平成26年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会 第15日

平成26年3月26日(水曜日)
 議 事 日 程 (第2号)

 1 開  議
 2 管理者提出追加議案の上程(議案第4号)
 3 提案理由の説明
 4 議案に対する質疑(議案第2号〜議案第4号)
 5 討論・採決
 6 議長挨拶
 7 管理者挨拶
 8 閉  議
 9 閉  会
午前9時開議
 出席議員(14名)
     1番   園  部  茂  雄  君      2番   梅  田  修  一  君
     3番   木  村  奉  憲  君      4番   山  下  秋  夫  君
     5番   戸 ヶ 崎     博  君      6番   関     弘  秀  君
     7番   大  鹿  良  夫  君      8番   盛  永  圭  子  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   内  田     正  君
    11番   小 河 原     正  君     12番   伊  草  弘  之  君
    13番   鈴  木  松  蔵  君     14番   加  納  好  子  君

 欠席議員(なし)


 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者  田  中  暄  二  君

   副管理者  榎  本  和  男  君

   会  計  橋  本     勉  君
   管 理 者


   参  与  飛       守  君

   参  与  清  水  雅  之  君

   参  与  中  島  千  春  君

   参  与  室  田  慶  一  君

   事務局長  若  山  忠  司  君

   総務課長  高  橋  暁  尋  君

   業務課長  真  田     稔  君

   業  務  蓮  見     実  君
   2 課 長


   業  務  藤  井     智  君
   3 課 長


   総務課長  金  井     誠  君
   補  佐


   業務課長  内  田  久  則  君
   補  佐


   業 務 3  大 久 保  達  也  君
   課長補佐




 本会議に出席した事務局職員
   庶務係長  籾  山  光  明
   書  記  長  田  充  泰



    ◎開議の宣告                           (午前 9時00分)
議長(加納好子君) ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
  執行部より参考資料を配付したいとの申し出がありましたので、これを許可します。
  また、議会運営委員会を開催しますので、議会運営委員会の皆様、そして副議長さん、会議室にお集まりいただきたいと思います。
  ここで暫時休憩いたします。

    休憩 午前 9時00分

    再開 午前 9時06分

議長(加納好子君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎議会運営委員長報告
議長(加納好子君) ただいま会議室におきまして議会運営委員会が開催されましたので、議会運営委員長の報告を求めます。
  猪股委員長。
                 〔議会運営委員長 猪股和雄君登壇〕
議会運営委員長(猪股和雄君) ただいま議長からの要請により議会運営委員会を開催いたしました。
  管理者追加議案を提出したいということでございます。議案第4号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第3号)が提出をされますので、本日の日程に追加し、審議することになりました。
  以上、ご報告申し上げます。

                        ◇                      

    ◎日程の追加
議長(加納好子君) お諮りいたします。
  議会運営委員長の報告のとおり、管理者提出追加議案1件を本日の日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) ご異議なしと認めます。
  よって、管理者提出追加議案1件を本日の日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

                        ◇                      

    ◎管理者提出追加議案の上程
議長(加納好子君) 日程第2、管理者提出追加議案、議案第4号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第3号)について上程し、議題といたします。

                        ◇                      

    ◎提案理由の説明
議長(加納好子君) 管理者提出追加議案の提案理由の説明を求めます。
  管理者、お願いします。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) おはようございます。それでは、追加議案の提案理由につきましてご説明申し上げます。
  議案第4号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第3号)についてでございます。平成25年度久喜宮代衛生組合予算のうち、八甫清掃センターのごみ焼却施設基幹的設備改良事業の財源の一部である循環型社会形成推進交付金につきましては、国の震災復興特別会計からの交付となっております。このたび、同事業の財源である事業債のうち補助対象額として算出した一部につきまして、国から久喜市に対し震災復興特別交付税が交付されることになりました。これに伴いまして、久喜宮代衛生組合負担金の増額と財源内訳の補正を行うものでございます。
  詳細につきましては事務局長をして説明をいたさせますので、速やかにご議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
議長(加納好子君) 次に、補足説明を求めます。
  事務局長、お願いします。
                 〔事務局長 若山忠司君登壇〕
事務局長(若山忠司君) おはようございます。それでは、議案第4号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第3号)につきまして補足説明をさせていただきます。
  概要といたしましては、国から久喜市へ震災復興特別交付税の交付に伴いまして、久喜市より補助対象相当分の2億9,976万9,000円が増額されるもので、平成25年度の八甫清掃センターにおけるごみ焼却施設基幹的改良事業債の補助対象額相当分2億7,100万円を一般財源で充当し、歳出の予備費2,876万9,000円を増額するものでございます。
  それでは、お手元の補正予算書(第3号)をごらんいただきたいと存じます。1ページをお開きいただきたいと存じます。第1条でございます。歳入歳出予算の補正ということで、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,876万9,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ37億4,600万円とするものでございます。
  2ページ、3ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正でございます。歳入でございます。1款分担金及び負担金、1項負担金でございます。負担金といたしまして、補正前の額26億6,286万6,000円を2億9,976万9,000円増額し、29億6,263万5,000円とするものです。
  次に、7款組合債、1項組合債でございます。組合債の補正前の額4億5,470万円を2億7,100万円減額し、1億8,370万円とするものです。
  歳出でございます。3款衛生費、1項清掃費でございます。額の変更はございませんが、財源内訳の変更でございます。
  5款予備費、1項予備費でございます。予備費の補正前の額2,000万円を2,876万9,000円増額し、4,876万9,000円とするものです。
  第2表、地方債補正でございます。変更といたしましては、八甫清掃センターにおけるごみ焼却施設基幹的設備改良事業で、限度額の補正前3億2,050万円を2億7,100万円減額し、補正後といたしまして4,950万円とするものでございます。起債の方法、利率、償還の方法は従前のとおりでございます。
  以下、事項別明細書で説明をさせていただきます。8ページ、9ページをお開きいただきたいと存じます。歳入でございます。まず、1款分担金及び負担金、1項負担金、1目組合負担金でございます。冒頭で申し上げましたが、震災復興特別交付税の交付に伴いまして、久喜市からの負担金2億9,976万9,000円を増額するものでございます。
  次に、7款組合債、1項組合債、1目衛生債でございます。八甫清掃センターにおけるごみ焼却施設基幹的設備改良事業債の補助対象額相当分2億7,100万円を減額するものでございます。
  続きまして、歳出でございます。10ページ、11ページをお開きいただきたいと存じます。3款衛生費、1項清掃費、2目塵芥処理費でございます。額の変更はございませんが、15節八甫清掃センターのごみ焼却施設基幹的設備改良工事の財源内訳の変更で、地方債を2億7,100万円減額し、一般財源で充当するものでございます。
  次に、5款予備費、1項予備費、1目予備費でございます。八甫清掃センターの予備費を2,896万7,000円増額するものでございます。
  以上が議案第4号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第3号)につきましての補足説明でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
議長(加納好子君) 以上で補足説明を終わります。

                        ◇                      

    ◎議案に対する質疑
議長(加納好子君) 日程第4、議案に対する質疑に入ります。
  議案第2号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)についての質疑は、通告がございませんでしたので、質疑を打ち切ります。
  次に、議案第3号 平成26年度久喜宮代衛生組合一般会計予算についての質疑をお受けいたします。
  なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて、通告順に従い、順次お受けいたします。
  まず、歳入からお受けいたします。
  初めに、山下議員、お願いします。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) 改めて、おはようございます。平成26年度久喜宮代衛生組合一般会計予算、歳入について質問をさせていただきます。議席番号4番の山下です。
  最初に、9ページの粗大ごみ手数料アップと予算額と滞納繰り越し分が下がった理由はどんなところに特徴があるのか、教えていただきたいと思います。
  それから、物品の売払収入について、10ページなのですけれども、主に資源回収物、売却する予算が大幅アップとなっているが、その特徴を教えていただきたい。
  それと、雑入についてなのですけれども、13ページです。送電線線下補償料、25年度予算にはないが、これは数年置きなのですか。
  それと、13ページ、同じページ数です。ペットボトルの有償入札拠出金がセンターによって計上される年度と計上されない年度があるが、これの理由は。
  最後に、清掃債についてです。13ページです、一番下になると思います。今期、ごみ焼却施設機器改修整備事業債の使い道を教えていただければありがたいです。
  以上です。
議長(加納好子君) 山下議員の質疑に対する答弁を求めます。
  真田課長。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
業務課長(真田 稔君) おはようございます。山下議員のご質疑に順次ご答弁申し上げます。
  初めに、9ページの粗大ごみ手数料の増額についてでございます。粗大ごみ処理手数料につきましては、平成26年度予算といたしまして、3清掃センター合計で2,410万円計上してございます。平成25年度予算と比較いたしまして、540万円の増額となってございます。増額の理由といたしましては、平成24年度決算額が2,213万3,500円でありましたことに加えて、平成25年度の粗大ごみの処理量が平成24年度と比較して約15%増となる見込みでありましたことから増額したものでございます。
  次に、10ページの物品売払収入における資源回収物売却予算が大幅アップになっているがとのご質疑についてでございます。平成26年度における資源回収物売却につきましては、3清掃センターの合計で9,821万3,000円計上しておりますことから、前年度比で3,962万5,000円、67.6%の増額となってございます。内訳といたしましては、久喜宮代清掃センターが3,310万5,000円、82.6%の増額、菖蒲清掃センターが423万5,000円、106.7%の増額、八甫清掃センターが228万5,000円、15.7%の増額となってございます。
  増額の主な要因でございますが、ペットボトルにつきましては、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会を通じて入札を行い、落札した再商品化事業者がペットボトルを原料としたさまざまな方法で再資源化しておりますが、久喜宮代清掃センター及び菖蒲清掃センターでは、瓶、缶、ペットボトルを同一の袋で混合収集しておりますことから、平成25年度におきましては、有償で入札する業者がなかったり、低額での入札となったところでございます。平成26年度につきましては、久喜宮代清掃センター及び菖蒲清掃センターで回収いたしますペットボトルにつきまして、新たに独自ルートで民間業者へ売却して再資源化する方法に変更することによりまして、一定の価格での売却が可能になるものと考えております。
  そのことにより、これまで6款諸収入、2項雑入、1目雑入に計上しておりましたペットボトル有償入札拠出金の一部が4款財産収入、1項財産売払収入、1目物品売払収入に変更になりますことから、物品売払収入が増額となるものでございます。
  八甫清掃センターにつきましては、容器包装リサイクル協会を通じてのペットボトル処理を継続するなど、資源物の処理経路に大きな変更はありませんが、それぞれの資源物の売却数量及び売却単価の見直しにより増額となるものでございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  藤井業務3課長、お願いします。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
業務3課長(藤井 智君) おはようございます。引き続きまして、ご答弁申し上げます。
  八甫清掃センターにおける平成26年度の滞納繰り越し分の減額についてご答弁申し上げます。八甫清掃センターの平成25年度予算に計上された使用料及び手数料の滞納繰り越し分は47万円でございます。これは、平成23年度に事業系一般廃棄物手数料を納付すべき許可業者が破産したことに伴い生じた手数料滞納分を滞納繰り越ししたものでございます。この滞納分につきましては、破産管財人が開催する債権者集会に毎回出席し、回収に努めてきたところでございますが、破産管財人弁護士から配当の見込みがない旨の通知が平成25年6月7日付で届いたため、手数料の回収は不可能と判断し、久喜宮代衛生組合会計規則第21条に基づく欠損処分をさせていただきましたので、減額となったものでございます。
  続きまして、八甫清掃センターにおけるごみ焼却施設機器改修整備事業債の使途についてご答弁申し上げます。八甫清掃センターのごみ焼却施設機器改修整備事業債の7,000万円につきましては、他の清掃センターと同様に、ごみ焼却施設機器修繕工事の8,596万8,000円の財源に充当されるものでございます。修繕工事の主なものを申し上げますと、受け入れ供給設備でごみクレーンの点検、整備、燃焼設備で焼却炉及び2次燃焼室の耐火物打ちかえ補修、排ガス処理設備でガス冷却器、温風循環ファンなどの点検、整備、電気計装設備で炉内圧力調整ダンパなどの点検、整備でございます。
議長(加納好子君) 続いて、お願いします。
  蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) おはようございます。業務2課長の蓮見でございます。山下議員の質疑にご答弁申し上げます。
  13ページのごみ焼却施設機器改修整備事業債のご質疑にご答弁申し上げます。菖蒲清掃センター分の事業債5,800万円につきましては、久喜宮代清掃センター同様に埼玉県ふるさと創造貸付金でございまして、平成26年度のごみ焼却施設機器修繕工事の7,000万円の改修工事の財源に充当するものでございます。
  主な改修工事の内容でございますが、焼却設備では炉内耐火物の改修、排ガス処理設備では急冷塔用加圧ポンプの改修、排水処理設備ではごみピット排水処理設備の改修、灰出し設備ではダスト搬出装置の改修でございます。あと、粗大ごみ処理施設では破砕設備の回転破砕機の改修でございます。
  以上です。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) おはようございます。13ページ、ごみ焼却施設機器改修整備事業債のご質疑にご答弁申し上げます。
  久喜宮代清掃センター分の事業債1億2,000万円につきましては、埼玉県ふるさと創造貸付金を活用いたしまして、平成26年度焼却施設機器修繕工事の1億4,476万2,000円の修繕工事の財源に充当するものでございます。
  主な修繕工事の内容でございますが、1号炉につきましては、ロータリードライヤーの補修約2,000万円、炉内耐火物の補修約950万円、バグフィルターの整備とろ布の交換約3,000万円、2号炉につきましては、燃焼装置の整備約900万円、炉内耐火物の補修約400万円、バグフィルターの整備とろ布の交換約3,000万円、共通部につきましては、投入、灰出しクレーン整備約500万円、井戸水処理装置用除鉄、除マンガン装置充填剤交換約450万円、コンプレッサー点検、整備約600万円、排ガス測定装置オーバーホール約350万円、助燃、再燃バーナーオーバーホール約200万円などが主な整備工事となってございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) おはようございます。それでは、13ページ、送電線線下補償料につきましてご答弁申し上げます。
  この送電線線下補償料につきましては、東京電力より3年分を一括して支払う契約内容でございまして、前回は平成23年度に支払われておりまして、今回は平成26年度に計上をさせていただきました。契約面積が1,251.82平米、単価といたしましては平米当たり670円、支払い対象期間は平成26年4月1日から平成29年3月31日までの3年間、補償料といたしましては251万6,166円でございます。
  次に、ペットボトル有償入札拠出金についてご答弁申し上げます。一部業務課長と重なるところがあると思いますけれども、お許しいただきたいと思います。センターによってペットボトル有償入札拠出金が計上される年度とされない年度がある理由でございますけれども、初めに、当組合で収集したペットボトルは、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会が入札を行い、落札した再商品化事業者がペットボトルを原料としたさまざまな商品に再商品化しております。
  ペットボトルの品質に応じて、有償入札になる場合と逆有償入札になる場合がございます。有償入札となった場合には、拠出金として各市町及び一部事務組合に配分されることになっております。このように、ペットボトル有償入札拠出金の有無は落札結果に左右されるため、恒常的な歳入が見込めないとして、平成24年度までは当初予算に計上しておりませんでしたけれども、平成25年度につきましては、過去の実績から歳入が見込めるといたしまして、久喜宮代清掃センター分で当初予算で1,494万円、菖蒲清掃センター分で201万円、八甫清掃センター分で627万円、合計で2,322万円を計上したところでございます。
  しかし、平成25年度上半期分の入札の結果、当組合のペットボトルは有償ではなく逆有償となり、拠出金が配分されないこととなりました。その理由を落札した業者に問い合わせたところ、瓶、缶と一緒に混合回収している自治体のペットボトルには、ペットの内部にガラス片が付着している場合が多いことから、上半期に限っては有償で入札することはできなかったとの回答がございました。期待していた拠出金の配分が見込めないこととなりまして、11月定例議会におきまして、補正予算(第1号)において、久喜宮代清掃センターで883万6,000円、菖蒲清掃センター分で117万円、八甫清掃センター分で369万4,000円、有償入札拠出金の減額補正をさせていただいております。なお、下半期につきましては有償での入札で落札されておりますことから、久喜宮代清掃センター分で約610万円、菖蒲清掃センター分で84万円、八甫清掃センター分で257万円の歳入が見込まれる状況でございます。
  このように、ペットボトルの有償入札拠出金につきましては、入札結果次第で大きく歳入予算に影響することから、平成26年度からは、ペットボトルと瓶、缶を同一の袋という混合収集しております久喜宮代清掃センター及び菖蒲清掃センター分については、指定法人ルートには乗せずに、独自のルートでペットボトルの再商品化を進めることといたしました。このようなことから、久喜宮代清掃センター及び菖蒲清掃センター分につきましては、平成26年度予算の雑入には計上をいたしておりません。独自ルート分の歳入につきましては、予算書の10ページ、11ページの財産収入、物品売り払い代金に計上しております。なお、八甫清掃センター分につきましては、ペットボトルを単独で回収しており、品質に何ら問題がないことから、今まで同様、容リルートで再商品化業務を委託するため、13ページにございますように465万4,000円の歳入を見込んでおります。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再質疑をお受けします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) ご丁寧な答弁、ありがとうございます。
  1つだけちょっとお聞きしたいのですけれども、ペットボトルについてどんな方法で入札をやるのか、ちょっとそれだけをお聞きしたいかなと思っておりますけれども、競争入札なのか、それとも指名入札なのか、ちょっとお聞きしたいと思っております。
  以上です。
議長(加納好子君) 山下議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  真田業務課長。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
業務課長(真田 稔君) ペットボトルの独自ルートでの売却についてというようなことでございます。
  方法につきましては、現在、ほかの資源物等につきましては、久喜宮代リサイクル事業協同組合というところに随意契約により売却をしております。ペットボトルにつきましても、ほかの資源物と同様に、資源リサイクル事業協同組合のほうへの売却というふうに考えてございます。
議長(加納好子君) 山下議員、再々質疑ありますか。
4番(山下秋夫君) (再々質疑なし)
議長(加納好子君) 以上で山下議員の質疑を打ち切ります。
  続きまして、木村議員、お願いいたします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 木村奉憲です。3点お伺いをしていきます。
  1点目は、11ページにあります循環型社会形成推進交付金の内容について、これは八甫清掃センターの分のようですので、その内容をお聞きしたいと思います。
  それから、同じ11ページ、各センターごとに古布団類の売却がありますが、これは前年度なかったと思いますので、今回出された積算根拠も含めてお願いします。
  それから、13ページにあります菖蒲清掃センターの再商品化合理化拠出金、これは例えば久喜宮代清掃センターなんかと比べて低いのではないかというふうに思うのですけれども、その理由についてお伺いします。
  3点です。
議長(加納好子君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
  大久保業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
業務3課長補佐(大久保達也君) それでは、木村議員ご質疑の11ページ、循環型社会形成推進交付金についてご答弁申し上げます。
  循環型社会形成推進交付金につきましては、八甫清掃センターごみ焼却施設基幹的設備改良工事の全体事業費10億9,105万6,000円のうち交付対象事業費9億9,435万円に対しまして、交付率3分の1の3億3,145万円を見込んでおります。このうち、平成25年度に1億6,496万4,000円の交付を受けることとなってございますので、平成26年度は残りの1億6,648万6,000円の交付を受ける予定となっておるところでございます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、木村議員のご質疑の11ページ、古布団類売却の各センターの積算根拠についてご答弁申し上げます。
  布団類につきましては、平成24年度までは各清掃センターにおいて焼却処理を行っておりましたが、古布類の取り扱い業者と協議を行った結果、程度の状況に応じて再資源化が可能とのことから、平成25年度から再資源化を目的に売却することとしたものでございます。
  積算根拠につきましては、1キログラム当たり単価1円とし、久喜宮代清掃センターでは年間5トンを見込みまして5,000円を、菖蒲清掃センターでは年間1トンを見込みまして1,000円を、八甫清掃センターでは年間3トンを見込みまして3,000円をそれぞれ計上したものでございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、お願いします。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、再商品化合理化拠出金についてご答弁申し上げます。
  久喜宮代清掃センターの再商品化合理化拠出金519万2,000円や八甫清掃センターの180万4,000円と比べて、菖蒲清掃センターは50万9,000円とご質疑のとおり低くなっております。具体的に数量で申し上げますと、平成25年度におけるプラスチック製容器包装では、久喜宮代清掃センター分で2,154トン、八甫清掃センター分で743トン、菖蒲清掃センター分では211トン、全体で3,108トンと見込んでおります。各清掃センター管内で収集したものを集約し、一括して再商品化しているため、各清掃センターの品質基準や低減額貢献度による差はございません。そのため、拠出金の各清掃センターの金額の差は、再商品化量、わかりやすく言いますと発生量の違いによるものでございます。
  再商品化合理化拠出金につきましては、一括して久喜宮代衛生組合に振り込まれます。総額で約750万円の拠出見込み金を、センターごとの再商品化量に応じ、案分いたしまして計上したものでございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再質疑をお受けします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 再質問を、1点目の循環型社会形成推進交付金の問題なのですけれども、内容はわかりましたけれども、これは平成25年度1億、それから今回計上されていますが、ここで関連でお聞きしたいのですけれども、歳出のほうで八甫清掃センターというのは具体的に盛ってはいないのですよね。久喜宮代清掃センターの関係ではこの交付金が盛っているのですけれども、この辺は今後どういう形で、歳出、あるいは今後の形で、具体的な形でのっていくのかどうか、ちょっとお伺いをしたいと思います。
  それから、今の古布団の関係なのですけれども、再資源化が可能だということで、焼却しないでというのはわかりました。ただ、今後の見通しも含めて、これについては継続してやられるのか、あとは他の清掃センターなんかではどのような形でこれが導入されているのか、わかればお願いしたいと思います。
  以上です。
議長(加納好子君) 木村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  大久保業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
業務3課長補佐(大久保達也君) それでは、木村議員の再質疑の循環型社会形成推進交付金についてご答弁申し上げます。
  これは、交付金の名称が循環型社会形成推進交付金となっておりますが、これについては、この循環型社会形成推進交付金のメニューの中で基幹的設備改良事業というものがございますので、その名称を取り入れて、歳出の予算の37ページのほうに八甫清掃センターということで、工事請負費の一番下の行になりますが、ごみ焼却施設基幹的設備改良工事ということでのせておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(加納好子君) 続いて、お願いします。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、木村議員の再質疑についてご答弁申し上げます。
  まず、古布団の再資源化、今後の見通しはということでございますが、現在、久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センター、八甫清掃センターにおきましては、平成25年度後期にわたりまして古布団の売却を行っているところでございます。実績を申し上げますと、久喜宮代清掃センターでは2,815キロ、菖蒲清掃センターでは1,910キロ、八甫清掃センターでは300キロの売却をしたところでございます。今後につきましても、布団につきましては売却を考えていくところでございます。
  それと、他の自治体の状況でございますが、現状におきましては把握はしてございませんので、ご理解をお願いいたします。
議長(加納好子君) 再々質疑はありますか。
3番(木村奉憲君) (再々質疑なし)
議長(加納好子君) 以上で木村議員の質疑を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いいたします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 一般会計予算の歳入で1点だけお伺いいたします。
  26年度において、事業系ごみの搬入量、それから多量排出事業者の搬入量について、宮代、久喜市の別、各清掃センター別に、それぞれの業種別の事業所数、それからごみ搬入量の減量見通しをどのように持っているかを説明してくださいという質問でございます。24、25年度との比較、数値資料もお願いいたします。
  ごみ収集手数料の引き上げによる影響があるのかどうか、つまりこれによる減量の見込みがあるのかどうか、そこら辺の認識についてもご説明をお願いいたします。
  以上です。
議長(加納好子君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) (1)のご質疑でございますけれども、平成25年度の見込み量から予測してございます。久喜宮代清掃センターのうち、平成25年度においては10月から手数料の改正を実施したところでございますけれども、改正前の4月から9月までが、平成24年度の同期間と比較いたしますと、37トン、率にして2.1%増加しておりました。10月から1月までの4カ月間ですけれども、前年度との同期間比較では21トン、率にいたしますと1.8%減量しておりますけれども、25年度の総量の見込みでは、24年度の3,644トンに対しまして、平成25年度は3,670トン程度と見込んでございます。平成26年度からは、丸々1年、改正後の手数料が適用されることから、久喜地区においては3,600トンと、約70トンでございますけれども、減量が見込まれるものでございます。
  次に、宮代町ですけれども、改正前の4月から9月までが、平成24年度の同期間と比較いたしまして47トン、率にいたしまして6.6%増加しておりました。10月から1月までの4カ月では、前年度同期間比較で19トン、率にして3.7%減量しておりますけれども、25年度の総量の見込みでは、24年度の1,657トンに対しまして、25年度は1,710トン程度と見込んでおります。26年度からは改正後の手数料が適用されますことから、宮代町においては1,645トンと約65トン程度の減量が見込まれるものと思われます。
  次に、菖蒲清掃センター地区でございます。この地区では、改正前から10キログラム200円という手数料体系でありましたことから、手数料改正の影響はございません。平成24年度実績1,869トンに対しまして、平成25年度見込みが2,120トン程度、平成26年度におきましては2,165トンを見込んでございます。
  次に、八甫清掃センター管内でございますけれども、平成24年度実績2,674トンに対しまして、平成25年度の見込みが3,240トンと大幅な増になってございます。これは、平成24年度11月にオープンいたしました大型商業施設が平成25年度におきましては丸々1年間営業したことによるものでございます。平成26年度におきましては、現在のところ新たな店舗出店のお話もないことから、平成25年度の見込みを想定してございます。
  次に、業種別事業者数でございますけれども、資料の1ページから3ページに各清掃センターごとに記載してございます「平成25年度4〜1月期 業種別多量排出事業者対前年度搬入実績比較一覧」を参考にご説明いたします。業種の順番につきましては、多量排出事業者に該当している事業者数が多いものから記載してございます。なお、平成25年度の年間搬入量は確定していないため、あくまでも25年度と24年度の4月から1月までの搬入量のほうで比較をさせていただいております。
  まず、1ページの久喜宮代清掃センターでございますけれども、まず外食産業でございますが、9事業者のトータルでは、小計@のとおり、対前年度比較で15.78トン、率で5.1%の減となっております。
  次に、老人福祉施設につきましては8事業者ございますが、トータルで申し上げますと、小計Aに記載しましたとおり、対前年度比較で7.06トン、率にいたしますと1.74%の微増となってございます。
  次に、スーパーマーケットは7事業者でございますが、トータルでは、小計Bにございますように、対前年度比較で20.47トン、率で6.9%の減となっております。
  次に、医療機関は7事業者ございます。増減につきましては小計Cのとおりでございまして、対前年度比較で22.75トン、率で7.3%の減量となっております。
  次に、食品製造業の3事業者につきましては、小計Dのとおり、対前年度比較で10.99トンの増、率で14.08%の増となっております。
  次に、サービス業の2事業者につきましては、小計Eのとおりでございまして、対前年度比較で1.26トン、率で2.02%の増となっております。
  次に、娯楽産業の2事業者につきましては、小計Fのとおり、対前年度比較で8.48トン、率にいたしまして9.76%の増となっております。
  次に、廃棄物処理業の2事業者につきましては、小計Gのとおり、対前年度比較で17.8トン、率にいたしまして25.81%の減となっております。
  次に、鉄道会社の2事業者につきましては、小計Hのとおり、前年度比較で1.23トン、率で3.85%の増となってございます。
  以下、I、学校からM、郵便局までの事業者につきましては、減量または増加でございます。この中でJ番の家具販売店につきましては、平成24年度途中から営業開始したため、平成25年度当初からの比較では大幅増の結果となってございます。
  続きまして、2ページの菖蒲清掃センターについてご説明いたします。まず、外食産業の5事業者でございますけれども、小計@のとおり、対前年度比較で12.51トン、率で9.48%の減となっております。
  次に、スーパーマーケットの3事業者でございますけれども、小計Aのとおり、対前年度比較で10.75トン、率で12.31%の減となっております。
  次に、老人福祉施設の2事業者につきましては、小計Bのとおり、前年度比較で5.23トン、率で3.66%の減となっております。
  次に、Cの大型商業施設、これが対前年度比較で46.64トン、率にして11.46%ほど減量化してございます。
  以下、Dの農産物直売所からF、コンビニエンスストアまでの事業者につきましては、減量または増加となってございます。
  次に、3ページの八甫清掃センターにつきましてご説明いたします。まず、スーパーマーケットの8事業者でございます。トータルでは、小計@のとおり、対前年度比較で69.342トン、率にして16.46%の減となっております。
  次に、老人福祉施設の5事業者でございます。小計Aのとおり、前年度比較で92.234トン、率にして77.22%の増加となっております。
  次に、外食産業の3事業者でございますけれども、小計Bのとおり、対前年度比較で11.345トン、率にして15.31%の減量となっております。
  次に、医療機関の2事業者でございます。小計Cのとおり、対前年度比較で58.26トン、率にして31.2%の減量となってございます。
  次が、食品製造業でございます。2事業者ございますけれども、小計Dのとおり、1.37トン、率で1.98%の減量となっております。
  次に、娯楽産業、2事業者ございますけれども、小計Eのとおり、対前年度比較で1.02トン、率で1.19%の増となってございます。
  以下、Fの大型商業施設からHの生花店までの事業者につきましては、減量しているあるいは増加している傾向がございます。なお、F番の大型商業施設につきましては、平成24年度途中から営業開始したため、平成25年度初めからの比較により大幅増の結果となってございます。
  各清掃センターの平成25年度多量排出事業者数及び事業者トータルの対前年度比搬入量についてお答えいたします。まず、久喜宮代清掃センター管内が47事業者、対前年度比で26.18トン、率にして1.46%の減となってございます。
  次に、菖蒲清掃センター管内が14事業者、対前年度比で74.81トン、率にして8.96%の減となってございます。
  最後に、八甫清掃センター管内が25事業者で、対前年度比較で328.293トン、率にして27.64%の増となってございます。
  最後に、手数料引き上げによる影響でございますけれども、まず歳入の面では、構成市町の負担軽減にはつながっているものの、久喜宮代管内及び八甫清掃センター管内では10キログラム100円から200円という100%の引き上げになる手数料改定を昨年の10月から施行いたしまして、私どもとしては5%の減量を期待したところでございますけれども、結果といたしまして、久喜宮代清掃センター管内では約80トン、1.6%程度の減量にとどまった状況であり、また八甫清掃センター管内では、大型商業施設を除外して比較しても、平成24年度2,487トンに対しまして平成25年度が2,563トンの見込みであり、手数料引き上げによる減量効果に影響なしといった状況でございます。今年4月ごろには、多量排出事業者を含めました全事業者の1年間の搬入状況を確認できるデータが作成されますことから、それに基づきまして、どの程度の事業者が減量に努めているのか、またいないのかを分析してまいりたいと考えております。
  以上です。
議長(加納好子君) 再質疑をお受けします。
9番(猪股和雄君) (再質疑なし)
議長(加納好子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第3号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第3号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
  初めに、山下議員、お願いします。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) 議席番号4番、山下です。歳出について質問をさせていただきます。
  最初に、15ページの一般管理費、給料についてお伺いします。今回、給料1人分減額となっているが、職務に支障はないか。また、休日出勤、残業等がふえていないか、ちょっとお聞きしたいと思います。
  2つ目として、順次読み上げて質問させていただきます。委託料、21ページです。ホームページ作成、保守点検業務の内容は、運用を新たに始めるのですか。あと、財務会計移行業務とは。使用料及び賃借料が予算アップとなっていますが、その理由は。
  21ページの同じところで、同じ質問、関連していますけれども、財務会計システム電算機賃借料は新会計制度の対応にするつもりのためなのですか。
  あと、同じ、23ページになります。幸手、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金の活動内容と財務内容は公表されていますか。また、適正に執行されていますか。補助は適正なのですか、質問させていただきます。
  あと、同じ23ページの需用費です。今回はどこを修繕するのか、ちょっとお聞きしたいと思っております。
  続きまして、25ページに入りまして、委託料についてお伺いします。今回、久喜宮代衛生組合で樹木剪定委託料が増額となっていますけれども、どこを工事するのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
  27ページの衛生費の給料についてです。給料のことについては、15ページ、27ページ、42、43と関連しますけれども、一つ一つお伺いします。今回、再任用職員が2人となりましたが、2人の職員の待遇、また正規職員と同待遇なのか。ちょっと、これらを含めて非正規職員の待遇はどのようになっていますか、お聞きしたいと思います。
  あと、同じ27ページの需用費です。これは久喜宮代分でも結構です。印刷製本費、光熱水費が予算増額となっていますけれども、どのような理由なのでしょうか。
  29ページになります。負担金、補助及び交付金についてお伺いします。資源集団回収事業報償金は、昨年度の理由はわかりますが、今期の予算削減の理由は、ちょっとお聞きしたいと思います。
  あと、33ページです。委託料についてお伺いします。これについては、久喜宮代清掃センター分だけでお聞きしたいと思います。資源選別業務、粗大ごみ処理券販売業務、プラスチック類選別業務、プラスチック類残渣処分業務、粗大ごみ収集業務の予算増額理由、これは消費税だけの値上げのものなのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
  それから、39ページの放射性物質濃度測定業務が2年連続削減されているが、これは本当に安全なのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
  最後になりますけれども、42、43ページです。職員数が24年度44人、25年度には43人から42人へ、そして本年度41人と削減されているが、これで職場の安全などが保たれるのでしょうか。また、技術の継承なんかはどうなのでしょうか。
  また、残業時間もふえているが、24年度は468万2,000円、25年度は531万円、26年度は571万6,000円となっているが、最大1カ月ぐらい、何時間の残業を行った職員がいましたか。
  また、病気や精神疾患等の休業者はいませんでしたか。
  メンタルヘルスケアの体制は整っているのでしょうか。
  43ページです。将来職員は何人体制にするつもりなのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
  あと、p43で四角のところなのですけれども、給料及び職員手当の中に平均勤続なんかも入れるべきではないでしょうか。
  以上、質問させていただきます。
議長(加納好子君) 山下議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、まず15ページ、一般管理費、給料についてのご質疑についてでございます。
  平成26年度当初予算書の久喜宮代清掃センター事務職員数が19人となっているのに対して、平成25年度では久喜宮代清掃センター事務職員数が20人となっており、1人減となっているとのご指摘でございますけれども、実際には平成25年度の久喜宮代清掃センターの事務職員数は19人でございまして、平成25年度から1人の減となっていたものでございます。平成25年度当初予算編成時には定年退職した職員1人分が補充されるものとして20人で予算計上しておりましたけれども、実際には補充されなかったための減でございます。この1人減の給料につきましては、昨年11月の第4回定例会に上程いたしました平成25年度一般会計補正予算(第1号)のほうで減額を行っております。
  それから、休日出勤、残業等がふえないかとのご質疑でございますけれども、平成24年度の事務職員の時間外等勤務の月当たり平均時間が8.8時間なのに対しまして、平成25年度2月までの時間外勤務を集計したところ、月平均の時間外勤務は7.6時間となっておりまして、1.2時間の減となってございます。これはあくまでも2月までですので。この減っている理由でございますけれども、平成24年度に開始されました粗大ごみ予約の一元化が軌道に乗ったことやごみ処理基本計画の策定が完了したことによるものと考えております。今後も、過度な残業や休日出勤等が行われないよう配慮しながら業務を行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  次に、21ページ、ホームページの作成、保守点検業務についてご答弁申し上げます。今回、ホームページの作成及び保守点検業務を計上した理由でございますけれども、現在当組合で使用しておりますホームページ用のソフトにつきましては、実は平成12年度から使用しておりまして、ソフトのサポート期間も満了しております。このため、ふぐあいが生じた場合には当組合の職員で対応することとなりますけれども、ホームページ業務専門の職員もいないことから対応できないことが想定されます。また、現在のホームページは、画面上に検索機能もないため、必要な情報をすぐに見つけることができない、さらに現在スマートフォンを多くの方が利用していますけれども、10年以上前のソフトのため、スマートフォンによる閲覧は想定されておりませんで、スマートフォンの利用者からホームページ画面が見にくいといった意見もいただいております。このため、平成26年度予算にホームページ作成業務として169万7,000円、それからホームページ保守点検業務として24万8,000円を計上させていただいたところでございます。なお、ホームページを更新した際には、今まで以上にわかりやすいホームページをつくり、当組合が行いますさまざまな活動について広報してまいりたいと考えております。
  次に、財務会計移行業務と財務会計システム電算機賃借料についてのご質疑は、関連があるため、あわせてご答弁いたします。衛生組合で使用しております財務会計システムにつきましては、株式会社内田洋行から平成20年11月から賃借を開始しているものでございまして、平成25年10月で長期継続契約が終了いたしまして、現在平成26年10月までの再リース契約を締結して使用しているものでございます。使用開始からもう5年以上が経過し、機器等も老化しているため、新たなシステムを導入しようとするものでございます。
  なお、現在のシステムにつきましては、当時の組合の方針として、職員がシステムによらなくても対応可能な事柄につきましてはシステムから外しまして経費を抑えるといった方向で導入したことから、必要最低限の機能しか搭載されておりません。具体的には、決算統計、公会計制度に関するシステムは搭載されておらず、これらの事務につきましては職員が独自に計算を行っております。また、給与計算システムとの連動も行われておらず、現在は給与システムで計算した給与情報を職員が財務会計システムへ入力し直しているものでございます。これらの事務につきましては、平成20年度当時は職員が対応することが可能な範囲でありましたけれども、後に久喜市の合併に伴いまして、新たに2センターが加わったことなどにより、会計業務の複雑化や業務増によって、現在は対応に多くの時間が割かれているものでございます。このことから、新たなシステムにつきましては、それらの項目について費用対効果も含めた検討を行い、必要な機能を追加したものを導入したいため予算増となっているものでございます。
  次に、財務会計移行業務でございますけれども、財務会計システムの見直しに伴いまして、現在使用しております株式会社内田洋行のシステムから他社のシステムへと移行することとなった場合の現行システムから新システムへの会計関係電子データの移行業務に伴う費用でございますけれども、新しいシステムが引き続き今契約しております内田洋行製のシステムと決定した場合には、現行システムの後継システムとなるために、データの加工等を行わずにそのまま移行できますことから、この費用については大幅に抑えられる見込みでございますけれども、一応私どもとしては、たくさん業者がございますので、プレゼンを行って、その中で業者を選定していきたいというふうに考えております。
  次に、23ページ、今回どこを修繕するのかというご質疑でございますけれども、久喜宮代清掃センターの具体的な修繕箇所といたしましては、管理棟2階の防火扉の塗装、それから2階の廊下の壁の塗装、それから1階の現業職員のお風呂場、この天井も相当傷んでいるというようなことから、そちらの塗装修繕を予定してございます。そのほか、施設の老朽化が進んでおりますことから、突発的な修繕に対応するための予算を計上させていただいたものでございます。
  次に、25ページ、樹木剪定委託料が増額予算計上されているが、どこをとのご質疑でございます。樹木剪定につきましては、粗大ごみ処理施設北側の樹木、マテバシイ18本、それから備前前堀川に面して植生している樹木で、ストックヤードの南側にございますマテバシイ27本、それからし尿処理施設南側のキョウチクトウ9株、それから電気室南側にありますマテバシイ16本を剪定する予定でございます。枝葉が繁茂してきておりますことから、予算計上させていただいたものでございます。
  次に、27ページ、再任用職員及び非正規職員の待遇についてでございます。平成26年度の再任用職員2人のうち、1人は平成25年度からの継続雇用、もう一人は平成25年度末定年退職者の新規雇用となっております。勤務体制は、両名とも週3日勤務の短時間再任用職員でございます。このうち、今年度末定年退職者につきましては、年金の支給開始年齢が61歳に引き上げられたことに伴いまして、正職員と同じフルタイムの週5日勤務と週3日勤務のどちらを希望するのかを職員に確認したところ、ご本人から週3日勤務の希望が出されましたことから、週3日勤務としたものでございます。
  待遇につきましては、給料が単純労務職員の給与に関する規則に規定する再任用職員の給料月額25万9,400円にフルタイム職員と短時間勤務職員の勤務時間数の割合に当たります5分の3、これを乗じました15万5,640円、これが給料月額です。それと、特殊勤務手当のうち日額単位のものにつきましては、正職員同様日額600円、また月額単位の支給となっております収集者等の運転手当につきましては、給料と同じく5分の3、そして期末勤勉手当といたしまして年間2.1カ月を支給することとしております。そのほか、地域手当や通勤手当につきましては、正職員と同待遇で支給されるものとなっております。
  また、清掃総務費の臨時職員につきましては、臨時職員取扱要綱の規定に基づきまして、勤務1日当たり賃金7,920円を支給するほか、正職員と同基準で算出した通勤手当を支給しており、その他、時間外勤務や特殊勤務が発生した場合には、正職員と同じ基準で時間外勤務等手当、特殊勤務手当を支給しているところでございます。勤務体制は、臨時職員2人による1日交替での交互勤務となっております。
  次に、光熱水費の予算増額理由についてご答弁申し上げます。久喜宮代清掃センターの光熱水費の増額要因につきましては、原油価格等の燃料費の上昇に伴う電気料金単価の上昇及び消費税率の改正によるものでございます。昨年度に比べまして単価が約1.68円上昇しておりまして、この影響で年間で700万円の増額となります。さらに、消費税改正に伴う増加分が約250万円ございますことから、大幅な増額となったものでございます。
  次に、資源集団回収事業報償金における今期の予算削減理由についてですけれども、ご承知のとおり、平成22年度に発覚いたしました資源集団回収登録業者による不適切な計量によりまして、平成23年度に要綱のほうを改正いたしました。それに伴いまして、平成22年度は38団体であったところ、平成23年度には31団体にまで減少いたしました。しかし、平成24年度には、登録期間中にもかかわらず、活動を中止していた団体が再結成するなど新たな活動も生まれまして、登録団体数も36団体にまで増加しておりました。そのようなことから、平成25年度では700万円の予算を計上してございました。翌平成25年度に新たに団体登録の申請を実施したものの、登録申請の団体数が思うように伸びなかったために、平成26年度予算につきましては、今までの実績をもとにいたしまして530万1,000円としたところでございます。なお、今後も本事業の重要性を考慮いたしまして、団体の育成はもとより、新規団体の開拓に努めてまいりたいと考えております。
  次に、給与費明細の42、43ページ、職員が毎年削減されているが、職場の安全等が保てるのか、また残業時間もふえているが等のご質疑でございますけれども、職員数の減につきましては、主に定年退職による人数減によるものでございまして、平成25年度より事務職1人、現業職1人の減、平成26年度に現業職1人の減となっております。このうち事務職につきましては、先ほどご答弁申し上げましたけれども、平成24年度よりも残業時間の1人当たりの額は平均は減少傾向にあり、業務に当たって安全等の問題はないものと考えております。現業職につきましては、基本的に施設を運転する職員は減らさずに、収集業務で直営職員が収集していたコースの一部を業務委託することによりまして収集車の台数を減らし、対応しているものでございます。1台当たりのコース増は行われていないため、人数減となる前と同じ業務量で勤務が行われているものでございます。
  次に、最大1カ月何時間の残業を行った職員がいたかというご質疑ですけれども、最大ですと、平成24年度が54時間、平成25年度が39時間となっております。24、25年度とも同じ職員でございますけれども、同職員の平成24年度の月平均勤務時間が26.1時間なのに対しまして、平成25年度の月平均時間外勤務時間は17.2時間、平均で見ましても25年度は8.9時間の減となってございます。時間外勤務等手当の当初予算の積算に当たりましては、現年度と前年度2カ年の時間外勤務時間を基準といたしました想定勤務時間に職員の平均時間単価を乗じて算出した額となってございまして、24年度の時間外勤務手当の支出が大きかったことに伴いまして、予算が25年度、26年度と増額になっておりますけれども、実際の時間外勤務時間は平成24年度よりも減少傾向になっておりますので、ご理解いただきたいと存じます。
  また、精神疾患や病気に伴う休業職員は、24、25年度ともいません。
  メンタルヘルスの関係につきましては、現在のところそういった問題のある職員はおりませんけれども、仮にそのような職員が見受けられた場合は、産業医とも相談の上、適切な措置がとれるよう努めてまいりたいと存じます。
  次に、将来の体制についてでございます。久喜宮代衛生組合では、現在、事務職員数28人のうち組合採用の事務職員は8人でありまして、久喜市及び宮代町から多くの職員が派遣されているのが現状でございます。両市町とも職員定数計画を策定しており、一定の職員数を削減している中、衛生組合は特に施設及び収集管理業務、減量推進政策業務等、組合採用の職員を中核として事業運営を行うべく、平成25年7月に久喜宮代衛生組合職員定数計画を策定したところでございます。この計画では平成26年度以降10年間の事務職員数を定めており、平成25年4月1日現在の組合採用事務職員数8人を計画終了期間でございます平成35年4月1日時点で12人と定め、事務職員のおよそ半数を組合採用職員とするものでございます。なお、一般廃棄物(ごみ)処理基本計画の進捗状況及び焼却炉の建設状況等によって計画人数に変動が出てくる場合もございます。ご理解いただきたいと思います。
  それから、次に給料及び職員手当の中に平均勤続も入れるべきとのご質疑ですけれども、この給与費明細書につきましては、地方自治法施行令第144条第2項で「総務省令で定める様式を基準としなければならない。」と定められておりまして、この様式が地方自治法施行規則第15条の2で規定されてございます。当組合の給与費明細書の様式及び記載内容につきましても、これらの法令に基づき作成されているものでございます。ご質疑のありました平均勤続年数の項目追加につきましては、法令で定められた様式に平均勤続年数の記載項目がないことから難しいと考えております。なお、構成市町の給与費明細書でも現在は記載されておりません。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  藤井業務3課長。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
業務3課長(藤井 智君) 引き続きまして、山下議員ご質疑の23ページ、負担金の関係についてご答弁申し上げます。
  初めに、幸手関係地区住民環境衛生負担金でございますが、幸手市4地区の運営費の一部に充当されており、活動内容と財務内容の公表につきましては、各地区の総会開催時に決算報告書等の資料の配付や内容の説明の後、採決されており、適正に執行されているものと認識をしております。補助は適正かにつきましては、負担金の支出は、旧栗橋・鷲宮衛生組合と隣接する幸手市4地区との間で昭和59年3月26日に交わされた覚書に基づき支出しております。
  次に、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金でございますが、協議会の総会や定例会開催等の運営費に充当されており、活動内容と財務内容の公表につきましては、同様に協議会の総会開催時に決算報告書等の資料の配付や内容の説明の後、採決されており、適正に執行されているものと認識をしております。補助は適正かにつきましては、負担金の支出は、旧栗橋・鷲宮衛生組合と鷲宮・栗橋生活環境保全協議会との間で平成12年12月15日に交わされた協議書に基づき支出しております。
  続きまして、八甫清掃センターにおける修繕費の関係でございますけれども、総務費、総務管理費、財産管理費、需用費、修繕料についてご答弁申し上げます。八甫清掃センターでは、現在のところ大きな修繕箇所もないことから、例年、経年劣化に伴う庁舎の設備や庁用車の故障など、職場環境や業務に支障が生じた場合にその都度修繕により対応をさせていただいておりますので、平成26年度の修繕につきましては、特定の箇所を修繕する計画はございません。しかし、予期しないトラブルに対応するための修繕料は欠かせないものでございますので、平成26年度予算につきましても、平成25年度と同額の予算を計上させていただいたところでございます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) 山下議員のご質疑の今回どこを修繕するのかについてご答弁申し上げます。
  菖蒲清掃センターでは、財産管理費の修繕料の主なものとしましては、毎年実施しております消防設備点検により故障であるとの指摘を受けました器具等の修繕でございます。今まででは、火災報知機や誘導灯などを修繕しております。平成26年度もこのようなものを予定してございます。
  以上です。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  真田業務課長。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
業務課長(真田 稔君) 27ページの需用費における印刷製本費についてご答弁申し上げます。
  平成26年度予算といたしまして、3清掃センター合わせて979万7,000円、前年度と比較して180万6,000円の増額となっております。増額の主な理由といたしましては、消費税率の改定に伴う増額に合わせまして、収集カレンダー作成に係る増額分でございます。現在、廃棄物減量等推進審議会におきまして、家庭系廃棄物の収集回数のあり方につきましてご審議をいただいておりますので、答申内容を踏まえて収集回数等に変更が生じた場合、収集カレンダーの仕様に変更が必要となることが想定されますことから、その増額分を見込んでいるものでございます。
  次に、33ページの委託料につきましてのご質疑に答弁申し上げます。初めに、資源選別業務についてでございますが、平成26年度予算といたしまして4,998万3,000円、25年度と比較しまして1,210万3,000円の増額となっております。資源選別業務につきましては、混合収集を実施しております瓶、缶、ペットボトルにつきまして、品目ごとに選別を行うことで資源物として売却を行っております。増額の理由といたしましては、選別精度の向上及び残渣量の低減により最終処分場の延命化を図るため、これまでの選別工程に加えて新たな選別工程として風力選別機を導入したことにより減価償却分を見込み、増額となったものでございます。
  次に、粗大ごみ処理券販売業務でございますが、平成26年度予算といたしまして121万円、本年度、25年度と比較しまして21万円の増額となってございます。処理券の枚数で申し上げますと、4,200枚の増となってございます。増額の理由といたしましては、歳入でも申し上げましたとおり、粗大ごみ処理量の増加に伴い、粗大ごみ処理券取り扱い店舗における処理券販売枚数の増加が見込まれますことから増額としたものでございます。
  次に、プラスチック類選別業務及びプラスチック類残渣処分業務につきましては、平成25年度まではプラスチック類容器選別業務及び残渣処分業務といたしまして、一括して業務委託での予算計上をしておりましたが、プラスチック類残渣処分業務につきましては、民間の焼却施設において処分しており、選別と焼却処分は個々の業務でありますことから、それぞれの処理経費を明確にするため、事業名を分けて別契約とさせていただくものでございます。増額の理由でございますが、平成25年度予算と比較いたしまして933万2,000円の増額になっております。内訳は、消費税の増額分が約370万円、残渣処分経費が約560万円の増額となるものでございます。残渣処分経費の主な増額理由といたしましては、瓶、缶、ペットボトル選別時に発生いたします排出時のビニール袋、キャップ、ラベル等のプラスチック類の残渣、年間約100トンにつきまして、これまで埋め立て処分をしておりましたが、最終処分場の延命化を図るため、久喜宮代清掃センターから搬出しておりますほかのプラスチック類と一緒に民間施設において焼却処分に切りかえることにより、その分の費用が増額となるものでございます。
  次に、粗大ごみ収集業務につきましては、平成26年度から新規事業として348万6,000円を計上したところでございます。粗大ごみ収集業務につきましては、現在直営職員により収集業務を実施しておりますが、平成25年度末に収集に当たっております現業職員が1人退職することに伴いまして、人員配置が困難となる部分が生じますことから、新たに粗大ごみ収集業務につきまして業務委託を実施するものでございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、お願いします。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、39ページ、放射性物質濃度測定業務が2年連続削減されているが、安全かとのご質疑にご答弁申し上げます。
  し尿処理における放射性物質濃度測定業務につきましては、平成26年度予算額9万1,000円、前年度と比較し、9万8,000円の減額となっております。減額の理由といたしましては、測定回数の変更と1回当たりの測定価格の値下げによるものでございます。1回当たりの測定価格を参考までに申し上げますと、平成23年度が2万6,250円、平成24年度が1万4,280円、平成25年度は1万2,600円でございまして、この3年間は年間12回の測定を実施しておりました。測定回数の変更につきましては、平成25年9月にし尿汚泥の肥料化について農林水産省の放射性物質の基準が見直しされたことによるものでございます。
  平成25年度の久喜宮代清掃センターのし尿汚泥の放射性物質測定結果につきましては、測定最大値が38.5ベクレル、最小値が10.8ベクレルとなっており、汚泥の測定結果は1キログラム当たり全てが60ベクレルを下回ってございます。国の基準では、2回連続して60ベクレル以下であれば異常時のみに測定するとの基準により、測定は異常時のみの測定でよいものとなっております。なお、ここでの異常時とは、気象条件や原料変更などによる土壌などを含む濁水が通常より多量に流入したと考えられる場合でございます。平成26年度におきましては、年間6回の放射性物質濃度測定を実施いたしまして、引き続き安全性を確認してまいりたいと考えてございます。
  以上です。
議長(加納好子君) 再質疑をお受けします。ありますか。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
4番(山下秋夫君) 1点だけお願いしたいと思います。
  一番最後の質問の職員数なのですけれども、管理者が最初に言った、その中で人員を何とかすると言っていましたね。それがこの35年、業務の12名というのが、それがこの対象なのかどうか、ちょっとお聞きしたいなと思いまして。
  それと同時に、残業時間がふえている。確かに1人頭の最高値がふえていますけれども、年々ふえているということ自体が明らかになっていると思うのです。確かに病気とか精神疾患者はいないということなのですけれども、このままいろいろと、職員が少なくなって、業務委託をして、委託をしているということになると、例えば技術の継承だとか、それのほうに影響が出てくるのではないかなと私は思っております。その辺のところ、影響がないかどうか、ちょっとお聞きしたいなと思っております。
議長(加納好子君) ここで休憩いたします。

    休憩 午前10時40分

    再開 午前10時49分

議長(加納好子君) おそろいですので、再開いたします。
  山下議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  若山事務局長。
                 〔事務局長 若山忠司君登壇〕
事務局長(若山忠司君) 山下議員の再質疑に対する答弁をさせていただきます。
  管理者から初日に申し上げました職員の26年度採用1人につきましては、先ほど答弁申し上げました職員定数計画に基づくものでございます。26年度、1名採用した後も、この計画に基づいて順次事務職員を採用していく予定でございまして、技術の継承につきましても、職員採用によりまして影響はないものというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再々質疑をお受けします。ありますか。
4番(山下秋夫君) (再々質疑なし)
議長(加納好子君) 以上で山下議員の質疑を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 木村奉憲です。それでは、通告に従って質問をさせていただきます。
  最初は、17ページの臨時職員の賃金の関係ですけれども、これは久喜宮代清掃センターと菖蒲清掃センターの関係なのですけれども、この業務内容と再任用があるのかどうかについてお伺いをします。
  それから、2点目は25ページの害虫駆除の関係なのですけれども、これは他のセンターでは今回はないのかどうか。
  それから、25ページ、同じように、備品の購入費の関係で貨物自動車155万計上されていますが、その内容、それから使用方法も含めてお願いします。
  それから、27ページで特殊勤務手当、この内容と、後のほうの45ページも関係あるのですけれども、一般行政職あるいは単純労務職との区分、内容等のことについて、内容も含めてお願いしたいと思います。
  それから、27ページ、同じように、臨時職員の賃金2人が計上されていますが、この業務内容についてお伺いします。
  それから、29ページ、各センターでの電気式生ごみ処理機補助金と生ごみ処理容器補助金、EM菌生ごみ処理機の補助金の、この間、過去3年間の推移と新年度これをどのように位置づけをした上で計上されているのかお伺いをします。
  それから、33ページのごみ処理施設の1、2号炉の運転管理業務が前年度から増額になっていますが、その理由をお伺いします。
  同じ33ページ、1号井戸調査業務内容、これについては、この間、数年単位での調査をしているのか、新規なのかを含めて内容をお願いします。
  同じ33ページの一番最後になります循環型社会形成推進地域計画策定業務内容についてお願いをします。
  それから、35ページの中ほどにありますプラスチック製容器包装廃棄物中間処理業務及び残渣処理業務の関係なのですけれども、これは前年度からかなり、改修業務、選別業務、異物処分業務として分類をしているのですけれども、これは前年度との比較、それからなぜこのようにしたのかも含めてお願いしたいと思います。
  それから、同じ35ページ、ごみ処理施設手選別業務が前年度123万2,000円だったのが99万と減になっていると、この理由についてお伺いをします。
  次に、37ページですけれども、上のほうにありますけれども、廃スプレー缶処理業務として151万計上されていますが、これは新規なのかも含めて、前年度はなかったと思いますので、お願いしたいと思います。
  それから、次のページ数が間違っていまして、同じ37ページのことで、各センターの粗大ごみ処理施設機器修繕工事、それからごみ焼却施設機器修繕工事、これは名称も含めて変わっていると思いますので、その内容と改修での差異、それから新年度の内容についてお伺いをしたいと思います。
  以上です。お願いします。
議長(加納好子君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、17ページ、事務職臨時職員の各センターごとの人数と業務内容、再任用があるのかどうかについてご答弁申し上げます。
  事務職臨時職員の各センターごとの人数は、久喜宮代清掃センターが週3日勤務の職員が2人、菖蒲清掃センターが週5日勤務のフルタイム職員が1人、内容は電話対応及び簡易な事務作業となっております。再任用につきましては、地方公務員法第22条第5項で、最初の任期が終了後、1回のみ、6カ月の範囲内で任期を更新することができることとなっております。衛生組合では、これに基づきまして、1回の更新で任期満了としておりますけれども、実際には任期満了後、間隔をあけまして、再度同じ者を雇用している状況でございます。
  続きまして、貨物自動車についてでございます。現在使用しておりますライトバン型の貨物自動車1台につきましては、平成8年に購入し、現在までの走行距離が約13万3,000キロに達していることから、ドアの開閉あるいは窓の開閉の故障など経年劣化が目立っている状況でございます。このようなことから、この1台を今年度買い替えするとして予算計上してございます。使用方法といたしましては、ノーレジ袋キャンペーン、廃棄物減量等推進員の委嘱式や意見交換会、市民祭りあるいは町民祭り等の各種イベントにおける荷物の運搬でございます。
  続きまして、特殊勤務手当の内容と一般職と単純労務職の区分についてでございます。特殊勤務手当については、久喜宮代衛生組合特殊勤務手当に関する条例及び同規則の規定により支給されております。手当額につきましては、現業業務に従事したときに支給されるものにつきましては1日600円、祝日に現業業務に従事した者に1日6,355円、収集業務における運転手に対しまして月額9,000円、施設勤務で場内のショベルローダーやアームロール車を運転する職員に対して月額4,500円を支給しております。12月29日から1月3日の間に勤務した職員に対する手当につきましては、この期間、一般事務に従事した職員が1日5,000円、現業に従事した職員が1日1万円となっております。なお、年末年始以外に支給される特殊勤務手当600円あるいは6,355円については、現業業務に従事した場合支給される手当となっていることから、一般事務職には基本的には支給しないこととなっております。病気等により収集職員が急遽不足した場合の応援あるいは設置型生ごみ処理機のコンポスト回収等、現業業務に従事したと認められるとき、現業職と同様に1日600円を支給しております。
  続きまして、清掃総務費、臨時職員の業務内容につきましてお答えいたします。臨時職員は、久喜宮代清掃センターの受付業務に月曜日から金曜日の間、1日交替の交代勤務体制で従事しております。なお、勤務日が祝日に当たる場合でも、衛生組合では収集業務及び持ち込み業者の受け入れを行っていることから、臨時職員の方に勤務していただいております。祝日に勤務いただいた職員につきましては、135%の休日勤務手当を支給しているものでございます。
  次に、各清掃センターの電気式生ごみ処理機等に関するご質疑でございます。まず、久喜宮代清掃センター管内ですけれども、電気式生ごみ処理機が、平成23年度、18基、52万6,300円、平成24年度が20基、58万8,300円、平成25年度につきましては、2月末までの実績が14基、38万8,200円となっております。次に、生ごみ処理容器につきましては、平成23年度、26基、5万2,300円、平成24年度、32基、6万3,100円、25年度2月までの実績が16基、3万5,000円となっております。また、EM菌生ごみ処理容器につきましては、平成23年度、15基、1万7,600円、平成24年度、31基、4万円、25年度の今までの実績が5基、7,300円となっております。
  次に、菖蒲清掃センター管内ですが、電気式生ごみ処理機が23年度、2基、6万円、24年度、4基、11万9,000円、25年度2月末、1基、3万円でございます。生ごみ処理容器につきましては、23年度、6基、1万3,300円、24年度も6基、1万3,500円、25年度2月末、3基、6,900円となっております。EM菌生ごみ処理容器につきましては、23年度が4基、3,600円でしたけれども、24年度は補助実績なし、25年度におきましても、3月に申請がなければ補助実績なしとなります。
  次に、八甫清掃センター管内ですが、電気式生ごみ処理機が、23年度、13基、37万300円、24年度、7基、20万7,200円でしたけれども、25年度の2月末までの補助実績が15基で43万8,900円となっております。一方で、生ごみ処理容器につきましては、23年度が25基、5万100円、24年度が9基、1万9,500円、25年度2月末までの実績が8基、1万7,200円となっております。EM菌生ごみ処理容器につきましては、23年度が2基、1,200円、24年度、8基、5,800円に対しまして、25年度2月末までですと4基、4,000円となっております。
  最後に、平成26年度の家庭用生ごみ処理容器等補助金の位置づけについてでございますけれども、予算計上に当たりましては、平成24年度の実績を勘案いたしまして、久喜宮代清掃センターの平成26年度におきましては、補助金の計画台数を電気式生ごみ処理機20基、生ごみ処理容器32基、EM菌生ごみ処理容器31基をそれぞれ見込んで予算計上させていただきました。菖蒲清掃センターの26年度では、電気式生ごみ処理機4基、生ごみ処理容器6基、EM菌生ごみ処理容器2基とそれぞれ見込んで予算計上してございます。そして、八甫清掃センターの26年度でございますけれども、電気式が7基、生ごみ処理容器9基、EM菌生ごみ処理容器8基をそれぞれ見込んで予算計上しましたけれども、特に平成25年度におきまして、八甫清掃センターのほうでは予算を上回る電気式生ごみ処理機の利用をされた方がおりましたので、仮に不足した場合には流用あるいは補正予算を組みまして、そちらのほうは対応してまいりたいと考えております。
  家庭から排出されます生ごみの減容化や減量化を推進するため、久喜宮代衛生組合では引き続き家庭用生ごみ処理機等購入費補助金制度を重点政策として推し進めていきたいと考えておりまして、今後も「衛生組合だより」やホームページにおいて補助制度の周知を図るとともに、今年4月から5月にかけまして予定しております廃棄物減量等推進員委嘱式、こちらの式におきまして、推進員の皆様に対しまして、補助制度について説明してまいりたいと考えております。
  以上です。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  大久保業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
業務3課長補佐(大久保達也君) 引き続き、ご質疑にご答弁申し上げます。
  木村議員ご質疑の25ページ、八甫清掃センターにおける害虫駆除業務の内容と他センターではないのかについてご答弁申し上げます。八甫清掃センターにおいての平成26年度害虫駆除業務委託料につきましては、八甫清掃センターの敷地内でスズメバチの巣が発生した場合の駆除委託を見込んでいるものでございます。八甫清掃センターでは、平成24年度、平成25年度と連続してスズメバチの駆除を行っておりますことから、平成26年度におきましては、八甫清掃センターのみ害虫駆除業務委託として当初より予算に計上させていただいたところでございます。
  次に、35ページ、八甫清掃センターごみ処理施設手選別業務委託料の減額の理由についてご答弁申し上げます。平成26年度のごみ処理施設手選別業務委託料の予算見積もりにつきましては平成24年度の実績をもとに、また平成25年度につきましては平成23年度の実績をもとに積算を行ったところでございます。平成24年度の実績では、年間の作業日数が132日、作業時間が作業員6名で約1,227時間でございました。また、平成23年度の実績は、作業日数131日、作業時間は約1,838時間でございましたことから、作業時間の減少に伴い、予算の減額となっているものでございます。作業時間が減少したことにつきましては、平成23年度までの作業状況を見ますと、作業員の選別作業が追いつかず、ベルトコンベヤーの速度を落とす措置、作業の立て直しをするため、機械を一時停止することがございましたが、平成24年度から現在に至るまでは、機械を停止することもほとんどなくなり、作業効率が向上したことによりまして作業時間が短縮され、その分減額となっております。
  次に、37ページ、八甫清掃センター廃スプレー缶処分業務は新規なのかについてご答弁申し上げます。八甫清掃センターの廃スプレー缶処分業務につきましては、平成26年度からの新規事業でございます。八甫清掃センターでは、現在、廃スプレー缶の処理につきましては、センターに搬入された廃スプレー缶を粗大ごみ処理施設におきまして不適物を選別し、専用の穴あけ機を使用いたしまして穴あけ作業を行い、破砕機に投入して処理をしております。
  廃スプレー缶の穴あけ作業につきましては、平成22年度までは缶に穴をあけた状態で各家庭から排出していただくこととなっておりましたことから、八甫清掃センターでは穴のあいていない缶を抽出して穴あけ作業をしていたところでございます。しかし、各家庭でスプレー缶に穴をあける際に事故が発生するなど危険性があることから、平成23年4月から逆にスプレー缶に穴をあけない状態で出していただくことにいたしました。その結果、八甫清掃センターでの穴あけ作業量が増加するとともに、作業時の危険性が増大したとの声が作業現場からございました。また、平成25年度から小型家電、古布団の選別及び直接搬入の受け入れ開始などにより粗大ごみ処理施設内の作業量が増大したことや、スプレー缶の穴あけ機の老朽化に伴う故障が多くなり、作業に支障が生じてまいりましたことから、八甫清掃センターにおきましても、久喜宮代清掃センターでの委託業務と同様に、廃スプレー缶の処理を新規に外部委託するものでございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) 33ページ、ごみ処理施設運転管理業務の増額となった理由についてでございます。
  ごみ処理施設(1・2号炉)運転管理業務につきましては、平成24年度から3年間の長期継続契約を締結しておりましたが、平成26年4月1日からの消費税率の改定に伴い、消費税増額分を変更するものでございます。業務内容につきましての変更はございません。なお、業務の内容につきましては、平成25年度と同様に、ごみ焼却施設の機械設備等の装置全般につきまして日常実施する運転管理及び巡回点検業務でございます。
  次に、33ページ、1号井戸調査業務の内容についてでございます。久喜宮代清掃センターでは、現在、ごみ焼却施設の排ガスを冷却する際に使用する冷却水や収集車両等を清掃するための洗車水として使用しております1号井戸とし尿及び浄化槽汚泥を処理する際の希釈水やし尿処理施設内の機器清掃等に使用しております3号井戸の2つの井戸がございます。1号井戸につきましては、昭和55年度に掘削した井戸で、前回の点検は平成8年度に実施し、ポンプ本体の交換を平成9年度に実施してございますが、16年が経過しておりますことから、地下176メートルに設置されていますポンプ本体を引き揚げ、点検し、水中カメラで内部ケーシングの検査を実施するものでございます。なお、3号井戸につきましては、平成25年度におきまして同様に調査業務を実施したところでございます。
  次に、33ページ、循環型社会形成推進地域計画策定業務内容についてのご質疑にご答弁申し上げます。循環型社会形成推進地域計画は、廃棄物ごみ処理基本計画のスケジュールに沿って、新設炉の建設に当たりまして、循環型社会形成推進交付金を受けるために策定が必要な計画であります。したがいまして、新設炉建設事業着手に必要な近隣住民の皆様の同意が得られた場合に執行を予定しているものでございます。計画の主な内容といたしましては、5カ年程度の当該地域の廃棄物処理、リサイクルシステムの方向性を示すものでございます。策定に当たっての業務内容といたしましては、1として、地域の循環型社会を推進するための基本的事項について、2として、循環型社会形成推進のための現状と目標について、3として、施策の内容についての3項目について取りまとめ、策定する業務を予定しております。
  次に、37ページ、各センターの粗大ごみ処理施設機器修繕工事、ごみ焼却施設機器修繕工事は前年度の改修工事との差異や内容が違っているのかについてでございます。事業の名称につきましては、前年度は改修工事となっておりましたが、改修という表現には機能を当初の水準以上にする意味も含まれますことから、名称を修繕工事と改めたものでございます。
  平成26年度における修繕工事の主な内容を申し上げます。久喜宮代清掃センターの粗大ごみ処理施設機器修繕工事の主な内容でございます。破砕機部品及び交換整備約300万円、供給コンベヤー整備約500万円、破砕機整備約150万円、シャッター修繕整備約450万円、破砕機押し込み送風機整備約100万円でございます。
  次に、久喜宮代清掃センターのごみ焼却施設機器修繕工事の主な内容でございますが、1号炉につきましては、ロータリードライヤーの補修約2,000万円、炉内耐火物の補修約950万円、バグフィルターの整備及びろ布の交換約3,000万円、2号炉につきましては、燃焼装置の整備約900万円、炉内耐火物の補修約400万円、バグフィルターの整備及びろ布の交換約3,000万円、共通部につきましては、投入、灰出しクレーン整備約500万円、井戸水処理装置用除鉄、除マンガン装置充填剤交換約450万円、コンプレッサー点検、整備約600万円、排ガス測定装置オーバーホール約350万円、助燃、再燃バーナーオーバーホール約200万円などが主な整備工事内容となってございます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  真田業務課長。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
業務課長(真田 稔君) 33ページの資源(リサイクル)回収業務の増につきましてご答弁申し上げます。
  資源(リサイクル)回収業務につきましては、平成26年度予算額1億4,688万円、前年度比で1,096万4,000円、8.1%の増額となっております。本年度と業務内容の変更はございませんが、消費税率の改定による増額とあわせまして、収集業務の委託費用の中で大きな割合を占めております人件費につきまして、平成25年3月に国土交通省から発表がありました公共工事設計労務単価の引き上げを踏まえた積算及び今年度、平成25年度の業務委託業者から提出されました参考見積書記載金額を参考に予算額として計上したところでございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) 木村議員の質疑の35ページ、プラスチック製容器包装廃棄物中間処理業務及び残渣処分業務の内容について、昨年度と内容の変更があるのかについてでございます。
  菖蒲清掃センターでは、平成25年度までプラスチック製容器包装の回収業務、中間処理業務及び残渣処分業務を1つの契約で実施してきたところでございますが、今後は事務の統一化に向け、業務を分けて契約する予定でございます。業務内容につきましては、契約の方法が1つから回収業務と中間処理業務に分かれたことによるもので、特に変更はございません。
  続きまして、38ページ、各センターの粗大ごみ処理施設機器修繕工事、ごみ焼却施設機器修繕工事は前年度の改修工事との差異や内容に違いはあるかについてご答弁申し上げます。表現につきましては、先ほど内田業務課長補佐が答弁したとおりでございますが、菖蒲清掃センターのごみ処理施設機器修繕工事の主なものとしましては、焼却設備では炉内耐火物の改修、排ガス処理設備で急冷塔用加圧ポンプの改修、排水処理設備ではごみピット排水処理設備の改修、灰出し設備ではダスト搬出装置の改修でございます。粗大ごみ処理施設では、破砕設備で回転破砕機の改修でございます。
  以上です。
議長(加納好子君) 大久保業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
業務3課長補佐(大久保達也君) 木村議員ご質疑の37ページ、各センターの粗大ごみ処理施設機器修繕工事、ごみ焼却施設機器修繕工事は前年度の改修工事との差異や内容が違っているのかの八甫清掃センター分についてご答弁申し上げます。
  事業の名称につきましては、他の2清掃センターと同様でございます。
  平成26年度における修繕工事の主な内容を申し上げます。まず、八甫清掃センターの粗大ごみ処理施設機器修繕工事の主な内容でございますが、破砕機の修繕、金属プレス機の修繕、可燃ガス検知器の点検、整備、粗大ごみ供給コンベヤーの修繕、供給フィーダーの修繕、破砕磁選機の修繕、ふるい中間物コンベヤーの修繕でございます。
  次に、八甫清掃センターのごみ焼却施設機器修繕工事の主な内容でございますが、焼却炉、それから2次燃焼室及びガス冷却室の耐火物打ちかえ補修でございます。それから、ごみクレーンの点検、整備、排ガス処理設備の開閉器の修繕、炉頂温度調整弁の修繕、2軸剪断式破砕機の修繕、消石灰、活性炭供給装置の修繕、薬液水槽類の更新、プラント用冷却塔の点検、整備、温風循環ファンの点検、整備、押し込み空気現場型差圧計の点検、整備などが主な修繕工事の内容となっております。
議長(加納好子君) 再質疑をお受けします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) それでは、何点か再質疑したいと思います。
  最初に、17ページの臨時職員の関係なのですけれども、久喜宮代の場合は週3日と2人、それから菖蒲センターは週5日と1人ということなのですが、再任用のこともお聞きしたのですけれども、この臨時職員については再任用もあるということなのですけれども、希望を聞いた上で、例えば先ほど答弁があったのですけれども、週何日かという選択制の中でやるのか、最初からこういう任務でお願いしたいということで、了解した上で契約をされているのかどうかお願いしたいと思います。
  それから、25ページにあります貨物自動車のライトバンの関係なのですけれども、かなり、キロ数も13万ということなのですけれども、この種の貨物自動車で今後買い替える必要があるものが、予定されているものがあるかどうか、わかるところで結構ですので、お願いしたいと思います。
  それから、27ページの特殊勤務手当の関係なのですけれども、基本的な金額は1日600円とか、そういう形で今お聞きをしたのですけれども、例えばいろんな形で特殊勤務手当が発生するに当たって、要するにその内容が発生した場合、どういう、例えば病気とか、それからいろんな形で、今後コンポストも含めてこういう形でお願いしたいということは、現業職員に話し合いというのか、どういうような対応をされているのか、具体的にお願いしたいというふうに思います。
  それから、29ページの各センターごとの電気式生ごみ、EM菌の関係をお聞きしました。この傾向を経年的にも今まで私も聞いてきたのですけれども、久喜宮代清掃センターはかなりそういう面では、経年的に周知も徹底されていると思いますし、普及度がそれなりに計画的にされてきているのではないかなというふうに思いますけれども、例えば八甫清掃センターなんかは、電気式は伸びているのだけれども、その他については逆に下がっているというような、各センターごとの違いが随分あるのではないかなというようなことを感じるのですけれども、この点について、地域的な問題あるいは周知、そういうことも含めてあるのかどうか。減っているというものについては、予算計上で、例えば電気式がふえていく分には、私は、そういう面では普及度もどんどん、どんどん高まっているということなのですけれども、そういう点での、地域あるいは周知の徹底で各センターごとの、今後周知は減量化推進員の委嘱なんかも含めてしっかりやっていきたいということなのですけれども、地域差はかなりあるような気がするのですけれども、そういう点での対応策をどう分析されて今後いくのか、その点についてお聞きしたいと思います。
  33ページの循環型社会形成推進地域計画策定業務なのですけれども、今3項目のことも含めて、目標設定、それから施設の関係で委託をするということなのですけれども、この点については、具体的にそれぞれの分野にわたって、業務の内容、委託する中身は、例えばこの部分についてはこれぐらいの予算というような形でされているのか、全体の中でここを目標を含めてやっているのか、その点についてお伺いをしたいと思います。
  それから、35ページの、菖蒲については契約の関係で一つ一つ契約をしていくという中身で、3つの項目について別々にされているということがわかりましたけれども、これは菖蒲についてそういう形で今回計上されているのがわかったのですけれども、ほかのほうの、例えば久喜宮代なんかもやられていると思うのですけれども、この点についてはほかのセンターでもこのような形で契約をされている、しかし、事業内容ごとに今後されていく計画なんかがあるのかどうかも含めてお願いしたいと思います。
  それから、37ページ、廃スプレー缶の処分業務の関係なのですけれども、これも今八甫センターでの様子がよくわかりましたけれども、これについては他のセンターではどのような対応をされていく計画があるのかどうか、その点についてお伺いをしたいと思います。
  以上です。
議長(加納好子君) 木村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、木村議員の再質疑にご答弁いたします。
  まず、一般事務職の臨時職員ですけれども、希望を聞くのかということでございますけれども、できれば毎日来ていただきたいのですけれども、ご主人の扶養の関係がございますので、週3日等についてはご本人に確認してからにいたしております。
  それから、貨物自動車の関係でございますけれども、1台しかございません。
  それから、特殊勤務手当、確かに病気で休んだ場合等がございまして、4月1日の時点で運転手あるいは予備運転手、臨時的採用はないのですけれども、そういったことで任命いたします。そうした、欠けた場合には日割り計算で、急遽、例えば運転するようになった場合には、月額を要勤務日数で割ったものを運転してくれた方に支給しております。
  それから、生ごみ処理機の関係なのですけれども、地域差、確かに菖蒲のほうはお店がたくさんあるのですけれども、出ないのです。どうして出ないかという、EMとか、それからコンポストにつきましては、ある程度、敷地といいますか、お庭とか家庭菜園をやっていないとできないのですけれども、電気式生ごみ処理機でしたら乾燥して減容して収集に出すことができるのですけれども、なかなか進まないと。さらに、今年の4月からまた消費税がアップされるといかがなものかということで、出ればこの3月いっぱいかなと期待はしているのですけれども、その辺の地域差の違いというものは、申しわけございませんけれども、今把握してございません。もう少し研究させてください。
議長(加納好子君) 続いて、お願いします。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、木村議員の再質疑にございます循環型社会形成推進地域計画策定でございます。
  業務内容が3項目となってございますが、その業務につきましては個々の契約で一括契約とするものでございます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いいたします。
  大久保補佐。
                 〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
業務3課長補佐(大久保達也君) それでは、木村議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  プラスチック製容器包装の関係でございますが、八甫清掃センターでは、プラスチック製容器包装を始めた段階から、収集業務、それと中間処理業務、これは分けて委託をしておりました。
                 〔「他のセンターの今後の見通し」と言う人あり〕
業務3課長補佐(大久保達也君) 八甫清掃センターの今後の見通しということですか。
                 〔「他のセンター」と言う人あり〕
業務3課長補佐(大久保達也君) 済みません。
議長(加納好子君) 蓮見業務2課長、お願いします。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) 木村議員の37ページ、廃スプレー缶の処分業務の他のセンターはどうしているのかということで、菖蒲清掃センターなのですけれども、これから猪股議員でも同じような内容になってしまいますけれども、菖蒲の場合は、有害ごみ収集業務の契約の中に廃スプレー缶の処理、穴あけ作業についても含まれてございます。このため、スプレー缶の外部委託を実施していないわけでございます。なお、穴あけをしました、それからの処理につきましては、破砕物として売却をしております。
  以上です。
議長(加納好子君) 続いて、内田業務課長補佐、お願いします。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、久喜宮代清掃センターの廃スプレー缶の処理についてご答弁申し上げます。
  処分先でございますが、さいたま市岩槻区にございます岡安商事株式会社へ処理委託をしてございます。この処理につきましては、スプレー缶は穴あけ機械でガスを抜き、ガスは燃焼処理されまして、鉄類は再利用をされているものでございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再々質疑をお受けします。
3番(木村奉憲君) (再々質疑なし)
議長(加納好子君) 以上で木村議員の質疑を打ち切ります。
  続きまして、猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 2枚、質問が続きます。
  まず最初、1つ目ですけれども、各清掃センターごとにごみ搬入量の増減見通しをどのように持っていらっしゃるか、もう一度お伺いしておきたいと思います。特に歳入のほうでは、事業系ごみ、多量排出事業者のごみについて見通しを聞きましたけれども、家庭系ごみの減量見通し、どのように持っていらっしゃるかお願いをいたします。
  それから、2つ目です。これは昨年から聞いているのですけれども、照明設備やエアコンなどの省エネ化、事務所の省エネ化を進めているというように思っています。これまでの答弁で、八甫センターについては基幹的設備改良工事の中で更新を予定しているとされていました。その具体的内容について、ここで説明してください。
  それから、久喜宮代センターと菖蒲センターについては実際にやる考えがないかのように受け取っているのですが、検討してきているのか、いないのか、これからまた先送りしていく方針なのか、お願いをいたします。
  3つ目です。15ページですが、廃棄物減量等推進審議会の予算が増額になっています。年度内の予定をお知らせください。開催情報はできるだけ早期に市民に周知するように求めたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
  21ページです。これは前者にも質疑がありまして、答弁があったのですが、ホームページの作成と保守点検業務、委託するということですけれども、これは説明はあったのですが、それで、スマホへの対応と検索機能をつけるということでしたが、それだけなのでしょうか。どのように何が改善されるのか、ちょっとイメージが湧かないのですが、説明してください。
  それから、一番肝心なのは、やっぱり何といったって情報データを迅速にアップするというところですよね。幾らシステム、機能がよくなったって、データが遅くては何にもならないわけですけれども、そのデータのアップは委託業者に行わせるのか、事務局で行うのか、迅速な、また機動的な更新がどのように図れるようになるのか説明をしてください。
  次に、23ページですけれども、これは周辺住民、幸手関係地区、それから鷲宮、栗橋の八甫周辺の住民への迷惑料の負担金80万、100万円の26年度の積算根拠、使途目的を説明してください。前年度と全く同じなのかどうか、お願いします。
  それから、25年度の支出実績がどうなっているのか。全部、丸々使い切ってしまっているのか、あるいは残金とか繰越金があるのかどうか、そこら辺の見通しも教えてください。
  6つ目です。29ページ、これについては前者の質疑で答弁がありましたので、これは結構です。
  7つ目、業務用の生ごみ処理容器の各センターの25年度の実績と26年度の見通しを明らかにしてください。なかなかこれは導入が進んでいかない、ふえていかないという実情がありますので、26年度はいかがでしょうか。
  それから、31ページです。3センターごとに、焼却灰、ばいじん、残渣等の最終処分量と処分先の計画を一覧の資料にして配付していただきたいとお願いをいたしました。そのうち、その中で昨年度と処分先が変わった、あるいは処分量が変わったところがあれば説明をしてください。
  それから、焼却灰の最終処分の費用、予算なのですが、31ページの下から2番目に久喜宮代清掃センターの予算がかなり大幅に減額となっていますが、この理由を説明してください。
  それから、こうした最終処分をする上で、放射能の影響について、それぞれの地域あるいは業者と協定等を結んでいるわけですが、その内容を明らかにしてください。26年度の内容を明らかにしてください。
  9番目、35ページですけれども、菖蒲センターで、ちょうど真ん中辺、資源(びん・缶・ペットボトル)回収業務、選別業務、異物等処分業務、前年度とこの記載の方法が変わったのですが、ということは委託の方法が変わったということになるのでしょうか。この変更の理由を説明してください。
  それから、10番目、33ページに戻ってしまいますが、久喜宮代センターでごみ処理施設整備基本構想策定業務というのが載っています。この内容と策定方法、スケジュールを説明してください。委託料1,080万となっているのですけれども、コンサルタントへ全部お願いをするのかどうかお願いします。
  それから、前者から質疑がありました循環型社会形成推進地域計画については、内容はわかりました。一括委託ということもわかりました。このスケジュールについて説明をしてください。これも、要はコンサルタント、事業者への全部、丸ごと委託なのかどうかお聞きしたいのですけれども、その内容をお願いします。
  12番目は、これは了解しますので、結構です。
  13番目、37ページ、八甫清掃センターのごみ焼却施設基幹的設備改良工事、これについて新年度のスケジュールと内容を明らかにしてください。
  以上です。
議長(加納好子君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) まず、猪股議員ご質疑の(1)につきましてご答弁申し上げます。
  家庭系ごみの減量でございますけれども、まず久喜宮代清掃センターでございますけれども、指定ごみ袋を導入いたしました平成24年度と導入前の平成23年度を比較したものを「衛生組合だより」2013年6月号でお知らせしております。燃やせるごみで1,055トン、率にして7.0%の減量となっております。また、燃やせないごみでは326トン、率にして26.8%の減量となっており、指定ごみ袋の導入により一定の減量効果があったことが確認されております。
  平成25年度においては、2月までの平成24年度との比較では、平成24年度が約1万2,976トンであったのに対しまして、25年度が1万3,222トンで、約264トン、率にいたしまして1.9%の増、これを2月末までの334日、1年間365日ですけれども、3月を除く334日で割り返しますと、1人1日当たりの排出量で燃やせるごみが8.0グラム増加しております。平成25年度が終了していないため、詳細な分析はしておりませんけれども、いわゆる指定袋導入前に戻るといったリバウンド、そういうものが始まっているとは考えてございません。また、指定袋を導入いたしました燃やせないごみにつきましては、平成24年度との同期間の比較で1.5トン、率にいたしまして0.1%の微増でございます。
  次に、菖蒲清掃センターでございます。平成25年度においては、2月までの24年度との比較では、平成24年度が約3,343トンであったのに対しまして、25年度が3,299トンで約44トン、率にいたしますと1.3%の減、1人1日当たりの排出量で申し上げますと12.0グラムの増となっております。これは、菖蒲地区の人口が平成24年10月1日現在で2万1,174人でありましたが、25年10月現在では2万379人と減少していると、人が減ってごみが減っているのに12グラムもふえているのはおかしいではないかと思われると思うのですけれども、それはそういうことではございません。
  次に、八甫清掃センターでございます。平成25年度におきましては、2月末までの前年度比較ですけれども、24年度が約1万764トンであったのに対しまして、25年度が1万586トン、178トン、率にして1.7%の減、1人1日当たりの排出量で申し上げますと、八甫は12.5グラムの減となっております。平成26年度からの減量見通しでございますけれども、4月から消費税が改正されることから、市民の購買にどのような影響があるのかよくわかりませんけれども、現状以下になることはほぼ間違いないと考えております。
  次に、(3)、廃棄物減量等推進審議会の予定でございますけれども、現在、審議会に対しまして、さらなる廃棄物処理の統一及び効率化を図るため、家庭系廃棄物の収集回収のあり方とし尿、浄化槽汚泥等の収集体制及び手数料について諮問しており、平成25年度は諮問事項の一つである家庭系廃棄物の収集回数のあり方につきまして、各清掃センターの視察を含めまして5回の審議会を開催したところでございます。26年度につきましては、審議の進行状況にもよりますけれども、開催時期につきましては四半期ごとに開催したいと考えております。また、来年、平成27年2月には現委員が任期満了ということもございまして、委嘱式の開催を含めまして、26年度は年5回予算計上したことにより増額となったところでございます。
  次に、開催情報の公開に当たっては、前回の会議録でなく、会議資料等も整理した上で開催の起案を行い、決裁後にホームページに開催情報を掲示しております。このため、開催情報につきましては、おおむね2週間程度前を目安に公表させていただいているところでございます。しかしながら、議員ご質疑のとおり、できるだけ早い時期にというご要望も考慮すべきと考えますので、準備が整い次第、できるだけ早目に公表をできるように進めてまいりたいと思います。
  次に、(4)のホームページの関係でイメージが湧いてこないということなのですけれども、正直言って私も湧いてこないのですけれども、この関係につきましては、指名入札登録業者の中から数社選定いたしまして、選定した業者からのプレゼンを行ってもらったりとか、その中から選定していきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
  それから、私のほうから最後……
                 〔「情報データのアップ。更新は誰がやるのですか。業者が
                   やるのですか、事務局」と言う人あり〕
総務課長補佐(金井 誠君) 更新につきましては、職員ができるものについては職員がやりますけれども、それ以外につきましては業者のほうにお願いいたします。具体的には、デザインの改修とか、そういったことにつきましては業者のほうにお願いする予定です。データの更新は職員が行い、新規ページの追加あるいはデザインの改修は業者のほうにお願いしていく予定でございます。
  私のほうから最後、7のご質疑でございますけれども、まず平成25年度の2月末までの実績になりますけれども、久喜宮代清掃センター管内で1件、八甫清掃センター管内で1件の実績がございます。久喜宮代清掃センター管内の実績ですけれども、25年6月3日に、宮代町にございます日本工業大学の食堂を経営している株式会社NITクリエイトから1日当たり100キロの厨芥類を処理する機種の導入計画のもと補助金交付申請がございまして、同年7月16日に仕様書のとおり設置されたことを確認いたしましたので、7月18日に本体費用に設置費用を加えました総事業費494万円に対しまして、補助率の2分の1以内である247万円の補助金の確定通知書を送付してございます。
  八甫清掃センター管内の実績ですけれども、25年9月25日に、株式会社イトーヨーカ堂、こちらのほう、アリオ鷲宮店のほうから、店内飲食店の生ごみ処理を目的に、やはり1日当たり100キロの厨芥類を処理する機種の導入計画のもと補助金交付申請がございまして、同年12月6日に仕様書のとおり設置されていることを確認いたしましたので、12月11日に、事業費338万円に対します2分の1、169万円の補助金の確定通知書のほうを送付してございます。なお、きょう時点で菖蒲清掃センター管内における実績はございません。
  26年度の関係、予算のほうに盛り込んであるのですけれども、実は宮代町の老人福祉施設のほうが業務用の生ごみ処理機の検討をしているということで業者の方が見えておりますので、26年度も出るのではないかというふうに期待しているところでございます。今後も、業務用生ごみ処理機補助制度につきましては、ホームページへの掲載や多量排出事業者への搬入量通知等の際にPRに努め、実施してまいりいたいと思います。
  以上です。
議長(加納好子君) ここで、皆様にお願いがございます。
  審議中に正午を過ぎるかと思いますが、議事が全て終了するまで続けさせていただきますので、あらかじめご了承をお願いいたします。
  では、続いて答弁をお願いいたします。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、私からは、8、10、11についてご答弁を申し上げます。
  初めに、平成26年度における最終処分先及び処分量につきましては別紙資料4ページのとおりでございますが、一部記載漏れがございましたので、追加をお願いしたいと思います。1の最終処分業務の焼却灰、久喜宮代清掃センター、埼玉県(埼玉県環境整備センター)の下に、群馬県草津町((株)ウィズウェイストジャパン)といたしまして50トンの追加をお願いしたいと思います。申しわけございませんでした。
  それでは、ご答弁を申し上げます。まず、平成25年度との比較でございますが、最終処分先についての変更はございません。
  処分量につきましては、久喜宮代清掃センターでは平成25年度の実績をもとに見直しを行いました。その結果、平成26年度の最終処分計画量といたしまして、焼却灰につきましては埋め立て処分が150トンで150トンの減、路盤材原料化につきましては1,800トンで50トンの増、セメント原料化につきましては750トンで100トンの増、破砕残渣の埋め立て処分につきましては400トンで40トンの減を予定しております。
  次に、久喜宮代清掃センターで予算が大幅な減となった理由でございます。焼却灰最終処分業務につきましては、前年度比243万9,000円の減額となっております。これは、最終処分場の延命化とリサイクル率向上を図るため、焼却灰の処分量の見直しを行い、路盤材原料化業務に100トン、セメント原料化業務に50トン、それぞれ処分先を変更したことによるものでございます。また、破砕残渣最終処分業務につきましては前年度比104万1,000円の減額となっておりますが、この年度の実績をもとに処分量を減量したことによるものでございます。
  次に、26年度において放射能の影響についての協定等の内容を明らかにされたいとのご質疑でございます。国の基準でございます1キログラム当たり8,000ベクレル以下及び各最終処分先での受け入れ基準につきましては変更はございません。焼却灰の埋め立て処分を委託している埼玉県環境整備センターにつきましては、自主測定の測定結果を3カ月に1回、環境整備センターへ報告すること、同様に埋め立て処分を委託している群馬県草津町にございます株式会社ウィズウェイストジャパンからは、平成23年12月14日付で、受け入れ基準の自社規制といたしまして、放射能濃度1キログラム当たり4,000ベクレル以上の焼却灰やばいじんについては受け入れないとの通知をいただいております。焼却灰やばいじんのセメント原料化を委託している熊谷市にございます太平洋セメント株式会社につきましては、9月と3月の年2回、直近の測定結果を熊谷市へ報告することとなっております。焼却灰やばいじんの路盤材原料化を委託している栃木県小山市にございますメルテック株式会社からは、平成23年7月14日付の通知により、受け入れ基準の自社規制といたしまして、放射能濃度の上限がばいじんで1キログラム当たり2,000ベクレル、焼却灰で1キログラム当たり500ベクレルと規制されております。いずれも現時点では基準を大幅に下回っておりますことから、最終処分先への搬出につきましては問題がないものでございます。
  次に、(10)のごみ処理施設整備基本構想策定業務の業務内容でございますが、施設の基本構想として、施設、これは焼却施設とリサイクルセンターでございますが、その施設を整備する必要性や計画概要などの基本事項を整理するもので、1として計画施設におけるごみ処理の基本計画について、2として施設整備の必要性について、3として施設整備のコンセプトについて、4として施設の計画概要、これは施設規模、計画ごみ質、公害防止条件等について、5として安全対策について、6として情報公開について、7として建設用地について、8として整備スケジュールについて、9として余熱利用について、10として地域振興計画について、以上10項目について取りまとめ、策定する業務を予定しております。
  策定方法といたしましては、入札によりコンサルタント会社へ発注をするものでございますが、あくまでも一般廃棄物(ごみ)処理基本計画に基づき策定するものでございます。策定に当たりましては、当然行政だけで決断できないものもございますことから、住民の皆様のご意見も取り入れることを考えてございます。また、施設の機種の決定に当たりましては、機種選定委員会といった委員会を立ち上げ、有識者等の専門的立場からのご意見を取り入れてまいりたいと考えてございます。
  次に、スケジュールでございますが、この事業につきましては、近隣住民の同意をいただいた後に事業を進めることとなります。現状におきましては未定でございますが、同意をいただけましたら、遅滞なく業務が遂行できるよう予算計上させていただいたものでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  次に、コンサルへ丸投げかとのご質疑でございますが、決して丸投げをする考えはございません。住民同意を得られましたならば、久喜市、宮代町住民にとって最も安全で安心な最良の施設を建設してまいりたいと考えてございます。
  この策定業務の発注でございますが、10項目ございましたが、これは一括発注をしてまいります。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いいたします。
  藤井業務3課長。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
業務3課長(藤井 智君) 続きまして、猪股議員ご質疑の(2)のアの八甫清掃センターごみ焼却施設基幹的設備改良工事における照明設備の内容についてご答弁申し上げます。
  平成26年度施工予定の照明設備につきましては、今現在、詳細については検討中でございますが、更新を予定する候補といたしまして、水銀灯が26カ所、それから蛍光灯が250カ所の予定でございます。使用する照明のタイプにつきましても、照明の設置場所の必要とする明るさや使用頻度などを勘案し、検討を進めているところでございます。
  次に、(5)、23ページ、周辺住民への迷惑料負担金の関係についてご答弁申し上げます。初めに、負担金の算出根拠、使途目的でございますが、負担金80万円につきましては、旧栗橋・鷲宮衛生組合と隣接する幸手市4地区との間で昭和59年3月26日に交わされた覚書に基づき、4地区へそれぞれ20万円ずつ、毎年80万円を支出しております。各地区の運営費に充当されております。
  続きまして、負担金100万円につきましては、旧栗橋・鷲宮衛生組合と鷲宮・栗橋生活環境保全協議会との間で平成12年12月15日に交わされた協議書に基づき、協議会の運営に必要な経費として毎年100万円を支出しております。
  次に、25年度の支出実績と残金や繰越金の見通しでございますが、幸手市の4地区の負担金につきましては、負担金そのものが自治会運営費の一部に組み込まれていることから、支出実績の把握は困難でございます。また、繰越金につきましても、ほかの繰越金と合わせて繰り越しをしておりますので、負担金の繰り越しを確定することが困難であり、双方とも把握はしておりません。
  次に、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会運営費の支出実績でございますが、協議会に確認をいたしましたところ、約129万円の支出見込みであり、繰越金につきましては実質305万円とのことでございました。なお、この予算につきましては、25年度、前年度と同額の予算を計上させていただいております。
  続きまして、平成26年度における最終処分先及び処分量の八甫清掃センター分についてご答弁申し上げます。八甫清掃センターにつきましても、昨年度との比較で処分先についての変更はございません。処分量につきましては、八甫清掃センターにおきましても平成25年度実績をもとに見直しを行い、ごみ焼却施設の焼却灰につきましては、平成26年度、セメント減量化量を360トンで22トンの増量、ばいじんにつきましては860トンで6トンの減量、し尿処理節焼却灰につきましては40トンで7トンの増量、粗大ごみ処理施設の破砕残渣につきましては、平成25年10月から直接搬入の受け入れを開始したことを見込みまして、450トンで20トンの増量となってございます。
  次に、平成26年度においての放射能の影響についての協議の内容でございますけれども、これは先ほど久喜宮代清掃センターのほうからお話がありましたので、重複しておりますので、省略させていただきます。
  次に、最後になりますけれども、八甫清掃センターのごみ焼却施設基幹的設備改良工事のスケジュールを申し上げます。平成26年度につきましては、A炉系統の設備機器の整備、更新を行ってまいります。まず、平成26年5月中旬から10月上旬にかけて設備機器等の製作を行い、10月中旬から12月上旬の2カ月間で各設備機器の設置工事を実施する計画となっております。その後、12月中旬から平成27年2月中旬にかけまして、試運転、性能試験及びCO2削減率検証を行い、3月上旬に竣工とする計画でございます。
  次に、工事の内容でございますが、主なものを申し上げますと、受け入れ供給設備では、ごみ計量器本体の更新、ごみクレーンの電動機、バケット及び制御盤等の更新、燃焼設備では給じん装置及び不燃物取り出しコンベヤー本体の更新、燃焼ガス冷却装置設備では減温用空気加熱器本体の更新及び減温用送風機の電動機の交換、通風設備では、空気余熱機本体の更新及び押し込み送風機、2次送付機及び誘引送風機の電動機の交換、灰出し設備では不燃物搬送コンベヤー及び灰コンベヤーの電動機等の交換、給排水設備ではプラント用給水ポンプ本体の更新、その他の設備といたしまして、プラント用コンプレッサー本体の更新及び照明器具の交換などを行ってまいります。
議長(加納好子君) 続いて、高橋総務課長。
                 〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
総務課長(高橋暁尋君) 猪股議員の(2)、省エネ化についてのご質疑、イの久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センターでの検討についてご答弁申し上げます。
  照明設備でございますが、地球温暖化対策の一環として、公共施設にLED照明を初めとした省エネ機器を導入する事例がふえてきておりますが、事務室等で使用される直管蛍光灯形のLED照明につきましては、まだ市場規模もLED電球ほど大きくなっておらず、技術的、生産コスト的にも発展途上となっており、LED電球ほど価格の低廉化が見られておりません。照度や照射角度にもばらつきがあり、ちらつきやフレアといった問題もあるようでございます。また、統一規格がなく、蛍光灯器具全てを交換するタイプのものから、既存の蛍光灯器具から安定器やインバーター部を取り外して配線し直すタイプのもの、また既存の蛍光灯器具をそのまま使用するものなどさまざまな商品が市場に出回っており、それぞれにメリット・デメリットがあるようでございまして、先々どのタイプのものを取りつけたら効率的なのか判断が難しい状況にございます。
  また、LED照明は省エネ効果が大きく、ランニングコストの削減は図れますが、現在直管蛍光灯形のLED照明は高価であり、導入時のイニシャルコストがかかる状況でございます。蛍光灯器具を交換する場合でございますが、LED照明は従来に比べ、消費電力は約7割、寿命は3倍強と言われておりまして、試算したところ、器具1台当たり、電気代の削減効果は年間で1,236円となりますが、設置費用が工事費込みで3万9,000円と高額となっており、蛍光灯の交換費用を差し引いても25年以上回収できない状況でございます。直管蛍光灯形のLED照明につきましても、市場ニーズが徐々に拡大し、大手メーカーも含めて次々と新製品が投入されていることもあり、今後価格が大幅に下がってくることが予想されます。また、電化製品の技術の進歩は目覚ましいものがあり、より高品質のLED照明が投入されることが期待されているところでございます。こうしたことから、平成26年度のLED照明の導入は見送らせていただきましたが、引き続き導入に向けた検討を重ねてまいりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
  次に、エアコンでございますが、庁舎管理業務において年1回整備、点検をしており、両清掃センターとも現在良好な状態が保たれており、更新することは考えておりません。故障等が発生し、修繕での対応が難しい場合には省エネタイプのエアコンの導入を検討してまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 続いて、お願いします。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) 申しわけございません。久喜宮代清掃センター分の焼却灰の処分量に、一部答弁に誤りがございましたので、訂正をさせていただきます。
  焼却灰の処分量の見直しを行いまして、路盤材原料化業務に「100トン」と申し上げましたが、「50トン」でございます。それと、セメント原料化業務に「50トン」とご答弁申し上げましたが、こちらが「100トン」でございますので、申しわけございませんでした。よろしくお願いいたします。
議長(加納好子君) 答弁をお願いします。
  蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) 猪股議員の(8)についてご答弁申し上げます。
  菖蒲清掃センターでは、昨年度との比較で処分先についての変更はございません。処分量につきましては、久喜宮代清掃センター同様、平成25年度の実績をもとに見直しを行い、焼却灰につきましては、平成26年度の最終処分計画量といたしまして、埋め立て処分につきましては541トンで59トンの減量、ばいじんにつきましては190トンで10トンの減量となっております。破砕残渣の埋め立て処分につきましては、123トンで77トンの減量となってございます。
  放射能の影響についての協定でございますが、先ほど両清掃センターのほうでも答弁したとおりでございますので、省略させていただきます。
  続きまして、(9)、資源回収、選別、処分業務の予算計上の項目を変更した理由ということでございます。菖蒲清掃センターでは、平成25年度まで資源(びん・缶・ペットボトル)回収、処理及び処分業務を1つの契約で実施してきたところでございます。予算の項目を今回、回収、選別、異物等処分に変更した理由としましては、事務の一本化を図れるものについては、センター間でまとめて契約事務ができ、まとめて発注できれば経費削減になることを考えまして、平成26年度から回収、選別、異物等の処分に分けて予算を計上したものでございます。
  以上です。
議長(加納好子君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 幾つか再質疑をいたします。
  まず、最初のごみ減量、特に家庭系ごみの減量を基準としてごみ全体の減量については、答弁の中でもリバウンドが始まっているというふうに言われたのだと思うのですけれども……
                 〔「いない」と言う人あり〕
9番(猪股和雄君) そうですか。
  久喜宮代センターでは、1人1日当たりで見ると8.0グラムの増とか、それから菖蒲では逆に減になっている、菖蒲では全体としては減だけれども、1人1日で見ると増になっている、八甫では減になっている。そういうことで、センターによって違いはあるのだけれども、特に久喜宮代センターとか菖蒲センターの数字、今答弁の数字だけを見る限り、減量の効果がむしろ薄れてきているのではないか、私は、だからリバウンドが始まっているのかなというふうに受け取ったのですけれども、その点ちょっと見解をお願いいたします。ちょっと認識、答弁の説明と結論とで、私、認識がおかしいのではないのかというふうに受け取るのですが、いかがでしょうか。こういう現状、一部ではむしろふえてきた、ごみ排出量がふえてきてしまっているということを、今、審議会のほうでも、ごみ減量のためにどうするかという観点から一生懸命、回数の問題とかを議論しているのだけれども、そういうところにやっぱり直近のデータを出していって反映してもらわなければいけないのではないかというふうに思うのです。そういう観点からご質疑したいのです。いかがでしょうか。
  2つ目です。省エネ設備の導入ということについて、まず八甫のほうですけれども、37ページの基幹的設備改良工事と、それから最初のほうでも答弁されたのだけれども、水銀灯が20カ所と言ったかな、蛍光管が250カ所、それを一体どうするのか。例えばLEDにかえるのか、省エネ器具にかえるのか、そういう結論は全くなしで、ただ検討するというのがよくわかりません。この件については、わかるように説明をしてください。
  それから、久喜宮代センターのほうの答弁で、結論としては、今現在も照明器具、エアコンも含めてかえるつもりはないということですよね。なぜかえないのか、その理由を説明されたのは、要するに経費がかかるのだ、それから経費に節電効果がないのだ、維持管理に金がかかる、まず導入経費に金がかかる、それから将来、維持管理上のお金を計算するとそれほど有利ではないということが理由のようです。しかし、今LED照明を初めとして、省エネ器具にどんどん、どんどん更新していくという、久喜市もそうだし、あちこちの自治体で更新していっているのは、直接の経費が浮くかどうかの問題ではなくて、社会的なエネルギーをどうやって節減していくのかという観点でしょう。社会全体の節電効果、それから省エネ効果を高めていく、そのために各自治体、行政、事業者なんかもそうだけれども、そのためにこういう省エネの器具を導入していけば、久喜宮代衛生組合は、自分たちに直接お金の利益がないから、金がかかるからという理由で、社会全体の省エネには一切、この観点では支出する必要はないと、導入する必要はないという、そういう姿勢ですか。少なくとも久喜市で、今回いろんな公共施設を省エネ器具に順番にかえていっている、いずれ全部をかえていこうとしている、それは積極的に社会的省エネ、節電に協力していこう、参加していこうということです。衛生組合事務局はそういう考え方はないのですか、お願いします。
  それからあとは、(5)の八甫センターの周辺、特に鷲宮・栗橋生活環境保全協議会への負担金、いわゆる迷惑料なのですけれども、特にこちらについては、繰越金は305万円あると言われましたよね。それで、繰り越しがそんなにあるのに、年間の負担金の3倍も繰越金がたまっているのに、それでもまた同じ金額を負担していこう、そういう考えですか。負担金というのは、本来は該当する相手の団体の会計状況を見て、もし必要なかったら、それは削ってもいいのではないですか。もちろん、最初の協定はあるのだけれども、それはあくまでも必要なお金を出しましょう、負担しましょうということであって、今現在お金がたまっているのだとしたら、その分は削らせてくださいというお話し合いをするのが当たり前ではないかと思うのですが、いかがでしょうか、お願いします。
  それから、10番目、ごみ処理施設整備基本構想策定業務についてお伺いをいたします。どうも、今回ここに予算を計上したのは、近隣住民の同意が得られた段階で発注するということなのですけれども、近隣住民の同意を得られる見通しは全くないわけですよね。少なくとも25年度は全く進まない、一歩も進まなかった。一般質問でも聞いたけれども、26年度においても進む見通しは持っていないでしょう、実際に。最終的に31年度に新しい焼却設備を稼働させるというごみ処理基本計画のスケジュール、これは実行、ほとんど不可能ですよね。そういう見通しになっていて、だからここに形だけ基本構想策定業務を予算をつくったと、そうだとしても無理ではないですか。ここに予算をのせるということは、何らかの見通しがあって計上することではないのですか。そこら辺の判断、私はおかしいのではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか、ご説明をしてください。
  それだけです。お願いします。
議長(加納好子君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 再質疑にご答弁申し上げます。
  議員ご指摘のとおり、指定袋を導入して2年目、人口1人当たりで割りますと、久喜宮代と菖蒲がふえているということでございます。比較の方法がいいか悪いかは別にしまして、やはり基準になるものは23年度ではないかと思います。ですから、24と25を比較しますと確かにふえている、ただ、導入前と導入後ということでは、23対25というものをやはり比較していく必要があるのではないかと思いますので、先ほど燃やせるごみだけ申し上げましたけれども、全体で見ますと、久喜宮代はごみプラス資源を合わせますと、1人当たり15.3グラムふえています。逆に、八甫のほうは一般家庭の燃やせるごみから資源、トータルで14.1グラム減っている、菖蒲さんのほうもトータルで22.6グラムふえているという結果なのですけれども、そのほかの分析といいますか、その辺ちょっと難しいところがありますので、できましたらもう一年だけお時間をいただければと思います。なお、この結果につきましては、市議会のほうにこういった状況であるということについてはお示ししてまいりたいと思います。よろしくお願いします。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  藤井業務3課長。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
業務3課長(藤井 智君) 続きまして、照明器具の関係につきましての質疑についてご答弁申し上げます。
  水銀灯26カ所、これにつきましてはLED照明にかえます。それから、蛍光灯、先ほど250カ所と申し上げましたけれども、これにつきましては、LED灯、高周波点灯形蛍光灯と2種類で考えてまいりまして、この数につきましてはまだ詳細に、この4月か5月にかけまして、現場のほうを当たりまして決めまして、実際の着工については10月の下旬ごろを予定しております。
議長(加納好子君) 続いて、お願いします。
  高橋総務課長。
                 〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
総務課長(高橋暁尋君) 猪股議員の省エネについての再質疑についてご答弁申し上げます。
  先ほどもご答弁申し上げましたとおり、事務室等で使用される直管蛍光灯形のLED照明について、通常のLEDの電球とかと比較しますと、市場規模もまだ大きくなっておらず、技術的に、生産コスト的にも発展途上というふうに認識しているところでございます。また、統一の規格がございませんので、今後どういったものが主流になってくるのかというところがまだ見えないところでございます。決して環境対策を行いたくないとか、そういうことではございませんで、もうしばらく、直管形の蛍光灯は、多分将来的にはLEDが主流になってくるのだとは思います。ただ、規格等が統一されて、価格等が安くなってくることがもうすぐ出てくるというのに、高い状況で入れるというような、やはり役所も厳しい状況にございますので、その辺については、今後の市場動向も注視してまいりまして、26年度以降もLED照明については検討してまいりたいと思いますので、ご理解賜りたいというふうに考えております。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  局長、お願いします。
                 〔事務局長 若山忠司君登壇〕
事務局長(若山忠司君) それでは、私のほうから(5)の八甫清掃センターの周辺住民への迷惑料の関係で再質疑にご答弁申し上げたいと思います。
  300万円以上の繰越金があるのに毎年100万円の交付をしている内容ではないかというご質疑でございますが、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会とは直近では2月7日に話し合いをしております。この中で300万円以上の繰越金についても言及をしておりまして、協議会といたしましては、あくまでも100万円は迷惑料であるから、何に使うかは協議会で決めるということで主張されておりました。しかし、300万円以上の繰越金があることは協議会としても好ましくない状態であるということは認識をしていただいておりまして、今後地域の環境整備の資金として活用を図るという考えも示していただいております。このようなことから、組合といたしましては、今後も協議会と話し合いを持ちまして、有効活用を図っていただくようお願いしてまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 答弁をお願いします。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) ごみ処理施設基本構想策定業務でございます。
  議員さんのご質疑の住民同意の見通しがない中、無理ではないかとのご質疑でございますが、現状、今の状況から考えましても非常に困難ということは、当衛生組合といたしましても考えているところでございます。平成26年度に入りまして、住民と交渉の場を設けながら努力してまいりたいと考えております。その際に同意をいただいた場合は、遅滞なく業務が遂行できるよう予算計上をさせていただいておるものでございますので、ご理解を賜りたいと思います。
議長(加納好子君) 再々質疑をお受けします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 一番最後に答弁された基本構想策定業務なのですけれども、住民との話し合い、同意が困難であるということを認めた上で、これは今さらという感じもするのだけれども、26年度も進展は無理だということがほとんど明らかになっている中で、また答弁は話し合いして努力をしていくという、そういうことですね。努力していくというのは、もう去年からずっと言われていることなのです。一般質問でも申し上げたのだけれども、もう無理だったら、ではどうするのか、次の対応を考えなくてはいけないのではないですか。それが、ただこういう、うまくいけば基本構想策定を今度やるのだ、うまくいけばという、極めて薄い、希薄な希望的観測の上に立って予算をつくる、それで事実上問題を先送りしていって、これが無理だったらどうするのかという見通しを全く出してこない、そこが問題になってくるのだと思うのです。そういう先のこと、見通しに立った上での先の対応を考える必要はないのです、あるいは考えようとしないのです。この点については、ちょっともう一回お願いします。
  それから、照明器具のことなのだけれども、特に久喜宮代センターの照明器具のことです。LEDが高いというのはみんな知っているのです。だから、数年前までだったら、高いからなかなか更新できないのです。もうちょっと安くなったらということで通ったかもしれない。そういう意味からいくと、久喜宮代衛生組合の考え方は5年から10年おくれていると言わざるを得ない。高いのだけれども、社会的な省エネを進めていくのが、これは行政の責務だからやってきているわけです、どこの行政も。そのために久喜市と宮代町の負担が必要だったら、それはお願いして出してもらうしかないわけです。久喜宮代衛生組合としては、いや、省エネのことは必要なのだ、必要性はわかるけれども、高いから今のところやらなくていいでしょうというわけにいかないでしょう。これは実行すべきだと思います。新年度において導入していく具体的な計画を立てるべきだと思います。いかがでしょうか。
  それから、特に鷲宮、栗橋の八甫周辺の住民の方の迷惑料については、これは答弁されたけれども、今のところはその答弁で精いっぱいだなと思います。だけれども、ぜひ住民の団体の方々と、負担金という、迷惑料、私も迷惑料だと思いますけれども、事実上迷惑料なのだけれども、だからといって、お金があるところに毎年毎年追加していくということはおかしいし、行政としては負担金なのだから、あくまでも必要なお金を負担してやるということであって、見直しを当然するべきです。住民ともそうした観点から話し合いをしてください。これは要望で結構です。
  以上です。
議長(加納好子君) 猪股議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、ごみ処理施設整備基本構想策定業務の住民同意の進展は見られない、次の対応はというご質疑にご答弁を申し上げます。
  平成26年度中に同意が得られない場合は業務が執行できませんことから、建設スケジュールに沿った進行は難しいものと考えてございます。また、国のごみ処理基本計画策定指針にもございますように、計画策定の前提となっています諸条件に大きな変動があった場合は見直しを行う必要も当然あるとのことから、ごみ処理基本計画の見直しは必要であると考えてございます。見直しの時期につきましては、平成27年から平成28年にかけて実施することとなるものと考えてございます。また、見直しに当たりましては、業務運営の効率化や財政負担などを考慮しながら、構成市町であります久喜市、宮代町にとりまして今後どうあるべきか、十分検討を重ねた上で最善の方法を検討してまいりたいと考えております。
議長(加納好子君) 続いて、お願いします。
  高橋総務課長。
                 〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
総務課長(高橋暁尋君) 猪股議員の省エネについて、LED照明についての再々質疑についてご答弁申し上げます。
  LED照明導入に向けた具体的な計画を立てるべきだというご質問でございますけれども、26年度、具体的な計画の検討に入っていきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  次に、関議員、お願いします。
                 〔6番 関 弘秀君登壇〕
6番(関 弘秀君) 議席6番、関でございます。3点ほどあったのですが、1点は前段の議員のところで資料が出されていますので結構です。
  最初に、35ページの委託料のほうで、菖蒲清掃センターの精密機能検査業務の内容につきましてよろしくお願いします。これは新規事業だということで、お願いします。
  37ページの八甫のごみ焼却施設基幹的設備改良工事につきましては結構でございます。
  39ページ、工事請負費のほうで、し尿尻施設機器修繕工事の概要につきましてよろしくお願いします。
  2点、お願いいたします。
議長(加納好子君) 関議員の質疑に答弁をお願いいたします。
  蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) 関議員のご質疑の精密機能検査業務につきましてご答弁申し上げます。
  こちらの業務につきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則第5条の規定により、3年に1回行う施設の精密機能検査でございます。内容につきましては、ごみ焼却施設の施設状況及び機能等を把握し、今後の管理運営のための資料を得ることを目的として実施するものでございます。
  以上です。
議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) 39ページ、15節工事請負費(久喜宮代清掃センター)し尿処理施設機器修繕工事の概要につきまして、平成26年度における修繕工事の主な内容を申し上げます。
  渦巻きポンプ整備約290万円、第1反応槽曝気装置整備約670万円、保安スクリーン整備約470万円、熱交換器、冷却塔整備約300万円、膜分離装置整備約400万円、電気計装整備約900万円などが主な修繕工事の概要でございます。
議長(加納好子君) 再質疑をお受けします。
6番(関 弘秀君) (再質疑なし)
議長(加納好子君) 以上で関議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第3号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第4号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第3号)についての質疑をお受けします。
  質疑はありますか。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 八甫センターのごみ焼却施設基幹的設備改良事業を行うための財源が国から震災復興特別交付税として久喜市におりてくる、その費用をここに入れるということなのですけれども、久喜市では議会を開くいとまがないからということで専決処分で行うということらしいので、きょう処分したのかな、したということなのでしょうね。その内容について確認しようがないのですけれども、八甫センターの基幹的設備改良工事が震災復興に当たるという、その理由がようわからぬのです。なぜそういう震災復興のお金をここに使えるのか。一時期問題になりましたけれども、震災復興の増税なんかの、関係ないところにされているという、この場合にはそういうことではないのか、説明をお願いしたいのです。
議長(加納好子君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  藤井業務3課長。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
業務3課長(藤井 智君) 猪股議員さんのご質疑にご答弁申し上げます。
  なぜ八甫清掃センターの基幹的改良工事が震災復興事業に該当するのか、その理由についてということでございますけれども、実はこれは、現在までの流れを、若干その内容を申し上げますと、確かに言われるとおり、対象事業自体は震災による直接損傷を受けた事業ではなくて、これは当然ながら従前から計画されていたものなのですけれども、なぜか構成団体である久喜市が特定被災地方公共団体の指定を受けていることから、震災復興特会で問題ないとの説明がございまして、その前に、25年の1月に国のほうに衛生組合、八甫清掃センターのほうから循環型社会地域策定計画を提出しました。その後、県のほうに循環型社会形成推進交付金の要望を提出いたしましたが、3月の末ごろ、国のほうから県を通じて、一般会計ではなく、震災復興特会による支出に変更する旨の連絡を、国のほうから県のほうに連絡がございまして、県のほうから組合のほうに連絡がございまして、当然、先ほど申し上げましたとおり、対象事業自体は該当はしないのだけれども、構成団体である久喜市が特定被災地方公共団体の指定を受けているということで、震災復興特会ということで、一般から復興特会のほうに急遽変更されてしまったということでございまして、具体的なこの理由につきまして、国同士の関係でございまして、具体的に一般から復興特別会計のほうに移ったという理由については、国のほうのあくまでもやりとりで、特に直接理由については説明はないのですけれども。
                 〔「使わざるを得ない」と言う人あり〕
業務3課長(藤井 智君) ほかの市町村も同じような、やはり一般から復興特会に変わったという事例がございまして、やはりこれについても八甫清掃センターと同様な形で、復興特会のほうに予算というのですか、交付金がつきまして、最終的には補助裏に対する財源を災害復興特別交付税により100%というような形で、急遽2月に判明したわけでございますけれども。確かに心配されているとおり、その辺の関係がどうなるかというのはよくわからないのですけれども、現時点ではそのような形で復興特会の交付税がついてしまったということでございますので、詳細については現段階でははっきりしないものでございます。
  以上でございます。
議長(加納好子君) 再質疑をお受けします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) ここで質問するというのは、大変悪いな、申しわけないなと思いながら質疑しているのだけれども。
  ただ、その辺の協議は当然しているはずだから、久喜市とこの衛生組合とで協議をした上で、久喜市が申請をしたのか、申請もしないのに国のほうで勝手に、いや、こちらの財源ですよというふうにしてくることはあり得ないですよね。そこら辺の把握している事実関係だけ教えてください。
議長(加納好子君) 猪股議員の再質疑に対する答弁をお願いいたします。
  藤井業務3課長。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
業務3課長(藤井 智君) 久喜市のほうでは当然申請しております。
議長(加納好子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  ほかにありますか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 質疑がないようですので、議案第4号に対する質疑をここで打ち切ります。

                        ◇                      

    ◎討論・採決
議長(加納好子君) 日程第5、これより討論・採決を行います。
  議案第2号について、討論をお受けします。
  まず、反対討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 反対討論なしと認めます。
  次に、賛成討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第2号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(加納好子君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  議案第3号について、討論をお受けします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。議案第3号 平成26年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について討論をします。
  新年度予算は、歳入歳出予算総額が39億4,300万円となり、久喜宮代衛生組合、中長期のごみ処理計画の具体的な計画の遂行を見通した予算を盛り込んだ内容です。これまで衛生組合で取り組んできた成果は、現業や職員の緻密な努力の中で、住民の意見や地域の声を丁寧に反映しながら取り組まれてきたことに対しては評価するところです。しかし、毎年、長年にわたって現業や職員の退職に伴い、将来にわたる新旧の引き継ぎや民間委託することによってきめ細かな実績が薄れてきていることも指摘してきました。
  この点で、田中管理者は先日、本会議の初日で、今後10年間にわたる長期的な定数管理で新旧の職員の後退がスムーズにできるようにしたいということを述べました。この点については、前向きな姿勢として受けとめたいと思います。しかし、新年度予算にはまだこれが反映されていません。早急に正規職員の新規採用をも重視し、取り組むことを指摘して、本予算に反対をします。
議長(加納好子君) 次に、賛成討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 次に、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第3号 平成26年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(加納好子君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第4号について討論をお受けします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 一般会計補正予算(第3号)について反対します。
  まず、理由は、もともと一般財源、一般会計で行う予定の事業でありました。それが急遽、震災復興特別交付税として久喜市におりてくるということになった。いわば、これはよくよく考えてみれば、国において復興予算が使い切れない現状がある。その中で、震災復興地域、久喜市はそれに該当するからという理屈をつけて無理に復興特別会計の予算を使おうとするものというふうに判断せざるを得ません。これは、私たちもそうですが、復興増税ということで国民のみんなが負担をしている、またそのお金を使って被災地の復興を一生懸命進めている、そうした被災地住民に対しても大変申しわけないと言わざるを得ません。復興予算を使うべきではありません。これは、久喜市とか衛生組合で進んでこれをお願いしたということではないかもしれないけれども、そうした国のやり方自体が大変問題であるし、理屈が通らないことであります。手続としては、久喜市が衛生組合と協議をして申請をしています。その申請をした行為自体が私には理解できません。よって、反対します。
議長(加納好子君) 次に、賛成討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 次に、反対討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(加納好子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第4号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第3号)について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(加納好子君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  以上をもちまして、提出議案の審議は全て終了いたしました。

                        ◇                      

    ◎議長挨拶
議長(加納好子君) これをもちまして、本議会に付託された案件は全て終了いたしました。
  本日は、提出議案に対する慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎管理者挨拶
議長(加納好子君) それでは、管理者の挨拶をお願いいたします。
  管理者。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会第1回定例会にご提案いたしました議案第1号ないし議案第4号までの4議案につきまして、議員の皆様には、慎重審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。質疑、質問の中で賜りました意見等につきましては、今後の組合運営に反映させてまいりたいと考えております。
  今後とも、議員の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げまして、御礼のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
議長(加納好子君) ありがとうございました。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 零時55分

    再開 午後 零時57分

議長(加納好子君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎閉会の宣告
議長(加納好子君) これをもちまして、平成26年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午後 零時58分