平成25年久喜宮代衛生組合議会第4回定例会 第15日
平成25年11月27日(水曜日)
議 事 日 程 (第2号)
1 開 議
2 議案に対する質疑(議案第14号、議案第15号)
3 討論・採決
4 議長挨拶
5 管理者挨拶
6 閉 議
7 閉 会
午前9時開議
出席議員(14名)
1番 園 部 茂 雄 君 2番 梅 田 修 一 君
3番 木 村 奉 憲 君 4番 山 下 秋 夫 君
5番 戸 ヶ 崎 博 君 6番 関 弘 秀 君
7番 大 鹿 良 夫 君 8番 盛 永 圭 子 君
9番 猪 股 和 雄 君 10番 内 田 正 君
11番 飯 山 直 一 君 12番 石 井 眞 一 君
13番 鈴 木 松 蔵 君 14番 小 河 原 正 君
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により出席した人
管 理 者 田 中 暄 二 君
副管理者 榎 本 和 男 君
代 表 佐 藤 晟 君
監査委員
会 計 橋 本 勉 君
管 理 者
参 与 飛 守 君
参 与 清 水 雅 之 君
参 与 中 島 千 春 君
参 与 室 田 慶 一 君
事務局長 若 山 忠 司 君
総務課長 高 橋 暁 尋 君
業務課長 真 田 稔 君
業 務 蓮 見 実 君
2 課 長
業 務 藤 井 智 君
3 課 長
総務課長 金 井 誠 君
補 佐
業務課長 内 田 久 則 君
補 佐
業 務 3 大 久 保 達 也 君
課長補佐
本会議に出席した事務局職員
庶務係長 籾 山 光 明
書 記 長 田 充 泰
書 記 海 老 原 剛 章
◎開議の宣告 (午前 9時00分)
〇議長(小河原 正君) ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
◇
◎議案及び決算成果調書の訂正
〇議長(小河原 正君) なお、局長より皆様方に、改めて議案及び決算に係る主要な施策の成果に関する調書の訂正とおわびを申し上げたいとのことでございます。お願いいたします。
局長。
〔事務局長 若山忠司君登壇〕
〇事務局長(若山忠司君) おはようございます。議員の皆様に、改めまして議案及び決算成果調書の訂正とおわびを申し上げます。
初めに、先日訂正させていただいた箇所でございます。議案第15号 久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)の4ページでございます。第3表、債務負担行為補正、久喜宮代清掃センターの事項12行目、プラスチック類容器選別業務の限度額「7,581万6,000円」を「9,098万円」に、同じく補正予算(第1号)の22ページ、債務負担行為で翌年度以降にわたるものについての前年度末までの支出額または支出額の見込み及び当該年度以降の支出予定額等に関する調書の久喜宮代清掃センター、事項第12行目、プラスチック類容器選別業務の限度額、当該年度以降の支出予定額の金額、左の財源内訳の一般財源の「7,581万6,000円」をそれぞれ「9,098万円」に訂正させていただきました。
また、決算に係る主要な施策の成果に関する調書の32ページでございます。久喜宮代清掃センターにおける(5)、ダイオキシン類毒性等価濃度の測定回数の「第18回から第22回」を「第17回から第21回」に1回ずつ繰り下げて訂正をさせていただきました。
さらに、本日は、決算に係る主要な施策の成果に関する調書の37ページの菖蒲清掃センターにおけるばい煙測定結果の測定日の右側で、平成24年11月8日、平成25年2月22日における排出ガス量、1号炉、2号炉、硫黄酸化物の1号炉、2号炉の数値でございまして、上から申し上げますと、「1万3,000、1万1,000、0.660、0.035」という数値をそれぞれ「1万1,900、1万200、0.100、0.030」に訂正をさせていただきました。
議案と決算に係る主要な施策の成果に関する調書のたび重なる訂正につきまして、議員の皆様にご迷惑をおかけしましたことに対しまして謹んでおわび申し上げますとともに、今後このようなことがないよう努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。大変申しわけございませんでした。
〇議長(小河原 正君) なお、執行部より参考資料を配付したいとの申し出がありましたので、これを許可いたします。
ここで休憩いたします。
休憩 午前 9時04分
再開 午前 9時04分
〇議長(小河原 正君) 再開いたします。
◇
◎議案に対する質疑
〇議長(小河原 正君) 日程第2、議案に対する質疑をお受けいたします。
議案第14号 平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についての質疑をお受けいたします。
なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて通告順に順次お受けいたします。
まず、歳入からお受けいたします。
初めに、山下議員、お願いいたします。
暫時休憩します。
休憩 午前 9時05分
再開 午前 9時07分
〇議長(小河原 正君) 再開いたします。
それでは、山下議員、お願いいたします。
〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) ちょっと質問の項目で間違えたところがありました。1点だけ、後で歳出のほうで質問させていただきます。
1点だけ、歳入のほうで質問させていただきます。15ページの、成果に関する調書、粗大ごみの販売枚数についてちょっと質問させていただきます。今回、大変、久喜宮代衛生センターで粗大ごみの処理手数料販売枚数がふえましたが、その理由を、ちょっと見解をお願いしたいなと思っております。よろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の質疑に対する答弁を求めます。
真田業務課長。
〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) おはようございます。山下議員ご質疑の粗大ごみ処理券販売枚数について答弁申し上げます。
久喜宮代清掃センターにおける平成24年度の販売枚数は2万5,419枚でしたので、23年度の1万9,493枚に対し、5,926枚、30.4%の増加となっております。粗大ごみにつきましては、合併後につきましても、各清掃センターにおいてそれぞれの方法で実施をしておりましたが、平成23年2月に廃棄物減量等推進審議会の答申を受け、同年10月から大きさや手数料などの取り扱いの統一を実施しました。さらに、平成24年度から導入いたしました、燃やせないごみの指定袋に入らないものが粗大ごみとなるというように大きさの基準が明確になりましたことが粗大ごみ処理券販売枚数の増加につながったものと考えております。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
山下議員。
〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 今のお答えで、粗大ごみということに対して、袋の中に入らないものは粗大ごみというのではなくて、どういう感じなのでしょうか。もう一度詳しくその辺のところを、ふえた理由、粗大ごみの、袋の中に入らない部分が粗大ごみなのだと思うのですけれども、そのほかはないということなのでしょうか。ただそれだけの問題なのでしょうか。粗大ごみというのは、指定のあれありますよね。要するに、印鑑があるとか何かがありますから、昔から、粗大ごみだよということで。その30%の詳しい内容をちょっと教えていただきたいのですけれども、ふえた理由の。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の再質疑に対する答弁を求めます。
真田課長。
〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) どういうものが粗大ごみかというような質問かと思いますが、粗大ごみにつきましては、24年度から燃やせないごみあるいは燃やせるごみというようなことで指定袋を導入させていただきました。その一番大きいものにつきましては、45リットルの袋ということになってございますが、その袋に入らない大きさのものが全て粗大ごみということです。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
山下議員。
〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 要は、ビニール袋に入らないものが粗大ごみということではっきりしたのですけれども、そのほかに、30%、本当にふえた理由というのは、要するに、さっき言いましたけれども、全体的に各市町村でどのくらいの割合でどこがふえたのか、統一されてどのようになっているのか、ちょっとその辺のところだけお聞きしたいのですけれども、よろしいでしょうか、その辺のところ。ちょっと難しいですか。例えば今までの規定外の、ごみの収集が変わったから、ここはこのぐらいふえましたよという部分がわかればいいのですけれども、その辺のところをちょっと教えてもらいたいのですけれども。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
真田課長。
〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) 内訳というようなことだと思いますが、内訳につきましては、申しわけございませんが、把握はしてございませんが、いずれにいたしましても、45の袋に入らないものというような一つの基準を設け、それに入らないものにつきまして、粗大ごみというような扱いで、それらがふえたということでご理解いただきたいと思います。
〇議長(小河原 正君) 以上で山下議員の質疑を打ち切ります。
次に、木村議員、お願いいたします。
〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。3点お伺いをします。
9ページにあります使用料及び手数料、これがかなり増加しているのですけれども、その要因の中で、特に事業系持ち込み量の各センターごとの比較、それから今、粗大ごみの処理件数のことがあったのですけれども、各センターごとの前年度比でどのように変化しているのかお伺いしたいと思います。この要旨については、意見書の4ページに書いてあります。
それから、11ページ、財産収入の増減の要因のうち、新聞、段ボール、雑誌、ざつがみの買い取り単価、それぞれ平均単価は、前年度比でなぜ下がったのか。それから、大幅単価増になっているような主な品名はどれかということでお伺いいたします。意見書の5ページにも関連しています。
それから、13ページの再商品化合理化拠出金で前年度比減少の要因、それから品質基準と低減額、その貢献度の状況はどのようになっているのかお伺いいたしたいと思います。これについては、成果書の20ページにも関連して書いてあります。よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
真田課長。
〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) 木村議員のご質疑のP9、手数料増加の要因についてご答弁申し上げます。
初めに、事業系廃棄物についてでございます。久喜宮代清掃センターへ事業系廃棄物を自己搬入する場合、10キログラム当たり100円の処理手数料となっておりました。平成24年度の自己搬入分の重量は4,866.32トンでありました。23年度は4,478.53トンでありましたことから、387.79トンの増加となっております。主な要因といたしましては、平成23年9月の廃棄物減量等推進審議会での審議内容を踏まえ、構成市町のシルバー人材センターが搬入する家庭から排出される草や枝木などの取り扱いを、それまでの家庭系ごみとしていたものを事業系ごみと変更したことで手数料徴収の対象となったことが大きな要因であると考えております。
次に、久喜宮代清掃センターにおける粗大ごみ処理券の販売は、平成24年度は2万5,419枚でございました。23年度が1万9,493枚でございましたことから、5,926枚、率にいたしまして30.4%の増加となっております。先ほどの山下議員への答弁にもございましたとおり、粗大ごみの取り扱いの統一及び指定袋の導入により粗大ごみ対象品目の基準が明確になったことが増加につながったものと考えております。
次に、P11、有価物の買い取り単価の推移についてご答弁申し上げます。当組合が資源物として回収しましたスチール缶、アルミ缶、新聞、段ボール、雑誌、ざつがみ、飲料用パック、古着類につきましては、一部を除き、3清掃センター分を一括して売買契約を締結しております。平成24年度の1トン当たり平均単価につきましては、スチール缶が4,725円、23年度単価2,271円から2,454円の増額、アルミ缶が23年、24年度同額の4万7,250円、新聞が24年度8,000円、23年度単価8,925円から925円の減額、段ボールが7,757円、23年度8,925円から1,168円減額、雑誌、ざつがみが6,425円、23年度7,875円から1,450円減額、飲料用紙パックが5,303円、23年度5,775円から472円減額、古着類が23年、24年度同額の1,050円でありました。また、これらに係る資源回収物の売却金額といたしまして、3清掃センター合計で6,056万4,920円でありました。23年度が6,706万1,344円でありましたので、649万6,424円の減額となっております。
衛生組合が売却した資源物の単価は、市況の売買相場に左右されております。平成23年度と24年度で比較いたしますと、特に紙類の相場に変動がございましたことから、当組合の紙類の買い取り単価も影響を受けたものと考えております。また、平成24年度はスチール缶の平均買い取り単価が大きく増額となっております。しかしながら、売却額に占めるスチール缶の割合は少ないことから、全体額に影響を与えるものではなかったと考えております。
〇議長(小河原 正君) 蓮見課長。
〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
〇業務2課長(蓮見 実君) 木村議員ご質疑の使用料及び手数料増の要因についてご答弁いたします。
初めに、事業系持ち込み量の前年度比ですが、平成23年度が約1,632トン、平成24年度が約1,869トンで、237トンの増でございます。率にしますと、14.5%の増となっております。要因としましては、大型商業施設及び北部開発による工場等が整備されてきていることから、事業系ごみが増加したものと考えられます。
次に、粗大ごみの処理件数について申し上げます。菖蒲清掃センターでは、平成23年10月から粗大ごみの予約収集と粗大ごみ処理券による処理手数料の徴収を実施したところでございます。粗大ごみ処理件数につきましては、粗大ごみ処理券の販売枚数から実績を把握することが可能でございます。粗大ごみ処理券の販売枚数は、平成23年度が2,352枚、平成24年度が4,267枚でございます。しかし、さきに述べましたとおり、平成23年度は10月からの実施としたことにより、年度実績により比較できないため、1カ月当たりの平均値で比較しますと、平成23年度が392枚、平成24年度が356枚で36枚の減でございます。率にしまして、約10%の減となっているところでございます。
以上です。
〇議長(小河原 正君) 大久保課長補佐。
〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
〇業務3課長補佐(大久保達也君) それでは、木村議員ご質疑の手数料増加要因についての八甫清掃センターの事業系持ち込みごみの量及び粗大ごみの処理件数についてご答弁申し上げます。
初めに、事業系ごみの持ち込み量は、平成23年度約2,415トン、平成24年度約2,674トンで、前年度と比較いたしますと259トン増加しております。率にいたしますと、約10.7%増でございます。持ち込み量が増加した主な要因は、平成24年10月から久喜市久本寺にございます大型商業施設の事業系ごみの搬入が開始されたことによるものでございます。
続きまして、粗大ごみの処理件数についてでございますが、粗大ごみ処理件数は、粗大ごみ処理券販売枚数で比較いたしますと、平成23年度1万3,862枚、平成24年度1万4,581枚で、719枚、率にして約5.1%の増でございます。この主な要因は、八甫清掃センターでは平成23年9月まで粗大ごみ処理券については1枚700円の処理手数料をいただいておりましたが、平成23年10月から処理手数料が組合統一の1枚500円となりまして、200円の減額となったことが影響しているものと考えておるところでございます。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 金井課長補佐。
〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) それでは、再商品化合理化拠出金の状況につきましてご答弁申し上げます。
まず、平成23年度における再商品化合理化拠出金につきましては、ガラス瓶、ペットボトル、プラスチック製容器包装を対象としておりますけれども、前年度比減少の要因につきましては2点ございます。まず1点目といたしまして、プラスチック製容器包装に対します品質基準に基づく配分、これの減によるものでございます。品質基準に基づく配分につきましては、特定分別基準適合物は、容器包装比率が90%以上であって、前年度に比べて2%以上向上した場合、または容器包装比率が95%以上であることが品質による配分基準となっております。平成23年度における容器包装比率は、当組合の場合、93.18%でございました。平成22年度の容器包装比率が95.88%で比較いたしますと、2.7ポイント下がってしまった、このようなことから品質基準に基づく配分はございませんでした。
2点目といたしまして、これは一番大きな理由なのですけれども、市町村に配分されます再商品化合理化拠出金総額が大幅に減少したことが挙げられます。プラスチック製容器包装の場合、平成22年度の拠出金総額が95億8,600万であったのに対しまして、平成23年度は22億9,300万円となっております。金額にいたしまして、73億円も減少していると。これは、再商品化、いわゆるリサイクルするために必要であろうという単価、これを想定単価といいますけれども、いわゆる予定価格のことですけれども、これが3年ごとに見直しをされます。平成23年にこの想定単価が見直しされたことによりまして、想定単価が大幅に下がっております。当組合のプラスチック製容器包装は、平成22年度は想定単価が6万2,499円であったのに対しまして、平成23年度は4万3,188円と1万9,000円も下がっておりますことから、いわゆる入札差金といいますか、契約差金に当たります拠出金が当然減少してしまうということになるわけでございます。
次に、低減額の関係でございますけれども、平成22年度の想定単価が6万2,499円に対しまして、落札単価が3万4,818円ということで、低減額が、これは引いたものなのですけれども、2万7,681円、これに対しまして、23年度では、想定単価4万3,188円に対しまして、落札単価が3万6,300円ということで、低減額が6,888円となっております。低減額が2万7,681円から6,888円に減少していることは、当然拠出金の減少にもつながるわけでございます。簡単に行政で申し上げますと、想定単価が見直されたことによりまして、予定価格と落札価格の差が少なくなり、入札差金に当たります拠出金が減少し、衛生組合も含めまして、全国の市町村への配分が減少しているものでございます。
当組合におきます再商品化合理化拠出金の品質基準と低減額の貢献度の状況につきましては以上でございますけれども、なお、本日お渡ししました参考資料、こちらの17ページのほうに比較表としてつけておきましたので、ご確認いただければなと思います。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
木村議員。
〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) それでは、再質疑いたします。
丁寧にお答えいただきまして、ありがとうございました。概略がよくわかりました。
事業系ごみも含めた粗大ごみのところでちょっとお聞きしたいのは、これはかなり努力されて、相場も含めて最高のところを選んだと思うのですけれども、これについてはどういうような形で、インターネット、そういういろいろなのをしながら相場については判断されたのだろうと思いますが、その点の状況についてお伺いしたいのが1点。
それから、家庭系ごみを事業系、人材センターの関係でかなり変わったということを答弁されていますが、具体的にどの程度のトン数とか、そういうのがわかりましたらお願いしたいのが2点。
それから3点目は、久本寺の大型店という、これはアリオ鷲宮店の開店に伴った形のものかどうかお願いしたいのと、具体的にどの程度の量、数が出ているのか、わかればお願いしたいと思います。
それから、財産収入の関係の段ボール、それから単価についてはいろいろ変化するというのがよくわかったのですけれども、1点お聞きしたいのは、スチール缶についてはかなり単価が増大したということがあるのだけれども、量的には少ないということが答弁があったのですけれども、これについて、例えばそこを意識的に取り組むために、スチール缶についての収集について今後検討していくとか、そういうことが考えられるのかどうかお願いしたいと思います。
それから、3点目の13ページの関係では、これは2点理由を述べてありますけれども、特に拠出金について、随分、73億円ですか、下がったというような形で、3年の見直しということなのですけれども、これについて、当組合でやっぱり拠出金をふやしてほしいと、なぜ下げるのだというような状況もきちっと要望として伝える必要もあるのではないかと思いますが、その点についてのこの間の、あるいは今後の関連の見直しに当たって対応方をどのように考えているのかお願いします。
以上です。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
真田課長。
〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) それでは、再質疑にお答えを申し上げます。
まず初めに、資源の相場についてというようなことでございます。これにつきましては、契約に当たりましては、価格の変動等、それらによって左右されるというようなこともございますことから、資源物の市場に関する専門の新聞を購読しております。それらの状況を参考に、3カ月ごとに契約の更改をしてございます。
それから、シルバー人材センターにおける搬入の量というようなことでございますが、24年度搬入の実績で申し上げますと、久喜分が160.93トン、それから宮代分といたしまして229.56トン、合計で390.49トンというような数字になってございます。金額にいたしますと、合計金額で390万4,900円というような数字になります。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 大久保課長補佐。
〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
〇業務3課長補佐(大久保達也君) それでは、木村議員の再質疑にご答弁申し上げます。
事業系ごみの持ち込み量の増加の要因で大型商業施設ということの質疑でございますが、大型商業施設につきましてはアリオ鷲宮でございます。搬入量は、平成24年10月から平成25年3月までの期間で293トンの搬入がございました。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 金井課長補佐。
〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 再質疑にお答えいたします。
この拠出金制度が発足したときには、一番多いときで6,000万円以上、去年ですと4,300万の収入がありました。実際、23年に見直しされた結果、そちらの調書にも載っているのですけれども、トータルすると660万まで下がってしまったということで、先ほど申し上げましたけれども、いいほうに見直してくればいいのですけれども、結果として、想定単価、リサイクルにおける単価というのが3年間固定なのですけれども、ちょっと、入札した結果、そんなにかからないだろうということで予定価格を下げてしまったと。ということは、つまり、製造者の負担も非常に軽くなって、かえって行政の負担のほうが大きくなってくるということで、今後こういった、今まで何千万、中には億近く、何億までいきませんけれども、億近く収入、拠出金が入っている自治体もあったわけですけれども、そういったところからも当てにできないような、ただ名目だけの拠出金になっている状況でございます。だからといって、では分別収集をやめるのか、それはできません。そういうようなことから、要望という形はちょっと私どもとれませんけれども、今後、容リ協会とのそういった会議がございますので、そちらの中で意見として発言してまいりたいと思います。
以上です。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
木村議員。
〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 1点だけお伺いします。
家庭系ごみ、それからアリオということで、収集について、かなり、390トンということで、293トンですか、ふえているのですけれども、これについての収集に当たっての対応、いわゆるこちらからの収集車をふやしていくのか、あるいは事業系のほうで対応していくのか、そういうような体制に大きな変化はないのか、それに伴った対応をしているのかどうか。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
大久保課長補佐。
〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
〇業務3課長補佐(大久保達也君) 木村議員の再々質疑にお答え申し上げます。
事業系ごみのアリオ鷲宮からの搬入でございますが、八甫清掃センターの事業系ごみにつきましては、許可業者が搬入するようになります。ですので、アリオについても、アリオのほうが許可業者のほうに依頼をして、八甫清掃センターのほうに運んでいくということでございます。
〇議長(小河原 正君) 以上で木村議員の質疑を打ち切ります。
次に、猪股議員、お願いいたします。
〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) まず、歳入で3つお聞きします。
清掃センター別多量排出事業所ごとの搬入量、23、24年度の量と増減について、一覧表は先ほど配付されましたが、業種ごとの増減、それらの増の原因についてどのように把握しているのかお願いをいたします。
それから、多量排出事業所の減量計画書の数値と達成度、実際の搬入量の比較増減はどうなっているか、それらの達成、未達成の分析と評価についてお願いをいたします。
それから、12、13ページのほうの再商品化合理化拠出金については、先ほど前者への説明で理解いたしましたので、これは結構です。
ペットのほうの拠出金の単価と金額も微減となっているのですけれども、既に質の低下があらわれていて、その反映なのかどうかお願いをいたします。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
金井課長補佐。
〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) それでは、ご答弁申し上げます。
@のご質疑の業種ごとの増の原因と把握でございますけれども、資料の1ページから3ページ、各センターごとに記載してございます平成24年度業種別対前年度搬入実績一覧を参考にご説明いたします。業種の順番につきましては、多量排出事業者に該当している事業者数が多いものから説明をいたします。
まず、1ページの久喜宮代清掃センターについてでございますけれども、まず外食産業でございますけれども、8事業者のトータルでは、小計@のとおり、対前年度比較で10.37トン、率にいたしますと3%の減となっております。この中で、ナンバー6が対前年度3トンの増となっておりまして、その理由をお聞きしたところ、来客数がふえたことにより製造量もふえたためにごみもふえてしまったという理由でございました。
次に、スーパーマーケットでございますけれども、こちらのほうは7事業者ございますけれども、トータルでは、小計Aのとおり、対前年度比較で10.36トン、率で2.92%の減となっております。この中で、ナンバー1とナンバー3がふえておりますけれども、ナンバー1につきましては、前年売り上げ比106%増となったこと、24年度6月から8月の猛暑により果物、野菜の廃棄が発生してしまった、廃棄量で申し上げますと前年度2%の増ということでございました。それから、ナンバー3ですけれども、こちらのほうは発注量に誤りがあったことによる増でございます。
次に、老人福祉施設につきましては7事業者ございますけれども、トータルで申し上げますと、小計Bに記載いたしましたとおり、対前年度比較で0.12トン、率にいたしますと0.03%の微増となってございます。この中で、ナンバー4が3トンほど増加しておりますけれども、その理由は、利用者の介護者度が上がり、おむつの使用量がふえたためとのことでございます。
次に、医療機関の増減につきましては、小計Cのとおり、対前年度比較で4.23トンの増、率にいたしますと1.17%の増加となっております。この中で、ナンバー7が3トンほどふえておりますけれども、これは22年度までは生ごみのみ回収を依頼していたけれども、震災の影響で回収が不可能となり、衛生組合で処理することになったためという理由でございました。
次に、食品製造業につきましては、小計Dのとおり、対前年度比較で4.03トンの減、率で4.25%の減となっておりますけれども、ナンバー2が6.8トンふえておりまして、その理由、原因につきましては、工場内倉庫及びコンテナの移動に伴い、不要物が多く出たこと、商品の良、不良の基準が上がったことにより不良品扱いになるものがふえたためということでございました。
次に、E、サービス業でございますけれども、ナンバー1が大幅に増加しております。この業者さんはリサイクルショップでございまして、増加の理由なのですけれども、大型家具等が販売できずに、やむなく処分をお願いすることになったためですということでございます。
以下、Fの官公署からJの学校までの事業者につきましては、減量または微増でございます。
続きまして、2ページの菖蒲清掃センターについてご説明いたします。まず、スーパーマーケットでございますけれども、小計@のとおり、対前年度比較で3事業者トータルで31.86トン、率で23.99%の減となっております。この中で、ナンバー2が約24トン減量しておりますけれども、その理由として、廃棄を出さないよう、売り切りの徹底、それから発注精度のアップ、エコバッグの活用の推進による減量と、そういったことで減っているということでございました。
次に、コンビニエンスストアでございますけれども、小計Aのとおり、前年度比較で17.7トン、率で31.87%の減となってございます。
次に、外食産業でございますけれども、小計Bのとおり、1.74トン、1.86%の減となっております。
次に、老人福祉施設につきましては、小計Cのとおり、前年度比較で12.39トン、率で8.3%の増となっております。いずれも増加しておりますけれども、その理由、原因は、ナンバー1では、入所者の重度の問題、具体的にはおむつ、職員への分別の周知の徹底のおくれと職員の意識問題ということでございました。ナンバー2では、介護利用者の増加に伴い、おむつの廃棄量がふえたという理由でございます。
次に、E、大型商業施設、これが対前年度比較で111トン、率にいたしまして29.5%ほど伸びておりますけれども、これは顧客対前年比2.9%の増及び平成23年10月から従来の食品生ごみをリサイクルを実施している工場設備の都合で、平成24年2月まで菖蒲清掃センターに処理をお願いしたためということでございました。
次に、3ページ、八甫清掃センターにつきましてご説明いたします。まず、スーパーマーケットでございます。トータルでは、小計@のとおり、対前年度比較で81.3トン、率にいたしまして25.9%の増となっております。ナンバー2から5まで増加しておりますけれども、その理由を申し上げます。まず、ナンバー2から4までに共通しておりますのが、顧客がふえたことにより売り上げが伸びたためとしておりまして、さらにナンバー4では、店舗外周の不法投棄が多発生したということが理由としております。それから、ナンバー5では、平成24年9月に改装し、商品処理率がアップしたためとのことでございました。
次に、外食産業でございますけれども、小計Aのとおり、対前年度比28.84トン、率にいたしまして20.82%の減量となってございます。
次に、老人福祉施設でございますけれども、小計Bのとおり、前年度比較76.82トン、率で36.42%減量となってございます。
次に、娯楽産業でございますけれども、対前年度で11.24トン、率で10.66%の増となっております。増の原因は、ナンバー1でございまして、その理由ですけれども、これは特定されてしまうのですけれども、お答えします。開催日、開催場所の増加と入場者の増加によることが理由でございます。
次に、コンビニエンスストアでございますけれども、小計Dのとおり、前年度比較で11.72トン、率にして30.46%の減量となっております。
次に、食品製造業でございますけれども、小計Eのとおり、2.08トン、率で2.6%の減量となってございますけれども、ナンバー1が4.5トンほどふえております。理由として、季節や天候不順が原因で、ごみの量というのは変わってしまうものなのだということでございました。
次に、医療機関でございます。Fのとおり、対前年度比較で17.85トン、率にして7.64%の減量となってございます。
最後に、学校でございますけれども、前年度比較で2.46トン、率で申し上げますと12.04%の増加となってございます。管内の学校の中で、大学1校を除きまして、多量排出事業者に該当するのはこの学校だけだったということで、ちょっと理由をお聞きしました。お答えが、敷地内樹木及び除草を職員、生徒で行った結果、多量の枝や草ごみが発生したためということでございますので、単発的なものだということでございます。
次のAのご質疑でございますけれども、久喜宮代清掃センターにつきましては、配付資料の4ページをお願いいたします。平成24年度多量排出事業者対前年度搬入実績比較一覧でございます。まず、一番下の合計の欄に記載してございますけれども、平成24年度における多量排出事業者に該当する事業者が42ございました。その搬入実績につきましては、1,984.29トンでございました。これに対しまして、平成23年度の搬入実績が2,004.92トンとなっておりまして、比較をいたしますと、20.63トン、率にいたしまして1.03%減量しているという結果になっております。
久喜宮代清掃センター管内で減量計画書を達成できた事業者につきましては、一番右の欄にございます減量計画書数値目標達成判定の欄に記載しましたとおり、42の事業者のうち丸がついております16の事業者、率にいたしますと38.1%の事業者が減量計画を達成したという結果でございます。参考までに申し上げますと、昨年は56.8%でございました。また、平成23年度と比べて、減量計画は達成できなかったけれども、搬入量が下回った業者につきましては、多量排出事業者42のうち24事業者、率にいたしまして57.1%の事業者が減量しているという結果が出ております。昨年は65.9%でございました。
次に、菖蒲清掃センターでございます。配付資料の5ページをお願いいたします。一番下の合計の欄に記載しておりますけれども、平成24年度における多量排出事業者は13事業者でございまして、その搬入実績につきましては935.42トンでございました。これに対しまして、23年度の搬入実績は866.14トンとなっておりまして、これは比較いたしますと、69.28トンの増、率にいたしますと8.0%増加しているという結果になってございます。
菖蒲清掃センター管内で減量計画を達成できた事業者につきましては、こちらも同じように、右の欄にございます、丸がついているところがそうなのですけれども、13事業者のうち7事業者が減量計画を達成したということでございます。率で53.8%でございます。昨年は66.7%でございました。また、平成23年度に比べて搬入量が下回った業者につきましては、13事業者のうち8事業者、率にいたしまして61%の事業者が減量しているという結果でございました。昨年は66.7%でございました。
続きまして、八甫清掃センターにつきましては、資料の6ページをお願いいたします。平成24年度におきます多量排出事業者に該当する業者は26社ございまして、その搬入実績につきましては1,098.82トン、それに対しまして、平成23年度の搬入実績量は1,141.13トンとなっておりまして、比較をいたしますと、42.31トンの減、率にいたしまして3.71%減量しているという結果になってございます。
八甫清掃センター管内におきましては、減量計画を達成できた事業者につきましては、26事業者のうち17事業者、率にいたしまして65.4%ございました。なお、昨年は52%でございました。また、平成23年度に比べて搬入量が下回った業者につきましては、26業者のうち19事業者、率にいたしまして73.1%という結果でございました。昨年は56%でございました。
最後に、分析、評価というご質疑でございますけれども、まず久喜宮代清掃センターについて申し上げます。平成24年度に多量排出事業者に該当した事業者は42業者、平成23年度は44業者でございました。その搬入量は、24年度が1,984トン、23年度が1,971トンでありましたことから微増となってございます。事業系廃棄物の総量のうち多量排出事業者の占める割合が、平成24年度では5,445トン中1,984トン、率で見ますと36.4%、23年度は5,301トン中1,971トン、率で37.2%となっておりまして、こちらの割合では0.8ポイントですけれども、減少傾向にあることがわかります。業種や店舗によりまして、減量に対しての熱意に多少の違いはありますけれども、廃棄物管理責任者を筆頭にごみの減量に協力していただいているものと評価をしております。
続いて、菖蒲清掃センターでは、平成24年度に多量排出事業者となったのが13業者、23年度は3業者でございました。平成23年度と比較して大幅に多量排出事業者が増加しておりまして、それに伴いまして、多量排出事業者のごみの搬入量が24年度が935トン、23年度が93トンと増加しております。
八甫清掃センターでございますけれども、平成24年度に多量排出事業者に該当したのは26業者、23年度は25業者でございました。その搬入量は、平成24年度が1,099トン、23年度が1,083トンとなっておりまして、事業系廃棄物の総量のうち多量排出事業者の占める割合が、平成24年度ですと2,674トン中1,099トンということで41.1%、23年度は2,415トン中1,083トン、44.8%となっておりまして、多量排出事業者の占める割合は3.7ポイントということで減少傾向にございます。
なお、昨年の9月定例会におきまして、議員から菖蒲と八甫の給食センターについてはどうなのかというご質疑がありまして、私、多量排出事業者には当たらないと答弁をいたしました。その後、調査をいたしました結果、菖蒲学校給食センターは多量排出事業者に該当することが確認されましたので、平成25年度から多量排出事業者として、廃棄物管理責任者の選任、減量計画書の作成をお願いし、期限内に提出されております。また、鷲宮学校給食センターにつきましては、平成24年度までデータをとっておらず、平成25年度からデータをとり始めましたところ、間違いなく多量排出事業者に該当することが確認されましたので、平成26年度から多量排出事業者としていろんな書類の提出をお願いしてまいりたいと思います。昨年は大変無責任な答弁をしてしまいまして、大変申しわけございません。
次に、ペットボトルの有償入札拠出金の単価につきましてご答弁いたします。微減ということでございますけれども、こちらにつきましては、協会のほうから、拠出金の落札単価が平成23年度はトン当たり3万8,600円、24年度は3万9,620円と若干高く落札されておりますけれども、実際に拠出されました金額を数量で割りますと、平成23年度が3万4,397円、24年度が3万2,322円となってございます。これは、市町村へ拠出されます有償入札総拠出対象の総額が平成23年度では約84億8,500万円だけれども、平成24年度では約79億2,700万円、5億5,800万円減少している、こういった影響により微減になったものと思われます。なお、議員ご指摘のペットボトルの質の低下につきましては、品質が低下したものではございません。なお、参考資料として、18ページのほうにその比較表をつけておりますので、後ほどご確認いただければと思います。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
猪股議員。
〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 丁寧に説明していただき、ありがとうございました。
特に多量排出事業者の個別の事業所ごとの事情について、本当にきめ細かく把握しているのだなということを感じました。総務課に毎年毎年お聞きして、そこら辺、細かく報告をされて、ずっと指導をされている、それはぜひこれからも続けていただきたいなというふうに思います。
ちょっと気になるところを2点、3点ほどお伺いしておきたいのですが、1つには大型商業施設の問題です。今回も、菖蒲管内で大型商業施設が多量排出事業者の約半分のごみを出しているということがこの数値からも明らかになっています。たった1つの施設で13事業所の全総量の半分に当たる、きちっと計算していませんけれども、菖蒲清掃センター全体の、住民の全体のごみの約1割近くをこの大型商業施設1カ所で出しているということになるのではないかと思います。それから、鷲宮のほうについては、前者の質問に対して答弁でアリオの数値を出されましたけれども、まだ今回はここには出てこないけれども、やはり今後大変に大きな数値として出てくるだろうということが予想されるわけです。大型商業施設が入ってくると、非常に指導も難しくなってくるところもあるのかと思います。個別の事業所だったら、個別の事業所ごとの排出責任者に対してきちっと指導していけばある程度努力してもらえるけれども、大型商業施設の場合には、その中に入っているたくさんの事業所、個別の事業所の指導をどうしていくのかということが課題になるのかと思うのです。そこら辺を、今回、これは決算ですから、今後の問題余り細かくは結構ですけれども、その後も、これは常に菖蒲の清掃センターで大型商業施設がこれだけのごみを出しているのだということがわかったし、大幅にふえているし、減量計画も達成できないし、それに対してどのように進めてきたのか、その中に入っている個別の事業所に対する指導の仕方についてどうしてきたのかをご報告いただければと思います。
もう一つなのですけれども、私なんかも含めて、いわゆる老人福祉施設のごみの増加、その主因となるものは恐らく紙おむつであるわけで、これが増加するのはある程度しようがないのかなというのも思っていました。しかし、今回、事業所ごとの数値を出してもらって、久喜宮代ではプラスとマイナスがあって、菖蒲清掃センター管内では全部プラスで、それに対して八甫清掃センター管内では、老人福祉施設全部、かなり大幅な減量になっているわけです。この辺の違いというものはどのように把握していますでしょうか。管内、清掃センターごとの傾向の違いがあるのかどうかよくわかりませんけれども、一方では大幅に減量して、一方では増加やむなしみたいなことになっている、その現状についての把握をひとつお願いしたいのです。
それだけお願いします。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
金井課長補佐。
〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 再質疑にご答弁いたします。
大型商業施設の関係ですけれども、菖蒲、非常に多いのですけれども、この中でも、実は食品関係につきましては食リのほうに出しておりますので、生ごみというのは実際には来ていないのです。ですから、今議員さんご指摘のとおり、いろんな店舗が入っていて、それのトータルなわけですから、お店ごとといいますか、廃棄物管理責任者の方はお一人しかいらっしゃらないのですけれども、今議員さんから言われたようなものを、どこが主としてこういったごみが多いのかということでちょっと聞いてまいりたいと思います。
それから、老人福祉施設の関係で、減っているところもあればふえているところもあるということなのですけれども、特に八甫のほうは減っているということなのですけれども、その理由はほとんどのところはよくわからないのです。ふえていると皆さんわかるのですけれども、ただ、私が思いますに、私の個人的な見解なのですけれども、いわゆるごみの計量ですか、はかる量というのが24年度になってやっと正しくなってきたのかな、言い方は悪いです。それまでがでたらめというのではないですけれども、私どものほうも実は許可業者を呼びまして、きちんとはかってくれということがございました。それから、そういった指導をしましたら、今度は実際の多量排出事業者のほうから、うちはこんなに出ているわけないといった苦情もふえているのです。許可業者は1つだけでございませんので、リストをお持ちして、この中から好きなところを選んでください、いろんな条件があるでしょうということで、こういった多量排出事業者の制度やそういった業者の変更とか、そういったのもございますので、24年あたりからが正しい数字なのかと、別に今までが適当というわけではないのだけれども、そういうことでよろしいでしょうか。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
猪股議員。
〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 多量排出事業者、それから搬入業者の数値自体が正しいかどうかということをそちらから言われてしまうと、それ以上こちらは質問できなくなってしまうのですけれども、今言われたことだけで一言申し上げておけば、やっぱりどれだけの量を出しているのかということを個別に把握していくことが全体の減量を進めていく一番の根底ですよね。とっくにおわかりだと思いますけれども、ぜひそうした数値をきちっと把握して、減量あるいは増量になっている、その分析をきちっとした上で今後も対応してください。
〇議長(小河原 正君) 要望でよろしいですか。
〔「はい」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして、議案第14号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第14号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
初めに、山下議員、お願いします。
〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 議席番号4番の山下です。
先ほどは失礼いたしました。歳出のほうでちょっと聞きたいのですけれども、調書に関して、不用額についてちょっとお聞きします。昨年より久喜宮代衛生センターで不用額が少なくて、大変執行部側でも努力をなさったと思われますが、ただ、約5,680万円の不用額が生じています。これは、少ない予算で執行できたものと理解してもよろしいでしょうか。それとも、予算組み立てが甘かったのかなという、全体でも約1億1,000万の不用額が生じています。それの見解をお示しください。
それと、成果に関する調書の中で、P25なのですけれども、資源回収事業についてお聞きしたいと思います。それと、久喜宮代衛生センターで平成22年度における成果では、24年度より報償金交付額、回収量とも2倍近く上がりました。これはちょっと前にも質問された人もいたと思いますけれども、今年度は23年度より成果はありましたが、この変動の大きな理由をお示しください。
それと、P29の台所資源、生ごみについてです。23年度727トン回収が24年度には835トンとふえていますけれども、これは回収場所をふやした結果なのですか、それとも別な理由か、ちょっとお示しください。
それと、P31、排ガス量についてです。規制値の中に入っているが、昨年よりばい煙測定結果が若干ふえた理由は、お伺いします。
それと、P32のダイオキシン濃度についてです。1号炉のダイオキシン濃度が2回ほど高くなっていると思います。炉をとめた結果だけなのでしょうか、ほかにも理由がありますか、お伺いします。
以上を伺いたいと思っております。よろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の質疑に対する答弁を求めます。
金井課長補佐。
〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) それでは、山下議員のご質疑の不用額、こちらについてご答弁申し上げます。
ご指摘のとおり、平成24年度決算における不用額は約5,680万円、この不用額を予算現額で除した不用率で申し上げますと3.2%となっております。平成23年度が不用額約9,671万円、不用率で5.4%でございましたので、これを比較いたしますと、金額で約3,990万円、率では2.2ポイント減少しております。また、久喜宮代衛生組合全体の不用額を比較いたしますと、23年度が約2億3,768万円、不用率7.1%、これに対しまして、24年度が約1億1,068万円、不用率3.4%となってございまして、これを比較いたしますと、金額で1億2,700万円、率で3.7ポイント減少しております。
予算編成に当たりましては、委託及び工事等の設計額分につきましては最低限確保しておく必要がございます。今回の不用額につきましては、それらの設計額と実際の入札額の差金、そういったものを、実は年度の途中で減額補正したことによりまして減少した部分もございますけれども、少ない予算でできたのか、あるいは予算の組み立てが甘かったのかは一概には言い切れないところでございます。今回の決算で多額の不用額が生じました事業、特に委託関連の事業につきましては、その原因を検討、分析いたしまして、より的確な予算編成と効率的な予算執行を行うとともに、不用額が確実となった時点で減額補正をするなどしてまいりたいというふうに考えております。
それから、資源回収事業についてご答弁申し上げます。変動の理由でございますけれども、平成22年度におきまして、一部の資源回収実施団体から回収業者の伝票の数量に疑義があるという申し出が、こちら、衛生組合にございました。実情を聞き取り、同じ回収業者に依頼している団体からも聞き取り調査や衛生組合立ち会いでの計量等の実態調査を実施した結果、伝票の数量が不適切に処理されていることを確認いたしました。このようなことから、旧の資源集団回収事業報償金交付要綱、こちらのほうを廃止いたしまして、平成23年4月に新たな要綱を制定し、全ての回収団体を対象に説明会を実施し、制度の透明化、運用の適正化について説明を実施してまいりました。この結果、団体みずから報償金の申請を辞退したり、活動を中止するなどございましたことから、平成23年度におきましては、平成22年度と比較しまして47%の減という結果になっております。しかしながら、平成24年度におきましては、一度活動を中止した団体が再結成するなど新たな活動も生まれてきておりますので、今後も本事業の重要性を考慮いたしまして、団体の育成に努めてまいりたいというふうに考えております。
以上です。
〇議長(小河原 正君) 内田課長補佐。
〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) それでは、山下議員さんの成果に関する調書の29ページ、台所資源、生ごみについてのご質疑にご答弁申し上げます。
初めに、回収場所についてでございますが、生ごみ堆肥化を実施いたしました平成15年度当初から、回収場所につきましては変更はございません。分別協力世帯数を申し上げますと、約1万世帯に対しまして、平成23年度の参加率が49.5%、平成24年度が51.7%と2.2%の増、回収量につきましては、平成23年度と平成24年度を比較いたしますと、108トンの増量となり、約14.8%の増となってございます。
次に、台所資源、生ごみの回収量が増加した理由といたしましては、若干ではございますが、生ごみ分別協力世帯の参加率が上がっていますことから、制度の趣旨をご理解いただき、ご協力いただいたことが増量の要因の一つと考えてございます。また、平成24年4月1日から、燃やせるごみにつきましては指定ごみ袋による搬出となりましたことから、今まで生ごみ堆肥化推進地区にお住まいの方で台所資源、生ごみを燃やせるごみとして出していた方々が、4月より生ごみを台所資源として分別し、生ごみ専用指定袋を使用し、排出していただいたことによるものと考えてございます。
次に、成果に関する調書31ページの排ガス量についてご答弁申し上げます。ばい煙測定結果の排ガス量が若干ふえた理由とのご質疑でございますが、ごみ焼却施設の排ガス量につきましては、大気汚染防止法第8条第1項の規定に基づき、ばい煙発生施設として届け出をしてございます。久喜宮代清掃センターでの1号炉の排ガス量の届け出数値は最大で時間当たり2万6,900ノルマル立米、2号炉で最大時間当たり2万5,700ノルマル立米となってございますので、平成24年度におけるいずれの測定値も届け出数値より下回っているものでございます。また、燃焼管理におきましては、焼却炉へ投入する前にごみを攪拌し、ごみの均一化を図ることで安定した燃焼管理を行うものですが、ごみ質や焼却ごみ量によって排ガス量は常に変動してございますことから、ガス量の増減は常に考えられるものでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
次に、1号炉のダイオキシン類濃度が2回ほど高くなっているがとのご質疑にご答弁申し上げます。ダイオキシン類毒性等価濃度測定結果でございますが、平成23年1月26日に測定した第19回の測定値が0.92ナノグラム、平成24年11月16日に測定した第21回の測定値が0.99ナノグラムと、ほかの測定値と比較いたしますと高いものでございますが、国の規制値でございます5ナノグラム以下となってございます。また、排ガス中のダイオキシン類の測定は、全て運転時に測定を実施してございます。ダイオキシン類につきましては、意図的につくられることはありませんことから、焼却炉運転時におけるごみ質や燃焼温度状態等により生成されるものでございます。このことから、法律においてダイオキシン類抑制に係る維持管理基準が設けられておりますことから、それに基づき運転管理を行ってございましたが、ほかの測定値と比較いたしますと高い値となったものでございます。引き続き、ダイオキシン類の測定につきましては、安定的な運転管理に努めるとともに定期的な施設の整備等を実施してまいりたいと考えてございます。
以上です。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
山下議員。
〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 不用額については、かなり執行部のほうで努力なさったということで、昨年よりはかなり減なのですけれども、1つは、全体で1億1,000万の不用額が生じている、昨年とパーセンテージはかなり減っているということなのですけれども、これを継続的にまた進めてほしいなと私の考えで思っております。少ない予算で効率の高いやり方をしていただきたい、そう思っております。それについては、これで終了させていただきます。
それと、資源回収事業、22年度ですか、一部報償金の、回収が不正があったみたいなことを今言われたのですけれども、そのことについては、ぜひ今後も厳しく監視をして、ないようにしていただきたいなと思っております。
それと、生ごみの回収なのですけれども、これは若干減ってきました。今後、生ごみを、これをふやす可能性というのもあるのでしょうか、回収場所。また、その辺のところをちょっとお聞きしたいなと思っております。
あと、ダイオキシンの濃度なのですけれども、これは大事な問題だと思っております。やっぱり、周辺の人たちから理解を得るためには、ダイオキシンの濃度を少しでも下げていくという努力と説明をしていかなくてはならないと思います。ダイオキシンは、その場その場で攪拌したりなんかして、ふえたり減ったりしているのだと思いますけれども、できれば本当にダイオキシンが発生しないようなやり方を模索していく必要があるのではないかな、この辺のところをちょっとお聞きしたいなと思っております。どうかその辺のところを、周りの住民に理解を得られるように、こういうごみ処理施設が邪魔者扱いにならないように努力してほしいな、その辺のところもちょっと見解をお伺いしたいなと思っております。
以上をちょっとお聞きしまして、質問させていただきたいと思っているのですけれども、その辺のところ、お答えできればお願いします。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の再質疑に対する答弁を求めます。
内田課長補佐。
〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) それでは、山下議員さんの再質問についてご答弁を申し上げます。
まず、生ごみの今後、回収について、場所をふやしていくことは難しいと思います。現在、生ごみ減容化施設につきましては、日量4トンの施設となってございます。現在、1万世帯の方々が協力をしていただいているわけなのですが、今現在、日量で、例えばお盆明けとか年末年始、そういったときにつきましては4トンを上回ってしまう場合がございます。そういったことを考えますと、今現在協力していただいている地区の方にこれからも協力をしていただいて拡大をしていくという計画は今のところございません。
それとあと、ダイオキシンでございます。こちらのほうにつきましては、年1回測定をいたしまして、インターネットのホームページ等で住民の方々にはお知らせをしてございます。また、今後につきましても、ダイオキシンにつきましては削減もするようにいろいろ努力はしてまいりたいと思います。久喜宮代清掃センターで申し上げますと、平成5年から日本でもいち早くダイオキシンに取り組んでまいりました。こういった結果の中、いろいろ模索をしながら、ほかの自治体を参考にしながら下げる努力をしてまいりました。そして、平成18、19年度において大規模改修工事を行い、バグフィルターを設置いたしまして削減に努めているものでございます。今後につきましても、削減につきましては努力してまいりたいと考えてございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
〇4番(山下秋夫君) (再々質疑なし)
〇議長(小河原 正君) 山下議員の質疑を打ち切ります。
ここで10分間休憩したいと思います。
休憩 午前10時30分
再開 午前10時39分
〇議長(小河原 正君) 再開いたします。
次に、木村議員、お願いします。
〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 木村奉憲です。歳出についてお伺いします。
1点目は、15ページにあります一般管理費、その給料、事務職の給料で、各センターごとの人数、平均給料、それから前年度の比較をお願いします。
それから、17ページにあります賃金、臨時職員の各センターごとの人数、平均賃金、それから不用額が発生しています。その理由は何なのか。
それから、21ページにあります職員健康診断業務の各センターごとの結果と、臨時職員も含んだ数字かどうか伺います。
それから、25ページにあります財産管理費、委託料で庁舎管理業務、久喜宮代センターの内容と八甫センターの庁舎警備業務内容についてお伺いをします。
それから、27ページから29ページにかけて、衛生費、給料の2つのセンターの現業職の給料の人数、平均、前年度との比較をお願いします。
それから、7の賃金の臨時職員賃金の人数、平均を伺います。
それから、35ページから39ページにかけて、塵芥処理費、委託料、焼却灰最終処分業務、ごみ焼却施設汚泥処分業務、処理困難物運搬処分業務のそれぞれの内容について伺います。
それから、生ごみの減容化及び堆肥化処理施設運転管理業務の内容と現状について伺います。
それから、放射性物質の濃度測定業務の各センターの概要と前年度比較はどうなっているのかお伺いします。
41ページ、八甫センターのごみ焼却施設機器修繕工事の内容、現状はどうなっているのかお伺いをします。
以上です。お願いします。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
金井課長補佐。
〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) それでは、まず15ページの事務職給料のセンターごとの関係についてご答弁申し上げます。
久喜宮代清掃センターですけれども、平成24年度の人数が、正職員20人、再任用職員1人、平成24年度の正職員の平均給料の月額35万3,045円、平成23年度の人数、正職員19人、再任用職員ゼロ、23年度の平均給料月額は36万1,173円、職員の昨年度比では、正職員1人、再任用職員1人の増でございまして、平均給料月額の比較では8,128円の減でございます。なお、平成24年4月1日現在の職員の平均年齢は47.1歳でございます。
次に、菖蒲清掃センターですけれども、24年度の人数が正職員3人、24年度の平均給料の月額38万3,667円、23年度の人数、正職員3人、平均給料月額38万1,400円、職員の増減はございません。平均給料月額の昨年度比では2,276円の増でございます。なお、24年4月1日現在の職員の平均年齢は51.7歳でございます。
次に、八甫清掃センターですけれども、平成24年度の職員が、正職員が6人、再任用職人1人、平均給料月額32万9,167円、23年度の職員数、正職員7人、再任用職員1人、平均給料月額34万6,445円、職員の昨年度比で正職員1人の減、給料月額の昨年度比では1万7,278円の減でございます。
次に、17ページでございますけれども、臨時職員の関係でございます。事務職の臨時職員の賃金につきましては、久喜宮代衛生組合臨時職員取扱要綱で日額6,960円と定められておりまして、このほかに通勤手当及び時間外勤務が発生した場合は時間外勤務手当を、またフルタイム職員については、6月と12月に日額の14日分に当たります9万7,440円を期末勤勉手当相当額として支給しております。久喜宮代清掃センターに勤務する臨時職員は、週3日勤務の職員が2人、平成24年度の平均支給賃金は105万3,380円となっております。菖蒲清掃センターで勤務する臨時職員は、フルタイムの勤務職員お一人、平成24年度の支給賃金は184万560円となっております。
それから、不用額の理由でございますけれども、久喜宮代清掃センターにおきましては、平成24年度に新たに採用した臨時職員について、当初は4月1日からの勤務を予定しておりましたけれども、都合によりまして4月23日からの勤務になったこと、それから予算では、臨時職員が時間外勤務を行った場合に備えまして、時間外勤務手当分の賃金を計上しておりましたけれども、実際は時間外勤務が発生しなかったというようなことから、16万240円の不用額が生じております。なお、菖蒲清掃センターのほうの不用額は6万6,440円でございます。
次に、健康診断でございます。調書23ページにございます職員健康診断の表につきましては、臨時職員も含んだ数字となっております。臨時職員につきましては、平成24年度、全員が受診しております。
センターごとの受診者数について申し上げます。久喜宮代清掃センター、事務職、正職員15人、臨時職員2人、現業職、正職員13人、再任用職員3人、臨時職員2人、合計で35人でございます。未受診者、受診をしなかった者が、事務職の正職員で5人、事務職の再任用職員で1人、現業職員で1人、それから現業職の再任用職員でお一人、このうち事務職員6人につきましては後日人間ドックを受診しております。現業職員2人については、健康診断実施日に入院及び自宅療養による病気休暇取得中であり、それぞれの病院で適切な検査及び処置がとられたものと考えております。
次に、菖蒲清掃センターが、事務職正職員3人、臨時職員1人、現業職の正職員1人、計5人、全員受診でございます。次に、八甫清掃センターが、事務職の正職員が6人、再任用職員が1人、7人、こちらのほうも全員受診でございます。
検査結果につきましては、治療を要すると判断された職員がお一人おりまして、その職員は病院で治療を受けております。そのほか、精密検査を要すると判断された職員が12人おりましたけれども、全員が再検査及び現在通院中の者につきましては、主治医による適切な治療を行っていることを本人に確認しております。
次に、財産管理費委託料、庁舎管理業務の関係でございます。久喜宮代清掃センターの庁舎管理業務につきましては、専門の清掃業者による庁舎及び施設周辺の清掃とエアコンの点検整備等でございまして、床のワックス清掃を年3回、ガラス清掃及びエアコン点検を年に1回実施しております。また、清掃作業員お一人につきましては、土日及び年末年始を除きまして、朝7時半から午後3時半までの勤務で、庁舎内の日常的な清掃や駐車場等の施設周辺の清掃等の用務員的な業務を委託してございます。
次に、27ページ、現業職のセンターごとの人数と平均給料、昨年度比についてご答弁申し上げます。久喜宮代清掃センター、平成24年度、正職員14人、再任用職員4人、平成24年度、正職員平均給料月額35万7,008円、平成23年度人数、正職員15人、再任用職員4人、23年度の平均給料月額35万7,588円、職員の昨年度比1人の減、平均給料月額の昨年度比580円の減でございます。なお、24年4月1日現在の現業職の平均年齢は49.4歳でございます。
菖蒲清掃センターでは、平成24年度が正職員1人、平均給料月額、1人しかいないので、平均は。特定されてしまうとあれかなと思いまして。
〔「では、いいです」と言う人あり〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) いいですか。職員の増減はございません。
それから、次に29ページ、清掃総務費の臨時職員の人数、平均賃金でございますけれども、清掃総務費の臨時職員は2人ございまして、久喜宮代清掃センターの受付の計量業務、こちらのほうに交互の勤務体制で従事しております。賃金でございますけれども、臨時職員取扱要綱で日額7,920円と定められておりまして、このほかに通勤手当あるいは時間外勤務手当等を支給してございます。また、衛生組合では、祝日も収集と事業系の受け付けを行っている関係から、祝日にも臨時職員に勤務していただいておりますけれども、この祝日勤務分の休日勤務手当を1日当たり1万1,040円支給しております。平成24年度では、10日分を支給しております。なお、平成24年度の平均支給賃金は111万2,942円でございます。
以上です。
〇議長(小河原 正君) 大久保課長補佐。
〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
〇業務3課長補佐(大久保達也君) それでは、木村議員のご質疑にご答弁申し上げます。
初めに、決算書25ページの八甫清掃センターの庁舎警備業務についてでございます。庁舎警備業務は、ごみ処理施設及びし尿処理施設を対象といたしまして、施設が無人の際に火災や盗難等を防止するため、各種センサーなどを施設内に設置した警報装置による機械警備を行っているものでございます。なお、警報装置が異常を感知した場合は、委託業者の警備員が場内に急行し、被害拡大を防止するために対象施設を確認するとともに、被害が発生している場合については関係機関に連絡する体制となってございます。業務委託先は綜合警備保障株式会社埼玉中央支社、委託料につきましては、ごみ処理施設で月額6万4,155円、し尿処理施設で月額4万9,350円、年間にいたしまして136万2,060円となるものでございます。
次に、決算書41ページの八甫清掃センターのごみ焼却施設機器修繕工事の内容、現状はどうなっているかについてご答弁申し上げます。八甫清掃センターのごみ焼却施設につきましては、A炉、B炉の2系統、また共通系の機器がございますことから、機器修繕工事は炉ごとに第1期工事、第2期工事、必要に応じて第3期工事と期間を分けて工事をしております。
機器修繕工事の内容でございますが、主なものを申し上げますと、受け入れ供給設備におきましては、ごみクレーンの定期整備、薬剤噴霧装置の整備、焼却設備におきましては、焼却炉の耐火物打ちかえ補修、2次燃焼室の鉄皮の張りかえ補修、ガス冷却設備におきましては、噴射水加圧ポンプの更新、排ガス処理設備におきましては、ろ過式集じん機のろ布の交換、通風設備におきましては、局所排気装置の整備、排気管修繕、電気計装設備におきましては、排ガス分析計の更新、風向風速計更新を行っております。
次に、修繕工事の現状でございますが、八甫清掃センター焼却施設は、ご案内のとおり、稼働から25年を経過しておりまして、特に動力により可動する設備で緊急対応が必要になるふぐあいが出始めております。本年4月には、給じん装置におきまして、ごみを焼却炉に送り出すための回転軸に亀裂が入るふぐあいが発生し、緊急対応をしたところでございます。このような機械的な可動部分に関しましては、今回実施いたします基幹的設備改良工事で更新していくところでございますが、焼却炉内の耐火物の打ちかえ補修や各設備の消耗部品の交換、定期点検、補修などの修繕等につきましては、今後も安定した運転を継続するため、毎年実施することが必要となってございます。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 内田課長補佐。
〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) 木村議員の35ページから39ページの塵芥処理費、委託料、焼却灰最終処分業務、ごみ焼却施設汚泥処分業務、処理困難物運搬処分業務、それぞれの内容につきましてご答弁申し上げます。
初めに、焼却灰最終処分業務でございますが、久喜宮代清掃センターでは、埼玉県寄居町にございます埼玉県環境整備センターの最終処分場へ295.9トン、群馬県草津町にございます株式会社ウィズウェイストジャパンの最終処分場へ314.99トンを搬出し、埋め立て処分を行ったものでございます。菖蒲清掃センターでは、群馬県草津町にございます株式会社ウィズウェイストジャパンの最終処分場へ530.87トンを搬出し、埋め立て処分を行ったものでございます。
次に、ごみ焼却施設汚泥処分業務でございます。久喜宮代清掃センターでは、洗車場で使用しています排水を再利用し、ごみ焼却施設の機器冷却やガス冷却水として使用しておりますことから、洗車排水の処理過程で各槽内に沈澱物、汚泥がたまりますので、それらを処分するための委託業務でございます。
次に、処理困難物運搬処分業務でございますが、集積所やそれぞれの清掃センター管内に不法投棄されましたタイヤや消火器の処分を行ったものでございます。久喜宮代清掃センターでは、タイヤが380キログラム、消火器が120キログラム、ガスボンベ1本の処分となってございます。次に、菖蒲清掃センターでございますが、タイヤの処分といたしまして1,560キログラムとなってございます。次に、八甫清掃センターでございますが、タイヤが2,900キログラム、消火器が80キログラムとなってございます。
次に、生ごみ減容化及び堆肥化処理施設運転管理業務の内容と現状についてのご質疑にご答弁申し上げます。運転管理業務の内容につきましては、HDMシステムの維持管理、生ごみ堆肥化処理施設での堆肥製造に伴う運転管理、ごみの攪拌作業、HDMコロニーから堆肥を取り出す作業、HDMコロニーの菌体及びチップの補充、HDMコロニーの管理記録及び報告書作成が主な業務内容となってございます。平成24年度につきましては、平成23年度と比較いたしますと、生ごみの回収量が108トン増加し、年間835トンの回収量となってございまして、適正に減容化処理され、堆肥につきましては32トン製造されたものでございます。現状、平成25年度につきましては、10月末日までに513トンの回収量となってございまして、平成24年度と比較いたしますと23トンの増となってございます。堆肥につきましては、28トン製造されてございます。
次に、放射性物質濃度測定業務の各センターの概要と前年度比較はどうなっているかとのご質疑でございます。久喜宮代清掃センター及び菖蒲清掃センターでは、焼却灰7検体、ばいじん7検体について放射性物質濃度測定を実施したものでございます。八甫清掃センターにつきましては、焼却灰4検体、ばいじん4検体について放射性物質濃度測定を実施したものでございます。各清掃センターでの放射性物質濃度測定経費でございますが、1検体当たり1万4,700円となってございます。
次に、前年度との比較でございますが、平均値で比較いたしますと、久喜宮代清掃センターの焼却灰の放射能濃度は、平成23年度が1キログラム当たり408ベクレル、平成24年度が1キログラム当たり242ベクレルとなってございます。次に、ばいじんの放射能濃度は、平成23年度が1キログラム当たり3,144ベクレル、平成24年度が1キログラム当たり1,287ベクレルとなってございます。
次に、菖蒲清掃センターの焼却灰の放射能濃度は、平成23年度が1キログラム当たり309ベクレル、平成24年度が1キログラム当たり183ベクレルとなってございます。次に、ばいじんの放射能濃度は、平成23年度が1キログラム当たり2,021ベクレル、平成24年度が1キログラム当たり766ベクレルとなってございます。
次に、八甫清掃センターの焼却灰の放射能濃度は、平成23年度が1キログラム当たり201ベクレル、平成24年度が1キログラム当たり99ベクレルとなってございます。次に、ばいじんの放射能濃度は、平成23年度が1キログラム当たり1,954ベクレル、平成24年度が1キログラム当たり745ベクレルとなってございます。以上のように、各清掃センターにおいて放射能濃度は減少しているものでございます。
以上です。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
木村議員。
〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) それでは、再質疑をします。
今、給与の問題で、事務職、それから現業、平均も含めて答弁いただきました。この間、事務職、それから現業職員も含めて、正規採用でしっかり採用してほしいという形で、ずっと進めていくようお願いしてきました。今回伺ったのもそういう関係なのですけれども、正規の採用がほとんどなされない、そういう中で平均年齢もかなり上がっているという現状があります。そういう点で、長期的な対応をする必要があるというふうに考えますが、それについての計画的な、今後の計画はあるのか、それからこの間どのような努力をされてきたのかも含めてお願いしたいと思います。
それから、臨時職員については、今回不用額もお聞きしたのですけれども、その辺についてはわかったのですけれども、臨時職員で、なおかつ時間外手当をやっぱり予算計上しなければならなかったというのは、やっぱりそういう点ではいろんな形でカバーをできるような形に本来すべきものではなかったのかと思いますが、この点での努力はされてきたのかどうかお願いします。
それから、35ページの計量関係なのですけれども、これについて、機械整備も含めて計量をさまざまな形で委託をしているということなのですけれども、いろんな計量の関係で、受付業務、それから非常に並ぶというような状況があるのですけれども、警備ではどのような対応でその辺のところをスムーズに受けるような形で努力をされてきたのかお願いします。
それから、41ページの八甫のほうなのですけれども、25年経過の中で、特に動力の関係で、給じんの回転時には亀裂したということが今述べられたのですけれども、これは基幹整備で対応ということなのですけれども、これは今までの計画の中のとは違った形でこの亀裂が走ったということなのか、それも含めて予算計上でというよりこれまでのところでは対応を補正も含めてやったのかどうか、ちょっとそこの部分まで知らないのですけれども、その亀裂についての予算はどのくらいを見積もって、基幹整備の関係ではどうなったのかということについてお伺いをしたいと思います。
それから、放射能関係については、この間ずっと継続的にやっていただいた関係で、数値も下がっているということで少しは安心なのですけれども、これについては、菖蒲の関係も含めて、今、本年度いろいろな形で努力されてきた部分があると思うのです。そういう点での改善策、それから継続をこのまましていってほしいと思うのですけれども、その点についての考え方をお伺いしたいと思います。
結構です。これでお願いします。4つお願いします。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
若山事務局長。
〔事務局長 若山忠司君登壇〕
〇事務局長(若山忠司君) 木村議員の再質疑にご答弁申し上げます。私のほうから、職員の採用の関係、基本的な採用と計画ということでご答弁させていただきたいと思います。
一昨年、職員の数と、それから年齢構成等の適正化につきましては、派遣元でございます久喜市、それから宮代町の人事担当課と協議を重ねてまいりました。それぞれ、市、町の職員、定員管理が大変厳しい状況にございますことから、組合として職員の定数管理を行うべく、今年度久喜宮代衛生組合職員定数計画を定めました。この計画に基づきまして、平成26年度に職員1名を採用する予定にしてございます。今後につきましても、久喜市、宮代町の人事担当課と協議を進めながら、この計画に基づきまして、職員数、年齢構成等の適正化に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 金井課長補佐。
〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) ご質疑の臨時職員時間外勤務手当を予算そのものに計上するのはおかしいというご質疑ですけれども、こういった議会等がございますと、非常に、資料をコピーしたりする場合もございますので、そういった、数もありますので、コピーあるいは製本、そういった業務に1時間ぐらいかかってもらったときもございます。なるたけ職員でやるようにしていますけれども、答弁作成に当たりましては、全員で、臨時職員の方には申しわけないのですけれども、そういった形でお願いする場合もございます。
それから、受付の警備の関係のご質問でしょうか。そちらの受付の警備、庁舎関連業務とは全く別で、別というよりも、予算も計上してございません。そういった警備の職員はつけておりません。受付のほうでは、そういった事故は発生しておりません。一応、交互通行という形で、業者の皆さん、それから持ち込まれる方に非常に協力していただいて、あえてそういった警備員はつけておりません。
以上です。
〇議長(小河原 正君) 内田業務課長補佐。
〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) それでは、木村議員の再質問にご答弁申し上げます。
放射性物質濃度の関係でございますが、放射性物質濃度の測定につきましては、今後も定期的に測定を実施してまいりたいと考えてございます。また、測定回数につきましては、平成24年度と同様に実施してございますので、今後も十分確認をしてまいりたいと考えてございます。また、測定結果につきましては、組合のホームページのほうで公開をしてまいります。よろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 大久保業務課長補佐。
〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
〇業務3課長補佐(大久保達也君) それでは、木村議員の再質疑にご答弁申し上げます。
八甫清掃センターのごみ焼却施設の機器修繕工事の関係でございますが、本年度発生いたしました給じん機のふぐあいにつきましては、基幹的設備改良工事では本年度交換する予定になってございます。ひとまず、交換するまで動かせるということで、簡単な補修を行っております。その予算の対応につきましては、修繕料で行っております。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
〇3番(木村奉憲君) (再々質疑なし)
〇議長(小河原 正君) 以上で木村議員の質疑を打ち切ります。
次に、猪股議員、お願いします。
〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 通告順に質疑してまいります。
まず最初に、全体的なところで100万円を超える不用額について理由を明らかにしていただきたい、一覧表で示してくださいということでお願いをいたしました。
2つ目ですが、24年度のごみ排出量及びリサイクル率とその評価について見解をお伺いしておきたいと思うのです。まず、アとしまして、ごみ処理基本計画の資料のほうに各市町、また清掃センターごとのごみ搬出の実績が載っているのですけれども、23年度の実績と同じ項目について、24年度の実績値を表で明らかにしていただきたいということであります。初日に管理者から、久喜市地域と宮代町の地域で1人1日当たりのごみ排出量、リサイクル率等々が明らかにされていますけれども、非常に不十分でしたので、全体像をお願いします。
イとしまして、管理者の報告によりますと、久喜市の地域は、ごみ排出量の原単位、1人1日887グラム、リサイクル率30.9%と言われましたが、これはごみ、資源含めて、また家庭系、事業系、全部合わせた合計と理解してよろしいかどうかです。久喜市内の各地区別の数値も明らかにしてください。
ウとしまして、生活、家庭系の1人1日当たりの排出量は、県平均646グラムに対して、久喜市が697グラム、宮代町708グラムと言われました。この数値だけから見ますと、63市町中、久喜宮代衛生組合のごみ減量の取り組みはワーストテンになりますけれども、そのように認識されているのでしょうか。
私は、この数値、ちょっと大変疑問なのは、管理者が述べた、生活系ごみの数値として言われたのは、ごみプラス資源の量、合わせた数値ではないかと推察しております。としますと、実際に久喜宮代衛生組合では、それぞれの地域、またセンターごとにごみの排出量を一生懸命減らしているわけですけれども、資源の排出量は一方ふえているわけですね。そうしますと、合計の排出量が大きくなって、県内の順位はどんどん、どんどん下がっていく、ごみを減らして資源をふやせばふやすほど順位が下がっていくというおかしなことになっているわけです。このままいくと、ワーストワンになることも近いと考えます。つまり、管理者が前回述べた数値で比較するのはごみ処理の実態をあらわしていないのではないか。ごみ減量の取り組み状況を評価するためには、資源排出量と分けて、ごみの排出量だけで比較するべきではないかというふうに思います。ごみの排出量だけで比較してみますと、これは私の推測ですけれども、久喜市が500グラム強、宮代町が446グラムくらいとなるはずですけれども、いかがでしょう。これは県平均と比較するとどのぐらいの位置にあるか、大変ベストに近いところにあると思っていますけれども、いかがでしょう。
それから、次に一般管理費、3つ目ですけれども、これは25ページと書いてある、23ページの間違いです。幸手関係地区住民環境衛生負担金80万円、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金220万円の詳細な内訳、団体における使途の把握はどのようになっているかお願いいたします。
29ページです。清掃総務費で、多量排出事業所に対する個別指導の経過と実績、その成果をどのように捉えているか。
5番目、24年度の事業所への注意、指導、勧告、受け入れ拒否等、条例に基づく処分の状況と改善状況、成果をお願いします。
6つ目、光熱水費、3センターとも大幅な増額となっていますが、その理由をお願いいたします。
次が、33ページ、塵芥処理費ですけれども、調書の33ページに久喜宮代センター、38ページに菖蒲センター、43ページに八甫センターが載っていまして、業務委託費の委託先と委託料の内訳を一覧表でお願いしますということです。
8つ目、3センターの最終処分の状況、この前年度比較を一覧表でお願いします。
9番目、剪定枝資源化作業業務、大幅増となっておる理由と堆肥化の実績をお願いいたします。
10番目、これは前者が質疑した内容と一部重なりますけれども、全体像ということでお願いします。生ごみ減容化、堆肥化事業で、台所資源の堆肥化事業参加状況、モデル地区の世帯数、1万世帯ですね。実際の参加世帯数が何世帯で、参加率が、これは51%と言われましたか、搬入量の推移がどうなっているか、モデル地区内の参加率の評価をお伺いします。多少上がっても50%そこそこという状況なのですけれども、この参加率についてどのように評価するか。
それから、台所資源の堆肥化で、設置型、家庭用、衛生組合の減容化堆肥化事業による処理量と堆肥化量の推定をお願いします。設置型の今後の見通しについてもお願いします。
11番目、これは39ページ、八甫センターでごみ処理施設内選別業務が微増になっているのですけれども、デイケアの委託料が2年連続で大幅減になっています。この理由をお願いします。
12番目、調書の29ページに久喜宮代センター、35ページ、菖蒲センター、39ページ、八甫センターのごみ、資源の搬入量が載っていますけれども、この3つを比較してみますと、久喜宮代センターは指定袋導入によって減量効果が顕著にあらわれています。八甫センターのほうも、プラスチック容器包装を取り組んできた結果、大きくふえていて、全体的にも減量効果が上がっていると考えられます。一方で、菖蒲センターですけれども、容器包装の伸びは非常に小さくて、ごみ排出量も逆にふえている、それらの理由分析と評価についてお伺いいたします。
13番目、燃やせるごみのごみ質分析でお伺いします。久喜宮代では、厨芥類が減少している一方で、不燃物類の混入割合の増が顕著に見られます。また、八甫センターではプラスチックの混入割合の増が見られます。これらについて、どのように理由と評価を分析するかお願いいたします。
14番目、調書ですけれども、菖蒲センター、八甫センターで、昨年度の決算調書の数値と比較してダイオキシンの濃度が高い状態になっている、変わっていないわけです。昨年も質疑しまして、運転方法を検討するというふうに答えていました。ところが、実際には変わっていないし、それから容リ法、余り影響が、これはすぐに出てくる問題ではないですが、プラスチックの分別が開始されても変化はないように見えます。これらの分析と評価についてお伺いをいたします。
以上です。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
金井課長補佐。
〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 19ページの100万を超える不用額につきましては、資料をお渡ししましたので、再質疑がありましたらお受けさせていただきたいと思います。
Aの関係でございます。ご答弁申し上げます前に、あらかじめご了承していただきたい事項がございます。それは、管理者が議会初日に報告の中で申し上げました1人1日当たりの数量、これにつきましては、埼玉県の調査票の対象人口が平成23年10月1日現在としておりましたことから、この人口を基準として算出したものを報告したものでございまして、きょう参考資料としてお配りいたしましたごみ処理基本計画の63ページから65ページ、資料でいいますと8ページから10ページなのですけれども、こちらに記載されております数字は4月1日現在を基準に算出したものでございますので、資料のほうで8ページ、9ページ、10ページですけれども、資料に出ているのは、これが4月1日現在で、23の10、24の10がそれぞれ10月1日現在を記載したものでございます。
次に、イでございますけれども、管理者が報告いたしました久喜市ごみ排出量の原単位、リサイクル率とともに、議員ご質疑のとおり、家庭系の全て、事業系の全て、これを合計して求めた数字でございます。久喜市内の各地区別の数値でございますが、久喜市全体で887グラムと報告いたしましたけれども、済みません、886グラムが正しい値でございます。申しわけございません。管理者からの報告の中では申し上げませんでしたけれども、この886グラムというのは、県内63市町村中、これは30位でございます。地区別に申し上げます。久喜地区894グラム、菖蒲地区953グラム、八甫地区856グラムでございます。
次に、ウとエですけれども、管理者がご報告いたしました原単位は、これはあくまでも家庭から集積所に排出されましたごみと資源の収集量から算出した数字でございます。リサイクル率では県内でも上位に位置しておりますけれども、1人1日当たりの排出量というのは県内平均を上回っておりまして、ごみと資源の排出抑制が進んでいない状況にあることが確認できたものと考えてございます。
ごみ減量の取り組み状況を評価するためには、資源排出量とごみ排出量を分けて比較すべきとのご質疑でございますけれども、ごみと資源はいわゆる一般廃棄物でございます。各自治体におきまして、家庭系廃棄物の取り組み状況の評価に当たりましては、資源とごみを合算した1人1日当たりの排出量から排出抑制による廃棄物の減量が推進されているのか否かを判断するものでございます。それと並行いたしまして、市民の皆様にお願いしておりますごみと資源の分別の徹底が最終的にはリサイクル率の向上につながるものでございます。
毎年10月に実施しておりますノーレジ袋キャンペーンでは、確かにレジ袋は容器包装プラスチックとして資源にはなりますが、不要なレジ袋はもらわずに、マイバッグ、マイバスケットを持参してお買い物しようと呼びかけておりまして、排出抑制をお願いしているところでございます。久喜市民、宮代町民の皆様には、分別についてはおおむねご理解をいただいていると思いますけれども、ご家庭から発生する量が多いと言えます。詳細に分析はしておりませんので、理由はわかりませんけれども、素直に考えますと、お買い物する量がほかの自治体と比較して多いのではないかというふうに推察しているところでございます。
それから、管理者の報告にもございましたけれども、この現状を市民、町民の皆様に広報紙やホームページでお知らせし、排出抑制のご理解とご協力をお願いしてまいりたいと思います。差し当たりましては、来月、12月に予定しております廃棄物減量等推進員意見交換会、こちらにおきまして、家庭系廃棄物の現状についてお話をいたしまして、ご協力をお願いしてまいる予定でございます。
それから、家庭系のごみの関係でございますけれども、資源集団回収を除きます集積所に出された収集量、それから直接持ち込まれた直接搬入量、これの合計で申し上げますと、平成23年度においては、1人1日当たりの排出量が、ごみが久喜市で525グラム、資源が185グラム、合計710グラム、これは資料のほう、ちょっと10ページのほうをお開きいただきたいのですけれども、今申し上げました710グラムというのは、10ページ左側のほうに、一番上のところが久喜市となっておりまして、中段にごみ総排出量原単位という欄がございます。これをずっと右に追っていっていただきますと、ここに886グラムがありまして、その上に525と185と、これを加えたものが今申し上げた710グラムでございます。それから、宮代町では、ごみが453グラム、資源が277グラム、合計で730グラム、宮代町につきましてはその下の段です。宮代町として、同じところのごみ総排出量原単位、こちらのほうをずっと下に追っていっていただきますと、886で、その上をいきますと453と277ということで730グラムになってございます。8ページから10ページ、それぞれのセンターごと、こちらのほうに整理させていただいておりますので、ご確認いただきたいと思います。
それから、県平均での家庭系のごみと家庭系の資源、それぞれの量を実は求めることが可能なデータが資料には記載されておりません。はっきりわかりますのが、ごみと資源の収集量、管理者が初日に言いました646グラム、これが収集量、それと持ち込まれた直接搬入量、これが28グラムですから、合計いたしますと674グラムが県のごみと資源の合計ということで、だから、県の平均といたしましても、いずれの地区においても県の平均を上回っているというような状況でございます。
次に、Cのご質疑でございます。多量排出事業者に該当いたしました事業者に対しましては、減量計画書を作成するに当たりまして、過去3年間の搬入量のデータを年度当初に各多量排出事業者へ送付しております。また、年2回になりますけれども、第1回として4月から9月までの搬入状況を、それから第2回目として4月から翌年の1月までの搬入状況をお知らせしておりまして、この第2回目のお知らせの中で、各多量排出事業者へ減量計画数値目標、減量数値が目標を達成できるかにかかわらず、事業者が減量のために実施してきた取り組み状況について報告を求めております。また、達成が不可能と判断した場合にありましては、できなかった理由を箇条書きで報告するよう指導しています。
指導と成果については、事業者によってごみ減量化に取り組む姿勢は、廃棄物管理責任者そのものに温度差、そういったものがありますけれども、各事業所がみずからごみ減量化に取り組む意識は少なからず持っておりまして、衛生組合からの指導については支援的な効果が生まれていると考えております。今後でございますけれども、時間が許す範囲で、無理な減量計画を立てているような事業所も実はありますので、そういったところにこのデータをお持ちして、直接管理責任者とお話をしていきたいというふうに考えております。
次に、Dでございます。分別不徹底による文書指導につきましては、久喜地区で5件ございましたけれども、いずれも改善されております。
次に、勧告の関係でございますが、久喜地区で5件、菖蒲地区で2件、栗橋地区で2件、鷲宮地区で2件、宮代町で1件、合計12件でございました。この12件のうち8件につきましては多量排出事業者に対するもので、減量計画書や減量に関する取り組み状況の報告書が提出されていなかったことから勧告書を送付しております。また、残りの4件につきましては多量排出事業者以外でございまして、ごみの分別が徹底されていないことから勧告書を送付したものでございます。送付後は、多量排出事業者からは報告書が提出され、また分別が徹底されていなかった事業者についても分別が改善されております。なお、平成24年度におきまして、受け入れ拒否、これに該当した事業所はございませんでした。
続きまして、Eの光熱水費でございます。光熱水費7,331万3,452円の内訳につきましては、主要な施策の成果に関する調書の24ページをごらんいただきたいと思いますけれども、23年度と比較して主な増加要因は電気料でございます。平成23年度の電気料金は6,756万8,176円、電気使用量が440万2,159キロワット時、24年度の電気料金が7,151万4,897円で、電気の使用量は430万1,305キロワット時でございます。23年度と24年度を比較いたしますと、料金で394万6,721円の増、率にしますと約5.8%の増となりますけれども、使用量、使った量ですけれども、これで求めますと10万854キロワット時の減、率にして約2.3%の減となっておりまして、電気料が増加した主な要因といたしましては、電気料金の単価が上昇したことが非常に大きな要因です。なお、平成23年度の平均単価は1キロワット時当たり約15.3円、24年度の平均単価は16.6円でございました。平成24年度は、燃料価格の高騰によりまして電気料金の単価が上昇したことによりまして、電気料が多く、光熱水費が上がってしまったものでございました。
以上です。
〇議長(小河原 正君) 藤井課長。
〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
〇業務3課長(藤井 智君) それでは、引き続きまして、Bの負担金の関係につきましてご答弁を申し上げます。
初めに、幸手関係地区住民環境衛生負担金80万円の内訳でございますが、幸手4地区へ20万円ずつ80万円を支払っておりまして、各地区の運営費の一部に充当されております。
次に、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金221万6,600円の内訳でございますが、協議会の住民研修旅行にかかった経費のうち、交通費、宿泊費、保険等の諸経費121万6,600円を支出しております。また、協議会の総会や定例会開催等の運営費として100万円を支出しております。使途の確認等につきましては、各地区の決算報告書及び協議会の決算報告書により確認をしております。
なお、視察研修に関しての負担金でございますが、幸手地区千塚衛生環境保全協議会の25万円と鷲宮・栗橋生活環境保全協議会の200万円につきましては、おのおの協議会と調整を行った結果、当面の間休止することといたしましたので、25年度予算には計上してございません。また、幸手関係地区の運営費負担金の80万円と鷲宮・栗橋生活環境保全協議会運営費負担金の100万円につきましては、前年度と同額を計上しておりますが、今後、金額等の見直しにつきまして協議を重ね、改善を図ってまいりたいと考えてございます。
次に、E、光熱水費につきましてご答弁申し上げます。八甫清掃センターの平成24年度光熱水費6,547万4,415円の内訳につきましては、調書の27ページをごらんいただきたいと存じます。平成23年度と比較して増加要因となっております電気料についてご説明を申し上げます。平成23年度の電気料金は5,591万4,095円で、電気使用量は355万1,740キロワット時、平成24年度の電気料金は6,500万4,485円で、電気使用量は333万7,884キロワット時でございます。平成23年度と平成24年度を比較いたしますと、料金で909万390円の増、率にいたしますと16.2%増となります。また、使用量では21万3,856キロワット時の減、率にいたしますと約6%の減となります。電気料が増加した主な要因といたしましては、電気料金の単価の上昇によるものでございます。平成23年度の平均単価は1キロワット時当たり約15円70銭で、平成24年度の平均単価は約19円50銭でございました。
次に、J、デイケアの委託料の関係につきましてご答弁を申し上げます。委託料が減額した理由でございますが、この主な理由といたしましては作業時間の減少によるものでございます。作業時間の推移を見ますと、延べ時間数は、平成22年度が2,539.5時間、平成23年度が1,837.8時間、平成24年度が1,226.5時間でございます。
作業時間減少の主な要因といたしましては、本業務につきましては通常6名の体制で作業を行っておりますが、平成22年度におきましては、新任者育成のため、1名を加えた7名で作業を行ったところ、処理速度が通常1時間当たり約1.5トンの処理量に対し、約1.3トンに処理量が低下してしまい、作業時間の増加につながりましたが、平成23年度につきましては、通常の6名体制に戻し、処理量もおおむね1時間当たり1.5トンに戻りまして、人員1名分の減とともに作業時間も前年に比べて減少しております。しかしながら、平成23年度までは選別作業が追いつかず、ベルトコンベヤーの速度を落とす措置や、場合によっては作業体制の立て直しをするために一時機械を停止することがありましたが、平成24年度におきましては、機械を停止することもほとんどなくなり、作業効率がよくなりましたことから、結果として委託料の大幅な減となっているものと考えられます。また、年間の処理量も、平成22年度約350トン、平成23年度約343トン、平成24年度約332トンと減少していることも作業時間減少の一因と考えております。
次に、L、ごみ質分析につきましてご答弁を申し上げます。サンプリングの方法につきましては、まずピット内のごみを十分攪拌したものを約200キログラム採取し、円錐四分法という手法によりまして数回縮分を繰り返し、最終的に5キログラムから10キログラムを採取するもので、そのごみを乾燥させ、6品目に分類したごみの重量から割合を算出するものでございます。平成24年度のビニール、合成樹脂類の混入割合の増加の理由でございますけれども、紙、布類の割合が減少したことにより、ビニール、合成樹脂類の重量の占める割合が高くなったものと考えてございます。
次に、M、飛灰中のダイオキシン対策についてご答弁申し上げます。飛灰中のダイオキシン濃度については、議員ご指摘のとおり、プラスチック製容器包装の分別前後で変化は見られませんでした。この原因として考えられることは、平成24年度のごみ焼却量1万4,789トンに対して、プラスチック製容器包装の回収量が768トンで、焼却量全体に占める割合が約5%程度と、焼却に影響を与えるほどの量ではなかったのではないかと考えておりますが、これははっきりした原因はつかめておりません。
次に、運転方法の検討でございますが、八甫清掃センターの排ガス中のダイオキシン除去方法は、粉末活性炭吸着除去と触媒による分解除去によりダイオキシン類を大気中に放出しないシステムとなっております。昨年の10月議会におきまして、このダイオキシン類除去方法のうち粉末活性炭による吸着除去の割合が多いことから、飛灰に含まれるダイオキシン類濃度が高いものと考えられる旨ご答弁を申し上げました。そこで、これを検証するため、本年2月上旬に、荏原環境プラント株式会社の技術者を交え、ダイオキシン類の濃度低減の可能性について検討をいたしました。この結果、理論上では、粉末活性炭の噴霧をしないことにより飛灰中のダイオキシン類濃度が低減されること、また粉末活性炭を噴霧しない状態でも触媒による分解能力にはまだ余裕があり、大気中にダイオキシン類を放出することはないとの結論に達しました。
このことから、これを確認するため、本年2月21日に粉末活性炭の噴霧を停止しての試験運転を実施し、排ガス及び飛灰の採取を行いました。採取した排ガス及び飛灰を分析しました結果、排ガス中のダイオキシン類の濃度がA炉で0.0073ナノグラム、B炉で0.042ナノグラム、飛灰中のダイオキシン類濃度が2.8ナノグラムという結果を得ました。しかしながら、今回の結果につきましては、1日だけの運転の結果でございますので、今後さらに試験運転を重ねて、触媒の効果と設備への影響について検証をしていきたいと考えております。なお、飛灰中のダイオキシン類濃度が規定値を超えていることに関しましては、問題意識は常に持っておりますので、引き続きダイオキシン類濃度低減対策について検討してまいりたいと考えております。
〇議長(小河原 正君) 内田課長補佐。
〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) それでは、私のほうから、猪股議員さんのご質疑の7から10、13についてご答弁を申し上げます。
初めに、7、8でございますが、一覧表につきましては、別添配付資料の11ページから16ページを参照していただければと存じます。
次に、Hのご質疑についてご答弁申し上げます。平成23年度剪定枝資源化作業業務につきましては、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故により放出された放射性物質の影響から、安全を見込みまして、9月、10月に搬入された剪定枝については堆肥化せずに焼却処理したことで、平成23年度委託先でございます久喜市シルバー人材センター職員の作業日数が減となったものでございます。平成24年度において、放射能濃度の分析の結果、国で示されています堆肥の暫定許容値でございます1キログラム当たり400ベクレルの半分以下、これは133から175ベクレルという値が出てございます。年間を通し堆肥生産を実施したことにより、シルバー人材センター職員の作業日数が平成23年度と比較し、ふえましたことが大幅な増となったものでございます。平成24年度の剪定枝堆肥製造量は89.87トンとなっており、平成23年度と比較いたしますと約11トンの増となってございます。
次に、Iのご質疑についてご答弁申し上げます。平成24年度の生ごみ堆肥化推進地区世帯数は9,862世帯で、参加世帯数が約5,098世帯、参加率で51.7%となってございます。平成23年度と比較いたしますと、2.2%の増となってございます。
次に、搬入量の平成23年度と24年度の変化でございますが、平成23年度搬入量が727.31トン、平成24年度が834.8トンとなってございまして、108トン、約14.7%の増となってございます。
モデル地区内での参加率の評価でございますが、平成24年6月に協力世帯数調査を実施した際に、協力世帯数及び生ごみ回収量ともに前年度と比較し増加傾向となっております。この主な要因といたしましては、生ごみ分別の趣旨をご理解いただき、協力世帯がふえたこと、また平成24年4月1日から燃やせるごみについては指定ごみ袋による搬出となりましたことから、今まで生ごみ堆肥化推進地区にお住まいの方で、台所資源、生ごみを燃やせるごみとして出していた方々が、4月より生ごみを台所資源として分別し、生ごみ専用指定袋を使用し排出していただいたことによる回収量の増加も要因の一つと考えてございます。
次に、台所資源の堆肥化で、設置型、家庭用、衛生組合の減容化事業による処理量、堆肥化量の推定、設置型の今後の見通しにつきましてご答弁申し上げます。まず、設置型でございますが、生ごみの処理量を約23.2トンと推定し、堆肥化量につきましては2.9トンでございました。
次に、家庭用でございますが、生ごみ処理機の補助制度を利用された世帯数の過去10年間をもとに1人当たりの生ごみ排出量を乗じまして算出したもので、生ごみの処理量を約176トンと推定し、堆肥化量といたしましては約22トンと推定いたします。
次に、減容化施設での処理量でございますが、834.8トンで、堆肥製造量は約32トンとなってございます。
次に、設置型の現状と今後の見通しでございますが、設置後13年が経過し、久喜市上清久に設置しておりました処理機につきましては、平成25年度に入り、電気基盤の故障及びギヤードモーターの故障に伴い、メーカーに修理を依頼いたしましたが、交換部品の製造中止により修理不可能となり、平成25年9月に地元自治会同意のもと撤去をさせていただきました。このことから、交換部品の製造中止等により十分な整備が不可能となりつつありますことから、今後長期的な使用は困難となるものと考えてございます。
次に、Lのご質疑でございますが、ごみ質分析につきましては、八甫清掃センターの分析方法と同様に実施してございます。平成24年度の不燃物の割合がふえました理由といたしましては、厨芥類の割合が減少したことにより不燃物の重量が占める割合が高くなったものと考えてございます。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 蓮見課長。
〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
〇業務2課長(蓮見 実君) それでは、猪股議員ご質疑のE、K、Mについて、ご質疑にお答え申し上げます。
初めに、Eの光熱水費2,619万5,667円の内訳につきましては、主な施策の成果に関する調書の26ページをごらんいただきたいと存じます。
〔「同じだからいいですよ、答弁。同じでしょう」と言う
人あり〕
〇業務2課長(蓮見 実君) はい、内容的には同じでございます。では、Eについては以上です。
Kでご答弁申し上げます。プラスチック製容器包装の伸びが小さいとのことですが、菖蒲地区では平成21年4月から分別収集を実施しておりますので、これは住民に分別が定着してきたものと考えられますことから、伸びが小さくなっていると思われます。
また、菖蒲清掃センターのごみ排出量がふえているとのことですが、主な要因としましては、木村議員の質疑でも申し上げましたが、大型商業施設及び北部開発による工場等が整備されていることによる事業系のごみの増加によるものと考えられます。具体的に申し上げますと、家庭系燃やせるごみの搬入量が平成23年度約3,906トンで、平成24年度が約3,813トンで93トンの減少、率にしまして2.4%の減でございます。それから、事業系の燃やせるごみの搬入量につきましては、平成23年度が1,593トンで、平成24年度が約1,825トン、232トンの増で、率にしまして14.6%の増加となっております。このようなことから、搬入量が増加したものでございます。
続きまして、Mについてご答弁申し上げます。菖蒲清掃センターでは、平成23年度の答弁で、ダイオキシン類対策特別措置法により飛灰1グラムにつき3ナノグラムとするとの基準がありますが、附則の経過措置第2条第3項第2号による方法による場合は、この基準は適用しないと答弁させていただいたところでございます。しかしながら、平成23年度の測定値が5ナノグラムと規制値を上回ってしまったため、運転管理を実施しております業者と調整し、必要に応じて助燃バーナー等の利用により燃焼温度を安定させて運転する方法に取り組んできたところです。
なお、ダイオキシンの発生につきましては、燃焼温度だけではなく、ごみの質により左右されるものと考えております。結果として、24年度の測定値は2.8ナノグラムに下がりましたが、今後も運転方法を検討しながら、ダイオキシン濃度を低く抑えられるよう取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
以上です。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
猪股議員。
〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 1つお願いをしておきたいのですけれども、数字的な資料、資料的なもの、これらについては、本当は質疑に対して出すというよりも、決算の資料として今後出すようにお願いしたいのです。久喜市議会のことを言わせてもらって大変申しわけないけれども、調書と別に事前資料というような形で、毎回毎回、多く出るような数字のものについてはあらかじめ出すようになっているのです。もちろん、議員のほうと協議しながらですけれども。そういうふうにすれば、時間的なものも節約できますし、ぜひそれは今後お願いをしたいというふうに思います。
それで、1つ聞いておきたいのは、ごみ減量の取り組みの評価について、初日の管理者の説明に関連して質疑を出させてもらいました。リサイクル率は、非常にこれは高い、取り組みが先進的になっているという事実がありまして、その一方で、ごみ排出量、資源とごみを合わせた排出量は県内ではワーストテンに入っている、だからそれ全体を減らしていくことが必要なのだというふうに言われていたけれども、今まで衛生組合として、ごみと言われるけれども、排出量の中でもごみとして分けて今までは考えていたわけですよね。できるだけ資源化していきましょうということで、資源としての収集をふやしてきた、努力をしてきたという経過があるわけです。
ところが、県の統計、これは全国的な統計かもしれないけれども、排出量、組合なり行政による収集量全体での比較ということになってしまっているから、それで比較をすると、久喜宮代衛生組合の収集量、ごみとしての合わせた収集量が非常に多いということになっているのだけれども、きょう出してもらった資料でも明らかなように、資料の10ページの表で見てもわかるように、久喜市のほうで家庭系ごみの全体が、23年度は700グラム、22年度が689グラム、23年度の10月で見ると710グラムというふうにふえている。確かにふえているのだけれども、ごみの全体だと、この2年間では全然変わっていないわけです。23年度の4月の段階ではむしろ減っているわけです。それから、資源の全体のほうが大きくふえているわけです。資源の全体が大きくふえることによって、久喜宮代衛生組合、この場合は久喜市だけれども、衛生組合のごみの排出量がふえているかのように読まれてしまう。これは、市民、住民の努力、衛生組合の努力、これをきちっと評価しないことになってしまうわけです。せっかく、いわゆるごみを減らして、資源としてそれに出してきた、リサイクルに協力してきた、げんりょう化、減量と原料、その両方に努力をしてきたものが全然評価をされない比較になってしまうわけです。これは全国的な、県内での比較としてはこれはしようがないかもしれないけれども、だけれども、私たちはここで市民に対して言うべきことは、そうした比較ではなくて、これまで進めてきた、資源化してきた、純粋にごみを減らしてきた、それをむしろ評価するような、評価をしていくべきだと、それを市民に対してきちっと明らかにしていくべきだというふうに思うのです。ぜひ管理者にもお願いをしたい。ぜひそういう方向で今後は比較をしていただきたいし、市民の努力を正当に評価する姿勢を持っていただきたいのです。単に県から来た数値をそのままにしていくと非常におかしなことになってしまうので、僕は改めていただきたいなというふうに思います。そうしないと、久喜宮代衛生組合、久喜も宮代も減量の取り組みが、ごみ減量の取り組みがワーストテンに入る、そのうちワーストになってしまうということになりかねないので、それをぜひご留意いただきたいというふうに思います。ちょっと、それだけ見解をお願いします。
あとは結構です。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の再質疑に対する、見解に対する答弁を求めます。
管理者。
〔管理者 田中暄二君登壇〕
〇管理者(田中暄二君) 猪股議員のごみ減量の取り組みについて、市民あるいは組合としての、資源化についてのさらなる努力を正当に評価しろと、そういった質問かと思います。
今回埼玉県が集計したデータにつきましては、ご答弁で申し上げましたけれども、集団回収を除いた燃やせるごみと燃やせないごみ、資源ごみの総量を1人当たりの排出量で比較するということの中で、県内のワーストテン、順位に入っているということを答弁させていただいたわけでございます。これは、家庭から出る全てのごみの排出量の比較でございますので、燃やせるごみで出すか、資源ごみで出すかに関係なく、1人当たりの排出量が県内他市町村に比べて久喜市、宮代町は高いという結果になったわけでございます。要するに、資源ごみをどのように捉えるかということに突き詰めればなるかと思いますけれども、資源ごみが多いということは、収集や再生化の費用、再生化するために多くのエネルギーを費消するわけでございますので、燃やせるごみの減量だけではなく、今後とも、3Rに代表されますように、できるだけ不要なものは使わない工夫を住民の皆様にお願いし、資源ごみの減量にも取り組んでもらうべきというふうに思っております。
県の作成したこのデータにつきましては、集団回収を除いておりますので、集団回収のある、資源ごみの収集が多い自治体は1人当たりの排出量が減るという結果になっておりますけれども、ただいま申し上げましたように、資源化についてのさまざまな住民の皆様の努力については今後とも正当に評価をするということで考えておりまして、集団回収による資源ごみの回収をお願いするということにつきましても、収集コストの削減にも努めてまいりたいというふうに考えております。
以上です。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員、よろしいですね。
以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
次に、議案第15号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)についての質疑をお受けいたします。
通告順に従い、順次お受けいたします。
初めに、木村議員、お願いします。
〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) それでは、2つ質問をします。
1点目は、17ページにあります八甫清掃センターの関係なのですけれども、ごみ焼却施設基幹的設備改良工事に係る施工監理業務の委託料115万、その減額の理由は何ですか。
それから、2)として、これも同じ八甫です。ごみ焼却施設基幹的設備改良工事の請負費、その減額理由、3,223万円の理由をお伺いします。
それから、大きな2点目は、19ページにあります給料の減額と事由別明細の減額、1人当たり平均と職員手当分の内容と1人当たり平均額をお伺いします。
以上です。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
大久保課長補佐。
〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
〇業務3課長補佐(大久保達也君) それでは、木村議員のご質疑にご答弁申し上げます。
補正予算書17ページの委託料、それから工事請負費の減額についてでございます。初めに、1)の施工監理業務委託でございますが、見積もり入札を行った結果、入札差金を生じましたことから予算の減額をするものでございます。委託契約金額は、平成25年度、26年度の2カ年で2,005万5,000円でございます。このうち、平成25年度の委託金額が976万5,000円となりましたことから、当初予算額1,091万5,000円に対しまして115万円を減額したものでございます。
次に、2)の工事請負費でございますが、こちらも同様に、見積もり入札を行った結果、入札差金を生じましたことから減額をするものでございます。請負金額は、平成25年度、26年度の2カ年で10億7,100万円でございます。このうち、平成25年度の請負金額が5億2,241万1,200円となりましたことから、当初予算額5億5,465万4,000円に対しまして3,223万2,000円を減額したものでございます。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 金井課長補佐。
〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) それでは、給料の増減額と事由別明細の減額等々につきましてご答弁申し上げます。
4月と平成25年第2回臨時会でご議決を賜りました久喜宮代衛生組合一般職職員等の給与の臨時特例に関する条例及び久喜宮代衛生組合単純労務職員等の給与の臨時特例に関する規則、いわゆる給与特例措置による改正後の7月からの平均給料月額、この2つに分けてご説明いたします。まず、給料ですけれども、事務職員、久喜宮代清掃センター、4月の平均給料35万3,720円、7月以降の平均給料33万6,354円、減額平均1万7,366円。菖蒲清掃センター、4月の平均給料月額38万2,900円、7月以降の平均給料月額36万2,990円、減額平均1万9,910円。八甫清掃センター、4月の平均給料月額33万4,267円、7月以降の平均給料31万7,607円、減額平均1万6,660円。それから、現業職員でございます。久喜宮代清掃センター、4月、35万7,892円、7月以降、33万9,282円、減額平均1万8,610円。菖蒲清掃センターはお一人ですので、削除させていただきます。こういったことになっておりまして、給与費明細書にございますとおり、トータルの減額が、これを1年間で計算しますと677万5,000円の減ということでございます。それから、その他の増減分で三角で445万1,000円とございますけれども、これは表の説明欄にありますように、人事異動に伴う減額でございます。
当初予算の給与の編成につきましては、現年度在職している職員の給与を基準として算出しておりますけれども、実際には派遣職員の異動及び定年退職職員分の人員補充の有無によって増減がございます。平成25年度につきましては、構成市町に帰任した職員が5人、新たに派遣された職員5人と同数ではございますけれども、新たに派遣された職員の給料号給が帰任した職員よりも低い者が多いと、若いということから今回減額が発生したものでございます。なお、前年度から引き続いて勤務している職員については、先ほど説明いたしました給与特例措置以外に給料は減額となっておりません。
次に、職員手当の増減でございますけれども、19ページの(2)、給料及び職員手当の増減額の明細をごらんいただきたいと思います。まず、給与特例措置に伴いまして、地域手当が20万円減額されております。1人当たりの減額平均は、減額平均だけでよろしいでしょうか。久喜宮代清掃センターで520円、菖蒲清掃センターで597円、八甫清掃センターで499円、久喜宮代清掃センターの現業職員の減額が558円、菖蒲のほうが現業職員で543円となってございます。そのほかに、増減として318万円の減額となっておりますけれども、先ほど言いましたように、派遣職員の異動、こういったことから増減が生じたものでございます。また、前年度から引き続き在職している職員につきましても、扶養親族の増減とか転居により住居手当の変更、そういったものにも変更が生じておりますことから、その他の増減で調整させていただいております。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けします。
〇3番(木村奉憲君) (再質疑なし)
〇議長(小河原 正君) 以上で木村議員の質疑を打ち切ります。
次に、猪股議員、お願いします。
〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 補正予算の質疑です。
11ページ、各センターの再商品化合理化拠出金、ペットボトル有償入札拠出金の補正による増減額、その内訳、積算を示してほしいという質疑であります。
2つ目のは、前者でわかりましたので、言いません。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
金井課長補佐。
〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) それでは、ご答弁申し上げます。
まず、再商品化合理化拠出金の増加要因でございますけれども、日本容器包装リサイクル協会から配分されます拠出金の額が確定したことから、増額の補正を行うものでございます。
続きまして、ペットボトル有償入札拠出金でございます。こちらにつきましては、本年度から日本容器包装リサイクル協会では、再商品化事業者を対象に実施している入札が上期と下期の2回となりました。そのようなことから、上期の場合ですと、高額での入札が、チャンスが2回あるということで、最初に高い札を入れなかったということで、高額での入札が差し控えられたことや、現在実施しているペットボトル収集方法が入札業者から敬遠されている状況から、上半期の拠出金の配分先がないということで減額を行うものでございますけれども、申しわけございません、資料の後ろに、19ページから21ページまで資料のほうをつけさせていただきましたので、そちらのほうをごらんいただきたいと思います。
簡単ですが、以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
〇9番(猪股和雄君) (再質疑なし)
〇議長(小河原 正君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして、議案第15号に対する質疑を打ち切ります。
◇
◎討論・採決
〇議長(小河原 正君) 日程第3、これより討論・採決を行います。
議案第14号について、討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けします。
木村議員。
〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算について反対討論をします。
平成24年度決算は、歳入総額33億4,297万7,000円、歳出総額31億7,505万7,000円、実質収支額は1億6,793万円となりました。合併による新久喜市から、環境負荷の低減や資源循環型社会を目指し努力している姿は評価できます。ごみ分別統一、プラスチック及び布類などの分別回収など、改善、充実されてきました。
しかし、平成24年4月から、多くの市民の反対の中で家庭ごみの指定袋が導入され、本来公的なごみ収集が市民への負担増となりました。この間、相変わらず、正規職員、現業職員を減らし、民間委託の中で世代交代もなく市民への丁寧な対応やサービスにも影響しています。この見直し、改善なしでは、今後の長期的な市民の要望や意見を吸い上げ、衛生組合行政のさまざまな成果につながっていかないことを指摘し、反対討論とします。
〇議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 賛成討論なしと認めます。
討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第14号 平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
〇議長(小河原 正君) 挙手多数であります。
よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
次に、議案第15号についての討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けします。
木村議員。
〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)について反対討論をします。
本案には、一般職職員等の給与の臨時特例に関する条例及び一般現業職員の給与の臨時特例に関する措置による減額が総額677万5,000円、1人平均でも1万8,000円以上に及ぶ影響が出ております。これでは、不況の中、何とか生活を支え、市民の要望に応えながら働いている職員の基本的な保障にはなりません。
よって、本案には反対します。
〇議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第15号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
〇議長(小河原 正君) 挙手多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
◇
◎議長挨拶
〇議長(小河原 正君) 以上をもちまして、本会議に付されました案件は全て終了いたしました。
本日は、提出議案に対する慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。
◇
◎管理者挨拶
〇議長(小河原 正君) それでは、管理者の挨拶をお願いいたします。
管理者。
〔管理者 田中暄二君登壇〕
〇管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会第4回定例会にご提案をいたしました議案第14号から議案第15号までの2議案につきまして、議員の皆様には、慎重ご審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。質疑、質問の中で賜りましたご意見等につきましては、今後の組合運営に反映させてまいりたいと考えております。
今後とも、議員の皆様方のご理解、ご協力をお願い申し上げ、御礼のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
◇
◎閉会の宣告
〇議長(小河原 正君) これをもちまして、平成25年久喜宮代衛生組合議会第4回定例会を閉議、閉会といたします。
閉会 午後 零時24分