平成22年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会 第15日

平成22年9月28日(火曜日)
 議 事 日 程 (第2号)

 1 開  議
 2 議案に対する質疑
 3 討論・採決
 4 議長あいさつ
 5 管理者あいさつ
 6 閉  議
 7 閉  会

午前9時開議
 出席議員(14名)
     1番   梅  田  修  一  君      2番   上  條  哲  弘  君
     3番   木  村  奉  憲  君      4番   加  藤  幸  雄  君
     5番   戸 ヶ 崎     博  君      6番   角  野  由 紀 子  君
     7番   鈴  木  松  蔵  君      8番   鎌  田  忠  保  君
     9番   猪  股  和  雄  君     10番   内  田     正  君
    11番   金  子  正  志  君     12番   宮  原  一  夫  君
    13番   大  鹿  良  夫  君     14番   飯  山  直  一  君

 欠席議員(なし)
 
 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者   田  中  暄  二  君      副管理者  庄  司  博  光  君
   会  計   河  野  金  蔵  君      参  与  真  砂  和  敏  君
   管 理 者

   参  与   栗  田  明  夫  君      参  与  當  間  義  広  君
   事務局長   小  倉  康  治  君      理  事  菅  谷  重  行  君
   総務課長   渡  辺  和  夫  君      業務課長  白  子  直  巳  君
   業  務   蓮  見     実  君      総務課長  金  井     誠  君
   2 課 長                      補  佐

   業務課長   内  田  久  則  君      業務課長  日 下 部  栄  子  君
   補  佐                      補  佐

   業 務 3   藤  井     智  君
   課長補佐

 本会議に出席した事務局職員
   庶務係長   籾  山  光  明         書  記  野  口  智  樹
   書  記   赤  羽  貴  裕


    ◎開議の宣告                           (午前 9時00分)
議長(飯山直一君) ただいまの出席議員は14名でございます。
  定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
  なお、先ほど執行部から議案質疑に対する参考資料を配付したいとの要請があり、これを許可いたしましたので、直ちに配付させていただきます。
  休憩いたします。

    休憩 午前 9時01分

    再開 午前 9時02分

議長(飯山直一君) 再開いたします。
  議案に対する質疑に入る前に、さきの9月14日の本会議における猪股議員の組合に対する質問の答弁の中で誤りがあり、これを訂正したいとの申し出がございましたので、許可いたします。
  菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
理事(菅谷重行君) おはようございます。先日の猪股議員さんの一般質問の中で誤った発言がございましたので、訂正をお願いいたします。
  質問事項4の(3)、各センターごとの燃やせるごみの量の比較についてのご質問の再々質問の答弁の一部に誤りがありましたので、訂正をお願いいたします。八甫清掃センターの布類及びプラスチック製容器包装物の収集開始時期を平成22年度中と発言いたしましたが、平成23年度中の誤りでありました。おわびして訂正をお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。

                        ◇                      

    ◎議案に対する質疑
議長(飯山直一君) 日程第2、議案に対する質疑をお受けいたします。
  議案第28号 平成21年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についての質疑をお受けいたします。
  なお、この議案につきましては、歳入歳出決算調書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書、次に歳入、次に歳出に分けて通告順にお受けいたします。
  まず、歳入歳出決算調書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書からお受けいたします。
  初めに、宮原議員、お願いいたします。
                 〔12番 宮原一夫君登壇〕
12番(宮原一夫君) 議席番号12番の宮原でございます。質疑通告書第3号に基づきまして、財産関係だけ先に質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
  それでは、質問いたします。平成21年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についてでございますが、歳入歳出決算調書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書の中から、3点ご質問をさせていただきます。
  まず第1点は、久喜宮代清掃センター非木造112平方メートルの減少理由は何であるか、教えてください。
  第2点、区分その他の土地3,000平方メートルの増加の理由は何であるか、教えてください。
  最後に、財産に関する調書において、土地・建物の財産価格の内訳は、並びに預金残高はどうなっていますか、教えてください。
  以上、3点でございます。
議長(飯山直一君) 宮原議員の質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 宮原議員さんのご質疑にお答え申し上げます。
  まず、第1点目の久喜宮代清掃センター非木造の112平米の減少理由についてご答弁申し上げます。こちらの関係につきましては、合併に伴う財産の整理といたしまして、土地・建物の面積について精査をいたしましたところ、平成12年度に塵芥収集車の車庫を剪定枝資源化設備の建屋に改修いたしました際に減少した70平米、それと平成20年度に旧プラスチック固形燃料化施設を現在の生ごみ減容化及び堆肥化処理施設に改修した際に減少いたしました42平米、合わせて112平米でございますが、こちらが決算数値に反映していないということが判明いたしましたので、現況に整合させるため、本決算におきまして財産に関する調書における減少を計上させていただいたものでございます。
  続きまして、その他の3,000平米の増加理由でございますけれども、こちらは本年7月16日の平成22年久喜宮代衛生組合議会第2回臨時会におきまして、設置条例の専決処分についてのご承認をいただいたところでございますけれども、八甫コミュニティセンターの敷地でございます。
  続きまして、財産に関する調書において、土地・建物の財産価格の内訳並びに預金残高というご質疑にご答弁申し上げます。まず、財産の価格についてでございますけれども、久喜宮代清掃センターにかかわる内訳から申し上げます。土地につきましては、現在の財産の価格としてとらえてございますのが用地取得費のみでございますので、購入時点の価格の積み上げで申し上げます。延べで2億7,715万772円の取得費でございます。
  建物の価格につきましても、現在の価値を算出したものがございませんので、建築価格で申し上げますと、総額で13億790万円となっております。
  続きまして、菖蒲清掃センターにかかわる財産の価格の内訳を申し上げます。土地につきましては、同じく用地取得費といたしまして8,608万3,200円での取得でございます。建物の価格につきましては、建築価格で総額7億9,984万円の価格でございます。
  続きまして、八甫清掃センターにかかわる価格の内訳でございますけれども、土地につきましては八甫コミュニティセンターの用地を含めた八甫清掃センター関係の用地取得費といたしまして5億7,110万6,664円での取得でございます。建物の建築価格につきましては、総額で20億7,731万円でございます。
  3センター合わせた合計で申し上げますと、土地の取得価格が9億3,434万636円、建物の建築価格が41億8,505万円でございます。
  続きまして、預金残高についてご説明申し上げます。久喜宮代衛生組合では基金がございませんので、歳入歳出現金、決算で申し上げますと歳入歳出差引残高がすべて繰越金となりまして、こちらが預金残高でございます。したがいまして、決算時点での預金残高は2億1,720万4,434円でございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  宮原議員。
                 〔12番 宮原一夫君登壇〕
12番(宮原一夫君) それでは、再質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
  まず、非木造112平方メートルの減少理由、ご説明いただきましてわかりました。それで、どのように申し上げたらいいかわかりませんが、いわゆるケアレスミスの範疇に入るのかもしれませんけれども、財産関係についてはその都度きちんとやっていかなければならないと私は思うのですが、日ごろといいますか、ルーチンワークの中でどのような管理方法をとっていらっしゃるか、教えていただきたいと思います。
  それから、3,000平方メートルの増加の理由、これ私うっかりしておりましたけれども、再質問としまして八甫コミュニティセンター、この約1,000坪弱ぐらいになろうかと思いますけれども、どのような用途をこれからお考えになっているのか、あえて質問をさせていただきます。
  それから、3点目の財産に関する調書の内容についてでございますけれども、土地については、土地に関する再質問でございますけれども、今の実勢価格、せんだって国土交通省の調査の結果の価格が出ておりましたけれども、あれに引き直すとどれぐらいの土地価格になるのか、計算されていると思いますけれども、教えてください。
  以上、再質問です。
議長(飯山直一君) 宮原議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 再質疑いただきました内容のうち、財産の管理方法と土地の価格についてご答弁申し上げます。
  財産の管理方法につきましては、台帳に基づきまして取得分の追加計上あるいは滅失等、消失分の削除等の管理を実施していくわけでございますけれども、過去のこういったミスがあったわけでございまして、今後ないようにその辺の管理を徹底してまいりたいというふうに考えてございます。
  それから、土地の価格についてでございますけれども、申しわけございませんが、ただいま手元に久喜宮代清掃センターの資料のみしかございませんので、久喜宮代清掃センターの価格で申し上げます。取得価格で先ほど2億7,715万772円というふうに申し上げましたけれども、現在の評価額、固定資産評価額に置きかえますと、久喜市分、宮代町分、合わせましての全体の敷地の評価が5億127万7,085円でございます。固定資産税評価につきましては、公示価格、地価公示の約7割ということでございますので、目安としまして実勢価格の目安となる地価公示に置きかえて推計いたしますと、公示価格レベルの推計値といたしましては7億1,611万121円という数字でございます。価格としては、このようなとらえ方ができるのかなというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
理事(菅谷重行君) 引き続き宮原議員さんの質疑にお答え申し上げます。
  八甫コミュニティセンターの今後の利用方法についてというご質疑でございましたが、一般質問でもお答えしましたように、八甫清掃センターの地元還元施設的な施設でございまして、現在は地域の方の集会所的に使われてございます。今後につきましては、管理を委託しております鷲宮、栗橋町生活環境保全協議会のほうとお話し合いをして、しかるべき管理のあり方を検討してまいりたいというふうに考えております。
議長(飯山直一君) 宮原議員の再々質疑をお受けいたします。
  宮原議員。
                 〔12番 宮原一夫君登壇〕
12番(宮原一夫君) それでは、最後の質問に移らせていただきます。
  2番目の八甫コミュニティセンターに関する土地約3,000平方メートル取得されておりますけれども、先ほど渡辺総務課長さんから土地の財産価格についてご説明がございましたけれども、どれぐらいで取得されたのかという質問と、それと協議会とこれから打ち合わせしながら進めていかれるということでございますけれども、せんだって私どもが見学をさせていただきましたコミュニティセンター、あの建物の増築をお考えになっているのかなというふうに推測いたしましたのですが、もう少しできれば詳しく教えてください。
  それから、最後の財産価格でございますけれども、私も素人でよくわかりませんが、いわゆる含み益が相当出ているわけですけれども、この含み益に対する考え方、これについて教えていただきたいと思います。
  以上、最後の質問にさせていただきます。
議長(飯山直一君) 宮原議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
理事(菅谷重行君) 宮原議員さんの再々質疑にお答え申し上げます。
  八甫コミュニティセンターの用地3,000平米の取得価格でございますが、5,820万円で取得してございます。
  それから、コミュニティセンターの今後のあり方で増築を考えているのかということでございますが、現在のところ増築は考えてはおりません。ただ、利用の方法について今のままではまずいということで、利用方法について地元協議会とも話し合いをしていきたいということでございます。
議長(飯山直一君) 続いて、渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 再々質疑の含み益の考え方につきましてご答弁申し上げます。
  先ほど申し上げましたとおり、取得価格を大分大幅に上回る推計値ではございますけれども、実勢の価値が土地に関しては生じているところでございますけれども、いずれも現在こちらの事業に活用している資産でございますので、運用等の余地もございませんし、今後の管理において、また新たな廃棄物処理基本計画等の中で必要性を整理して、適正な管理をしてまいりたいというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 以上で宮原議員の質疑を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 木村奉憲です。財産のところは1点だけ、前者の質問と同じ非木造の112平米の理由をお聞きしましたけれども、今の前者への答弁で内容わかりましたので、結構です。
議長(飯山直一君) 以上で木村議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第28号の歳入歳出決算調書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第28号の歳入に対する質疑を通告順にお受けいたします。
  初めに、角野議員、お願いします。
                 〔6番 角野由紀子君登壇〕
6番(角野由紀子君) 6番の角野でございます。歳入について質問させていただきます。
  ページでいいますと、2ページの2款使用料及び手数料の不納欠損の内容についてお伺いいたします。
  それから、3款財産収入、物品売払収入の予算との大幅減の理由についてお聞かせください。お願いします。
議長(飯山直一君) 日下部業務課長補佐、答弁お願いいたします。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
業務課長補佐(日下部栄子君) おはようございます。それでは、角野議員さんのページ2の使用料及び手数料の不納欠損の内容についてと、ページ2の財産収入、物品売払収入の予算の大幅減の理由についてのご質疑についてご答弁申し上げます。
  使用料及び手数料の塵芥処理手数料と、し尿処理手数料の不納欠損分の内容でございますが、平成16年度中に手数料の調定を行ったものでございまして、塵芥処理手数料、これごみ処理手数料でございますけれども、不納欠損分、久喜市で2件、これは飲食業でございますが、8,100円、宮代町で1件、これも同じですけれども、1万6,400円、合計で3件で2万4,500円となってございます。内容といたしましては、自己破産が2件、転居先1件で、合計3件でございます。
  次に、し尿処理手数料の不納欠損につきましては、久喜市で1件600円です。宮代町で4件6,000円、これ合計5件で6,600円となっております。内容といたしましては、やはり転居先がわからないというのが4件、それと収監、ちょっと警察のほうにご厄介になっている方が1件、合計で5件となっております。
  次に、財産収入、物品売払収入の予算と大幅減の理由についてのご質疑ですが、物品売払収入は公共回収によります資源回収の売り払い分と施設、場内から発生しましたアルミ、鉄類の売り払い分がございます。大幅な減の理由といたしましては、公共回収分の古紙類、新聞・雑誌・段ボールの売払収入が大きく減少したことによるものです。
  要因といたしましては、通常次年度の予算編成につきましては、前年度の10月から11月にかけて行っておりまして、編成時における古紙類の売却単価をもとに予算計上させていただいたものですが、その後に平成20年度中におけるリーマンショックによる世界同時不況で、鉄、アルミ缶類の価格の暴落が、古紙類のほうにも影響を受けたことによりまして、平成21年度に入りましても売却単価が下がり続けたことと、あと新聞回収量が当初予算計上の見込み数量より下回ったことから、大幅な収入減となったものでございます。ご理解を賜ります。
 以上です。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  角野議員。
                 〔6番 角野由紀子君登壇〕
6番(角野由紀子君) 再質疑をお願いいたします。
  物品売払収入についてですが、古紙類が少なかったという理由のようでございますが、私も3年ぶりの衛生組合議会なので、ちょっとわからないのですが、この売却量、成果書のほうの売却が1,570トンとなっておりますが、実際は昨年度と比べますとどれぐらい減っているのか、新聞紙、雑誌、段ボールについてお伺いします。
議長(飯山直一君) 角野議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
業務課長補佐(日下部栄子君) 角野議員さんの再質疑にご答弁申し上げます。
  新聞が平成20年度は1,697.65トンです。平成21年度が1,570.14で、約100トンちょっと決算時では少なくなっております。雑誌については、平成20年度が2,112.34トン、21年度が1,964.75トン、それと段ボールにつきましては、平成20年度が1,032.58トン、21年度につきましては992.07トンとなっております。
  以上です。
議長(飯山直一君) 再々質疑をお受けいたします。
  角野議員。
                 〔6番 角野由紀子君登壇〕
6番(角野由紀子君) 単純な質問なのですが、この物品売り払い代金ですから自分のところに入っていますので、これは資源回収のほうの方たちのは入っていないわけですよね。それと、それから新聞紙100トン減っているということなのですが、この中の持ち去りが多分多いのだろうと思いますが、どれくらいが持ち去られているという予想はつくのかつかないのかわないないのですが、その辺ちょっと状況についてお伺いします。
議長(飯山直一君) 角野議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
業務課長補佐(日下部栄子君) 角野議員さんの再々質問のご質疑にご答弁申し上げます。
  持ち去り情報につきましては、かなり通報等入っているのですけれども、平成21年度につきましては久喜市で116件、宮代町で54件ありました。検挙が5件ほどありましたのですけれども、返されるものについては、現行犯ということで持っていったものだけしか返されない、新聞1束とかなのですけれども、ですから、なかなか把握はできないのですが、かなり持ち去りの影響を受けているのかなと思われます。
  それと資源回収の、公共回収だけのこれは収入でございますので、ご理解を賜りたいと思います。
 以上です。
議長(飯山直一君) 以上で角野議員の質疑を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 通告によりまして、1ページ、2ページの手数料のところで、多量排出事業所の状況について質問通告いたしました。
  多量排出事業所ごとの搬入量、20年度、21年度の量と増減について、業種ごとの増減について、これを一覧表で配付するようにお願いをいたしました。先ほど配っていただきまして、今ざっと、ほんのちょっとだけ見る時間があったわけですけれども、この多量排出事業所ごとの集計、それと特に、Aで通告しておきましたが、減量計画書の数値と達成度、実際の搬入量との比較増減、これについても全部表に載っております。大変細かく把握をされているし、全体的に6%以上の減量を達成した。去年が3%、4%以下でしたから、行政当局の努力のほどがうかがわれる、きめ細かな指導の成果だろうというふうに、これは本当に評価したいと思います。
  それで、ただ、特に今回の表で見ても、外食産業ではやっぱり減量がなかなか目標を達成できない。失礼、達成しているのですね。失礼しました。結構減量目標を達成しているところが多いのだけれども、それがなかなか達成できないところがまだ残っている。それで、達成できないところというのは、細かく比べる時間今なかったけれども、多分毎年同じ業者、事業所ではないかというふうに考えているのですけれども、そうした評価についてはどのようにされていますか、お願いをいたします。
  それから、特にこの資料の1ページの一番下のほうに給食センター、官公署、厚生施設ということで掲載されています。ここがいつも大変気になるところなのですけれども、特にこの官公署というのは、これはどこだかはっきり言えますよね、それについてお願いします。
  それから、厚生施設、給食センター、これは民間でしょうか、民間の場合には言わなくて結構ですけれども、こうしたところについての減量指導というものはどういうふうになっているのか、これも説明をしていただきたいと思うのです。
  それだけお願いします。
議長(飯山直一君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  金井補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) おはようございます。それでは、猪股議員さんのご質疑にご答弁させていただきます。一応質問に沿いまして、1回目は回答させていただきます。
 @、多量排出事業所ごとの搬入量、20、21年度最終集計の量と増減について、また業種ごとの増減はとのご質疑でございますけれども、配付してございます資料1ページをごらんいただきたいと思います。
  まず、業種ごとの増減につきましては、平成21年度多量排出事業者・業種別対前年度搬入実績一覧に基づきまして説明をいたします。なお、業種の順番につきましては、多量排出事業者に該当している事業者数が多い業種から説明をさせていただきます。
  まず、外食産業の増減につきましては、トータルで申し上げますと、小計@に記載しましたとおり、平成21年度の搬入量が332.66トン、平成20年度の搬入量が351.52トンとなってございまして、18.86トンの減、率にいたしますと5.4%の減量となっております。
  次に、スーパーマーケットの増減につきましては、小計Aに記載しましたとおり、平成21年度の搬入量が611.15トン、平成20年度が693.34トンとなってございまして、82.19トンの減、率にしますと11.9%の減量となってございます。
  次に、医療機関の増減につきましては、小計Bに記載しましたとおり、平成21年度の搬入量が370.80トン、20年度の搬入量が394.69トンとなってございまして、23.89トンの減、率にいたしますと6.1%の減量となっております。
  次に、老人福祉施設の増減につきましては、小計Cに記載しておりますとおり、平成21年度の搬入量が299.60トン、20年度の搬入量が258.86トンとなってございまして、40.74トンの増、率にいたしますと15.7%の増加となってございます。
  次に、サービス業の増減につきましては、小計Dに記載しましたとおり、平成21年度の搬入量が103.34トン、20年度の搬入量が92.54トンとなってございまして、10.80トンの増、率にいたしますと11.7%の増加となっております。
  次に、食品製造業の増減につきましては、小計Eに記載しましたとおり、平成21年度の搬入量が50.81トン、20年度の搬入量が51.73トンとなってございまして、0.92トンの減、率にしますと1.8%の減となってございます。
  次に、コンビニエンスストアの増減につきましては、小計Fに記載しましたとおり、平成21年度の搬入量が30.79トン、20年度の搬入量が37.11トンとなってございまして、6.32トンの減、率にいたしますと17.0%の減となってございます。
  次に、娯楽産業の増減につきましては、小計Gに記載しましたとおり、平成21年度の搬入量が91.20トン、平成20年度の搬入量が125.03トンとなってございまして、33.83トンの減、率にいたしますと27.1%の減となってございます。
  なお、小計HからLのうち、Jの官公署につきましては、平成20年度と比較しますと増加しておりますけれども、それ以外のH、I、K、Lについては、減量しているという結果でございます。ご質問のございました官公署はどこかと、前回もご答弁しましたけれども、これは久喜の警察でございます。それから、厚生施設、これは社会福祉法人、その後はちょっと申し上げられませんけれども、そういったところでございます。それから、学校もでしょうか。
                 〔「結構です」と言う人あり〕
総務課長補佐(金井 誠君) いいですね、はい。
  それでは、次にAの各多量排出事業所の減量計画の数値と達成度、実際の搬入量の比較増減はとのご質疑でございますけれども、配付資料の2ページ、平成21年度多量排出事業者対前年度搬入実績一覧をごらんいただきたいと思います。
  まず、一番下の合計の欄に記載してございますけれども、平成21年度における多量排出事業者に該当する事業者が44社ございまして、その搬入実績につきましては2,091.47トンでございました。それに対しまして、平成20年度の搬入実績が2,230.75トン、比較しますと139.28トン、率にしまして6.2%の減となっております。
  減量計画書を達成できた事業者につきましては、一番下の右の欄にございます「減量計画書・数値目標達成判定」の欄に記載しておりますけれども、多量排出事業者44事業者のうち、こちらに丸がついております21の事業者、率にしますと47.7%の事業者が減量計画を達成していると、このような状況でございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 先ほど述べた質問をもう一回繰り返すことになるのですけれども、想定質問を考えていらっしゃるかと思ったからお聞きしてしまったのですが、まずもう一回、では整理して聞きます。
  減量目標を未達成の事業所に対する指導と分析、これがどのようにされているか。特に事業所によって1割以上の増になっているところが外食産業で1つ、それから老人福祉施設はちょっと除きますが、官公署、警察ですね、こういうところで10%以上の増になっているのだけれども、こういうところについては特にどういうふうに分析しているか、お願いをします。
  それから、今のは失礼、ちょっと混乱しました。20年度よりも実績が増になっているところ、特に1割以上増になっているところの分析と指導がどういうふうに行われているかについて、まず説明してください。
  それから、減量目標が未達成のところについて、どういうふうに分析しているかについて説明をしてください。
  それから、特に未達成あるいは増になっているところというのは、毎年決まった業者、事業者になっているのではないかというふうに推測をするのですけれども、そこら辺はどうなのかについても説明してください。
  それからもう一つは、業種別に見ますとサービス業ですか、これはどうも達成の度合いが少ない、それから老人福祉施設については、これは紙おむつの増なのかな、やむを得ない面があるのかな、それ以外もう処理していないわけですから、紙おむつだとしたらやむを得ないのかなと思いますが、それについても見解をお願いします。
  以上、お願いします。
議長(飯山直一君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  金井課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 猪股議員の再質疑にお答えしますけれども、お答えになっているかどうかちょっと自信がないのですけれども、一応前回でご質疑があった中で、私のほう上位10者に、それから今の10%以上というお話でしたけれども、10トン以上ふえたところについて個別で訪問させて事情を聞いてまいりましたので、かいつまんでちょっとお話しさせていただきたいと思います。
  2ページの一覧表を見ていただきたいのですけれども、こちらは多量排出事業所で、多い順にそちらのほうに記載してございますけれども、@番のスーパーマーケット、これは毎年1番でございました。やっと21年度に減量計画を達成できたというふうなことで、どんな取り組みをしたのかを聞いてまいりました。発生した生ごみの一部を肥料化して、深谷の会社所有の農園にて野菜栽培用の肥料として活用、そこで収穫された野菜を各店舗で販売するような形式を取り始めたということで、22年度におきましても引き続いて生ごみのほうの量は減ってきておりますので、このスーパーマーケットは現在では1位ではございません。
  2番目、こちらの医療機関でございますけれども、こちらのほうも減量計画を達成しております。これは、前回も申し上げたのですけれども、実は生ごみ処理機、こちらのほうを私どもの業務用生ごみ処理機設置制度、そちらのほうを利用していただいたということで、こちらのほうも生ごみは私どものほうには搬入されておりません。
  それから、前回猪股議員さんにお約束したおむつの関係なのですけれども、ちょっと聞いてまいりましたらば、入院している患者さんにはトイレについては極力自主的にしてもらうようにしているのだが、紙おむつを利用せざるを得ない方もいると。布おむつよりも紙おむつのほうが利便性が高いので、使用していると。逆におむつの処理方法が、何かいい方法があれば逆に教えてもらいたいと、こちらもちょっとお答えできませんでした。
  次の3番目の老人福祉施設、こちらについては減量計画を達成できなかったわけですけれども、その理由が入居者、日帰り等の人たちが約300名ほどいるが、人数については大幅に増減はないが、介護度の高い方々が優先的に入居等することになり、結果おむつの使用頻度が高くなることにより、ごみが増加しているということでございました。おむつの関係につきましては、布おむつを使用すると床ずれができてしまうといったことでございました。
  それから、4番目、学校、こちらのほうも減量計画は達成しておりますけれども、減量しているから、この席でお答えすることにします。大学から排出されるごみの量ですが、学生の数によって増減に比例していますと。ごみの廃棄量のピーク時には5,000人ほど在学していましたが、現在は4,700人程度しか在学しておらず、このためにごみの排出量も減っているのが現状ですと。ただ、ごみ減量のための取り組みを実施していないというわけではございません。学生さんたちが備品購入時に、包装類が本当に必要かどうか1度確認してから商品を渡しているということでございました。それから、紙ベースでテキストによる周知が必要なときは、極力無駄な部数は製作しないように心がけているということでございました。
  次に、5番目の老人福祉施設、こちらのほうは減量計画が達成できなかったわけですけれども、入居者施設が平成21年度にオープンしたということで、29床ふえたということから、減量計画が達成できなかったということでございます。そのほかに、紙おむつの関係なのですけれども、介護度が高い方の利用が多いと、こちらの施設では介護度が4.08ということで、非常に使用量が多いということで、なかなか減量が難しいということでございました。
  6番のスーパーマーケット、こちらにつきましては減量計画を達成できたということでございます。廃油や段ボールについては、現在もリサイクルを行っておりますと。会社として、生ごみを堆肥化してできた堆肥を利用して野菜を販売するといった生ごみの処理方法については、現在のところ検討はしておりませんということでございました。ただ、魚類については余分な切り身等が発生しないように、センターのほうで加工して販売をするようにするとのことでございました。
  7番目の老人福祉施設、こちらのほうも減量は達成しておりますけれども、22年度を見ますと逆にふえているのです。その理由なのですけれども、とりあえず21年度に達成した理由は、段ボール等の包装紙は徹底して納入業者に引き取ってもらったと。それから、除草した草は天日干しを行ってから回収業者へ搬入を依頼したということなのですけれども、本年度になりましてから大幅にふえております。その理由は、50床ほど増床させたことが、ごみ搬出量がふえた原因だということでございました。
  次の8番の医療機関、こちらについては減量計画が達成できなかったわけですけれども、食べ物についてはなかなか減量することが難しいと。それから、以前設置型生ごみ処理機を使っていたのだけれども、機器のメンテナンス費用等のランニングコストがかかるために現在は使用していないというふうなことから、なかなか減量が達成できなかったようでございます。
  9番目の娯楽産業、こちらは減量計画を達成しておりますけれども、21年度にやってきたということは、社内会議の一つとして園内美化委員会を設置しており、ごみの減量について協議し、推進していると。それから、これちょっと申し上げると特定されてしまうのかもしれないのですけれども、園内放送においてお客様に対し、園外から持ち込んだごみに関しては持ち帰っていただく旨の案内を流していると。それから、落ち葉を近隣の茶畑へ提供しているということなのですけれども、22年度は非常に増加しております。この理由は、今年のゴールデンウイークが休みの期間が長かったこと、それから天気がよく来場者が多かったことが考えられるということで、来場者が通年の1.5倍というようなことから、22年度についてはふえております。
  10番目、スーパーマーケット、こちらは残念ながら減量計画を達成できなかったのですけれども、本社で一括してごみ処理の関係を行っているので、細かいことは答えられないということでしたけれども、ペットボトルとかトレーについては自主回収をしていると。今後のことなのですけれども、栗橋にあります物流センターが今年の10月に千葉県のほうに移ると、その建屋があくというようなことから、その建屋があいた段階で何かしらの取り組みは考えていきたいということでございました。
  それから、10トン以上ふえているということで、18番なのですけれども、ごみ減量計画を達成できなかった理由ですけれども、平成21年11月、ビル1階に店舗が7店舗オープンしたというようなことから、減量計画が達成できなかったということでございました。
  以上ですけれども、達成できなかった、達成できた理由については、全44事業者からその報告書の提出は求めておりますので、一応今10者プラス1者ということで答弁のほうをさせていただきました。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) よろしいですか。
9番(猪股和雄君) はい。
議長(飯山直一君) それではこれにて、以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  次に、宮原議員、お願いいたします。
                 〔12番 宮原一夫君登壇〕
12番(宮原一夫君) 議席番号12番の宮原でございます。よろしくお願いいたします。
  2点ございまして、使用料及び手数料の不納欠損の理由は、これは前段の議員さんの質問にございまして、既にご答弁済みでございますが、議長にお諮りいたしますけれども、再質問、場合によっては再々質問していきたいと思うのですけれども、よろしいでしょうか。
議長(飯山直一君) 結構ですよ、それは。
12番(宮原一夫君) それともう一つは、組合預金利子収入済額ゼロの理由についてお教えください。
  では、第1点目の再質問に入りますけれども、これは平成20年度の決算時点において収入未済額の中に塵芥とし尿の処理手数料が入っていたのだろうと私は思いますけれども、質問は滞納が発生いたしまして、衛生組合さんとして督促、それから最終的には不納欠損処理という手続に入られるのだろうと思いますが、その辺の組合さんの方針、実務上の方針について再質問をさせていただきます。
議長(飯山直一君) 宮原議員の質疑に対する答弁を求めます。
  日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
業務課長補佐(日下部栄子君) 宮原議員さんのご質疑にご答弁申し上げます。
  し尿ごみ処理手数料につきましては、水道料金と同じく2カ月に1度の手数料の発行を行っております。その徴収方法といたしましては、業務委託によります集金人による集金と請求書によります銀行振り込み、あと窓口、直接衛生組合へ来ていただいて納付していただくという方法、3通りを行っておりまして、2カ月に1度の発行ですので、納付期限までに約4カ月たつ場合があるのです。集金に伺ったり、まだお金が入っていないので、請求したりしてみますと、もう閉店から4カ月もたっていたりしまして、手紙が戻ってきたり、現場へ行きますとポストの中に手紙がずっと入っていたりということで、なかなか集金ができない場合があります。それで、滞納の場合はちゃんと現地へ出向いて、隣近所ですね、この店どこへ行ったのかというお話も伺うのですけれども、調査もしますけれども、やはり自己破産とかといいますと行き先がわからないということで、滞納となってしまいます。し尿処理手数料につきましては、ほとんど家族がだれかしらいるということで集金はできるのですが、やはり急にいなくなったり、お金が払えなくなって、いなくなったりするということもありまして、滞納となることがあります。極力私たちも早目に納付書を発行して集金人の手に渡るようにやっておりますけれども、何件かは滞納となる場合がございますので、ご理解を賜りたいと思います。
  以上です。
議長(飯山直一君) 続いて、渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) それでは、預金利子収入済額ゼロの理由につきましてのご質疑にご答弁申し上げます。
  当組合におきましては、久喜市に準じまして平成20年度途中となりますけれども、平成21年1月より組合預金を決済用預金に移行して管理しているところでございます。預金につきましては、平成17年4月からペイオフが解禁となり、預金保険制度によりまして全額保護されるのは決済用預金のみとなったため、経済、金融情勢を考慮し、安全な預金管理を最優先と考え、公金である組合預金を全額保護される決済用預金に移行したものでございます。
  なお、この決済用預金につきましては、3つの特徴がございまして、第1点といたしまして利息が付されないこと、第2点といたしまして預金者が随時払い戻し請求が可能なこと、第3点といたしまして口座振替等の決済サービスが利用できることでございます。普通預金などの預金を、ただいま申し上げました条件を満たす決済用預金とした場合に、預金保護制度によりまして全額保護されることとなったものでございます。このため、この条件によりまして預金利子が付されないということでございますので、決済における利子収入がゼロとなったものでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  宮原議員。
                 〔12番 宮原一夫君登壇〕
12番(宮原一夫君) 宮原でございます。議長にお諮りいたしますが、第1点目の質問は再々質問になりますか、それとも再質問でよろしいでしょうか。
議長(飯山直一君) いや、もう変わっていますから、今1回目の質問で、今回が再質問という形になります。
12番(宮原一夫君) はい、わかりました。それでは、第1点目の質問に対する再質問をさせていただきます。
  金額が小さいからという言い方を先にしてしまいますと、どうかなと私自身思うのですが、4カ月間の間に、この塵芥と、それからし尿の処理依頼があった場合には、日ごろのルーチンワークの中でどのように対応されているか、教えてください。
  それから、2点目の再質問でございますけれども、もう少し勉強をしてみたいなとは思っておりますが、久喜市と宮代町と両方、これは負担金でしたか、分担金でしたかね、十五、六億円ぐらいございますけれども、これが1年間に何回かに分けて分割されているのであろうと思いますけれども、それの受け皿口座を経由して先ほどのような決済方法に持っていかれると、多少とも利息がつくのかなというふうに思うのですが、その辺の考え方について質問をさせてください。
  以上です。
議長(飯山直一君) 宮原議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  日下部課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
業務課長補佐(日下部栄子君) 宮原議員さんの再質疑にご答弁申し上げます。
  ごみ処理依頼とし尿処理依頼があった場合はどのように対応するかというご質疑だと思うのですけれども、滞納になりました業者、ごみについては、自己搬入によるごみの料金、持ち込み業者と定額制といいまして、集積所へ出して、ある程度金額を決めましてお金を集金させていただいている業者がございまして、今回の分につきましては持ち込み業者が1件で、あとは定額制をとっておりまして、これは集金等を請求に行かない限り、ちょっとうちのほうではつかめないということがありまして、滞納になったものでございます。
  し尿処理につきましては、毎月定期的にその方のお宅で作業するわけでありまして、これも先方から中止がない限りは、うちのほうも作業へ行くようになっていまして、実際には作業の方から、この家は生活感がないのだけれどもという話があって調査に伺う場合もあるのですけれども、通常は定期的に伺うのが、委託でやっていますけれども、定期的に伺っております。ですから、なかなかその時期に発覚するのは難しいということもありまして、集金なり請求書なりで、お店がないとか、夜逃げしたり、いなくなったとかというのがわかるのが事実なので、その場でその月に発覚するのはなかなか難しいと思われます。
  以上です。
議長(飯山直一君) 続きまして、渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) それでは、決済性預金の関連の再質疑にお答え申し上げます。
  決済性預金への切りかえにつきましては、平成20年度途中ということで、これは平成20年秋のリーマンショックを受けて、経済及び金融情勢が非常に不安定になったことで切りかえてきたというふうに考えてございます。今後の運用につきましては、また状況を見ながら、利子を確保できる状況にございましたら確保するにこしたことはございませんので、久喜市及び宮代町の会計部門とも連携をとりながら、その辺の対応を進めてまいりたいというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再々質疑をお受けいたします。
  宮原議員。
                 〔12番 宮原一夫君登壇〕
12番(宮原一夫君) 宮原でございます。それでは、第1点目について再々質問をさせていただいて、終わりといたします。
  ご答弁の内容、よく理解できました。ありがとうございました。それで、これは税金ではなくて使用料でございますので、債権の保全の仕方についてはご説明どおり、大変難しいのかなというふうに思いますが、税金の場合は言うまでもなく時効を中断させるという方法がございますのですけれども、手数料についてはそのような方法ができるのかどうか、研究されたことがおありだと思いますけれども、その辺のことについて教えていただきたいと思います。
  では、以上で終わらせていただきます。
議長(飯山直一君) 宮原議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
業務課長補佐(日下部栄子君) 宮原議員さんの再々質疑にご答弁申し上げます。
  今の債権の確認とかというお話ですけれども、一応滞納期間5年を経過したものにつきましては不納欠損という形でとらせていただいておりますが、その前段では督促で、一時中止にする場合もあるというお手紙を督促状の中に入れまして行っていると、今私たちが準備しているのは、2カ月間お金を年度内に払っていただかない場合は、督促で一時中止する場合もありますということで支払いを、納付をお願いしております。それでもお金がいただけない場合には、5年間ということで不納欠損扱いをさせていただいております。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 以上で宮原議員の質疑を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午前10時08分

    再開 午前10時20分

議長(飯山直一君) それでは、再開いたします。
  次に、加藤議員、お願いいたします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 議席4番の加藤です。歳入について質問いたします。
  まず、2ページの塵芥処理手数料のうち死亡犬猫取扱手数料の関係なのですが、菖蒲清掃センター、八甫清掃センターでの扱いはどうなっておるのでしょうか。
  同じ2ページ、粗大ごみ処理手数料ですけれども、菖蒲センターでの扱いはどうなっているのでしょうか。
  4ページなのですが、物品売払収入の関係ですけれども、菖蒲清掃センターでの物品売り払いがないわけですが、菖蒲センターでの扱いはどうしているのでしょうか。
  同じ4ページ、雑入で再商品化合理化拠出金に関連して、この久喜宮代では再商品化ルートに乗せておるわけですが、菖蒲及び八甫センターではこの再商品化ルートでの処理はしているのでしょうか、いないのでしょうか、お願いします。
  6ページの組合債、1億円の起債に対して歳出工事額が4,179万円、この差は何かということですけれども、22年補正予算のところで5,000万円分の起債を廃止しておりますので、これについては結構でございます。よろしくお願いいたします。
議長(飯山直一君) 加藤議員の質疑に対する答弁を求めます。
  菅谷理事、お願いいたします。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
理事(菅谷重行君) それでは、加藤議員さんの、まず2ページの死亡犬猫取扱手数料についてのご質疑にご答弁申し上げます。
  菖蒲清掃センターと八甫清掃センターでは、死亡犬猫は取り扱っておりません。住民から等の問い合わせがあった場合は、メモリアル利根斎場を紹介しているところでございます。
  次に、4ページの関係で、容リ法の再商品化ルートでの処理についてのご質疑にご答弁申し上げます。菖蒲清掃センターでは、瓶類及びプラスチック容器包装物を再商品化でのルートで処理しております。
  なお、プラスチック容器包装類は、平成21年度から分別収集を始めておりますが、拠出金は前年度の実績に対しまして交付されますので、平成21年度の再商品化合理化拠出金の歳入はございませんでした。
  また、ペットボトルにつきましては、別途資源として売却しておりました。平成21年度は売却価格24万4,442円でございました。これは、旧菖蒲町のほうに歳入されております。
  続きまして、八甫清掃センターにおきましては、瓶類及びペットボトルを再商品化ルートで処理をしております。本決算にはこの歳入はございませんが、旧栗橋・鷲宮衛生組合の平成21年度決算の中にペットボトルの再商品化合理化拠出金といたしまして43万8,386円の収入がございました。
  次に、6ページの組合債についてのご質疑にご答弁申し上げます。
                 〔何事か言う人あり〕
理事(菅谷重行君) これはいいのですか、失礼しました。
議長(飯山直一君) 続きまして、蓮見課長、お願いしたいと思います。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) おはようございます。業務2課長の蓮見と申します。加藤議員さんのご質疑にお答え申し上げます。
  塵芥処理手数料のうちの粗大ごみ処理手数料及び物品売払収入で菖蒲センターでの扱いはどうなっているかということでございます。
  まず、粗大ごみの取り扱いですが、菖蒲清掃センターでは直接搬入のみの受け付けでございます。手数料については、直接搬入する一般家庭ごみのすべてが種類に関係なく重量によるものでございます。10キロ当たり130円となっております。
  続きまして、物品の売払収入につきましては、久喜宮代清掃センター及び八甫清掃センターと同様に実施しておりますが、平成21年度につきましては旧菖蒲町の実績となっておりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
  以上です。
                 〔「いいです」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 以上をもちまして加藤議員の質疑を打ち切ります。
  続きまして、木村議員、お願いいたします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 木村です。2点お願いします。
 4ページにあります環境対応車普及促進対策費補助金25万円の内容、エコの関係だと思いますけれども、その内容と、それから6ページにあります八甫清掃センターのごみ焼却施設機器の改修整備事業債の内容と今後の計画、スケジュールも含めてお願いします。
議長(飯山直一君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) それでは、木村議員さんの環境対応車普及促進対策費補助金のご質疑にご答弁申し上げます。
  昨年度買い替えました庁用車1台が、経済産業省が実施しておりました「家庭用自動車を対象とした環境対応車への買い換え・購入に対する補助制度」の対象となっておりまして、環境対応車普及促進対策費補助金、いわゆるエコカー補助金の25万円が対象になったと。13年以上の使用した車を買い替えた場合の金額である25万円ということでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、菅谷理事、お願いします。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
理事(菅谷重行君) 引き続き、木村議員さんの質疑にお答え申し上げます。
  八甫清掃センターの焼却施設機器改修整備事業債の内容と今後の計画についてのご質疑にご答弁申し上げます。八甫清掃センターのごみ処理施設機器改修整備事業債1億円の内容でございますが、決算書のほうの歳出20ページの工事請負費、ごみ焼却施設(第3期)機器修繕工事費4,179万円、これは合併後に久喜宮代衛生組合になってから支払いをした工事でございまして、そのほかに起債対象の工事を合併前の旧栗橋・鷲宮衛生組合のときに行っております。支払いも旧栗橋・鷲宮衛生組合で既に済んでおります。この起債の1億円の対象となります工事は、先ほどの4,179万円と旧栗橋・鷲宮組合で支払い済みの工事でごみ焼却施設機器修繕工事(第1期)4,567万5,000円、それとごみ焼却施設機器修繕工事(第2期)4,882万5,000円、粗大ごみ処理施設破砕コンベヤー機器修繕工事1,564万5,000円、これら計4本の工事費合計1億5,193万5,000円、このうち1億が起債の対象となったものでございます。
  また、今後の起債の計画についてでございますが、八甫清掃センターの平成21年度末の起債残高は、この1億円を含めまして約2億3,000万円でございます。八甫清掃センターは平成11年から12年の2カ年の継続事業で、排ガス高度処理施設改造工事を約26億円を投じて行っております。そのときに、約13億8,000万円の国の起債をお借りしておりますが、平成23年度末ですべて償還が終わります。
  今後の起債の計画につきましては、今後発生いたします大規模な修繕工事を行うに当たりましては、国、県の補助金や交付金を極力活用してまいりますが、これらに該当しない場合、また財政負担の平準化を必要とする場合等におきましては、該当する起債で対応してまいりたいと考えております。
  以上です。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 1点目は、13年以上の買い替えだということでわかりましたけれども、これは1件のみでしょうか。それとも、こういう形のものはほかには考えられなかったのかどうか、お願いします。
  それから、2点目の焼却の整備事業債については、概略わかりましたけれども、一応23年度で終わって、この大規模な機器の改修に伴うものがどの程度予想されるのか。その際、今までと同じような形の規模になるのか、国や県の補助も大いに活用しながらということなのですけれども、それ以外の該当するものというのは、今現在考えられるものはどの程度になるか、わかったらお願いしたい。
議長(飯山直一君) 木村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 木村議員の再質疑にお答え申し上げます。
  該当の車両は、走行距離も12万キロを超えて、ハンドルのがたつきや足回りの劣化等が顕著になったため、買い替えたものでございます。特に何年という基準は設けておりませんので、そういった車の状況を見ながら買い替えの対応をしているところでございます。ほかには特に買い替える車両がなかったことから、この1台が対象でございます。
  ちなみに買い替えた車両につきましては、成果に関する調書の15ページでございますが、購入費、それから日産のラティオ、乗用車1台ということで記載させていただいてございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
理事(菅谷重行君) 木村議員さんの再質疑にお答え申し上げます。
  今後の起債の計画について、大規模なもの等が予想されるのかということでございますが、昨年度、平成21年度に焼却施設の精密機能検査を行いました。これに伴いまして、大きなものではごみクレーン、それから吸塵装置、それから空気余熱器及び減温用空気過熱器、それから計装制御設備ですか、これら大きなものの4点が老朽化をしているということが判明をいたしました。これは、今年度国の交付金に該当するかどうかは、長寿延命化計画というものをつくらなければなりません。CO2削減が3%以上であれば3分の1の交付金、それから半分、50%以上、これ発電をしないと無理なのですが、その場合は50%の交付金という制度が設けられておりますので、2分の1というのは無理だと思うのですが、3%にのせられるかどうかの計画を今年度発注していきたいというふうに考えてございます。
  以上です。
議長(飯山直一君) 再々質疑をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 八甫清掃センターの関係なのですけれども、長寿延命計画を立てれば国の補助が出るということは、これ私初めて聞いたのですけれども、この線で今老朽化のところを考えながら計画を練っていっているのか、これからいくのか。それから、県との関係ではどういうような補助が考えられるのかということでお願いしたいと思いますけれども、ここなんかでも大改修においては、国とか県の補助を精査しながらできる部分がかなりあって、今までもそういう面では経費の節減に貢献した部分があると思うので、そういう点での検証とか検討もぜひした上で補助の対象を広げてほしいと思いますので、お願いします。
議長(飯山直一君) 木村議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
理事(菅谷重行君) お答え申し上げます。
  今後の整備計画につきましては、この精密機能検査をもとに今後、今年度中に計画を立てたいというふうに考えてございます。また、国、県の補助についてもあらゆる角度から、いただけるものはいただけるように調査研究をしてまいりたいと思います。ただ、国のほうでCO2削減を25%削減というのを発表してしまいましたので、それに対する規制が非常に強くなってきています。補助金等に該当する、あるいは起債に該当するにもCO2を削減するような施策、工事でないと対象にしないというようなものが多くなってきておりますので、その辺を精査しながら計画を立てていきたいというふうに考えております。
議長(飯山直一君) 以上で木村議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第28号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第28号、歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
  初めに、角野議員、お願いします。
                 〔6番 角野由紀子君登壇〕
6番(角野由紀子君) 6番、角野です。歳出についてお伺いします。
  10ページ、13節委託料の不用額290万あります。これについてお伺いします。その中で例規立案・策定支援業務189万、この内容についてお伺いします
  18ページ、塵芥処理費の11節需用費の燃料費の減の理由についてお伺いします。また、今後の見込みがわかるようでしたらお伺いします。
  それから、塵芥処理費についてですが、18ページから20ページ、予算に参加しておりませんので、この生ごみ堆肥化HDMシステムにかかわる21年度経費すべて、ここのところの項目を教えていただきたいと思います。
  20ページ、焼却炉大規模改修工事の瑕疵検査の内容と結果についてお伺いします。
  それから、成果書のほうですが、可燃ごみ一部プラスチック系を収集することに今年度からなったわけですが、ごみ質分析に変化があったでしょうか。ばい煙測定、ダイオキシン類濃度に対する評価についてお伺いします。
議長(飯山直一君) 角野議員の質疑に対する答弁を順次求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) それでは、角野議員のご質疑のうち委託料の不用額及び例規立案・策定業務の内容についてご答弁を申し上げます。
  最初に、委託料の不用額についてでございますが、不用額290万3,174円のうち、主なものは各庁舎システム統合保守業務の執行残でございまして、274万4,280円でございます。各庁舎システム統合保守業務につきましては、当組合の財務会計システム及び庁内LANシステム等を菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターで使用できるようにいたしますとともに、インターネットの接続を1つに統合するためのシステム改修を行う業務でございます。合併に伴う支出でございます。菖蒲及び八甫清掃センターと久喜宮代清掃センターをNTTの光回線で結び、久喜宮代清掃センターを経由して外部と接続するという形でネットワークを構築し、また同回線を使って、こちらの久喜宮代清掃センターのシステムを菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターでも使用できるようにしたものでございます。21年度の補正予算(第1号)で予算計上させていただいた際には、各センターとのネットワーク及び菖蒲、八甫の清掃センターにおける施設内のLANシステムについて、一から構築をするということで730万8,000円の予算を計上させていただいたところでございますが、実施に当たりまして内容を精査いたしましたところ、八甫清掃センターにおいては合併前の旧栗橋・鷲宮衛生組合で使用しておりました庁内LANシステムがそのまま新しいネットワークに利用できるということがわかりましたことから、構築の費用が大幅に削減でき、不用額が発生したものでございます。
  次に、例規立案・策定支援業務の内容についてご説明申し上げます。合併に際しましては、旧菖蒲町及び旧栗橋・鷲宮衛生組合の例規の取り込み、統合のための調整及び合併に伴う経過措置の設定など、大幅な例規改正作業を行う必要がございまして、職員だけでは対応が困難でありましたことから、例規集データベース維持管理業務を委託しております株式会社ぎょうせいに業務を委託したものでございます。
  内容といたしましては、久喜宮代衛生組合、旧菖蒲町及び旧栗橋・鷲宮衛生組合の例規の洗い出し、統合及び合併の経過措置に係る改正案の提示、職員が作成いたしました改正案についての文書法規上の問題点がないか等の確認、最終的な改正案及び新旧対照表等改正に必要な資料の作成、並びに例規改正案の電子データの作成を行ったものでございます。
  なお、電子データにつきましては、条例17本、規則・要綱62本、計79本が納品されておりますけれども、データの納品後に当組合における職員の作業といたしまして、最終的な見直しも行っておりますので、その上で内容を確定させましたため、実際に改正した数とは一致していないものでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、角野議員さんのご質疑の18ページ、燃料費減の理由、今後の見込みについてご答弁申し上げます。
  燃料費につきましては、平成20年度と比較いたしますと、約1,498万円の減となってございます。主な理由といたしましては、ごみ焼却施設で助燃剤としてA重油を使用してございますが、予算措置をするに当たり、その当時には原油が高騰しておりまして、購入価格が予測できないことから、1キロリットル当たりの購入価格を8万円、年間使用量を300キロリットルと見込み、購入費を2,400万円としたものでございますが、入札の結果1キロリットル当たり4万5,000円台から5万6,000円台で購入ができましたこと、ごみ焼却施設での連続運転により安定した燃焼温度管理ができましたことによりまして、重油の使用量が年間140キロリットルと、平成20年度と比較いたしまして46キロリットルの減量が図れたものでございます。このようなことから、平成20年度と比較いたしまして重油購入費が約1,679万円の減となってございます。
  次に、今後の見込みでございますが、平成22年9月現在におきまして重油購入量は40キロリットルとなってございます。このことから推測しますと、平成21年度と同様な使用量となるものと見込んでいるものでございます。
  次に、18ページから20ページ、生ごみ堆肥化HDMシステムにかかわる21年度経費すべて、成果を教えていただきたいとのご質疑にご答弁申し上げます。初めに、平成21年度経費でございますが、決算書に記載されてございます順番で申し上げます。
  18ページの堆肥化に伴う成分分析業務で29万4,000円、生ごみ減容化及び堆肥化処理施設運転業務で1,167万750円、生ごみ回収業務で963万5,850円、次に20ページの工事請負費で、生ごみ回収用除袋機設置工事で1,496万2,500円、生ごみ搬入に伴う建屋改修工事で147万円、生ごみ・袋、搬送用アームロールコンテナで99万7,500円、また16ページの消耗品費の中で協力していただいております世帯へ配付いたします台所資源(生ごみ)専用袋といたしまして1,297万8,658円がございますことから、合計いたしますと5,200万9,258円となってございます。
  成果でございますが、生ごみの減容化(HDM)システムによりまして生ごみの90%以上が減容化されましたこと、また生ごみ回収用除袋機に伴いまして、100%の袋が除去されましたことから、以前使用してございました生分解性の袋からポリエチレン製の袋へ移行することができたものでございます。
  次に、20ページ、焼却炉大規模改修工事瑕疵検査立ち会いの内容と結果とのご質疑でございますが、平成20年3月に完了いたしました大規模改修工事の保証期間が平成22年3月をもって完了しますことから、最終引き渡しに伴い不備がないよう第三者によります瑕疵検査業務を、財団法人日本環境衛生センターへ委託したものでございます。
  内容といたしましては、施工会社と組合によります設備・機器の瑕疵検査に同行し、焼却炉内外部の状況等を確認していただき、また施工会社から提出された点検報告書の内容についても妥当かどうか確認していただきました。検査の結果につきましては、瑕疵として残る要素はないものと判断をされました。
  次に、可燃ごみ一部のプラスチック系を収集することになり、ごみ質分析に変化は、ばい煙測定、ダイオキシン類濃度に対する評価はとのご質疑でございますが、平成20年度までプラスチック類として回収してございました靴類、これはスリッパ、サンダル、長靴など、これらを平成21年度より燃やせるごみとして収集してございますが、ごみ質に関しましては平成20年度と分析結果を比較いたしましても変化は見られないところでございます。また、焼却炉の運転に関しましても変化はないところでございます。
  次に、ばい煙測定及びダイオキシン類濃度に対する評価でございますが、すべて規制値を下回ってございます。また、平成20年度と比較いたしましても、変化はないものと評価をしているところでございます。今後におきましても、引き続き適正に管理してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  角野議員。
                 〔6番 角野由紀子君登壇〕
6番(角野由紀子君) 再質疑をお願いします。
  塵芥処理費の燃料費についてお伺いします。今年度1,670万円減ということで、重油の購入価格が安かったという理由もありましたが、連続運転で安定したことで46キロリットル減量できたという話なのですが、これは先ほどの一部プラスチック、スリッパ、長靴だなの影響はないということなのですが、連続運転だけで温度が上がって燃料費が少なくなったということでよろしいのかどうか、この一部プラスチックを入れた分燃料費が下がったということはないのか、確認させていただきます。
  それから、生ごみ処理費のほうなのですが、1,297万をかけて専用袋をつくっておりますが、この専用袋は焼却しているということでよろしいのかどうか。
  それから、この生ごみ袋はどのくらいの配付になっているのかお伺いします。各家庭どれくらいの配付になっているかをお伺いします。余ってしまっているところはないのかどうか、お願いします。
  それから、成果書のほうの21ページのダイオキシン類測定なのですが、特に問題ないということなのですが、このダイオキシン類の規制値5というのがありますが、これは久喜宮代衛生組合センターの概要から見ますと、この5というのは既存の焼却炉についての規制値であるというふうに書かれておりますが、この飛灰中の3というのは、既存の炉と、それから新設炉についての違いがあるのかどうか、お伺いします。
議長(飯山直一君) 角野議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、角野議員さんの再質疑にお答えを申し上げます。
  まず、プラスチックを燃やすことで重油が減ったのかということでございますが、これは焼却炉24時間連続運転を行いまして、消す回数が減ってございます。当然着火をするときにはA重油を使用して着火をするわけでございますが、連続運転をすることによりましてその着火時の回数が減ったということで、重油の使用量が減となってございます。
  それと、次に専用袋は焼却しているのかということでございます。こちらのほうは、除袋機を設置いたしまして、その袋につきましては焼却炉へ運搬をいたしまして焼却処理をしているところでございます。
  それと、協力をしていただいている世帯へどのくらいの袋が配付されているかということでございますが、週2回の生ごみ回収でございます。そういったことから、週2枚、年間で96枚の袋を配付しているところでございます。
  次に、ダイオキシンの規制値の5ということでございます。こちらのほうは、既存の施設でございますことから、私どもの焼却炉につきましては5ナノグラムとなってございます。これが新たに新設炉になりますと1ナノグラムということに変わってまいります。また、規模数によっても規制値のほうは変わってまいりますが、今現在の規模でいいますと1ナノグラムということでございます。
  以上でございます。
                 〔何事か言う人あり〕
議長(飯山直一君) ちょっと待ってください。
 では、追加で答弁させていただきます。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) 失礼いたしました。
  5の下の3ということでございます。こちらのほうは、飛灰中、これはバグフィルターで除去いたしました焼却灰でございます。こちらのほうは規制値が3以下ということでございますが、久喜宮代清掃センターにおきましては薬剤処理をしてございます。ですから、この規制値のほうは適用されませんが、基準といたしましては、その飛灰中の灰は3以下であるということでございます。
議長(飯山直一君) 再々質疑をお受けいたします。
  角野議員。
                 〔6番 角野由紀子君登壇〕
6番(角野由紀子君) 生ごみ堆肥化について再々質疑お願いします。
  久喜宮代衛生組合概要というのがありますが、この中で投入重量が21年度実績750トン、それで堆肥生産量が12トンということでございますが、この隣の設置型生ごみ処理機はおよそ33トン、下の堆肥生産量の約8倍と推定して、そういう形で出ていますが、この違いというのはどういうところにあるのか、お伺いいたします。
議長(飯山直一君) 角野議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、再々質疑にご答弁申し上げます。
  平成22年度の久喜宮代衛生組合概要の中の数字でございますが、設置型生ごみ処理機、こちらのほうにつきましては管内4カ所に設置型の処理機が設置されてございます。こちらのほうは協力していただいている方に生ごみを投入していただきまして、24時間で1次発酵コンポストとして堆肥が出てまいります。それにつきましては、定期的に取り出しをいたしまして、計量して堆肥の量を把握しているものでございます。これは、日立のメーカーでございますけれども、およそ1次発酵コンポストから出ました量の8倍が生ごみであるというふうに伺ってございます。
  それと、生ごみ減容化処理施設での750.45トン、こちらの処理につきましてできた堆肥でございますけれども、そちらのほうは90%以上が減容化されます。それをふるいにかけまして、できる堆肥が年間で約7トンでございました。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 以上で角野議員の質疑を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午前11時00分

    再開 午前11時10分

議長(飯山直一君) それでは、再開させていただきます。
  次に、猪股議員、お願いいたします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 通告順に質疑してまいります。
  歳出の10ページ、一般管理費ですけれども、減量推進員の市、町ごとの選任状況と報告書提出状況。
  2つ目、16ページですけれども、これは歳入のほうでも聞きましたので、かなり重なってくるかなとは思うのですけれども、まず多量排出事業所に対する個別指導をどのように行ったか。特に減量計画書の分析や排出量の実績で取り組みが不十分と判断された事業所に対して、どのように指導、協力要請を行ってきたか。事業所の減量責任者に対する指導、事業所への訪問しての指導の効果をどういうふうに判断しているか、お願いします。
  4番目ですが、事業所への注意、指導、勧告、受け入れ拒否等、条例に基づく処分の状況、改善の状況、成果をお願いいたします。
  5番目ですが、清掃総務費負担金で不用額が397万となっていますが、この理由と内容をお願いします。
  塵芥処理費で18ページですけれども、まず塵芥処理費委託料で9,900万円の不用額が出ておりますが、これの理由を説明してください。
  7つ目、久喜宮代センターの最終処分場への搬出量、単価と金額、20年度、21年度の増減をお願いします。それから、最終処分業務の委託料が減となっていることの説明をお願いいたします。
  8つ目ですが、調書の22ページに最終処分場の内訳が載っているのですけれども、この中で焼却灰の資源化の量が大幅に減となっているのですけれども、この理由の説明をお願いいたします。それから、不燃残渣の量が1割減となっていることについても説明をしてください。
  9つ目、18ページ、決算書で、燃やせるごみの収集、燃やせないごみの収集、その選別業務委託料、これらが増となっていますけれども、一方で調書で見ますとごみの量自体は微減の状況なのですが、委託料がふえていることの理由を説明してください。
  10番目ですが、生ごみ回収業務委託料、これも調書を見ますと搬入量のほうは微減なのですが、委託料がふえていることの説明をお願いいたします。
  11番目、ごみ処理運転管理業務委託費、これが20%増になっているのですが、その説明をしてください。
  12番目、剪定枝の資源化作業業務委託料大幅減となっています。その理由を説明してください。事業系の混入がないと思いますけれども、ないかどうかの確認をお願いします。
  13番目、台所資源の堆肥化事業の参加状況の把握です。モデル地区の世帯数と実際の参加世帯数、参加率、搬入量の推移がどうなっているか。モデル地区内での参加率の評価、50%前後ということですけれども、その評価をお願いいたします。昨年度は、これが増になっていて、今年度は減になっているのですが、自然的変動の範囲内というふうにとらえていらっしゃるかどうか、お願いいたします。
  14番目、台所資源の堆肥化で、設置型、それから家庭用、衛生組合の減容化堆肥化事業による処理量、設置型と衛生組合の処理量と堆肥化量については既に資料として出ているのですけれども、家庭用の生ごみ処理機でどのぐらい処理されていると推定をしているか、お願いをいたします。
  それから、15番目、ふれあい収集の実績と増減、これは久喜、宮代に分けてお願いいたします。それから、調書の19ページ、20ページにごみの資料が出ているのですけれども、これの分析と評価をお願いしたいと思うのです。
  まず、18ページの資料によりますと、ごみの搬入量、資源搬入量とも微減となってきています。その理由をどのようにとらえていらっしゃるか。それから、資源化量から見ますと、新聞、雑誌、段ボール、ペットボトル、剪定枝などが、これは長期的に減少傾向に、3年連続で資源化量は減少していると思います。これについてはどのように分析していますか。
  それから、1人当たり1日平均のごみと資源の排出量848グラムとなっています。前年度比では2%減となっています。19ページです。これは、家庭系だけで算定をすると、排出量1人1日当たりの増減はどうなるか、その評価についてお伺いします。
  最後ですけれども、ごみ、それから資源搬入量、資源化量、ごみ質分析、ダイオキシン類測定結果など、こうした分析、これは毎年毎年出してもらってやっているのですが、八甫清掃センター、それから菖蒲清掃センターにおいても同様の分析は、資料の作成は実施しているのかどうか。21年度の分析資料はあるのかどうか。あるかどうかだけです。それから、衛生組合の役割というのは、単に排出されたごみの処理だけではなくて、ごみの減量・再資源化を進めることでありますから、それぞれの清掃センターにおけるこれまでの取り組みの考え方、経過を説明してください。お願いします。
  以上です。
議長(飯山直一君) 猪股議員の質疑に対する答弁を順次求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、私のほうからはご質疑の@からDまで、そしてO、P、その7問の質疑にご答弁させていただきます。
  まず@、減量推進員の市、町ごとの選任状況と報告書提出状況についてのご質疑でございます。初めに、推進員さんの選任状況でございますけれども、21年度末では378人でございます。内訳といたしまして、久喜市が255人、宮代町が123人でございます。報告書の提出状況につきましては、久喜市が送付枚数1,019枚に対しまして、提出されましたのが924枚ということで、提出率は90.7%でございました。宮代町が送付枚数492枚に対しまして、提出されましたのが458枚ということで、提出率は93.1%でございました。全体の提出率の平均を申し上げますと、91.5%という結果でございました。
  次に、Aの多量排出事業所に対する個別指導についてのご質疑でございますけれども、多量排出事業者に対しましては、年度当初に減量計画書の提出を求めておりますけれども、その計画書を作成するに当たりまして、参考指標となる過去3年分の搬入量の数値を通知しております。また、年4回、4月から7月まで、4月から11月まで、4月から1月まで、そして4月から3月までの搬入実績量と、過去2年間の搬入量の比較数値を各事業者に通知しております。
  なお、4月から1月までの搬入実績の通知には、私どものほうでは1月末時点でおおむね減量計画を達成できるか否か判断できることから、各多量排出事業者へ減量計画数値目標達成のために実施してきたこと、達成できなかった理由・原因を箇条書きで報告書の提出を求めております。
  次に、多量排出事業者に対する指導と成果の総括についてですけれども、先ほどの答弁でも申し上げましたように、平成21年度多量排出事業者44事業者のうち、平成21年度排出量が平成20年度の排出量を下回ったのは26事業者、59.1%で、減量計画目標達成できたのは21事業者、47.7%という結果でございました。
  このことを踏まえますと、事業者の減量化への取り組みが足らなかったことはもとより、当衛生組合の事業者に対する啓発や注意指導等の監督が十分でなかったことの結果であると認識しております。しかし、単年度のみの搬入実績でございますけれども、上位10事業者のうち6事業者が減量計画数値目標を達成したことについては、廃棄物管理責任者の努力を高く評価している次第でございます。今後におきましては、多量排出事業者のすべてが目標達成できるよう私どものほうも努力してまいりたいと思います。
  次に、Bの事業所の減量責任者に対する指導及び事業所への個別指導の効果をどのように行ってきたのかというご質疑でございますけれども、先ほどご答弁申し上げたとおり上位10社、それから10トン以上ふえた事業者、合計で11事業者に直接聞き取り調査を実施したところでございます。
  前年度と同時期の搬入量を比較しての増減理由、減量化に向けての取り組み状況や課題の洗い出し、及び今後の予定について確認するとともに、あわせて業務用生ごみ処理機の購入費補助に関する説明を行いまして、排出量の減量化をお願いしてきました。
  C、事業所への注意、指導、勧告、受け入れ拒否等、条例に基づく処分の状況と改善状況、成果についてのご質疑でございます。平成21年度は、未分別による排出を行った5事業者に対しまして文書指導を行ったところでございますけれども、この事業所すべてが久喜地域内での事業者でございました。そのうち2件につきましては、依然として改善されない状況でございましたので、勧告書による再指導を実施したところでございます。なお、受け入れ拒否等の実績はございません。
  Dの清掃総務費負担金不用額397万円の理由、内訳についてですけれども、まず久喜宮代清掃センター分として276万5,128円、八甫清掃センター分として116万8,069円の不用額となってございます。
  まず、久喜宮代清掃センター分の不用額の内訳でございますけれども、市町村総合事務組合負担金が200円、市町村総合事務組合特別負担金が876円、電気式生ごみ処理機補助金が171万7,500円、生ごみ処理容器、いわゆるコンポスト補助金が1,100円、EM菌生ごみ処理容器補助金が2万9,700円、資源集団回収事業報償金が88万5,752円、職員技術講習参加負担金が13万円でございます。
  次に、八甫清掃センター分の不用額の内訳でございますが、電気式生ごみ処理機とコンポストの補助金で5万7,400円、資源集団回収事業報償金が111万669円でございます。
  次に、16番、調書18ページによると、ごみ搬入量、資源搬入量とも微減となっているが、その理由をどう分析しているか。資源化量から見ると、新聞、雑誌、段ボール、ペット、剪定枝などが長期的に減少傾向にある。3年連続の資源化量の減少であるが、どう分析するかとのご質疑でございます。
  まず、ごみ・資源の搬入量が微減の分析ですけれども、ごみでは可燃・不燃・粗大・有害いずれも平成20年度の搬入量より減少してございます。ごみ全体としては、平成20年度比較で197トン、率にいたしますと0.9%の減少となっております。平成22年度の4月から8月までの家庭系廃棄物の搬入量の統計では、燃やせるごみが1.7%の減、燃やせないごみが5.5%の減となっておりまして、減少傾向にございます。減少の要因につきましては、景気の低迷によることか、あるいは住民の皆さんが「もったいないという意識」を持って大切に物を扱うようになったのか、明らかではございませんけれども、ごみが減少傾向にあることは資源化率を向上させる一因でもあることから、減少傾向が継続するよう住民の皆様には引き続き排出抑制にご理解とご協力をお願いしてまいりたいと考えております。
  次に、資源の搬入量の減少の関係でございます。まず、新聞でございますけれども、平成20年度比較で約127.5トン減少しております。減少している要因と考えられるのは、持ち去り、新聞販売店による個別回収、そして発行部数の減少があると考えております。新聞協会の調べでは、人口1,000人当たりの発行部数が平成11年には573部であったのに対しまして、平成21年では512部となっており、1人当たりの発行部数が年々減少している状況となっております。
  雑誌につきましても、平成20年度比較で約147.6トン減少しておりまして、減少の原因はインターネットや携帯電話の普及によるものではないかと考えております。
  また、段ボールにつきましては、平成20年度比較で約40.5トン減少しております。一般家庭から排出される段ボールにつきましては、清涼飲料水などをケースで買った場合あるいは家電製品を購入した場合などに限られるわけですけれども、減少した明確な理由については把握してございませんけれども、経済産業省生産動態統計を見ますと、平成19年を100とした場合、平成21年の生産量は90.4、出荷量では82.8となっておりまして、生産量、出荷量ともに減少している状況でございます。
  また、ペットボトルにつきましては、対前年度比較で約9.8トン減少しております。減少の要因といたしましては、最近のペットボトルは肉厚の薄いものがございまして、500ミリリットル入りで25グラムのものと、520ミリ入っておりましても14グラムのものがございますように、ペットボトルの軽量化によりましてリサイクル量が減少したものと考えております。
  剪定枝につきましては、前年度と比較いたしまして約8.6トン減少しておりますけれども、減少の詳細については把握しておらないところでございます。
  いずれも3年連続で資源化量が減少しておりまして、特に新聞や雑誌・雑紙などの紙類については、回収量がふえることを期待することはできないと、このように考えております。
  次に、P、1人当たり1日平均ごみ・資源の排出量は848グラムで、前年度比マイナス2%となっているが、家庭系だけで算定すると排出量、1人1日当たりの増減はどうなるのか。その評価を伺うとのご質疑でございますけれども、家庭系における1日平均のごみ・資源の排出量につきましては707グラムで、前年度の720グラムと比較いたしますと13グラムの減、率にいたしますと約2%の減量となってございます。ごみについては、住民の皆様に排出抑制に対するご理解、ご協力を得られたこと、そして資源については持ち去り、新聞販売店による個別回収による減少、発行部数の減少、インターネットや携帯電話の普及による減少、生産量、出荷量の減少、軽量化による減少、こういった要因によりまして減少しているものと考えております。
  なお、参考までに、組合のごみ種類別排出量及び排出量原単位の実績を、資料として3ページのほうに入れさせていただきましたので、よろしくお願いいたします。
  以上です。
議長(飯山直一君) 続きまして、内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、猪股議員さんのご質疑の6、7、8、11、12、13、14についてご答弁申し上げます。
  6の塵芥処理費委託料の不用額9,988万円の理由、内訳でございますが、久喜宮代清掃センターでの不用額を申し上げますと、一般廃棄物最終処分委託料におきまして、焼却灰が当初計画いたしました搬出量2,300トンに対し、1,888.99トンの搬出量でございましたことから、411.01トンの減、約1,830万円が減額となってございます。
  次に、ばいじんでございますが、当初計画いたしました搬出量650トンに対し、596.72トンの搬出量でございましたことから、53.28トンの減、約380万円が減額となってございます。
  次に、不燃残渣では当初計画いたしました搬出量440トンに対し、402.95トンの搬出量でございましたことから、37.05トンの減、約210万円の減額となってございます。
  次に、資源異物等残渣での当初計画いたしました搬出量360トンに対し、349.57トンの搬出量でございましたことから、10.43トンの減、約36万円の減額となってございます。このことから、一般廃棄物最終処分業務委託料で約2,450万円の不用額が生じたものでございます。
  次に、プラスチック容器選別業務及び残渣処分業務でございますが、当初選別量3,300トンを見込みましたが、3,107トンの選別量となりましたことから、193トンの減となり、約1,170万円の不用額が生じたものでございます。
  次に、鉄類処分業務でございますが、リーマンショックでの世界同時不況によりまして、当初鉄類につきましては処分費といたしまして1,029万円を計上させていただきましたが、安価ではございますが、有償で売却できたところでございます。このため鉄類処分業務委託料につきましては、有害ごみとして回収しておりますスプレー缶の処分といたしまして約220万円を執行しただけで済みましたことから、鉄類処分業務で約800万円の不用額が生じたものでございます。
  また、その他複数の業務委託においても、予定価格と落札額の差金で1,920万円が不用額となってございます。
  次に、八甫清掃センターの不用額の主な理由といたしましては、ごみ処理施設運転業務委託料において2カ月分、これは2月、3月分、3,396万8,000円を見込んでおりましたが、2月分につきましては合併前に支出できましたことから約1,700万円の不用額が生じたものでございます。
  焼却ばいじんセメント原料化委託料につきましても、おおむね2カ月分、1,173万8,000円を見込んでございましたが、2月分につきましては合併前に支出できましたことから約650万円の不用額が生じたものでございます。
  その他選別委託業務や、ごみ・資源等収集業務委託におきまして不用額が生じてございます。
  次に、7、久喜宮代清掃センターの各最終処分場への搬出量、単価と金額、20、21年度の増減とのご質疑でございますが、お手元の資料4ページ、最終処分比較表を作成してございますので、ごらんいただければと思います。
  次に、最終処分委託料が減となっていることの説明はとのご質疑でございますが、先ほど委託料の不用額で申し上げましたとおり、一般廃棄物最終処分において当初見込みました処理量を下回ったことから、委託料が減となったものでございます。
  次に、8、調書22ページ、最終処分量の内訳で、焼却灰資源化が大幅増となった説明、不燃残渣が1割減となったことの説明についてご答弁申し上げます。初めに、焼却灰資源化が大幅に増となった理由でございますが、平成20年度と比較いたしましてメルテック株式会社での溶融処理による路盤材製造への搬出量が66トン増加いたしましたこと。太平洋セメント株式会社でのセメント原料としての搬出量が186トン増加いたしましたこと。また、株式会社埼玉ヤマゼンでの溶融処理による路盤材製造への搬出量が106トン増加いたしましたことが、平成20年度と比較いたしまして約359トンの増となったものでございます。
  次に、不燃残渣が1割減となったことでございますが、粗大ごみ処理施設での処理量が平成20年度と比較いたしますと、29.08トンの減となってございますが、最終処分量が1割減になりましたのは、処分量の減に伴うものではなく、年度切りかえ時に搬出場所に保管された残渣が残っていたことで処分量が約40トン減となったものと考えてございます。搬出台数で申し上げますと、4台分でございます。
 次に、11、ごみ処理施設運転管理業務委託が20%もの大幅増となった理由についてご答弁申し上げます。平成20年度ごみ処理施設運転管理業務につきましては、委託業務4班3人体制と所長1名の13人で24時間連続運転管理を行ってございましたが、平成21年度から業務委託につきましては、安全確保を考慮いたしまして、可燃性粗大ごみを破砕する際は必ず2名での作業とすること。また、施設の延命化を図るため、保守、整備、清掃業務が重要であることから1名増員いたしまして、計3名増員いたしまして4班4人体制の16人といたしましたことで、委託費が1,890万円の増額となったものでございます。今後におきましての増員は考えてございません。
  次に、12、剪定枝資源化作業業務委託料が大幅増となった理由、事業系の混入はないかとのご質疑にご答弁申し上げます。剪定枝資源化業務委託につきましては、久喜市シルバー人材センターへ委託をしてございまして、業務を行っているものでございます。平成20年度につきましては、搬入量158.51トン、年間作業日数81日、延べ作業員161.5人でございました。平成21年度におきましては、搬入量147.95トン、年間作業日数113日、延べ作業員233人でございます。したがいまして、作業日数で32日、作業員で71.5人の増となってございます。
  作業日数及び作業員が増となりました理由といたしましては、HDM処理方式によります減容化処理で使用しますチップの製造や、年1回の剪定枝堆肥配付において、希望者1,211件に配付する作業をシルバー人材センターの作業員にも協力依頼いたしまして手伝っていただいたこと、また市、町の祭りやイベントが開催されるときには堆肥を小袋に詰めかえるなどの作業をお願いしたことから、作業日数がふえ、委託料が増額となったものでございます。
  また、事業系の混入はないかとのご質疑でございますが、平成21年度搬入割合で申しますと、シルバー人材センターが搬入したものが62%、組合回収が11%、一般家庭や役所からの搬入が19%、残り8%は事業系の搬入でございますが、一般家庭から依頼された剪定作業で生じた剪定枝が搬入されているものでございます。
  次に、13、台所資源の堆肥化事業参加状況、モデル地区世帯数と実際の参加世帯数、参加率、搬入量の推移、20、21年度の変化、モデル地区内の参加率の評価を伺う。昨年度は増、今年度は減だが、自然的変動の範囲内ととらえるかとのご質疑でございますが、平成21年度モデル地区世帯数9,721世帯、参加世帯数5,016世帯、参加率51.6%、生ごみ回収量は750.46トンとなってございます。平成20年度と比較いたしまして約2ポイントの減、回収量で比較いたしますと約50トン、6.3%の減となってございます。
  モデル地区内での参加率の評価でございますが、平成19年度が51.7%、平成20年度が53.2%、平成21年度が51.6%でございますことから、50%を維持しているところでございます。今後におきましても、協力をしていただけますようアンケート調査等を実施いたしまして、モデル地区内の皆様に参加いただけるよう引き続き努力してまいりたいと考えております。
  また、昨年度は増、今年度は減だが、自然的変動の範囲内ととらえるかとのご質疑でございますが、年1回の調査でありますが、過去の参加率を比較いたしましても大きな変化はございませんので、自然変動の範囲内と考えてございます。
  次に、14、台所資源の堆肥化で設置型、家庭用、衛生組合の減容化堆肥化事業による処理量、堆肥化量の推移とのご質疑にご答弁申し上げます。初めに、設置型でございますが、生ごみの処理量は約33トンと推定しております。堆肥化量につきましては4,154キログラムでございます。次に、家庭用でございますが、生ごみの処理量は約205トン、堆肥化量につきましては約25トンと推定しております。次に、減容化堆肥化事業での処理量でございますが、750.46トン、堆肥化量につきましては7,150キログラムとなってございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、日下部業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 日下部栄子君登壇〕
業務課長補佐(日下部栄子君) 私のほうからはH、燃やせるごみ収集、燃やせないごみ収集、選別業務委託料が増となっている理由と、I、生ごみ回収業務委託料が増の理由、それと15、ふれあい収集の実績、増減、久喜・宮代に分けてのご質疑にご答弁させていただきます。
  燃やせるごみ、燃やせないごみ収集業務につきましては、平成20年度末に正規職員の定年退職者1名、再任用職員の任期満了による退職者3名、計4名の職員減がございました。そのようなことから、収集体制、作業効率を考慮いたしまして、燃やせるごみ収集、燃やせないごみ収集の委託台数をそれぞれ1台ずつ増車したことにより、増額となったものでございます。
  また、生ごみの回収業務につきましても同様でございまして、職員の減から直営収集コースと委託の回収地域の調整を図りまして、直営職員の回収地域の一部を委託へ移行拡大したことによりまして増額となったものでございます。
  次に、燃やせないごみ選別業務の委託料が増となった理由でございますが、選別業務委託につきましては、久喜市シルバー人材センターへ委託をしてございまして、主に燃やせないごみや有害ごみの選別、粗大ごみのベッド、ソファーの解体業務を委託しております。平成20年度の後半から粗大ごみ処理施設で破砕処理後に選別棟から可燃物として排出され、焼却炉で焼却処理いたします残渣の中に、金物類が混入し始めたことで、焼却に支障を来さぬよう金物類を取り除く作業と、資源・ごみ等を直接搬入される方へのペットボルトのラベルやふたが取れているかの確認と指導のため、月平均いたしますと5人程度増員したことによりまして委託費が増額になったものでございます。
  次に、ふれあい収集の実績につきましてご答弁申し上げます。平成14年度のふれあい収集開始から、平成21年度末までに認定しております申請は95世帯、内訳といたしましては久喜市54世帯、宮代町41世帯でございます。うち平成21年度中の申請件数は、久喜市7世帯、宮代町9世帯でございました。
  実施世帯数でございますが、平成21年度末の実施世帯数は64世帯でございます。うち久喜市が34世帯、宮代町が30世帯でございます。平成20年度末と比較いたしますと、入院や施設入所等により一時中止から再開をされた世帯等を含めまして、久喜市で11世帯の増、34世帯、宮代町で10世帯増の30世帯となってございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
理事(菅谷重行君) 引き続きまして、猪股議員さんのQの質疑にご答弁申し上げます。
  まず、前段のごみ・資源搬入量、資源化量、ごみ分析、ダイオキシン類測定結果など、調書18ページから21ページの分析を八甫及び菖蒲清掃センターでは実施しているのか。21年度の分析資料はあるのかの質疑についてお答えいたします。
  決算に係る主要な施策の成果に関する調書の18ページから21ページに掲載されております1から5までは、両センターとも同じ内容の分析を実施しており、実績資料もございます。(6)の大気中のダイオキシン類濃度調査は、両センターとも実施しておりません。
  次に、後段のごみ減量・再資源化についてのこれまでの取り組みと経緯について、経過についての質疑にお答えいたします。まず、菖蒲清掃センターについて申し上げます。「まぜればごみ、分ければ資源」という考え方を念頭に置きまして、平成9年10月から紙類・布類・瓶・缶・ペットボトルの資源物の収集業務を実施しております。また、平成21年度4月から、プラスチック製容器包装類の分別収集を始めたところでございます。
  次に、八甫清掃センターについて申し上げます。旧栗橋・鷲宮衛生組合では、平成18年度まではごみ処理基本計画につきましてはそれぞれの構成町で策定をし、収集業務及び減量・再資源化の業務の多くをそれぞれの構成町で行っており、衛生組合はごみの処理を主に行ってきました。しかし、平成19年度にこれらの業務を衛生組合に一元化し、ごみ行政の公平化・効率化を図ってまいりました。
  平成20年3月には、栗橋・鷲宮衛生組合ごみ処理基本計画を策定し、ごみ減量・再資源化についてもそれまで以上に加速化してまいりました。
  幾つか例を申し上げます。まず、平成18年度までまちまちでありました集団資源回収団体奨励金を金額の高いほう、キログラム当たり7円に統一し、集団資源回収を推奨し、ごみの減量・再資源化を推進してまいりました。また、生ごみ処理容器購入補助金につきましても、補助範囲・補助金額を範囲は広く、補助金の高いほうに統一し、ごみの減量・再資源化を推進してまいりました。さらに、紙類やペットボトルの収集回数の多いほうへの統一や有害ごみの拠点回収から集積所回収への変更を実施し、ごみの減量・再資源化を推進してきたところでございます。
  また、焼却灰・ばいじんのセメント原料化を平成15年度から始めまして、平成20年度からは全量セメント原料化を達成し、再資源化を推進してまいりました。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) ありがとうございました。大体理解できましたのですが、一つ、二つだけ。
  私の通告でいくと14番目、台所資源の堆肥化の設置型、家庭用、衛生組合の推定なのですけれども、ちょっと一つだけわからないところがあるのですが、22年度組合の概要で出ている資料でいくと、減容化及び堆肥化処理施設での堆肥生産量は12トンと書いてあるのですが、今のご答弁で7,150キログラムと言ったかと思うのですが、ちょっとその違いは何なのか教えてください。
  それから、同じ問題で組合の減容化施設が当面は規模の拡大はできないわけですよね。1日4トンということで、この形で続けていかざるを得ない。計画では、区域内に分散しての増設をこれからも進めることにはなっていますけれども、当面すぐにどこにというのはない。それから、八甫とか菖蒲へのセンターへの、この施設の設置ということも今のところはまだ出ていない。とすると、家庭用の生ごみ処理機が非常に大きなウエートを占めていると言わざるを得ないわけです。先ほど出してもらった数字からしても、設置型で33トン、家庭用が205トン、減容化では750トン、ここの減容化施設の処理している量からして、その3分の1から4分の1ぐらいは家庭用で処理しているとも考えられる。そうすると、これを当面もっともっと強力に推進していかなければならないだろうと思うのです。その点についての見解と、それから問題は家庭用の処理機、特に電気処理機で、その堆肥にしていく処理機が製造中止になってしまっていますよね。電気式で減容化する機械は売っているのだけれども、堆肥化する機械はもうつくっていないというふうに聞いています。その点についてちょっと今後見通し暗いかなという感じもするのですけれども、その見解をお願いいたします。
  それから、きょう配ってもらった議案質疑参考資料の3ページで、見方がよくわからないので、教えてください。家庭系のほうは、右側のほうです。家庭系のほうで1人1日当たりの数字が出ているのだけれども、事業系で同じようにグラム、人、日となっているのは、これはちょっとどういうふうに、グラフ上こういうふうに出てしまったとは思うのですけれども、1事業所1日というようなふうに読みかえればいいのでしょうか、それをお願いします。
  それから、この3ページの表、上と下を比べてみましても、今まで衛生組合では事業系のごみの減量ということを私も何回も何回もここでやってきたけれども、全体的に言えばやっぱり家庭系のほうが事業系の4倍ある。今後それの減量をどう進めるかということが本当に大きな課題になってくるのだろうと思うのです。この点について大まかな見解だけ、とりあえずきょうはお願いします。
  以上です。
議長(飯山直一君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) 猪股議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  14番の平成22年度堆肥化の量でございますが、12トンと書いてあるけれども、7,150、違いはということでございます。こちらのほうは、7,150キログラムに対しまして1対1という割合で剪定枝堆肥をまぜ合わせて堆肥の製造を行ったわけでございます。その分の剪定枝堆肥が加わって12トンの堆肥ができたということでございます。
  それと、2問目に減容化につきまして当面どこへと、つくるのは進展がないのではないかと、その中で家庭用の処理機のウエートが大きく占めるのではないかということで、今後の見解はということでございます。生ごみ減容化につきましては、今後久喜宮代衛生組合で一般廃棄物ごみ処理基本計画を作成する中で、どういった形で取り組んでいくかということについては検討をしてまいりたいと考えてございます。それと、家庭用の処理機のウエートでございますけれども、確かに議員さんがおっしゃるように、利用していただくことが一番減容につながることでございます。これからも衛生組合ではそういった取り組みに力を入れて取り組んでまいりたいと考えてございます。
  それと、処理機の製造をしていないということでございます。その辺、申しわけないのですが、私のほうではちょっとわかっておりません。
議長(飯山直一君) 金井課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 再質疑にお答え申し上げます。
  この3ページの表の見方なのですけれども、非常に細かいですけれども、左側に家庭系@、事業系Aとしてございます。通常1人当たりの排出量を求める場合というのは、家庭系、事業系含めて、それを人口で割り、365で割るというのが一般的でございます。ご質問の中に家庭系だけはというご質問なので、例えば平成21年度を見ますと、家庭系の合計が706.8グラムと、20年度が719.5なので、三角12.7グラムだよということの表記でございます。事業系のほうも、家庭系と同じように人口で割って、365で割るということで求めたものでございまして、トータルでこちらに書いてございますとおり資源集団回収を入れなければ848.5グラム、ちょっと主要な施策と848グラムということで0.5グラムの差はあるのですけれども、それに資源集団回収を足すと895.5グラム、トータルだと三角14ということで、三角の主要な減の原因が、やはり資源、いわゆる紙類だろうということです。
  それから、事業系の今後の予定なのですけれども、今年度、22年度予算のほうでもちょっと申し上げたのですけれども、事業系のごみがふえるということになっています。さらに、久喜のほうでまた大きな病院ができるというようなことで、なかなか減らすのは難しいのかなというふうに思います。
  それから、今内田補佐のほうからちょっと答弁がありましたけれども、電気式生ごみ処理機、いわゆる知らなかったのかという、私も知らないのですけれども、確かに電器店へ行きますと減容化するものしか置いてございません。議員さんのほうもご利用されたことがあると思うのですけれども、一時屋外に出す、そういった生ごみ処理機がメーンの時期もあったのですけれども、今は全部台所の中に置けるようなものがメーンになっておりますので、そういった堆肥ができる処理機がないのかという問い合わせもうちのほうにはございませんし、メーカーのほうにもないということでございます。ちょっと知らなかったことについては大変申しわけございませんでした。
  以上です。
議長(飯山直一君) よろしいですか。
  以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 正  午

    再開 午後 1時00分

議長(飯山直一君) それでは、再開いたします。
  次に、宮原議員、お願いいたします。
                 〔12番 宮原一夫君登壇〕
12番(宮原一夫君) 議席番号12番の宮原でございます。よろしくお願いいたします。
  質問は2つございまして、まず1点なのですが、418万円計上されております特殊勤務手当、特殊勤務とはどんなものなのかという内容と、それを受け取られている方々の対象者の数、それを教えていただきたいという質問です。
  それから、2番目は、決算書に書いてあるのですけれども、元金と利子の償還先別の内訳、言いかえますと借り入れ金融機関の内訳を教えていただきたいという質問です。
  以上、2つです。
議長(飯山直一君) 宮原議員の質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 宮原議員のご質疑の特殊勤務手当の内容と対象者数について、まずご答弁申し上げます。
  特殊勤務手当につきましては、久喜宮代衛生組合一般職職員の給与に関する条例第19条並びに久喜宮代衛生組合職員の特殊勤務手当に関する条例及び同規則に基づき、著しく危険、不快、不健康または困難な勤務等に従事する職員に支給するものでございます。
  手当の種類及び金額につきましては、久喜宮代衛生組合職員の特殊勤務手当に関する条例及び規則に規定されているところでございますが、主なものを申し上げますと、ごみの収集等の現業に従事する職員が対象となる現業職員手当では、平日が日額600円、国民の祝日に関する法律に規定する休日に勤務した場合が日額6,355円、12月29日から1月3日までの年末年始に勤務した場合には日額1万円が支給されるものでございます。
  当組合の現状といたしましては、祝日であってもその日が月曜から金曜日である場合は、年末年始とゴールデンウイークを除き、ごみの収集及び持ち込みの受け入れ業務を行っておりますことから、祝日でも収集及び受け入れに必要な人数として平均約10人が勤務をしている状況でございます。
  なお、年末年始やゴールデンウイークにおきましては、通常週2回収集の燃やせるごみが2回連続で休みにならないよう収集等を設定して行っているところでございます。
  ご質問の平成21年度の現業職員手当といたしましては、正職員15人、再任用職員6人、合計21人分の手当が発生し、これらに係る支給額といたしましては316万3,615円となっております。
  このほかに収集業務において運転手に任ぜられた職員については、運転手当として月額で9,000円、これがもし週3日勤務の再任用職員であった場合には5分の3に当たる5,400円を支給しております。平成21年度に運転手に任じられ手当の支給対象となった職員は、正職員5人、再任用職員2人でございます。
  また、場内にてショベルローダーやアームロール車を運転する職員につきましては、その他の運転手当といたしまして月額4,500円、再任用職員につきましては5分の3の計算で2,700円を支給しております。これらの対象となった職員が21年度におきましては、正職員7人、再任用職員1人でございます。これらの運転手当に係る支出額が101万8,160円、合わせて決算の額でございます。
  続きまして、もう一点のご質問の元金、利子の償還先の内訳についてご答弁を申し上げます。決算に係る主要な施策の成果に関する調書28ページから29ページをごらんいただきたいと思います。こちらに償還の概要が整理してございますけれども、まず元金償還でございますけれども、久喜宮代清掃センター分といたしまして2億1,987万4,711円のうち生ごみ堆肥化処理施設建設事業で川口信用金庫に247万5,000円、南彩農業協同組合に2,048万円、ゆうちょ銀行に1,762万5,829円、合わせまして4,048万829円の償還をしております。また、焼却炉排ガス高度処理設備・2号炉ほか大規模改修工事事業におきまして財務省、財政融資資金に1億5,367万7,882円、埼玉縣信用金庫に2,571万6,000円、合わせまして1億7,939万3,882円の償還をしております。
  続きまして、菖蒲清掃センター4,833万2,399円につきましては、廃棄物焼却処理施設改修整備事業で財務省、財政融資資金に償還をしております。
  続きまして、八甫清掃センター1億5,810万7,034円のうち、し尿処理施設整備事業で6,777万3,110円、ごみ処理施設整備事業で9,033万3,924円、こちらにつきましてはどちらも財務省、財政融資資金に償還をしております。
  続きまして、利子償還でございますけれども、久喜宮代清掃センター1,325万3,754円のうち、生ごみ堆肥化処理施設整備事業で川口信用金庫に33万1,399円、南彩農業協同組合に224万674円、ゆうちょ銀行に111万1,297円、合わせまして368万3,370円の償還をしております。また、焼却炉排ガス高度処理設備・2号炉ほか大規模改修工事事業で財務省、財政融資資金に721万9,210円、埼玉縣信用金庫に235万1,174円、合わせまして957万384円の償還をしております。
  続きまして、菖蒲清掃センター108万5,371円につきましては、廃棄物焼却処理施設改修整備事業で財務省、財政融資資金に償還しております。
  続きまして、八甫清掃センター254万6,446円のうち、し尿処理施設整備事業で130万4,633円、ごみ処理施設整備事業で124万1,813円、どちらも財務省、財政融資資金に償還をしております。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  宮原議員。
                 〔12番 宮原一夫君登壇〕
12番(宮原一夫君) 再質問をさせていただきます。
  まず、第1点目の特殊勤務手当でございますが、久喜宮代センターですね、3つのセンターがございますけれども、この特殊勤務手当というのは今回統一されたのだろうと思いますけれども、統一前の水準と申しますか、もしそれが出れば、わかれば教えていただきたいと思っております。
  それから、久喜宮代衛生組合のほかに、このような衛生組合というのは埼玉県内でも多数ございますけれども、そういったところと比較して、この特殊勤務手当の水準、おおよその内容で結構でございますので、教えていただきたいということでございます。
  それから、2番目の償還先別、教えていただきましたけれども、この借り入れの内訳を一覧表でいただきたいと思うのですが、例えばどういう一覧表かといいますと、借入金がありまして、金融機関名が書いてありまして、それから利率が書いてありまして、それから最終償還日、そういった一覧表をお見せいただきたいと思います。
  以上、再質問2つです。
議長(飯山直一君) 宮原議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 再質疑にお答えいたします。
  まず、特殊勤務手当の関係でございますけれども、従前、旧の栗橋・鷲宮衛生組合においては手当がなかったということで伺っておりますけれども、合併に伴いまして現業職員が配置されておりますのは、こちら久喜宮代清掃センターのみという状況でございますので、こちらの手当の額をそのまま採用していると、特に調整はないという状況でございます。
  それから、近隣との比較でございますけれども、ただいまちょっと手元に資料がございませんので、申し上げる内容が把握してございません。
  それから、償還表につきましては、これは後ほどお渡しする形でよろしいでしょうか。
                 〔「実は再質問をちょっとしてみたかったのですが、もしあ
                   れでしたら後ほどでも結構です」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 後ほどでもいいのではないの、そうしたら。
総務課長(渡辺和夫君) 利率についてはお答えすることはできるのですけれども、では利率のほうのご説明をさせていただきます。
  まず、久喜宮代清掃センター生ごみ堆肥化処理施設建設事業での川口信用金庫の借り入れが1.8%でございます。それから、南彩農業協同組合の借り入れが1.25%でございます。ゆうちょ銀行の借り入れが0.7%でございます。また、焼却炉排ガス高度処理設備・2号炉ほか大規模改修工事の関係につきましては財務省、こちらは0.8%でございます。それから、埼玉縣信用金庫、こちらが1.59%でございます。
  それから、菖蒲清掃センターにつきましては、廃棄物焼却処理施設改修整備事業、これは財務省、財政融資資金でございますけれども、2口の借り入れがございまして、1.3%と1.0%でございます。
  それから、八甫清掃センター、し尿処理施設整備事業、こちらの借り入れが3.85%でございます。それから、ごみ処理施設整備事業、こちらが2口ございまして、2.1%と1.3%でございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再々質疑をお受けいたします。
  宮原議員。
                 〔12番 宮原一夫君登壇〕
12番(宮原一夫君) それでは、最後の質問になりますけれども、今教えていただきましたこの金利水準からまいりますと、余り古いものはなさそうな気がするのですけれども、私が質問したいのは八甫センター、土地の取得価格が5億7,000万円という数字を私はメモっているのですけれども、これは金融機関からの借り入れがなかったのかどうかということと、同じく八甫コミュニティセンター5,820万円取得されておりますけれども、これも借入金による取得かどうか。
  それから、再々質問の最後ですが、久喜宮代土地取得価格が2億7,700万円、これ大変古いときに取得されているのですけれども、このときの借入金による取得がなされたのかどうか、ちょっとわかりませんけれども、もし借り入れがなされていて、もう既に返済が終わっているというようなお答えも含めて最後の質問にさせていただきます。
議長(飯山直一君) 宮原議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
理事(菅谷重行君) 宮原議員さんの再々質疑にお答え申し上げます。
  八甫清掃センターの用地取得、それから八甫コミセンの用地取得の関係でございますが、これは栗橋町及び鷲宮町、両町の負担金からの支出でございまして、起債はございません。
議長(飯山直一君) 続きまして、渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) お答え申し上げます。
  現在償還が残っている久喜宮代清掃センター分の地方債といたしましては、用地取得分は入ってございません。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 以上で宮原議員の質疑を打ち切ります。
  次に、加藤議員、お願いいたします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 議席4番の加藤です。よろしくお願いします。
  歳出、ページでいいますと8ページになりますが、一般管理費で各清掃センターの事務職の人数について伺います。また、合併に伴い各センター間での異動はどうであったのか、教えていただきます。
  10ページの賃金、菖蒲清掃センターの臨時職員の仕事について教えてください。
  同じ10ページ、委託料、各庁舎システム総合保守業務の内容についてお願いいたします。
  同じ委託料、例規立案・策定支援業務の内容については、先ほど前段の議員さんに答弁されておりましたので、結構でございます。
  12ページ、備品購入費のネットワーク機器とは何でしょうか。
  12ページ、公課費の汚染負荷量賦課金の内訳を教えてください。
  同じ12ページ、財産管理費、需用費で久喜宮代センターの燃料費、八甫センターの燃料費、これについて内容を教えていただきます。
  14ページ、清掃総務費の給料に関しまして、現業職は何人でしょうか。10年前、5年前は何人だったでしょうか、教えていただきます。
  16ページ、清掃総務費、賃金、久喜宮代の賃金でありますが、この臨時職員の人数、仕事、雇用期間について教えていただきます。
  同じ16ページ、やはり清掃総務費、災害補償費の公務災害の内容について教えていただきます。
  同じ16ページ、需用費の久喜宮代の需用費、消耗品の内容をお願いします。
  18ページ、塵芥処理費、需用費、やはり久喜宮代の需用費、修繕料の内容についてお願いします。
  また、同じ18ページの八甫の需用費、この消耗品と修繕料の内容について教えてください。
  18ページから20ページ、塵芥処理費、各センターの委託料、各業務委託の委託先と契約方法、一覧表をということでここに用意していただきました。ありがとうございました。この中で随意契約が大変多いわけですけれども、この随意契約にしている理由について、また競争入札にかえられないかどうか、業務の内容によっては競争入札でいいかなと思える内容もあるのですけれども、お願いをいたします。
  22ページ、し尿処理費なのですが、この需用費の中の修繕料の内容についてお願いします。
  同じ22ページ、し尿処理費の委託料、これもこの資料の6ページ、7ページのほうに示していただきました。ありがとうございます。この中で、やはり随意契約が目立つのですけれども、競争入札にするお考えはいかがでしょうか、お願いします。
  以上、お願いします。
議長(飯山直一君) 加藤議員の質疑に対する答弁を順次求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 加藤議員のご質疑のうち、8ページの各清掃センターの事務職の人数及び異動はどうであったか、それから10ページの委託料、各庁舎システム統合保守業務の内容、続きまして12ページ、備品購入費のネットワーク機器とは、それから同じく12ページの財産管理費、需用費の燃料費のご質問、それから14ページ、清掃総務費の給料に対して現業職の人数は何人かというご質疑、それから16ページの賃金の臨時職員の人数、仕事、雇用期間の関係、同じく16ページ、災害補償費の公務災害の内容につきまして、この内容につきましてお答え申し上げます。
  まず、一般管理費で、各センターの事務職の人数及び各センター間の異動の状況につきましてご答弁申し上げます。合併いたしました3月23日時点での事務職の人員配置でございますけれども、久喜宮代清掃センターでは正職員20人、再任用職員1人、合併前と比較し正職員4人の増加となっております。なお、その後3月31日付で正職員1名が定年退職、再任用職員が任期満了による退職をしております。なお、増加した職員4名につきましては、旧久喜市からの派遣職員が2人、栗橋町からの派遣職員が1人、旧栗橋・鷲宮衛生組合に派遣されていた旧鷲宮町の職員が1人でございます。
  次に、菖蒲清掃センターでございます。3月23日時点での事務職の人員配置でございますけれども、正職員3人でございます。いずれも菖蒲町からの派遣職員でございます。
  次に、八甫清掃センターでございます。3月23日時点での事務職の人員配置でございますが、正職員7人、再任用職員1人、内訳といたしましては旧栗橋・鷲宮衛生組合に派遣されていた旧栗橋町の職員が3人、同じく旧鷲宮町の職員が3人、組合採用の正職員が1人、再任用職員1人となっております。なお、総務部門が合併によりまして久喜宮代清掃センターに集約されましたこと等によりまして、菖蒲清掃センターにおいては1人、八甫清掃センターにおいては3人の職員が合併前と比較して減員となっております。
  続きまして、10ページの委託料、各庁舎システム統合保守業務、それと関連いたしますので、12ページの備品購入費のネットワーク機器につきましてご答弁申し上げます。最初に、委託料、各庁舎システム統合保守業務の内容でございますけれども、さきの議員さんへの答弁と重なる部分もございますけれども、庁舎システム統合保守業務につきましては、当組合の財務会計システム及び庁内LANシステムを菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターで使用できるように、ネットワークの接続を1つに統合するためのシステム改修を行う業務でございます。菖蒲及び八甫清掃センターと久喜宮代清掃センターをNTTの光回線で結び、久喜宮代清掃センターを経由して外部と接続する形でネットワークを構築いたしました。また、同回線を使いまして久喜宮代清掃センター内のシステムを菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターでも使用できるようにしたものでございます。
  業務の内容につきましては大きく2つに分かれておりまして、久喜宮代清掃センターで使用している財務会計システムを他のセンターで使用できるようにする業務につきましては、財務会計システムの賃貸借契約を行っている株式会社内田洋行との委託契約を行ったものでございます。
  その他の庁内LANシステム等のネットワーク構築にいたしましては、もとの久喜宮代衛生組合、久喜宮代清掃センターの庁内LANシステムをそのまま使用して各センターにそれを拡大するということとしていたため、そのLANシステムを構築したリコー販売株式会社、現在は社名が変更となりましてリコージャパン株式会社でございますが、こちらとの委託契約を実施しております。
  この契約を締結するに当たり、各センターの内容を精査いたしました結果、さきの議員さんにご答弁申し上げましたとおり、八甫清掃センター、合併前の旧栗橋・鷲宮衛生組合におきましては、そこで使用していた庁内LANシステムがそのままネットワークに接続できるということがわかりましたことから、当初見込んでおりました構築費の大幅な削減ができましたため、不用額が274万4,280円生じたところでございます。
  関連して、12ページのネットワーク機器についてご説明申し上げます。これらのネットワーク構築に必要な機材を購入したものでございます。内訳といたしましては、各センターを結び、外部からの不正アクセス等を防止する機器類、ルーターという機器でございますが、こちらを3台、パソコンとサーバーを結ぶ機器、こちらが2台の購入になってございます。ハブという機器でございます。各センターを結ぶとともに、外部からの不正アクセスを防止する機器につきましては、システム設定、保守等の関係から、先ほど申し上げましたリコー販売株式会社で購入し、パソコンとサーバーを結ぶ機器類につきましては4社からの見積もりを徴し、一番安価であった内田洋行から購入したものでございます。
  なお、このほかにサーバーが1台必要となる予定でございましたけれども、旧の栗橋・鷲宮衛生組合で賃貸借契約を結んでおりますサーバーを利用することが可能でありましたから、こちらの購入につきましても実施せずに不用額が生じたものでございます。
  続きまして、12ページの財産管理費の需用費で、久喜宮代清掃センターの燃料費、八甫清掃センターの燃料費についてのご質疑にご答弁申し上げます。久喜宮代清掃センターの燃料費21万7,511円でございますが、こちらは公用車のガソリン代でございます。
  続きまして、八甫清掃センターの燃料費でございますけれども、庁用車のガソリン代1万7,725円のほかに、直営分の塵芥収集車の燃料軽油代が4万3,247円、事務室のガス代8,560円、合わせまして6万9,532円でございます。
  なお、こちらの歳出の分類につきましては、若干センター間での差異が出ておりますことから、この内容につきましては22年度以降整理してまいりたいというふうに考えてございます。
  続きまして、14ページ、清掃総務費の給料に関し、現業職員の人数と5年前、10年前の人数のご質疑にお答え申し上げます。合併いたしました3月23日時点の久喜宮代清掃センターの現業職員は、正職員15人、再任用職員6人の21人でございます。すべてこちら久喜宮代衛生組合の採用職員でございまして、年度末の退職者はございません。
  続きまして、八甫清掃センター、つまり解散前の旧栗橋・鷲宮衛生組合につきましては、一部直営で収集が行われておりましたため、旧栗橋町からの派遣職員が3人、旧鷲宮町からの派遣職員が3人、計6名現業職員としてございました。これらの職員につきましては、4月以降、収集が完全委託となったことに伴いまして、3月末をもって久喜市に帰任した形でございます。
  続きまして、10年前、5年前の現業職の人数についてお答えいたします。こちらは以前の久喜宮代組合の状況となりますけれども、10年前の平成11年度につきましては正職員44人、5年前の平成16年度につきましては正職員26人、再任用職員2人、計28人でございました。
  続きまして、16ページの久喜宮代清掃センターの関係の臨時職員につきましてご答弁申し上げます。清掃総務費の臨時職員につきましては、2名雇用をしております。業務につきましては、入り口のところにございます台貫所における計量業務及び一般家庭の持ち込みに係る受付案内等でございます。業務につきましては、1人で対応できるものでございますけれども、仕事の内容から休暇等で不在になることもできません関係もございまして、原則1日ごとの交代勤務で2名の雇用という状況でございます。雇用期間につきましては、6カ月ということでございます。
  同じく16ページ、災害補償費の公務災害の内容というご質疑でございますが、こちらのご答弁を申し上げます。公務災害見舞金2万円につきましては、収集の現業職員1人が収集作業中におきまして、ひもで結束されたごみを収集車の投入口から投入しようとした際に、ひもが指に絡まりまして抜けなかったという状況がありまして、そのまま収集車の投入口の回転板に指を挟んで負傷したということがございました。これに伴いまして公務災害等見舞金支給条例第6条の規定に基づき、見舞金を支給したものでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 引き続き答弁を求めます。
  蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) 菖蒲清掃センターの臨時職員の仕事についてお答え申し上げます。
  こちらについては、菖蒲センターではごみの搬入者の受付、それから手数料の徴収、またごみの搬入量の統計やこれらの書類の分類整理事務、これらの補助を主な仕事としております。
  以上でございます。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 引き続いて、内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) 加藤議員さんのご質疑にご答弁申し上げます。
  12ページ、公課費の汚染負荷量賦課金の内訳についてご答弁申し上げます。汚染負荷量賦課金につきましては、公害健康被害の補償等に関する法律第55条の第1項の規定に基づき、独立行政法人環境再生保全機構へ84万6,400円を支払ったものでございます。
  次に、16ページ、塵芥処理費、需用費の消耗品の内容につきましてお答えいたします。消耗品の主なものは、ごみ処理施設で使用いたします薬品でございます。焼却灰やばいじんに含まれます重金属類が溶出しないようにするための重金属固定剤といたしましてキレート剤を使用しておりますが、このキレート剤を平成21年度は21.14トン、金額で799万920円を購入しております。
  次に、ダイオキシン類除去剤といたしまして粉末状の活性炭を7.25トン、金額で426万3,000円購入しております。
  次に、塩化水素除去剤といたしまして高反応消石灰を63.26トン、金額で272万3,343円購入しておりまして、合計いたしますと1,497万7,263円となるものでございます。
  また、生ごみ減容化処理におきまして協力をしていただいております堆肥化推進地区への台所資源生ごみ専用袋といたしまして124万4,400枚、1,297万8,658円購入しております。
  次に、18ページ、塵芥処理費、需用費、修繕料の内容につきましてお答えいたします。主な内容でございますが、各施設内の消防設備保守点検、これは消防法第17条の3の3の規定に基づいて点検を行った結果、不良箇所が発見されましたので、この修繕費といたしまして145万7,389円、トラックスケール点検整備といたしまして67万7,250円、粗大ごみ処理施設で使用していますショベルローダー点検整備といたしまして95万6,539円、フォークリフト点検整備費といたしまして25万8,825円、破砕機ハンマー交換及びカッター刃反転修繕料といたしまして65万7,300円、剪定枝資源化設備での修繕料といたしまして131万2,500円、ショベルローダー修繕料といたしまして25万2,525円、生ごみ減容化処理で使用しておりますホイルローダー点検修繕料といたしまして15万8,865円、建物重量シャッター修繕料といたしまして39万9,000円、収集車両の修繕料といたしまして127万8,397円が主な修繕料の内容でございます。
  次に、22ページ、し尿処理費、需用費、修繕料の内容についてお答えいたします。主な内容といたしましては、し尿処理施設破砕機修繕料といたしまして52万5,000円、シャッター修繕料といたしまして29万4,000円、汚泥移送ポンプ修繕料といたしまして48万8,250円、汚泥返送ポンプ修繕料といたしまして48万3,000円、膜分離槽液位計修繕料といたしまして50万2,950円、し尿処理施設投入ポンプ修理代といたしまして49万3,500円、これらが主な修繕料となってございますが、全体では28項目の修繕を実施したものでございます。
  最後に、参考資料の一覧表でございますが、随意契約としている理由、競争入札にかえられないかとのご質疑でございます。これにつきましてご答弁申し上げます。廃棄物処理にかかわります業務委託に関しましては、その性質や目的、競争入札が適さないものが多くございますことから、随意契約となってございます。また、収集業務に関しまして申し上げますと、請負業者が収集量や件数に応じ毎年車の増車や作業員の確保が必要となりますことから、それらの対応が十分可能であること、また業務に支障を来さぬよう継続して業務が遂行できるよう随意契約となってございます。今後におきましては、3清掃センターにおきまして入札できる業務につきましては調整、統一を図ってまいりたいと考えてございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 引き続きまして、藤井業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 藤井 智君登壇〕
業務3課長補佐(藤井 智君) 八甫清掃センターの藤井と申します。よろしくお願いいたします。引き続き加藤議員さんのご質疑にご答弁申し上げます。
  18ページの2目塵芥処理費、11節需用費の八甫清掃センターの消耗品費及び修繕料についてのご質疑にお答えいたします。まず、消耗品費の内訳でございますが、主なものといたしまして排ガス中の有害物質除去用の活性炭・消石灰・尿素水等の薬剤費約140万円、そのほか簡易呼吸器やグリース等施設用消耗品が約40万円でございます。
  次に、修繕料の内容でございますが、主なものといたしまして事務所自動ドアの修繕57万7,500円及び場内排水設備修繕71万850円、重機修繕13万7,267円でございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) お願いします。
  歳出8ページのほうなのですが、職員の数を伺いました。現在久喜宮代センターでは事務職が19人、菖蒲では2人、八甫では4名プラス再任用1名ということでよろしいでしょうか、確認をお願いします。
  12ページの財産管理費の需用費のところで燃料代、主なものは庁用車のガソリンあるいは収集車の軽油等ということで、各センターでちょっと扱いが違うから、22年度以降そろえていきたいということですので、ぜひお願いしたいと思います。
  また、この燃料費という書き方ではなくて、わかりやすいように庁用車のガソリン代だとか、そういうふうに書いていただくと大変わかりやすいので、よろしくお願いします。
  それから、16ページ、清掃総務費、久喜宮代の臨時職員の仕事について伺いました。台貫所での仕事が主なものだそうですけれども、雇用期間6カ月ということでしたけれども、この6カ月を過ぎた場合、採用は続けて採用されるのか、別の方を採用するのか、このあたりをお願いします。
  それから、ごみ処理、塵芥処理、それからし尿処理で随意契約が多いがということで伺いましたが、仕事上、入札に適さない場合があるということでした。しかし、見直しも図られるということなのですけれども、ごみの回収、いろいろ種類がありますけれども、この収集業務等については業者もかなりあると思うのです。その間で競争入札を導入したらいかがかと思います。経費を下げることにもつながりますので、その点はよく検討の上、再考をお願いしたいと、このことをお願いしておきます。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 加藤議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 加藤議員の再質疑にお答え申し上げます。
  まず、8ページの人数の関係でございますけれども、久喜宮代清掃センターが3月23日合併時点で正職員20人、再任用職員1人でございます。それから、菖蒲清掃センターが正職員3人でございます。八甫清掃センターにつきましては正職員7人、再任用職員1人でございます。続きまして……
                 〔「現在はということですか」と言う人あり〕
総務課長(渡辺和夫君) 申しわけございません。現在の人数を申し上げます。
  久喜宮代清掃センターが19人、再任用職員はございません。それから、菖蒲清掃センターが正職員3人、再任用職員1人でございます。それから、八甫清掃センターが正職員7人、再任用職員1人でございます。
  続きまして、16ページの臨時職員の関係で、雇用期間6カ月を過ぎた場合の取り扱いでございますけれども、こちらにつきましては適性、仕事の状況を勘案いたしまして、なれた方、適性のある方をより長く勤務していただきたいというところでございますけれども、地方公務員法の制限等もございますので、若干の間隔を置いてご本人の状況が許す場合、適性がある場合に、また勤務をお願いしているという状況でございます。
  以上でございます。
                 〔「終わります」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
  続いて、木村議員、お願いします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 木村です。それでは、質問をします。
  第1点目は、10ページにあります需用費、久喜宮代清掃センターのほうの消耗品費の内容をお願いします。
  それから、14ページ、同じように委託料、久喜宮代清掃センターのほうの庁舎の管理業務と除草業務、この内容についてお願いしたいのと、他の清掃センターでは管理業務あるいは除草などはないのかどうか、その委託業務はないのかどうか。
  それから、3点目は、16ページの19節の八甫清掃センターのほうの資源集団回収事業報償金の内容について、概略お願いしたいと思います。
  それから、16ページ、同じく負担金補助及び交付金の資源集団回収事業報償金の中で、成果で16ページにあるのですけれども、紙類の増減の理由、これについては先ほど新聞とか段ボールの関係である程度わかったのですけれども、飲料用パックがかなり増加していると思いますので、その点について。
  それから、布類、これが18%ぐらい減になっていますので、この内容をお願いします。それから、空き缶については前者の形でお話あったのですけれども、この中で空き缶、ペットボトル類、容量の、いわゆる軽量化のことを先ほど述べてあったのですけれども、この内容について少し詳しく答弁いただければと思います。
  それから、20ページの八甫清掃センターのほうの選別業務の中で、シルバー人材センターかと思います。それとデイケアの労働内容、それからそれぞれの単価についてお願いしたいと思います。
  それから、同じく20ページの省エネルギー計画作成業務、この内容についてお願いします。
  それから、次の20ページについては、八甫清掃センターのごみ焼却の第3期の機器修理工事の具体的な内容をお願いします。今後の見通しについては、先ほど歳入のところで様子がわかりましたので、これについては結構です。
  それから、20ページの塵芥処理費の資源化で、成果表で19ページに資源化率40.3%ということになったということでありますが、今後の見通しと各センターでの、いわゆるリサイクル率の目標があるのかどうか、あったならばどのような経過をたどっているのか、お願いしたいと思います。
  以上です。
議長(飯山直一君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 木村議員のご質疑にお答え申し上げます。
  まず、10ページの需用費の消耗品費238万7,791円の内訳についてご説明申し上げます。内容でございますけれども、コピー用紙14万8,935円、プリンターインク27万428円、各種法律や資料等の文献の加除、追録代36万9,945円、新聞等の書籍代23万7,297円、事務用品の消耗品関係が49万6,358円、ノーレジ袋のキャンペーンPR用ののぼり旗、景品等につきましては59万2,200円、再生紙トイレットペーパー及びエコマーカーペンなどリサイクルの関係の啓発用品12万8,790円、減量推進員さんのファイル等の消耗品14万3,838円、以上でございます。
  続きまして、委託料の庁舎管理業務の内容と除草業務の内容と、及び他の清掃センターでは、こちらは、失礼いたしました。久喜宮代清掃センターの関係につきましてご答弁申し上げます。久喜宮代清掃センターの庁舎管理業務につきましては、専門の清掃業者による庁舎及び施設周辺の清掃とエアコンの点検整備等でございまして、清掃作業員1人につきまして土日を除き午前7時30分から午後3時30分までの勤務で、庁舎内の清掃、駐車場等の周辺の清掃、その他諸雑務につきまして委託しております。
  除草業務につきましては、久喜宮代清掃センターの敷地境界等における雑草のはみ出しや視界の妨げとなるようなものの撤去、また美化の観点等から、施設の周辺を7月と10月の2回に宮代町シルバー人材センターに業務委託により処理を委託しております。
  なお、玄関付近及び駐車場付近の一部につきましては、職員作業による除草等も実施しております。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 引き続き、菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
理事(菅谷重行君) 引き続き、木村議員さんの質疑にお答えを申し上げます。
  まず、14ページの久喜宮代清掃センターの庁舎管理及び除草業務にかかわる業務が他センターではないのかというご指摘がございました。これにつきまして、まず菖蒲清掃センターでは、平成21年度庁舎管理業務として床の清掃業務を年2回、窓ガラスの清掃業務を年1回実施しておりますが、両業務とも合併前の6月と12月に実施済みでございます。額としましては、床の清掃業務として年2回、7万1,400円、窓ガラスの清掃業務が年1回で1万3,650円となっておりまして、旧菖蒲町で支出してございます。
  続きまして、八甫清掃センターの関係ですが、14ページの館内清掃業務という決算額がございます、1万4,252円。これは、平成22年3月分の委託料でございます。1日2時間、それから週2回、庁舎内の会議室や玄関、廊下、トイレ等の清掃作業をシルバー人材センターに委託をしております。
  また、本決算には計上されておりませんが、3月22日までの栗橋・鷲宮衛生組合の決算の中には、ごみ処理施設及びし尿処理施設の床ワックスがけ清掃、それから窓清掃、この委託料として34万7,550円が支出されております。
  また、久喜宮代清掃センターにあります除草業務につきましては、両センターとも委託はございません。
  続きまして、16ページの資源回収報償金の内容についてでございますが、資源回収報償金の交付対象品目は、紙類、新聞、雑誌・雑紙、段ボール、飲料用パック並びに布類を対象としておりまして、報償金の単価はキログラム当たり7円を交付いたしております。
  平成21年度の登録団体数は53団体ありますが、本決算での238万9,331円は平成22年1月から3月分の報償金でございまして、この期間に資源回収を実施して申請がありました37団体に交付をしたものでございます。
  また、品目別の回収量は、決算に係る主要施策の成果に関する調書の17ページから18ページに記載させていただいておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
  次に、20ページの省エネルギー計画作成業務についての質疑がございました。八甫清掃センターでは、政府による「地球温暖化に関する基本方針」平成11年の4月16日総理府告示第23号に基づき、計画期間を平成22年度から平成26年度までの5年間とする省エネルギー計画を策定いたしました。本計画は、八甫清掃センターのごみ焼却施設、粗大処理施設、し尿処理施設及び事務所を対象の範囲としております。
  政府による「地球温暖化に関する基本方針」には、「地方公共団体は、政府の実行計画の規定に準じて、地方公共団体の実行計画の策定、点検、公表を行うものとする。また、その策定に当たっては、地域の自然的・社会的条件に応じ、創意工夫して行うものとする。なお、市町村は、その規模能力に応じて地方公共団体の実行計画を策定する」とあります。
  また、平成21年4月1日には、地球温暖化対策の推進に関する法律が一部改正され、事業者の排出抑制に関する指針の策定や地方公共団体実行計画の策定事項の追加等が盛り込まれました。また、埼玉県におきましても国とあわせまして埼玉県地球温暖化対策推進条例・条例施行規則を平成21年4月1日に施行いたしました。
  このような国、県の動きの中、旧栗橋・鷲宮衛生組合はこの策定義務基準の以下ではございましたが、今後の施設修繕計画の参考とするため、本計画を策定したものでございます。
  以上です。
議長(飯山直一君) 引き続き、金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、木村議員さんのご質疑にご答弁申し上げます。
  まず、資源集団回収事業報償金で紙類の増減理由、布類の減、空き缶の増の理由でございますけれども、新聞につきましては、平成20年度と比較して8,517キロ、約8.5トンふえております。これは、平成21年度に新たに資源集団回収事業実施団体の登録が久喜市、宮代町でそれぞれ各1団体ございました。この新たに加わりました2団体の新聞の回収量が合計で約15トンございました。しかしながら、トータルの比較で見ますと8.5トンの増にとどまっているという状況でございます。
  一方、公共回収におきましては、先ほど来から出ておりますけれども、20年度比較で約127.5トン減少してございまして、資源集団回収と、それから公共回収を合わせました数量では、20年度よりも約119トン減少しているという結果になっております。減少している要因として考えられるのは、先ほどの猪股議員さんのほうでもご答弁申し上げて、重複してしまう部分あるのですけれども、持ち去り、それから新聞販売店による個別回収、発行部数の減少などがあるというふうに考えております。新聞協会の調べでは、1世帯当たりの発行部数が年々減少しまして、平成11年では1世帯当たり1.15部であったものが、平成21年では0.95部となっておりまして、現況では1部を切っているというような状況でございます。
  次に、雑誌・雑紙につきましては、公共回収においても減少しておりまして、インターネットや携帯電話の普及によるものが影響していると考えております。
  また、段ボールにつきましては、これも20年度比較で約26.4トン減少しております。また、公共回収におきましても約40.5トン減少しております。先ほどから言っているとおり清涼飲料水などを買った場合あるいは家電製品を買った場合ということで、段ボールが排出されるものは限られるのですけれども、正確な理由については把握しておりません。先ほどの繰り返しになりますけれども、経済産業省生産動態統計を見ると平成19年を100とした場合、平成21年の生産量は90.4、出荷量では82.8となっておりまして、生産量、出荷量ともに減少しているという状況でございます。
  次に、飲料用紙パックでございますけれども、約2.7トンふえておりますけれども、公共回収では逆に4.1トンの減で、集団回収と公共回収の全体の量では1.4トンの減となっております。牛乳などの飲料用紙パックを購入する量が減少しているのではないかと考えております。
  次に、布類の減でございますけれども、資源集団回収事業では約0.5トン減少しておりますけれども、公共回収では逆に約15.7トンふえております。そのふえている理由でございますけれども、不要な衣類を公共の回収日に出したことによるものではないかと考えております。
  次に、空き缶でございますけれども、資源集団回収では前年度比較で約2.1トンの増でございますが、公共回収のほうでも約5.9トンふえてございます。アルコール飲料の缶はすべてアルミ缶でございまして、アルミ缶リサイクル協会のホームページを見ますと、平成19年度の30万1,451トンをピークに平成20年度29万9,319トン、平成21年度29万2,897トンと消費量は減少傾向にございます。このような状況の中、当組合は増加している結果となっておりますけれども、増加の理由につきましては、久喜宮代衛生組合管内においては消費量は減少せず、むしろ増加していると考えております。
  最後に、塵芥処理の資源化で成果調書19ページ、資源化率40.3%の今後の見通しと各センターの目標とのご質問でございます。まず、さきの一般質問の中でもご答弁をしましたように、久喜宮代清掃センターでは平成21年度の資源化率が40.3%、20年度の39.5%と比較して0.8ポイント資源化率がアップしている状況でございますけれども、ここ3年の資源集団回収と公共回収を合計いたしました資源化量を見ますと、平成19年度が1万5,618トン、平成20年度が1万3,938トン、そして21年度が1万3,903トンと資源化量が減少し続けております。新聞を初め雑誌・雑紙、いわゆる紙類の回収量が大幅に減少していることから、現状においてはピークであった平成18年度資源化率45.1%まで引き上げることが困難な状況でございます。平成21年度におきまして資源化率が40%を超えたのは、焼却灰の資源化を平成20年度より340トンふやしたことによるものでございまして、仮に焼却灰の資源化を推進しなかったといたしますと資源化率は39.3%となりまして、平成20年度を下回る結果となっておりました。40.3%の資源化率の中で生ごみ、いわゆる台所資源が占める資源化率は2.2%でございまして、仮に全世帯が協力したと仮定しましても生ごみだけの資源化率は4.3%となりまして、全体の資源化率は41.6%にとどまってしまうと。当面は、焼却灰の資源化に重点を置きまして、資源化率が低下しないよう努めてまいります。また、警察の協力を得ながら資源持ち去りのパトロールも強化してまいりたいと考えております。
  また、菖蒲清掃センターにつきましては、資源化率が17.2%ということでございますけれども、平成21年度からプラスチック製容器包装の分別回収も実施しており、分別の種類については当久喜宮代清掃センターと大きな差異はないのですけれども、いわゆる紙類の回収量、プラスチック製容器包装の回収量が低いと、また焼却灰の資源化を行っていないことも資源化率が伸びないことの要因ではないかと現段階では分析してございます。資源化率を上げるには、住民の皆様方に分別の周知を徹底していくことはもちろんですけれども、回収しております委託業者に対する指導も強化してまいりたいと、このように考えております。
  また、平成23年度において、来年度なのですけれども、久喜宮代清掃センターで実施しております燃やせるごみ等湿ベース組成分類を菖蒲清掃センターにおいても実施いたしまして、分別の状況について調査しまして、その結果を広報やホームページ等で住民の方々に周知してまいりたいというふうに考えております。
  なお、八甫清掃センターにおきましては、平成21年度の資源化率が24.6%でございましたけれども、先ほど理事のほうからご答弁ありましたとおり、平成23年度中に布類と、それからプラスチック製容器包装の分別回収がスタートする予定でございますので、当然資源化率も上がるものと考えてございます。ただ、現行を見ますと菖蒲清掃センター同様に紙類の回収量が低いことから、推進員さんのご協力をいただきながら分別の周知を徹底してまいりたいと考えております。あわせて委託業者に対する分別指導も強化してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 続きまして、藤井業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 藤井 智君登壇〕
業務3課長補佐(藤井 智君) 引き続き、木村議員さんのご質疑にご答弁申し上げます。
  20ページ、選別業務、シルバーとデイケアの労働内容と単価についてのご質疑にお答えいたします。まず、シルバー人材センターについてでございますが、主な委託内容は、粗大ごみ処理施設プラットホームにおいて不燃物及び資源物の分別作業、粗大ごみの解体等でございます。単価につきましては、1時間当たり830円でございます。
  次に、デイケア施設趣味の家につきましては、主に手選別ラインにおいて瓶・缶の選別でございます。単価につきましては、1時間当たり580円でございます。
  次に、八甫清掃センターのごみ焼却施設第3期機器修繕工事の具体的な内容についてのご質疑にお答えいたします。第3期の機器修繕工事の具体的な内容でございますが、受け入れ供給設備におけるプラットホーム出口扉の修繕、ナンバーワンごみ投入扉の交換、二軸破砕機の破砕刃等各種部品の交換、ごみクレーン横行用電動機の交換をしております。燃焼設備におきまして、砂投入弁の部品交換、排ガス冷却処理設備では、B系ガス冷却灰排出装置下ロータリーバルブ及び電動機の交換、排ガス処理設備におきまして、活性炭定量供給機及び消石灰の定量供給機の部品交換、A系触媒脱硝塔カートリッジ搬出口の修繕でございます。給水設備におきまして、ナンバーツー生活用水移送ポンプの交換、余熱利用設備では、温水循環ポンプの交換、通風設備では、A系押込送風機の部品交換、空気予熱器下ロータリーバルブの電動機の交換でございます。電気計装設備におきまして、流動空気ダンパ及び減温用空気ダンパ、二次送風機ダンパ、押込送風機入口ダンパの部品交換、炉頂噴霧流量計及びガス冷却室噴霧流量計の部品交換が、第3期の修繕工事の内容でございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) それでは、再質問をします。
  1点目は、14ページの委託料の管理業務と除草業務なのですけれども、これについて他のセンターは除草業務、八甫も含めてないというお返事だったのですけれども、周りはかなり敷地があって大変な感じがするのですけれども、そういう形は職員でやっているのかどうか。
  それから、いわゆる木の剪定業務なんかもあるのだろうと思うのですけれども、これは別建てになっているのかどうか、お願いしたいと思います。
  それから、八甫清掃センターのほうの資源集団回収事業の報償金の問題で答弁いただいたのですけれども、これについて昨年との比較で大体増減、新聞とか紙類なんかは減っているのだろうと思いますけれども、この辺の概略について昨年度との比較ができましたら、お願いしたいと思います。
  それから、負担金補助及び交付金の関係で、丁寧に紙類と布類、それから空き缶の関係を説明いただいたのですけれども、先ほどもちょっと質問をしたのですけれども、缶とか、それからペットボトルの関係で容器の軽量化が最近図られているという形が答弁にもあったので、この点についての影響がどの程度あるのか、お願いしたいと思います。
  それから、20ページの省エネルギー計画作成業務の内容についてお伺いしたいのですけれども、これ八甫センターのほうでは実行計画に基づきながら地方自治体で独自にということなのですけれども、この計画でいくと平成26年度までというような計画のようですけれども、これはこのまま独自に生きていくものなのか。また、合併によってこの辺の見直しとか、そういうことがあり得るのかどうか、その点についてお願いをしたいと思います。
  それから、20ページ、同じ八甫の清掃センターのごみ焼却施設の機器修理の工事の具体的な中身をお聞きして、たくさんあるみたいなのですけれども、その値段で大枠で、最初のほうの例えばプラットホームの入り口とか扉を直す、そこの部分についての概略の値段、それから給水、それから空調、電気、その大きな項目のところで結構ですので、大体このぐらいだという数字を挙げていただければありがたいのですけれども。
  それから、最後のいわゆるリサイクル率の問題なのですけれども、これ私は一般質問でもしたのですけれども、久喜の場合はかなり、平成26年度までに60%という目標を掲げながらやっていたのですけれども、この他の菖蒲、それから八甫での計画はあったのかどうか、それを一つお伺いしたいのと、あったとすればどういう目標を立てながらやってきていたのかと、その点についてお伺いしたいのと、それからこの間の形でいえば、いわゆる平均では32.5%ということで、14年前と同じようなレベルになったというようなところで、40%の壁を超えるのは、この一、二年は非常に困難だというような答弁もあったし、今そういう面では、非常にそれを引き上げることは全体的な形では難しいと。ただ、それぞれのセンターのところで新しくリサイクルを掲げながらやっていく部分も、かなり今後比率としては上がっていく部分もあるのではないかと思うのですけれども、それぞれの今計画の中で具体的に各センターでもその目標を立てながら、全体の目標を当然立てながらも、各センターでの目標値を決めながらやっていくということも非常にリサイクル率を上げるためには必要ではないかというふうに思いますけれども、その点についてはどうでしょうか。
議長(飯山直一君) 木村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
理事(菅谷重行君) 木村議員さんの再質疑にお答え申し上げます。
  まず、1点目の除草作業と剪定作業等が菖蒲と八甫清掃センターではどうなっているのだというご質疑だと思うのですが、まず剪定作業については両センターともシルバー人材センターのほうに委託をしてやってございます。それから、除草作業については両センターとも職員で刈り払い機、あるいは八甫清掃センターの場合は広い空地がございますので、農業センターからトラクターを借りてきて行ったりということ、直営でやっている現状でございます。
  それから、20ページの省エネルギー計画作成業務についてのご質疑が、22年から26年度までの5カ年計画ということでございますが、内容については、小さいところから非常にお金のかかる大きなところまで提案を、この計画の中ではされていまして、最終的にこの計画の最終的な提言をちょっと読み上げますと、長年の使用による施設の老朽化や技術の進歩による陳腐化が顕著にあらわれる時期であり、施設の延命化を目的とした基幹改良に合わせて総合的な省エネルギー対策を実施することが望ましいと判断しますということでございますので、今後長寿延命化計画を策定するに当たって、この計画ともあわせながらつくっていきたいというふうに考えております。
  以上です。
議長(飯山直一君) 金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 再質疑にご答弁させていただきます。
  缶あるいはペットの容器の計量化の影響があるかというお話でございますけれども、繰り返しになりますけれども、例えばペットボトルでも肉厚が非常に今薄いものがございます。500ミリ入っていて25グラムのものと、それから520ミリリットル入っていても14グラムのものがあるということで、計量化は進んでいると思います。それから、アルミにつきましてもだんだん最近薄くなってきているという傾向がございます。ですから、やっぱり影響というのはあるのではないかと思います。瓶のほうも、ちょっと外れてしまうのですけれども、瓶も、ビール瓶なんかは今非常に薄くなってきています。そういったことで、やっぱり計量化というのは進んでいると思います。
  それから、リサイクル率の関係、久喜宮代清掃センター以外の2センターのリサイクル率の関係ですけれども、資源化は進めているけれども、そういった具体的な率の目標はないということでございました。ただ、試算なのですけれども、平成23年度における八甫清掃センターでは、恐らくプラの回収も始まりますし、それから布類の、実は布類を可燃扱いしていたのですけれども、それも今度は資源として回収しますので、30%には届くのではないかと。また、そういった努力もしてまいりたいということでございます。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 引き続きまして、藤井業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 藤井 智君登壇〕
業務3課長補佐(藤井 智君) 引き続きまして、ご質疑にお答えいたします。
  第3期の代表的な修繕の金額ということでご質問いただきました。まず、受け入れ供給設備のプラットホーム出口扉、こちらにつきましては税抜きですが、11万3,900円、それからごみ投入扉、こちらを交換してございますが、こちらにつきましては524万4,900円、それから二軸破砕機、こちらのほうの刃も交換してございますが、こちらにつきましては1,002万3,420円、それから燃焼設備におきまして砂投入弁のシリンダー交換をしてございますが、こちらにつきましては19万5,100円、それから排ガス冷却処理設備におきましてB系のガス冷却灰排出装置下ロータリーバルブ及び電動機の交換をしてございますが、こちらにつきましては290万、それから排ガス処理設備で活性炭定量供給機の修繕をしてございます。こちらにつきましては84万4,600円、それから同じく消石灰の定量供給機、こちらの修繕でございますけれども、63万8,800円、それから給水設備におきましてナンバーツーの生活用水移送ポンプの交換をしてございます。こちらにつきましては47万600円、それから余熱利用設備におきまして……
                 〔「とにかく大きい、さっき言ったようなところだけで結構
                   です」と言う人あり〕
業務3課長補佐(藤井 智君) はい、わかりました。では、通風設備におきましてA系押込送風機、こちらの修繕でございますけれども、こちらが569万8,000円、それから電気、計装設備におきましては流量計、これの交換をしてございます。こちらにつきましては炉頂噴霧流量計4基、それからガス冷却室噴霧流量計4基、それぞれ交換してございますが、こちらの金額につきましては409万8,000円でございます。
  以上が主な金額でございます。
議長(飯山直一君) 菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
理事(菅谷重行君) 1つ答弁漏れがございました。
  八甫清掃センターのほうの資源回収団体のほうの年間の奨励金の額でございますが、量と額でございますが、20年度と21年度の比較で申し上げますと、回収量で20年度は約1,803トン、それから21年度が1,628トンということで、かなり減っている状況でございます。奨励金の金額について申し上げますと、20年度が1,262万2,085円、21年度は1,139万7,883円でございました。
議長(飯山直一君) 再々質疑をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 2点だけ。1点は、先ほど久喜宮代衛生組合の資源集団回収の報償金の関係なのですけれども、今後の大きな見通し等、例えば増収が見込めるようなところがあるかどうか、その点について1点お伺いしたいのと、先ほど聞くのを忘れてしまいましたので、八甫清掃センター等のシルバーとデイケアの労働の内容と単価についてお聞きして、この間施設の見学に行った際、デイケアの方々が、いわゆる回収で瓶、缶の分類をしていたのですけれども、単価が580円というのは、非常に暑い中、また危険なのでいろんな人が補佐しながらやっているというような状況をお聞きしたのですけれども、この単価についてはどういうような経過があるのか。そして、これをやっぱりもう少し引き上げることも必要ではないかなと思いますので、その点についての考え方をもう一度。
議長(飯山直一君) 木村議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  金井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、木村議員さんの再々質疑にお答えいたします。
  久喜宮代清掃センターにおきます資源集団回収事業の報償金というか、量の関係なのですけれども、概要書のほうを見ていただいてお気づきかと思いますけれども、年々減少傾向にあると、公共回収だけではなくて、資源集団回収も減少傾向にあるということでございますので、いわゆるそういった、先ほどの繰り返しになりますけれども、増は見込めない状況である。正直申し上げて、そういったお答えしかできません。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 引き続きまして、藤井業務3課長補佐。
                 〔業務3課長補佐 藤井 智君登壇〕
業務3課長補佐(藤井 智君) お答えいたします。
  先ほどの選別業務のデイケアの単価の関係につきましてでございますけれども、580円ということで、危険もつきものでかなり安いのではないかというご質問でしたけれども、一応こちらにつきましては、あくまでも就労の支援ということで、通常の業務といいますか、あくまでも支援的な内容でございますので、金額につきましても当然デイケアのほうから見積もりをいただきまして、それに合わせました形で金額を決定しております。
  それから、ちなみに今年度、22年度の単価につきましては、580円から610円に上げております。
  以上ございます。
議長(飯山直一君) 以上をもちまして、木村議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第28号に対する質疑を打ち切ります。
  休憩いたします。

    休憩 午後 2時36分

    再開 午後 2時50分

議長(飯山直一君) 再開いたします。
  議案第29号 平成22年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)について質疑をお受けいたします。
  通告順に従い順次お受けいたします。
  初めに、角野議員、お願いします。
                 〔6番 角野由紀子君登壇〕
6番(角野由紀子君) 6番の角野です。一般会計補正予算(第2号)について質疑をいたします。
  16ページ、工事請負費の内容について、上程の際に緊急というようなお言葉があったかと思いますので、わかるように説明していただきたいと思います。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 角野議員の質疑に対する答弁を求めます。
  白子業務課長。
                 〔業務課長 白子直巳君登壇〕
業務課長(白子直巳君) それでは、久喜宮代清掃センターの煙突改修工事の内容につきましてのご質疑にご答弁申し上げます。
  初めに、煙突につきましての今までの改修等の経過を申し上げさせていただきます。煙突につきましては、昭和49年に焼却炉建設と同時に築造したものでございまして、完成から35年が経過してございます。平成元年には、煙突上部のコンクリートの落下や亀裂の発生に伴いまして、地上28メートルから上の部分のコンクリート製の煙突を撤去いたしまして、新たに鋼板の煙突を基礎から上部まで取りつける改修工事を行ってございます。
  その後、平成17年に煙突上部での腐食の発生によりまして、外部カバーの交換、塗装工事を実施いたしまして、同時に煙突内部の点検を行いました。この点検結果では、煙突の鋼板に特に大きな腐食等はございませんでした。
  平成21年2月に施設周辺に鉄さびが散乱いたしましたので、同年3月に煙突内部の調査を実施いたしましたところ、地上28メートル付近で煙突の鋼板に複数の小さな穴と腐食箇所を確認いたしました。そのようなことから、平成21年7月に周辺の皆様にご連絡を行いまして、応急工事を実施してございます。あわせてコンクリートの強度確認を行いましたところ、煙突本体のコンクリートの強度の不足と、コンクリートの劣化、中性化による鉄筋の酸化している状況を確認いたしました。また、現在の煙突では強風時や震度6弱の地震でも危険であることもあわせて確認いたしましたので、煙突の改修工事を実施することといたしたものでございます。
  改修工事の内容でございますが、煙突の設計が旧の耐震基準でございますことから、地震時の水平力が不足しておりますので、基礎部分の補強のため、新たに基礎ぐい4本を設置いたしまして、強度を確保いたします。また、煙突本体につきましては、地上28メートル付近までのコンクリート製の煙突部分の強度が不足しておりますので、劣化したコンクリートを一部撤去いたしまして、モルタルで補修し、その外部には厚さ4.5ミリメートルの鋼板を巻きまして、コンクリート部分と巻いた鋼板のすき間に、約15ミリメートルございますが、セメントミルクを注入いたしまして強度を確保いたします。上部の鋼板製の煙突部分につきましては、地上23メートル付近から上部50メートルまでの現在の煙突を撤去いたしまして、新たに現在の煙突と同じ厚さ6ミリメートルの煙突を取りつけるものでございます。
  以上が工事内容でございます。よろしくお願いいたします。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  角野議員。
                 〔6番 角野由紀子君登壇〕
6番(角野由紀子君) 再質疑をお願いします。
  私は、これは平成17年に上部の腐食したということで、煙突については当分大丈夫だろうとずっと思っていました。この21年の2月に鉄さびがあったということで、これに気づいたの、周辺からの通報ということをちょっと聞いたような気がしたのですが、それまではわからなかったのかどうかということで、外から見て、これはどんな形になるのかということと、あと工期はどれぐらいか、お伺いします。
議長(飯山直一君) 角野議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  白子業務課長。
                 〔業務課長 白子直巳君登壇〕
業務課長(白子直巳君) それでは、再質疑にお答えを申し上げます。
  鉄さびが散乱した状況、どのような状況かということでございますが、ご近所の庭先のほうに一部鉄さびの破片が飛びまして、そのときに場内を確認いたしましたところ、同じようにやっぱり場内にも鉄さびがございましたので、その後に煙突の中を調査いたしましたところ、28メーター付近のところにかなり複数穴があいてございまして、本来肉厚が6ミリメートルなければいけないところが4ミリメートルとか、場合によっては3ミリメートルぐらいのところもございまして、特に地上から28メートル付近のところが著しく弱くなっているような状況を確認してございます。
  それと、あと工期でございますが、これからご承認いただければ10月の中旬から23年3月の末ぐらいを予定して改修工事を行っていきたいと考えてございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 以上で……
                 〔何事か言う人あり〕
議長(飯山直一君) 答弁漏れ。
業務課長(白子直巳君) 済みません、答弁漏れがございました。煙突の形がどうなるかということでございますが、形に関しましては今ある上の23メートルから上を撤去して、同じものをそっくり取りつけますので、形的には変わりございません。
  以上でございます。失礼しました。
議長(飯山直一君) 以上で角野議員の質疑を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 煙突の工事につきましては、今聞いたので、大体わかりました。ただ、焼却炉の運転はしながら工事をして、煙突の工事もするということになるのでしょうか、そこら辺説明してください。
  もう一つは、菖蒲清掃センターのごみ処理施設機器改修工事、こちらは1億円と、これもかなり大きな金額に上っているのですけれども、この内容について説明してください。
議長(飯山直一君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  白子業務課長。
                 〔業務課長 白子直巳君登壇〕
業務課長(白子直巳君) それでは、猪股議員さんの質疑に対しましてご答弁申し上げます。
  焼却炉を停止しないで工事ができるのかということ、運転を停止しないで工事ができるかということでございますが、工事に伴いまして一時的に焼却炉を停止することとなります。現在の計画では、土日を含んで1週間程度の停止で煙突の主要な部分を取りかえることとしておりますので、今後詳しくは施工業者と調整を行いまして、停止する期間を短期間で済むよう十分調整して行ってまいりますが、1週間程度、ピットがいっぱいにならない程度で済むように行いたいと考えてございますので、よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 続きまして、蓮見課長、お願いいたします。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) 続きまして、菖蒲清掃センターのほうからご質疑にお答えします。猪股議員さんご質疑の菖蒲清掃センターの機器改修工事の理由と内容についてご答弁申し上げます。
  菖蒲清掃センターは、平成元年に稼働し始めまして、21年を経過したところでございます。機器設備につきましては、毎年修繕を実施しておりますが、経年劣化により修繕を必要とする箇所が年々ふえてきているところでございます。
  改修工事の内容につきましては、主なものとして燃焼設備では、焼却炉火格子の交換、主灰シュート交換でございます。また、排ガス処理設備としまして、1基分の炉布の交換を予定しております。また、灰出し設備では、焼却灰搬出コンベヤーの交換がございます。それと、粗大ごみ処理施設で、破砕物の搬送コンベヤーの交換を予定してございます。
  以上です。よろしくお願い……
                 〔「搬送何」と言う人あり〕
業務2課長(蓮見 実君) 搬送コンベヤーです。破砕物の搬送コンベヤーの交換を予定しております。
  以上です。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 菖蒲清掃センターの工事なのですけれども、これは年度途中の補正、今回、今からの補正で1億円ということなのですが、当初予定していなかったということなのですか、年度途中で必要ということがわかったのか、その経過、なぜこの補正予算でやることになって、しかも残り半年間ですよね、この間でどういうふうにやっていくのか、そのスケジュール教えてください。
  それと、もう一度同じことになるのだけれども、年度当初に予定していなくて、急に出てきたということがちょっと理解できないのです。ずっと毎年毎年いろんな、説明にもあったけれども、問題のある箇所が出てきて、工事をしているわけでしょう。では、計画的にやっていくのが当たり前ではないのですか、そこら辺ちょっとよく理解できないのですけれども、説明してください。
  それと、工事スケジュールについても説明してください。
  それから、これは補正予算に1億円、上の煙突も8,500万、金額が小さいといえば小さい額だけれども、ここで議会に対する内容の説明はもう一切なしということでしょうかね。そこら辺を説明してください。お願いします。
議長(飯山直一君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  蓮見課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) 引き続き、ご答弁申し上げます。
  まず、なぜ年度途中でこの補正になったかということでございますけれども、合併する前、旧菖蒲町としまして一応修繕計画はありました。ただし、予算の範囲内でということで、額は3,000万円ほど修繕を予定していましたけれども、これが経年劣化により修繕箇所がふえてきました。そのために今回ある程度点検しましたら、これだけの量に膨らんでしまったということになります。それを組合のほうと相談しまして、これだけ補正をいただいて、悪いところは今年度で直したほうがいいのではないかということで進めてまいりました。
  スケジュールとしましては、この補正が認められまして、早ければ10月初めから年度内で終わるよう計画をしたいと思います。
  以上でございます。よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 白子業務課長。
                 〔業務課長 白子直巳君登壇〕
業務課長(白子直巳君) 先ほどの再質疑でございますが、今回の煙突の改修の工事でございますが、緊急の工事でございますので、今回のご説明でご承認をいただければというふうに考えてございます。また、途中の経過に関しましては後ほどの議会等でもご説明したいと考えてございますので、よろしくお願いいたします。
議長(飯山直一君) 再々質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 久喜宮代清掃センターのここの煙突の件は、緊急にということですから、それなりに、それならばということで理解いたしますが、菖蒲のセンターのほうのは、説明の中で何回も経年劣化とか、毎年毎年修繕が必要だとか言っているわけです。そうすると、今回緊急ではないのだけれども、今回補正予算で出してきた。それで、どうせならばということで悪いところは全部直したほうがいいということで、今回やる。そうすると、来年以降は当分の間問題はないであろうという予測ですか。その修繕の計画というのはどういうふうになっているか、本来は計画的にやっていくものですよね。今回で悪いところは全部一応なくなると、そういう説明でしょう。また来年わからないけれども、何か出てくるかもしれないよということにならないでしょう。修繕の計画があるのだったら、きちっと全部出して、それどういうふうに計画的に進めていくかということをちゃんと先に説明してほしいのです、これからも出てくるのだったら。それきちっと説明してもらえませんか。
議長(飯山直一君) 猪股議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  蓮見業務2課長。
                 〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
業務2課長(蓮見 実君) 再々質疑に対してご答弁申し上げます。
  旧菖蒲町時代、清掃センターの計画的な、10年計画という形で修繕計画を出しております。その中で、毎年大体7,000万からの予算が必要だということが指摘されております。しかしながら、財政厳しい折、毎年3,000万円ぐらいの修繕で今まで抑えてきたところでございます。そうしますと、やはり今回一般質問でもあったと思うのですけれども、ダイオキシン対策、そちらのほうも少し数値的に上がってきたものですから、そういうものも含めまして今回からまた10年計画で出してあるとおりにやっていこうかという計画はあります。そのための、今回が菖蒲町から組合になったときにということで、こんなふうに予算を上げさせていただいたものでございます。ご理解をお願いしたいと思います。
議長(飯山直一君) 引き続き、渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) ただいまの菖蒲清掃センターの工事に関しまして、補足してご説明申し上げます。
  財政運営上の扱いといたしまして、ただいま蓮見課長から申し上げたとおり、本来修繕すべきという計画はもともと持っておりました。ただし、旧菖蒲町においては財源のめどが立たないということで、仮の計上、留保的な扱いになってございました。このため、決算をもって繰越金の確定があり、地方債のめども立ちましたことから、久喜市の財政部門とこちらで調整させていただきまして、財政上の裏づけが持てるという状況で緊急に執行を図ることとなったものでございます。
  以上でございます。
                 〔「計画、小出しに出してこられて、ちゃんとあるんならそ
                   れを、全然10年計画、まずそういうものを出して、その
                  一部ですよという説明をしてほしいと思いますよ。だか
                   ら、全体の修繕計画があるんなら出すべきじゃないです
                  か」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) どうですか、計画。
                 〔何事か言う人あり〕
議長(飯山直一君) では、提出することを求めます。
                 〔「お願いします」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 小倉事務局長、お願いします。
                 〔事務局長 小倉康治君登壇〕
事務局長(小倉康治君) 猪股議員さんから清掃センターの修繕の計画的な部分については表に出すべきではないかというお話でございますけれども、確かに私どものほうもまだ3清掃センターのその修繕については、計画はございますけれども、その中身まではよく精査してございませんので、精査はしてあるのですけれども、ただその全部一緒にやるというわけにはいきませんので、その辺についてはご理解をいただく中で、それでは資料は提出させていただきたいと思います。申しわけございませんですが。
議長(飯山直一君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  次に、宮原議員、お願いします。
                 〔12番 宮原一夫君登壇〕
12番(宮原一夫君) 宮原でございます。よろしくお願いいたします。
  議案第29号の平成22年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)の2ページ、負担金が9,856万4,000円減少しておりますけれども、これの主な理由を教えてください。
  以上です。
議長(飯山直一君) 宮原議員の質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 宮原議員のご質疑の負担金の減額理由について答弁をさせていただきます。
  予算書2ページ、ご質問にもございましたとおり、歳入の状況をごらんいただきたいというふうに存じます。21年度の繰越金の総額、補正後の額といたしましては2億1,720万5,000円でございまして、このうち久喜宮代清掃センター分の当初予算で計上しておりました4,500万円、それから補正(第1号)で計上させていただきました八甫清掃センター分の2,000万円、合わせて6,500万円を当初補正前に計上してございます関係で、今回の補正額が1億5,220万5,000円というふうになるものでございます。
  このため、この金額につきましては、一般財源といたしまして歳出に充当することが可能となり、当初予算におきましては、一般財源として負担金が充当されておりました部分が減額できるという状況でございます。この減額の積算内容のご説明をさせていただきますと、今回の補正予算(第2号)で補正をさせていただきます事務費及び事業費、歳出でございますが、こちらが1億3,364万1,000円でございます。負担の平準化等のため、地方債を充当いたします8,000万円を除きました一般財源充当額が5,364万1,000円ございます。先ほどの繰越金1億5,220万5,000円のうち、この額を充当することとなりますので、残る9,856万4,000円、こちらが当初予算で計上しておりました負担金の減額という形で計上させていただくものでございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  宮原議員。
                 〔12番 宮原一夫君登壇〕
12番(宮原一夫君) それでは、再質問、ご説明をお願いいたします。
  資金の移動についてよくわからないのですけれども、2ページ、今対象になっているところなのですが、繰越金が1億5,220万5,000円、それで繰越金の内訳なのですが、10ページをお開きいただきたいのですけれども、繰越金というところがあります。久喜宮代7,700万円、菖蒲100万円、八甫清掃センター7,300万円、この3つを加えますと1億5,220万5,000円になるのですが、先ほどちょっと申し上げましたように、資金の移動なのですけれども、負担金を9,800万円ぐらい減らすことができたので、繰越金が結果として1億5,200万円計上できますよということで、という理解で今のご説明を聞いていたのですけれども、よろしいかどうか。
  ついでにちょっと申し上げておきますけれども、この組合債の8,000万のご説明も今ございましたけれども、その組合債の資金使途と申しましょうか、それが次の11ページに記載してございますけれども、久喜宮代6,000万、菖蒲7,000万、八甫センターが5,000万円の減額、この辺の金の動きがちょっとよくわからりにくいのですけれども、恐縮ですが教えてください。
議長(飯山直一君) 宮原議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 再質疑にご答弁申し上げます。
  繰越金が確定いたしましたため、その繰越金を活用することによって市と町からいただくはずであった負担金が、いただかなくて済むようになるという状況での減額でございます。地方債につきましては、八甫の5,000万円の減額につきましては繰越金が7,300万円ほどございました関係で、前年度にも1億円の借り入れをしているため、今回は一般財源の措置を優先したものでございます。
  それから、先ほど工事の関係で申し上げましたが、久喜宮代清掃センターの関係では煙突改修、それから菖蒲のセンターにつきましては設備機器の改修ということで負担額が大きく、耐用年数も長期にわたるということで、また財政負担の平準化という意味合いも含めまして起債をさせていただくという扱いになりました。このため、この補正予算で必要となる歳出のうち、起債を充てる8,000万円を除く部分で繰越金を充てさせていただくというものでございます。そのため、負担金が市と町にいただく分で減額できたという内容でございます。
  以上でございます。
                 〔「はい、わかりました」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 以上で宮原議員の質疑を打ち切ります。
  次に、加藤議員、お願いします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。
  こちらの煙突、それから菖蒲のごみ処理施設の改修について伺うものでしたけれども、前段お二人の説明でよくわかりましたので、私は結構でございます。
議長(飯山直一君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 木村です。3点お願いします。
  13ページの市町村職員共済組合負担金の内容、それと該当する職員の数も含めてお願いします。
  それから、18ページに職員数のマイナス2ということなのですけれども、この理由をお願いします。
  それから、25ページにありますふるさと創造貸付金等の内容とこの適用範囲、適用内容ですね、お願いしたいと思います。
議長(飯山直一君) 木村議員の質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 木村議員のご質疑に答弁をさせていただきます。
  まず、市町村職員共済組合負担金の内容と該当する職員の数というご質疑でございますけれども、共済組合の負担金につきましては、まず組合員及び被扶養者が病気になった場合に医療機関で診療を受けるときの療養給付、健康保険でございますけれども、そういった給付を支払うための短期給付、それから年金の資金となる長期給付、介護保険法に基づく介護負担金、共済組合が行う職員の福利厚生事業に充当されます福祉事業負担金、その他事務費の負担金、それから長期給付、年金の過去の期間の清算をするような内容の追加費用、特定健診に係る負担金、年金給付に要する費用等、こういった内容がございます。その対象となりますのは正職員でございまして、44人の職員が負担金の対象となるものでございます。
  このうち、短期給付の負担金及び介護保険の負担金につきましては、こちらは4月改正でございますが、長期給付の負担金につきましては9月に負担金率の改正がございます関係があります。これらにつきましては、予算編成時では上昇率が未定の部分がございますので、推測した率で仮に計上をしているところでございます。
  また、派遣職員の異動等、職員の入れかえによりまして給与額の変動が生じる場合がございます。この場合にも負担額の変動がございますので、補正予算にて補正をしていく必要があるものでございます。以上でございます。
  2点目の給与費明細書の職員数マイナス2の理由についてご答弁申し上げます。合併に係る菖蒲及び八甫清掃センターの業務運営及び事務事業の増加等を考慮いたしまして、組合として久喜市に派遣職員として合併後は18人の派遣を希望し、当初予算に計上したところでございます。その後、実際に派遣がいただけましたのが16人ということで、2人の減少がございました関係でのマイナス2という数字でございます。その関係の44名でございまして、現在は組合採用職員が正職員25人、再任用職員8人、久喜市からの派遣職員が16人、宮代町からの派遣職員が3人、合計で正職員44人、再任用職員8人という状況でございます。
  続きまして、3点目のふるさと創造貸付金の内容と、どのような適用範囲があるのかというご質問でございますけれども、この貸付金は埼玉県が行っている貸付事業でございまして、市町村が住民の福祉の増進を図り、日本一のふるさとづくりを推進するために行う緊急性や重要度の高い公共施設などの社会基盤を整備するために必要な資金を貸し付けるものでございます。貸付金の算定といたしましては、各事業の実施事業費から国県支出金、負担金等の特定財源を控除いたしまして、残りの額の一般財源の75%以内、残る財源の75%以内の貸し付けというような内容でございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 2点目の職員の減の理由で、2人ということなのですけれども、これ派遣について18人当初予定していたのが16人ということなのですけれども、これは必要があって派遣ということなのですけれども、部署などの点で、どの部署が2人減になったのか、その点をお願いします。
  それから、ふるさと創造の貸付金等の特定財源の問題なのですけれども、これもう少し中身的に限定した形で教えてください。
議長(飯山直一君) 木村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  渡辺総務課長。
                 〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
総務課長(渡辺和夫君) 再質疑にお答え申し上げます。
  まず、2名の関係でございますけれども、こちらにつきましては、菖蒲清掃センターの人員の予定でございました。その関係がございましたので、4月1日の配置におきましては、再任用職員1名を菖蒲の清掃センターに配置いたしまして補充したところでございます。
  なお、今現在もやや人員のやりくりに厳しい面があるということで、今回の補正予算におきましてさらにまた臨時職員の費用を計上させていただいたものでございます。
  それから、もう一点でございますけれども、ふるさと創造貸付金の対象事業の関係でのご説明を申し上げます。対象事業といたしましては、特定支援事業と一般事業、2つの対象事業がございます。特定支援事業と申しますのは、埼玉県内の市町村の主体的な取り組みを県が促すという趣旨のものでございまして、ふるさと創造貸し付けという内容のとおり、緑と川の再生ですとか、あるいはみんなに親しまれる駅づくりですとか、その地元の地域づくりが一つのメニュー、それから災害に強いまちづくりというのがもう一つございまして、公共施設の耐震改修ですとか、あるいは災害復旧での国の制度を補う部分、それからもう一点が合併支援ということで、合併の際の合併以前にかかる費用とか、その必要経費の補てんを行うもの、こういった内容が特定支援事業というものでございます。
  もう一つが、一般事業という内容がございまして、今回この一般事業の内容で当組合でも借り入れの計上をさせていただいているのですけれども、まず1つが土地開発公社の経営改善を目的として土地の買い戻しを行う市町村に貸し付けるというものがございます。もう一点が、その他ということで交付税措置のない地方債を借りかえるとか、あるいは国の地方債制度を補うと、国の地方債制度で借りられない部分に貸し付けを行うとか、そういった内容になってございます。
  今回の当組合の起債の内容といたしましては、国の地方債制度として一般廃棄物事業債というのがございますので、まずはそちらの対象にならないかということを県に打診させていただきました。その対象につきましては、一般廃棄物整備事業債につきましては、もとの状態への復帰では対象としていただけないと。もとの状態からさらに機能を向上させる内容でないと対象としていただけないということで、県の貸し付け、こちらは県の融資でございますので、低利の貸し付けになりますけれども、このふるさと創造貸付金の事業を選択させていただいたという内容でございます。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 以上をもちまして木村議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第29号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第30号 久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例について質疑をお受けいたします。
  通告順に従い順次お受けいたします。
  角野議員。
                 〔6番 角野由紀子君登壇〕
6番(角野由紀子君) 議案30号、条例の一部を改正する条例についての質疑をお願いします。
  上程理由の中で、使用根拠の明確化ということで条例を変えるという説明がございましたが、使用根拠という意味で、参考資料をいただきました。廃棄物の処理及び再利用に関する条例施行規則の一部を改正する規則の条例案ということで第8条がございますが、菖蒲清掃センター管内、現在行われている指定袋と思われます。八甫清掃センターもそのように思われます。そういう中で、生ごみ堆肥化の、これは専用袋、指定袋ではないからかなと今思ったのですが、これが入っていないのはどうしてか、お伺いします。
議長(飯山直一君) 角野議員の質疑に対する答弁を求めます。
  白子業務課長。
                 〔業務課長 白子直巳君登壇〕
業務課長(白子直巳君) それでは、角野議員さんのご質疑にご答弁申し上げます。
  参考資料の規則に、生ごみ指定袋が入らないのはなぜかとのご質疑でございます。久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例の改正に合わせまして、施行規則の一部改正を行うものでございます。規則の改正内容につきましては、参考資料にございますように、各清掃センターでの指定ごみ袋の使用区分を対象地区、ごみの区別、袋の種類について別表で明記したものでございます。
  菖蒲清掃センターと八甫清掃センターでの指定ごみ袋につきましては、各地区の住民の皆様全体を対象として排出をお願いしておりますが、久喜宮代清掃センターでの生ごみ回収用の専用袋につきましては、生ごみ堆肥化推進モデル地区の約1万世帯の皆様を対象に当組合が回収袋を配付いたしまして、生ごみの分別回収を行っているものでございます。
  そのようなことでございますから、久喜宮代清掃センターの生ごみ回収用専用袋につきましては、指定ごみ袋の対象としてございませんので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上でございます。
議長(飯山直一君) 再質疑をお受けいたします。
  角野議員。
                 〔6番 角野由紀子君登壇〕
6番(角野由紀子君) 指定袋の対象外だということの答弁ですが、これを何で質問に出したかと申しますと、この資料の2つは、多分これは指定袋ということで買っている袋かなと思うわけです。これを一たび条例に載せてしまいますと、今ある久喜宮代衛生組合のほうのごみ処理も条例に載ってしまったということで、多大な影響が、合併の今経過措置の中で行っているということを確認させていただければそれで結構なのですが、その辺よろしくお願いします。
議長(飯山直一君) 角野議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  白子業務課長。
                 〔業務課長 白子直巳君登壇〕
業務課長(白子直巳君) 再質疑にご答弁申し上げます。
  現在八甫清掃センターと菖蒲清掃センターで使っていますごみ袋につきましては、住民の皆様にご負担をいただくということからして、条例なり規則の中に明記して、ご負担をいただくものですから、そのような必要があるということで、今回条例の改正と規則の改正ということで上程させていただいたものでございますので、よろしくお願いしたい思います。
議長(飯山直一君) 以上で角野議員の質疑を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いいたします。
                 〔9番 猪股和雄君登壇〕
9番(猪股和雄君) 同じ議案30号で、今回条例の22条の改正によって指定袋をここに明記をするということになりました。前回も、今までも質問してきて、これがいわゆる有料化ではないということは理解したつもりですけれども、そこで、ただ実際に住民が負担をしているということは事実ですので、その点を明らかにしていただきたいと思って、質問します。
  それぞれの指定袋の価格、それから年間使用量、これはもちろん世帯によって違いますけれど、まず全体の枚数がどうなのか、1世帯当たりの使用量と年間負担額、これはもちろん世帯によってみんな違いますけれども、平均でも結構ですので、その把握をしていましたらお願いをいたします。
議長(飯山直一君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
理事(菅谷重行君) 猪股議員さんのご質疑にご答弁申し上げます。
  菖蒲清掃センターと八甫清掃センターそれぞれの指定袋の価格、年間使用量、1世帯当たりの使用量と年間負担額についてご答弁申し上げます。
  まず、菖蒲清掃センターの指定袋の価格について申し上げます。10枚入り、消費税込みで、可燃ごみ用45リットルが126円、30リットルが105円、不燃ごみ用45リットルが126円、プラスチック製容器包装用が126円となっております。
  平成21年度の年間使用量は、可燃ごみ用30リットルが25万3,600枚、45リットルが59万枚、合計しますと84万3,600枚でございます。続いて、不燃ごみ用45リットルが14万6,000枚、続いてプラスチック製容器包装用45リットルが35万500枚でございました。これを1世帯当たりの年間使用量という形に直して計算しますと、可燃が30リットルと40リットルありますが、合わせて平均しますと約112枚、不燃ごみ用が約20枚、プラスチック製容器包装用が約47枚でございます。
  年間負担額につきまして申し上げますと、可燃ごみ用が1世帯年間当たり約1,337円、不燃ごみ用が年間1世帯当たり244円、プラスチック製容器包装用が年間1世帯当たり585円、合計しますと1世帯年間当たり約2,166円となってございます。
  次に、八甫清掃センターの指定袋の価格、年間使用量、1世帯当たりの使用量と年間負担額について申し上げます。指定袋の価格につきましては、10枚入り、消費税込みで燃やすごみ20リットル80円、30リットル100円、45リットル120円、燃やさないごみ20リットル80円、30リットル105円でございます。
  平成21年度の年間使用量は、燃やすごみ20リッターが9万600枚、30リッターが86万9,400枚、45リッターが220万5,300枚、合計316万5,300枚。燃やさないごみ20リットルが14万400枚、30リットルが28万1,400枚、合計42万1,800枚でございました。
  1世帯当たりの年間使用量は、燃やすごみが約130枚、燃やさないごみが18枚でございます。年間負担額にしますと、燃やすごみ、年間1世帯当たり約1,463円、燃やさないごみ、年間1世帯当たり167円で、合計しますと1世帯年間当たり1,630円となっております。ただし、この両センターにつきまして公共等で使っている量もございますので、実際の負担はこれよりも若干減るというふうに考えております。
  以上です。
議長(飯山直一君) 以上をもちまして猪股議員の質疑を打ち切ります。
  次に、加藤議員、お願いします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 議席4番の加藤です。これは、有料の指定袋を導入するということですかという質問をしましたけれども、前段の議員さんの答えで経過はわかりました。
  この菖蒲と八甫の有料袋、指定袋については、いつから導入をされているのかということ。それから、ここで条例に明記しますと、いずれこの久喜宮代センターにも導入してくるのかなとも想像されるのですけれども、そういう計画はお考えがあるのかどうか、お願いしたいと思います。
議長(飯山直一君) 加藤議員の質疑に対する答弁を求めます。
                 〔「休憩」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 暫時休憩します。

    休憩 午後 3時41分

    再開 午後 3時42分

議長(飯山直一君) 再開いたします。
  それでは、加藤議員の質疑に答弁を求めます。
  菅谷理事。
                 〔理事 菅谷重行君登壇〕
理事(菅谷重行君) 質疑にお答え申し上げます。
  菖蒲清掃センターについては、平成元年に着工したときから、もう使っているということでございました。また、プラスチック用包装については平成21年からでございます。
  続きまして、旧栗橋・鷲宮衛生組合の管内ですが、まず栗橋町が平成8年から始めてございます。その後鷲宮町のほうで、燃えるごみを平成12年から始めています。それから、燃やさないごみについては平成19年から始めてございます。
 以上です。
議長(飯山直一君) よろしいですか。
                 〔「ここで導入する気はあるのかということで」と言う人あ
り〕
議長(飯山直一君) 引き続き、白子業務課長。
                 〔業務課長 白子直巳君登壇〕
業務課長(白子直巳君) それでは、ご質疑にご答弁申し上げます。
  久喜宮代清掃センターを含めまして、全体的な形で指定袋の導入でございますが、今後審議会とか、そういうものを通しまして検討していきたい考えてございますので、よろしくお願いいたします。
議長(飯山直一君) 以上で加藤議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第30号に対する質疑を打ち切ります。
  以上をもちまして、提出議案に対する質疑を打ち切ります。

                        ◇                      

    ◎討論・採決
議長(飯山直一君) これより日程第3、討論・採決を行います。
  議案第28号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 済みません。4番の加藤です。議案28号 平成21年度久喜宮代衛生組合一般会計決算について、私は反対の立場で討論をいたします。
  まず、21年度決算では、1市3町合併に伴いまして3清掃センター間のコンピューターシステム統合などの支出が計上されておりますが、これらについては今後も出てくるかどうかはわかりませんけれども、圧縮の努力を要望するものであります。
  また、分別を徹底して燃やすごみを少なくし、再資源化を促進するために再編後の新しい廃棄物処理基本計画を待たずに、統一できる収集方法、施策などあると思われます。これは、初日の当局からの表明でもありましたけれども、そうしたことについては早い時期に統一を図っていただきたい、このことも要望をいたします。
  反対する理由ですけれども、この久喜宮代清掃センターにおける現業職の退職に伴う補充を行わずに、さらに委託を拡大しております。これについては反対でございますので、決算に反対といたします。
  以上です。
議長(飯山直一君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) それでは、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 討論なしというお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第28号 平成21年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(飯山直一君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
  次に、議案第29号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第29号 平成22年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(飯山直一君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
  次に、議案第30号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(飯山直一君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第30号 久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(飯山直一君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
  以上をもちまして、提出議案の審議はすべて終了いたしました。

                        ◇                      

    ◎議長あいさつ
議長(飯山直一君) これをもちまして、本会議に付託された案件はすべて終了いたしました。
  本日は、提出議案に対する慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎管理者あいさつ
議長(飯山直一君) それでは、管理者のあいさつをお願いいたします。
  管理者、お願いします。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会第3回定例会にご提案申し上げました議案第28号ないし議案第30号までの3議案につきまして、議員の皆様には慎重にご審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。
  質疑、質問の中で賜りましたご意見等につきましては、十分検討いたしまして、今後の組合運営に反映をさせてまいりたいと考えております。議員の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げまして、御礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎閉会の宣告
議長(飯山直一君) これをもちまして、平成22年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午後 3時50分