〇 招 集 告 示
久宮衛告示第21号
平成25年久喜宮代衛生組合議会第4回定例会を次により招集する。
平成25年11月6日
久喜宮代衛生組合管理者 田 中 暄 二
記
1 期 日 平成25年11月13日
2 場 所 久喜宮代衛生組合大会議室
〇 応 招 ・ 不 応 招 議 員
応招議員(14名)
1番 園 部 茂 雄 君 2番 梅 田 修 一 君
3番 木 村 奉 憲 君 4番 山 下 秋 夫 君
5番 戸 ヶ 崎 博 君 6番 関 弘 秀 君
7番 大 鹿 良 夫 君 8番 盛 永 圭 子 君
9番 猪 股 和 雄 君 10番 内 田 正 君
11番 飯 山 直 一 君 12番 石 井 眞 一 君
13番 鈴 木 松 蔵 君 14番 小 河 原 正 君
不応招議員(なし)
平成25年久喜宮代衛生組合議会第4回定例会 第1日
平成25年11月13日(水曜日)
議 事 日 程 (第1号)
1 開 会
2 開 議
3 議事日程の報告
4 会議録署名議員の指名
5 会期の決定
6 管理者提出議案の上程(議案第14号〜議案第15号)
7 提案理由の説明
8 組合に対する質問
9 次会の日程報告
10 散 会
午前9時開会
出席議員(14名)
1番 園 部 茂 雄 君 2番 梅 田 修 一 君
3番 木 村 奉 憲 君 4番 山 下 秋 夫 君
5番 戸 ヶ 崎 博 君 6番 関 弘 秀 君
7番 大 鹿 良 夫 君 8番 盛 永 圭 子 君
9番 猪 股 和 雄 君 10番 内 田 正 君
11番 飯 山 直 一 君 12番 石 井 眞 一 君
13番 鈴 木 松 蔵 君 14番 小 河 原 正 君
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により出席した人
管 理 者 田 中 暄 二 君
副管理者 榎 本 和 男 君
代 表 佐 藤 晟 君
監査委員
会 計 橋 本 勉 君
管 理 者
参 与 飛 守 君
参 与 清 水 雅 之 君
参 与 中 島 千 春 君
参 与 室 田 慶 一 君
事務局長 若 山 忠 司 君
総務課長 高 橋 暁 尋 君
業務課長 真 田 稔 君
業 務 蓮 見 実 君
2 課 長
業 務 藤 井 智 君
3 課 長
総務課長 金 井 誠 君
補 佐
業務課長 内 田 久 則 君
補 佐
業 務 3 大 久 保 達 也 君
課長補佐
本会議に出席した事務局職員
庶務係長 籾 山 光 明
書 記 長 田 充 泰
書 記 海 老 原 剛 章
◎開会の宣告 (午前 9時00分)
〇議長(小河原 正君) ただいまの出席議員は14名でございます。
定足数に達しておりますので、これより平成25年久喜宮代衛生組合議会第4回定例会を開会いたします。
◇
◎開議の宣告
〇議長(小河原 正君) それでは、本日の会議を開きます。
◇
◎議事日程の報告
〇議長(小河原 正君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。
◇
◎会議録署名議員の指名
〇議長(小河原 正君) 日程第4、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第93条の規定により、議長において
10番 内 田 正 議員
11番 飯 山 直 一 議員
を指名いたします。
◇
◎会期の決定
〇議長(小河原 正君) 日程第5、会期の決定を議題といたします。
議会運営委員長の報告を求めます。
猪股議会運営委員長。
〔議会運営委員長 猪股和雄君登壇〕
〇議会運営委員長(猪股和雄君) おはようございます。第4回定例会について、11月6日、午前9時から会議室で議会運営委員会を開催いたしました。その結果の概要を報告いたします。
本定例会に提出される議案は、管理者提出議案が2件、一般質問は4人が予定しております。したがいまして、会期日程につきましては、本日、11月13日から11月27日まで15日間ということで決定をいたしました。
それから、議案質疑の締め切り日をどうするかについても協議いたしまして、11月19日、火曜日の午前9時までとすることで決定をいたしました。
以上です。
〇議長(小河原 正君) お諮りいたします。
今定例会の会期は、委員長の報告のとおり、本日11月13日から11月27日までの15日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) ご異議なしと認めます。
よって、そのように決定いたしました。
なお、今定例会の議案質疑書の締め切り日につきましては、先ほど委員長から報告がありましたとおり、11月19日、火曜日の午前9時までとすることで決定いたしました。
◇
◎管理者報告・挨拶
〇議長(小河原 正君) 次に、田中管理者から皆様に報告したい事項があるとの申し出がありましたので、許可いたします。
管理者、お願いいたします。
〔管理者 田中暄二君登壇〕
〇管理者(田中暄二君) おはようございます。
本日、久喜宮代衛生組合議会第4回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様にはご健勝にてご参集を賜り、ご審議いただきますことを厚く御礼申し上げます。
さて、皆様も既にご案内のとおり、去る10月6日に宮代町長選挙が実施され、榎本新町長が当選されております。これに伴いまして、10月21日に当衛生組合規約第8条第2項の規定による管理者及び副管理者決定のための協議を行いました。その結果、管理者には、引き続き久喜市長である私田中が、副管理者には榎本宮代町長が就任することになりましたので、ご報告を申し上げます。
さて、平成24年度から廃棄物減量等審議会の答申を踏まえまして、燃やせるごみと燃やせないごみの指定袋を久喜宮代管内全域に導入した結果、久喜宮代清掃センターにおいて、燃やせるごみについては導入前の平成23年度と比較いたしまして1,055トン、率にいたしまして7.0%、また燃やせないごみについては326トン、率にいたしまして26.8%の減量につながったという結果が出ております。
先月10月に、埼玉県環境部資源循環推進課から平成23年度における埼玉県内の一般廃棄物事業の概況報告が送付されてまいりました。その内容の一部をここで報告させていただきます。
まず、生活系と事業系ごみ、それに集団回収量を加算した量を総人口で除した埼玉県民1人1日当たりの排出量でございますけれども、928グラムでございました。また、リサイクル率は24.8%でございました。久喜宮代衛生組合で申し上げますと、久喜市が887グラム、リサイクル率30.9%、県内63の市町村がございますが、そのうち13番目、13位、宮代町が885グラム、リサイクル率につきましては38.1%でございまして、市町村中2位でございました。一見、埼玉県内でも上位に位置しているように思われますが、分析をいたしますと、集団回収を除きます生活系だけの排出量を比較してみますと、埼玉県平均が646グラムに対しまして、久喜市が53番目で697グラム、宮代町におきましては56番目で、56位で708グラムとなっておりまして、県平均を上回っている状況にございました。
平成24年度からの指定袋導入によりまして、若干減少するとは思いますが、いずれにいたしましても、この現状を住民の皆様にお知らせを申し上げ、排出抑制につきましては今後とも協力をお願いしてまいりたいと存じます。また、行政として何ができるのか、どのような手法が減量に効果があるのかについても、今後も検討してまいりたいと考えておりますので、委員の皆様におかれましても、今後ともよろしくご鞭撻のほどお願い申し上げる次第でございます。
以上でございます。
◇
◎副管理者挨拶
〇議長(小河原 正君) それでは、久喜宮代衛生組合副管理者へ就任いたしました榎本副管理者からご挨拶をお願いいたします。
〔副管理者 榎本和男君登壇〕
〇副管理者(榎本和男君) 改めまして、おはようございます。副管理者に就任いたしました宮代町長の榎本和男でございます。
ここ久喜宮代衛生組合におきまして、平成4年3月に衛生組合議員として就任して以来、平成22年3月までの間、14年と7カ月お世話になった経緯がございます。この10月からは、新たに執行部の副管理者として、田中管理者を補佐し、さらなる清掃行政の発展に向け尽力してまいる所存でございます。
議員の皆様におかれましては、久喜宮代衛生組合が今後展開してまいります施策につきまして、一層のご指導並びにご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
簡単ではございますが、就任の挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) ありがとうございました。
◇
◎管理者提出議案の上程
〇議長(小河原 正君) 日程第6、管理者提出議案の上程ですが、議案第14号から議案第15号を一括上程し、議題といたします。
◇
◎提案理由の説明
〇議長(小河原 正君) 日程第7、管理者より提案理由の説明を求めます。
管理者、お願いします。
〔管理者 田中暄二君登壇〕
〇管理者(田中暄二君) それでは、本定例会にご提案申し上げております議案の説明を申し上げます。
本日、本定例会に提案いたします議案は2議案でございます。初めに、議案第14号 平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についてでございます。地方自治法第233条第3項の規定により、平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算を別冊のとおり監査委員の意見をつけて認定に付するということで調製をいたしております。
決算書の1ページでございます。まず、歳入でございます。予算現額32億8,573万6,000円、調定額33億4,309万8,745円、収入済額33億4,297万7,420円、不納欠損額7,900円、収入未済額11万3,425円でございます。
次に、歳出でございます。2ページをお開きいただきたいと存じます。予算現額は、歳入と同額の32億8,573万6,000円でございます。支出済額が31億7,504万6,841円となってございます。翌年度繰越額はございません。不用額が1億1,068万9,159円でございます。
次に、議案第15号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)についてでございます。別冊で調製してございますので、補正予算1ページをお開きいただきたいと存じます。第1条でございます。歳入歳出予算の補正ということで、それぞれ3,419万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ37億4,780万3,000円に改めたいという内容などでございます。
以上が本定例会に上程いたします議案2件でございます。
なお、詳細につきましては事務局長をして補足説明をいたさせますので、慎重ご審議の上、速やかにご議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 次に、議案第14号から議案第15号までの補足説明を求めます。
事務局長、お願いします。
〔事務局長 若山忠司君登壇〕
〇事務局長(若山忠司君) おはようございます。それでは、補足説明をさせていただきます。
議案第14号 平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についての補足説明を申し上げます。お手元の決算書に従いましてご説明を申し上げます。
初めに、4ページをお開きいただきたいと存じます。財産に関する調書でございます。まず、土地(地積)につきましては、ごみ処理施設用地、し尿処理施設用地及びその他は、前年度との増減はございません。また、建物につきましては、本庁舎を初めごみ処理施設、し尿処理施設、その他につきましても増減はございません。
次に、5ページの物品の関係でございます。平成24年度中の車両につきましては、菖蒲清掃センターで乗用車を1台新規購入し、1台を廃車しておりますが、全体では37台で、前年度との増減はございません。
続きまして、事項別明細書に従いご説明を申し上げます。歳入歳出決算書の8ページ、9ページをお開きいただきたいと存じます。第1款分担金及び負担金でございます。予算現額、調定額、収入済額、いずれも26億9,142万7,000円でございます。内訳といたしましては、組合規約第13条の規定に基づく負担金で、久喜宮代清掃センターの久喜市負担金が10億2,242万2,000円、宮代町負担金が4億9,488万円でございます。また、菖蒲清掃センターの久喜市負担金が2億6,107万7,000円と八甫清掃センターの久喜市負担金が9億1,304万8,000円でございます。
次に、2款使用料及び手数料でございます。予算現額1億3,055万4,000円、調定額1億4,905万2,884円、収入済額1億4,893万1,559円でございます。総務使用料につきましては、各清掃センターの自動販売機に係る使用料及び電柱占有料でございます。なお、収入未済額は塵芥処理手数料の現年度分と滞納繰り越し分、し尿処理手数料の現年度分と滞納繰り越し分を合わせまして11万3,425円でございます。
次に、決算書の10ページ、11ページをお開きいただきたいと存じます。第3款財産収入でございます。予算現額6,783万1,000円、調定額、収入済額とも7,806万6,208円でございます。これは、備考欄にございますように、久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センター、八甫清掃センターにおける資源回収に伴う有価物及びごみの処理過程から発生した有価物の売り払い代金でございます。内訳につきましては、主要な施策の成果に関する調書の17ページから19ページにかけて記載してございます。
次に、第4款繰越金でございます。予算現額が3億14万8,000円、調定額、収入済額ともに3億14万8,721円でございます。
次に、第5款諸収入でございます。予算現額が577万6,000円、調定額、収入済額ともに3,440万3,932円でございます。預金利子といたしまして、13万9,241円でございます。雑入といたしまして、収入済額が3,426万4,691円となっております。
決算書の12ページ、13ページをお開きいただきたいと存じます。内訳の主なものといたしましては、上から3行目のペットボトル有償入札拠出金1,586万1,559円等でございます。
次に、6款組合債でございます。予算現額、調定額、収入済額ともに9,000万円でございます。これは備考欄にございますように、菖蒲清掃センターにおけるごみ処理施設機器改修整備事業債4,000万円と八甫清掃センターにおけるごみ処理施設機器改修整備事業債5,000万円でございます。主要な施策の成果に関する調書の20ページに記載してございますとおり、借入先は株式会社栃木銀行で、利子は0.225%でございます。
以上が歳入の概要でございます。
続きまして、歳出でございます。決算書の14ページ、15ページをお開きいただきたいと存じます。まず、第1款の議会費でございます。予算現額224万5,000円、支出済額217万1,087円で、執行率が96.7%でございます。これは、議員報酬や会議録の調製、また視察研修等の議会運営費でございます。この議会運営費につきましては、主要な施策の成果に関する調書の21ページに記載してございます。
視察研修につきましては、平成24年7月9日、10日の両日、埼玉県寄居町のオリックス資源循環株式会社彩の国資源循環工場におきまして再資源化施設を、また群馬県草津町、株式会社ウィズウェイストジャパン新草津ウェイストパークにおきまして最終処分場の視察研修を実施したものでございます。
次に、第2款総務費でございます。衛生組合の総務に関する事業全般にわたる共通経費を執行しております。予算現額3億190万6,000円、支出済額2億9,412万9,394円で、執行率が97.4%でございます。
まず、1目の一般管理費でございます。予算現額2億8,481万6,000円、支出済額2億7,927万2,429円となっておりまして、執行率が98.1%でございます。内容につきましては、職員の給与費等人件費のほか、14ページから22ページにございますように、衛生組合全般にわたる事務諸経費を主なものといたしまして、備考欄に記載しております事業を執行しております。なお、平成24年度の主な事業といたしましては、14ページの1節報酬で、廃棄物減量等推進審議会を延べ7回開催いたしました審議会委員の報酬といたしまして75万6,000円を執行いたしました。
次に、18ページから19ページにかけての報償費でございますが、備考欄にもございますように、各地区においてごみの減量化に取り組んでいただいている廃棄物減量等推進員への謝礼として、合計で775万5,000円を支出しております。
次に、20ページ、21ページをお開きいただきたいと存じます。13節委託料の備考欄の上から5行目の例規集データベース維持管理業務といたしまして134万4,000円を執行してございます。
次に、14節使用料及び賃借料の備考欄の上から2行目の財務会計システム電算機賃借料といたしまして122万940円を執行しております。
次に、22ページ、23ページをお願いいたします。19節負担金、補助及び交付金の備考欄の上から2行目にございますように、職員の退職手当負担金として市町村総合事務組合負担金711万4,344円を支出してございます。
次に、2目財産管理費でございます。予算現額1,694万円、支出済額1,470万6,965円となってございます。執行率は86.8%でございます。
24ページ、25ページをお開きいただきたいと存じます。主な支出といたしましては、13節委託料の上から3行目、庁舎管理業務236万5,650円で、久喜宮代清掃センター管理棟及び施設棟の清掃に関する業務委託などでございます。
次に、26ページ、27ページをお願いいたします。18節備品購入費の上から8行目、普通自動車の購入で102万4,695円を支出したものでございます。これは、走行中に追突をされ乗車不能となり、公務に支障を来すため急遽購入したもので、予備費から86万1,000円を充当させていただいたものでございます。
3目公平委員会費でございます。予算現額、支出済額ともに8万5,000円でございます。委員報酬でございます。
次に、第2項の監査委員費でございます。予算現額、支出済額ともに6万5,000円でございます。同じく委員報酬でございます。
次に、第3款衛生費でございます。現業部門における職員の人件費及び塵芥処理費、し尿処理費の関係経費を執行しております。予算現額が26億6,219万2,000円、支出済額が25億7,849万4,070円、執行率が96.9%でございます。
まず、1目の清掃総務費でございます。予算現額3億6,893万円、支出済額が3億5,405万4,760円となっておりまして、執行率が96.0%でございます。主な事業内容といたしましては、久喜宮代清掃センターにおける現業職員の給与費等人件費のほか、清掃関係の事務管理関係費の支出となっておりまして、主なものといたしましては、28ページ、29ページをお開きいただきたいと思います。11節需用費の光熱水費で、久喜宮代清掃センターの7,331万3,452円、30ページ、31ページをお願いいたします。菖蒲清掃センターの2,619万5,667円、八甫清掃センターの6,547万4,415円でございます。なお、光熱水費の内訳につきましては、主要な施策の成果に関する調書の25ページから27ページをごらんいただきたいと存じます。
19節負担金、補助及び交付金でございます。32ページ、33ページをお開きいただきたいと思います。久喜宮代清掃センターにおきましては、主なものといたしまして、1行目の退職者に対しまして、翌年度負担をいたします市町村総合事務組合特別負担金554万834円、それから5行目の業務用生ごみ処理機補助金250万円、6行目の資源集団回収事業報償金530万449円を支出してございます。菖蒲清掃センターにおきましては、資源集団回収事業報償金142万9,120円など、八甫清掃センターにおきましては、資源集団回収事業報償金1,012万6,403円などをそれぞれ支出してございます。
2目塵芥処理費でございます。予算現額20億7,917万9,000円、支出済額20億1,712万6,861円、執行率が97.0%となっております。ここでは、資源、ごみ全般にわたります収集経費、処理施設関係の運営経費及び維持補修費のほか、最終処分に要した経費などを執行しています。
その主な事業内容でございますが、34ページ、35ページをお開きいただきたいと思います。2段目、13節委託料の備考欄の中ほどやや下にございます久喜宮代清掃センターにおけるごみ処理施設(1・2号炉)運転管理業務1億962万円、下から5行目の資源リサイクル回収業務1億3,524万円等を執行しております。
36ページ、37ページをお開きいただきたいと思います。下から9行目、菖蒲清掃センターにおけるごみ処理施設及び粗大ごみ処理施設運転管理業務5,239万5,000円、同じく下から7行目、塵芥収集及び資源回収業務7,519万500円等を執行しております。
38ページ、39ページをお願いいたします。上から9行目、八甫清掃センターにおけるごみ処理施設運転管理業務1億9,596万7,800円、同じく中段にございます燃やせるごみ収集業務1億2,918万1,500円等を執行しております。
15節工事請負費といたしましては、久喜宮代清掃センターの粗大ごみ処理施設機器修繕工事2,625万円、40ページ、41ページをお開きいただきたいと思います。1行目の同じく久喜宮代清掃センターのごみ焼却施設機器修繕工事9,731万4,000円、菖蒲清掃センターのごみ処理施設機器修繕工事6,856万5,000円、八甫清掃センターのごみ焼却施設機器修繕工事1億6,548万円等を執行しております。
次に、3目し尿処理費でございます。予算現額2億1,408万3,000円、支出済額が2億731万2,449円、執行率は96.8%となっております。ここでは、し尿の収集運搬、処理施設関係の運営管理費、維持補修費のほか最終処分に要する経費を支出してございます。
13節委託料では、久喜宮代清掃センターにおきましては、備考欄の上から4行目のし尿及び浄化槽汚泥最終処分業務(堆肥化)といたしまして1,762万6,728円を支出してございます。これは、汚泥を長野県のクリーンユーキ株式会社に委託し、堆肥化を実施しております。また、八甫清掃センターにおきましては、し尿処理施設運転管理業務といたしまして9,954万円を支出しております。
42ページ、43ページをお開きいただきたいと思います。15節工事請負費といたしましては、し尿処理施設修繕工事といたしまして2,730万円などを執行しております。
次に、第4款公債費でございます。予算現額3億25万4,000円、支出済額は3億25万2,290円、執行率が99.9%でございます。久喜宮代清掃センターにおきましては、生ごみ堆肥化処理施設建設事業、焼却炉排ガス高度処理設備2号炉ほか大規模改修工事事業等、また菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターにおきましては、ごみ処理施設機器改修整備事業等の償還元金及び償還利子でございます。内訳につきましては、主要な施策の成果に関する調書の49ページ、50ページに記載してございます。
最後に、第5款の予備費でございます。2款総務費、1項総務管理費、2目財産管理費、18節備品購入費へ86万1,000円を充当しております。
以上が議案第14号 平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定につきましての補足説明でございます。
続きまして、議案第15号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)につきましてご説明を申し上げます。別冊の補正予算書をごらんいただきたいと存じます。
1ページをお願いいたします。第1条でございます。歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,419万7,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ37億4,780万3,000円とするものでございます。
第2条でございます。継続費の補正でございまして、3ページをお願いいたします。第2表、継続費の変更でございます。3款衛生費、1項清掃費、八甫清掃センターのごみ焼却施設基幹的設備改良事業で当初、総額11億5,887万6,000円、平成25年度5億6,556万9,000円、平成26年度5億9,330万7,000円としたものを、総額10億9,105万6,000円、平成25年度5億3,218万7,000円、平成26年度5億5,886万9,000円に変更するものでございます。
第3条でございます。債務負担行為の補正でございまして、4ページ、5ページをお開きいただきたいと思います。第3表、債務負担行為補正の追加でございます。新年度における契約事務の効率化のため設定させていただくものでございます。久喜宮代清掃センターにつきましては、表の下から7行目の資源(リサイクル)回収業務の限度額を1億6,610万4,000円と定めさせていただくもののほか25件でございます。菖蒲清掃センターにつきましては、5ページの上から4行目にございます塵芥収集及び資源回収業務の限度額を7,800万円と定めさせていただくもののほか12件でございます。八甫清掃センターにつきましては、表の中ほどやや下にございます燃やせるごみ収集業務の限度額を1億3,489万9,000円と定めさせていただくもののほか16件でございます。
第4条でございます。地方債の補正でございます。6ページをお願いいたします。第4表、地方債補正の変更でございます。八甫清掃センターのごみ焼却施設基幹的設備改良事業の起債の限度額の変更で、3億4,990万円を3億2,050万円に変更するものでございます。
8ページ、9ページをお開きいただきたいと思います。事項別明細書でございます。歳入でございます。まず、1款分担金及び負担金、1項負担金、1目の組合負担金でございます。1億1,353万7,000円を減額いたします。これは、前年度決算により繰越金が確定し財源が増加いたしましたことから、負担金の減額補正をするものでございます。構成市町及び清掃センター別の減額する負担金は、説明欄に記載してあるとおりでございます。
次に、5款繰越金、1項繰越金、1目繰越金でございます。これは、平成24年度決算により繰越金が確定したことにより1億1,793万円を増額するものでございます。
次に、6款諸収入、2項雑入、1目雑入でございます。これは、容器包装再商品化合理化拠出金の確定に伴い、それぞれ増額するものでございます。また、ペットボトル有償入札拠出金の落札価格の公表によりそれぞれ減額するもので、合計いたしまして919万円を減額するものでございます。
次に、7款組合債、1項組合債、1目衛生債でございます。八甫清掃センターのごみ焼却施設基幹的設備改良事業債で、工事費の確定に伴い事業債の変更をするもので、2,940万円減額するものでございます。
続きまして、歳出でございます。14ページ、15ページをお開きいただきたいと思います。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、1節報酬6,000円の増額でございます。これにつきましては、副管理者交代によります月割り支給の不足による増額でございます。
2節給料933万3,000円の減額、3節職員手当等346万3,000円の減額、4節共済費430万4,000円の減額につきましては、職員の人事異動によるものでございます。
2目財産管理費、11節需用費39万8,000円の増額でございます。修繕料につきましては、久喜宮代清掃センター事務所入り口ひさしの修繕が緊急に生じたため78万円を支出しており、12月から3月までの期間内で不慮の修繕に対応するため過去の実績等を考慮し計上させていただきました。
13節委託料50万円の増額につきましては、久喜宮代清掃センター地内の特に高木における樹木剪定の業務委託を実施するための補正でございます。
16ページ、17ページをお開きいただきたいと思います。3款衛生費、1項清掃費、1目清掃総務費、2節給料の189万3,000円の減額、3節職員手当等8万3,000円の増額につきましては、支給要件の変動等によるものでございます。
4節共済費137万1,000円の減額につきましては、当初見込んだ額を下回ることにより補正をするものでございます。
11節需用費1,856万2,000円の増額につきましては、光熱費の特に電気料の価格の変動によるものでございます。
2目塵芥処理費、13節委託料115万円、15節工事請負費3,223万2,000円につきましては、八甫清掃センターにおけるごみ焼却施設基幹的設備改良工事に係る施工監理業務、改良工事費の確定に伴いそれぞれ減額補正をするものでございます。
以上が議案第15号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)の補足説明でございます。
以上をもちまして、本定例会に提案いたします議案の補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
〇議長(小河原 正君) 以上で補足説明を終わります。
ここで、監査委員より平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算の審査についての報告を求めます。
佐藤代表監査委員、お願いいたします。
〔代表監査委員 佐藤 晟君登壇〕
〇代表監査委員(佐藤 晟君) おはようございます。ご指名いただきました代表監査委員の佐藤でございます。よろしくお願いします。
平成25年10月8日、久喜宮代衛生組合会議室におきまして、地方自治法第233条第2項の規定に基づき審査に付されました平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計決算にかかわる審査を執行いたしました。
初めに、審査の対象といたしましては、平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算、次に平成24年度実質収支に関する調書及び平成24年度財産に関する調書でございます。
次に、審査の方法といたしましては、平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算書及び法令で定める書類等に基づきまして、その計数の正否や予算執行状況の適否について審査を執行いたしました。その結果、審査に付された久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算書及び法令で定める書類は、いずれも法令に準拠し調製されており、計数も、関係諸帳簿と照合した結果、正確であり、予算執行は適正になされているものと認められたことをご報告いたします。
詳細につきましては、お手元に配付してあります決算審査意見書のとおりでございますが、12ページの最後の部分を読ませていただきます。最後に、組合を構成する久喜市及び宮代町では、急激な少子高齢化社会の進行や生活保護世帯の増加等、現在以上に厳しい財政状況が続くと見込まれます。市や町からの負担金の減額が避けられない中、最少の経費で最大の効果を上げるべく、組合がこれまで実施してきた適切な施設整備及び運営、安全で効率的なごみ処理行政を、今後も続けていくために、前例にとらわれることなく知恵を絞っていただきたい。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) どうもありがとうございました。
◇
◎組合に対する質問
〇議長(小河原 正君) 日程第8、組合に対する質問をお受けいたします。
通告順にお受けいたします。
初めに、猪股議員、お願いいたします。
〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 一般質問を行います。通告してありますので、その順番に行ってまいります。
まず、最初に久喜宮代清掃センターの焼却施設の建てかえについて、住民との話し合いの進捗状況を明らかにしていただきたい。
前議会後、周辺住民との協議の経過、どのようになっているのかを説明をしてください。
(2)ですけれども、現在地での26年度までの住民同意、さらに用地確保が必要になっているわけであります。ごみ処理基本計画の年次計画では、26年度中に住民同意と用地確保、さらには設置計画、設置の計画が終了する。そうしないと、最終的な建てかえには間に合わないということになるわけですけれども、その見通しを明らかにしてください。
(3)としまして、今申し上げましたように、26年度中に地域計画、施設基本計画を策定をして、26年度中から生活環境影響調査、基本設計、施設計画決定、開発許可に着手する予定になっています。それらのスケジュールを明らかにしてください。
地域計画や施設基本計画を26年度中に策定する前提で逆算しますと、審議会等どのようなスケジュールになっているのかも明らかにしてください。
(4)ですけれども、現在までの状況から判断して、計画どおりの進行が果たして可能になるのかどうか、大変危惧をされています。議会に対して、根拠を示した上で説明をしていただきたいと思います。
(5)ですけれども、場合によっては本当に予定どおり進まないということも考えられるわけで、場合によっては既定方針の変更も検討しなければいけない状況になってくるのではないでしょうか。そういう意味でタイムリミットが迫っていると考えますけれども、いかがかお伺いをいたします。
最後に、これ田中市長と書いてありますが、管理者ですね、来年久喜の市長選が行われます。そこの市長選、既に立候補することを表明されているわけですけれども、この焼却炉の施設の新設、建てかえ問題をどのように訴えていこうとされているのか。きちっと予定どおりに行っていく、そして平成30年度中には完成をさせる。この期間は、まさに田中管理者、市長の次期の任期と重なっているわけであります。その意味では、次期任期における田中管理者、市長の最大の事業ともなると考えますけれども、見解をお伺いいたします。
大きな2つ目です。家庭系廃棄物の収集回数のあり方の検討経過と方向性を市民に明らかにしていただきたい。
まず、(1)としまして、現在、減量等審議会に「収集回数のあり方について」が諮問をされています。その結論を得たら、27年の4月から収集回数を実施をするということが言われているわけですけれども、ということは27年の4月から収集回数を全体として減らしていく。地域によって減るところ、減らないところあるのですけれども、全体として、特に久喜宮代センターにおいては減らしていくということを考えていらっしゃるのかどうかお願いをいたします。
それから、当局でもこれまで検討しているはずなのです。全くの白紙で審議会に協議をしてもらうということではないと思いますので、当局における検討経過、それから今後の審議会のスケジュールを明らかにしてください。
(2)としまして、当審議会の会議録を見させていただきますと、家庭系廃棄物も自己処理、自己責任が原則だというような発言もありますし、そういう路線で進められていると見受けられます。その一方では、このごみ処理基本計画では収集サービスの向上ということがうたわれているわけです。その兼ね合いはどういうふうになるのか、大変疑問に思っております。審議会答申が出れば、市民の了解を得られたと考えて、これは条例改正が必要ないので、そのまま収集回数の減を実施をしていくという考えなのかどうか明らかにしてください。
(3)としまして、当局の検討経過、審議会の審議経過を含め、議会や市民に丁寧に説明をしていく必要があると考えますけれども、いかがでしょうか。
(4)としまして、地域によって、ごみ処理の取り組みに違いがあります。例えば、資源集団回収が活発な地域とそうでない地域、それから容器包装プラスチックだけを回収している、回収を実施した地域と、以前から久喜宮代センター地区ではプラスチック全般を分別している。そうした背景の違いがあるわけなので、それらを早急に統一することは困難であると考えます。であれば、そうした背景によってごみの収集回数の違いも規定されてきているわけですから、簡単に統一するわけにはいかないと思うのです。
審議会では、こういう発言もありましたですね。瓶等の店頭回収を進めれば行政の回収は必要なくなるのだというような発言もあったようです。こうしたものも一朝一夕にはいきません。こうした現実を考慮して検討を進めていかなければなりませんけれども、見解をお伺いをいたします。
大きな3つ目です。紙おむつの回収についてです。大和市と藤沢市を視察してきましたけれども、燃やせるごみ有料になっていますけれども、紙おむつ、もう一つは枝葉ですけれども、これらは有料の対象外となっていました。私も聞いてなるほどというふうに思ったのですけれども、久喜宮代衛生組合の場合には、これらは今指定袋に入れることになっています。しかし、有料にしたから、あるいは指定袋に入れなければならないからといって、紙おむつを減らせるものではないわけです。減量というのは事実上困難だろうと思います。むしろ高齢化社会における福祉政策として考えるならば、指定袋による収集から除外をして無料とすることが必要なのではないかと思っていますけれども、いかがでしょうか。お伺いをいたします。
以上です。
〇議長(小河原 正君) ここで暫時休憩いたします。
休憩 午前 9時50分
再開 午前10時00分
〇議長(小河原 正君) 再開いたします。
それでは、猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
高橋課長。
〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
〇総務課長(高橋暁尋君) おはようございます。私のほうからは、大項目1の久喜宮代清掃センターの焼却施設の建てかえに関するご質問の(1)と(2)につきましてご答弁申し上げます。
初めに、(1)の周辺住民との協議の経過でございますが、現在地及び隣接地に新設炉を建設することに反対の申し入れがありました沖の山地区久喜宮代衛生組合連絡協議会につきましては、前議会後4回会長宅のほうに伺いまして、地元との協議をお願いしておりますが、昨年度に引き続き今年度の総会においても新設炉建設反対を決議しており、建設に反対することが地元総意であるとして、協議に応じていただけない状況にございます。
続きまして、(2)の住民同意、用地確保の見通しでございますが、こうした状況にございますことから、平成26年度中の住民同意、用地確保は厳しい見通しではございますが、引き続き新設炉建設にご同意いただけるように努めてまいります、
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 真田課長。
〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) おはようございます。猪股議員のご質問大項目1の(3)から(5)につきまして順次ご答弁申し上げます。
初めに、(3)でございます。久喜宮代清掃センターでは、大規模改修工事を実施いたしました平成18、19年度から、おおむね10年が経過いたします平成31年に、新たなごみ焼却施設を稼働させる計画で、ごみ処理基本計画の中で整備スケジュールを作成しております。ごみ処理基本計画では、平成26年度中に住民同意、用地確保、地域計画、施設基本計画の策定及び生活環境影響調査等の実施といった整備スケジュールが予定されているものでございます。平成26年度中に予定をしております地域計画につきましては、当該地域の廃棄物処理、リサイクルシステムの方向性を示すもので、循環型社会形成推進交付金を受けるために必要な計画となります。施設基本計画につきましては、施設の基本構想として施設を整備する必要性や計画概要などの基本事項を整理したものとなります。計画の策定に当たりましては、焼却炉の処理方式や施設のコンセプトなどを検討するための委員会を設置する必要があると考えております。この委員会では、複数の焼却炉の方式の中から、施設規模、計画ごみ質等を勘案し最適な方法の検討を行い、計画の策定には最低で9カ月程度が見込まれるところでございます。
新設炉の建設に当たりましては、近隣住民の皆様の深いご理解とご協力が必要不可欠であり、十分な合意形成を図る必要があるものと考えており、それらを無視し業務を遂行することは到底できませんので、近隣住民の皆様の同意をいただいた後に順次事業を進めることになります。現在、新設炉建設地周辺の一部の地区から「新設炉を建設することに反対することについて」申し入れ書が提出されてございます。このことから、住民の皆様の同意をいただいた時点で、事業スケジュールがスタートすることになります。
次に、(4)のご質問でございます。先ほどもご答弁申し上げましたが、新設炉建設地周辺の方々の同意を得ることが、現状におきまして難しい状況となってございます。このことから、現状では建設スケジュールに沿った進行は難しいものと考えております。平成26年度中に住民同意が得られなかった場合は、建設スケジュールの全てが翌年度以降にずれ込むことになり、新設炉稼働時期につきましても計画の年度より遅くなるものと考えております。
次に、(5)でございます。平成26年度中に同意が得られない場合は、ごみ処理施設の稼働がおくれることが見込まれますので、国のごみ処理基本計画策定指針にもございますように、市町村は一般廃棄物処理基本計画について、評価を踏まえておおむね5年ごと、または計画策定の前提となっている諸条件に大きな変動があった場合に見直しを行うことが適当であるとのことから、ごみ処理基本計画の見直しは必要であるものと考えてございます。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 管理者。
〔管理者 田中暄二君登壇〕
〇管理者(田中暄二君) それでは、猪股議員のご質問のうち、大項目1の(6)について私からご答弁申し上げます。
私は、久喜市長として当衛生組合の管理者を仰せつかっておりますが、あわせて当組合を構成しております宮代町と協議しながら、当組合の運営に当たっているところでございます。ただいま担当課長から新たな焼却施設についての現状等々答弁申し上げたわけでございますけれども、ごみ処理基本計画に掲載されております建設計画スケジュールからは若干おくれている状況ではございますけれども、この基本計画の中でも、組合として最も重要な事案が新たな焼却施設の建設と、そのように認識をいたしております。このことは、当然当組合を構成いたします久喜市といたしましても、非常に重要な計画であると認識をしております。
しかしながら、当地における新たな焼却施設の建設に当たりましては、近隣住民の皆様からの建設反対の申し入れがございまして、厳しい状況であることも認識をしております。ごみ処理行政は、快適な市民生活にとりまして、一日たりとも停止することが許されないわけでございますので、久喜市、宮代町のごみ処理行政を預かる組合管理者でございます久喜市長としての私といたしましては、組合を構成する宮代町とともに、新炉建設計画の実現に向けて最大限の努力をしてまいる所存でございます。
来年4月の久喜市長選挙後につきましては、ご質問者お説のとおり、どなたが市長になりましても、新炉建設につきましては必ずや解決すべき大きな事業でございます。そこで、既に来春の久喜市長選挙への出馬を表明しております私といたしましては、最重要課題の一つと認識をしておるところでございます。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 高橋課長。
〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
〇総務課長(高橋暁尋君) 大項目2の家庭系廃棄物の収集回数のあり方に関するご質問につきましてご答弁申し上げます。
まず初めに、(1)の収集回数を減らす方針かとのご質問でございますが、このたびの廃棄物減量等推進審議会への諮問につきましては、久喜市の合併に伴います久喜宮代衛生組合の区域拡大後、分別区分についてはおおむね統一されましたが、収集回数においてはリサイクル資源が久喜宮代清掃センターの週1回に対しまして、菖蒲及び八甫清掃センターでは月2回となっておりますことから、費用や住民サービスのバランスに考慮した収集回数のあり方についてご審議をいただくべく行ったものでございます。当初、収集回数の異なるリサイクル資源の統一を考えておりましたが、委員からリサイクル資源以外の収集回数についても検討すべきとのご意見もございましたことから、全ての収集品目を対象に見直しを検討することとしております。
また、このたびの見直しに当たりましては、地域の実情を把握するため、廃棄物減量等推進員656名全員を対象にアンケートを実施しておりまして、現在集計中でございます。アンケートでは、当組合の課題でございますごみ処理経費の削減を図るため、家庭系廃棄物の効率的な収集のあり方について収集回数の見直しを含めた検討を行うこととし、分別区分ごとに収集回数の削減の可否について伺っております。今後、審議会にアンケート結果をお示しして検討していただきますが、収集回数を減らすもの、変わらないもの、場合によってはふやすとの結果に至ることもあろうかと思います。審議会委員には、地域の実情に精通した住民組織の代表の方にも就任していただいておりまして、このたびの収集回数のあり方の審議に当たりましては、収集コストやごみ減量への効果、地域の実情等も踏まえてご検討いただけるものと考えております。
「家庭系廃棄物の収集回数のあり方」に係る審議会のスケジュールでございますが、第1回を本年2月に行いまして、現在4回行っております。第1回は任期満了により委員の委嘱を行っております。新たに委員に加わりました方もいらっしゃいますことから、2回目以降3つの清掃センターの施設の視察を行いながら、組合の概要や収集の現状等の説明を行ったところでございまして、今後実質的な審議に入ってまいります。3回程度の審議を経て、来年4月には答申をいただくべく進めてまいりたいというふうに考えております。収集回数の見直し時期につきましては、平成27年4月を考えてございます。
続きまして、(2)の審議会の答申をそのまま決定していくのかとのご質問でございますが、廃棄物減量等推進審議会は、久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例第7条に基づく諮問機関でございますが、その答申に法的拘束力はございません。また、収集回数は条例に定めるものではございませんことから、答申を踏まえて最終的には管理者が決定させていただくものでございまして、現時点で収集回数を削減するというふうに決まったわけではございませんが、仮に収集回数を削減することになった場合には、収集サービスの低下になるとのご指摘もございますが、効率的な収集が回数削減を必要とするものならば、ごみ処理基本計画に定める収集サービスの向上に反することにはならないものというふうに考えているところでございます。
続きまして、(3)の議会、市民への説明はとのご質問でございますが、議員の皆様への説明につきましては、条例改正を伴うものではございませんことから、全員協議会におきまして説明を行ってまいりたいというふうに考えております。また、市民の皆様への説明につきましては、広報紙、組合ホームページ等を通じて行ってまいりますとともに、住民説明会等を開催するなど広く周知してまいりたいというふうに考えております。
続きまして、(4)の現実を考慮して検討を進めるべきとのご質問でございますが、ご質問者がご指摘のとおり、資源集団回収の取り組みやプラスチック分別への対応など地域によって実情が違っております。また、店頭回収につきましても、実施している店舗に地域の偏りがあり、回収品目についても違いがございます。こうしたことから、先ほども申し上げましたとおり、地域の実情を把握するために、廃棄物減量等推進員を対象としたアンケートを実施したところでございまして、このアンケート結果をもとに次回以降の審議会においてご議論いただくこととしているところでございます。
ご質問者のご指摘のとおり、地域ごとに実情が異なりますことから、統一することが必ずしも合理的でないとの答申が出ることも考えられるところでございます。そうした場合には、現段階では統一はせずに、今後管内でのごみ処理の取り組みに地域格差が解消された時点で統一するというような方針になることも考えられるところでございます。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 真田課長。
〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) 続きまして、大項目3につきましてご答弁申し上げます。
平成24年度の本組合管内の指定ごみ袋の統一により、紙おむつをごみとして出す場合、燃やせるごみの指定袋をお使いいただいているところでございます。ごみ処理の有料化を実施しております自治体において、使用済み紙おむつ対策を実施している市町村につきましては、埼玉県内では現在のところございませんが、全国的に見ますと、神奈川県藤沢市や東京都武蔵野市などでは、紙おむつに限り燃やせるごみ指定袋の使用を免除する方法や、東京都八王子市や調布市などでは行政が作成した紙おむつ専用袋を配布する方法、北海道札幌市や福岡県北九州市などでは燃やせるごみの指定袋を対象世帯に配布する方法など、さまざまな対応がされているようでございます。
紙おむつにつきましては、乳幼児や高齢者等に広く使用されている生活必需品であり、有料化にした場合でも減量することは困難があるものと認識しております。ご質問にもありますとおり、使用済み紙おむつのごみ排出における費用負担軽減対策は、福祉施策として乳幼児や高齢者を構成員とする世帯への生活支援の側面もありますことから、構成市町の福祉担当部署とも協議をしてまいりたいと考えております。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再質問をお受けいたします。
猪股議員。
〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 答弁がものすごくわかりにくいのですよね。実際こういう場合もある、こういう場合もある、ああなったらこういうことも考えられる。行政としての衛生組合、行政を預かっている事務局としての考え方があるはずですから、全く白紙で、審議会のことを言えば、審議会に全て白紙でお願いしているわけではないでしょう。これまで検討してきたから諮問しているわけでしょう。それから、今の紙おむつの問題にしたって、全く白紙でそれぞれの市町の担当部署と協議するわけではないでしょう。行政としての考え方を示してください。
後ろのほうから行きます。紙おむつについてです。確かに久喜宮代衛生組合では有料化とは言っていませんから、有料化している市などと条件が全く同じとは言えないのですけれども、市民から見れば指定袋を使うことを義務づけられている点で、有料化とそんなに認識は変わっていません。私は、指定袋、有料、両方の書き方をしたのだけれども、将来的に有料化した場合の話ではなくて、今現在有料の指定袋を義務づけられているこの段階において、使用済み紙おむつを指定袋に入れないでも済むような方法で徹底をしていただきたいということを聞いているわけで、衛生組合として、これから市町の担当部署、特に福祉担当部署になるのでしょうね、と協議する場合に、そういう方法をとりたいが、どうなのかということでいくのか、それともこんな質問が出たのだけれども、どうですか、そちらの意向どうですかというふうに聞くのか、全然違うでしょう。私は当然、衛生組合事務局、行政担当者として、紙おむつを指定袋に入れない方向で政策決定をしていく、そのことについて福祉担当者の意見を聞く。そういう方向で進めるべきだと思いますけれども、いかがでしょうか、お願いいたします。
それから、2つ目です。2番目の収集回数の問題でお聞きいたします。私の通告の仕方が不十分だったのかわかりにくかったのか、行政、当局としての展望、見解については説明されていないのですよね。審議会でこういうことを知らせてきましたということを言っているだけであって、当局内部ではどのように検討してきたか。まず、アンケートでは回数を削減していくことの可否を問うているということは、当然私は減少させることを考えているのだと思ったのだけれども、減らすもの、変わらないもの、場合によってはふやすものもある。これは、つまり白紙ということですね。そうではないはずです。行政としては、減らしたいのだけれども、どうかという、実質的にはそういう内容で諮問しているはずです。そこのところはちゃんと前提条件として認めましょうよ。
私、断っておきますけれども、減少させること、減らすことは絶対反対ではありません。条件があれば、減らすのもありだと思います。
〔何事か言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 暫時休憩いたします。
休憩 午前10時21分
再開 午前10時22分
〇議長(小河原 正君) 再開いたします。
大丈夫ですか。
〔「はい」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 続けてください。
猪股議員。
〇9番(猪股和雄君) ちょっと重複するかもしれませんが、当局としてどのように検討して、減らす方向で私は諮問したのだというふうに理解しているけれども、その点についてもう一回確認をお願いします。
それから、もちろん地域によっては既に月1回という収集になっている。久喜宮代センターでは毎週1回と。月2回と毎週1回になっていて、そちらを減らすということを考えるべきだと思うけれども、減らすためにはかなりの条件整備が必要になってきます。であれば、私が質問することは一朝一夕にはいかない。必ずしもすぐに統一というわけにはいかないのではないかというふうに書いたのだけれども、そういう条件整備をどのように進めていくのかということをこれから考えていかなくてはいけない、減らすのだとすればですよ。そういうことで理解していいのかどうかお願いします。
いずれにしても、これは27年4月から収集回数の見直しということに、実施するということになっているのだけれども、そんな簡単に統一できることではないと私は思っています。この点について見解をお願いをいたします。
それから、焼却炉の新設についてです。このごみ処理基本計画、年次計画を立てた。これは、単にこの表にただ線を引いてつくっただけではないわけですよね。現在の焼却炉が老朽化していて、極端な言い方をすれば、いつ使えなくなるかわからない。少なくともあと四、五年のうちには建てかえないと、本当にタイムリットになっている。だから、そこから逆算して26年度中に同意が必要、用地確保が必要ということで計画をつくっているはずですよね。ところが、先ほどの答弁で住民の皆さんから協議に応じていただけない。26年度中の同意や用地確保は難しいということを言われている。ただ、同意いただけるよう努めていく、そういう言い方で終わりにするのは、これは余りにも無責任ではないですか。
3点目、4点目、5点目の答弁で、今度は基本計画の見直しも必要になるかもしれないというふうに言われているけれども、そうするとこの基本計画は30年度中に建設工事完了というふうにつくったけれども、実はもっと遅くても大丈夫なのですよ、焼却炉をもっともたせるのですよということを言っているのですか。もしそれがもたせることができるのだったら、それは例えばもう一回大規模改修をするとか、そういうことも考えた上で、前提とした上で答弁されているのでしょうか。そこを言わないで、単に基本計画の見直しをして、さらに延長させるということを言うのは、これも私全く無責任な答弁だと思います。もしそれが可能なのだったら、その条件をちゃんと言ってください。
それから、田中管理者の答弁では、管理者という立場からはそこら辺が精いっぱいのご答弁かなというふうに思いますけれども、それにしても単に最重要課題の一つであるというだけで、現実にそれが進んでいないということをご存じの上でそういうふうに言われるとすれば、重要課題だと言葉の上では言いながら、実際にできるかどうかわからないと言っているのですよね。それでは来年選挙を、改選を迎える市民に対しても、またこの管理者としても、果たして責任を果たせるのかとまで言わざるを得ない。もう一回ご見解をお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
真田課長。
〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) それでは、最初に紙おむつの関係でございます。先ほどもご答弁申し上げましたとおり、紙おむつにつきましては乳幼児や高齢者等に広く使用されている生活必需品だというようなことから、有料化にした場合であっても減量をすることについては困難であるというふうに衛生組合としても認識をしております。その一方で、先ほど申し上げたとおり福祉施策としての側面が大きいというふうに考えてございますことから、それぞれ市町の担当部署と協議を進めてまいりたいというふうに考えてございます。
〔「どういう方向で協議するんですか」と言う人あり〕
〇業務課長(真田 稔君) それから、次の施設のスケジュールの関係でございます。まず、ごみ焼却施設の耐用年数の関係でございますが、ごみ焼却施設の耐用年数につきましては、一般的には建築後20年から30年というようなことが言われております。また、延命化あるいは大規模改修工事を行ってから10年あるいは15年というようなことが言われております。久喜宮代清掃センターの2号炉と同じ昭和55年以前に建設され、現在も稼働している焼却炉は、全国では80施設、1号炉と同じ昭和50年以前に建設された焼却炉については、22施設程度ございます。このように日常の適正な運転管理、それから毎年の定期点検整備や基幹的設備の更新等を的確に実施することにより、長期間の稼働が可能となっている実績もございますことから、一概に何年ということは申し上げられないところでございます。幸い久喜宮代清掃センターでも運転管理の適正化に努めるとともに、毎年の定期点検整備等によりまして順調に稼働しておりますことから、今後さらなる利用というものも可能かなというふうに考えてございます。それらについて、引き続き適正な管理に努めることにより、延命化は可能であるというふうに考えております。
それから、見直しの関係でございますが、業務運営の効率化や、それから財政負担なども考慮しながら、構成市町であります久喜市、宮代町にとりまして今後どうあるべきか、何がベストなのかという議論を十分重ねた上で、ごみ処理基本計画の見直しの必要性については検討していくことになろうかと考えております。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 管理者。
〔管理者 田中暄二君登壇〕
〇管理者(田中暄二君) 大項目1の(2)について、再度のご質問でございます。私の覚悟というお話かと存じますが、この沖の山地区の住民の方々の、本組合への新設炉建設について反対という文書で申し入れが24年4月にあったわけでございますけれども、一方たびたびご答弁させていただきましたとおり、何回も担当者ベースでも代表の方々に話し入れの申し入れをしてきたところでございます。ただ、現状いわゆる協議のテーブルについていないという状況もございまして、大変困難な状況であるということについては私も十分認識をしているところでございます。この関係につきましては、新たに就任されました宮代町長さんとも今後とも十分協議をいたしまして、何としても新設炉建設計画の実現に向けて最大限努力をしてまいるという覚悟でございますので、ご理解をお願いしたいと思います。
〇議長(小河原 正君) 高橋課長。
〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
〇総務課長(高橋暁尋君) 猪股議員の再質問についてお答えを申し上げます。
収集回数のあり方についてのご質問でございますけれども、当局の方針はということでございますが、当初こちら事務局側といたしましては、違っているリサイクル資源のみの統一をということで、基本的には多いほうが少ないほうに合わせられればというふうには考えていたところなのですけれども、そういったことを審議会の委員さんのほうにお話ししましたところ、いや、それはよく考えるべきではないかと。しかも、そのリサイクル資源だけではなくて全てのごみについて、一旦今の収集回数が合っているのかどうかを1回検証してやっていったらどうかというようなご意見がございましたことから、このたび全体を1回見直しましょうと。それで、必要なものはそのまま、同一の回数になるものも当然ございますし、また減らすものも出てくるかと思います。ただ、委員の皆様には、基本的に収集コストが上がらない方向で皆さん考えてくださいということで、各品目ごとにどれくらいの収集コストがかかっているか等もお示しした上で検討していただくようにお話ししておりまして、今後審議会においてその辺を踏まえて検討していただけるのではないかというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再々質問をお受けいたします。
猪股議員。
〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 最後に紙おむつについてです。端的に聞きます。
今の答弁の中で、また有料化の際にはというような前提がつくのだけれども、私有料化の際にはとは聞いておりません。指定袋を義務づけている現在の収集の方法の中で、紙おむつについて指定袋の義務づけを外すべきであるというふうに質問しております。そのことについて、市町の福祉担当者に意見を聞く、協議をするということをお答えになったのでしょうか。それが1つ目。
2つ目、指定袋に入れないで済むような方法で今後やっていきたいということを相談をするということなのか、お願いをいたします。
それから、答弁の順番で焼却炉の新設ですけれども、1つは端的に聞きます。久喜宮代の1号炉、2号炉よりも古い炉が20施設、80施設全国ではあるのだから、適正な運転をしていけばまだまだもつのだろうと。では、30年度というタイムリミットはもともとなかったわけですね。まだまだ延ばしていくのだ、だから大丈夫なのだと。26年度中に住民同意とか用地確保とか、それができなくて、仮にそれが2年、3年、5年延びていっても、まだ大丈夫なのだという、そういう前提に立っていらっしゃるわけですね。それならそれで結構です。そういうふうに答えてください。ある意味では安心するわけですから、私も住民も議会も。その基本計画の、年々タイムリミットなんていうことを心配せずにいけるわけですから、そういうふうに答えてください。保証してください。お願いします。
それで、ただその場合に私は、さらに大規模改修とかが必要になるのかな。もしそれができるのだったらもつのかなというふうに考えていたのですけれども、そういう意味での条件はあるのですか、ないのですか。適切な運転をしていけば何とかもつだろうと、そういう見通しを持っていらっしゃるのですか、お願いします。
それから、収集回数の見直しですけれども、一応今の答弁で了承はいたします。これも最初の答弁でも少し触れられていたとは思うのですけれども、地域によって例えば集団回収の進み方とか店頭回収の浸透ぐあいとか違いがあるわけで、それからもちろん過去の経過もありますから、早急な統一というのは私は困難だろうと思っています。仮に減らしていくとしてもです。もちろん審議会がどういう答申を出すのかがわかりませんし、それをある意味では尊重しなくてはならないわけでしょうけれども、行政当局として、そういうふうな統一について私は困難であると考えるけれども、いかがでしょうか。その答弁だけお願いします。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の再々質問に対する答弁を求めます。
真田課長。
〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) それでは、再々質問についてでございます。
まず初めに、紙おむつについてでございますが、これにつきましてはそれぞれ市町における、市担当部署における実情といいましょうか、そういうものを確認しながら衛生組合として検討してまいりたいというふうに考えてございます。
〔「聞いたことに答えてください。私、端的に聞いたんだか
ら」と言う人あり〕
〇業務課長(真田 稔君) それから、スケジュールの関係でございます。保証ができるのかということでございますが、これにつきましては一概に何年もつというようなことにつきましては、先ほども申し上げたとおり申し上げられません。しかしながら、その大規模改修をやるのかどうかというようなことになりますと、そのようなことではなく、日常の定期的な整備点検、そういうもの、適切な管理等をすることにより延命化を図られていくものというふうなことで認識はしております。しかしながら、それがいつまでもつのかといった場合に、大規模改修後おおむね10年あるいは15年というような一つの目安といいましょうか、それはございます。そのようなことから、それらの期間、最高でも15年程度についてはもつものかなというふうに認識をしております。
以上です。
〇議長(小河原 正君) 高橋課長。
〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
〇総務課長(高橋暁尋君) 猪股議員の再々質問のほうでございますが、収集回数のあり方ということで、早急な統一については困難であるかとのご質問でございますけれども、現在審議会のほうではそれぞれ地域の代表の方が出ていただいておりますから、地域の実情等について、その中で話を伺った上で、アンケートのほうでも各地区のほうから上がってきておりますので、それらも踏まえた上で、統一ができるものであれば27年度4月統一に向けて進めてまいりたいと思いますし、いや、これは難しいというような答申が出れば、当然それは時期を延ばすということも踏まえてやっていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
〔「ちょっと議長ね」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 暫時休憩いたします。
休憩 午前10時41分
再開 午前10時41分
〇議長(小河原 正君) 再開いたします。
局長。
〔事務局長 若山忠司君登壇〕
〇事務局長(若山忠司君) 猪股議員の紙おむつの収集に関することにつきまして、再々質問につきましてお答え申し上げたいと思います。
紙おむつにつきましては、先ほどからご答弁申し上げておりますように、有料化した場合でも減量にはつながらないというのは認識しているということは申し上げました。現在指定袋にということで収集しておりますけれども、これにつきましてはご質問者がご指摘されるとおり、有料化と変わらないという認識を持っている住民の方もいるのではないかということでございますけれども、実施をできるかできないかということになりますと、これは有料袋を使わなくても実施できるというふうなことは認識をしております。その辺を含めて、これらを踏まえて福祉担当部局と協議をしていきたいというふうに考えております。
〇議長(小河原 正君) 以上で猪股議員の質問を打ち切ります。
次に、山下議員、お願いいたします。
〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 4番の山下です。私も質問を大きな2つに分けて出させていただきます。前段者と同じような質問になろうかと思いますけれども、ひとつよろしくお願いいたします。
1つ目としては、基本計画にあるごみの有料化ということで書いてありますけれども、計画されていますけれども、これを撤回していただきたいということで、6つほど1つ目としてお話しさせていただきます。
1つとしては、基本計画P30にある、ごみ処理に係る費用負担の公平化の名目で検討するとされているが、どのような詳細な計画なのかお示しください。
2つ目、資料P57では家庭系ごみの有料化については、現時点では否定的な意見が多いとされているように記述されています。このような住民の意見にどのように答えるのか、詳しくお示しください。
3つ目として、ごみの発生抑制については私も賛成できます。ただし、それによって生産者責任のほうはどうなっていくのか。生産にかかわる包装や瓶など、生産者責任のほうのことは、当衛生組合ではどういうふうに考えているのか。住民にだけ責任を、値上げについて問うのか。ちょっとその辺のところもお聞きしたいと思っています。
4つ目として、生ごみの堆肥化の現状なのですけれども、これは住民に過剰な負担を強いていないか、それとも協力的なのか、現状の状況を教えていただきたい。
5つ目としては、住民がごみ問題に関心が高いとされ、70%以上の人が、住民がごみの減量は可能と考えていますと記述されています。有料化すれば、それ以上に関心が高まり、ごみの減量化が進むのかどうか、その辺をお示しください。
そして、6つ目なのですけれども、基本計画を実行するに当たり、最大のことなのですけれども、これは、住民とは十分に意見、協議の上、同意を得て進めるのかどうかお示しください。
大きな題目2つ目なのですけれども、議員研修で見学した三鷹市・調布市・ふじみ衛生組合(クリーンプラザふじみ)及び戸別収集に関してお尋ねします。久喜宮代衛生組合などを視察してモデルとして、何年もかけて住民との話し合い協議を重ねて誕生したふじみ衛生組合「焼却場」、当衛生組合も同じように参考にしたほうがいいのではないかなと私は思っております。市役所や民間住宅の近くで処理ができる。今まではごみの焼却場は必要であり、厄介者扱いでしたが、こんな現状を目の当たりにしまして、住民との話し合いと十分な協議がいかに大事か考えさせられた研修だと私は思っております。
その中で、これは1番目の問題と同じなのですけれども、建てかえとか修理、収集、衛生組合に関する問題について、当衛生組合では住民との協議が十分なのか、話し合いは十分にされているのか。先ほども前段者からも出ていたようですけれども、現状をお示しください。
あと戸別収集です。当組合では実現可能かどうか、その場合はどのようなスタイルになるのかお示しください。
以上、ちょっと質問させていただきます。よろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の質問に対する答弁を求めます。
高橋課長。
〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
〇総務課長(高橋暁尋君) 山下議員の大項目1、家庭系ごみの有料化に関する@、A、B、D、Eのご質問につきましてご答弁申し上げます。
まず初めに、@のごみ処理基本計画に掲げる施策はどのような計画かとのご質問でございますが、家庭系ごみの有料化の大きな目的は、ごみ減量と資源化の推進でございます。住民にごみ処理費用の一部負担を求めることにより、住民のごみに対する関心を高め、ごみ減量意識の醸成を図ることが期待されます。当組合では、リサイクル率では県平均を大きく上回るものの、資源を含めた1人当たりの生活系ごみの排出量も県平均を上回っておりまして、ごみ排出量の削減が課題となっているところでございます。また、有料化は費用負担の公平性を確保するとともに、ごみ処理費用の財源の透明性を高めることにも寄与することが期待されております。
家庭系ごみの有料化につきましては、国は平成19年に一般廃棄物処理有料化の手引を作成しまして、積極的に推進しております。既に6割を超える市町村で有料化を実施しておりますこともあり、このたび策定しましたごみ処理基本計画に有料化の検討を位置づけしたところでございます。これは、他地域の事例や周辺市町の動向も踏まえて、処理手数料の有料化の適否も含めて検討するとしたものでございまして、現時点で有料化を実施するとしたものではございませんので、ご理解賜りますようお願いいたします。
続きまして、Aの家庭系ごみの有料化に否定的な住民意見にどのように答えるかとのご質問でございますが、有料化を検討するに当たりましては、費用負担の公平性、ごみ減量化の推進、有料化を実施した場合の収支のシミュレーションなど検討に必要な情報を住民の皆様に提供いたしまして、有料化の理解を深めてもらう必要がございます。検討の早い段階から広報やホームページを通して住民への情報提供を行うとともに、住民アンケートを実施することや検討会・懇談会を開催するなど住民との意見交換や意見聴取を行うことが重要であるものというふうに考えております。
続きまして、Bの生産者責任に関するご質問でございますが、生産者が製品の製造や流通のときだけでなく、製品が使用され、廃棄された後においても、適正な処理やリサイクルされる段階まで一定の責任を負うという考え方は、拡大生産者責任として平成12年に施行されました循環型社会形成推進基本法に定められました。これを受けまして、廃棄物の適正処理及び資源の有効な利用を確保する観点から、容器包装リサイクル法、家電リサイクル法、自動車リサイクル法が整備され、製造事業者等に一定の行為を義務づけたところでございます。
容器包装リサイクル法の施行によりまして、従来自治体が行っておりました容器包装廃棄物の処理の責任の一部が事業者側に移動しておりまして、ご質問にございます紙製、プラスチック製の包装容器、ガラス瓶につきましては、市町村の分別収集後、事業者の委託する容器包装リサイクル協会が引き取り再商品化を行っております。
Dの有料化による減量の効果でございますが、これまで家庭ごみの有料化を実施した自治体では、導入前の10%から20%が削減されたという結果となっておりまして、手数料と削減効果の関係では、1リットル当たり2円を超える場合には20%以上の減量効果となっているようでございます。
Eの有料化の検討の進め方についてのご質問でございますが、先ほども申し上げましたとおり、検討の早い段階から広報やホームページを通じて住民への情報提供を行うとともに、住民アンケートなどを実施することや、検討会、懇談会を開催して住民との意見交換や意見聴取を行うことが必要であるというふうに考えております。また、有料化を実施するとした場合には、公聴会や説明会を開催し、住民の理解と協力を得なければならないものというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 真田課長。
〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) 山下議員のご質問の大項目1、C、生ごみ堆肥化の現状につきましてご答弁申し上げます。
久喜宮代清掃センターで実施しております生ごみ堆肥化への取り組みにつきましては、平成15年度から大地のめぐみ循環センターにおいて実施したところでございます。現在、生ごみの分別排出にご協力いただいております堆肥化推進地区につきましては、久喜市内で40地区、宮代町内で6地区、約1万世帯を対象とした住民の皆様にご協力をいただいているところでございます。ご協力をいただいております地区につきましては、生ごみ堆肥化を実施いたしました平成15年度当初から変更はございません。生ごみ分別開始当時の分別協力世帯の参加率は、約1万世帯に対しまして、約52%でございました。平成25年度で申し上げますと、約56%と、いずれも半数以上の世帯の皆様が生ごみの分別排出にご協力をいただいているところでございます。
堆肥化推進地区での分別は、焼却ごみの減量化と資源循環型社会の推進を図るべく堆肥化を進めるに当たり、趣旨にご賛同いただいた地区の皆様のご協力を仰ぎ、実施したものでございまして、種々の事情により分別ができない場合でも、燃やせるごみとして回収は行っているものでございます。また、推進地区の皆様には生ごみ専用のごみ袋を配布し、ご協力をお願いしているもので、住民の皆様に過剰な負担を強いているものとは考えてございません。また、若干ではございますが、生ごみ分別協力世帯の参加率が上がっておりますことから、制度の趣旨をご理解いただき、ご協力いただいているものと判断しております。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 高橋課長。
〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
〇総務課長(高橋暁尋君) 大項目2の議員視察研修に関する@のご質問につきましてご答弁申し上げます。
住民との協議の現状についてのご質問でございますが、久喜宮代清掃センターの新設炉建設につきましては、さきのご質問者に答弁させていただきましたとおり、沖の山地区久喜宮代衛生組合連絡協議会につきまして、前議会後4回、会長宅のほうにお邪魔いたしまして協議のほうをお願いしたところでございますが、昨年度に引き続き今年度の総会においても新設炉建設反対を決議しており、建設に反対することが地元総意であるとして、協議に応じていただけない状況でございます。また、修理、収集その他の関係につきましては、必要となった都度協議のほうを行うこととしておりまして、現在協議のほうは行ってございません。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 真田課長。
〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) 山下議員の大項目2のAのご質問につきましてご答弁申し上げます。
久喜宮代衛生組合では、平成25年3月に策定いたしました一般廃棄物(ごみ)処理基本計画において、施策1の「ごみを出さないライフスタイル」の普及、施策5の「高齢化等の社会状況に対応した適正な収集・運搬」にございますとおり、戸別収集の導入につきましては、今後の検討課題とさせていただいているところでございます。
今後、一層の高齢化の進行や要介護者の増加など社会情勢の変化の中で、ごみの排出方法や効率的な収集の方法などさまざまな角度から検討する必要がございます。その選択肢の一つとして、戸別収集の検討も必要と考えております。戸別収集は、ごみの排出責任が明確になることで分別の徹底や排出抑制が働き、ごみの減量化の推進につながるとともに、集積所周辺の環境美化、近隣住民間でのトラブルの解消、高齢者や子育て世帯のごみ出しの負担軽減など、さまざまな問題解決の手段として有効であると言われております。実施のスタイルにつきましては、久喜宮代衛生組合で実施しております粗大ごみの予約制による戸別収集や、高齢者や障害のある方でごみの排出が困難な方を対象とした「ふれあい収集」なども戸別収集のスタイルの一つとなります。
東京都立川市では、平成25年11月から市内全戸を対象に全てのごみ、資源につきまして戸別収集を実施しております。燃やせるごみと燃やせないごみにつきましては、5リットルから40リットルの大きさで1リットル当たり2円の有料指定袋による有料化をあわせて実施し、戸建て住宅にお住まいの方につきましては自宅敷地内の道路に面したところに出していただき、集合住宅にお住まいの方は敷地内の集積所または排出場所に出しているとのことでございます。また、神奈川県藤沢市では、ざつがみ類、段ボール、新聞紙などの一部資源は集積所を利用し、それ以外のごみと資源は戸別収集を実施しているとのことであり、それぞれの地域の実情に合わせた取り組みがされているものでございます。
本組合における全戸を対象とした戸別収集の実施に当たりましては、新たな収集方法についての検討とあわせ、排出量に応じた費用負担の適正化についての検討も含め、住民の皆様のご意見を聞きながら総合的に検討する必要があるものと考えております。
〇議長(小河原 正君) 再質問をお受けいたします。
山下議員。
〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 前段者の質問にもありましたので、簡単にちょっとやっていきたいと思います。
1つは、ごみの有料化計画ですね、基本計画である。それのことなのですけれども、私住んでいる宮代町の住民の方からも、今住民負担がごみ問題だけでなく、いろんなところで負担が大きくなっている。新聞紙上なんかでもご存じのように、収入もそんなにふえていない。こういう中で、ごみ問題関心は高いのですけれども、有料化はちょっととひっかかっている人がかなりいます。その辺については、やはりただ国が言っているから有料化にするのだ、そういう計画を多くのところでやっているから有料化にするのだ、そういうことではなくて、一つはやはり住民の意見をよく聞いて、それからにしてもらいたいというのが私の考えです。ですから、その辺のところで住民の意見のアンケートとか、そういうことはやっていきたいということを言っていますけれども、意見を十分聞く機会もどのようにとるのか、詳しくもう一度説明していただきたいなと思っております。
それと、生ごみの堆肥化の問題であります。このことについては、この間の説明でも生ごみを堆肥化して燃やす量を減らす、私もこれは大変いいことかなとは思っております。ただ、これの実施に当たって、先ほども言った、別に袋を渡して協力してもらっている。五十何%の人が、住民世帯の56%ですか、世帯数52%から56%にふえてきている。皆さんの理解は得ているのかなという感じはしますけれども、40%以上の人がこのことについて理解がまだまだ足らない。その辺のところをどうやって進めていくのか、1つはちょっとお聞きしたいなと思っております。
それと、最後にちょっとお聞きしたいのですけれども、沖の山の問題、住民との話し合いですね。これは、ただ行って訪問するだけではなくて、地域住民、宮代町も含めてですけれども、私たち議員もそうなのですけれども、その衛生組合の修理問題とかそういうのは必要だということは、皆さん認識していると思います。ただ、なぜこういう反対が起きているのか。その辺のところを、急ぎではないのですけれども、十分に説明して、実現が可能になるように住民との話し合いを持っていただきたいというのが私の意見です。そういうことで、強制的に、反対と言ったら時間が来たからやってしまおうという問題ではなくて、十分に協議してほしい。そのことができるのかどうか、もう一度ちょっとその辺のところ説明をお願いしたいと思っております。
以上です。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の再質問に対する答弁を求めます。
高橋課長。
〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
〇総務課長(高橋暁尋君) 山下議員の再質問についてご答弁を申し上げます。
まず初めに、ごみの有料化に関してのご質問でございますけれども、住民の意見を十分に聞いて進めるべきとのご質問でございますが、住民意見の聴取の方法といたしましては、先ほども申し上げましたとおり広報やホームページでの情報提供は当然のことながら、広く直接住民の意見を聞く場としてはアンケート調査、またじかに住民の方と意見を交わす場としては検討会や公聴会というものがあるかと思います。当然実施という方針になれば、それの説明会等を各地区で開きまして、当然ご理解をいただいた上で実施していかなければならないというふうに考えております。
続きまして、2つ目のご質問の地元との協議の話でございますが、ご質問者のおっしゃられるように、地元の理解なしに施設の建設というのはないものというふうに考えております。今までの経緯によって、建設に反対するというような意思を地元ではされておりますが、当然そのような地元から出た意見につきましては十分にお話をお聞きした上で、対応できるものについては対応して、ご理解をいただいた上で施設のほうの建設に入っていくものというふうに考えております。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 真田課長。
〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) 生ごみの堆肥の関係でございます。生ごみの堆肥につきまして、まだ協力をいただけていない世帯が4割程度いるというようなお話もございました。年に2回ほど専用の袋を区長さんを通じてお配りをさせていただいていますが、その際に協力の依頼といいますか、回覧等をあわせて実施をしているところでございます。そういうことで、生ごみの回収分につきましては、平成24年度の実績といたしまして、年間で844トンということになってございます。年間で約200日の回収というようなことで、1日当たりにいたしますと4.2トンの回収量というようなことになってございます。現在使用しております生ごみ処理施設につきましては、日量4トンというようなことで使われています。現在の施設のキャパシティーの問題等、そういうものもございます。処理能力に対し、過剰に投入をいたしますと、発酵の阻害や悪臭の発生要因にもなりますことから、これ以上余りふえるようですと、投入することも現実的には難しいかなというふうに考えております。
〇議長(小河原 正君) 再々質問をお受けいたします。
山下議員。
〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) ありがとうございます。基本計画、住民と十分に話し合って、理解を得て実施するのだということで安心しました。その辺のところで、やはり基本計画を実施するに当たっては、十分に住民との話し合いをとってやっていただきたい。
生ごみの問題についても、このところでは日量4トンだということで、これ以上はちょっと難しいかなということで言っていますけれども、将来的にちょっとご質問させていただきたいのですけれども、その辺のところはふやす計画とか、そういう計画があるのかどうか。それと、全住民に対象を広げるのかどうか、その辺のところもちょっと聞きたいなと思っております。
それと、沖の山の問題です。これは私の意見だけ述べたいと思います。先ほども言いましたように、十分に意見を聞いて実施する。協調してやっていただきたいということでお願いします。
2つ目の点だけちょっとお聞きしたいなと思っております。
以上です。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の再々質問に対する答弁を求めます。
真田課長。
〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) 生ごみ施設の拡大の計画ということでございます。平成24年度に策定をいたしました一般廃棄物ごみ処理基本計画にございます減量化の計画といたしまして、生ごみ堆肥化による推進を進める中で減量等を行うというような計画になってございます。そのようなことから、今後につきまして拡大というようなことで計画のほうはなってございます。
〇議長(小河原 正君) 以上で山下議員の質問を打ち切ります。
次に、木村議員、お願いいたします。
〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。それでは、通告に従って質問したいと思います。
最初に、田中管理者が、これ2月20日と、申しわけないのですけれども、2月8日の間違いで失礼しました。管理者が廃棄物の減量等審議会に諮問した内容について2点。その2点の内容について、前者でもちょっと質問ありましたけれども、1点目は2月8日諮問した家庭系廃棄物収集回数のあり方、そして2番目に、し尿・浄化槽汚泥等の収集体制及び手数料について、どのような基本的姿勢と具体的な目的、将来どんなことを考えているのかお聞きします。
それから、2点目は、家庭ごみの直接搬入について。これ10月から始まったばかりなのですけれども、その実施状況と、この間の問題点はなかったのかどうか。
それから、2点目は、無料から有料化になった地域の状況、そのような声を具体的にどのような形で聞いているのかお願いします。
それから、3点目は、家庭用の剪定枝粉砕機の貸し出しについて。この無料貸し出しの今の現状はどうか。
それから、それについて使い方も含めて周知徹底等、ほかの自治体も参考にしたと思うのですけれども、先進例での効果はどのように見ているのかお願いします。
それから、4点目は、小型家電リサイクル制度について。これも4月1日の施行に合わせてやっていると思うのですけれども、現状と問題点。
それから、2点目は、対象品目の具体的なものと再資源化への流れはどのようになるのか。
それから、今後どのような目標と将来構想を考えているのかお聞きします。
それから、5点目、資源の持ち去りの対策について。現状と新たな対策での具体化はどのように図るのか。
2番目と関係あるのですけれども、GPSシステム、これは導入新しくされたのですけれども、この効果と実績はどのように今後踏まえていくのかお願いします。
それから、3点目は、周知と対策地域での実施状況、どのように行っているのかお願いします。
それから、大きい6点目は、リサイクル率の問題です。1点目は、各センターでの最新のリサイクル率はどのようになっているのかお伺いしたい。
それから、2点目は、これまでの経年変化と将来目標をどう見ているか。大きな目標はわかりますが、経年的な変化と将来をどのように見ているのか。
それから、3点目は、リサイクル率向上に向けた対策をどのように具体的に考えているのかお伺いをしたいと思います。
以上です。よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の質問に対する答弁を求めます。
高橋課長。
〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
〇総務課長(高橋暁尋君) 木村議員の大項目1、廃棄物減量等推進審議会への諮問内容に関するご質問につきましてご答弁申し上げます。
平成22年3月の久喜市の合併によりまして、当衛生組合は3清掃センターによる新たな衛生組合としてスタートいたしましたが、合併前の各地区ではそれぞれの地域の状況により、廃棄物の処理体制や手数料体系のほうが異なっておりましたことから、廃棄物減量等推進審議会からごみの排出方法や手数料のあり方についての答申をいただき、おおむね統一が図られたところでございます。このたびの諮問は、いまだ統一のなされていない2点について審議会に諮問させていただきました。
1点目の「家庭系廃棄物の収集回数のあり方について」でございますが、23年10月から八甫清掃センターでプラスチック製容器包装と布・衣類の分別収集を開始いたしましたことから、分別区分はおおむね統一されましたが、リサイクル資源の収集回数につきましては、久喜宮代清掃センターでは週1回に対して、菖蒲及び八甫清掃センターでは月2回と異なっておりましたことから、収集経費と住民サービスのバランスを踏まえた審議をお願いしたものでございます。
2点目の「し尿・浄化槽汚泥等の収集体制及び手数料について」でございますが、久喜宮代清掃センターと八甫清掃センターは、それぞれにし尿処理施設を有し、処理を行っておりますが、その収集体制に違いがございます。久喜宮代清掃センターでは、し尿は業者委託、浄化槽汚泥は浄化槽清掃業の許可を受けた業者が収集を行っておりますが、八甫清掃センターでは、し尿及び浄化槽汚泥とも許可業者による収集となっております。手数料につきましても、久喜宮代清掃センターでは、し尿と浄化槽汚泥それぞれに分けて金額を設定してございますが、八甫清掃センターでは、し尿と浄化槽汚泥が同一の料金となっております。
また、手数料の徴収方法につきましても、久喜宮代清掃センターでは組合において徴収しておりますが、八甫清掃センターでは許可業者が利用者から支払われた処理料金の中から、必要な手数料を組合に納付しております。そのため、住民サービスと負担の観点から審議をお願いしたものでございます。なお、菖蒲地区におきましては、合併前から北本地区衛生組合に加入し、処理を行ってございますことから、久喜市として、し尿処理のあり方を検討することとなっております。
現在、審議会におきまして、「家庭系廃棄物の収集回数のあり方について」来年4月の答申をいただくべくご審議をいただいているところでございまして、「し尿・浄化槽汚泥等の収集体制及び手数料について」は、その後の審議に入っていただくこととしてございます。
将来構想はとのご質問でございますが、住民サービスと費用負担の公平性の観点から、統一に向けて審議会でご議論をいただいているところでございますが、今後の方針につきましては、審議会からの答申を踏まえて決定してまいりたいというふうに考えておりまして、現時点ではお示しすることはできませんが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 真田課長。
〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) 木村議員の大項目2のご質問につきましてご答弁申し上げます。
初めに、1についてでございます。家庭系ごみ直接搬入につきましては、廃棄物減量等推進審議会からの答申をもとに、平成24年第3回定例議会におきまして条例改正のご議決をいただき、これまで清掃センターごとに異なっておりました処理手数料や直接搬入の受け入れにつきまして、平成25年10月から統一を図ったものでございます。久喜宮代清掃センターでは、無料から10キログラム当たり100円となり、菖蒲清掃センターでは10キログラム当たり130円から100円となり、30円の減額となってございます。また、八甫清掃センターでは直接搬入の受け入れにつきましては、引っ越し等に伴います多量排出ごみに限り、10キログラム当たり100円で受け入れを行っておりましたが、統一を図ることにより、通常のごみについても10月から受け入れを開始したものでございます。
久喜宮代清掃センターにおける平成25年10月の一般家庭の搬入件数は689件、1日当たりで約36件でございました。平成24年同月実績の1,059件と比較しますと370件、34.9%の減少となっております。搬入量につきましては、本年10月が31.92トンで、昨年10月が50.68トンでありますことから、18.76トン、37%の減少となります。なお、本年4月から9月までの搬入件数は5,820件、1カ月当たりの平均は970件でありましたことから、29.0%の減少となっております。
次に、菖蒲清掃センターにおける本年10月の一般家庭の搬入件数は199件で、1日当たり約10件でございました。昨年同月実績の238件と比較しますと39件、16.4%の減少となっております。搬入量につきましては、本年10月が8.54トンで、昨年10月が9.89トンでありますことから、1.35トン、13.7%の減少となります。本年4月から9月までの搬入件数は1,365件、1カ月当たりの平均は約228件でありましたことから、12.7%の減少となっております。菖蒲清掃センターでは、10月から処理手数料が10キログラム当たり30円の減額となっておりますので、一様に比較することは難しいものと考えております。今後における家庭系ごみの搬入状況を確認してまいりたいと考えております。
次に、八甫清掃センターにおける10月の一般家庭の搬入件数は69件で、1日当たり約4件でございました。当初、一般家庭の1日当たりの搬入件数を8件と見込んでございましたことから、見込み件数の45%の減となってございます。本年10月の搬入量につきましては4.17トンとなっております。
次に、問題点といたしましては、直接搬入される際、粗大ごみとその他のごみが混載されていますと、一括での計量ができませんので、直接搬入される方々は、その都度計量するため清掃センター場内を往来することになります。計量の煩雑とあわせ、ほかの搬入車両との交通の安全面が若干心配されるところでございます。
次に、2についてでございます。久喜宮代清掃センターでは、これまで無料でありました家庭系ごみ直接搬入の処理手数料が有料となったものでございますが、以前から比較的少量のごみを定期的に搬入される方も多く見受けられましたことから、今回の手数料改定に当たり事前周知として、衛生組合だよりやホームページへの掲載、受付への張り紙の設置及び手数料改定内容や理由などを記載したチラシを8月から受け付け計量時に配付いたしました。10月以降につきましても、受付職員が搬入者へ説明をするとともに、荷おろし場所でも職員が次の手順等について説明をしながら対応しており、大きな混乱もなく実施がされている状況でありますことから、住民の皆様にはおおむねご理解をいただいているものと考えております。
次に、ご質問の大項目3につきましてご答弁申し上げます。初めに、1についてでございます。剪定枝粉砕機貸し出し事業につきましては、一般家庭から排出される庭木等の剪定した枝葉の有効利用とごみの減量化、資源化を目的といたしまして、平成25年4月から5台の粉砕機により無料貸し出しを始めております。貸し出しの対象者は、事業者を除く管内に住所を有する方、及び管内の土地から出る庭木等の剪定枝をみずから処理する方となっており、連続した7日間の範囲を貸し出し期間と定めております。
剪定枝粉砕機の貸し出し状況でございますが、4月から10月までの7カ月で申し上げますと、30件のご利用をいただき、粉砕した剪定枝の量は835キロでございました。内訳といたしましては、久喜市が26件、粉砕量で695キロ、宮代町が4件、粉砕量で140キロでございます。粉砕したチップの利用方法は、ほとんどの方が堆肥として利用しているとの報告をいただいているところでございます。
次に、2についてでございます。周知方法につきましては、衛生組合ホームページのトップページに掲載し、利用の促進を図るとともに、衛生組合だよりでは平成25年4月号及び8月号に掲載し、住民の皆様への周知を図ったところでございます。
先進地での効果でございますが、兵庫県川西市では平成21年度から粉砕機貸し出し事業を行っており、実績といたしましては、平成21年度が72件の貸し出しで粉砕量は4.5トン、平成22年度が79件で5.7トン、平成23年度が73件で4.4トン、平成24年度が54件で2.1トンとのことでございます、また、愛知県小牧市では、平成22年度が87件で7.5トン、平成23年度が91件で7.8トン、平成24年度が71件で6.5トンとのことでございます。
次に、ご質問の大項目4につきましてご答弁申し上げます。初めに、1についてでございます。小型家電リサイクル制度の取り組みにつきましては、平成25年4月の使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律、いわゆる小型家電リサイクル法の施行に伴い、構成市町であります久喜市及び宮代町と3者間で協議を行ってまいりました。その結果、最終処分量の減少やリサイクル率の向上につながることから、本制度の取り組みを実施することといたしました。実施に当たりましては、極力新たな費用負担が発生しないように、現在行っています燃やせないごみ及び粗大ごみの分別収集を活用したごみの中から対象品目を選別し、国の認定事業者に引き渡すピックアップ方式により実施するものでございます。実施時期につきましては、埼玉県を収集区域とする国の認定事業者が本年8月の時点で4社となりましたことから、10月に入札によりリサイクル業者を選定し、本制度による事業を開始したところでございます。
次に、実施する上での問題点でございますが、各清掃センターにおいて、対象品の一時保管場所を確保しておりますが、今後の排出量によっては保管場所の見直し等も必要になりますので、今後の小型家電リサイクル対象品の搬出量の推移を確認しながら対応してまいりたいと考えてございます。
次に、2についてでございます。初めに、対象品目の具体例といたしましては、使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律施行令に規定されております28品目のうち、個人情報等の取り扱いからパソコンを除いた27品目としております。住民の皆様が通常家庭で使用する電気機械器具のうち、特定家庭用機器再商品化法の対象となるエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機、資源有効利用促進法に基づいて、製造メーカー及びパソコン3R推進協会でリサイクルを行っているパソコン及び一部の大型家電機器を除いた家庭用の電気、電池及びバッテリーを使用するものと考えていただければと思います。
次に、再資源化の流れといたしましては、各清掃センターから選別した対象品目を国の認定を受けたリサイクル業者に引き渡しを行い、リサイクル業者が有用資源である鉄、アルミ、銅、金、銀、パラジウム、プラスチック等を分離・回収し、原材料として再利用をいたします。
次に、3についてでございます。小型家電製品の搬出量は、久喜宮代衛生組合全体で1カ月当たり約16トンの排出を予想しておりますが、引き続き住民の皆様に制度の周知を図るとともに、選別時の精度を上げるなど、より効率的なリサイクルを推進すべく努力してまいりたいと考えております。また、現在埼玉県を対象としている小型家電製品リサイクル認定業者は4社となっておりますが、今後認定業者もふえることが予想されますことから、効率的で条件のよい事業者の選定を行ってまいりたいと考えております。
次に、大項目の5のご質問につきましてご答弁申し上げます。初めに、1についてでございます。本組合における資源類持ち去り対策といたしましては、住民の皆様や職員、収集業務委託業者等からの通報情報を所轄警察と共有しながらパトロールを実施しているところでございます。平成25年度上半期の通報件数は、管内で合計46件でございました。平成24年度の1年間の通報件数は107件、平成23年度が155件でございましたことから、持ち去り行為は減少傾向にあるものと考えてございます。このことは、平成23年10月の条例改正により、罰則規定を設けるなど資源持ち去り者への対策を強化したことによる効果と考えております。
平成24年度におきましては、管内全体での資源持ち去り検挙件数は9件でございました。加えて、最近では燃やせないごみとして排出された金属類の抜き取り行為も確認されておりますことから、古紙類に加え、燃やせないごみの収集地域のパトロールも新たに実施をしている状況でございます。また、新たな取り組みといたしまして、関東地区に所在する古紙問屋で組織する関東製紙原料直納商工組合と共同し、GPSシステムによる位置情報を利用した古紙持ち去り行為対策として、追跡調査を本年11月中旬から試行的に実施する予定となってございます。これにつきましては、昨日11月12日に久喜宮代清掃センター管内において初めて実施をいたしましたが、持ち去り等の確認はされませんでした。
次に、2についてでございます。GPSシステムによる古紙等の持ち去り対策を実施した市町村は、まだ実績が少ないため詳細な効果は把握しておりませんが、各清掃センターにおける持ち去り行為頻発地域に所在する集積所を選定し、証拠となる映像のビデオ撮影やパソコンでの搬入ルートの確認など、持ち去り者の特定及び受け入れ問屋の流通経路の解明に効果があるものと考えております。
次に、3についてでございます。今回の対策につきましては、その目的上、詳細な場所をお知らせすることはできませんが、集積所周辺に職員を配置することにより、周辺の皆様にご迷惑をおかけする場合も考えられますことから、衛生組合だより10月号にて、実施の概要につきまして記事の掲載をさせていただいたところでございます。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 高橋課長。
〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
〇総務課長(高橋暁尋君) 木村議員の大項目6のリサイクル率に関するご質問につきましてご答弁申し上げます。
1点目の各清掃センターのリサイクル率でございますが、平成24年度のリサイクル率は、久喜宮代清掃センターが39.4%、菖蒲清掃センターが16.5%、八甫清掃センターが29.6%となっております。
2点目のこれまでの経年変化と将来目標でございますが、久喜宮代衛生組合全体では、平成22年度が32.1%、平成23年度が32.2%、平成24年度が33.3%という状況でございます。センターごとに見てみますと、八甫清掃センターでは、平成22年度が24.4%、平成23年度が27.4%、平成24年度は29.6%でございまして、平成23年度から新規資源物として衣類とプラスチックを指定したことにより、リサイクル率が大幅に上昇しておりますが、久喜宮代清掃センターでは、平成22年度が40.2%、平成23年度が38.4%、平成24年度が39.4%、菖蒲清掃センターでは、平成22年度が16.2%、平成23年度が16.8%、平成24年度が16.5%とほぼ横ばいの状況になっております。
将来目標でございますが、3月に策定したごみ処理基本計画では、リサイクル率を平成39年までに50%以上に引き上げるとしたところでございまして、菖蒲清掃センター、八甫清掃センターにおけるリサイクル率の引き上げと、さらなる全体のリサイクル率向上に努める必要がございます。
3点目のリサイクル率向上に向けた対策でございますが、久喜宮代清掃センターでは昭和60年のコンポストの購入補助を皮切りに、平成2年に資源集団回収報奨金制度を、平成4年に資源類の分別回収を、平成6年からはプラスチック類の分別回収を開始しました。翌7年には資源とごみの分別徹底を図るため「げんりょう化大作戦」を開始し、積極的なリサイクル率向上に取り組んだところでございます。同年にはプラスチック固形燃料施設を整備し、18年まで稼働してございまして、平成14年には業務用生ごみ処理機への補助を始めました。その間、平成12年には剪定枝資源化設備、平成13年には管内に設置型生ごみ処理機、平成15年に大地のめぐみ循環センター、平成20年にはHDMシステムを整備し、生ごみや剪定枝の資源化を展開したところでございます。こうしたことにより、久喜宮代清掃センターでは平成16年には40%を超えるリサイクル率を達成してございます。
菖蒲清掃センター、八甫清掃センターにおきましても、生ごみ処理機への購入補助や資源集団回収、資源の分別回収に取り組んできたところではございますが、リサイクル率が久喜宮代清掃センターと比べて低くなっておりますのは、分別の不徹底が要因の一つとして挙げられます。平成24年度に実施した燃やせるごみの組成分類調査の結果でございますが、調査対象地区の平均が久喜宮代清掃センターで94.3%、菖蒲清掃センターでは83.3%、八甫清掃センターで90.5%となっておりまして、燃やせるごみへの資源物の混入がリサイクル率に影響しているものと考えております。
今後、リサイクル率の向上を図るためには、分別の徹底した取り組みが必要でございます。久喜宮代清掃センターの40%は、「げんりょう化大作戦」開始から10年をかけ、生ごみ処理施設等を整備して得られたものでございまして、菖蒲清掃センター、八甫清掃センターにおいて同様の数字を得るにはある程度の時間を要するかとは思いますが、久喜宮代清掃センターにおけるこれまでの取り組みのよい点を全域に浸透させることで向上させることができるものというふうに考えております。
将来目標でございます50%の達成には、組合管内全域での生ごみ全量資源化の展開が必要でございます。これには生ごみ処理のための施設整備が必要でございますが、施設整備には用地、建設費、そして時間が必要となります。そうしたことから、その間、現在実施している生ごみ処理機の補助を積極的に展開し、家庭で生じた生ごみを自家処理することで、ごみとして出さないよう制度の充実について検討を行ってまいりたいというふうに考えております。また、家庭系ごみだけでなく事業系ごみのリサイクルにつきましても、分別徹底による資源化推進に向けた誘導やリサイクルルートの確保にも努めていく必要があるというふうに考えてございます。
いずれにいたしましても、ごみ行政を取り巻く課題につきましては、組合の取り組みだけで解決できるものではなく、住民の皆様の協力が不可欠であるというふうに考えております。そのため、リサイクル率の向上につきましても、広報紙やホームページ、懇談会や説明会等を通じて、ごみ行政に対して住民の皆様に理解を深めていただくための意識啓発の推進に努めることが重要であるというふうに考えております。
以上でございます。
〔「今言ったのは全て基本計画に載っています」と言う
人あり〕
〇議長(小河原 正君) 再質問をお受けいたします。
木村議員。
〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) では、何点か質問をしたいと思います。
1点目なのですけれども、これについてはぜひ審議会の徹底した審議と、それから住民あるいはアンケートを今実施している最中ということを伺っていますが、この反映が必要かなと思いますので、まずアンケートの実施の結果は具体的にいつごろ公表されるのか1つお伺いしたいのと、それからこの2点については、これまで実施してきた中のやっぱり基本的に住民サービス、それから住民負担、これを軽減するというスタンスに立ってやっぱりやる必要があるのだろうと思います。そういう面で諮問の中身としても、両面書いているのですね。だけれども、例えば不公平感を是正する、これがあります。それから、最終的に処分量を削減していく。それから、統一に向けた基本的なスタンスに立っていくというようなことが、この間なっています。住民サービスのバランスに考慮する、これなんかも住民サービスのバランスに考慮するならば、やはり今まで例えば週1遍だったところに合わせていくというのが、私は基本的な姿勢だと思いますが、その点についての確認をもう一度したいと思います。お願いします。
それから、家庭系のごみの搬入については、今詳しく述べていただいたのですけれども、これについては今後いろんな形で成果も効果も待たなければいけない部分があると思うのですけれども、かなりの部分で、今までとは件数も搬入量も減っているということで、例えば久喜宮代センターでは祝日なんかも対応して、日曜日も対応していたものが、変更後できなくなっている。そういうような状況が反映しているのではないかと思いますが、その点と、それから非常に搬入の際混み合っている状況が、時々衛生組合に来たときもよくわかるのですけれども、その辺の対応策と、それから今混入するということについての周知徹底をしっかりしないといけないと思いますが、その点について改めてお伺いをしたいと思います。
それから、4番目の小型リサイクルの問題なのですけれども、これも今後いろんな形で検証されていくということなのですけれども、いわゆるこれもまだまだ知られていないというところで、これについての周知徹底と、それから保管場所についてもやはり検討されているということなのですけれども、これはもう具体的に進めていく必要があると思うのですけれども、もう少し具体的な考え方が、今考えているのであれば、その辺のところはよろしくお願いしたいと。
それから、業者については、今4社ということなのですけれども、これもふえていく可能性があるというのと、入札の状況はどういうような形で選定したのか。今後はどういう形で検討していくのかお伺いをしたいと思います。
それから、5番目の資源の持ち去りの状況なのですけれども、これも特にGPSについては新しい形でこれが追求されるということで、今実施に向けた具体的な形あると思います。これについては、ほかの自治体の先例で、関東製紙原料組合なんかでは、ほかの地域のところでは、この辺の具体的な成果はどのように上がっているのか、わかりましたらお願いしたいと思います。
それから、職員がこれについて、映像とかそういうのを見ながら対応するという形なのですけれども、これはやっぱり住民との了承を考えると、しっかり例えばこれはわかるような形にするというのが、業者との関係で難しいと思うのですけれども、どういう形にして対応していくのか、今わかる範囲で結構ですのでお願いします。
それから、最後のリサイクル率の問題です。これについては、最近徐々に上がっている状況が見られるということで、いろいろなプラスチック類の効果が、回収の効果があって来ていると思いますが、この中で審議会なんかでも、例えば菖蒲については非常に低いのは地域性があるのではないかというようなことも言われているのですけれども、今の答弁の中で久喜市の状況に合わせながらやっぱり進めていくということを最後に言われていたのですけれども、これについての各地域の具体的な違いと、今後ここを拡充するならば、さらにリサイクル率が上がるということをやはり考えていく必要があるのではないかと思いますので、その点の具体的な中身を考えられているところでお願いしたいと思います。
それから、久喜なども、かつては45%ぐらいリサイクル率がいって、これを50%に上げるというような長期的な計画の中で進めてきました。そういう点では、今この60%へ上げるまでの経年的な今後の具体的な形を、長期計画だけではなくて、もっともっときめ細かな形で構想を練ってやっていく必要があると思いますが、その点についてはいかがでしょうか。
以上です。
〇議長(小河原 正君) 前もって申し上げておきますけれども、12時過ぎそうですが、議長判断で終わるまで続けたいと思いますので、ご了解願いたいと思います。
それでは、木村議員の再質問に対する答弁を求めます。
高橋課長。
〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
〇総務課長(高橋暁尋君) 木村議員の再質問についてご答弁申し上げます。
まず、1点目でございますが、収集回数のあり方のご質問でございます。住民アンケートがどのようになっているか、いつごろ公表になるのかというようなご質問でございますが、アンケートにつきましては10月17日に発送いたしまして、31日を回答期限として実施したものでございます。次回の審議会の12月10日へ結果を提出するために、今内容をまとめているところでございまして、期間が短かったために、まだ回答が届いているような状況でございまして、今集計中でございます。11月8日現在、656通発送しまして547通の回答をいただいておりまして、83.4%の回答率となっているところでございます。
次の質問の収集回数を多いほうに合わせたらどうかというようなご質問をいただいたところでございますが、事務局側としては統一を目指してやったところでございまして、当然少ないほうに合わせられたらという考えではいたところでございます。ふやせば当然収集コストは上がりますし、その点でとりあえず、一番最初は住民の皆さんの声を伺うことが大切だということでアンケートを実施しまして、そちらの意見を踏まえた上で、減らすことでごみ減量につながるとかいうこともございますので、地域の実情等も踏まえて、今後審議会において検討していただけるものというように考えておるところでございます。
続きまして、リサイクル率に関するご質問でございますが、各地域のリサイクル率の違いはというようなことで、今後具体的な取り組みをどうしたらいいかというようなご質問でございますが、先ほども答弁の中で答えさせていただいたとおり、菖蒲清掃センターでは分別の徹底のほうがなされていない状況でございまして、83.3%というような状況でございます。八甫清掃センターでは90.5%、久喜宮代清掃センターでは94.3%、この辺でどうしてもリサイクル率に影響してくる。燃やせるごみの中に資源物が多く混ざってしまっているということでございまして、これはやっぱり分別の徹底を住民の皆様にお願いしていかなければリサイクル率の向上につながりませんので、その点に向けて努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
それと、次の具体的な形、50%に向けてどうすればいいかというご質問でございますが、50%という数字は、先ほどもちょっとお話しさせていただいたとおり、生ごみを全量資源化にしなければ達成できない数字でございます。そのためには、どうしても施設整備等は必要でございますが、ただ施設はすぐに整備できるものではございませんので、生ごみを家庭から排出しない方法はということで、今言われたように生ごみの処理容器の補助を行っていますので、その辺を充実させて、家庭から生ごみを燃やせるごみで排出しないような、この制度を利用してもらって、自宅で処理してもらうような形で数字を上げていければなというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 真田課長。
〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) 木村議員の再質問の関係でございます。
最初に、10月からの家庭ごみの搬入についての関係でございます。これまでは祝日については家庭ごみの搬入を行っていたが、10月からは行わなくなったということについてでございます。これにつきましては、今回の手数料の統一、搬入方法の統一とあわせまして、3清掃センター管内での統一というようなことで、本年の10月からは祝日については計量していないということになっているものでございます。基本的には、家庭系のごみにつきましては集積所に出していただくのが基本となっておりますことから、そのようなことで統一をさせていただいたところでございます。
それから、周知につきましては、これにつきましては引き続きホームページあるいは衛生組合だより、あるいは受け付け時の計量時にチラシ等、そういうものをもって周知を図っていきたいというようなことで考えてございます。
それから、家電リサイクルの関係でございます。保管場所等の問題ということでございますが、それぞれ3清掃センター施設の状況、ストックヤードの状況等もございます。それぞれの施設の実情に合わせた形の中で、一番よりよい方法の中で検討していけたらというふうに考えてございます。
それから、業者の入札の関係でございます。これにつきましては、今回埼玉県内を収集区域とする業者が4社というようなこともありまして、それら全ての業者を指名してございます。今後のふえる状況等を見ながら、それらもあわせて今後検討してまいりたいというように考えてございます。
それから、持ち去りの関係でGPSの他市町の例ということでございます。これにつきましては、まだ今年に入って実施をされたという、何カ所か実施をされたというようなことで、実績そのものが非常に少ないわけでございますけれども、今年の2月に蓮田白岡衛生組合のほうでテストケースとして実施をしたケースがございます。その中で1件、流通経路等が解明したというような情報を確認しています。また、嵐山町におきまして今年の9月に実施をしたところ、やはり流通経路の解明をしたというような情報はいただいてございます。
それから、職員の対応の関係でございますが、基本的には2名で対応させていただくということになりますが、被害が多い集積所にGPSシステムを入れた新聞の束をまず置くことになります。集積所が見える位置に車で待機をいたしまして、同時にビデオカメラで集積所の撮影をするというようなことで実施をしてございます。それで、終了後に関東製紙原料直納商工組合への報告というような形で、事業のほうは実施をしてございます。
持ち去り等があった場合の対応といたしましては、110番通報をして、支障のない範囲で追尾をするということになってございます。また、あわせて事務所のほうに連絡をし、携帯電話や、あるいは事務所等のパソコンで随時位置を確認をするということになっております。GPSシステムにより、資源物の流通経路、問屋等がわかった場合につきましては、その対応といたしましては、関東商工組合のほうに連絡をいたしまして、そちらのほうと一緒になっての対応というようなことで、衛生組合単独での行動はしないというようなことで予定がされています。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再々質問をお受けします。
木村議員。
〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 1点だけお伺いします。
最初の諮問の内容の点について、サービスのところは、基本的に私は住民サービスを低下させないでやってほしいというのはあるのですけれども、手数料について、徴収方法については住民負担の差異があったので、これについてはどのような考え方を持っているかお願いします。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の再々質問に対する答弁を求めます。
高橋課長。
〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
〇総務課長(高橋暁尋君) 木村議員の再々質問についてご答弁申し上げます。
し尿処理の手数料の関係のご質問でございますが、基本的には統一することが望ましいという考えではございます、当然。ただし、今収集方法が違う状況で、これらが合わせられるかというところがまず前提になってくるかと思うのです。当然処理業者さんもおりますことから、そういった業者さんとのやっぱり話し合いというのも必要になってくるかと思いますので、最終的に統一することが望ましいですが、それに向けて、時間がかかれば時間をかけてでも統一に向けてやっていくというような形になるかと思うのですけれども、今のところは方針的には統一を目指してやっていくというようなことで考えております。
〔「住民負担の考え方は」と言う人あり〕
〇総務課長(高橋暁尋君) 当然料金がそれぞれ違いますから、どちらに合わせればいいのかというのはあります。それは安いほうに合わせれば、当然負担は少なくなりますが、ただ適正な料金が幾らなのかというのを、当然コストを計上しましてやっていかなければならないと思いますので、そこら辺については住民にコストは幾らかかっている、だから幾ら必要だというような話をした上で理解していただくというふうに考えております。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 以上で木村議員の質問を打ち切ります。
次に、園部議員、お願いいたします。
〔1番 園部茂雄君登壇〕
〇1番(園部茂雄君) では、通告に従い質問させていただきます。
ごみ指定袋導入後のごみ減量の検証について。平成24年4月からごみ指定袋が導入されたが、導入後1年が過ぎ、久喜宮代衛生組合だより6月号にごみ搬入比較が掲載されました。前年度と比較して、可燃ごみの導入前の平成23年度が1万5,106トン、導入後の平成24年度が1万4,051トンで、1,055トン減少の前年度比7%減、不燃ごみが導入前が平成23年度1,215トン、導入後の平成24年度が889トンで、326トンの減少で前年度比26.8%減少は、約4分の1の減少効果は予想を上回る効果と評価するが、その要因と、業務におけるさまざまな効果をどのように認識しているかお伺いいたします。
〇議長(小河原 正君) 園部議員の質問に対する答弁を求めます。
真田課長。
〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) 園部議員の大項目1のご質問につきましてご答弁申し上げます。
平成24年4月から、3清掃センター間の指定袋の一元化とごみの減量化を図るため、新たに久喜宮代清掃センターにつきましても燃やせるごみと燃やせないごみの指定袋の導入を実施したところでございます。ご案内のとおり、平成23年度との比較では、燃やせるごみがマイナス7%、1,055トン、燃やせないごみがマイナス26.8%、326トンの減量となったところでございます。
平成23年度につきましては、指定ごみ袋制度の導入を前にごみを出してしまおうという心理的影響、さらに東日本大震災によるごみ排出量の影響も考えられますことから、久喜宮代清掃センターにおける平成18年度から平成22年度までの5年間の実績をもとに、収集量の傾向から得た想定量とも比較をしてみましたところ、平成23年度の燃やせるごみの想定量は1万4,825トンとなり、平成24年度の実際の収集量1万4,051トンとの比較でも774トン、5.2%が減量されたことになります。
燃やせないごみにつきましても、平成23年度の想定量1,032トンと平成24年度の実際の収集量889トンとの比較で143トン、13.9%が減量されたことになり、震災による影響を排除したといたしましても、指定袋の導入により、実質的に減量効果があったものと考えております。
ごみ減量の要因につきまして、収集量から考察いたしましたところ、資源類の回収量につきましては、平成24年度の資源リサイクル、プラスチック類のいずれも回収量は減少しておりました。また、粗大ごみの収集量の変動につきましては、粗大ごみの大きさの基準が明確になることで増加も懸念されましたが、結果として平成24年度の粗大ごみの収集量も減少しております。ごみの総量が減ったことになり、分別によるほかの分類への移動ということよりも、指定袋の導入によって住民の皆様の意識がごみ減量効果につながったことが大きな要因であると考えております。
ごみ減量に係る業務における効果といたしまして、収集部門では稼働車両の減車が可能となるほどの量の影響はありませんでした。施設部門では、ごみ焼却量の減少とあわせ、生ごみ堆肥化推進地区約1万世帯から排出される生ごみが、平成23年度と平成24年度を比較いたしますと107.49トンの増、比率といたしまして約14.7%の増となっております。ごみ指定袋導入に伴い、生ごみの分別にご協力いただける世帯が増加したことが考えられるところでございます。
今後におきましても、あらゆる機会を捉え、ごみの減量の推進につきまして、住民の皆様の意識の高揚を図ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再質問をお受けいたします。
園部議員。
〔1番 園部茂雄君登壇〕
〇1番(園部茂雄君) ごみ減量の効果というものが、全体的に導入ができたということがよくわかりました。それで、6月号のごみ掲載した中では、確かに23年度と24年度の不燃ごみの比較は正しいわけですけれども、やはりこうして何年かで比較すると13.9%ということでございまして、26.8%というのは、これはやはりちょっとあえて効果を出すような表現に思われるのですけれども、もう少し、6月号を見ていると空きスペースもありますから、この辺のことをやはり書くべきであったのではないかと思うのですけれども、その辺の見解はいかがですか。
〇議長(小河原 正君) 園部議員の再質問に対する答弁を求めます。
真田課長。
〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) 広報の掲載の問題かと思いますが、6月号の掲載につきましては実質的な、前年度23年度との比較というようなことで掲載をさせていただきました。現実の問題として、24年度につきましては震災の影響等がありまして、燃やせないごみについての排出量というものが例年よりも多かったというのが実情でございます。今後、掲載するに当たりましては、それらも含めた中で、よりよい方法で掲載するよう努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 以上で園部議員の質問を打ち切ります。
以上で組合に対する質問を終了いたします。
◇
◎次会の日程報告
〇議長(小河原 正君) 以上で本日の日程は終了いたしました。
次会の日程を申し上げます。次会は、11月27日、水曜日、午前9時から本会議を開き、議案に対する質疑、討論、採決を行います。議員の皆様には、定刻どおりご参集くださるようお願いいたします。
また、猪股議会運営委員長からも報告がございましたとおり、議案質疑書の締め切り日は11月19日、火曜日、午前9時までとなっております。通知につきましては、本日お手元に配付させていただきましたので、よろしくお願いいたします。具体的にページの指定がされていないような質問、議案に直接関係ない質問は避けていただき、執行部が質問の趣旨、内容を理解しやすいように、具体的にわかりやすく記入くださるようお願いいたします。
◇
◎散会の宣告
〇議長(小河原 正君) 本日はこれにて散会いたします。
散会 午後 零時05分