〇 招 集 告 示
久宮衛告示第29号
平成22年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会を次により招集する。
平成22年9月7日
久喜宮代衛生組合管理者 田 中 暄 二
記
1 期 日 平成22年9月14日
2 場 所 久喜宮代衛生組合大会議室
〇 応 招 ・ 不 応 招 議 員
応招議員(14名)
1番 梅 田 修 一 君 2番 上 條 哲 弘 君
3番 木 村 奉 憲 君 4番 加 藤 幸 雄 君
5番 戸 ヶ 崎 博 君 6番 角 野 由 紀 子 君
7番 鈴 木 松 蔵 君 8番 鎌 田 忠 保 君
9番 猪 股 和 雄 君 10番 内 田 正 君
11番 金 子 正 志 君 12番 宮 原 一 夫 君
13番 大 鹿 良 夫 君 14番 飯 山 直 一 君
不応招議員(なし)
平成22年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会 第1日
平成22年9月14日(火曜日)
議 事 日 程 (第1号)
1 開 会
2 開 議
3 議事日程の報告
4 会議録署名議員の指名
5 会期の決定
6 管理者提出議案の上程(議案第28号〜議案第30号)
7 提案理由の説明
8 組合に対する質問
9 次会の日程報告
10 散 会
午前9時開会
出席議員(14名)
1番 梅 田 修 一 君 2番 上 條 哲 弘 君
3番 木 村 奉 憲 君 4番 加 藤 幸 雄 君
5番 戸 ヶ 崎 博 君 6番 角 野 由 紀 子 君
7番 鈴 木 松 蔵 君 8番 鎌 田 忠 保 君
9番 猪 股 和 雄 君 10番 内 田 正 君
11番 金 子 正 志 君 12番 宮 原 一 夫 君
13番 大 鹿 良 夫 君 14番 飯 山 直 一 君
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により出席した人
管 理 者 田 中 暄 二 君 副管理者 庄 司 博 光 君
代 表 榎 本 善 司 君 会 計 河 野 金 蔵 君
監査委員 管 理 者
参 与 真 砂 和 敏 君 参 与 栗 田 明 夫 君
参 与 當 間 義 広 君 事務局長 小 倉 康 治 君
理 事 菅 谷 重 行 君 総務課長 渡 辺 和 夫 君
業務課長 白 子 直 巳 君 業 務 蓮 見 実 君
2 課 長
総務課長 金 井 誠 君 業務課長 内 田 久 則 君
補 佐 補 佐
業務課長 日 下 部 栄 子 君 業 務 3 藤 井 智 君
補 佐 課長補佐
本会議に出席した事務局職員
庶務係長 籾 山 光 明 書 記 野 口 智 樹
書 記 赤 羽 貴 裕
◎開会の宣告 (午前 9時00分)
〇議長(飯山直一君) ただいまの出席議員は14名でございます。
定足数に達しておりますので、これより平成22年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会を開会いたします。
◇
◎開議の宣告
〇議長(飯山直一君) 直ちに本日の会議を開きます。
◇
◎議事日程の報告
〇議長(飯山直一君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでございます。
◇
◎会議録署名議員の指名
〇議長(飯山直一君) 日程第4、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第93条の規定により、議長において
3番 木 村 奉 憲 議員
4番 加 藤 幸 雄 議員
を指名いたします。
◇
◎会期の決定
〇議長(飯山直一君) 日程第5、会期の決定を議題といたします。
議会運営委員長の報告を求めます。
猪股議会運営委員長。
〔議会運営委員長 猪股和雄君登壇〕
〇議会運営委員長(猪股和雄君) おはようございます。9月7日、午前9時から会議室におきまして議会運営委員会を開催し、第3回定例会の日程等について協議いたしました。その概要について報告いたします。
今定例会に提出される議案は、管理者提出議案3件、一般質問は4人が予定されています。
したがいまして、会期日程につきまして、本日9月14日から28日までの15日間ということで決定をいたしました。
なお、議案質疑の締め切りにつきましては、9月21日火曜日正午とすることで決定をいたしました。
次に、執行部から臨時議会を開催したいという説明がありまして、その日程を11月26日金曜日、午後1時から開催することになりました。
また、議員研修視察につきましては日程を23年1月を予定し、今後検討していくということを協議いたしました。
以上です。
〇議長(飯山直一君) お諮りいたします。
今定例会の会期は、委員長の報告のとおり本日9月14日から9月28日までの15日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(飯山直一君) ご異議なしと認めます。
よって、会期は15日間と決定いたしました。
なお、今定例会の議案質疑書の締め切り日につきましては、先ほど委員長から報告がありましたとおり9月21日火曜日の正午までとすることと決定いたしました。
通知につきましては、本日予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
◇
◎管理者提出議案の上程
〇議長(飯山直一君) 日程第6、管理者提出議案の上程ですが、議案第28号から議案第30号までを一括上程し、議題といたします。
◇
◎提案理由の説明
〇議長(飯山直一君) 日程第7、管理者より提案理由の説明を求めます。
管理者、お願いします。
〔管理者 田中暄二君登壇〕
〇管理者(田中暄二君) おはようございます。本日、久喜宮代衛生組合議会第3回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様にはご健勝にてご参集を賜り、ご審議いただくことを厚く御礼申し上げます。
議案上程に先立ちまして、組合事業につきましてご報告を申し上げます。初めに、生ごみ減容化及び堆肥化事業につきまして申し上げます。HDM方式によります生ごみ減容化及び堆肥化事業につきましては、平成21年4月から生ごみ堆肥化推進地区から収集する生ごみの全量、日量約4トンを減容化及び堆肥化処理しておりまして、本年8月末時点で平成20年度の実験を含め、延べ約1,176トンの生ごみが投入され、減容化されてきたことになります。現在のところHDM本体の変化もなく、臭気の発生も少なく順調に処理がされております。また、堆肥の製造につきましては、昨年度はHDM堆肥約7トンと剪定枝堆肥約7トンを混合した堆肥約14トンを製造いたしまして、生ごみ堆肥化推進地区の皆様に配付をいたしております。
なお、平成21年4月から平成22年8月までに48団体404人の方が、このHDM方式での生ごみ処理の視察に見えております。今後とも資源循環型社会を目指した持続可能な堆肥化事業の推進に努めてまいりたいと考えております。
続きまして、資源リサイクル率についてでございます。一般質問にもございますけれども、平成21年度は久喜宮代清掃センターにおいては40.3%でございました。これは、平成20年度の39.5%と比較いたしますと、0.8ポイントの増加となっております。
参考までに申し上げますと、菖蒲清掃センターが17.2%、八甫清掃センターが24.6%となっています。全体のリサイクル率を試算いたしますと32.5%となっておりまして、このリサイクル率は平成8年度の久喜宮代衛生組合の資源化率32.3%でございましたけれども、この資源化率とほぼ同率でございます。今後、久喜宮代清掃センター方式を基本といたしまして統一していくことによりまして、資源化率が上がっていくものと思われますけれども、一、二年では40%を超えるリサイクル率を達成することは困難というふうに存じております。住民の皆様のご理解とご協力を得ることが最優先となるわけでございます。廃棄物減量等推進員さんのご協力をお願いしながら、分別の徹底に努めてまいりますので、議員の皆様におかれましても引き続きご尽力を賜りますようお願いを申し上げます。
それでは、本定例会に提案申し上げております議案の説明を申し上げます。本日、本定例会に提案いたしました議案は、3議案でございます。
初めに、議案第28号 平成21年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についてでございます。地方自治法第233条第3項の規定によりまして、平成21年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算を、別冊のとおり監査委員の意見をつけて認定に付するということで、調製をいたしております。
決算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。まず、歳入でございます。予算現額22億2,706万4,000円、調定額21億9,506万4,941円、収入済額21億9,487万871円、不納欠損額3万1,100円、収入未済額16万2,970円でございます。
次に、歳出でございます。2ページをお開きいただきたいと存じます。予算現額は歳入と同額の22億2,706万4,000円でございます。支出済額が19億7,766万6,437円となっております。翌年度繰越額がございませんので、不用額が2億4,939万7,563円でございます。
次に、議案第29号 平成22年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)についてでございます。別冊で調製してございますので、お開きいただきたいと存じます。第1条でございますけれども、歳入歳出予算の補正ということで、それぞれ1億3,364万1,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ34億9,907万5,000円に改めたいという内容でございます。
第2条でございますが、債務負担行為の補正ということで、久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターにおける52件の債務負担行為の追加をさせていただきたいという内容でございます。
第3条でございますけれども、地方債の補正ということで、新たに2件を追加し、1件を廃止したいという内容でございます。
次に、議案第30号 久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。住民が排出する家庭系廃棄物の排出方法について明確化するため、本条例の一部を改正したいので、この案を提出するものであります。
以上が本定例会に上程いたします議案3件でございます。
なお、詳細につきましては、事務局長をして補足説明をいたさせますので、慎重ご審議の上、速やかにご議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
〇議長(飯山直一君) 次に、議案第28号から議案第30号までの補足説明を求めます。
事務局長、お願いします。
〔事務局長 小倉康治君登壇〕
〇事務局長(小倉康治君) おはようございます。それでは、補足説明をさせていただきます。
議案書1ページをお開き願います。議案第28号 平成21年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算についての補足説明を申し上げます。お手元の決算書に従いましてご説明を申し上げます。
初めに、4ページをお開きいただきたいと存じます。財産に関する調書でございます。まず、土地、地積につきましては、ごみ処理施設用地といたしまして、菖蒲清掃センターの1万4,348平方メートルと八甫清掃センターの8,378平方メートルの2万2,726平方メートルが増加し、3万8,996平方メートルとなっております。
次に、し尿処理施設用地といたしましては、八甫清掃センターの1万779平方メートルが増加し、1万8,865平方メートルとなっております。その他といたしましては、八甫コミュニティセンターの3,000平方メートルが増加し、5,850平方メートルとなり、土地全体といたしまして3万6,505平方メートルが増加し、6万7,164平方メートルとなっております。
次に、建物の非木造延べ面積につきましては、ごみ処理施設といたしまして、久喜宮代清掃センターにおきまして112平方メートルが減少いたしましたが、菖蒲清掃センターの2,254平方メートルと八甫清掃センターの5,062平方メートルが増加をしたため、合わせて7,204平方メートルが増加し、1万3,117平方メートとなっております。し尿処理施設といたしまして、八甫清掃センターにおきまして2,528平方メートルが増加し、5,095平方メートルとなっております。その他といたしまして、八甫コミュニティセンターの建物263平方メートルが増加し、建物全体といたしまして9,995平方メートルが増加し、1万9,476平方メートルとなっております。
次に、5ページの物品の関係でございます。5ページをお開き願いたいと思います。車両につきましては、乗用車において1台買い替えがあり、その他につきましては、合併統合による増加でございます。平成21年度中の増減の内訳でございますが、乗用車につきましては菖蒲清掃センター所有の1台と八甫清掃センター所有の3台を合わせまして4台が増加し、7台となっております。塵芥収集車、回転板式につきましては、八甫清掃センター所有の2台を加え8台となっております。貨物自動車、最大積載量2トン以上につきましては、菖蒲清掃センター所有の1台と八甫清掃センター所有の1台を合わせまして2台が増加し、4台となっております。貨物自動車、最大積載量2トン未満につきましては、菖蒲清掃センター所有の1台と八甫清掃センター所有の2台を合わせて3台が増加し、5台となっております。ショベルローダーにつきましては、八甫清掃センター所有の2台を加え5台となっております。ミニホイールローダーにつきましては、菖蒲清掃センター所有の1台を加え2台となっております。アームロール車につきましては、八甫清掃センター所有の1台を加え3台となっております。フォークリフトにつきましては、八甫清掃センター所有の1台を加え2台となっております。合計いたしますと、平成21年度末の所有台数は前年度末現在高と比較しまして16台増の38台となっております。
続きまして、事項別明細書に従いましてご説明を申し上げます。決算事項別明細書の1ページ、2ページをお開きいただきたいと存じます。1款の分担金及び負担金ですが、予算現額18億7,276万8,000円、調定額、収入済額、いずれも18億6,051万3,261円でございます。内訳といたしましては、久喜宮代清掃センター分といたしまして、組合規約第13条の規定に基づく負担金で、久喜市が10億1,889万6,000円と電算統合等の合併準備分685万6,654円を合わせた10億2,575万2,654円、宮代町が5億944万8,000円でございます。また、久喜市の合併に伴い菖蒲清掃センターの久喜市の負担金5,377万5,000円と、八甫清掃センターの久喜市負担金2億7,153万7,607円でございます。
次に、2款の使用料及び手数料ですが、予算現額7,076万5,000円、調定額6,987万3,919円、収入済額6,967万9,849円でございます。なお、収入未済額が現年度分と滞納繰り越し分を合わせまして16万2,970円でございます。また、不納欠損額が3万1,100円となってございますが、これは久喜宮代清掃センターにおける平成16年度分塵芥処理手数料3件、2万4,500円及び平成16年度分し尿処理手数料5件、6,600円でございます。
次に、3款の財産収入でございます。予算現額5,137万3,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額でございまして、3,213万1,920円でございます。これは備考欄にございますように、久喜宮代清掃センター、八甫清掃センターにおける資源回収に伴う有価物及びごみの処理過程から発生した有価物の売り払い代金でございます。内訳につきましては、主要な施策の成果に関する調書の11ページ、12ページに記載してございます。
次に、3ページ、4ページをお開き願います。4款の繰越金でございますが、予算現額が9,859万7,000円、調定額、収入済額とも同額で9,859万7,294円でございます。
次に、5款の諸収入でございます。予算現額3,356万1,000円に対しまして、調定額、収入済額とも3,394万8,547円でございます。雑入といたしまして、収入済額が3,394万8,547円となっております。内訳の主なものといたしましては、再商品化合理化拠出金で3,317万8,629円でございます。
次に、5ページ、6ページをお開き願います。6款の組合債でございます。予算現額1億円に対しまして、調定額、収入済額とも同額でございます。これは備考欄にございますように、八甫清掃センターにおけるごみ焼却施設機器改修整備事業債でございます。詳細につきましては、主要な施策の成果に関する調書の12ページに記載をしてございます。
以上が歳入の概要でございます。
続きまして、歳出でございます。7ページ、8ページをお開きいただきたいと思います。1款の議会費でございます。予算現額274万2,000円に対しまして、支出済額が213万4,753円で、執行率が77.9%でございます。これは議員さんの報酬や会議録の調製、また視察研修等の議会運営費でございます。この議会運営費につきましては、成果調書の13ページに記載してございます。視察研修につきましては、平成21年7月16日、17日の両日、福島県福島市のあらかわクリーンセンターの焼却工場及びリサイクルプラザと同県二本松市の安達地方広域行政組合あだたら環境共生センターの汚泥再生処理施設の視察を実施したものでございます。
次に、2款の総務費でございます。衛生組合の総務に関する事業全般にわたる共通経費を執行しております。予算現額2億8,908万6,000円に対しまして、支出済額は2億5,079万7,522円で、執行率が86.8%でございます。
まず、1目の一般管理費でございます。予算現額1億8,397万円に対しまして、支出済額1億7,379万8,693円となっておりまして、執行率が94.5%でございます。この内容でございますが、職員の給与費など人件費のほか、7ページから12ページにございますように衛生組合全般にわたる事務諸経費を主といたしまして、備考欄に記載しております事業を執行しております。
なお、平成21年度中の特徴的な事業といたしましては、9ページ、10ページの委託料の備考欄にございますように、各庁舎システム統合保守、例規立案・策定支援の合併準備経費でございます。
次に、11ページ、12ページをお願いいたします。2目財産管理費でございます。衛生組合の財産管理の経費でございます。予算現額1億496万6,000円に対しまして、支出済額7,685万2,995円となってございます。執行率は73.2%でございます。主な支出といたしましては、11節需用費、備考欄上から4行目の光熱水費が6,223万1,075円でございます。
なお、光熱水費の内訳につきましては、成果調書の15ページをごらんいただきたいと存じます。
次に、13ページ、14ページをお願いいたします。3目公平委員会費でございます。予算現額が8万5,000円に対しまして、支出済額が8万5,000円でございます。委員報酬でございます。
次に、2項の監査委員会費でございます。予算現額6万5,000円、執行額が6万834円でございます。同じく委員報酬でございます。
次に、3款の衛生費でございます。現業部門における職員の人件費及び塵芥処理費、し尿処理費の関係経費を執行しております。予算現額が14億6,615万4,000円、支出済額が12億8,153万4,447円、執行率が87.4%でございます。
まず、1目の清掃総務費でございます。予算現額2億1,044万4,000円に対しまして、支出済額が2億178万9,824円となっておりまして、執行率が95.9%でございます。主な事業内容といたしましては、久喜宮代清掃センターにおける現業職員の給与等人件費のほか、15ページ、16ページの負担金補助及び交付金から、久喜宮代、八甫両清掃センターにおける生ごみ処理機の購入費補助金及び新聞紙、瓶、缶等の資源集団回収事業報償金等をそれぞれ支出してございます。
次に、2目の塵芥処理費でございます。予算現額11億2,384万6,000円に対しまして、支出済額が9億5,441万9,870円、執行率が84.9%となっております。ここでは、最終処分に要した経費、資源及びごみ全般にわたります収集経費、処理施設関係の維持管理費及び維持補修費などを執行しております。
次に、17ページ、18ページをお願いいたします。主な事業内容ですが、13節委託業務関係としましては、久喜宮代清掃センターにおけるプラスチック容器選別業務及び残渣処分業務の1億3,375万6,347円、19ページ、20ページをお願いいたします。菖蒲清掃センターにおける焼却灰処理運搬業務の243万6,781円、八甫清掃センターにおけるごみ処理施設運転管理業務1,698万3,750円などを執行しております。
次に、15節工事請負費といたしましては、久喜宮代清掃センターの粗大ごみ処理施設整備工事1,449万円、生ごみ回収用除袋機設置工事1,496万2,500円、八甫清掃センターのごみ焼却施設(第3期)機器修繕工事4,179万円などを執行しております。
続きまして、21ページ、22ページをお願いいたします。3目のし尿処理費でございます。予算現額1億3,186万4,000円に対しまして、支出済額が1億2,532万4,753円、執行率は95.0%となっております。ここでは、し尿の収集運搬、処理施設関係の維持管理、維持補修、最終処分に要する経費を支出してございます。
13節委託料関係では、久喜宮代清掃センターにおきましては、備考欄の上から3行目のし尿及び浄化槽汚泥最終処分業務(堆肥化)といたしまして、汚泥を埼玉県の寄居コンポスト株式会社及び長野県のクリーンユーキ株式会社に委託し、堆肥化を実施しております。また、八甫清掃センターにおきましては、し尿処理施設運転管理業務を実施しております。
15節工事請負費関係としましては、し尿処理施設整備工事などの事業が施行されております。
続きまして、4款公債費でございます。予算現額4億4,358万1,000円に対しまして、支出済額は4億4,319万9,715円、執行率が99.9%でございます。久喜宮代清掃センターにおきましては、平成13、14年度の生ごみ堆肥化処理施設建設事業3件、焼却炉排ガス高度処理設備・2号炉ほか大規模改修事業2件、菖蒲清掃センターにおきましては、廃棄物焼却処理移設改修整備事業1件、八甫清掃センターにおきましては、し尿処理施設整備事業1件、ごみ処理施設整備事業2件、以上9件の償還元金及び償還利子でございます。内容につきましては、主要な施策の成果に関する調書の28ページ、29ページに記載してございます。
次に、23ページ、24ページをお願いいたします。5款諸支出金でございますが、この款につきましてはごみ及びし尿の処理手数料につきまして、過誤納金の還付処置をするために当初予算で科目を設定させていただきましたが、該当はございませんでした。
最後に、6款の予備費でございます。充当額はございません。
以上が、議案第28号 平成21年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算の補足説明でございます。
続きまして、議案第29号 平成22年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)につきましてご説明を申し上げます。別冊の補正予算書をごらんいただきたいと存じます。
1ページをお願いいたします。第1条でございます。歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,364万1,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ34億9,907万5,000円に増額するものでございます。
次に、第2条でございます。債務負担行為の補正で、4ページ、5ページの第2表、債務負担行為補正を追加するものでございます。久喜宮代清掃センターの一般廃棄物(ごみ)処理基本計画策定業務委託につきましては、平成22年度から平成23年度まで2カ年度にわたり、限度額450万円で執行するため、設定させていただくものでございます。その他は、年度開始前に入札等の準備を行い、新年度における契約事務を効率化するため設定させていただくものであり、久喜宮代清掃センターが24件、菖蒲清掃センターが10件、八甫清掃センターが17件、合計いたしまして52件の債務負担行為の追加補正でございます。
続きまして、第3条でございます。地方債の補正で、7ページの第3表、地方債補正でございます。新たに2件の起債の追加と1件の廃止でございます。内容といたしましては、1件目の追加は久喜宮代清掃センターのごみ焼却処理施設改修事業で、限度額は6,000万円でございます。2件目といたしましては、菖蒲清掃センターのごみ焼却処理施設改修事業で、限度額は7,000万円でございます。地方債の廃止につきましては、八甫清掃センターのごみ処理施設機器改修整備事業に繰越金を充て、一般財源で措置するものでございます。
以下、補正予算につきまして事項別明細書で説明をさせていただきます。事項別明細書の10ページをお開きいただきたいと存じます。歳入でございます。まず、1款分担金及び負担金、1項負担金、1目の組合負担金でございます。9,856万4,000円の減額をいたします。これは前年度決算により繰越金が確定したことから、負担金の減額補正をするものでございます。構成市町及びセンター別の減額する負担金は説明欄のとおりでございます。
次に、4款繰越金、1項繰越金、1目繰越金でございます。これは平成21年度決算により繰越金が確定したことにより、1億5,220万5,000円を増額するものでございます。
次に、11ページをお願いいたします。6款組合債、1項組合債、1目衛生債でございます。これにつきましては、先ほど地方債補正でご説明いたしましたが、施設の整備に係る事業債で8,000万円を追加するものでございます。
次に、歳出でございます。12ページをお願いいたします。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、1節報酬の36万円の増額でございます。これにつきましては、廃棄物減量等推進審議会の報酬で、日額報酬6,000円で会議を3回予定しております。2節給料1,362万5,000円の減額、以下、3節職員手当等760万4,000円の減額。次に、13ページをお願いいたします。4節共済費423万9,000円の減額、7節賃金110万円の減額、19節負担金補助及び交付金2万6,000円の増額につきましては、職員の人事異動によるものでございます。2目の財産管理費、13節委託料の執行残確定分62万8,000円を減額し、菖蒲清掃センターの改修工事に振りかえるものでございます。
次に、15ページをお願いします。3款衛生費、1項清掃費、1目清掃総務費、2節給料4,000円の減額、3節職員手当等5万9,000円の減額、4節共済費73万8,000円の増額、19節負担金補助及び交付金2,000円の減額につきましては、職員の人事異動によるものでございます。
2目塵芥処理費、11節需用費につきましては、菖蒲清掃センターのごみ焼却処理施設改修工事への修繕料2,627万2,000円の減額による振りかえと、八甫清掃センターの施設の修繕料としての415万円の増額でございます。13節の委託料につきましては、執行残の確定分310万円を減額し、菖蒲清掃センターの改修工事へ振りかえるものでございます。
15節工事請負費の1億8,500万円の増額でございますが、久喜宮代清掃センターにおける煙突改修工事8,500万円につきましては、煙突の強度不足が判明し緊急の改修工事を行うものであり、菖蒲清掃センターにおけるごみ焼却処理施設改修工事の1億円につきましては、改修内容を見直し、予算を増額するものでございます。
以上が議案第29号 平成22年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第2号)の補足説明でございます。
続きまして、議案第30号 久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明を申し上げます。議案書の3ページを開きいただきたいと存じます。
同条例の第22条中「家庭系廃棄物の収集を受ける」を「家庭系廃棄物を排出する」に改め、第2項として「住民は、分別の区分等に応じて管理者が規則で定める指定ごみ袋を使用しなければならない。」を追加することにより、条例において、指定のごみ袋の使用根拠を明確化いたしますとともに、参考資料にもございますように、同時に規則において指定のごみ袋の使用区分を具体的に定めていくものでございます。
以上が議案第30号 久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例につきましての補足説明でございます。
以上をもちまして、本定例会に提案いたします議案の補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。
〇議長(飯山直一君) 以上で補足説明を終わります。
ここで、監査委員により平成21年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算の審査についての報告を求めます。
榎本代表監査委員、お願いします。
〔代表監査委員 榎本善司君登壇〕
〇代表監査委員(榎本善司君) おはようございます。ご指名いただきました代表監査委員の榎本でございます。
平成22年8月4日、久喜宮代衛生組合会議室におきまして、地方自治法第233条第2項の規定に基づき審査に付された平成21年度久喜宮代衛生組合一般会計決算に関する審査を執行いたしました。
お手元の報告、意見書1ページをご参照いただきます。審査の対象ですが、1、平成21年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算、2、平成21年度実質収支に関する調書、3、平成21年度財産に関する調書。審査の年月日は、先ほど申し上げました22年8月4日、水曜日です。
3、審査の方法、平成21年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算書及び法令で定める書類等に基づき、その計数の正否や予算執行状況の適否について審査を行いました。
4、審査の結果です。審査に付された久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算書及び法令で定める書類は、いずれも法令に準拠して調製されており、計数も関係諸帳簿と照合した結果、正確であり、予算執行は適正になされているものと認めました。
詳細につきましては、今お手元にございます決算審査意見書のとおりでございますが、最後の9ページをごらんいただきたいと思います。むすびについて少々説明させていただきます。
生ごみの堆肥化事業等、破袋機ですか、袋を破る機械でしょうか、その導入によったりして収集袋の低価格化と運用改善に努めるなど、さまざまな事業や業務において、限られた経費の中で削減や運営の効率化を実施したことは、非常に成果を上げておられると思います。
また、先ほど管理者からも説明がありましたが、資源化率が40.3%と前年度に比べて0.8ポイント向上しており、依然として全国的にも高水準で良好な状況を維持しておられることは、非常に評価は高いと思います。
最後に、一番下のところを読ませていただきます。本年3月の久喜市の合併に伴い、久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターの3施設による処理体制となったが、合併時の統一化が図れず、事務や料金等において継続調整となっている項目が生じている。地域性や過去の経緯等の背景もあり難しい調整作業であることは理解できるが、可能な限り早期に事務の一本化、業務の統一化を進めていただくよう要望して、総括的意見といたします。
以上でございます。
〇議長(飯山直一君) ここで休憩いたします。なお、再開は9時55分とさせていただきます。
休憩 午前 9時40分
再開 午前 9時55分
〇議長(飯山直一君) それでは、再開いたします。
◇
◎組合に対する質問
〇議長(飯山直一君) 日程第8、組合に対する質問をお受けいたします。
通告順にお受けいたします。
初めに、木村議員、お願いいたします。
〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。それでは、4点にわたって通告をしていますので、よろしくお願いします。
第1点目は、1市3町合併によるごみ収集の統一に向けてということで質問をします。1点目は、久喜宮代衛生組合のごみ収集の基本はどのように3町に反映され、統一される見通しなのか。今までの論議の中で、久喜宮代衛生組合の全体像として引き継ぐ、その基本とするというような形になっています。それから、ルールの統一が必要だという形で広報にも載っていますので、その点についてお伺いします。
2点目は、合併後3年以内に統一するという合併論議なのですけれども、その具体的なスケジュールと検討はどのように行うのか。先ほどの監査の指摘でも、早目にしてほしいというような状況も話されていました。
3点目は、現在3町でごみ収集による大きな違いはどんな点があるのか、それも踏まえてお願いします。
第2点目は、生ごみ処理計画の今後の見通しについてです。1点目は、生ごみ処理計画の従来の見直しと、今後の計画はどのようにしていくのか。
第2点目は、久喜宮代衛生組合の基本計画は3町へどのように反映されていくのか。
それから3つ目は、従来の生ごみ完全堆肥化施設、その現状とその後の利用、またその変更に当たっての総括をどのように進めていくのかお願いします。
3点目は、生ごみ処理容器等購入費の補助金についてです。既に合併後、この購入補助金の適用がされています。その点で、新市合併後のコンポスト、EM処理容器、それから電気式生ごみ処理機の補助の状況は、どのように現在なっているのかお願いします。それから、限度額の見直しなどの予定と将来への考え方をお伺いします。
4点目は、リサイクル率の向上についてです。先ほど管理者から、各衛生組合のリサイクル率を述べていただきました。これで第1点目はわかりましたので、それを踏まえて今後それぞれのリサイクル率向上、それから合併後の将来計画はどのようにしていくのか、この点についてお伺いします。
以上です。お願いします。
〇議長(飯山直一君) 木村議員の質問に対する答弁を求めます。
なお、質問の1、3、4について渡辺総務課長。
〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) おはようございます。ただいまご質問いただきました木村議員のご質問のうち、大きな項目の1、1市3町合併によるごみ収集の統一について、3、生ごみ処理容器等購入費補助金について、4、リサイクル率の向上の目標について、以上3点について私からお答えを申し上げます。
まず、第1点の1市3町合併によるごみ収集の統一についてのご質問の第1点、久喜宮代衛生組合のごみ収集の基本は、どのように3町に反映され統一される見通しなのかというご質問にお答えを申し上げます。ご質問の久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターの3センターのごみ処理につきましては、分別収集方法や収集回数が異なることから3年以内に調整し、統一を図ることとしております。既に組合内部におきまして、3センターの課長補佐、係長級による内部プロジェクト会議を立ち上げ、調整項目ごとに業務内容の統一をすべく検討を開始しているところでございます。この検討におきましては、合併協定事項でございます久喜宮代衛生組合の方式を基本として、おおむね3年以内に統一との原則に基づき調整を進めているところでございまして、久喜宮代清掃センターの方式をベースとした上で、旧菖蒲町や旧栗橋・鷲宮衛生組合での取り組みや過去の経緯も考慮しつつ、統一に向けた検討を進めているところでございます。
なお、このプロジェクトにつきましては、既に6月からおおむね2回のペースで進めてきているところでございまして、今年度中には基本的な検討を終える予定で取り組んで進めているところでございます。 その上で、組合自身が判断すべきもの、判断できるものにつきましては、組合内部で再確認、調整をいたしまして、また住民の皆様のご意見を伺うべきものは、廃棄物減量等審議会などのご意見を伺った上で統一レベルを決定してまいりたいと考えるものでございます。また、統一内容につきましてスムーズに移行ができますよう、その実施時期や周知方法につきましても、あわせて整理してまいりたいと考えるものでございます。
2点目の、合併後3年以内の統一への具体的なスケジュールと検討はどのようにするのかというご質問でございますけれども、ただいまご答弁申し上げました手順を踏まえて作業を進めておりますので、可能なもの、統一できたものから実施に移す方針としているところでございます。このため3年以内での統一はもちろんのこと、調整が終了したものから順次前倒しで実施するということによりまして、できる限り統一時期を早めたいと考えるものでございます。
次に、3点目の現在3町で大きな違いはどんな点があるのかとのご質問でございますけれども、資源化に伴います分別の区分、指定袋の有無、収集日や回数の差、粗大ごみを初めとする手数料の金額の差などが大きな違いでございます。
続きまして、3点目のご質問の生ごみ処理容器等購入費補助金につきましてご答弁申し上げます。まず、新市合併後のコンポスト、EM処理容器、電気式生ごみ処理容器の補助の状況についてでございますけれども、この生ごみ処理容器等購入費補助制度は、家庭用と業務用の用途別に、購入費に係る補助を行っている制度でございます。家庭用につきましては、コンポスト、EM処理容器、電気式生ごみ処理容器の3種類について、合併時に統一いたしました基準により購入費の半額を補助しております。なお、補助基準におきましては金額と数量の上限を設定しておりまして、コンポストは2,500円、年間で2基まで、EM処理容器は1,500円、年間で2基まで、電気式生ごみ処理容器は3万円、年間1基までとなっております。業務用につきましては、事業所を対象にしたものでございまして、本体費用と設置費用の合計額の半額を補助するものでございます。こちらにつきましても金額と数量の上限を設定しておりまして、250万円、年間1基までとなっております。合併後の本年3月23日から先月8月の末日までの交付実績について申し上げます。家庭用について申し上げます。コンポストが22基、4万6,100円、EM処理容器が12基、1万4,200円、電気式生ごみ処理容器が20基、57万6,300円の補助を行ったところでございます。なお、業務用につきましては合併後の実績はございません。
続きまして、限度額の見直しなどの予定と将来の見通しについてご答弁申し上げます。この家庭用生ごみ処理容器購入費補助制度につきましては、合併前の久喜宮代衛生組合、旧菖蒲町、旧栗橋・鷲宮衛生組合において、おのおの実施してきたものでございまして、限度額はそれぞれ異なっておりましたが、購入費用の半額を補助するという点では同じ方式でございました。合併後は、先ほどご説明申し上げましたとおりの内容で統一を図り、実施しているものでございます。
なお、家庭用の中で最も補助額が大きい電気式の生ごみ処理容器の購入費補助制度の状況を申し上げますと、県内で52の団体または地域で補助が行われております。この中では、限度額が2万円の団体等が34と最も多く、当組合よりも高額の団体といたしましては限度額が5万円の自治体が1団体、当組合を含めまして限度額3万円の自治体が5団体という状況でございます。また、一方では補助制度そのものを設けていないという自治体も14団体ございます。こういったことから、当組合の補助制度につきましては管内の住民の皆様の経済的負担を軽減し、ごみの減量化を推進する上で、他団体と比較いたしましても早急に改善を要する状況とは考えにくいところでございますので、限度額の見直しにつきましては現在のところ予定していない状況でございます。
また、業務用の生ごみ処理容器の購入費補助に係る補助制度につきましては、県内で唯一当久喜宮代衛生組合が実施している状況でございまして、旧の菖蒲町あるいは栗橋・鷲宮衛生組合では実施していなかった状況でございます。今後は、久喜市の菖蒲地区、栗橋地区あるいは鷲宮地区の事業所が、この制度を利用していただけるようご期待しているところでございます。したがいまして、この生ごみ処理容器購入費等補助制度につきましては、当組合で発行しております「衛生組合だより」やホームページ並びに市、町の広報紙への掲載、事業者への制度のPR、また廃棄物減量等推進員の皆様へのPRなどを通しまして、地域への浸透をさらに図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに存じます。
最後に、第4点目のリサイクル率の向上の目標につきましてご答弁申し上げます。このリサイクル率につきましては、資源化量と資源集団回収量の合計値を可燃物、不燃物、資源、粗大ごみ等を含んだ総処理量と資源集団回収量の合計値で割った数字のことでございまして、平成21年度の久喜宮代清掃センターのリサイクル率につきましては、先ほど管理者からもご報告申し上げましたとおり40.3%、菖蒲清掃センターにおきましては17.2%、八甫清掃センターにつきましては24.6%となっております。
次に、それぞれのリサイクル率向上に向けての計画についてでございますけれども、管内の住民の皆様や事業所に対しまして、ごみ排出時の分別の徹底を「衛生組合だより」等の広報紙やインターネット等を通して周知するとともに、廃棄物減量等推進員の方々による地域への啓発等を推進しているところでございますので、今後もこういった活動を継続的に取り組むことによりまして、リサイクル率の向上を図ってまいりたいというふうに存じております。
なお、さきの答弁でも申し上げましたとおり、プロジェクトの検討を進めておりまして、その中で栗橋地区及び鷲宮地区におきましては、23年度中にもプラスチックの容器包装物の分別回収、また可燃ごみとして収集しております布類についての資源化による回収を目指すことが可能と思われます。こういった検討を進めておりますので、これらが実施に至りますとリサイクル率は徐々に向上するものというふうに考えるところでございます。また、3年の統一期限でございます平成24年度末までには、分別処理方式の統一がすべて実現する予定でございますことから、これにより必然的に全体でのリサイクル率も向上するものと考えるものでございます。
以上でございます。
〇議長(飯山直一君) 2番については、白子業務課長お願いします。
〔業務課長 白子直巳君登壇〕
〇業務課長(白子直巳君) おはようございます。私のほうからは、木村議員さんのご質問の2点目の生ごみ処理計画の今後の見通しについてのご質問にご答弁申し上げます。
1点目の従来の見直しと今後の計画はと、2点目の3町へどのように反映されるかにつきましては関連がございますことから、一括してご答弁申し上げます。HDM処理方式による生ごみ減容化処理につきましては、焼却施設での燃やせるごみを削減することが目的でございます。生ごみ処理の従来の見直しと今後の計画につきましては、HDM方式で現在実施している日処理量4トン規模における課題を解決しながら計画してまいりたいと考えております。
また、生ごみ処理はごみの減量や新たに策定いたします一般廃棄物ごみ処理基本計画と大きな関連がございますことから、それらを考慮しながら現在作成されてございますごみ処理基本計画を軸にいたしまして、見直しを図ってまいりたいと考えてございます。
また、本年3月23日の久喜市の合併に伴いまして、新たに旧3町が組合の所管区域となったわけでございますが、生ごみの堆肥化につきましては、燃やせるごみを減らし、資源循環型のごみ処理行政を推進していくという考えからいたしましても、新たな一般廃棄物ごみ処理基本計画を作成する中で、区域の拡大につきましても取り組まなければならないと考えているところでございます。
次に、3点目の従来の生ごみ堆肥化処理施設の現状とその後の利用は、またその総括はどのようにするのかというご質問でございます。生ごみ堆肥化処理施設、大地のめぐみ循環センターにつきましては、平成21年4月1日から現在のHDM処理方式による生ごみ減容化処理に移行いたしましたことによりまして、平成21年3月31日以降、生ごみの受け入れは行っていないところでございます。
その後の施設利用についてでございますが、HDM処理方式での堆肥製造に移行したことに伴いまして、生ごみ堆肥化処理施設、大地のめぐみ循環センターにつきましては、HDM堆肥熟成のための2次発酵槽や堆肥ふるい機、堆肥袋詰め機を使用している状況にございます。平成21年につきましては、約43トンのHDM菌床をふるいにかけまして、HDM堆肥約7トンを製造し、これに剪定枝堆肥約7トンを混合いたしまして、約14トンの堆肥を製造いたしました。なお、この堆肥につきましては堆肥取締法に基づきまして、平成22年5月24日付で埼玉県へ肥料の名称を「エコ菜来」として届け出をしておるところでございます。製造いたしました堆肥につきましては、生ごみ堆肥化推進地区の皆様の希望を各区長さんに取りまとめをしていただきまして、全量でございます約14トンを配付してございます。平成22年度におきましても昨年と同様に大地のめぐみ循環センターを利用し、HDM堆肥の熟成のための発酵槽や堆肥ふるい機、堆肥袋詰め機を使用いたしまして、堆肥製造を行っております。今後につきましても、堆肥製造のための生ごみ堆肥化処理施設、大地のめぐみ循環センターの一部を活用してまいりたいと考えてございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
以上でございます。
〇議長(飯山直一君) 再質問をお受けいたします。
木村議員。
〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) それでは、再質問をします。今の答弁に沿って、またお聞きしたいと思います。
第1点目で、ごみ収集については内部のプロジェクトを開始しているということなのですけれども、この具体的な内部プロジェクトの人数、それから栗橋とか鷲宮などはどのような参加をしているのか。それから、6月から2回ということなのですけれども、今年度中に終わるという予定のようですけれども、これから何回ぐらい予定した上での今年度の終了なのか、第1点目お伺いします。
それから、この基本的な統一に向けて組合内部での検討と、それから廃棄物審議委員会、それから市民の参加ということなのですけれども、市民の参加は具体的にはどのようなことを想定されているのか、お伺いします。
第1の問題については、今まで例えば方法とか収集日については、かなり旧菖蒲、それから鷲宮地域、栗橋地域とは異なっている部分が大きいと思います。例えば久喜宮代衛生組合で週1になったものが、ほかでは月1とか2とか、そういうケースが多いのですけれども、いわゆるこの点についてかなり、きょうの答弁では可能なところから統一して、前倒しも含めてやるということなのですけれども、例えばその中でも、特にこの点については早める、あるいは期限を決めてやる、そういう部分があるのか、そういう点について可能な統一をその都度どういう形で住民に知らせていくのか、それをもう少し詳しくお願いします。
それから、3点目のコンポストの問題なのですけれども、合併後コンポストは22基、EMは12基、電気式が20基ということなのですけれども、これについての具体的な各地域の購入状況がわかりましたらお願いしたいというのと、1市3町の合併後の各地域での周知はどのように今まで行ってきたのかお願いします。
限度額についての見直しの予定は、今後は検討していないということで、合併時の統一ということで行う予定という答弁がありましたけれども、先ほど電気式の形では、久喜の限度額が以前も3万円、菖蒲、栗橋は2万円で、これは限度額を引き上げながら、かなり住民サービスをいいとしているのですけれども、コンポストの場合は2,500円なのですけれども、菖蒲は3,000円、それから栗橋は2,600円でした。それから、EM処理器の場合は1,500円ということなのですけれども、菖蒲などは3,000円だったのです。このようなところについての、今説明はなかったのですけれども、こういうことを踏まえながら、やっぱり今後いろんなリサイクル率、あるいはごみ処理行政をしっかり周辺からも支えていく意味では、前向きに考えていくことも必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
それから、4番目のリサイクル率の問題です。これについては、久喜の場合で40.3、以前には45%ぐらいいった年もあったと思うのですけれども、菖蒲17.2、八甫が24.6と、平均で32.5というふうにかなり下がります。これについては先ほどの説明も、40%にするには一、二年のところでも困難ではないかというような説明もあったのですけれども、この全体と平均を見て、久喜宮代と比べて、十五、六年の差があると思うのです、達成までは。そういう点で、どうここを引き上げていくというようなことについては、真剣に考える必要があるのだろうと思うのです。先ほどプラスチックの問題とか布の問題は言われましたけれども、それ以外でもかなり広範囲にわたって努力をしていく必要があると思うのですけれども、一つその点についてお伺いしたいのと、それからこの間皆さんで菖蒲と八甫に見学に行ったのですけれども、その際リサイクル率を聞いたのですけれども、担当者に答えてもらえなかったのです。そういうこともあって、これお聞きしたのですけれども、それぞれの今までのリサイクル率の目標は、計画の中にそれぞれ持ってやってきたのかどうか、その点についてお伺いをしたいと思うのです。
あとは、全体的に統一されていけば平成24年ごろ向上はかなり確実だというような答弁もあったのですけれども、具体的に今まで、例えば久喜宮代衛生組合は平成27年度までに60%という目標を明確に掲げていたわけです。その点について、そのような具体的な目標を掲げていく必要もあるのだろうと思いますが、いかがでしょうか。
それから、大きい2番目の生ごみ処理計画についてなのですけれども、これについて一般廃棄物の基本計画、それをどのような形で見直ししながらやっていくということなのですけれども、これについても私はかなり、今まで計画の変更もありますし、市民参加というより市民のいろんな声を聞く、それから専門家の意見も聞く、現在までさまざまな形で協力をしていた地域の皆さんの声をしっかり聞いた上で、今後の見通しも含めてやっていく必要があるのだろうと思います。そういう点での具体的な計画を練っていくための構成、あるいは意見を聞く、その場をどのような形で設けようとしているのか、その点について1点目伺いたいと思います。
それから、現在ある施設について、従来の施設については第2次発酵、それから除袋の形で利用していくということなのですけれども、これで今までの従来の施設が有効活用されていくとは思えないのですけれども、この辺の具体的な第2次発酵、あるいは除袋に当たっての経費、あるいはその削減はどのようになっているのか、経費はどのぐらいかかっているのか、これを利用することによって現在のHDM、あるいはそういう形にどれぐらいプラスになっているのかをお伺いしたいと思います。
以上です。
〇議長(飯山直一君) 木村議員の再質問に対する答弁を求めます。
渡辺総務課長。
〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 再質問にご答弁申し上げます。
まず、プロジェクトの人数のご質問をいただきました。人数につきましては、全体で8名でございます。それから、各旧3町の地区でございますけれども、菖蒲のセンターが1名、栗橋、鷲宮の地区といたしまして八甫のセンターが2名でございます。今年度何回くらい予定があるのかということでございますけれども、月2回で予定してございますので、残り半年、12回という予定でございます。
それから、審議会の参加、それと市民参加をどう図っていくのかというご質問、それからリサイクル率につきましても計画を練ったり、意見を聞いたりということで、またこの市民参加のことにつきましてご質問いただきましたので、あわせてお答えしたいと存じます。まず、審議会につきましては条例上の定数20名以内というところでございますけれども、既に市民参加の公募をさせていただいているところでございまして、8名枠、40%ということで設定をさせていただいたところでございます。また、後ほどのご答弁の中でも、既にご質問をいただいておりますので、そちらにもお答えすることになりますけれども、既に予定数を上回る、昨日までで12名の応募が来ている状況でございます。それと、ほかの市民参加の方法についてでございますけれども、こちらにつきましては計画の素案に対する、素案ができた段階で原案に対するパブリックコメントをいただく予定で考えてございます。
それから、具体的にどういった部分から取り組むかということについてでございますけれども、これは先ほども申し上げました中でのことにもなりますけれども、収集の回数ですとか、あるいはごみの呼び方自体が、久喜宮代清掃センターでは燃えるごみ、燃えないごみでございますけれども、菖蒲のセンターでは可燃物、不燃物、あるいは八甫のセンターでは燃やすごみ、燃やさないごみ、そういったところから、まずは統一できるものからしていくものでございまして、既に8月から菖蒲のセンターにおきましては、有害ごみの収集を久喜宮代の清掃センター、あるいは八甫の清掃センターに合わせまして、月1回に変更をしたところでございます。そういった形で、順次取り組んでまいりたいというふうに思っております。それと、そういったことをどう周知していくのかということでございますけれども、これは事前に、前もって周知徹底できるよう期間を置いて広報してまいりたいというふうに考えるところでございます。
続きまして、コンポストの各地域での補助状況というご質問にお答え申し上げます。先ほど申し上げました数の内訳でございます。コンポスト22基の内訳になります。旧久喜市のエリアで10基、宮代町7基、久喜宮代清掃センターで合わせて17基でございます。それから、旧栗橋町のエリアで3基、鷲宮町のエリアで2基、合計で22基ということでございます。EM処理容器12基の内訳でございますけれども、旧久喜市のエリアで5基、宮代町3基、旧栗橋町のエリアで2基、旧鷲宮町のエリアで2基、合計12基という状況でございます。センター別に申し上げますと、久喜宮代清掃センター8基、八甫清掃センター4基でございます。電気式生ごみ処理容器20基の内訳でございますけれども、旧久喜市のエリアで7基でございます。宮代町4基、旧菖蒲町のエリアで1基、旧栗橋町のエリアで3基、旧鷲宮町のエリアで5基でございます。センター別に申し上げますと、久喜宮代清掃センターで11基、菖蒲清掃センターで1基、八甫清掃センターで8基という状況でございます。
それから、コンポスト、EM処理容器の関係でございますけれども、こちらにつきましては額の設定等につきましてでございますけれども、実態といたしましてコンポストにつきましては、購入場所によりましても金額には差が出ているところでございますけれども、ホームセンター等におきましては、安いところでは3,000円台からございまして、補助基準の2分の1を逆算いたしました5,000円前後では、おおむね対応できているのではないかというふうに考えてございます。EMの処理容器につきましても同様に、3,000円前後ではおおむねカバーできているのではないかという考え方でございます。
それから、リサイクル率の向上につきまして、どう取り組んでいくのかということでございますけれども、先ほどのご説明のとおり、まずは内部で統一に向けた整理を進めてまいりたいということでございます。その上で、そういった内容につきましてPR、周知をさせていただくことによりまして、リサイクル率を引き上げてまいりたいと。廃棄物減量等推進員さんの皆様とも今後また意見交換会等の予定もございますけれども、そういった中でお力添えをいただきながら進めてまいりたいというふうに考えてございます。
それから、具体的な数値目標、リサイクル率についての数値目標を掲示してはどうかというようなご提案をいただきましたけれども、現在まだ先ほど来ご答弁申し上げているとおり、これらの取り組みについて整理、検討を進めている段階でございますので、今後そういった中で検討をしてまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
〇議長(飯山直一君) 白子業務課長。
〔業務課長 白子直巳君登壇〕
〇業務課長(白子直巳君) それでは、私のほうからは木村議員さんの2点目の堆肥化の関係の再質問につきましてご答弁申し上げます。
1点目の、具体的な計画を進める上で意見を聞く場をどのように考えているかというご質問でございますか、HDMシステムによります減容化につきましては、引き続きシステムの開発者や委託業者と協議を行いながら研究、検討を進め、課題に取り組んでまいりたいと考えてございます。また、基本計画などの計画的なものを進める上で、市民の声やモデル地区の皆さんの意見も参考にお聞きしながら進めてまいりたいと考えてございます。
次に、2点目の大地のめぐみ循環センターが有効活用されていないのではないかというご質問でございますが、現在のHDMシステムには堆肥製造のための施設がございません。そのようなことから、大地のめぐみ循環センターの有効活用を図ることも含めまして、2次発酵槽、堆肥の製造に伴うそういう施設を利用して行っているものでございます。そのようなことから、大地のめぐみ循環センターにつきましてもHDMシステムを進めていく上では、有効に活用しているというふうに考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。
以上でございます。
〇議長(飯山直一君) 再々質問をお受けいたします。
木村議員。
〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) それでは、再々質問をします。
第1点目のごみの収集に当たっては、統一された、あるいは決まったところから実施していくということで、ぜひこれもスピードを早く行っていただきたいということを要望させていただきます。ただ、この中身について、地域の声をやはり私はもう少しきちっと取り上げていく、特に旧3町の地域については、かなり久喜宮代衛生組合と方式も異なって違いますので、この内容についてはパブリックコメントを素案の段階ではなくて、その前に地域について、今までの久喜宮代衛生組合のさまざまなこれまでの経過、あるいは検討、それから改善点も含めて、具体的に住民説明会を地域に行う必要があるのではないかと思いますが、そこまでの考え方はないのかどうか、1点目お伺いします。
それから、3つ目のコンポスト、EMの状況については各地域の様子をお聞きしましたが、私はやはり今の旧3町の購入状況については少ないのではないかと。初めてこれが適用されるという形にしては、購入が少ないのではないかと思いますので、この周知を先ほど言った住民説明会なんかも含めて頻繁にやった上で、これを積み重ねていく必要があるのだろうと思いますので、広報、その他の方法以上の形でやっぱり検討をすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
それから、リサイクル率の向上に向けてなのですけれども、先ほどちょっと答えていただいていないのですけれども、旧3町では目標を立てていたのかどうか。今後3年間、その計画があれば、その目標に向かってやっていく必要もあるだろうし、今後統一後の目標については内部で検討という形で、非常にあいまいな答弁だったのですけれども、明確にやはり目標を定めながら、それに向かってさまざまな知恵を出していくということが必要ではないかと思いますので、そういう点では整理、検討するということでなく明確に目標を定めていくと、それを審議会なんかに諮っていくという方法をぜひとっていただきたいのですが、その点についてはいかがでしょうか。
それから、2番目の生ごみの処理計画の問題なのですけれども、これについては減容化を図るということで、現在ある大地のめぐみ循環センターについては2次発酵、あるいは除袋について今後もやっていくということなのですけれども、これについて市民の間からは、従来の大地のめぐみ循環センターはどうなったのかと。また、その後今のHDM方式についての方式のやり方も含めて、もう少し丁寧に説明してほしいという声が大きいです。特に今協力していただいた人たちについては、何度も何度もさまざまな形で検討してきた、そういう総括も必要で、その上に立って、今HDM方式で皆さんの協力を得てやるという真摯な、やっぱり方向性が必要ではないかと思うのです。そういう点では、市民の皆さんとかモデル地域の声をしっかり受けとめるために、これについては何らかの具体的な説明、あるいは広報等を通じて、この分野についての分析が必要ではないかと思いますが、その点についてのお願いについてはどうでしょうか。
以上です。
〇議長(飯山直一君) 木村議員の再々質問に対する答弁を求めます。
渡辺総務課長。
〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 再々質問にお答え申し上げます。
まず、地域の声をどのように取り上げていくのかという点のご質問につきましてお答え申し上げます。先ほど審議会の中で、市民参加の枠を8名設けているというふうにお答え申し上げましたけれども、実際その人数を上回った応募をいただいているところでございまして、また選考方法にもかかわることでございますけれども、地域性、地域バランスも考慮して人選させていただきたいというふうに考えております。ですから、各地域の皆様の声を反映できるようにということで、取り組んでまいりたいというふうに思います。加えまして、今年度も廃棄物減量等推進員の皆様との意見交換会を各地域ごとに実施する予定でございますけれども、そういった中でも現場の声をいろいろお出しいただけるようにしてまいりたいというふうに考えてございますし、今までのいただいたご意見というのもデータとしてございますので、そういったものも活用させていただきたいというふうに考えているところでございます。
続きまして、住民への説明会についてはどうかということでございますけれども、説明会となりますと頻繁にはできないことでございますし、開催につきましてどういったやり方が効果的なのか、あるいは参加する皆様にとってよろしいのか、この辺を計画策定の中で研究、調査してまいりたいというふうに思います。ある程度まとまった情報量を提供できるような形でないと、単発での開催というのはちょっとどうかと思いますので、そういった効果的な手法を検討してまいりたいというふうに思います。
それから、旧3町については生ごみ処理容器の補助、少ないのではないかという点につきましてご説明、ご答弁させていただきます。確かにご指摘のとおり現在のデータとしては、やや旧1市3町の地域が少ないのかというふうに存じますけれども、こういったあたりを今後、ただいま申し上げました推進員さんとの意見交換、あるいは広報の中での工夫、そういったあたりで周知を図ってまいりたいというふうに考えてございます。
それと最後に、明確な数値目標を定めて推進を図っていくべきではないかという点につきましてご答弁申し上げます。ごみ処理基本計画の中で、そういった目標検討も当然なされることでございますので、その中でどういう形で進めていくか、数字を定めるかということにつきましてはご審議いただき、検討してまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
〇議長(飯山直一君) 白子業務課長。
〔業務課長 白子直巳君登壇〕
〇業務課長(白子直巳君) それでは、木村議員さんの再々質問につきましてご答弁申し上げます。
HDM処理方式の市民への周知が足らないのではないかというようなご質問かと思います。HDM方式につきましては、今までも大地のめぐみ循環センターの処理方式からHDMに変更する際におきましても、組合だより等でお知らせをしている経過がございます。また、来月10月号におきましてもHDM処理方式の現状についての周知を、お知らせということで載せる予定でございます。今後につきましても、また同じような形で機会あるごとに周知を図ってまいりたいと考えてございます。
また、協力世帯の方々からの意見を取り入れる意味でも、今後調査等のアンケートを行ってまいりたいと考えてございますので、よろしくどうぞお願いしたいと思います。
〇議長(飯山直一君) 以上で木村議員の質問を打ち切ります。
ここで休憩いたします。再開は11時とさせていただきます。
休憩 午前10時50分
再開 午前11時00分
〇議長(飯山直一君) それでは、再開いたします。
引き続き質問をお受けいたします。
加藤議員、お願いします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) 議席4番議員の加藤でございます。ごみ処理基本計画の策定について伺ってまいりますので、よろしくお願いいたします。前段の木村議員の質問とかぶるところもあるのですけれども、ご答弁よろしくお願いいたします。
久喜市の1市3町合併に伴って、新しい久喜宮代衛生組合は、旧久喜宮代衛生組合のごみ処理区域を越えて旧菖蒲町の区域及び旧栗橋、鷲宮の処理区域を加えまして、ごみ処理場はそれぞれの従来の3カ所を引き継いでおりますが、それぞれの処理場のごみ収集や処理の方法は、当面従来のやり方を継続しつつ、3年後を目途に統合を図っていくとされております。それに行き着くまで、当面は3カ所の従来のごみ処理基本計画により運営されていくのであろうと認識をしております。収集や処理方法の統合は、その裏づけとなります新たなごみ処理基本計画が必要になりますので、これから検討されるであろう新しい処理計画をどうつくっていくのか伺うものでございます。
(1)、新しい基本計画はいつ策定に着手し、いつまでに終わらせるのでしょうか。そして、それはいつから実行するのでしょうか。
(2)、基本計画に盛り込むべき内容は、どういう事柄があるのでしょうか。久喜宮代衛生組合の独自の内容は、あるとしたらどういうことでしょうか。
(3)、基本計画策定に当たり、住民の意見をどのように反映されるのでしょうか。
(4)、3カ所の処理場、清掃センターと言われておりますが、この収集、処理方法などは、新しい基本計画をもって統一されるのでしょうか、それとも前倒し実施も考えられるのでしょうか。
以上、よろしくお願いいたします。
〇議長(飯山直一君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
渡辺総務課長。
〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 加藤議員のご質問のごみ処理基本計画の策定につきましてご答弁申し上げます。
まず、第1点目の新しい一般廃棄物処理基本計画の策定時期についてでございますけれども、早ければ本年10月、来月でございますけれども、からでも着手し、平成23年度中に完了することを目指して進めたいと考えているところでございます。このため、今議会に上程させていただきました補正予算(第2号)におきまして、債務負担行為を計上させていただいたところでございますが、コンサルタント事業者への業務委託を実施することによりまして作業の進行支援を確保し、合併調整時の目標期限でございます3年よりも前倒しして策定したいと考えるものでございます。
次に、第2点目の基本計画に盛り込むべき内容及び久喜宮代衛生組合の独自の内容についてでございますけれども、基本的に盛り込むべき内容につきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第6条第2項の規定により、計画は次の6項目を定めなくてはならないということになってございまして、まずは1つ目、ごみの発生量及び処理量の見込み、2点目、ごみ排出抑制のための方策、3点目、分別収集するごみの種類及び分別の区分、4点目、ごみの適正処理に関する基本的事項、5点目、ごみの処理施設の整備に関する事項、6点目、その他のごみの処理に関する事項、以上6点を計画の骨子として策定してまいるものでございます。
具体的に申し上げますと、1点目のごみの発生量及び処理量の見込みにつきましては、人口の将来予測、ごみの発生量の将来推計、そういった点になります。第2点目のごみの排出抑制のための方策につきましては、ごみの排出抑制、再資源化に関する目標、あるいは排出抑制の方策でございます。3点目の分別収集するごみの種類及び分別の区分につきましては、再利用の促進のための方針、分別収集項目の設定、再利用促進のための体制整備、事業系ごみの分別排出の促進、そういった内容でございます。4点目のごみ処理の適正処理に関する基本的事項につきましては、収集運搬の計画、中間処理の計画、最終処分の計画でございます。5点目のごみ処理施設の整備に関する事項につきましては、整備する施設ごとの処理能力あるいは処理方式等についての計画でございます。
なお、久喜宮代衛生組合の独自の内容を盛り込むかどうかにつきましては、現時点としてはまだ決定しておりませんけれども、生ごみの堆肥化、あるいはリサイクルの推進など他団体に先駆け、あるいは過去から取り組んでまいりました事業もございますので、今後この辺の内容を検討してまいりたいと考えてございます。
続きまして、3点目の基本計画の策定に当たり、住民の意見をどのように反映するのかというご質問でございますけれども、前段の木村議員のご質問にもお答え申し上げましたけれども、当組合の諮問機関でございます廃棄物減量等推進審議会、こちらから意見の聴取をさせていただき、また計画原案に対するパブリックコメントの実施等によりまして、住民の皆様のご意見の反映を行う予定としているところでございます。この廃棄物減量等推進審議会につきましては、計画そのものの審査機関ではございませんけれども、計画の内容として入ってまいりますごみの排出抑制、再資源化、あるいはそのための方策など、計画の内容にかかわる部分での検討をいただく組織でございまして、その委員の皆様の内訳といたしましては、住民組織の代表者、商工業者、識見者、廃棄物処理業者及び廃棄物再生事業者、一般公募者で構成される予定でございます。現在この審議会の立ち上げに向けました準備を進めているところでございまして、先ほどもご説明申し上げましたとおり一般公募につきましては、既に「衛生組合だより」8月号で募集を行ったところございます。募集の締め切りは今月末、9月末でございますけれども、昨日までに既に予定数の8名を上回る12名の応募をいただいている状況でございます。
最後に、3カ所の清掃センターの収集方法などについては、新しい基本計画をもって統一するのですかというご質問でございますけれども、こちらも前段の木村議員のご質問の中でも一部お答えさせていただきましたが、調整できました事項につきましては、可能な時点で前倒しで実施してまいりたいと考えるものでございます。廃棄物減量等審議会につきましても諮問させていただいた事項に対し、答申をいただいたものから随時反映できるものは反映させてまいりたいと考えるものでございますので、ご理解をいただきたいと存じます。
以上でございます。
〇議長(飯山直一君) 再質問をお受けいたします。
加藤議員。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) 再質問をお願いします。
まず、1点目のいつ策定に着手し、いつ終わらせるのかということですけれども、早ければ10月から着手をしたいということで、それも完了も23年度中を目指しているということでした。そこで、伺うのですけれども、先ほど木村議員へのご答弁で、もう既に内部では検討を始めていらっしゃるということなのですけれども、その検討されているということの中身についてお話しいただければお願いしたいと思うのですが。それと、コンサルタントに委託をするということなのですが、この内部の検討と、あるいは減量等推進審議会でいただいた意見、それとコンサルタントの策定との関連について、コンサルタント主導ではなくて、やはり衛生組合主導で、ここの地域性に合ったものをつくっていただきたいと思いますので、その点について確認をさせていただきたいと思います。
(2)の盛り込むべき内容について伺いました。法律で6点決まっておるということだったのですけれども、その中で処理施設の整備に関する事項ということを伺いましたが、特にこの周辺の住民、ここにまた処理施設ができるかどうかわかりませんけれども、住民の関心としては、焼却施設がどういうものが計画されるのであろうか、この点が一つ重要な関心点であるのですけれども、その点ではこの内部の検討で十分注意をしていただきたいと思うのですが、その点でいかがお考えになるのか、お願いしたいと思います。
また、住民の意見をどのように聞いていただけるかということで、減量等推進審議会にも諮るということだったのですけれども、またパブリックコメントでもやっていくということだったのですが、このパブリックコメントなのですが、計画のたたき台といいますか、素案ができた段階でかけるのか、あるいは盛り込むべき内容の各項目がそろった順に、こういうことがほぼ決まってきましたということでかけていくのか。その点、私はできた段階よりも、一つ一つの項目がそろってきた段階で、一つ一つ住民に意見を聞くのがいいのではないかと考えているのですけれども、その点いかがでしょうか。
また、盛り込むべき中身で、組合独自のものがあるかということだったのですが、まだはっきりはいたしませんけれども、これまでやってきた生ごみの堆肥化であるとかリサイクル、この推進であるとか、こういうことが考えられるということでしたけれども、特に生ごみの堆肥化、資源化については、もうかなり前から検討委員会もつくってやってきたわけです。そして、ひとつ生ごみだけで堆肥化、つくるのだという方向で進んできましたけれども、大地のめぐみ循環センターもつくって、そこでやってきましたけれども、余りにも費用がかかるということで、現在EM菌を使ったHDM方式でやって、これからこれを広げていこうということだろうと思うのですけれども、そういったほかに……ほかというか、久喜宮代が先進でもありますので、その点はよく計画に生かしていただきたいと思うわけであります。
以上、よろしくお願いいたします。
〇議長(飯山直一君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
渡辺総務課長。
〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 再質問にお答え申し上げます。
まず、内部検討の中身についてでございますけれども、先ほど木村議員のご質問の中にもどういった点が異なるのかということでご答弁申し上げましたけれども、収集方法、回数、あるいは名称、ごみの袋の有無等、そういったものに関しまして順次検討を進めているものでございます。
それから、コンサルタントと審議会との関係、あるいは役割分担、そのようなご質問だったというふうに思いますけれども、まずコンサルタントにつきましては、こちらは専門の立場から情報を提供していただく、あるいはこちらでの審議内容を整理、分析していただく、資料を作成していただく、そういったこちらの事務処理の一部を負担いただくという考え方でございまして、決して丸投げでいろいろつくっていただこうということではございません。そういった専門家としてのかかわり方により援助いただきたいと、支援していただくことにより、作業を短期間で済ませたいというものでございます。審議会につきましては、全くこれとは別に住民の皆様、あるいは専門家の方々のご意見を伺う場ということで考えてございまして、コンサルタントにも同席していただいた上で、その辺の整理、分析に力をかしていただくという予定で考えているところでございます。
それから、処理施設に関するご質問でございますけれども、これはまず施設を基本的にどう整理していくかというあたりから検討をさせていただくべき内容でございますので、そういったあたりを慎重に進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
また、パブリックコメントの実施手法ということで、どういう段階で実施していくのかというご質問でございますけれども、これは何度もといいますか、回数が多くなると、またこれもまとめ方も難しい部分も出てまいりますし、基本としては原案としてまとまった段階で、ご意見をいただくべきものと考えるものでございます。
それと、独自の内容につきましての生ごみの処理計画についてのご提案でございますけれども、こちらにつきましては計画の中でも十分考慮させていただきたいと、検討させていただきたいというふうに存じております。
以上でございます。
〇議長(飯山直一君) 加藤議員、再々質問をお受けします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) お願いいたします。
再々質問というよりも、再質問で忘れてしまったところがありますので、お願いしたいと思うのですが、減量等推進審議会のメンバーで、先ほど住民、あるいは商工者、公募、あるいは識見者などありましたけれども、公募で8名の枠を考えていらっしゃるのかどうか。また、そのほか住民、商工者、識見者等何人ずつを考えられているのか、この点をお願いしたいと思います。
よろしくお願いします。
〇議長(飯山直一君) 渡辺総務課長。
〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 再々質問にお答え申し上げます。
審議会委員の構成でございますけれども、公募として8名の方々を募集させていただいております。そのほかの委員の皆様の枠につきましては、現在検討中でございます。8名につきましては、もう数を明示して募集させていただきましたので、これは動かさないと。そのほかについては、数について今検討を進めておりまして、今後委嘱してまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
〇議長(飯山直一君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。
続きまして、宮原議員、お願いいたします。
〔12番 宮原一夫君登壇〕
〇12番(宮原一夫君) 議席番号12番の宮原でございます。通告第3号に基づき質問いたしますが、前段の議員の質問に対するご回答、ご答弁にも若干関連してまいりますけれども、どうぞよろしくご答弁のほどお願い申し上げます。
一般質問通告書をお開きいただいていると思いますが、質問事項は2つございまして、1つはセンターの統廃合、2番目は廃棄物減量等審議会についてでございます。まず、1番目のセンターの統廃合についてでありますけれども、平成22年3月23日に旧久喜市を含む1市3町の合併によりまして、久喜宮代衛生組合は3センターの3つの施設で処理する新しい体制になり、施設規模を含む業容が拡大しております。衛生組合は、衛生エリア内において1市1町の自治体、あるいは民間ベースによるプロジェクトを当然見込みながら、3センターの管理部門並びに現業部門ともに最高の効率化、言いかえますと住民負荷の問題を重要視しながら、最少のコストで最大の成果を上げる自治体経営の一環として、合理化等を総合的に検討されていくものと考えております。
それでは、質問事項に具体的に入りますけれども、3センターのそれぞれの地域に一軒家、マンション等の住戸、病院、商業施設等の建設による新規需要、これはごみとし尿でございますが、の増加を見込まれませんでしょうか。
2番目、昨年の6月に宮代台自治会が前事務局長さんに、「久喜市の合併でこれからの予定を教えていただきたい」と質問しましたら、回答は、「新市としてはそれぞれのごみ処理場の施設が老朽化しているので、将来的には1カ所にまとめたいと考えている。その第1候補地はこの現在地付近である」。参考までに申し上げますと、今議会が開かれております議場、このセンターの付近であるというふうに解釈しております。聞いていらっしゃいますか、ご答弁をお願い申し上げます。
それから、大きい2番、廃棄物減量等審議会についてでございますが、審議会を構成する8委員のほかには、お考えをされていると思いますけれども、お答えをいただきたいと思います。
それから、応募者数にもよりますが、市町の偏在が発生した場合の対応はどのようになさるのでしょうか。
最後、廃棄物減量等推進員の意見交換会、今年の1月に開かれておりますけれども、そこで出された内容について衛生組合が最も重要視した意見の主なものを幾つか教えてください。
以上です。
〇議長(飯山直一君) 宮原議員の質問に対する答弁を求めます。
渡辺総務課長。
〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 宮原議員のご質問のセンターの統廃合に関するご質問の1点目についてご答弁申し上げます。
住居や施設等の開発に伴うごみやし尿の新規需要の増加見込みという内容でございますけれども、議員のご指摘のとおり戸建てやマンション等の住居、あるいは病院施設、介護施設、スーパーやショッピングモール等の商業施設が建設されたときには、既存施設の撤退あるいは人口減少要素等がない限り、ごみの排出量は増加するものと予想されるところでございます。現に、現在久喜市におきましては、埼玉県厚生農業協同組合連合会の久喜総合病院の移転による開設、あるいは鷲宮南部開発でのショッピングモールの建設などの計画が進められておりまして、当組合管内における今後の増加の可能性も考えられるところでございます。このため、前段の議員のご質問の中でもご答弁申し上げましたとおり、廃棄物処理基本計画策定の中でこれらの量を推計してまいり、見込んでまいることになりますので、久喜市及び宮代町と十分に連携を図りながら、ご質問の増加要素の動向等を把握しつつ計画に反映してまいりたいと考えるところでございます。
続きまして、2問目の質問の廃棄物減量等審議会につきましてご答弁申し上げます。廃棄物減量等審議会を構成する8委員のほかはというご質問でございますけれども、委員構成につきましては先ほどもご答弁申し上げましたとおり、久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例の第7条に定めがあるところでございます。委員の構成につきましては、目安として例示させていただきますと、第1号の住民組織の代表者といたしまして、例えば区長会の代表者の方など、第2号の商工業関係者といたしましては、例えば商工会関係者の方など、第3号の識見を有する方といたしましては大学教授の方など、第4号の廃棄物処理業者及び廃棄物再生業者としては、当組合の委託事業者の中から選出させていただいた業者の方などが考えられるところでございます。総数で、委員総数といたしまして20名の制限がございますので、公募以外の残る12名以内の各分野の委員の皆様の配分人数等を現在検討させていただいているところでございます。
続きまして、応募者数にもよるが、市町の偏在が発生した場合の対応はとのご質問でございますけれども、各地域から満遍なく応募いただければ、なお最善のことと考えておりますけれども、数の8名という制限、それから地域のバランス等もございます。それらを応募者が多数で超えた場合につきましては、性別、年齢、居住地等を考慮して選考させていただく予定で公募基準に明示させていただいたところでございます。先ほどもご答弁申し上げましたとおり、既に12名の応募をいただいているところでございますので、月末を持って締め切らせていただきまして、今後男女のバランスですとか世代のバランス、あるいは居住地域のバランス等を考慮させていただきながら選考をしてまいりたいというふうに考えるものでございます。
続きまして、廃棄物減量等推進員の意見交換会で出された内容について、衛生組合が重要視する意見の主なものというご質問でございますので、こちらにつきましてご説明申し上げます。本年1月15日に宮代町におきまして、また1月28日に旧久喜市におきまして、廃棄物減量等推進員の方々を対象とした意見交換会を開催させていただいたところでございます。参加者数は、宮代町におきましては対象の123人のところ66人、久喜市においては対象の255人のところ127人、約半数のご出席をいただいたところでございます。この意見交換会の中で、最も意見が多く、大きく取り上げられたものといたしましては、集合住宅の入居者に関する問題がございました。
具体的に申し上げますと、ごみ排出時の分別が守られない、自治会に入っていない等によります依頼の回覧内容が適切に伝わらない、入居者に対して管理会社等が説明の徹底をしてほしい等のご意見をいただいたところでございました。当組合といたしましては、管外からの転入時において、市町を通じてでございますけれども、分別収集表の配付、あるいは「衛生組合だより」やインターネット等での周知、間違ったごみの排出があった場合におけるごみに対するシール張りの啓発等に努めているところでございますが、残念ながらまだ分別が徹底されないケースが散見する状況がございます。集合住宅すべてが守られていないということではございませんけれども、戸建ての住宅の多い地域と比較いたしますと、やはり分別率が低いものと推測されるところでございます。このため、集合住宅の入居者に対しましては住宅の所有者の方、それから管理組合、管理会社等に分別の徹底をお願いするとともに、入居者に対しましての回覧やチラシ等の啓発を徹底してまいりたいと考えるものでございます。
また、この意見交換会の中で特に多かったということではございませんけれども、出た問題といたしまして、集積所に排出することが困難な方々へのサービスといたしまして、現在ふれあい収集という高齢者の方や障害者の方々のための、玄関までごみを収集に上がるという施策も実施しておりますけれども、今後高齢化社会を迎えての対策もますます重要性を増すものというふうに考えられるところでございます。この問題に対しましては、今後の課題といたしまして非常に重要性が高いと思われておりますので、考えられますので、地域での相互援助、あるいは新たなサービスの展開等につきまして、今後市や町の福祉担当部局とも十分な連携を図りながら、調査研究を進めてまいりたいと考えるものでございます。
以上でございます。
〇議長(飯山直一君) 事務局長。
〔事務局長 小倉康治君登壇〕
〇事務局長(小倉康治君) それでは、宮原議員さんのご質問の1番の2点目でございます。昨年6月の宮代台自治会と前事務局長との質問、回答についてのご答弁を申し上げます。
昨年宮代台の役員さんが来庁された際にご質問のやりとりがあったことは、前事務局長から引き継いだ資料において確認をしております。また、今回ご質問をいただきましたので、改めまして当時の記録を確認させていただきましたが、ご質問の内容のように前事務局長がお答えをしております。
以上でございます。
〇議長(飯山直一君) 再質問をお受けいたします。
宮原議員。
〔12番 宮原一夫君登壇〕
〇12番(宮原一夫君) 再質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
まず、1番の1、それぞれの地域にごみの需要が新規に見込まれないかということでございますが、先ほど渡辺課長さんから、総合病院、それからショッピングモール、こういった一つの例をお出しいただきましてありがとうございました。私は、まだプロジェクトが、公表されていないものが多数あるように見受けておりまして、例えばご存じのとおり久喜市内の県道を中心とする道路網の整備には、私ども目をみはるものがありまして、今後の久喜市の発展を飛躍的に推し進める原動力になるものというふうに私は日ごろ考えております。先ほど課長のほうから例示をしていただきましたそういうプロジェクトのほかに、JR鷲宮駅東地域の集合住宅の建設、これはもう前々から大分拡張工事がなされておりまして、将来的には宮代町の土地区画整理事業も一応展望されているわけですけれども、先ほどのご答弁のとおり、よほどのことがない限りは新規にごみの排出がふえるのだというご答弁で、私もそのように同感をしております。
それで、先ほど申し上げましたように、この道路というのが大変町を大きく変えていく、既存の町が、ややもすると人口が減少してほかの地域へ移っていく、そういうふうに日ごろから見受けておりまして、今後ともこの辺の人口の動向による新規需要のごみの増加については、絶えず注視していただきたいという要望をあえてさせていただきます。
それから、1番目の2の先ほど事務局長さんからご答弁いただきました件なのですが、私多少参考までに、申し上げるのは大変失礼かもしれませんけれども、沖の山地区というのがこのすぐ近くにございまして、前事務局長さんが沖の山地区の区長さんとお会いになったり、それから区長さんが衛生組合にお越しになったり、そういう交流も宮代台自治会とは別にあるように私は聞いております。
そこで、このごみ処理施設というのは、私の記憶では約10年ぐらい前に、自治体が従来から固有の業務として行ってきたものを地方自治法の改正によりまして、自治事務というふうにはっきりと位置づけられているというふうに私は記憶しております。そこで、日本を初めアメリカ、それからそういった先進国におきましては昔から、大分前から言われておるのですけれども、地域的に好ましくない土地の利用、そのほかごみ処理施設以外にいろいろございますのですが、そのほうは時間の都合上割愛させていただきますけれども、それとともにニンビー(NIMBY)という言葉、お聞きになったことがあろうかと思いますけれども、我が家の裏庭もだめですよという住民意識が、日本を初めアメリカでもそうだったのですが、普遍的に住民の意識として根づいております。こういった問題を見過ごすわけには、自治体としても決していかないわけでございまして、再質問をさせていただきますけれども、もう少し詳しく引き継ぎがなされているのかなというふうに思うのですが、事務局長さんにもう一度お尋ねをさせていただきたいと思っております。
それから、2番目の廃棄物減量等審議会についてでありますが、審議会を構成する8委員のほかに、住民代表であるとか商工業者であるとか大学教授等の有識者、そういったことをお考えになっているというご答弁でございましたけれども、私はペットボトルなんかを実は想定しているのですが、生産者ですね、それから中間の加工処理業者、そういったものをこの8委員のほかにお考えになられたことはないのかどうか、それを再質問させていただきますとともに、この8という委員の数なのですけれども、これはどんなふうにこれまでの検討の中でお決めいただいたのか、再質問をさせていただきます。
それから、2番目は応募者数にもよるわけですが、もう既に9月の13日現在で12名で、この8名を4名オーバーしているわけでして、今後選考の中で性別だとか年齢だとか居住地だとか、そういったものをこれから検討していかれるわけですけれども、市町というのは久喜市と宮代町なのですが、それをさらに細かくブレークダウンしますと、3センターの地域から、ぜひとも有効に選考の中で活用していただきたいというふうに思いますが、お答えはいかがでしょうか。
それから、3番目は先ほどのご答弁のとおりで特に再質問はございませんので、以上で再質問を終わらせていただきます。
〇議長(飯山直一君) 宮原議員の再質問に対する答弁を求めます。
事務局長。
〔事務局長 小倉康治君登壇〕
〇事務局長(小倉康治君) 宮原議員さんの再質問にお答え申し上げます。
もう少し詳しく引き継ぎはされているのかというご質問でございますけれども、私が引き継いだ書類では宮代台の自治会との話し合いの記録は、昨年21年の6月の18日の記録と平成21年9月8日の記録を引き継いでおります。これによりますと、合併の関係、それと新設炉の関係、それとその炉の設置の場所の関係についてお話し合いをさせていただいたというような記録になってございます。内容的には、私の引き継いだ記録と、宮代台の当時その席においでいただいた皆様方はご存じかと思うのですが、若干お話をさせていただきますと、平成21年6月18日木曜日につきましては、9時から10時30分まで事務局長と当時の総務課長、業務課長が出席をさせていただいて、話し合いをさせていただいております。焼却炉の計画はどういうことになるのかというご質問に対しましては、局長のほうから、抜粋させてお話をさせていただきますと、合併後3年以内にごみ処理基本計画を策定するため作成をします。その中で、全体を総合的に考えなければならないと思っているというような話をさせていただいております。また、その中で補助金の絡みで100トン以上の規模の焼却炉で熱回収の能力を持つ施設でないと補助が認められないものですから、これらを勘案して協議をさせていただきたい、またここを第1候補地として考えているという回答をこの当時してございます。
また、9月8日の記録では、今後還元内容については、合併後のごみ処理基本計画策定の中で皆さん方のご意見を伺っていく、また場所の選定は合併後ごみ処理基本計画を策定していく中で話し合っていくということで回答してございます。その中に、先ほど私がご答弁申し上げました内容でございます。このような内容でお話をさせていただいておりますので、議員さんの、これで回答とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
〇議長(飯山直一君) 渡辺総務課長。
〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 再質問にご答弁申し上げます。
第4号の委員の選出として、ペットボトルの生産業者等を考えてはどうかというご質問でございますけれども、こちらにつきましては条例の規定の中で廃棄物処理業者、あるいは再生事業者という規定でございますので、こちらの枠に当てはまる中で検討してまいりたいと考えるところでございます。
それから、住民の公募の8名の根拠というご質問をいただきましたけれども、こちらにつきましては当組合として、まだ住民参加の率を特に定めた状況ではございません。久喜市におきましては公募の3割を超えるという基準をお持ちのようでして、こちらを一つの目安とさせていただきました。その中で、やはり専門の事業者の方、あるいは関係者の方のご意見もバランスよくちょうだいしなくてはなりませんので、その中でどの程度かということで8名という数字を決定したところでございます。
それから、3センターのエリアからの選出を配慮してほしいというご質問でございますけれども、こちらにつきましては十分配慮して、地域性等も考慮して決定させていただきたいと考えるものでございます。
以上でございます。
〇議長(飯山直一君) 再々質問をお受けいたします。
宮原議員。
〔12番 宮原一夫君登壇〕
〇12番(宮原一夫君) 宮原でございます。それでは、最後の再々質問、ご答弁よろしくお願い申し上げます。
まず、1番目の2番目、事務局長さんからご丁寧に詳しく教えていただきまして、ありがとうございました。それで、組合の規約を見ますと管理者、正管理者と副管理者とお一人ずつ、それぞれの自治体の首長さんが就任されているわけですけれども、事務局長さんの発言の裏に、定期的に宮代台の自治会の方とはお会いになっていた、それから先ほどちょっと申し上げましたように、その候補地の地主さんがいらっしゃるわけですけれども、そこの地主さんがいらっしゃる沖の山地区の区長さんともお話し合いの場を持たれたりして、結構事務局長さんなりには動いていらっしゃっていたように私は感じております。
そこで、先ほど組合規約のことをちょっと申し上げましたけれども、大変恐縮ではございますが、規約の第10条、「管理者は、組合を統括し、及び代表し、並びに組合の事務を管理し、及び執行する」。2番目として、「副管理者は、管理者を補佐し、管理者に事故があるとき、又は欠けた時はその職務を代理する」。この正管理者と副管理者というのが、最高の執行部だと私はこの規約から思っているわけですけれども、大変恐縮ではございますが、当時も今も管理者でいらっしゃる田中久喜市長さんに、この事務局長さんの発言をめぐるご相談、あるいは打ち合わせ等をなさったのではないかなというふうに私は思うのですけれども、いかがか教えていただきたいと思います。
それから、2番目の再々質問は、先ほど渡辺課長さんからご答弁いただいた内容なのですが、この8名という枠にまたこだわらせていただくのですけれども、仮に過不足の過が今は生じているわけですが、不足が9月30日時点で発生していた場合はどのような対応をおとりになるのか、これは事前に十分協議をされているはずだと思います。
以上、2つ再々質問をさせていただきたいと思います。
〇議長(飯山直一君) 宮原議員の再々質問に対する答弁を求めます。
渡辺総務課長。
〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 再々質問にお答え申し上げます。
8名の枠に不足が生じた場合はどう考えていたのかということでございますけれども、幸いにして既に上回る人数を応募いただいたところでございますけれども、当然不足する事態につきましても想定をしたところでございまして、その場合には再募集をかけてまいりたいというふうに考えてございました。
以上でございます。
〇議長(飯山直一君) 事務局長。
〔事務局長 小倉康治君登壇〕
〇事務局長(小倉康治君) 宮原議員さんのご質問に、一部私のほうから答弁させていただきます。
宮代台自治会との話し合いの中で、ここの久喜宮代清掃センターが焼却炉を統一した場合の第1候補地だというお話をさせていただいたかと思うのですが、それにつきましては当時の記録にも残っておりますけれども、これは管理者と協議した結果ではなくて、あくまでも事務局長の考えで回答させていただいたという、その時点ではそういうことでございますので、よろしくお願いをいたします。
〇議長(飯山直一君) 以上をもちまして、宮原議員の質問を打ち切ります。
ここで昼食休憩といたします。再開は午後1時にさせていただきます。よろしくお願いいたします。
休憩 午前11時55分
再開 午後 1時00分
〇議長(飯山直一君) それでは、再開いたします。
引き続き質問をお願いします。
猪股議員、お願いいたします。
〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 通告に従いまして一般質問をいたします。
まず、最初の質問ですけれども、合併によっていろんな制度で少しずつ変わったところがあります。資源集団回収の報償金が変更になったということで、余り細かいところまで気がつかないで今まで来たのが大変お恥ずかしいのですけれども、この「衛生組合だより」で見て、ああ、と思ったのです。瓶、缶は、久喜宮代衛生組合と菖蒲町では報償金の対象になっていました。栗橋・鷲宮衛生組合では報償金は、これに対しては出ていなかったということです。合併後はそちらに合わせて、瓶、缶の報償金は対象外ということになったとなっているのですけれども、これについては協議の経過と、それからなぜこれを対象外としたのか、その理由をお聞かせください。
それから、そのことによって収集団体やごみ減量・原料化に対して影響が出てくるだろうと思うのですけれども、これについてはどう考えていますか、お願いをいたします。
2つ目と3つ目なのですけれども、これは午前中の質問にもありましたし、私自身もこれまでごみ処理基本計画をどのようにつくっていくのか質問してきましたけれども、そのごみ処理基本計画の中で、それから3年以内に収集処理方式を統一していくということとは別として、それは別としまして久喜市の合併、旧3町区域が久喜宮代衛生組合に新たに加わった、その中で行政として統一的に行っていけることが当然あるだろう、それをどのように進めていくのかという観点から、2番目と3番目の質問をいたします。
2番目の質問は、旧3町の地域におけるノーレジ袋運動の取り組み状況についてです。これも「衛生組合だより」でも掲載をされておりますけれども、これまでどのように行われてきたのかということ。私たちもよく知らないわけですので、その点一つ説明願いたいのと、それから現実的にどのような成果を上げてきたのか、また今後の取り組みについてお知らせいただければと思います。
大きな3つ目なのですけれども、これはやっぱり久喜宮代衛生組合として、ごみ処理、再利用の条例に基づいて、特に多量排出事業者に対してのごみ減量指導というものをかなり厳しく進めてきたわけです。それが今度合併によって新久喜市内全域、特に旧3町に対してどのように適用していくのか、進めていくのか、これを説明していただきたいと思うのです。
(1)なのですけれども、まず新久喜市内の3地区の地区別の多量排出事業者の数を明らかにしていただきたいと思います。それから、これまでの多量排出事業者のごみ排出量をどのように把握してきていたのか、どうなっているのかを説明していただきたいと思うのです。
それから、(2)としまして、これまで旧3町において多量排出事業者の指定、ごみ減量計画の提出、減量指導はどのように行ってきているのか、今度2010年度は、現在進行形のことだと思うのですけれども、どのように行っていくのかを明らかにしてください。
それから、大きな4番目ですけれども、これは、私たち先日3つの清掃センターを全部、一通りざっとですけれども、見学をさせていただきました。その中で、それぞれのセンターで説明をいただきました。それなりの資料もいただきました。今回質問する内容は、基本的な資料等もいただきましたけれども、まだ状況は十分つかめないところがあります。そこで、お伺いをしたいのです。
まず、(1)としまして、菖蒲清掃センターのダイオキシン類測定の最近3年間の実情を明らかにしていただきたい。それは、八甫清掃センターについては、いただいた資料の中にきちんと掲載をされているのですが、菖蒲の清掃センターの資料の中にはダイオキシンについては全く載っていないので、きちっと明らかにしていただきたいと思うのです。
それから、菖蒲清掃センターのことですが、そこでお聞きしたときに、1日のごみ焼却量は約10トン、投入時間は五、六時間、午後3時にはもう投入をやめてしまうと、あとは火を落とすということでした。効率性の問題、それからダイオキシン発生抑制の観点からすれば、余り立ち上げて落として、立ち上げて落としてを繰り返さないほうがいいということは、基本的なところとしてこれまでも言われてきているわけで、そのために久喜宮代清掃センターも1炉を中心として24時間運転をしているわけです。そういう点からすれば、菖蒲清掃センターについても2炉のうち1炉を中心に24時間連続運転というふうにしたほうが効率的であり、ダイオキシン発生抑制にもなるのではないかと思いますが、なぜできないのか、施設設備の問題なのか、あるいは近隣住民との協議の関係なのか、それについて説明をいただきたいと思うのです。
(2)としまして、八甫清掃センターは、これは2炉を月曜日から金曜日連続運転しているということでした。ただ、聞いたときに驚いたのですが、これは炉の都合かもしれませんが、立ち上げ時の投入可能状態までに数時間を要する、朝9時から点火して午後2時か3時ぐらいになって、やっと最初の投入ができるのだということでした。こうしたことについては、私たちは技術的なことはよくわかりませんので、なぜそんなふうになっているのだろうか、説明をしていただきたい。設備上やむを得ないものなのかどうか、説明をしていただきたいと思うのです。
それから、(3)としまして、これはいただいた資料で算定をしてみたのですけれども、この3つのセンターの管轄する地域の住民のごみ排出量に、かなり大きな差があるように見受けられます。燃やせるごみの量、搬入量、処理量の比較ですけれども、久喜宮代清掃センターは年間約2万トン、菖蒲清掃センターが年間約3,800トン、これを人口で割っていきますと1人年間200キロということになるのですけれども、それに対して八甫清掃センターのほうの資料から計算しますと年間1万6,000トンで、1人当たり250キログラム、かなり多くなって、25%、4分の1ぐらい多くなっているのですけれども、その原因についてはどうとらえていらっしゃいますか。収集方法や分別方法の問題なのか、あるいは何か別の理由が考えられるのか、もしかしたら私の算定方法が、数字が違うのかもしれませんけれども、済みませんが、そこら辺をご説明してください。
お願いします。
〇議長(飯山直一君) それでは、猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
渡辺総務課長。
〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 猪股議員のご質問にご答弁申し上げます。
まず、資源集団回収報償金の関係でございますけれども、瓶、缶を報償金の対象から除外し、対象外とした理由でございますが、まずその背景となる平成21年度の過去の実績を申し上げます。瓶を回収していた団体につきましては、旧久喜市におきまして3団体、回収量にして1,308キロでございます。宮代町では1団体で回収量が16キロ、旧菖蒲町では2団体で回収量が3,408キロでございました。また、缶につきましては、すべて集団回収はアルミ缶の収集でございますが、回収していた団体が久喜市で14団体で回収量が1万1,579キロ、宮代町では15団体で回収量が7,647キロ、旧菖蒲町では5団体で回収量が1,190キロでございました。
合併協議において報償金が廃止というふうに位置づけられた理由でございますけれども、まず瓶につきましては、ただいま申し上げたとおり集団回収が団体、量ともに非常に少ないということがございまして、影響も考慮の上、合併を契機として廃止したものでございます。また、アルミ缶の回収につきましては、平均的な買い取り価格でキロ40円前後と、新聞や雑誌等と比較いたしますとはるかに高値で売買されているという状況がございました。このため、報償金の対象としなくても団体が売却していただくことによりまして、相当額の収入が見込めるという状況によりまして、収集団体への影響が比較的少ないものと考え廃止したものでございます。
次に、収集の集団やごみ減量・原料化への影響でございますが、報償金廃止後アルミ缶を多量に回収していた数団体に電話でお聞きいたしましたところ、4月以降も今までどおり回収し、業者に売却しているとのことでございました。このため、すべての団体さんにお聞きしたわけではございませんけれども、報償金の有無にかかわらず、今までどおり業者さんに売却している団体が多いのではないかと推測しているところでございます。
なお、アルミ缶につきましては、今年度の収集量でございますけれども、久喜宮代清掃センターにおきましては直接収集分が4月から7月までの4カ月間の集計で、21年度の同期と比較いたしまして7,760キロ、率にして12.9%増加いたしました。しかしながら、これは報償金の廃止の影響ではなく、今年は季候、特に7月からの猛暑の影響が出ているものと考えているところでございます。
また、この報償金の廃止につきましては、事前に関係団体に文書により理由をお示ししてお知らせしたところでございますが、現在まで廃止に伴う団体からのお問い合わせ等も特にいただいていない状況でございます。これらを考慮いたしますと、現時点の判断といたしましては、ごみの減量、原料化への影響は出ていないものと考えるものでございます。
続きまして、旧3町地域におけるノーレジ袋運動の取り組み状況という関係のご質問でございますけれども、旧菖蒲町、旧栗橋町、旧鷲宮町におきましては、運動の実績はございませんでした。こちらの久喜宮代清掃センター管内におきましては以前から取り組んできたところでございまして、成果といたしましては、プラスチック類の組成分類においてレジ袋の割合が減少してきているという成果も見られるところでございます。
今後の取り組みにつきましては、10月1日から30日までの1カ月間、ノーレジ袋キャンペーン月間として久喜市商工会、宮代町商工会、菖蒲商工会、栗橋商工会、そして鷲宮商工会の各商工会の後援をいただきまして、管内の参加協力店舗数404事業者による啓発活動を実施する予定としているところでございます。参加協力店舗の内訳といたしましては、久喜市の久喜地区が150事業者、宮代町が121事業者、菖蒲地区が48事業者、栗橋地区が55事業者、鷲宮地区が30事業者となっております。啓発活動の内容といたしましては、参加協力店舗等がのぼり旗を店頭に掲出していただき、店舗等の利用者に対しまして啓発品のティッシュを配りながら、レジ袋の削減を呼びかけていただくというものでございます。
また、管内8カ所の大型店舗の使用許可をいただきまして、計10日間、衛生組合職員と廃棄物減量等推進員さんのご協力をいただきながら、組合職員と推進員さんによりまして直接店頭における利用者へのレジ袋の削減の呼びかけ、店頭キャンペーンを実施してまいります。このうち旧3町地域につきましては、モラージュ菖蒲、ベイシア栗橋店、株式会社ベルクベスタ東鷲宮店、ダイエー東鷲宮店の計4カ所、6日間にわたりまして店頭での啓発活動を実施する予定としております。
また、ノーレジ袋キャンペーンの一環といたしまして、キャンペーンの期間中4日間、管内の住民の皆様を対象といたしました廃棄傘の布地を再利用したマイバッグの作成講習会を久喜宮代清掃センター及び八甫清掃センターにおいて実施する予定としております。1日当たりの定員は10名を予定しておりますけれども、この4日間のうち3日間は久喜宮代清掃センターを会場といたしまして、久喜地区、菖蒲地区、宮代町にお住まいの方から参加者を募ってまいります。残りの1日につきましては、八甫清掃センターを会場といたしまして、栗橋地区、鷲宮地区から参加者を募集し、実施してまいる予定でございます。講習会の講師につきましては、衛生組合の職員が務めてまいる予定でございます。
続きまして、ご質問のごみの処理及び再利用に関する条例に基づいて、新久喜市内全域の多量排出事業者に対するごみ減量指導をどのように進めていくかというご質問につきましてご答弁申し上げます。
まず、1点目の宮代町と新久喜市内3地区別の多量排出事業者の数につきましてご答弁申し上げます。平成22年度の多量排出事業者として該当いたしましたのは、宮代町につきましては13事業者、新久喜市内におきましては久喜地区が33事業者、菖蒲地区が5事業者、栗橋、鷲宮地区が19事業者でございます。また、これまでのこれらの事業者の排出量についてでございますけれども、平成22年度の4月から7月までの4カ月の搬入実績がございますけれども、合併前のデータといたしましては、菖蒲、八甫のセンターにおいて月別の搬入実績のデータがございませんので、残念ながら比較することができない状況でございますので、現時点では排出量について具体的にお答えできる状況にはございません。
次に、旧3町における多量排出事業の指定、ごみ減量計画の提出並びに減量指導、また2010年度の予定でございます。旧3町のうち、旧菖蒲町につきましては月間のごみ搬入量が450キロを排出した事業者を多量排出事業者として定めておりました。多量排出事業者の指定や、ごみ減量計画の提出及び減量指導等の実績につきましては、なかったとのことでございます。旧栗橋町、旧鷲宮町につきましては、旧栗橋・鷲宮衛生組合において収集運搬許可業者からの搬入量に関する実績報告書をもとに、月間のごみ搬入量が1.5トン以上の事業者を多量排出事業者として指定しておりまして、一般廃棄物の減量計画書を提出させてきた実績はございます。減量指導につきましては、菖蒲町同様に実績はなかったとのことでございます。
2010年度、今年度の実施内容等でございますけれども、多量排出事業者の指定につきましては、久喜宮代清掃センターの基準、つまり月の平均排出量1.5トンを基準といたしまして排出事業者の基準を統一したところでございまして、該当いたします70事業者に対しましては、事業系一般廃棄物減量計画書の提出を求め、現在すべての事業者から計画書が提出された状態でございます。また、久喜宮代清掃センターが実施しておりました方式により、対象事業者に対して搬入量に関するグラフつきのデータと減量目標達成の可否等についてコメントした通知書を年4回送付することとしてございます。こういったことによりまして、平成22年度からにつきましては久喜宮代清掃センターの方式に統一したところでございますので、条例に基づく指導、助言及び改善勧告、場合によっては受け入れ拒否等の措置も行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
以上でございます。
〇議長(飯山直一君) 続いて、答弁を求めます。
蓮見業務2課長。
〔業務2課長 蓮見 実君登壇〕
〇業務2課長(蓮見 実君) 業務2課長の蓮見と申します。よろしくお願いします。
それでは、猪股議員さんのご質問の4の(1)、ダイオキシンの最近3年間の実情について答弁申し上げます。菖蒲清掃センターには2基の焼却炉があります。まず、1号炉の測定値から申し上げます。平成19年度0.016ナノグラム、平成20年度0.17ナノグラム、平成21年度0.5ナノグラムでございます。次に、2号炉の測定値でございますが、平成19年度0.011ナノグラム、平成20年度0.68ナノグラム、平成21年度0.1ナノグラムとなっております。
続きまして、1炉を中心に24時間の連続運転をしたほうが効率性やダイオキシン発生の抑制のためによいのではないかということについてご答弁申し上げます。現在菖蒲清掃センターでは、午前8時半から午後4時半までの8時間の稼働となっております。議員ご質問の24時間連続運転につきましては、1号炉及び2号炉ともに焼却炉本体の耐火物の構造、断熱性能等の増強が必要となり、大規模な改修工事を行うことになります。また当センターの施設を大規模改修するには、建物のスペースの問題から一部建てかえも想定される状況でございます。また、当センターの建設の際に近隣住民との申し合わせでは、1日8時間の運転で建設の同意を得ているところですので、24時間の連続運転を実施するには、施設の改修工事に加え、運転時間の変更について住民説明会を実施し、同意を得なければならないため、当面実施することは難しいと思われますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
以上です。
〇議長(飯山直一君) 続きまして、菅谷理事。
〔理事 菅谷重行君登壇〕
〇理事(菅谷重行君) 引き続き猪股議員さんの質問にお答え申し上げます。
猪股議員さんの質問の八甫清掃センターの焼却炉立ち上げについてのご質問に、まずお答え申し上げます。八甫清掃センターの焼却炉は流動床焼却炉でありまして、約600度まで温めた砂を空気で循環した中にごみを定量ずつ投入し、短時間で完全燃焼させる方式であり、焼却中の炉頂温度は約900度に達します。八甫清掃センターでは、基本的に月曜日に立ち上げ、金曜日に立ち下げを行う連続運転を行っております。そのため立ち上げ時の砂、炉床と呼んでおりますが、の温度は約300度に下がってしまいます。月曜日の立ち上げ作業は、まず各種機器の運転準備確認作業を行い、その後約11時ぐらいからになりますが、各種機器の運転を行いながら、砂が約600度になるまで灯油により助燃し、初めてごみを投入することが可能になります。このため、ごみの投入開始時間は午後3時半から4時ごろとなります。焼却炉の立ち上げに数時間を要するのは流動床焼却炉の特徴でもございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
次に、各センターごとの燃やせるごみの量の比較についてのご質問にお答え申し上げます。ご指摘のとおり八甫清掃センターの燃やせるごみの搬入量は、久喜宮代清掃センターと比べて年間1人当たりに換算いたしますと50キログラム以上多くなっております。この原因につきましては、まず久喜宮代清掃センターと八甫清掃センターの分別方法の違いがあります。久喜宮代清掃センターで分別を行っていて、八甫清掃センターでは分別を行っていない種類は、資源プラスチック、家庭系と事業系、それから布類、家庭系、事業系両者です。それと資源生ごみ、この3つがございます。これらの久喜宮代清掃センターで取り扱っている量を合計いたしますと年間4,409トンございまして、これを1人当たりに換算しますと42キログラムとなります。また、可燃系資源、新聞、雑誌、雑紙、段ボール、牛乳パックの収集回数にも違いがございます。久喜宮代清掃センターは週1回ですが、八甫清掃センターは月2回でございます。以上の2点、このごみの分別方法及び収集回数の違いが主な原因と考えております。これらにつきましては、今後統合されてまいりますので、この差はなくなっていくものと考えております。
なお、菖蒲清掃センターの燃やせるごみの搬入量につきましては、8月6日に行われました組合議員さんの3センター視察研修時に配付されました「菖蒲清掃センターのごみ処理状況等について」に掲載されております平成21年度のごみ処理量の内訳、可燃ごみ3,806トンは委託収集だけの搬入量でございまして、事業系及び一般、持ち込みの中にも可燃ごみがございまして、合計しますと八甫清掃センターと同じように、久喜宮代清掃センターと比べますと大きな差がございます。菖蒲清掃センターの分別は、八甫と比べますと布類とプラスチック製容器包装物の分別を行っておりますが、そのほかは八甫清掃センターとほぼ同じでございます。久喜宮代清掃センターと比べますと、分別方法の違いと可燃系資源、新聞、雑誌、雑紙、段ボール、牛乳パック、布類の収集回数が月1回でございますので、やはりこの2点の違いが主な原因と考えております。
以上です。
〇議長(飯山直一君) 再質問をお受けいたします。
猪股議員。
〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) 再質問をいたします。
まず、資源集団回収の中で瓶、缶を廃止した、実際大きな影響があるのはアルミ缶なわけです。アルミ缶が年間で、21年度で約2万トン久喜宮代で回収していたわけですから、その分の報償金が全くなくなってしまう。ちょっとわからないのですが、行政としては事前に関係団体には文書で知らせている、それから特にその後問い合わせはない、それからアルミ缶そのものの価格が高いから影響はないというふうに考えているようですけれども、実際に収集量が4月から8月でふえてきた、猛暑のせいだと言われましたが、かなり解釈が都合よ過ぎるのではないでしょうか。4月から、もう最初からそんなふうにふえて、では4月からではなくて7月、8月になってからふえてきたのか、細かいことまで聞きたくなってしまうのですけれども、それはそれでいいです。ただ、影響はないというふうに断言していいのかどうか、もうちょっときちっと分析するべきだと思うのです。
それで、確かにもう行政として、瓶、缶は対象外とするのだということを決めてしまってから通知を出しているのですから、皆さん言いたいことがあっても言えません、言いません。そういうことで、苦情がない、問い合わせがないから問題ないのだというような理解でいいのかどうか大変疑問です。ちょっとその点、見解をもう一回お願いしたいのと、それから、やっぱりこれから、これは一たんここで廃止したけれども、このまんまずっと廃止のまんまでいいかどうかというのは、私はまた常に見直しはしていくべきだと思うのです。年間を通しての久喜宮代衛生組合の回収量がどれだけふえるのか、それから資源回収団体の収集量が減るのかふえるのか、そこらをやっぱりもうちょっと見ていって、その状況によっては、それこそ減量を進めるということが大きな目標としてあるわけですから、減量のためには何をどうしたらいいのかという観点からの見直しは、今後も進めていただきたいと思うのですけれども、その点についての見解だけ、とりあえずきょうはお願いしたいと思います。
それから次に、ノーレジ袋運動については、ほかの合併した旧3町ではこれまで取り組まれていなかったということですから、これからの取り組み、大いに期待をしたいと思いますので、とりあえず結構です。ただ、事業者数だけちょっとお伺いしておきたいのですが、もちろん久喜宮代地区ではこれまでの経過がありますから、久喜地区で150事業者、宮代で121事業者、大変多いのだけれども、その反面菖蒲、栗橋、鷲宮地区においては非常に数がまだ少ないです。これは、具体的に呼びかけて、その中からこの数がこたえてくれたということでしょうか、それとも一般的に手を挙げてくださいというようなやり方をしたのでしょうか、個別に呼びかけたのでしょうか、そのやり方だけ明らかにしてください。そのやり方によっては、今後さらにこの数がふえていく余地があるのだろうと思うのですけれども、その点の見通しについても明らかにしてください。
それから、多量排出事業者についてです。栗橋、鷲宮、合わせて19事業者ということでしたけれども、これはその内訳は出ないのですが、それを一つお願いします。
それから、菖蒲センターと八甫センターについては、これまでのデータがない……月間のデータがないと言われた、ちょっと答弁がよくわからなかったのですが、過去のそれぞれの事業者ごとのデータ、一つずつ言えとはここでいいませんけれども、過去の毎年毎年の排出量のデータというものはあるわけでしょう。あるから、多量排出事業者としての数がはっきり出るわけでしょう。そのデータがあるのかないのか、それをお願いします。
それから、その排出量の把握の仕方なのですけれども、過去の久喜宮代衛生組合では直接把握をしていたのだけれども、八甫センターについては収集業者からの実績報告書から判断すると言われた。それは、どういう形で出るのでしょうか、毎月毎月どの事業者から何キロ、何トンということでのちゃんと報告が上がってきていたのか、それとも年間通したものなのか。それから、その実績で把握している数字なのか、それとも収集事業者がそれぞれの排出事業者との契約か何かで決まっている数字なのか、その数字の把握の仕方、排出量の把握の仕方がどういうふうになっているのか、明らかにしていただきたいと思うのです。やっぱり一番理想的なのは、衛生組合事務局が直接把握するのが一番いいのだけれども、それができない、収集事業者が、回収事業者が把握しているのだとしたら、それがどの程度実態をあらわしているものかどうか、その点説明をしてください。
それから、ごみ減量計画、廃棄物の減量計画書については、今年度すべて出されたということです。その評価はまだかな、今現在どのように進んでいますか。つまり減量計画書だから、過去それぞれ事業者ごとに何トン出しているか、それをどのぐらい、どうやって減らしていくかという目標が出ているわけですよね。その評価については大変な作業にはなると思いますけれども、どのように進められていますか、お願いします。
それから、ちょっとこれもよくわからないのですが、過去の月別のデータが出ていないのだとしたら、その比較というのはできないのでしょうか。これから22年度、23年度というふうに比較をしていくしかないのでしょうか、ちょっとそこら辺のやり方についても明らかにしてください。
菖蒲清掃センターの運転方法については説明がありましたので、そういうことであればとりあえずきょうはこれ以上質問する材料はありませんので、一応理解をいたしました。
それから、一番最後の燃やせるごみの量、年間1人当たりの排出量の多い少ないの説明なのですけれども、まず八甫清掃センターの1人当たり42キロ、久喜宮代よりも多いというその理由は説明されました。資源プラスチックと、それから布類と生ごみの収集がないということです。ただ、これはそうすると資源プラスチックと布類の収集については、資源としての回収、収集については今年度から開始をされたわけですから、22年度はかなり減っていくというふうに見込んでいいのでしょうね、ちょっとその確認をお願いします。
それから、菖蒲清掃センターについては布類、プラスチックは分別しているけれども、可燃系の資源の回収が久喜宮代清掃センターよりも少ないということが、量が多いことの説明ということでしたけれども、これについてはそうすると当面は、もう減っていく要因はないというふうに判断しますか、それとも回数をふやせば減っていくだろうというふうに考えられますか、そこら辺の評価をどういうふうにしていらっしゃるか、お願いをいたします。
以上です。
〇議長(飯山直一君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
渡辺総務課長。
〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 再質問についてお答えを申し上げます。
まず、第1点目の資源集団回収の関係につきまして、常に見直しがあっていいのではないか、また今後に向けた見解をというご質問でございますけれども、合併に当たりましてこういった方向性を決定いたしまして、それについてただいま実施しているところでございますので、今後の推移をしばらくは見させていただきたいという状況でございます。
それから、ノーレジ袋運動の旧3町地域での呼びかけということでございますけれども、旧3町地域の商工会にお願いをいたしまして、管内の加盟事業者の方々のリストをいただいたところでございます。そして、そのリストに基づきまして、直接こちらからの呼びかけ文書を事業者さんに送らせていただいたと、そういう方法で今年度は呼びかけをさせていただきました。その中で、先ほど申し上げた数が今回呼びかけにおこたえいただいた事業者数でございます。今後につきましては、また関係商工会さん等と意見交換しながら、来年度の対応を考えていきたいというふうに考えてございます。
それから、多量排出事業者から出された減量計画書の評価というご質問をいただきましたけれども、こちらにつきましては、まだ現段階、ようやくおくれておりました事業者さんに督促をさせていただいて出そろった段階でございますので、まだ分析ができていないというのが実情でございます。なお、状況といたしましては新たな対象事業者さんございますので、新たな範囲で把握した状況でございますので、1年間推移を見守ってまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
〇議長(飯山直一君) 菅谷理事。
〔理事 菅谷重行君登壇〕
〇理事(菅谷重行君) 引き続き再質問にお答え申し上げます。
まず、栗橋、鷲宮清掃センター地区の多量排出事業者の数の内訳でございますが、旧栗橋地区が13事業者、鷲宮地区が6事業者でございます。
次に、八甫清掃センターでは多量排出事業者のデータをとっていなかったのかというご質問でございますが、年間の総トータル、事業系のデータはございますが、各事業別のデータはとってございませんでした。このため、平成21年度に許可業者の登録をするときに、取り扱い事業所の見込み数の数値を出していただきました。それである程度の把握はできたわけでございまして、最終的に22年度になってその実績の報告をお願いしまして、この19事業者を指定したところでございます。なお、22年度からは事業所ごとの量を毎月報告していただいているところでございます。
それから、各センターごとの燃やせるごみの量の比較でございますが、42キログラム差が出ているというのは、久喜宮代清掃センターが行っているプラスチック類、それから布、それと資源生ごみの量、総トータルを人口で割ったものが42キログラムということでございます。あと、そのほかの差は収集回数の差が大きな原因と考えておりますので、収集回数を合わせていけば近い数字になってくるものと考えております。
〇議長(飯山直一君) 渡辺総務課長。
〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 1点答弁漏れがございましたので、追加してご答弁申し上げます。
排出量の比較についてのご質問がございまして、22、23で比較するしかないのかというご質問をいただいたところでございますけれども、22年度につきましては菖蒲、八甫のセンター管内につきましては、22年度につきまして月別のデータをとっております。ただ、ただいま菅谷理事のほうからも申し上げましたとおり事業者さんからの申告データになりますので、この数字で当面は把握していくしかないというふうに考えてございます。その背景となっているのが、1事業者1計量という久喜宮代清掃センター管内のはかり方が、ほかではまだ行われておりません。その関係がございますので、そういった把握方法になってございます。その関係で、22年度のデータが出た段階で23年度との比較がしていけるというふうな考え方をしているところでございます。
以上でございます。
〇議長(飯山直一君) 再々質問をお受けいたします。
猪股議員。
〔9番 猪股和雄君登壇〕
〇9番(猪股和雄君) まだこれから、合併してこれから全地域で本格的な減量の取り組みを改めて始めるわけですから、その基礎となる数字、それから現状をきょうは把握したかったのですけれども、ちょっと最後の説明で、これまで八甫の清掃センターでは、これまでというのは21年度までは、排出事業者ごとの毎月の排出量データは数字としてはないということですね。それちょっと確認したいのと、それから1事業者1計量の方法になっていないということでありましたが、それから事業者の申告データと言われたのは、許可業者が集めている事業所ごとに、A事業者は何キロ、何トン、こちらは何トンというふうに報告をする、その数字という意味でしょうか、それとも各排出事業者がうちはどのぐらいだということを申告するという意味でしょうか、ちょっとその点正確に把握しておきたいので、お願いをいたします。
今後はそうすると、許可業者が集めるのだけれども、今後はきちっと各排出事業者ごとの毎月の排出量が正確に把握できていくようになるわけですね、そういうふうに理解していいのですね。それがないと減量指導も実際にかなり難しくなるのだろうというふうに思いますので、その点お願いしたい。あるいは、そういうふうに今なっていないのだとしたら、完全に排出事業者ごとに毎月の実際の数字が把握できるようにしていくというふうに理解してよろしいのですね。そんな聞き方になるかな、お願いをいたします。
それから、八甫清掃センターで私さっき聞いたつもりだったのですけれども、聞いていなかったか、質問になっていなかったかもしれませんが、八甫清掃センターで資源プラスチックと布の資源ごみが今後分別収集を開始していく、そうするとこの部分でかなりの減量にはなっていく、その量は、見込みというのはわかりますか、どのぐらい減るというふうに見込んでいらっしゃいますか。
以上です。お願いします。
〇議長(飯山直一君) 猪股議員の再々質問に対する答弁を求めます。
渡辺総務課長。
〔総務課長 渡辺和夫君登壇〕
〇総務課長(渡辺和夫君) 再々質問にお答え申し上げます。
排出量につきましては、排出事業者の申告データか許可事業者のデータかというようなご質問でございます。1事業者1計量ではないというのは、久喜宮代清掃センターにつきましては現在1事業者1計量と、1台のトラックに3事業者載っていらっしゃれば、3回検量に回っていただくというような状況でございます。これが、ほかの2つのセンターにつきましては、まだ現在実施されていないということで、具体的にその数字を把握することが困難な状況でございます。そのため、排出事業者の申告データによらざるを得ないという状況でございます。そのデータとして、今年度は月別データをとっておりますので、来年度は比較が可能となってくるというふうに考えるものでございます。その1事業者1計量が実現するまで、当面はこの中で減量化の呼びかけをしてまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
〇議長(飯山直一君) 続きまして、菅谷理事。
〔理事 菅谷重行君登壇〕
〇理事(菅谷重行君) 引き続きお答え申し上げます。
まず、21年度までは各事業者の排出量のデータはないのかという再質問でございました。各事業者ごとのデータはございません。22年度から、それを実施しているところでございます。現在1事業者1計量ということで、久喜宮代清掃センターとはやり方が異なりますが、今パッカー車でもはかれる、1事業者ごとにはかれるパッカー車もございます。そういった車両を持っている事業者もおります。また、そうでないところについては手ばかりで、あるいは事業所のほうからの申し出という形で把握をしているところでございます。これについては、今後も的確な量の把握に努めてまいりたいというふうに考えております。
それから、八甫清掃センターでの布類、それからプラスチック類の分別を始めるということで前の質問で申し上げましたが、これ22年度中に始めるという予定で現在協議を進めております。プラスチックについては、久喜宮代のような全部のプラスチックではございませんで、菖蒲と同じように容器リサイクル法に基づくプラスチックのみを回収する予定でございます。見込み量については、現在のところまだ把握をしてございません。
以上です。
〇議長(飯山直一君) 以上で猪股議員の質問を打ち切ります。
以上で組合に対する質問を終了いたします。
◇
◎次会の日程報告
〇議長(飯山直一君) 以上で本日の日程は終了いたしました。
次会の日程を申し上げます。次会は、9月の28日火曜日、午前9時から本会議を開き、議案に対する質疑、討論、採決を行います。議員の皆様には定刻どおりご参集くださるようお願いいたします。
また、猪股議会運営委員長からもご報告がございましたとおり、議案質疑書の締め切りは9月の21日火曜日、正午までとなっております。具体的にページの指定がされていないような質問、議案に直接関係ない質問は避けていただき、執行部が質問の趣旨、内容を理解しやすいように、具体的にわかりやすく記入してくださるようお願いいたします。
◇
◎散会の宣告
〇議長(飯山直一君) 本日はこれにて散会いたします。
散会 午後 1時55分