平成18年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会 第16日

平成18年10月17日(火曜日)
 議 事 日 程 (第2号)

 1 開  議
 2 議案に対する質疑
 3 討論・採決
 4 議長あいさつ
 5 管理者あいさつ
 6 閉  議
 7 閉  会


午前9時開議
 出席議員(20名)
     1番   星  野  良  則  君      2番   内  田     正  君
     3番   木  村  奉  憲  君      4番   加  藤  幸  雄  君
     5番   川  野  昭  七  君      6番   鈴  木  精  一  君
     7番   高  岡  大  純  君      8番   中  野  松  夫  君
     9番   西  村  茂  久  君     10番   丸  藤  栄  一  君
    11番   飯  山  直  一  君     12番   原     進  一  君
    13番   福  垣  令  由  君     14番   角  田  礼  子  君
    15番   川  瀬  剛  三  君     16番   猪  股  和  雄  君
    17番   榎  本  和  男  君     18番   小 河 原     正  君
    19番   戸 ヶ 崎     博  君     20番   角  野  由 紀 子  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者   田  中  暄  二  君    副管理者   榊  原  一  雄  君

   
   代  表   榎  本  善  司  君    参  与   浅  子  秀  夫  君
   監査委員   

   参  与   栗  原     聡  君    参  与   加  藤  茂  男  君
   参  与   築  地  良  和  君    参  与   新  井  春  夫  君
   事務局長   早  野  正  夫  君    総務課長   当  間  義  広  君

   業務課長   諏  訪  信  雄  君    総務課長   石  井  信  幸  君
                           補  佐

   業務課長   伊  東  雅  夫  君    業務課長   金  井     誠  君
   補  佐                    補  佐

   施設係長   内  田  久  則  君

 本会議に出席した事務局職員
   
   総務課長   野  本  俊  男       書  記   近  藤  初  江
   補  佐
   書  記   日下部  栄  子


    ◎開議の宣告                           (午前 9時00分)
議長(角野由紀子君) ただいまの出席議員は20名でございます。
  定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
  なお、先ほど執行部から議案審議に対する参考資料並びに家庭から出された台所資源だけの堆肥を利用して栽培された環境こだわり農産物のお米についての配付の要請がありましたので、それを許可いたしました。
  ただいまから配付させていただきます。
  休憩いたします。

    休憩 午前 9時00分

    再開 午前 9時03分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。

                                           

    ◎議案に対する質疑
議長(角野由紀子君) 日程第2、議案に対する質疑をお受けいたします。
  議案第5号から第6号については通告がございませんでしたので、質疑を打ち切ります。
  次に、議案第7号 平成17年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についての質疑をお受けいたします。
  なお、この議案につきましては、歳入歳出に分けて通告順に順次お受けいたします。
  まず、歳入からお受けいたします。
  初めに、原議員、お願いいたします。
                 〔12番 原 進一君登壇〕
12番(原 進一君) おはようございます。歳入部門について質問をいたします。
  一般質問でもした内容の、決算ですから、これは数値の方だけ聞かせていただきたいと思います。1ページの物品売払収入の有価物売上代金のうち、ごみステーションから持ち去られたものについての推計です。これは、推計を立てていなければ今後は推計を立ててくださいという意味で通告をいたしました。調書の12ページに明細が書かれておりますけれども、もっと絞って言えば、とりわけアルミ缶でございます。それについてお答え願いたいと思います。
  あと同じ歳入ですが、3ページの雑入のリサイクル品売り上げの内容についてお答えください。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 原議員の質問に対する答弁を求めます。
  金井業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) おはようございます。それでは、有価物持ち去りの影響につきましてのご質問にご答弁いたします。
  今アルミ缶というお話がございましたので、アルミ缶についてご答弁申し上げます。アルミ缶は、平成16年度145トンに対しまして平成17年度は165トンと20トンの増となってございます。金額の影響でございますけれども、アルミ缶20トンの増は、平成16年度ベースの単価で申し上げますと、平成16年度はトン単価、税込みで7万3,500円でありましたことから、マイナス147万円の影響があったものと試算してございます。
  なお、ご質問にはございませんでしたけれども、新聞、そしてアルミ缶の回収量の増につきましては、条例改正とその趣旨をご理解いただきました住民からの情報提供、あわせて久喜、杉戸の両警察の協力、さらに新聞各社に持ち去り業者逮捕の記事を掲載していただいたことが回収量を大幅にアップさせた要因であると思われます。
  平成18年度におきましても、17年度を上回る回収量が見込めるものと期待してございますけれども、一方で、残念ながら、少なくなったとはいえ、資源の持ち去り情報もございます。引き続き広報紙等で情報の提供を呼びかけるとともに、情報提供に基づくパトロールも実施してまいりたいと思います。
  それから、いわゆる持ち去り量の影響でございますけれども、アルミ缶につきましては、過去5年のデータをとってございますけれども、著しい影響はございません。新聞につきましては、昨年条例制定時にご質問があってご答弁したのですけれども、当時約530トンの持ち去りの影響があるというふうにお答えしておりました。しかしながら、今年度、16年度と比較しますと約801トンの増ということで、持ち去りの影響というのは当時お答えした530トンではなくて、もっと大きな数字だったということでございます。推定いたしますに、新聞につきましては、当時1世帯当たり8キロということで試算してございましたけれども、8キロですと横取りの影響が全くないという形になってございます。逆に1世帯当たり10キロで試算しますとまだまだ、約400トンほどの影響が出ているということで、正直申し上げまして正確な排出量は把握できていないということでご理解いただきたいと思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) おはようございます。私の方からは、雑入のリサイクル品売り上げの内容についてお答えさせていただきたいと思います。
  衛生組合では、廃棄されました品物のうちリサイクル可能な品物を住民に還元することによりまして、住民の排出抑制、再利用、再生利用、いわゆる3Rに対する意識向上を図ることを目的といたしまして、平成16年度からリサイクルまつりを実施しているところでございます。昨年度は8月27日の土曜日に粗大ごみ処理施設前におきまして展示し、リサイクルまつり開催したところ、多くの方のご来場があったところでございます。
  リサイクル品の売り上げ及び内容でございますが、家具類が51点、自転車が13点で8,400円、バッグ、時計などの小物類が8,640円で、合計1万7,040円の売り上げとなったものでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  原議員。
                 〔12番 原 進一君登壇〕
12番(原 進一君) 推計で結構だと思いますが、アルミの持ち去り状況については、持ち去っている姿が目立っているわけでありますから、まだまだ多いのだろうと思います。今までやってきたおかげで新聞とかそういうものについての持ち去りが減ってきたということは、率直に言って大型の車で取りに来ている団体がなくなったということはもう聞いておりますので、それは効果が上がったのだと思います。
  そこで質問ですが、もう一度アルミ缶を少し焦点に上げて持ち去り防止についての、例えばステーションに張り紙をするとか、あとは減量推進員を通じて注意をするとか、そういう対策を講じていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。お願いします。
議長(角野由紀子君) 原議員の再質問に対する答弁を求めます。
  金井業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) それでは、再質問にお答えいたします。
  アルミ缶の関係でございます。アルミ缶というのは非常に薄くて軽いものでございまして、先ほど16、17を比較しますと20トン増ということで申し上げました。これを数量にしますと105万個、この回収がふえたということになるわけでございます。推進員さんを使ってというお話でございますけれども、今のところ推進員さんの役割の中にはそういったものはございませんので、やはり広報紙を使う、あるいはさらに警察の協力を仰ぐと、そういった方法で回収量アップにつなげていきたいと思いますけれども、私ども、やはり住民からの情報がなければ動けません。しかも、陸運局に問い合わせるシステム、お2人以上の情報が重ならない場合には問い合わせもできませんことから、やはり住民の協力が何よりでございますので、そういった方法で広報紙等、PR、情報収集に努めてまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
議長(角野由紀子君) 以上で原議員の質問を打ち切ります。
  次に、丸藤議員、お願いします。
                 〔10番 丸藤栄一君登壇〕
10番(丸藤栄一君) おはようございます。議席10番議員の丸藤でございます。歳入について何点か質問いたします。
  まず初めに、事項別明細書順で伺いますが、その前に5ページの財産に関する調書の2、物品の中の真ん中あたりに小型貨物自動車の1台減車とありますが、その理由と、その他の増減の内訳について。例えば変化しないでゼロの場合とプラス1とマイナス1でもゼロと表示されますので、それらを含めた増減の内容、もし変化があればお示しいただきたいと思います。
  次に、事項別明細書の1、2ページの2款使用料及び手数料の1目塵芥処理手数料の1節現年度分と2節滞納繰り越し分の収入未済になった理由について、調書では数字が挙げられておりますけれども、この点についての内容をお示しいただきたいと思います。
  同じく2目し尿処理手数料の1節現年度分と2節滞納繰り越し分の収入未済になった理由についてもお示しください。
  次に、同じく1、2ページの3款財産収入の1目物品売払収入の有価物売上代金の内容について、成果表にもありますけれども、前年と比べて大きく変わったところについても伺いたいと思います。
  次に、3、4ページの5款諸収入の2項1目雑入の送電線線下補償料の内容について伺います。この送電線線下補償料については補正されておりますけれども、当初予算では見込まれていなかったわけでありますけれども、そのあたりのことも含めてお答え願いたいと思います。
  同じく3、4ページの1目雑入の中の公務災害確定負担金戻入の内容について伺います。この点につきましては、当初予算では見込まれていなかったわけでありますけれども、そのあたりのことも含めてお答えを願いたいと思います。
  同じく3、4ページの雇用保険料戻入と生命保険料取扱手数料、受付カード作成料について、当初予算との見込み違いはなぜなのかお答えいただきたいと思います。
  歳入については以上であります。よろしくお願いいたします。
議長(角野由紀子君) 丸藤議員の質問に対する答弁を求めます。
  金井業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) それでは、まず小型貨物自動車の1台減車の理由と、それからその他の増減の内訳についてお答えいたします。
  小型貨物自動車の1台減の理由についてでございますけれども、これまで主に粗大ごみ収集で使用しておりましたダンプ車が自動車NOx・PM法の規制によりまして、昨年、平成17年12月18日をもちまして、法で規制されました区域内での車検の更新ができなくなったことから、登録を抹消したものでございます。
  それから、その他の増減の内訳でございますけれども、決算書の財産に関する調書、実際には5ページでございますけれども、物品の区分の下から2番目にアームロール車という記載があると思います。アームロール車です。決算年度中増減高はゼロとなっておりますけれども、実は粗大ごみ処理施設で使用しておりましたアームロール車、これにつきましても、今年、平成18年3月15日をもちまして、法で規制された区域内での車検の更新ができなくなっております。したがいまして、このアームロール車を購入するために、昨年、17年度の補正予算に計上いたしまして、今年3月に購入し、入れかえをしたものでございます。したがいまして、1台登録を抹消し、1台新たに購入したことからゼロというような形で記載したものでございます。
  それから、塵芥処理手数料、現年度分の収入未済額5,700円の関係でございますけれども、これにつきましては、久喜市の飲食店1業者分の金額でございます。集金に伺ったときには既に閉店しておりまして、移転先、転出先の張り紙もしてございません。代表者の住民登録がないことから収入未済というような形になってございます。
  次に、塵芥処理手数料滞納繰り越し分、金額4万9,700円の収入未済につきまして、年度別に申し上げたいと思います。まず、13年度は2業者1,100円が収入未済となっておりまして、久喜で飲食店1業者、金額で400円、宮代で飲食店1業者、金額で700円でございます。いずれも移転先、転出先不明ということから未済となっております。14年度はすべて収入されておりまして、滞納繰り越しがございませんでした。15年度は5業者2万4,100円が収入未済となっておりまして、久喜でサービス業、食料品店、飲食業の3業者、金額にして2万2,500円、宮代でサービス業、飲食業の2業者、金額にして1,600円でございます。いずれも移転先、転出先不明から収入未済となっております。16年度は3業者、2万4,500円が収入未済となっておりまして、久喜で食料品店、飲食店の2業者、金額にして8,100円、宮代で飲食店の1業者、金額にして1万6,400円でございます。移転先、転出先不明、自己破産の理由から収入未済となっております。
  次に、し尿処理手数料の収入未済につきまして申し上げます。現年度分は7世帯3,000円が収入未済となっておりますが、そのうち久喜が4世帯、金額で2,250円、宮代が3世帯、金額で750円でございます。転出先不明5世帯、本人死亡1世帯、住民登録はあるが、長期不在が1世帯でございます。
  次に、し尿の滞納繰り越し分3万1,980円でございますが、これも塵芥処理手数料同様に平成13年度から平成16年度までの収入未済額でございます。内訳でございますけれども、平成13年度は11世帯8,250円が収入未済となっておりますけれども、そのうち久喜が5世帯5,250円、宮代が6世帯で3,000円でございます。理由でございますけれども、転出先への請求無視が3世帯。請求無視というのは請求書は送っているのですけれども、連絡がないということでございます。住民登録がないため請求先不明が4世帯、本人死亡が4世帯となっております。
  14年度は7世帯9,330円が収入未済となっております。内訳として、久喜が3世帯2,625円、宮代が4世帯6,705円でございます。転出先への請求無視が4世帯、住民登録がないため請求先不明が3世帯となっております。
  15年度は7世帯1事業所で7,200円が収入未済でございます。久喜が3世帯1事業所、金額で3,570円、宮代が4世帯で3,630円でございます。転出先への請求無視が2世帯、住民登録がないため請求先不明が4世帯1事業所、本人死亡が1世帯となっております。
  最後に16年度でございますが、6世帯7,200円が未済となっております。久喜が1世帯600円、宮代が5世帯で6,600円でございます。理由でございますけれども、転出先への請求無視が2世帯、くみ取りを一時中止し、請求しているが連絡なし、これが1世帯、それから住民登録がないため請求先不明が3世帯でございます。
  最後に、有価物売上代金の内容についてのご質問でございます。先ほど議員さんの方からもございましたとおり、その内容につきましては主要な施策の成果調書の12ページから13ページに記載しておるわけでございますけれども、この成果表の12、13におきまして、上の方から瓶、アルミ、新聞、段ボール、雑誌、雑紙、牛乳パック、これらの売却単価につきましては、専門紙等を参考にいたしまして、ウィズウェイストと協議しながら価格を決めております。プラスチック、固形燃料につきましては、例年どおりエヌ・イー大熊に売却してございます。廃家電につきましても、例年どおり株式会社浜屋に売却してございます。なお、昨年まで逆有償となっておりました破砕アルミにつきましては、平成17年度から不純物を取り除く作業を取り入れまして、アルミの純度を上げたことから買い値がつきまして有価物として売却できたものでございます。
  さらに、新たに鉄、銅、ステンレスが17年度から新たに売却品目となってございますけれども、この中で鉄につきましては粗大ごみ処理施設の破砕機のハンマーを交換したことで従来のハンマーが不要になったことから、これを売却したものでございます。
  また、銅、ステンレスにつきましては、今まで破砕アルミと混合されておりましたけれども、17年度から銅とステンレスを手選別で分別したことによりまして有価物として売却できたものでございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 続きまして、私の方からは送電線線下補償料の内容につきましてお答え申し上げます。
  衛生組合敷地内を通過しております高圧線に対しまして、昭和51年4月1日付で東京電力株式会社との間で送電線路架設契約を締結してございまして、3年に1回、東京電力から線下補償料として支払われるものでございます。平成17年度におきましては、17年4月1日から平成20年3月31日までの3年分の線下補償料が収入となったものでございます。
  次に、公務災害確定負担金の戻し入れの内容でございますが、地方公務員災害補償基金負担金の精算に伴います過誤納額の戻入金でございます。
  地方公務員災害補償基金負担金は、毎年、年度当初に3年度前の給与費総額に一定割合を乗じて算出いたしました額を概算負担金として納付し、前年度の給与費総額に一定割合を乗じた額を確定負担金として報告を行い、精算の結果、戻し入れが生じたものでございます。平成17年度におきましては、この概算負担金から確定負担金を控除しました額が、確定負担金の方が下回ったため戻し入れが生じたものでございます。
  続きまして、雇用保険料、生命保険料取扱手数料、受付カード作成料の当初予算との見込み違いはなぜかについてでございますが、まず、雇用保険料は臨時職員が加入している保険でございまして、離職し、失業状態となった場合に支給されるものでございます。雇用保険料の納付は、年度当初に事業主負担分と被保険者負担分を衛生組合が一括して、概算で申告・納付し、翌年度の当初に、確定申告を行い、精算となります。被保険者である臨時職員からは、毎月の賃金支給日に被保険者負担分の保険料を徴収いたしまして、雑入として戻し入れをしているものでございます。
  雇用保険の戻し入れの金額が増額した理由でございますが、被保険者負担分の雇用保険料率が従前の1,000分の7から1,000分の8に改定されたこと及び久喜宮代衛生組合臨時職員取扱要綱一部改正を平成17年4月1日から改正いたしまして、賃金が引き上げられたことによります被保険者負担分の雇用保険料の負担額が増額したことによるものでございます。
  次に、生命保険料取扱手数料が当初予算35万円より減額となった理由でございますが、平成16年度までは全国市長会団体定期保険に全職員が加入してございました。平成17年度からは補正予算でも減額させていただきましたが、社会情勢及び緊迫した財政状況を考慮いたしまして、経費の抑制を図るため、久喜市に準じて脱退した結果、還付金が生じなかったことにより減額となったものでございます。
  また、当初予算には、生命保険料取扱手数料として一括して雑入に記載させていただいたところでございますが、決算書では、全国市長会個人年金制度運営費及び全国都市職員災害共済支部事務費に分けて記載させていただいたところにより減額となっているものでございます。
  最後に、受付カード作成料でございますが、ごみの搬入時に使用いたします受付カードを作成するための手数料といたしまして、1枚1,000円のご負担をいただいております。受付カード作成料が当初見込みより多かった理由でございますけれども、主な要因といたしましては、今までの搬出事業者が収集運搬許可業者への登録を変更したことに伴いまして、登録番号が変更になりますことから、新しく受付カードを作成したため、当初の見込みより増額となったものでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  丸藤議員。
                 〔10番 丸藤栄一君登壇〕
10番(丸藤栄一君) 議席10番議員の丸藤でございます。1点だけ再質問させていただきたいと思います。
  送電線の線下補償料の件なのですが、これは先ほど説明されたように、東京電力と契約し、3年に1回ということなのですが、そのための一括で入っているわけなのですけれども、これは3年に1度は決まっていることで、ところが当初予算にはこれが見込まれていなかったわけなのです。それで先ほど、補正はされていますけれども、そのときの議事録を読んでもどうして補正になったのかということが説明されておりませんでした。これは衛生議会は聞かないとどうも説明をしないようでありますので、その点どうして補正になったのか、そのあたりの経過も含めてお答えいただきたいということで、もう一度お願いしたいと思います。
議長(角野由紀子君) 丸藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
  当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 丸藤議員の再質問にお答え申し上げます。
  当初予算3年分の送電線の線下補償料が歳入になるということにつきましては、当初予算策定段階におきまして、見積もりの計上をし忘れたということでございます。
議長(角野由紀子君) 以上で丸藤議員の質問を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いします。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) 通告に従いまして質疑いたします。
  まず、調書の10ページの表なのですけれども、ここに前年度の組合収集、自己搬入の表がありますけれども、これについて組合搬入と自己搬入の搬入量、それからそれぞれの増減、自己搬入の金額がふえている理由についてお願いいたします。このうち多量排出事業者からの件数と搬入量についてもお願いします。
  三つ目ですが、多量排出事業所ごとの搬入量につきましては、先ほど資料を配っていただきましたので大体理解いたします。事業所全体での収集量、16、17年度の推移、増減についてお願いします。特にこの表を今ぱっと見てなかなか全部分析できないのですが、特に造園、医療系、福祉施設、スーパーの増減についてどうなっているか、どのように評価をしているかお聞かせください。特にふえたところの理由と組合として問題と考えているところについてお願いをいたします。
  それから、それぞれの企業が減量計画書を出していますが、それと比べてどのように計画が履行されたのかについてもお願いをいたします。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
  石井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 調書10ページの表の組合搬入、自己搬入の搬入量それぞれの増減についてお答えさせていただきます。
  事業系ごみの組合搬入、自己搬入のそれぞれの増減につきましては、平成16年度の組合収集が335トン、平成17年度の組合収集が321トンで、14トン、4.2%の減となっております。自己搬入につきましては、平成16年度の自己搬入が4,320トン、平成17年度の自己搬入が4,421トン、101トン、2.3%の増となっております。合計では、平成16年度の4,655トンから平成17年度が4,742トン、87トン、1.9%の増となっております。また、自己搬入が増加した理由といたしましては、組合収集ですと料金が10キロにつき200円かかります。自己搬入ですと10キロ当たり100円、半額で済みますことから自己搬入が増加しているものと思われます。事業系ごみの総量のうち、多量排出事業所からの件数、搬入量につきましては、平成17年度、多量排出事業所43事業所からの搬入量は2036.16トンでございます。金額にしますと2,036万1,600円でございます。多量排出事業所ごとの搬入量につきましては、資料としてお配りしてございますので、1ページをちょっとごらんになっていただきたいと思います。上位10事業所ほどのところをご説明させていただきます。
  1番のスーパーマーケット、これは前年比で21トン強の増となっております。この事業所につきましても減量はお願いしているのですけれども、なかなか減らなかったということでございます。18年度につきましては、9月末時点で前年の同期で比較しますと、約14トンぐらいの減量となっております。
  2番の医療機関につきましては、前年度よりも8.6トンの減量をいたしました。ただ、この医療機関につきましては、18年の4月から規模を拡大したということで、今年度につきましては前年の同期比で約20トンぐらいの増となっております。
  3番のスーパーマーケットにつきましては、開店が16年度途中なものですから、前年比較はできないですけれども、87トン強の増となっております。ただ、この事業所につきましては、ことし9月から生ごみの堆肥化、それらを試験的に導入したということでございます。
  4番の学校につきましては、学生が学校にごみを皆持ってきてしまう。そのために増加しているので、学校側でも何とかごみを減らしたいということでございます。
  5番のスーパーマーケットにつきましては、前年比少しの減になっておりますけれども、減量に努めているところでございます。
  6番の老人福祉施設につきましては、入居者が増加したためにふえてきているということでございます。
  7番のスーパーマーケットにつきましては、19トン強の増となっておりますけれども、これは生ごみの堆肥化を実施していましたけれども、なかなか堆肥がうまくいかないということで、その堆肥化を取りやめたために増となったものでございます。
  8番の医療機関につきましては21トンというかなりの減量になっておりますけれども、紙類については資源化するために紙問屋の方に搬入している、このようなことでございます。
  9番の老人施設につきましては、やはり入居者がふえているためにごみがふえているということでございます。
  10番のスーパーマーケットにつきましては、ごみを一生懸命減らしているので、やっとこのくらい減ったということなのですけれども、できるだけほかの資源になるごみは資源として使っている、そのような返事をいただいております。
  続きまして、事業所全体の組合収集と自己搬入の合計での収集量でございますけれども、平成16年度、17年度の推移、増減につきましては、先ほど申し上げましたとおり、平成16年度の4,655トンから平成17年度が4,442トンで87トン、1.9%の増となっております。
  次に、造園、医療系、福祉施設、スーパー等の増減の評価とふえたところの理由、組合が問題と考えるところにつきましては、造園系につきましてはリサイクルが進んでおりまして、管内の大手の造園業者ですとほとんどのところが枝の太いものはチップの業者に、また枝葉につきましてはリサイクル業者の方に搬入いたしましてリサイクルしているようです。中には自分のところでチップ機械を買ってチップ化している人もございますけれども、かなりリサイクルが進みまして、衛生組合に今持ち込まれる造園系といいますと、個人の造園業者さんが年間12トンぐらいを搬入している、そのような状況でございます。医療系につきましては、全体的には減少傾向にありますが、一つの施設が増加傾向にある。この医療施設につきましても、17年度は前年度よりも減少しておりますけれども、また18年度には規模の拡大で増加が見込まれるということでございます。
  福祉施設につきましては、入所者の増加に伴い増加傾向にありますが、今後も減量への協力をお願いしていきたい、このように考えております。
  また、この福祉施設等につきましては、搬入されるごみの大部分が紙おむつでございます。この紙おむつ、リサイクルが大変困難でありますし、また介護する方や入居者のことを考えますと減量がなかなか難しい、そのようなことが問題ではないかと考えております。
  スーパーマーケットにつきましては、9事業所のうちで5トン以上増加している事業所が3事業所ありますけれども、一事業所が年度の途中の開店によるもの、1事業所が生ごみの堆肥化を行っていましたが、野菜の堆肥化が難しいために、野菜の堆肥化をやめたために増加しているようでございます。また、残る1事業所につきましてもごみが増加しておりますけれども、平成18年度は同期比で減量に向かっているということでございます。スーパーマーケットなどでは自己処理できるものは自己処理を行っておりまして、搬入されるごみの大半がプラスチック類と野菜くずの食品廃棄物でありますので、今後も食品残渣の減量、リサイクルと業務用生ごみ処理器の導入をお願いしていきたい、このように考えております。
  次に、減量計画について、減量計画と比べてどのように計画が履行されたかとのことでございますけれども、減量計画の履行につきましては、平成16年度よりも減量計画書で減量計画の量を多く提出した事業所が6事業所ございます。そのうち2事業所が前年実績よりも減量しております。残りの37事業所が平成16年度実績よりも少なく計画量を提出しておりまして、このうち12事業所が計画量よりも減量しております。全体で見ますと43事業所中14事業所、32.6%の事業所が計画よりも減量しております。先ほど申し上げましたとおり、平成17年度、多量排出事業所の排出量を前年比で申し上げますと、前年比で79トンの増となっておりますけれども、このうち平成16年度に開店したスーパーマーケットの87トン、これを除きますと減少しておりますことから、事業所それぞれが減量に取り組んでいるものと考えております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) ありがとうございました。当局、行政の方でかなり細かく分析しているなということで、よく理解できました。
  一つだけお聞きしておきたいのですけれども、特に多量排出事業所のうちずっとトップを占めているスーパーマーケットですけれども、年度によって、16年度はある程度減ったわけですけれども、17年度はまたこうやって増加してくる。ふえて減って、ふえて減っての繰り返しで、結果的にはそう減っていないわけですよね。事業の拡大とともにむしろ傾向としては伸びているという形になっているわけですけれども、例えばこの業者だけが問題というわけではないのですけれども、一つこの業者についてお願いをしたい。どのような品目について自己処理をしているかお願いします。
  それと、それなりに努力はしているのでしょうけれども、結果的に減ってこないとすれば、さらに新たな形のリサイクル、減量の取り組みを要求していかなければならないのだと思うのですけれども、これはこの業者だけでなくてほかの業者に対してもそうですが、このことについてはどのように考えていらっしゃいますか、お願いします。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
  石井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 1番のスーパーマーケット、ごみが減ったりふえたりということで、なかなか減量しないで増加傾向にあるのではないか、どのように指導しているかということなのでございますけれども、私どももいろいろな、マイバッグ運動とか、そういう関係でこの事業所によくお伺いするのですけれども、そのときに減量、生ごみの堆肥化等はお願いしてございます。この事業所の衛生組合に搬入されるごみの大部分といいますか、ほとんどが生ごみでございます。それと、事業所がリサイクルしているといわれる品物につきましては、紙類、それからトレー類、瓶、缶、ペットボトル、これらを店頭回収したものは店舗側の方でリサイクルしているということでございます。ただ、スーパーマーケット等につきましては、生ごみの3R処理に関する検討会というのが環境省で開かれまして、これは今年の4月に開かれたその資料なのですけれども、一般家庭の生ごみは平成11年度からの5年間で16.5%減少している。そのかわりにスーパーマーケット、コンビニ、これらのごみの量が同じく10.6%増加している。これらの内訳につきましては、食の外部化というのですか、外食とか中食といいますか、出来合いのものを買ってくる、要するに手間をかけないで料理されたもの、例えばコンビニの弁当とか、スーパーでは惣菜とか野菜類、それらがみんなカットされて店頭に並んでおりますので、そういうものを利用する人が多くなってきた。そのために一般家庭での生ごみは減りましたけれども、スーパー等のごみは10.6%伸びている。それらを考えますと、スーパーでもある程度の減量に取り組んで平行線とか横並びの数字を出しているということはそれぞれが減量に取り組んでいるのではないかと、そのように考えております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で猪俣議員の質問を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午前 9時53分

    再開 午前10時05分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  次に、木村議員、お願いします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。それではお伺いします。先ほどの質問の答弁にもありましたので、それの追加も含めてお聞きしたいと思います。
  一つは有価物の売上代で、これは調書の方の12から13ページにあるのですけれども、昨年度は古着があったはずなのです。165万以上の売却があったと思うのですけれども、今年はどういう形の処理になったのか1点お伺いしたいと思います。
  それから、破砕のアルミについては純度を上げたということで先ほど説明がありましたけれども、具体的にどういう形で純度を上げて有償になったのか、その過程をちょっと説明をいただければと思います。
  それから、3番目の鉄、銅、ステンレスの関係では、鉄はハンマーということであれなのですけれども、わかりました。銅とステンレスについては、破砕とアルミの混合の中で手で選別しながらということで努力されている結果だと思いますけれども、これ、職員の対応は例えばどういう形で具体的に行っているのかお知らせ願いたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 木村議員の質問に対する答弁を求めます。
  金井業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) それでは、古着についてご答弁申し上げます。
  古着につきましては、平成16年度決算では、議員ご指摘のとおり、165万8,000円の売り上げがございました。これにつきましては、平成16年4月から平成17年1月までの10カ月分の売上代金でございました。昨年の9月定例会におきましてご答弁いたしましたが、平成17年の2月から供給に比べまして需要が乏しいことから無償となってございます。このようなことから、平成17年度当初予算におきましても、収入としての予算措置はしてございませんでした。17年度に入りまして、幾らでもいいから値をつけてくれる業者を探すよう指示いたしましたけれども、やはり需要が乏しいことから、有償での引き取り業者がなく、結果として売上代の収入はございませんでした。なお、18年度に入りまして、4月から6月までは1キロにつき50銭ということで売却してまいりましたけれども、7月からは有償で買い取る業者がいないということから、現在も無償というような形になってございます。
  それから、破砕アルミの関係、鉄、銅、ステンレスの関係でございますけれども、職員の対応ということで、シルバー人材センターの職員を増員いたしまして手選別の作業を加えたということで、決算として有価物、上がってございます。
  以上です。
                 〔何事か言う人あり〕
業務課長補佐(金井 誠君) 申しわけございません。アルミだけではなくて、銅もステンレスもシルバーさんを増員して手選別ということでご理解いただきたいと思います。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 再質問したいのですけれども、破砕アルミの方は不純物を取り除いて純度を上げたという説明がさっきあったのですけれども、これも手作業でやってシルバーですか、そういうのだったらわかるのですけれども、そういうことの具体化だったらわかるのですけれども。
  それから、ステンレス、銅についても手作業でやって、これはシルバーということで、これは全体で何人ぐらいシルバー人材センターにお願いしているか、人数なんかも日にちなんかもわかりましたらお願いします。
議長(角野由紀子君) 木村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  金井業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) お答えいたします。
  人数ですけれども、シルバーさんの余った時間ということで、人数にいたしますと、中途半端な数ですけれども、0.3人ということで、1日8時間ですので、約2時間半ということでご理解いただきたいと思います。
議長(角野由紀子君) 以上で木村議員の質問を打ち切ります。
  次に、角田議員、お願いいたします。
                 〔14番 角田礼子君登壇〕
14番(角田礼子君) 1ページ、2ページ目、塵芥処理手数料についてお伺いをいたします。
  不納欠損6,350円、2件分と調書にもありますけれども、その状況についてお知らせください。また、収入未済12件の収納率はゼロ%になっております。年々収入未済の収納率が落ちていると思います。この12件の業者のごみの内容、種類、それぞれの量、今後の対策についてお伺いをいたします。
議長(角野由紀子君) 角田議員の質問に対する答弁を求めます。
  金井業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) それでは、不納欠損額6,350円、2件分についてお答えいたします。
  この不納欠損につきましては、平成12年度に調定したものでございます。内訳でございますけれども、久喜市で1業者3,450円、宮代町でも1業者2,900円分でございます。いずれも集金に伺ったときには既にシャッターは閉められ、移転先の表示もなく、近所にお聞きしてもいつから閉店したのかはわからないということでございました。住民登録もないことから対応がとれず、やむなく不納欠損として処理したものでございます。
  次に、収入未済でございますけれども、これにつきましては、先ほど丸藤議員の方にお答えしてございますので、ごみの種類と、それから量、それから今後の対策、この3点についてご答弁いたします。
  まず、ごみの種類でございますけれども、すべて燃やせるごみでございます。それから、量でございますけれども、平成13年度、久喜が40キロ、宮代が70キロ、計110キロ分でございます。14年度はございませんでした。15年度は、久喜が2,170キロ、宮代が80キロ、計2,250キロでございます。16年度が久喜が730キロ、宮代が1,640キロ、計2,370キロでございます。
  今後の対策についてでございますけれども、現在はごみ処理の申込書にはお店の住所、電話番号、そして代表者名を記入して提出していただいておりますけれども、今後未納予防対策といたしまして、個人情報の問題もございますけれども、代表者個人の住所、電話番号もあわせて記入する。さらに滞納がふえる傾向ありと判断した場合には、申込書に代表者の住民票を添付させるなどの方法も検討してまいりたいと、このように考えております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で角田議員の質問を打ち切ります。
  次に、加藤議員、お願いいたします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 4番議員の加藤です。歳入では1点だけ、事項別明細の2ページですが、粗大ごみ処理手数料がございますが、これに関して処理量の傾向、それと破砕しないで再利用に回す、たんすですとかソファーですとか、いろんなものがあると思うのですけれども、できるだけ壊さないで再利用に回せればと思うところなのですが、再利用に回している率というのをお願いしたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
  金井業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) 加藤議員のご質問にご答弁いたします。
  まず、粗大ごみの処理量の傾向をお答えする前に、余談でございますけれども、粗大ごみの収集品目の傾向についてちょっとお話しさせていただきます。
  平成15年度から平成17年度までの過去3年の粗大ごみの収集品目のベストテンは全く同じでございまして、第1位が自転車、2位ソファー、3位タンス、4位ベッド、5位マットレス、6位棚、7位いす、8位テーブル、9位スキー板、10位旅行かばん、こういった傾向にございます。
  ご質問の処理量の傾向でございますけれども、家電リサイクル法施行前の平成12年度が853トン、施行後の13年度が327トン、14年度が324トン、15年度が293トン、16年度が306トン、そして17年度が280トンと、こうなってございまして、リサイクル法施行後は300トン前後を推移しているというような傾向が見られます。
  次に、粗大ごみの再利用率でございますけれども、正確な数字は把握できておりませんけれども、平成17年度、粗大ごみのうち自転車につきましてはおおむね数量を把握しておりますので、仮に自転車の総重量を粗大ごみの総量で割り返しますと約5%になりますことから、再利用率は収集量の5%程度かと、このように思われます。
  正確な数字を申し上げられなくて申しわけございませんけれども、以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) ありがとうございました。今の再利用に回す率ということで自転車換算で5%程度かということでしたけれども、組合の方針であります減量化ということですので、極力再利用に回す道を、ぜひその方策を考えていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(角野由紀子君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
  金井業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) 再利用率を高めるためには、現在、久喜市民まつり、宮代の町民まつり、そして2年前から始まりました衛生組合まつり、そちらの方でいい品物をより低価格で住民の皆様にお譲りしていくというような方向で検討してまいりますので、ご理解いただきたいと思います。
議長(角野由紀子君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。
  次に、小河原議員、お願いします。
                 〔18番 小河原 正君登壇〕
18番(小河原 正君) 18番の小河原です。前段者が項目の内容的には質問されておりますが、私の考えは若干違う点がありますので、同じ質問の中で2点ほど確認をさせていただきたいと思います。
  まず、1点目の物品売払代金の売却単価について、前段者も持ち去りの質問があったようですが、やはりこれはいかに売上代金を上げるか、これが主だと思います。私もそういう点からいけば、持ち去りでなくて今度は業者に対していかに高く売るか、このことについてどのような方法で今まで売却の話を進めてきたか。相手があることですから、これは簡単にはいかない内容だと思いますけれども、やはり財政事情を考えれば少しでも高く売るのが組合のためにもなることですので、その方法をどう考えているか伺いたいと思います。
  2点目の公務災害確定金の戻入の関係でありますが、確かに先ほど過誤納金の精算という説明があったようですが、私が思うところについては、この公務災害の負担金については、これは加入団体の関係で総体的に幾らになったか知りませんけれども、災害が多ければ多いほど精算が少なくなる、これが多分基本だと思いますので、久喜宮代衛生組合の精算金が数字的には出ておりますけれども、加入団体で何件ぐらいの労災があったのか、公務災害があったのか、それによって精算が出てくると思いますので、加入団体全体でどのくらいの災害があったか、数字を明確に教えていただきたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 小河原議員の質問に対する答弁を求めます。
  金井業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) 小河原議員のご質問にご答弁いたします。
  いわゆる公共で回収いたします新聞、雑誌、雑紙、段ボール、牛乳パック、アルミ缶の売却単価につきましては、専門誌「資源日報」「日本経済新聞」「月刊ウェイストリサーチ」などに掲載されております資源価格を参考に、委託先でありますウェイストジャパンと協議しながら単価を決定しております。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 小河原議員の公務災害確定負担金の戻し入れの関係につきましてお答え申し上げます。
  公務災害確定負担金につきましては、対象となりますのは常時勤務に服することを要する地方公務員ということで我々職員が該当になってくるわけでございますが、加入団体の災害件数につきましては、県の方で取りまとめをしている関係で状況は把握できませんが、結局、給与費総額に対しての負担金を納めて、実給与費総額の支出額で精算をするという関係で負担金を納めているわけでございまして、その該当になった対象に衛生組合の職員に対する公務災害の支払いは、昨年はなかったということでございます。よろしくお願いします。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  小河原議員。
                 〔18番 小河原 正君登壇〕
18番(小河原 正君) どうもありがとうございました。売払代金の関係については、何かいろいろ資料に基づいて話し合っているということですが、その話し合っている努力はどうやっているか。ただ話し合っているだけなのか、向こうの言いなりなのかどうか、少しくらいはこちらの粘り強い交渉もしているのかどうか、そこら辺をもう少し聞きたかったのですけれども、それについて1点。
  もう一点は、公務災害について、何か私の理解とちょっと違うようですけれども、負担金については前年度なりの災害に基づいてある程度の負担金の率が出されているのではないかなと私は思うですけれども、そこら辺もうちょっと詳しく教えてもらいたいのと、やはり災害が発生すればするほど、当然職員の関係ですから負担金も多くなるし、また精算も少なくなる。これは当然なはずなのですが、何か県でやっているからわかりませんと。やはりそこら辺の数字はどうしてこうなったかというぐらいの数字は出しておく必要が私はあると思うのです。県から聞いてこういうことで精算になりましたと、その数字をちょっと聞かせてもらいたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 小河原議員の質問に対する答弁を求めます。
  金井業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) それでは、再質問にお答えいたします。
  決して業者の言いなりではございませんで、18年度当初予算と現在の取引単価を申し上げますので、それを参考にしていただければ、私どもの努力が少しはわかっていただけるかなと思います。
  まず、新聞でございますけれども、18年度から3円だったものが7円50銭、雑誌が2円だったものが5円、段ボール、3円だったものが7円、ミルクパック、4円だったものが6円、アルミ、70円だったものが80円、アルミにつきましては来月から10円アップしていただくようにお願いしてございます。それから、スチール缶につきましても、買ってくれる業者が見つかりましたので、今までゼロだったものが1円ということですので、ご理解いただきたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 小河原議員の公務災害確定負担金につきまして、再質問にお答え申し上げたいと思います。
  県全体での公務災害についての通知は、当衛生組合には通知はございません。また、計算式でございますけれども、先ほども申し上げましたが、3年前の決算の給与費総額に県の方で決められた負担割合を掛けまして、さらに理事長が定める率、それを掛けまして概算負担金が出てまいります。確定負担金につきましては、前年度の決算給与費総額に負担割合1,000分の3.41、概算負担金と負担割合は同じなのですが、こちらの負担割合を掛けまして負担金の支払いしているところでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で小河原議員の質問を打ち切ります。
  次に、西村議員、お願いします。
                 〔9番 西村茂久君登壇〕
9番(西村茂久君) 9番の西村です。通告では2点出しておりますけれども、不納欠損と滞納繰り越し分について、内容はこれまで詳しく説明をされておりますので、わかりました。それを受けて一つご質問をさせていただきたいと思います。
  まず、第1点は、第1点といいますか、基本的に塵芥処理及びし尿処理のこの手数料につきましては、これは税と違いまして、直接サービスの対価としていただくものであるのは明々白々であります。実際に現年度分も含めて17年度決算では10万4,080円、額はそう大きくはないのですけれども、実はこれは発生をさせてはならないものだと思っております。しかし、毎年毎年それが発生して滞納繰り越し分として出ていく、年度によって不納欠損として処理をされるという繰り返しになっているわけです。まず、滞納させないというためにどうするのか、それから仮に万一そういうものが発生した場合に即時に徴収する体制をどのようにとるのかというところがやはり問題になると思います。
  そこでお尋ねいたしますが、現在滞納繰り越し分が発生した場合の徴収努力についてはどのようになされているのか。前段の質問者の中での答弁もありましたけれども、この手数料については業務委託をしているわけですけれども、これは現年度分に限って徴収を委託しているのか、あるいは滞納繰り越し分を含めて徴収を委託しているのか、その点も含めてまずお尋ねをいたします。
議長(角野由紀子君) 西村議員の質問に対する答弁を求めます。
  金井業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) 手数料に関しましてですけれども、滞納の努力はということでございますけれども、決算の主要な施策に関する調書にも書きましたけれども、意識的に書いたのですけれども、収納率を99.99というような記載をさせていただきました。現年度だけではなくて、もちろん滞納繰り越し分につきましても集金人さんにお願いしているところでございます。ご承知のとおり、集金人さんにつきましては、勤務時間がございません。土日もございません。そのようなことから、早い方では朝6時から夜10時過ぎまで手数料の150円を得るために一生懸命働いていただいております。また、集金人さんがどうしても集金できないというような方につきましては事務所で行ってございます。昨年私も集金に行きましたけれども、900円をもらうために、夜7時から2時間お説教を食らいまして、やっと900円いただきました。それは全部ではなくて2,700円分の900円でございまして、さらに3カ月かけましてやっと2,700円をもらったというような経緯もございます。私以下が集金に行けば当然残業手当も出ますけれども、やはりそれなりの人が来いということで私行きましたけれども、役務の提供であるにもかかわらずなかなか、お金がないだ、来月来いだ、何月何日何曜日に来いと、そういった指示ばかりいただいてなかなか納めていただけない現状でございます。
  先ほどの角田議員さんの方でもご答弁いたしましたけれども、特にし尿につきましてはお金を納めていただかない方はくみ取りを一時中止するといったことで、くみ取りが必要な場合は、やはりやむなく電話をしてくるということがございますので、お金を払ったらば仕事に行くよと。これは余り好ましいことではないのですけれども、そういったことで徴収率を高めるような努力もしていることもご理解いただきたいと、このように思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  西村議員。
                 〔9番 西村茂久君登壇〕
9番(西村茂久君) わかりました。努力はされては当然いると思うのですけれども、集金人と言ったら大変失礼なのですが、手数料の収納業務に携わっていらっしゃる方の実際の委託料というのは、要綱によると納入通知書の収納枚数1枚で150円というふうにあるわけですけれども、今ご答弁がありましたように、100万円や200万円を取るようなものではなくて900円とか1,000円とか1,500円とか、そういうものを取るために努力をされているわけですけれども、この集金をするというのは昔はよかったかもしれないのですけれども、私は後から金を取るというのはなかなか難しいと。特に現金としていただくというのは難しいのではないのかなと。年数がたっていくと、これは法人、個人問わずどこへ行ってしまうかわからないということになるので、ますますこれは取りづらくなる。税金の場合、まだそれは許されるのかもしれないけれども、こういうサービスを受けて、そのサービスに対して金を払わないということは許されないと思います。したがって、その手数料を徴収する方法について、今の納税通知書に基づいて収納業務に携わる人に徴収をさせるという方法ではなくて口座振替その他、何か違う方法を考える必要もあるのではないのかなというふうに思いますけれども、その点いかがでしょうか、お尋ねいたします。
議長(角野由紀子君) 西村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  金井業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) 再質問にお答えいたします。
  口座振替も検討すべきではないかというご質問でございますけれども、特にし尿につきましては、ご案内のとおり、公共下水の普及によりまして、年々、毎年100件ずつ件数が減っております。以前銀行とも協議したことがございますけれども、やはり銀行もただでは動きません。ですから、入りに対して出を考えた場合、やはり現行の集金体制、多少問題があるかもしれませんけれども、現行の体制で進めていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  西村議員。
                 〔9番 西村茂久君登壇〕
9番(西村茂久君) し尿処理の場合は大体個人ですけれども、金額が大きくないので、確かに、例えばということで口座振替と言ったのですけれども、ほかに前受けというのですか、ストレートに現金で取るとか、いろんな形で考えていいのではないのかなと思います。特に塵芥処理も含めてそうなのですが、非常に徴収率がよくないですよね、決算上も。昨年、平成16年度、塵芥はまだ滞納繰り越し分60.9%ということで徴収をしたのですが、17年度はゼロ%ということで、し尿も前年度に比べて極めて悪いと。それはその年度年度のタイミングの問題もありますから結果としてそうなったということなのでしょうけれども、一度滞納をさせると何回でもあらわれてくるのではないのかと。
  先ほど発生理由としていろいろ挙げられておりました。し尿については請求無視なんてとんでもない話ですけれども、あるいは住民登録がないとか本人が死亡したとか、そういう理由ですよね。塵芥についてはほとんどが転出先不明。しかし、実際にサービスを受けているときは現実にいるわけですから、その直近の時点で取る努力をなされないと、時間を経過すると非常にこれは取りづらいなというふうに思います。
  そういう意味で今後、金額が小さいからいいじゃないかと、そういう問題ではなくて、やはりこれをゼロにすると、滞納をゼロにするという努力を何とか方法を含めて考えていただきたいと思いますけれども、その点最後にお尋ねしておきます。
議長(角野由紀子君) 西村議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、西村議員さんの再々質問にお答え申し上げます。
  料金につきましては、最近ではモラルの低下といいましょうか、公共料金を払わないというような風潮の報道が見られまして、例えば給食費などもなかなか払ってもらえないというような報道も、検討の中で見ております。しかしながら、やはりこうした料金は利用者とのお互いの信頼関係の中で成り立っているものでもございますので、職員一同、地道な努力とふだんの触れ合いの中で、徴収率を上げる努力をしていきたいというふうに思っております。また、事例として他市の状況なども調査してまいりますのでご理解をいただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で西村議員の質問を打ち切ります。
  これをもちまして議案第7号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第7号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
  初めに、原議員、お願いします。
                 〔12番 原 進一君登壇〕
12番(原 進一君) 歳出部門を質問いたします。
  まず、一般廃棄物最終処分委託先の量と金額明細につきましては、お配りいただきました参考資料の2ページ、3ページ、そして比較表ということで12ページに記載をされております。それを踏まえて質問をしたいと思います。
  私は、最終処分については三ケ山の最終処分量をふやしてほしいということを常々言っております。比較表などを見てみますと増減がありますよね。そんなことも含めて、その内容と今後三ヶ山をふやすということに対しての考え方についてお答え願いたいと思います。
  2点目は、生ごみ堆肥化関連費用の総額であります。大地のめぐみ実証プラントということで通告をさせていただきました。これは参考資料の4ページに内容が記載されておりますので、それを踏まえてお答え願いたいと思います。とりわけ水分調整の現状と課題ですが、大地のめぐみ実証プラントができるときから、副資材という言葉よりも水分調整剤としてこの土地でとれるものを活用してやられるべきだということで申し上げました。剪定枝が今使われているようでありますけれども、今後堆肥化が前面にいったときに剪定枝の量、間に合うのかどうかちょっと心配なことも含めてありますが、その点についてお答え願いたいと思います。
  同じ14ページにごみ焼却施設関連費用総額であります。これは参考資料の6から9ページに記載をされております。総額ですと1億6,852万5,000円になりますけれども、この総額は、1、2号炉の整備工事費とごみ処理施設煙突の整備工事費とクレーンの整備費を足しますとそういう数字になるわけでありますが、これは今度の補修の中でほとんどなくなるということになると思いますけれども、その関連についてほぼ同額近くなるのかなと思いますので、お答え願いたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 原議員の質問に対する答弁を求めます。
  伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から、生ごみの処理施設、大地のめぐみ循環センターの17年度関連経費についてお答えいたします。
  参考資料の4ページ、プラントの維持管理費として4,308万4,247円いただいておりました。主なものとして施設の運転管理2,273万2,500円、それから定期点検としまして942万9,000円、その他電気代、灯油代等でございます。また、その関連経費として3,139万8,960円、主なものとして台所資源の専用袋1,906万440円、そのほかに台所資源の回収業務として735万円等でございます。また、起債の償還として、今年度から745万6,990円でございました。合計いたしまして8,194万206円でございます。
  次に、水分調整の現状と課題でございますが、大地のめぐみ循環センターでは、台所資源を破砕、脱水を機械的に行いまして、戻し堆肥を加えながら発酵可能な水分約70%に調整して堆肥を生産してまいりました。今後、全量堆肥化を推進していくために、一層効率的な堆肥生産と広範な方々に利用していただける堆肥の品質を目指し、18年度から試験的に剪定枝堆肥を副資材として約10%から20%混入し、実証試験を行っているところでございます。
  副資材を利用した水分調整の課題でございますが、実証中であり、結果は出ておりませんが、主な課題として今後副資材の混合の比率、副資材の種類と安定確保の関係、それから副資材の保管設備など、このような課題を克服して、さらに安全で安心、効率的な堆肥生産を目指して堆肥化事業を推進してまいりたいと考えておりますので、ご理解願いたいと思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 諏訪業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、原議員さんのご質問にお答え申し上げます。
  最初に最終処分の方でございますが、こちらの方は参考資料の12ページの方をごらんいただきたいと思います。こちらの方につきましては、埼玉県の環境整備センターが下段のところにあるわけでございますが、不燃残渣につきましては環境管理整備センターの方が単価が安いということで、従来のウィズウェイストジャパンの104.47トンを県の方に回しまして、安い単価で処理したということで今年度は対応させていただきました。
  また、焼却灰の方でございますが、こちらの方は県の方で現在いろいろ説明会があるわけですが、焼却灰の中に空き缶とか針金が絶対混入していないことという条件がございまして、過去には混入した団体が持ち帰ったということもございますので、焼却灰の方につきましては慎重に判断して搬出を行っているわけでございます。こうしたことからなかなか灰の搬出がふえないという結果がございますが、何分単価が安いということでございますので、今後もいろいろ検討しながら、搬出量をふやしていきたいと思っております。
  次に、ごみ処理施設の関連の関係でございますが、こちらの方につきましては、原議員さんがおっしゃったような金額で今年度対応しているわけですが、これが焼却炉の改修ということになりますと、今の段階では2年間の保証がつくということになっております。2年間は消耗品だけの支払いということになり、基本的には修繕はないということで理解をしておりますので、よろしくお願いします。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  原議員。
                 〔12番 原 進一君登壇〕
12番(原 進一君) 生ごみの堆肥化につきましては、一般質問のときに今の方式については費用がかかり過ぎるということから、今後全面堆肥化に向けてはほかの方法も含めて検討しているのだという話がございました。ほかの方法といっても、堆肥化の方法については別に水分調整をどうするかというところが議論の分かれ目でありまして、別に焼却炉と違ってそんなに機械の性能とかそういうことではないのだろうと思っておりますが、一つの方向として、一般質問のときに私は答弁を聞いたときに、今後は水分調整、副資材といってもいいのですが、水分調整を前提に組み立てていくのかなという聞き方をしたわけであります。そうしますと当然問題になってくるのが地場産の副資材ということをなるべく使うというのが原則でございますので、剪定枝の量がどうなのかなという質問をしたわけであります。ですから、そのことも含めてもう一度お答え願いたいと思います。
  ごみ最終処分でありますが、三ケ山の方をふやしていただくということでの答弁がございました。焼却灰につきましては、残渣の中に不純物が入らないように努力をなされて三ケ山に持っていけるようになったという経過は承知しておりますので、ぜひこれを18年度、19年度でどのくらいの割合ふやすように努力していくつもりなのかお答え願いたいと思います。私は原則的に全量持っていってもらいたいと思っているわけですが、全量というわけにいかないので、もっと大胆にふやしてもらいたいと思いますので、もう一度お答えを願いたいと思います。
  ごみ焼却施設につきましては、2年間の保証があって、そこのときはほとんどかからないわけでありますが、3年目にまた1億8,000万も例えばかかってしまうのでは困ったものでありまして、大体どういう推移で今後いくのか、その点だけお答えください。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 原議員の再質問に対する答弁を求めます。
  伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 堆肥化の関係についてお答えします。
  議員おっしゃるように、副資材の関係ですけれども、地域において利用できる副資材が確保できればそれにこしたことはないと思います。実際に今のプラントでどれくらいの量を入れると一番いい堆肥ができるか、そういうことを実証した段階で品種によって確保できるかというのを確認してから全量化の方に進んでいきたいと思います。よろしくお願いします。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、原議員さんの再質問の方にお答え申し上げます。
  まず第1点目は三ケ山の灰ですが、これをどのくらいの目標にというご質問でございましたが、今年度の事前協議、焼却灰を搬出したときに地元の自治体と事前協議をいたしますが、これについては衛生組合では300トンを出したいということでお話を申し上げました。結果的になかなかいい灰が取れないということで200トンになったわけですが、こちらの方は職員の方でいろいろ検討させていただきまして努力をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
  次に、焼却炉の方でございますが、2年間は無償ということで保証期間になりますが、3年目以降になりますとやはり維持管理費がかかってまいります。今の段階では8,000万円から9,000万円ぐらいということで、今の半分以下ぐらいになるのかなという見通しを持っております。ただ、これは具体的に実施してみませんとどのくらいになるかわかりませんので、また極力減らす努力をしていくということでよろしくお願いしたいと思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で原議員の質問を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午前11時00分

    再開 午前11時10分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  次に、丸藤議員、お願いします。
                 〔10番 丸藤栄一君登壇〕
10番(丸藤栄一君) 議席10番議員の丸藤でございます。歳出について何点か質問いたします。
  まず初めに、事項別明細書の5ページ、6ページ、1款議会費の10節交際費の議長交際費の内容と見直しの考えについてであります。前年の05年度は8万7,000円の予算に対し4万5,750円の不用額となっております。その前の04年度は5万1,000円の不用額となっております。議長交際費の経年変化を見ても、今後は実態に合わせた予算額にすべきと考えますが、いかがでしょうか、お答えください。
  次に、同じ13節委託料では、議会会議録調製業務として38万円の不用額となっておりますが、不用額が多くなった理由についてお答えください。
  次に、5、6ページの2款総務費の4節共済費の労働保険料が当初予算見込みより多くなった理由について伺いたいと思います。
  歳出につきましては、私は決算審議において不用額の説明を求めますが、それは歳出の予算額は効率的な行政執行に努めるとされているために、通常各科目にわたって若干の不用額は生じるものであります。しかし、その不用額が余りにも多額に上るような場合は、予算の一部を執行しなかったのかできなかったのか、あるいは予算見積もりそのものに問題、過大見積もりや甘さがあったということが考えられるわけであります。したがいまして、効率的な事業執行によって生じた不用額なのか、事業未執行による不用額と区別して不用額の生じた理由を明らかして行政効果を正しく評価したり今後の次年度の予算編成に役立ててはとの思いから伺うものでございます。参考資料では100万円以上の不用額について示されておりますが、順次お答え願いたいと思います。
  次に、7ページ、8ページの8節報償費の不用額が277万円となっておりますが、不用額が多くなった理由についてお答えください。
  次に、同じページであります。10節交際費の管理者交際費の内容と見直しの考えについてであります。管理者交際費についても26万円の不用額となりましたが、管理者交際費は議長交際費同様、経年変化を見て今後実態に合わせた予算額にすべきと考えますが、いかがでしょうか、お答えください。
  次に、同じく11節需用費の不用額が170万円となっております。不用額が多くなった理由についてお答えください。
  それから、収集日程表看板の内容については、答弁は結構でございます。
  次に、同じく12節役務費の不用額が56万円となっております。不用額が多くなった理由についてお答えください。
  同じく13節委託料の不用額が59万円となっております。不用額が多くなった理由についてお答えください。
  同じく14節使用料及び賃借料の不用額が64万円となっております。不用額が多くなった理由についてお答えください。
  次に、同じく19節負担金補助及び交付金の職員福利厚生費について、当初予算では80万円ということでありましたけれども、見込み違いはなぜなのかお答えいただきたいと思います。
  次に、9ページ、10ページの2款総務費の2目財産管理費の11節需用費の不用額が217万円となっておりますが、不用額が多くなった理由についてお答えください。
  次に、同じく13節委託料の不用額が約64万円となっておりますが、不用額が多くなった理由についてお答えください。
  次に、14節の使用料及び賃借料の電話機使用料が当初予算見込みより減額になった理由、これは理由がわかりましたので結構でございます。
  次に、11ページ、12ページの3款衛生費、1目清掃総務費の3節職員手当の期末手当が当初予算見込みより142万円減額になっておりますけれども、その理由についてお答えください。
  次に、同じく4節共済費の職員共済組合費は当初予算見込みより48万円減額になっておりますが、その理由についてお答えください。
  次に、同じページの5節災害補償費の公務災害見舞金の予算見積もり、随分余っております。もちろんない方がいいわけでありますけれども、その点での見積もりはどのようになっているのでしょうか、お示しいただきたいと思います。
  次に、同じく7節賃金の臨時職員の16人の内容についてであります。この点についてお答えいただきたいと思います。また、不用額が約82万円となっておりますが、不用額の理由についてもお答えください。
  次に、同じページでありますが、11節需用費の不用額が234万円と多くなった理由について伺いたいと思います。
  次に、同じく13節委託料の不用額が130万円の理由について伺いたいと思います。
  次に、同じく19節負担金補助及び交付金の不用額、410万円と多くなった理由について伺いたいと思います。
  次に、13ページ、14ページの3款衛生費の1項、清掃費の2目塵芥処理費の11節需用費の不用額が2,400万円と多くなった理由についてお答えいただきたいと思います。
  次に、同じく13節委託料の不用額4,969万円と多くなった理由についてお答えいただきたいと思います。
  次に、同じく13節委託料の中に一般廃棄物最終処分業務1億1,986万円があります。当初予算との関係で1,230万円も減額となっておりますが、これはどういうことで減額されたのかお答えいただきたいと思います。
  同じく廃乾電池等処分業務については、これは答弁結構でございます。
  次に、同じページ、委託料の中の地球温暖化対策推進法に基づく実行計画支援業務とありますが、具体的にどのような業務内容になったのか伺いたいと思います。
  次に、15ページ、16ページの13節委託料の中の排ガス処理設備整備等改修業務に伴う設計図書審査業務とありますが、この業務内容について伺いたいと思います。
  次に、同じく2目塵芥処理費の15節工事請負費の不用額1,493万円多くなった理由についてお答えいただきたいと思います。
  次に、同じく15節工事請負費の中のごみ処理施設、1号、2号炉整備工事の概要について伺いたいと思います。
  この点につきましては、特に昨年の参考資料では、平成13年度のごみ処理施設整備工事の契約が1億1,602万円、平成14年度が1億3,495万円、平成15年度が1億5,813万円、平成17年度は1億2,180万円となっております。これは資料等でも明らかになっておりますけれども、これはどういう方式で行われていたのか、一般競争入札か指名競争入札か随意契約なのか、それと予定価格と落札した金額との関係で落札率はどのようになっているのか、お答えいただきたいと思います。
  次に、これも資料等で示されておりますけれども、15節工事請負費の中のごみ処理施設、ばい煙整備工事についてでありますが、この整備工事については当初予算には見込まれていなかったものでありますけれども、工事概要についてどのように行われているのか、詳しくご説明いただきたいと思います。
  次に、同じく15節工事請負費の中の投入クレーン及び灰出クレーン整備工事でありますけれども、これについても資料等に示されておりますけれども、これは当初予算よりも247万円支出増となっております。その内容について伺いたいと思います。
  次に、同じく3款衛生費の3目し尿処理費の11節需用費の中の修繕料は当初予算の約2倍になっております。その理由について伺いたいと思います。
  歳出については以上でございます。よろしく答弁をお願いしたいと思います。
議長(角野由紀子君) 丸藤議員の質問に対する答弁を求めます。
  当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) それでは、1款議会費、10節交際費、議長交際費の内容と見直しの考え方につきましてお答え申し上げます。
  議長交際費は、当初予算額8万7,000円に対しまして4万1,250円の支出額でございます。久喜宮代衛生組合関係者の慶弔に伴いまして、議会議員の親族お2人の死去に伴う香典1万円と花輪代1万5,750円、元久喜宮代衛生組合議員の死去により、香典5,000円と花輪代1万500円を支出したものでございます。
  議長交際費の見直しでございますが、議長交際費は、久喜宮代衛生組合の関係者への慶弔に際しまして予算執行しているものでございます。支出の性質上、儀礼的な性質となりますことから、議会交際費であると認識してございます。今後予算額に不足を来さぬよう、前年度の実績額を参考に予算計上していきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  次に、13節委託料、議会会議録調製業務の不用額の理由でございますが、議会会議録調製業務は、当初予算におきましては1ページの単価を66円で積算しまして、定例会2回分の150ページ50部と臨時議会2回分50ページ50部分の132万5,000円を計上させていただきましたが、契約時には1ページの単価が62円に減額となったことと会議録の作成ページ枚数が減となったことによるものでございます。
  次に、2款総務費の4節共済費、労働保険料が当初予算見込額より多くなった理由でございますが、労働保険料のうち、雇用保険料率が従前の1,000分の10.5から1,000分の11.5に引き上げの改定があったことに伴いまして、雇用保険料の負担額が増額となったものでございます。
  次に、8節報償費の不用額でございますが、廃棄物減量等推進員の人数分の謝礼を当初400名を想定しておりましたが、17年度末で353名でありましたことから119万6,000円の不用額を生じたものでございます。また、久喜宮代有機資源農業推進協議会及び三つの専門委員会の委員の会議等へ出席に対して謝礼を支払っているものでございますが、当初会議の開催を各9回、延べ459名分を予算計上させていただきましたが、有機資源農業推進協議会の開催が4回、延べ29名、流通・施用専門委員会の開催が、6回で延べ51名、販売専門委員会の開催が、4回で延べ29名、たい肥専門委員会の開催は、9回で延べ96名の出席となりましたことから、157万1,000円の不用額を生じたものでございます。
  次に、10節交際費、管理者交際費の内容と見直しでございますが、管理者交際費につきましては、当初予算計上額43万円に対しまして17万5,275万円の支出済額でございます。衛生組合議会議員さん関係の慶弔に伴います香典が3件で1万5,000円、公平委員さんの関係で香典及び花輪代として1万3,000円、職員の親族の死去に伴い、香典が4件で2万円、さらに衛生組合への搬入道路に面しております民家及び隣接しております土地所有者、合わせまして21件へ、例年行っておりますお中元6万1,425円、お歳暮6万5,850円を支出したものでございます。見直しの考え方でございますが、議長交際費と同様に、支出の性質上、儀礼的な支出となりますことから予算に不足を来さぬよう、前年度の実績額を参考に予算計上していきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
  次に、11節需要費の不用額の理由でございますが、需用費につきましては、消耗品及び印刷製本費並びに食糧費で、消耗品費は予算額352万3,000円に対しまして、333万1,896円の支出済額で19万1,104円の不用額でございます。印刷製本費は、予算額484万8,000円に対して、340万432円の支出済額で138万7,568円の不用額でございます。印刷製本費では、衛生組合だより臨時号の発行を当初2回予定しておりましたが、1回の発行となったこと、それとノーレジ袋月間の参加事業所が当初積算よりも少なく、啓発用品ののぼり旗の作成費用の減少、同じくポスター印刷代の減額により不用額を生じたものでございます。
  次に、役務費の不用額でございますが、当初予算額162万5,000円に対しまして、106万1,085円の支出済額で、56万3,915円の不用額でございます。主な要因でございますが、通信運搬費で、切手の使用枚数の減と料金後納扱いによります廃棄物等減量推進員さんからの報告書の受領件数が当初の見込みより少なかったため、不用額を生じたものでございます。
  次に、委託料の不用額でございますが、当初予算額397万円に対しまして337万2,693円の支出済額で、59万7,307円の不用額でございます。主な理由でございますが、給与計算事務委託業務で、当初予定しておりました給与改定による補正予算の積算事務ですとか、予算入力時の給与等の積算事務を委託せずに済んだこと、また堆肥化関連委員会に関する会議録調製業務で、この業務は委員会開催時に会議内容を録音したテープを業者が調製しまして、フロッピーで納品するという業務でございますが、当初各委員会におけます会議録時間を36時間分の会議録作成を予定しておりましたが、最終的には21.5時間で済んだことにより不用額が生じたものでございます。
  次に、14節使用料及び賃借料の不用額でございますが、当初予算額297万4,000円に対しまして233万3,454円の支出済額で、64万546円の不用額でございます。主な理由でございますが、コピー機の賃借料で機器のリース料、月額3,339円及び使用枚数による契約となっておりますが、コピーの使用枚数の減によるものでございます。
  次に、19節負担金補助及び交付金の職員福利厚生でございますが、職員福利厚生費につきましては、職員の健康増進を図ることを目的といたしまして、例年ボウリング大会、日帰り旅行、クラブ活動への一部補助として予算計上させていただき、予算執行をしてきたところでございます。17年度におきましては、当初予算で80万円を計上させていただきましたが、年度途中におきまして、久喜市、宮代町で財政危機に伴う給与等の削減、抑制措置が図られたことに伴いまして、衛生組合におきましても旅費日当の廃止ですとか、一部手当の減額を行ってございます。
  職員福利厚生事業につきましては、補正予算で50万円を減額させていただき、予算現額を30万円として執行したものでございます。
  次に、総務費の財産管理費、需用費でございますが、当初予算は7,210万2,000円に対しまして6,993万920円の支出済額で、217万1,080円の不用額でございます。主な内容でございますが、光熱水費の電気使用料の減によるものと、電気使用料が現在の契約電力量と比較いたしまして、最近1年間の最大需要電力が減少していることから、電気受給契約の変更契約を行いまして、減額となりましたことから不用額を生じたものでございます。
  次に、13節委託料でございますが、当初予算額498万4,000円に対しまして433万7,481円の支出済額で、64万6,519円の不用額でございます。これにつきましては、庁舎管理業務委託の入札による差金35万4,875円と樹木剪定業務の樹木剪定箇所の縮小によること及び場内除草業務におきまして、生ごみ堆肥化施設内の除草業務を一部職員の方で行ったことにより不用額を生じたものでございます。
  次に、3款衛生費、1目清掃総務費の3節職員手当、期末手当が当初予算見込みより減額になった理由でございますが、平成17年4月1日から久喜宮代衛生組合一般職員の給与に関する条例の一部改正に伴いまして、期末手当算出に係る調整手当の率が9%から6%に改定されたことと、また久喜宮代衛生組合職員の期末手当及び勤勉手当に関する規則の一部改正に伴いまして、職員の区分のうち年齢が44歳以上で勤続20年以上または58歳以上の者に支給されます加算割合が、5%から4%に引き下げられたことによるものでございます。
  また、人事院勧告に基づき、給与改定が平成17年4月から既に支給されておりました給料、扶養手当、調整手当、住居手当の月額の合計額に民間との格差率0.36%を乗じた額に4月から11月までの月数を乗じた額及び6月に支給されました期末勤勉手当の合計額に格差率を乗じた額との合計額の控除を12月の期末手当で調整を行ったことによりまして不用額を生じたものでございます。
  次に、1目清掃総務費、共済費の職員共済組合費でございますが、職員共済組合負担金は、毎月の初日におけます給料月額を基準といたしまして、月額分、期末勤勉手当支給分、追加費用分が算定され、衛生組合が負担しているところでございます。短期給付、介護保険及び長期給付等の負担率は年度ごとに改定されまして、新年度予算編成時にはまだ確定していない状況でございます。
  差額が生じた内容でございますが、追加費用を当初予算で16年度と同率の1,000分の45.9で積算いたしましたが、17年度では1,000分の43.9に引き下げられましたので、23万368円の減額となったものでございます。また、事務費負担金では、職員1人当たり年額1万2,020円で積算しましたが、衛生組合の負担金は職員1人当たり年額7,830円となりましたことから、10万8,940円の減額となったものでございます。
  さらに、平成17年度の給与改定が実施されたことによりまして、期末手当の支給額が増額となりましたことから、期末勤勉手当の負担金が減額となったものでございます。
  次に、公務災害見舞金の予算見積もりでございますが、公務災害見舞金につきましては、久喜宮代衛生組合公務災害等見舞金支給条例に基づきまして、職員が公務上の災害、例えば負傷、疾病、障害または死亡でございますが、または通勤による災害を受けた場合、死亡見舞金と傷害見舞金、療養見舞金が公務災害見舞金として支給されるものでございます。職員が公務上の災害または通勤によります災害を受けた場合の療養見舞金として予算計上しておりまして、事務職員に比較して現業職員数も多いこともございまして、毎年度同額の一般管理費に5,000円、清掃総務費に15万円を予算計上させていただいているところでございます。
  なお、平成17年度の決算額は1万円でございましたが、16年度決算では11万円でございましたので、そのような実績額を勘案いたしまして、例年同様の額を計上させていただいているところでございます。
  次に、清掃総務費、賃金の臨時職員16人の内容と不用額でございますが、臨時職員の内容につきましては、収集業務としての運転手及び収集助手として10名、粗大施設での持ち込み車両への対応業務に3名、し尿施設での運転管理業務に1名、台貫受付業務に2名を配置しておりまして、合計16名となってございます。
  また、勤務状況でございますが、週3日勤務の再任用短時間勤務職員が3名、週5日勤務の一般臨時職員が10名、週3日勤務の臨時職員が1名、週20時間以上勤務の台貫受付業務の2名で、合計16名となってございます。
  不用額の82万8,253円でございますが、当初、週5日勤務のフルタイムの一般臨時職員を11名で積算したところでございますが、11名のうち1名は週3日の勤務を希望したため、不用額を生じたものでございます。
  次に、11節消耗品と印刷製本費の不用額が多くなった理由でございますが、消耗品につきましては、主に現業職員へ支給しております作業服等でございます。職員への作業着等は久喜宮代衛生組合職員被服貸与規程により支給しておりますが、17年度におきましては、労使双方の話し合いの結果、希望者へ必要なものだけの支給となったことから、消耗品の不用額を生じたものでございます。
  印刷製本費でございますが、職員がごみ収集の際、分別の徹底を図るため、分別の悪いごみにつきましては、分別をやり直して出していただくために、お願いシールを張って住民への徹底指導を行っているところでございます。シールは11種類ございまして、作成に際しましては、入札により執行しているもので、入札差金によるものでございます。また、年2回、資源回収、ごみ収集日程表を作成し、住民へ配布しておりますが、シール同様、日程表の作成に際しましても入札により執行しているもので、入札差金によるものでございます。
  さらに、生ごみ堆肥化委員会からの報告書につきましては、印刷製本の発注を予定しておりましたが、衛生組合だより臨時号に掲載したところから不用額が生じたものでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 石井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 私からは、12ページの3款衛生費、1目清掃総務費、19節の負担金補助及び交付金の不用額の理由についてお答えさせていただきます。
  19節の負担金補助及び交付金につきましては、退職手当組合負担金、生ごみ処理器の補助金、資源集団回収事業報償金でございますが、理由といたしましては、生ごみ処理器の利用者が当初見込みよりも少なかったということでございます。内訳といたしましては、電気式生ごみ処理器の当初予定100基のところが83基、生ごみ処理器の当初予定30基のところが21基、EM処理容器の当初予定30基のところが13基、この生ごみ処理器の残が合計で87万400円でございます。業務用生ごみ処理器につきましては、多量排出事業所の意見交換会とかそういうときに意見を聞きまして、業務用生ごみ処理器の設置を検討する、そういう事業所が3事業所ぐらいありましたことから2事業所分を計上したのですけれども、1基の利用しかなかったということで277万円の残が生じたものです。
  それと資源集団回収事業報償金につきましても、回収量は当初予定の1,500トンから実際には約1,450トンと約50トンくらい少なかったものですから、それの関係で34万7,298円の残、合わせまして業務用の生ごみ処理器、資源集団回収事業報償金で398万7,698円、それと退職手当組合の負担金の残を合わせて残金が410万8,239円になったものでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、丸藤議員さんのご質問の方にお答え申し上げます。
  初めに、14ページ、3款衛生費の2目塵芥処理費、11節需用費と13節委託料の不用額が多くなった理由でございますが、参考資料の5ページの方に不用額と理由を一覧表で出させていただいておりますので、こちらの方をお願いしたいと思います。
  次に、地球温暖化対策推進法に基づく実行計画の支援業務の内容でございますが、温室ガス効果排出の抑制を目的といたしました地球温暖化対策の推進に関する法律に基づき、地方自治体については温室効果ガス排出抑制等のための措置に関する実行計画を策定しなければならないというふうにされております。これにより、衛生組合では独自の実行計画を策定いたしましたが、温室ガス排出の算定や削減の取り組み等の内容について、専門的な立場からの審査を行っていただく必要がありましたので、審査業務を行っている財団法人日本品質保証機構に委託をしたものでございます。
  次に、排ガス処理設備整理等改修業務に伴う設計図書審査業務の内容でございますが、焼却炉の改修を行うに当たり、プラントメーカーから提出された見積もり設計図書及び見積書ついて内容が妥当であるか、専門的立場より審査を行う必要がありましたので、衛生組合の各施設の精密機能検査を委託している財団法人日本環境衛生センターに内容の検討を委託したものでございます。
  次に、14ページ、3款衛生費の2目塵芥処理費、15節の工事請負費の不用額の理由についてでございますが、こちらの方、いずれも設計段階で内容を精査いたしまして入札を行った結果、差金が生じてございます。
  次に、16ページ、3款衛生費の2目塵芥処理費、15節ごみ処理施設、1、2号炉整備工事の概要でございますが、こちらの方につきましては参考資料の6ページの方に内容を掲載させていただいております。契約につきましては、随意契約で落札率は95%程度でございます。
  次に、ごみ処理施設の煙突の整備の概要でございますが、こちらの方につきましては参考資料の8ページの方をごらんいただきたいと思います。対前年比では新たな工事が1号炉の方について現場の方でよくないということで発生しましたので、金額的には多くなっております。
  次に、16ページの投入クレーン及び灰出クレーン整備の概要でございますが、こちらの方につきましては参考資料の9ページの方をごらんいただきたいと思います。参考資料の9ページの方に詳細が掲載されてございます。
  最後に修繕料の関係でございますが、当初予算の2倍になった理由についてでございますが、平成17年度では459万4,000円を計上させていただいておりましたが、現在のし尿処理施設は昭和48年に建設され、その後、昭和58年、平成10年と2回にわたり増改築をしたため、設備が老朽化した箇所もあり、当初では予想できない修理が生じる場合がございます。平成17年度につきましては、こうした改修工事として新たにろ過処理水槽、pH記録計更新で86万3,100円、脱水助剤注入ポンプ、ナンバー1取りかえで87万1,500円、投入ポンプ、A、B修繕で70万3,500円、これらが発生したため、最終的には修繕費が増額というふうになってございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から生ごみに関する12ページ、13節生ごみ堆肥施用試験業務の委託料の不用額についてお答えします。
  台所資源の堆肥化について、当初予定していました堆肥の生産がおくれたことから、埼玉県農林総合研究センターでの栽培試験がおくれ、施用マニュアルができ上がらず、17年度予定しました生ごみ堆肥施用試験に至らなかったため、不用額が生じたものでございます。なお、施用試験については、18年度実施しております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  丸藤議員。
                 〔10番 丸藤栄一君登壇〕
10番(丸藤栄一君) 議席10番議員の丸藤でございます。それでは、歳出について再質問させていただきます。
  まず、5ページ、6ページの議長交際費の関係でございます。これは管理者交際費とも関連しますので、お聞きしたいと思います。私は最初の質問でも、不用額が出て議長交際費及び管理者交際費、これは経年変化を見ても今後は実態に合わせた予算額にすべきではないかと、そういうふうにお聞きしたのですが、予算に不足を来さないようということなのですが、これはほぼ半分近い金額が不用額になっております。私は何も不足を来すような見直しはしろなんていうことは毛頭言うつもりはありません。せめて実態に合わせるべきではないか、そういうふうにお聞きしておりますけれども、その点もう一度お聞きをしたいと思います。
  それから、管理者交際費のお歳暮の関係で6万1,425円ということで、これも前回お聞きしましたが、これは官官ですと問題であります。しかし、では官民だからいいかといいますと、管理者だって、管理者とはいえ市民から選ばれた市長であります。これは使途なのですけれども、お歳暮というのは、これは問題ではないかなと思いますが、これは従来からやられているということなのですが、少なくとも近隣の住民に対するおわびの印だとは思いますが、その形がお歳暮という使途の明細は、これは公選法から言ってもどうなのでしょうか。その点もう一度お聞きをしたいと思います。
  続きまして、3款衛生費の職員手当等の期末手当の関係でございますが、当初予算見込みより142万円減額になったということでありますけれども、職員手当の方はそういうことで了解いたしますけれども、関連で給料についてはどのようになっておりますか。同じように改定されているのでしょうか。もう一度その点を確認させていただきたいと思います。
  続きまして、臨時職員の関係でございますが、内訳等々についてもわかりました。それから、不用額についても了解いたしますが、この仕事の内容と、それぞれ16人違うわけなのですけれども、マクロ的に言いますと臨時職員の賃金の支出済額は3,410万円であります。そうしますと、年間平均の賃金にしますと213万円で、月にするとわずか17万7,600円、これは臨時職員の賃金が低過ぎると思わないでしょうか。これは平均してであります。臨時職員の賃金の見直しはないのでしょうか、お答えいただきたいと思います。
  続きまして、11ページ、12ページの13節委託料の不用額の関係でございますが、これは生ごみ堆肥施用試験等業務、これができなかったことだということで理解するわけなのですけれども、そうしますと平成17年度の関係で生ごみ分別収集、このモデル世帯、約1万世帯を超すというふうに聞いておりますが、関連でございますけれども、生ごみ収集量と実際生ごみ投入、資源化という意味でどのようになっておりますか。それでできた堆肥の量についても、できれば平成17年度、それから16年度もわかればお聞きをしたいと思います。
  続きまして、15ページ、16ページの15節工事請負費のごみ処理施設1、2号炉整備工事の概要ということで資料等々も出ておりますけれども、この契約は随意契約ということであります。予定価格と落札した金額、落札率が95%ということなのですが、この随意契約の中身なのですけれども、これは衛生組合の規定ではどのようになっておりますでしょうか。参考までにお聞きしたいと思います。
  それから、落札率95%というのは、平成17年度の内容ということなのですが、経年変化ではどのようになっているのでしょうか。また、それについての評価についてもお聞きをしたいと思います。
  それから、次、同じく15節の工事請負費の投入クレーン及びこの整備工事の関係でありますけれども、これは資料の9ページを見ていただきたいということでありましたけれども、これは当初予算よりも247万円支出増となっているのですが、そのあたりの説明がなかったかと思います。その点どのようになっているのでしょうか、ご説明をお願いしたいと思います。
  以上でございます。よろしくどうぞ。
議長(角野由紀子君) ここで休憩いたします。

    休憩 午後 零時02分

    再開 午後 1時05分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  丸藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
  当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) それでは、丸藤議員の再質問にお答えいたします。
  まず、1点目は議長交際費、管理者交際費は実態に合った額を計上すべきではないかということでございますが、実態に合った額の計上でございますけれども、交際費の補正予算は、交際費の性質上するべきものではなく、予備費充当も避けるべきと規定されてございます。今後におきましては、議員ご指摘のように、予算に不足を来さぬよう、過去の実績額を参考にして予算計上させていただきたいと考えてございます。
  また、お中元、お歳暮の送付時の記名でございますが、久喜宮代衛生組合という記名で送付しているものでございまして、ご理解を賜りたいと存じます。
  次に、給料の引き下げでございますけれども、昨年度の人事院勧告に基づきまして、給料では0.32%の引き下げを行ったところでございます。
  次に、臨時職員の賃金が低いのではということでございますが、昨年度、労働組合との交渉で賃金区分を2段階から3段階制に区分いたしまして、1年目の臨時職員は時給で990円、日額ですと7,920円、2年目の職員につきましては時給が1,050円、日額で8,400円、3年目以降でございますが、時給が1,110円、日額8,880円、さらに現場の手当といたしまして日額600円を支給しておりまして、公務員の給料を削減している現状におきましては、臨時職員の賃金は妥当ではないかと考えております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問の方にお答え申し上げます。
  焼却炉の関係で随意契約の方でございますが、こちらの方につきましては、現在の焼却炉が三機工業製ということで、よく内容を熟知している製造会社の方に契約をお願いしているという経緯がございます。
  また、焼却炉の維持管理費の経年変化ということでございますが、平成12年度あたりつきましては1億3,000万円ぐらいの経費がかかっておりましたが、今回の決算では1億9,000万円ということで、やはり年々増加をしているという傾向が見られます。
  次に、クレーンの当初予算の関係で、どうしてふえたかということでございますが、煙突整備につきましては平成17年度の当初予算時には1,570万円の予算を見込みまして、煙突の整備と安全対策を予定しておりました。その後、工事に入る直前に混気室とガス冷却室、資料の方に掲示していただいておりますが、こちらの方の壁が落ちまして緊急に整備を行う必要があったということから、これらの工事を一緒に実施したために事業費が多くなったというものでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から、施用試験に至らなかったわけですけれども、モデル地区についてのご質問が出ましたので、モデル地区、18年6月現在で1万16世帯ございます。17年度の収集量は829トン、投入量については734トン、製品については17トンの生産をしています。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  丸藤議員。
                 〔10番 丸藤栄一君登壇〕
10番(丸藤栄一君) 議席10番議員の丸藤でございます。歳出についての再々質問をお願いしたいと思います。
  まず初めに、議長交際費と管理者交際費についてであります。答弁では、補正はやるべきでないし流用もできないということなのですけれども、先ほども再質問でも言いましたように、私は、実態に合わせた予算額ですから、無理にこういうふうにしなさいと言っているわけではないし、まして実態は2分の1ぐらいなのです。それが依然としてずっと議長交際費にしても管理者交際費にしても変えないということでありますので、議長の交際費の基準はもちろんありませんけれども、やはり財政が厳しい折でもあります。必要最少額にして経費節減の範を示すべきではないでしょうか。そういった意味でも2分の1とかではなくて段階的に3分の2でもいいではないですか。少しはそういった経費節減の範を示すべきだ、そういうふうに思いますが、いかがでしょうか、伺いたいと思います。
  それから、管理者交際費の中のお歳暮の関係でありますけれども、これは久喜宮代衛生組合ということなのですが、先ほども言いましたように、管理者、副管理者ともに、これは住民から選ばれている首長であります。そういう意味でも問題だと思いますし、それからお歳暮という使途明細なのですけれども、このお歳暮というのは国語辞典では「年末の贈り物」というふうになっております。贈り物ですから、これはもう少し検討する余地はあると思います。その点、再度お聞きをしたいというふうに思います。
  続きまして、11ページ、12ページの7節賃金の臨時職員16人の件でございます。先ほども言いましたけれども、月にすれば、これはマクロ的な計算なのですけれども、17万7,600円、先ほど一般職員との関係で妥当ではないかというふうに答弁しましたけれども、私が聞くところによりますと、臨時職員の中にはかなり賃金が低いということで、実際1カ月、部屋代や新聞代、電気代、ガス代を支払うと1日2,000円の生活だという臨時職員もいるわけであります、そういった点からしても、一般職員との関係もありますけれども、私は臨時職員の賃金体系、これがとても生活をするには大変だ、そういうふうに思いますので、そういった点からも見直しはいかがでしょうか。言っておきますが、努力は認めます。ただ、生活をする賃金としてどうなのか、そういう観点から考えていただきたいと思いますが、その点もう一度お願いをしたいと思います。
  それから、同じく11ページ、12ページの委託料の関連でお聞きしましたが、生ごみの堆肥化でありますけれども、現在1万16世帯、それから生ごみ収集量が829トン、生ごみ投入量が734トンで、できた堆肥量が17トンということで、努力はしておりますけれども、まだまだ製品化というところまではいかないわけであります。しかも、先日の衛生組合の一般質問の中でも当局が認めていますように、まだまだ生産コスト引き下げの問題や改善する余地、何をどういうふうに改善するのかということもありますけれども、そういった点からも現状のプラントで堆肥化を進めていくかどうか、方向性を検討していかないと見出せない、そういう状況であります。この点での今後の問題もありますけれども、生産コスト引き下げの問題はわかりますけれども、改善する余地というのはどういった点なのか、その点、最後ですのでお聞きをしたいと思います。
  次に、15ページ、16ページの工事請負費のごみ処理施設1、2号炉整備工事の内容でございますけれども、これは先ほども随意契約ということで、熟知しているメーカーということなのですけれども、先ほど久喜宮代衛生組合の契約規則からどうなっているのでしょうかというふうにお聞きしたのですが、その点がなかったと思います。
  最後ですので、この随意契約によることができる予定価格は、13条の中で工事または製造の請負、130万以下ということですよね。だとすれば、毎年これは1億を超える工事請負なのですけれども、そのあたり、久喜宮代衛生組合契約規則からしてどうなのか、その点をお聞きしたいと思います。
  それから、もう一つは、仮に随意契約によろうとするときには、管理者が2人以上の者から見積書を徴収するものとすると、そういうふうになっているのですけれども、これは熟知しているメーカーということなのですが、そういう意味では複数の者から見積書は毎年とっておられるのでしょうか、その点確認をさせていただきたいと思います。
  また、先ほど落札率が95%ということで、経年どういうふうになっているのか調べておりませんけれども、それらを含めてどのように評価されておりますか。95%というとかなり問題があるのではないのかなというふうに私個人としても思うわけですけれども、その辺どのようにお考えでしょうか、お聞きをしたいと思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 丸藤議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  当間総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) それでは、丸藤議員の再々質問にお答えさせていただきたいと思います。
  議長交際費、管理者交際費の実態に合った額の計上でございますが、先ほどご答弁の中で2分の1ですとか3分の2ですとか、そういった具体的な数字が示されたところでございますが、私の先ほどの2回目の答弁で申し上げましたとおり、例年どおりではなくて過去の実績額を参考に予算計上させていただきたいというふうに考えてございます。
  また、お中元、お歳暮の送付時でございますが、管理者名、議長名は出してございません。久喜宮代衛生組合という記名で送付させていただいてございますので、問題はないというふうに考えてございます。
  続きまして、臨時職員の賃金でございますが、臨時職員は一般職と違いまして一時的な雇用で任用しているものでございます。したがいまして、臨時職員の賃金につきましては、3段階に区分された額が妥当ではないかというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、焼却炉につきまして3点ほどご質問がございましたので、順次お答え申し上げます。
  まず、見積もりの場合の130万以下の関係の条文でございますが、自治法の施行令で言いますと随意契約ができる理由が九つございます。この中で第1項につきましては、少額の場合につきましては地方公共団体の規則で定める額を超えない額ということで、この場合には130万ということになると思います。現在、衛生組合の方で随意契約として理由として挙げているのは第2項の方でございまして、その性質または目的が競争入札に適さないもの、競争入札をすると不利になるものということで実際に契約を行っておりますので、こちらの条文の方は当たらないと考えております。また、2社の見積もりにつきましても、少額の場合は複数社とっておりますが、やはり競争入札をすると不利ということであれば、こちらの条項を適用して現在とってはございません。
  次に、95%の評価をどう見るかということでございますが、経年的に見ますと大体94から96ということで、ある面では予定価格の中で1社でありますけれども、競争状態が働いているというような感じもいたします。この結果、安心、安全な運転ができることで、ご理解いただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) それでは、堆肥の関係について、18年の3月、施用マニュアルができまして、生ごみだけの堆肥化についてはこれで完成をしたわけでございます。でき上がった堆肥について生産コストの関係、また品質の関係があります。特に生ごみだけですとカルシウムが高いという性質があります。そういう関係で、今改善のための副資材を入れて実証実験をしております。以上のために品質の改善も必要ということでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で丸藤議員の質問を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いします。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) 通告順に質問いたします。
  最初に、7ページ、8ページということになりますけれども、事業所の減量計画書の提出状況とその内容の分析をお願いをいたします。毎年当局の評価を聞いているのですけれども、それぞれの事業所の排出量の実態と減量の実績とあわせてどのように評価するかということです。歳入の方でも少し答弁の中で触れられておりましたけれども、前年と比べて若干減量をふやした数字を出してくる、あるいは余り変わらない、いろいろあると思いますけれども、16年度に比べまして具体的な改善、減量を進める計画になっていたのかどうか。それから、もう一つは計画が実行されなかった事業所の原因と問題点をきちんと分析をして、それを踏まえたものになっているのかどうか、どのように指導しているのかについてもお願いをいたします。
  二つ目ですが、事業所の管理責任者を対象にした減量会議の実績と出席率、評価についてお願いします。特に欠席した事業所に対して、これも毎年指摘しておりますが、鋭意強い対応が必要ではないかということです。
  三つ目ですが、事業所への注意、指導、勧告、受け入れ拒否等、条例に基づく処分の状況と改善状況について説明してください。
  四つ目、減量推進の報告書提出状況についてお願いします。
  それから、12ページのD、E、F、これは先ほど答弁がありましたので、それから資料が配られておりますので結構です。
  13ページから16ページにかけての、まず調書20ページの数字の評価についてです。1人当たり1日平均のごみ、資源の排出量922グラムと今度は若干ふえてきているのですが、資源排出量は余り変わっていないと思いますので、そうすると主にごみ排出量が増加をしたことによると考えられるけれども、どうなのかということです。その場合、家庭系だけで算定をした場合には排出量、あるいは1人1日当たりのごみ量はどうなっているのか、ふえているのか減っているのかお願いをします。
  それから、9番目です。台所資源の堆肥化事業の参加状況についてです。前者の答弁でモデル地区1万世帯ということでした。ところが、台所資源として収集される量は減ってきているのです。それから、投入量も減っているのだと思います。それでまず数字なのですが、モデル地区の世帯中、実際の参加世帯数をお願いします。参加率、それから搬入量の推移について明らかにしてください。16年度についても約1万世帯のうち実際に台所資源として出しているのは5,000世帯ぐらいというふうにおっしゃっておられました。その数字が今17年度でどうなっているのかということです。お願いをします。
  10番目です。生産された堆肥の量とその内訳、どのように移動しているのかお願いします。1次堆肥、2次堆肥、戻し堆肥、製品化、施用試験、その他。
  11番目ですが、台所資源の堆肥化の現状と見通しについてどうとらえているのかということについてお聞きしたいと思うのです。設置型、家庭用、衛生組合の堆肥化プラントによる処理量(投入量)、それから堆肥化量(生産量)、これがどのようになっているのか、数字を明らかにしてください。この数字を今後どのように拡大をさせていこうとしているのかお願いします。
  それから、次のKは、ことしから調書の方に記載されておりますので、これは取り下げます。
  13番です。ふれあい収集の実績と増減、世帯数、久喜、宮代に分けてお願いします。それから、その増減についてですが、PRはどのようにしているのかについてもお願いします。
  14番目、各最終処分場への搬出量、これについては資料として配られました。一つだけ、焼却灰が調書の24ページで一般廃棄物最終処分業務の量が載っていますけれども、焼却灰の量が160トンほどふえているのですけれども、この理由についてお願いをいたします。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
  石井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 私からは、事業所関係のごみと減量推進員、それと1人当たりのごみ排出量の関係についてお答えさせていただきます。
  事業所の減量計画の提出状況につきましては、43事業所からすべて提出されております。事業所の排出量の実態と減量の実績をどう評価するかとのことでございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、減量計画書よりも減量した事業所が14事業所、約33%でございますけれども、昨年度の実績と比較しますと、平成16年度に開店した事業所の分を除きますと、前年比で減量しております。また、規模の大きな事業所が最近多く開店しております。けれども、多量排出事業所数は平成16年度の51事業所から平成17年度は43事業所と8事業所少なくなっております。そのようなことから事業所それぞれがごみの減量に取り組んでいるものと考えております。
  平成17年度の減量計画書の内容を見ますと、水切りの徹底を初めといたしまして従業員の教育、資源物の徹底分別によるリサイクル、仕入れと仕入れ包装品の見直し、また不要物の納入業者の引き取り、また外食産業におきましてはカット野菜、それから冷凍食品の導入などを計画しております。また、スーパーマーケット等では空き缶、トレー等を店頭回収しまして、配送車で集めて一括でリサイクルを行っているところもございます。計画が実行されなかった事業所の原因と問題点、またその内容に応じてどのように指導しているかとのことですけれども、衛生組合に搬入されるごみを見ますと資源類がほとんどなく、食品残渣類の生ごみやプラスチック、これらが大部分でありますことから、事業所においても減量に取り組んでいるものと考えております。今後も食品残渣の減量と生ごみ処理器の導入をお願いしていきたいと、このように考えております。
  それと、多量排出事業所を対象とした減量資源化会議につきましては、職員が開催通知を持参しまして出席をお願いし、平成17年11月25日金曜日と平成17年12月2日の金曜日、2日間開催いたしました。11月25日の参加事業所数が9事業所、12月12日の参加事業所数が同じく9事業所で、合わせて18事業所、参加率では41.9%となっております。会議内容につきましては、ごみ処理の現状、それと事業系ごみの現状、それからビデオ上映後に意見交換を行いまして、ごみの減量、リサイクルの推進、業務用生ごみ処理器の設置等をお願いしたところでございます。
  また、意見交換につきましては、業務用生ごみ処理器で油を多量に含んだごみを処理する機会はあるとか、駐車場にごみを置いていかれる、粗大ごみもあるということで、何か対策等があったら教えてほしい、それと古い紙でもリサイクルできるのか、そのような意見交換を行っております。また、欠席した事業所に対しましても出席者と同様の資料を送付しまして、減量資源化をお願いしております。18年度におきましても、11月ごろ開催を予定しておりますけれども、出席事業所がふえるよう検討したいと考えております。
  3番の事業所に対する久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例第13条に基づく注意、指導、勧告等につきましては、電話での注意が13件、直接の注意が1件、文書による注意が8件、組合に来ていただいての注意が3件、職員が出向いての注意が2件、合わせて27件の指導及び注意を行っております。なお、注意、指導等の内容は、すべて分別の不徹底によるもので、その後は改善されております。
  廃棄物減量等推進員さんから提出される平成17年度の業務報告書の提出状況につきましては、第1期が70.5%、第2期が59.8%、第3期が57.1%、第4期が56%、4期を平均しますと60.9%の提出率となっております。内容を見てみますと、「分別がよくなされている」が約95%、「分別が悪くて残されている」等の意見が約5%となっております。
  続きまして、調書20ページの1人当たりの排出量につきましては、総排出量が平成16年度の3万5,567トンから平成17年度は3万6,345トン、778トン、2.2%増加しております。1人1日当たりに直しますと898グラムから922グラムと24グラム、2.7%の増となっております。これを家庭系だけで算出しますと平成16年度が781グラム、平成17年度が801グラムで20グラム、2.6%の増となっております。増加した内容を見ますと、総量の増加量778トンのうち燃やせるごみが554トンの増となっております。全体の増加量の71.2%となっております。事業系ごみの全体の排出量は、先ほども申し上げましたけれども、87トンの微増となっておりますことから、家庭系の燃やせるごみが増加したものと考えております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から、13ページから16ページ、Hの台所資源堆肥化事業のモデル地区の状況についてお答えします。
  生ごみ堆肥化モデル地区については、区長さんを初め、地域の皆さんの協力により堆肥の利用が確立されたことから、モデル地区から希望者の方へ堆肥を配付させていただきました。モデル地区の参加状況でございますが、モデル地区世帯として1万16世帯、これは18年の6月に調査した数字です。参加世帯については4,991世帯、参加率は約50%でございます。また、17年度の回収量は829トン、16年度については回収量が835トンで、ほぼ同水準の状況でございました。今後、堆肥化事業の成果が軌道に乗り、モデル地区の皆さんにできた堆肥を還元するなど、引き続き堆肥化事業にご理解とご協力をいただくよう努力してまいりたいと考えております。
  次に、Iの生産した堆肥の量と内訳でございますが、平成17年度、堆肥生産量は17トンで、16年度からの繰り越し分を含め、モデル地区へ約28トン、地域の農家へ試験用として3トンを使用しております。
  18年度9月末現在の堆肥化施設の現況でございますが、まず1次発酵槽に約80トンございます。2次発酵槽に約40トン、戻し堆肥、これは副資材のチップですけれども、現在8トンほどございます。そのほか製品として約3トンでございます。なお、保管量が少ないのは、8月末に生産した堆肥をモデル地区へ配付したためでございます。
  次に、Jの台所資源の堆肥化の現状をどうとらえているか、設置型、家庭用、衛生組合のプラントによる堆肥化量はどれくらいかというご質問でございますが、17年度では堆肥化プラントにおいて734トン受け入れ、堆肥化量は17トン、設置型の生ごみ処理器については、約36トンの生ごみを受け入れて、堆肥化は4.5トン、家庭用の生ごみ処理器については、これはあくまでも推定でございますけれども、普及した処理器の約30%が使うと見まして、約185トンの生ごみを堆肥化したのではないかと思われます。今後は、一般廃棄物基本計画に沿って堆肥化事業全般を詳細に検証いたしまして、全量堆肥化に向けて進んでまいりたいと考えております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 金井業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) それでは、ふれあい収集についてご答弁申し上げます。認定世帯と実施世帯に分けましてお答えいたします。
  平成17年度末までの認定世帯数は38世帯でございました。内訳として久喜の認定世帯数が25世帯、このうち実施世帯が19世帯、宮代の認定世帯が13世帯、このうち実施世帯が10世帯でございました。平成18年9月末までの認定世帯数は44世帯でございまして、久喜の認定世帯が28世帯、このうち現在も実施している世帯が17世帯でございます。宮代の認定世帯が16世帯、そのうち現在も実施している世帯は12世帯となっております。全体として認定世帯は、17年度よりも本日現在6世帯の増となっている状況でございます。
  次に、PRについてでございますけれども、ふれあい収集を必要とする高齢者世帯が徐々に増加する傾向にありますことから、高齢者にわかりやすいお知らせの方法の一つとして、お手元の参考資料11ページ、12ページにございますように、ふれあい収集制度をわかりやすく紹介いたしましたカラーのPRチラシを作成しまして、制度を必要とされる方に配付していただくよう、福祉におきましては介護福祉課や社会福祉課、宮代町におきましては健康福祉課及びヘルパーさんを派遣しております両市町の社会福祉協議会にお願いをしているといった状況でございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、猪股議員さんのご質問にお答え申し上げます。
  焼却炉が160トンと大幅増の理由でございますが、焼却灰の重金属固定剤でありますキレート剤を使用している平成15年度以降は、焼却炉がおおむね年間2万トン程度で推移しているものの、焼却灰の発生量は2,680から2,850と若干の幅が見られるようになりました。これにつきましては、特に今年焼却灰の増減を左右するような工事がなかったことから、例年の変動の範囲内ということで認識してございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) 特に今後の衛生組合の基本計画もそうですし、行く末を左右する堆肥化のことでお聞きしておきたいのですが、モデル地区は1万16世帯ということで参加世帯が4,991、約50%というふうにおっしゃいましたけれども、確かに約ですね。というのは、この4,900というのは、若干ですけれども減ってきているのは確かですよね。それから、収集量もわずかですけれども減っている。それから、もう一つ、このプラントの方の参加世帯、投入量だけでなくて設置型の方も16年度に比べて少し減ってきている。そういう数字を見ていくと、この全量堆肥化という目標はきちっと考えて確立をされているのだけれども、それが住民にきちっと理解されているのかどうか。理解がかえって弱まっているのではないかという懸念を持つわけであります。その理由はいろいろ考えられますけれども、その認識、理解が上回っているのではないかというふうに私懸念するのだけれども、そのことについてどのように考えていらっしゃるか。確かに堆肥を生産をして、それを配付するまでになかなか至らないということから一つの原因が考えられるけれども、この点をどのように考え、それから見通しとしてはどのように持つのかお願いします。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
  伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 猪股議員の再質問に対してお答えします。
  堆肥化について、住民の方に浸透していないのではないかというふうなご質問ですけれども、数字的には確かに減少しています。でも、大きく見れば横ばい状態というふうに考えています。実際に一般廃棄物処理計画がございます。現状におきましては一般廃棄物処理計画に沿って全量堆肥化に向けて進んでいくというふうなことで進んでいますけれども、特に住民の方には経過を組合だより等でお知らせをして協力をいただくというふうに考えていますので、ご理解願いたいと思います。
議長(角野由紀子君) 以上で猪股議員の質問を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。それでは、通告に従って質問をさせていただきます。
  第1点目は、6ページにあります一般管理費の中の給料の内容、それから不用額が出ていますが、その内容についてお知らせください。
  それから、2番目は、8ページの13節委託料の例規集のデータベースの維持管理業務、この内容についてお伺いをしたいと思います。
  それから、12ページ、臨時職員の賃金の内容と不用額についてです。これは前者で既に内容を説明していただきましたので、わかりました。それを踏まえて、臨時職員の比率はかなり私は高いと思いますけれども、先ほど一時的な任用という話もありましたけれども、低賃金もありますけれども、その任用についての17年度、それからそれを踏まえた形でどのように思っているのかお伺いをしたいと思います。
  それから、次は14ページの堆肥化等に伴う成分分析の業務の内容についてお伺いをします。
  それから、16ページ、生ごみの堆肥化処理の施設、運転業務の内容についてお伺いしたいのと、あわせて不用額がもし出ていればその分についてお伺いをしたいと思います。
  それから、同じく16ページの生ごみの堆肥化処理施設運転業務内容についてお伺いをしたいと思います。
  これについては、先ほども概略について答弁をいただきましたけれども、先ほどの答弁を踏まえて、壁の補修についてかなりかかったということですけれども、その内容はどこに、きょうの資料の中の6ページ以降のどこにかかわってくるのかということをお聞きしたいのと、それから内容的に一括する、あるいは抽象的な部分がこの中に含まれていますので、例えば7ページの下から五、六行目にありますけれども、建設設備整備工事、それから安全対策整備工事、それから共通部諸経費、これらについて概略主な内容についてわかりましたらお知らせ願いたいと思います。
  それから、同じく16ページの生ごみ専用指定袋開発業務についてお伺いしたいのですけれども、これについて、これも資料の方の13ページ等について書いてありますけれども、17年度についての開発、それから袋代、これは例年かなり私は非常な予算計上をしていると。決算の内容でもあって、この点について、内容等についてもう少し詳しく説明をいただきたいというふうに思います。
  質問の内容は以上です。
議長(角野由紀子君) 木村議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) それでは、一般管理費、2節給料の内容と不用額の関係でございますが、内容につきましては、事務職員19名及び再任用職員1名の20名分でございます。17年度の給与改定に伴いまして、給料月額の引き下げにより不用額を生じたものでございます。
  なお、再任用職員の給料につきましては、給与改定に伴いまして、給料月額に100円未満の端数が生じましたので、100円未満の不用額が生じているものでございます。
  次に、13節委託料の例規集データベース維持管理業務の内容でございますが、例規集データベース維持管理業務は、システム使用及び保守と更新データ作業が主なものでございます。詳細につきましては、例規集データベースシステムの検索、表示、法制執務支援機能、引用法令リンク機能などを使用する使用権の許諾及び保守でございます。
  さらに、更新業務では、条例、規則などの変更に伴いまして、更新データを作成する業務とホームページ公開用データ作成業務を委託しているものでございます。
  次に、臨時職員の賃金内容でございますが、衛生組合におきましては、臨時職員の任用を減じてきてございます。平成17年度には16人の臨時職員を雇用してございましたが、18年の4月1日には10人減らしまして6人という方向で、できるだけ今後におきましても臨時職員につきましては、減少する方向で進めてまいりたいというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、お答え申し上げます。
  新たな工事発生場所はどこかということでございますが、参考資料の8ページの方をごらんいただきたいと思います。
  こちらの方で工事内容が6カ所ありますけれども、当初は共通部の下の4カ所が工事の対象でございました。その後、工事に入ってみて、1号機の混気室とガス冷の部屋の壁ということになりますが、これが落ちておりまして、至急に対応しなくてはいけないということで工事費が増額となっております。
  次に、焼却炉の1号、2号炉の関係でございますけれども、こちらの方は参考資料の7ページの方をごらんいただきたいと思います。こちらの方で下段で建築設備整備工事でございますけれども、施設の耐震診断を行っております。これが765万円ぐらいかかっておりますが、これが主な工事の内容で、そのほかにプラットフォームの床が割れていたので一部補修したとか、そういったものがございます。
  次に、安全対策の方でございますが、こちらの方につきましては、焼却炉の粗大ごみ処理施設を細かくする、通称、ギロチンという施設があるのですけれども、こちらの方の手すりが大変老朽化しまして、落ちると危ないということで、この辺を重点的に安全対策を行いました。この経費が計上されております。
  その二つ下で共通部計というのがございますが、これはこの表の中段に共通部というのがありまして、1号、2号のほかの共通部、これの合計が2,900万円弱ということになります。
  諸経費につきましては、1号、2号、共通部、これらにかかった仮設経費など、いわゆる一般的な経費ということで計上してございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から、14ページの堆肥化等に伴う分析内容についてお答えします。
  生産された堆肥の品質の確保から埼玉県農林総合研究センターに成分の分析をいたしております。内訳といたしまして、プラントからの製品堆肥は3検体、それから久喜宮代有機1号、2号とも2検体、原料の生ごみについて11検体、それから戻し堆肥について6検体、合計22検体で55万5,520円でございます。
  次に、16ページの生ごみ堆肥化処理施設運転管理の内容でございますが、主に施設の運転維持管理業務としてJFE環境サービスへ委託しております。業務内容としまして、電気計装管理、すなわち運転機器の操作、各種データの記録等でございます。そのほか現場作業として運転機器の監視、製品の貯蔵、搬出、残渣処分、事前事後点検、清掃でございます。
  次に、生ごみ専用指定袋開発業務の内容でございますが、参考資料のとおり、17年度分として3期、4期分でございます。開発費として347万2,350円、17年の7月から3月分、試験用の袋代として92万5,800袋、金額としまして1,310万9,040円でございます。なお、委託先は16年度、17年度継続事業として引き続き有限会社ニューマテリアルでございます。内容としましては、専用指定袋の分解と強度を両立するため、生分解樹脂の配合比率最終決定及び専用袋購入に伴う仕様書と開発報告書の作成でございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) それでは、再質問をお願いします。
  職員の給与の関係については、引き下げということで、不用額についてもわかりました。ただ、一つお伺いしたいのは、再任用職員、この基準はどういう形で採用されていて雇用条件になっているのかお伺いしたいのと、それから退職を含めて今後ずっと経年的に減っていますけれども、正職員を基本的に採用していく方向については、17年度、検討も含めてどのような形で行われたのか、お聞きをしたいと思います。
  それから、二つ目の例規集の問題ですけれども、これはかなり、更新料も含めてということで、システム使用料については割高なような感じがするのですけれども、更新料はその中でどの程度なのか、そのシステムの使用料も含めて、その大枠、この金額の違いと今後もかなり、例えばシステム料については引き続き、恐らく金額があるでしょうけれども、その値段については今後も保障しなければいけないのかどうか、その辺の見通しも含めてお伺いをしたいと思います。
  それから、12ページの臨時職員の問題についてなのですけれども、これも年々減じていく方向ということで今言われていますけれども、臨時的な任用の問題と比率としてはかなり私は高いと。これは先ほどの正職員をきちっと採用しながら業務の改善あるいは確保もしていく中でも考えて、総合的に考えていく必要もあると思うのですけれども、近隣の中でもこういう形で任用しているという比率は高いのではないかと思いますけれども、例えば一般的に近隣の衛生組合なんかでも、このような高い比率の中で稼働を進めているのかどうかも含めて、わかりましたらお聞きをしたいと思います。
  それから、16ページの生ごみの専用指定袋の開発業務の関係なのですけれども、これについて今お答えいただいたのですけれども、16年度、17年度を含めて開発費として300万以上出ていますね。この開発費の主な内容、どういうところで、これが指定袋がなかなかきちっと対応ができないという経過措置もあるのだろうと思いますけれども、この開発費の具体的な中身がわかればお伺いをしたいのと、それから指定袋については、つくることによってかなりの量をつくって、それで使用してもらっているのですけれども、例えばこれは5,000枚のうちの1枚がだめだった場合はまた検討しながらやっていくと、そういう確率みたいなものがあるのかどうか、その辺について、例年かなり予算としてはなって、袋も含めて経過としては非常に長い中で苦労もされているみたいなのですけれども、この内容についてお伺いをしたいと思います。
  それから、ごみ処理施設の問題で、整備工事の中で堆肥が先ほど756万ということでかなり膨大な金額になったのですが、これは例年そういう形で最近は行われてきたのか、今回特に必要な中身としてこれが計上されてきたのかどうかも含めてお伺いをしたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 木村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 木村議員の再質問にお答え申し上げます。
  再任用職員の基準でございますが、久喜宮代衛生組合職員の給与に関する条例第4条の2項の規定によりまして、地方公務員法第28条の5第1項に規定する短時間勤務の職員を再任用短時間勤務職員として採用してございます。勤務の時間数につきましては、再任用職員の場合、1週間に24時間勤務で雇用させていただいているところでございます。
  続きまして、例規集、データベースの維持管理業務でございますが、こちらはシステムの使用料といたしまして、毎月消費税込みで8万8,200円、更新データの作成費、年間定額でございますが、42万円の合計額で142万8,000円となっているところでございます。来年度の予算につきましては、適正な業者があるかどうかを検討させていただきたいと考えてございます。
  次に、臨時職員の雇用の関係でございますが、臨時職員の雇用につきましては、地方公務員法22条の5項の規定によりまして、半年間の更新ごとの1年間とされてございます。したがいまして、長期雇用は難しく、また近隣の状況でございますが、臨時職員の具体例については把握してございませんが、近隣の組合におきましては、収集業務等の委託が多いと伺っているところでございます。よろしくお願いします。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、お答え申し上げます。
  耐震診断の方でございますけれども、こちらの方は1回限りでございます。今回限りでございます。
議長(角野由紀子君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 生分解指定袋の業務内容についてお答えします。
  開発費については、別表のとおりに17年度が347万2,000円、16年度が300万、合計で600ということになります。17年度が347万2,350円ということです。継続事業でございましたので、16年度については樹脂の選定を行いました。17年度については樹脂の配合と、それから袋の強度、特に生ごみを入れると破けてしまうとか抜けるとか、そういう問題がございましたので、特に強度と分解を両立する樹脂の配合について最終的に決定をしたわけでございます。その配合によりまして、発注の仕様書をつくっていただきました。それが内容になっております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 再々質問をしたいと思います。
  最後の方からお聞きしたいのですけれども、生ごみの専用袋については、17年度は配合と強度ということで、それを中心に行ったということなのですけれども、前に質問したことがあるのですけれども、かなり実績のある会社ということで、16年度からそれも含めてそういう開発費を投入し、袋もつくりながら何度か使用してきたと思うのです。そういう点でその年度についての配合、例えば17年度が配合で、強度と配合についてのことを中心に開発をするならば、例えばさっきもちょっとお聞きしたのだけれども、こういう開発で一般的に袋の強度というのはどういうところで判断するのか。具体的な例で、例えば1,000個のうち1個とか二、三個あったらば、これは強度に問題があるというような判定をするのか、その辺のところはこちら側との検討もあるだろうと思いますので、開発あるいはそれを請け負ったマニュアルとの関係が説明としてあったのだろうと思いますけれども、そういう点ではどういう判断の中でそれが強化され、研究されながら今日まで至っているのかということについてお伺いをしたいと思います。
  それから、これは要望も含めてお伺いさせていただきたいと思いますけれども、近隣の正職員、それから臨時職員、内容も含めて、先ほどここは委託が多いという関係でという説明もあったのですけれども、臨時職員、正職員についての比率、それから業務内容も当然伴ってくると思うのですけれども、その辺のまず人数については近隣の衛生組合のデータ、それから内容については、そういう点でこことの特殊的なこともあるだろうと思いますけれども、そういう点でわかれば、これは後で結構ですので、ぜひ資料として出していただければありがたいなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
  それから、例規集のデータベースなのですけれども、更新についての42万というのは結構高いような気がして、本庁なんかでも更新料というのはそんなにないのです。そういう点で、今またどこかということて考えておられるようなのですけれども、今委託されている会社名と、今後そういうことも含めた検討をしていくのかどうか、その辺のところについてお願いしたい。
議長(角野由紀子君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) それでは、生分解の袋の強度のことについてお答えします。
  生分解性の袋については、前々から弱いという指摘がございました。その試験方法としまして、袋に水を張ります。約4キロぐらいです。それを4日間ぐらいつるしておきます。それで抜けたやつはだめということで欠陥品になります。これを生産したブロックごとに全部検査をして、それを通らなければ製品として認めないというふうな試験を行います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 木村議員の再々質問にお答えいたします。
  近隣の委託状況の資料請求でございますが、実態として衛生組合では把握してございませんので、ご了解いただきたいと存じます。
  例規集のデータベースの維持管理業務の更新データの作成費が高いとのご指摘でございますが、委託業者につきましては、久喜市と同様に株式会社ぎょうせいにお願いしてございまして、この更新データの作成でございますが、システム開発的なものでございまして、新たにやり直すといたしますとさらに高額になる可能性があろうかと存じますので、このような形で契約をさせていただいているところでございます。
議長(角野由紀子君) 以上で木村議員の質問を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 2時15分

    再開 午後 2時25分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。
  次に、角田議員、お願いします。
                 〔14番 角田礼子君登壇〕
14番(角田礼子君) 質疑をいたします。
  初めに、7ページ、8ページでマイバッグ運動についてお伺いいたします。作成講習会の回数と参加人数についてお知らせください。
  あと、年1回、10月をマイバッグ運動月間として呼びかけを行っておりますが、その結果はどうだったのでしょうか。また、今後の運動の方向はどうなのでしょうか、伺います。
  先ほどのご答弁の中に協力してくださる業者の数が少なかったというお話もございましたけれども、その辺の状況もお知らせください。
  それから、14ページ、16ページの生ごみ堆肥化について、大地のめぐみ実証プラントにかかった17年度の総額ということで、資料の方にも出ていると思うのですが、再度お願いいたします。設置型も入れると幾らになりますでしょうか。
  また、生ごみ指定袋開発にかかった総額は、17年度分も含め幾らになるかということで、先ほどいただいた資料の13ページに業務表の内訳が出ております。これを踏まえてちょっとお伺いをしたいのですが、この開発費が327万960円と、あと袋代の1と2とを合わせて1,310万9,040円になるのですけれども、4ページのその他の経費の中の10番目の項目に生分解性袋として1,906万440円という額が載っております。これが決算書になるとどこにその1,906万があらわれるかがちょっとわかりませんので、その辺を教えてください。
  それから、最後ですが、資源化率44.5%は大変すばらしいことと評価いたしますが、しかしごみの総量は減ってはおりません。16年度と比較しますと778トンもふえております。
  その下の2行はちょっと削ってください。これは私の誤解でしたので、間違えましたので2行削ってください。ごみを減らすことが第一の目標でなければならないはずでありますので、それをどう見るか、またどう手を打っていくかについてお答えをいただきたいと思います。
議長(角野由紀子君) 角田議員の質問に対する答弁を求めます。
  石井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 私からは、マイバッグ運動関係とごみの増加関係についてお答えさせていただきます。
  マイバッグ作成講習会につきましては、平成17年10月22日土曜日、23日の日曜日、両日とも午後の2日間、ノーレジ袋月間の一環として実施いたしたものです。場所としては衛生組合の大会議室を使用しまして、22日の参加人数が11名、23日の参加人数が10名、合わせて21名の方に参加をいただきました。
  この講習会は、不要となった傘の布を利用しまして買い物袋を作成するものでして、買い物袋の持参、また不用品の再使用によるごみの減量、そういうものを啓発するために行っているものでございます。この様子につきましては、埼東読売ですか、それにも掲載されております。また、今年度につきましては、10月21日土曜日の初級コース、それと22日日曜日、中級コースの2日間、衛生組合において行う予定であります。両日ともに12名の参加を予定しております。また、両日とも5名の方のキャンセル待ちがおります。この土曜日の初級コースと22日の中級コースにつきましては、初めて行う方が初級コース、初級コースを講習会を受けた方が、それよりももう少しいろんなものをつくりたいということで中級コース、これらを設けさせていただきました。
  ノーレジ袋月間につきましては、平成17年の10月をノーレジ袋月間といたしまして、久喜市が136事業所、宮代町が52事業所、合わせまして188事業所の協力をいただいて実施しました。先ほども数はどのくらい予定していたのかということなのですけれども、私ども、最初のころ、久喜市で200事業所ぐらい、宮代町で100事業所、300事業所ぐらいが参加していただけるのではないかと予測はしていたのですけれども、事業所の中には万引きの防止としてレジ袋を使っている、またはレジ袋を広告の媒体として使っているので、そういう運動にはご協力をしかねると、そういう事業所もございましたので、このような結果になっております。
  実施した結果につきましては、参加事業所へのアンケート調査によりますと、こういうことは毎年実施すべきだという回答が77.4%、またレジ袋の削減について伺ったことなのですけれども、レジ袋が削減できたかにつきましては、「削減できた」が41.7%、「変わらなかった」が58.3%でございます。お客様の苦情については、「苦情がなかった」、これが99.1%、買い物袋の利用につきましては、「持参者が多くなった」が25.2%でございます。
  ノーレジ袋月間につきましては、今年容器包装リサイクル法が改正されまして、容器包装廃棄物の抑制対策の強化、これらが盛り込まれております。このようなことから、国においても今年度、9月24日から10月1日を環境衛生週間としまして、ごみの排出抑制、リサイクル推進等が運動の目標とされております。この中で市町村の役割といたしまして、マイバッグやふろしきの利用、簡易包装の推進、ごみの排出抑制に向けた住民意識の向上を図る等が挙げられております。このようなことから、ごみの排出抑制を図るために今後も継続して実施したい、そのように考えております。
  続きまして、ごみの排出量の増加なのでございますけれども、ごみの排出量につきましては、平成16年度は前年比536トン、1.5%減ったのですけれども、平成17年度につきましては逆に前年比で778トン、2.2%の増となってしまいました。増加したごみの内容を見ますと、資源類全体で270トン、1.9%の増、これは先ほどの答弁にありましたけれども、資源類の持ち去りの防止、そのような関係で増加したものでございます。
  それと、ごみの全体では燃やせるごみ、これが554トン、2.8%の増となっております。ほかのごみといいますか、燃やせないごみや粗大ごみ、これらが減少している中で燃やせるごみだけが増加しております。このようなことから、衛生組合だよりの8月号におきまして、燃やせるごみの3組成といいますか、生ごみ、それから木、草類、紙類、これらについて生ごみの水切り、また木、草等につきましては1日ひなたに干してからごみを出してくださいと。また、紙類につきましては、台ぶきん等を使用しましてごみの減量、そういうところをお願いしたところでございます。循環型社会形成推進基本法においても、廃棄物処理の優先順位といたしまして、第1が廃棄物の排出抑制、第2が再使用、3番目が再生利用となっております。今後もごみの排出抑制を第1目標に住民の皆様や事業所に対してごみの減量をお願いしていきたい、このように考えております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) では、お答えします。
  14ページから16ページ、大地のめぐみ循環センターの総経費については、前段の原議員にお答えしたとおり、総額で8,194万206円でございます。
  設置型5基分の経費でございますが、主なものとして機器のリース料308万700円、それから定期点検代119万6,825円、電気代79万9,630円などで、総額としまして532万750円となります。したがいまして、プラントと設置型を合計しますと8,726万960円となります。
  次に、台所資源専用指定袋の開発でございますけれども、参考資料の4ページの方でございますけれども、生分解袋1,906万440円でございますけれども、この生分解袋の開発費用の内訳が入れてございます、参考資料に。この袋代を合計しますと1,906万440円になります。この抜けている(3)、この袋代が入っていません。これは需用費の方で595万1,400円かかっております。袋代1、2、3を合計しますと1,906万440円でございます。開発費と、それから袋代1、2を合計しますと1,638万円になります。決算書の16ページ、生ごみ専用指定袋開発業務としまして1,638万円ということになります。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  角田議員。
                 〔14番 角田礼子君登壇〕
14番(角田礼子君) 生ごみの袋の開発からちょっと質問をします。
  16ページの生ごみ専用指定袋開発業務1,638万円はわかるのですけれども、13ページの資料の1,638万、そのまま16ページの生ごみ専用指定袋開発業務1,638万、これというのはわかるのです。参考資料の4ページの生分解性袋の1,906万440円が決算のどこに数字が出てくるのかわからないので、教えてください。再度お願いします。
  あと、ノーレジ袋の10月の関係なのですけれども、業者を一応久喜で200事業所、宮代町で100事業所を想定していたのだけれども、それぞれの理由でなくせなかったというご説明がありました。参加してくださる事業所もふやす努力も必要ですし、また消費者もそれに参加するという、そういう運動も必要だと思いますので、ぜひその方向性で頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 角田議員の再質問に対する答弁を求めます。
  伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 生分解の袋について再度お答えします。
  経費の関係で1,906万440円についての内訳でございますけれども、生分解袋(1)、(2)があります。17年度は(3)があったわけですけれども、(3)については14ページの消耗品というところに袋代として入っております。その金額でございますけれども、595万1,400円を袋代として使いました。袋代の(1)、(2)、(3)を全部足しますと1,906万440円ということになります。
  そういうことでよろしくお願いします。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  角田議員。
                 〔14番 角田礼子君登壇〕
14番(角田礼子君) 済みません。確認だけさせてください。消耗品の中に598万何がしかが入っていると。この消耗品というのは14ページの需用費の中の消耗品に入れているわけですね。その理由がわからないのです。何で消耗品に入れているのか教えてください。
議長(角野由紀子君) 角田議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 済みません。説明が悪くて申しわけありません。
  生分解指定袋の開発業務ということで16年度からやっていますけれども、16年度、(2)、(3)と17年度、(1)、(2)でもう終わっているのです。そうしますと、今度は新たに生分解袋ということで消耗品の方で開発とは別に注文したわけでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で角田議員の質問を打ち切ります。
  次に、戸ヶ崎議員、お願いします。
                 〔19番 戸ヶ崎 博君登壇〕
19番(戸ヶ崎 博君) 19番、戸ヶ崎です。
  7ページの役務費、親子見学会保険料について、見学会の参加人数及び内容についてお尋ねします。
  同じく7ページで一般管理費として平成17年度中、他市町等から行政視察の件数と視察内容、またそれに対して17年度何を強調されたかお尋ねいたします。
  イとして、当組合から他市町に出向いての視察調査は実施されておりますか、その内容についてもお尋ねします。
  同じく7ページ、退職手当負担金について、内訳、また今後の動向についてお尋ねします。
  12ページ、粗大ごみ処理券販売業務の内容について、これは16年度にも増額になっておりました。当初は粗大ごみについては減の様相もあったのですが、今はお金を払えば捨てるのが当然と、そういう風潮になってきているのではないかという思いがあります。ごみの減量化を強く訴える必要が出てきていると思いますけれども、どのような対策をとってきたのか、また今後どう対策をとっていくのかお尋ねをいたします。
  同じく12ページ、負担金補助金についてですが、生ごみ処理器等の補助制度を実施して、累計は調書には5,447基とありました。それらについては追跡をしているのかお尋ねします。使わなくなったり、あるいは古くなったりしていないか、あるいは廃棄となったものはあるのか、調査しているかどうかお尋ねいたします。
  13ページ、プラスチック固形燃料業務についてですが、昨年、16年度に比べ減額になっております。その内容は、指定法人の資源化量の方は925.62トンとなっております。この比率をどう考えるのか。また、プラスチックの固形燃料業務について、どちらの方が有利なのかお尋ねをいたします。
  14ページの委託料の不用額の内訳は先ほどの答弁でわかりましたので、結構でございます。
  それから、同じく地球温暖化対策推進法に基づく内容も大体わかりました。ただ、これは例えば具体的にどのようなものが内容として出ているのかお尋ねしたいと思います。考えられているのかお尋ねいたします。
  最後に、16ページですが、し尿処理費の中で工事請負費ですが、し尿処理設備工事、脱臭設備整備工事、その概要とこれがその工事によってどのくらいもつのか、耐用年数についてお尋ねをいたします。
  以上です。よろしくお願いいたします。
議長(角野由紀子君) 戸ヶ崎議員の質問に対する答弁を求めます。
  石井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 私からは、親子施設見学会、それと生ごみ処理費関係についてお答えさせていただきます。
  親子施設見学会につきましては、平成17年8月5日金曜日の午後に実施いたしまして、5組20名の方が参加されました。実施内容といたしましては、衛生組合の概要の説明後、施設の見学を行いまして、休憩後にペットボトルや段ボール、それらを使いまして親子で工作を行ったものでございます。参加された方は衛生組合に来るのが初めての方が多く、親御さんにいたしましては大変参考となった、また子供さんにいたしましては大変楽しかった、夏休みの宿題ができたなどと大変好評でございました。
  なお、今年度は8月4日金曜日に行いまして、7組19名が参加され、昨年と同様の内容で行っております。
  続きまして、12ページの負担金補助及び交付金の生ごみ処理器等についてお答えさせていただきます。生ごみ処理容器につきましては、昭和60年からコンポスト容器の補助を開始しまして、平成8年度にEM処理容器が補助対象となり、平成11年度に電気式生ごみ処理器が補助の対象となりまして、平成17年度末で累計5,447基となっております。
  古くなり、廃棄されたものはあるかとのことでございますけれども、平成16年度から平成17年度の2年間で衛生組合にごみとして出されたものはコンポスト容器の壊れたものが3基、電気式生ごみ処理容器が2基となっております。電気式生ごみ処理容器につきましては、衛生組合の補助が利用されておりませんから、補助以前に購入したものか、または補助を利用しなくて購入したものかはわかりませんけれども、2基のみとなっております。
  この生ごみ処理器につきましては、衛生組合で収集する場合、粗大ごみとなりますので、数の把握はある程度できるものと考えております。15年以前につきましては、ごみとして出されたものはございません。
  それと、生ごみ処理容器の追跡とそれらを行っているかとのことでございますけれども、古いものについては追跡等の調査は行っておりません。ただ、年に1回、生ごみ処理容器等の使用状況のアンケート、それらは行っております。それらのアンケート調査の結果でも、「今後も使用していこうと思います」との設問には、電気式生ごみ処理器で98.5%の方が、コンポストEM処理容器につきましては85%の方が今後も使用するというような結果になっておりますので、生ごみ処理容器、有効に利用されているものと考えております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) Aの一般管理費、アの平成17年度中、他市町等からの行政視察の件数と視察の内容は、またそれに対して何を強調されたかにつきましてお答え申し上げます。
  まず、平成17年度におけます他市町などからの行政視察の件数と視察内容でございますが、昨年度は55団体1,156名が視察に来られてございます。視察された団体などの主な視察内容でございますが、衛生組合全般を視察された団体が26団体、総合学習の一環としまして12団体、生ごみ堆肥化施設が13団体、減量化についてが1団体、施設見学が2団体、剪定枝資源化設備が1団体でございました。なお、視察団体の内訳では、小中学校の児童生徒が741人、自治会などの方が60人、行政関係者が24人、委員会等が25人、議会議員及び関係者が109人、その他団体に所属されていない方が90人となってございます。
  次に、何を強調されたかでございますが、当衛生組合では、視察される団体の視察目的にもよりますが、特に生ごみの堆肥化、剪定枝の堆肥化ですとかプラスチック等の分別に積極的に取り組み、焼却する廃棄物の量の減少につなげている点ですとか、減量化大作戦を展開いたしまして、リサイクル率の高い点などを中心に燃やすごみを減らし、最終的に処分する焼却灰量の減量に努めている点などを説明しているところでございます。
  次に、イの当組合から他市町に出向いての視察調査の件でございますが、17年度におきましては、議員研修では平成17年度決算に係る主要な施策の成果に関する調書にも掲載させていただきましたが、平成18年1月24、25の両日、埼玉県環境整備センター、彩の国資源循環工場と山梨県の大月都留広域事務組合、まるたの森クリーンセンターの視察を実施してございます。内容は、最終処分を不要といたします完全なリサイクルを行う最新のごみ処理システム及び生ごみ堆肥化処理施設を視察しまして、最終処分場に依存することのない廃棄物循環型社会の基盤となります最新技術の現状を把握するとともに、灰溶融炉をあわせ持つ施設を視察しまして、溶融処理の認識の高揚につなげたものでございます。
  なお、衛生組合におけます主な視察でございますが、昨年の5月18日に児玉郡市広域市町村圏組合へ出向きまして、施設設備状況及び灰溶融炉を視察するとともに、特に余熱を使用しております還元施設の運営状況の説明を受けたところでございます。
  また、12月9日には衛生組合で計画しております電気集じん器からバグフィルターへの改修工事を既に実施しておりました秦野市伊勢原市環境衛生組合の視察を行ってございます。
  次に、退職手当負担金について内訳は、また今後の動向でございますが、退職手当負担金は一般負担金と特別負担金に分けて埼玉県退職手当組合へ納付しているところでございます。まず、一般負担金につきましては、職員の給料月額に一般負担金の率を乗じた額を毎月納付しているもので、平成17年度の負担率は1,000分の165でございました。次に、特別負担金につきましては、勧奨及び定年により退職した場合は、退職手当組合負担金条例第3項の規定によりまして、退職手当の実支給額と自己都合において退職した場合の支給額との差額を特別負担金として退職手当の支給月から4カ月以内に納付するものでございます。
  今後の動向でございますが、事務職及び現業職員の定年によります退職予定者は、平成18年度は5人、19年度は4人、20年度も同じく4人が対象予定となりますので、19年度以降の3年間は毎年約1,800万円の特別負担金としての納付が生じることになるものと考えてございます。
  また、今後におきましては、退職手当組合の負担金率、一般負担金の引き上げが予定されておりますので、退職手当負担金は増加するものと考えられます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 金井業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) それでは、粗大ごみ処理券の販売業務増額に関連いたします粗大ごみ排出の現状とその傾向、ごみ減量のさらなる必要性と対策についてのご質問かと思いますけれども、まず粗大ごみ処理券は衛生組合で販売するほかに、管内約50店舗のお店にも販売を委託しております。粗大ごみ処理券販売業務は、その売りさばきに係る委託料でございます。粗大ごみ処理券の総販売枚数につきましては、粗大ごみの有料化を実施いたしました平成13年度以降、衛生組合での販売と各委託店舗の販売合計では、例年1万3,000枚前後ということで大きな変化はございません。ご指摘のように、平成17年度は委託料が前年度よりも6万円ほど増額となっておりますけれども、これは衛生組合の販売枚数よりも委託した店舗の販売枚数が多かった、こういったことを示しているものでございます。
  なお、粗大ごみの傾向といたしまして、平成13年度の家電リサイクル法施行後、重量ベースでは300トン前後を推移しておりますけれども、平成17年度の粗大ごみの処理量につきましては283トン、前年度と比較いたしますと21トンの減少でございました。
  今回ご指摘のように、お金を払えば捨てるのは当然といった風潮といったものは粗大ごみ処理量の上からは確認できませんけれども、平成14年3月に策定されましたごみ処理基本計画では、環境に優しい資源循環型ごみ処理の推進を基本理念とし、住民、事業者及び行政が協力して一層の減量化に取り組むとされております。これによりまして、衛生組合ではリサイクルの取り組みとして紙類やプラスチック類、生ごみなどの徹底した分別収集を他の自治体に先立って実施し、全国でもトップレベルの資源化率を達成しているところでございます。また、ごみの排出抑制につながる取り組みといたしまして、生ごみ処理装置の購入補助、さらにレジ袋の削減に関する取り組みを推進してまいりました。今後につきましても、ごみの減量化の努力について、広く住民の皆様にご理解をいただくことは、環境行政上、大変重要であると認識しているところでございます。住民の皆さんにはさらなるごみの減量化にご協力をいただけますよう、さまざまな機会を通じて周知に努めてまいりたいと、このように考えております。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) 戸ヶ崎議員さんのプラスチック固形燃料化業務についてお答え申し上げます。
  最初に、昨年、平成16年度に比べ、減額になっているが、その内容についてでございますが、プラスチック固形燃料化業務につきましては、平成7年度から委託を行い、平成16年度末で10年を経過し、契約が満了となりましたことから、委託業者と協議を行った結果、平成17年度以降の委託費については設備費を計上しない、ゼロ円とすることで合意をいたしました。また、人件費、維持管理費、消耗品などの運転管理費も見直しを行いまして、対前年比で1億318万2,000円の大幅な減額となったものでございます。
  次に、指定法人の資源化量の比率をどう考えるか、どちらの方が有利なのかとのご質問でございますが、現在の比率につきましては、衛生組合から福島県大熊町のクリーニング工場の受け入れ量がおおむね2,100トンとのことから、残りを指定法人ルートに乗せて処理をしたという経過がございまして、現在の比率に至っている状況でございます。
  また、経費的な面で平成17年度の決算額で申し上げますと、現在、現状の処理方式では1トン当たり6万1,000円、年間総額で約2億円、指定法人処理で試算をした場合には1トン当たり6万4,000円、年間総額で2億1,100万円となり、現状の処理方式がわずかに安くなっております。しかしながら、指定法人につきましては、容器リサイクル法に基づく容器包装廃棄物の再資源化を趣旨とした処理を行っており、これを受け、現在のごみ処理基本計画でも固形燃料契約満了後は指定法人を優先した処理を行うとされております。このようなことから、今後は処理単価の比較や固形燃料化施設の老朽化の状況を考慮し、指定法人への移行時期を探っていくことになるものと考えております。
  次に、地球温暖化対策の内容でございますが、こちらの方につきましては、現在衛生組合で使用しておりますガソリンとか軽油、重油といったものの品目について、平成17年度を基準として今後5年間で3%を削減すると、こういった計画の内容でございます。
  最後に、16ページの工事請負費、し尿処理費のし尿処理施設の整備工事、脱臭設備整備工事の内容とこの工事による耐用年数はについてでございますが、最初にし尿処理施設整備工事の主な内容を申し上げますと、モノーポンプ整備で447万5,000円、渦巻きポンプ整備で316万4,000円、急速ろ過機整備で381万7,000円などでございまして、これら合計で2,152万5,000円でございます。
  次に、脱臭設備整備の工事の主な内容でございますが、低濃度計薬液洗浄等整備で563万1,260円、低濃度計活性炭吸着等整備で144万3,600円、センサー類の整備が68万4,200円などでございまして、合計で315万円でございます。
  また、この整備による耐用年数についてでございますが、さきの丸藤議員さんの方にもお答え申し上げましたように、し尿処理施設は昭和48年に建設され、その後2回にわたり増改築をするなどして、各設備の耐用年数が異なりますことから、毎年度点検を行いまして整備を実施しなければならないという状況でございます。今後も定期的な整備工事を実施することで、施設の安定運転に努めてまいりたいと考えております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  戸ヶ崎議員。
                 〔19番 戸ヶ崎 博君登壇〕
19番(戸ヶ崎 博君) 再質問といいますか、大変丁寧な細かいご答弁でよくわかりましたので、要望も含めて一、二点質問いたします。
  一つは親子見学会でございますが、答弁の中では大変に参考になった、子供たちは楽しかった、大変好評であったということでありますけれども、楽しいというのも一つの目標かもしれませんけれども、衛生組合として何を親子に訴えていくのだというある程度方向性というものも持つべきではないかと思います。ぜひその辺は研究していただきたいと思いますので、要望させていただきたいと思います。
  もう一点は、大変細かいことで恐縮でありますけれども、生ごみ処理器のコンポストが2年間で3基古くなってなくなってきていると。電気の方も、補助ではないけれども出されているというのが出てきております。やっぱり年数がたつとそういうものも徐々に今後ふえてくるのではないかと思うのです。今までの累計だけで追っていくという考えではなくなってくるのだろうと思います。古いものは破棄、それは削り、新しいものをプラスしていく、そういう細かい作業でありますけれども、これは正確にやっていってほしいと思いますので、1番と生ごみ処理器の件、要望させていただきたいと思います。
  それから、粗大ごみの件でありますけれども、お金を払えば捨てるのが当然ということで、大変細かくご答弁いただきました。また、住民の方にも協力をしていただくのだということもよくわかりました。先ほどの前者の質問で粗大ごみの中の再利用が5%程度だというお話もありました。ここへ出すものはなかなか、再利用というのは実は大変難しいのではないかと思うのです。住民の方が粗大ごみへ出す前に、これはどなたか使えるかな、近所の方でこの粗大ごみを使っていただける方がいないのだろうかと、まずは自分自身、住民の方がまずはそこでワンクッション置かなければいけない。これは古くなったからまず衛生組合で粗大ごみの券を買いましょうという考えになってきているというのが心配なのです。まず地域で、あるいは自分の家で粗大ごみをどうするかというのを、頭の中でリサイクルの方向へ持っていかなければ、ここまで来てしまうと、ここからリサイクルあるいは再び使うというのは大変難しい話ではないかと思うのです。広く住民に協力をしていただくと、そのとおりだと思いますので、いま一歩力を入れて、その辺も粗大ごみに関しては私は取り組んでいただきたいと思っている次第でございます。これも要望させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で戸ヶ崎議員の質問を打ち切ります。
  次に、加藤議員、お願いします。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 議席4番の加藤です。それでは、8ページなのですが、ここに職員の健康診断というのが委託料で出ておりますが、このこと直接ではありませんけれども、アスベストの問題でお聞きをしたいと思うのですが、場内のアスベスト使用ですとか、あるいはここはごみの収集を扱っているものですから、収集物の中にアスベストを含んでいるものがありますけれども、そういった調査などはどのようにされているのか、あればお話を聞きたいと思います。
  12ページのところで清掃総務費、いわゆる現業職員の数、ここでは給料で28人、うち再任用が2人と出ておりますが、過去5年の現業職員の推移、それから今後推移の見通し、これは退職予定ということでいいのですが、お示しをいただきたいと思います。
  14ページのさまざまな収集業務があります。ここでこれまでの推移及び今後の推移見通しをお示しいただきたいということで、資料では15ページに回収・収集業務委託料等比較一覧ということで、14年度から17年度まで決算の数値が出ております。ここで金額と収集量の推移で出ておりますが、区域ですとか面積、そういった面ではわからないのかお聞きしたい。それから、今後の推移の見通し、これをお示しいただきたいと思います。
  それから、同じ14ページで地球温暖化対策推進法に基づく実行計画支援業務、これは前段議員さんへのお答えで、これは地方自治体に実行計画を策定する義務ができたんだよということで、そのお手伝いをしていただくので品質保証機構にお願いしたということで、経緯はわかりましたけれども、では当組合としてはどういう温暖化対策をしていこうとしているのか、お願いしたいと思います。
  それから、16ページでございますが、14ページの下から16ページの上の方にかけて生ごみ堆肥化についての記載がございますけれども、これはごみ処理基本計画の中で全量堆肥化をしていくと、それも地域内、これは家庭ですとか地域の処理、そして当組合でやる堆肥化施設での処理という3本立てで全量やっていくんだよというふうになっておりますけれども、例えば18年度では三ケ山の方に、テスト的にですけれども、持っていってみるということもされているようなので、この全量堆肥化の方針が変わってくるのかなというふうにも思うのですが、その方針は変わらないのか。分散設置して全量実施のめど、どこに置くのか、お示しをいただきたいと思います。
  それから、同じ16ページの1、2号炉の整備工事の内容ということで6ページにお示しをいただきました。ここでは、1号炉、2号炉、見てみますと、例えば炉体整備工事ということで、1号炉の方では1,536万円、2号炉の方では544万円と、2号炉の方が安いというか、やっている工事自体は違いますから金額の相違はあるのですが、それぞれのいろいろな工事はありますけれども、1号炉の方が10年度については高かった、安かった、多かった、少なかったというのですか、2号炉の方でもそういうことがありますが、これ全体を見まして、先ほど契約のところで三機工業がこれをつくって、今までの経緯もわかっているから三機に随契で出すのだということがありましたけれども、年度年度でこういう整備工事をやってきて、それではここの1号炉についてはどれぐらい年をとっているのか、どういうところが悪くなっているのだ、肩が痛いのか腰が悪いのか、内臓に何かできているのか、そういったところが、やっぱりそういう1号、2号で性格的というか、いろいろな経緯があって現状があるのですから、どういう状況になっているのかというのがよくわかっていらっしゃると思うのです。そういった点で、今1号炉、2号炉というのがどういうところにあるのかお示しをいただきたいと思うのです。
  同じ16ページ、煙突については先ほどの説明でわかったのですけれども、この一番上の内容、8ページに煙突整備工事というのがありますけれども、ほかは結構ですから、この整備の内容、主な点についてご説明をいただきたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 加藤議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 職員健康診断に関連しまして場内のアスベスト使用、収集物のアスベストなどの調査でございますが、私の方からは場内のアスベスト使用につきましてお答え申し上げたいと存じます。
  衛生組合内の建物につきましては、平成7年度にアスベスト専門会社に調査を依頼しまして、アスベスト吹きつけにつきましては確認されておりませんでした。しかしながら、アスベスト含有スレートが剪定枝資源化施設、車庫、倉庫、自転車置き場及び汚泥焼却施設の壁及び屋根に使用されていることが確認されましたことから、平成7年度には汚泥焼却施設を除く施設につきまして、アスベスト含有スレートを撤去しましてカラー鉄板等に張りかえを実施してございます。汚泥焼却施設につきましては、国庫補助事業として整備したものでありますことから、撤去することができないため、同じく平成7年に飛散防止塗装を実施したところでございます。また、庁舎管理棟につきましては、本年度予算におきまして庁舎管理棟石綿含有建材調査業務といたしまして実施をする予定でございます。
  次に、現業職員数について、過去5年の推移と今後の推移見通しでございますが、初めに現業職員につきまして過去5年間の推移でございますが、平成14年度は32名、15年度は29名、16年度は26名、17年度は26名、18年度、本年度でございますが、25名となってございます。今後の見通し、退職予定者でございますが、平成18年度の退職予定者は4名で19年度では21名に、19年度の退職予定者は3名で20年度は18名に、20年度の退職予定者は4名で21年度は14名に、21年度、22年度につきましては退職予定者は該当がございませんので、22、23年度も14名体制、13年度は1名が退職予定でございまして、24年度の現業職員は13名となる予定となってございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 金井業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) それでは、収集物のアスベスト調査はというご質問でございますけれども、アスベストが含まれているとされます電化製品等につきまして、昨年の11月9日と16日に現場職員の協力を得まして分別収集をいたしました。この両日の収集量41トンを環境省からの通知で挙げられておりますアスベスト含有製品のリストと照合しましたところ、該当するものが7個あったと、そういった調査結果が出ております。
  それから、もう一点でございますけれども、収集に関する委託の推移、今後の見通しでございますけれども、参考資料をごらんいただいているわけですけれども、生ごみの回収業務を除いて大幅な増減はございませんでした。これにつきましては、平成15年度の生ごみ回収の大幅な増額につきましては、回収コースの拡大によるものということでございます。
  なお、今後の推移でございますけれども、委託業務内容に大幅な変更がない限り横ばいの状態が続くものと認識してございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、お答え申し上げます。
  最初に、温暖化対策の関係でございますけれども、平成17年度から5年かけておおむね3%を削減するというような目標を掲げております。この取り組みといたしましては、一般的な事項でございますが、例えばエアコンの適正な温度の確保、あるいは使っていないOA機器、スタンドなどの電源オフの徹底。冬は重ね着、夏はノーネクタイということで、職員についてはそんな形で進めていくということになります。そのほかに公用車の関係でございますけれども、こちらの方は公用車を使用する際は相乗りを勧める、目的地までのルートを調べ、計画的な運行に心がけると、るる細かく書いてございまして、こういった形で公用車の運転に係る削減をしていきたいということでございます。また、施設の方は運転管理を徹底して効率のよい管理ということで、これを心がけていきたい、ひいては燃料の使用を制限し抑制したいということになります。そのほか、一般的な事務に係る削減ということで、両面コピーの徹底、ミスコピーの削減といったことを進めていきたいということでございます。
  次に、1号炉、2号炉の状況で、全体的に見てどういう状況かというところでございますが、施設の方、1号炉31年、2号炉25年ということで、一般的に15年から20年と言われる施設寿命から見ますと、相当老朽化しているということになると思います。元気であるけれども、年齢的に大変年をとっているということになるのでしょうか、そういった形では老朽化しているということになります。特に排ガス施設につきましては、これはすぐ改修しないと本体の方が傷んでしまうというような状況でございますので、この辺につきましてはご理解いただきたいというふうに思います。
  次に、8ページの煙突の関係でございますが、こちらの方で説明をいたしますと、まず1号炉の混気室の整備工事ということで混気室全体の本体に耐火物で耐熱処理がされているわけですけれども、こちらの方を取りかえるという工事をいたしました。また、ガス冷却では出口のダクト、配管の方ですが、これを修理をしたということになります。そして、煙突の方でございますけれども、こちらの方は中に入りましていわゆる耐熱塗装を外と中、両方やっております。そのほかバチあてですが、補強工事を部分的にやったということです。もう一つは、安全対策の工事で、こちらの方は工事というよりは経費として作業員の安全費用を見るという項目でございます。これが61万7,000円ということで、そういった形で仕事をしてございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 生ごみ堆肥化についてお答えします。
  16ページの生ごみ堆肥、全量堆肥化については、一般廃棄物基本計画どおり進めておりまして、現時点においても変更は考えておりません。全量堆肥化の目途でございますが、現在のプラントで堆肥化を進めた場合のコスト高及び堆肥化プラントの改善余地などの検証も必要と考えることから、方向性を見出すにはもう少し時間が必要であると考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) ありがとうございました。
  それでは、また幾つかお願いしたいと思いますが、まずアスベストを使用しているもの、41トン分別収集した中で含有していると思われるものが環境省基準で7個あったということですけれども、アスベストというのはごく微量でも将来的に高い肺がんの発がん率を示しているわけですから、こういうものを除いて処理する必要があると思うのですが、その点についてはかなり気を使わないといけないと思うのですが、どのようにされているのか、ご説明をいただきたいと思います。
  それから、現業職員の推移についてご説明をいただきました。24年度では13名まで減るというお答えでした。それで、先ほど臨時職員についての質疑の中で、現状は16人ですけれども、今後数を減らしていきたいという方向が示されました。そうしますと、先ほど委託の関係もお聞きしたのですけれども、ここまで減っていって臨時職員も極力減らすということになりますと、特に収集において今直営で収集している部分はかなり縮小せざるを得ないのではないかと考えるのですけれども、そういうふうにはならないのかお示しをいただきたいと思うのです。
  先ほど委託はこのままいけば横ばいだというお話を聞いたのですけれども、そういうふうにはならないのではないか、委託の方を拡大せざるを得ないのではないかと推測をするのですが、その点ではどのようにお考えでしょうか。
  それから、生ごみの堆肥化について方針は変わらない、ただちょっといろいろコストの面、それから改善の余地等を考えると少し時間を欲しいということのようですけれども、それは確認をいたします。地域内全量堆肥化の方針は変わらないと確認をいたしますが、それでよろしいかお願いをしたいと思います。
議長(角野由紀子君) 加藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
  金井業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) 加藤議員の再質問にご答弁いたします。
  実は18年度に入りまして、6月22日付埼玉県環境部資源循環推進室から環境省大臣官房廃棄物リサイクル対策部対策課長からの、大変長いのですけれども、通知の写しが送信されてまいりました。件名でございますけれども、「アスベスト含有家庭用品を処理する際の留意すべき事項」、こういった件名でございました。その項目の中に「収集運搬における留意事項」といったものがございました。これを読みますと、「パッカー車またはプレスパッカー車によって、アスベスト含有家庭用品廃棄物の収集運搬を行うことは問題ない」と、そのように記載されてございます。あわせまして、その実証試験の結果と評価も記載されておりました。このようなことから、現在は分別収集はしていないというのが現状でございます。
  それから、収集に関する委託の費用でございますけれども、当然職員も定年ということで減っていくわけですから、採用するか委託にするか、二つに一つの選択肢しかございません。したがいまして、委託となりますと委託料の増大というのは当然の結果になってまいります。先ほどお示ししました資料につきましては、17年度までの資料でございますけれども、平成18年度3月の当初予算でもお話ししましたけれども、燃やせないごみにつきましては、今現在、18年度に入りまして1台増の3台から4台ということで増車してございます。当然費用の方につきましても、17年度決算よりは120万ほど高いというような結果が出ておるわけでございます。横ばいというのはあくまでも14年から17年度の傾向でいった場合でございまして、人を採用するかしないかによって大きく委託料の方も変わっていくというのは当然でございます。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 全量堆肥化についてのご質問ですけれども、現時点では変更はございません。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  加藤議員。
                 〔4番 加藤幸雄君登壇〕
4番(加藤幸雄君) 直営収集か委託収集かでお尋ねします。
  先ほどもお聞きして、私も指摘をしたように、24年度には現業職員が13名になります。これは、この場内で働いている方も含めて、収集に回る方は減るわけですよね。そして、その収集に今まで雇用してきた臨時職員もこれからは減員する方向にしていくということですから、収集作業に回る現業職員あるいは臨時職員というのは減っていくことは確実なのです。今お答えのように直営が減れば委託がふえるし、何かバランス的なことを言われましたけれども、ここでもう既にこういう減っていくことはわかっているわけですから、ではどうするのだと、現業職員を減らすのか、減らし続けるのか、ここでふやして、これからも新設炉とか全量堆肥化のほかの循環型の施策をとっていく必要が大いにあるわけですから、現業職員をふやして、そして今の減量作戦を展開していくと、それが求められているのだと思うのです。その点では、今のお答えでは減らせばふえるし、ふえれば減らすしというようなお答えではなくて、管理者のこれからのごみ行政の上で職員をどのようにしていくか、このことははっきりとお示しになるべきだと思います。その点ではいかがでしょうか。
議長(角野由紀子君) 加藤議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 加藤議員の再々質問にお答え申し上げます。
  現業職員の今後の推移につきましては、先ほど答弁いたしましたように、18年度から3年間で11名が退職予定となってございまして、21年度には14人と予想されております。今まで衛生組合では業務に支障を来すことのないよう、また住民サービスの低下を招かぬよう、再任用制度の活用ですとかOB臨時職員及び一般臨時職員の採用をするなどして運営してきたところでございますが、毎年職員が減少してまいりますことから、現在のやり方では運営自体が厳しい状況にもなりかねないものでございます。したがいまして、サービスの質を継続的に維持していくため、委託により対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(角野由紀子君) 以上で加藤議員の質問を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 3時37分

    再開 午後 3時50分

議長(角野由紀子君) 再開いたします。

                                           

    ◎会議時間の延長
議長(角野由紀子君) ここで時間延長をいたします。

                                           

議長(角野由紀子君) 次に、小河原議員、お願いいたします。
                 〔18番 小河原 正君登壇〕
18番(小河原 正君) 18番の小河原です。簡単に質問をいたしますので、答弁も簡単にわかるように答弁いただければ1回で終わると思いますので。それでは、順を追って質問させていただきます。
  まず、職員の健康問題についてですが、これもごく簡単な質問です。60名の受診者を健康診断したということですが、これの健康者の比率はどのくらいあったのか、それだけで結構です。もし悪い方が多かったらどういうふうに指導したかぐらいまでひとつ説明ができたらしてもらいたいと思います。
  次に、公務災害の見舞金ですけれども、1万円となっておりますけれども、多分私の推測するところでは、1件の労働災害があったのかなと思います。どういう災害が起きたか知りませんけれども、その内容について詳しくお聞かせ願いたいと思います。震災の場合なら別ですけれども、労働災害であったなら、原因、対策はどのように行ったか伺いたいと思います。職員の災害が二度と起きないためにも、原因、対策については分析しておく必要があると思いますので、その内容を詳しく、簡単で結構ですから教えてもらいたいと思います。
  次に、資源集団回収事業報償金の関係ですけれども、説明では大分回収量が増加しているということですが、今後また回収量をふやすためには団体数をふやしていけばそういう考えもあるのかなと思いますので、その考えがあるのかどうか、考え方を教えてもらいたいと思います。
  もう一つは、植害試験について、ちょっと詳しく説明してもらいたいと思います。
  ごみ専用指定については、前段者の質問で理解をいたします。
  あと煙突整備については、先ほど数字的な問題は前段者が質問しておりますが、特に煙突の整備の中は耐熱塗装、中をやったとかなんとか先ほど質問していたようですが、私が聞きたいのは、ばいじんの測定が年々悪くなっているということです。ばいじんが悪くなっているということは、ごみがちらほら、ちらほら近隣に落ちてくることになるのではないかなと思います。煙突の中のかすが、古くなるほどばいじんが落ちてくる、舞いおりてくる、こういうことが当然のことでありますので、ここまで整備したのかどうか、その辺についてお聞きしたいと思います。もし整備していなかったとしたら今度の……。そこまでで結構です。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 小河原議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) それでは、職員の健康診断につきましてお答え申し上げます。
  職員の健康診断につきましては、職員及び臨時職員を対象に健康の保持及び増進を図るため、毎年1回実施しているものでございまして、昨年度は6月29日に実施しましたが、職員健康診断の受診率は91%でございました。受診後の結果につきましては、衛生組合の産業医でございます岡部病院の院長の助言をいただき、安全衛生委員会へ報告を行いまして、職員の健康管理に努めているところでございます。
  健康者の比率でございますが、手元に資料がございませんが、18年度の結果におきますと、正常値、全く問題のないと指摘された職員につきましては、該当はございません。何らかの値が基準外であるという結果が出ているところでございます。
  次に、公務災害見舞金でございますが、久喜宮代衛生組合職員公務災害等見舞金支給条例に基づきまして、死亡見舞金、傷害見舞金、療養見舞金が公務災害見舞金として支給されるものでございます。昨年度におきましては、現業職員2名が、作業中の打撲によりまして負傷したことから、療養見舞金5,000円をそれぞれ支給したものでございまして、その内容につきましては、毎月開催されております安全衛生委員会に報告いたしまして職員への喚起を図っているところでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 石井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 私からは、資源集団回収についてお答えさせていただきます。
  資源集団回収事業報償金制度につきましては、平成2年度からこの制度が始まりまして、このときの報償金は1キログラム当たり5円でございます。その後、平成9年度に報償金が改正されまして、1キログラム7円となりまして現在に至っております。資源集団回収量につきましては横ばいもしくは減少傾向にありましたけれども、平成16年度から増加傾向となりまして、平成17年度は前年比で59トン、4.2%の増となっております。資源集団回収につきましては、学校のPTAとか子供会とか、そういう団体が数多くございます。学校のPTA等の回収にはお子さんも一緒に同行したり何かしますので、ごみの排出抑制または分別の徹底とか、お子様の教育になりますので、私ども団体の増加に取り組んでおります。その取り組みといたしまして、衛生組合の減量パンフレットによる資源集団回収案内、それから組合だより、または組合管内の方が視察に来られたときに、こういう制度がございますと。それと、減量推進員さんの意見交換会のときにもこういう制度を説明いたしまして、団体数がふえるよう努めているところでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から15ページの植害試験業務についてお答えします。
  台所資源を原材料とした大地のめぐみ循環センターで生産しました堆肥の特性調査、主に堆肥効果測定、有害成分、分解特性などをやっております。あとほ場栽培試験、これは水稲、コマツナ、キャベツ、里芋に施用量の試験をしております。これは埼玉県の農林総合センターに委託した業務でございまして、試験結果は報告書に基づいて施用マニュアルができております。その施用マニュアルによって家庭菜園や農家で安全に利用できることになります。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、お答え申し上げます。
  煙突の掃除につきましては、現在の煙突は50メーターということで、内部は上部が鉄で25メーター、下がステンレスで25メーターという構造でできております。こちらの方は長年使用しますとさびが出てきますので、煙突の耐久性といいましょうか、そういったものを確保するために耐熱塗装した状況でございます。
  ダイオキシンの方は5ナノグラムという基準がございますが、こちらの方は電気集じん器の方で対応しておりますので、煙突の掃除について直接この数値が当てはまるというものではございません。こちらの方につきましては、主要な成果の22ページの方にデータがございますので、そちらの方でごらんいただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  小河原議員。
                 〔18番 小河原 正君登壇〕
18番(小河原 正君) 1点目の健康診断については、何か健康者がいないということ、それくらい心配をして何か指導をする必要があるのかなと私は思うのですけれども。確かにだれしも年をとると何らかの疾病を持っているとは思いますけれども、それらの指導はちゃんとしてもらわないといけないのかなと私は思いますので、そこら辺についてどう考えているか、指導の考え方についてお知らせ願いたいと思います。
  あと公務災害については報告のみだということで、これでは災害の対策にならないのではないかなと私は思うのです。やはり安全委員会等で原因、対策等をきちっと把握して二度と起きないような対策を講じる必要があると私は思うのですが、ただ報告のみでは対策にならないということで、納得はできないのですけれども、今後そういう方向でやっていくかどうか、もう一回聞かせてもらいたいと思います。
  あと、資源集団についてはわかりました。
  煙突の関係についてですが、私はダイオキシンの内容を聞いているのではなくて、ばいじんの経緯を聞いたわけです。煙突の中にかすがたまって、それがたまってくると、あるとき突然舞い上がって周辺にごみが落ちてくると言っていることも聞いたことがあるのです。古くなると必ず煙突というのはそういうものになるはずなのです。そこら辺についての対策を聞いたわけなのです。その対策はやったのかやらないのか、今後やっていくということなのか、それを聞かせてもらいたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 小河原議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) 再質問にお答え申し上げます。
  いわゆる煙突のばいじんといいますのは、先ほど言いましたようにダイオキシンをとらえるのに電気集じん器でとりますので、電気集じん器の効果が煙突掃除に反映するというものではないのですが、議員さんがご質問でおっしゃいましたような、掃除をやっているのか、という次元でお話をしますと、3年に1度、ばいじんではなくてほこりを取っておりまして、これで掃除をしているということでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) 健康診断につきましては、先ほども申し上げましたが、衛生組合の産業医でございます岡部病院の院長の助言をいただきまして、そちらで治療等の必要性がある職員につきましては治療へ、受診の必要性がある職員につきましては受診の方向で対応をしているところでございます。
  次に、公務災害の関係で安全衛生委員会への報告だけだということでございますが、安全衛生委員会につきましては、毎月1回定例的に開催しておりまして、現業職員、一般職員を含めまして、場内の危険箇所の整備の点検、施設の確認ですとか、注意の喚起のためにのぼり旗を設置いたしまして、けがをしないように努めているところでございます。
議長(角野由紀子君) 以上で小河原議員の質問は打ち切ります。
  次に、西村議員、お願いします。
                 〔9番 西村茂久君登壇〕
9番(西村茂久君) 9番、西村です。今までいろいろお話もありましたし資料も出ておりますから、時間の関係もありますので、たくさん通告はしておりますけれども、絞らせていただきます。4点ほどお伺いしたいと思います。これまで出ていない事項でちょっと聞いておきたい。答弁によっては再質問いたしますけれども、なければ質問はいたしません。
  まず第1点です。廃棄物減量等推進員の関係ですけれども、謝礼として840万出ております。これは別に定員があるわけではないのでしょうけれども、大体どれぐらいという定員、一応の枠はあると思います。その定員と17年度末の現員についてどうなっているのか。減量推進員の方にはいろいろご努力をいただいているわけですけれども、その中でお聞きしたいのは定員と現員ですが、あわせて平成17年度の状況においてごみステーションの現状がどうなっているのか、それも含めてお聞きしたいと思います。
  また、減量等推進員というのは結構いろいろお考えになって先進的な取り組みもなされていると思いますけれども、そういう取り組みがあり紹介できるようなものがあれば、簡単で結構ですからちょっと教えていただければと思います。
  2点目は、ページ12の委託料の関係でし尿・ごみ処理手数料の徴収業務176万円の関係ですが、これに携わっている集金人の人数と支払い内容についてお示しをいただきたいと思います。
  その集金人の人数及び支払い内容に加えて、要綱では、集金に行きますといろいろ傷害を起こす、傷害事件が起きる可能性もありますので、保険に加入させるところが出ているということになっていますが、現状としてどうなっているのか。傷害保険に加入しているのかどうか。いる、いないにかかわらず、これまで傷害事件、事故があったのかどうか教えていただければと思います。
  3点目は14ページになりますが、これは調書と、それから資料で明らかになっていますが、一つは24ページ、25ページの業務委託の各委託先です。大体塵芥処理費の7割が委託でやっているわけですけれども、その多岐にわたる業務の委託先がどうなっているのかということは参考資料で示されましたのでわかりますが、そのうち実際に入札をしている委託業務、これがどういうものがあるのか教えていただきたいと思います。
  最後に、ページ16の委託料の項で生ごみ堆肥化処理施設定期点検業務942万円支出されておりますが、前年度のこれは倍になっております。この定期点検業務、増額の理由もそうですけれども、平成17年度におけるこの業務の主な内容についてお示しをいただきたいと思います。
  最後というわけではないのですが、歳出全般で、久喜市にしても宮代町にしても経費の削減努力、節減努力というのは相当強く行っているわけでありますが、衛生組合において平成17年度どういう形で経費削減努力が行われて、どこにどういう形であらわれているのか、していないというのだったらしていないで結構ですけれども、その内容について教えていただければと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 西村議員の質問に対する答弁を求めます。
  石井総務課長補佐。
                 〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
総務課長補佐(石井信幸君) 私からは、減量等推進員制度についてお答えさせていただきます。
  廃棄物減量等推進員制度につきましては、平成10年度から開始されまして、ことしで9年目となっております。推進員さんの定員といいますか、計画数につきましては、おおむね100世帯に1名ということで、久喜市が273名、宮代町が127名、合わせて400名となっております。平成17年度末の減量推進員さんの委嘱数につきましては、久喜市が235名、宮代町が118名、合わせて353名となっております。この減量推進員さんの報告書の内容等を見ますと、衛生組合管内に3,390カ所くらいの集積所がありますけれども、その報告書によりますと95%が分別がよくなされているという報告です。残りの5%が分別が悪く、残された、そのような報告もございます。また、減量推進員さんへの取り組みといたしましては、収集された資源類がどういうふうに処理されてリサイクルされているかということで推進員さんの視察研修を2年に1度行っております。それと意見交換会といたしまして、久喜市、宮代町でそれぞれ年1回ずつ行いまして意見の交換を行っている、そのような状況でございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 金井業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
業務課長補佐(金井 誠君) それでは、し尿ごみ処理手数料、集金人の人数及び支払い方法、あわせまして集金人さんの傷害保険、これについてご答弁いたします。
  まず、し尿ごみ処理手数料の集めていただきます集金人さんの人数でございますけれども、現在久喜市3人、宮代町お2人のほか、宮代町高齢者事業団に一部委託してございまして、計5人と1法人でございます。支払い方法でございますけれども、久喜宮代衛生組合一般廃棄物処理手数料収納業務委託に関する要綱に規定してございます、委託料は1枚につき、個人にあっては150円を乗じて得た額、法人にあっては1枚150円に事務費5%を加算して得た金額とするとなってございます。支払い方法でございますけれども、毎月末日に集計をした枚数に金額を乗じて得た額を翌月の21日に支払うことになってございます。それから、保険の関係でございますけれども、決算書の12ページの役務費の項に集金人傷害保険料2万9,150円というのが掲載してございます。この内容でございますけれども、集金人さん、通院につき2,000円、死亡400万円となってございまして、最近の事故例ですと、久喜市内におきまして集金途中に犬にかみつかれたというようなことから、この通院の2,000円の保険がおりております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 伊東業務課長補佐。
                 〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方からは、生ごみ堆肥処理施設の点検業務の内容についてお答えします。
  16年度の定期点検の結果から、特に運転状況の悪い機器の清掃及び点検、消耗品の交換を実施しました。主なものとして、スクープ式攪拌機及び周辺機器168万3,000円、それから濃縮装置及び周辺機器214万7,000円、それからコンベア約11台ですけれども、220万円、破砕機及び周辺機器117万円でございます。合計で942万9,000円となります。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、お答え申し上げます。
  調書24、25の委託先でございますが、こちらの方は参考資料の17ページをお開きいただきたいと思います。項目的には全部で27項目ございますが、この中で入札は6項目を実施しております。内訳といたしましては、上から4番目の鉄類処分業務、その後少し飛びまして、大きな枠で施設各種検査業務、その下の括弧書きのダイオキシン類調査業務、その下の作業中ダイオキシン測定業務、ずっと飛びまして下から3番目、生ごみ専用指定袋開発業務、一番下の燃やせるごみ等湿ベースの組成分析業務、こちらの方が入札を実施しております。
  最後に、経費削減、どんなふうなことでやってきたかということでございますが、衛生組合の事業費、大変大きいものでございますので、事業の段階から見積もりをとりまして、その段階でまず現場と相談をしまして、不必要なものは使わない、内容の精査ということで予算の方を計上させていただいております。そのほか、実際の発注におきましては、再度現状を確認いたしまして、工事状況を再確認して、できるだけ最小限の経費で設計を行うというような努力をしてございます。そのほか、これは全般に言えることでございますが、何よりも施設が古くなっておりますので、小まめな点検が大きな事故、大きな故障を起こさせないというスタンスで臨んでおります。常日ごろ、職員が小まめに点検をいたしまして、大きなコストにならないという方針で取り組んでおりますので、ご理解いただきたいと思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  西村議員。
                 〔9番 西村茂久君登壇〕
9番(西村茂久君) それでは、1点だけ再質問をいたします。
  先ほど一番最後の業務委託の関係で入札が全部で5件だったと思うのですが、やられております。この入札の金額を見るとそれほど大きいものはない。大きいのがそれ以外となりますと随契ということになるわけですが、入札のケースの場合の予定価格に対する落札率、それからそれ以外の随契で契約したときの予定価格に対する実際の契約額、この率を平均で結構ですのでお示しをいただきたいと思います。
  恐らく入札は全部指名だと思います。一般はないと思いますけれども、それはともかくとして、今お尋ねした入札のときの落札と随意契約での予定価格に対する契約額の率、これをお示しください。
議長(角野由紀子君) 西村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問にお答え申し上げます。
  まず、入札をした場合の率ということでございますが、実はこれは細かい統計をとってございませんが、こちらの方でおおむね把握している数字で言いますと、入札をした場合には大体5社から6社指名をいたしまして、落札ということになりますと96%前後というふうな認識を持っております。そのほか特定の随意契約ということになりますと、これは施設の方の関係が多いわけですが、こちらの方では大体94から95%ということで、随契の方が率的には低くなっているのではないかというような認識でございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で西村議員の質問を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第7号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第8号 平成18年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)について質疑をお受けいたします。
  通告順に従い、順次お受けいたします。
  初めに、丸藤議員、お願いします。
                 〔10番 丸藤栄一君登壇〕
10番(丸藤栄一君) 議席10番議員の丸藤でございます。
  補正予算について大きく2点にお聞きしたいと思います。
  まず1点目、9ページの3款衛生費の2目塵芥処理費の15節工事請負費、焼却炉排ガス高度処理設備整備・2号炉他大規模改修工事2億円の概要についてであります。この点について2点大まかにお聞きしたいと思います。
  1点は、ごみ処理基本計画との関係もございます。これまで全員協議会、そして定例会本会議でかなり明らかにされておりますので、まずその点について伺いたいと。新規ごみ焼却施設の整備計画では、本来07年度、平成19年度に稼働しなければならなかったわけでありますけれども、今回の焼却炉の改修では10年も先送りされることになるわけで、これはごみ処理基本計画との関係からいってもとても認められない問題であります。仮に百歩譲ったとしても最短の期間で実現する方向でやらなければならないと考えるわけであります。そのことは当局自身も5年以内、つまり24年でやる事態になるかもしれないといったことであります。このことは確かに可能性のあることであります。それならばそれに向けての計画でなければならないわけであります。10年計画ということはあり得ないわけであります。その点での検討はどのようにされてきたのか、再度お聞きをしたいと思います。
  それから、2点目の問題は入札の問題であります。今議会の一般質問で我が党の木村議員が大規模改修工事を実施するに当たり、業者選定はどのように考えているかとの質問に対し、当局は実績のあるプラントメーカー、熟知したメーカーと答えております。しかも、指名競争入札にするということでありますが、その中に、記憶に新しいところであります防衛施設庁の談合事件で14カ月の指名停止になった企業やその子会社も含まれるのかどうか、具体的にお答えいただきたいと思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 丸藤議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、丸藤議員さんのご質問にお答え申し上げます。大変恐縮でございますが、通告のあった件についてお答え申し上げたいと思います。
  一般会計補正予算書の9ページの焼却炉排ガス高度処理施設整備・2号炉他大規模改修工事につきましてお答え申し上げます。今回の改修工事につきましては、平成18年から19年度の2カ年継続事業で総額で18億5,000万円を見込んでございますが、この中で18年度分といたしましては、ごみ処理施設2号炉炉体再燃焼室設備、2号炉燃焼ガス冷却設備、2号炉排ガス処理設備、余熱利用設備、通風設備、灰押出機の製作を予定しております。この費用として、今年度2億円の計上をさせていただいておるものでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  丸藤議員。
                 〔10番 丸藤栄一君登壇〕
10番(丸藤栄一君) 議席10番議員の丸藤でございます。
  私は、先ほども冒頭から言いましたように、質疑は3回でございますので、なるべく具体的に聞きたいということで質問したわけでございます。この件につきましては、先ほども言いましたように、焼却炉排ガス高度処理設備整備・2号炉他大規模改修工事2億円でございます。この件につきましては、さきの2回の全員協議会、それから定例会、そして今議会の中でも明らかになったところでありますので、その辺を踏まえて聞いたわけでございます。先ほど言いましたように、具体的に今回の焼却炉の改修では、ごみ処理基本計画との関係が深くかかわっております。その点でのこれまでの計画と、また入札につきましては、今後のスケジュールが指名競争入札、それから現場説明が11月にございます。そして入札時期、契約時期と来年1月ということになっておりますので、その辺を踏まえて先ほど聞いたような内容についてお答えをお願いしたい。
議長(角野由紀子君) 丸藤議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、丸藤議員さんの再質問の方にお答え申し上げます。
  ごみ処理基本計画の計画の中で変更はどうなのか、整合性はということでございますが、今回の焼却炉の改修に当たりましては、県並びにいろいろな関係者との協議の中で、現在のごみ処理基本計画を変更するものではないという説明をしております。老朽化した焼却炉を早く安心、安全な運転にしたいということのものでございます。
  次に、入札のスケジュールでございますが、こちらの方につきましては、現時点ではご質問者のおっしゃいますような指名に関する内容につきましては未定でございます。今後いろいろな形で検討させていただきたいというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  丸藤議員。
                 〔10番 丸藤栄一君登壇〕
10番(丸藤栄一君) 議席10番議員の丸藤でございます。
  それでは、第1点目の問題につきましては、今後の基本計画どおり実行するかどうか、いろいろ試金石になるわけでありますけれども、これは、これまで住民参加で2年にわたり基本計画については60回もの論議の中でつくられたものでございます。それを議会で承認されたわけですから、この重みは大変なものだと思います。ですので、そうは簡単には当局が勝手に変更できるわけではありませんので、それはそれとして推移を見ていきたいというふうに思います。
  2点目の入札の関係でございますが、まだ明らかにされないようであります。しかし、もう既に全員協議会の中でも、また今議会の中でも明らかにされましたように、今回はなぜ指名競争入札にするのか、こういう問題であります。指名競争入札の条件に当てはまるのかどうか、私は恐らく実績のあるプラントメーカー、熟知したメーカーというのは要件にならないと、そういうふうに考えております。それはなぜかといいますと、特許法という法律がありますが、この特許法の第67条では、特許権の存続期間は特許出願の日から20年をもって終了するとなっております。先ほど来から言われておりますように焼却炉の1号、2号炉ともとっくに20年過ぎているわけであります、25年と31年でありますから。これらの点につきましては、当局としてどのように検討されているのかお答えを願いたいと思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 丸藤議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再々質問の方にお答え申し上げます。
  施設の方の特許が既に切れているのか、検討はしたかということのご質問でございましたが、三機工業が持っている特許につきましては、既にもう特許は期限が切れているということになります。その関係でどうして競争入札ということになるかということでございますが、現在の焼却炉の型式でございますが、こちらの方はストーカー炉ということで、この炉メーカーを扱っている者が現場に精通しているというふうな判断をしてございます。そこで、今回の仕事の依頼に当たっては、ストーカー炉を取り扱っているプラントメーカーが中心になるものということで考えてございますが、現時点では詳細は未定ということでございますので、よろしくお願いいたします。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で丸藤議員の質問を打ち切ります。
  次に、猪股議員、お願いします。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) 補正予算で質問いたします。
  もうこれまで何回も議論をされてきていることですので、そうくどくど言いたくないのですけれども、19年度、基本計画の見直しが必要である、19年度見直しにかかっていくという考え方が既に示されております。その中で今回の大規模改修がその後の予定されているはずの新設炉の建設とどうかかわってくるのか、そこのところの基本的な考え方を聞いておきたいのです。つまり当然今回の大規模改修をしたならば、それを踏まえて基本計画に何らかの反映しなくてはならなくなるはずですよね。それがどういうふうにかかわってくるのかということです。
  大規模改修によって10年間現在の炉で運転を継続するということが現に示されております。ところが、一方、これも前者もおっしゃっていましたが、新設炉の建設が早ければ、早くても平成24年と言われています。としますと、早く行われた場合には数年間重なることになります。そうしますと財政負担も当然ダブって出てきます。その場合できるだけ、当局の今現在の考え方でいいですよ。早期に新設炉を建設、稼働させていく、10年間という中である程度ダブってもやむを得ない、そういう考え方でいるのか、それとも10年間は現在の炉でいって、その後に新設炉をという、つまり新設炉の建設をおくらせていく方針なのか、考え方なのか、その点について基本的なところをお伺いしておきたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、お答え申し上げます。
  改修炉に関して、新設炉が早い場合、数年重なるが、見通しと財政負担はというようなことのご質問だと思います。焼却炉につきましては、今回の改修によって今後10年間は安定した運転が可能となり、これに係る起債の償還完了は平成28年度を見込んでいるところでございます。一方、新設炉の建設は一般的には6年程度の期間が必要と言われておりますので、この場合、新設炉の稼働は早くても平成24年度夏季となり、計算上は4年半の期間が重なります。現在地元からは衛生組合に隣接する3.5ヘクタールの用地の買収、進入道路の拡幅などの要望がございまして、今までの交渉の経過からは合意が得られるにはいましばらくの期間が必要という状況でございますが、一方、新設炉の建設は長年の懸案事項でもございます。仮に早い機会に同意が得られるような場合には新設炉を優先して業務を進めてまいりたいというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔16番 猪股和雄君登壇〕
16番(猪股和雄君) わかりました。当然基本的にはそういう考え方になっていくのだろうと思うのですが、そうしますと4年半重なるということを言われました、早い場合にはですね。むしろできるだけ早く新設炉を建設できるように地元合意を早く進めようという姿勢なのですか、それとも単なる仮定の話で、早くできたならばその方がいいよという程度の意味なのか、そこがわからないのです、本筋が。できるだけ早くつくるよという、できるだけ早く合意を得て早く新設炉に取りかかろうという考え方であればこれまでの基本計画を尊重し、それを踏まえて進めるわけだから理解できるのだけれども、そういう動きをしないで早くできるならそれでもいいぐらいの姿勢であるとしたら、ちょっと違うのだろうと思うのです。ちょっとそこら辺の本音のところを聞かせてもらえませんか。
議長(角野由紀子君) 猪股議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問の方にお答え申し上げます。
  早く進めるというのか、どういう考えなのかということでございますが、繰り返しになりますが、新設炉の建設は平成4年からの懸案事項でございまして、もう既に14年が経過しました。これにつきましては、私どももなるべく早くつくりたいということでございますが、いろいろ地元からの要望等も、今すぐにできるものがなかなか難しいということがございまして、進んでいないという状況がございます。しかしながら、新しい炉をつくって安心、安全な運転をしたいということには変わりはございませんので、新設炉を優先して検討を進めるということで業務を進めてまいります。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で猪股議員の質問を打ち切ります。
  次に、木村議員、お願いします。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。
  それでは、3点にわたってお聞きしていますので、まず焼却炉排ガス高度処理施設、それから2号炉他大規模改修についての一つは内容についてです。共通部改修工事の中心的なもの、それから共通仮設工事の主な内容、それから一般管理費についての内容についてお伺いします。
  それから、きょうの資料の中にもその概要が今お聞きした中身も含めてあるのですけれども、1号炉、2号炉の改修工事に伴って共通あるいは全体的な形で把握する必要があるのだろうと思いますけれども、そういう点で今までの論議にあったように、実績あるいは熟知している、現場に精通するというような形の中で、この金額等についてはそういう経過を踏まえた形で今回工事概要としてのせてきているのかどうかお伺いします。
  それから、2番目、事業債についてなのですけれども、2年据え置きで8年という形で提起があって、一般質問でもしましたけれども、この線で今考えていると。そういう点では、4ページにもありますけれども、償還の方法についてはただし書きが最後にあるのですけれども、この角度からお聞きしたいのですけれども、ただし、衛生組合財政の都合により据え置き期間、償還短縮、あるいは繰上償還または低利に借りかえることができるというような方法なのですけれども、これについては今後計画の中で具体的にどういう形でもしこういうことがあれば話し合いとかそういう形に持っていけるのですか。例えば今繰上償還という話もあったのですけれども、そのときにはどういう形で、例えば何年前にそれを提起していく必要があるのか、その場合は低利の形でできるのか、そういう点について、この償還の方法の具体的な適用の内容についてお聞きしたいと思います。
  それから、9ページの大規模改修工事の2億円については、そのまま中身について、主な内容についてお聞きしたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 木村議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、お答え申し上げます。
  工事内容については精査されているのかということでございましたが、こちらの方につきましては、日本環境衛生センターの方に概要をお示ししまして、妥当であるというようなお答えをしていただいております。
  次に、工事の主な内容でございますが、こちらの方は参考資料の方に書かせていただいておりますが、その中で大きなものを申し上げますと、1号炉関係では排ガス処理設備がございます。金額の方については公表は差し控えさせていただきたいというふうに思います。
  2号炉につきましては、炉体の整備と再燃焼室の設備、こちらの方は炉床を交換するということになりまして、炉体の上部も交換することになりますので、こちらの工事が主なものになると思います。そして、共通部分につきましては、これは電気計装器、今の指令室を上の方に持っていきまして見やすくするという工事がございますので、そちらの方が主な工事になっております。共通仮設費、現場管理費、一般管理費につきましては、規定のものを使っているということでございます。
  次に、借換債の計画はどうか、起債についてはどうかということでございますが、起債の方につきましては、衛生組合に有利な条件の起債が出た場合につきましては、これを借りかえるということで対応しておりますので、今後8年の間にそうした有利な起債が出た場合につきましては、借りかえを検討したいというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔何事か言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) 失礼いたしました。施工管理の方でございますが、200万円の内容ということでございますが、こちらの方は平成19年1月から3月までの3カ月間の施工管理業務を委託することにより実施するものでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 再質問をします。
  大規模改修工事の概要については、環境衛生センターということなのですけれども、この基本的な資料あるいは衛生組合の資料と、それから環境センターにはどういう形で送って検討をされたのか。その基盤となるものですね。私があえて共通部分について聞いたのは、そういう共通でできる部分で全体像をもし知っている立場ならば、経費の形で節減できるものもかなりあるのではないかという思いで聞いたのですけれども、そういう点でその経過についてお聞きしたいのが一つ。
  それから、先ほど指名競争入札も含めて出ていたのですけれども、この指名競争入札という形で今進めようとしているのですけれども、この法律の中で167条でこの指名競争入札の三つの大きな視点があります。そういう点を踏まえた形で全体像としては工事概要も含めた形を考えているのかどうかですね。そういう点について法的な形の依拠するところはどのような形で、特に167条については検討されたのか、その点についてお伺いをしたいと思います。
  それから、事業債についてなのですけれども、これも私は一般質問の中でもっと償還期間については短くする方法もあるということで出したのですけれども、この間の説明の中では繰上償還をしなくてはならない、10年以内というような条件とか、新設炉の、先ほどの答弁と関係しますけれども、6年はかかるというようなことで、今ダブりも含めて論議になっているのですけれども、これについては当然新設炉を優先するという形であれば、こういう点も緩和あるいは柔軟に考える姿勢を示しておかないと、私は今後これだけ整理された中身で進まれてしまう危険性があると思うので、その辺のところはどのように考えているのかお聞かせいただきたい。
議長(角野由紀子君) 木村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問の方にお答え申し上げます。
  3点ほどございましたが、環境衛生センターの検討結果はどうなのかということでございますが、こちらの方は3月の議会に参考資料で検討結果を一部配付させていただいております。そちらの方の中で今回の積算については問題ないという形で出ておりますので、ご確認をいただければいいのかなというふうに思います。
  次に、入札の関係でございますが、こちらの方は従来から公正な方法で業務を執行してまいりたいということでお話をしてまいりました。そういった一環で、指名競争入札であれば価格と技術の両面で競争させることができるというような判断を持っておりますので、指名競争入札で行わせていただきたいというふうに、今の時点では考えております。
  次に、起債の関係でございますが、こちらの方、5年、8年、10年といろいろ検討してきたわけでございますが、現在の修理費が大体2億円ほどでございます。仮に5年でこれを返すということになりますと、1年度の償還金額が3億2,000万という金額になります。8年間ですと2億円ということになりますので、単年度の負担を考慮いたしますと、8年程度が大体適当かなという感じで県と相談した経緯がございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  木村議員。
                 〔3番 木村奉憲君登壇〕
3番(木村奉憲君) 環境衛生センターとの関係なのですけれども、それでは確認をしますけれども、以前提出された参考資料、それが今回の最終的な工事概要についても踏襲されているというふうに思っていいのか。その内容についても、その後精査をした、あるいは変更した箇所はないのかどうか、その確認をしたいと思います。
  それから、私、指名競争入札で法的な形で167条のことを言いましたけれども、透明性についての確保をきちっとする必要があると。そういう面では今度の工事の請負の中身がその性質、また目的が一般競争入札に適しない、それから同じように競争に加わるべきものの数が一般競争入札に付する必要がないと認められたとき、そういう少数であるというケース、それから3番目、一般競争入札に付することが不利と認められたとき、この三つの条件があるのです。そういうことをきちっといろんな形で論議した上で、あくまでも価格と技術の面で指名競争入札が最適であるというような結論を下したのかどうか。そのことをさっきの法的な根拠も含めて考えたのか。入札については、不正でない、あるいは透明性が確保される、最低限必要だと思いますけれども、この透明、それから不正でないということを指名競争入札のところで確保できるという確信があるかどうかお伺いしたいと。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 木村議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再々質問にお答え申し上げます。
  日本環境衛生センターの前回の精査が踏襲されているのかということでございますが、こちらの方につきましては専門家の方が内容を審査したということで、現在もそれを尊重して実施をしてございます。ただ、発注に当たりましては、独自に衛生組合で判断をして積算をすることもございます。それらにつきましては、また内部で検討していくということになると思います。
  次に、入札の関係でございますが、いろいろご指摘を受けているわけでございますけれども、一般的には一般競争入札あるいは随意契約、指名競争入札と大きく枠のくくりがあるわけでございますが、一般競争入札ということになりますと相当な時間を要すということになります。また、随意契約ですと透明性を果たして確保できるのかというおそれもございます。そういった意味では、平成18年の7月18日に環境省の方から出されております建設工事等の入札契約の手引がございますので、こちらの方の趣旨に沿って、入札につきましては指名競争入札ということで実施をしてまいりたいというふうに考えてございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で木村議員の質問を打ち切ります。
  次に、小河原議員、お願いします。
                 〔18番 小河原 正君登壇〕
18番(小河原 正君) 18番の小河原です。前段者の質問で十分わかりました。これ以上質問するとまだ理解できないのかと言われるのもありそうのでやめたいと思いますが、ただ1点、新設炉ができた場合、いつできるかわかりませんけれども、そういうときの繰上償還はどうなるのか、もう一回確認をしておきたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 小河原議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、お答え申し上げます。
  新設炉の場合で新しくできた場合に繰上償還ができるのかということのご質問かと思います。こちらの方につきましては、現在地元との交渉の中で大変難しいというような形の見通しで8年ということでご説明させていただいたわけでございますが、仮にこれが早く同意をいただきまして、新設炉が建設できるということであれば、新設炉を実施する方向で県と協議を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で小河原議員の質問を打ち切ります。
  次に、西村議員、お願いします。
                 〔9番 西村茂久君登壇〕
9番(西村茂久君) 9番の西村です。済みません、遅く。
  私はこの補正を否定するものではないのですけれども、特にこの決断そのものがちょっと遅いかなと思います。実際にこれ、大改修工事は必要に迫られているわけです。問題はその手法をどうするのか、もっと早くから慎重な検討をしていただきたかったというのが正直なところであります。特にさきの3月の予算議会の答弁の中で、大改修工事を進める方法として事業委託とPFIという二つを同時に検討しております、5月ごろまでには結論を得たい、いずれの方法でも9月から翌年11月にかけて工事を行うということで債務負担行為を含めて予算化をされたわけであります。
  このときも含め、その前段の去年の9月、全員協議会で工事の内容が示されてから以降、再三いろんな方から、私も含めて指摘してきたにもかかわらず、起債による工事というのが念頭にその3月の時点でなかった。仮にあったとしても、それができないという判断をされていたものと思います。にもかかわらずこういうことになったわけですけれども、なぜ、いつ、どのようなきっかけで起債による工事の検討を始めたのか。これはこれまでの経過を見て承知しておりますから、県とのやりとりは承知しておりますが、実際に管理者からどういう形で起債による工事の検討に対する指示、そういうのが出たのか。この工事を起債でやるということが一応結論づけられたときに、それまで関係してきた業者に対してどのような説明を行ってきたのか、まずお尋ねをいたします。
議長(角野由紀子君) 西村議員の質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、お答え申し上げます。
  改修工事の検討経過や関係業者の対応についてというご質問でございますが、既にご案内のように、衛生組合では平成18年の3月議会で関係予算を計上させていただいた後、4月28日に全員協議会で工事の財源等について経過をご報告させていただいております。その後、ご指摘のように、平成18年5月16日から9月1日にわたって県と協議を進めてきたわけでございまして、最終的には8月30日の正副管理者会議において起債での実施を決定させていただいております。この間の詳細な経過につきましては、さきの9月22日の全員協議会でご報告をさせていただいたところでございます。
  次に、見積もり業者の関係でございますが、こちらの方につきましては、見積もり内容の照会は随時行っておりますが、それ以外につきましては、改めて説明は行っていないところでございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再質問をお受けいたします。
  西村議員。
                 〔9番 西村茂久君登壇〕
9番(西村茂久君) 私も非常に疑り深い性格、ではないのですけれども、今回のいろんな推移を見ておりますと業者の姿がちらちら、ちらちらするわけです。これから入札を、補正予算が通れば直ちに入札に向けてスケジュール化を図るということで先ほどのご答弁があった。内容は未定だということなのですが、私はこの18億5,000万という金額が非常に気になる。実際に入札に当たっての予定価格をどうするのか、どう積算するのか、その場合に職員の関与というのがどの程度あるのか。
  この18億5,000万というのは、もともと三機工業が計画書の中で示した内容であるわけです。それを日本環境衛生センターが審査をしてオーケーですよというふうな形で、この18億5,000万がひとり歩きしているわけです。本当に今回の工事がそのままそれが予定価格としてなるのかどうか。そうではなくて、こちらの職員にそういう積算をされる力をお持ちの方が私はいると思うのですけれども、仮にいないとしたら、久喜、宮代には、財政担当ではないですけれども、結構そういう力をお持ちの方がいらっしゃるわけで、できるだけ自前で予定価格を積算するという心構えが私は必要ではないのか。実際に指名をする業者については、ストーカー炉を扱っているメーカーが中心である、大体五、六社になりますと、その辺はオーケーなのです。しかし、もとになる入札の予定価格をどうするのかというのは極めて大きな問題でありますが、その点についていかがでございますか。
議長(角野由紀子君) 西村議員の再質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問の方にお答え申し上げます。
  予定価格の関係でございますが、18億5,000万円の見積もりにつきましては、これはあくまでも見積もりでございまして、内容は妥当であるというお答えはいただいているものの、実際発注に当たっては、これは内部で設計をし直しいたします。この設計につきましては、今までの改修の経験や、あるいは近隣の自治体からの情報もございまして、内部の職員が設計することが可能でございますので、そちらを設計した上で予定価格をつくるという形で今現在進めてございます。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 再々質問をお受けいたします。
  西村議員。
                 〔9番 西村茂久君登壇〕
9番(西村茂久君) 今の非常に力強いお話をお伺いして安心したわけであります。何しろ金額がでかいものですから、やはりそこのところは慎重に進めていただきたいと思います。私の質問と直接つながりがないので大変申しわけないのですが、最後に一つだけお尋ねしたいのは……
                 〔何事か言う人あり〕
9番(西村茂久君) いや、あるのですけれども、ないのです。改修工事という関係ではございます。というのは、新設炉で、先ほどお話をいただいたわけですけれども、合意を得られるにはいましばらく期間が必要ですと。都市計画変更の同意ね。いましばらく期間が必要でございますと。合意を得られれば新設炉をすぐにでもやるという気持ちを持っていらっしゃるということはお話として伺ったわけですけれども、この言葉というのは、平成16年の私が議員になってここでご質問したときにもそういう言葉を聞いたと記憶しております。実際に既にあれから3年を経過してなかなかそれが進んでいない。私は実は正副管理者にお願いしたいのは、この合意を得るために一歩でも進めるためには、やはりもう正副管理者の出番ではないのかというふうに思っております。事務当局が行ってそれなりの話をしますけれども、全く前進がありません。ということになれば、やはりそれを打開するためにはそうあるべきだと思うのですが、いかがでしょうか。最後にします。
議長(角野由紀子君) 西村議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
業務課長(諏訪信雄君) それでは、再々質問の方にお答え申し上げます。
  新設炉の関係でなかなか地元の同意が得られないという状況が続いてございますが、地元からは現在のところでは、繰り返しになりますが、3.5ヘクタールの用地の買収、あるいは進入道路の用地の買収、完成ということで、今すぐに実現が難しいという状況がございます。これらにつきましては、今後いろんな形で交渉を進めてまとめるべく努力をしてまいりたいと考えておりますので、議員さんにおかれましては、深いご理解をいただきたいというふうに思います。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君)  管理者。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) それでは、西村議員のご質問で、私の方からも一言ご答弁申し上げます。
  いろいろこのたびの周辺の住民の方々とは、事務局長を初め職員が精いっぱい努力をして今日に至っておるわけでございます。ただ、率直に申し上げまして大変大きな要望でございまして、すぐにご返答できるような、そんな条件ではございません。これからもいろいろ苦労があるかというふうに思っておりますけれども、時に応じて、今お話しのように正副管理者という立場で地元の方にお話しする機会も出てくるかというふうに思っておりますが、いずれにしましても精いっぱい理解を得べく努力をしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いを申し上げる次第でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で西村議員の質問を打ち切ります。
  これをもちまして議案第8号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第9号 久喜宮代衛生組合長期継続契約を締結することができる契約を定める条例について質疑をお受けいたします。
  丸藤議員、お願いいたします。
                 〔10番 丸藤栄一君登壇〕
10番(丸藤栄一君) 議席10番議員の丸藤でございます。長期継続契約を締結することができる契約を定める条例について伺います。
  2点なのですが、第1点目の第2条の(1)と(2)の契約についての具体例は、上程説明の補足の中で挙げられましたので、了解いたします。
  もう一点の長期継続契約の締結につきましては、これまでは議会の議決を経る必要はなかったわけでありますけれども、改正であるとなったことの経緯も含めてご説明いただきたいと思います。
  以上です。
議長(角野由紀子君) 丸藤議員の質問に対する答弁を求めます。
  総務課長。
                 〔総務課長 当間義広君登壇〕
総務課長(当間義広君) それでは、長期継続契約の締結については議会の議決を得る必要はあるのかでございますが、衛生組合におきまして議会の議決に付さなければならない契約は、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定によりまして、予定価格1億5,000万円以上の工事または製造の請負とされておりますことから、物品のリースですとか役務の提供に関する契約は該当とはならないことになります。したがいまして、長期継続契約につきましては、通常の契約及び予算執行と変わりはなく、議会の議決をいただくような契約は該当しないものと考えております。
  以上でございます。
議長(角野由紀子君) 以上で丸藤議員の質問を打ち切ります。
  これをもちまして議案第9号の質疑を打ち切ります。
  次に、議案第10号については通告がございませんでしたので、質疑を打ち切ります。

                                           

    ◎討論・採決
議長(角野由紀子君) これより日程第3、討論・採決を行います。
  議案第5号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第5号 専決処分の承認を求めることについて、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(角野由紀子君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。
  続きまして、議案第6号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第6号 専決処分の承認を求めることについて、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(角野由紀子君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。
  続きまして、議案第7号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
  丸藤議員。
                 〔10番 丸藤栄一君登壇〕
10番(丸藤栄一君) 議席10番議員の丸藤でございます。私は、日本共産党議員団を代表して、議案第7号 2005年度、平成17年度久喜宮代衛生組合一般会計決算の認定について、本案に反対する立場から討論いたします。
  まず第1に、清掃事業に携わる現業職員を退職に伴う減員の補充をせず、減るに任せている当局の姿勢は問題であります。これまでも再三にわたり指摘してきたように、当組合の現業職員の環境を重視した仕事の取り組みは大いに評価できる努力であります。しかし、当局はその現業職員たちの努力を認めずに、特に収集の場において委託の拡大だけを眼目に置いて、直営職員の減員を放置し続けてきました。前年の04年度から05年度については、退職の関係で現業職員、再任用2名も含め、28名と変化なかったものの、今後3年の間に11名が減らされることになります。これがさらなる委託拡大に道を開くのは明らかであります。それは即委託の拡大を続けていくことで、当組合の先進的取り組みの後退を余儀なくされ、委託料の大幅な増加となって久喜、宮代両市町民の負担増となっていく、この懸念は大きなものがあります。
  第2に、生ごみ堆肥化はようやく製品化のところまでになり、今年度、県のさまざまなテストを受けて施用オーケーとなっている運びであります。しかし、当局も認めているように、生産コストの引き下げ問題や品質を改善する余地があるなど、現状のプラントで堆肥化を進めていくかどうか、方向性を見出せないでおります。しかも、全量堆肥化への道筋、これはなるべく燃やす量を減らす、ダイオキシンを初め環境に有害な物質を出さないとのコンセプトで検討された新設焼却炉の建設をどうするのか、この二つの関連で将来展望を見出させないままでいます。この点では、建設予定候補地を探す作業を後回しにしてきた点は指摘されてしかるべきであります。その点では、現処理場周辺地域の同意が得られないと、周辺地域を理由にしている態度はとても容認できるものではありません。これまで周辺住民の心情に本当に正面から向き合ってきたのか、今住民の不安に正面から向き合う姿勢が問われているわけであります。つまり正副管理者の責任が大きく問われているわけであります。
  第3に、本会議に付されている焼却炉大規模改修に関連し、現1、2号炉を今後10年間稼働可能な改修を行い、起債の償還は2年据え置き8年償還、つまり現行施設を今後10年先まで稼働させる計画であります。これまで当局は新設焼却炉も全量堆肥化施設も07年度、平成19年度遂行の計画もないままに、今回の大規模改修で先送りしようとする意図は明らかであります。しかも、数年先に実行するというのではなく、10年もの先まで先送りする意図が見え隠れしております。焼却炉の改修は、ごみ処理基本計画に沿った形で、その実現は可能な限り早期に新設炉を建設、稼働させるよう大いに努力することを強く求めて本案への反対討論といたします。
議長(角野由紀子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第7号 平成17年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算の認定について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(角野由紀子君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり認定することに決定いたしました。
  続きまして、議案第8号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第8号 平成18年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手多数〕
議長(角野由紀子君) 挙手多数であります。
  よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
  続きまして、議案第9号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第9号 久喜宮代衛生組合長期継続契約を締結することができる契約を定める条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(角野由紀子君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
  続きまして、議案第10号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(角野由紀子君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第10号 久喜宮代衛生組合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(角野由紀子君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
  以上をもちまして提出議案の審議はすべて終了いたしました。

                                           

    ◎議長あいさつ
議長(角野由紀子君) これをもちまして、本議会に付された案件はすべて終了いたしました。
  本日は、提出議案に対する慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。

                                           

    ◎管理者あいさつ
議長(角野由紀子君) それでは、管理者のあいさつをお願いいたします。
                 〔管理者 田中暄二君登壇〕
管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会第2回定例会にご提案申し上げました議案第5号ないし第10号までの6議案につき、議員の皆様には慎重ご審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。
  質疑、質問の中で賜りましたご意見等につきましては、十分検討いたしまして、今後の組合運営に反映をさせてまいりたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げまして、御礼のごあいさつとさせていただきます。大変ありがとうございました。

                                           

    ◎閉会の宣告
議長(角野由紀子君) ありがとうございました。これをもちまして、平成18年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午後 5時25分