○管理者提出議案処理結果一覧表
議案番号 件         名 上程年月日 議決年月日 議決状況
議案第1号 平成23年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)について 24・3・15 24・3・15 原案可決
議案第2号  平成24年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について 24・3・28 原案可決
議案第3号 久喜宮代衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第4号 久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例 24・3・28 原案可決


○組合に対する質問
発言番号 議席番号 氏   名 質   問   の   要   旨
山 下 秋 夫 1 ゴミ袋の有料化撤回を
  宮代町では、2月に町議選挙があり、多くの方からゴミ袋
 の指定化に反対の声が上がりました。この間、私どもに次の
 ような住民の切実な声が寄せられています。「一人暮らしは
 少量のゴミしか出ない。指定袋は家計にひびくのでやめてほ
 しい」「なんの説明もなく、紙一枚をポストに入れて、ゴミ
 袋有料化というのは納得できません。ただでさえ小さい子が
 いて、毎日カツカツで節約しているのに、なんで有料化する
 のですか」「有料化するということは、お金をもやすことに
 なる。絶対反対です」等々
 (1) 旧久喜宮代衛生組合内では、住民のみなさんが分別など
 に取り組んでゴミを大幅に減量させてきました。それなの
 に、住民に新たな負担増を押しつける有料化を導入しなけ
 ればならないのか。行政から住民のみなさんに説明も話し
 合いもありません。説明も話し合いもないまま決めてしま
 ってよいのでしょうか?
 (2) スーパーの買い物袋など、透明、半透明袋によってゴミ
 を処理してきました。それによって何か問題でも起きてい
 るのでしょうか。
 (3) 他の自治体の例でも、杉戸町は有料でもリサイクル率は
 26%でゴミの減量がすすんでいません。事実が数字で証
 明しているのでないですか。
 (4) ゴミの減量化、資源化を推進するには、住民の意識改革
 と、住民の合意と納得のうえで、行政に協力してもらうこ
 とが最大の保証となるのではないでしょうか。
 (5) 現に多くの住民の方がゴミ袋の指定化(有料)に反対し
 ている実態があります。行政の主権者は住民であり、この
 声に耳を傾けることが行政としてすすむべき方向ではな
 いでしょうか。
2 処理場の老朽化対策
 (1) 久喜宮代衛生組合では現在菖蒲清掃センター、八甫清掃
 センターと久喜宮代衛生清掃センターの3つの炉があり
 ますが将来老朽化した場合、これらの炉をどの様に管理を
 するのかお聞かせ下さい。
 (2) 移転する場合は、候補地の選定は。計画は。
 (3) 新設する場合どの様な規模の大きさの炉になるのか。計
 画は。
 (4) 新設する場合住民に説明、合意をもとめるのか。
木 村 奉 憲 1 ごみの収集について
 1) 菖蒲地域のプラスチック収集の状況、昨年10月始めら
 れた八甫でのプラスチック収集の状況、地域の声などどの
 ように改善して来たのか。
 2) 粗大ごみの収集で、合併後の統一に向けた成果と問題点
 について伺う。
 3) 粗大ごみなど再利用、再製品化できるものへの対応で、
 常設した販売センターなどの設置を検討すべきだが。

2 久喜宮代衛生組合と旧3町の合併後の状況について
 統一後とりくんで来た収集、運営、人事などでの状況とこ
 んごの検討課題は。
3 ごみの減量化、再資源の向上にむけて
 1) 中、長期計画の実効性とこんごの計画見直しや再検討す
 べき点は。
 2) とくにリサイクル率向上にむけた具体的な目標とどん
 な点に力点をおくのか。
 3) 生ごみ堆肥化の全地域の実施に向けた計画とスケジュ
 ールは。
4 放射能汚染対策について
 1) 焼却灰、汚泥などの放射能測定値のその後の状況と最終
 処分場との関係はどのようになっているのか。
 2) こんごの検査体制の強化と継続的なとりくみはどのよ
 うにすすめていくのか。
 3) クリーン作戦などで、まとめられた地域の雑草や公園の
 落葉、側溝の泥など、行政と連けいし、放射能を測定し、
 その対策を図る必要があるのではないか。
猪 股 和 雄 1 衛生組合の全体としてのリサイクル率の向上をはかるた
 めに、何が必要か。
  (1) 「ごみ・資源の量」「最終処分量」および「リサイクル
 率」の推移の資料から分析すると、22年度のリサイクル
 率は全体で32.1%で、久喜宮代センター地区40.2%
 に対し、菖蒲センター地区16.2%、八甫センター地区
 24.4%となっている。
  久喜宮代センターに比して、菖蒲センターおよび八甫セ
 ンターのリサイクル率が著しく低い原因と理由をどう分
 析しているか。具体的に示されたい。
  八甫センターのプラスチック分別の開始で、今後のリサ
 イクル率はどれくらいのアップになると見込んでいるか。
  菖蒲センターと八甫センターにおけるリサイクル率を
 引き上げるために必要な課題は何か。
  (2) リサイクル(紙・布類、ビン・缶・PETボトル)資源
 化量は、3センター合計で8855トンであるが、内訳は
 久喜宮代センターで6575トンに対し、菖蒲センター5
 97トン、八甫センター1683トン、合わせて2280
 トンとなっている。
  団体回収分を合わせても、久喜宮代センター(団体14
 34トン)8009トン、菖蒲センター(団体236トン)
  833トン、八甫センター(団体1537トン)3220
 トンである。
 ア.人口比で見ても、久喜宮代センターのリサイクル資源
 化量に対し、菖蒲センター、八甫センターのリサイクル
 資源化量がきわめて少ないことは否めないが、理由と取
 り組みの違いは何だと考えているか。
 イ.菖蒲センターおよび八甫センターのリサイクル(紙・
 布類、ビン・缶・PETボトル)資源化量を増やしてい
 くために、何が必要と考えているか。
  できない理由でなく、資源のどの分野で増やしていけ
 る条件があり、どうすれば増えていくか、具体的に答弁
 されたい。
 (3) 衛生組合の分別収集計画によると、23年度のプラスチ
 ック容器包装を除くその他のスチール、アルミ、ガラス容
 器、紙、段ポール、PETは合計で3796トン→381
 8トンで、わずか0.5%増となっていて、現在からほと
 んどリサイクルの取り組みは進まないという計画であり、
 リサイクル推進の意思と方針が問われる。認識を伺う。
 プラスチック容器包装2726トン→27年度309
 4トンで約13.5%増となっているが、菖蒲および八甫
 センター地区でプラ分別が始まっているにもかかわらず、
 これでは見通しが低すぎるのではないか。今後、どれくら
 い増えていくと考えているか。
  見通しと方向性を明らかにされたい。
2 燃やせるごみ、燃やせないごみ、それ以外、指定袋に限ら
 ず、すべてのごみで、二重袋=小さい袋に入れたごみを大き
 な袋に入れるのは禁止するよう徹底すべきである。
  (1) 久喜宮代センターの「資源回収・ごみ収集日程表」には
 これまで二重袋についての記載はない。八甫清掃センター
 の収集カレンダーには「中身が見えないようにしてあるも
 の」は収集できないとしているが、プラスチック分別収集
 の説明パンフでは「二重袋にして出さないでください」と
 書いてある。
  にもかかわらず、「生ごみの水切りに使用したレジ袋」
 は燃やせるごみで回収する、その際、「袋の口を結んでく
 ださい」となっているが、これは現実的には中身の見えな
 くてもいい、二重袋の推奨となってしまっており、禁止す
 べきである。
  燃やせないごみや他のごみ、資源の場合も、二重袋は小
 さい袋の中身が見えないので、分別方式を崩す原因になる
 ので、「二重袋は禁止」を大前提としてあらためて明確に
 し、やめるように指導啓発を強めるべきである。
  (2) 現在、久喜宮代センター地区でも、二重袋になっていて
 も現実には収集してしまっている、あらためて「二重袋の
 禁止」を明確にし、収集作業員および委託事業者に対し、
 持ってこないように指導し、置いてくるべきである。
3 審議会等の会議録は全文記録とすべきである。
 廃棄物減量等推進審議会の「議事録」は、各委員の発言に
 ついて“概要記録”となっているが、行政事務局からの説明
 部分はほとんどが省略されてしまっていて、どんな説明がな 
 されたのかもわからない。委員の発言については事務局が取
 捨選択し、内容もまとめてしまっている。
  (1)これまで、審議会等の議事録はどのように作成している
  のか。いったん全文を起こしてから概要にまとめているの
  か、最初からメモだけで概要を作成しているのか。
  (2) 全文記録は音声、文書、またはデータ等で保存してある
  のか。
  (3) 公開の原則の趣旨を生かすために、また信頼性のある議
  事録とするためには、公開する議事録は全文記録を原則と
  すべきである。