平成19年久喜宮代衛生組合議会第4回定例会 第21日

平成19年11月12日(月曜日)
 議 事 日 程 (第2号)

 1 開  議
 2 議案に対する質疑
 3 請願の上程
 4 提案理由の説明
 5 請願に対する質疑
 6 討論・採決
 7 議長あいさつ
 8 管理者あいさつ
 9 閉  議
10 閉  会


午前9時開議
 出席議員(14名)
     1番   清  水     隆  君      2番   園  部  茂  雄  君
     3番   木  村  奉  憲  君      4番   加  藤  幸  雄  君
     5番   川  野  昭  七  君      6番   中  野  松  夫  君
     7番   川  辺  美  信  君      8番   角  田  礼  子  君
     9番   内  田     正  君     10番   西  村  茂  久  君
    11番   榎  本  和  男  君     12番   小 河 原     正  君
    13番   猪  股  和  雄  君     14番   角  野  由 紀 子  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者   田  中  暄  二  君    副管理者   榊  原  一  雄  君

   会  計   太  田  武  雄  君    参  与   浅  子  秀  夫  君
   管 理 者

   参  与   加  藤  茂  男  君    参  与   矢  嶋  行  雄  君
   参  与   室  田  慶  一  君    事務局長   早  野  正  夫  君
   総務課長   当  間  義  広  君    業務課長   岡  野  晴  一  君

                                       
   総務課長   金  井     誠  君    業務課長   伊  東  雅  夫  君
   補  佐                    補  佐                

                       
   業務課長   内  田  久  則  君    収集料金   松  永  公  夫  君
   補  佐                    係  長

   代  表   榎  本  善  司  君
   監査委員

 本会議に出席した事務局職員
   
   総務課長   野  本  俊  男       書  記   近  藤  初  江
   補  佐

   書  記   赤  羽  貴  裕



    ◎開議の宣告                           (午前 9時00分)
議長(角野由紀子君) ただいまの出席議員は14名でございます。
  定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
  なお、先ほど執行部から議案審議に対する参考資料を配付したいとの要請があり、これを許可いたしましたので、ただいまから配付いたさせます。
  休憩いたします。

    休憩 午前 9時01分

    再開 午前 9時03分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎議会運営委員長報告
議長(角野由紀子君) 去る10月23日定例会終了後及び本日、議会運営委員会が開催されましたので、議会運営委員長の報告を求めます。
  内田委員長、お願いいたします。
                 〔議会運営委員長 内田 正君登壇〕
議会運営委員長(内田 正君) おはようございます。去る10月23日定例会終了後及び本日議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果の概要につきましてご報告を申し上げます。
  初めに、本日の日程に管理者提出議案1件を追加することに決定をいたしました。
  次に、監査委員への質疑についてでございますが、総括質疑の形で議案質疑の中で実施をすることとなり、議長名でご通知をさせていただきました。
  また、議会議員の視察研修日程についてでございますが、平成20年1月15日火曜日、日帰りによる実施とすることになりました。研修視察地は、栃木県大田原市の那須地区広域行政事務組合を視察研修することで決定をいたしました。なお、詳細が決まり次第皆様に開催通知を出していただけるよう議長にお願いをしてございます。
  以上、ご報告をいたします。
議長(角野由紀子君) お諮りいたします。
  議会運営委員長の報告のとおり管理者提出議案1件を日程に追加し議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) ご異議なしと認めます。
  よって、管理者提出議案1件を日程に追加し議題とすることに決しました。
  次に、監査委員への質疑につきましては、総括質疑の形で議案質疑の中で実施することとなり、ご通知をさせていただきました。
  また、議員視察研修につきましては、視察研修日程として平成20年1月15日火曜日、日帰りによる実施とすることになり、研修視察地として、栃木県大田原市の那須地区広域行政事務組合に決まりましたので、ご報告いたします。

                        ◇                      

    ◎追加提出議案の上程
議長(角野由紀子君) 追加提出議案の上程をいたします。
  議案第8号を上程し、議題といたします。

                        ◇                      

    ◎提案理由の説明
議長(角野由紀子君) 管理者より提案理由の説明を求めます。
  管理者、お願いいたします。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) おはようございます。それでは、追加議案の提案理由を申し上げます。
  議案第8号 久喜宮代衛生組合監査委員の選任についてでございます。
  久喜宮代衛生組合監査委員、榎本善司氏の任期が平成19年12月26日に任期満了となるので、榎本氏の再任について議会の同意を得たいので、久喜宮代衛生組合規約第12条第2項の規定により、この案を提出するものでございます。
  氏名、榎本善司、住所、久喜市中央2丁目8番28号、生年月日、昭和9年10月27日生まれでございます。
  榎本氏は、昭和35年3月に慶応大学文学部を卒業した後、同年4月、全日本空輸株式会社に入社、営業本部、エー・エヌ・エーアクアツインズ株式会社代表取締役などでご活躍をされ、平成11年12月27日、久喜宮代衛生組合監査委員に就任いただき、現在2期目となりますが、再任につきお願いを申し上げる次第でございます。
  以上が追加提案させていただきます議案でございます。慎重ご審議の上、速やかにご議決を賜りますようお願いを申し上げます。

                        ◇                      

    ◎議案に対する質疑
議長(角野由紀子君) 日程第2、議案に対する質疑をお受けいたします。
  議案第6号 平成18年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についての質疑をお受けいたします。
  初めに、監査委員に対する総括的質疑をお受けいたします。
  西村議員、お願いいたします。
                 〔10番 西村茂久君登壇〕
10番(西村茂久君) 西村でございます。監査委員に対しまして質問をさせていただきます。
  内容的には通告書のとおりでございますけれども、2点ございます。1つは、大規模改修工事の評価と堆肥化の評価、この2つについて監査委員からご意見が出ておりますので、改めてそのことについて質問をさせていただきます。
  まず、第1点の大規模改修工事の評価についてでございますけれども、その中でまとめの中で、今後とも住民が安全で安心できる焼却炉とするように工事を進めることが望まれると、こういうことで肯定的にとらえていらっしゃいますけれども、本来は、ごみ処理基本計画に基づいて事業執行する熱意を持った努力がなされてきたならば避けられた工事であって、決して手放しで評価できるものではないと思います。まとめで示されておりますように、構成市町の財政状況を認識し、緊急性や必要性を的確に把握、事業執行には最少の経費で最大の効果が上げられる努力をしなければならない、そうした視点で総括するとすれば、今回の大規模改修工事の執行は基本計画達成の大幅なおくれから生じたツケの解消でありまして、批判されることはあっても評価できるものではないと考えておりますけれども、そのことについて見解をお伺いをいたします。
  2つ目、堆肥化の評価でございますけれども、昨年度、平成17年度決算総括意見では、「当初目標であった生ごみだけの堆肥づくりが達成される状況に至った模様であり、これからも農家の皆さんに使ってもらえるような堆肥づくりに取り組んでほしい」と、こうございました。18年度総括では、生ごみの堆肥生産について、今後継続的に堆肥化事業を進めていくには、経済的効率化の検討も望まれると、こういう形でのご意見でございました。
  そこで、お伺いいたしますけれども、15年度からの実証が丸4年経過して、なお全量堆肥化の見通しがついていない状況を税執行及び経済効率の観点から監査委員としてどのような認識をされていらっしゃるのか、お伺いをいたします。
  以上、2点でございます。
議長(角野由紀子君) 西村議員の質問に対する答弁を求めます。
  榎本代表監査委員、お願いします。
                 〔代表監査委員 榎本善司君登壇〕
代表監査委員(榎本善司君) おはようございます。監査委員の榎本です。西村議員のご質問に対しお答えいたします。
  1点目の大規模改修工事の評価についてお答え申し上げます。新設炉の建設は、一般廃棄物ごみ処理基本計画では、平成19年度には新設炉の稼働となっております。衛生組合では実現できるよう地元のご理解を得るべく話し合いを続けているとのことでございます。しかしながら、議員皆様ご承知のとおり、新設炉建設には都市計画上の手続として、隣接する周辺地区の建設同意が必要であり、一部の地区の同意は得られない状態であります。現在の焼却炉は老朽化が進み、安心かつ安全な運転を行う至急の改修が必要であり、大規模改修工事を実施しているものであるとのことであります。
  大規模改修工事をしなかった場合の維持補修費用の増加が見込まれること、さらには安全・安心な運転等を考慮いたしますと、適切な時期に執行したのではないかと議員の皆様にもご理解いただいているものと考えております。
  事業執行に際して構成市町の財政負担に影響を少なくする努力の成果が見られ、さらなる創意工夫、これまで以上に事務の簡素化、業務の効率化を図り、清掃行政の推進を努められるよう要望して総括意見としたものでございます。
  第2点でございます。次に、堆肥化の評価につきましてお答え申し上げます。生ごみの堆肥生産について、今後継続的に堆肥化事業を進めていくには、経済的効率化の検討も望まれるとの意見に対しまして、平成15年度から実証が丸4年経過して、なお全量堆肥化の見通しがついていない状況を税執行及び経済効率の観点からどのように認識されているかとのご質問でございました。
  衛生組合の生ごみ堆肥化事業につきましては、平成15年度から3年間の実証期間が終了し、当初の目標であった生ごみだけの堆肥づくりに成功し、平成18年6月に肥料取締法に基づく特殊肥料として埼玉県への届け出が受理されておるとのことです。また、実証プラントにおいて製造された堆肥は、モデル地区への配布や衛生組合管内の農家に施用され、実験農場で栽培された農産物の一部が販売されていることなど、ごみの減量化、資源化による資源循環型のごみ処理行政の推進に一定の成果を上げていると考えます。しかし、一方では、現在の実証プラントの運転を通じて堆肥の生産コストが高くなることが判明するなど、市町に与える経済的な影響も大きいことから、全量堆肥化に向け経済負担の低い方法について、さらなる研究検討が必要な状況にあると考えます。このため今後堆肥化事業を継続的に推進していくには、経済的効率化の検討も望まれるとの意見を付したものでございます。
  これまで以上に事務の簡素化、業務の効率化を図り、清掃行政の推進に努められるよう要望して、総括的意見としたものでございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  西村議員。
                 〔10番 西村茂久君登壇〕
10番(西村茂久君) ありがとうございました。
  監査委員のお仕事といいますか、何をどうするかということは一応承知しております。一定の限界があると、それも十分承知した上で改めてただいまのご答弁に対して、もう一度質問をさせていただきます。
  まず、第1点目の大規模改修工事の評価について、監査委員のご意見をお伺いをいたしました。確かに事実関係はおっしゃるとおりでございます。しかしながら、私がそこでご質問をさせていただいておりますのは、その一番ネックになっているのは、都市計画変更の同意というのが得られないと。そのことによって時間とともに同意が非常に怪しくなって、改修工事をしなくてはならないということになったのはそのとおりなのですけれども、この都市計画変更の同意を得るためにどのような努力をしてきたのかということを監査委員として組合執行部に対して監査の立場でご質問をされてきたのかどうか。確かに大規模改修工事は18億円かかりますよと、約20億円ですよね、18年度決算を含めると。年々大体1億5,000万から2億、保守のために費用がかかってきているというのが今日の状況の中で、そういう意味ではトータル的には変わらないのです。しかし、仮に新しい炉の建設が行われていれば、この新炉の建設については当然これはどの時点でやろうと費用がかかるわけですよ。しかしながら、そこへ行くまでの間にこれだけの工事をしなければ、工事費用を出さなければならぬというところに税執行上の問題がある。そのことを監査委員の立場できちっとご質問をされているのかどうか、これをお伺いをしたいと思います。
  これは2つ目の堆肥化の評価についても同じなのです。確かに研究検討しなくてはいけない。おっしゃるとおりでございます。しかしながら、当初の計画はそのようなものではなかったはずです。現実的にはそうせざるを得ない。また、そうしてきているわけですけれども、果たして今後のことも考えて税の執行を監視する、我々も監視しなくてはいけないわけですけれども、監査委員はその実際の執行を現実に数字の立場でチェックをしていただくわけなのですが、現実にこれだけ、例えば堆肥化についてはどれぐらいかかってきたのかと。これまで、どれまでかかってきて、今後どれぐらいかけるのか、そういうことぐらいは監査委員の立場としてご質問ができるはずなのです。そういうことで本当にそれをされてこられているのかと。だから私は、監査委員さんがおっしゃるとおり、本当に経済的効率化、税を効率的に執行するという観点からいくならば、現在の状況が果たして妥当なものなのかどうかぐらいは意見としてやっぱり述べる必要があると思うのです。その点についてまとめの中ではいろいろ望ましいということでご意見をされておりますけれども、本当に必要なところがやられていないと思っています。そういうことで私は、この堆肥化の評価につきましても、実際に監査をしているときに、これからどうするのだということも監査の立場でご質問されているのかどうかお伺いします。
議長(角野由紀子君) ここで休憩いたします。

    休憩 午前 9時22分

    再開 午前 9時28分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  西村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  代表監査委員。
                 〔代表監査委員 榎本善司君登壇〕
代表監査委員(榎本善司君) 西村議員のご質問に対してお答えいたします。
  都市計画変更の同意を得られるための努力をしているのかと、監査の中でそういう質問を監査委員がしているのかというご質問でございました。それは当然しております。これが第1点であります。
  その次の第2点の堆肥化の問題について、今までどのぐらいの費用がかかったのかという質問をしているかというご質問でございましたが、これは当然決算の中で堆肥化の費用というものが、かかった費用が出てまいります。それについては事細かに2人の監査委員で質問しておりまして、それは決算書に上がってくるものでございます。
  今後の費用についてどのぐらいかかるのかというのは、監査の話の中ではありますが、やはり執行部としても今後の見通しについてはなかなか難しいので、それでその意見の中に努力してほしいという総括的意見を述べたのでございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  西村議員。
                 〔10番 西村茂久君登壇〕
10番(西村茂久君) 再々質問ということでやらせていただきますけれども、大規模改修工事については、都市計画変更の同意に関しては努力したかというのは当然聞いておるというご答弁でございました。それはお話のとおりだと思います。私が言いたいのは、この大規模改修工事は、本来はこの費用は出さなくて済んだはずだと、こう思っているわけです。出さなくて済んだはずのその工事を今回しなければならなかった。しなければならないからこれはしようがないのですよ、しなければならないから。ただ、そこへ行くまでに税を執行するということを監視する立場からどこまでやはり深くご質問をされてきたのかどうかということを聞いているのですよ。都市計画変更の同意がされない理由はわかっています。承知しております。大変難しいというのはわかっています。しかし、本来は基本計画に沿ってやれば、この大規模改修工事は必要なかったのですよ、やれば。ところが、やる努力は執行部は確かにされているとは思います。しかし、どこまでやっぱり死に物狂いでその努力をされて、なおかつやっぱり今日の改修工事はしなければならない状況に陥ったのかというところはやっぱり、今回の18年度決算のまとめでは評価をしているのです。いい方向で大規模改修工事を。それを私は突いている、突いているというかご質問しているのです。こんな評価はできないはずだと。本来こんなむだな工事はしなくても済んだはずだ。しかし、せざるを得なかった。そこをきちんとして、監査の立場からやはりまとめの中に入れてほしかった。手放しで評価してはいけないのですよ。
  2番目の堆肥化についてもそうなのです。当初計画と違うのですよ。そこのところをやはり税のむだ遣いをチェックをする。これは計数的なところからチェックをするというのは監査の立場ではありますけれども、全体的なトータルとしてどのように経費が使われているのか、あるいは使われようとしているのか、このことをやはりしっかりと見きわめた上で私は評価を出していただきたい、まとめの中で。それが今回なされていないということに関して大変な疑問を感じているわけです。私は、一方でこういう努力をすべきであると、しかしながらしようがないと、こうならざるを得なかったというふうな私は評価をまとめでやっていただきたかった。それがされていないということは大変残念に思っております。大規模改修工事、堆肥化の評価、いずれもそうです。なぜこんなに肯定的に評価ができるのか、かなり無駄があったと、私は評価をしていいのではないのかなと。その点改めて最後になりますけれども、監査委員の立場でこの評価を少し変えていただくことも必要ではないのかなと思っておりますので、単純に執行部が言うような形で私は評価をすべきではない、独自の立場で評価をしてほしい、そういうことを申し上げて、改めて監査委員にお伺いいたします。質問の趣旨はご承知いただけますか。
議長(角野由紀子君) ここで休憩いたします。

    休憩 午前 9時35分

    再開 午前 9時37分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  西村議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  代表監査委員。
                 〔代表監査委員 榎本善司君登壇〕
代表監査委員(榎本善司君) お答えいたします。
  議員のおっしゃることは十分に私どもも承知しております。それで、今後もし私どもが監査という立場で仕事をさせていただくならば、そのことも考慮に入れて十分対応していきたいと思います。
  ただし、今回の意見については、執行部の皆さん、議員の皆さんトータルにおいて、非常に努力されておるということを考慮して、現時点ではこういう監査報告をしたものでございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 以上で西村議員の質問を打ち切ります。
  続きまして、一般会計歳入歳出に分けて通告順に従い順次お受けいたします。
  まず、歳入からお受けいたします。
  初めに、猪股議員、お願いします。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 一般会計決算の歳入について質疑いたします。
  決算書のページでいくと明細の1ページ、2ページということになります。調書のまず10ページなのですけれども、ここに組合収集と自己搬入、塵芥処理手数料ですね、の組合収集、自己搬入の内訳が載っています。この収集済額、金額の面では載っているのですけれども、その量が書いてありませんので、それぞれの搬入量、それぞれの増減について示してください。
  それから、このうちで多量排出事業所からの件数と搬入量がどうなっているかについてもお願いします。
  それから、これも毎年お聞きしているのですが、多量排出事業所ごとの搬入量、17、18年度の量と増減について一覧表にして配付してくださいと出しまして、先ほど参考資料で配付をされました。事業所全体での収集量、これがどうなっているか、17、18年度の推移、増減についてもお願いします。
  それから、特にこの多量排出事業所ごとの量の推移の中で、特に造園、医療系、福祉施設、スーパーの増減、それに対する評価、特に数字はその後に出ていますけれども、評価についてお願いをしたいと思います。ふえたところの理由と組合が問題と考えるところ、お願いします。
  それから、それぞれ減量計画書を事業所ごとに出しているわけですけれども、それと比較をしてどのように計画が履行されたのか、あるいはされなかったのか、評価も含めて当然していただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長補佐、お願いします。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) おはようございます。
  それでは、@、調書10ページの表、(1)で組合収集、自己搬入の搬入量、それぞれの増減及びCの事業所全体での収集量、17、18年度の推移、増減につきまして、一括してご答弁申し上げます。
  まず、組合収集量でございますが、平成17年度の321トンに対しまして、平成18年度は298トンとなってございまして、23トンの減、率にいたしまして7.2%の減となっております。また、自己搬入量につきましては、平成17年度の4,421トンに対しまして、平成18年度は4,714トンということで293トンの増、率にいたしまして6.6%の増となっております。合計で申し上げますと、平成17年度の4,742トンに対しまして、平成18年度が5,012トンということで270トンの増、率にいたしまして5.7%の増という結果でございました。なお、平成19年度におきまして、4月から9月までの半年間の搬入実績を18年度の同時期と比較いたしますと、55トンの減となっておりますことから、仮にではございますが、このまま推移すれば19年度は5,000トンは超えないと思われます。
  次に、A番、多量排出事業者からの件数、搬入量、B、多量排出事業所ごとの搬入量、17、18年度の量と増減についてのご質問でございますけれども、資料の1ページ、ごらんいただきたいと思います。多量排出事業者搬入実績一覧表に記載しましたとおりでございまして、平成18年度に多量排出事業所に該当することになった事業者数は、久喜市で36、宮代町で8の計44件でございました。この44件の搬入量は2,095トンで、17年度と比較いたしまして約17トン弱、率にして0.8%の減でございました。
  次に、D番、特に造園、医療系、福祉施設、スーパーの増減と評価、ふえたところの理由、組合が問題と考えているところ、E、それぞれ減量計画量と比べてどのように計画が履行されたか。これらのご質問につきましては、資料の2ページ、こちらのほうに業種別多量排出事業者一覧表、これを作成してございますので、これに基づきまして答弁させていただきたいと思います。
  まず、ご質問の造園業でございますけれども、多量排出事業者に該当した事業所はございませんでした。
  次に、医療系でございますけれども、ナンバー1から5までの5事業者が該当しております。このうちナンバー1の医療法人につきましては、昨年の9月議会におきましてご答弁いたしましたとおり、規模の拡大によりまして増となったものでございます。
  次に、福祉施設でございますが、ナンバー6から8までの3事業者が該当しておりますが、大幅な増はございませんでした。
  次に、スーパーでございますが、9番から19番までの11事業者が該当しておりますが、11のうち8事業所が17年度と比較して減量にご協力いただいているという結果になっております。
  最後に、減量計画書と比べてどのように計画が履行されたかとのご質問でございますけれども、資料の1ページ、平成18年度多量排出事業者搬入実績一覧のごみ持ち込み量実績の内訳のうち、増減Cをちょっとごらんいただきたいと思いますけれども、この欄は単純に18年度と17年度の増減を比較したものでございますけれども、44事業所のうち数字の頭に三角がついている、この事業所が27業者ございます。率にして61%の事業者が減量に取り組んでいるということが確認できます。そのうち15の事業者は減量計画書を履行しております。資料でいいますと、計画量実績比較Eという項目がございますけれども、この中で数字の頭に三角がついている事業者が減量計画書履行事業者でございます。44多量排出事業者がございますけれども、そのうち34%に当たっております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) ありがとうございました。
  資料のほうもかなり細かく、それぞれの計画書の減量計画量に比較しての数字も出してもらって、大変わかりやすく見ることができると思います。これからまたよく分析させていただきたいと思うのですけれども、この一覧表の2ページのところで、先ほど60%を超える事業所が実質的に17年度に比べて減量しているということで言われました。それは大変数としては大きいのだろうと思います。一方、減量計画書に対してどれぐらいの……減量計画書が守られているのかどうか。つまり、減量計画書に沿った形で減量をそれぞれの事業所がやっているかどうかということで見てみますと、今ざっと見たのですけれども、44のうち約15ぐらいの事業所しか減量計画書が達成していないわけですね。これがなぜなのかをどういうふうに分析しているのかをお願いしたいのです。これも前にも聞いたことありますけれども、つまり減量計画書の数字の出し方に問題があって、いわばおざなりな形で出してしまって、それが実際には守らなかったという結果になってしまっているのか。あるいは減量計画書の数字はきちっとそれぞれの事業所は出しているけれども、その実施状況において問題があるというふうに考えているのか、そこら辺はどのように把握していらっしゃいますか、お願いをします。
  それだけです。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、再質問にお答え申し上げます。
  減量計画書の44事業者で達成した事業者が15しかいないということで、34%、つまり66%は減量計画書は出したもののそれが達成できなかったということで、それぞれの事業所については正直言って分析をしておりません。そのようなことから今年度個別に多量排出事業所の廃棄物管理責任者、その方に直接面会を求めまして、減量計画書とそれから今までのいわゆる搬入量というのが実績が出ておりますので、そちらをお持ちして、計画ではこうなっているのだけれども、実際どうなのでしょうかという形で、個別に聞き取り調査をしてまいりたいというふうに考えております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で猪股議員の質問を打ち切ります。
  次に、角田議員、お願いします。
                 〔8番 角田礼子君登壇〕
8番(角田礼子君) 歳入について質疑をいたします。
  ページの1、2ページになります。塵芥処理手数料の4節の粗大ごみ手数料740万8,000円ですが、17年度は669万8,000円だったので、71万円の増です。5,420枚が増になっているということになりますが、1点目といたしましては、多い品物は何なのか。また、2点目は、まだ使えるものが出されているのかどうか。3点目といたしましては、その傾向はどうなのかをお伺いをさせていただきます。
  2点目は、同じページの財産収入です。1節目の物品売り払い代金です。有価物売上代金が7,253万1,621円載っております。調書の12ページにもありますけれども、スチール缶、また古衣料有償になっております。その経緯と経過についてお伺いをいたします。
  調書の13ページに鉄と銅の売却量の大幅増の内容についてお伺いいたします。
  それから、リターナブル瓶が売却額がゼロになっております。その理由についてもお伺いをいたします。
  あと3、4ページになりますが、雑入で一番上の行になりますが、容器包装リサイクル協会有償入札拠出金668万2,003円と出ております。この内容についてご説明をお願いいたします。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 角田議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) おはようございます。それでは、角田議員さんのご質問に順次お答えしていきます。よろしくお願いいたします。
  まず、歳入の1ページ、2ページ、塵芥処理手数料の関係でございます。粗大ごみ手数料740万8,000円についてでございますが、これにつきましては平成17年度より多くなっているということで、3点ほどご質問いただいております。まず、多い品物についてでございますが、収集予約の多い品物につきましては、100点以上の予約品の中から最も多い品物は自転車でございます。次に、家具類でたんす、いす、ソファー、マットレス、棚類となっております。また、まだ使えるものにつきましては、職員の目ききで振り分けをいたしまして、リサイクル可能な品物は組合場内の保管庫に一時保管いたしまして、市民まつり、町民まつりのイベント等で出店しましたり、また衛生組合で行うリサイクルまつりで販売を行っております。
  平成18年度の増加の理由につきましては、転入転出の際の排出件数の増や景気等が影響を及ぼしているものと推測しているところでございます。また、過去数年間を比較してみますと、平成18年度同様自転車が一番多く出ておりまして、次に家具類となっております。毎年多く出される品物については、変動はないように思われます。
  なお、自転車につきましては、業者へ売却をいたしているところでございます。
  以上でございます。
  失礼いたしました。続きまして、財産収入、有価物売上代金のご質問にお答えいたします。資源物につきましては、用途ごとにその時期の必要性から日々単価が変動する状況にございます。ご質問にございましたスチール缶及び古衣料につきましても、前年度無償による引き取りでございましたが、中国を中心とした東南アジアへの輸出急増等の影響もございまして、平成18年度につきましてはスチール缶がトン1,000円、古衣料は4月から6月までの期間でしたが、トン500円での売却ができたところでございます。
  また、鉄の大幅増でございますが、前年度におきましては破砕機で使用したハンマーと上質な鉄の売却のみでございましたが、平成18年度につきましては、破砕鉄や未処理鉄もトン1,500円から2,000円の単価がつきまして、有価物として売却ができたところでございます。また、銅やステンレスの非鉄金属につきましても、多量に出るものではございませんが、金額の高騰もありまして、平成17年度末より分別を始め、売却をしましたことから、売却量の増加となってございます。
  最後に、リターナブル瓶につきましては、引き取りのための人件費や燃料代等の諸経費を差し引いたことから、無償引き取りとなったところでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、雑入におけます容器包装リサイクル協会有償入札拠出金について答弁いたします。
  財団法人容器包装リサイクル協会と申しますのは、容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律、通称容器包装リサイクル法と言いますけれども、第21条の規定に基づきまして再商品化業務を行うものとして国から指定を受けました、いわゆる指定法人のことでございます。今まで法律に基づきまして国内で処理されておりました容器包装廃棄物、とりわけ使用済みペットボトルにつきましては、近年のアジア諸国の急速な経済発展に伴う輸出需要が急速に高まったことで、市況の変動によりまして有価物として引き取りされるようになり、その結果、法に定める以外のいわゆる独自ルートでの処理を行う自治体がふえたことで、逆にリサイクル協会の引き取り量が減少しているというような状況にございます。
  協会では、市町村ごと、品目ごとにそれぞれ再商品化事業者からの入札を毎年度実施しているところでございますけれども、平成18年度から、これまで認めていなかった有償入札、つまり再商品化事業者が協会に料金を払う、そういった形での入札を認めることになりました。それに伴いまして協会に発生いたしました収入が落札単価と引き渡し実績に応じて市町村に配分されることになったのがこの拠出金でございます。これはリサイクル協会ルートで処理をしている市町村を金銭的にバックアップし、法以外の独自ルートへの排出を抑制するという当初想定できなかった事態への対応を協会がとったものと考えております。
  平成18年度実績といたしまして、ペットボトルの落札単価はトン当たり1万6,200円、引き渡し予定量は485.24トンでございました。ここから異物、残渣等により再商品化できなかった量を差し引いて再計算されたものが決算書に載っているこの額でございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  角田議員。
                 〔8番 角田礼子君登壇〕
8番(角田礼子君) 1点だけ確認をさせてください。
  最後にご答弁いただきました容器包装リサイクル協会有償入札拠出金の額668万2,000円なのですけれども、これは今年度、19年度も引き続きこのような状態になっているのかどうか、それだけ確認をさせてください。
議長(角野由紀子君) 角田議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 再質問にお答えいたします。
  平成19年度につきましては、ペットボトルの落札単価はわかっております。2万6,250円でございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 以上で角田議員の質問を打ち切ります。
  次に、加藤議員、お願いします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 加藤です。お願いします。
  2ページの粗大ごみ処理手数料に関しまして、粗大ごみの処理量の動向、前段の議員さんで傾向についてお答えで転入出、あるいは景気の動向ということで伺っておりますが、この手数料をいただくということを実施した年度からどういうふうな動きになっているのかご説明をお願いしたいと思います。
  リサイクル協会有償入札拠出金については、ただいまの説明でわかりました。
  4ページの雑入で、労働保険料戻し入れ及び雇用保険戻し入れ金の理由、それから内容についてご説明いただきたいと思います。よろしくお願いします。
議長(角野由紀子君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、加藤議員さんの粗大ごみ手数料の関係のご質問にお答えいたします。
  粗大ごみ処理手数料の関係でございますが、まず粗大ごみの処理量につきまして、年度ごとの推移を申し上げたいと思います。
  平成14年度から申し上げたいと思います。平成14年度は324トンでございました。平成15年度が293トン、平成16年度が306トン、17年度が280トン、18年度が300トンでございます。
  それから、手数料の関係でございますが、平成14年度が681万7,500円、平成15年度が656万5,500円、平成16年度が643万6,500円、平成17年度が669万8,000円、平成18年度が決算書にもございますように740万8,000円でございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) おはようございます。私のほうからは労働保険料戻し入れ金の内容と理由についてお答え申し上げます。
  労働保険料戻し入れ金32万2,776円は、平成17年度分の臨時職員が加入しておりました労働保険料の還付金でございます。労働保険料は、当該年度の労災保険料を年度当初に概算で申告しまして一括納付し、翌年度当初に確定申告の上、精算をするということになってございます。17年度分につきましては、18年度の当初に確定申告をしたところでございます。
  この申告の際、臨時職員のうち常時勤務した日が月に18日以上あり、かつ12月以上である者は、常勤的非常勤職員に該当しまして、地方公務員災害補償法の適用を受けることになります。臨時職員18人のうち11人が常勤的非常勤職員に該当となったことから、17年度に納付しました労災保険料が還付されたものでございます。
  次に、雇用保険料戻し入れ金13万5,484円は、雇用保険料の納付も年度当初に事業主負担分と被保険者負担分を衛生組合で一括して概算で申告、納付し、翌年度の当初に確定申告を行い、精算をしているところでございます。被保険者であります臨時職員からは、毎月の賃金支給日に被保険者負担分の保険料を徴収いたしまして、雑入として戻し入れしているものでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 詳しくご説明いただきまして、ありがとうございました。
  粗大ごみの処理量の関係なのですが、説明を聞きますと、年度ごとにばらつきは増加したり減ったりなっておりますけれども、この点について処理量をどのように評価をされておりますでしょうか。その点もう一度ご説明をいただきたいと思います。よろしくお願いします。
議長(角野由紀子君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、加藤議員さんの再質問にお答えいたします。
  年度ごとに処理量について、300トン前後で推移はしているわけでございますが、やはり年度ごとに変化はございます。これにつきましては、収集点数のほうをちょっと見てみましたら、収集点数としましては約1万3,000点から、年間ですが、1万4,000点ぐらいで推移しておりまして、大体1日50件程度の収集ができるということで、年間にしまして1万点を目標に収集にこれまで努めてきたところでございます。ただ、どのくらい出るかにつきましては、これについては最初の角田議員さんのご質問のときにお答えいたしましたが、やはり景気の動向や転出等の動向で変わってきますので、はっきりとしたものは出来高ということになってしまいますので、把握ができないというのが実情、そのようなところでございますので、ご理解いただきたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午前10時12分

    再開 午前10時25分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  次に、西村議員、お願いします。
                 〔10番 西村茂久君登壇〕
10番(西村茂久君) 10番、西村です。2点通告しておりますので、お伺いをいたします。
  まず、1ページの物品売り払い収入ですけれども、決算では当初予算以上の収益が上がっておりまして、組合財政に貢献しているわけですけれども、この結果を資源回収に協力した住民の皆さんにお知らせするとともに、一層の資源回収を呼びかけるお考えがあるのか、積極的に、これをお伺いします。
  それから、2点目のページ4につきましては、容器包装リサイクル協会有償入札拠出金につきましては、前段の議員さんの答弁の内容・性格についてはわかりましたけれども、今後についても19年度の単価がもう決まって2万6,200円ということで決まっているそうですが、これは市場の動向にもよるのですが、今後継続すると見てよろしいのかどうか、お伺いをいたします。
議長(角野由紀子君) 西村議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、西村議員さんのご質問にお答えいたします。
  まず、物品売り払い収入は当初予算以上の収益で組合財政に貢献したが、この結果を資源回収に協力した住民に知らせるとともに、一層の資源回収を呼びかける考えはあるかとのご質問にお答えいたします。
  このような成果につきましては、住民の皆様の資源回収へのご理解とご協力があってのことと考えております。今後においてもなお一層住民の皆様からご協力をいただけますよう、衛生組合だより等でお知らせ、または呼びかけをしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(角野由紀子君) 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) お答えいたします。
  先ほど私落札単価のほうを19年度は2万6,250円ということで申し上げましたので、お願いしたいと思います。
  それから、今後の継続についてでございますけれども、法律に基づくルートでの処理を今後も継続していきたいと、このように考えております。この拠出金制度が続く限り、歳入として今後も計上されていくものと考えております。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 以上で西村議員の質問を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。お願いします。
  2ページの有価物の売上代金については、前段で答弁いただいたほかに、特に増となった部分で新聞とアルミ缶、それから段ボールについて単価の変化も含めてお知らせいただきたいと思います。
  それから、4ページのリサイクル品売上代金の概要1万800円ですか、その内容についてお伺いしたいのが2点目、それから3点目は、4ページの大規模改修工事の事業債についてお伺いをしたいと思いますけれども、国、県の支援、補助金、交付金と具体的にどのような経過をたどっているのか。また、19年度の起債とあわせて工事全体では今後どのような形になるのかお伺いしたいと思います。
  お願いします。
議長(角野由紀子君) 木村議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 私のほうからは、リサイクル品売上代金の概要につきましてご説明させていただきたいと思います。
  廃棄された品物でリサイクル可能なものについて住民に還元することによりまして、住民の排出抑制、再使用、再生利用、いわゆる3Rに対する意識向上を図ることを目的として、平成16年度から実施しております。18年度におきましては、1月31日にリサイクル品展示即売会として実施しましたところ、74名の方が来場され、たんす、机、テーブル等家具類、合計で35点を100円から500円の価格で設定しまして、合計で1万800円を売り上げたものでございます。
  次に、大規模改修工事事業債の国、県の支援でございますが、今回の改修工事の財源につきましては、一般廃棄物事業債を借り入れまして実施しているものでございます。一般廃棄物事業債は、重点化事業と単独事業に分かれておりまして、重点化事業の充当率は事業費の90%、単独事業につきましては75%の充当率となっており、この重点化事業費との起債充当率の差額分15%分が財源対策債として交付税算入の対象となってまいります。18年度におきましては、1億8,000万円の事業債を借り入れましたが、すべて重点化事業となりますので、事業費2億円の15%に当たります3,000万円が交付税算入の対象となる見込みであり、19年度につきましては重点化事業費7億7,390万円の15%分として、約1億1,600万円が交付税算入の対象になるものと見込んでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、木村議員さんの有価物売上代金の関係で、増となった新聞、アルミ缶、段ボールについてお答えいたします。
  増となった理由でございますが、これにつきましては市場価格に基づきまして業者のほうに売却しているところでございますが、平成17年度と比べまして、それぞれ単価が高くなってございます。新聞紙につきましては、平成17年度は1トン当たり3,150円、1キロにしますと3.15円でございましたが、平成18年度には1トン当たり7,875円、倍以上高くなってございます。
  それから、段ボールにつきましても、平成17年度は1トン当たり3,150円で売却しておりましたが、平成18年度は1トン当たり7,350円で売却しております。それから、アルミ缶でございますが、これにつきましても平成17年度は1トン当たり、これは年度当初から徐々に金額が上がっていきまして、平成17年度は1トン当たり7万3,500円から8万4,000円ということで推移してございましたが、平成18年度に入りましてアルミ缶のほうは、1トン当たり8万4,000円から10万5,000円ということで高くなってございます。ちなみに平成19年度、今年の動向でございますが、平成19年度はさらに契約単価は上がってございまして、現在新聞紙は1トン当たり9,000円、それから段ボールが7,500円、それからアルミ缶につきましては105円で売却しているところでございます。
  以上でございます。
                 〔何事か言う人あり〕
業務課長(岡野晴一君) トン当たりです。そうですね。済みません。トン当たり10万5,000円で、1キロ当たり105円でございます。よろしくお願いします。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 最初の質問は、最近の傾向も答えていただきましたので、わかりました。それもお聞きしたかったのですけれども……。
  それから、リサイクル品の売り上げ、これはいろんなお知らせもして展示し販売していると思いますけれども、この参加者の声とか、それから年齢層とかそういうのはどういう形になっているのか、わかれば。それから、たんす等はお買い上げのときは、これ自分で持っていくのが基本になっているのか、細かいのですけれども、ちょっとお知らせください。
  それから、大規模改修事業債についてなのですけれども、先ほど言われた一般廃棄物事業の今回、それから前年度のところでは、重点化のところの事業債ということで説明を受けていますが、これは単独の形のものは今後生じることはいつになったらこれはなるのか、その点について今後の見通しも含めてお願いします。これについては今のところ順当に起債が起こされているということで再確認をしたいのですけれども、今後の見通しについてもお願いしたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 木村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) まず、リサイクル品の来られる来場者の年齢層ということでございますが、やはり主婦層を対象に、主婦の方が一般的に多うございます。また、たんす等の引き取りの件でございますが、こちらは来場された際、その場で持ち帰れない方につきましては、衛生組合で保管しておきまして、後日トラック等で搬出をしていただいているところでございます。
  それと、大規模改修事業債の自己財源についてのご質問だったかと思いますが、今回の大規模改修工事に際しまして、当初総事業費は15億9,600万円で契約をさせていただいておりますが、その時点におきまして起債の対象とならない維持補修的な対象外となるものの工事が9,310万円を見込んでございます。19年度の起債の申請につきましては、現在申請中でございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 大規模改修工事の1点だけお伺いしたいと思います。維持補修の対象外ということで9,310万円なのですけれども、この内容、門扉とかいろいろあるのだろうと思いますけれども、主なもので結構ですので、挙げてください。
議長(角野由紀子君) 木村議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  木村議員、資料を後で提出しますので、よろしいですか。
                 〔「はい」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 以上で木村議員の質問を打ち切ります。
  これをもちまして議案第6号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第6号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
  初めに、猪股議員、お願いいたします。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 一般会計決算の歳出についてお伺いをいたします。ちょっと項目が多いものですからよろしくお願いします。
  決算書の7ページ、8ページで、これも例年、大体例年聞いていることが多いのですけれども、事業所の減量計画書の提出状況と内容の分析、これは先ほど歳入のほうでちょっとこのことにも触れたのですけれども、個別の分析はしていないということですかね。計画が実行されなかった事業所の原因と問題点をどのように分析しているのかを聞きたかったのですが、やっていないということの答弁だったのでしょうか。今までもやっていなかったのですか。これまで具体的にその分析をしているように私は受けとっていたのですけれども、そうではなかったということでしょうか。ちょっとお聞かせください。
  今年度は個別に面談をして聞き取り調査を行っていくということですが、それをきちっとルール化して全部の事業所についてやっていくということでよろしいのかどうかお願いしたいと思います。
  2つ目ですけれども、事業所の管理責任者を対象にした減量会議の実績、その出席率、評価、前年度までと比べてどのように改善されているかをお聞かせください。
  3つ目です。事業所への注意、指導、勧告、受け入れ拒否等、条例に基づく処分の状況、その改善の状況、成果をお願いします。
  4つ目、減量推進員の報告書の提出状況を教えてください。
  5番目、これは13ページ、14ページですけれども、清掃総務費の負担金補助及び交付金、不用額が532万円出ておりますけれども、これの理由についてお願いをしたいと思います。特に大きいものは総合事務組合の特別負担金のがあるのですけれども、これの積算、どうしてこう大きく減ったのか、不用額になったのかをお示しください。
  それから、次が生ごみ処理機の補助金ですね。同じ項目に載っているのですけれども、この補助金がいずれも減額になってきています。特に当初予算にはあったのですが、業務用の処理機が決算はゼロという、出ていないということになりますけれども、これについてはどのようにやってきたのか、なぜなかったのかをお示しください。
  それから、7番目、同じページの塵芥処理費の委託料の不用額が1,173万円になっています。この理由、内訳を説明してください。
  それから、8番目、調書の21ページに1人当たりの1日平均のごみ資源の排出量936グラムになっています。前年度が922グラムでしたから、少しふえたわけですけれども、このごみ排出量、資源排出量とも増になっていますけれども、その評価、見解についてお示しください。
  それから、このところで、これは全体の数字ですけれども、家庭系だけで算定をした場合にはその排出量、1人1日当たりの増減はどうなるのか数字を示していただきたいのと、その評価についてお聞かせください。
  それから、台所資源の堆肥化事業の参加の状況です。モデル地区世帯数と、大体大ざっぱな数としては1万世帯のうち5,000世帯というふうに聞いているのですが、その実際の参加世帯数、それから参加率、搬入量がどのように変化してきているのか、お願いをしたいと思います。
  特にモデル地区内での参加率落ちてきているようですけれども、それについての評価を聞かせてください。
  10番目、生産された堆肥の量とその内訳です。1次堆肥、2次堆肥、戻し堆肥、製品化して配布した分、施用試験、その他、もちろんモデル地区への配布もありますけれども、そうした内訳について数字を示してください。
  11番目、台所資源の堆肥化で全体の生ごみ堆肥化の中で設置型、家庭用、それから衛生組合のこの堆肥化プラント、それぞれによる処理量、堆肥化量がどのようにパーセンテージなっているのかをお示しください。
  それから、12番目、プラスチック、ペットボトル、それぞれのRDF、再商品化、埋め立ての量と推移を示してください。特にRDFの今後の見通しについて示してください。
  それから、13番目、プラスチックを再商品化ルートに乗せるものを再選別、一たん家庭から集めたもののを再選別しているわけですけれども、その割合についてお願い、再選別している量をまずお願いします。
  それから、プラスチック、ビニールごみの中の再商品化できるものの量、割合はどのぐらいを占めているのか、これをどう当局としてとらえているのかを示してください。それらについて一たん集めてきたものを再選別してそれぞれのところに送っているという、現実にはそうやっているわけですが、家庭からの分別回収ということではできないかどうかお願いしたいと思います。
  14番目、ふれあい収集の実績と増減です。これは久喜と宮代に分けて数字をお願いします。そのPR方法についてもどのようにやっているかお願いします。
  15番目、最終処分場への搬出量です。それと、単価と金額です。きょうあさ資料を配っていただきました。17、18年度の増減も示されていますが、ちょっとこの資料、表の見方で、表は3ページに載っているのですが、ジークライトからずっと埼玉県環境整備センターまで、これ全部トンです、単位はね。それで、廃プラスチックのところだけが18年度は35.33、これはトンですよね。朝訂正がありましたが……。それから、去年の17年度の225、これは立方メートルですよね。なぜ変わったのか説明してください。ちょっとこの単位のところだけまず説明してください。
  それから、この中で焼却灰、全体の排出量は大きくは変わっていないのですが、焼却灰が減っていて、一方で不燃残渣とばいじんの量が増加になってきています。この理由を教えていただきたいのです。技術的な問題が何かあるのか、理由があるのかどうかお願いします。
  それから、16番目なのですが、これは今回の本会議1日目でも質問したのですけれども、生ごみ堆肥化についてアイルとの共同実験のがこの決算のどこにも載っていないのですよね。これはどこかに載っているのでしょうか、まず教えていただきたいのです。
  それから、この間の本会議で説明いただいたことにちょっと私疑問を持っています。と申しますのは、これまで、昨年質問したときにアイルとの共同実験をする目的として当局はこう言っているのですね。「良質の堆肥ができるかどうか可能性を確かめるため……」、ではない、失礼、これは今年だ。失礼、ごめんなさい。今言い直します。前回の本会議で当局のアイルへの共同実験の目的は、「良質の堆肥ができるかどうかの可能性を確かめるため」というふうに説明をしています。ところが、3月議会でこのアイルの共同実験の目的を聞いたところ、「委託化も選択肢の1つとしてアイル・クリーンテックの活用を検討してきた」というふうに具体的に述べているのですよね。そのために良質の堆肥が効率よくできるかどうかの実験をしたというふうに説明をしたわけです。つまり、衛生組合単独でこの事業としてプラントをつくって堆肥化を進めてきたのに対して、アイル・クリーンテックへ、民間へ委託することを選択肢として検討しているというふうに説明しているわけですね。単なる可能性の問題ではないわけです。であれば当然委託する場合の、委託することを想定しての比較検討が行われなければ意味がないわけで、それで前回の本会議で附帯する施設等も含めた全部の費用がどのぐらいになるのかということを何回も聞いているわけです。各議員さんからも聞かれたわけです。そこら辺が全然やっていないとすれば、堆肥化の選択肢の1つとして検討してきて、委託・直営の比較検討したというふうには理解できないのですよ。このことについてなぜそうした計算をしなかったのか、これまでしてこなかったのか。この間の答弁では、これからも当面はそういう計算をする考えがないように受けとったのですけれども、そういうことなのか、お願いをいたします。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 私からは、ご質問の@からEまで、そしてG、Kのご質問につきましてご答弁いたします。
  まず、@のご質問で事業所の減量計画書の提出状況と内容、分析等についてご答弁いたします。
  先ほども触れましたけれども、減量計画書は44事業所すべてから提出されております。内容・分析でございますけれども、この計画書の内容を見ますと、従業員への分別の教育指導、水切りの徹底、レジ袋の削減の取り組み、廃棄ロスの削減、ばら売りの販売強化など、それぞれ事業所で目標を立てており、内容的には具体的に減量を進める計画にはなっております。
  次に、排出量の実態と減量の実績でございますけれども、先ほど申し上げましたけれども、44事業者のうち17年度と比較して減量に協力した事業者が27ございました。さらにこの中に減量計画書を上回る減量を履行した事業者が15あったところでございます。すべての事業者が減量計画書を完全に履行していただくことが理想ではございますけれども、まずは排出実績を前年度以下にするよう廃棄物管理責任者がその責任者として従業員の分別教育、分別指導が必要であると考えております。
  次に、計画が実行されなかった事業所の原因と問題点の分析、そして内容に応じての指導の件でございますが、衛生組合に搬入されますごみを見ますと、いわゆる資源物は事業者の責任において処理しておりますことから、ほとんどございません。搬入量のうち食品残渣が大部分でありますことから、多量排出事業者として減量に取り組んでいるものと思われます。今後につきましては、先ほど歳入で申し上げましたけれども、こちらから個別に廃棄物管理責任者を訪ねてまいりたいと、このように考えております。
  次に、A番の事業所の管理責任者を対象にした減量会議の実績と出席率、評価、前年までと比べて改善されているのかとのご質問でございます。多量排出事業者を対象とした減量資源化会議につきましては、職員が開催通知を持参して出席をお願いいたしまして、昨年、18年11月24日と12月1日の2日間開催いたしました。11月24日の参加事業者数が8、12月1日の参加事業者数が6で、合わせて14事業所、参加率では31.8%になってございます。前回、17年度の会議では18事業所で参加率が41.9%となっておりますので、比較いたしますと4事業者の減、参加率では10.1ポイントの減となっておるのが現状でございます。
  会議内容につきましては、一般廃棄物排出量の推移、事業系一般廃棄物排出量の推移、そして業務用生ごみ処理機補助制度の説明をいたしました。その後ビデオ上映を行いました。また、意見交換では、機密文書などシュレッダーにかけた書類はリサイクル可能かというご質問がございました。なお、欠席した事業者におきましては、当日の会議資料を送付したところでございます。
  次に、B番、事業所への注意、指導、勧告、受け入れ拒否等、条例に基づく処分の状況と改善状況、成果につきましてお答えいたします。
  久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例第13条に基づく改善勧告等につきましては、電話注意が5件、直接注意が2件、文書注意が3件、職員が出向いての注意が1件、また条例第14条に基づきます受け入れ拒否が1件、合わせまして12件ございました。改善勧告等の内容につきましては、すべて分別の不徹底によるものでありまして、その後はすべての事業者が改善されております。また、受け入れを拒否した理由でございますけれども、これは再三の勧告にもかかわらず減量計画書を提出しなかったため受け入れを拒否したものでございます。
  次に、C、減量等推進員の報告書提出状況についてお答えいたします。廃棄物減量等推進員につきましては、久喜宮代衛生組合廃棄物減量等推進要綱第9条の規定に基づきまして、3カ月に1回その活動状況を指定様式により報告することが求められております。平成18年度の報告書提出状況でございますが、年度末時点での推進員数365名、報告書の配布枚数1,460枚に対しまして、提出されました報告書は1,116枚、その提出率は76.4%でございました。17年度の提出率が60.9%でありまして、大幅に増加した状況であります。その増加した理由といたしましては、まず報告書の様式をわかりやすく書きやすくしたこと、またこれまで1年分、計4枚の報告書を推進員に一括配布していたものをその都度配布するように改めたこと、この2点が提出率の向上に寄与したものと考えております。
  続きまして、D番、清掃総務費の19節負担金補助及び交付金、不用額の理由、内訳でございますが、主なものは業務用生ごみ処理機が予算額500万円に対しまして執行額がゼロと、それから電気式生ごみ処理機が予算額270万に対しまして支出済額が約163万円、したがいまして107万円の不用額。なお、資源集団回収事業報奨金では、予算額1,050万円に対しまして、支出済額が約1,118万円で、68万円ほど予算額を上回ったということで、これを計算しますと約532万円、トータルで不用額が生じたものでございます。
  中でも生ごみ処理機補助金につきましては、Eのご質問にありますとおり平成17年度と比較いたしますと、コンポスト、EM処理容器、電気式処理機のいずれも補助金額が減少しております。猪股議員におかれましても今まで2度この補助制度を利用していただきました電気式処理機につきましては、平成11年度から補助を開始しておりますが、当時の補助利用者層は価格ではなく環境問題に関心があり、補助というメリットをみずから積極的に優先することで購入に踏み切られた方々なのではないかと考えられます。しかしながら、近年ではそういった方々の補助制度利用が落ちつく一方で、新たな層、つまりテレビコマーシャルや家電量販店の店頭におきまして初めて処理機の存在を知り、興味を持たれた方々に切りかわってきている時期なのかなと考えているところでございます。しかしながら、まだまだ高価でありますことから、購入に踏み切れず、結果として制度利用者数の減少につながっていると考えております。生ごみ処理機の利用は家庭における生ごみ排出抑制についての有効な手段の1つであると考えておりますので、今後も補助制度を活用してもらえるよう広報活動を続けていきたいと考えております。
  また、業務用生ごみ処理機につきましては、平成14年度の制度開始以降2事業所が導入しているところでございますけれども、平成18年度の実績はございませんでした。この制度が進まない原因につきましては、処理機を導入することによって生じるメリット、デメリットを事業所がどのように判断しているのかということが考えられます。事業所が処理機を導入していない場合にごみ処理にかけている経費は、収集運搬費用と衛生組合での処理手数料が挙げられます。一方、処理機を導入した場合には、購入設置に係る初期費用に加え、光熱水費や維持補修費用などのランニングコストが生じます。あるメーカーの低価格な製品について処理機を導入した場合としない場合の両方について試算を行ってみました。その結果、6年間以上使用を継続してやっと金銭的なメリットが得られるというような結果が得られました。もちろん導入によるメリット、金銭の損得的な部分だけではなく、生産されます堆肥の有効利用、環境問題への自発的な取り組みなどを含め、総合的にとらえることで処理機を導入していただける場合も考えられます。当組合といたしましても業務用生ごみ処理機の普及は家庭用と同様、生ごみの発生、排出抑制の有効な手段と考えております。先ほど答弁いたしましたように、多量排出事業所への個別訪問時に補助制度の説明も加えることで協力事業所を募っていきたいというふうに考えております。
  続きまして、G番、1人1日当たりの排出量でございます。家庭系、事業系を含む平成18年度は936グラムでございまして、17年度の数値922グラムと比較いたしまして、14グラムの増加、中でも燃やせるごみが7.6グラム、ペットボトルが1.9グラム、不燃ごみが1.6グラム、新聞が1.5グラム、それぞれ増加をしております。
  また、事業系を除いた家庭系のみを対象とした場合の数値は、細かく申し上げますと、平成18年度は793.1グラムでございました。17年度実績が784.5グラムでありましたので、一般家庭だけをとっても8.6グラムの増加となっております。この内訳でございますけれども、燃やせるごみが4.9グラムの増、不燃ごみが0.3グラムの増、粗大ごみが0.7グラムの増、新聞などの可燃系資源が1.2グラムの増、逆に瓶などの不燃系資源につきましては0.36グラムの減、またプラスチックにつきましては1.1グラムの増、それから生ごみ、これはモデル地区でございますけれども、0.9グラムの増でございました。
  1人1日当たりの排出量の増減については、外的要因と内的要因が影響を及ぼすと考えております。まず、外的要因といたしまして、当組合管内における世帯数と人口の推移が挙げられると思います。世帯数は増加する傾向にございますけれども、人口は逆に減少しております。これは構成人数の少ない世帯がふえているということを示しておりまして、1人1日当たりの排出量が増加する外的な要因になっていると考えられます。つまり、4人家族での1人1日当たりの排出量と単身者の1人1日当たりの排出量とは一致しない。言いかえますと、1世帯の構成人数が少ないほどごみはふえる傾向にあるということでございます。
  一方、内的要因といたしましては、ごみの排出者でございます市民の減量についての意識が挙げられます。この意識が高いほど1人1日当たりの排出量は当然減少してまいります。最近盛んに履行されております3R、いわゆるリデュース、リユース、リサイクル、この3つのR、これはごみ処理の流れの順に並んでおります。当組合におきましては、これまで徹底した分別及び資源化の推進に取り組んだ結果、平成18年度のリサイクル率が45.1%となりまして、全国的に見ても高い数値を達成することができました。これを先ほどの3Rに当てはめますと、3つ目のリサイクルに該当することとなります。今後はその前段でありますごみのリデュース、リユースについて、これまで以上に家庭、事業所に働きかけていくことが必要であると考えております。
  例えば先ほどお話に出ました生ごみ処理機の利用や、例年10月に実施しておりますノーレジ袋月間キャンペーンなど、ごみの発生抑制に関する施策を深めていくことが1人1日当たりの排出量の軽減につながっていくものと考えておるところでございます。
  最後に、K、プラスチック、ペット、それぞれのRDF、再商品化、埋め立ての量と推移についてのご質問でございます。平成18年度につきましては、成果調書の21ページの上段に記載させていただきました。ペットボトルが485.21トン、プラスチックにつきましては、指定法人ルートへ1,004.38トン、RDFとして2,090.45トン、またご質問のプラスチックにつきましては、埋め立てをしてございません。資料の3ページに記載されておりますとおり、35.33トンをオリックス株式会社におきましてサーマルリサイクルされているところでございます。
  推移でございますけれども、ペットボトルにつきましては増加傾向にございます。また、プラスチックにつきましては、平成18年度末をもちまして当組合での固形燃料化施設への委託が終了しておりますことから、今後は指定法人ルートへ乗せる量が当然ふえてまいります。
  最後に、RDFの今後の見通しでございますけれども、現在検討中ということでございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、14ページの7の塵芥処理費、委託料の不用額1,173万円の理由、内訳でございますが、主な委託料の不用額といたしましては、ごみ焼却の際発生いたしますばいじんが当初400トンを見込んでおりましたが、実搬出量が約228トンとなり、また鉄類処分の運搬費を見込んでございましたが、運搬費込みでの有償となったことから主な不用額となってございます。
  不用額の内訳といたしましては、一般廃棄物最終処分委託、ばいじんで約572万3,000円、鉄類処分業務で約338万2,000円、生ごみ堆肥化処理施設運転業務入札差金で166万4,000円となってございます。
  次に、13、プラスチック類を再商品化ルートに乗せるものを再選別しているが、その割合は。プラスチック、ビニールごみの再商品化できるものの割合はどうとらえているか。それらを分別回収できないかとのご質問でございますが、平成18年度におきましては年間約1,353トンを再選別を行い、そのうちの約1,005トンを再商品化ルートに乗せましたことから、約74%が再商品化できたものでございます。
  平成19年度からは、プラスチック類全量を再選別を行い、再商品化ルートに乗せてございますが、現段階での割合で約70%となってございます。これらのことからプラスチック類の約70%が再商品化できるものと考えてございます。おおよそでございますけれども、約2,500トンが再商品化に乗るのではないかというふうに考えております。
  次に、それらを分別回収できないかとのご質問でございますが、現在2分類、15種分別を住民の方々にお願いをし回収を行ってございます。再商品化以外のプラスチック類の回収となりますと、さらに分別がふえるわけでございますが、回収したプラスチック類をどこに保管するか、処分はどうするか、組合で焼却するかなど問題が考えられますことから、今後十分検討してまいりたいと考えてございます。
  次に、表でございます。最終処分場の比較の単位の違いはどうしてかというご質問でございますけれども、平成17年度につきましては、山梨県にございますエルテックという会社へ10トントラックで搬出を行ってございました。そのときの契約が1立米当たり単価契約をしておりました。その後、平成18年度、これは県にございます三ヶ山のオリックスという会社へ搬出をしたわけでございますが、こちらのほうではトン当たりの単価での契約となったものでございます。ちなみに山梨県のエルテックへ出していたときの数量が225立米とございます。これをトンに換算いたしますと、34.67トンでございますので、平成18年度35.33トンを出してございますが、ほとんど同等の量となってございます。
  しかしながら、17年度、エルテックのほうへ出しておりました単価のほうが立米当たり16万8,000円ということから、オリックスの単価がトン当たり7万2,450円ということからオリックスのほうが低額であるということから、平成18年度につきましては低額でありますオリックスのほうへ搬出をしたものでございます。
  続きまして、焼却灰が減、残渣とばいじんが増となった理由でございますが、焼却灰、残渣、ばいじんの増減につきましては、技術的には問題はないものと考えてございます。トン数でいいますと、約30トンから40トンとなってございます。搬出時の運搬トラックは10トン車を使用しておりますことから、搬出台数で申し上げますと年間三、四台の変動でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私のほうから堆肥化関係に対してお答えします。
  13ページから14ページのH、台所資源堆肥化事業のモデル地区の状況についてお答えします。
  生ごみ堆肥化モデル地区については、区長さんを初め地域の皆さん方の協力によりまして、堆肥の生産が確立されたことから、モデル地区への希望者の方へ堆肥を配布させていただきました。ご質問のモデル地区の参加状況でございますが、モデル地区の世帯数は19年6月の調査の結果、9,942世帯となっております。そのうち参加世帯5,143世帯、参加率で言いますと約52%で、開始以来大きな変化は出てございません。
  また、回収量は平成18年度862トン、17年度については829トンと、比較するとほぼ微増の状況でございまして、今後もモデル地区の皆さんを初め住民の皆さんにはできた堆肥の還元など、引き続き生ごみ堆肥化事業の推進のため現状、課題をお知らせしまして、ご理解とご協力をいただける努力をしてまいりたいと考えております。
  次に、生産した堆肥の量と内訳については、平成18年度堆肥化生産量は35トンで、17年度からの繰り越し分を含め、モデル地区へ18年7月から8月にかけて26トン、19年3月から4月にかけて23トン、組合管内の農家への圃場試験用として18年4月に3トン、19年2月に3.3トンを使用しております。平成19年10月末現在の堆肥化施設の状況ですが、1次発酵槽に約80トン、2次発酵槽に約9トン、副資材、チップ量として約8トン、製品保管量として11トンでございます。
  次に、J、設置型、家庭用、衛生組合のプラントにおける処理量、堆肥量の推定はとのご質問でございますが、18年度では堆肥化プラントにおいて792トン、堆肥化量は35トン。次に、設置型の生ごみ処理機については、生ごみ推定38トン、堆肥化量は4.7トン、家庭用の生ごみ処理機については、これは推定でございますが、約94トンの生ごみを堆肥化しております。
  次に、O、生ごみ堆肥化のアイル・クリーンテックとの共同実験についての決算のどこに載っているかとのご質問でございますが、共同実験では一般家庭から排出される生ごみをアイル方式でも良質な堆肥ができるかとの検証が目的でございまして、堆肥化の経費はアイル負担、できた堆肥の分析は衛生組合負担との合意で共同実験を実施しております。実験による成分分析の結果は、もみ殻を副資材として使用する方式のため、肥料分が少なく、土壌改良材に向いていると分析結果から出ております。なお、寄居町にありますアイル・クリーンテックを活用するためには、1、受け入れ条件である生分解性袋と汚水を取り除く。2、遠距離のため大型車への積みかえが必要である。3として、積みかえ施設の建設が必要となる。4として、アイルで生産した堆肥の扱いをどうするかなど、生ごみ堆肥化処理の委託を検討する前に、調査研究をしなければならない課題が多く考えられます。したがいまして、現時点ではアイルへの委託と直営方式との経費の比較検討までには至らなかったものでございます。ご理解をいただきたいと思います。
  また、共同実験についての経費は、決算書16ページの委託料、堆肥等に伴う成分分析業務35万5,980円のうち1検体分として5万1,600円が該当します。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、14番のふれあい収集の実績についてのご質問でございますが、ふれあい収集制度につきましては、平成14年度から回収をいたしまして、平成18年度末までに認定をいたしました世帯数は52世帯、久喜市が33世帯、宮代町が19全体でございまして、前年度末より14世帯の増となっております。
  また、実施世帯でございますが、転出や施設への入所、入院あるいは亡くなったこともございまして、平成18年度の実施世帯数は33世帯、内訳は久喜市が19世帯、宮代町が14世帯となっておりまして、前年度、平成17年度末よりも実施世帯数は4世帯増となってございます。
  本制度の主な対象者は、ご案内のとおりひとり暮らしの高齢者及び障害者世帯のうち、みずからごみを集積場まで排出することが困難な方々でありまして、既に何らかの介護、福祉等の支援を受けている可能性が高い方でございます。このような方々の支援を担当しております久喜市においては介護福祉課、社会福祉課、宮代町においては健康福祉課、またヘルパーさん等を派遣しておりますそれぞれの社会福祉協議会、または介護関係、福祉関係のサービス事業者から、ふれあい収集制度の利用を必要としている方をご紹介いただいている状況でございます。実際にこれらの機関、相談窓口を通しまして、ふれあい収集の申請がなされるケースがほとんどでございます。
  次に、PRでございますが、衛生組合だよりでの広報のほか、ふれあい収集制度をわかりやすく紹介しましたPR用のチラシを作成してございます。このチラシを担当の行政機関やサービス事業者の方に配布いたしまして、制度の紹介をお願いしているところでございます。
  以上であります。
議長(角野由紀子君) ここで休憩いたします。

    休憩 午前11時23分

    再開 午前11時30分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  再質問をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 再質疑いたします。
  まず、各企業、特に多量排出の事業所の減量計画書を出してもらう。それから、減量会議に参加してもらうということで各事業所の減量を進めてもらっているわけですけれども、減量計画書は今後分析、検討をさらに細かくやっていってもらう方向出ていますから、それは進めてもらうとして、減量会議への参加数がだんだん減ってきているというのはどういうことなのか考えてしまうわけですよね。具体的に数字をお願いしたいのですが、2年連続あるいは3年連続で出ていない、参加してこない、そういう事業所は幾つぐらいあるのでしょうか。数えていらっしゃるのかどうか。もし数えていらっしゃるようでしたら、そういう事業所に対して、そういう事業所が減量計画の策定においてどういう姿勢を持っているのか、その関連づけというようなものはあるのではないのかなと推測をするわけですけれども、どう考えていますでしょうか。
  それから、もうずっと何年も連続して出てこない事業所なんていうものはあるのだろうと思うのですけれども、そういうところを公表されてはいかがですか。
  それから、指導のところでも受け入れ拒否が1件あったということです。これは内容の問題よりも減量計画書を再三にわたって勧告しても提出しなかったということですけれども、こういうところも公表されてはいかがでしょうか。やっぱりこう言っては何ですけれども、メリット、デメリットで判断した場合、出さなくても何もないのだといったら、出さなくて済んでしまうわけですね。そうではいけないと思うのですけれども、公表ということによって社会的な何らかの痛みを感じてもらうというようなことはいかがでしょうか、見解をお伺いします。
  それから、減量推進員ですけれども、非常に皆さん頑張っていらっしゃいます。非常に努力されていらっしゃいます。それで、報告書の提出も大分ふえている、これは配り方、それから提出の仕方も非常に組合として工夫をされているということの成果だと評価いたしますけれども、その中で1年間全く提出されないというような方はいらっしゃるのかどうか、お願いします。
  それから、生ごみの堆肥化で幾つかお伺いしたいのですけれども、まず堆肥化の処理機の購入補助の関係です。業務用の生ごみ処理機に対する補助制度をつくった、これは非常に画期的なことだし、積極的な姿勢のあらわれだと思うのですけれども、それが利用されないということ、もちろん補助以前に設置をした事業所もあると聞いておりますけれども、独自にやったところもあると聞いていますけれども、補助金を使っての導入がふえていかないということ、こうした現状からすると、例えば事業所において生ごみ処理機を導入することをさらにメリットを拡大させていく、補助金の金額をふやしていく、あるいは逆にデメリットとしての、例えば義務化を進めていく。その義務というのはどの程度の義務にするのかというのは問題ですけれども、減量の義務化、あるいは生ごみの企業内での処理の義務化とか、そういうこともそろそろ検討すべきではないか。例えば条例においてそれらを規定していくというのは検討していく余地はあるのではないかと思うのですけれども、どのように考えていらっしゃいますか、お願いをいたします。
  ごみの1人1日当たりのごみの量の増減についても言ってもらいました。例えばこの数字で言いますと、家庭系だけのごみで計算をすると、1人当たり793グラム、約800グラムですね。ところが、全部のごみで計算をすると900グラム、ということは家庭系以外のごみの量がまだまだ多い。それを減量していくことが必要なのだということがこの数字から読み取れるのではないかと思うのですけれども、これについて見解をお伺いいたします。
  それと、先ほど言ったのとちょっと重なるのですけれども、多量排出事業所の中で生ごみの堆肥化を自社で行っている、自分の事業所の中で行っている、そういう事業所がどのぐらいあると把握していらっしゃいますか。まず、それをお願いします。
  それから、もう1つは、ふれあい収集なのですけれども、登録した世帯数52世帯に対して実施した世帯数が33世帯ということでした。久喜、宮代の内訳も言ってもらいましたが、その17年度から18年度の中で、新規にふれあい収集を実施した世帯数は何世帯、それから取りやめた件数とか施設入所とか、取りやめた世帯数は何世帯ということで、その数字も言ってもらえますか。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、猪股議員の再質問にお答えいたします。
  いわゆる資源化会議の出席率、これは先ほど申し上げましたとおり年々減少傾向にございます。結論から言いますと、会議に出席したからごみが減っている、出ないからふえているという傾向はございません。具体的に申し上げますと、昨年、18年度に14の事業所の方が会議に出席していただいているのですけれども、その中で実際に減量計画書を履行した事業所というのは、4つしかございません。会議に出たから減る、出ないから減量していないということは一概には言えない状況でございます。したがいまして、ご案内のとおり多量排出事業所も一番下は18トンから上は約370トンというような大変幅が広いわけでございます。今まで2回に分けていわゆるその会議を開催していたわけですけれども、やはりそれぞれ個々に訪問いたしまして、せっかく廃棄物管理責任者というそういった方が選ばれているわけですから、担当としてはよりその減量計画書と、それから当然実績も出ておりますので、その辺ですね、どういった取り組みをしているのかと。あるいはそのいわゆる保管場所等も見学させていただいて、いろいろお話を聞いてまとめていきたいというふうに考えてございます。
  それから、受け入れ拒否でございますけれども、この事業所につきましては5月の連休明けを締めとしておりましたけれども、2カ月おくれということで7月中には出ております。期間的には1週間ほど受け入れ拒否させていただきました。
  それから、こういった受け入れ拒否とか多量排出事業会議に出席しないところにつきましての公表でございますけれども、これにつきましては条例等で締めつけていくことにつきましては、ちょっと考えさせていただきたいなと。
  それから、生ごみ処理機、これが当然2基のままで、毎年500万上げておりますけれども、なかなか執行されない。先ほどメリット、デメリットについて申し上げました。あるいは義務化すべきではないかというお話ございますけれども、先ほども経費的な面で余りメリットが業者に対してないということなので、1つの案としましては、いわゆる事業系、多量排出事業者の手数料の累進制、そういったものも検討していく必要があるのかなというふうに考えております。
  それから、1人1日当たりの排出量で先ほど申し上げましたけれども、実際には事業系よりも生活系のごみのほうが多いということでございます。
  それから、生ごみの堆肥化している事業所、多量排出事業所の中で生ごみを堆肥化している事業所は2つでございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、ふれあい収集の再質問についてお答えいたします。
  ふれあい収集でございますが、平成17年度から18年度にかけての変化ということでございます。まず、新規申請でございますが、平成18年度は久喜市9件、宮代町6件ございました。廃止については久喜市が1件、宮代町はございませんでした。
  以上でございます。
                 〔何事か言う人あり〕
業務課長(岡野晴一君) 失礼しました。平成19年度、現在の状況についてご答弁申し上げます。
  平成19年度は、現在まで久喜市については1世帯の申請がございました。宮代町については3世帯の申請がございました。いずれも認定になってございます。
  また、現在申請が出て、久喜市のほうで2件、宮代町のほうで1件、調査中ということでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 申しわけございません。答弁漏れがございました。
  推進員の提出状況でございますけれども、1年間全く提出しないという推進員さんはいらっしゃいません。
議長(角野由紀子君) 以上で猪股議員の質問を打ち切ります。
  次に、角田議員、お願いします。
                 〔8番 角田礼子君登壇〕
8番(角田礼子君) お願いいたします。ちょっと訂正をさせてください。5ページのところのページ11から16の生ごみ堆肥の質問の中の一番下のところに、4番目に、灯油を使った状態はあったかどうか。あったとしたらそのくらいと書いてありますけれども、どのくらいという間違いです。済みません。
  あと4ページのほうの最初の質問の中で、マイバッグ運動と書いてあったのですけれども、これはマイバッグの作成講習会のことでお伺いをしておりますので、そのようにお願いいたします。
  質問いたします。今のところ、7ページ、8ページで、マイバッグの作成講習会、平成18年度は2回開催と伺っておりますが、この初級と中級のそれぞれの参加人数と内容についてお伺いをいたします。それにあわせてノーレジ袋運動の18年度の成果について伺います。
  1点目として、参加事業所数、それから2点目で、平成18年度の目標参加事業者数と実際はどうだったのか。3点目として、17年度の質疑の中で参加しなかった事業所の言いわけというか、理由として、広告媒体とか万引き防止を挙げておりましたけれども、その事業所に対する18年度の取り組みはどうだったのかをお伺いをいたします。
  次は同じページの廃棄物減量等推進審議会の開催があったのかどうか。予算審議の中で開催する目的を述べられましたけれども、それはどうなったのかお伺いをいたします。
  9ページのほうですが、一番上の行になりますけれども、職員研修負担金8万2,200円の内容について。また、北茨城市環境保全協力負担金26万6,000円、これ大幅増になっておりますが、その内容についてお聞かせください。また、庁内LAN使用料の増の内容もあわせてお伺いをいたします。
  それから、11ページになりますが、清掃総務費について、現業職員が26名で17年度から2名減、また臨時職員も16名から9名に減じております。1点目として、現業職員の年齢構成について伺います。2点目として、直営と委託の割合を収集別にお知らせください。3点目といたしまして、18年度の直営の収集体制についてお伺いいたします。4点目です。これまで直営で行ってきた部分を委託に切りかえて、住民からの不満、不平が出たのかどうかお知らせください。
  次は11ページから16ページにかかりますけれども、生ごみの堆肥化について伺います。1点目です。大地のめぐみにかかった総額をお聞かせください。収集も入れてお知らせください。それがトン当たり幾らになるか。これは資料にも載っていますけれども、伺います。それを焼却したとするとトン当たり幾らになりますか。4点目として、灯油を使った状態はあったかどうか。それもちょっと資料に出ておりますけれども、お聞かせください。お願いいたします。
議長(角野由紀子君) 角田議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、マイバッグ作成講習会につきましてご答弁いたします。
  初級コースが平成18年10月21日、中級コースが10月22日、両日とも午後1時半から4時半まで、ノーレジ袋月間の一環として実施しました。21日の初級コース参加人数が11人、22日の中級コースの参加人員が12人で、合わせて23人の方にご参加いただきました。
  この講習会は、不要となりましたかさの布を利用して買い物袋を作成するもので、不用品の再利用によるごみの減量と買い物袋の持参を啓発するために行っているものでございます。
  次に、ノーレジ袋運動のご質問でございますけれども、平成18年の10月をノーレジ袋月間といたしました。参加事業者数は、久喜市が124、宮代町が49、合わせまして173事業所のご協力をいただき実施いたしました。目標参加事業者数ですが、久喜市が200、宮代町が100、合わせました300事業所でしたけれども、久喜市、宮代とも目標の半分程度にとどまってしまいました。
  次に、広告媒体、万引き防止を挙げてノーレジ袋月間に参加しなかった事業所に対する平成18年度の取り組みについてのご質問でございますけれども、このご協力いただけなかったお店に対しましても協力要請を行いましたけれども、ご理解いただけなかったということでございます。なお、平成19年度につきましても同様、ご協力いただけませんでした。
  それから、廃棄物減量等推進審議会につきましてのご質問でございます。昨年度、久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例第7条の規定に基づき審議会を設置いたしまして、第26条に規定する一般廃棄物処理手数料のうち事業系ごみ処理手数料、し尿処理手数料の見直しの検討について審議していただくため、当初予算に廃棄物減量等推進審議会運営に係る経費98万7,000円を計上させていただいたところでございます。しかしながら、環境省では昨年6月に、18年度中には有料化のガイドライン、またコスト分析の標準的な方法として、廃棄物会計基準を作成したいとしておりました。このようなことから今後の国の動向に注視し、有料化のガイドライン及び廃棄物会計基準に沿って手数料の検討を行い、今後の事業運営に生かしていくことが望ましいのではないかと、そのような考えから当初予定しておりました審議会を設置しなかったものでございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 続きまして、職員研修負担金8万2,200円の内容でございますが、職員研修負担金は事務職員及び現業職員の各種研修会への参加負担金で、18年度におきましてはショベルローダー運転技能講習会に2名の受講で4万3,400円、危険物取扱者保安講習会に4名の受講で1万8,800円、南埼北部2市3町共同研修会主催によります民法研修に2名の受講で1万2,600円、行政法研修に1名の受講で7,400円、合計で8万2,200円の負担金を執行したものでございます。
  次に、庁内LAN使用料の増の内容でございますが、庁内LAN使用料につきましては、平成13年度から平成18年度までの5年間、庁内LAN用のサーバー、プリンター及び配線ケーブル等に係るリース契約を締結し、使用しているところでございますが、プリンターが低速で事務能率が劣るため、18年度におきましては高性能プリンターに変更したため増額となったものでございます。
  次に、現業職員の年齢構成でございますが、18年度は30歳から35歳が1名、36歳から40歳が4名、41歳から45歳が3名、46歳から50歳が2名、51歳から55歳が4名、56歳から60歳が11名、また60歳を超えております再任用職員1名の26名体制でございます。
  臨時職員は、30歳から35歳が1名、36歳から40歳が1名、46歳から50歳が1名、51歳から55歳が1名、56歳から60歳が2名、60歳を超えている職員3名の9名体制でございました。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、10ページの北茨城市環境保全協力負担金26万6,000円、大幅増になっている、その内容はとのご質問にお答えいたします。
  衛生組合では汚泥の処理を北茨城市に立地いたします民間の最終処分場に処分をお願いしております。搬出に関しましては、搬入先の自治体と事前協議を行い、合意を得るものとなっており、北茨城市の条例に基づきまして協定を締結してございますが、その中に環境保全及び公害防止対策の経費の一部として年間30トンを上回る場合は、基本額10万円及び搬出実績量1トン当たり500円の負担協力をするものとございます。平成18年度においてし尿処理施設から発生いたします脱水汚泥を委託しております長野県佐久市にございますクリーンユーキ株式会社への搬入路、県道でございますが、7月から8月の長雨によりまして地すべりを起こし、全面通行どめとなったことから、急遽北茨城市に立地いたします最終処分場へ搬出を行ったことによりまして、昨年と比較いたしますと協力負担金が大幅増となったものでございます。
  搬出量といたしましては、年間の汚泥搬出量332.4トンでございます。これに500円を掛けますと16万6,000円となりまして、基本額の10万円を足しまして、合計26万6,000円となったものでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 11ページから16ページ、生ごみ堆肥化についてお答えします。
  大地のめぐみ循環センターの経費総額については、収集委託を含めまして参考資料の4ページにございますとおり、総額で1億4,368万3,271円でございます。主なものとして、1、施設の定期整備工事3,015万4,950円、2、施設運転管理委託2,520万円、3、生分解性袋1,725万5,120円、4、台所資源回収委託735万円、5、電気料538万5,506円、6、燃料、これは灯油でございまして、511万5,600円、次に公債費として4,506万449円でございます。
  次に、台所資源1トン当たりの経費でございますが、総額を台所資源処理量792トンで割りますと1トン当たりの経費は18万1,418円となります。
  次に、受け入れ量を焼却した場合の経費でございますが、18年度の1トン当たりの焼却経費は2万5,341円でございます。
  次に、灯油の使用量でございますが、実証プラントでは脱水機によって生ごみの水分を約70%にして発酵槽に送ります。このとき生ごみの汚水をボイラーの熱を利用して水分を蒸発させるため、灯油を燃料として使用いたします。濃縮層の運転は週2回から3回程度で、年間82キロリットル、ドラム缶で約410本分の使用量となります。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) 失礼しました。順番が逆になってしまいましたが、11ページと12ページの清掃総務費について、2番の直営と委託の割合を収集別にというご質問にお答えいたします。
  まず、資源(リサイクル)回収業務、資源(プラスチック)類回収業務につきましては、すべて業者委託でございます。有害ごみ、粗大ごみにつきましては、すべて直営でございます。
  次に、直営と委託の割合を年間の収集量で申し上げますが、燃やせるごみ収集業務につきましては、直営約5割、委託約5割となっております。生ごみ回収業務につきましては、直営約4割、委託約6割となっております。燃やせないごみ収集業務につきましては、直営約6割、委託約4割となっております。
  今年度、平成19年度におきましては、いずれも直営と委託の収集量の割合でございますが、平成18年度と同じような状況でございます。
  次に、平成18年度の直営の収集体制につきましては、燃やせるごみ収集は、収集車7台の14名体制、粗大ごみ収集につきましては、予備運転手及び予備助手を含め10名体制でございます。
  次に、これまで直営で行ってきた部分を委託に切りかえて住民からの不満、不平が出たかとのご質問でございますが、これにつきましては住民の皆様からは、これまでそのような声をいただくことはなく、業務を遂行していただいているところでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) ここで休憩いたします。

    休憩 午後 零時01分

    再開 午後 1時00分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) 先ほどの角田議員さんのご質問に対しまして誤りがありましたので、訂正をしておわび申し上げます。
  委託と収集の割合のところでございますが、委託と収集の関係でございますが、平成19年度につきましては、有害収集につきましては第1水曜日は直営4台で収集を行っておりますが、第2、第3水曜日につきましては、直営1台、委託3台で行っております。以上のような状況でございます。
  もう一点、燃やせるごみ収集についてでございますが、7台体制で14名と申し上げました。それと粗大ごみの収集体制につきましては、10名ということで申し上げたのですが、そこが誤りでございまして、粗大ごみは1台体制で2名で収集してございます。よろしくお願いいたします。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  角田議員。
                 〔8番 角田礼子君登壇〕
8番(角田礼子君) 再質疑をさせていただきます。
  まず、1点目のノーレジ袋運動の件ですが、これは要望をさせていただきたいと思うのですけれども、衛生組合のほうでこれが18年の4月1日でこういうのを出しております。この中にレジ袋を1人が1週間に1枚レジ袋を削減すると、衛生組合管内で年間約45トンの減量になりますというふうに書いてあります。その後も広報のほうでレジ袋を削減しましょうという話が載っていたこともあります。これは1日1人台所ごみを、生ごみを1グラム減量すると、衛生組合管内で約40トンの減量になりますというのもわかるのですけれども、生ごみの減量というのはどのくらい減量したらどうなのだというのがはっきりわからないのですけれども、レジ袋というのは使わないということができますので、もっと自分にとってはっきりした、やらない、使わないということがはっきりした運動になると思うので、このレジ袋を使わないということは、広報に何かのたびに書いていくというそういうことをぜひ続けていただきたいと思います。
  また、事業所のほうにも参加事業所が目標の約半分ということなのですけれども、あきらめずに積極的に、毎回毎回声をかけていくということをぜひ続けていただきたいということを要望させていただきます。
  質疑のほうですが、清掃総務費の現業職員の年齢構成の数字を挙げていただきました。人数を挙げていただきまして、56歳から60歳の方たちが11人いらっしゃるという数字でございました。これは19年度どうなるのか。そしてまた、20年度どうなるのか、その傾向性をまず教えてください。お願いいたします。
議長(角野由紀子君) 角田議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 現業職員の年齢構成ということで、18年度におきましては56歳から60歳までの現業職員が11名おりました。しかしながら、18年度末をもって定年退職をした方が4名いらっしゃいまして、19年度の年度当初には、現業職員、正職員は21名でございます。19年度におきましては、18年度にやめられた4名を再任用職員としまして採用し、19年度は年度当初では正職員が21名、再任用職員が5名の26名体制でなってございます。なお、19年度におきましては3名の定年退職者を予定しておりまして、年度末では18名になる予定でございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  角田議員。
                 〔8番 角田礼子君登壇〕
8番(角田礼子君) そうしますと、20年度当初ではまた3人の方が定年退職を迎えられておやめになるということで、今18年度26人体制から19年度は21人体制で20年度は18人体制になっていくという、そういう計算になっていくかと思うのですけれども、それを今度委託のほうでカバーしていくという考えでいくという方向でよろしいのかどうか、確認をさせてください。
議長(角野由紀子君) 角田議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 委託の関係でございますが、19年度末には18名で、20年度当初は18名を予定してございます。また、19年度に退職になられる方で再任用を希望される方はまだ把握してございませんが、再任用職員の場合は、週3日勤務体制となります関係から、どうしても業務に支障を来すことから、委託の方向で考えていきたいというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で角田議員の質問を打ち切ります。
  次に、加藤議員、お願いします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。
  事項別明細の6ページなのですが、一般管理費で社会保険料です。これが前年47万何がしあったのですけれども、今度は5万円ちょっとということで42万円減でございますが、その理由についてお願いしたいと思います。
  それから、8ページの一般管理費、臨時職員の関係で、この臨時職員の仕事内容、それから勤務形態の説明、それから不用額が出ておりますが、これについてご説明をいただきたいと思います。
  同じ8ページで一般管理費、職員の健康診断なのですが、前年に比べまして40万円減額となっておりますが、その理由をお示しいただきたいと思います。
  同じ8ページ、一般管理費のテレビ購入についてですけれども、ちょっとここで漠然とした書き方になってしまいましたが、目的とか買ったものについてお願いしたいと思います。
  10ページ、北茨城の協力金の増については、前段のことでわかりました。
  同じ10ページ、財産管理費で光熱水費が増となっております。この理由をお願いします。
  また、同じ10ページ、財産管理費で電話購入についてご説明をいただきたいと思います。
  12ページ、清掃総務費、現業職員の収集、また処理場、粗大処理場等への配置の推移について、表にして出していただきたいということで、いただきました。それについて若干ご説明をいただきたいと思います。
  同じ12ページ、清掃総務費の災害補償がございます。これについてどのような内容なのか、お願いしたいと思います。
  同じ12ページの清掃総務費、臨時職員について伺いますが、この作業内容についてお願いしたいと思います。
  14ページの清掃総務費、市町村総合事務組合負担金と特別負担金があります。これについて内容をご説明ください。
  同じ14ページ、塵芥処理費、資源(リサイクル)回収業務、またプラスチック回収業務、燃やせるごみの収集委託、燃やせないごみ収集委託の過去からの台数、また地域を表にしていただきたいということで、いただきました。これについても若干ご説明をいただければと思います。
  16ページの塵芥処理費、プラスチック容器選別業務委託、これが前年比増額となっておりますが、理由をお願いしたい。
  また、同じページで生ごみ堆肥化処理施設運転業務、これが増額となっておりますが、わけをお願いしたいと思います。
  また、生ごみ堆肥化施設整備工事についても内容をご説明いただきます。
  設置型生ごみ処理機撤去工事がありますが、この内容についてお願いします。
  18ページのし尿処理費なのですが、し尿・浄化槽汚泥最終処分(埋め立て)の理由についてお聞きしましたが、先ほどの北茨城の環境保全協力金の関係で、長野の長雨によるということで、これを北茨城に持っていったということでわかりました。
  18ページのし尿処理費、し尿収集の増額についてご説明をいただきます。よろしくお願いします。
議長(角野由紀子君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) それでは、ご質問に順次お答え申し上げます。
  まず、社会保険料42万円減の理由でございますが、一般管理費の社会保険料は事務職員の臨時職員が加入します保険料で、17年度は臨時職員2名が加入しておりましたが、18年度におきましては4月から7月まで勤務した臨時職員1名であったため、17年度の47万7,846円に対しまして、18年度は5万851円で42万6,995円の減となったものでございます。
  次に、臨時職員の仕事、勤務と不用額の関係でございますが、臨時職員の主な業務は電話によります粗大ごみ収集の受け付け、ごみの分別方法の問い合わせの対応及び事務の補助等でございます。勤務時間は常勤職員と同じですが、週3日勤務、2名体制で問い合わせの多い月曜日に2名が出勤し、火曜日から金曜日までは1名ずつ交代で勤務する体制をとってございます。
  不用額144万4,720円は、当初、前年度同様フルタイム勤務の2名で予算計上をさせていただきましたが、18年度に新規に採用いたしました臨時職員のうち1名は、週3日勤務の希望でございまして、4月から7月まではフルタイム勤務1名、週3日勤務1名体制でありましたが、フルタイム勤務者が7月に退職したことに伴いまして、新たに週3日勤務者1名を採用し、8月からは週3日勤務の2名体制としたことから、勤務時間数の減少により不用額が生じたものでございます。
  次に、職員健康診断、前年比40万円の減でございますが、職員健康診断は労働安全衛生法第66条1項の規定に基づき職員の健康を管理するため毎年1回職員の定期健康診断を業務委託で実施しているところでありますが、委託単価の減額及び受診者数の減少、さらには17年度は破傷風の予防接種も実施しておりまして、前年度に比べますと40万1,483円の減額となったものでございます。
  次に、財産管理費、光熱水費の増の理由でございますが、電気料が前年に比べ約237万円の増加となったもので、これは焼却施設において大規模改修工事前にピット内のごみをすべて焼却する必要がありましたことから、運転時間の延長に伴う電力使用料の増加並びに生ごみ堆肥化施設においては、17年度はメンテナンス時及びトラブル発生時の停止状態がありましたが、18年度は大きな故障等もなく、運転を停止することもなく稼働できたため、電力使用料が増加したものでございます。また、現在も続いておりますが、原油等の価格高騰もあり、光熱費が増加したものと考えております。
  次に、電話機購入でございますが、従前の電話機は7年が経過し、老朽化が進み不都合が生じまして、業務に支障を来すことから、昨年度の補正予算で予算計上させていただき、指名競争入札により購入したものでございます。
  次に、清掃総務費の災害補償の内容でございますが、公務災害見舞金2万5,000円は、現業職員の公務上、ごみ収集時の負傷に伴いまして公務災害等見舞金支給条例第6条の規定に基づき、療養見舞金を2名に支給したもので、休業補償1万9,380円は、臨時職員の公務上、施設内での作業中の負傷により労働基準法の規定に基づき休業補償として3日間の休業分の給付を行ったものでございます。
  次に、臨時職員の作業内容でございますが、収集業務の運転手及び収集助手として4名、粗大ごみ処理施設における持ち込み車両の対応業務に2名、焼却炉ピット内におけるごみの分別指導業務に1名、台貫受付業務2名の9名でございます。
  次に、市町村総合事務組合負担金の内容でございますが、職員の退職時に支給されます退職手当金の財源として衛生組合が負担しているものでございます。負担金には一般負担金と特別負担金がございまして、一般負担金は給料月額に平成18年度の負担率1,000分の180を乗じて毎月納付したもので、総額で2,011万6,782円となったものでございます。特別負担金436万9,295円は、市町村総合事務組合負担金条例第4条の規定に基づきまして、職員が定年及び勧奨退職した場合の退職手当の基本額と自己都合による退職手当の基本額との差額を特別負担金として、退職手当の支給月から4カ月以内に納付することになっておりまして、17年度に定年退職した1名分の特別負担金を納付したものでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) それでは、私のほうから備品購入費におけるテレビの購入について答弁いたします。
  これまで主に視察対応時にビデオの放映をするなど、約12年間にわたり使用しておりましたテレビが故障しましたので、買い替えをしたものでございます。
  組合への視察来庁団体数及び来庁者数は、堆肥化が本格稼働いたしました平成15年度をピークに減少しておりますが、それでも平成18年度はトータル46団体、1,415名を受け入れいたしました。今後もビデオ放映等により視察対応時に活用していきたいと考えております。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、16ページのプラスチック容器選別業務委託の増額理由のご質問にお答え申し上げます。
  プラスチック類の処理につきましては、固形燃料化と再商品化を行ってございましたが、固形燃料化業務委託先であります環境資源株式会社より平成18年度燃料2,100トンの受け入れをもって業務を終了したい旨、平成19年1月に文書が提出されました。急遽プラスチック容器選別業務委託先にプラスチック類を搬入いたしましたことから選別量が増量したため、委託料の増額となったものでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、12ページ、清掃総務費の関係で、現業職員の収集、処理場、粗大処理場等への配置の推移についてでございますが、本日お配りさせていただきました参考資料の5ページをごらんになっていただきたいと思います。A3の横組みの表でございます。この表にさせていただきましたが、現業職員の配置・勤務形態(臨時職員を含む)ということで、収集、施設、それから収集(し尿)、それと受付の人数について一覧で説明させていただきたいと思います。
  まず、この中で人数たくさん入っておりますので、まず正職員の推移だけでよろしいでしょうか。正職員の推移は、表の一番下に入っておりまして、平成13年度から平成19年度までの人数、正職員の人数について掲載させていただいております。
  それから、その内訳について、収集業務、場内の施設、焼却と粗大処理施設、し尿処理施設ごとの内訳を上の2つの表で掲載させていただいております。その中で、もう一つ、収集(し尿)につきましては、平成18年度から委託となっております。それから、受付、これは台貫所の関係でございますが、これにつきましては一般の臨時職員2名で対応させていただいているところでございます。
  以上でございます。よろしいでしょうか。
  続きまして、14ページ、塵芥処理費の委託業務の関係の一覧表でございますが、これにつきましては参考資料の6ページをごらんになっていただきたいと思います。委託業務としまして、資源(リサイクル)回収業務委託、資源(プラスチック)回収業務委託、燃やせるごみ収集業務委託、燃やせないごみ収集業務委託ということで、平成15年度から平成18年度までの台数と地域について掲載させていただいております。平成18年度、一番右側ですが、ごらんになっていただきますと、資源(リサイクル)回収業務委託につきましては、18台で対応してございます。地域は全域でございます。
  次に、資源(プラスチック)回収業務委託につきましては、台数4台で全域で対応してもらっているところでございます。
  それから、燃やせるごみ収集業務委託でございますが、台数5台で米印1となっておりますが、米印1については、下の枠の中をごらんになっていただきたいと思います。そこで久喜と宮代の地区を説明させていただいております。
  それから、燃やせないごみ収集業務委託については4台で、米印2のほうをごらんになっていただきたいと思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私のほうから生ごみ関係のことについてお答えします。
  生ごみ堆肥化処理施設運転業務の増額についてお答えします。生ごみ堆肥化処理施設運転の1次発酵槽内では、作業時に高濃度のアンモニア発生がありましたことから、作業環境を図るため、アンモニア防臭保護具の費用を新たに経費として認め、増額になったものでございます。
  次に、生ごみ堆肥化施設整備工事の内容についてお答えします。生ごみ堆肥化施設につきましては、稼働開始後各処理工程の機器類に腐食や摩耗など老朽化が進んでいることが平成17年度の定期点検整備によって報告されたことから、18年度におきましてはこれらの老朽化が進んだ機器類を中心に部品の交換など大幅な整備工事を実施いたしました。主なものとして1、スクープの攪拌機点検整備438万円、コンベヤー点検整備11台分316万5,000円、排水処理装置の点検整備227万5,000円、濃縮装置273万6,000円、その他前処理装置、袋詰め装置、脱臭装置、通風機等全般にわたる点検整備として1,587万5,000円、総額といたしまして3,015万4,150円の点検整備をいたしたわけでございます。
  次に、設置型生ごみ処理機撤去工事についてお答えいたします。設置型生ごみ処理機については、地域の皆さんの協力をいただき、現在管内4カ所で堆肥化を実施しております。そのうち上清久地区に設置してあった2基のうち1基は、投入量の減少や機器の故障がたびたび起こっていたことから、地元の皆さんと話し合い、6年のリース期間満了後の平成19年1月に撤去したものでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、18ページのし尿処理費、し尿収集の増額理由についてご説明いたします。
  し尿収集業務につきましては、平成11年度から一部委託して実施してきたところですが、定年退職による職員の減などにより平成18年度から管内すべてのし尿収集業務を委託に切りかえ、委託の収集体制を基本の1台から2台に増車したため、委託料の増額となったものでございます。
  なお、し尿のくみ取り世帯数が減少傾向にありますことから、従来の定額の年間契約から出来高払い、実際にくみ取りを実施した件数に変更いたしまして、平成18年度は1件当たり1,522円、税込みの単価契約を締結いたしまして、し尿収集経費の削減に努めてございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 再質問をお願いします。
  10ページの電話機購入についてでございますが、7年を経過して傷んできたのでということだったのですが、何台交換なのかお願いをしたいと思います。
  それから、災害補償についてご説明をいただきましたけれども、その事故の内容といいますか、事故やけがについては個々の注意にもよりますけれども、やはり安全を図っていくためには、そういった教育とかも必要かと思うのですけれども、そういった安全面での講習とか教育、そういった点ではどのようにお考えなのか、もう一度お願いしたいと思います。
  16ページのプラスチック容器選別業務委託の増額ということでございますが、固形化が業務を終了して、その分を再商品化のほうへ回したということなのですけれども、この固形化業務はもうやらないのか、もう終了するのか、これからどうするのかをお示しいただきたいと思います。
  それから、同じページの生ごみ処理施設運転業務の増額で、1次発酵槽でアンモニアが高度に発生して作業環境を測定する必要があったということなのですけれども、こういった事態は仕様の中に織り込み済みではないのかどうか、お願いしたいと思います。
  それから、現業職員の配置の件なのですけれども、正職員、13年度から35名いたものが19年度21名で、今年度末で3名退職で来年度からは19名体制ということで、先ほどの前段議員の答弁で、委託を広げるとおっしゃいましたけれども、これまでの現業職、特に収集現場における現業職員のやってきた先進的な取り組みというのがここまで当組合のごみ処理が全国にも認められる内容になってきた。そういった点を酌みますと、やはり現業で、今、先ほども収集は大体半々ということがありましたけれども、それを維持していくことが相互に拮抗していくといいますか、今のごみ処理を保持していくためには、今の直営の割合を確保していく、このことが必要ではないかと思いますけれども、見解をお願いしたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) まず最初に、電話機の台数というご質問でございますが、標準電話機、いわゆる15ボタンの電話機を17台、コードレス電話機を2台、また停電用電話機、アナログ1台とISDN1台の合計21台を購入してございます。
  続きまして、公務災害に関する安全教育の面でございますが、衛生組合におきましては、公務災害発生状況につきましては、毎月1回開催しております安全衛生委員会のほうへ報告いたしまして、発生した災害の原因の調査及び対策の検討に関することなど、年間事業計画を策定いたしまして、その中で検討し、随時公務災害発生防止に努めているところでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) 固形燃料化業務を今後どうするかとのご質問でございますけれども、平成19年度におきましては、再商品化以外のものにつきましては、民間でサーマルリサイクルを行ってございます。今後におきましては、現在検討中ではございますが、再商品化以外のプラスチック類につきましては、民間でRPF化を検討してございます。残りのプラスチック類につきましては、民間での焼却を考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
議長(角野由紀子君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私のほうから生ごみ施設運転業務の中でアンモニアの発生等が多く、当初から想定していたのではないかというふうなご質問ですけれども、当初仕様の中でアンモニアの発生は通常のマスクで対応できるというふうな想定でいました。実際に運転が始まりますと、アンモニアが高濃度で発生するということで、アンモニアの防臭用具、要するにガスマスクとカートリッジタイプのフィルターを1日1回使うということで想定して増額になったわけでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 事務局長。
                 〔事務局長 早野正夫君登壇〕
事務局長(早野正夫君) 5点目の現業員の配置の関係等でございますけれども、委託、今の体制の割合確保ということで、必要性、見解をということでございますけれども、現在衛生組合のほうでごみの分別収集、全国にも誇る率ということになってございます。これも市民の皆様の理解と協力のものと、また衛生組合においても種々啓発、またお願いをしているところでございます。委託においても現在の水準を維持できるものと考えてございます。
  また、ごみの組成分析等の結果においても、直営、委託等の内容についても、それほど内容が異なるということではございませんので、そのように考えてございます。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 委託を拡大するということですけれども、私宮代台に住んでおります。委託収集が始まった当時、かなり収集の後、ごみが散乱しておりました。これは自治会の中のごみの部会でもそういった内容について住民から苦情が出たことがあります。そういったこともやはりこちらに連絡をして指導をしていただいて、やっとそれほどのごみはなくなりましたが、今でもやはり小さなごみが散っているという現状があります。
  そうしたこともやっぱり現業、直営の職員についてはそうした散らかったごみもほうきを持ってきちんと持っていってもらっている、そういった違いがあります。そういった丁寧な収集ということも直営がそういうことをやっているから委託業者もそういうふうにしていかざるを得ない、そういった関係にあると思うのですね。その点ではきちんと直営の現場職員の仕事の内容というものを把握されて、よく考えていただきたいと、そういうふうに思います。
  それから、プラスチックの固形化なのですけれども、現在でも民間によるサーマル処理というのですか、そういうことをやられているようです。それから、これから検討したいということなのですけれども、こちらでやられていた大がかりなプラスチックを固形化して、大熊に持っていっていたのですけれども、そういった方向ではもうやらないということなのでしょうか。確認をさせていただきます。
議長(角野由紀子君) 加藤議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、固形燃料化施設についてご答弁を申し上げます。
  現段階で、先ほども申し上げましたように、平成18年度をもって業務を終了しております。今現在、施設のほうは、機械のほうはすべて撤去をしてございまして、この衛生組合の中で固形燃料化をつくるという業務はいたしません。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 事務局長。
                 〔事務局長 早野正夫君登壇〕
事務局長(早野正夫君) 委託と直営の関係についてでございますけれども、委託におきましては収集量等の関係におきましても、委託と直営ほぼ半々という内容になってございますけれども、直営は7台、委託は5台で現在収集をしているところでございます。そのような効率の面からおきましても、委託ということは拡大する必要があるというふうに考えてございます。
議長(角野由紀子君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。
  次に、西村議員、お願いいたします。
                 〔10番 西村茂久君登壇〕
10番(西村茂久君) それでは、質問をさせていただきます。
  まず、6ページ、12ページの両方なのですが、事務職と現業職員の時間外勤務の最長及び平均時間数をお尋ねいたします。また同時に、特殊勤務手当の実績についてお尋ねいたします。
  次に、8ページの組合だより視覚障害者用朗読テープ、この経費なのですが、これ当初予算にはのってはいなかったのですか。これを作成した経緯と、それから法律相談の内容についてお尋ねをいたします。
  12ページの関係では、前段で何回も出ておりますが、臨時職員9人の業種別内訳及び形態別内訳、これにつきましては、資料が提出されておりますので、その内訳はわかります。これに関連しまして、これ前段でもありましたけれども、これはすぐにはもちろん出ないと思いますが、直営と委託との関係で、この効率的だと言ってしまえばそれまでなのですが、実際の直営でやった場合と委託でやった場合の経費の比較が出ておりませんので、その辺を後ほど資料としてご提供いただきたい。といいますのは、特に収集、運転もそうなのですが、直営の職員の場合には、今衛生組合が柱としてやっております減量化、後ろにもありますけれども、減量化大作戦なる意識は民間職員と格段に違うと思います。これは正職員、臨時職員問わず直営でやる場合には、先ほどの前段の議員さんではありませんけれども、収集の例えばきめ細かさ等も全く私は指導はできたとしても意識まで変えるということがどこまでできるのかという、そういう内的な問題もありますけれども、直営と委託の実際の経費比較を示していただきたいと思います。
  何でも委託をすればいい、簡単にやはり言わないでいただきたいかな、こうこうこういうことだから委託をするのだ、その辺をきちっと示した上でそういう政策をとっていただきたいと。私は、概算ですけれども、ほとんど変わらない、むしろ直営のほうが安いのではないかというふうにも判断できる部分があるのですよ。そういう意味で後ほど資料を出していただきたい。
  それから、公務災害見舞金については、先ほどございました。
  それから、14ページの需用費の中の消耗品費、燃料費が大幅に増となっております。この理由はどういうことでしょうか。
  同じページ、リサイクル回収とその選別業務が別個に計上されておりますけれども、実際に業務発注は別々に行っているのか。受注業者についてはその下の14ページから16ページの塵芥処理費に係るすべての業務委託先及び工事請負先は資料で示されておりますので、結構ですが、この資料で示された塵芥処理費に係る業務委託について、これはすべて入札で行っているのか、その辺をお尋ねします。
  それともう一つ、これに関連して、この業務委託、かなりありますけれども、関連業務は包括的に発注ができないのかどうか。ここまで細区分して業務を発注する必要があるのか。包括的に発注すれば、それだけ契約額は落とせるのではないのかなと思うのですが、その辺のお考えを示していただきたいと思います。
  18ページにつきましては、先ほど前段でありましたので、省略をいたします。
  それから、全体を通して、これも午前中の前段の議員さんからありましたが、このアイル・クリーンテック社との共同実験に係る経費、これは16ページの成分分析に1検体分として入っているというご答弁がありましたけれども、それ以外にこの共同実験をするに当たって、この組合から向こうへ行くまでの例えば運搬費用とか、あるいはここで脱水をするその費用とかいうのが必ず発生すると思うのですが、これはこの費用支出はどこかに潜っているのですか、その辺。全くかからないという、成分分析で1検体分ということで包括的に入れてしまっているのか、その辺確認のためにお尋ねをいたします。
  それから、調書の21ページの1人当たりの1日のごみ排出量の関係で、これも前段からございました。そのご答弁としては、外的要因、つまり1世帯当たりの構成人員が少ないほどふえるのだと、こういうことで、この3年間ずっと増加傾向というのは、これは世帯数の増加とリンク確かにしておるわけですけれども、そういうことがあるとすれば、今後もその傾向は続くので、1人1日当たりのごみ量は、これは今後もずっとふえていく、ほうっておくとやっぱりふえていくことになりますけれども、そこのところどう対策をとられるおつもりなのか、お尋ねをいたします。
  最後に、これも調書29ページなのですが、もう既に18年度で終了するわけですけれども、プラスチックの固形燃料化施設の公債、これは市町村振興基金から借り入れているのですが、その利率と償還期間についてお尋ねをいたします。
  それと関連いたしまして、市町村振興基金から、いわゆる各市町村に出ている交付金が、これは一部事務組合は対象外なのかどうかお尋ねをいたします。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 西村議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) それでは、順次お答えさせていただきたいと思います。
  まず、時間外勤務の最長時間数でございますが、事務職員では年間130時間、現業職員のうち収集職員は年間25時間、し尿処理施設職員は年間16時間、粗大ごみ処理施設職員は年間126時間が時間外勤務の最長時間でございます。
  平均時間でございますが、事務職員は年間1人当たり64時間、現業職員のうち収集職員は年間1人当たり12時間、し尿処理施設職員は年間1人当たり13時間、粗大ごみ処理施設職員は年間1人当たり120時間でございます。
  次に、特殊勤務手当でございますが、一般職職員給与条例第19条に基づき事務職員は現業に従事した場合、1日600円、12月29日から1月3日までの年末年始に従事した場合、1日につき5,000円、現業に従事した場合は1日につき1万円が支給されることになってございます。また、現業に従事したときに塵芥収集車やダンプカーを運転した職員に対しましては、運転手当が支給されることとなってございます。
  18年度は、13名の職員に現業従事分12名に8万3,700円、年末年始事務従事分は5名に2万2,500円、運転手当は6名に1万9,272円、合計12万5,472円の特殊勤務手当を支給したものでございます。現業職員は、勤務につき1日600円、祝日勤務が6,720円、12月29日から1月3日までの年末年始の勤務につき1日1万円が支給されます。また、運転手当として収集業務運転手に月額9,000円、ショベルカーを運転する施設職員に月額4,500円が支給されます。現業職員につきましては、通常勤務分は26名全員で314万4,900円、祝日勤務分は25名に78万6,240円、年末年始従事分は19名に19万2,500円、運転手当は25名に143万3,432円、合計555万7,072円の特殊勤務手当を支給したものでございます。
  次に、組合だよりの視覚障害者用朗読テープを作成した経緯でございますが、衛生組合では、従前より衛生組合だよりの視覚障害者用に朗読テープを作成し、久喜市、宮代町で配付しております朗読テープと一緒に配付をしてございます。17年度までは朗読の専門講習を受講した職員がおりまして、内部で作成しておりましたが、17年度末の退職に伴い、18年6月号から退職した職員に1回につき3,000円で依頼しまして、謝礼として5回分1万5,000円を支出したものでございます。
  次に、法律相談の内容でございますが、平成18年3月に久喜宮代衛生組合職員労働組合から埼玉県労働委員会のほうへ労働争議のあっせんの申請が出され、労働組合が要求した臨時職員の継続雇用問題に対する衛生組合の対応につきまして、法律的な見解を弁護士へ相談したものでございます。
  次に、プラスチック固形燃料化施設の借り入れの利率、償還期間でございますが、平成7年度に利率は3%、据置期間2年の12年償還で借り入れたもので、償還は本年度末で完了する予定になってございます。なお、市町村振興資金からの借り入れにつきましては、この1本だけとなってございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、私のほうから14ページ、消耗品費、燃料費が大幅増となっている理由とのご質問でございますが、消耗品費の増額につきましては、生ごみ堆肥化モデル地区に配布してございます生分解性袋が平成17年度におきましては、袋の開発業務の一環として製造されていたため委託費に計上されていましたが、平成18年度につきましては、消耗品費に計上させていただいたことから増額となったものでございます。
  次に、燃料費の増額でございますが、原油価格の高騰によります単価の値上がりが増額な主な理由でございます。
  参考といたしまして申し上げますと、平成18年度、生分解性の袋、消耗品費といたしまして1,725万5,120円を執行してございます。重油につきましては、平成17年度購入単価1キロリットル当たり4万3,575円から5万9,850円となっていたものが、平成18年度購入単価1キロリットル当たり5万5,125円から6万3,000円となったものでございます。
  次に、業務委託工事についてでございますが、発注を統括して発注できないかとのご質問でございますが、業務の内容上統括することが困難であると考えられます。しかしながら、今後発注に当たりましては、業務の内容を検討いたしまして、実施できる方向で考えていきたいと思っておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、リサイクル回収と選別業務の関係についてお答えいたします。
  この一連の業務につきましては、平成17年度まで資源(リサイクル)回収選別加工業務委託としまして、回収から処分まで一括の契約をしてきたところでございます。しかしながら、業務の内容が異なることや選別量の増減、経済の動向を積算により反映できるよう契約方法の見直しを行いまして、平成18年度から業務の内容別に資源(リサイクル)回収業務委託、資源(瓶・缶・ペットボトル)選別業務委託、資源(瓶・缶・ペットボトル)異物等処分業務委託の3本の契約に改めたものでございます。
  業務の内容でございますが、資源(リサイクル)回収業務委託につきましては、資源のリサイクル回収の日に出されました瓶・缶・ペットボトルはパッカー車により回収、紙類及び古衣料は普通貨物車により回収しまして、選別作業場所まで運搬を行うものでございます。
  また、資源(瓶・缶・ペットボトル)選別業務委託につきましては、資源(リサイクル)で回収された瓶・缶・ペットボトルを種類ごとに選別、保管しまして、アルミ缶、スチール缶、無色、白色の瓶でございますが、有価物として売却し、茶色の瓶、その他の瓶、ペットボトルにつきましては、容器包装リサイクル法に基づく指定法人ルートで再商品化処理を行うものでございます。
  資源(瓶・缶・ペットボトル)異物等処分業務委託でございますが、選別業務の結果発生しました異物等の運搬と処分を行うものでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私のほうからアイル・クリーンテックの共同実験についての説明をいたします。
  猪股議員さんのほうにお答えしたとおり、経費的には分析の経費5万1,600円の負担しかございません。その他回収した生ごみの生分解の袋をとって水切りをしてバケツに入れまして、そのバケツを職員がアイルテックのほうに運びました。それで堆肥化をして、でき上がった堆肥を私どものほうに回収をしております。現物については、現在保管をしております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 金井 誠君登壇〕
総務課長補佐(金井 誠君) 西村議員さんのほうから1世帯当たりの世帯人員が減っていけば、ごみ量はふえてしまうのかい、その対策はというご質問でございますけれども、このまま何もしなければ恐らくふえ続けると思います。先ほど前段の議員さんにもお答えしましたけれども、3つのRのうちいわゆるリサイクルというのは、既に資源化率が45.1%ということで大変な高水準を達成しております。何よりも大切なものは、3つのうちのリデュース、発生抑制が進まなければごみ減量には何らつながりません。したがいまして、ノーレジ袋月間のさらなるキャンペーン、そして生ごみ処理機のさらなるPR、こういったものを徹底することによって、排出抑制につながるものと思いますので、今後もそういったものを機会あるごとに住民の皆様、事業者の皆さんに周知徹底してまいりたいと、このように考えております。
  以上です。
議長(角野由紀子君) ここで休憩いたします。

    休憩 午後 2時05分

    再開 午後 2時15分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  再質問をお受けいたします。
  西村議員。
                 〔10番 西村茂久君登壇〕
10番(西村茂久君) 2点お尋ねをいたします。
  まず、14ページから16ページの関係で、業務委託があります。今後、業務内容を検討するということなのですが、例えば資料の7ページ、最後のページになりますけれども、今回その分けた、資源(リサイクル)回収業務、それから資源の選別業務、瓶・缶・ペットボトル、これウィズウェイストジャパンが委託先でやっているわけですよ。これ別々に18年度から分けて発注をされたということなのですが、これが委託先が変われば別の話になるのですが、ウィズウェイストジャパンが同じように委託先として決まっているわけで、余り意味がないのではないのかなと、分けた意味が、そういうふうに思うのです。
  ほかの、例えば検査・調査業務も東邦化研というのが4つほどありますけれども、これらも確かに業務を分けてということはあったとしても、発注は一括してできるのではないのかなと。その方が安くなるのではないかなというふうに理解するのですが、その点お尋ねいたします。
  それから、もう一点は、質問の最後のプラスチック固形燃料化施設の公債の関係で、19年度、今年度で終了するということなのですが、この市町村振興基金からの借入利率が3%は高いのではないのかなと。そこでお尋ねしますけれども、今衛生組合が借り入れをしている公債の最も安い利率と最も高い利率、これを教えていただきたいかなと。これは償還期間との関係もありますので、その高いのと安いのと、これをお示しをいただきたいと思います。
  それから、確認なのですが、直営と委託の関係で、収集に限定してもいいのですけれども、運転管理も含めてこれまでの経緯がありますから、経費の比較を資料として後ほど提出、出してもらいたいということについて確認をお願いいたします。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 西村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) 資料の7ページの一覧表にございます、先ほど議員さんが言われていました東邦化研株式会社の業務が3つあるが、これを統一して入札はできないかということでございます。内容につきましては、ばい煙測定、ダイオキシン類の測定業務、それと燃やせるごみ等の湿ベースとなっておりますことから、まとめて一括発注をすることは可能というふうに考えてございます。しかしながら、この科目が燃やせるごみと湿ベース、こちらのほうになりますと、減量推進係で課が違いますことから、この辺は調整をとって今後進めてまいりたいというふうに考えてございますので、ご理解をいただきたいと存じます。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 地方債の最も安い利率と高い利率というご質問だったと思いますが、最も安い利率につきましては、平成14年度に借り入れました清掃運搬施設設備事業の650万円を借り入れているところでございますが、こちらの利率が0.2%だったということでございます。最も高い利率につきましては、先ほど議員ご質問のありましたプラスチック固形燃料化施設建設事業の3%でございます。なお、こちらの借入年度につきましては、平成7年度に借り入れたものでございまして、ちょうど経済状況がバブルの絶頂期ということでありましたことから、高いものだというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 事務局長。
                 〔事務局長 早野正夫君登壇〕
事務局長(早野正夫君) 直営、委託の経費の比較の資料ということでございます。これにつきまして、燃やせるごみ、燃やせないごみ、生ごみ等につきまして、準備をさせていただきたいと思います。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、西村議員さんの再質問にお答えいたします。
  先ほどリサイクル回収と選別業務の関係で、契約を3本に18年度から分けて契約をしておるところでございますが、契約先はウィズウェイストジャパンと同じところであると、そういうことであれば契約を分けた意味はないのではないかというようなご質問でございました。これにつきましては、まずウィズウェイストジャパン1社と3本の契約を結んでいるところですが、受注業者であるウィズウェイストジャパンは資源の回収から選別、保管、それから異物等処分、これは埋め立てでございますが、一連の業務を行っているところでございまして、これを効率的に行うことができるという判断から組合管内に選別、保管のための工場も設置しておりますので、ウィズウェイストジャパンと契約を締結しているところでございます。
  それから、分けた意味については、3本の業務、それぞれ内容が違います。それから、選別の量とか埋め立ての量、これについても年度年度少しずつ変わっていきます。そういうこともございますので、その選別したものの中には有価物、これを売却しているということもございますので、そのような市場の動向を契約の際に積算に反映できるよう契約方法を見直しを行ったものでございますので、よろしくお願いいたします。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  西村議員。
                 〔10番 西村茂久君登壇〕
10番(西村茂久君) では、1点だけお尋ねいたしますが、これはもう過去の話ですから、ただ19年度も最後とはいえまだ続くわけで、確かに当時の経済情勢がありましたが、市町村振興基金の地方債の関係ですけれども、最高、当時においてはその3%というのがどういうどの程度の高さだったのかは承知しませんが、いずれにしても2年据え置き12年償還で、今でいくと、3%というのは非常に高いのですよ。そういう中でたとえ10年間といえどもずっと、私が見逃してきたのがいけないのですけれども、やはりこれをいわゆる借りかえをするようなことも踏まえて、やっぱり検討したほうがよかったのではないかなと思います。この市町村振興基金というのは、もともと財団法人の市町村振興協会、これが宝くじを原資にして、その配分を基金に積み立てて市町村に貸しているわけなのですが、この運営が非常に私は疑問があるので、特にこの市町村振興基金については、今後どういう形で、例えば地方債発行する場合に、ここから借り入れるということはやめてもらいたいというふうに要望します。
  この運営は、非常に私は疑念を持っております。こういうところから借り入れるということはやめてもらいたい。これは要望として言っておきます。
  それで、確認なのですが、先ほどご答弁なかったので、最初の質問のときに、資料として出された業務委託と工事は、すべて委託先を決めるのは競争入札だったのか、あるいは随契も入っているのか、その点お尋ねを最後にいたします。
議長(角野由紀子君) 西村議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  内田業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 内田久則君登壇〕
業務課長補佐(内田久則君) それでは、表に基づきましてご説明をさせていただきます。
  この中で入札をいたしましたものは3つでございます。業務委託名称の中のごみ処理施設ばい煙等検査業務、こちらが入札となってございます。それと、ダイオキシン類測定業務委託、こちらのほうが入札となってございます。それと、燃やせるごみ等湿ベース組成分類業務、こちらのほうが入札となってございまして、3つが入札で、その他は随意契約となってございます。
  随意契約といたしましては、その性質、または目的に競争入札が適さないものであることから、入札方式を取り入れることが難しいため、随意契約が多くなっているものでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
議長(角野由紀子君) 以上で西村議員の質問を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いいたします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。それでは、通告に沿って質問をします。
  第1点目は、8ページの久喜宮代の有機資源農業推進協議会、それと各種専門委員会の謝礼の減額、若干ですけれども、その内容と、それからこの間、主な検討内容について概略で結構ですので、お願いしたいと思います。
  それから、10ページは、庁舎管理業務、この内容の増とその概要についてお伺いをします。
  それから、同じ10ページで、庁舎管理棟の石綿、アスベストの関係なのですが、含有建材調査業務と、それからそれと関連をするでしょうけれども、4行目後にその議員の休憩室、更衣室天井の修理、この工事内容についてお伺いをしたいと思います。
  それから、12ページ、生ごみ堆肥化の施用等の業務内容についてお伺いをします。
  その次は、14ページです。電気式生ごみについての補助金の減額の理由は、前者でわかりましたので、結構です。
  その下の資源選別業務、このプラスあるいはマイナスの資源化率もありますので、これについてはちょっと論議がありましたけれども、改めて選別業務の概要についてお願いしたいと思います。
  それから、16ページは、生ごみの推進、堆肥化の関係で全体的にお伺いしたいのですけれども、一応保証期間3年間ということで、これを終えるに当たってその総括をどのようにとらえているのかお願いしたいと思います。
  それから、16ページの堆肥化等に伴う成分分析業務の内容、これについても若干論議がありましたけれども、そのものの分析業務の内容についてお答えください。
  それから、18ページ、し尿処理の施設整備工事の概要、この内容についてお伺いしたいと思います。
  以上です。よろしくお願いいたします。
議長(角野由紀子君) 木村議員の質問に対する答弁を求めます。
  伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私のほうから8ページ、久喜宮代有機資源農業推進協議会及び各種専門委員会謝礼の減額と主な検討内容についてお答えします。
  平成18年度については、協議会及び専門委員会の開催が延べ17回開かれ、194人分116万4,000円の謝礼をいたしました。17年度は、19回、205人分128万3,000円の支払いでございます。比較しますと、開催数で2回の減となりましたことから、減額になったものでございます。
  次に、委員会における主な検討内容でございますが、協議会においては生産した堆肥の愛称の決定や各専門委員会の審議内容の調整、今後の方向について。堆肥生産専門委員会では、堆肥の安定生産、堆肥の品質、堆肥生産に関するデータの検証、モデル地区への堆肥配布の調整について。流通・施用委員会では、堆肥の展示圃場と成育、収穫状況の調査、堆肥の流通方法について。販売専門委員会では、堆肥を利用してできた農産物の販売ルートの可能性について、それぞれ審議をいただいております。
  次に、12ページの生ごみ堆肥施用業務についてお答えします。流通・施用委員会において堆肥の展示圃場と生育、収穫状況の調査を行っておりますが、生ごみ堆肥を農家で利用していただくためには、実際に組合管内の農家の圃場に堆肥を施用して、栽培結果を見る必要があるということから、水稲、露地野菜の実験栽培と管理報告をお願いもいたしまして、展示圃場者に対し委託料として10カ所分42万円を支出しております。また、生ごみ堆肥を展示圃場に散布する作業については、宮代にございます新しい村にお願いをいたしまして、散布委託料として26万9,168円を支払っております。
  次に、生ごみ堆肥化施設の保証期間を終えて、その総括についてのお答えをいたします。堆肥化施設は、平成15年4月に竣工して、18年3月で3年が経過し、瑕疵保証事項の保証期間が終了しております。これまで生ごみ100%の堆肥化を目指し、試行錯誤をしながら実証に努めてまいりましたが、多くの関係者の協力を得て、平成18年3月には、埼玉県農林総合センターによる施用マニュアルも整いまして、生ごみ100%の堆肥化には成功したものと考えております。
  総括といたしまして、1、生ごみ100%を原料にしても堆肥化は可能である。2、堆肥化施設では臭気、汚水、排水を出さないため機具類が多く、維持管理費が生産コストを高めている。3、生産した堆肥は臭気、カルシウム分に課題があるが、使用はできる。4、堆肥の生産過程では外気温度の変動が生産に大きく影響する。5、副資材に剪定枝20%を入れることで、安定的堆肥生産と臭気、カルシウム部分が改善された。6、モデル地域の堆肥利用アンケートによると、家庭菜園における堆肥の利用は良好であったとの実証結果を得ています。
  次に、16ページ、堆肥化等に伴う分析内容についてお答えします。生産された堆肥の品質の確保から埼玉県農林総合センターに成分の分析を依頼しております。内訳としまして、実証プラントからの製品堆肥4検体分、久喜宮代有機1号、2号堆肥2検体、アイル・クリーンとの共同実験の堆肥1検体、合計7検体で35万5,980円でございます。
  次に、し尿処理施設整備工事の概要についてお答えいたします。し尿施設を総合的に整備して、施設の維持管理及び安定処理を継続するため、定期的に施設の整備を行っています。18年度の主なものは、1、第1反応槽の曝気装置の点検整備工事245万円、2、膜分離装置の2系統の膜交換工事493万円、脱臭装置の活性炭交換工事30万4,000円等でございまして、合計で1,006万5,000円でございます。
  以上でございます。
  失礼しました。最後のし尿施設の点検整備工事について、総合計が1,060万5,000円でございます。失礼しました。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、14ページ、先ほど西村議員さんのご質問にお答えした資源(瓶・缶・ペットボトル)選別業務の概要についてご答弁申し上げます。
  この資源(瓶・缶・ペットボトル)選別業務委託につきましては、資源(リサイクル)で回収をされました瓶・缶・ペットボトルを種類ごとに選別、保管し、アルミ缶、スチール缶、無色の瓶は有価物として売却しております。また、茶色の瓶、その他の瓶につきましては、またペットボトルについては、容器包装リサイクル法に基づく指定法人ルートで再商品化処理を行うものでございます。これらの一連の業務を委託して行ってございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 庁舎管理業務の増の内容と概要でございますが、業務委託料が前年に比べ7万8,750円の増となった理由でございますが、平成17年度は契約金額299万2,500円、1カ月当たり24万9,375円の12回払いで契約締結し委託しておりますが、3月分の最後の請求が17年度の出納閉鎖期間後に提出されたため、平成18年度会計でやむなく1カ月分を支出してございます。平成18年度は、17年度の委託料に比べ42万円減の257万2,500円で契約を締結いたしましたが、17年度分の1カ月分24万9,375円が含まれておりまして、13カ月分の支出となったため7万8,750円が増加したものでございます。ご理解を賜りたいと存じます。
  なお、業務の内容につきましては、衛生組合本庁舎、し尿処理施設、粗大ごみ処理施設の清掃及びエアコンの点検並びに用務員業務でございます。
  次に、庁舎管理棟石綿含有建材調査業務と議員休憩室、更衣室天井改修工事の内容でございますが、庁舎管理棟の建材中のアスベスト含有率測定を11カ所で分散染色法及びエックス線回折法の2種類の分析方法によりアスベスト含有の有無を分析した結果、2検体から石綿含有建材が確認されたものでございます。この建材調査業務で石綿含有建材が発見されました2階議員休憩室天井の石綿吸音板、1階ふろ場脱衣室天井のフレキシブルボードの全部を取り除き、新たに石綿等の危険性のない建材に改修したもので、工事に際しましては飛散防止対策を施した上での解体作業、代替素材による天井取りつけ作業を実施したものでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) それでは、再質問します。
  最初の各種委員会、推進協議会も含めた検討内容なのですけれども、いろいろ討議されているという報告を受けたのですけれども、この中で特に堆肥化の問題で、安定生産の問題とかそれから農業の再利用の問題とかいろいろ討議されていたと思うのですけれども、いわゆる生ごみの堆肥化に向けてずっと、いわゆる予定よりおくれてきたと。また途中でいろいろ試行錯誤してきたということも述べられていますけれども、その過程で、例えばかなり前では剪定枝なんかの副資材も入れてやったらどうかというような論議をされていると思うのですけれども、この間、生ごみ堆肥化に向けてのいわばその改善、あるいは再検討すべきだと、見直しも含めて、そういう論議はこの中ではどのような論議がされてきたのかということで知りたいと思いますので、お願いします。
  それから、10ページの庁舎管理のアスベストの関係なのですけれども、11カ所のうちの2カ所ということで、これは検体が発見されたというのはわかりました。これ以外についても、11カ所というのは大体もうここの庁舎については、ほかも含めて安全だということが宣言されるのかどうか、その辺についてお願いしたいと思います。
  それから、12ページの生ごみの堆肥化の施用の業務内容なのですけれども、これについていわゆる水稲栽培の形と、それから新しい村での実験ということで述べられていますが、この結果はどうだったのか、後で関係する部分で大丈夫だったということかもしれませんけれども、いずれこれについての業務の委託して、そのサンプルなんかも含めた状況はどうだったのかということでお伺いをしたいと思います。
  それから、14ページの資源の瓶・缶・ペットボトルの問題なのですけれども、この業務内容については今報告を受けたようにわかりました。ただ、調書の20ページの中では、それ以外にも白瓶とかリターナブル瓶というような区分けをしていますし、資源化率については、マイナスになった部分とプラスになった部分がありますので、その辺の状況の変化が顕著にあったところがあれば、報告をいただきたいというふうに思います。
  それから、生ごみの堆肥化の関連で、いわば総括的なことを伺いました。この中でさまざまな状況が出てきて、それを解決しながら完全生ごみ堆肥化に向けて努力したということはよくわかるのですけれども、この中でその保証期間、あるいは仕様の中で、本来保証すべき内容、あるいはその後、それとは関係ないところでさまざまな試行錯誤せざるを得ないような問題が出てきたのだろうと思いますけれども、この本来保証期間の中で、前にもいろんな形で質問をさせてもらったのですけれども、仕様あるいは保証で事業者負担で、私は基本的にやるべきだったと思うのですけれども、それが十分なされなかったと。そういうことで補正予算なりさまざまな形で予算の中に繰り入れなければいけなかった部分というのはかなりあると思うのですね。そういう点での総括をどのように考えているのか、お伺いをしたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 木村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 岡野晴一君登壇〕
業務課長(岡野晴一君) それでは、木村議員さんの再質問にお答えいたします。
  資源(瓶・缶・ペットボトル)の選別業務委託の関係でございますが、調書の20ページから21ページにかけまして、資源化量一覧表で掲載させていただいております。選別業務に関連するものとして、18年度と17年度の増減等についてご説明したいと思います。
  まず、新聞につきましては、平成17年度から18年度、増減が46.72トンふえてございます。雑誌につきましては、同じく平成18年度、2.08トンふえてございます。それから、段ボールでございますが、これにつきましては14.04トン減ってございます。それから、紙パックの関係でございますが、これにつきましては0.04トンふえてございます。それから、アルミ缶でございますが、これについても21.14トンふえてございます。スチール缶、これにつきましては0.64トン減ってございます。白瓶、無色の瓶でございますが、これにつきましては80.18トン減ってございます。それから、茶色の瓶でございますが、これについては9.52トンふえてございます。それから、古衣料、衣料に関しましては0.81トンふえてございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私のほうからは堆肥関係についてお答えしたいと思います。
  堆肥の専門委員会の中でどういう議論があったかということですけれども、特に生産の専門委員会のほうでは、15年から試行錯誤はございました。その中で副資材として入れたらどうかというふうな議論もございました。そういう中で100%完成をしてから副資材を入れるということで、現在20%の副資材を使ってございます。
  次に、施用業務の委託のほうでございますけれども、流通・施用委員会のほうで久喜6カ所、宮代4カ所で10カ所、田んぼとそれから露地野菜をやっております。そういう中で、栽培の状況、発育の状況等、栽培記録のほうを提出をいただいております。そういう中で総括して言いますと、堆肥を使っても作物に影響はなかったというふうな結果でございました。
  次に、保証期間の関係でございますけれども、実際に完成したプラントではございませんので、実証プラントということで、当初やっぱり試行錯誤はございまして、仕様書の範囲内のことは保証でもうすべてやってもらうということと、それから仕様書外のことがございました。例えば作業員の休憩室とか、それから製品倉庫の関係、それから袋の粉砕機の関係がございました。そういう関係については、組合の負担ということで負担をしたわけでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 石綿の含有建材調査業務の関係でございますが、調査業務を委託するに当たりまして、業者との打ち合わせの中で、この庁舎管理棟におきましては、おそれがあるところは11検体であるということで、すべて今回の調査業務で完了したというところでございます。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 2点お伺いしたいのですけれども、1点目は、先ほどの推進協議会なりあるいは各専門委員会の討論内容なのですけれども、今回の完全生ごみの堆肥化をめぐって、基本的に見直していくということで前回A案、B案ということも出されています。そこの中で特別委員会、いわゆるそれを検討する委員会が立ち上げの方向を示唆していますけれども、私はやはりこの中でさまざまな意見が出されてきているのだろうと思うのです。それをきちっと整理をし、例えば副資材も入れたほうがいいという意見なんかもかなり根強くあったと、先進例なんかも調査した中であったと。それからモデル実証の中でも期間の問題とか臭気の問題とか、それからベルトの長さの問題とかさまざまな論議があり、またそれに対する改善をすべきだという提案もこの間なされてきていると思うのですよね。そういう点ではやっぱりきちっとそれを踏まえた形のものを、後のほうにも関係しますけれども、この総括も含めた形で検討委員会に改めて提出をし、それをまた一からではなくて、今までの学者も含めた提案もあったわけですから、それをきちっと精査した上で、やっぱり臨むべきというふうに思いますので、この点についてはこの間に出された協議会、あるいは専門委員会の取り入れるべき内容について精査し、整理をしていただきたいというふうに思いますが、この点についてはどうかというのが第1点です。
  それから、保証期間の問題で実証プラントの中で、いわゆる仕様の外と内という問題はいろいろ論議ありました。私もこの間、この委員になってからも、これについては当然実証プラントの実証の前の段階で保証すべき内容だというようなことが、臭気の問題とか温度が上がらないというような問題も含めてやる必要があったものが、年々予算として膨らんできたと。努力してそういう形で範囲内については基本的には保証してもらったと思うのですけれども、そのほかに堆肥を一時保管する場所だとか、それから先ほど言ったタッチパネルの問題なんかは、やっぱりその中で出てきた本来保証をすべき、業者がね、する内容まで組み込んだ形で予算化したものがあると思うのです。生分解の袋だって、もう1,700万ですからね、これなんかも何度も何度も繰り返したということでは、そのいわゆる保証の内容外は別にして、この問題は、この間の改善すべき内容からやっぱり逸脱した、そこまでなぜ基本的なところでできなかったのかという思いがありますので、この点については今後やっぱり総括する中で、本来保証をすべき内容と実証モデルであってもここまでは完全堆肥化に向けてやれというような当初の会社の方針も強烈に私は、今までの審議内容を見ていますと出てきている。そういう中でのやっぱり試行錯誤については、きっちりやっぱり検証し、総括をする必要があるのだろうと思いますので、この点についても今の答弁だけではなくて総括的なやっぱり文書なりにして残す必要があるのだろうと思いますが、この点についてはいかがでしょうか。お願いします。
議長(角野由紀子君) 木村議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) それでは、お答えいたします。
  堆肥化委員会等、19年度で一応任期が終わります。それまでにいろいろなことが広範囲で論議をされております。最終的な報告を3月にいただきます。この報告をもとに、次にどういうふうにやっていくか、そういうふうなことでやりたいと思います。
  あとは問題、副資材の関係等が問題の範囲だと思うのですけれども、100%でも確かに堆肥はできます。そういう関係で副資材を入れるのもいいですけれども、副資材の問題は確保ができないということからスタートしています。確かに副資材を入れて生産コストを下げることも可能なわけでございますけれども、最終的にはいかにして副資材を確保するか、それが今後の大きな課題ではないかと思います。
  以上でございます。
                 〔何事か言う人あり〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 済みません。保証期間の問題でございますけれども、最初の契約の時点で契約書をつくって、仕様書に基づいた契約書なのですね。その契約の仕様の範囲内ですべて業者負担はさせております。でも、仕様書に載っていない部分があります。その部分については私どもの負担ということになっています。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で木村議員の質問を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第6号に対する質疑を打ち切ります。
  なお、執行部から資料を配付したいとの要請がありましたので、これを許可いたしましたので、ただいまから配付いたさせます。
  休憩いたします。

    休憩 午後 3時00分

    再開 午後 3時02分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  次に、議案第7号 平成19年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)について質疑をお受けいたします。
  通告順に従い、順次お受けいたします。
  初めに、加藤議員、お願いします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 加藤です。
  補正予算についてお願いしたいと思うのですが、補正予算書の事項別明細の6ページになります。事務職給料ということで85万5,000円の増でありますが、その理由についてお願いします。
  7ページの現業職給料の減について、その理由をお尋ねします。
  それから、同じ7ページの市町村総合事務組合負担金の減、それから特別負担金の増がございます。それぞれの理由をお願いしたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) まず、事務職員給料の増の理由ということでございます。
  衛生組合では、平成19年3月定例議会におきまして、給与条例の一部を改正する条例の議決をいただきまして、4月からは給与構造改革に基づく新給料表に移行しておりますが、職員給与費に係る平成19年度当初予算につきましては、旧給料表による予算計上となってございます。また、平成19年4月1日付で派遣職員の人事異動がありましたことから、新たに新給料表に基づき積算を行い、事務職員の給料は当初予算より85万5,000円の増額となったものでございます。
  次に、現業職給料の減の理由でございますが、現業職員におきましても事務職員と同様に新給料表に基づき積算を行い、現業職員の給料は当初予算より44万円の減額となったものでございます。これは、当初予算では旧給料表で昇級分も見込んで計上させていただいておりますが、新給料表に切りかえた4月からは、規定に基づき3月末現在の給料月額と同額の現給保障をしておりますが、本年度におきましては昇級しても3月末現在の給料月額に達しないため、減額をお願いするものでございます。
  次に、市町村総合事務組合負担金の減でございますが、市町村総合事務組合負担金は、給料総額に平成19年度の負担率1,000分の195を積算して算出してございます。さきにも申しましたが、給料は旧給料表による予算計上となっております。4月からは、現給保障された給料を支給しておりますが、この現給保障は改定前の給料月額に達しない場合には、その差額を加算し給料月額とするものでございます。
  しかし、市町村総合事務組合の退職条例の一部改正によりまして、退職手当基本額の算定基礎は、差額分を含まない給料月額とされておりますので、19年4月から負担金の対象となる給料月額は、差額に相当する額を含まない新給料表の月額で算出を行い、81万2,000円が減額となるものでございます。
  次に、特別負担金の増加の理由でございますが、特別負担金は職員が定年及び勧奨退職した場合の退職手当の基本額と自己都合による退職の退職手当の基本額との差額を特別負担金として納付するものでございます。この退職手当は、退職時給料月額に在職期間に応じた支給率を乗じた額が支給されますが、定年退職した場合の在職期間に6カ月以上の端数がある場合、1年とするという切り上げ規定がありまして、18年度に定年退職しました5名のうち2名が予算編成時におきましては、在職期間を誤って算出したため、定年退職した2名分の特別負担金126万2,000円の不足が生じることから、今回増額補正をお願いするものでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 事務職、それから現業職の給料の増減についてご説明をいただきましたけれども、もう少し詳しくお話を願いたいと思うのですが、給与条例の改定というのは、たしか人事院勧告に基づいたものだと思うのですけれども、その部分の説明をお願いしたいのと、それから現業職員でもう一度ちょっと聞き漏らしたところがあるので、申しわけないですけれども、現業職のほうの詳しい説明ももう一度お願いしたいと思います。よろしくお願いします。
議長(角野由紀子君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) まず、給与条例の改定の関係でございますが、国のほうの人事院勧告に基づきまして、勧告どおり衛生組合の職員体制に応じて約5%の給料の減額をさせていただいたところでございます。
  それと、現業職の給料の減の理由の再説明ということでございますが、現業職員におきましては、事務職員と同じように新給料表に基づき積算を行って、当初予算は旧給料表で計上してございましたので、44万円の減額となったものでございます。旧給料表においては、昇給分も見込んで計上させていただいておりますが、新給料表、現業職員の場合は、約3%弱だったと思いますが、旧給料表に比べまして新給料表の月額が下がってございます。その新給料表に再算出した場合、旧給料表におけます3月現在の給料月額を新給料表では、19年度におきましては昇給しても3月末現在の給料月額に達しないため、予算を減額をさせていただくということでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 3点出してありますが、2点でお願いします。
  1つは、6ページの臨時職員2人の賃金減額の理由、それから7ページの労働保険料の減額理由ですね、8万1,000円、この内容についてお願いします。
議長(角野由紀子君) 木村議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) まず、1点目の臨時職員2人の減額の理由でございますが、当初予算では週3日勤務の臨時職員3人分を計上させていただきましたが、現在の人員体制でも事務に支障は来さないと考えられますので、今回1名分の賃金75万1,000円を減額させていただくものでございます。
  次に、労働保険料の減額の理由でございますが、労働保険料の内訳は、労災保険料及び雇用保険料を合計したものですが、雇用保険料率が平成19年4月1日から従前の1,000分の19.5から1,000分の15に改定されたため、8万1,000円の減額補正をするものでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 臨時職員の関係なのですけれども、週3日3人、今度は週3日2人ということなのですけれども、この内容については全体、例えば3人で合同してやったものが2人でやられるようになったのかどうかも含めて、その業務内容ですね、それが減額しても大丈夫だというような内容について、もう少し詳しくお願いします。
議長(角野由紀子君) 木村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 臨時職員の減額の理由でございますが、当初予算では316万3,000円、週3日勤務の臨時職員3人分を計上させていただきました。これは、本年度におきまして指名参加願の提出時期に重なることが想定されましたので、こちらの事務繁忙期等に一時的な雇用を想定して予算計上させていただいたところでございますが、現在おります2名の臨時職員につきましては、平成18年度に採用させていただきました2名が継続して雇用が図られたことから、現状での体制で事務に支障が来すことがないと、事務にもなれた関係で事務に支障を来すことがないと考えられましたので、今回1名分の臨時職員の賃金を減額させていただくというものでございます。
議長(角野由紀子君) 以上で木村議員の質問を打ち切ります。
  これをもちまして議案第7号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第8号 久喜宮代衛生組合監査委員の選任に対する質疑は省略いたします。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 3時13分

    再開 午後 3時25分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。

                        ◇                      

    ◎請願の上程
議長(角野由紀子君) 日程第3、これより議請第1号を上程し議題といたします。

                        ◇                      

    ◎提案理由の説明
議長(角野由紀子君) 請願に対する提案理由の説明を求めます。
  加藤議員、お願いいたします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 加藤です。
  この請願は、こちらの衛生組合の職員労働組合から出されておるものでございます。この紹介議員には私のほかに木村奉憲議員、小河原正議員が紹介議員になっていただいております。
  請願でございますが、まず請願事項として、分別を維持、向上し、さらに生ゴミ全量堆肥化の成功のために現在の直営部分の収集体制を確保すること。事業系ごみの分別を徹底し、ごみ減量に努めている粗大ゴミ処理施設も現在の体制を確保すること。また、効率的に仕事を行っているし尿処理場も、現在の体制を確保すること。そのため、欠員については衛生組合職員で補充すること。この請願事項でございます。
  この請願の趣旨でございます。衛生組合ではこの17年間、現場の人員は補充されてきませんでした。し尿処理場は5人から3人に、粗大ごみ処理施設は5人から4人に、ごみ収集職員は3人乗車8台の24人体制から2人乗車7台の14人体制へ減らしてきました。人員補充がなくても、ごみ減量、リサイクルに勤務時間の内外を問わず、取り組んできました。分別の徹底でも全国トップクラスに、有害ごみの分別収集で車両火災、破砕処理機の爆発事故を根絶、生ごみ堆肥化の実証化、ごみから出たものを集めてリサイクルまつりを実現してきました。効率化にも努め、粗大ごみ収集車の網車による効率化、ダブルパッカー車導入による増車増員なしでの生ごみ収集を実現してきました。しかし、今年度末にはもう限界で、欠員を補充しないと収集部門もさらに委託拡大という事態になります。そうなれば今まで現場職員が努力して積み上げてきた分別の水準や、リサイクルまつりの継続、生ごみの分別も危うくなります。
  生ごみ堆肥化もようやく実証が終わったばかりでこれからが本番です。温暖化も待ったなしで、100%堆肥化はぜひ成功させなければなりません。ぜひ、この重要さをご理解いただき、現状の体制を維持していただきたく請願をいたしますということで、地方自治法124条の規定によって請願がされております。
  これは請願書、それから説明資料はもう皆さんのお手元に配られておりますので、読んでいらっしゃると思いますので、説明資料の説明は省きますけれども、先ほどの議案の中での答弁で、例えば直営と委託の比較の問題で、直営は7台で収集している。委託は5台で収集しているから、そちらのほうが効率がいいのだというようなご説明もあったのですけれども、条件がやっぱり違うと思うのですね。この議案質疑の参考資料の6ページの中に、この委託の台数あるいはその場所が示されておりますけれども、委託の場合、住宅密集地、団地とかそういったところの収集効率のいい場所が選ばれておりまして、しかも細い道路ではなくて、4トン車が入っていける、そういう道路のところが主に委託収集をされているわけです。
  では、そういう直営の場合は、そういう4トン車が入れない、2トン車しか入れない細い道路の地域、あるいは農村地域、家がまばらにあるそういった地域が主に収集地域にされておりますので、一概にこの何台でやっているから効率がいいのだ、そういうふうには私は言えないと思うのですね。そういった点よく注意をして見る必要があると思うのです。
  それから、現業職員ですけれども、説明の中では現業職員、今年度で3名退職をするということなのですけれども、実際には臨時あるいは再任用の方含めて3月いっぱいで6人の方が退職をされるということで、この現在の収集体制を維持するとなると、最低でも4人は必要ではないか、こういうことを労働組合は言っておりました。
  とりわけこの請願の中で環境を守っていくこと、そのためにもやっぱり現在の収集体制を守っていただきたいということなのですけれども、特に私たちの身近なこの生活環境というのも、この中にありますような大きな環境異変、地球温暖化にあらわされているような異変がですね、例えば最近は台風も大型化しておりますし、アメリカを襲ったハリケーンのように、災害が大型化しております。そうした中で生態も相当変わりつつありますし、もう今私たちのできるところからその環境保全をしていくことが大事だと思うのですね。では、地球温暖化というのが、ではこの組合だけでとめられるかというと、そうではありません。これはもう世界各国の努力と協力が必要になってまいりますけれども、ではこの日本のこの場所に住んでいる住民として、私たちはどういうことがそれに参加できるのかといいますと、やっぱり使用電力を減らしたり、ごみ問題、分けられるものは分けて、なるべく燃やさないようにする、こういった身近なところからもやっていかなければならないと思うのです。そういう点では、やっぱりこの請願のように現在の委託、それから直営のほぼ半々の拮抗した姿を保持していくべきだと思います。そういう点で言う請願なので、ぜひご検討の上、採択をいただきますようにお願いをして提案といたします。よろしくお願いします。
議長(角野由紀子君) 以上で提案理由の説明を終わります。

                        ◇                      

    ◎請願に対する質疑
議長(角野由紀子君) 日程第4、請願に対する質疑をお受けいたします。
  西村議員。
                 〔10番 西村茂久君登壇〕
10番(西村茂久君) 提案者にご質問をいたします。
  これは直営、委託の関係での現在の委託をせずに、現在の体制を確保すると、欠員補充という形での内容だと理解します。その趣旨につきましては、よく理解はできるのですが、問題は、この請願者は当組合の労働組合ですよね。その請願を求めるのが執行部ですよね、組合ですよね。ということは、本来これは労使関係の問題であるわけですよ。そういう労使協議の問題について、このような請願を我々がその採択するということは、果たして妥当なものかどうか、その点第1点伺います。
  2つ目に、先ほど追加資料として提出されたものがあります。直営と委託の経費比較です。この数字は、私から言えば極めて乱暴な数字だというふうに思いますが、当然これも1つの資料として見るということからすれは、この先ほど配付されましたこの経費の比較について、どのように受けとめられたかお尋ねをいたします。
議長(角野由紀子君) 西村議員の質問に対する答弁を求めます。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) お答えをいたします。
  まず、1点目のこの雇用に関する件は、労使協議にまつのが本来ではないかと、そういったご質問かと思います。確かにそのとおりだと思います。ただし、これまでも労使の間でこの直営、委託の問題は話されてきたと思うのですけれども、それが労働組合の希望に添わないという形で、これまで委託が進んできたわけです。それはそうなのですけれども、それはここに置いておいて、先ほどご説明したように、この当組合の仕事が全国にも誇れるトップクラスの処理を目指し、またそのようになってきました。それについてはやっぱり住民の協力、あるいは事務方の指導、そしてやっぱり直営職員の現場での努力というのは、大きな力を発揮してきたと思うのですね。それで、そういった点も含め、また今の自然環境の破壊、こういったところでやっぱり燃やさない、リサイクルを通じて燃やすごみを極力抑えてきた、そういった点も含めますと、やっぱり先ほども言いましたけれども、自然環境、生活環境を守っていく、向上させていくためには、やっぱり委託にばかり頼るのではなくて、これまでのような作業形態といいますか、そういったものは、もうこれ以上下げるというか、委託を拡大していってはそういった環境も守れない、そういった点での趣旨でありますので、そういったことも考慮にぜひ入れていただきたいと思います。
  それから、この経費の比較なのですけれども、実際にはこれは生涯賃金といいますか、そういったものも含めて出されているのだと思うのですけれども、説明書の中にも、この請願の説明資料の3ページにも組合独自で計算した資料がございます。これは、春日部市の委託の現状、それから久喜宮代の直営の現状等を比較したものでございますけれども、これで見ますとトン当たりの単価は春日部の委託が9,129円、久喜宮代の直営のトン当たりの単価が1万2,327円となっておりますが、その隣、1人当たり見ますと、それほどの差は出ておりません。
  それから、この上のほうの説明でございます。直営がどういう努力をしてきたのか、こういったところもやっぱり見る必要があると思うのですね。できるだけ生ごみと燃やせるごみを同時に収集して、収集効率を上げて、従来の人員、車両数で行ってきたと。委託はこうした工夫なしに人と車をふやしたために、年間700万円の委託料の増になっております。そのほか直営では、ごみの中からリサイクルできるものを抜き取って住民に安く譲るリサイクルまつりを開けるようにした。あるいはアフリカに毛布を贈る会へ毛布を提供している。ごみから出るお米も家畜のえさに出している。資源にならないタオルケット類も特養ホームの汚れふきに提供している。こういったさまざまなごみ処理に関係する上向きの努力をされてきております。そうした点を通じてこれまでの当組合のごみ処理が高度化してきたと理解をしております。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  西村議員。
                 〔10番 西村茂久君登壇〕
10番(西村茂久君) 再質問をいたします。
  今のご答弁は、ちょっと答えになっていないと、こういうふうに思います。第1点目のことにつきましては、置いておいてではないのですよ。その問題は置いておいてではなくて、確かに経緯はわかります。それから、請願の趣旨は理解しています。その上でやはりこの労使関係の問題について、うまくいかなかったから請願でというのではなしに、仮に提案者がやるとすれば、決議を本来出すべきなのです。請願の紹介ではなくて。その中で組合当局に対してこういう形でやれということをやるべきではないのかと、労使関係でうまくいかなかったから、結果が出なかったから、では議会に諮って、請願という形でこれを当局に求めるというのはいかがなものかなと、こういうことを質問したわけで、もう一つのそのコストについては、確かに参考資料の中に組合さんのほうで出した資料もあります。しかしながら、きょう公式に出された当局からのその経費比較は、これとは全く違うわけですよ。このことについてどのように理解をされているか、受けとめられたかということを聞いたので、その点についてのみ、るる請願の参考資料の中身はもう読んでいますから、わかります。そうではなくて、きょう出たこの数字についてどう受けとめるか、それをお伺いしたわけです。もう一回お願いします。
議長(角野由紀子君) 西村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) きょういただいたこの経費の比較が、今いただいたばかりなので、この分析はまだわかりません。ただ、直営と委託の比較で、委託のほうが安上がりだというふうに出ております。これはわかります。ただし、先ほど言ったような収集の場所、あるいは形態というものがこれらには反映されておりませんので、これはこれとしてそういった効率を考える上では、そういった条件も考える必要があると思います。
  以上です。
                 〔何事か言う人あり〕
4番(加藤幸雄君) 西村議員さんのおっしゃるとおりだと思います。ただし、請願の紹介議員になっていただきたいということで受けました。それは組合さんの労働組合の要望していることが正当だと思ったからでございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 以上で西村議員の質問を打ち切ります。
  ほかに質疑はありますか。
  中野議員。
                 〔6番 中野松夫君登壇〕
6番(中野松夫君) 2点ほどちょっとお伺いいたします。
  この請願事項及びその趣旨というふうなことで一読させていただきました。この議会でもってこの後採決があるものと思います。その参考とさせていただくために、内容的に理解できないところ、不足しているところをちょっとご説明をいただきたいと、確認も含めてお願いしたいと思っておりまして、この趣旨の中でもって、さらに委託拡大というふうなことになると、分別の水準であるとか、あるいはその生ごみの分別も危うくなりますと、非常に危機的な状況になるようなとらえ方をされています。私は、直営だから、それから委託だからというふうなことでもって、その作業をされている方々がそれほど能力が違うのか、やっていることが違うのか、その辺はよく理解できていないので、その辺のところも含めまして、実際にそのやっている方々がそれほど違ってしまうのか、そういう認識なのかですね、そういうところをちょっとお尋ねしたいと。なぜそういう分別が危うくなるのか。
  また、この説明の中でもって住民の方に分別の指導をされていると、その指導というのはラベルを張っているというふうに書いてございます。その程度の指導でもってそんなに差が出てくるのか、その辺のところもお願いいたします。
  それから、第2点目なのですけれども、これは申すまでもないことなのですが、既に資料が衛生組合当局から先ほど出されました。この説明の中でもって、ちょっと理解できなかったところは、この比較表をつくられて、コストでも言われているようには直営でも高くないのだという趣旨でございます。なるほどこの表を見ますと、そのとおりに数字がなっておりまして、本当にこれが真実であるのかどうかということを私はこの表を見ただけでは判断できなかったものですから、当局にも数字を取り寄せました。
  ここに出ておりますですね、ですから結果はもう当局からの数字は出ているのですが、ここに表に出ております収集費用ですね、この辺のところを見ますと、今回、きょう当局から出された数字と非常に大きな開きがあります。この数字はどこからの数字なのか、どういうその内容なのか、その辺のところを説明していただきたいのが1つと、もう一つ、この比較の中でもって、春日部市の委託を出されています。これはなぜこの久喜宮代衛生組合でも委託をされているので、その委託の数字が出てこなかったのか。あえて春日部市の委託というふうな数字をここに出されたのか。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 中野議員に質問に対する答弁を求めます。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) まず、1点目の直営と委託の収集で作業の質といいますか、内容に違いがあるのかという点でございますけれども、今はそれほどではないと思いますけれども、私先ほどの議案の中で言いましたけれども、当初は相当委託の導入直後は、かなりのごみが散らかっておりました。それもやっぱり直営がこういうふうな丁寧な収集をやっているということで、委託業者のほうに指導をして、丁寧な仕事にしてきたというところがあります。
  それから、ですから作業内容、現在はそれほどの差はなくなってきていると思いますけれども、それでもやっぱり、私宮代台ですけれども、収集の後に小さなごみがまだ散乱をしている状況もあります。
  それから、指導をしてきたと言うけれども、ラベルを張っているだけではないかというところですけれども、これは事務方の方も何か住民からこうこうこうだよということが連絡があれば、業者にこういうふうにしてくださいとかあります。それから、現場では、そのラベルを張るだけではなくて、そのごみを出した方がそこにいらっしゃれば、こうこうこういうわけで、こういうふうな分別の方法をとってくださいというような直接の話もされているということでございます。
  それから、この資料の表ですね。なぜ春日部を選んだのかということですけれども、春日部では全体が委託収集になっておりまして、そこから春日部の例を引いてきたと聞いております。
  それから、なぜ宮代の委託の場合を載せないのかというところですけれども、これは聞いておりませんでした。
  それから、これのあれですか、出どころですか。そうではないでしょう。
                 〔「比較表、さっき出た、説明資料の中に載っている収集
                   費用ですね、請願者のと大分数字が違うのですけれど
                   も……」と言う人あり〕
4番(加藤幸雄君) これは、労働組合の方が春日部の当局に行きまして聞いてきた数字から出されたものだと聞いております。
                 〔「いや、久喜宮代の直営です」と言う人あり〕
4番(加藤幸雄君) 直営の費用ですか。これは久喜宮代の資料でございます。当局が発表している資料から出したものです。
                 〔「何年の資料」と言う人あり〕
4番(加藤幸雄君) それは聞いておりませんけれども……。
                 〔「18年って書いてある」と言う人あり〕
4番(加藤幸雄君) そうですね、18年です。失礼しました。
  以上です。

                        ◇                      

    ◎会議時間の延長
議長(角野由紀子君) ここで会議時間の延長をいたします。

                                              

議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  中野議員。
                 〔6番 中野松夫君登壇〕
6番(中野松夫君) 今のお答えの中でもって、1点目の直営と委託でもってそれほど作業、あるいは作業員の能力に差はないというふうに理解いたしました。
  そうであれば、もし委託になったとしてもそれほどの危うくなるというほどの心配はあるのかなというふうな感じがちょっといたしました。それが1点です。
  それから、2点目ですけれども、18年度というふうに今おっしゃいました。18年度ということですと、当局から出しましたのが平成18年度というふうなことになっておりまして、この収集費用というふうなところを見ますと、可燃ごみ、久喜宮代直営でもって、トータルいたしますとこれ1億4,200万になります。この説明に出ておりますのは1億400万ということで、4,000万ほどの差がございます。同じ18年度で同じ当局から出た数字でなぜこうも違ってしまったのでしょうか。ちょっと疑問に思いましたので、本当にその当局から出された数字、同じ出どころだったのでしょうか。その辺のところだけを確認させていただきます。よろしくお願いします。
議長(角野由紀子君) 中野議員の再質問に対する答弁を求めます。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) お答えをいたします。
  まず、作業内容に違いがあるかということで、それほど違いはないのではないかとおっしゃいましたけれども、確かにこれまでの当局、事務方、それから現業方それぞれの努力によって委託収集もここまで引き上げてきたのかと思います。
  それで、これから委託がどんどん進んでいって、全面委託になった場合に、ではどういうことになるだろうか。これはやはり委託業者に強みが出てきて、やっぱりそういう要求だったら、これまた値段がこうなるよ、そういうふうになっていくのではないでしょうか。私はそういうふうに思います。
  それから、この費用の関係でございますが、これはちょっと確認しておりません。
  以上です。
                 〔「終わります」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 以上で中野議員の質問を打ち切ります。
  ほかに質疑ありますか。
                 〔発言する人なし〕
議長(角野由紀子君) これをもちまして議請第1号に対する質疑を打ち切ります。

                        ◇                      

    ◎討論・採決
議長(角野由紀子君) これより日程第5、討論・採決を行います。
  議案第6号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第6号 平成18年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(角野由紀子君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
  議案第7号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 加藤です。
  今年度の当初予算については、私どもは3月の議会で、直営の現業職員の追加補充をしないこと、それから人事院勧告を受けて、給与表を切り下げる、あるいは昇給カーブのフラット化、こういったことに反対をしている点から、職員の給与は下げるべきではない、こういった2点で反対をしております。その具体化がされた給料の改定を含んでおりますので、反対でございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第7号 平成19年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(角野由紀子君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 4時00分

    再開 午後 4時01分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  それでは、議案第8号については討論を省略し、直ちに採決に入ります。
  議案第8号 久喜宮代衛生組合監査委員の選任について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(角野由紀子君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 4時02分

    再開 午後 4時03分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  議請第1号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 議請第1号について賛成の立場から討論します。
  現在の直営の収集体制を確保して、粗大ごみ及びし尿処理も現在の体制を確保、そのためには欠員は衛生組合員で補充することを求める請願をぜひとも採択していただきたいと思います。
  資料説明にあるように分別を進めた結果、リサイクル率を質、量とも高めて、燃やすごみを減らしてきた。それは当局や現場の職員、そして住民それぞれが努力してきた成果です。とりわけその中心となってきたのが現場職員であることは、多くの住民の認めるところです。これを正当に評価する必要があると思います。当局は17年の間、現業職員の退職に伴う正規職員の減員、いわゆる削減、その減員について補充せず、直営でできなかった部分の委託を進めてきました。今後もこの方針を続けようとしています。しかし、請願趣旨にあるように、我々の住環境、そして自然環境、その全地球的規模の温暖化を、それを急激に変化している中で、それを食いとめる努力も必要であると思います。この点ではごみを減らすリサイクルを進め、焼却することを最小限にしていくごみ問題の取り組みは、だれもがどこの家庭でもできる課題です。この中心となってきた、また今後も担っていくべきが直営であり、現業職員の努力です。当組合のごみ収集は、現在直営と委託がほぼ半々になっていますが、せめてこの拮抗した現体制を維持していくことが環境保全に貢献する道と考えています。よって、本請願は妥当なものと判断し、賛成します。
議長(角野由紀子君) ほかに討論ありますでしょうか。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議請第1号 分別を維持、向上し、さらに生ゴミ全量堆肥化の成功のために現在の直営部分の収集体制を確保すること。事業系ごみの分別を徹底し、ごみ減量に努めている粗大ゴミ処理施設も現在の体制を確保すること。また、効率的に仕事を行っているし尿処理場も、現在の体制を確保すること。そのため、欠員については衛生組合職員で補充することを求める請願について、採択することにご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手少数〕
議長(角野由紀子君) 挙手少数であります。
  よって、本請願は不採択とすることに決定いたしました。
  以上をもちまして提出議案及び請願の審議はすべて終了いたしました。

                        ◇                      

    ◎議長あいさつ
議長(角野由紀子君) これをもちまして、本議会に付された案件はすべて終了いたしました。
  本日は、提出議案及び請願に対する慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎管理者あいさつ
議長(角野由紀子君) それでは、管理者のあいさつをお願いいたします。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会第4回定例会にご提案申し上げました議案第6号ないし第8号の計3議案につきまして、議員の皆様には慎重ご審議の上、ご議決を賜り、ありがとうございました。
  質疑、質問の中で賜りましたご意見等につきましては、十分に検討いたしまして、今後の組合運営に反映をさせてまいりたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いを申し上げます。以上申し上げまして、御礼のごあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎閉会の宣告
議長(角野由紀子君) これをもちまして、平成19年久喜宮代衛生組合議会第4回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午後 4時07分