平成24年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会 第14日

平成24年3月28日(水曜日)
 議 事 日 程 (第2号)

 1 開  議
 2 管理者追加提出議案の上程(議案第4号)
 3 提案理由の説明
 4 議案に対する質疑(議案第2号〜議案第4号)
 5 討論・採決
 6 議長あいさつ
 7 管理者あいさつ
 8 閉  議
 9 閉  会
午前9時開議
 出席議員(14名)
     1番   梅  田  修  一  君      2番   上  條  哲  弘  君
     3番   木  村  奉  憲  君      4番   山  下  秋  夫  君
     5番   戸 ヶ 崎     博  君      6番   関     弘  秀  君
     7番   鈴  木  松  蔵  君      8番   鎌  田  忠  保  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   内  田     正  君
    11番   飯  山  直  一  君     12番   石  井  眞  一  君
    13番   大  鹿  良  夫  君     14番   小 河 原     正  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者  田  中  暄  二  君
   副管理者  庄  司  博  光  君
   会  計  岡     孝  夫  君
   管 理 者

   参  与  牧     光  治  君
   参  与  真  砂  和  敏  君
   参  与  栗  田  明  夫  君
   参  与  横  溝  秀  武  君

   事務局長  小  倉  康  治  君
   理  事  菅  谷  重  行  君

   総務課長  渡  辺  和  夫  君
   業務課長  白  子  直  巳  君

   業  務  蓮  見     実  君
   2 課 長

   総務課長  金  井     誠  君
   補  佐

   業務課長  内  田  久  則  君
   補  佐

   業務課長  日 下 部  栄  子  君
   補  佐


   業 務 3  藤  井     智  君
   課長補佐

 本会議に出席した事務局職員
   庶務係長  籾  山  光  明
   書  記  長  田  充  泰
   書  記  野  口  智  樹



    ◎開議の宣告                           (午前 9時00分)
〇議長(小河原 正君) ただいまの出席議員は13名でございます。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
  執行部から追加議案提出の申し出がありましたので、ただいまから議会運営委員会の開催をお願いいたします。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午前 9時00分

    再開 午前 9時05分

〇議長(小河原 正君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎議会運営委員長報告
〇議長(小河原 正君) ただいま会議室におきまして議会運営委員会が開催されましたので、議会運営委員長の報告を求めます。
  猪股委員長。
                 〔議会運営委員長 猪股和雄君登壇〕
〇議会運営委員長(猪股和雄君) ただいま議長からの要請により議会運営委員会を開催いたしました。
  管理者追加議案を提出したいとの申し出がございまして、議案第4号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例が提出をされ、本日の日程に追加し、審議することになりましたので、ご報告いたします。
  以上です。

                        ◇                      

    ◎日程の追加
〇議長(小河原 正君) お諮りいたします。
  議会運営委員長の報告のとおり、管理者提出追加議案1件を本日の日程に追加したいと思います。これにご異議ございませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) ご異議なしと認めます。
  よって、管理者提出追加議案1件を本日の日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
  暫時休憩いたします。

    休憩 午前 9時06分

    再開 午前 9時07分

〇議長(小河原 正君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎管理者追加提出議案の上程
〇議長(小河原 正君) 日程第2、追加提出議案を上程いたします。
  議案第4号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を上程し、議題といたします。

                        ◇                      

    ◎提案理由の説明
〇議長(小河原 正君) 日程第3、管理者より提案理由の説明を求めます。
  管理者、お願いします。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
〇管理者(田中暄二君) おはようございます。それでは、追加議案の提案理由につきましてご説明申し上げます。
  議案第4号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてでございます。人事院勧告及び埼玉県人事委員会の勧告等を踏まえ、一般職職員の給与を改正したいので、この案を提出するものであります。
  なお、詳細につきましては事務局長をして説明いたさせますので、速やかにご議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 次に、議案第4号の補足説明を求めます。
  事務局長、お願いいたします。
                 〔事務局長 小倉康治君登壇〕
〇事務局長(小倉康治君) おはようございます。それでは、議案第4号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例につきまして補足説明をさせていただきます。
  追加議案書の1ページをお開きいただきたいと存じます。改正理由といたしまして、人事院勧告及び埼玉県人事委員会勧告等を踏まえ、給与構造改革に伴う現給保障額の廃止に向けた段階的減額のため、久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正するものでございます。
  この条例の一部改正等に伴います新旧対照表を配付してございますので、参考にごらんいただきたいと存じます。議案書の附則第7項中「、その差額に相当する額」を「、その差額に相当する額(以下「差額相当額」という。)から、平成24年度にあっては同年4月1日における差額相当額に2分の1を乗じて得た額(当該額が1万円を超える場合には、1万円とする。以下「減額基礎額」という。)を減じた額(当該額に1円未満の端数を生じたときは、これを切り捨てた額とする。)を、平成25年度以後の年度にあっては減額基礎額に、5,000円に平成24年4月1日から経過した年数(当該年数に1年未満の端数を生じたときは、これを切り捨てる。)を乗じて得た額を加算した額を減じた額(当該額が1円を下回る場合には、零とし、1円未満の端数を生じたときは、これを切り捨てた額とする。)」に改めるものでございます。
  内容といたしましては、久喜市に準じた改正でございまして、平成24年度では平成24年4月1日を基準とした現給保障の対象となる差額相当額から1万円を上限として2分の1を差し引く扱いとし、平成25年度以降は同年4月1日を基準とした差額相当額から1万円を上限として2分の1を差し引いた額に毎年5,000円を加算した額を差し引くものでございます。
  なお、附則といたしまして、この条例は平成24年4月1日から施行することを定めております。
  以上が議案第4号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例につきましての補足説明でございます。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。

                        ◇                      

    ◎議案に対する質疑
〇議長(小河原 正君) 日程第4、議案第2号から議案第4号までの質疑をお受けいたします。
  議案第2号 平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計予算についての質疑をお受けいたします。
  なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて、通告順に従い、順次お受けいたします。
  まず、歳入からお受けいたします。
  初めに、山下議員、お願いします。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 山下です。では、歳入のほうからちょっと質問させていただきます。
  11ページの久喜宮代、菖蒲清掃センター、これはちょっと書き間違えたのですけれども、菖蒲と八甫ですか、駐車場協力金について、内容が少しわからないために詳しく説明をしていただければなと思っております。
  それと、13ページの清掃債、ごみ処理施設機器改修整備事業債4,000万、5,000万となっていますけれども、詳しい内容をお願いしたいと思っています。よろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) それでは、私から山下議員のご質疑のうち駐車場協力金につきましてお答えを申し上げます。
  まず、構成市町の久喜市並びに宮代町の状況につきましてご説明申し上げます。駐車場協力金につきましては、行政財産である公共施設用地の一部に特定の職員が車を駐車して占有することとなりますため、久喜市では車で通勤している職員に対し月1,000円を徴収している状況でございます。また、宮代町では、行政財産の使用に関する条例施行規則におきまして、町職員が行政財産である土地に駐車する場合、1台当たり2,000円と規定し、徴収しております。
  このような状況を踏まえまして、当衛生組合におきまして、平成23年度から車通勤者に対し駐車場協力金の徴収を開始したところでございまして、基本となる月額は1台一月当たり1,000円、なお、週3日の勤務の再任用職員は5分の3で割り返しまして600円でございますが、月額1,000円でございます。なお、開始当初の経過措置といたしまして、平成23年度は月額1台800円、再任用の場合には480円となります。平成24年度につきましては、月額1台900円、再任用者は540円とさせていただいているところでございまして、平成25年度から本則の1,000円とさせていただく予定でございます。このため、24年度の予算では、1台月額900円、再任用の場合には540円となりますが、の単価に駐車台数と月数を乗じまして、各センターごとに計上させていただいているところでございます。
  久喜宮代清掃センターにおきましては、車通勤の職員30人と再任用の職員4人で計34万9,920円、これに委託業者分7人分の7万5,600円を加えまして、42万5,520円でございます。菖蒲清掃センターにおきましては、車通勤の職員4人、こちらで4万3,200円、この額に委託業者7人分の7万5,600円を加えまして、11万8,800円でございます。八甫清掃センターにおきましては、車通勤の職員7人と再任用者1人で8万2,080円でございまして、これに委託事業者16人分の17万2,800円を加えまして、25万4,880円の計上でございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
〇業務2課長(蓮見 実君) おはようございます。山下議員さんの質疑の13ページのごみ処理施設機器改修事業債についてご答弁申し上げます。
  菖蒲清掃センターの事業債4,000万円につきましては、埼玉県ふるさと創造貸付金でございまして、焼却施設の改修工事の財源の一部に充当させていただくものでございます。
  主な改修工事の内容でございますが、受け入れ供給設備ではごみ計量器及びごみクレーンの改修、燃焼設備で炉内耐火物の改修、燃焼ガス冷却設備ではガス冷却室上部及び横煙道の改修、排ガス処理設備では集じん装置の改修、通風設備で排ガスダクトの改修、灰出し設備では焼却灰搬出装置及びダスト搬出装置の改修、電気計装設備では公害防止監視装置の更新でございます。これらの改修工事は、施設の稼働状況等により点検を実施しながら、施設の延命化を図るために毎年改修工事を実施しているところでございます。
  以上でございます。よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
〇理事(菅谷重行君) 引き続き、山下議員さんのご質疑にお答え申し上げます。
  13ページ、ごみ処理施設機器改修整備事業債の内容につきましてご答弁申し上げます。八甫清掃センター分の事業債5,000万円につきましては、埼玉県のふるさと創造貸付金でございまして、焼却施設の修繕工事の財源の一部に充当させるものでございます。
  主な改修工事の内容でございますが、焼却炉がA炉、B炉の2系列ございますことから、第1期と第2期に分けて施工しております。受け入れ供給施設においてごみクレーンの改修、燃焼設備におきましては焼却炉及び2次燃焼室の耐火物の打ちかえ補修、燃焼ガス冷却施設においては耐火物の打ちかえ補修、噴射水の加圧ポンプの改修、それから排ガス処理施設におきましては集じん機の改修、通風施設におきましては誘引送風機の改修、電気計装設備におきましては排ガス分析計の更新、次に第3期工事といたしまして、A系、B系の共通部でございます灰コンベヤー、噴射水加圧ポンプ、プラント用冷却塔ポンプ等の改修でございます。これは、37ページの歳出のほうにあります改修工事費1億7,450万9,000円、この一部に充てるものでございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 大変詳しくありがとうございました。
  駐車場の協力金のことなのですけれども、従業員から取っていることなのですけれども、これはどこのまちでもやっていることなのでしょうか。ちょっと1つだけお聞きしたいのですけれども。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 再質疑にお答え申し上げます。
  こちらにつきましては、当衛生組合管内近隣の市町村におきまして、漏れなくどの市町村も、金額によりまして、800円から3,500円程度まで金額のばらつきはございますが、近隣市町すべてで徴収しているものでございます。
〇議長(小河原 正君) 山下議員、再々質疑はありますか。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 近隣と申しましたけれども、埼玉県では何市町村なのでしょうか。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 再々質疑にお答え申し上げます。
  申しわけございません。全県の集計は確認してございません。
  ちなみに、久喜市、宮代町以外の近隣の状況を申し上げます。加須市につきましては、800円でございます。幸手市、3,500円でございます。杉戸町、3,000円でございます。春日部市、3,000円でございます。蓮田市、2,500円でございます。白岡町、1,000円でございます。そういった状況でございます。
〇議長(小河原 正君) 以上で山下議員の質疑を打ち切ります。
  続きまして、鈴木議員、お願いいたします。
                 〔7番 鈴木松蔵君登壇〕
〇7番(鈴木松蔵君) 7番、鈴木松蔵です。議案第2号 平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、歳入についてお伺いします。
  8ページないし9ページ、1、組合負担金、これにつきまして、粗大ごみに係る人口割の負担金ということで、平成24年度は導入ということでございます。それぞれの清掃センターごとに、どこに幾ら計上されているのかお伺いします。
〇議長(小河原 正君) 鈴木議員の質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 鈴木議員のご質疑の粗大ごみに係る人口割の負担金の関係につきましてお答えを申し上げます。
  久喜宮代衛生組合規約第13条第2項に基づく経費負担基準に関する規程の一部改正につきましては、今月5日の全員協議会におきましてご報告をさせていただいたところでございますが、平成24年度の当初予算の調製につきましては全員協議会の開催以前に終了していたところでございます。このため、当初予算の段階では未確定のため、負担基準の改正を適用してございませんので、4月1日付でのこの改正を踏まえまして、補正予算において負担金の補正を行い、9月議会において皆様にご審議をいただく予定でございますので、ご理解をいただきたいと存じます。
  なお、本基準改正の対象となる経費で現在確定しておりますものを申し上げますと、予算書の29ページの13節委託料、久喜宮代清掃センターの収集管理システム、電算の関係でございますが、保守業務14万1,000円と、同じく14節使用料及び賃借料、収集管理システム電算業務賃借料448万1,000円のうち、粗大ごみ予約センターの設置に関する分でございます。また、4月の人事異動に伴います粗大ごみ予約センターの設置に係る職員の増加に伴う人件費につきましても、対象として予定をしているところでございます。
  以上でございます。
  申しわけございません。ただいま私の申し上げた金額に誤りがございました。予算書29ページの13節委託料、久喜宮代清掃センターの収集管理システム保守業務、「14万1,000円」と申し上げてしまいましたが、「141万円」の誤りでございます。申しわけございません。訂正させていただきます。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  鈴木議員、ありませんか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 以上で鈴木議員の質疑を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 一般会計予算の歳入について質疑いたします。
  まず1つ目は、毎年予算と決算で聞いていることですけれども、多量排出事業者上位10社の23年度、途中ですけれども、その実績をお願いします。それぞれの地区と業種についてもお願いします。
  それから、22年度に比べての増減、減量計画に対する実績、減量比率についてもお願いします。10社以外で5トン以上ふえる見込みがある事業所についてもお願いします。
  それから、2つ目ですが、各事業所からの減量計画書の集計と実績、全体と個々の事業者についての分析をお願いします。23年度の事業系ごみの減量見通しがどうなっているかもお願いします。
  それから、11ページです。これは数字のほうなのですが、物品売り払い代金で、それぞれのセンターで大幅増を、大幅というかどうか、かなりの増加を見込んでおりますけれども、その理由について説明してください。
  同じく数字的なものですけれども、11ページの再商品化合理化拠出金、久喜宮代センターでは5,900万円減額の376万、菖蒲は230万減額の34万、八甫では逆に55万円増額で65万円と見込んでいますけれども、その算出根拠と増減の理由を説明してください。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) それでは、猪股議員のご質疑にご答弁申し上げます。
  まず、(1)、多量排出事業者上位10社の平成23年度途中の実績及び(2)、各事業者からの減量計画書の集計実績について一括してご答弁申し上げます。
  久喜宮代清掃センター管内の昨年4月から今年1月までの実績につきましては、お手元の参考資料1ページをごらんいただきたいと思います。この表は、久喜宮代清掃センター管内におきます平成23年度多量排出事業者の搬入実績を多い順から並べたものでございます。多量排出事業者44事業者のうち上位10社につきましては太字で示しておりまして、上位から、医療機関、サービス業、老人福祉施設、娯楽産業、学校、そしてスーパーマーケットとなってございます。このうち、平成23年度における減量計画の数値目標達成の見込みがないと判断いたしました事業者には右の欄にバツ、1月までの搬入実績ではちょっと微妙であると判定いたしました事業者には三角、また減量計画を達成できると判定いたしました事業者にはマルをつけてございます。
  多量排出事業者44事業者全体では、22年度と比較して減量している事業者は、備考欄の(1)に記載してございますように、1月末現在でございますけれども、44事業者のうち33事業者、率にいたしまして75%が減量しております。また、減量計画を達成できると判定いたしました事業者数は44事業者のうち20事業者、率にして45.5%となっております。全体の減量化率では、2月、3月の搬入実績が確定しておりませんけれども、22年度と比較いたしまして4.6%程度減量するであろうと考えております。上位10社以外で5トン以上ふえる見込みの事業者でございますけれども、ナンバー13の食品製造業、ナンバー14のスーパーマーケット、そしてナンバー22のサービス業の3事業所でございます。
  次に、菖蒲清掃センター管内の実績につきましては、お手元の参考資料の3ページをちょっとごらんいただきたいと思います。菖蒲清掃センター管内における平成23年度多量排出事業者搬入実績を多い順から並べたものでございますけれども、多量排出事業者は3業者でございまして、スーパーマーケットと製造業でございます。このうち、平成23年度において減量計画の数値目標を達成できると判定いたしました事業者数は2業者となっておりまして、平成22年度と比較して搬入量が減量しているのは3事業者すべてとなっております。
  次に、八甫清掃センター管内の実績につきましては、お手元の参考資料の4ページのほうをごらんいただきたいと思います。こちらも搬入実績の多い順から並べたものでございますけれども、多量排出事業者25業者のうち上位10社につきましても太字で示しているとおりでございます。医療機関、スーパーマーケット、老人福祉施設、食品製造業、娯楽産業、配送センター、そして外食産業となってございます。
  多量排出事業者25事業者全体では、22年度と比較いたしまして減量している事業者は、備考欄の(1)に記載してございますように、1月末現在25事業者のうち19事業者、率にして76%が減量しております。また、減量計画を達成できると判定いたしました事業者数は、25事業者のうち14事業者、率にいたしまして56%となってございます。全体の減量化率では、23年度の搬入実績が確定しておりませんけれども、前年度と比較いたしまして13.8%程度減量するであろうというふうに考えております。それから、上位10社以外で5トン以上ふえる見込みの事業者でございますけれども、ナンバー11からナンバー13までの老人福祉施設の3事業者でございます。
  最後に、平成23年度の事業系の減量見通しでございますけれども、久喜宮代清掃センターにおきましては、昨年の4月から1月ということで、同時期で比較しますと、1%減量するであろうというふうに思われます。菖蒲清掃センターにおきましては、11%減量する見通しとなってございます。さらに、八甫清掃センターでは5%程度ふえるのではないかというふうな見通しを持っております。
  次に、(4)、再商品化合理化拠出金の積算根拠、増減の理由につきましてご答弁いたします。再商品化合理化拠出金につきましては、容器包装リサイクル法に基づきまして、再商品化事業者に引き渡された容器包装対象物について、その年度の再商品化に必要と想定されていた費用、これは想定単価に想定量を乗じたものですけれども、この費用に対し、実際にかかった費用が下回った場合、その差額の2分の1が市町村あるいは衛生組合に支払われるものでございまして、品質基準に基づく配分と低減額に基づく配分がございます。
  平成23年度から平成25年度の3カ年固定して適用されます想定単価といいますのは、平成20年度から22年度の3カ年の再商品化事業者への支払い実績単価、これの平均値でございまして、平成23年度分の容器包装リサイクル法の対象物からこの平均値が適用されることとなりましたことから、22年度と比較いたしますと大幅に想定単価が下がっております。コークス炉化学原料として再商品化されております久喜宮代衛生組合のプラスチック製容器包装では、平成22年度までは1トン当たり6万2,499円の想定単価でございましたけれども、平成23年度からは1トン当たり4万3,188円となりまして、さらに想定単価と落札単価の差が縮まってきております。差が縮まるということは、行政の例でご説明いたしますと、入札を実施した結果、予定価格と落札額に余り差がないと、つまり入札差金が少ないということでございます。この入札差金が容器包装リサイクル法に規定する合理化拠出金に当たるものでございます。このようなことから、合理化拠出金が大幅な減額となってございます。
  参考までに、ペットボトルとプラスチック製容器包装にかかわる平成22年度の合理化拠出金と平成23年度の合理化拠出金との比較を申し上げますと、ペットボトルが平成22年度の配分実績額が1億7,021万円であったのに対しまして、平成23年度の合理化拠出金配分見込みが5,000万円、プラスチック製容器包装では、平成22年度配分実績額が47億9,340万円であったのに対しまして、平成23年度の見込みが7億5,000万となっておりまして、市町村等に配分されます拠出金の総額が大幅に減少しております。今回予算計上させていただきましたものにつきましては、昨年の10月2日付で公益法人日本容器包装リサイクル協会から送付されました平成23年度分再商品化合理化拠出金配分額試算式、これに私どもの数量と落札単価を当てはめて求めた額でございます。
  このうち、プラスチック製容器包装の品質基準に基づく配分につきましては、当該年度の特定分別基準適合物における容器包装比率が当該年度90%以上であって、前年度に比べて2%以上向上した場合、または当該年度における容器包装比率が95%以上であることが品質による配分基準となっておりまして、当組合の平成23年度におきます容器包装比率につきましては93.1%でございまして、平成22年度の95.88%と比較して2.7%下がったと、このようなことから、品質による拠出金の配分についてはないとの回答がございました。したがいまして、プラスチック製容器包装については低減額による拠出金の配分のみということで、3センター合計で約456万円しか見込んでございません。平成23年度の引き渡し見込み量による拠出金でございますことから、昨年10月からプラスチック製容器包装の回収を開始いたしました八甫清掃センターのみ、前年度予算と比較しますと増となってございます。
  参考までに、センターごとに拠出金の対象物の内訳を申し上げますと、まず久喜宮代清掃センター、ペットボトル、品質による配分、数量470トン、配分額11万7,000円、低減額に応じた配分額1万2,000円、プラスチック製容器包装、品質による配分、2,130トン、配分額はございません。低減額に応じた配分364万円。菖蒲清掃センター、ペットボトル、品質による配分、65トン、1万6,000円、低減額に応じた配分1,000円、プラスチック製容器包装、品質による配分、190トン、配分はございません。低減額に応じた配分32万5,000円。八甫清掃センター、ペットボトル、品質による配分、190トンで4万8,000円、低減額に応じた配分額5,000円、プラスチック製容器包装、品質による配分、350トンですから、配分はございません。低減額についてのみ59万8,000円と、このようになってございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
〇業務課長補佐(日下部栄子君) おはようございます。私のほうからは、物品売り払い代金のそれぞれのセンターで大幅増を見込んだ理由についてご答弁申し上げます。
  物品売り払い代金の品目といたしましては、資源リサイクルとして、公共回収した古紙類、瓶、缶類、布、衣類と各センターの粗大施設に搬入された粗大や燃やせないごみなどで、処理後発生いたします有価物で鉄類や被覆線等でございます。公共回収分の売り払い単価につきましては、売却先から3カ月に1度、見積もりを徴しまして売却を行っております。また、施設内で処理後発生した有価物は、それぞれ入札により売却を行っております。予算計上に当たりましては、前年度、23年度の10月期の売却単価を参考に積算をさせていただいております。増額の要因といたしましては、平成20年度にリーマン・ショックにより引き起こされました世界同時不況で紙類や鉄類の価格が一時暴落いたしましたが、平成22年度から徐々に市況が回復いたしまして、平成23年度は売却単価が安定したことから、平成24年度の当初予算では増額となったものです。
  久喜宮代清掃センター分につきましては、平成23年度当初予算が4,118万7,150円に対しまして、平成24年度当初予算4,607万9,250円で489万2,100円の増額となってございます。菖蒲清掃センター分につきましては、平成23年度当初予算422万2,000円に対しまして、平成24年度当初予算が544万4,000円で122万2,000円の増額となっております。八甫清掃センター分、平成23年度当初予算が1,184万円に対しまして、平成24年度当初予算が1,630万8,000円で446万8,000円の増額となっておりまして、3清掃センター合計いたしますと1,058万2,100円の増額となってございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) ありがとうございました。
  多量排出事業者については毎年聞いてまいりまして、当局からの指導とか啓発、ずっとお願いしてきましたけれども、かなり改善をされてきているのだなということが見てとれると思います。特にこれについてはもうこれ以上言うことはありませんので、ぜひこれまでの努力を続けてください。よろしくお願いします。
  答弁順にいきますか。再商品化合理化拠出金なのですけれども、ただいまの説明を聞きますと、久喜宮代衛生組合、各センターで集めてここに出す量が減っているわけではなくて、特に品質による配分金がなくなったということの説明がありました。それは、私たち市民、住民が集めているプラスチック製容器包装、ペットボトルの品質、ごくごく単純化して言えば、純度とかきれいさとか、そういうことが状態が悪くなっているということを意味しているのでしょうか。その点、どのように評価しているのかをお願いします。
  それから、今までも、例えば久喜宮代清掃センターで収集、回収した分をウィズウェイストのほうに持っていって、あちらで再分別をしていますよね。それによってかなり品質が上がっていたことはあると思うのです。それでも追いつかないほどに品質が下がっているということを意味するのでしょうか。そこら辺の説明と、どのようにそれを評価しているのかをお願いいたします。
  それから、有価物売り払い代金のほうなのですが、こちらについても、単価が回復をして安定してきたということによって売り払い代金がふえていて、特に回収とか売り払う量がふえているということはないわけですね。そこのところはちょっと確認をお願いいたします。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
〇業務課長補佐(日下部栄子君) 猪股議員さんの再質疑にご答弁申し上げます。
  物品売り払いに対しては、収集量、回収量、あと選別量についてはほとんど横ばい状態でございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 猪股議員の再質疑にお答えいたします。
  品質による配分がなかったということでございますけれども、今回、95点いかなかったというのは、プラスチックとして出された中に紙類が入っていたと。このパーセントにつきましては目方でやっておりまして、今回、プラスチック類で出されたものの中に紙類が若干含まれたということで、残念ながら品質による配分がなかったのですけれども、議員さんご指摘のとおり、ウィズのほうで選別を行っておるわけでございますので、今後、ウィズのほうにしっかりと選別を行うように指導してまいりたいというふうに考えております。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 最後の再商品化のほうですけれども、品質が下がっている、プラスチックの中に紙類が含まれていたということでございました。先ほどの数字でいきますと、私たちにとっては実感が余りないのですけれども、22年度の95.88%から23年度の93.1%、93.1%と95%の間、ほんのわずかのようなふうに見えるのです。もちろん、ウィズのほうのせっかく選別を委託しているのだから、そちらで徹底してもらうということもあるでしょうし、それから市民、住民のほうの協力、啓発、それについても意識が下がっているのかなというふうに見えるわけです。10月からは八甫清掃センターでプラスチックの分別が始まって、こちらのほうはかなり、最初だし、徹底しているのではないかと推測をするのですけれども、そこら辺の状況はどうなっているか、どのように評価しているか。それから、久喜宮代清掃センターのほうでの住民の協力度合い、意識の問題、そこら辺が下がっているのだろうかどうだろうか、どのように評価されていらっしゃいますでしょうか。
  それと、仮にこれが95%を達成していた場合にはどのぐらいの配分金がふえたのか、そういう試算はしていますか。もししていたら教えていただけますか。その数字というのは、大変、市民に対して啓発していく上でも大切な数字だろうと思うのです。ぜひお願いします。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 再々質疑にお答えいたします。
  昨年10月から始まりました八甫清掃センターにおきますプラスチック製容器包装の分別回収の件でございますけれども、選別後の戻り分が4%ぐらいということでございますので、割合と、4%ということは分別率が96%ということでございますので、非常にいい状態ではないかと思います。
  それから、93点に落ちてしまったということで、私どものほうは、議員さんご存じのとおり、プラスチック類ということで回収しておりまして、容器包装分だけではなくて、プラスチック製品でしたらば資源リサイクルに、プラスチックに出せるというふうになってございますので、ちょっと、選別の段階でも相当気を使ってはいただいていると思うのですけれども、残念ながらたまたまそういったものが入っていたということで、私は皆さんの分別が悪いというふうに思っていません。たまたまそのブロックのものをばらして検査をした結果、そういった紙類が入ったというふうに思っております。
  それから、では仮に95%といったらどのぐらい入っているのだと申しますと、久喜宮代清掃センターでは282万、菖蒲清掃センターでは25万1,000円、八甫清掃センターで46万3,000円ということで、今回当初予算に計上した額にあとトータルで353万4,000円予算計上できたということでございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  次に、関議員、お願いいたします。
                 〔6番 関 弘秀君登壇〕
〇6番(関 弘秀君) 議席6番の関でございます。
  前段の議員の質問がございまして、お伺いしましたので、了解でございます。
〇議長(小河原 正君) 以上で関議員の質疑を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。
  それでは、9ページにあります粗大ごみの関係について、手数料についてお伺いします。これについては、上限、増加した分、それから減った分という差がかなりあるようですので、その点について特にお伺いしたいと思います。久喜宮代関係はそれなりにわかるのですけれども、菖蒲清掃センターの大幅な増、それから八甫清掃センターのほうの逆に見込みとしては下げているということについて内容をお願いしたいと思います。
  それから、2番目の有価物売却代金については、前者で大体了解をしたのですけれども、一応お聞きしたいのは、1つは、今までの経過も含めて、リーマン・ショック以降安定したということで増を見込んでいるという説明があったのですけれども、この中で紙とか鉄類とか、かなり実際は確かに下がっているのですけれども、それ以外、例えば古着とか、そういう関係についての最近の状況をもう少し詳しくお伺いしたいというのと、それから3カ月に1遍ぐらいの、今までの状況を見ながらということなのですけれども、これについての今後続けていく、あと中長期についての見通しがある程度立てられる形で今回予算計上したのかお伺いいたします。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
  蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
〇業務2課長(蓮見 実君) 木村議員さんのご質疑の粗大ごみの手数料の内容についてご答弁申し上げます。
  菖蒲清掃センターでは、事務事業等の一元化によりまして、平成23年10月から粗大ごみの収集が実施されたところでございます。このため、平成23年度の粗大ごみ手数料は10月からの半年間の収入でございました。平成24年度につきましては、1年間の収入を反映させたもので、23年度の実績を踏まえて積算したものでございます。
  以上、よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
〇業務課長補佐(日下部栄子君) 木村議員の質疑にご答弁申し上げます。
  古着については、22年度までは売却単価はゼロでございました。今はトン当たり1,050円の売却単価となっております。それに、一番大きく変わったのがスチール缶、22年度はトン単価525円でしたけれども、現在はトン当たり1,575円で売却しております。あと、紙パック、新聞、雑誌、雑紙については、トン当たり1,000円程度、売却単価が上がっております。施設部門につきましては、菖蒲と八甫清掃センターの売却単価が、破砕鉄、未処理鉄、それにアルミ缶プレス、そういうものが大体売却単価が倍額となっております。これは先ほども申しましたが、3カ月に1度の見積もりと入札で行っておりますので、今後もそれを引き続き行っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 済みません、前後しましたけれども、菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
〇理事(菅谷重行君) 引き続き、木村議員さんのご質疑にお答え申し上げます。
  歳入、9ページの八甫清掃センターの粗大ごみ処理手数料480万円の内容についてのご答弁を申し上げます。八甫清掃センターの平成23年度の粗大ごみ処理手数料は、粗大ごみ処理券9,600枚分の年間販売による手数料の収入を見込んでいるところでございます。24年度も同枚数の販売手数料を見込んでおりますが、処理手数料を平成23年10月より1枚700円を500円に変更をいたしました。このことから、平成24年度当初予算と23年度当初予算額を比較いたしますと、96万円の減額とさせていただいたところでございます。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 粗大ごみのほうの関係なのですけれども、今、菖蒲センターについては開始したということで、かなりの増額を見込んでいるというような状況がわかりましたけれども、それにしてもかなり見込んでいるということで、実績が、開始した当初の周知にもよるのでしょうけれども、実績を見込んだままの形でこの数字を出したことでの、もう少し理由がありましたらお願いしたいのと、それから八甫は逆に、今まで700円だと500円ということで、私なんかはむしろ、そういう値段の関係でこれだけ下がるということをむしろ考えなくてもいいのではないかなという思いがあったのですけれども、それぞれの周知状況については、これは菖蒲なんかを聞くとまだ十分住民に知れ渡っていないというような状況もあるのですけれども、この点についてのもう少し理由をお伺いしたいと思います。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
〇業務2課長(蓮見 実君) 木村議員の再質問にお答え申し上げます。
  菖蒲清掃センターでは、昨年10月から今年の2月まで実績がかなり多くありました。金額にしまして101万5,500円、件数で2,031件です。月平均400件ぐらいありますので、その実績をもとに150万円という予算を上げさせていただいたものでございます。よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
〇理事(菅谷重行君) 引き続き、再質疑にお答えいたします。
  八甫清掃センターの平成23年度の粗大ごみ処理券の販売実績ですが、4月から9月まで、前の700円の値段のときですが、これが4月から9月までで6,621枚売り上げてございます。それから、10月から500円になりましてから2月まで5カ月間ですが、6,218枚売り上げてございます。特に10月以降、金額が下がったということと、それから今まで合わせ粗大といいまして、10キロまでであれば2点でも3点でも出せたと、それがなくなったと、そういうことでちょっと10月以降の搬出量が多くなってございます。実際、今回は一応1カ月800枚相当で見込んでございますが、それよりも多くなる可能性があると思います。予算ですので、一応月800枚の見込みで上げておるわけです。
                 〔「これの周知は」と言う人あり〕
〇理事(菅谷重行君) 周知のほうは昔からやってございますので、それから値段の変更等についても広報しておりますので、かなり周知は図られております。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 以上で木村議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第2号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午前10時05分

    再開 午前10時15分

〇議長(小河原 正君) 再開いたします。
  次に、議案第2号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
  初めに、山下議員、お願いします。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 議席4番の山下です。歳出のほうの質問をさせていただきます。
  15ページの視察研修旅費、どんな内容なのか、1つは、初めてなものですから、ちょっとお聞きしたいなと思っています。
  それと、P17の時間外勤務等手当ですか、少し多いように見られますけれども、職員は足りているのかどうか、その辺のところもちょっと聞きたいと思っています。
  それから、19ページの需用費、消耗品ということが書いてありますけれども、久喜宮代、主なものは何があるか、菖蒲、八甫ですか、主なものはどんなものがあるのか、ちょっとお聞きしたいなと思っております。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 山下議員の質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 山下議員のご質疑にお答え申し上げます。
  まず、視察研修の旅費につきましてお答えをいたします。こちらの研修費につきましては、久喜宮代衛生組合議会として毎年1回、議員の皆様が視察研修を実施される際の旅費でございます。平成24年度につきましては、去る8日の議会運営委員会でご検討をいただきまして、本会議初日に議会運営委員長からご報告をいただきましたとおり、7月に埼玉県寄居町と群馬県草津町の視察を予定されておりますので、この費用に充てるものでございます。なお、単価といたしましては、久喜宮代衛生組合の職員の旅費等に関する条例に基づくものでございますので、この研修に係る宿泊費と日当につきまして予算計上されているものでございます。
  続きまして、時間外手当につきましてご質問をいただいておりますので、こちらの関係のお答えを申し上げます。総務管理費に係る時間外勤務の実績につきましては、平成22年度で申し上げますと、久喜宮代清掃センターが879時間、菖蒲清掃センターが225時間、八甫清掃センターが300時間となっておりまして、職員1人当たりの平均年間時間外勤務時間につきましては、久喜宮代清掃センターで67.6時間、菖蒲清掃センターで112.5時間、八甫清掃センターで60.0時間となっております。
  次に、平成23年度の状況でございますけれども、2月、先月までの実績で申し上げます。久喜宮代清掃センターが757時間、菖蒲清掃センターが68時間、八甫清掃センターが454時間でございまして、職員1人当たりの2月までの平均勤務時間につきましては、久喜宮代清掃センターで58.2時間、菖蒲清掃センターで34.0時間、八甫清掃センターで90.8時間となっております。平成22年度につきましては、合併直後という関係もございまして、各種業務の整理等により時間外勤務がふえておりまして、平成23年度につきましては、八甫清掃センター管内での10月からの容器包装プラスチック類あるいは衣類、布類の分別回収に伴う説明会の開催等によりまして、八甫清掃センター管内におきましては時間外勤務が大幅増となってございます。このため、1号補正、9月の補正でございますが、こちらで27万円の増額補正をお願いしたところでございます。
  また、久喜宮代清掃センター分につきましては、2月までの集計では前年を下回っておりますが、4月からの指定袋導入に伴う説明会開催等により、最終的には平成22年度と同等の時間数となる見込みでございます。なお、菖蒲清掃センターにつきましては、23年度から正職員が欠員補充されまして、1人増加しておりますので、業務の分散化が実現し、大幅な減少となってございます。平成24年度につきましては、職員の昇給に伴う単価の上昇のほか、廃棄物処理基本計画の取りまとめ作業あるいは粗大ごみ予約センターの開設に伴う初期の対応などがございますので、年度前半、時間外勤務が増加することが見込まれますので、平成23年度よりも増額をさせていただいたものでございます。
  職員が足りているかとのご質問でございますが、業務の合理化及び適正な人員配置により時間外勤務の削減に努めておりまして、各年度の実績といたしましても、多くても1人年間100時間程度でございますので、過剰な勤務状況とはなっておりませんので、ほぼ適正な職員数と認識しているところでございます。
  続きまして、19ページの11節需用費、消耗品費のご質問でございますが、こちらの関係のお答えを申し上げます。まず、久喜宮代清掃センターの消耗品費264万7,000円の主なものを申し上げます。コピー用紙代28万2,180円、各種法律や法令等の加除及び追録39万6,000円、プリンター等に使用いたしますインク等の消耗品47万967円、ノーレジ袋PR用ののぼりあるいはティッシュ等の啓発用品が57万1,500円、それから同じくリサイクル啓発用の再生紙でございますトイレットペーパーやエコマーカーペンなどが11万7,000円、それと廃棄物減量等推進員さんの関係の消耗品が15万7,500円、それから業務関連の情報を得るための新聞、雑誌等の購読料21万9,172円、文書ファイリング関係の用品15万9,033円、その他事務用品等で27万3,648円でございます。
  菖蒲清掃センターの消耗品42万円の主なものを申し上げます。コピー用紙4万2,000円、ノーレジ袋キャンペーンのPR用の啓発用品9万3,200円、それから小学生の施設見学のやはり記念品として事務用品1万4,000円、廃棄物減量等推進員の皆様の消耗品4万2,500円、ファイリング用品10万円、その他消耗品、事務用品等12万8,300円でございます。
  最後に、八甫清掃センターの消耗品117万1,000円の主なものでございますけれども、コピー用紙が13万8,300円、プリンター等に使用しますインク等の消耗品が18万3,700円、ノーレジ袋キャンペーンの啓発用品が40万1,600円、やはり小学生の施設見学等の景品としてのリサイクル啓発用品が3万5,000円、廃棄物減量等推進員さんの関係の消耗品が5万590円、その他、情報誌等の購読料8万1,925円、ファイリング用品15万500円、その他文房具等の消耗品が12万9,385円と、以上の状況でございます。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  山下議員。
                 〔4番 山下秋夫君登壇〕
〇4番(山下秋夫君) 私、初めてなことなのですけれども、ちょっと研修ということになると、何かお勉強みたいのをするのかなという感じでちょっと思っているのですけれども、1つは、向こうへ行って何を見てくるのか、そして何をどうするのか、ちょっと聞きたいなと思いまして、ちょっとその辺のところをお聞かせいただければ。そして、教訓にするようなことがあったのかどうか、ちょっとその辺のところもお聞きしたいなと思いまして、よろしくお願いいたします。
〇議長(小河原 正君) ちょっと休憩いたします。

    休憩 午前10時26分

    再開 午前10時28分

〇議長(小河原 正君) 再開いたします。
  山下議員、再々質問はないですね。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 以上で山下議員の質疑を打ち切ります。
  次に、鈴木議員、お願いいたします。
                 〔7番 鈴木松蔵君登壇〕
〇7番(鈴木松蔵君) 7番、鈴木松蔵です。議案第2号 平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計予算についての歳出についてお伺いします。
  歳入に続きまして、(2)ということで、ページ16、17、廃棄物減量等推進員謝礼が計上されていますが、委員の役割や業務の周知についてどのように行っていくのかお伺いします。4月1日から指定袋が使用されます。この事業が円滑に行えるよう期待します。また、菖蒲清掃センター、八甫清掃センターでは分別がより徹底され、円滑にいくよう期待するものでありますけれども、このことについてお伺いします。
  それから、(3)、ページ22、公課費、汚染負荷量賦課金について、目的、性質、賦課金の算定根拠についてお伺いします。
  続いて、(4)、ページ32、33、放射性物質濃度測定業務の内容、対象物、回数をお伺いします。
  同じように、35ページにもありますが、この35ページと32、33ページにあることの二重に計上している理由についてお伺いします。
  (5)、ページ33、生ごみ減容化及び堆肥化処理施設運転管理業務についてお伺いします。久喜宮代衛生組合では生ごみ全量堆肥化ということがうたわれ、これに向けてこの事業は取り組んでいるものと思います。平成24年度の取り組みはどう取り組むのかお伺いします。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 鈴木議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) ご質疑にご答弁いたします。
  廃棄物減量等推進員の役割や業務の周知についてでございますけれども、廃棄物減量等推進員につきましては任期が2年となっておりまして、平成24年度は任期がえの年に当たっております。このため、24年4月末から5月中旬にかけまして、各清掃センターごとに委嘱式を行い、その席で廃棄物減量等推進員の手引、これを配付いたしまして、推進員の意義、役割、具体的な活動などについて基本的な説明をし、さらに質疑応答を行ってまいります。また、7月までには各清掃センターごとに施設見学会を実施いたしまして、衛生組合のごみ処理の仕組みについてさらに理解を深めていただくとともに、分別、資源化等の徹底に向けた研修を実施いたしまして、地域のリーダーとしてごみ減量、分別指導に役立てていただくよう取り組んでまいります。
  また、毎年実施しております10月のノーレジ袋キャンペーン月間では、店頭でのPR活動の参加につきましても推進員の皆様にご協力をお願いしてまいります。年度後半には毎年清掃センター単位で意見交換を実施しておりますけれども、事前に寄せられました推進員さんからの悩み事に対する意見交換や衛生組合の質問等に対しての回答、衛生組合からの連絡事項及び情報提供を行っております。なお、意見交換会にご欠席された方には議事録を送付しておりまして、このほか随時推進員さんからのご相談に対応してまいりたいと考えております。
〇議長(小河原 正君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) それでは、ご質疑の3から5についてご答弁を申し上げます。
  3の汚染負荷量賦課金の目的、性質、算定根拠でございますが、賦課金につきましては、公害健康被害の補償等に関する法律に基づくもので、この法律は、事業活動、その他の活動に伴って生ずる相当範囲にわたる著しい大気の汚染や水質の汚濁の影響による健康被害に係る被害者等の迅速かつ公正な保護を図ることを目的とし、公害健康被害者へ補償給付のための賦課金でございます。納付義務者といたしましては、昭和62年4月1日現在においてばい煙発生施設等を設置されていた施設が対象となってございます。
  賦課金の算定根拠でございますが、平成24年度につきましては、平成23年1月から12月までのごみ焼却量と助燃剤として使用します燃料から硫黄酸化物の排出量を算出いたしまして、その量に単位排出量当たり賦課金額を乗じた額と、過去分として、昭和57年から昭和61年までの硫黄酸化物排出量の累積換算量に単位排出量当たりの賦課金額を乗じ、合計した額を賦課金として納付するものでございます。平成24年度の単位排出量当たりの賦課金額でございますが、毎年4月になりませんと、環境省所管でございます独立行政法人環境再生保全機構から金額が示されないことから、平成23年度の賦課金納付額を参考に予算を計上させていただいてございます。
  次に、4の放射性物質濃度測定業務の内容、対象物、回数につきましてご答弁申し上げます。放射性物質濃度測定業務は、3清掃センターでのごみ焼却施設で発生いたします焼却灰及び飛灰中の放射性セシウム134と137の濃度測定を行うものでございます。久喜宮代清掃センター及び菖蒲清掃センターにつきましては、群馬県草津町にございます最終処分場へ焼却灰と飛灰を搬出してございますことから、2カ月に1回の測定を実施いたしまして草津町に報告するものでございます。そのようなことから、2検体、焼却灰と飛灰でございますが、掛ける年6回といたしまして12検体を実施するものでございます。また、八甫清掃センターにつきましては、すべての焼却灰と飛灰を熊谷市にございます太平洋セメントでセメントの原材料にしてございますことから、8,000ベクレルを下回っているものであれば受け入れられるものでございますが、自主的に安全を確認するため、2検体掛ける4回といたしまして8検体を実施するものでございます。
  次に、5、生ごみ減容化及び堆肥化処理施設運転管理業務費、生ごみ全量堆肥化に向けての平成24年度の取り組みはどう取り組むのかとのご質疑でございますが、運転管理業務委託費といたしましては、HDMシステムの適正な維持管理業務、HDMシステムの保守点検、集計に関する業務、堆肥製造に伴う運転管理業務、HDMコロニーの菌体及びチップの補充となってございます。
  ご質疑の生ごみ全量堆肥化に向けての平成24年度の取り組みでございますが、久喜宮代衛生組合では現在一般廃棄物(ごみ)処理基本計画を策定中でございますけれども、ごみ処理基本計画では焼却炉建設につきましても触れることになりますことから、生ごみの堆肥化につきましては焼却炉の規模に大きくかかわってまいります。このようなことから、焼却炉と堆肥化施設につきましては、平成24年度に策定いたしますごみ処理基本計画の中で整理してまいりたいと考えてございます。また、現在生ごみ減容化施設の運転管理業務を委託しております熊谷清掃社において20トン規模の生ごみ減容化処理施設を計画中でございまして、平成24年度中には完成しますことから、衛生組合といたしましては、この施設の稼働状況を十分見きわめながら生ごみ堆肥化処理施設の計画建設に反映してまいりたいと考えております。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  鈴木議員。
                 〔7番 鈴木松蔵君登壇〕
〇7番(鈴木松蔵君) 再質問いたします。
  (5)についてお伺いします。久喜宮代衛生組合では生ごみの全量堆肥化ということがうたわれてきたというふうに承知しているわけですが、生ごみ全量堆肥化については、行うか、行わないか、今までは行うというふうに承知していますが、その旗を変更するということでよろしいのでしょうか。変更しないということであれば、今までどおりの業務をやっていけばよいような感じですが、何か新たな計画の中で云々ということですが、その新たな計画の中に、生ごみ全量化ということであれば、そのことを盛り込まないと生ごみ全量堆肥化の旗をおろすというふうにも受け取れますが、その点についてお伺いします。
  それから、(4)の放射性濃度云々ですが、33ページと35ページに一緒にあるのですが、この件についてもう一度お伺いします。
〇議長(小河原 正君) 鈴木議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) お答えをいたします。
  まず、1点目でございます。全量堆肥化、今後行っていくのか、行わないのか、変更するのかというようなご質疑だと思います。全域の生ごみ全量化に関しましては、現在におきましては約1万世帯の方々のご協力をいただきまして、その約半分の世帯が実際に生ごみを搬出されているものと考えてございます。このことから、全量堆肥化を実施いたしましても、どれだけの世帯の方々が生ごみを分別していただけるかという問題を考慮いたしまして、今後十分精査をいたしまして、基本計画の中で策定をしてまいりたいというふうに考えてございます。
  また、放射性濃度の関係でございますけれども、一括いたしまして私のほうから久喜宮代清掃センター分と菖蒲清掃センター、八甫清掃センター分をご回答させていただいたものでございます。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 以上で鈴木議員の質疑を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) まず、15ページですけれども、減量等推進審議会の開催と審議予定について公表していただきたい。開催情報についてですが、今までだとかなり遅いのですが、できるだけ早期に市民に周知していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
  それから、2つ目ですけれども、先ほどの前者に対する答弁でもありましたが、新設炉の建設について新年度の基本計画の中で盛り込んでいくという話がありました。当然、それについては減量等審議会の中での審議対象となると私は理解しているのですけれども、そういうことでよろしいかお願いをいたします。
  それから、今まで候補地としては、合併前から久喜宮代センターの現在地周辺ということで話が進んできた、それは特に変更されていないのだと理解していたのですけれども、最近、久喜市内の南部の地区への建設ということが地元で話題になっているようです。どうも事務局のほうから話がいったかのように私も聞いているのですけれども、そういう具体的な話をした経緯があるのかどうか。もしそうだとすると、いまだに議会でも全然出ていないし、減量審議会の中で、また基本計画の中にもそれも始まっていないし、どうしてそういう話が出てくるのかがよくわからないのですけれども、説明をしてください。
  それから、地球温暖化対策計画、これは今年の予算にはのっていないのです。昨年度の予算にのっていて、今年はのっていないのですが、1年でできたのかどうか、私、できたという話も聞いていないし、ホームページなどに探しても載っていないと思いますので、できていないのだとしたら当然今年ものってこなければおかしいと思って質問するのですが、どうなっていますか。また、できているのだったら当然公表されるべきだと思うのですけれども、どうなっているでしょうか、説明してください。
  それから、17ページですけれども、廃棄物減量等推進員の選任状況、これも前者から質疑がありまして、4月から5月に選任をするということですので、現在人数はわからないのかと思いますが、まず現在の推進員の市町ごと、地区ごとの人数、それから報告書の提出、活動状況を明らかにしてください。それと、新年度においては4月から5月ということですが、地区ごとに何人選任する予定なのか、それもお願いをいたします。地区ごとの人数は当然人口比でいくのかな、あるいは区の数に応じてでしょうか、そこら辺の選任の計画の仕方についても説明をしてください。
  それから、次に23ページですが、いわゆる周辺住民への迷惑料ということで言われておりますが、23ページの上の段です。これは、負担金、補助及び交付金の中で地元に対する負担金ということで出ておりますけれども、105万、300万ということで出ております。24年度の積算根拠について説明してください。使途、目的についても説明してください。
  それから、これまで、各団体に交付して、その使途については確認をしているのでしょうか。それから、その団体で残金とか繰越金とかいうのはあるのかどうか、あるいは渡しきりで関知しないのか、そこら辺も説明をしてください。
  それから、27ページですけれども、清掃総務費に当たると思うのですが、これをお伺いします。事業所に対しての条例に基づく注意、指導、勧告、受け入れ拒否がこれまでどういう経過になっているか、それから各市町、各地区ごとの事業所の管理責任者選任状況についてもお願いします。24年度の事業者に対する個別指導の計画も明らかにしてください。
  29ページですが、電気式生ごみ処理容器、それからEM処理容器補助金の見込みと積算について説明をしてください。特に電気式が各センターとも減少してきておりますけれども、その理由をお願いいたします。むしろふやしていくようにしなければいけないのではないかという趣旨であります。23年度までの各地区の実績が当然踏まえられていると思うのですが、それも踏まえてお願いします。
  それから、次に業務用生ごみ処理機の補助金、23年度なかったと聞いていますけれども、24年度の見込みについて、事業所に対して協議、内々の話などしているのかどうかお願いします。
  31ページですが、これは塵芥処理費、特に燃やせるごみや燃やせないごみの収集の際の考え方、指導についてお伺いします。これは、一般質問で私が質問した際に、二重袋は原則禁止ということは当然言われたわけですが、二重袋にせざるを得ない理由をいろいろ言われていたわけです。紙おむつだとかプライバシーがあるとか生理用品であるとか、いろんな、生ごみや二重袋はこういう場合は認められる、これもしようがない、これもしようがない、たくさん言われていたのですが、これまでそういうことは言っていなかったはずなのです。原則的に二重袋は禁止ということで対応してきたはずなので、ただ、それも常識の範囲内でそれぞれがやってきたわけなのですけれども、この間言われていたような例外をたくさん言われるとちょっと心配になってくるのです。日程表に記載されている分別手順は変更する必要はないのだと私は思っているのです。こういう場合は認めるというようなことを、そういうことを明らかにしていく必要はないのだろうと思っているのですが、その考え方についてお伺いいたします。
  それから、3センターごとに焼却灰、ばいじん、残渣等の最終処分の量と処分先の計画を出してくださいということで配っていただきました。その際、放射能の影響についてどのように協議しているのか、前者に対する答弁でも少し触れられておりましたが、内容をもうちょっと詳しく説明してください。
  それから、協定等の明文が、草津町とか、それから太平洋セメントとか寄居町とか、明文の取り決め等があるのかどうか、それについても明らかにしてください。
  それから、久喜宮代清掃センターで焼却灰最終処分業務、それから路盤材原料化、セメント化などが減額になってきていると思いますけれども、その理由についてお願いします。
  33ページです。設置型生ごみ処理機の現状と見通し、だんだん先細りになっていくのかなというふうに感じているのですが、お願いします。
  次に、放射性濃度測定委託料、先ほど前者に対して答弁がありました。焼却灰と飛灰だけということのようですけれども、回数も明らかにされましたが、当然私は、例えば堆肥ですとか、そういうものについても測定をされているのかな、当然それは入っていなくてはいけないのではないかと思っていたのですが、それらは入っていないのでしょうか。また、そういう検査をしていく考えはないのかお願いをいたします。
  それから、容器包装再商品化業務、これの歳出のほうでの各金額の説明をお願いします。
  35ページになりますが、八甫清掃センターで、真ん中辺、プラ容器の包装廃棄物中間処理業務及び残渣運搬業務2,432万ということで、前年度より3倍ぐらいになっているかなと思いますが、これの理由をお願いいたします。
  それから、次に八甫センターの燃やせるごみ、燃やせないごみ、資源回収業務、これの増額になっているのですが、その理由を説明してください。
  それから、37ページになりますが、工事請負費で上のほうに3センターの分が載っておりますけれども、その説明、それから今後5年間ぐらいの焼却炉改修工事の計画、そして経費がどんどん増大していくのかなと思っているのですが、その見通しについて明らかにしてください。
  それから、最後です。し尿処理施設の放射性物質濃度測定業務の積算、何を何回それぞれ測定するのか、年間の測定計画も明らかにしてください。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 猪股議員のご質疑の(1)、廃棄物減量等推進審議会の開催予定の公表につきましてお答え申し上げます。
  廃棄物減量等推進審議会の開催日の決定につきましては、審議会開催当日に次回の開催日時を委員の皆様のご協議により決めていただく方法をとっております。開催情報の公表につきましては、次回の資料等も整備して添付して、開催の起案を行いまして、決裁をいただいた後にホームページに開催情報を掲示しておりますので、多少おくれた場合もあったかとは存じますが、現状としておおむね2週間程度前を目安に公表させていただいているところでございます。しかしながら、議員のご質疑のとおり、できるだけ早期にとのご要望にも十分配慮させていただくべきと考えますので、なるべく早く公表ができますよう、今後手続の迅速化に努めさせていただきたいと存じます。
  続きまして、(2)のご質疑にお答えいたします。ご質疑にございました廃棄物減量等推進審議会におきましては、一般廃棄物処理基本計画につきましてご審議をいただく予定でございますが、原則として施設整備については対象としない方針でございます。皆様ご存じのとおり、この審議会の所掌する業務内容はごみの減量化、資源化等でございますので、審議会にお願いいたしました諮問事項といたしましても、基本計画に盛り込む今後の排出抑制、資源化、収集、運搬についてとさせていただいております。ごみの減量化や資源化の推進は基本計画の根幹をなす大変重要なものと考えておりますので、計画に関する審議といたしましては、計画の根底となる理念や基本方針について、また排出抑制、資源化計画について、加えまして、住民の皆様にご理解、ご協力をいただくべきごみの収集、運搬計画についてご審議をいただく予定でございます。
  また、建設候補地とのご質疑もございましたが、施設の統廃合につきましては、現在一般廃棄物処理基本計画の策定作業として検討を進めているところでございます。その検討におきまして、久喜宮代清掃センターの焼却施設につきましては、既に大規模改修から4年が経過していることを踏まえますと、施設の耐久性の問題から、以前の整備計画や検討内容を踏まえまして、早急に現施設周辺で整備を進めるべきとの方向性が固まってまいったところでございます。しかしながら、久喜宮代清掃センター以外の施設につきましてはただいま検討段階でございますので、特定の地区の皆様に具体的なお話を差し上げたことはございません。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) それでは、私のほうから、3、11、12、13、14、18、19についてご答弁を申し上げます。
  初めに、3の地球温暖化対策計画書についてお答えいたします。地球温暖化対策実行計画書の策定につきましては、平成23年度事業といたしまして3清掃センターを取りまとめた計画書でございまして、策定業務につきましては専門業者へ委託してございます。当初の計画では、平成23年9月末には実行計画書の策定が完了する予定でございましたが、現在策定してございます一般廃棄物(ごみ)処理基本計画の将来人口予測及び将来ごみ焼却量の整合性を図るため、契約履行期間の変更を行ってございます。なお、計画書につきましては、完了次第、ホームページで公開してまいりたいと考えてございます。
  次に、11の3清掃センターごとの最終処分量と処分先の一覧表でございますけれども、参考資料の6ページとなってございます。
  次に、放射能の影響についての協議に関するご質疑でございます。初めに、久喜宮代清掃センターの焼却灰と飛灰を路盤材として資源化しております、栃木県小山市にございますメルテック株式会社でございます。平成23年7月14日付で、受け入れ基準を放射能濃度の上限といたしまして、飛灰で1キログラム当たり2,000ベクレル、焼却灰で1キログラム当たり500ベクレルと自社規制値を設けた旨、通知がございました。また、群馬県草津町でございますが、平成24年3月14日付で、事前協議の回答におきまして、放射能測定結果の提出について協力をお願いされたものでございます。また、草津町の最終処分場を所有しております株式会社ウィズウェイストジャパンでは、放射能濃度1キログラム当たり4,000ベクレル以上については受け入れられないとの通知を平成23年12月14日付でいただいているものでございます。
  次に、12の久喜宮代清掃センターで焼却灰等の減額の理由でございますが、平成23年度の年間排出量の予測につきましては、安全を見込み、焼却灰を700トン、路盤材原料化で1,650トン、セメント化で600トンを見込んで予算計上をさせていただきました。平成24年度の年間総排出量の予測につきましては、焼却灰を600トン、路盤材原料化で1,550トン、セメント化で650トンを見込みましたので、全体で150トンの減量となってございます。また、平成23年度の予算につきましては、各委託先で処理単価が異なっておりましたことから、平均単価で算出をしてございました。平成24年度につきましては、最終処分量の見直しと各委託処分費に処分予定数量を乗じて算出いたしましたことから、全体で約1,000万円の減額となったものでございます。
  次に、13、設置型生ごみ処理機の現状と見通しについてでございますが、現在、久喜市内に3基、宮代町内に1基設置されてございます。平成22年度の実績を申し上げますと、久喜市内の協力世帯数が296世帯、宮代町内が83世帯となっており、1次発酵コンポスト回収量が、久喜市内が2,201キログラム、宮代町内が1,154キログラム、合計で3,355キログラムとなってございます。生ごみの量に換算いたしますと、約24トンのごみが堆肥化されたものと推定をしております。また、設置型生ごみ処理機につきましては、設置後12年を経過してございますが、毎年定期整備を実施してございますことから、あと四、五年程度は使用できるものと考えてございます。
  14でございますけれども、こちらにつきましては、積算根拠につきましてお答えをいたします。久喜宮代清掃センター及び菖蒲清掃センターでは、2検体、焼却灰と飛灰、掛ける6回とし、12検体掛ける1検体当たり2万6,250円を乗じまして31万5,000円となってございます。また、八甫清掃センターでは、2検体掛ける4回とし、8検体掛ける2万6,250円を乗じまして21万円となってございます。
  また、堆肥のほうの放射能はというご質疑でございました。これにつきましては、堆肥の分析を行う際に放射能のほうの分析も行う予定でございます。剪定枝のほうが2回、HDM堆肥が2回となってございます。
  次に、18、工事請負費でございますが、こちらのほうでございますが、久喜宮代清掃センターから申し上げますと、初めに粗大ごみ処理施設機器改修工事の内容でございますが、破砕機本体の改修、アルミ選別機改修、バグフィルター改修、電気設備改修等となってございます。次に、ごみ焼却施設機器改修工事の内容でございますが、1号炉、2号炉の燃焼設備改修、排ガス処理設備改修、灰出し設備改修、電気計装設備改修、クレーン等改修工事となってございます。
  次に、今後5年間くらいの焼却炉改修工事の計画と経費増大の見通しでございますが、集じん装置でございますバグフィルターの交換を平成26年度に計画しておりまして、改修工事費を1億4,000万円程度見込んでございます。また、通常の改修工事につきましては年間約9,000万円前後を見込んでございます。
  次に、19、し尿処理施設の放射性物質濃度測定業務の積算と年間の測定計画を明らかにされたいとのご質疑にお答えいたします。久喜宮代清掃センターでは、し尿の汚泥を民間工場で堆肥化を行ってございますことから、安全を確認するため、し尿汚泥中の放射性物質濃度を分析するものでございます。1検体当たり2万6,250円掛ける12回といたしまして31万5,000円となってございます。八甫清掃センターのし尿処理施設ではし尿汚泥を焼却してございますことから、焼却灰中の放射性物質濃度を1検体当たり2万6,250円掛ける6回といたしまして15万8,000円となってございます。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
〇業務2課長(蓮見 実君) 猪股議員さん質疑の37ページ、工事請負費についてご答弁申し上げます。
  先ほど歳入の質疑でも申し上げましたが、改修工事の主なものとしまして、受け入れ供給設備ではごみ計量器及びごみクレーンの改修、燃焼設備では炉内耐火物の改修、焼却ガス冷却設備ではガス冷却室上部及び横煙道の改修、排ガス処理設備では集じん装置の改修、通風設備では排ガスダクトの改修、灰出し設備では焼却灰搬出装置及びダスト搬出装置の改修、電気計装設備では公害防止装置の更新でございます。
  次に、今後5年ぐらいの焼却炉改修工事の計画と経費増大の見通しでございますが、菖蒲清掃センターとしましては、通常の改修工事につきまして年間約7,000万前後を見込んでおります。なお、平成27年度には排ガス処理設備でバグフィルター1基分を交換予定をしておりますので、2,000万円程度の増額が予定されております。今後の見通しとしましては、大規模な基幹改修後約10年が経過することから、経年劣化による改修が見込まれるところでございます。
  以上です。よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 藤井業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 藤井 智君登壇〕
〇業務3課長補佐(藤井 智君) 引き続きまして、猪股議員さんのご質疑、37ページ、(18)、工事請負費の改修工事に関しましてご答弁申し上げます。
  八甫清掃センターのごみ処理施設機器改修工事でございますが、A炉、B炉の2系列ございますことから、第1期と2期に分けて施工を予定してございます。主な工事の内容でございますけれども、受け入れ供給設備におきましてはごみクレーンの改修、燃焼設備におきまして焼却炉及び2次燃焼室の耐火物の打ちかえ補修、それから燃焼ガス冷却設備におきまして耐火物の打ちかえ補修、噴射水加圧ポンプの改修、排ガス処理設備におきましては集じん機の改修、通風設備におきまして誘引送風機の改修、電気計装設備におきまして排ガス分析計の更新、次に第3期工事といたしまして、A系、B系の共通部でもございます灰コンベヤー、噴射水加圧ポンプ、プラント用冷却塔ポンプ等の改修工事が主な内容でございます。次に、粗大ごみ処理施設機器修繕工事でございますけれども、主な工事内容といたしましては、中央操作室にあります中央制御盤のシーケンサの更新及び破砕機、金属プレス機の改修工事を予定しております。
  今後の計画でございますけれども、特にごみ処理施設におきましては、先ほど申し上げました定期修繕工事のほか、25年、26年度の2カ年にわたりましての施設の延命化のための基幹的な改良工事を予定してございます。それから、粗大ごみ処理施設におきましては、特に大幅な修繕は予定してございません。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 私からは、4、6、7、8、9、15につきましてご答弁申し上げます。
  まず、(4)、廃棄物減量等推進員の選任状況でございますけれども、現在、久喜市久喜地区が242人、菖蒲地区が34人、栗橋地区が43人、鷲宮地区が46人、宮代町が117人となっております。
  次に、報告書の提出と活動状況でございますけれども、報告書につきましては3カ月に1回提出が義務づけられております。地区ごとの提出率について申し上げます。久喜市久喜地区、4月から6月、85.5%、7月から9月、88.8%、10月から12月、95%、4月から12月までの提出率の平均を求めますと89.8%となっております。
  菖蒲地区でございますけれども、4月から6月、85.2%、7月から9月、88.2%、10月から12月、79.4%、4月から12月までの平均提出率は84.3%となっております。
  次に、栗橋地区ですけれども、4月から6月が76.7%、7月から9月、86%、10月から12月、81.4%、4月から12月までの平均ですと81.4%となっております。
  鷲宮地区、4月から6月、80.4%、7月から9月、76.1%、10月から12月、89.1%、12月までの平均ですと81%でございます。
  最後に、宮代町ですけれども、4月から6月が88.9%、7月から9月、88%、10月から12月、93.2%、平均提出率は90%となってございます。地区によって80%から90%の提出となってございまして、多少のばらつきはございますけれども、報告書の提出義務につきましてはおおむねご理解いただいているものと思われます。
  次に、活動状況でございますけれども、担当地区のごみ集積所の分別状況の確認や分別指導のほか、資源持ち去りの情報提供、あるいは10月のノーレジ袋キャンペーン月間での8日間で延べ23人の推進員さんが店頭におきましてPR活動に参加していただいております。なお、平成23年11月に実施いたしました意見交換会におきましては、久喜市久喜地区が64人、菖蒲地区が14人、栗橋地区が21人、鷲宮地区が25人、宮代町で42人の推進員さん、合計いたしますと165人の方々が意見交換会に参加していただいております。なお、参加できなかった推進員さんに対しましては、意見交換会の議事録を送付してございます。
  次に、新年度の推進員の選任予定でございますけれども、久喜市久喜地区が261人、菖蒲地区が91人、栗橋地区が102人、鷲宮地区が141人、宮代町が129人と予定させていただいております。菖蒲地区、栗橋地区、鷲宮地区につきましては大幅な増員となっておりますけれども、この24年度から久喜地区と宮代町の選任基準同様に、おおむね100世帯に1人の選任をお願いしたことによるものでございます。
  次に、(6)、事業所に対する条例に基づく注意、指導、勧告、受け入れ拒否等の経緯につきましてのご質問でございますが、まず条例第6条に規定しております指導及び助言ということで、未分別による文書指導を行っております。きのう現在で、久喜地区が4件、宮代町が1件、合計で5件でございます。なお、うち1件につきましては、改善が見られなかったことから、条例第13条第3項に規定いたします、管理者は、第6条に規定する指導及び助言に従わない事業者に対し、期限を定めて必要な措置を講ずべきことを勧告することができるとの規定によりまして勧告を行っております。
  次に、条例第13条第1項の規定によります多量排出事業者への勧告の関係でございますけれども、久喜地区で8件、菖蒲地区はございません。栗橋地区で6件、鷲宮地区で7件、宮代町で3件、合計25件でございました。勧告した理由でございますけれども、減量計画書の作成義務を期限内に履行しなかったことによるものが11件、未分別によるものが2件、それから減量に関する取り組み状況等の報告書の未提出によるものが11件でございます。なお、受け入れ拒否についてはございません。
  次に、(7)、各市町、地区ごとの事業所の管理責任者選任状況でございますけれども、久喜宮代清掃センター管内の多量排出事業者44事業者、菖蒲清掃センター管内では3事業者、八甫清掃センター管内では25事業者、すべての事業者から管理責任者は選任されております。また、24年度の事業所に対する個別指導の計画でございますけれども、前年度と比較いたしまして5トン以上増加する事業所、これに対しまして、個別に分別等の取り組み状況について直接訪問し、管理責任者とお話をしてまいりたいというふうに考えております。
  次に、(8)、電気式生ごみ処理機等の見込みと積算でございますけれども、久喜宮代清掃センター管内では、電気式生ごみ処理機は、21年度が34基、22年度が24基、そして23年度、きょう現在ですけれども、16基となってございます。また、生ごみ処理容器は、21年度34基、22年度29基、23年度はただいま現在25基となってございます。EM処理容器でございますけれども、21年度が12基、22年度が18基、23年度は2月末で13基となってございます。24年度予算計上に当たりましては、今申し上げた実績を勘案しておりまして、特に議員ご指摘の電気式生ごみ処理機については、補助件数が見込みより少ない傾向にありますので、平成24年度の補助金の交付対象機数を40基と想定いたしまして予算計上させていただきました。あわせまして、生ごみ処理容器を25基、EM処理容器につきましては16基ということで予算を計上させていただきました。
  次に、菖蒲清掃センター管内におきましては、電気式生ごみ処理機ですけれども、平成21年度は実績はございませんでした。平成22年度が5基、23年度は2月末で2基となってございます。生ごみ処理容器につきましては、21年度、22年度ともに実績はございませんが、23年度では2月末で6基となっております。EM処理容器につきましては、21年度、22年度ともに実績はございませんけれども、23年度では2月末で2基でございます。平成24年度では、電気式生ごみ処理機につきましては4基、生ごみ処理容器が10基、EM処理容器を5基ということで予算計上してございます。
  次に、八甫清掃センターでございますけれども、こちらは電気式生ごみ処理機が21年度20基、22年度11基、23年度は2月末で13基の実績がございます。生ごみ処理容器につきましては、21年度9基、22年度10基、23年度は24基となってございます。EM処理容器につきましては、21年度が23基、22年度6基、23年度では2基となってございます。平成24年度でございますけれども、電気式生ごみ処理機を35基、生ごみ処理容器を8基、EM処理容器を35基という形で予算計上させていただいております。
  次に、(9)、業務用生ごみ処理機の補助金でございますけれども、まず23年度の実績でございますけれども、今現在実績はございません。24年度の見込みでございますけれども、業務用生ごみ処理機補助制度につきましては、衛生組合の広報紙「衛生組合だより」やホームページへの掲載、多量排出事業者への訪問時において制度の紹介を実施しておりますけれども、メーカーのお話ですと、まず費用の面、そしてできた堆肥の利用先を考えると、なかなか導入に踏み切っていただけないというお話を多く伺ってございます。また、食品リサイクル法によって、食品製造工程から出る材料くずや売れ残った食品、食べ残しなどの食品廃棄物のリサイクルが進んでいるということも導入されない一因ではあるかなというふうに考えてございます。
  次に、(15)、容器包装再商品化業務についてでございますけれども、ペットボトル以外の特定分別基準適合物、いわゆる容器包装の再商品化につきましては市町村等の一部負担がございます。茶瓶では、1トン当たりの再商品化の費用5,300円の20%に当たる1,060円、その他瓶では1トン当たり8,100円の8%に当たる648円、プラスチック製容器包装では1トン当たり4万9,000円の1%に当たります490円をそれぞれ市町村が負担するという内容の業務実施契約書を公益財団法人日本容器包装リサイクル協会と交わしております。
  それでは、センターごとに内訳を申し上げます。まず、久喜宮代清掃センターでは、茶瓶の再商品化に、先ほど申し上げました1トン当たり1,060円、引き渡し量を300トンと見込んでおりまして、茶瓶の再商品化に31万8,000円、その他瓶の再商品化に648円かかるということで、86トンを見込んで5万5,728円、プラスチック製容器包装につきましては、1トン当たり490円に引き渡し量の2,150トンを乗じまして105万3,500円となっておりまして、これらを合計いたしますと142万8,000円の負担というふうになってございます。
  次に、菖蒲清掃センターでございますけれども、再商品化の費用単価については同額なので、割愛させていただきますけれども、茶瓶の引き渡し量を45トンと見込んでおりまして、再商品化に4万7,700円、その他の瓶の引き渡し量が11トンと見込んでおりまして、この費用に7,128円、プラスチック製容器包装の引き渡し量、こちらのほうを210トンと見込んでおりまして、こちらの再商品化に10万2,900円、合計で15万8,000円の負担となっております。
  最後に、八甫清掃センターにつきましては、茶瓶の引き渡し量を110トンと見込んでございまして、この再商品化に11万6,600円、その他の瓶の引き渡し量を60トンと見込んで、再商品化に3万8,880円、プラスチック製容器包装の引き渡し量を693トンと見込み、再商品化に33万9,570円、これらを合計いたしまして49万6,000円という負担になってございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
〇理事(菅谷重行君) 引き続き、猪股議員さんの(5)、それと(16)、(17)についてお答え申し上げます。
  まず、23ページ、(5)の周辺住民への負担金の関係につきましてご答弁申し上げます。まず、負担金105万円の内訳でございますが、幸手地区の地元4地区への生活環境負担金として、1地区20万で合わせて80万円でございます。また、千塚衛生環境保全協議会が実施する研修旅行経費の一部として25万円を見込んでございまして、合わせて105万円でございます。
  続きまして、負担金300万円の内訳でございますが、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会の研修経費の負担として約200万円を見込んでございます。また、協議会の運営に必要な経費の負担金として100万円を見込んでおりまして、合わせて300万円となってございます。負担金の根拠といたしましては、栗橋・鷲宮衛生組合当時締結いたしました覚書あるいは協定に基づきまして支出しているものでございます。
  使途の確認につきましては、各地区自治会の決算報告書、協議会の決算報告書により確認をしております。また、残金、繰越金等につきましては、幸手市の4地区につきましては、決算上の繰越金はございますが、負担金そのものが自治会運営費の一部に組み込まれておりまして、ほかの収入とあわせて計上されておりますので、残金としての確定が困難でございますので、数値では確認してございません。また、千塚衛生環境保全協議会の負担金につきましては、研修旅行費の一部でございますので、残金はございません。次に、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会研修旅行の負担金につきましては、実績額に応じて支出しておりますので、残金はございません。次に、協議会の運営費につきましては、平成22年度の決算報告におきまして歳入歳出残が359万1,000円ございまして、翌年度へ繰り越されております。
  次に、(16)のプラ容器包装廃棄物中間処理業務及び残渣運搬業務の内容についてご答弁申し上げます。35ページになります。昨年10月1日から開始いたしましたプラスチック製容器包装の分別収集に伴う中間処理業務でございまして、再商品化としての精度を上げるための選別作業でございます。委託費の算出根拠といたしましては、前年度の実績に基づき、24年度は765トンを見込んでおりまして、処理単価が1トン当たり2万6,250円でございます。それから、中間処理費として2,008万2,000円を見込んでおります。
  次に、残渣運搬業務費でございますが、収集見込み量765トンに対しまして、残渣率を約10%と想定しまして、1台分の単価が4万769円で、約100回分として424万円を見込み、中間処理、残渣運搬業務委託合わせて2,432万2,000円の委託料を計上しております。なお、昨年、23年度の予算との比較を議員おっしゃられましたが、昨年度、半年分の予算でございますし、さらに残渣運搬業務と中間処理のほうが別計上になってございまして、今回はあわせて計上している関係で大きく差が出ているのではないかと思っております。
  次に、(17)、37ページの燃やせるごみ、燃やせないごみ、資源回収の増減理由についての答弁を申し上げます。まず、燃やせるごみは、平成24年度当初予算と23年度当初予算と比較しますと、764万4,000円の増額となっております。増額した理由といたしましては、23年度におきましては、公共施設の燃やせるごみの収集業務を単独で予算計上しておりました。これは別枠で予算計上しておったわけですが、24年度におきましては、一般の燃やせるごみの収集業務の中に含めて計上しておりますので、その分が増額となっております。そのほか、平成24年度中の集積所の新規設置等も考慮し、当初予算額を増額させたものでございます。
  次に、燃やせないごみについては、平成24年度当初予算と平成23年度当初予算を比較いたしますと、176万4,000円の増額となっております。増額した理由といたしまして、平成24年度におきましては収集単価の見直しを行いまして、適正な金額に見直しを行いましたので、その分が増額となってございます。
  次に、資源(飲料用瓶・缶・ペットボトル)回収についてですが、平成24年度当初予算と平成23年度当初予算を比較いたしますと、313万8,000円の増額となっております。増額した理由といたしましては、平成22年4月から平成23年2月までと平成23年4月から24年2月の搬入台数を比較いたしますと、年間51台増加してございます。年間で51台といいますと、月平均4.6台増加していることから、ペットボトルについても増額をさせていただいたところでございます。
  次に、資源(紙・布・衣類)回収業務についてでございます。平成24年度当初予算額と23年度当初予算とを比較いたしますと、1,512万円の増加となっております。紙類につきましては、22年10月から23年2月までと平成23年10月から24年2月までとの回収実績を比較いたしますと、約38トン増加してございます。月平均にいたしますと、7トンの増加となっております。これによりまして、業務時間内に収集業務が終了しないことが多々ありまして、住民の皆様から多数の苦情や問い合わせをいただいていたものでございまして、収集車両が不足ということで、収集車両を2台増車し、収集体制の見直しを行いましたことから増額になったものでございます。また、布類の回収期間も、平成23年度においては半年間の予算計上でしたが、平成24年度より1年間になったことにより増額になっているものでございます。
  最後に、資源(プラスチック製容器包装)回収業務については、布類と同様に回収期間が半年間から1年になったことによるものでございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
〇業務課長補佐(日下部栄子君) 私のほうからは、猪股議員さんの二重袋についてご答弁申し上げたいと思います。
  ごみの分別、排出につきましては、久喜宮代衛生組合が発行する「家庭ごみ・資源物収集カレンダー」に基づき分別排出をお願いしております。平成24年度版につきましても、既に区長の皆様にお願いをいたしまして全戸配布をしたところでございますが、ごみの分別、排出につきましては、引き続き収集カレンダーに沿ってお願いをしていきたいと考えてございます。
  また、内袋や二重袋の使用につきましては、平成24年度の各清掃センターの収集カレンダーに特には明記はございませんことから、電話等で問い合わせがありました場合は必要最小限に使用をお願いしまして、ごみの減量化に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いします。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) ありがとうございました。それでは、再質疑をいたします。
  まず、最初の減量審議会の開催予定なのですが、開催の2週間ぐらい前には公表していくということで言われました。年間の開催計画、およそでもないのでしょうか。まず、4月以降、いつごろ開いて、年間何回ぐらい開く、その中でどういう審議をしていただく、諮問事項はこれとこれ、当然そういう年間の計画があるわけですよね。それを聞きたいのです。例えば久喜市でいえば、市民参加計画とかで、年間の審議会の諮問事項とか何かは全部年度当初に発表しているのです。そこら辺について明らかにしてください。
  それから、減量審議会の中で、新設炉の建設場所については審議会には諮問しない、審議しないということでした。そうすると、審議会で基本的な計画をつくって、新設炉の場所をどうするかということについてはその後ということに、その後に事務局で検討するというようなことなのでしょうか。新設炉の検討とごみ処理基本計画との時期的な兼ね合いがどういうふうになっていくのか、あるいは並行してやっていくのか、そこら辺もきちっと出してほしいのです。今の答弁で、そうすると、現在までの現在地周辺という、久喜宮代清掃センター分については現在地周辺ということで、これは変わらない、変更はしていないということで理解してよろしいのかどうか。市民の方から聞こえてきたところでは、まとめて1つの場所へというような話があるのだというようなことが出てしまっているのですけれども、それは関知しないということですね。その辺、確認してください。
  それから、地球温暖化対策計画については、今回出ていない理由はわかったのですが、そうすると、まだできていないというのはどういうことでしょうか。業者のほうで、いつ委託して、いつまでにでき上がる予定なのか、当然もうできていてしかるべきだと思うのですけれども、それとも年度を繰り越すのでしょうか。それについても明らかにしてください。あるいは、新年度の予算にはそれは要らないということでいいのかどうか確認してください。
  それから、廃棄物減量推進については結構です。
  それから、23ページのいわゆる迷惑料ですが、ちょっと答弁がよくわからなかったので、もう一回確認も含めてお願いしたいのですが、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会の負担金が330万繰り越している、このことですか、と言われたのでしょうか。この繰り越ししたお金は一体どういうふうに扱われるのか、その上にさらに新年度の負担金がいくのか、その繰り越したお金の中で使っていただくのか、そういうお金の扱いをどういうふうにするのか、明確になっているのかどうか、ちょっと聞かせてください。
  それから、6、7は結構です。
  8については、特に8について、電気式生ごみ処理機、それからEMもそうですけれども、久喜宮代センターの該当地区ではかなり今まで累積がありますけれども、八甫とか菖蒲についてはまだまだそれを導入してもらう余地が残っているのだろうと思うのですけれども、だけれども、実際の補助件数は予定よりも少ない、むしろふやしていくためにどうするかを考えるべきではないのでしょうか。少ないから予算を減らすではなくて、ふやしてもらうためにどうするかを考えるべきだと思うのですが、いかがかお願いします。
  それから、業務用生ごみ処理機については23年度実績はなかったということです。これも、そうすると、今のところ、事業所との話、具体的な話も全然行われていないということで理解してよいかどうかお願いします。
  それから、13番目、設置型生ごみ処理機のことですけれども、あと数年で大体貸与年数が来てしまうのだろうと思うのですが、これまで最初に設置したものも少しずつ外してきているのですけれども、今後これは、そうすると、拡大していく、あるいは貸与年数が来た後さらに継続していくと、その考えについては、どのように方針を持っているのか、あるいは持っていないのか、お願いをいたします。
  それから、次に放射性物質の濃度測定ですが、焼却灰と飛灰はもう理解しているのです。堆肥についてですが、剪定枝とHDMについて年2回ずつ検査していくということでした。これはいつの段階で、年2回ということは、これは配布をするときに検査をするということなのか、それとも配布とは関係なく、定期的に年2回ということで考えているのか。いつ検査をするのかという、その考え方、計画について明らかにしてください。
  それから、小山のメルテックもそうですが、草津あるいはウィズで検査をする、独自基準も決めている、こういうところも明文化された協定書か何かあるのですか。あるのかどうか、はっきり言ってください。それとも、向こうで独自に決めている、それを久喜宮代としては信頼をするというようなことなのか、それともきちっと何ベクレル以内、以下ということで協定書という形で結んでいるのか、お願いをいたします。それぞれの受け入れ地区及び企業に対してです。
  それから、35ページの、これは八甫清掃センターの各収集業務の委託料の増額なのですけれども、燃やせるごみ、燃やせないごみ、資源、それから資源の瓶、缶、ペットボトル、紙類、これらについて、例えば答弁の中で、燃やせないごみ収集業務は収集単価の見直しをしたということです。これは、つまり収集単価を上げてくれという要望に、今回、24年度は上げたということですよね。
  それから、資源回収、瓶、缶、ペットボトルの回収業務、運搬回数がふえたということです。だけれども、それは当然、それらも含めて委託料を決めていたはずですよね。ふえたから、新年度は上げてくれというのはちょっと変な話ではないかなと思うのです。それから、紙類については時間内に終わらなかった。終わらなかったのは、これは業者の責任ですよね、委託しているのだから。終わらなかったから、車をふやすのだから、その分金をくれよというのは、これはおかしな話でしょう。何か今の説明を聞くと、業者からこれでは足りないから上げてくれということを言われて、それに何か従って委託料をふやしたかのように聞こえるのだけれども、ちょっと説明としてはおかしいと思うのです。その説明をお願いします。これは入札でやっているのではないでしょうか。それぞれ、入札なのか、それとも随契、見積もり合わせなのか、そこについてもお願いをします。どういう方法で契約するのか。
  それから、最後かな、37ページの八甫清掃センターのごみ焼却施設改修工事ですが、ここが非常に飛び抜けていて1億7,400万、内訳は言ってもらいましたけれども。これは今年、24年度、特殊な事情でふえたのか、それとも今後毎年これぐらいはかかっていくのか、その見通しはどのように持っていらっしゃるのかです。久喜宮代センターは年間1億ぐらい、通常でもかかっていくのだよ、年間9,000万円ぐらいかかっていくのだよ、それから菖蒲については年間7,000万円ぐらいは毎年かかるよ、八甫についてはどうなのでしょうか、その見通しをお願いいたします。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求める前に、ちょうど半端ですから、休憩にいきたいと思います。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午前11時48分

    再開 午後 1時00分

〇議長(小河原 正君) 再開いたします。
  猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 再質疑にお答えいたします。
  まず、(1)の審議会の年間計画の公表につきましてのご質疑でございますが、ご要望のとおり、公表することは可能と考えますので、審議会で委員の皆様にお諮りして、その上で公表をお願いしてまいりたいというふうに考えてございます。それから、現委員さんの任期が12月まででございますので、まずはここの12月までの内容になるかもしれませんので、その点はご了承をいただければというふうに考えるものでございます。
  それから、ご質疑の(2)の施設の建設場所を決めるのは計画の後なのかというご質疑でございますけれども、前回のごみ処理基本計画の中の施設整備の項目につきましても、建設場所までは明記してございません。ただし、炉の大きさですとか建設スケジュールを明記させていただいてございますので、それを出す上でめどをちゃんと持っておくべきというふうに考えるものでございます。実際に計画にのせられるかどうかは、よくこれは検討させていただいた上で判断をさせていただきたいというふうに考えてございます。
  久喜宮代の清掃センターについては、場所を変更していないのかというご質疑がございましたけれども、改めて今回のごみ処理基本計画の施設整備の中で検討を進めてまいりまして整理させていただいたのが、先ほど申し上げました、久喜宮代清掃センターにつきましては現施設の場所で建てかえ、更新を行うという方向性でございますので、そういった意味で前回ご検討のあった場所がベースとなるというふうな考え方でございます。
  それから、特定の地区で出ている話は関知していないのかというご質疑がございましたけれども、現在、久喜宮代清掃センター以外の地区につきましても、地元の皆様と現在の施設の状況ですとか周辺の皆様のご要望あるいは改善要望、それからご提案、そういったものをお伺いする場として、今後の施設の場所をこちらからの方針をお示ししない前提で、まだしていない前提でご意見を伺う場、情報交換の場を持たせていただいております。そういった経過でございますので、こちらからまだ具体的なお話を差し上げたものではございません。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) それでは、3番の地球温暖化計画書策定業務のご質疑でございますが、計画につきましては、平成23年5月に契約を締結してございます。9月末には完了する予定でございましたが、先ほどご答弁申し上げました理由によりまして契約の履行期間の変更を行ってございます。このことから、事故繰り越しによりまして対応させていただくものでございます。5月末ごろにはホームページで公開してまいりたいと考えてございます。
  次に、13の設置型生ごみ処理機のご質疑でございます。拡大するのか、継続をするのかというご質疑だったと思います。これにつきましては、今現在設置されてございます生ごみ処理機が完了後につきましてはHDM処理での受け入れを考えてございます。
  14の堆肥、剪定枝とHDM堆肥の放射能分析でございますが、各堆肥を年2回の分析を実施いたしまして、配布時期に合わせて実施してまいりたいと考えてございます。
  最後に、放射能に関する協定書等の明文はあるのかというご質疑でございます。これにつきましては、協定文書はないものでございます。業者からの通知文だけとなってございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
〇理事(菅谷重行君) 引き続き再質疑にお答え申し上げます。
  (5)、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会の繰越金についてのご質疑でございますが、金額は359万1,000円でございます。この性格としては、迷惑料という形の負担金でありまして、補助金と異なりまして、対象事業とか補助率とかというものがあるものではございません。したがいまして、この繰り越しについては、会の趣旨であります地域の環境保全と住環境の向上を図るために積み立てをしているというふうに認識してございます。
  続きまして、(17)の収集の増の理由でございますが、これについては、平成23年度は10月から容器包装プラと布類の回収が始まるというのが最初から見込まれておりましたので、そのほかの燃やせるごみ、燃やせないごみ、それから資源の回収、これらについての収集区域の見直しを行いました。それに伴いまして、委託のほうの単価も当然見直しをしたわけですけれども、その段階で当然業者のほうからも参考見積もりをいただいて、それを精査して設計単価を決めているわけでありますけれども、特に紙類等については、設計の段階でかなり厳しく見込みを立てて、過小に設計を立ててしまったと、結果論からいうとそういう形になります。そのとおり、設計仕様書のとおりやると、6時ごろにならないと終わらないというような状況が現に発生をしてしまいました。
  これについては、もう一つ原因がございまして、やはり容器包装プラと布類の説明会を栗橋地区、鷲宮地区で100回程度行っておりまして、そのときにやっぱり雑誌、雑紙等の説明も行っておりまして、なるべく資源のほうに出してもらいたいというお願いもしておりましたので、特に後半、紙類が非常に量もふえて、想像以上にふえてきてしまったと、余計終わらなくなって、町民の皆様からの電話をかなりいただいてしまったという結果でございます。そういう意味では、資源率のほうは向上はしているというふうに思っておりますが、そういう状況をなくすために車両の増を見込んだために増加したものでございます。
  それから、契約についての質問がございましたが、このごみの収集業務についてはすべて随意契約でございます。方式とすると、当然、設計書をつくって、それからその額に応じて管理者あるいは事務局長の予定価格を決めて、1社で入札をする形をとってございます。正式に言えば随意契約なのですけれども、形的には入札の形をとらせていただいております。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) Gの関係といたしまして、生ごみ処理機等をふやすべき手法や余地があるのではないかとのご質疑でございますけれども、この4月の「衛生組合だより」でお知らせしております。また、1年間の予定を掲載いたしました収集カレンダーの中でも記載しておりますけれども、4月、5月に予定しております推進員さんの委嘱式や施設見学会においてもご案内してまいりたいと考えてございます。また、最近ですと、家庭から出た枝木を粉砕する電気粉砕機、こういったものも市販されております。枝木の発生抑制の効果もありますことから、今後こういったものも補助の対象の機種として検討してまいりたいというふうに考えております。
  それから、Hの関係でございますけれども、業務用生ごみ処理機の話はあるのかというご質疑でございますけれども、今年2月に入りまして、久喜地区の事業者、多量排出事業者ではございませんけれども、検討しているということで申請書類をお渡ししましたけれども、今のところ申請はないといったのが近況でございます。よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 藤井業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 藤井 智君登壇〕
〇業務3課長補佐(藤井 智君) それでは、引き続きご質疑にご答弁いたします。
  37ページの(18)、ごみ焼却施設の改修工事、八甫清掃センター分につきましては今年度突出していると、増額の理由についてはということでございますけれども、原因といたしましては、今年度につきましては、排ガス処理設備におきましてろ過式集じん機の改修ということで、B系のほうのろ布の交換を予定してございます。これが概算で申し上げますと、2,291万ほど見込んでおります。それからもう一つ、電気計装設備におきまして排ガス分析計及び酸素濃度計の更新を今年度予定しております。これが金額にして約4,000万です。これがふえている原因でございます。
  それから、今後5年間の計画ということでございますけれども、特に修繕工事におきましては1億1,000万程度見込んでございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 再度聞かせていただきます。
  まず、減量推進審議会なのですけれども、年間計画は委員に諮ってから公表するってどういう意味だ、できるだけ公表したくないのでしょうか。推進員の、審議会の委員さんたちの所有物ではないのですよね、これは。衛生組合として審議をしていただいている、それはお願いして審議してもらっている、その中で何をどのように諮問をして、いつごろまでに答えを出してほしい、それは衛生組合の事務局のほうからそういうことも含めてお願いするわけでしょう。実際、そういうふうにお願いしてきていますよね。スケジュールを大体示して、いつごろまでにとやっているでしょう、どの審議会だって。審議会の委員さんたちにすべてスケジュールをお任せしているわけないし、諮問も何を諮問していいですかと聞いているわけではないですよね。衛生組合事務局として、今後審議会に何をどういうふうにいつごろ諮問していこうと考えているのか、それらをいつごろどういうふうに、会議を何回ぐらいやってもらって、いつごろに答えを出してほしいと思っているのか、それは当然事務局の考え方としてあるわけだと私は思うのです。今まで市議会のほうでもいろいろ聞いてきたけれども、審議会の委員さんに諮ってお答えする、そんな答えはもらったことはないです。それはちゃんと答えてくれませんか。推進審議会に、この新年度、いつごろまず開いて、どういうふうに何を諮問して、それをいつごろまでに審議してもらおうと考えているか。もしできれば、何カ月に1回ぐらいずつは開いてほしいとか、そこら辺まで考えがあっていいはずだと私は思います。それを答えてください。
  それから、施設整備計画、つまり新設炉のことなのですけれども、今までの考えとしては、3センター、焼却炉があるから、それぞれで、市も町も違ったから、当然更新するのだったらしていくのだけれども、今度、3センターを一括して久喜宮代衛生組合で管理している。先ほどのお答えだと、久喜宮代清掃センターは現在地周辺で、ほかの2つはそれぞれで、それぞれ建てかえしていくという考えですか。そうではないでしょう。もちろん、固まった計画はまだありません。これからつくっていくものだけれども、事務局でこれからごみ処理基本計画をつくっていくわけで、その中で建てかえの計画も、その中に直接書き込むかどうかは別として、入れていかなくてはならない、それも勘案して考えていかなくてはならない。その場合に、焼却施設をばらばらにやっていくということは通常は考えられないと私は思います。どこかにまとめようという方向に当然なってくるのだと思う。そういうことを検討しているでしょうか。まず、そのことをちょっと答えてくれませんか。全くそれもまだ白紙です、わかりません、3つばらばらにやっていくかもしれません、そんな答えだとちょっと先の見通しがなさ過ぎると私は思います。それをひとつ答えてください。
  それから、まとめていく場合にどこという話は、では、それはまだどういう、微妙な言い方ですよね。情報交換の場は設けている、今のところそれぐらいしか言えないでしょうから、それは結構だ。いずれにしろ、どこにということを話をしていかなくてはならない。その場合にどういうふうに話を進めていくか、それは今後の問題ですから、これは答弁は要りません。だけれども、少なくともさっき聞いたことは答えてください。
  それから、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会への負担金なのだけれども、負担金だから対象事業はない、確かにそうかもしれません。だけれども、それは協議で金額の増減を決めていますよね、これまで。ただやみくもに、余ったからお金を積み立てるわけではないはずだ。であれば、それを何のためにということはちゃんと聞いているのかどうか。それから、使途について、計画といつごろということもちゃんと話は聞いているのか。そこら辺は答えていただけると思うのですが、お願いします。
  それと、350万も余っているというのはかなりのことなのだけれども、そうやってどんどん、どんどんこれからも積み立てていく、それを認めていくということになるのかどうか、その考え方についてお願いします。あるいは、途中で協議をしていって額を減らしていくということもあるのかどうか、お願いします。
  ちょっと、35ページの八甫の収集業務の委託のことなのですが、ちょっと答弁がわかりません。随意契約で契約している、形の上では入札の形をとっている、言っていることがちょっと理解できないのですけれども、では入札にしたらいいのではないでしょうか。はっきり入札ですというふうに言っていいのではないでしょうか。切りかえるべきだと思うのですが、それはできないのですか。基本は入札ですよね。入札にすべきですよね、本当は。それができないとしたら、特別の事情があるのかとか。お願いします。
  それだけです。お願いします。
〇議長(小河原 正君) 猪股議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 再々質疑にお答えいたします。
  まず、(1)の審議会の関係でございますけれども、ご指摘のとおり、年間計画につきましては当然定めてございまして、お示しすべきものというふうに考えてございますけれども、現審議会におきましては6項目の諮問事項をお願いしてございまして、今残っておりますのが6項目めの基本計画の関係でございます。そういった内容が本年7月まで予定として検討をいただく予定でございまして、委員さんの任期が12月までございますけれども、8月以降がまだ決まっておりませんので、その辺をお諮りした上でお示しするべきかなというふうに考えてございます。そのような内容でございますので、特に出さないことを前提として考えるものではございません。
  それから、施設の統合に関する(2)のほうのご質疑でございますけれども、統合についてどのように考えていくのかというようなことでございますけれども、統合の検討におきましてはそういった検討をさせていただいているところでございまして、理想はやはり1カ所で合理化できることが理想でございます。その検討をしてきた中で、こちらの久喜宮代清掃センターの耐用年数と申しますか、時間的な制約、六、七年の中でこの3施設から1つの場所にすべてを統合するということは、関係地区を初め皆様に計画のご了承をいただき、さらに着工、工事完成ということで、六、七年の間で進めることは、これは難しいという判断があったものでございます。その上で、久喜宮代清掃センターにつきましては現施設の隣接地で建てかえるという方向が出たものでございます。菖蒲、八甫の久喜宮代清掃センター以外につきましては、今後も地元の住民の皆様や議員の皆様のご意見をいただきながらさらに検討をしていかなくてはいけないというふうに考えておりますので、そういった場を設けながら検討を進めさせていただきたいと存じます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
〇理事(菅谷重行君) 引き続き再々質疑にお答え申し上げます。
  まず、(5)の負担金についてでございますが、これについては負担金ということで、ここのところ毎年100万円ずつ負担金を出してございまして、会のほうからの決算報告は毎年提出をいただき、使途については確認をしてございます。この積み立てについては、4地域の協議会でございますので、4地域で地域の環境整備に必要な使途が出てきたときに分配していくというような話は出ております。そのために積み立てをしているというふうに聞いているところでございます。
  それから、この見直しはあり得るのかというご質疑がございましたが、合併協議の中では地域協定については存続をするという結果が出ておりますので、これをすぐにやめるというわけにはいかないというふうに認識してございます。また、額については、合併前も一度、平成14年度に減額をした経緯がございますので、それも状況によってはあり得るのかなと、全く否定はするものではございません。
  それから、収集の関係ですが、17番の関係です。意味がよくわからなかったということですが、随意契約でございます。これは本来は地方自治体の責任でやる業務でございますが、人件費等の問題もございましてやむなく委託にしている、効率化もございますが、そういう形ですので、信頼の置ける業者、ごみ置き場あるいは地域の実情を熟知している、あるいは経営の安定性、継続性などが必要になりますので、随意契約で行っているところでございます。
                 〔「形の上で入札ってよくわからないんだけど」と言う人
                   あり〕
〇理事(菅谷重行君) 形の上では、見積書を提出して、ではそれでいいですよということではなくて、やはりある程度の企業努力をしていただく必要がございますので、予定価格を決めた上で入札形式で見積書を出して、その予定価格に達しない場合は再度入札、再々入札までやって引き下げてもらっているという契約の仕方でございます。契約はどうなのだというと、随意契約です。あくまで1社の随意契約です。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  次に、関議員、お願いいたします。
                 〔6番 関 弘秀君登壇〕
〇6番(関 弘秀君) 議席6番の関でございます。議案第2号 平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計予算の歳出の部分につきまして、前段の議員と重複するものもございますので、その部分は省きまして質問させていただきます。
  31ページ、委託料の業務先の決定方法ですか、についてお伺いいたします。焼却灰の最終処分業務、また焼却灰の路盤材原料化、ばいじん路盤材の原料化、セメント原料化です。
  Bの放射性物質濃度測定業務、これは前段の議員の部分で了解いたしました。
  続きまして、35ページも、塵芥処理費の工事費のほうも了解いたしました。
  37ページのし尿処理費の工事請負費の各工事における、これも毎年同じぐらい予算が計上されているのですけれども、これの年数の計画と、また内容等ありましたらよろしくお願いしたいと思います。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 関議員の質疑に対する答弁を求めます。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) それでは、関議員さんのご質疑の委託料の業務先の決定についてご答弁申し上げます。
  1から3のそれぞれの業務先の決定方法でございますが、衛生組合では焼却によって発生する焼却灰、飛灰の最終処分場を持っておらないことから、最終処分先を決定いたしまして、最終処分施設が立地しています市町村と、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第6条第4項の規定に基づき、廃棄物の受け入れについて前年度に事前協議を行い、翌年の受け入れ量を協議し、処分をしております。
  次に、3の放射性物質濃度測定業務先でございますが、地方自治法施行令第167条の2第1項第1号の規定に基づき、測定会社3社以上によります1検体当たりの単価見積もりによる随意契約を予定してございます。
  次に、し尿処理施設でございますが、改修工事につきましては、その都度契約を締結して執行しているものでございます。工事の内容でございますが、初めにし尿処理施設機器改修工事で申し上げますと、第1反応槽曝気装置改修、急速ろ過塔改修、膜分離装置改修等となってございます。次に、前処理機改修工事でございますが、ドラムスクリーン改修、スクリュープレス改修となってございます。次に、脱臭設備機器改修工事でございますが、薬液洗浄塔改修、活性炭交換、消耗品の交換等となってございます。次に、オゾン発生装置機器改修工事でございますが、オゾン発生機改修、除湿装置改修、スクリューコンプレッサー改修等となってございます。次に、遠心脱水機改修工事でございますが、遠心脱水機2台の部品交換となってございます。次に、計装機器改修工事でございますが、電磁流量計、溶存酸素濃度計、記録計など70カ所の機器点検、部品交換、校正等を行うものでございます。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 以上で関議員の質疑を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。それでは、順を追って質問をします。前者での答弁もたくさんありますので、それも関連したところだけ質問をしたいと思います。
  第1点目は、15ページにあります事務職員の各センターでの件も含めた内容について、できたら5年経過を報告をお願いしたいと思います。
  それから、同じような形で、17ページの賃金、各センターの臨時職員の増減についても、同じように経過も含めて今年度の計画をお願いします。
  それから、17ページの廃棄物減量等推進員の謝礼とそれからスケジュールについてなのですけれども、前者のところで各地域ごとの人数配分はお聞きしました。基本的には、今まで少なかった栗橋とか鷲宮を含めて100世帯に1人ということなのですけれども、今年度この人数でこれをクリアできているのか、今後、今年からについての、この人数でやっていけるのかどうかについてお伺いします。
  それから、選任については4月から5月というような形も聞いたのですけれども、講習会、その他の実施計画についてありましたらお願いします。
  それから、21ページの職員健康診断業務について内容をお伺いしたいと思います。昨年は診断料という名目になっていますが、内容も変化があれば、その点についてお伺いをしたいと思います。
  それから、27ページ、現業職員の新年度の方針、それから過去、これも5年間の経過について、さらに今後の中長期的な計画があればお伺いをしたいと思います。
  それから、同じ27ページ、賃金、臨時職員減の理由と内容についてお願いをします。
  それから、次の負担金、補助金、それから電気式生ごみの関係、減の関係ですけれども、これも説明を前者で受けたのですけれども、やはり私もこれについてはふやしていくということが必要ではないかと思いますので、これについての周知あるいは説明会等、具体的な実践、やり方も含めてやっぱりやっていく必要があるのではないかと思いますが、この点についてどうか伺います。
  それから、次の31ページ、塵芥処理費の需用費、それから燃料費等についてなのですけれども、特に久喜宮代衛生組合についての燃料費の増がかなりあると思いますので、この内容と理由についてお伺いをします。
  それから、同じ31ページ、役務費のごみ収集車車検整備料、これは新規なのですけれども、この内容についてお願いします。
  それから、次の委託料は結構です。前者の質問でわかりました。
  それから、次の33ページの燃やせないごみ収集業務の減の理由もわかりましたので、これは結構です。
  それから、次の33ページから35ページの放射性物質検査の業務の関係なのですけれども、これも公表が、大体様子はわかったのですけれども、公表について、やっぱりしっかり別枠でわかるような周知をしていただきたいのと、それから内容について、一般質問でも行いましたように、公園の雑草、草刈り等についての放射性物質の検査と発表についてはどのような具体的な周知をするのか、ぜひお願いしたいと思いますので。
  それから、次の35ページについては、様子はわかりましたけれども、ただ、八甫センターのプラスチックごみについては、今後も引き続き住民への周知徹底と、それから今年のそういう点での説明会、それからアパートなんかでの徹底を行う必要があると思いますので、大枠で結構ですので、その徹底方と今年の方針をお伺いします。
  それから、次の35ページは、粗大ごみの収集業務の増の理由、大体わかるのですけれども、それと取り扱い店の拡大については、今年度どのような計画を持って行うのかどうかお聞きしたいと思います。
  それから、次の36ページから37ページの問題については結構です。わかりました。
  それから、37ページのし尿処理の放射性物質濃度の測定業務の内容が、これは久喜宮代清掃センターと、それから八甫での違いが、値段もありますので、この違いについてお伺いをします。
  それから、同じ37ページ、昨年あったダイオキシン類の測定分析業務、これについては、25万8,000円あったものが今年度計上されていない理由についてお伺いをします。
  それから、37ページと38ページについては、工事請負のし尿処理の施設機器改修工事について、新規となる中身なのかどうかも含めて内容についてお願いします。
  同じように、脱臭設備機器改修工事について、これは前年度は整備という形になっていますが、その内容、去年との違いがあればお願いしたいと思います。
  最後に、41ページにある職員数の異動状況と採用、退職の状況について、内容の説明と、今年度の内容について理由も含めてお願いします。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 私のほうからは、職員に関するご質疑にお答えを申し上げます。
  まず、15ページ、事務職員の内容とのご質疑でございますので、こちらの関係をご説明いたします。5年間の経過ということでございますので、平成19年度から平成21年度につきましては合併前の久喜宮代衛生組合の状況で、また22年度、23年度につきましては合併後の実績、それから24年度の予定ということでお答えを申し上げます。それぞれ4月1日で申し上げます。19年度、正職員18人、再任用職員1人、計19人でございます。
  20年度、正職員17人、再任用職員2人、計19人でございます。
  21年度、正職員16人、再任用職員1人、計17人でございます。
  22年度、久喜宮代清掃センター、正職員19人、再任用なしでございます。菖蒲清掃センター、正職員2人、再任用職員1人、計3人でございます。八甫清掃センター、正職員7人、再任用1人、計8人でございます。
  平成23年度でございます。久喜宮代清掃センター、正職員19人、再任用はございません。菖蒲清掃センター、正職員3人、再任用はございません。八甫清掃センター、正職員7人、再任用が1人でございます。計8人でございます。
  平成24年度予算の状況でございます。15ページでございますが、久喜宮代清掃センター、正職員19人、再任用なしでございます。それから、菖蒲清掃センター、正職員3人、再任用なしでございます。八甫清掃センター、正職員7人、再任用1人で計8人でございます。予算編成時点では新年度の人事配置が未確定でございますので、23年度と同配置での計上となってございます。なお、久喜宮代清掃センターは総務課、業務課の2課4係、菖蒲清掃センターは業務2課の1課1係、八甫清掃センターは業務3課の1課2係体制で計上してございます。
  続きまして、17ページでございます。各センターの臨時職員の増減の状況、これも5年間ということでございますので、申し上げます。19年度から21年度につきましては、これは合併前の久喜宮代衛生組合でございますが、19年度が週3日の勤務職員が2人でございます。20年度も、同じく週3日勤務の臨時職員が2人でございます。21年度も、同じく週3日勤務の臨時職員が2人でございます。平成22年度、久喜宮代清掃センターにおきましては、週5日勤務の臨時職員が1人、週3日勤務の職員が1人いてございます。菖蒲清掃センターにつきましては、週5日勤務の職員が1人でございます。それから、10月から3月、下半期でございますが、人手不足がございましたので、週5日、5時間勤務ということで、半年、下半期につきまして1人雇用してございます。
  八甫清掃センターは、22年度は雇用がございませんでした。平成23年度につきましては、久喜宮代清掃センター、週5日勤務の職員が1人、3日勤務の職員が1人でございます。菖蒲清掃センターは、週1日勤務の職員が1人でございます。八甫清掃センターにおきましては、10月から週3日、5時間勤務ということで1人採用してございます。こちらは、分別変更、資源化の関係でございます。
  平成24年度予算では、17ページにございますけれども、久喜宮代清掃センター、週5日勤務職員2人、週3日勤務職員1人、菖蒲清掃センター、週5日勤務職員1人、八甫清掃センター、週3日、5時間勤務で1人という予定でございます。
  続きまして、21ページの健康診断業務、昨年は診断料ということで、内容の変化があったのかというご質疑でございます。衛生組合では、労働安全衛生規則に定められました定期健康診断の項目に胃がん検診と大腸がん検診を加えました職員健康診断を年1回行っておりまして、平成24年度は6月6日に実施を予定してございます。この項目はその内容でございまして、計上の名称が若干変わりましたけれども、内容の変化はございません。対象職員につきましては、正職員のほか、再任用職員、臨時職員、すべて対象としておりまして、当日は受託した検診機関がこちらの久喜宮代清掃センターに参りまして、視力、聴力、血圧、心電図、尿検査、採血、問診等による各種検査を行いますほか、胸部及び胃のエックス線検査を実施しております。そのほか、便の潜血反応によります大腸がん検診もあわせて行っております。
  続きまして、27ページの現業職員の関係でございます。5年間のまず経過についてご説明をいたします。先ほど来と同様に、4月1日現在の状況で申し上げます。久喜宮代清掃センター、平成19年度、正職員21人、再任用職員5人、計26人でございます。
  平成20年度、正職員18人、再任用職員6人、計24人でございます。
  平成21年度、正職員15人、再任用職員6人、計21人でございます。
  平成22年度につきましても、正職員15人、再任用職員6人、計21人でございます。
  平成23年度につきましては、正職員15人、再任用職員4人、計で19人でございます。
  24年度につきましては、前年から1人減りまして、正職員14人、再任用職員4人、計18人の予定でございます。
  平成24年度以降の方針でございますけれども、人員減になった部分につきましては、さらなる業務の見直し及び業務委託の拡大で対応してまいる予定でございます。また、菖蒲清掃センターに1人、久喜市からの派遣職員で現業職が配置されております。こちらは、引き続き同様の配置予定でございます。それから、八甫清掃センターにつきましては、合併時の調整といたしまして、現業職員は旧栗橋町、鷲宮町に帰任いたしまして、その後、久喜市の業務に従事する取り扱いとなっておりますので、合併後は配置されておりません。
  続きまして、27ページの賃金の関係の減の内容とのご質疑でございますので、臨時職員の内容と減の理由につきまして答弁させていただきます。こちらの賃金につきましては、前年度分、23年度分では久喜宮代清掃センター分と八甫清掃センター分について計上されておりましたが、平成24年度分といたしましては久喜宮代清掃センター分のみの計上となっております。この分の賃金につきましては、入り口の台貫所、受付でございます、計量等の業務でございまして、例年並みの2人分の予算でございます。
  八甫清掃センター分におきましては、前年度計上しておりました1人分を計上せず、賃金が減額となっております。この減額となった賃金の内容でございますが、やはり計量受付等の業務でございまして、23年度までは臨時職員を直接雇用いたしまして実施しておりましたが、平成24年度につきましては、委託料の中で計量受付業務として計上し、業務委託により実施することに変更しておりますので、賃金においては減額となったものでございます。なお、委託先は市のシルバー人材センターの予定でございます。
  最後に、41ページの職員数の異動状況と採用、退職等の状況のご説明でございます。41ページの(2)、給料及び職員手当の増減額の明細中、備考欄に記載されております職員数の異動状況でございますが、ここに記載されている職員数は正職員の職員数となっております。平成24年度職員数が44人、23年度職員数が45人となっておりまして、増減で1人の減となっております。減の理由については、採用、退職の状況等の平成23年度欄に記載されておりますとおり、1人の退職となっております。平成23年度末に定年を迎えます久喜宮代清掃センターの現業職員1名分でございます。また、平成24年度は年度末に久喜宮代清掃センターの事務職員1人並びに現業職員1人が定年を迎えますことから、2人を退職見込みとして計上させていただいたものでございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 私からは、P17、廃棄物減量等推進員の関係と29ページ、電気式生ごみ処理機補助金の関係につきましてご答弁いたします。
  まず、廃棄物減量等推進員の謝礼でございますけれども、任期が2年となっておりまして、今年、平成24年度が任期がえの年に当たってございます。委嘱に当たりましては、おおむね100世帯に1人を基準といたしまして、区長さんに推薦をお願いしておりますけれども、久喜市合併時に菖蒲清掃センター管内は制度がなかったことから、区ごとにお一人の割合で推進員をお願いし、また八甫清掃センター管内ではリサイクル推進員、この制度を引き継いだことから、同センター管内とも人数が基準より少ない状態であったことから、今回の委嘱がえに当たりまして推進員の増員を予定いたしました。これによりまして、推進員の謝礼が大幅に増額になったものでございます。
  それから、今年度のスケジュールと講習会の実施計画でございますけれども、先ほども猪股議員さんのほうでもご答弁しておりますけれども、今年の4月から5月にかけまして、清掃センターごとに委嘱式を行いまして、その席におきまして、廃棄物減量等推進員の手引、こういったものがございますので、それを配付いたしまして、推進員さんの意義、役割、具体的な活動について説明し、さらにその後、質疑応答を行います。7月までには3センターごとに施設見学会を実施いたしまして、衛生組合のごみ処理の仕組みについてさらにご理解を深めていただくとともに、分別、資源化等の徹底に向けた研修を実施いたしまして、地域のリーダーとしてごみ減量、分別指導に役立てていただきますよう取り組んでまいります。また、毎年実施しております10月のノーレジ袋キャンペーン月間では、店頭でのPR活動の参加についても推進員様のご協力をお願いしてまいります。24年度後半では、毎年清掃センター単位で意見交換会を実施しておりまして、その席で寄せられました推進員さんからの悩み事に対する意見交換あるいは衛生組合への質問に対して回答し、衛生組合からの連絡事項及び情報提供を行ってまいります。
  続きまして、電気式生ごみ処理機補助金の久喜宮代清掃センターの減の理由についてお答えいたしますけれども、補助件数が見込みより少ない傾向の理由でございますけれども、景気の低迷による個人消費の冷え込みや東日本大震災に伴う原子力発電所事故あるいは計画停電による家庭の節電傾向などの影響もあるのではないかというふうに考えてございます。衛生組合といたしましては、「衛生組合だより」4月号におきまして生ごみ処理容器の補助金制度の広報を行うとともに、先ほど申し上げましたとおり、推進員さんの委嘱式や推進員さんの施設見学会のほうでこのご利用について呼びかけてまいりたいと思います。よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
〇業務課長補佐(内田久則君) それでは、木村議員さんのご質疑の31ページ、塵芥処理費の需用費、燃料費と修繕費の増の内容と理由についてご答弁申し上げます。
  初めに、燃料費につきましては、久喜宮代清掃センターの燃料費でございまして、燃料は軽油と重油でございます。増額となった理由といたしましては、原油の値上がりによるものでございまして、重油で申し上げますと、平成23年度は1キロリットル当たり6万円を計上させていただきましたが、平成24年度は1キロリットル当たり7万2,000円で計上させていただいたものでございます。重油購入量につきましては、毎年180キロリットルを予定してございます。昨年と比較し、216万円の増となっているものでございます。
  次に、33ページから35ページの放射能濃度測定業務での公表ということでございます。公表につきましては、測定後速やかにホームページでお知らせをしてまいりたいと考えてございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  次に、37ページのし尿処理費の放射性物質濃度、金額の違いということでございますが、久喜宮代清掃センターでは、し尿汚泥中の放射性物質濃度を分析するものでございまして、1検体当たり2万6,250円掛ける十二月分といたしまして31万5,000円となってございます。また、八甫清掃センターのし尿処理施設では、し尿汚泥を焼却してございますことから、焼却灰中の放射性物質濃度を1検体当たり2万6,250円掛ける六月分といたしまして15万8,000円という違いとなってございます。
  次に、37ページから38ページの工事請負費、し尿処理施設機器改修工事2,835万円、新規内容、脱臭設備機器改修工事、オゾン、遠心脱水機機器改修工事の内容でございますが、基本的には各工事の内容は変わりないものでございます。しかしながら、老朽箇所の整備に伴い、工事費の増減が生じるものでございます。
  また、23年度予算では整備工事と、今回は改修工事と変わっているかというご質問だと思います。これにつきましては、3清掃センターの工事の名称を統一しようということで、整備工事から改修工事というふうに名称を変えたものでございます。
  以上です。
〇議長(小河原 正君) 日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
〇業務課長補佐(日下部栄子君) 私からは、ごみ収集車車検整備料、新規の内容についてということのご質疑についてご答弁申し上げます。
  平成23年度までこの項目を車検整備料として記載してございましたが、平成24年度からごみ収集車車検整備料と変更して記載させていただいたもので、これは各清掃センターで管理しておりますごみ収集車等の通年の車検整備に係る費用でございまして、久喜宮代清掃センター14台、菖蒲清掃センター2台、八甫清掃センター4台分のそれぞれ整備費用を計上させていただいたものでございます。新規にかかわるものではございませんことから、ご理解を賜ります。
〇議長(小河原 正君) 菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
〇理事(菅谷重行君) 引き続きお答え申し上げます。
  35ページの八甫清掃センターのプラスチック製容器包装、住民への徹底と今後の方針についてのご質問がございました。これについてご回答申し上げます。プラスチック製容器包装の品質を向上させていただくためには、住民の皆様にご協力をいただかなければならない点がございます。回収対象となっているプラスチックの誤った混入がまだ若干見られることから、こうした製品が混入されないよう、「衛生組合だより」や組合ホームページでの引き続き住民の皆様の啓発を図るのはもちろんのこと、区長会あるいは廃棄物減量等推進員の方と連携をしまして、各地域に出向いて、地区別説明会にも積極的に出向き、周知を図ってまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) それでは、再質疑します。上のほうから順番にお願いしたいと思います。
  廃棄物減量等推進員の人数の関係なのですけれども、今説明を行っていただきましたけれども、先ほども質問したように、菖蒲の場合は区1人と、八甫は以前のリサイクル推進員を中心にしながらということなのですけれども、これについては、とりあえず先ほどの具体的な人数もありましたけれども、これについて、100世帯に1人ということはカバーしていないというふうに見て、今後その充実に当たると理解すればいいでしょうか。それについての確認を含めてお願いします。
  それから、職員の健康診断についてです。これは、内容も名称も含めて去年とほぼ同じということなのですけれども、これについて、正職員のほかに臨時職員あるいは再任用も含めてしっかり行うような形になっているのかお願いします。
  それから、現業職員の新年度の方針と過去の5年間の様子もお聞きしたのですけれども、これについては年々やはり減っていると。その人数をしっかり、やっぱり再任用ではなくて正規の職員でカバーすべきだということが、効率的な形あるいは運用をめぐって、やはりしっかりこの点についてのカバーがされていかないのではないかというような不安も私はこの間の経過も含めて感じているのですけれども、これについてはしっかりと対応方お願いしたいのですけれども、今報告したような形で、やっぱり住民のサービスが低下しないような立場を堅持すべきではないかと思いますが、この点についてはどのように感じておられるかお願いします。
  それから、同じように、27ページの臨時職員の関係なのですけれども、今度はいわゆる業務委託ということでお話を伺ったのですけれども、これについて、業務内容あるいは対応の仕方についてしっかりと今までのことが継続されるのかということについて不安を持ちますが、行政側としてはこれでやり切れるという理由、方針を持った上での提案なのかどうかお願いしたいと思います。
  それから、33ページ以降の放射性物質の濃度の測定について、先ほど質問の中で公表についてはわかりましたけれども、公園の雑草等についての放射能測定と、それから住民への周知をどのように考えているのかお願いしたいと思います。
  以上です。お願いします。
〇議長(小河原 正君) ここで休憩いたします。

    休憩 午後 2時05分

    再開 午後 2時15分

〇議長(小河原 正君) 再開いたします。
  木村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 再質疑にお答えいたします。
  まず、健康診断の関係でございますけれども、正職員、再任用職員、臨時職員、すべてを対象としておりますので、適正に実施してまいりたいというふうに考えます。
  続きまして、現業職員の減少を正規雇用でカバーすべきではないか、住民サービスの低下をさせないように進めていっていただきたいというご質疑でございますけれども、現業職員の退職の際の対応につきましては、これは組合の運営方針といたしまして、業務の見直しと業務委託の拡大ということで進めさせていただいております。業務運営の効率化を図る上で、業務委託の拡大は避けて通れないというふうに考えてございます。住民サービスの低下を招かないよう、また適正な業務水準を確保できますよう、委託事業者と十分に調整しながら対応してまいりたいというふうに考えてございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
〇理事(菅谷重行君) 引き続き再質疑にお答え申し上げます。
  27ページの八甫清掃センターの賃金の減額で、委託料に振りかわったわけですが、それで業務の内容が継続できるのかという内容の質疑かと思いますが、これは計量業務で、八甫清掃センターの場合は金銭を直接扱うわけではございませんので、計量業務という内容ですので、委託業務で十分できるという判断でございますので、業務に支障は出ないというふうに判断してございます。それから、委託先はシルバー人材センターを予定しております。
〇議長(小河原 正君) 金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇総務課長補佐(金井 誠君) 推進員の関係でございますけれども、100世帯に1人でやっていけるのかというご質疑でございますけれども、集積所の数、大きさなど地域の実情をお聞きした上で、数につきましてはご相談に応じている状況でございます。したがいまして、増減はございます。
〇議長(小河原 正君) 白子業務課長。
                 〔業務課長 白子直巳君登壇〕
〇業務課長(白子直巳君) それでは、木村議員さんの再質疑の公園の雑草等の放射能測定、住民への周知はというご質疑でございますけれども、私どもの焼却施設のほうで、一般質問でもお話をさせていただきましたが、多量に雑草等が持ち込まれる際には私どものほうで測定を行う予定でございますけれども、公園の測定等につきましては、公園管理者がおのおのおられますので、そちらで行っていただくのが基本だと思っております。また、住民への周知につきましても同様に公園の管理者が行うべきものと考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(小河原 正君) 再々質疑をお受けします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 2点、職員、特に現業職員についての今までの考え方と今後についても、今言われたような形で、効率化で見直しをしながらやっていくのが避けて通れないということなのですけれども、民間との調整も含めてしっかりやっていきたいという話もされていました。そういう点では、職員の意向を十分聞く、あるいは民間との協議を現状ではしっかりやっていかないとその状況も見えないと思いますが、今までの経過と今年度はこの点についてはどのように考えを進めていくのかどうかについてお伺いします。
  それから、最後の放射性物質の濃度なのですけれども、これは公園等は当然各行政区で責任を持ってやらなければいけないのだけれども、雑草を大量に地域で出す、あるいはごみクリーン作戦ということについては、持ち込まれた形のものを、そのものについてもしっかりとやっぱり宮代衛生組合としては計量しながら、それは公表するというスタンスに立つべきだと思うのですけれども、それについて改めてお伺いします。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 再々質疑にお答えいたします。
  職員の意向をよく聞くようにとのご質疑でございますけれども、年に1度、自己申告という機会を設けまして、職員の要望なり衛生組合に対する提案、そういったものを受ける機会を設けておりますとともに、労働組合との話し合いの場を定期的に持ってございます。また、再任用につきましても、意向を最大限反映して任用できるようにというような配慮をさせていただいているところでございます。
  以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
〇業務課長補佐(日下部栄子君) 民間と直営との調整ということですけれども、契約が決まりますと、組合では連絡調整会議というのを持ちまして、分別の指導と収集方法、あと職員のマナー等、そういうものを各委託業者にも調整を図っておりますことから、職員と現業と委託に差はないものと思いますので、よろしくお願いします。
〇議長(小河原 正君) 白子業務課長。
                 〔業務課長 白子直巳君登壇〕
〇業務課長(白子直巳君) それでは、木村議員さんの再々質疑の雑草等の持ち込まれたものの放射能値の公表をすべきではというお話でございます。
  私どものほうに多量に持ち込まれた場合に、前回の一般質問でもお答えしましたように、空間線量計を用いましてはかるということは当然いたしたいと思います。ただ、これにつきましてはあくまでも目安ということでございますので、通常、例えば焼却灰みたく検査機関に持っていってはかったものとは若干違いますので、あくまでも目安として、手持ちの資料として、私どもが放射線を確認する上の資料として考えてございますので、公表する予定はございませんので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(小河原 正君) 以上で木村議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第2号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第3号 久喜宮代衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例については、質疑の通告がございませんでしたので、質疑を打ち切ります。
  次に、議案第4号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についての質疑をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 議案第4号について何点か質問をしたいと思います。
  今説明の中で久喜市に準ずるという形があったのですけれども、これは今度、人事院勧告を受けた形で、埼玉県の人事委員会の勧告を踏まえたという形が久喜の場合の報告にあるのですけれども、同じような形でこれを条例として提案したのか、第1点。
  それから、具体的な影響額、それについて、対象人数も含めてお願いしたいと思います。
  それから、ここは労働組合との話し合いも含めた形で行われていたのだろうと思いますが、労働組合との話し合いの状況についてもあわせてお願いしたいと思います。
〇議長(小河原 正君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) ご質疑にお答え申し上げます。
  この内容は、人事院勧告、県の人事委員会勧告に基づく内容でございまして、国、県ともに実施をすることが方向づけられておりますので、それを踏まえまして進めてきたものでございます。内容は市と同様でございまして、24年度、1年目につきましては、差額相当額の2分の1、上限1万円といたしまして削減をさせていただく、2年目以降は、各年度の4月1日において2分の1を計算し、またその1万円にさらに年度ごとに5,000円を乗せて上限を拡大していくと、そういう手法でございます。対象者につきましては、事務職4人、現業職2人でございます。額的に非常に大きな方というのはいらっしゃいませんので、2年間、平成24年度と25年度で措置が完了する見込みでございます。
  それから、労働組合との話し合いでございますけれども、十分に回数を重ねて合意に至ったところでございます。
  以上でございます。
                 〔「金額については幾らくらいか、具体的な影響額という
                   のは幾らくらいか」と言う人あり〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 補足して、金額について申し上げます。
  7名分の総額で計算したものをお答え申し上げます。24年度の額で申し上げまして40万2,180円、25年度の額で申し上げまして49万728円、以上でございます。
〇議長(小河原 正君) 再質疑をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 木村議員の質疑を打ち切ります。
  ほかに質疑はありませんか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 質疑がないようですので、議案第4号に対する質疑を打ち切ります。

                        ◇                      

    ◎討論・採決
〇議長(小河原 正君) 日程第5、これより討論・採決を行います。
  議案第2号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 議案第2号 平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について討論を行います。
  今年度予算は、昨年度予算とほぼ同額の中で、さまざまな新規事業や栗橋、菖蒲、鷲宮、久喜市との合併による宮代衛生組合統一やシステムの一元化に向けて運営が行われてきています。本予算で、昨年からのプラスチックごみの収集の予約センターの電算システムの統合による多くの業務、それによる多忙化やごみ収集の指定袋による変更など、住民への周知などに対応して、きめ細かな対応、運営が求められています。
  しかし、その基本である現業職員あるいは事務職員などについて年々減らされ、民間に委託する方向は許せません。本来の業務は正職員が行い、業務がきちんと引き継がれてこそ、丁寧な住民への対応や資源化率向上につながります。その点で大きな問題があり、住民要望を十分吸い上げていない点を指摘し、本案に反対します。
〇議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 賛成討論なしと認めます。
  次に、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 反対討論なしと認めます。
  討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第2号 平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
〇議長(小河原 正君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
  次に、議案第3号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 反対討論なしと認めます。
  次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 賛成討論なしと認めます。
  討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第3号 久喜宮代衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
〇議長(小河原 正君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
  次に、議案第4号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。議案4号について反対討論をします。
  人事院勧告に準じた県の人事委員会、給与の減額を実施することは、地域への経済の影響は大きいものがあります。この是正については県内でも見送るところが多い中、当宮代衛生組合では7人、それから平成23年は影響額40万2,180円、それから平成25年は49万728円というような影響が出ることは大きな問題があります。民間との比較の中で、総合的に今までも判断されていなく、また公務労働の役割を正当に評価するという形で、今後これに基づいた賃金の基準は他のさまざまな地域の賃金基準にも影響するということがあり、影響は甚大だと思います。よって、当改正案には反対をいたします。
〇議長(小河原 正君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 賛成討論なしと認めます。
  次に、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(小河原 正君) 反対討論なしと認めます。
  討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第4号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
〇議長(小河原 正君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。

                        ◇                      

    ◎議長あいさつ
〇議長(小河原 正君) 以上をもちまして、提出議案の審議はすべて終了いたしました。
  これをもちまして、本議会に付された案件はすべて終了いたしました。
  本日は、提出議案に対する慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎管理者あいさつ
〇議長(小河原 正君) それでは、管理者のあいさつをお願いいたします。
  管理者。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
〇管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会第1回定例会にご提案いたしました議案第1号から議案第4号までの4議案につきまして、議員の皆様には慎重ご審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。
  質疑、質問の中で賜りました意見等につきましては、十分検討いたしまして、今後の組合運営に反映させてまいりたいと考えておりますので、今後とも議員の皆様方のご理解、ご協力をお願い申し上げまして、御礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
〇議長(小河原 正君) ありがとうございました。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 2時36分

    再開 午後 2時43分

〇議長(小河原 正君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎閉会の宣告
〇議長(小河原 正君) これをもちまして、平成24年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午後 2時43分