に、庁舎管理業務でございますが、これは日常清掃及び定期清掃となってございます。対象及び回数でございますが、久喜宮代清掃センターにつきましては事務棟でございまして、日常清掃業務が平日1名の勤務、定期清掃業務として床の塩ビシート面を年3回、じゅうたんの洗浄、窓ガラスの清掃及びエアコンの点検が各年1回となってございます。菖蒲清掃センターにつきましては、ごみ処理施設でございまして、日常清掃業務は該当がなく、定期清掃業務のみでございます。床清掃及び窓ガラスの清掃が年6回、空調設備保守管理及び浄化槽保守点検が年1回となってございます。八甫清掃センターにつきましては、事務室及び会議室並びにトイレでございまして、日常清掃業務が週2日1名勤務、定期清掃業務として床のワックスがけ及び窓の清掃業務を年1回以上、並びに不定期ではございますが、エアコンの清掃業務となってございます。
  続きまして、28ページから43ページ、@の廃棄物減量等についてご答弁を申し上げます。当組合では、廃棄物の排出を抑制し、及び廃棄物の適正な分別、保管、収集、運搬、再生、処分等の処理をし、並びに生活環境を清潔にすることにより、生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図ることを目的として、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第6条に基づき、一般廃棄物処理実施計画を毎年度策定しておりまして、さらに当組合の長期的、総合的な視点に立った一般廃棄物処理のあり方を示すものとして、一般廃棄物ごみ処理基本計画を平成25年3月に策定したところでございます。これにより、当組合ではこれらの計画をもとにごみの計画的な収集や処理、さらにはごみの減量につながるさまざまな施策を毎年時行っているところでございます。
  また、平成24年度に策定したごみ処理基本計画のごみ減量目標では、平成39年までに平成22年度の実績値である1人1日当たり510グラムに対して、1人1日当たりの家庭系ごみ排出量、いわゆる家庭系ごみ原単位を平成39年度に1人1日当たり300グラムにすることで、家庭ごみの排出量を40%以上の削減を目指しております。これは、1年で約12.35グラムの削減であり、17年間で約210グラムの家庭ごみを削減しようというものでございます。このことから、平成23、24、25年度の3年間で家庭ごみの削減量は37グラムとなっております。
  それに対して、実績値につきましては、参考資料の8ページの家庭系ごみ原単位(ごみ)の欄にありますように、平成25年度までの家庭ごみの削減量は40グラムとなっております。このため、現在家庭ごみの削減量につきましては、管内の住民の皆様のご協力により、ごみ処理基本計画で想定していた以上に家庭ごみの削減ができているところでございます。今後さらなるごみの減量化、資源化を進めていくために、組合内部におきましてこれらの年次別達成目標を設定しまして、これを達成していくための施策と組織内の進行管理体制を構築していけるよう検討をしてまいりたいと考えてございます。
  次に、Bのペットボトルの資源化率についてご答弁申し上げます。当組合では、平成25年度につきましては、各清掃センターのペットボトルを公益財団法人日本容器包装リサイクル協会を通じ、再商品化事業者により再商品化を図っているところでございます。このため、当組合管内で収集したペットボトルにつきましては焼却処分をすることなく、全てが再商品化していることから、ペットボトルの資源化率は100%となってございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  月安補佐、お願いします。
                 〔業務課長補佐 月安高広君登壇〕
業務課長補佐(月安高広君) 杉野議員ご質疑のA、P36から37の原料化の活用についてご答弁申し上げます。
  まず初めに、原料化の活用についてですが、焼却灰やばいじんを路盤材としてリサイクルしている業者は栃木県小山市に、焼却灰を路盤材としてリサイクルしている業者は埼玉県寄居町に、また焼却灰をセメントの原料としてリサイクルしている業者は埼玉県熊谷市に立地しております。これらのリサイクル商品の販売を業者に確認したところ、セメント以外は主に地元での受注となっており、久喜市及び宮代町において使用はされていないとのことです。
  続きまして、Cの37から41ページの異なって収集されている理由についてご答弁申し上げます。プラスチック類ごみの分別が異なって収集されている理由につきましては、久喜宮代清掃センターのプラスチックの分別、排出について、容器包装リサイクル法が施行される前の平成6年10月よりプラスチック類の焼却がダイオキシン類の発生源の原因ではないかということで、プラスチック製品全般をプラスチック類という形で回収を開始しました。しかし、平成18、19年度の久喜宮代清掃センターにおける焼却炉の大規模改修工事を実施したことにより、1日当たり発生するであろう容器包装リサイクル対象外のプラスチック類、日量約5トンについて、久喜宮代清掃センターでの焼却炉での焼却処理について実験をしましたが、プラスチック類の多量の混焼により焼却炉の温度が過剰に上昇してしまい、正常な維持管理は不可能ということがわかりました。
  次に、事業系の自己搬入のプラスチック類、日量約2トンにつきまして混焼実験を実施したところ、2トン程度でしたら焼却処理が可能ということがわかりましたので、地元住民に対しましてプラスチック類混焼の了承を得て、事業系の搬入分のプラスチック類については現在久喜宮代清掃センターでの焼却処理を行っているところでございます。よって、久喜宮代清掃センター管内では、仮に八甫清掃センターと同様に容器包装リサイクル法対象物のみを分別、回収したとしても、久喜宮代清掃センターでの対象外プラスチック類の混焼は不可能であり、適正に処理するために容器包装リサイクル法対象品と対象外の品目も分別回収するとしても、新たに分別をふやすことにつながりますので、久喜宮代清掃センターにおいて八甫清掃センターと同様にプラスチック類について容器包装プラスチック類のみを回収して、対象外のものについては他の分別方法で出していただくというのは、現状の施設での焼却処理は困難であります。
議長(加納好子君) 続いて、お願いします。
  藤井課長。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
業務3課長(藤井 智君) 杉野議員ご質疑の25ページ@の負担金の内容と根拠についてご答弁申し上げます。
  初めに、幸手関係地区住民環境衛生負担金でございますが、旧栗橋・鷲宮衛生組合と隣接する幸手4地区との間で昭和59年3月26日に交わされた覚え書きに基づき、4地区へそれぞれ20万円ずつ、毎年80万円を支出しており、各地区の運営費に充当されております。
  次に、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金でございますが、旧栗橋・鷲宮衛生組合と鷲宮・栗橋生活環境保全協議会との間で平成12年12月15日に交わされた協議書に基づき、協議会の運営に必要な経費として毎年100万円を支出しております。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  局長、お願いします。
                 〔事務局長 若山忠司君登壇〕
事務局長(若山忠司君) 次に、Aの久喜宮代清掃センター周辺住民との協議の経緯についてご答弁を申し上げます。
  25年度中の6回の協議についてでございますが、これは宮代町沖の山地区との協議でございます。協議の経緯といたしましては、当センターに隣接した土地に新炉を建設することについて、協議のテーブルについていただけないかをお願いするため、4月、5月、8月、10月、12月、2月の計6回、私が沖の山地区久喜宮代衛生組合連絡協議会の会長宅に伺いました。会長からは、沖の山地区は昭和36年以来、これまで臭気やばい煙、さらにはダイオキシン類と多大な負荷をこうむってきたが、組合はこれらの過去の負荷に対する我々の要望について何ひとつ応えてくれず、全く誠意が感じられない。50年も我慢してきたのであるから、炉は別な場所に持っていってもらいたいというのが地元の総意であり、総会でここ2年続けて新設炉建設反対の決議をしているので、組合との協議のテーブルに全くつく気はないということで、協議はいずれも進展が見られない状況でございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) ここで休憩いたします。

    休憩 正  午

    再開 午後 1時00分

議長(加納好子君) 再開します。
  杉野議員の再質疑をお受けます。
                 〔3番 杉野 修君登壇〕
3番(杉野 修君) 3番、杉野です。再質疑をいたします。よろしくお願いいたします。
  初めに、一般管理費のところですが、ちょっと確認になりますが、先ほどのご答弁で久喜市に帰任後、1名が定年退職というご答弁がありました。そのほかの新規採用、中途退職、退職勧奨による退職はないということでいいのでしょうか。25年度中の人数の増減というのはプラス・マイナスゼロになっているのでしょうか。ちょっと確認でお尋ねをいたします。
  次に、24、25の総務費、一般管理費、幸手関係地区住民環境衛生負担金と鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金の関係ですが、ご答弁でもありました幸手のほうは覚書という名前で、鷲宮・栗橋という名前はついておりますが、事実上、鷲宮地区の八甫の地域かと思いますが、そちらの住民とは協議書ですか、こういったことが締結されているということですが、その内容を伺ったのですが、ちょっとばっとしているのですが、毎年幸手のほうですが、4地区への20万ということで80万、地区の運営費ということでありましたが、この運営費ということだけで、それ以上の記述と申しますか、覚書に地区住民のどういった運営に充てるかという細則はないのでしょうか。その使途については先方に委ねているということなのでしょうか。それを同じく鷲宮・栗橋の協議書も同じですが、そういった内容になっているのでしょうか。
  それから、先ほどのご答弁で300万ほどの余剰というのですか、がこの負担金の結果が使われずに存在しているというご答弁がありました。こちらのほうは有効活用ということを求めていくということですが、有効活用の内容がちょっとわからないのですが。衛生組合の事項ですから、そこはそういったことに使途を限定しての有効活用なのかどうか、そのあたりをお願いします。
  また、この経費ですが、いわゆる迷惑施設料というような意味合いで住民のほうは受け取っているやに聞いておりますが、衛生組合のほうはこの覚書、協議書について、いわゆる迷惑施設だからという、そういったことでこの負担金が協議の結果出てきたということなのでしょうか。その根拠を伺ったのですが、十分なご答弁がありませんでしたので、その中身を伺います。
  それから、もう一つ関連ですが、2つ目にお伺いしました久喜宮代清掃センターの周辺住民との間の協議が6回ほどあったということで、その中でちょっとありましたのは、沖の山地区ですか、具体的なマップで私が知り得ているわけではないのですが、このセンターの風下に当たるのかなと思いますが、その多大な負荷があったと、ダイオキシン等の関係もあったと。何ひとつ要望を聞いてくれたことがなかった。これは、そのとおり行政のほうはお認めなのでしょうか。多大な負荷をかけながら、何ひとつ要望を聞かなかったという、その認識はいかがなのでしょうか。ちょっとこの経緯を確認するのに大事な部分なので、確かめたいと思います。
                 〔何事か言う人あり〕
3番(杉野 修君) ちょっと議長、制止してください。
  それから、次の26、29ページの庁舎の管理費、管理業務、警備業務ですが、この場合、鷲宮の八甫のセンターがとりわけ警備費の金額が大きかったので、その積算について伺ったのですが、そうしますと主に八甫の場合は面積ということでこの差が出ているのでしょうか。久喜宮代が32万、菖蒲が34万、八甫が120万の警備業務費であります。面積が主な理由なのか、その差について根拠を伺います。
  それから、衛生費の関係ですが、廃棄物の減量計画と実績のことについて昨年度の実績を伺いました。主に答弁は、家庭系のごみについてのご答弁でありました。事業系のほうがどうなっているのでしょうか。計画のほうでは、ごみ処理基本計画のほうでは事業系ごみについても減量化をうたっておりますが、それは25年度どういう取り組みがされて、どういう結果に至っているのでしょうか、改めてご答弁をお願いいたします。
  それから、36、37の焼却灰の路盤材原料、それからばいじん路盤材原料、焼却灰セメント原料、これらについてはこの委託業者の現地で使用されているということで、久喜宮代管内では使用されていないというご答弁だったと思うのですが、その理由はなぜでしょうか。やはりこちらで出た、排出して処理をお願いしたごみですから、そういった原材料化したものも積極的に購入すべきではないかと思うのですが。こちらは衛生組合ですから、なぜそれが実現できていないか、理由をどこまで把握できているのでしょうか、お尋ねいたします。
  それから、最後にごみの分別の関係です。収集分別でこちらに当組合で発行しているこのカレンダーも6種類か7種類かあったと思うのですが、この中で特にプラの関係が今回お尋ねしたのですけれども、例えばCD、MD、DVD、ケースも含めたこうしたものとかクリアファイル、プラスチック製スプーン、マヨネーズの容器もそうですが、これら八甫の清掃センターでは燃やすことになっている。久喜宮代のほうはプラスチックになっているということで、いろいろほかにもあるのですが、主にこういったプラの収集分別が違うということについて、容リ法の前のことであるということと、同時に炉の関係で燃焼できないということでございましたが、そうしますと対住民との関係でいかがなのでしょうか。住民のほうでは分別が久喜宮代と違うのだと。合併したのに何で違うのだという質問が来ます。それから、燃やしていないということであれば、その説明もきちんとする必要があると思うのですが、住民に対して25年度、どのようにその説明をしてきたかをお尋ねいたします。
  以上です。
議長(加納好子君) 杉野議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  内田補佐、お願いします。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、私のほうから杉野議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
  まず、1点目といたしまして、退職後の職員についてでございます。市へ1名帰任をして退職したということから、職員の増員はどうなったかというご質疑でございますが、増減はプラス・マイナスゼロでございます。
  次に、八甫清掃センターの警備の関係でございます。こちらのほうは、八甫清掃センターにつきましてはごみ処理施設とし尿処理施設がございます。その関係で、機械に係る整備、こちらのほうが増えていることが金額の増額という要因となってございます。
  それと、事業系の排出の計画、これについてでございますが、こちらのほうは先ほどもご答弁申し上げましたように、事業系につきましては多量排出事業者のほうで減量計画というものを策定していただきまして、こちらのほうで確認させていただいて、指導に当たっているものでございますので、よろしくお願いをいたします。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  藤井課長、お願いします。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
業務3課長(藤井 智君) 杉野議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  まず、幸手地区関係の覚書につきましては、特に使途については細かく明記しておりません。同じく鷲宮・栗橋生活環境保全協議会ですけれども、こちらは地元4地区で構成しておりまして、旧鷲宮地区の八甫新田地区、それから八甫本郷地区の2地区、それと旧栗橋町につきましては新井地区、それから狐塚地区の4地区で構成しておりまして、この協議書に基づきます内容でございますけれども、やはり同じように特に細かくは明記、使途については限定しておりませんが、この会の環境保全に関する講習会や研修会等、会の運営に必要な運営費として、予算の範囲内で毎年100万円をお支払いしているということでございます。
  それから、余剰金の活用についての説明でございますけれども、こちらにつきましてはそれぞれ4地区におきまして、地元で将来例えば集会所の修繕ですとか、集積所の修繕ですとかに充てるためということで、それらに充てることによって有効利用を図ろうということで、今現在協議を重ねておるところでございます。
議長(加納好子君) 続いてお願いします。
  局長。
                 〔事務局長 若山忠司君登壇〕
事務局長(若山忠司君) 杉野議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  久喜宮代清掃センターの周辺住民の対応ということでございます。沖の山地区につきましては、このセンターの北側です。議員のほうからいいますと、後ろに見える地区が沖の山地区になっているわけでございます。過去の負荷に対する対応につきましては、これまでも組合なり、それから宮代町なりで地元の要望に対して応えてきた部分というのはあるというふうには伺っております。その辺の地元の協議会との認識のずれというのはあるのかなというふうに思っております。その辺で全く対応しなかったということでは、組合のほうの認識としてはございませんので、そういうふうな形でご理解いただければと思います。よろしくお願いします。
議長(加納好子君) 続いてお願いします。
  月安補佐。
                 〔業務課長補佐 月安高広君登壇〕
業務課長補佐(月安高広君) 杉野議員の再質問についてお答えいたします。
  まず初めに、販売ですね、地元の販売ということなのですけれども、販売業者のほうから確認しましたところ、どうしても運搬費がかかってしまうことから、販売業者から半径20キロ圏内でないと採算性が合わないということで、地元の近隣という形の発注という形になっております。
  また、分別が違うことにつきましては、各清掃センターごとにその収集の分け方ですか、それについては説明しておりまして、収集体制が違うものにつきましては、久喜宮代衛生組合につきましては、先ほど言いましたように平成ですね、ずっと特に収集は平成6年から変わっておりませんので、改めて説明会とか、そういったものについては住民に対しては行っていないような形です。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再々質疑をお受けします。
  杉野議員。
                 〔3番 杉野 修君登壇〕
3番(杉野 修君) 環境衛生負担金、それから環境保全協議会負担金の関係ですけれども、迷惑施設という認識云々の質疑をしたのですが、ちょっとお答えいただいていないのですが、こちらのほうの対応、監査の委員さんからの指摘もあったということですけれども、適正運用云々の認識、是正の理由もあるようですけれども、使途については限定をしておりませんし、300万円ということも問題になってきたようでございますが、それについても何ら違法、やましいところはないのではないかと思うのですが、結果としてこうなったということであって、その辺の覚書なり協議書で細則を決めていないところに問題があるのであって、現状の不公平云々ということはちょっと経過を無視したものかな。私も鷲宮の町議会のときからこれについては反対をしてきましたけれども、こういった解決ではなくて、近隣の環境をちゃんと精査する。風下地区の住民の母乳のダイオキシンも調査する。そういったことでやるべきことをやるのだということで、お金を出せということは反対をしてきた覚えがありますが、いずれにしても今回こういうふうに経過としてなってきておりますので、やはり改めてこの久喜宮代の沖の山地区の関係ですが、対住民との関係ということがやはりちょっとした問題なので、行き違いがあるとか、認識のずれがあるということで済ましてはならないと思うのです。これは納得いくまで粘り強く話し合って、正しい認識を得るということが大事だと思っていますが、今後の対応について最後にお尋ねします。
  だから、ごみの分別収集の違いについても住民のほうでは分別収集の内容が違うと。何で自分たちはこうやって一所懸命分けているのという疑念があるわけです。そういったことにきちっと答えるような啓発をすべきではないかなと思っています。
  以上です。
議長(加納好子君) 杉野議員の再々質疑に対する答弁をお願いします。
  局長。
                 〔事務局長 若山忠司君登壇〕
事務局長(若山忠司君) 杉野議員の再々質疑に対しましてご答弁申し上げます。
  八甫清掃センターの近隣住民の対応につきましても、それから久喜宮代清掃センターの近隣住民に対しての対応につきましても、認識が違うとかということではなくて、今後誠意を持って協議等を進めていく、対応していくということで考えております。
議長(加納好子君) 金井業務課長、お願いします。
                 〔業務課長 金井 誠君登壇〕
業務課長(金井 誠君) 杉野議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  ご指摘のとおり、プラスチックにつきましては久喜宮代衛生組合と2センターでは異なっております。経過につきましては、先ほど月安のほうから説明したとおり、焼却炉での処理能力、それと近隣住民との約束というようなことから、プラスチック類という形で混合収集しております。ただ、これも永久的に続くものではなくて、当然新しい炉ができたときには久喜宮代清掃センターにおいても、後でご質問ありますけれども、千葉県のほうで実施しております容リ対象外のプラスチックについても処理していくということで、新しい炉ができた段階で改めて旧の久喜の皆様、そして宮代の住民の皆様につきましては新たな分別が始まるということで、そちらのほうを啓発していく必要は、近い将来ですけれども、あるのではないかというふうに考えております。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 以上で杉野議員の質疑を打ち切ります。
  次に、成田議員、お願いします。
                 〔7番 成田ルミ子君登壇〕
7番(成田ルミ子君) 7番、成田ルミ子です。議案第6号、プラスチック容器選別業務及び残渣処分業務についてお伺いいたします。本日いただきました資料にも明細書いてありましたが、お願いいたします。
  (1)、決算書37ページ、久喜宮代清掃センターにおいては、プラスチック容器選別業務及び残渣処分業務1億977万8,205円計上されておりますが、この内訳を教えてください。
  (2)、P39、菖蒲清掃センターのプラスチック容器包装廃棄物回収、運搬、中間処理業務1,504万4,400円の内訳を伺います。
  41ページ、八甫清掃センターのプラスチック製容器包装廃棄物中間処理業務及び残渣運搬業務2,214万5,808円の内訳を伺います。よろしくお願いいたします。
議長(加納好子君) 成田議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井課長、お願いします。
                 〔業務課長 金井 誠君登壇〕
業務課長(金井 誠君) 成田議員のご質疑にご答弁申し上げます。
  まず、(1)ですけれども、久喜宮代清掃センターではプラスチック類として、プラスチック製容器包装と容器包装対象外であるプラスチックを混合回収しております。この混合回収したものを選別する業務がプラスチック類容器選別業務でございます。委託料は8,503万8,989円、容器選別業務量は2,621.02トンでございました。なお、選別単価は1トン当たり3万2,445円でございます。また、容器包装対象外のプラスチックとは、スポンジやカセットテープ等であり、ご視察いただきました千葉県成田市にございます株式会社ナリコーにおいて焼却した後、その焼却残渣を群馬県の草津町にございます新草津ウエイストパークにおいて埋め立て処分をしております。容器包装対象外のプラスチック類残渣処分委託料が2,473万9,216円で、単価は焼却及び埋め立て処分費込みで1トン当たり5万1,450円、平成25年度は480.84トンをお願いしたものでございます。
  次に、(2)、菖蒲清掃センターのプラスチック製容器包装廃棄物回収、運搬、中間処理業務の内容についてご説明いたします。菖蒲清掃センターでは、久喜宮代清掃センターと異なり、プラスチック製容器包装物のみを回収しております。回収業務とは、各集積所に搬出されましたプラスチック製容器包装を集積所から回収する業務でございます。運搬業務とは、収集車に積み込まれたプラスチック製容器包装廃棄物を中間処理施設まで運搬する業務でございます。中間処理業務とは、回収いたしましたプラスチック製容器包装を容器包装対象物と対象外に選別する業務と、容器包装の対象外のものについては菖蒲清掃センターにおいて焼却処分するため、選別先から菖蒲清掃センターまで運搬するまでの業務でございます。菖蒲清掃センターでは、回収、運搬、中間処理業務は一連の業務であると考え、平成25年度は一括して業務委託したものでございます。
  最後に、(3)、八甫清掃センターのプラスチック製容器包装廃棄物中間処理業務及び残渣運搬業務の内容についてお答えいたします。八甫清掃センターでは、菖蒲清掃センターと同様にプラスチック製容器包装のみを回収しております。まず、中間処理業務ですが、回収いたしましたプラスチック製容器包装を容器包装対象物と対象外のプラスチックに選別する業務のことでございます。また、残渣業務とは、容器包装対象外のものについては八甫清掃センターにおいて焼却処分するため、選別先から清掃センターまで運搬する業務でございます。委託料2,214万5,808円の内訳でございますが、中間処理業務につきましては契約単価1トン当たり税込みで2万6,250円、処理量が約759トンでございましたので、1,992万3,483円でございます。残渣運搬業務につきましては、契約単価が1運行当たり税込み4万3,575円、51回の運搬を行いましたので、222万2,325円でございました。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再質疑をお受けします。
  成田議員。
                 〔7番 成田ルミ子君登壇〕
7番(成田ルミ子君) ご答弁ありがとうございました。
  ただいまお聞きしまして、そういたしますと久喜宮代清掃センターだけ残渣処分約2,470万円かかっているようでございます。この残渣処分費の計上が久喜宮代清掃センターのみということは、今ご答弁にもありましたが、久喜宮代清掃センターのみこちらで焼却処分をせず委託しているというような認識でよろしいでしょうか。
  そこを踏まえてお伺いしますが、ほかのセンターで処分していただくことができましたら、この2,470万円削減できると考えられますが、合併当初の申し合わせ事項の以後、こういったことに関しまして話し合いを持たれたことはあるのでしょうか。
議長(加納好子君) 答弁をお願いいたします。
  金井課長。
                 〔業務課長 金井 誠君登壇〕
業務課長(金井 誠君) 再質疑にご答弁申し上げます。
  今のご質問、一般質問のところでもご答弁申し上げましたとおり、当時のいきさつがあって、それはもう合併しても従来のところで処理するということは広報のところでうたっております。したがいまして、ほかのところで処分するというようなことは一切お話もしていませんし、お知らせもしていない状況でございます。確かにうちのほうがご視察いただきましたナリコーのほうで、それなりに費用をかけて焼却処分、そして再処分という形でかかっているわけでございまして、当然ほかのところが受け入れてくれればと、多分ではなくて、受け入れることは可能性は高いと思いますけれども、そういった当時のいきさつから、当時のいきさつといいますか、そういったことで住民の方々にも、合併しても今までどおりですよということをお知らせした以上、ちょっと変更することは難しいのかなと思っております。
議長(加納好子君) 再々質疑をお受けします。
  成田議員。
                 〔7番 成田ルミ子君登壇〕
7番(成田ルミ子君) ありがとうございました。
  一般質問のときもお話しいただいたのですが、議会として私も理解はいたしました、ご答弁で。しかし、久喜市の一般住民はどう思うでしょうか。例えば鷲宮から久喜宮代清掃センター内にお引っ越しされてきた方が、同じ市内なのに分別が違う。どうしてかと質問されたときに、私はっきり申しまして、こういった残渣処分、久喜宮代清掃センターのみ残渣処分が2,400万円もかかっているということをなかなか市民の方に言いづらいこともございました。合併当初の申し合わせがありますし、まだこちらの清掃センターでの残渣処分をほかの清掃センターで請け負ってもらうことの難しさもお話しの中から重々承知いたしましたが、しかし難しいことをどうすればできるようになるか。そこに一歩踏み出していくというのが、私は積極的な取り組みではないかと思います。
  先ほどの前者の質問者の中に、答弁で新炉建設がかなえば、そこにではまた分別方法も変わり、一緒に燃やすことも可能かもしれないというようなお話をいただきました。新炉建設まで何年かかるでしょうか。8年から10年、そのくらいかかるようなことをお話を伺いましたが、私はこの10年間がとても大事だと思うのです。初めからできないということを決めるのではなく、ぜひ私は同じ市になったわけです。そういったところで合併当初の申し合わせがあることも理解しますが、もう一度話し合って、最初からだめと決めないほうがいいのではないかと思いますが、その辺いかがでしょうか。
議長(加納好子君) 成田議員の再々質疑に答弁をお願いします。
  金井課長。
                 〔業務課長 金井 誠君登壇〕
業務課長(金井 誠君) 再々質疑にご答弁申し上げます。
  3回目ということですので、プラの処理につきまして内部で検討する時間をいただきたいと思います。
議長(加納好子君) 以上で成田議員の質疑を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 通告順に質疑してまいります。
  まず最初、1つ目は各節で100万円を超える不用額について理由を説明していただきたい。一覧表にしていただきたいということで通告いたしました。できればこういうのについては、最初から資料として、説明資料として出していただけるようにしたほうがいいのではないかというふうに思いますので、よろしくお願いします。これは理由をお願いします。
  2つ目です。25年度におけるごみ排出量及びリサイクル率とその評価を問うということで幾つか書いてありますが、まずごみ処理基本計画の中の資料の23、24、25年度の実績を表で明らかにしていただきたい。ごみ処理基本計画では、今後39年までの目標数値をずっと書いてあるわけですが、それが実際どういうふうに推移しているかということで。昨年も同じことを質疑いたしまして、資料を出してもらいました。今回も既に配られてはいるのですけれども、ホームページの中にこういう数値が載っていまして、これと去年出してもらったごみ焼却計画の中の表の数値の推移、今回も出てきている数値、比べてみると微妙にごみ、資源の量、実績ですね、それから最終処分量、リサイクル率の中の燃やせるごみと焼却処理量と書いてある数値、最終処分量など、数値が異なるものが幾つかあるのです。これは一体なぜこうなってくるのか、説明してほしいと思います。
  イとしまして、25年度については3センターともごみ・資源類の排出量、資源量が増加に転じ、24年度は減少しているのですけれども、25年度になって増加に転じてきています。これにそう書きましたが、厳密に言うと八甫センターの資源類は若干減少なのですが、それ以外が全部増加に転じてきているのです。その原因をどのように分析をしていますか。
  ウとしまして、1人1日当たりのごみ・資源排出量、家庭系のごみ・資源排出量、ごみと資源に分けた1人1日当たりの排出量の推移を説明していただきたいということ。これまで家庭系ごみの排出量の原単位は減少し続けていますけれども、これの県内比較、順位はどのぐらいになっていますか。それから、これまで前に市長のほうからこの議会の場で説明がありまして、ごみプラス資源、これの原単位では決して県内でいい成績ではない。むしろ大変平均よりも多い数字になっているということが言われました。実際に県内最下位近くにあると言われているのですけれども、その後推移はどうなっていますか。これを減少させるにはどうしたらいいかということです。ごみ自体の排出量は既に県内最上位にあるわけですから、資源の排出量を減少させなければならないことになります。ただ、この衛生組合ではこれまで分別リサイクル、それから原料化の推進という方針で進めてきて、むしろごみとして出すよりも資源として出してほしいということで呼びかけてやってきたのです。そうしたやり方とある意味で矛盾してしまうのですけれども、どう考えたらよろしいでしょうか。
  次に、Bです。一般管理費で先ほど来質疑があります幸手関係地区住民環境衛生負担金80万円、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金100万円、これの既に答弁があるのですけれども、詳細な内訳、どのようにそれが使われてきているかということを全部把握できていないということになるのでしょうか。特に鷲宮・栗橋生活環境保全協議会のほうは繰越金が300万円もある。それをどうするかをこれから適正な使用をお願いしていくというような答弁があったのですけれども、それぞれの団体でどのように使われているか、これをきちっと住民に知らせていくことができなければ、それこそ単なる迷惑料で、遣い金を渡しているというだけになってしまう。こういうことではまずいと思うのですが、いかがでしょうか。
  それから、Cですが、決算書の29ページです。多量排出事業者に対する個別指導の経過と実績、その成果をどのように捉えているか。これは歳入のほうでもお聞きしたのと重なりますけれども、具体的にどのように進めてきているか、お願いします。
  5番目です。25年度における事業所への注意、指導、勧告、受け入れ拒否等、条例に基づく処分の状況と改善状況、成果を報告してください。
  6つ目です。31ページからですが、光熱水費が載っています。各センター、調書の24ページから28ページに3センターの光熱水費の内訳が載っています。その中で特に電気料がかなり増額となってきているのですけれども、その理由をお願いいたします。電気料金の値上げということになるのでしょうか、その説明をお願いいたします。
  それから、7番目です。ノーレジ袋運動、これも前者から質問がありまして、もうその役割、これからもやっていく必要があるのかというような観点からだと思いますけれども、まだまだ広がりが足りないのではないかというふうに思っています。現実にこの久喜宮代地域において協力店舗、事業所数、それから年間のどのぐらい増加してきているのか、その把握をどのように行っているか、数値が把握できていれば、お願いをしたいと思います。
  それから、これは私も実感として感じているのですけれども、例えばJAの直売所ですとか、あるいはホームセンター、私の行っているところなのですけれども、などではノーレジ袋という取り組みが大変弱いように思っています。そういうところへの個別の働きかけというものも必要になってくると思いますが、いかがでしょうか。
  次に、8番目です。調書の33ページに久喜宮代センター、38ページ、43ページ、それぞれセンターの業務委託費が載っていますけれども、その委託料の内訳を出してくださいということです。
  9番目です。3センターの最終処分の状況、最終処分先と量と単価、委託料、前年度比較を一覧表で示していただきたい。
  10番目、久喜宮代センターで焼却灰、ばいじん最終処分業務の記載方法が変更になっているのですけれども、25年度に比べて変更になっているのですけれども、その理由をお願いいたします。
  それから、焼却灰路盤材原料化、ばいじん路盤材原料化、焼却灰セメント原料化が増額となっている、その理由を説明してください。
  資源選別業務、燃やせるごみ収集、燃やせないごみ収集、資源回収、生ごみ回収業務が増額となった理由を説明してください。
  11番目、久喜宮代センターで剪定枝資源化作業業務、この堆肥化の実績、どのぐらいできているかをお願いいたします。
  12番目、39ページで菖蒲センターの焼却灰最終処分業務が増額となっているのですが、その説明をお願いいたします。
  それから、同じく39ページ、八甫センターで焼却灰セメント化業務、ごみ処理施設手選別業務の増額となっている理由を説明してください。
  14番目、生ごみ減容化、堆肥化事業で、台所資源の堆肥化事業の参加状況、これをお願いしたいと思うのですが、モデル地区の世帯数と実際の参加世帯数、参加率、搬入量の推移、これの24、25年度の変化をお願いいたします。
  それと、これも前者からの質疑がありましたけれども、モデル地区内の参加率、約50%と大ざっぱに私たちも把握していますけれども、実際にはこれ以上ふえても困るというような状況があるわけですけれども、参加率、増減のある程度の増減はあります。その評価と、それから今後ふやしていくことが本来は必要なのだけれども、それをどういうふうに考えたらいいのか、お願いいたします。
  15番目、台所資源の堆肥化で設置型、家庭用、それから衛生組合の減容化堆肥化事業による処理量、堆肥化量の推定をお願いいたします。設置型については現状どうなっているのか、今後の見通しをどのように考えているか、お願いいたします。
  次に、16番目、調書の29ページ、36ページ、40ページに各センターのごみ・資源搬入量が載っています。それで、久喜宮代センターの管内ですと指定袋導入による減量効果が続いていて、資源収集がふえていると読んでいる。八甫センターでは、ごみが昨年度の減量から微増へ転化している。資源は逆に減少している。菖蒲センターでは、ごみ、資源ともほぼ現状維持。これらの理由の分析、評価をどのように行っているかをお願いいたします。
  17番目、調書の31ページですが、ごみ質分析が載っています。この中で久喜宮代センターですけれども、燃やせるごみの中で厨芥類、年間を通して紙や布類の混入がふえてきています。この評価をお伺いします。
  それから、調書の42ページで、八甫センターで今度はばい煙の測定結果ですけれども、特に飛灰中のダイオキシン濃度が高い状況が変わっていません。炉の構造上、やむを得ないと受け取るような答弁も過去にあったのですけれども、現在どのように考えていらっしゃいますか。
  それから、規制値以下であることは確かなのです。あるいは、この42ページの一番下に書いてあるように、セメント原料化していることから、数値は適用されないということになっていますけれども、だから問題ないということで考えていいのだろうかということでお願いをいたします。
  以上です。
議長(加納好子君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  内田補佐、お願いします。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、猪股議員のご質疑の@の不用額につきましては、資料をご覧いただきたいと存じます。
  続きまして、ご質疑のAのア、ウについてご答弁を申し上げます。まず、議員ご指摘のごみ処理施設基本計画における資料63、64、65の平成23、24、25年度実績でございますが、参考資料8ページから10ページにまとめましたので、こちらをご覧いただきたいと存じます。また、ご指摘の数値の違いについてでございますが、平成25年第4回定例会での質疑参考資料を作成する際、誤って異なった数値をもとに作成したことから、ホームページと違いが生じたものでございます。このため、実績値といたしましてはホームページが正しいものでございますので、この場をお借りいたしまして訂正をさせていただきたいと存じます。申しわけございませんでした。
  それでは、Aのウのごみと資源の1人1日当たりの排出量の推移についてご説明させていただきます。初めに、1人1日当たりのごみ・資源排出量の推移につきましては、議案質疑参考資料として配付させていただきました参考資料の8ページのごみ総排出量原単位の欄でございまして、こちらにつきましては家庭や事業所から排出されたごみと資源、資源集団回収の量を総人口と日数で割ることで算出しておりまして、平成25年度が865グラムとなってございます。
  次に、家庭系のごみ・資源排出量につきましては、同じ参考資料8ページの家庭系ごみ原単位(ごみプラス資源)の欄でございまして、こちらにつきましては家庭から排出されたごみと資源の量を総人口と日数で割ることで算出しておりまして、平成25年度が679グラムとなってございます。また、ごみの1人1日当たりの排出量につきましては、同じく参考資料8ページの家庭系ごみ原単位(ごみ)の欄でございまして、こちらにつきましては家庭から排出されたごみの量を総人口と日数で割ることで算出しておりまして、平成25年度が470グラムとなってございます。
  最後に、資源の1人1日当たりの排出量につきましては、同じく参考資料8ページの家庭系ごみ原単位(資源)の欄でございまして、こちらにつきましては家庭から排出された資源の量を総人口と日数で割ることで算出しておりまして、平成25年度が209グラムとなってございます。
  次に、排出量の推移でございますが、ごみ総排出量原単位でございますが、こちらにつきましては家庭系ごみは年々減少傾向となっておりますが、事業系ごみの排出量が年々増加してきていることから、ごみ全体としては減少傾向にはあるものの、下がり幅が少なくなっております。
  次に、家庭系ごみ原単位(ごみプラス資源)につきましては、資源の量以上にごみの量が減少したことから、徐々にではありますが、減少する傾向となっております。そして、家庭系ごみ原単位(ごみ)については、平成24年4月に燃やせるごみと燃やせないごみについて指定袋制度を導入したことや、粗大ごみ処理手数料統一といった市民に身近なごみに関する施策が打ち出されたこともあり、ごみの排出量に関する意識の高まりもあり、一時的に排出量が減少したものと考えております。
  最後に、家庭系ごみ原単位(資源)については、生ごみ推進地区の方が生ごみを燃やせるごみと一緒に排出していたものの、一緒に排出すると指定袋の購入費用がかさむとして、生ごみ専用袋を活用することにした影響等により、増加傾向にあるものと考えております。
  次に、家庭系ごみの排出量原単位の県内比較及び推移についてでございますが、埼玉県では家庭系と事業系の全量を合計して1人1日当たりのごみの総排出量、参考資料の10ページのごみ総排出量原単位の欄をもとに県内市町村を順位づけしております。ご質疑の資源を除く家庭系ごみだけでは、県内市町村のデータがないため比較できませんが、平成24年度における事業系を除く家庭系ごみ原単位(ごみプラス資源)でのごみ排出量を申し上げますと、埼玉県では平均排出量は660グラムでございます。久喜市につきましては683グラムで、県内63市町村中47位、宮代町につきましては688グラムで49位となっております。また、一番多い市町村のごみの排出量は886グラム、一番ごみの少ない市町村の排出量が548グラムとなっており、その差は338グラムとなっております。このようなことから、当組合といたしましても、さらなるごみの排出量の削減に向け、他市町で取り組んでいる先進的な事例について調査研究を進め、少しでもごみの総量を減らす努力をしてまいります。
  また、ごみの排出量と分別リサイクル及び減量化の推進との関係でございますが、当組合ではごみ、資源の分別の徹底につきましては、住民の皆様に協力いただき、高いリサイクル率を維持しているところでございます。しかし、リサイクル率の向上のため、住民の皆様から回収したごみや資源を全て当組合で処理することは、処理経費の増加につながるとともに、家庭からの排出量の増加につながる可能性がございます。このため当組合では、現在の高いリサイクル率を維持しつつ、家庭からのごみや資源の排出量を抑制するため、生ごみ処理容器等補助金交付制度の見直しやノーレジ袋キャンペーン活動で家庭から排出されるごみの排出を抑制するための各種啓発活動を推進していきたいと考えてございます。また、家庭からの排出量を抑制することで、資源がごみとして排出されないよう、店頭回収や資源集団回収といったさまざまな回収方法を積極的に取り入れ、当組合におけるごみや資源の処理経費を抑制しながら、併せて資源リサイクルや減量化を推進していきたいと考えてございます。
  次に、私のほうからC、Dの多量排出事業所に対する指導関係についてご答弁を申し上げます。多量排出事業者に対する個別指導ですが、期限内に廃棄物管理責任者選任届等の書類を提出せず、督促にも応じなかった6事業所に対し、8月に勧告書を送付しております。ごみの分別に関する指導についてはありませんでした。
  また、全多量排出事業者には、減量計画書を作成するに当たりまして、過去3年間の搬入量のデータを年度当初に各多量排出事業者へ送付しております。その後、10月と2月に現在のごみ搬入量と減量計画書の達成見込みを通知し、ごみの削減をお願いしているものでございます。さらに、この第2回目のお知らせの中で、各多量排出事業者へ減量計画数値目標を達成できるかにかかわらず、事業者が減量のために実施してきた取り組み状況について報告を求めております。また、達成が不可能と判断した場合にありましては、できなかった理由を箇条書きで報告するよう指導をしております。その他、これは平成25年度の結果を受けてでございますが、八甫清掃センターの老人福祉施設に対し、排出ごみの現地確認を平成26年度に行ってございます。
  次に、成果につきましては、平成25年度の多量排出事業者86事業所のうち、減量計画を達成した事業所が44事業所、減量計画を達成できなかったものの前年よりも減となった事業者を加えると50事業所が減量しており、増となった事業所も日量10キロ以下の増に抑えている事業所が24事業所と、事業所の皆様には組合の指導に基づき、おおむねごみの減量にご協力いただいているものと考えてございます。
  また、衛生組合では通知の際、業務用生ごみ処理器補助制度の概要チラシを封筒に同封させていただいております。25年度に業務用生ごみ処理容器補助制度を利用いたしましたのは、宮代町で1事業所、久喜市八甫地区で1事業所となっておりますが、こちらの業者につきましてはどちらも多量排出事業者でございます。そちらも指導の成果の一つと考えてございます。
  次に、25年度における事業所への注意、指導、勧告等についてでございますが、指導につきましては多量排出所者以外の事業者も含め、搬入ごみの未分別に関する注意文書を3事業所に発送し、同じく搬入ごみの未分別に対し直接指導を行ったのが2業者。いずれも注意、指導後に改善が見られるものでございます。勧告につきましては、多量排出関係書類未提出に対する6業者のみで、分別に関するものはございませんでした。受け入れ拒否につきましても、25年度は発生はしていなかったものでございます。
  次に、Eの光熱費についてご答弁を申し上げます。電気料が大幅な増となった理由でございます。電気料金でございますが、平成24年度と平成25年度の比較で申し上げます。初めに、久喜宮代清掃センターでの平成24年度電気使用量が422万633キロワット時、金額で7,151万4,897円、平成25年度電気使用量が436万3,172キロワット時、金額で8,634万8,533円でございまして、使用量が6万1,867キロワット時の増、率にしますと1.8%の増、金額で483万3,636円の増額、率にしますと24.0%の増となってございます。
  次に、菖蒲清掃センターでの平成24年度電気使用量が120万480キロワット時、金額で2,305万3,420円、平成25年度電気使用量が121万717キロワット時、金額で2,579万9,971円、使用量が1万237キロワット時の増、率にしますと0.9%の増、金額で274万6,551円の増、率といたしまして11.9%の増となってございます。
  次に、八甫清掃センターでの平成24年度電気使用量が333万7,884キロワット時、金額で6,500万4,485円、平成25年度電気使用量が329万6,566キロワット時、金額で6,899万1,176円、使用料が4万1,318キロワット時の減、率にしますと1.2%の減、金額で429万5,058円の増額、率にしますと6.6%の増となってございます。このことから、使用料の増加に比べ、電気料金の増加幅が大きいことから、電気料単価、特に燃料調整費の上昇が著しく影響しているものでございます。衛生組合としましても、平成24年度途中からPPS、新電力会社の活用により、従来の東京電力から購入いたします金額の増減幅より抑えることができませんでした。燃料調整費の影響を吸収することができなかったということでございます。
  続きまして、ご質疑のFのノーレジ袋運動の現状についてご答弁申し上げます。まず、ノーレジ袋運動の現状でございますが、このノーレジ袋運動は不必要なレジ袋を受け取らないことでごみの減量化を図り、併せて地球温暖化防止を目的に実施しているところでございます。平成25年度は、管内の287事業者に当該運動に賛同いただき、啓発品であるポケットティッシュの配布や店頭にのぼり旗を掲出するといったPR活動にご協力をいただいております。また、管内にある10カ所のスーパーでは、事前に承認をいただいた上で店頭をお借りして廃棄物減量推進員の方にご協力をいただきまして、啓発品であるポケットティッシュの配布により啓発活動を実施するとともに、久喜市の市民まつりや宮代町にあります新しい村でのイベントにおきましても啓発品を配布したところでございます。
  ご質問の協力店舗等の増加数でございますが、商工会にご協力いただきながら協力店の増加に努めているところではございますが、平成25年度の協力事業者が287事業者、平成26年度が292事業者と、毎年同程度の協力事業者数となっており、伸び悩んでいるのが現状でございます。
  また、議員ご指摘のJA直売所やホームセンターなどの協力でございますが、組合としても今後協力いただけるよう相手方に働きかけてまいりたいと考えてございます。
議長(加納好子君) 続いて答弁を求めます。
  金井課長、お願いいたします。
                 〔業務課長 金井 誠君登壇〕
業務課長(金井 誠君) 猪股議員ご質疑のAのイとO、調書29ページ、36ページ、40ページのご質疑につきましては関連がございますので、一括してご答弁させていただきますことをまずお許しいただきたいと思います。
  まず、久喜宮代清掃センターにおける資源物を含みます家庭系ごみと事業系ごみを対前年度と比較いたしますと、平成24年度家庭系ごみが2万5,722トンに対し、平成25年度が2万6,229トンとなっておりまして、507トン、率にいたしまして2%の増となっております。増の主な内容でございますけれども、燃やせるごみが248トンの増、資源物217トンの増となっております。その原因ですけれども、燃やせるごみの増についてはわかりません。参考までに申し上げますと、指定袋導入前の平成23年度の住民1人当たりの年間排出量が149キログラム、導入後の平成24年度が138キログラム、そして平成25年度では141キログラムとなっており、微増傾向にございます。なお、今申し上げました値は、各年度の10月1日現在の人口をもとに算出したものでございます。
  資源物の増につきましては、新聞が80トンの増、雑誌、ざつがみが64トン、プラスチック類が26トンの増となっており、資源化率を引き上げる一要因ではあるものの、年4回実施しております燃やせるごみの湿ベース組成分類の結果を見ても、調査量1,775キログラム中72キロ、率にして4.1%のリサイクル可能な紙類が混入されているのみです。また、プラスチックで言えば9キロ、0.5%しか混入されておりません。人口が減少しているにもかかわらず、紙類やプラスチック類がなぜ増加しているのか。それは、分別がさらに徹底してきているからとの理由ももちろんあると思いますけれども、ほかの要因としては、世帯数の増も大きな要因であると思われます。
  次に、事業系ごみですけれども、平成24年度が5,445トン、平成25年度が5,294トンとなっており、151トン、率にして2.8%減量しております。減量の主な内容ですが、燃やせるごみが89トン、資源物が46トンとなっております。また、151トン減量のうち26トンは、けさお配りいたしました参考資料1ページにあるとおり、多量排出事業所分でございます。平成25年10月からの処理手数料の値上げに伴いまして、事業所が減量に取り組んでいるものと考えております。
  次に、菖蒲清掃センターにおける資源物を含みます家庭系ごみと事業系ごみを対前年度と比較いたしますと、平成24年度家庭ごみが5,078トンに対し、平成25年度が5,099トンとなっておりまして、21トン、率にいたしまして0.4%の微増となっております。主な内容でございますけれども、燃やせるごみが17トンの微減、資源物22トンの増、粗大ごみ11トンの増となっております。年4回実施しております燃やせるごみの湿ベースの組成分類の結果ですと、調査量が608キログラム中98キログラム、率にして16.1%のリサイクル可能な紙、布類が混入されております。また、プラスチック製容器包装が17キロ、2.8%混入されております。分別につきましては、多少時間を要してでも徹底していただけるよう、衛生組合だよりや廃棄物減量等推進員の皆様との意見交換会などの席で分別の調査結果をお知らせいたしまして、徹底した分別をお願いしてまいりたいと思います。
  次に、事業系のごみですけれども、平成24年度が1,869トン、平成25年度では1,909トン、40トン、率にいたしまして2.1%増となっております。菖蒲清掃センターにつきましては、従来から10キログラムにつき200円の手数料であったことから、手数料改正の影響はございません。増の主な内容ですけれども、燃やせるごみが35トン増となっております。多量排出事業所においては、平成25年度においては参考資料2ページにありますとおり、100トン以上減量しておりますけれども、平成25年度では新規に13事業所が増となって、新規の事業所が13ふえておりますことから、増となったものと思われます。
  最後に、八甫清掃センターでございます。資源物を含みます家庭系ごみと事業系ごみを前年度と比較いたしますと、平成24年度家庭系ごみが1万5,859トンに対し、平成25年度が1万5,420トンとなっておりまして、439トン、率にして2.8%の減となっております。主な内容ですけれども、燃やせるごみが388トンの減、資源物53トンの減となっております。また、年4回実施しております燃やせるごみの湿ベースの組成分類の結果ですと、調査量が972キロ、このうち121キログラム、率にして12.4%がリサイクル可能な紙、布類が混入されている状況でございます。また、プラスチック製容器包装が31キログラム、3.2%混入されております。菖蒲地区同様、分別につきまして衛生組合だよりや推進員の皆様との意見交換会などの席で、平成25年度の分別の調査結果をお知らせし、さらなる分別の徹底をお願いしてまいりたいというふうに考えてございます。
  次に、事業系のごみですけれども、平成24年度が2,674トン、平成25年度では3,372トン、698トン、率にして26.1%の増となっております。増の主な内容ですけれども、燃やせるごみが674トンの増となっております。多量排出事業所では、年度途中で開店いたしました大型商業施設の大幅な増が影響いたしまして、参考資料3ページにありますとおり、トータルで331トンの増ですけれども、多量排出事業所以外で367トンの増となっております。これは、平成24年度許可業者に収集運搬を依頼した事業所が305事業所であったのに対しまして、平成25年度では342事業所と、新規に37事業所がふえたことによるものではないかと思われます。
  以上です。
議長(加納好子君) 続いて答弁を求めます。
  藤井課長、お願いします。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
業務3課長(藤井 智君) 引き続きまして、猪股議員のご質疑の負担金の関係につきましてご答弁を申し上げます。
  初めに、幸手関係地区住民環境衛生負担金80万円の内訳でございますが、幸手4地区へ20万円ずつ、80万円を支出しており、各地区の運営費の一部に充当されております。次に、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金100万円でございますが、これは協議会の総会、定例会開催等の運営費や地域住民の環境保全に関する研修会や施設見学会等の費用として支出しておりますが、使途、内容の確認につきましても双方とも決算報告書を提出いただいて、内容は確認してございます。それから、300万円の使途の公表等につきましては、保全協議会の役員会や役員総会において議題に上げていただき、その場で決定したものについては役員さんを通じて各地元の住民にお知らせするような形になろうかと思います。
  続きまして、焼却灰セメント化業務、ごみ処理施設手選別業務の増加の理由についてご答弁申し上げます。まず、焼却灰セメント原料化の増額の理由でございますが、処理単価の増額及び焼却灰の排出量の増加によるものでございます。処理単価につきましては、平成24年度1トン当たり2万4,990円、平成25年度が1トン当たり2万5,515円で、525円の増額でございます。また、焼却灰につきましては、平成24年度が約340トン、平成25年度が約359トンで、約19トンの増でございます。
  次に、ごみ処理施設手選別業務委託料の増加の理由でございますが、平成25年度から委託料の積算方法を変更したことによるものでございます。八甫清掃センターの手選別業務につきましては、平成24年度まで作業完了時間までに要した実労働時間に、契約に基づく時間当たりの賃金を乗じて委託料としておりましたが、この方法ではあゆみの郷の施設の方々が努力して作業効率を上げますと、逆に作業に要した時間が減少し、委託料も減少する結果となってしまいますことから、稼働時間1時間当たりの標準処理量と年間の見込み処理量を設定して、委託料を積算する方法を採用いたしましたので、増額となったところでございます。
  次に、Q、八甫清掃センターの飛灰中のダイオキシン類濃度についてご答弁申し上げます。八甫清掃センターの飛灰中のダイオキシン類濃度の削減対策の検討につきましては、平成25年2月21日に活性炭の噴霧を停止しての試験運転を実施した結果、比較的よい結果が得られましたことから、引き続き対策の検討を進めてきたところでございます。その結果、活性炭噴霧の停止による飛灰中のダイオキシン類濃度の削減効果については期待できるものの、短期間の試験運転では触媒の効果と設備への影響について評価することは困難であることから、本年度はさらに活性炭の噴霧停止期間を延長し、対策の効果、設備への影響等について検証すべく、平成26年8月4日から試料採取日までの約1カ月間、試運転を実施したところでございます。採取された飛灰の測定結果は、現在のところまだ出ておりませんが、結果が得られ次第、荏原環境プラント株式会社の技術者を交え、今後の対応等について議論していきたいと考えております。いずれにいたしましても、飛灰中のダイオキシン濃度についてはこのままでよいとは考えておりませんので、可能性がある限り削減対策に努力したいと考えております。
議長(加納好子君) 続いて答弁を求めます。
  月安補佐、お願いします。
                 〔業務課長補佐 月安高広君登壇〕
業務課長補佐(月安高広君) それでは、猪股議員の質疑についてご答弁させていただきます。
  Gの業務委託費の委託先と委託料の内訳につきまして、参考資料11ページ、12ページ、13ページに記載させていただいています。また、H、こちらのほうの最終処分先、前年度比較につきましては14、15、16ページに参考資料として配付させていただいておりますので、こちらをごらんいただきたいと思います。
  それでは、I番につきましてご答弁申し上げます。焼却灰及びばいじん最終処分業務の記載方法を変更した理由につきましては、ばいじんの放射能濃度がリサイクル先である業者の受け入れ基準以下になりましたので、平成24年10月より搬出を再開したところでございます。このため、平成25年度につきましては、ばいじんの処分先につきましては一切埋め立て処分をせずに、全てリサイクルしたことにより、ばいじん最終処分業務についての実績はありませんでしたので、平成25年度決算書には掲載していないところでございます。
  また、焼却灰路盤材原料化、ばいじん路盤材原料化、焼却灰セメント原料化業務がそれぞれ増額となった理由につきましては、先ほど答弁したものと同様に放射能濃度がリサイクル業者の受け入れ基準を下回ったことにより、埋め立て処分による最終処分ではなく、路盤材原料化などのリサイクルによる処分方法としたところによるものです。
  最後に、資源選別業務、燃やせるごみ収集、燃やせないごみ収集、資源回収、生ごみ回収業務が増額となった理由につきましてご答弁申し上げます。資源(びん、缶、ペットボトル)選別業務の平成24年度決算額は3,548万2,069円になりましたことから、533万5,400円、15%の増額でありました。選別業務実施後の残渣は、これまで全量を埋め立て処分しておりましたが、平成25年度からガラスびんのかけらを人口砂の原料としてのリサイクルを開始するに当たり、これまでの選別作業工程に風力選別を追加する必要がありましたことによる増額となります。
  また、燃やせるごみ収集業務の平成24年度決算額は9,879万8,700円でありましたことから、1,422万6,450円、14.4%の増額でありました。増額の理由といたしましては、直営現業職員の定年退職1名、再任用満了3名の計4名の員数減少に伴い、委託部分が拡大したことによるものであります。また、燃やせないごみ収集業務の24年度決算額は1,038万7,650円でありましたことから、260万9,250円、25.1%の増額でありました。生ごみ回収業務の平成24年度決算額は981万3,300円でありましたことから、328万3,350円、33.5%の増額でありました。燃やせないごみ収集業務、生ごみ回収業務の増額理由は、燃やせるごみ収集業務と同じく委託部分が拡大したことによるものです。
  また、資源リサイクル回収業務の24年度決算額は1億3,524万円でありましたことから、21万円、0.2%の増額であり、資源プラスチック類回収業務の24年度決算額は6,096万900円でありましたことから、6万900円、0.1%の増額でありました。これらの資源回収の増額につきましては、それぞれ人件費、物価変動の範囲であると考えております。
  続きまして、Jの剪定枝資源化作業業務の堆肥化実績についてご答弁申し上げます。平成25年度における剪定枝堆肥化の実績といたしましては54トンでございます。また、過去の堆肥化量と比較しますと、平成23年度は79トンございましたので、31%の減となり、平成24年度は89トンでございましたので、40%の減となっております。堆肥化量が減量した理由といたしましては、枝木の搬入につきましては集積所に搬出されるのと同様に長さ50センチ以下、太さ10センチ以下に切って、ひもで縛って搬入するように指導しておりましたが、縛られていないものや細かく裁断された枝木を他の燃やせるごみと混在した状態で持ち込まれるものについては、全て燃やせるごみとして受け入れをしていたため、堆肥化した枝木の量が減ったものと思われます。今後さらなる剪定枝の資源化を図るため、枝木の受け入れについては見直しを図ってまいりたいと思います。
  続きまして、M、生ごみ減量化・堆肥化事業で、台所資源の堆肥化事業参加状況についてご答弁申し上げます。平成25年度の生ごみ堆肥化推進地区の世帯数は9,667世帯、これは平成25年の7月調査でございます。参加世帯数が5,452世帯となっており、参加率でいきますと56.4%となってございます。これにより、平成24年度の参加率が51.7%となっていることから、4.7ポイントの増となっています。
  次に、搬入量の推移でございますが、平成24年度の搬入量が834.8トン、平成25年度の搬入量が853.76トンとなってございますことから、18.96トン、約2.3%の増となってございます。
  モデル地区内での参加率の評価でございますが、平成25年7月に協力世帯数調査を実施した際には、協力世帯数及び生ごみ回収量ともに平成24年度と比較して増加傾向となっております。主な要因といたしましては、平成24年度と同様に生ごみ分別の趣旨をご理解いただき、燃やせるごみが指定袋による搬出となったため、台所資源を燃やせるごみとして出さずに、台所資源として分別して生ごみ専用袋を使用して搬出していただいているものと考えております。
  続きまして、Nの台所資源の堆肥化で設置型、家庭用、衛生組合の減容化事業による処理量、堆肥化量の推移、設置型の今後の見通しにつきましてご答弁申し上げます。まず、設置型についてでございますが、生ごみの処理量を約10.4トンと推定し、堆肥化量は1.3トンございました。次に、家庭用についてでございますが、生ごみ処理器の補助制度を利用されました世帯数の過去10年間ですが、751世帯をもとに1日1人当たりの生ごみ搬出量185グラムを乗じまして算出いたしますと、生ごみの処理量が約127トンと推定され、堆肥化量は16トン程度となります。また、減容化施設での処理量でございますが、853.76トンで、堆肥製造量は約36トンでございます。
  最後に、設置型の現状と今後の見通しでございますが、設置型の生ごみ処理器は、設置後14年が経過しており、現在は久喜市の六万部地区及び宮代町の西原団地の2基のみの稼働となっておりますが、交換部品の製造中止等により十分な整備が不可能でありますことから、今後長期的な使用は困難であると考えております。
  最後なのですけれども、Pです。こちらのごみ質分析可燃ごみについてご答弁申し上げます。ごみ質分析につきましては、ごみピット内のごみを十分混合攪拌したものを約200キログラム採取し、円錐四分法という手法によりまして、最終的には5キロから10キロを採取するもので、そのごみを乾燥させた後、6品目に分類したごみの重量から割合を算出するものでございます。このため、湿ベースでは厨芥類が多く占めているものの、乾ベースでは乾燥してしまうためわずかな量となります。つまり厨芥類は水分を多く含んでいることになります。紙、布類のうち紙は資源にならない。ティッシュやレシート、シュレッダーした紙などが含まれての割合となっております。紙、布類の割合が高いからといって、分別が悪いとは言えないものであります。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、菖蒲センターの分で、加藤補佐、お願いします。
                 〔業務2課長補佐 加藤一郎君登壇〕
業務2課長補佐(加藤一郎君) 猪股議員ご質疑のKについてご答弁申し上げます。
  菖蒲清掃センターでは、平成24年度の焼却灰最終処分業務の委託費は1,700万1,105円になります。平成25年度は1,888万6,817円でございます。平成24年度と比較しますと188万5,712円の増になります。増額した理由は、委託金額の1トン当たりの単価が消費税込みで平成24年度の3万2,025円から、平成25年度は3万4,125円となり、単価で2,100円の値上げとなりましたことによるものでございます。また、焼却灰の処理量が平成24年度の530.87トンから、平成25年度は553.46トンとなり、22.59トン増えたことが増額の理由でございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再質疑をお受けします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 大体理解しました。
  まず、幾つか聞いておきたいのですが、一つにはFのノーレジ袋運動の現状ということでご答弁いただきました。287事業所が賛同していただいたということで言われましたけれども、もうちょっとお聞きしたいのは、キャンペーン活動への参加協力ということと、実際にスーパーなどで、あるいは久喜市内のホームセンターなどでノーレジ袋を進めているかどうか、その協力がどういうふうに進んでいるかということをどう把握しているかを聞きたいのです。確かにキャンペーンで旗を立ててティッシュの配布に協力してもらう。例えば具体的な名前を挙げれば、イトーヨーカ堂などはもうレジ袋1枚2円とか、具体的に進めているわけです。ところが、まだ多くのスーパーなどでは、何も言わなければ黙ってレジ袋が出てくるという状況がまだまだあるわけです。そういう状況をレジ袋は廃止するほうに協力してくれる、そういうスーパー、商店などがどれぐらい増えてきていると、把握するのは難しいですけれどもね、実際に。どのように考えていらっしゃるかをお願いいたします。それが1つ。
  それから、ちょっと前後しますけれども、Bの八甫センターの周辺のいわゆる迷惑料についてですけれども、私も毎年毎年これ聞いていて、大変申しわけないのだけれども、確かに決算報告書は出ている。だけれども、それは具体的に何に使われているのかというのがどうも把握できていないようです。決算報告といっても領収書がついてくるわけではないから、この80万円、100万円は、具体に何と何に支出されているのかというところまでは把握できていないわけですね。だから、住民に対して説明するのは、これは単なる迷惑料ではないのだという、形式上は。地元で必要なものに使うためにお金を出しているので、単にお金をそれこそ軽めで済ませるわけではないわけですから、その使途がはっきり説明できなければいけないのだと思うのです。その内容については、当局としては相手方からちゃんと説明を受けているかどうか。ここで全部明らかにしろとは言いませんけれども、きちっと説明を受けているかどうか。そこのところをちょっと聞きたいのです。
  それから、最終処分場の関係でお聞きしたいのですが、最終処分量の比較表を資料として出していただきました。かなり最終処分先について大きな変動があるのです。例えば久喜宮代センター、14ページに出ていますが、25年度、メルテックへの搬出は倍増以上している。それから、セメント化も進んでいる。一方でウィズウェイストへの搬出が大幅に、本当に大幅に減ってきている。こういう処分先を変更していく、その考え方を教えていただきたいのです。端的に言えば、一つにはウィズウェイスト、埋め立てをこれからどんどん減らしていこうという、そういう大きな方針があるというふうに理解しておいていいのか。セメント化とか、そういう資源化のほうにどんどん向けているのだ。そちらのほうを政策的に、意図的にふやしているというふうに理解してよろしいのかどうか。今後もその方向でいくのかどうかです。
  それだけお願いします。
議長(加納好子君) ここで休憩します。

    休憩 午後 2時36分

    再開 午後 2時45分

議長(加納好子君) 再開いたします。
  猪股議員の再質疑に答弁をお願いいたします。
  内田補佐、お願いします。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、猪股議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
  ご質疑のノーレジ袋の関係でございます。現在ヨーカ堂やコープといったところでは1枚2円から5円で袋を販売しているということでございます。レジ袋の配布、これは有料化でございますが、スーパー等につきましては現在のところ把握はしてございません。今後管内全事業所への調査は難しいものと考えてございますが、できる限りの事業者へ調査を依頼してまいりたいと考えてございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
議長(加納好子君) 続いて答弁をお願いします。
  藤井課長、お願いします。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
業務3課長(藤井 智君) 猪股議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  負担金の支出に関しまして、具体的に領収書等により説明を受けていたのかということでございますけれども、こちらにつきましては毎年行われる役員総会前の決算審査時に事務局も同席をさせていただいておりますので、一応その場での確認はさせていただいております。また、会計さんを通して領収書等におきましてもその都度確認はさせていただいているような状況にはなっております。しかし、幸手4地区の支出の具体的な確認につきましては、これはそれぞれ地域の行事等に係ります経費の一部に組み込まれておりますことから、詳細についてはちょっと確認はできないような状況でございます。
議長(加納好子君) 続いて答弁をお願いいたします。
  月安補佐、お願いします。
                 〔業務課長補佐 月安高広君登壇〕
業務課長補佐(月安高広君) 猪股議員の再質疑についてご答弁申し上げます。
  最終処分の比較表ですけれども、こちらのほう、平成24年度と平成25年度で大きくふえたものにつきましては、まずメルテック株式会社のほうにつきましては資源化を図ったものでございまして、ウィズウェイストジャパン、こちらのほう減っているものにつきましては、埋め立て処分という形で行っているものでございます。
議長(加納好子君) 金井業務課長、お願いします。
                 〔業務課長 金井 誠君登壇〕
業務課長(金井 誠君) 猪股議員の再質疑でございますけれども、ご指摘のとおり、衛生組合としてはリサイクルを推進していくという方向で行っております。
  なお、参考資料の14ページのほうをお開きいただきたいと思うのですけれども、株式会社ウィズウェイストジャパンの欄でございますけれども、排出量の増減のところが入っていないところがありますので、申しわけございません。一番上の29.5の横に三角で285.49、その下が三角で344.69、そして129.3の隣ですけれども、三角の166.6。ご記入いただきたいと思います。申しわけございませんでした。
議長(加納好子君) 再々質疑をお受けします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 最終処分のところなのですけれども、今金井さんからお答えいただいて、大体理解するのですけれども、今後組合としては、特に久喜宮代センターではウィズウェイストをほとんど全部なくしていく方向にある。今後こうした埋め立てについてはできるだけ減らしていくというふうに理解してよろしいわけですね。もちろんほかの菖蒲なんかでは若干ですが、増えたりはしているのですけれども、これらも減らしていく方向ということで長期的には考えていいわけですね。その点確認したいのと、それから再質問で聞かなかったのですけれども、最初の通告でいきますと、5ページの一番上のところで、ごみプラス資源では決してそんなに高くはない。むしろ低い位置にあるということで最初の答弁で言われて、資源の回収についても、今後店頭回収とか集団回収とかを進めていくのだというふうにおっしゃられた。それは、そちらへ転換していければ、それはそれでごみプラス資源の量も減少させていくことができるのだろうと思うのですけれども、現実には集団回収については大きく減ってきてしまっているし、店頭回収についても果たして増えていると言えるのかどうか。この店頭回収などは増えていくような手だてをとって、衛生組合としてとれるとは私は思えないのですけれども、自主的に事業所等がやっているのはありますけれども。店頭のやつとか、回収ボックスを置いてやっているところはあるけれども、衛生組合としてそれを進めているわけではない。もしそれを進めていくのだとしたら、それを政策として出していかなければいけないのですけれども。それから、集団回収についても一旦減ってしまったもの、いろんな事情がありましたけれども、それをさらに大きく増やしていくための手だてというものを考えていかなくてはならない。それを考えてやっていくということ、方針を出した上でごみプラス資源を減らしていくのだということを言っているのか。そこどうなのでしょうか。見解をお願いしたい。
  それから、5ページの一番下、15番目のところなのですけれども、堆肥化ですが、衛生組合の減容化事業施設に搬入しているのは853トンということになっています。1日最大4トンという縛りはあるのだけれども、現在の住民の参加率はモデル地区の54%ということで言われた。これをどれぐらいまで増やしていく余地があるのでしょうか。今出ている853トンがどれぐらいまで増やしていく余地があるのか。増やしていこうとしているのか、もう現状のままで維持していけばそれでいいと考えているのか、その点お願いをいたします。
  それだけお願いします。
議長(加納好子君) 猪股議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  内田補佐、お願いします。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、猪股議員の再々質問にご答弁を申し上げます。
  集団回収の件でございますが、店頭回収については組合で進めることは難しい。組合の方針はどうなのだというようなご質疑だと思います。衛生組合といたしましては、今後集団回収と公共回収のあり方等について、いろいろ先進地の事例を参考に研究してまいりたいと考えてございます。今年に入りまして、実は隣の県であります千葉県流山市でございますが、そちらのほうに行きまして、資源集団回収のやり方についていろいろ検討というか、視察をさせていただきまして、研究しているところでございますので、今後のあり方については今後十分検討してまいりたいと考えてございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
議長(加納好子君) 続いて、局長、お願いします。
                 〔事務局長 若山忠司君登壇〕
事務局長(若山忠司君) 猪股議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  まず、最終処分量につきましては、組合といたしましては持ち込みを減らしていくということで考えております。それから、堆肥化につきましては、現在日量4トンという規模で堆肥化をしているわけでございますけれども、これにつきましては現在委託をしております熊谷清掃社のほうで20トン級の堆肥化施設、減容化施設を熊谷市のほうで実施をしております。まだ順調に稼働をしていない状況等を聞いておりますので、その辺状況を見ながら、組合としては検討していきたいというふうに考えております。
議長(加納好子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  次に、新井議員、お願いします。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) 通告に従いまして、質疑のほうをさせていただきます。
  まず、今回は2款総務費、1項総務管理費に関係する部分の質疑をさせていただきます。まず初めに、21ページになります。一般管理費、需用費の部分、追録代及び新聞雑誌等購読料の購読内容について、どういうものを購入し、有効活用しているかというところをお聞きいたします。
  2点目、23ページ、一般管理費の委託料の部分になります。例規集データベース維持管理業務、こちらは134万4,000円を計上しているところでございますが、こちらの利用実績について、費用対効果の観点からお聞きいたします。特にインターネットからの外部アクセス数、または庁内LANからの内部利用実績を含む数字の部分がもしございましたら、あわせて教えていただけたらと思います。
  3点目になります。27ページ、財産管理費、役務費の部分になります。こちらはウイルス対策データ等更新料32万6,130円の内容について、具体的に教えていただけたらと思います。
  次に、29ページ、財産管理費、工事請負費の部分になります。管理棟電力量計設置ということで、今私たちがいるこの事務管理棟の場所になりますが、こちらの設置工事後、平成25年度においては節電の実績がいかほどあったかということをお示しいただけたらと思います。
  以上です。
議長(加納好子君) 新井議員の質疑に対する答弁を求めます。
  内田補佐、お願いします。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、新井議員ご質疑の21ページ、追録代及び新聞雑誌等購読料に関します件、並びに23ページの例規集データベースに関しますご質疑にご答弁を申し上げます。
  初めに、追録代についてでございます。現在の追録内容は、廃棄物処理に関します図書、労務管理等に関します図書、また議会及び財務に関します図書等でございます。予算措置につきましては、平成24年度までは同じ需用費の消耗品費の一部として計上しておりましたが、平成25年度からは新たに追録代として費目を設け、同時に追録内容の見直しを行い、新たに必要な図書を購入する一方、使用頻度の低い図書の追録を廃止したところでございます。
  次に、新聞雑誌等購読料でございますが、新聞につきましては久喜宮代清掃センターでは平成25年度までは全部で3紙を購読しておりましたが、平成26年度からは購読内容を見直しまして2紙へと減らし、経費の削減をしているところでございます。また、雑誌につきましては、委託料及び工事請負費等の算出を目的といたしまして、必要な季刊誌のほか専門誌を購読してございます。
  八甫清掃センターでは、新聞を1紙、雑誌は専門誌を購読してございます。予算措置につきましては、平成24年度までは追録代と同様、同じ需用費の消耗品費の一部として計上しておりましたが、平成25年度からは新たに新聞雑誌等購読料として費目を設けているものでございます。追録代及び新聞雑誌等購読料につきましては、平成25年度決算から予算額に対します執行状況が判明いたしましたことに加え、27年度当初予算の編成に向けてさらなる見直しを進めていく予定でございます。
  次に、例規集データベースの件でございます。例規集データベースにつきましては、久喜市及び宮代町を初め、全国のほとんどの自治体で導入してございます。久喜宮代衛生組合におきましても、条例や規則にとどまらず、規程や要綱等を含めた例規全てを掲載し、維持管理業務の締結により原則年2回から3回、最新のデータに更新を行ってございます。また、ホームページからも住民がアクセスできるような環境を整備してございます。なお、インターネットからの外部アクセス数につきましては、把握しておらないところでございます。
  職員の利用につきましては、平成23年度までは例規集データベース維持管理業務とは別に、紙ベースの例規集の冊子を職員数の30冊、予算にいたしますと30万円弱を需用費の消耗品費の一部として計上してございましたが、平成24年度予算からはこれを廃止いたしまして、職員が常に庁内LANからアクセスできるような環境を整えているものでございます。また、職員向けといたしまして例規の改正等に必要な新旧条文を比較できる機能を追加してございます。職員の利用実績につきましては、把握はしてございませんが、申し上げました経緯からも、例規改正を初め職員の実務執行に欠かせないシステムとして、大きな効果を上げているものと考えてございます。
  次に、ご質疑のウイルス対策データ等更新料の内容についてご答弁を申し上げます。対象となりますパソコンは全部で34台となってございます。データ更新の対象はウイルス対策ソフト及びフィルタリングソフトとなってございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて答弁を求めます。
  月安補佐、お願いします。
                 〔業務課長補佐 月安高広君登壇〕
業務課長補佐(月安高広君) 新井議員ご質疑のP29、2款総務費、1項総務管理費、1目財産管理費、15区分工事請負費についてご答弁申し上げます。
  管理棟電力計設置工事についてでございますが、従来電力料金につきましては事務所がございます管理棟と処理施設とが1つの電力量計により測定されておりましたことから、おのおのの施設の電気使用量を把握するために設置したものでございます。このため節電実績につきましては、今年度以降に電気使用量の把握ができますことから、今後は把握した電力使用量をもとに節電対策に取り組んでまいりたいと考えております。
議長(加納好子君) 再質疑をお受けします。
  新井議員。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) ありがとうございました。
  私がなぜこの総務管理費の部分の質疑をしたかというと、これは一般の民間企業さんであっても同じですし、ご家庭でも同じだと思うのですが、こういう固定費がかかる部分というのは最少の費用で最大の効果を生まなければいけないというのが官公庁であっても同じだと思うのです。やっぱり無駄なものは常に見直しをした上で廃止をする。あるいは、継続をする。新規に何か追加しなければいけない。こういう見直しというのは常に必要というふうに思っております。
  まず、追録代と新聞雑誌等購読料に関しましては、毎年毎年見直しをかけて今後もやっていくというのが非常にわかりましたので、継続してお願いをするところでございます。2つ目の例規集のデータベース維持管理業務に関してなのですが、これは私市の決算認定のほうでもお話をさせていただきました。というのも、実は私は国の機関にいるときにこのデータベースの更新担当をやっておりまして、大体どれぐらいの分量でどれぐらいの費用がかかるかというのも実は経験がございます。私も実はこの例規集データベース、業者さんにお願いするというのはもともとは書籍から始まって、CD―ROMにかわって、データベースにかわったという経緯があるので、結構どこの自治体さん、機関さんも継続してやっているのは存じ上げております。ただ、結構やっぱりお金がかかるのですね。そういう作業をやっている現場を見たことがあるので、非常に手間暇かかる作業なので、お金がかかるというのもわかっています。ただ、この利用頻度、外からインターネットを経由してアクセスする利用頻度あるいは庁内の職員の方がどれぐらい使っているかというのを、本来であればちゃんと把握をした上でこの130万何がしかのお金に対して本当に利活用できているのというのを検証しなければいけないと思うのです。まずそれは今後の課題ということでお願いをしたいと思います。
  私からは、実務経験者の立場から、実は大きく費用を削減したというちょっと事例を紹介させていただければと思います。これは、ホームページ上で実は載っています。ウエブで公開されているのですが、簡易検索版のプログラムというのが公開されていますので、それは無料で使えるものになっています。ただ、システムだけ構築すると、その中にソフトを入れて、ワードのファイルを普通のパソコンのフォルダに入れるような感じで、実は全文検索で検索できるようなシステムが構築できます。私もそのときは20万円ぐらいでイニシャルコスト、一時経費として構築をした上で、毎年のランニングコストというのはかかりませんでした。そういうのも事例とか、そういうものもホームページにも載っていますので、ぜひそういうのも参考にしていただきながら、経費削減、余ったというか、有効活用して出てきたお金を違うところに使うというのが必要なのかなというふうに思います。これも今後の調査研究ということでお願いしたいと思います。
  3点目、ウイルス対策データです。先ほどお話しいただきましたとおり、パソコン34台に対してウイルス対策、フィルタリング等ということでお話をいただきました。多分これ毎年大体同じぐらいの予算を使っていると思うのです。多分皆さん電機屋さんとかに行くとそういうソフトが売っているのを見たことがあると思うのですが、結構安いソフトというのも売っているのです。更新費用がかからないような、1回買ってしまえば、ずっと更新してもできますよというのが2,000円ぐらいとか、そういうのもありますので、その辺のどういうものがいいかというのも研究されたことがあるかどうかというのもちょっとお聞きしたいと思います。これは質問になります。
  最後の設置工事関係の節電の実績については、次年度以降ということで承知いたしました。
  1つだけご質問させていただきます。
議長(加納好子君) 新井議員の再質疑に対する答弁をお願いいたします。
  内田補佐、お願いします。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、ご質疑にご答弁したいと思います。
  ウイルス対策のソフトの件でございますけれども、電器屋等で更新費用がかからないものがあるということでございますが、当組合におきましてはそういった検討は今までしてございません。
議長(加納好子君) 再々質疑をお受けします。
  新井議員。
                 〔2番 新井 兼君登壇〕
2番(新井 兼君) わかりました。今まではやっていないということだと思いますので、これは私も民間企業自体、実はセキュリティー会社にいたもので、非常に安いものを使えるというのも実は知っています。機能的に十分なものも安く使えるものも出回っています。そういうものを活用して、買い取りのものとか、更新費用が毎年1,000円ぐらいのものとかもありますので、そういうものも研究していただければと思います。これは要望になります。
  以上です。
議長(加納好子君) 以上で新井議員の質疑を打ち切ります。
  次に、関議員、お願いします。
                 〔6番 関 弘秀君登壇〕
6番(関 弘秀君) 6番、関でございます。質問事項に従いまして、質問させていただきます。
  歳出の部分で29ページの工事請負費の管理棟電力量計設置工事の概要と成果につきましては、前段の議員の答弁のほうで了解いたしましたので、結構でございます。
  37ページ、委託料のほうでございますが、関連が出てくるかと思いますが、焼却灰最終処分業務の大幅減額、また焼却灰路盤材原料化業務の逆に大幅増額につきまして。それから、ばいじん最終処分業務がなくなりまして、ばいじん路盤材原料化業務が増額になった理由につきまして。ただ、菖蒲清掃センターについては、ばいじん最終処分業務を行っている部分につきまして、確認で質問させていただきます。
  それから、同じく委託料の資源(びん、缶、ペットボトル)異物等処分業務の減額理由につきましてお願いいたします。
  これはページ数がちょっと違いますが、41ページの委託料の部分で、八甫清掃センターの計量受け付け業務大幅増額につきましてお伺いいたします。
  最後、43ページ、備品購入費がございますが、持ち去り行為取り締まり対応準備備品としましてビデオカメラを購入されたということで、その使用の部分につきましてお伺いいたします。お願いします。
議長(加納好子君) 関議員の質疑に対する答弁を求めます。
  月安補佐。
                 〔業務課長補佐 月安高広君登壇〕
業務課長補佐(月安高広君) 関議員のご質疑に対しましてご答弁申し上げます。
  決算書37ページ、13委託料についてご答弁申し上げます。まず初めに、焼却灰最終処分業務の大幅減額と焼却灰路盤材原料化業務の大幅増額についてでございますが、焼却灰における放射能濃度がリサイクル先である業者の受け入れ基準以下になりましたことから、平成24年10月より搬出を再開したところでございます。これにより、平成25年度につきましては、焼却灰の処分先について極力埋め立て処分とする焼却灰最終処分業務を行わずにリサイクル方法で搬出を行ったため、焼却灰路盤材原料化業務の大幅な増額となったものでございます。
  続きまして、ばいじんの処分業務についてでございますが、焼却灰と同様にばいじんにおける放射能濃度の基準が受け入れ基準を下回ったことにより、処分先を埋め立て処分からリサイクル処理へと変更を行い、ばいじん最終処分業務がなくなったことにより、ばいじん路盤材最終処分業務が大幅に増額になったものでございます。なお、菖蒲清掃センターのばいじんを最終処分している理由につきましては、資材の原料として受け入れてくる業者が見つからないことによるものです。
  最後に、資源(びん、缶、ペットボトル)異物等処分業務の減額理由についてでございますが、久喜宮代清掃センター及び菖蒲清掃センターにおいて収集しております瓶、缶、ペットボトルにつきましては、管内の民間施設において種類ごとの選別を行っております。そして、その際に発生する処理残渣につきましては、これまで全量を埋め立て処分としておりましたが、その処理残渣に含まれます瓶のガラス瓶のかけらにつきましては、平成25年度から資源化を開始したところでございます。これにより、埋め立て処分量が減少し、1トン当たりの委託単価が安くなりましたことから、委託料が減額となったところでございます。
  最後に、43ページ、18備品購入費のビデオカメラの使用方法についてご答弁申し上げます。集積所に出された古紙の持ち去り行為への対策といたしまして、以前から職員によるパトロールを定期的に実施しておりましたが、平成25年度は製紙原料問屋の全国団体であります全国製紙原料商工組合連合会と共同し、古紙に忍ばせた小型GPS装置による位置追跡調査を実施したところでございます。ビデオカメラは、その調査時に持ち去り行為が発覚した場合の映像撮影のために購入したものでございます。また、警察署からも持ち去り行為の検挙に当たり、その行為を撮影したビデオ映像が有力証拠になることを以前から聞いており、今後はパトロールにおいて有効に活用していきたいと考えております。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて答弁をお願いします。
  大久保補佐。
                 〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
業務3課長補佐(大久保達也君) 関議員ご質疑の39ページ、委託料の計量受け付け業務の大幅増額の理由についてご答弁申し上げます。
  八甫清掃センターの計量受け付け業務では、計量棟における搬入受け付け、計量カードの管理、構内軽作業を委託しております。平成25年度の委託料が増額となった主な理由でございますが、計量受け付け業務作業員の増員によるものでございます。八甫清掃センターでは、平成25年9月までは原則として自己搬入は受け付けておらず、引っ越し等により一時的に発生するごみや火災等により発生した場合のみ受け付けをしておりましたことから、計量受け付け業務として1名の作業員で業務を賄うことが可能でございましたが、平成25年10月からこの制限を外し、全面的にごみの直接搬入の受け付けを開始するに当たり、ごみの持ち込み件数の増加が見込まれましたことから、平成25年9月より作業員1名から2名に増員したものでございます。
議長(加納好子君) 再質疑をお受けします。
  関議員。
                 〔6番 関 弘秀君登壇〕
6番(関 弘秀君) 1点だけ確認を含めまして、菖蒲清掃センターのばいじん最終処分業務が受け入れ業者が見つからないということで答弁をいただきました。これは、ほかの部分では見つかっているので、そのまま同じところでの受け付けというのはできないのかどうか、お伺いいたします。
議長(加納好子君) 関議員の再質疑に対する答弁をお願いいたします。
  加藤補佐、お願いします。
                 〔業務2課長補佐 加藤一郎君登壇〕
業務2課長補佐(加藤一郎君) 関議員の再質問についてご答弁申し上げます。
  菖蒲清掃センターのばいじんでございますが、こちらがほかのセンターとはちょっと処理が違っておりまして、搬出が安定処理をして排出しているという事情もありまして、なかなか原料やリサイクル資材として受け入れている業者が見つからない状況でございまして、今後はなるべくそのような業者を見つけるように鋭意検討しているところでございます。
議長(加納好子君) 以上で関議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第6号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第7号 平成26年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)について質疑をお受けいたします。
  通告順に従い、お受けいたします。
  山下議員、お願いします。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) 議席番号4番の山下です。議案第7号 平成26年度久喜宮代衛生組合一般補正予算案について、歳出について質問させていただきます。
  最初に、15ページ、給料のところです。これ人件費が当初予算より低く抑えられているが、説明を求めたいと思います。
  それから、21ページです。一般職正規職員数が補正予算書では23年度で45名から25年度では42名、そして26年度では39名となっているが、この正規職員の増員計画があるのかないのか、お聞かせください。
  それから、同じページ数です。21ページです。時間外勤務手当等が毎年伸びています。補正予算書では、25年度では531万円、26年度では571万6,000円となっているが、正規職員、これは減っている関係で増加になっているのではないでしょうか。また、1人当たりの業務内容が増加しているのではないでしょうか。お聞かせください。
  以上です。
議長(加納好子君) 山下議員の質疑に対する答弁を求めます。
  内田補佐、お願いします。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、山下議員の15ページの人件費のご質疑についてご答弁を申し上げます。
  人件費が、当初予算より低く抑えられている理由についてでございますが、職員の昇格や市、町からの派遣職員の人事異動によりまして、当初予算編成時と比較して実際に支給する給料や各種手当はそれぞれ増減が発生いたします。加えまして、今年度は平成26年8月末付で八甫清掃センターのプロパー事務職員1名が自己都合退職したため、給料や期末勤勉手当を初めといたしまして、各職員手当に大幅な不用額が確定し、全体として当初予算比較で人件費が下がったものでございます。
  次に、正規職員数に関しますご質疑についてご答弁申し上げます。平成3年度の正規職員数45名の内訳につきましては、事務職員29名、現業職員16名でございます。25年度、42名の内訳につきましては、事務職員28名、現業職員14名でございまして、減少の理由は定年退職によるものでございます。26年度、39名の内訳は、事務職員27名、現業職員12名でございます。事務職員につきましては、8月末日で1名が退職をしたことによるものでございます。現業職員につきましては、定年退職によるものでございます。
  事務職員につきましては、平成25年度に策定いたしました久喜宮代衛生組合職員定数計画に基づき、平成26年4月に1名の採用を行いました。今後も同計画に基づき、計画的に職員採用を実施していくものでございますが、総数につきましては増員の予定はございません。なお、現業職員につきましては、定年退職による減少分の補充を、引き続き業務委託の拡大により対応していく予定でございますことから、職員採用の予定はないものでございます。
  次に、時間外勤務等手当に関しますご質疑にご答弁申し上げます。平成23年度以降の時間外勤務手当の推移を分析いたしますと、平成24年度に久喜宮代清掃センターの事務職員につきましては粗大ごみ予約センターの開設及び一般廃棄物ごみ処理基本計画の策定等に伴う業務の増があり、前年度に比べて時間外勤務手当が増加しております。その後、平成25年はそれらの業務が一段落したことにより、前年度に比べて時間外勤務等手当が減少してございます。平成26年度につきましては、5年に1回の財務会計システム更新事務、従来の給与システムにかわります人事給与システムの新規導入事務、及びホームページリニューアル等によりまして、事務量及び時間外勤務等手当が少々増加しているところではございますが、1人当たりの事務量が無理のない範囲となるよう、これまで以上に労務管理を徹底しておるところでございます。なお、現業職員につきましては、正規職員数減の影響によります時間外勤務等手当の増は発生はしていないところでございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再質疑をお受けします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) ありがとうございました。
  久喜宮代清掃センターで334万2,000円の減、全体で減ということでなっております。職員の途中退職ですか、そういうことでなったのだということで、途中でまた正規職員を1人入れたということで、理解はできるのですけれども、この334万2,000円を減額する。やめてなった場合、そんなに変動があるのでしょうか、1人だけで。やめて、また正規職員を入れることに対して。これは若い人を入れたわけなのでしょうか。それとも、もともといた町からの職員をそのままこちらに来た関係なのでしょうか。その辺のところをちょっと教えていただきたいと思っているのですけれども。
  それと、現業職員がかなり減っています。当初から比べると何名減ったのですか。かなり減っているということでなっています。これは現業職員の人たちというのは現場で住民とよく話し合って、ごみの排出量、分別、その他いろいろなことをきめ細かくやっているのが現業職員だと思っております。そういうところは減っているということになると、やはり委託ということで賄っているわけなのですけれども、委託となると一緒にやっているのだということを言っていますけれども、かなり力の入れ方が違う。これはもう目に見えてわかると思います。そういう点で、現業職員を減らすということは、やっぱり住民との接点を減らすことと同じではないかなと私は思っております。そういう点では、現業職員をふやして、住民との話し合いをもっともっと緊密にしていく。それが必要かと思っております。そういう点では、やっぱりその辺のところをどういうふうに考えているのか、教えていただきたいなと思っております。
  当初の久喜宮代衛生組合の会議録を見ましても、管理者のほうでは清掃行政に精通し、将来の組合を担う人材が不足しているのが現状でございます。このため、施設、収集料金等の管理業務、組合独自の政策立案業務等の陣容強化を図るため、平成26年、10年間の職員定数計画を策定していくということが書いてありますけれども、事務職員は1人ふえました。しかし、現業職員は減っている。その辺のところも説明をお願いしたいなと思っております。
  あと、残業のことなのですけれども、説明ではいろいろとコンピューターを入れたからそのときは減ったとかふえたとかと言っていますけれども、やはり残業は定時ではこなせない業務をやっているということは間違いないと思うのですけれども、それがどんどんふえているということは微妙だということでも、やっぱり業務内容がふえているのではないかなと私は思っているのですけれども、その辺のところの業務内容を詳しく教えていただければありがたいなと思っております。
  以上です。
議長(加納好子君) 山下議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  内田補佐、お願いします。
                 〔総務課長補佐 内田久則君登壇〕
総務課長補佐(内田久則君) それでは、再質問にご答弁をいたします。
  給料減の件でございますが、約330万円減っていると。1人採用してということでございますが、1人採用いたしましたのは平成26年度採用ということでございます。ですので、平成25年度は採用はしておりません。
                 〔「25年度はしていない」と言う人あり〕
総務課長補佐(内田久則君) はい。26年度に1名の採用でございます。
  それと、あと現業職の職員が減っているがということでございます。これに関しましては、衛生組合では先ほどもご答弁申し上げましたが、委託に移行していく考えでございます。委託にすることによりましても、委託業者への十分指導をしておりますので、現在の現業職員との差異はないというふうに考えているところでございます。
議長(加納好子君) 長堀総務課長、お願いします。
                 〔総務課長 長堀康雄君登壇〕
総務課長(長堀康雄君) それでは、3問目の定員適正化計画との関連につきまして、私のほうから答弁させていただきたいと思います。
  管理者のほうから定員適正化計画の関係と、それから職員の採用等についてお話があったということだと思いますが、これにつきましてはやはりきちんとした定員適正化計画をつくりまして、骨子といたしましては現在は久喜市及び、それから町のほうから派遣職員等が多く派遣されているわけでございますが、やはりこういう専門的なごみ処理行政を担っていく上では、短期間で異動する職員ということではなくて、長期的な視点に立って、専門的な知識を身につけた職員というものを計画的に養成、育成していく必要がありますことから、そういう派遣職員に代わりまして、組合独自のプロパー職員、いわゆる事務職員を採用していくことによって、職員の質的レベルの向上と申しますか、そういうものを上げていく必要があるという趣旨でのお話だったかというふうに思います。そういったことから、定員適正化計画によりまして、総数としては先ほどの答弁のとおり、増やしていくということではございませんが、職員の構成といたしましてはプロパー職員をだんだん増やしていきまして、派遣職員を減らしていくという、そういう計画でございます。その中におきましては、現業職員の方につきましては先ほど内田補佐のほうから答弁がありましたとおり、新たな増員をしていくという計画は予定していないものでございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再々質疑はありますか。
                 〔「はい」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 再々質疑をお受けします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) 現業職員を増やさない。そして、変わらず減らしていく。こういう数年間の間で五、六名、もっと増えましたか。全員で大分減らしましたけれども、業務内容をやっぱり住民との細かい内容、委託で本当にできるのかどうか。その辺のところがちょっと私は腑に落ちないというか、思っております。確かに指導でできるということで言っておりますけれども、当初分別をやっていたときの最初の当時、正規職員が一生懸命になって分別の指導とか、そういうのはやったわけなのです。それでだっていまだ現在はあるわけなのです。そこを接点のところを減らして、本当にごみ行政をこれから先いろんなところで分別やそういうことをやっていくための施策ができるのかどうか。その辺がちょっと私は少し疑問に思っております。そういうところを少しやって、もう少し現業職員も責任を持ってやらせていく必要がある。もっと現業職員がいたときは、現場のところを掃き出しまでしていたという話も聞いております。その辺のところもきめ細かな指導をやっていただけるのかどうか、派遣でも。その辺のところをきちんと説明をお願いしたいと思っております。
  以上です。
                 〔「今だって走って一生懸命やっているじゃないですか」と
                   言う人あり〕
議長(加納好子君) 再々質疑に対する答弁を求めます。
  金井業務課長。
                 〔「失礼じゃないですか、本当に」と言う人あり〕
議長(加納好子君) ご静粛にお願いします。
                 〔業務課長 金井 誠君登壇〕
業務課長(金井 誠君) それでは、山下議員の再々質疑にお答えいたします。
  議員ご指摘のとおり、当初直営、委託ということで併用でやっておりました。確かに直営のいいところもございましたけれども、それは委託業者のほうに引き継がれております。どんな証拠があるのかといいますと、冒頭で私が久喜市内の分別率、久喜宮代8カ所、そこは委託業者が回っております。そこの分別率は全て95点以上です。ということは、何ら委託でも問題なく一生懸命やっているということでございますので、安易に委託はだめだというのは、それは職業差別……
                 〔「そういうことを言っているわけじゃない」と言う人あり〕
業務課長(金井 誠君) に捉えてしまいましたわけでございます。そういうことです。
議長(加納好子君) 以上で山下議員の質疑を打ち切ります。
  議案第7号に対する質疑はお一人様なので、質疑をこれで打ち切ります。

                        ◇                      

    ◎討論・採決
議長(加納好子君) 日程第3、これより討論・採決を行います。
  議案第6号について、討論をお受けいたします。
                 〔「休憩を求めます。討論の作成で」と言う人あり〕
議長(加納好子君) これより休憩に入ります。

    休憩 午後 3時39分

    再開 午後 3時45分

議長(加納好子君) 再開します。
  ご静粛にお願いいたします。
  日程第3、これより討論・採決を行います。
  議案第6号について、討論をお受けします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) 議席番号4番の山下です。2013年度、平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算に反対の立場で討論を行います。
  当初予算37億8,200万円で、支出済額36億4,930万7,462円となり、職員一同のごみ処理計画の遂行のために頑張ってきた成果でもあります。しかしながら、審査意見書にもあるように、久喜市、宮代町でも厳しい財政状況は続くと言われております。衛生組合でももっと分別やリサイクルを強化し、最終処分量を減らさなければなりません。また、維持管理費も減らす努力も必要ではないでしょうか。当初予算でも指摘しましたが、決算報告書を見る限り職員の新規採用がされていないまま今日に至っております。むしろ現業職員が減っています。将来にわたる新旧の引き継ぎや民間委託によるきめ細やかな実績が薄れてきていることを、また事業者の持ち込み手数料10キロ100円から200円へと値上げした結果、少数事業者の負担増となっていることも指摘する。住民と一丸となってごみ減量に取り組む必要があり、体制を強化することが求められています。よって、職員の現業採用を求めることを指摘して、反対討論といたします。
  以上です。
議長(加納好子君) 次に、賛成討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 次に、反対討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 討論なしといたします。
  議案第6号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(加納好子君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
  次に、議案第7号についての討論をお受けします。
  まず、反対討論をお受けします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) 議席番号4番の山下です。2013年度、平成26年久喜宮代衛生組合の一般会計補正予算に反対の立場で討論を行います。
  これまで住民の意見や地域の声を反映しつつ、分別、リサイクル率の向上に努力してまいりました。これらは、職員一同の成果と住民との協力の結果ではないでしょうか。また、現業職員から委託業者への切替が進められています。もちろん委託だとサービスが低下するということではありませんが、正式の公務員が公的責任で発揮することが優先されることと思います。よって、本補正予算案に反対といたします。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 次に、賛成討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 次に、反対討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 討論なしと認めます。
  議案第7号 平成26年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(加納好子君) 挙手多数です。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。

                        ◇                      

    ◎議長挨拶
議長(加納好子君) 以上をもちまして、本議会に付された案件は全て終了いたしました。
  本日は、提出議案に対する慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎管理者挨拶
議長(加納好子君) それでは、管理者の挨拶をお願いいたします。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会第3回定例会にご提案をいたしました議案第6号及び議案第7号の2議案につきまして、議員の皆様には慎重ご審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。
  質疑、質問の中で賜りましたご意見等につきましては十分検討いたしまして、今後の組合運営に反映させてまいりたいと考えております。
  今後とも、議員の皆様方のご理解、ご協力をお願い申し上げまして、御礼のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎閉会の宣告
議長(加納好子君) これをもちまして、平成26年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午後 3時52分