平成25年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会 第14日

平成25年3月26日(火曜日)
 議 事 日 程 (第2号)

 1 開  議
 2 議案に対する質疑(議案第1号〜議案第8号)
 3 討論・採決
 4 議長挨拶
 5 管理者挨拶
 6 閉  議
 7 閉  会

午前9時開議
 出席議員(14名)
     1番   鈴  木  精  一  君      2番   梅  田  修  一  君
     3番   木  村  奉  憲  君      4番   山  下  秋  夫  君
     5番   戸 ヶ 崎     博  君      6番   関     弘  秀  君
     7番   大  鹿  良  夫  君      8番   盛  永  圭  子  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   内  田     正  君
    11番   飯  山  直  一  君     12番   石  井  眞  一  君
    13番   鈴  木  松  蔵  君     14番   小 河 原     正  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者  田  中  暄  二  君
   副管理者  庄  司  博  光  君

   会  計  榎  本  貞  夫  君
   管 理 者

   参  与  飛       守  君
   参  与  清  水  雅  之  君
   参  与  中  島  千  春  君
   参  与  横  溝  秀  武  君
   事務局長  小  倉  康  治  君
   総務課長  高  橋  暁  尋  君
   業務課長  真  田     稔  君

   業  務  蓮  見     実  君
   2 課 長               

   業  務  藤  井     智  君
   3 課 長

   総務課長  金  井     誠  君
   補  佐

   業務課長  内  田  久  則  君
   補  佐

   業務課長  日 下 部  栄  子  君
   補  佐

   業 務 3  大 久 保  達  也  君
   課長補佐

 本会議に出席した事務局職員
   庶務係長  籾  山  光  明
   書  記  長  田  充  泰
   書  記  海 老 原  剛  章


    ◎開議の宣告                           (午前 9時00分)
〇議長(小河原 正君) ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
  執行部より参考資料を配付したいとの申し出がありましたので、これを許可します。
  休憩いたします。

    休憩 午前 9時00分

    再開 午前 9時01分

〇議長(小河原 正君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎議案に対する質疑
〇議長(小河原 正君) 日程第2、議案第1号から議案第8号までの質疑をお受けいたします。
  議案第1号 平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)についての質疑をお受けいたします。
  猪股議員、お願いいたします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 一般会計補正予算の第2号です。通告順に質疑いたします。
  まず、13ページですけれども、久喜宮代センターの資源集団回収事業報償金が当初で1,050万計上されていたのが400万円の減と、かなり大幅な減になっていますが、その理由をお願いします。
  2つ目は、電気式生ごみ処理機補助金のセンターごとの24年度の実績、補助件数をお願いいたします。特に久喜宮代センターでは、当初120万でしたが、20万、これもかなり大きな減額になってしまった、この理由。八甫センターでは、これは通告前、私の数字の書き間違いですが、当初予算で105万だったのが40万円の減額ということで、約4割の減額、かなり大幅なのですが、この理由をお願いいたします。
  それから、業務用生ごみ処理機の各センターごとの補助件数、実績をお願いします。菖蒲のセンター、八甫センターは、それぞれ250万、当初予定していたのが125万の減額ということになっています。その理由についてお願いします。
  4番目が、久喜宮代センターで燃料費が当初で1,634万円計上されていましたが、これは4分の1、これもかなり大幅な減額になっています。この理由をお願いします。
  5番目です。八甫センターで消耗品2,160万円が4分の1の減額、これもかなり大幅な減額なのですが、理由を説明してください。
  6番目です。菖蒲センターで廃プラスチック等廃棄処分業務、当初490万、約500万だったのが240万の減額、半額程度、かなり大幅に減っている。説明をしてください。
  最後ですが、17ページ、菖蒲センターで粗大ごみ収集業務、当初予算で300万円計上されていたのが、ここで299万円、ほぼ全額減額となっているのですが、その理由について説明をしてください。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 改めまして、おはようございます。ただいま猪股議員のご質疑の(1)から(3)についてご答弁申し上げます。
  まず、(1)でございますけれども、平成24年度当初予算につきましては、久喜宮代清掃センターの平成22年度の支払い額が約1,004万円であったことから、この実績をもとに1,050万円と見込んだものでございます。また、議員もご承知のとおり、団体から回収量の実態に疑義があると衛生組合に申し出があったことから、関係団体への聞き取りや実態調査を実施し、その結果を踏まえまして、平成23年に新たに要綱を制定し、制度の透明化、運用の適正化を進めたところでございます。これによりまして、団体みずから報償金を受け取るために必要な登録申請を見合わせる、あるいは回収方法の見直しなどがありましたことから、平成23年度の支払い額は約496万円、率にいたしまして50.6%と大幅な減額となったところでございます。
  報償金交付に当たりましては、4期に分け、交付申請を受け付けておりまして、平成24年度は3期までに約392万円の報償金を支出しております。仮にですけれども、第1期から第3期までの平均を報償金として第4期にお支払いしたといたしますと、平成24年度の支払い実績は約523万円になるところでございますけれども、年度末におきまして1年間分の回収実績をまとめて申請される団体もあると考えられますことから、当初予算1,050万円から400万円を減額いたしまして、補正後の予算を600万円としたため、約4割減となったものでございます。
  次に、(2)について、電気式生ごみ処理機の関係でございますけれども、久喜宮代清掃センターにつきましては19基、金額では55万8,300円、菖蒲清掃センターにおきましては4基、補助金額が11万9,000円、八甫清掃センターにつきましては5基、補助金額は14万7,200円となっております。このうち、久喜宮代清掃センターにおきましては当初予算で40基分を、八甫清掃センターにおきましては35基分をそれぞれ見込んでおりましたけれども、見込みに対して実績が下回ることから、それぞれ20万円、40万円の減額をさせていただいたものでございます。
  次に、(3)、業務用生ごみ処理機のセンターごとの補助件数でございますけれども、2月までの実績で申し上げますと、久喜宮代清掃センターにつきましては、飲食及びホテル業を営みます株式会社きのえね、こちらのほうに補助限度額の250万円を交付いたしました1件の例がございます。なお、菖蒲と八甫清掃センターにつきましては実績がございません。今回、菖蒲及び八甫清掃センターにおきましては、それぞれ125万円減額補正をさせていただいておりますけれども、この補正予算2号を編成いたしました2月以降に申請があった場合に備えまして、予算を確保させていただくことといたしまして、菖蒲、八甫の予算額を合わせまして補助限度額の250万となるように、予算上は残っているわけですけれども、実際、3月に入りましても申請がないことから、この残っております、八甫、菖蒲、125万、それぞれ不用額になる予定でございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 内田補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) おはようございます。猪股議員のご質疑の4の久喜宮代清掃センター燃料費減額補正431万円の理由についてご答弁申し上げます。
  ごみ焼却炉で助燃剤として使用しています特A重油でございますが、平成24年度の購入量を年間180キロリットル計画してございましたが、2炉あります焼却炉のうち、1号炉と比較し、炉の構造上、燃焼温度が安定いたします2号炉を主体とした運転ができましたことから、助燃剤の使用量を削減することができ、年間100キロリットルの購入で対応が可能となり、金額で約431万円の不用額が生じたものでございます。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 藤井課長。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
〇業務3課長(藤井 智君) おはようございます。引き続きまして、猪股議員ご質疑の(5)、八甫清掃センター消耗品費2,160万円から510万円を減額いたしました理由について答弁申し上げます。
  消耗品費につきましては、排出ガスを浄化するための薬品類であります消石灰、活性炭、尿素水の使用量が当初の予定量を下回る見込みであることから減額するものでございます。その内訳としましては、消石灰は当初86.4トンを見込んでいましたところですが、平成24年度の使用量が23トン程度となる見込みとなりましたので、63.4トン、238万円の減額。活性炭につきましては、当初16.6トンの見込みが、平成24年度の使用量が15トンとなる見込みとなりましたので、1.6トン、182万円の減額。尿素水につきましては、当初80トンを見込んでいましたところ、平成24年度の使用量が35トン程度となる見込みとなりましたので、45トン、90万円の減額でございまして、合わせて510万円の減額でございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 蓮見課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
〇業務2課長(蓮見 実君) おはようございます。猪股議員ご質疑の(6)及び(7)についてご答弁申し上げます。
  まず初めに、(6)、廃プラ等の廃棄物処分業務半減の理由についてご答弁申し上げます。菖蒲清掃センターでは、廃プラ等処分業務につきましては、平成23年度から契約方法の見直しにより、容積による算出から1トン当たりの重量及び運搬台数による算出方法に変更したことが減額になった一つの理由と考えられます。また、2つ目の理由としまして、搬入量が減少したことが要因と考えられます。平成23年度は46.06トンあったものが平成24年度見込みで33トンと、約13トンの減となったためでございます。
  続きまして、(7)、粗大ごみ収集業務につきましてご答弁申し上げます。菖蒲清掃センターでは、平成23年10月から粗大ごみの戸別収集を実施したところでございます。平成23年10月から平成24年9月までは、直営で収集担当の人員を確保できたため、直営により収集を実施してきたところでございます。このため、平成24年度予算の300万円からの6カ月予算執行を必要としなかったことがまず1つの理由となります。2つ目の理由としましては、平成24年10月から業者委託に向けて指名競争入札により業者を決定したわけですが、入札金額が税込みで3,150円と非常に低価だったため、299万6,000円の減額をさせていただいたところでございます。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 最後の、私の聞き間違いでなければ、菖蒲センター、粗大ごみ収集業務の入札が半年分で3,150円、予算で300万円予定、見積もっていたものが3,150円ということで、これは俗に言う、1円だけ入札したいから、安く出たということなのでしょう。内容的には、当然大丈夫だと思いますけれども、大丈夫なのですか。3,150円という、その入札をどのように評価するのか、お願いをいたします。
  それから、最初のほうへ戻りますけれども、まず13ページの特に業務用生ごみ処理機の補助金なのですが、久喜宮代センターできのえねで1件あったけれども、菖蒲と八甫では年度内に実績は、補助がないという見通しだそうですね。結果として補助金が出るかどうか以前に、そういう業務用を入れてほしいところ、その候補業者の選定というか、考え方があると思うのです。そこに対してどのように働きかけるかの問題だと思うのです。単に制度がありますから、予算がありますから、申し込みをするのを待っているというだけではなくて、これもそういう事業者と協議をして入れてもらってきたという経過はあるのだろうと思うのです。本年度においてはそういう経過はないのか、相談の実績もないのか。特に八甫と菖蒲についてお願いをいたします。
  それから、15ページで、これも菖蒲ですが、廃プラスチックの廃棄処分業務が半減になった理由として、搬入量が当初見込みの46トンから33トンへ減額になったというふうに理由を言われましたけれども、廃プラスチックの収集自体が減っているということを理由にするのでしょうか。普通、今聞いてすぐには判断できないけれども、一般的には廃プラスチックはそういう大幅に減るということは考えられないのだけれども、そこはどのようになっているのかお願いをいたします。
  お願いします。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  蓮見課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
〇業務2課長(蓮見 実君) それでは、猪股議員さんの再質疑にお答えいたします。
  まず、廃プラスチックの処分業務なのですけれども、これはうちのほうでは、収集もありますけれども、一般家庭、また事業所のほうからの持ち込み、この量がかなり減ってきたということで、処分料のほうもかなり安くなった。それで、22年度までは容積で1立米当たりの単価9,975円でしたが、ところが、今度重量になりまして、1トン当たり4万7,250円、それと1台当たり2万1,000円ということで契約いたしました。これでいきますと、1台当たり、22年度が7万9,800円、23年度ですと1台当たりで6万1,300円ということで、単価的にかなり安くなっております。それと、持ち込みの量が減ったということで、24年度はこれだけ減る見込みでございます。
  続きまして、(7)の粗大ごみの収集業務、これにつきましては、5社選定いたしまして入札を行った結果、1社だけ、特別というのだか何だかわからないのですけれども、かなり安い金額を入れていただきました。最低価格の制限は設けておりませんので、この金額で契約を行ったということでございます。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 再質疑にご答弁申し上げます。
  菖蒲、八甫が業務用生ごみ処理機の実績がないということでございますけれども、今まで業務用生ごみ処理機というのは管内で、平成17年度から24年度までで5基でございます。そのうち、多量排出事業所に補助しているのが日工大とそれからすずのき病院、この2事業者でございまして、残りの3事業者は実は多量排出事業所ではございません。菖蒲のほうは実績が全くないのですけれども、実は平成22年度に栗橋のなずな保育園、金額は24万7,000円という少額でございますけれども、こちらのほうに導入していただいております。
  それから、広報とかPR、働きかけの関係でございますけれども、多量排出事業所につきましては四半期ごとに搬入実績の数字を送付しておりますけれども、その中からこの制度の利用してくださいというようなお知らせをしておりますし、また組合のホームページ、こちらのほうにも載っております。それから、業者からの問い合わせは、大変申しわけないというか、残念なのですけれども、菖蒲からは今まで一件も問い合わせがございません。やはり久喜が中心でございまして、業者さんはよくいらっしゃるのですけれども、やっぱり費用的に、何百万という費用、確かに250万の補助は出ますけれども、それは500万以上の機器を導入した場合に限って250万ということが出るわけですから、こういった、余り景気がよくないということなので、衛生組合に出したほうがいいという業者さんがほとんどですけれども、ただ、今年の10月からは手数料が倍になるということで、その辺、私どももそういった周知をしながら、こういう制度がありますよということをPRしていきたいと思いますので、ご理解のほうよろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第1号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第2号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計予算についての質疑をお受けいたします。
  なお、この議案につきましては、歳入歳出に分けて、通告に従い、順次お受けいたします。
  まず、歳入からお受けいたします。
  初めに、猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 一般会計予算について質疑をしてまいります。
  まず最初は、24年度までの多量排出事業者に対するごみ減量指導と各事業所の減量計画書、その実績、事業系ごみに対する分別徹底指導等から判断しまして、新年度の事業系ごみの減量見通しをどのように判断しているのかお願いいたします。
  2つ目です。10月から久喜宮代センターと八甫センターでは事業系ごみが値上げになるわけですけれども、そのことによる事業系ごみの減量をどのように見込んでいるか。特に久喜宮代センターでは、収集、運搬を行う場合の手数料引き上げによって、収集、運搬を行う事業所の数自体が減ってくるのかどうか、どのように見込んでいるのかお願いをいたします。
  3つ目ですが、事業系ごみの手数料引き上げについて、事業所への説明の経過、今後の予定、事業所からの反応、もしあればお願いをいたします。特に事業所における自家処理への移行や衛生組合へごみを出してくる、搬入の減少につなげていくことが当初の目的の一つであるわけですけれども、どのように考えていらっしゃいますか、お願いをいたします。
  (4)ですが、予算書の具体的に言えば9ページですが、自動販売機の行政財産使用料、自動販売機の設置者はどなたなのかお願いをいたします。
  それから、久喜宮代衛生組合行政財産の使用料に関する条例になりますが、この使用量の「量」が料金の「料」、ちょっと変換間違いで、間違っております。申しわけありません。使用料の算定根拠を説明してください。
  次の使用量の「量」も料金の「料」です。最近、あちこちの自治体では、自動販売機自体を入札によって決めるというところがふえてきております。衛生組合としてはどのように考えていますか、お願いします。
  それから、次ですが、11ページです。循環型社会形成推進交付金の算定、1億6,000万円ありますので、この算定をお願いいたします。
  6番目ですが、資源回収物売却代金が3センターともいずれも減少してきているのですけれども、この理由をお願いいたします。先ほど久喜宮代センターの関係については補正予算のほうでも説明がありましたけれども、全体的な減少の理由をお願いいたします。
  八甫センターは、金属類と改めて載っているのですが、こちらと合わせるとむしろ増となるというふうに解釈してよいのかどうかお願いします。
  それから、11ページから13ページにかけて、再商品化拠出金、それからペットの有償入札拠出金、今までと予算書の計上の仕方、今までペットのは載っていなかったと思うのですけれども、計上の仕方を変えたということなのかどうかお願いします。24年度の予算比で、金額の変化を含めてご説明をいただきたいということです。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) それでは、私からはご質疑の(1)、(4)、(7)、この3つについてご答弁申し上げます。
  まず、(1)ですけれども、減量計画書は平成24年度に多量排出事業者となりました81事業者全てから提出されております。内訳でございますけれども、久喜宮代清掃センター管内が42事業者、菖蒲清掃センター管内が13事業者、八甫清掃センター管内が26事業者でございます。実績でございますけれども、平成24年度4月から1月期の実績と、それから平成23年度の2月から3月期実績を加算したもの、これを平成24年度の年間搬入見込み量と想定いたしまして、事業者みずから定めました減量計画書の目標と比較いたしまして、目標の達成、未達成の可否を判定しているところでございます。
  まず、久喜宮代清掃センター管内の多量排出事業者42のうち、減量計画目標の達成見込みがあるのが16事業者、減量計画目標の達成が困難と想定したのが26事業者でございます。この26事業者のうち、減量計画そのものの達成は困難であるけれども、平成23年度の搬入実績を下回るというふうに思われるところが9事業者ございます。次に、菖蒲清掃センター管内の多量排出事業者13事業者のうち、減量計画の目標を達成できるだろうと判断したのが6事業者、それからそれが困難というのが7事業者、ただ、その7事業者のうち、前年度の実績を下回る事業者が3事業者と思われます。最後に、八甫清掃センター管内でございますけれども、26事業者のうち、減量計画を達成できると判断したのが17事業者、それから困難であると判断したのが9事業者でございます。9事業者のうち、平成23年度の実績を下回る事業者は1事業者というふうに考えております。管内全ての多量排出事業者に対しましては、年間を通して減量化のために取り組んできた事柄の報告と、それから減量計画の達成が困難であると判定した事業者に対しましては、その理由もあわせてご報告をしていただいておりまして、今現在整理中でございます。
  24年度の事業系ごみの見通しですけれども、まず平成24年度多量排出事業者の対前年度搬入実績をご報告させていただきます。まず、久喜宮代清掃センター管内の平成23年度4月から1月期実績が1,664.28トンであるのに対しまして、平成24年度の同期間における実績は1,652.94トンで、11.34トンの減、率にいたしまして0.68%の減となっております。次に、菖蒲清掃センター管内の平成23年度4月から1月期実績は729.03トンであるのに対しまして、平成24年度の同期間の実績が785.78トンでございまして、こちらのほうは56.75トンの増加、率にいたしまして7.78%の増でございます。最後に、八甫清掃センター管内の平成23年度4月から1月期の実績が937.33トンであるのに対しまして、平成24年度の同期間の実績が950.82トン、13.49トンの増加、率にいたしまして1.14%の増でございます。
  まとめたのを整理いたしますと、1月末現在でございますけれども、久喜宮代清掃センターが微減、菖蒲清掃センターが増加、八甫清掃センターが微増となっております。菖蒲清掃センターのごみ搬入量の増加につきましては、こちらのほう、詳細にお聞きしておりまして、大型商業施設におきまして顧客が約30万人増加したこと、それから昨年、平成24年の10月から、生ごみのリサイクル工場の設備の不具合で、やむを得ず昨年の10月から今年の2月まで菖蒲清掃センターに搬入することとなったために搬入量が増加したことが要因でございます。
  次に、事業系ごみ全体の今後の減量見通しでございますけれども、まず久喜宮代清掃センターの平成24年度の搬入見込み量は5,120トン、これに対しまして、平成25年度予算では4,943トンと見込んでおります。次に、菖蒲清掃センターでは、平成24年度の搬入見込み量が1,850トン、平成25年度予算では1,800トンと見込んでおるところでございます。最後に、八甫清掃センターの平成24年度の搬入見込み量が2,640トン、平成25年度予算では2,387トンと見込んでございます。今年の10月から、久喜宮代清掃センターと八甫清掃センター管内では処理手数料の値上げが実施されます。特に多量排出事業者では、例えば10トンの処理手数料が今まで10万円で済んでいたものが今度20万円に2倍になりますことから、資源物であり、また売却できます紙類の搬入の減少、あるいは生ごみの水切りの徹底により搬入量の減少効果も期待できるのではないかと思われます。いずれにいたしましても、10月からの搬入状況に注目してまいりたいと考えております。
  次に、ご質疑の(4)、自動販売機の行政財産使用料についてでございますけれども、まず設置者でございますけれども、久喜宮代清掃センターにつきましては、三国コカ・コーラボトリング株式会社が2台、株式会社ジャパンビバレッジホールディングスが2台、森乳業株式会社1台、合計で5台、自販機が設置してございます。
  使用料の算定根拠でございますけれども、久喜宮代衛生組合行政財産の使用料に関する条例第2条の規定に基づきまして、別表により算出してございます。久喜宮代清掃センターにつきましては、自動販売機は建物の外に設置されておりますことから、行政財産の種類は土地、使用区分は建物もしくは工作物の敷地または展示場、駐車場、材料置き場等として使用させる場合に該当いたしております。使用料につきましては、月額といたしまして、当該土地の適正な価格に1,000分の3.5を乗じて得た額と規定されてございます。当該土地の適正な価格につきましては、清掃センター敷地の当該年度の1平方メートル当たりの固定資産税評価額で算出してございまして、平成24年度につきましては評価額が1万4,652円でございました。これに1,000分の3.5を乗じまして、1平方メートル当たりの月額が51円となっております。これにそれぞれの自動販売機の面積を乗じておりまして、5台分で年額3,672円でございます。各自動販売機にはそれぞれ電力メーターが設置されておりまして、毎月検針を実施し、使用した電力量に係る電気料を実費分として徴収してございます。平成23年度の電気料の実績額は、5台分の総額で15万1,859円でございました。
  ご質疑にあるとおり、使用料を入札で決めるべきとのことでございますけれども、こちらの自動販売機の利用者は主に職員でございまして、福利厚生の一面から設置しているものでございます。自動販売機の設置に係る料金につきましては、今まで取り扱い手数料として徴収していたものを、平成23年の3月定例会におきまして今申し上げた条例のご議決をいただき、見直しを行ったところでございますけれども、議員ご指摘のとおり、最近の動向を見ますと、自販機の設置につきましては入札を実施している自治体もありますことから、今後事例を調査し、検討してまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 藤井課長。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
〇業務3課長(藤井 智君) 引き続きまして、猪股議員ご質疑の自動販売機の行政財産使用料のうち八甫清掃センター分につきましてご答弁申し上げます。
  八甫清掃センターに設置している自動販売機は2台でございます。設置者は、鷲の宮手をつなぐ親の会が設置しております。設置されている自動販売機は、行政財産の使用料に関する条例第2条、使用料の額、別表に規定してございます建物の一部を使用させる場合に該当しているところでございますけれども、設置者であります鷲の宮手をつなぐ親の会は、障害児の社会参加と自立性の向上に努めている福祉団体でございますことから、行政財産の使用料に関する条例第4条第1項第3号の規定に基づき、使用料につきましては減免しているところでございます。なお、電気料につきましては実費分を負担していただいておるところでございます。また、入札の関係につきましては、久喜宮代清掃センターと連携を図ってまいりたいと考えております。
  続きまして、11ページ、(5)、(6)につきましてご答弁申し上げます。初めに、(5)、循環型社会形成推進交付金の算定でございますが、この交付金は八甫清掃センターのごみ焼却施設基幹的設備改良事業に対して交付される交付金でございます。交付率は、交付対象事業費の3分の1でございます。平成25年度ごみ焼却施設基幹的設備改良事業費は、工事費及び施工監理委託料の総額5億6,556万9,000円でございます。この工事費のうち4億9,243万1,000円が交付対象工事費でございまして、交付金の額は交付対象工事費と事務費相当分を合算した交付対象事業費の3分の1となります。事務費相当分につきましては、交付対象工事費の0.5%まで見込むことができますので、交付対象事業費は交付対象工事費4億9,243万1,000円に事務費相当分の246万3,000円を加えた4億9,489万4,000円となります。この交付対象事業費に交付率3分の1を乗じた1億6,496万4,000円が交付金額となるものでございます。
  次に、(6)の資源回収物売却代金の関係でございますけれども、八甫は金属類と合わせて増と解してよいかについてでございますが、八甫清掃センターの金属類につきましては、平成23年度にアルミ缶プレスと鉄プレスを入札に付した結果、当初の見込み単価を大きく上回る成果となりました。24年度についても、さらにスチール缶プレス、アルミ缶プレスを入札に付すとともに、これまで単体では売却が困難でありました焼き鉄を未処理鉄とあわせて清掃工場排出鉄として入札に付したところでございます。入札の結果、スチール缶プレスが平成24年度当初見込み1トン当たり1万円に対し、前期が2万2,050円、後期が2万580円、アルミプレスが8,000円に対し、前期が4万7,250円、後期が4万2,000円、清掃工場排出鉄が4,000円に対し、前期が1万6,800円、後期が1万1,970円と当初の見込みを大きく上回る単価で売却できましたことから、平成25年度の見積もりにつきましては、平成24年度の実績をもとに単価を見込みました結果、金属類の売却代金が増額で見込まれましたことから、全体として前年度より増となったものでございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 日下部補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
〇業務課長補佐(日下部栄子君) それでは、私からは(2)、(3)、(6)のご質疑にご答弁申し上げます。
  平成25年度10月からの手数料改定後の減量見込みは、久喜宮代清掃センターへの事業系ごみの直接搬入量の見込みにつきましては、条例改正後の平成25年10月から26年3月までの半年間で約70トンから90トン、率にして3から4%の減量を見込んでおります。これは、吉見町にあります埼玉中部環境保全組合におきまして、平成23年4月に処理手数料の50%値上げを実施しましたところ、搬入量が約2.2%減少したとの実績がございました。当組合の手数料改定は倍額となりますことから、排出抑制、資源リサイクルの推進につながることなどを考慮しまして減量を見込んでおります。また、集積所へ排出している定額制の1日10キログラム未満の排出事業所につきましては、条例改正によります処理手数料の値上げと登録事業所数と手数料調定金額の毎年の減少傾向、これらを踏まえまして、事業所数で約8%の減少を見込んでおります。また、八甫清掃センターにつきましても、条例の改正が施行されます本年10月から翌年3月までの半年間で約40トンから50トン、同じく率にして3から4%の減量を見込んでおります。
  続きまして、(3)の手数料改定についての事業所への説明につきましては、昨年11月から12月にかけまして、手数料改定の概要を久喜宮代清掃センターの全ての登録事業所及び久喜宮代清掃センター、八甫清掃センターの許可業者へ通知するとともに、「衛生組合だより」12月号におきまして手数料改定に係る記事を掲載しております。今後の予定といたしましては、事業所及び許可業者へ再度通知文書を発送するとともに、また「衛生組合だより」でさらなる周知を図ってまいりたいと考えております。また、事業所の反応といたしましては、手数料改定の決定に係る詳細な資料の請求が2件、10キログラム未満の排出事業者からの問い合わせと合わせて手数料見直しの請求が3件ございました。八甫清掃センターにつきましては、電話による問い合わせが3件ございました。今回の事業系ごみの処理手数料の改定につきましては、ごみの排出抑制及び自己処理の推進、またごみ処理に係る相応の受益者負担を目的として実施するものであります。今後につきましても、ごみ排出事業所のご理解、ご協力をいただきながらごみの適正処理を進めていきたいと考えております。
  次に、(6)の資源物売却代金の減となっている理由でございますが、資源物の回収、売却につきましては、市況に基づき上下いたします売却単価の変動、特に雑誌の下落率は30%を超えるなど、紙類の単価が下落傾向にありますことから、平成25年度当初予算は売却収入を減額して計上しております。平成24年度、平成25年度の予算計上時の売却単価を比較しますと、これはいずれもトン単価でございますが、平成24年度の新聞の売却単価8,925円で計上しましたけれども、平成25年度は7,350円、1,575円のマイナスであり、次に雑誌、ざつがみの平成24年度の売却単価が7,875円で、平成25年度は5,250円、2,625円のマイナス、次に段ボールでございますが、平成24年度の売却単価が8,925円、平成25年度は7,350円で1,575円のマイナス、次に牛乳パックが、平成24年度の売却単価が5,775円で、平成25年度は4,725円、1,050円のマイナスと、古紙類全ての売却単価が下落しておりますことから、平成24年度と平成25年度を比較しますと、資源物売却の予算は減額として計上させていただいております。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 申しわけありません、最後になりましたけれども、ご質疑の(7)についてお答えいたします。
  再商品化合理化拠出金でございますけれども、前年度分が翌年度に拠出されますことから、予算に計上したものは平成24年度中に再商品化される見込みに対します拠出金でございます。積算につきましては、平成24年10月26日付で容器包装リサイクル協会から平成24年度「「市町村への再商品化合理化拠出金」の支払いについて」という件名で試算式が送付されておりまして、この試算式の中に引き渡し見込み量を当てはめますとこういった数字が出てまいります。なお、この予算の関係ですけれども、拠出金につきましては平成23年度も24年度も当初予算のほうに計上してございます。
  次に、ペットボトル有償入札拠出金でございますけれども、ペットボトルにつきましては、ご承知のとおり、容器包装プラスチックなどと一緒に、容器包装リサイクル法に基づきまして、指定法人となります公益財団法人日本容器包装リサイクル協会を経由いたしまして再商品化を行っておるところでございます。再商品化につきましては、再商品化事業者が指定法人から費用を受け取って再商品化を受託する方法、いわゆる逆有償入札が基本でございますけれども、ペットボトルに限りまして、近年、ペットボトルが市場で高値で買い取りされる傾向となってきましたことから、平成18年度からは再商品化事業者がお金を支払って再商品化を受託する方式、いわゆる有償入札が認められることになってございます。この結果、有償入札で再商品化が行われる場合には、再商品化事業者が指定法人に支払った資金はペットボトルを引き渡した市町村に還元されることになります。
  これによりまして、当該年度に引き渡す数量に応じまして、ペットボトル有償入札拠出金として収入し、決算の中で今までご説明してまいりました。平成24年度までは、落札結果が新年度の4月に入りませんと発表されないと、そのような理由から当初予算では計上しておりませんでしたけれども、近年は一定の評価を受けておりますことから、平成25年度からは思い切って当初予算に計上させていただいたものでございます。金額につきましては、1トン当たり3万円と見込んでおりまして、久喜宮代清掃センター分として498トン分で1,494万円、菖蒲清掃センターで67トン分の201万円、八甫清掃センターで209トン分の627万円としてございます。
  なお、平成24年度のペットボトル有償入札拠出金でございますけれども、平成24年の4月から今年の2月までの引き取り実績分713.4トンに対しまして、金額にいたしまして、約ですけれども、2,292万円を3月27日に振り込みますとの通知が来てございます。また、3月分の引き取り分につきましては5月末に振り込まれる予定でございまして、金額にいたしまして約190万円かと思われます。全体といたしましては、平成24年度分としては2,482万円と、これがペットボトルの有償入札の拠出金となる見込みでございます。よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 詳しい説明ありがとうございました。
  1つだけお願いします。自動販売機の使用料が、行政財産使用料なのですけれども、久喜宮代センターは販売業者自体に置かせていて、八甫センターは福祉団体にということです。特に福祉団体の場合には、福祉団体に対する補助金的な性格を持つわけで、また彼らを助成しなくてはいけないと思うのですよね。特に1つ、久喜宮代センターのほうの3事業者、販売業者に対しては、今後入札について検討していくということが言われましたけれども、これは条例自体の見直しも必要になってくると考えたほうがいいのでしょうか。その見解をお願いします。
  それと、八甫センターのほうの福祉団体に対しては、先ほど言いましたが、工場施設内に例えばお店を出すスペースを貸すとか、それと同じような意味を持つわけですけれども、そういうやつは実際にどれぐらいの効果があるのかというふうに見ているのか。つまり、利益の報告とか、そういうのはあるのかどうかお願いします。
  それから、久喜宮代センターについては、そういう申請、相談、福祉団体からの申請、相談というのはこれまでなかったのかどうかお伺いします。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 自販機の関係でございますけれども、先ほどのご答弁の中で入札も検討していくというようなことをちょっと答弁いたしました。仮に入札をやるとなった場合ですと、これは今回、昨年に制定しました条例とは全く今度は関係ないということになりまして、改正前のいわゆる雑入に入れた、いわゆる一般的なのが、電気料プラス売り上げの何%とか、あるいは1本につき幾らという形になると思うのですけれども、そういった形になると思いますけれども、ざっくばらんな話で、実はきのう、1事業者の方と相談させていただきました。入札をやったらどうなるのでしょうねと言ったら、入札については応じますよ、ただ、今の金額では納められないということでございました。
  ご承知のとおり、こちらの自動販売機は、一番安いものが20円、一番高価なもので130円ということになってございまして、ほかのところから比べると、20円あるいは30円低額でございます。職員も1年中、寒い冬から暑い夏までということで、こちらの自販機を結構ご利用いただいているというようなことから、5つも自動販売機があっても、1台も撤去されずに残っているという状況でございますので、さらに、これは余談なのですけれども、この自動販売機を設置したのは労働組合なのです。労働組合が、ここに何もなかったということで、業者に声をかけて、こちらに置いてくれないかという、そういったいきさつもありますので、入札をやりました、確かに組合に収入は入るよ、だけれども、利用する職員が、何で今度、10円、20円上がってしまうのという問題もございますので、先ほど私も検討はしますと言いましたけれども、いろんな実態を調べさせていただきますけれども、そういった経過もございますので、ご理解いただきたいと思います。
  それから、障害、そういったことの、八甫のような、そういった申請のほうは今のところございません。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員、再々質疑ないですね。
                 〔「はい」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  ここで休憩をいたします。

    休憩 午前10時00分

    再開 午前10時10分

〇議長(小河原 正君) 再開いたします。
  次に、山下議員、お願いします。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 議席ナンバー4番の山下です。質問をさせていただきます。
  最初に質問させていただきます。ページ9番目の歳入で、昨年度の予算を100とした場合、今年度の予算比率が、ちょっと皆さん、ばらばらになっているのかなという感じがするので、それのわけをちょっと教えていただきたい。
  それと、9ページの塵芥手数料について、昨年度と比べると予算がプラスになっていることなのですけれども、これは手数料値上げの影響で予算をふやしたのか、それをちょっとお聞きしたいと思っています。
  それと、13ページです。有料広告掲載料と書いてあるのですけれども、これはどこにどんな内容の有料広告を入れたのか、ちょっとお聞きしたいなと思っております。
  以上3点をひとつよろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) それでは、山下議員さんのご質疑のうち、組合負担金につきましてお答え申し上げます。
  組合負担金につきましては、総額で28億697万5,000円と、前年度30億3,083万9,000円と比較いたしまして92.6%となってございます。さきの9月議会でご答弁申し上げましたように、予算の編成に当たりましては、毎年多額の不用額が生じております科目、業務等につきましては特に徹底した精査を行うなどの削減に努めまして、組合負担金の減額を図ったところでございます。具体的には、久喜市及び宮代町の財政担当部署とも協議を重ね、内部査定を行った結果、歳入におきましては可能な限り自主財源を計上し、歳出においては、業務内容を徹底的に見直し、歳出額を削減した結果、組合負担金が減少となったものでございます。
  次に、有料広告掲載料でございますけれども、これにつきましては、衛生組合の自主財源を確保するとともに、地域経済の活性化及び住民生活の利便に資することを目的として実施するものでございます。「衛生組合だより」平成24年10月号及び12月号でも一部お知らせしたとおり、広告掲載物は「衛生組合だより」、衛生組合公式ホームページ、家庭ごみ・資源物収集カレンダー及び衛生組合で消費いたします郵便用の封筒となってございまして、広告掲載の位置は衛生組合の指定する位置となってございます。
  掲載料につきましては、「衛生組合だより」で、1回、1枠が1万円、2枠が2万円、それからホームページで、こちらのほうは一月単位でございますけれども、最高半年までとなっておりまして、月額1万円となっております。また、家庭ごみ・資源物収集カレンダーでは、1枠が2万円、2枠で4万円、それから郵便用の封筒でございますけれども、1枠で2,000枚で2,000円、こういったことになっております。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 日下部補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
〇業務課長補佐(日下部栄子君) 次に、歳入の塵芥処理手数料について、昨年と比べると予算がプラスとなっているが、手数料金値上げの影響かとのご質疑にご答弁申し上げます。
  塵芥処理手数料につきましては、平成24年度当初予算額1億2,136万3,000円に対しまして、平成25年度当初予算額1億7,145万9,000円で、比較しまして5,009万6,000円の増額となっております。中でも、現年度分のごみ処理手数料が平成24年度予算と比較しますと4,459万6,000円の増額となっておりまして、本年10月から実施されます事業系ごみ処理手数料及び久喜宮代、八甫清掃センターに直接搬入される家庭ごみの処理手数料の改定による増額分を見込んだことによるものです。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 再質問させていただきます。
  一番最初に言った昨年度の予算ですか、比べると、私、ちょっと調べたのですけれども、久喜の負担分が、昨年度の比率でいうと96%なわけですか、菖蒲センターが90%、八甫が87%、減額ということで、それで、久喜が1つに統一されたのですけれども、それを合計すると、昨年度は久喜が82.26%、今回は81.6%、負担率が。宮代が、昨年度が17.74%、今回は18.4%となっているので、そのちょっと理由を、どんな議論がされたか、ちょっとその辺のところも聞きたいなと思っております。それでひとつお願いします。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 再質疑にご答弁いたします。
  負担金の関係なのでございますけれども、先ほどご答弁申し上げたとおり、今まではたくさん不用額が出ていたというようなことから、昨年6月議会にご指摘いただきましたことから、できるだけ不用額が出ないようにしようということで、構成市町の財政課とも十分な打ち合わせをいたしました。あと内部におきましても、過去数年間のいろんな業務の予算額に対する支払い、不用額を全部見直しいたしまして、今回のような予算編成に、24年度と比較しますと92.6%ですから、逆に言えば7.4%の負担金の減というふうになっているわけですけれども、そういった編成をさせていただいたところでございます。
  今の山下議員のご質疑の中の久喜が何%、宮代が何%、菖蒲が何%というのを、うちのほうはそういったものの考えはしておりませんで、トータル的に見て計算しております。当然、規約の中に構成市町の負担割合の規定という、そういった規定を設けて、議員の皆様にご説明してきているところでございますので、そういったものに基づきまして、議員割合であったり、100%、全額久喜であったり、あるいは2対1であったりというふうな積算のもとに予算のほうを編成しておりますので、その辺ご理解いただきたいと思います。ちょっと答弁になりませんけれども、お許しいただきたいと思います。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 答弁にならないということで、私はちょっと意見を聞きたいということで、どういうふうな議論をしたかということで、ちょっとそれだけを聞きたいなと思ったのです。なぜこういうふうになった、原因、執行部のほうで意見交換はしたと思っているのですけれども、その意見はどういうふうな、あったのかどうか、それだけ聞ければいいかなと思ったのです。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 再々質疑にご答弁いたします。
  何回も繰り返しになりますけれども、組合としてたくさん不用額が出るのは好ましくないというようなことから、徹底精査して予算計上したということでございまして、全職員がそれぞれの担当している事業なりを全て見直しして、予算の執行額、平成22年度はどうだったのか、23年度はどうだったのか、24年度についてはどうだったのかを精査いたしまして計上していったわけでございますけれども……
                 〔「久喜と宮代の負担の割合が変わっているのはおかしいと
                   いうふうに言っているのです」と言う人あり〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 久喜と宮代の負担が変わったというのは、これは議員さんご指摘のとおり、以前は確かに2対1でございました。今回は、合併によりまして、菖蒲と八甫につきましては100%久喜市のご負担、それから久喜宮代清掃センターにつきましては、2対1の部分もありますし、議員配分により14分の9あるいは14分の5というのもございます。そういった関係から、議員さんお調べになったとおり、若干宮代のほうが上回っているというお話をされましたけれども、そういったいきさつでございますので、あれではなくご理解いただきたいと思います。申しわけございません、本当に、答弁にならない答弁で。よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 山下議員、打ち切ります。
  次に、関議員、お願いします。
                 〔6番 関 弘秀君登壇〕
〇6番(関 弘秀君) 6番の関でございます。
  13ページのペットボトルの有償入札拠出金の内容については、前段の議員でご説明ありましたので、了解いたしました。
  ちょっと1点確認で、今後もそのような形でずっと続けていくのかどうかだけ、1点お願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 関議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 今後のペットボトルの有償入札拠出金の関係でございますけれども、前段の猪股議員に、本来、決算で報告してきたものを思い切って予算に上げたというご答弁を申し上げました。
  実は、予算編成後に、ペットボトルにつきましてこちらに情報が入ってきてございまして、ペットボトルがだぶついているという今状況に実はなっております。今まで年1回の入札だったのですけれども、25年度に限りましては、4月から9月と、それから10月から3月ということで2回の入札を実施することになっております。昨日ネットで調べたのですけれども、ペットボトルのいわゆる4月から9月、前期なのですけれども、それの落札平均単価が3万円なのです。3万円なのですけれども、平均で3万円なのです。ちょっと申し上げにくいのですけれども、平成24年度なのですけれども、全国平均の落札単価が三角の4万8,890円だったのです。いわゆる有償、要するに1トン当たり4万8,890円、団体に入ってきますよというのが全国の平均単価であったのに対して、久喜宮代衛生組合は3万9,620円ということで、全国平均から比べるともらえる額が少ない。実際、25年度、ふたをあけたら、4万8,890円が3万円になっていると。では、久喜宮代も3万かというと、3万にはならないということですので、予算計上してしまいましたけれども、場合によっては補正予算のほうで減額をお願いする場合もあるかと思いますので、あらかじめご了承いただければと思います。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 以上で関議員の質疑を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いいたします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。
  2点質問をしていきますが、11ページの循環型社会形成推進交付金については、概略、前者の答弁でわかりましたけれども、一応基本的なことをまたお聞きしたいのですけれども、この国の方針、それから将来に対しての見込みは、これについてはどのように考えているのか、1点お伺いしたいと思います。
  それから、次のことにもかかわるのですけれども、基幹的設備改良事業費ということで事業債も含めて計上しているのですけれども、これはあくまでも設備改良事業に限定している中身なのか、それから、新設炉とか、そういうのには関係なく改良なのかということと、それから将来、八甫以外での設備改良する場合、これが適用される見込みはあるのか、考え方も含めてお願いしたいと思います。
  それから、13ページの基幹的設備改良事業債については、その内容と今後どのように経年的に対応していくのかということについてお伺いします。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
  大久保補佐。
                 〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
〇業務3課長補佐(大久保達也君) それでは、木村議員のご質疑にご答弁申し上げます。
  11ページ、清掃費補助金1億6,496万円の循環型社会形成推進交付金の内容についてでございますが、この設備改良費が、これは将来の見通しというのは……
                 〔「限定しているのか」と言う人あり〕
〇業務3課長補佐(大久保達也君) この循環型社会形成交付金ですが、メニューが幅広く設定されておりまして、そのうちの八甫清掃センターでは基幹的設備改良事業ということで交付金の交付を受けようとするところでございます。
  続きまして、13ページ、ごみ焼却施設基幹的設備改良事業債についての内容と今後の対応でございますが、ごみ焼却施設基幹的設備改良事業債は、八甫清掃センターのごみ焼却施設基幹的設備改良事業の財源を確保するための起債でございます。基幹的設備改良事業の平成25年度の事業費は、工事費5億5,465万4,000円と委託料の1,091万5,000円の合計5億6,556万9,000円でございます。このうち、交付対象事業費は4億9,489万4,000円、単独事業分が7,067万5,000円となっております。起債充当率につきましては、交付対象事業分が90%、単独事業分が75%となっておりますので、交付対象事業分の起債額につきましては、交付対象事業費4億9,489万4,000円から交付金額1億6,496万4,000円を差し引いた3億2,993万円に90%を乗じた2億9,690万円が起債額となります。単独事業分につきましては、7,067万5,000円に75%を生じた5,300万円が起債額となり、合計で3億4,990万円を借り入れする計画としております。
  今後の対応についてでございますが、この基幹的設備改良事業を実施することによりまして、八甫清掃センターのごみ焼却施設の寿命をおおむね10年の延命化を図る計画としております。このことから、平成25年度に3億4,990万円を金融機関等から借り入れを行いまして、償還期間10年以内での返済を考えておるところでございます。なお、久喜宮代清掃センターで大規模改修工事の際に借り入れた平成19年度の借り入れ条件であります利率0.8%、据置期間1年、償還期間8年でシミュレーションをいたしますと、償還期間が平成26年度から平成33年度、平成27年度からの毎年の元金返済額が4,998万6,000円、利子につきましては、返済初年度となります平成26年度が約284万5,000円、最終年度となる平成33年度が約30万円で、利子の合計が約1,335万3,000円となる見込みでございます。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 循環型社会形成推進交付金の内容なのですけれども、この名称からいうとかなりいろいろなことができそうな感じでお聞きしたのですけれども、そうすると、改良事業だけではなくて幅広い形に適用できるということなのですけれども、国のそもそものこれについての、幅広いって、どういう形の適用ができるのかというのと、経年的に今後、これを国の方針としても位置づけているとすれば、久喜宮代衛生組合として、今後、例えば大規模改修、それから新設炉なんかも含めた形のものが、これの国庫負担3分の1ですか、そういうことについての適用が考えられるのかどうか、お願いします。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  大久保補佐。
                 〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
〇業務3課長補佐(大久保達也君) 木村議員の再質疑にお答え申し上げます。
  今後、久喜宮代衛生組合で新設炉あるいは改良、そういったものに、この交付金が活用できるかという話だと思いますが、こちらにつきましては、まず改良につきましては、改良、それから新設なのですけれども、この基幹的施設改良事業を利用するためには、温室効果ガス、CO2の削減が必要になってまいります。3分の1の交付金を得るためには、削減率が3%以上という規定がございますので、それをクリアできればこの交付金が導入できるということでございます。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑、木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 今答弁の中で、改良、それから新設も含めて、CO2の削減が3%をクリアできれば適用できるという形のものですね。国の方針に沿って、今後、先ほど言ったように、衛生組合も含めて、各センターも含めて、こういうことがかなり長期的に考えられる国の方針なのか、それをつかまえて、今後そういうことも含めた検討ができる余地があるのかどうか、お願いします。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  小倉事務局長。
                 〔事務局長 小倉康治君登壇〕
〇事務局長(小倉康治君) 国の交付金の活用の方法だと思うのですけれども、今後、久喜宮代衛生組合として、新設炉の建設、また生ごみの堆肥化施設、それと粗大ごみ処理施設、いろんな施設の建設が想定できますけれども、それらを建設するに当たりましては、ただいま申し上げましたが、交付金をできるだけ活用して建設してまいりたいというふうに考えてございます。ですけれども、議員おっしゃられたようなことで考えてまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(小河原 正君) 以上で木村議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第2号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第2号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
  初めに、猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 歳出で順番に質疑していきます。
  まず最初に、例規のデータを配付してほしいというふうに通告しましたところ、早々と配っていただきましてありがとうございます。これは、内容を、今確認できないので内容を説明してください。例規の検索システムそのものですか、それとも例規のPDF化、データそのものでしょうか。それと、これについては今後、では、私は年に1回程度はと書いたのですが、例規が改正されると配付していただけるのか、それとも1回程度、年に1回ぐらいは、お願いします。
  2つ目です。各センターの照明設備やエアコンなどの省エネ化について一般質問で行いました。そのときの答弁で、当局としては、必要性は認めながらも、今後の検討課題であると言ってみたり、それから構成市町の協議課題としていると言ってみたり、それから最後には、新年度は予算をとっていないから、26年度以降にということを挙げたり、どうも先送りするような方針のように私は受け取っております。ただ、考えてみれば、一番喫緊なものでいえば照明のLED化ですけれども、あるいは高効率反射板方式もありますけれども、こうしたことをこれまで計画していなかった、実施をしてこなかったことのほうがおかしいのであって、維持管理費とか電気料とかを考えれば、これは早く交換をして更新をしていったほうが後々有利になってくるわけですよね。であれば、これまで予定していなかったとすれば、すぐにでも各構成市町、ここにも環境担当課も来ているし、すぐに協議をして、年度内にはこうした着手をするべきだろうと私は考えるのです。その点いかがか、お願いをいたします。
  (3)ですけれども、太陽光発電システムの設置についてもこれまで全く検討してこなかった、考えてこなかったようです。これについてもやっぱり同様で、3センターのあいている敷地内あるいは建物の屋上なりに、屋根の上なりに太陽光発電システムを設置できるところがあるのかどうか、あるのだったら、それをいつごろやっていこう、すぐにできるのか、補正予算が必要なのか、次年度以降にするのか、そうしたことを具体的に打ち出すべきだと思うのです。この点についてはどのように考えていますか、見解をお伺いいたします。
  (4)として通告したのですが、昨年の7月に衛生組合で地球温暖化防止実行計画というのを策定いたしました。この中で、今言った(2)及び(3)に関連してくるのですが、設備の省エネ化については、例えば照明設備のところ、照明灯の新規購入の際には省エネルギー型とすると書いておるのだから、それを購入時に検討、つまり購入しなければ検討しない、このままいくのだということが方針になっていたり、それから施設の増改築を行うときには検討すると言ってみたり、全くやる気がないのです。こういう計画であってはならないと、これは非常に時代おくれで、昨年つくったにしては非常に不十分な、しかも時代おくれな計画です、その部分についていえば。この計画自体の再検討、見直しが必要だと思いますが、いかがでしょうか、お願いいたします。
  それから、次に廃棄物減量等推進審議会について、新年度、年度内の予定を明らかにしてください。開催情報はできるだけ早く市民に周知していただきたいと思いますが、いかがでしょうか、お願いいたします。
  それから、17ページですけれども、廃棄物減量等推進員の選任状況、市、町ごと、地区ごとにお願いをいたします。それから、これまでの報告書の提出あるいは活動状況について明らかにしてください。新年度の選任予定を明らかにしてください。
  次が、23ページですけれども、ここで幸手地区及び鷲宮・栗橋生活環境、周辺住民へのいわゆる迷惑料の負担金が80万円と100万円計上されています。今までに比べれば随分減額となってきているのですけれども、25年度の金額の積算根拠、使途目的を明らかにしてください。それから、これまで使途について全て確認できているのかお願いをいたします。24年度において、残金や繰越金の見通しがあるのかどうかお願いをいたします。
  25ページですけれども、ここに管理棟電力量計設置工事が載っています。これの事業内容を説明してください。
  それから、29ページ、これは補正予算のほうでも聞いたのですけれども、電気式生ごみ処理機、生ごみ処理容器、EM処理容器補助金の見込みと積算について、新年度の積算について明らかにしてください。
  それから、10番目の業務用生ごみ処理機の補助金の24年度の見込み額は、補正予算で言われましたので、結構です。答弁は要りません。
  次に、31ページですが、3センターごとに、焼却灰、ばいじん、残渣等の最終処分量と処分先の計画を一覧にしていただきたいということで、先ほど資料として配られたようです。まだ内容は見ておりませんが、特にその中で昨年度と処分先が変わった、また処分量が変わったところがあれば説明をしてください。それから、それぞれ処分をしていくに際して、25年度で放射能の影響についての協定等の内容を明らかにしてください。
  それから、12番目、久喜宮代センターで焼却灰最終処分業務、ごみ処理施設汚泥処分業務、資源異物等処分業務がかなり減額になっているのですけれども、これについて理由を説明してください。
  それから、33ページ、久喜宮代センターの燃やせるごみ収集業務が増額になっているわけですが、この理由を説明してください。
  それから、14番目、放射性濃度測定委託料、これは3センターとも減額になっているのですけれども、なぜ減なのか、理由と積算、測定の計画を明らかにしてください。
  それから、37ページで工事請負費、この中でそれぞれの説明をお願いいたします。今後5年間くらいの焼却炉の改修工事の計画と経費増大の見通しについても説明をしていただきたいと思います。
  39ページです。し尿処理施設の放射性物質濃度測定業務の、これも減額になっています。その理由を説明してください。積算と年間の測定計画を明らかにしてください。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) それでは、猪股議員の例規集の関係でございますので、これにつきましては、基本的には条例に関する議案の議決があった議会の次に開催される定例会のほうで配付をさせていただきたいというふうに考えております。
                 〔「中身は検索システムなの、それとも例規そのもの」と
                   言う人あり〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) そのものです。
  それから、(5)、審議会の年度内の予定でございますけれども、審議会につきましては、任期満了に伴いまして、改選に伴いまして、今年の2月に第1回目の審議会を開催させていただいております。前審議会におきましては、合併によりますごみの排出方法及び手数料等の早期統一と新たなごみ処理基本計画の策定に盛り込むべき排出抑制、資源化、収集運搬計画の内容について審議を行っていただきました。今回の審議会につきましては、さらなる廃棄物処理の統一及び効率化を図るため、家庭系廃棄物の収集回数のあり方、それとし尿、浄化槽汚泥等の収集体制及び手数料、この2つにつきまして諮問いたしまして、審議を行っていくこととしてございます。平成25年度の開催予定でございますけれども、4回を予定しておりまして、直近では5月に開催をさせていただくこととしておりまして、諮問事項の家庭系廃棄物の収集回数のあり方の審議に入らせていただくこととしてございます。審議の進捗状況によりますけれども、四半期ごとに開催をと考えております。
  審議会の開催日につきましては、審議会開催当日に次会の開催日時を委員の皆様の協議によって決めていただく方法をとってございます。会議録には次会の開催日を明記してございますけれども、開催情報の公開といたしましては、次会の資料等も整理して開催の起案を行い、決裁後にホームページに開催情報を掲示しておりますので、多少前後する場合もあるかと思いますけれども、現状としておおむね2週間程度前に公表させていただいているところでございます。しかしながら、議員のご質疑のとおり、できるだけ早期にというご要望も考慮すべきと考えますので、なるべく早く公表できるよう、手続の迅速化に努めてまいります。
  次に、ご質疑の6でございますけれども、現在、久喜地区が240人、菖蒲地区が70人、栗橋地区が83人、鷲宮地区が144人、そして宮代町が119人となっておりまして、全体では656人となっております。これは、平成24年度から、菖蒲地区、栗橋地区、鷲宮地区につきましては、久喜地区及び宮代町の選出基準同様に、おおむね100世帯に1人の選任をお願いしたことによりまして、平成23年度との比較では174人の増となっております。
  次に、報告書の提出と活動状況についてでございますけれども、報告書につきましては3カ月に1回の提出を義務づけてございます。地区ごとの4月から12月までの報告書の平均提出率を申し上げますと、久喜地区では96.3%となっております。菖蒲地区では96.2%、栗橋地区で96.8%、鷲宮地区で93.1%、宮代町では94.1%となっております。
  次に、活動状況でございますけれども、担当地区のごみ集積所の分別状況の確認や分別指導、資源持ち去りの情報提供のほか、毎年実施しております10月のノーレジ袋キャンペーン月間、このキャンペーン月間につきまして、14日間実施したわけですけれども、延べ42人の推進員さんの方々が店頭におきまして私どもと一緒にPR活動に参加をしていただいております。なお、今年、平成25年1月に実施いたしました意見交換会におきましては、久喜地区が83人、菖蒲地区が29人、栗橋地区が42人、鷲宮地区が39人、宮代町で42人、合計235人の推進員さんに意見交換会のほうにご出席をいただいております。なお、ご出席できなかった推進員さんに対しましては、当日の資料と意見交換会の議事録、こちらのほうを送付してございます。新年度の推進員の選任予定でございますけれども、推進員さんの任期は2年となっておりまして、平成25年度は改選の年には当たりません。ということで、さきに述べました人数と同じ予定でございます。
  次に、(9)のご質疑でございますけれども、久喜宮代清掃センターでは、電気式生ごみ処理機は平成22年度が24基、平成23年度が18基、平成24年度は、2月末ですけれども、19基となっております。また、生ごみ処理容器は、平成22年度が29基、平成23年度が26基、平成24年度2月末で30基となってございます。EM処理容器につきましては、平成22年度が18基、23年度が15基、24年2月末で30基となってございます。予算計上に当たりましては、過年度の平均実績を勘案しておりまして、平成25年度では補助金の対象基数を、電気式生ごみ処理機が25基、生ごみ処理容器30基、EM処理容器20基をそれぞれ見込みまして予算計上させていただいております。
  次に、菖蒲清掃センターでございますけれども、電気式生ごみ処理機では、平成22年度から5基、23年度が2基、24年度では2月末で4基となってございます。生ごみ処理容器では、平成22年度は実績ゼロ、23年度が6基、24年度は2月末で5基となっております。EM処理容器につきましては、平成22年度は実績はゼロ、平成23年度は4基、平成24年度も現在実績はございません。平成25年度の予算に計上した数量ですけれども、電気式生ごみ処理機が5基、生ごみ処理容器5基、EM処理容器5基と、それぞれ5基ずつ予算のほうには計上させていただいております。
  最後に、八甫清掃センターでございますけれども、電気式生ごみ処理機が22年度から11基、23年度が13基、24年度2月で5基、生ごみ処理容器ですけれども、22年度が10基、23年度が25基、24年度が2月末で9基、EM処理容器でございますけれども、22年度が6基、23年度が2基、24年度2月末で8基となってございます。予算に計上したものは、電気式生ごみ処理機15基、生ごみ処理容器を25基、それからEM処理容器を7基、それぞれ見込んで今回予算計上させていただきました。
  以上でございます。
                 〔「議長、寒いのですけれども、非常に」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) ちょっと休憩します。

    休憩 午前10時55分

    再開 午前10時56分

〇議長(小河原 正君) 再開いたします。
  高橋課長。
                 〔総務課長 高橋暁尋君登壇〕
〇総務課長(高橋暁尋君) 猪股議員ご質疑の(2)、(3)、(4)についてご答弁申し上げます。
  まず、(2)の各清掃センターの照明設備やエアコンなどの省エネ化のご質疑でございますけれども、照明器具やエアコンを節電、省エネ効果の高いものに交換していくことにつきましては必要性を認識しているところでございますが、交換には経費が必要なことでございますことから、全て一斉に行うことは難しいものと考えてございます。組合では、まず初めに、来年度から2カ年で実施する予定の八甫清掃センターのごみ焼却施設基幹的設備改良工事の中で、既存の蛍光灯約250カ所について、LEDや高効率蛍光灯器具への更新を予定しているところでございます。
  平成25年度当初予算の編成に当たりましては、厳しい財政状況の中で久喜市、宮代町の負担金の減額が求められているところでございまして、新規事業の八甫清掃センターのごみ焼却施設基幹的設備改良工事がある中で、既存事業の精査を図りまして、組合負担金のほうを前年度から総額で約2億3,000万円減額したところでございます。こうしたところから、当初予算のほうには照明器具やエアコンについての更新については計上してございません。照明器具につきましては、省エネタイプの器具の開発のほうが進んでおりまして、設置費用の面でも下がってきているようでございますことから、今後、設置費用と省エネ効果を比較検討した上で更新の是非のほうを検討してまいりたいというふうに考えております。また、エアコンの更新や導入を行う場合には、ガスヒートポンプ式も含めて、節電、省エネ効果を総合的に判断して比較検討してまいります。
  続きまして、(3)の太陽光発電システムの設置のご質疑についてご答弁申し上げます。本定例会に提案させていただいております新たなごみ処理基本計画案では、久喜宮代清掃センターの新たな焼却施設の稼働開始を平成31年度としております。施設の建設につきましては、ごみ処理施設という性格上、環境負荷を十分考慮する必要がございますことから、太陽光発電システムにつきましても、平成22年4月に稼働開始しております川越市資源化センターの事例等を参考に導入に向けた検討を行ってまいりたいというふうに考えております。
  続きまして、(4)のご質疑でございますが、地球温暖化防止実行計画では、地球温暖化対策の直接的な取り組み内容といたしまして、電気製品の新規購入の際には省エネルギータイプを購入する、蛍光灯の新規購入の際には省エネルギー型とするとしております。また、ヒートポンプ空調や太陽光発電等につきましては、施設の増改築時に導入を検討し、可能な限り導入に努めるとしております。この実行計画に基づきまして、来年から2カ年で実施する八甫清掃センターの改修工事において照明の省エネ化を進めていく予定でございます。
  計画の見直しをというご質問でございますけれども、八甫清掃センターの改修工事終了後の27年度以降に見直しについて行ってまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 内田補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) それでは、私からは、8番、11番、12番、14番、15番、16番についてご答弁申し上げます。
  まず初めに、8番からご答弁させていただきます。久喜宮代清掃センターの電力は高圧でございます。6,600ボルトで受電し、必要に応じて変圧器で変電して使用しておりますが、久喜宮代清掃センターの管理棟には使用電力量を把握するための電力量計が設置されていないことから、これまでは久喜宮代清掃センター全体での使用電力量の1%を管理棟での使用電力量と想定してございました。
  久喜宮代衛生組合では、平成24年度に地球温暖化防止実行計画を策定いたしまして、直接的取り組みとして、OA機器、照明、冷暖房機器等の節電に努めるものでございます。このようなことから、電力量計を設置いたしまして、正確に電力の使用状況を把握し、節電に努めるものでございます。
  続きまして、(11)の3清掃センターごとの最終処分量と処分先の一覧表でございますが、別紙参考資料の3ページとなってございます。
  次に、昨年度と処分先、または処分量が変わったところがあれば説明されたいとのご質疑でございますが、大きく変わりましたのは、久喜宮代清掃センターでの焼却灰のさらなる資源化を図るため、路盤材の原料としてございます埼玉ヤマゼンへ、昨年と比較し、200トン増加してございます。また、資源異物等最終処分において、久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センターでは全て埋め立て処分を行ってございましたが、再資源化が可能な残渣につきましては極力リサイクル処理を行い、最終処分場の延命化を図るべく、平成25年度からガラス残渣につきましては、千葉県銚子市にございます民間工場において建築土木資材とし、資源化を図る計画でございます。
  次に、25年度において放射能の影響についての協定等に関するご質疑でございますが、国の基準値につきましては1キログラム当たり8,000ベクレル以下となっており、特に新たな協定等はございませんが、栃木県小山市にございますメルテック株式会社からは、平成23年7月14日付の通知により、受け入れ基準の自社規制値として、放射能濃度の上限といたしまして、飛灰1キログラム当たり2,000ベクレル以下、焼却灰で1キログラム当たり5,000ベクレル以下と示されてございます。また、群馬県草津町の最終処分場でございますが、株式会社ウィズウェイストジャパンからは、平成23年12月14日付で受け入れ基準の自社規制値として、放射能濃度1キログラム当たり4,000ベクレル以上については受け入れられないとの通知をいただいておりますが、受け入れ条件は変わってございません。
  次の(12)のご質疑にお答えいたします。初めに、焼却灰最終処分業務でございますが、平成25年度の最終処分計画量といたしましては、焼却灰300トン、路盤材原料化で1,750トン、セメント化で650トンを計画してございます。これは、平成24年度の実績をもとに見直しを行い、平成24年度と比較し、処分量で100トンの減、金額で約130万円の減額となったものでございます。
  次に、ごみ処理施設汚泥処分業務でございますが、平成24年度につきましては、四、五年に1度実施してございます大規模な槽内清掃を実施したことから、100トンの処分経費を上乗せして計上させていただいたものです。平成25年度は、平成24年度と比較し、50トンの減、金額で約240万円の減となったものでございます。
  次に、資源異物等処分業務の減額理由でございますが、瓶、缶、ペットボトルを回収し、選別業務の際発生いたします異物につきましては埋め立て処分を行ってございましたが、平成25年度から異物の中のガラスについては資源化を図ることといたしました。このことから、処分経費が埋め立て処分と比較し安価となり、310万7,000円の減額となったものでございます。
  次に、(14)のご質疑にお答えいたします。放射性物質濃度測定業務につきましては、3清掃センターでのごみ焼却施設で発生いたします焼却灰及び飛灰中の放射性セシウム134と137の測定を行うものでございます。久喜宮代清掃センター及び菖蒲清掃センターにおきましては、群馬県草津町にございます最終処分場へ焼却灰と飛灰を搬出してございますことから、2カ月に1回の測定を実施いたしまして、草津町に報告することとなっております。そのことから、焼却灰、飛灰の2検体掛ける6回といたしまして、12検体を実施するものでございます。また、八甫清掃センターにおきましては、全ての焼却灰と飛灰を熊谷市にございます太平洋セメントでセメントの原材料としてございますことから、8,000ベクレルを下回っているものであれば受け入れられるものでございますが、安全を確認するため、焼却灰、飛灰の2検体掛ける4回といたしまして、8検体を実施するものでございます。
  積算根拠でございますが、久喜宮代清掃センター及び菖蒲清掃センターでは、2検体、焼却灰と飛灰でございます、掛ける6回とし、12検体掛ける1検体当たり1万5,750円を乗じまして18万9,000円となってございます。また、八甫清掃センターでは、2検体掛ける4回とし、8検体掛ける1万5,750円を乗じまして12万6,000円となってございます。減額の理由といたしましては、放射性物質濃度1検体当たりの分析単価が安価となったことによるものでございます。
  次に、(15)のご質疑にお答えいたします。久喜宮代清掃センターで申し上げますと、初めにごみ焼却施設機器修繕工事の内容でございますが、1号炉、2号炉の燃焼設備整備、排ガス処理設備整備、灰出し設備整備、電気計装設備整備、クレーン等整備となってございます。次に、粗大ごみ処理施設機器修繕工事の内容でございますが、破砕機本体整備、アルミ選別機整備、バグフィルター整備、電気設備整備等となってございます。
  次に、今後5年間くらいの焼却炉修繕工事の計画と経費増大の見通しでございますが、平成18、19年度に実施した大規模改修工事後における当初の計画ですと、集じん装置でございますバグフィルターの交換工事、1基約3,000万円を、3年から4年に1回、ろ布750本を交換する計画でございましたが、その後の使用状況を見てみますと、性能上特に問題がない状況でございますので、現在も続けて使用しております。しかし、平成26年度のころにはバグフィルターの交換が必要となるものと思われますことから、修繕工事費を1億4,000万円程度計画してございます。なお、通常の修繕工事につきましては、例年のとおり年間約1億円を見込んでございます。
  次に、(16)についてご答弁を申し上げます。久喜宮代清掃センターでは、し尿の汚泥を民間工場で堆肥化を行ってございますことから、安全を確認するため、し尿汚泥中の放射性物質濃度を分析してございます。1検体当たり1万5,750円掛ける12回といたしまして、18万9,000円となってございます。八甫清掃センターのし尿処理施設では、し尿汚泥を焼却していますことから、焼却灰中の放射性物質濃度を1検体当たり1万5,750円掛ける6回といたしまして、9万5,000円となってございます。減額の理由といたしましては、放射性物質濃度1検体当たりの分析単価が安価となったことによるものでございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 藤井課長。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
〇業務3課長(藤井 智君) 私のほうからは、23ページの(7)、それから37ページの(15)につきましてご答弁させていただきます。
  まず、(7)の周辺住民への負担金の関係につきまして申し上げます。初めに、負担金の根拠及びその目的についてでございますが、負担金80万円につきましては、旧栗橋・鷲宮衛生組合と隣接する幸手市4地区との間で昭和59年3月26日に交わされた覚書に基づき、4地区へそれぞれ20万円ずつ、毎年80万円を支出しており、負担金は各地区の運営費に充当されております。
  続きまして、負担金100万円につきましては、旧栗橋・鷲宮衛生組合と鷲宮・栗橋生活環境保全協議会との間で平成12年12月15日に交わされた協議書に基づき、協議会の運営に必要な経費として毎年100万円を支出しております。
  次に、使途の確認につきましては、各自治会、協議会から年度終了後に提出していただいております決算報告書により確認をしております。また、24年度の繰越金の見通しでございますが、幸手市の4地区につきましては、決算において繰越金が発生いたしましても、負担金そのものが自治会運営費の一部に組み込まれておりまして、他の繰越金と合わせて繰り越しておりますことから、負担金の繰越金を確定することが困難でございますので、把握はしておりません。
  次に、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会運営費の繰越金につきましては、協議会に確認いたしましたところ、約325万円の見込みであるとのことでございました。
  続きまして、(15)番の工事請負費の関係につきまして、八甫清掃センター分についてご答弁申し上げます。初めに、ごみ焼却施設機器改修工事では、受け入れ供給設備のごみクレーンの定期整備、2軸剪断破砕機の改修、燃焼設備の耐火物の打ちかえ補修、燃焼ガス冷却設備の整備、排ガス処理施設の温風循環ファンの整備、電気計装設備の各種機器の制御盤の改修等を予定しております。
  次に、粗大ごみ処理施設機器改修工事の内容でございますが、破砕機高圧モーター及び2次始動器盤のオーバーホール、金属プレス機の改修、可燃ガス検知器の改修等を予定しております。
  次に、ごみ焼却施設基幹的設備改良工事につきましては、平成25、26年度に実施する改良工事でございます。平成25年度は、A系、B系の2系統ございます焼却施設の主にB系についての改良工事を行います。工事の内容は、燃焼設備の給じん装置等の更新、燃焼ガス冷却設備の減温用空気加熱器等の更新、排ガス処理設備ではロータリーバルブの更新、通風設備では主に送風機の更新、灰出し設備では不燃物搬送コンベヤー及び灰コンベヤー等の整備、電気計装設備では中央監視制御装置の更新及び非常用発電機、受変電設備の整備更新を実施いたします。
  次に、直接搬入対応準備工事では、平成25年10月から開始いたします直接搬入に対応するため、場内の案内看板の設置や路面標示等を予定してございます。
  次に、今後5年間ぐらいの焼却炉工事の計画と経費増大の見通しでございますが、平成26年度は基幹的設備改良工事を引き続き実施いたします。その工事費は5億8,239万2,000円を見込んでおります。また、定期の改修工事につきましては、従来どおり年間約1億1,000万円前後で計画をしており、経費増大の予定はございません。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 蓮見課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
〇業務2課長(蓮見 実君) 猪股議員ご質疑の(15)、工事請負費についてご答弁申し上げます。
  焼却炉改修工事の主なものといたしまして、受け入れ供給設備ではごみ計量器本体の交換及び制御装置の交換、燃焼設備では炉内耐火物の改修、燃焼ガス冷却設備ではガス冷却室上部及び横煙道の改修、排ガス処理設備では集じん装置の改修、通風設備では排ガスダクトの改修でございます。
  次に、今後5年くらいの焼却炉の改修工事の計画と経費増大の見込みでございますが、通常の改修工事としまして年間約7,000万円を見込んでございます。なお、平成27年度には排ガス処理設備のバグフィルターのろ布の交換を予定しておりますので、例年より約700万円程度の増額を見込んでおるところでございます。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 日下部補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
〇業務課長補佐(日下部栄子君) 私のほうからは、(13)の燃やせるごみ収集業務の増の原因についてご答弁申し上げます。
  久喜宮代清掃センターの燃やせるごみ収集業務委託料につきましては、平成24年度当初予算9,990万円に対しまして、平成25年度当初予算が1億1,347万7,000円で、1,357万7,000円の増額となっております。増額の理由につきましては、直営収集で平成24年度の正規職員の定年退職者1名と再任用職員の任期満了による退職者3名が減員となったことによりまして、平成25年度の収集体制を、24年度の稼働台数3台から25年度は2台体制としまして、1台減車をすることによって、その分の委託収集地域を拡大して実施するために増額となったものでございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 内田補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) 済みません。先ほど猪股議員の(11)のご質疑で、答弁に間違いがございました。訂正をさせていただきます。
  栃木県小山市にございますメルテック株式会社の自社規制値におきまして、私のほうで焼却灰1キログラム当たり5,000ベクレルと回答いたしましたが、規制値は1キログラム当たり500ベクレル以下でございます。済みません、よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 二、三回目の質疑です。
  まず、施設の省エネ化、特に照明施設等の更新なのですけれども、結局、26年、27年に八甫のほうで改修を予定している、更新を予定しているので、そのときには省エネ設備もつけていく、そのほかについては、久喜宮代センターとか菖蒲もそうなのでしょうか、一切省エネ機器の導入はやる考えはないということになってしまうのでしょうか。そういう考えですか。ちょっとそれを確認していただきたい。
  私は、こういう省エネ機器については、古い、電気を大変食うもの、維持管理費のかかるもの、省エネ効果の非常に悪いもの、これらは計画的に当然組みかえていくのが、今、時代が要請していることだと思っているのです。だから、各自治体はそれを、多少金はかかっても、将来へ向けての省エネへの投資ということで進めているわけです。久喜市もそうやっているのだと私は思っています。この衛生組合はそんなことは考えない、単に新しく更新すると、その更新の費用がかかるから、エネルギー効率の大変悪いものでもそのまま使っていくのだ、これはちょっと、久喜市の環境担当課もいらっしゃるけれども、そういう考え方でいいのでしょうか。もしできれば、管理者、どう考えたらいいのでしょう、これは。そういう時代の要請に対して応えない、このままでいいのか。行政としての責任の問題だと私は思うのですけれども、いかがでしょうか。地球温暖化防止実行計画にも、私も言ったし、それから答弁の中でも触れられたけれども、照明灯の新規購入の際には省エネルギー型とする、ところが、新規購入をする考えがないのだから、省エネは導入しないという計画なのです。
  それからもう一つ、一緒に言ってしまうけれども、太陽光発電システムだって、新しく設備をつくるときには、川越のを見てきたけれども、屋根にでっかいものを乗せることも考えましょうよ、だけれども、それまでは一切やらないのだよ、設置する場所があるかどうかの検討すらしないということでしょう。大変広大な敷地をとってあるのだね。それから、既存の建物がたくさんあります。例えばこの久喜宮代センターだって、だらだら、だらだらといろんなものをつぎ足し、つぎ足しつくっていった、それで、それらについては建てかえるなんて計画は全くないわけで、建てかえる計画があるとしたら、新焼却炉をどこかにつくるというだけの話で、そうすると、この久喜宮代センターではずっと太陽光発電なんていうのはつけないということが結論になるわけです。そうではなくて、今現にある建物の屋根の上につけられるでしょう。私も、これは今思いつきで言ったら申しわけないのだけれども、例えばHDMの処理している施設の上とか、あるいはそこに仮置き場がある、その屋根の上とか、それはつくろうと思えば、探そうとすれば、そういうところを検討したっていいわけです。ところが、検討すらしないのですか。それは、新しい施設をつくるときにつくるのだという計画になっていて、その計画はないから考える必要ないということになるのですか。久喜宮代衛生組合の姿勢が問われます。それはぜひ答えていただきたい。それは、実行計画自体の見直し、直ちに行うべきです。全く考えていなかった、計画に盛り込みすらしなかった、漏れているわけです。入れなくてはいけないでしょう。本当に基本的な考え方です。お願いします。
  それから、廃棄物減量等推進審議会について、再質問で落としてしまったのだけれども、この開催計画、年4回程度と言われました。確かに言われてみれば、会議録を見れば、最後のところへ次会の予定と出ているのだけれども、そこまでなかなか、私、確認しなかった。だけれども、予定が決まっているのだったら、次会の予定ということで載っけたらいいではないですか。それが、決裁をとって、正式の開催通知が出るまではホームページに載せられないということではないでしょう。予定は未定というけれども、次会の予定を決めた、その時点で、次の予定はこの辺ですよ、変更があるかもしれませんよ、留保条件をつけて載せたっていいではないですか。それが市民に対して開かれた、より親切なやり方だと思いますが、それについてお答えいただきたい。
  それから、あとは余りないのだけれども、最終処分のところで資料をいただきました。資源異物等最終処分業務、新しい処分として、これまで瓶、缶、ペットボトルから出てきた資源異物を埋め立てしていたのをリサイクル処理を行う、ガラスを建築資材としてリサイクルするのだということで言われましたが、ちょっと私、今のことと結びつかないので、勘違いだったら申しわけないですけれども、一応これは聞いておきます。容リ法、たしか久喜宮代地区では、久喜宮代センターの管内でプラスチックを回収していて、その中の容リ適合以外のプラスチックを焼却していたと思うのですけれども、それはここには載ってこないのでしょうか。私の見落としでしょうか。それはどういうふうに処理しているのかお願いをいたします。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) ここでちょっと、理解できる答弁をいただくために10分間休憩いたします。

    休憩 午前11時28分

    再開 午前11時40分

〇議長(小河原 正君) 再開いたします。
  猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  小倉事務局長。
                 〔事務局長 小倉康治君登壇〕
〇事務局長(小倉康治君) 猪股議員さんの再質疑にお答え申し上げます。
  最初に、照明の関係から申し上げさせていただきます。電気使用量の削減による環境負荷の低減、また電気料金の削減に一定の効果がLEDを導入することによって望めるものということにつきましては認識をしているところでございます。現在のところ、照明器具の更新につきましては、LEDの更新につきましては、1カ所当たり、調べましたところ、5万4,000円程度かかるということでございまして、私どもからしますと大変高価なものであるというような認識を持ってございます。そういうこともございますので、これについて短期間で変更する場合には、やっぱり少しずつ計画的にやらざるを得ないような状況ではないかというふうに考えてございます。実施に当たりましては、答弁でも申し上げてあるかと思うのですが、久喜市、また宮代町との協議をさせていただきまして、この辺につきましては進めさせていただきたいというふうに、進める方向で検討させていただきたいということで考えております。
  また、次に太陽光発電の関係でございますが、先ほど既存の建物の上にというお話でございました。私どものほうで、現在、焼却炉の建てかえに合わせて、この久喜宮代清掃センターの施設を今後どうあるべきか、担当と話をした中で、こちらにつきましては、約1.9ヘクタールの土地を拡張もして施設を建設することでごみ処理基本計画のほうはつくってございます。ただ、1.9ヘクタールをつくるのですが、その半分程度の土地につきましては都市計画法上の遊水池があります。そのほかの施設を配置していきますと、今現在あります既存の建物全て、これは大地のめぐみ循環センターは別に考えていただきたいのですが、全ての建物につきましては取り壊さなければこの中に配置ができないような状況でございます。ですから、議員さんおっしゃられるように、太陽光発電だけをまず既存の中で取り入れたらということになるのですが、今の中でもし設置工事をした場合には、新たに工事をするときにはそれを撤去しなければならないというような、そういうような状況もございます。そういう状況を踏まえて、私どもからすると、太陽光発電を今現在設置することについては難しいのではないかというように考えてございますので、よろしくお願い申し上げます。
  また、計画の見直しの関係、先ほど課長のほうから平成27年度以降に見直しをさせていただきたいということでご答弁をさせていただいたかと思うのですが、これにつきましては、議員さんおっしゃられるように、もう少し前倒しをして見直しに着手してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(小河原 正君) 内田補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) それでは、猪股議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  まず初めに、資源物異物のガラスのリサイクルについてのご質疑にご答弁申し上げます。収集で資源回収されました瓶、缶、ペットボトルを選別し、その中に含まれておりますリサイクルのできない細かいガラスを今までは埋め立て処分をしておりましたが、平成25年度からはこれを資源化を図るものでございます。
  次に、プラスチック容器以外のプラスチックの処分が載っていないということのご質疑でございますが、プラスチック類につきましては、回収されましたプラスチックを久喜市内にございますウィズウェイストジャパンで選別を行い、容リ法以外のプラスチックにつきましては、千葉県成田市にございますナリコーで焼却処理をしてございます。計画では年間500トンとなってございます。今回のこれには記載されてございませんが、今後記載をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
〇議長(小河原 正君) 金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 審議会の開催予定でございますけれども、議員ご指摘のとおりでございますので、審議会の開催日程につきましては、決裁を待たずにホームページ等でお知らせしてまいりたいと思います。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) まず、先ほど省エネ設備の更新につきましては、進める方向で検討していくということでした。LED化ばかりが今確かに省エネであるかのように言われているのですけれども、これは一式5万4,000円かかると言われた。だから、私、久喜の市議会でも何度も言っているのだけれども、そればかりではないわけです。高効率反射板という方法だってあるわけ。これにすれば、たしか2万円しないはずです。例えば事務室だって、常時使って、一番使っているのは事務室なわけだから、そこの照明を取りかえたっていいわけです。そういうことも含めて検討していただきたい。どうも私たちは、省エネ設備というと、すぐにLED化、高いということになる。そうではない。そういうものも含めてやっていただけますよね。検討していただけますよね。お願いします。太陽光はいいです。
  23ページの八甫の周辺地域への迷惑料の関係なのだけれども、最初の答弁でわからなかったのですが、325万円が積み立て、繰り越しの見込みだというふうに答弁があったように聞こえたのだけれども、それがちょっとどういう意味なのか、詳しく説明をしてほしい。繰り越しがあるのだとすると、さらにそこに負担金という形で出していく必要があるのかどうか、繰越金があるのだとすると、仮定ですけれども、その使い道は一体何なのか説明をしてください。お願いします。
  それだけです。お願いします。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  小倉事務局長。
                 〔事務局長 小倉康治君登壇〕
〇事務局長(小倉康治君) それでは、照明の関係につきましてご答弁させていただきます。
  ご質問者おっしゃるように、照明の関係につきましては、いろいろな、設置を、照明器具の取りかえのときに、その時点で一番効率のいいもの、新しいものはこれからもどんどんいいものができてくると思いますので、その中で判断をさせていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 藤井課長。
                 〔業務3課長 藤井 智君登壇〕
〇業務3課長(藤井 智君) 負担金の関係についてご答弁申し上げます。
  325万円の負担金ですけれども、これにつきましては、24年度、繰り越しの見込み額でございます。この使い道の計画等につきましては、4地区の例えば管理している集積所ですとか、それから集会所の修繕に充てるためのもので、必要な時期が来ましたら各4地区に分配するような計画を協議会のほうからは聞いております。
  これだけ繰り越しされているのに毎年100万円支払うのかというご質問かと思いますけれども、これにつきましても、今年度の予算につきましては、協議会、それから幸手地区の視察研修につきましては見直しをさせていただきまして、今回では上げておりません。また同時に、この100万円、それから幸手地区の80万円につきましても、一応、25年度の予算につきましては前年度同額を計上させていただきましたけれども、今後につきましては、引き続き、この金額の見直し等につきまして協議を継続してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  次に、山下議員、お願いいたします。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) では、歳出のことでちょっと質問させていただきます。
  P17、久喜宮代、八甫清掃センターの中に社会保険料が記載されていないのですが、これは何か理由があるのか。
  それと、賃金についてちょっとお聞きしたいと思います。P17、臨時職員の賃金が下がった理由、人が減ったのかなとは思いますけれども、この理由をちょっと教えていただきたい。
  あと、P27、臨時職員の賃金が、説明欄、これは派遣元というか、何か一緒に書かなかった理由がちょっとわからないのですけれども、その理由をちょっと教えていただきたい。その3問です。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) それでは、ご答弁申し上げます。
  まず、社会保険料の関係でございますけれども、社会保険につきましては、常用的使用関係にある人が被保険者となるとされておりまして、この常用的使用関係の基準につきましては、1日の労働時間が正職員の4分の3以上で、1カ月の勤務日数が正職員の4分の3以上という2つの条件を満たす者になっております。なお、当組合の正職員につきましては、埼玉県市町村共済組合の被保険者であることから、社会保険の対象外でございまして、再任用職員につきましても、フルタイム勤務の場合は市町村共済の被保険者となるものでございます。
  平成25年度に雇用予定の総務管理部門の再任用職員及び臨時職員につきましては、久喜宮代清掃センターが臨時職員の週3日勤務職員が2人、菖蒲清掃センターでは、臨時職員の週5日勤務、いわゆるフルタイムの臨時職員がお一人、八甫清掃センターでは、再任用職員、週3日なのですけれども、の職員がお一人となっておりまして、菖蒲清掃センターで雇用予定の臨時職員のみ社会保険の被保険者に該当することから、菖蒲清掃センターのみの計上となったものでございます。
  次に、17ページの臨時職員の賃金が下がった理由でございますけれども、平成24年度当初予算編成時では、総務管理部門の臨時職員の雇用については、久喜宮代清掃センターが週5日、7時間45分勤務職員がお二人、それから週3日、7時間45分勤務職員が1人、菖蒲清掃センターが週5日、7時間45分勤務職員がお一人、そして八甫清掃センターが週3日、1日5時間勤務の職員1人を予定しておりましたけれども、その後、正職員の人事配置の見直しによりまして人員のやりくりができましたことから、実際に雇用したのは、久喜宮代清掃センターが週3日、7時間45分勤務職員が2人、菖蒲清掃センターが週5日、7時間45分勤務がお一人、そして八甫清掃センターでは雇用しておりません。
  このことによる平成24年度の不用額につきましては、平成24年度の補正予算(第1号)、こちらのほうで実は減額補正をさせていただいております。平成25年度の臨時職員の雇用につきましては、平成24年度に実際に雇用した職員数と同数を予定しておりますことから、平成24年度当初予算と比べ減額となったものでございます。なお、補正予算(第1号)の減額した金額を申し上げますと、久喜宮代清掃センターではマイナス262万6,000円、それから八甫清掃センターでマイナス75万9,000円、これは補正予算のところに載っております。
  次に、27ページの臨時職員の賃金が説明欄に出ていないということでございますけれども、説明欄に金額が入っていないのは、今年度、25年度、久喜宮代清掃センター以外で現業職の臨時職員の雇用予定がなく、節の金額欄に記載した金額がそのまま久喜宮代清掃センターの金額となりますことから省略させていただいたものでございまして、記入ミスではございません。
  以上です。よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 山下議員、再質疑ありますか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 山下議員の質疑を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午前11時58分

    再開 午後 1時00分

〇議長(小河原 正君) 再開いたします。
  次に、関議員、お願いいたします。
                 〔6番 関 弘秀君登壇〕
〇6番(関 弘秀君) 6番、関でございます。歳出のほうにつきまして質問させていただきます。
  最初に、ごみ収集車の車検整備料が昨年より減額になっておるものがあるかと思うのですが、それについて質問させていただきます。
  あと、2点目に、各センターの工事の概要につきましては、猪股議員の答弁のほうで了解いたしました。
  あともう一点、39ページに3号井戸調査業務の内容についてもお伺いしたいと思います。これは、井戸が3号と書いてあるので、3つあるのかどうか、あと調査内容と、またその後工事をやるのかどうかも含めてお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 関議員の質疑に対する答弁を求めます。
  日下部補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
〇業務課長補佐(日下部栄子君) 私のほうから、塵芥処理費の車検整備料が昨年より約100万の減額の理由ということについてご答弁申し上げます。
  久喜宮代清掃センターのごみ収集車車検整備料につきましては、平成24年度当初予算283万5,000円に対しまして、平成25年度は当初予算が189万円で、比較いたしますと94万5,000円の減額となっております。減額の理由でございますが、直営のごみ収集車稼働台数の減車等に伴いまして、収集車保有台数のうち不要となる3台分の処分を予定しておりまして、その3台分の車検整備料と1台当たりの車検整備料積算単価の見直しにより減額となるものでございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 内田補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) それでは、関議員のご質疑の久喜宮代清掃センター3号井調査業務の内容についてご答弁を申し上げます。
  し尿及び浄化槽汚泥を処理する際に、薬剤の希釈水として井水を使用し、またし尿処理施設の機器清掃等に使用いたします水につきましても、上水を使用せず、井戸水を使用してございます。3号井につきましては、昭和63年に掘削し、前回の点検は平成14年度に実施をしてございますことから、10年が経過しておりますので、地下176メートルに設置されておりますポンプ本体を引き揚げ、点検し、水中カメラで内部ケーシングの調査を実施するものでございます。
  なお、久喜宮代清掃センターでは井戸が2本設置してございます。来年につきましては、残る1本を調査する予定でございます。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  関議員。
                 〔6番 関 弘秀君登壇〕
〇6番(関 弘秀君) 再質問で1点だけ、ごみ収集車を3台処分ということで答弁いただきましたが、ちょっとこの部分で、収集のほうが間に合うのかどうか、その部分についてお伺いいたします。
〇議長(小河原 正君) 関議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  日下部補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
〇業務課長補佐(日下部栄子君) 平成25年度の収集車の稼働台数は、今回2台となっております。予備車も3台ほどありますので、これは十分に稼働できますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 関議員、再々質疑をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 関議員の質疑を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いいたします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。それでは、歳出について質問をします。
  1点目は、15ページにあります給料、事務職員20人、それから3人、7人と再任用職員1人の内容と、任務の異動とかあるいは体制の変更等あるのかどうかも含めてお願いします。
  それから、19ページから21ページにあります各センターの職員の健康診断業務内容、これは今までと変わりないのか、新規の項目などあるのかどうかも含めてお願いします。
  それから、25ページの新の電力量計については、前者の質問でわかりました。
  それから、27ページの現業職員の各センター、これは再任用を含めた形の増減と今年度の体制はどうなるのかお願いします。
  それから、次の27ページの臨時職員については先ほど伺ったのですけれども、この臨時職員の業務内容についてお伺いをします。
  それから、29ページから31ページの生ごみの処理機補助金の各センターの様子は結構です。
  それから、33ページから35ページの放射性物質濃度測定業務の内容についてお伺いもしました。減額の内容についても答弁がありましたけれども、これについて1点、回数をふやすことができないのかどうか、検討をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
  それから、次の35ページ、ごみ処理施設運転管理業務の概要と新年度の業務内容、これについての変更はあるのかどうかも含めてお願いしたいと思います。
  それから、37ページのごみ焼却施設基幹的設備改良工事の、その主な内容をお聞きしたのですけれども、具体的なこの5億5,465万円の内容について答弁をお願いしたいと思います。
  それから、次の37ページ、直接搬入対応準備備品の各センターの内容についてお伺いをします。
  それから、最後の39ページについては、答弁がありましたので、結構です。
  以上です。お願いします。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) それでは、15ページの関係につきましてご答弁申し上げます。
  最初に、事務職員の内容でございますけれども、人数につきましては、予算編成時点で人事配置が未確定のため、平成24年度と同配置での計上となってございます。久喜宮代清掃センターでは、事務局長、総務課長、業務課長、総務課長補佐各1人、業務課長補佐2人、総務課庶務係4人、減量推進係4人、業務課収集料金係3人、施設係3人、合計で20人でございます。次に、菖蒲清掃センターですけれども、課長1人、業務係2人、合計3人でございます。次に、八甫清掃センターでは、課長、課長補佐、そして収集料金係が2人、施設係2人、そして再任用職員1人、合計で7人でございます。
  次に、任務の異動につきましては、ご案内のとおり、平成24年4月からの粗大ごみ予約センターの稼働に伴いまして、粗大ごみ予約関係の事務がここ久喜宮代清掃センターに統合されております。また、これに伴いまして、体制的にも、八甫清掃センターの正職員分1人をこちら、久喜宮代清掃センター収集料金係のほうに振り分けております。平成25年度の体制につきましては、平成24年度の体制と同様でございます。
  次に、職員の健康診断の関係でございますけれども、衛生組合では、労働安全衛生規則に定められました定期健康診断の項目に胃がん検診と大腸がん検診を加えた職員健康診断を年1回行っておりまして、平成25年度におきましては6月5日に実施を予定しております。対象職員は、正職員、再任用職員及び臨時職員の衛生組合に勤務する全職員となっておりまして、自己負担は正職員だけではなくて、再任用職員も臨時職員についても負担はございません。
  当日は、受診した検診機関が久喜宮代清掃センターで、視力、聴力、血圧、心電図、尿検査、採血、それから問診による各種検査を行うほかに胸部及び胃のエックス線撮影を実施しております。そのほか、2日間の便潜血反応による大腸がん検診もあわせて行っております。ほかの2センターの職員につきましては、業務を調整してこちらの久喜宮代清掃センターに来庁していただきまして、受診しているわけでございます。それから、結果につきましては、受診者ごとに個人票を発行するほか、事務所用に集計表及び有所見者名簿を作成し、こちらのほうに納入していただくことになってございます。なお、検査項目の新規項目についての追加は予定しておりません。
  次に、現業職員の増減と体制でございますけれども、現業職員の増減につきましては、平成24年度、久喜宮代清掃センター、正職員14人、再任用職員4人、平成25年度では、正職員が13人、再任用職員1人で、前年度と比較いたしますと、正職員で1人、再任用職員で3人の減となっております。人数の減の理由でございますけれども、いずれも退職に伴うものでございます。なお、菖蒲清掃センターにつきましては、正職員1人で増減はございません。
  平成25年度体制につきましては、久喜宮代清掃センターの収集部門では、正職員が7人、再任用職員がお一人、計8人、施設部門が正職員6人となっております。菖蒲清掃センターは、正職員お一人で変更はございません。なお、人員が不足する分につきましては、直営で収集しておりました区域を委託収集を拡大いたしまして対応することで予定してございます。
  それから、次に現業の臨時職員の賃金の関係でございますけれども、こちらの賃金につきましては、久喜宮代清掃センターの入り口にございます受付、いわゆる台貫所でございますけれども、こちらのほうの計量と受け付け業務に当たっております臨時職員の賃金でございます。勤務体制は、臨時職員2人の原則交代勤務でございまして、賃金は臨時職員取扱要綱によりまして日額7,920円の賃金となってございます。これに通勤手当、さらに祝日勤務等に係ります時間外勤務手当、それから年末年始に勤務した場合の特殊勤務を加えた額が今回計上した231万円でございますけれども、日にち的にはお二人で256日分計上してございます。
  それから、業務用生ごみ処理機の関係でございますけれども、これにつきましては、処理機本体と、それから設置費用を対象としておりまして、その費用の2分の1、限度額が250万円ということで、限度額250万円を交付する補助制度でございます。25年度の予算計上につきましては、久喜宮代清掃センターでは、過去の実績を踏まえまして250万円を計上させていただいておりますが、これは既に予約済みになっております。これに対しまして、菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターの予算につきましては、それぞれ125万円を計上しております。廃棄物の発生抑制という観点におきましては、発生元となる事業所での取り組みを支援していくことは必要ではございますけれども、これまでの実績に鑑みまして、1基分の補助限度額250万円の半額分、これをそれぞれのセンターのほうに計上させていただいていたわけでございまして、実際に例えば菖蒲清掃センターで500万を超えるようなものを設置した場合につきましては、八甫のほうから流用してそちらのほうに充てさせていただきたいというふうに考えてございます。
  以上です。よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 内田補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) それでは、木村議員の各清掃センターの焼却施設での放射性物質濃度測定の回数をふやすことはできないかとのご質疑にご答弁申し上げます。
  福島第一原子力発電所の事故以来、各清掃センターでは定期的に放射能の測定を行っているところでございます。久喜宮代清掃センターで申し上げますと、当初はかったものがばいじんで1キログラム当たり6,700ベクレルございました。最近のものでは、2月に測定をしてございますが、1キログラム当たり820ベクレルと大変低くなってございます。このことから、今後、測定結果においては、高い値が出るようであれば回数をふやしてまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 大久保補佐。
                 〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
〇業務3課長補佐(大久保達也君) それでは、木村議員のご質疑にご答弁申し上げます。
  初めに、35ページのごみ処理施設運転管理業務の概要と新年度の業務内容の変更はあるかについてでございますが、ごみ処理施設運転管理業務は、ごみ焼却施設及び粗大ごみ処理施設の機械設備、それから電気設備を含む装置全般につきまして、日常実施する運転管理及び巡回点検の業務でございます。主な業務内容を申し上げますと、各種設備の運転、操作、調整、計器類の点検、調整、薬品類の受け入れ補助及び管理、焼却及び破砕不燃物の排出作業及び搬出作業補助、資源ごみの整理、保管、施設の清掃、工具、備品の管理、施設に関するデータの記録、集計、報告等の業務でございます。
  次に、平成25年度の業務内容でございますが、内容につきましては平成24年度と変更はございません。平成25年度の委託料が平成24年度に対しまして減額となっておりますのは、平成24年度に入札を執行し、3カ年の長期継続契約を締結いたしましたことによりまして、年度ごとの委託料が確定いたしましたので、その額を計上したことによるものでございます。
  次に、37ページ、ごみ焼却施設基幹的設備改良工事5億5,465万円の内容とスケジュールについてでございます。ごみ焼却施設基幹的設備改良工事は、八甫清掃センターごみ焼却施設の延命化を図るため、平成25年、26年度の2カ年に実施する改良工事でございます。平成25年度は、A、B系、2系統ございます焼却施設の主にB系統についての改良工事を行う計画でございます。工事の内容は、燃焼設備の給じん装置等の更新、新しいものに取りかえるということです。燃焼ガス冷却設備の減温用空気加熱器等の更新、排ガス処理設備ではロータリーバルブの更新、通風設備では主に送風機の更新、灰出し設備では不燃物搬送コンベヤー及び灰コンベヤー等の整備、電気計装設備では、中央監視制御装置の更新及び非常用発電機、受変電設備の整備更新を実施いたします。
  次に、スケジュールでございますが、まず事務手続でございますけれども、本年の4月上旬に交付金の申請手続等を行うとともに工事発注の手続を進めて、5月中旬ごろまでには指名競争入札を執行し、仮契約を結びたいと考えております。そして、7月には議会の承認をいただきまして本契約をする予定でございます。工事につきましては、本契約後着工する予定でございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 日下部補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
〇業務課長補佐(日下部栄子君) 私のほうからは、ページ37、直接搬入対応準備備品の各センターの内容のご質疑にご答弁申し上げます。
  初めに、久喜宮代衛生組合では、平成25年10月から、現在久喜宮代清掃センターのみで行っております動物の死体処理を3清掃センターにおいて統一した取り扱いで行うことと、現在の料金区分の改定により従量制での取り扱いになります。そのため、久喜宮代清掃センターでは、直接搬入時や引き取りの際における料金算定のための計量器が必要なことから、1台購入を予定しておりまして、21万5,000円を予算計上したものでございます。
  また、菖蒲清掃センターにつきましても同様に、計量器1台の購入費用といたしまして21万5,000円、それに動物死体処理は、施設の稼働状況によりまして、すぐに焼却処理ができない場合もございますことから、一時保管のための冷凍庫1台を購入いたしまして、31万5,000円、合計で53万円を予算計上したものでございます。
  次に、八甫清掃センターでは、まず動物死体受け入れのための運搬用の台車1台、9万4,000円、計量器1台、21万5,000円、手数料徴収のためのレジスター1台、4万円、場内連絡用小型無線機6台、12万6,000円、それと菖蒲清掃センターと同様に、動物死体を一時保管するための冷凍庫1台、31万5,000円、次にごみや粗大ごみ等を受け入れるために必要なアームロール専用コンテナ4台、179万9,000円、仮設テント2張り、37万8,000円、パレット2枚、7,000円、合計で297万4,000円を予算計上したものでございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 再質疑をいたします。
  臨時職員の関係です。それで、今報告があったのが、正職員については、久喜20人、菖蒲3人、八甫7人で、例年と同じようにということをお聞きしたのですけれども、昨年度聞いたところでは、久喜が19人と聞いたような記憶があるのですけれども、これは久喜との関係はどうなのでしょうか。
  それから、八甫については7人ということなのですけれども、再任用も含めて7人、これは昨年は正職員が7人、再任用が1人、合計8人というふうに伺っているのですけれども、これの人数と、正職員、再任用との関係がちょっとわかりませんので、もう一度、昨年度との関係での比較をお願いしたいと思います。
  それから、各センターごとの職員の健康診断については例年どおりやっていただけると、しかも正職員と臨時職員は関係なく、公費負担ということのようなのですけれども、今、久喜などもかなり健診については、いろいろな項目を取りつけることによって相当管理を広げていく、健康管理を主体にということで、例えば前立腺がんとかいう形のものなんかも加味しながらやっているのですけれども、こういう内容についてのやっぱり拡大を進めていってほしいのですけれども、それについての検討はされていたのかどうかお願いします。
  それから、現業職員の体制と増減についてなのですけれども、これも正職員については、これはマイナス1人で13人、それから再任用については4人から1人と、これは大幅な、3人減という形で、これもまた大幅な減になります。これで体制的にしっかりやっていけるのかどうかということと、いずれも退職ということなのですけれども、新採用も含めて若い人たちとの業務との連携もしっかり図っていく必要があるのではないかと思いますけれども、その点については、経年的に見てもずっとマイナスになっているという状況をやはり変えていく、あるいはそういう体制づくりを将来に向けてもしっかりやっていく必要があるのではないかと思いますが、その点についていかがお考えかお願いします。
  それから、ごみの焼却施設の基幹的設備改良工事についてお伺いします。内容について詳しく説明していただきました。これについて、スケジュールでは、4月に交付手続をして入札ということなのですけれども、議会の承認を得た後、着工なのですけれども、これは承認を得たならば、直ちにこれは着工をしていくのかどうか、この点についてだけ答弁をお願いしたいと思います。
  それから、直接搬入対応準備備品については、各センターの様子はわかりました。内容はわかったのですけれども、この中で1つ、冷凍庫を菖蒲と八甫については入れるということ、これはその場で、私も利用させてもらったことがあるのですけれども、大体すぐにその場で対応してもらってやったような気がするのですけれども、これは、ここではそういう冷凍庫はもともとあって必要もないのか、ほかのほうはそういう形について、搬入がたくさん来た場合、それに対応できないから、あえて冷凍庫が必要なのかどうかということがちょっとわかりませんので、その点についての説明をお願いします。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 木村議員の再質疑にお答えいたします。
  平成24年度の当初予算と比較して人数がおかしいのではないかというご質疑でありますけれども、平成24年度の当初予算の編成につきましては、うちの職員の人数が未確定という状況から、23年度と同じ配置で計上いたしました。実際に、これを精算する意味で、補正予算(第1号)のほうで実際の人数の配置のほうを整理させていただいておりますので、ご理解いただきたいと思います。
  それから、健康診断、一番最初のご答弁で新規項目なしというご答弁をいたしましたけれども、今年度、25年度予算につきましても前年度と同じ内容になってございます。確かに前立腺がんの検査等、いろいろあるかと思いますけれども、それにつきましては、構成市町の状況を勘案しつつ、もしそういったものが入っているのであれば次年度以降に反映させたいと思っております。
  それから、現業職員が正職員が1人減って、再任用職員が3人減っていると、これからどうなるのかといいますと、議会のたびにご質疑が出ているわけですけれども、採用計画はないと。今までお答えしたことはなかったのですけれども、いい機会ですので、ちょっと見ていただきたいのですけれども、予算書の41ページを見ていただけますか。予算書の41ページのところに、一番下にイという項目があります。そこに初任給というのがあります。一番左が衛生組合の事務職、真ん中が現業職で、右側が国の制度となっておりまして、今までの現業職員というのは、いろいろそのときの力関係もあったのでしょうけれども、国よりもまた一般行政職の給料より高くなっている、そういう状況でございますので、今というか、今後、退職者に伴うものにつきましては再任用で、再任用で退職につきましては委託で進めていくということになるかと思います。
  以上です。よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 大久保補佐。
                 〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
〇業務3課長補佐(大久保達也君) それでは、木村議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  基幹的設備改良工事の工事の関係ですけれども、本契約後、メーカーと打ち合わせしまして、各部品、機器類の詳細な設計をしてまいります。その設計ができ次第、それらを製造いたしまして、具体的な設置工事のほうに入っていくという形になっております。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 日下部補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
〇業務課長補佐(日下部栄子君) 冷凍庫の関係なのですけれども、久喜宮代清掃センターでは、土日を含めた24時間、連続運転を行っておりますことから、動物死体が入ってきてもすぐに焼却処理ができるということで、冷凍庫はございません。それと、菖蒲清掃センターは8時間運転でございます。八甫清掃センターは、土日の運転の休止がございます。そのようなことから、動物処理はできない場合もありますので、一時保管のために冷凍庫を準備するものでございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 現業職員の減の答弁をいただいたのですけれども、やはりこれは、この五、六年、例えば平成19年度は21人だったのです。そういう点に比べると、大変な人数の減で、それを何とか再任用というような形で補強してきたものが今回は1人、そういうことで、体制的にしっかりやっていけるかどうかと。例えば収集とか、いろんな形のものが丁寧に、あるいは住民との説明なんかも含めて、最近十分に行われていないというような声も聞きます。そういう点での、やはり体制的にしっかりそれを支えていくと、ましてや新久喜市になって、久喜の中では新しいごみ処理あるいはいろんな形のものが、分別を含めてしっかり説明をし、そういう体制で丁寧にやっていくということの中では、やっぱりおろそかになっていくのではないかというふうに思います。
  その点についての考え方と、それから国との比較で言われたのですけれども、退職をし、その後、それについて、新職員の採用をすることによって、いわば高齢化あるいは退職までずっとそのものも、今ずっとこの間、衛生組合は補充をしないままになっているわけです。そういう点では、若い人たちに将来、5年、10年、それを引き継いでしっかりやっていくという体制は十分つくれるということが私は非常に難しくなってくるのではないかなと思いますので、将来に対するスムーズな継続的な体制も含めて、これでいいのかどうかということは私は考えますので、その点についてもう一度お願いします。
  それから、現業職員について、昨年は菖蒲に久喜から1人派遣したというような状況があるのですけれども、こういうような形の中で、本年度はそういう派遣とか交流を考えているのかどうか、この点についてもお願いしたいと思います。
  それから、職員の健康診断については、ぜひ内容について拡大することを、今年度は1年、少し考えていただいて、各自治体等の考えもあると思いますので、検討については前向きに考えていってほしいというふうに要望いたします。
  それから、直接搬入の関係はよくわかりました。大変だということで、これはやっぱり冷凍庫が必要だというような形でわかりました。
  それからもう一つ、ごみ処理の基幹的設備改良工事のことについて、7月以降、契約をとってやるということなのですけれども、それ以降の大まかなスケジュール、どんな日程が、もし7月、議会で承認されたらばスケジュール的にはどうなるのか、概略で結構ですので、お願いします。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) それでは、木村議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  現業職については、ご指摘のとおり、毎年のように減っております。採用計画はございません。一般的に言われていることなのですけれども、私ども、最少の経費で最大の効果を上げなければなりません。ごみ処理経費の削減のために何が一番必要かといいますと、私の考えではございませんけれども、いろいろな本によると、直営から委託に切りかえるということが一番の経費につながると、そういった本もございますので、その本が全てではございませんけれども、それに沿った形で衛生組合では進めていくということでございます。確かに、例えば組成分類の結果を見ましても、直営でやっていた久喜宮代清掃センターが分別率がいいというのは確かだと思います。では、ほかの2センターはほとんど委託でやっておりますけれども、それを直営にすればいいのかという話はまた違うと思います。直接私は収集料金係の担当ではございませんけれども、毎年こちらのほうに業者さんを呼びまして、職員同様に説明会、指導会をやっておりますので、昔ほど今は直営と委託の差はないというふうに認識してございます。
  それから、職員の派遣の関係なのですけれども、現業職員も採用しないけれども、事務職も実際は採用していないのです。ほとんど。事務職は正職員は、今は再任用を除いて正職員は8人しかいません。昔は15人いたということで、現業だけではなくて、事務職のほうもいろいろ懸案事項は抱えているわけでございますけれども、これはやっぱり構成市町の考えるところでございますので、私はこれ以上お示しすることはできません。
  それから、健康診断につきましては、要望としてお伺いしておきます。よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 大久保補佐。
                 〔業務3課長補佐 大久保達也君登壇〕
〇業務3課長補佐(大久保達也君) それでは、木村議員の再々質疑に答弁申し上げます。
  基幹的設備改良工事の工事のスケジュールということでございますが、まだ発注手続等は進めておりませんので、メーカー等が決まりましたら詳細なスケジュールを組んでいくことになりますが、現在のところ、年度の前半で設計、それから機器の製造、その製造ができ次第、年度の後半で設置工事をしたいと考えております。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 以上で木村議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第2号に対する質疑を打ち切ります。
  議案第3号 久喜宮代衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例についての質疑は、通告がございませんでしたので、これで質疑を打ち切ります。
  次に、議案第4号 久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例についての質疑は、通告がございませんでしたので、これで質疑を打ち切ります。
  次に、議案第5号 久喜宮代衛生組合一般廃棄物(ごみ)処理基本計画についての質疑をお受けいたします。
  初めに、猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) ごみ処理基本計画について質疑をいたします。
  今回の議案として出されましたごみ処理基本計画、基本的な目標であるところの15年間で、ごみ排出量40%削減、焼却量30%削減あるいはリサイクル率50%以上というような、こうした基本的な計画については、久喜宮代衛生組合として、現実から出発をして、実現可能な、なおかつ大変先進的な目標として掲げられています。こうしたことには基本的に異議は全くないところです。ただ、それらを実現していくためのスケジュール、15年間の具体的な取り組み、事業をどういうふうに積み重ねていくのか、そのスケジュールについて若干よくわからないところがありますので、順番に質疑をしてまいります。
  まず最初に、家庭系ごみの有料化についてです。具体的な検討を開始する時期についてですけれども、前回、一般質問の中でもお聞きをいたしまして、5年後の見直しの中で具体的なスケジュールを出していきたいというお答えが最後に出てまいりました。そうしますと、具体的には5年後以降に家庭ごみの有料化についての検討を開始するというようにもとれるし、それ以前に検討自体は開始していくというふうにもとれるし、よくわかりません。この計画案の中の47ページに計画のスケジュールということで出ているのですけれども、ここにある費用負担の公平化、家庭系ごみの有料化の検討、これは25年から39年までずっと点線になっている、いわばずっと検討していくということですよね。小さく字で書いてあるのが、計画期間を通じて検討して、必要と認められた時点で有料化を導入する、これは計画とは言わないのです。当たり前のことです。だけれども、前回、5年という、その区切りだけでした。その5年というのをどのように考えるのか、説明をしていただきたいと思います。
  2つ目ですけれども、久喜宮代清掃センターの焼却施設の更新についてです。これは、49ページにごみ焼却施設整備スケジュールというのが出ているのですけれども、ここで見ますと、25年度中から整備のための作業、住民同意と用地確保と地域計画策定に着手をするということになっています。ということは、現在地または周辺、以前は周辺ということが主に言われたのですけれども、現在地または周辺での建設を前提として進めるということで理解してよろしいのかどうか、お願いをしたいと思います。
  これについては、42ページには、ここには八甫清掃センターと菖蒲清掃センターとの統廃合ということが一つ書かれていて、その後、中段より下の3分の1ぐらいのところですけれども、久喜宮代清掃センターについては、現在の3清掃センターの統廃合に向けた検討をすることとしますということになっていて、一体何を言っているのかよくわからないのです。この42ページの部分はまさに議決事項であるわけですけれども、一体、清掃センターをどのように統廃合する、八甫と菖蒲は統廃合する、それから久喜宮代清掃センターのごみ焼却施設については、ずっといって、現在の3センターの統廃合をする。さて、どう理解したらいいのだろう。49ページのこのスケジュール表と重ね合わせると、久喜宮代清掃センターは新年度中から着手していって、31年度には稼働する予定、それに対して、新整備清掃センターが、28、29年度あたりから着手していって、37年度から稼働予定。さて、どのように理解したらいいのでしょうか。久喜宮代清掃センターの建てかえは建てかえ、それから八甫と菖蒲のほうが新整備清掃センターになるのでしょうか。違うのでしょうか。これは私はまだちょっと理解できないものですから、説明をしてください。もちろん、新年度からすぐにできるのかどうか、まだ今は聞いていません。それは新年度になってから議論することですけれども、計画としてこういうふうに書いているので、その整合性、42ページと49ページの整合性とその内容の説明をお願いします。
  3つ目ですけれども、生ごみ処理施設です。これは現在の久喜宮代センターで更新する考えなのか、もともとは地域住民との話し合いの中で地区分散で進めていただきたいという強い要請がありました。この新整備清掃センターとの関係はどうなのか。このスケジュールでいきますと、50ページに載っていまして、生ごみ処理施設、やっぱり25年度から着手していって、28年度には稼働していく。これは、久喜宮代清掃センターがありますから、今あるHDMのこの施設をつくりかえるということになるのでしょうか。それから、それと別に、新整備清掃センターで35年度から稼働ということになっていますから、これは一体、八甫と菖蒲になるのでしょうか、そこに設置をするという考えなのでしょうか、お願いします。
  4つ目です。リサイクルセンターです。これも久喜宮代清掃センターに併設をするという考え方なのでしょうか。それから、43ページにリサイクルセンターの整備ということで、焼却施設の統廃合とともに新たにリサイクルセンターを整備するとなっているのですけれども、これが一体どこにどういう形でつくっていこうと今現在考えて、それから51ページにこれはスケジュールが出ているのですが、ここに、新年度から着手していって31年度に稼働、それと別に新整備センターとリサイクルセンターが37年度から稼働となっています。これの説明をお願いいたします。
  それから、47、48ページのスケジュール表は、これは先ほどは有料化のことだけで言いましたけれども、いずれもが15年間を通した検討や実行推進の計画という形になっています。これは、年次計画の意味は全くなしていません。なぜこういう形の表をつくったのかお願いをしたい。上のほうに計画期間、5年ごとに区切ってあるのですが、この5年ごとの区切りも全く下のには関係ないのですよね。どういう意味なのでしょうか。
  特にこの中で、施策1の(2)、つまり有料化にかかわる部分、施策1の(2)の@というのは、ごみの分別区分や収集頻度の統一が出ている。これも、やっぱりいつからというのが一番、いつを目標に統一するのかということが一番重要なのです。それから、(6)の有料化についても同じです。それから、施策5の(1)の@とA、収集体制の見直し、特に全戸収集、こうしたことは、ごみ減量化目標の40%とか焼却目標30%以上とか、最終処分量目標35%削減とか資源化目標50%、こうした目標を達成するための重要な施策であるわけです。であれば、なおさらこれは、いつごろからを目標に進んでいくのか、いつ実施目標として進めていくのかというのがこの目標達成のための重要なポイントになるわけで、具体的な目標値というものを示すべきではないでしょうか。
  以上です。お願いします。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) それでは、ご質疑の(1)、家庭系ごみの有料化の検討についてでございますけれども、ご承知のとおり、昨年4月にごみの減量化と分別の徹底などを目的といたしまして管内統一の指定袋を導入し、間もなく1年が経過する状況にございますことから、直ちに有料化導入についての検討を始めるということではなくて、指定ごみ袋導入による減量効果、分別の状況などを検証するための期間が必要であると考えております。この検証における期間は特に定めておりませんけれども、年度間の差あるいは地域差、そういったことも考えられますことから、基本計画の見直しの期間として考えてございます。その時点で、検討に着手するか否かの時期を見きわめさせていただければと考えております。
  なお、家庭ごみの有料化につきましては、有料化を導入するということが前提ではございません。減量化の状況や周辺市町の動向、それから廃棄物処理に係るコストや、特に構成市町の財政状況などを鑑みて有料化の適否を判断させていただくことになると思います。また、検討に際しましては、廃棄物減量等推進審議会に対しまして、有料化の是非を含めた家庭系ごみの排出方法のあり方に関しての検討をいただきたいと考えております。また、審議会における審議と同時に、住民アンケートや懇談会などもあわせて実施してまいりたいと考えております。
  次に、(2)、焼却施設の更新についてでございますけれども、現在の施設の老朽化によりまして、基本計画におきましては施設の継続処理可能期間がおおむね10年間として考えてございますことから、平成18、19年度に実施いたしました大規模改修工事の10年以内には新たな焼却施設を稼働させることを目標としていましたけれども、若干おくれが生じておりまして、平成31年度の稼働に向けましてスケジュールを立てさせていただいております。また、菖蒲清掃センターと八甫清掃センターにおきましては、八甫清掃センターのごみ焼却施設の基幹的設備改良工事を25、26の2カ年にわたって実施させていただくこととしておりまして、その工事期間終了後から10年後の平成37年までには、菖蒲と八甫清掃センターを統廃合した新整備清掃センターとして稼働させていただく計画でございます。
  焼却炉の更新に際しましては、長期間に及ぶ工事中においてもごみ処理を継続して実施していかなければなりません。また、新たな施設用地の選定や確保となりますと、長期にわたる時間が必要となってまいります。そのようなこともございますことから、久喜宮代清掃センターにおきましては、以前の整備計画や検討内容を踏まえて、現施設周辺地において整備を進める考えでございます。なお、新整備清掃センターにつきましては、菖蒲清掃センターと八甫清掃センターを統廃合した際の施設として考えておりますけれども、現在のところ候補地については決めてはおりません。
  次に、(3)、生ごみ処理施設の整備地についてのご質疑でございますけれども、分散型で進めるべきではとのご質疑でございます。生ごみの処理につきましては、現在の久喜宮代清掃センターにおきます堆肥化推進地区を対象として、HDMシステムによる生ごみ減容化、堆肥化処理を行っておりますけれども、処理過程上、収集に用いております専用袋や生ごみに混入されても処理ができない紙類、あるいは一部でございますけれども、プラスチック類などの不純物を処理することが必要でございます。これらは場内にございますごみ処理施設において焼却処分を行っておるわけですけれども、新たな施設の整備後におきましても同様の処理が必要となりますことから、処理上及び作業効率の面におきましても、生ごみ処理施設とごみ焼却施設は同一箇所で整備することが望ましいというふうに考えてございます。なお、生ごみ処理を行うことによりまして、ごみ焼却施設における焼却処理量を削減することが可能になりますことから、整備に際しましては、ごみ焼却施設の稼働前には生ごみ処理施設を稼働させまして、焼却規模を抑えたごみ焼却施設と一体で整備を図ってまいりたいというふうに考えてございます。
  続きまして、(4)、リサイクルセンターの関係でございますけれども、生ごみ処理と同様に、リサイクルセンターにおきます粗大ごみや不燃ごみなどの処理におきましても、処理過程におきましていろんな残渣が発生いたします。そのようなことから、やはりこれも効率的な処理をするためには、ごみ焼却施設と一体で整備することが望ましいと考えているところでございます。
  次に、(5)の計画のスケジュールでございますけれども、このたびのごみ処理基本計画につきましては、減量化、資源化、収集、運搬、処理、処分に当たっての各種の施策を掲げさせていただいております。施策の具体的検討及び実施に際しましては、現状における業務の見直しに際するもの、またごみ焼却施設や生ごみ処理施設などの施設整備に合わせて検討、実施していくものなどがございます。
  ご質疑にございます1番のごみの分別区分や収集頻度などの統一化につきましては、例えばですけれども、プラスチック類の分別方法は、管内全域では今のところ統一に至っておりません。これを統一するためには、まず久喜宮代清掃センターの焼却炉の整備を行い、プラスチック製容器包装以外のプラスチック類の焼却処理を行うことが必要となってまいります。
  また、施策1、(6)、ごみ処理に係る費用負担の公平化につきましては、今年10月から事業系ごみの手数料を改正いたしますけれども、その後の排出状況や近隣市町の状況などを勘案いたしまして、さらなる排出抑制や財源確保などを検討して見直しの適否を判断する必要があると考えてございます。
  同様に、施策5のAの全戸を対象とした戸別収集の導入の検討につきましては、実施に際しての財源の確保も同時に検討が必要になってまいります。このようなことから、各施策については、今後の排出量や処理の方法、あるいは組合を構成いたします市町の財政状況などを十分考慮の上、検討に着手する必要があると考えておりますことから、具体的なスケジュールにつきましては今のところ作成をしておりません。しかしながら、合併による地域間における不公平感を解消していくことは必要でございますことから、ごみの収集頻度などはできる限り早期に統一に向けましての検討に着手させていただきたいと考えておりますことから、今回審議会への諮問をさせていただいておるところでございます。
  なお、数値目標の達成のためには、ご指摘のとおり、分別の徹底による資源化量の向上、焼却処理量の削減などのほかに、家庭から排出されるごみの過半を占めます生ごみの処理が大きなポイントとなってまいりますことから、施設整備に当たっては、生ごみの不燃化を管内全域へと拡大してまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) ありがとうございました。
  幾つかあるのですが、まず有料化については、有料化は前提ではないというのはそのとおりだと思うのです。ただ、有料化ということがごみ減量の大きな一つの手段であり、ある言い方をすれば大変有効な手段であるということも私は思っておりますので、どういう形で導入をするのか、そしていつごろから導入するのか、それはきちっと住民に対して説明をしなくてはならない。導入をするかどうかをどのように検討するかということを、きちっと住民に対して理解を求めながら進めていかなくてはならない。その結果として、有料化をするか、しないかということを決めていく。それが、私は前回の一般質問のときに、5年後の見直しのときにそのことははっきりするのだろうというふうに思ったのだけれども、今の答弁だとちょっとよくわからなくなったのです。
  端的に聞きます。質問通告にしたとおり、5年後の見直し以降にその検討を開始するのですか。それとも、それ以前に検討自体は進めていって、5年後の見直しのときにそれははっきりもうのせてしまうのですかということです。もし5年以前に検討を開始するのだとしたら、それこそ住民に対して、これから5年間の中で検討するのですよということをきちっと言わなくてはいけない、それは行政の責任だと思う。それをひとつお願いします。
  それから、2つ目なのですけれども、焼却施設の更新なのですが、先ほどの一般会計の質疑のときに、現在地を1.9ヘクタールに拡張をして、そこに施設をつくっていくということがちらっと言われました。それは、現在地、まさに現在地を前提にしているわけですよね。もちろん、今の焼却炉を、そこを壊して、そこに建てるかどうかはわからないけれども、現在地プラスアルファのところにつくっていくということを前提にしているわけです。しかし、そのことは、それこそ、近隣住民とのこれまでのずっとの話し合い、その中で、そういうことをきちっと持ち出しできているのかと、私は持ち出せていないというふうに今までのところは聞いているのだけれども、その点どうなのかお願いします。
  それから、現在地プラスの1.9ヘクタールでやっていくということを既に決めているのだとしたら、まさに49ページのスケジュール表に出ているとおり、新年度中からかなり精力的な、そしてかなりタイトなスケジュールですよね、これは、進めていかなくてはならない。新年度の予算にその検討は入っているのかどうかよくわからないのだけれども、それは、では新年度の事業として、今は最大の取り組みとして進めていくというふうに理解していいのかどうかお願いします。
  それから、もう一つ前提となるものなのだけれども、この基本計画案では、人口20万弱のこの自治体、地区で焼却施設を2つ持つということになりますね。そのことが前提となっているわけです。その2つの焼却施設を持つという前提はどこで決定をされたことなのでしょう。私は、今までのところ、この中で、議会では少なくともそういう議論はしてきたことはないと思うし、行政の中でそういうのがこの計画案にいきなり出てくるというのがちょっと理解できないのですけれども。考え方としては、私は1つということも当然あり得ると思ってきた、周辺の住民の方でもそういうふうにおっしゃる方もいる。焼却施設、これは僕は生ごみとリサイクルセンター全てにかかわってくるのだけれども、全て2つという、その意思決定というのは既になされたのですか、どのようになされたのですか。説明をしていただきたい。
  それから、47ページ以降のスケジュールについては、これは今回の議決事項そのものではないから、このスケジュール表をここで承認するとかしないという話にはならないのだけれども、少なくとも、47、48の表、15年間ずっと検討、ずっと推進という、この辺はおかしいです、スケジュールとして。少なくとも、それで、例えば分別区分の統一などはなるべく早期に進めていくということが今説明されたし、それから家庭系ごみの有料化については恐らく次の5年後の見直し以降になるのだろうと。では、そういうことをきちっとスケジュール表に入れていくべきだと思うのです。それは、何度も言うけれども、議決事項ではないから、今回議決をされたら、その後でこのスケジュール表についてはきちっと練り直して、もうちょっと綿密な、緻密な、市民から見てわかるようなスケジュール表としてつくり直していただきたいと思うのですけれども、それはいかがでしょうか。全戸の収集のこともそうです。これなども、一体いつを目標にするのか全くわからない。15年間ずっと検討して、ずっと導入する、これがよくわかりません。この表をつくり直すということについていかがでしょうか、お願いいたします。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) それでは、再質疑にご答弁いたします。
  有料化の関係でございますけれども、5年以降なのか、それともその前なのかということでございますが、確かにスケジュール表では点線になっているということで、スケジュール的に順番がおかしいではないかということでございますけれども、特にその点線につきましては、年度は計画しておりませんけれども、審議会の諮問事項と考えてございます。ご案内のとおり、指定袋を導入してまだ1年しかたちません。最低5年を見ていく必要はあるのではないかと思います。繰り返しになりますけれども、広報のほうでお知らせしております組成分類を見ましても、やはり地域間の温度差はあるのです。
  ちょっと恥ずかしい話なのですけれども、この前までは久喜宮代衛生組合は95%でいいというお話をさせていただきましたけれども、実は3月に実施しましたら、90%を超えているところはないのですよ、久喜宮代清掃センターで。同じところをやっていても、季節によって分別の状況というのは違うのです。ですから、95%はいいのだよ、久喜はいいのだよ、菖蒲はだめなのだ、八甫はだめだよというのは、正直言って、今回、3月の結果を見て、正直、久喜宮代はこんなにひどいとは思わなかったというほどのひどい結果でした。
  それはちょっと置いておいてですけれども、そういった状況を踏まえて、分別が徹底されていくのか、資源化が、特に混入されている紙類の分別がさらに徹底されているのかというのをもう少し時間をかけて見たいですし、それから生ごみ、確かに生ごみは堆肥化すれば、それは資源化になるかもしれませんけれども、まず行政としては、排出前抑制ということで、余計なものを買わないでいきましょう、そういったことのまずPRをしていかなければならないかなということで、申しわけございません、そういうことで、有料化につきましては、5年以内の検討の、指定袋の導入結果を検証して、5年目以降に、もし減量効果につながらないのであるならば、改めて先進地を見るなりして、そういったものを議員研修の中に入れて、ソフトのことになると思いますけれども、そういったものも議員の皆様に、議員研修に一緒に行っていただいて勉強していくというのも一つの手法ではないかというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
  それから、さっき局長のほうから現在地プラス1.9ヘクタールというお話がございましたけれども、ご承知のとおり、周辺4地区ございまして、一部を除いてはおおむねご同意をいただいておりますけれども、残りの地区につきましては、やはり私どものほうの説明が足りないといいますか、誠意が足りないといいますか、そういったものが不十分であると思いますので、速やかにご同意をいただけるような努力はしてまいりたいというふうに思っております。
  それから、基本計画の中に、今現在3つある施設を統廃合しても、1ではなくて2の計画が出ていると、これは1つもあり得るのではないかというお話ですけれども、これにつきましては、私ども、審議会のほうにお話しさせていただきまして、今回基本計画の中に盛り込ませていただいたものでございます。これが当然全てではございませんけれども、そういった審議会の答申を尊重した上での基本計画となっておりますので、ご理解いただきたいと思います。
  それから、47ページのスケジュール表、これはおかしいのではないかと、確かに議決事項ではないのですけれども、先ほど言いましたとおり、いつの段階でも審議会のほうに諮問させていただいて、答申していただくというような、それで全部点々々でつないでしまったというような状況でございますので、その辺ご理解のほうをよろしくお願いいたします。
  焼却炉につきましては、審議会に委任という意味ではなくて、審議会のほうに説明をしたということでご理解をいただきたいと思います。審議会のほうからの答申には、2つという文言は入ってございません。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 有料化あるいは負担の公平化については非常にわかりにくいです、ご説明されるのだけれども。5年間はこのまま様子を見ていって、減量の結果がどう出るか、その評価によって5年目以降に勉強するというふうに言われたから、5年目以降に検討をしていくということで理解してよろしいですよね。お願いします。
  それから、焼却施設、ほかの施設もそうですが、2つということについては、一瞬、審議会で2つで決定したのかなと思ってしまったのだけれども、そうではないですよね。審議会で議論はしてきた、それを踏まえて行政として、衛生組合当局としては、2つの焼却施設及びその他の施設ということで、行政の意思決定はしたということでいいのでしょうか、管理者。それが久喜宮代衛生組合の現段階での結論、これは重要なことです。これはそういうことで理解していいのか、確認をお願いします。
  それから、ちょっとつけ加えておきますと、2つ必要かどうかということ、ごみの減量、焼却量自体を、ごみの減量を40%以上で、焼却量を、1人当たりですか、30%削減でという、ある意味大胆な、そして実践可能な目標を出したと。こういうことからすると、焼却施設、このまま2つ本当に必要なのかという、そういう検討を本当にどこかでちゃんとしたのだろうか、疑問がある。ということなので、2つということも結論は出したのか、お願いします。
  それからもう一つは、これは要望にしておきますが、47ページ、48ページのこのスケジュール表、これについては既に15年間通したものではないというのが、一つ見解が、有料化のこととか戸別収集とか、そういうことについてもちらっちらっと出てきておりますので、それとごみの分別区分の統一、これらが出てきておりますので、ぜひ議決後に、このスケジュール表についてはもっと住民にわかるものにしていただきたいということを要望します。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  小倉局長。
                 〔事務局長 小倉康治君登壇〕
〇事務局長(小倉康治君) 猪股議員さんの再々質問にお答え申し上げます。
  まず初めに、焼却炉の関係でございます。何で2つにしたのだというお話かと思いますけれども、まず久喜宮代清掃センター、こちらの焼却炉につきましては、平成18年、19年で大規模改修してございます。通常、焼却炉につきましては、大規模改修後、使える期間というのが10年と言われております。そういうことを考えますと、平成28年、29年、どんなに遅くとも平成30年ですか、にはもう使えないだろうということを前提に検討をさせていただきました。
  通常から考えますと、こちらで残されている時間はどのぐらいなのだという話になるかと思うのですけれども、あと本当に6年、7年の話になります。その6年、7年のうちに、久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センター、それと八甫清掃センターの3清掃センターを1つに統合して、建設して稼働ができるかという問題がございます。住民にとり、当然の話でございます。それと、都市計画法の問題、それと埼玉県の条例の関係等もございます。それらのものを処理していきますと、相当な時間を経過することは覚悟しなければならないということを私たちも考えさせていただきました。
  その中で、平成22年度の終わりごろだったと思うのですが、ちょっと記憶がなくて申しわけないのですが、久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センター、それと八甫清掃センターの住民の方から、周りにお住まいの方のご意見をいただく機会を1度だけとらせていただきました。その中で、いろいろなご意見を頂戴した中で、まず3つを1つにするのには、相当なこれは時間と努力が必要だなというのが私どもの印象でございました。そういうことがございまして、次に考えましたのが、まず時間的に余裕のない、こちらの久喜宮代清掃センターはこちらに建てかえをする、それと八甫清掃センターと菖蒲清掃センターにつきましては、まず八甫清掃センターの大規模改修をして10年の延命化を図っておく、その10年後に八甫と菖蒲をどちらかに、どちらかというか、どちらの位置かは別にして、いずれか、新しい候補地があれば新しい候補地、それといろいろ現在地に集約できるのであれば集約する、そういういろんなことを考えまして、まず2つの体制にするのがよろしいのではないかということで、現在の2部体制ということで考えさせていただきました。
  焼却炉をつくる場合に、これはちょっと余談になりますけれども、規模の問題が次に出てまいります。規模の問題をお話しするときには、ございますように、リサイクル率とかいろんな数値目標を立ててありますけれども、これらはあくまでも生ごみの堆肥化施設を導入して、これが成功しての率になってございますので、焼却施設、それと生ごみの堆肥化施設、これはセットで考えざるを得ないだろうというのが私どものほうの考えでございます。そのような中で、2つの焼却炉の体制で計画をつくらせていただきました。残された時間を計算してスケジュール表をまとめさせていただきました状況でございますので、ご理解を賜りたいと思います。
〇議長(小河原 正君) 金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 有料化は5年目以降ということでございますけれども、5年プラス構成市町の財政状況を踏まえて検討してまいりたいと思います。
〇議長(小河原 正君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 2時23分

    再開 午後 2時35分

〇議長(小河原 正君) 再開いたします。
  次に、木村議員、お願いします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。それでは、通告に従ってお聞きしたいと思います。
  2ページの計画の目標年度の見直し、図1―3―1、そのものと見てよいのか。また、途中で制度改正や廃棄物処理を取り巻く情勢の変化をどのように捉えた場合、それから内容を判断して考えていくのか。達成年度や取り組みの進捗状況を踏まえた上で判断するというのはどのような組織か、あるいはまたスケジュールを考えていくのかお願いします。
  それから、4ページ、有料化の問題です。イ)として、家庭系ごみの減量で、ごみ処理に係る費用負担の適正化とはどういう内容かお伺いします。
  ロ)、他地域の事例とは、周辺地域の動向を踏まえるための経年的な検討を進めていくのか、その動向への評価はどのようにするのかお伺いします。
  ハ)として、費用のあり方で検討している内容は具体的にあるのかどうか。
  それから、ニ)、有料化に合わせて実施すべき施策は、戸別収集のほかに検討されていることがあるのかどうか。
  ホ)として、公的な無料収集は私は原則と思いますが、なぜ有料化にする、それを検討するということの理由とメリットは何なのかお伺いします。
  4ページ、ごみ分別区分等の統一についての目標年度はないのかどうか。
  それから、8ページ、生ごみの減量で、HDMシステムの拡大や各地域での実施目標は持たないのかどうか。資料の62ページのほうでは、将来予測ケースとしてそれの問題について触れていますので、それとの関連でお願いします。
  それから、9ページ、超高齢化社会への対応で、なぜ全戸を対象とした戸別収集の実施などを検討しているのかと、それから全国での実施の状況、その効果について検証していればお願いします。
  それから、13ページ、施設の統廃合についての検討、それから具体的なスケジュールについてお願いします。
  それから、35ページ、事業系生ごみの資源化で、リサイクルシステムの構築と生ごみの受け入れ態勢検討、そのスケジュールについてお伺いします。
  37ページ、ウです。経費の節減に向けて、ごみ集積所の設置数や場所についての適正化を図ると言っていますが、具体的にどういうことかお尋ねします。
  それから、43ページ、焼却施設への発電機能の設置や太陽光発電システムについて、これは前にも、前者、猪股さんのところでいろいろあったのですけれども、可能性の検討ではなく、導入する前向きな議論や検討はなかったのか、ここの点についてお伺いします。
  43ページについては、リサイクルセンターについてはわかりました。結構です。
  それから、57ページの資料、ごみの有料化について住民アンケートをやっていますが、この分析の目的と項目検討はどのように行ってきたのか。その結果については、有料化について否定的な意見が多いというような記述もあるのですが、その詳細、有料化検討への道筋を図ったということとの整合性がわかりませんので、お答えください。
  あと、資料1の中に、パブリックコメントで、特に修正箇所での修正理由の具体的な検討内容、その論議をした上で変えていますが、家庭系ごみの有料化等についてのところだけで結構ですので、ポイントを挙げて回答いただければと思います。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) それでは、最初に基本計画2ページの計画の目標年度の見直しについてでございますけれども、この基本計画につきましては、平成39年度を最終目標年度として捉えて策定をされております。しかしながら、ごみ排出量や処理量の状況、あるいは計画策定の前提となっております諸条件、2ページのほうに書いてございますけれども、こういった変動があった場合には見直しをさせていただく考えでございまして、計画の進捗状況に応じて、おおむね5年ごとに見直しの判断をさせていただくこととしております。
  また、ご質疑にございます制度の改正や廃棄物処理を取り巻く情勢の変化といたしましては、容リ法あるいは食リ法、こういった廃棄物処理における各種の法律や制度の改正などの際に必要に応じて見直しの判断をさせていただきたいと考えております。なお、廃棄物減量等推進審議会に対しまして、排出量などの状況や計画の進捗状況を示すことを考えてございまして、この計画の進捗状況と目標との乖離の状況を判断いたしまして、審議会におきまして見直しの適否についてご審議をいただくこともあわせて考えております。
  次に、4ページでございます。分別の統一の目標年度でございますけれども、さきの猪股議員の答弁と重なってしまいますけれども、ごみの分別区分につきましては、その処理方法にも関連がございまして、先ほどご答弁申し上げたとおり、プラスチックの例を申し上げましたけれども、統一するためには必然的に久喜宮代清掃センターのごみ処理施設の稼働に合わせた時期が目標になると考えてございます。
  続きまして、資料編の57ページ、ごみ有料化のアンケートでございますけれども、こちらのアンケートにつきましては、基本計画の策定に際しまして、平成23年6月に実施しましたごみ減量やリサイクルに対する一般的な意識や行動、ごみ行政に関する意見などを把握するために行ったごみに関する住民アンケート調査の一問として行ったものでございます。設問の意図といたしましては、現在のごみ処理におけるコストに対する認識とあわせて、ごみの排出量に対する不公平感をお聞きするものとして行ったものでございます。決して有料化についての賛否を問うというものではなく、有料化における効果としてどのように考えられるかをお尋ねしてございまして、その結果として、資料にございますように、ごみ処理は税金で賄うべき、住民負担を課すべきでないなどの有料化に対する憂慮されるご意見ももちろんございますけれども、排出抑制効果や分別の徹底化などの効果がもたらされると期待されることが把握できたものと考えております。
  なお、計画に掲げてございます家庭系ごみの有料化の検討につきましては、このアンケート結果から、排出抑制や分別の徹底による資源化などに関心を持っていただいている市民の皆様も非常に多いことが確認されておりますので、今後における検討といたしまして、その導入の適否やあり方について掲げさせていただいたものでございます。
  最後に、パブリックコメントにおきます修正箇所に関するご質疑でございますけれども、いただきましたご意見につきましては、計画に掲げさせていただきました内容に修正が必要となるか否かについて判断をしてございまして、排出量や処理量などの計画の基礎となったデータの記載についての意見につきましては素案のほうには記載をしてございませんでしたことから、明確にするために資料編として掲載をさせていただくことといたしました。しかし、家庭系ごみの有料化における方向性や計画策定の非合理性といった意見につきましては今後の検討課題として掲げたものでございまして、いただいたご意見を踏まえまして今後さらに検討をしていくものでございますことから、今回の修正はしてございません。よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 真田課長。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) 次に、4ページ、イ)、ロ)、ハ)、ニ)、ホ)以下、ご質疑について順次ご答弁申し上げます。
  まず、イ)の関係でございますが、本計画の基本方針1に掲げておりますごみの減量化と資源化を推進するための施策の一つといたしまして、ごみを出さないライフスタイルの普及がございます。そのために、排出者のごみに対する減量やリサイクルへの関心を高めることは重要なことと考えております。同時に、排出者の自覚と責任によりますごみ処理費用の公平な負担のあり方につきましての検討が必要であると考えるものでございます。
  次に、ロ)の他地域の事例とは、周辺市町の動向を踏まえるため、経年的な検討を進めるのかとの関係でございますが、ごみの減量化を図るための取り組みといたしまして、他地域における事例や費用負担のあり方など、近隣自治体の動向を参考にいたしまして、排出抑制に対する効果等を見きわめ、さまざまな視点から十分な検討を進める必要があると考えております。
  次に、費用のあり方の関係でございますが、当組合では、昨年4月に統一した指定袋を導入し、1年という状況にございますことから、指定袋導入後のごみの減量の効果を見つつ、近隣市町や埼玉県、全国の有料化導入の状況などを踏まえながら、費用負担のあり方につきまして検討に入るべき時期を決定したいと考えております。
  次に、ニ)の有料化に合わせて実施すべき対策は戸別収集のほかに検討されているのかについてでございますが、有料化に合わせて戸別収集を実施した自治体におきましては、分別の徹底やごみの減量に対する意識の向上によりまして、大幅なごみの排出抑制につながった例もございます。有料化の検討の際には、戸別収集とあわせて、住民の皆様のごみの減量や資源化に対する意識のより一層の向上が図れる施策があるかどうかにつきましても検討してまいりたいと考えます。
  次に、ホ)の関係でございますが、ごみの有料化の目的には、ごみ排出者の排出責任の明確化や費用負担の公平化を図り、住民の皆様の意識改革によりごみの排出抑制につなげるということが主な目的になると考えております。メリットといたしましては、ごみ処理に対する財政負担の軽減、ごみの中に生かされる資源物の分別徹底による有価物の売却の増加、資源の再利用、ごみの減量化による焼却処理量や最終処分量の減少による環境負荷の低減などが考えられます。
  次に、P8、生ごみの減量化、HDMの関係でございますが、生ごみにつきましては、いずれの清掃センターにおきましても、燃やせるごみの中で高い比率を占めてございます。このことから、久喜宮代衛生組合では、焼却施設での燃やせるごみを削減し、環境への負荷を小さくし、資源循環型のごみ処理行政を推進していくという考え方から、生ごみ減容化、HDMによる処理でございますが、につきまして、組合管内全域に拡大する考えでございます。
  次に、実施目標でございますが、生ごみ処理施設につきましては、新設炉稼働前には施設を稼働させることで考えておりまして、それに合わせて住民の皆様への周知を図ってまいりたいと考えております。
  次に、62ページの将来予測ケースとの関連でございますが、本計画の中で、焼却量、最終処分量の削減、再生利用率の向上を目標に掲げておりますが、それらの目標を達成させるためには、HDMによる生ごみ減容化処理システムを本組合の全域に拡大することによって実現するものでございます。ごみ処理量予測数値につきましては、現状推移時と施設整備時の2ケースを考慮し、算定した数値でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  次に、P9、超高齢化社会の対応でなぜ戸別収集なのかというような関係でございますが、久喜宮代衛生組合では平成12年10月から全家庭を対象に粗大ごみの予約による戸別収集を開始しております。また、平成14年4月から、高齢者や障害のある方で、資源物やごみを集積所まで排出することが難しい方を対象に、ふれあい収集による戸別収集を実施しております。今後、一層の高齢化の進行や要介護者の増加など社会情勢の変化の中で、ごみの排出方法や効率的な収集の方法など、さまざまな角度から検討をする必要がございます。その選択肢の一つとして、戸別収集の検討を考えております。
  次に、全国での実施状況でございますが、全国の状況につきましては掌握しておりませんが、東京都武蔵野市、昭島市、神奈川県藤沢市などが全戸を対象とした戸別収集を実施しております。また、東京都台東区では、平成25年度から3年間をかけまして、区内全域に拡大し、戸別収集を実施するとのことでございます。神奈川県鎌倉市では、ごみの減量化、資源化の推進を図るべく、戸別収集への移行を検討するため、平成24年10月から一部地域をモデル地区として検証を開始したとのことでございます。東京都立川市では、平成24年9月に戸別収集に関する基本方針を定め、検討を行っているとのことでございます。
  戸別収集の効果等につきましては、平成19年度から戸別収集を開始しております藤沢市に電話による問い合わせをいたしましたところ、分別の徹底がなされた、事業系ごみの混入がなくなった、集積所の維持管理が楽になった等の効果を上げているとのことでございます。また、住民へのアンケートでも、戸別収集方式になってよかったとの声が多くあり、ごみの排出量につきましても2割から3割減少しているということでございました。
  次に、P13、施設の統廃合の関係でございますが、一般廃棄物(ごみ)処理基本計画の中の施策7にございますように、ごみ焼却施設の更新及び統廃合に際しましては、省エネルギーや高エネルギー回収設備の設置やダイオキシン類などの有害物質の発生を抑制するとともに、温室効果ガス排出量の削減に考慮した、費用対効果の高い、効率的なごみ焼却施設を目指すとしてございます。
  また、統廃合についてでございますが、さきのご質問者へのご答弁でもありましたとおり、まずは菖蒲清掃センターと八甫清掃センターを予定しておりまして、統廃合に際しましては、大規模改修工事後の継続処理可能期間がおおむね10年間でありますことから、さきの大規模改修工事から年数が経過した八甫清掃センターのごみ焼却施設の基幹的設備改良工事を平成25、26年度に進めるとともに、継続処理可能期間内に菖蒲清掃センターとの統廃合を進め、新たなごみ焼却施設を整備する計画となってございます。なお、久喜宮代清掃センターのごみ焼却施設については、平成18、19年度の大規模改修工事後の継続可能期間内に更新を行うとともに、今後将来の3清掃センターの統廃合に向けた検討をするものでございます。
  次に、具体化スケジュールの関係でございますが、施設整備スケジュールにつきましては、一般廃棄物(ごみ)処理基本計画(案)の49ページから51ページに記載してございますスケジュールに沿って進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  次に、P35、事業系生ごみの資源化の関係でございますが、久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例第4条にございます事業者の責務において、「事業者は、事業系廃棄物の発生を抑制し、再利用を促進すること等により廃棄物の減量に努めるとともに、その廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならない。」とされてございます。このことから、組合管内にございます大手食品関連事業者の生ごみにつきましては、食品リサイクル法の制度に基づき、みずから処理している業者もございますが、飲食店等におきましては、生ごみを自己搬入するか許可業者での搬入となってございます。
  久喜宮代清掃センターでのHDM処理導入会社でございます株式会社熊谷清掃社において、本年3月15日に事業系の生ごみを処理します日量20トンの生ごみ減容化処理施設建設の認可がおりたとの報告を受けたところでございます。事業系の生ごみにつきましては、油分や塩分の問題もありますことから、今後、熊谷清掃社で受け入れ処理します事業系生ごみの処理状況を確認しながら、基本計画にもございますように、排出事業者や業界団体との連携、協働により、受け入れについて検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  次に、P37のごみ集積所の設置数やその関係でございますが、ごみの収集に当たりましては、住民サービスの観点からよりきめ細かな対応が求められております。一方、本計画におきまして、ごみの排出量につきましては減少傾向で推移するとの予測から、ごみ集積所の設置数や設置場所について見直しを行い、効率的なごみ収集を行うことによります収集経費節減に向けた検討が必要と考えております。また、ごみ集積所の設置のあり方や設置の際の美観に関すること、また収集作業時の安全確保や衛生面、環境負荷への軽減などについても検討が必要と考えております。
  次に、P43の焼却施設への発電機能の設置や太陽光システムについての関係でございますが、現在の国の状況を申し上げますと、施設を建設する場合、循環型社会形成推進交付金を活用することを前提といたしますと、ごみ焼却施設については、発電効率または熱回収率が10%以上の施設を整備するものに限り、対象事業費の3分の1が交付金の対象となるものでございます。このことから、当衛生組合の新設炉建設に当たりましては、発電装置を備えた施設とし、できれば焼却施設を利用した発電により施設全体を補える発電能力を備えたものが望ましいと考えております。導入についての具体的な検討は、今後施設を建設する際に行っていくものでございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 再質疑をします。
  1点目が、これは全体として、今見直しは基本的におおよそ5年後となっていますが、さまざまな形で臨機応変にやるというふうに解していいのか、その点を1点聞きます。
  それから、審議会との整合性を図るというように、審議会に諮った上でこの見直し、改正に伴ういろんな措置をしていくのかどうか、この辺についてもお願いします。
  それから、家庭系ごみの形ですけれども、ごみに係る費用の適正化というのはどういうことなのかというのを単純にお聞きしたいのです。適正化のために、例えばごみを出さないような方法とかリサイクルにかわるとか、そういうことではなくて、ごみ処理に係る費用の適正化というのはどういうことなのか、単純にお答えいただければと思います。
  それから、それと関連して一緒に聞きますけれども、例えば公平のあり方が必要だという答弁がありました。それから、費用のあり方を検討していくということの関連性について、もう少し具体的にわかるように答弁をいただきたいと思います。
  それから、他地域の事例とか周辺の形で検討を進めるということなのですけれども、それは排出の抑制の観点で他地域とか周辺の動向を見る、これが中心的な課題です。それ以外にはないのかどうか、お願いします。
  それから、戸別収集の形で、これは後で言います。
  それから、原則、私は公的な形で収集というのは、ごみはやるべきだと、そういう点で、有料化にするということについてはかなり、アンケートについても問題があるということが、有料化については現時点で否定的な意見が多いのですがとあえて言っているのです。私は素直に、現時点で否定的な意見が多いということであれば、それに沿った形で、今の時点で有料化を検討するということはやっぱりやめるべきというふうに思いますが、いかがでしょうか。
  それから、あとはHDMの、それからごみの分別の統一の答弁はわかりました。
  9ページの超高齢化社会の対応で、私は全戸を対象とした戸別収集ということをあえて言っているので、この点についてはいろいろなケースが挙げられていると思うのですけれども、それは部分的なものとか、例えば高齢者に特化したものとか地域に特化したものというような意味合いも含めて答弁されているのではないかなと思いますけれども、例えば藤沢市でやっていることについては、全戸配布、全戸にわたる戸別収集ということはやっている例として捉えていいのかどうかお願いいたします。
  それから、事業系ごみのリサイクルについては、今答弁の形でわかりました。
  それから、37ページのごみ集積所の設置数や場所についての適正化なのですけれども、今答弁の中できめ細かな対応をしたいということなのですけれども、結局は設置数の減少を考えたり、収集の経費を削減するということなのですけれども、これについては具体的なスケジュールがあるのか。また、地域との話し合いをしっかりしないことには、今ある集積所の設置についてはさまざまな意見が出てくる可能性があると思います。そういう点での、地域との、住民との話し合いをどう進めていくつもりなのかお願いします。
  それから、太陽光施設については、今後の取り組みでは前向きな形でぜひ進めていっていただきたいということで要望をさせていただきます。
  それから、ごみの有料化について、住民アンケートの分析は、私は、例えばいろんな形での、設問の内容も含めてもっともっと検討した上で、有料化とは特に関係ないということを、直接関係ないということを述べておられるのですけれども、特に有料化についての住民あるいは市民に対するアンケートについては、ずばり、いろんな形の、周辺から聞くような、例えば住民のごみ量に見合う負担をすべきとか費用の負担によりとか負担の公平化とかいうような曖昧な形ではなくて、もっとそれを特化した形でしっかり、もし住民の意向を聞くのだったらやるべきだったのではないかなと思いますので、そういう点でのその後の検討のされた結果についてお伺いします。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 木村議員さんの再質疑にご答弁申し上げます。
  5年ごとの見直しなのかというふうに、原則5年でございますので、猪股議員のほうにご答弁したとおり、有料化につきましては、今指定袋の導入と、これを一応5年間、内容を審査させていただいて、そこでの効果、そういったものを検証していきたいと。その検証につきましては、審議会、これは審議会につきましては、条例のほうで審議会を置くというふうになっておりますので、これは置くことができる規定、できる規定ではございませんので、常に置いて、幅広く一般公募の方からも応募いただいて、ぜひ組合の清掃行政のほうに参加していただいて、ご意見をいただきたいと考えております。
  それから、こちらの資料、基本的には57ページのほうにごみの有料化について載っています。ちょっと話はそれますけれども、ご存じのとおり、昭和63年の3月議会に、それまでごみは実は有料でした。1人一月40円で、4人までということで、一月、4人家族で160円、二月に1遍の集金ということで、320円の実はごみ処理手数料をいただいておりました。それを63年の4月1日から無料にしたという経過がございます。こちらの今14人いらっしゃいます議員さんの中でも、小河原議長さん、それから副議長の鈴木松蔵議員さん、それから委員長の猪股議員さん、そして今は管理者でございます、田中管理者もその当時議員でいらっしゃいまして、この議決をいただいております。ということで、昔から有料だったものを無料にしたということで、無料にしてからもう既に25年を経過しようとしております。そのようなことから、アンケート、木村議員さんも、えっ、そうだったのみたいなお顔をされましたけれども、説明会へ行って、指定袋の導入の際にお話しに行っても、昔は有料だったのですよと言っても、意外と皆さん覚えていらっしゃらない。
  ちょっと資料の57ページを見ていただきたいのですけれども、木村議員さんおっしゃるとおり、否定的な意見が多いということなのですけれども、こちらの図の2―7―5というのがございまして、これはパーセントしか載っていませんけれども、賛成というところをカウントすると、これは985なのです。反対が実は1,214なのです。ですから、否定的な意見が多いのだと書いても、圧倒的に多いとは書いていないです。否定的な、確かに、多いのは確かに多いのですけれども、それほど差があるとは思えない。だから、有料化はいいのという意味ではないです。有料化がいいですか、悪いですかという問いではないですけれども、こういった、どちらかというと賛成をしてもいいよという意見も意外と、半分近く、それはちょっとオーバーですけれども、4割強含まれていることから、意外と皆さん、住民の方々につきましては、処理費用なんかも見て、こんなにかかっているのだったらばというので、意外と皆さん、関心をお持ちの方もいらっしゃるのではないかと思いますので、このアンケートが全てではございませんで、先ほど言いましたとおり、もちろんアンケート調査も実施しますし、将来に向けてはいろんな懇談会、そういったものも幅広く全地区において実施してまいりたいと思います。ご理解よろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 真田課長。
                 〔業務課長 真田 稔君登壇〕
〇業務課長(真田 稔君) それでは、再質疑のほうにお答え申し上げます。
  まず最初のごみ処理費用の適正化についてということでございます。これにつきましては、何をもって適正化というような質問かと思いますが、ごみの処理につきましては、一概に、ただ単に安ければいいということだけでもないようなふうに思っております。要するに、ごみのリサイクルを図るというようなことにつきましては、当然それなりの費用がかかってまいります。そういった費用も含めた上で、それらがどういうふうにやっていくのがよいのか、それが適正化なのかなということだと考えております。
  それから、公平のあり方ということでございますが、これにつきましては、ごみにつきまして、排出抑制を積極的に考えている方、あるいはそうでない方、それらについての差というものがあろうかと思いますけれども、それ相応の、応分の負担というものが必要になってくるのかなというふうに思いますので、それらの関係からの公平のあり方ということで考えております。
  それから、他地域における、排出抑制が中心になるのかということでございますが、これにつきましても、当然排出抑制を図るということは重要なことになろうかと思いますが、それに限らず、いろいろな、さまざまな角度から、他地域の収集の状況であるとか安全な作業の方法であるとか、そういったものをいろいろな角度から論議をさせていただいて、検討させていただければというふうに考えております。
  それから、有料化の関係でございますが、これにつきましては、有料化を導入するということが前提ではございません。今後のごみ排出量や、それから近隣、ごみの処理方法、あるいは近隣の状況などを勘案しながら、構成市町の意向なども、さまざまな視点から検討を進める必要があるというふうに考えてございます。
  それから、全戸収集の関係でございますが、藤沢市につきましては、これは全戸を対象とした全戸収集というようなことで実施をしております。
  それから、集積所の設置数の関係でございますが、集積所につきましては、地域の皆様からの申請に基づいて、それぞれの実情に応じて集積所は設置させていただいております。当然のことながら、それらについては、地域の住民の皆様と十分な話し合いをした上でどうあるべきかを考えていくことになろうかと思います。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 有料化の問題なのですけれども、これは先ほどアンケートの問題も含めて、いわばかなり意見が分かれる、そういった意味の中で、前提ではないということが今答弁の中にありましたけれども、やはりこれについては慎重に考え、あるいは慎重に今後、5年のスタンスということもわかりましたので、やっぱり考えていくスタンスに立つ。そして、アンケートも、地域の説明とかあるいは懇談会も開くということなので、これについて、今の時点で基本計画の中に盛り込むということはやはり問題があるのではないかと思います。
  そういう点での、今言われた例えば応分の負担、それから公平のあり方も含め、以前に有料化だったのが無料化だというのは、私は多分いなかったと思いますけれども、わかりませんでしたけれども、本来、市民の意見を聞きますと、ごみの収集については、当然、いろんな形で市にその辺も含めてやっていく中で、これを無料にするというのは原則にすべきではないかという声がアンケートの中でもあるわけですよね。そういう点での検討はされてきたのかどうか、その声をどのような形でこの中で反映、私はしてほしかったと思うのですけれども、そういうような意見についてはどのような判断をされたのか、最後に1点だけお願いします。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) それでは、木村議員の再々質疑にお答えいたします。
  有料化のアンケートですけれども、今初めて出てきたようなご質問が多いのですけれども、実は平成14年からごみ処理基本計画の中には有料化について検討するという一文が入っておりました。たまたま今回の基本計画の中にはそれに関してちょっと詳細に書いてあるということで、ちょっと聞かれやすかったのかと思うのですけれども、有料化、もちろんご意見の中には税の二重取りだというご指摘もございます。ごもっともだと思います。
  ただ、私どもは、ごみの分別、資源化、それはもちろんそうですけれども、今、合併前の久喜市民、宮代町民におかれましては、一生懸命分別して、ここまでやってきているのになぜお金を取るのという話になると思います。住民に説得力があるというのは、やはり市、町の財政状況を知ってもらうこと、これが一番理解を得やすいのではないかと思います。今後、新しい焼却炉を建設するに当たっては莫大な費用がかかります。もちろん補助金も出るでしょうし、起債もつきますけれども、数十億の一般財源が必要になります。そういったものもかかるということで、住民の皆さんに丁寧にご説明し、懇談会の席においても、処理コスト、そういったものについても明確にしていくことによりご理解いただけるのではないかと思います。ひとつよろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 以上で木村議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第5号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第6号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任についての質疑は、通告がございませんでしたので、これで質疑を打ち切ります。
  次に、議案第7号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任についての質疑は、通告がございませんでしたので、これで質疑を打ち切ります。
  次に、議案第8号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任についての質疑は、通告がございませんでしたので、これで質疑を打ち切ります。

                        ◇                      

    ◎討論・採決
〇議長(小河原 正君) 日程第3、これより討論・採決を行います。
  議案第1号について、討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第1号 平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
〇議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  議案第2号について、討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 議案第2号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について反対の討論をします。
  今年度予算は、昨年度予算より4億700万円増の37億8,200万円、久喜市の合併によるさまざまなシステムなどの統一から3年経過、4年目に入ります。菖蒲、八甫清掃センターでのごみ分別の拡大、プラスチックごみの徹底など、全体のリサイクル率の向上に向けた努力もされてきています。しかし、ごみ袋の指定化や新規の収集に向けた方針では、住民からの要望や意見を十分吸い上げる点では不十分なままで、強引に進められている点もあります。また、年々正規職員が削減され、このままでも補充もなく過重な業務と、住民への丁寧な対応や周知はさらに新年度でもおろそかにされる危険性が増します。この点を指摘し、本案に反対します。
〇議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第2号 平成25年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
〇議長(小河原 正君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第3号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第3号 久喜宮代衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
〇議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第4号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第4号 久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
〇議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第5号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。久喜宮代衛生組合の一般廃棄物(ごみ)処理基本計画について反対の討論をします。
  新久喜市と宮代町管内の減量化、資源化目標を設定した新しい一般廃棄物(ごみ)処理基本計画は、長期的で総合的な視点で基本的な事項の実施や地域の循環型社会を目指しています。その点での基本的な姿勢の中で、これまで久喜宮代衛生組合は、行政と地域住民の多くの努力と協力の中で、ごみの分別化の徹底、リサイクルを全項目プラスへと押し上げてきました。そこには、現業職員を含めた豊富な体制と住民との強いきずなのもと、丁寧な住民との協力、協働をつくり上げてきた、そういう中で公的責任によるごみ処理の基本姿勢が貫かれてきたと思っています。
  この基本計画では、審議会や関係部会での協議や検討がなされてきていますが、単に他地域の事例や周辺自治体の動向の中で、負担の適正化に重点を置き、ごみの指定袋に続き、有料化の検討を示唆したことは、本来、公的責任でごみを処理し、利用するという原則が限りなく失われていくことになり、この点での撤回を求め、本基本計画に反対します。
〇議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第5号 久喜宮代衛生組合一般廃棄物(ごみ)処理基本計画について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
〇議長(小河原 正君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第6号につきましては、討論を省略し、直ちに採決に入ります。
  議案第6号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
〇議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は同意することに決定いたしました。
  次に、議案第7号につきましては、討論を省略し、直ちに採決に入ります。
  議案第7号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
〇議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は同意することに決定いたしました。
  次に、議案第8号につきましては、討論を省略し、直ちに採決に入ります。
  議案第8号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
〇議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は同意することに決定いたしました。

                        ◇                      

    ◎議長挨拶
〇議長(小河原 正君) 以上をもちまして、提出議案の審議は全て終了いたしました。
  これをもちまして、本議会に付された案件は全て終了いたしました。
  本日は、提出議案に対する慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎管理者挨拶
〇議長(小河原 正君) それでは、管理者の挨拶をお願いいたします。
  管理者。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
〇管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会第1回定例会にご提案をいたしました議案第1号から議案第10号までの10議案につきまして、議員の皆様には、慎重にご審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。質疑、質問の中で賜りましたご意見等につきましては、十分検討いたしまして、今後の組合運営に反映させてまいりたいと考えております。
  今後とも、議員の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げまして、御礼のご挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。
〇議長(小河原 正君) ありがとうございました。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 3時26分

    再開 午後 3時29分

〇議長(小河原 正君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎閉会の宣告
〇議長(小河原 正君) これをもちまして、平成25年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午後 3時29分