平成16年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会 第19日
平成16年11月2日(火曜日)
議 事 日 程 (第2号)
1 開 議
2 議案に対する質疑
3 討論・採決
4 議長あいさつ
5 管理者あいさつ
6 閉 議
7 閉 会
午前9時00分開議
出席議員(19名)
1番 星 野 良 則 君 2番 内 田 正 君
3番 木 村 奉 憲 君 4番 加 藤 幸 雄 君
5番 川 野 昭 七 君 6番 鈴 木 精 一 君
7番 高 岡 大 純 君 8番 角 野 由 紀 子 君
9番 西 村 茂 久 君 10番 丸 藤 栄 一 君
11番 飯 山 直 一 君 12番 原 進 一 君
13番 岡 崎 克 巳 君 14番 角 田 礼 子 君
16番 猪 股 和 雄 君 17番 榎 本 和 男 君
18番 小 河 原 正 君 19番 福 垣 令 由 君
20番 加 納 好 子 君
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により出席した人
管 理 者 田 中 暄 二 君 副管理者 榊 原 一 雄 君
代 表
収 入 役 樋 口 純 一 君 榎 本 善 司 君
監査委員
参 与 浅 子 秀 夫 君 参 与 岡 部 年 男 君
参 与 須 藤 三 千 夫 君 参 与 篠 原 敏 雄 君
事務局長 中 村 恭 三 君 総務課長 伊 藤 孝 治 君
総務課長
業務課長 諏 訪 信 雄 君 石 井 信 幸 君
補 佐
業務課長 業務課長
伊 東 雅 夫 君 金 井 誠 君
補 佐 補 佐
施設係長 内 田 久 則 君
本会議に出席した事務局職員
総務課長
野 本 俊 男 書 記 近 藤 初 江
補 佐
書 記 日 下 部 栄 子
◎開議の宣告 (午前 9時00分)
〇議長(加納好子君) ただいまの出席議員は19名でございます。
なお、先ほど執行部から議案質疑に対する参考資料を配付したいとの要請がありまして、これを許可いたしましたので、ただいまから資料を配付させていただきます。
休憩いたします。
休憩 午前 9時03分
再開 午前 9時06分
〇議長(加納好子君) 再開いたします。
◇
◎議案に対する質疑
〇議長(加納好子君) 日程第2、議案に対する質疑をお受けいたします。
まず、議案第8号 平成15年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算の認定についてお受けいたします。
なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて、通告順に従い順次お受けいたします。
まず、歳入からお受けいたします。
猪股議員。
〔16番 猪股和雄君登壇〕
〇16番(猪股和雄君) 15年度の一般会計決算の歳入部門について質疑をいたします。
今参考資料を配っていただきまして、私の質問することのうち幾つかはこの資料によって答えていただいているようなのですが、今合わせましたのですが、全部チェックできませんので、もし何点か入っているものであれば、ここに書いてあるというふうに言ってくだされば結構です。
まず、最初ですが、決算書でいきますと1ページ、2ページということになります。使用料及び手数料のところなのですが、調書でいきますと10ページの表1になります。組合収集自己搬入の搬入量、それぞれの搬入量とそれぞれの増減をお願いをしたいと思います。
それから、このうち多量排出事業所からの件数、金額、ごみ・資源、それぞれの受け入れ(搬入)量についてお願いいたします。
3番目ですが、多量排出事業所ごとの搬入量、14、15年度の量と増減について、これは一覧表が1ページに出ていますね。これは結構です。
四つ目の質問ですが、多量排出事業所につきまして、久喜市内の事業所、宮代地内の事業所と分けて集計をしまして、14、15年度の量と増減をお願いいたします。
5番目、事業所全体で、ということは組合収集と自己搬入の合計ということになりますが、これも久喜市内と宮代地内の収集(搬入)量、14、15年度の推移、増減についてお願いします。
6番目ですが、特に造園、医療系、福祉施設の増減と評価についてお伺いをします。特に毎年どういうふうにそれぞれの事業者が努力をしているか、その具体的な例も挙げていただいて説明をしてもらっているのですけれども、特に今回ふえたところの理由と、組合としてどのようにその理由を把握しているのか。それから、その理由について組合は問題だというふうに考えているところがあれば、示していただきたいと思います。
それから、大幅に減った事業所の取り組み状況についてもお知らせいただきたいと思います。特に造園事業者で、独自に剪定枝チップ化に取り組んでいる事業所数と実情について把握しているところをお知らせください。
次に、病院、福祉施設、学校などで、独自に生ごみ堆肥化に取り組んでいる事業所数ですが、これがちょっと今分析はしてありませんけれども、そういう事業所がどのぐらいふえているのか、実情についてお知らせください。
それから、スーパーなどで搬入の増減、その理由の分析、今ちょっとこの表を見た限りでは、スーパーでも大変大幅にふえているところと、かなり努力して減らしているというところがあるようですけれども、その増減の理由の分析はどのように行っているか、お伺いいたします。
七つ目ですが、それぞれ減量の計画書が出されているわけですが、この計画書に比べてどのようにそれぞれの事業所において執行されてきたのか、お願いをいたします。
以上です。
〇議長(加納好子君) 猪股議員の質問に答弁願います。
総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
〇総務課長補佐(石井信幸君) おはようございます。調書の10ページ関係について、お答えさせていただきます。
まず初めに、@番の事業系ごみの組合収集と自己搬入量についてですけれども、平成14年度の組合収集が373トン、自己搬入が4,378トン、合わせて4,751トンでございます。平成15年度の組合収集が353トン、自己搬入が4,514トン、合わせて4,867トンとなっております。増減を比較しますと、組合収集が20トンの減、自己搬入が136トンの増、合わせて116トンの増となっております。
A番のこのうち多量排出事業所からの件数、金額、ごみ・資源それぞれの受け入れ量につきましては、多量排出事業所49事業所で291件、搬入量が1,982.78トン、1,982万7,800円となっております。ごみ・資源の量につきましては、それぞれ計量しておりませんことから、平成15年12月に行いました実態調査の組成割合で計算しますと、ごみが約1,608トン、81.8%、資源が約374.78トン、18.9%となっております。
それと、多量排出事業所の平成14、15年度の搬入量につきましては、資料として1ページでお配りしてございます。
Cの多量排出事業所の久喜市、宮代町の事業所の平成14年度、15年度の搬入量と増減につきましては、事業所数が平成14年度で久喜市が40事業所、宮代町が9事業所、合わせて49事業所であります。平成15年度が久喜市が41事業所、宮代町が8事業所、合わせて49事業所であります。久喜市が1事業所の増、宮代町が1事業所の減となっております。搬入量につきましては、平成14年度が久喜市が1,706.65トン、宮代町が380.88トン、合わせて2,087.53トン、平成15年度の久喜市が1,610.21トン、宮代町が372.57トンで、合わせて1,982.78トンで、久喜市が96.44トンの減、宮代町が8.31トンの減、合わせまして104.75トンの減少となっております。
Dの事業所全体で久喜市と宮代町の搬入量と平成14年度、平成15年度の比較につきましては、平成14年度の久喜市の搬入量が3,659トン、宮代町が1,092トンの合わせまして4,751トン、平成15年度の久喜市が3,801トン、宮代町が1,066トン、合わせて4,867トンとなっております。久喜市が142トンの増、宮代町が26トンの減となっておりまして、合わせますと116トンの増となっております。
Eの特に造園、医療関係、福祉施設の増減と評価につきましては、まず造園関係ですけれども、造園業者につきましては以前この衛生組合に搬入しておりました多量排出事業所3事業所ありましたけれども、この3造園事業所はすべてチップ化に取り組みまして、組合搬入量は大幅に減少しております。
医療関係につきましては、1機関を除きまして減量、または減少傾向にありますけれども、1機関だけが増加しております。理由といたしましては、利用者数の増ということでございました。
続きまして、福祉施設につきましては、すべての施設で増加しております。理由といたしましては、入所者数の増加ということでございます。昨年の議会で申し上げましたけれども、医療機関、福祉施設で搬入されるごみを見ますと、ほとんどが紙おむつでございます。紙おむつの減量、資源化、それらが難しいことから、水切りの徹底、容器の納入業者へのお持ち帰りなど、それぞれが減量に努めていますが、減量につながらないということでございます。
また、医療機関でごみが減少したところの取り組みといたしましては、分別の徹底とごみ減量に努めているとのことでございます。また、一つの医療機関では、生ごみの堆肥化を部分的に行っているとのことでございます。
それと、病院等で生ごみの堆肥化に取り組んでいる事業所につきましては、前年に対して増加はしておりません。生ごみの堆肥化につきましては、導入もお願いしているのですけれども、なかなか増加しないということが現実でございます。
ただ、3福祉施設につきましては、生ごみ堆肥化を前向きに検討するということでございますので、機会あるごとに協力をお願いしたいというふうに考えております。
それと、スーパーなどの搬入量の増減等その理由の分析とのことでございますけれども、多量排出事業所のうち7事業所がスーパーでございます。このうち前年比で減量した事業所が4事業所、増加した事業所が3事業所でございます。大幅に減量した事業所の取り組みといたしましては、食料品のセンター化による容器の削減、それと分別の徹底による資源の取り組みとのことでございます。
また、増加した事業所は、分別の徹底、生ごみの資源化等に努めているが、営業時間の延長等で増加したとのことでございます。
また、増加したこの3事業所につきましては、平成16年度の前半期と比較しますと、2事業所が減量しております。
Fのそれぞれ減量計画と比べてどのように計画が履行されたのかということですけれども、平成15年度の多量排出事業所の減量結果につきましては、49事業所すべてから提出されております。49事業所の全体計画量の1,951トンに対して実績量は1,983トンでありまして、計画量を32トン超えております。40事業所の中で計画を達成できなかった事業所が26事業所、計画を達成した事業所が23事業所でございました。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 再質問ありますか。
猪股議員。
〔16番 猪股和雄君登壇〕
〇16番(猪股和雄君) 今答弁聞きまして、メモをとりながら、この資料を見せていただいたのですけれども、事業所、特に多量排出事業所の努力と具体的な取り組みによって、しかもそれは幾つかの本当に数えるほどの事業所ということによって大きく変わってくるのだなということが改めて感じられました。特にこの参考資料の1ページの表を見ますと、ほとんどが△で減量し、あるいは△がついていないところもほんのわずかの増加というところが……10トン未満の増加というところがほとんどなわけですけれども、それらの多くの努力というものを一番上の63トンの増加というところで帳消しにしてしまうような状況になっているわけですね。ここの場所で1スーパーマーケットを取り上げて、ここについてどうなのかとやることが適当なのかよくわかりませんけれども、今お話の中でも分別、資源化に努めているけれども、営業時間が増加したとのことによって排出量がふえてきているということも言われました。しかし、それをちゃんとそういう営業時間の増加をしても、なおかつごみの減量をしてもらうためにどうするかという、そういう計画書を出してもらっているのではないか、出してもらわなくてはいけないのではないかというふうに思うのですが、その点はいかがなものでしょうか。
恐らくこの事業所も計画書の中では減量というふうに出てきていたのではないかと思うのですが、この間の実情についてもうちょっとお伺いしたいと思うのです。
あとは結構です。
〇議長(加納好子君) 再質問に答弁をお願いします。
総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
〇総務課長補佐(石井信幸君) スーパー等の増加したところの取り組みということなのですけれども、この増加したところの取り組み、電話等で話はしているのですけれども、先ほども申し上げましたように、営業時間の増、そういうものでふえてきたということでございます。この事業所の平成15年度の排出量等をちょっと聞いてみますと、総排出量は1,300トン以上ごみとして出ている。その中で事業者の方で資源となるものと、また分別できるもの、それらについては徹底した分別で資源化をしているということでございます。そのうちこの事業所で処理できない生ごみ等ですか、それを衛生組合に搬入していることでございます。できるだけ分別の徹底をして資源化に回したい、そのような返事はいただいているところでございます。
以上です。
〇議長(加納好子君) 続いて、質問をお受けします。
丸藤委員。
〔10番 丸藤栄一君登壇〕
〇10番(丸藤栄一君) おはようございます。議席10番議員の丸藤でございます。
歳入について何点か質問いたします。まず初めに、事項別明細書1、2ページの1款分担金及び負担金の1目組合負担金の見直しについてであります。この件につきましては、さきの3月の予算議会の際にも伺いましたが、このときには検討課題ということでございました。確かに久喜市負担金と宮代町負担金は、衛生組合規約に基づいて経費の負担割合を久喜市が3分の2、宮代町が3分の1となっております。マクロ的あるいはこれまでの経過から見れば、それでよいのかもしれませんが、今後はこのままの負担割合でよいのかどうか、伺いたいと思います。
次に、同じ1、2ページの2款使用料及び手数料の1項手数料の1目塵芥処理手数料と2目し尿処理手数料の不納欠損額と収入未済額の理由についてお示しいただきたいと思います。
次に、同じ1、2ページの4節粗大ごみ処理手数料について伺います。具体的には、粗大ごみ処理手数料を公平な処理手数料にすべきではないかという問題であります。ご承知のように現在家庭系は1点500円ですが、事業系は重量制で割安となっております。これでは事業者のみを優遇する料金設定ではないかと、不公平だという声も聞かれますが、その点をどのように考えておられるでしょうか、お答えください。
次に、同じ1、2ページの3款財産収入の1目物品売払収入の内容について伺います。特に有価物売り上げ代金では、前年度と比べ50万4,000円増となっておりますが、成果表を見ますと、ふえているのがアルミ缶で61万2,990円であります。そのあたりかなと思いますが、アルミ缶がふえた理由をお示しください。
逆に廃家電が減った理由は何でしょうか、お示しいただきたいと思います。
また、収集車売り払い代金66万450円とありますが、前年度は全くなかったわけですが、そのあたりのことと収集車、塵芥収集車やし尿収集車などの売却額が成果表に示されておりますが、この評価額といいますか、査定額はどのように決められるのでしょうか、お答えください。
次に、3、4ページの5款諸収入の2項雑入について伺います。雑入が前年度と比べて大きく減っているのは、送電線線下補償料3年分でありますが、当初予算から見れば増額となっておりますが、その主な理由はどういうことでしょうか、お答えください。
歳入については以上であります。よろしくお願いいたします。
〇議長(加納好子君) 丸藤議員の質問に答弁をお願いします。
総務課長。
〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
〇総務課長(伊藤孝治君) 改めまして、おはようございます。
それでは、2ページ、組合負担金の見直しについてご答弁を申し上げます。組合負担金の割合につきましては、昭和36年2月に開催されました組合設立に向けての両市町選出議員による準備委員会において、組合規約についての調整が行われ、久喜市、宮代町の負担割合が2対1となったものでございます。その後今日まで43年間、当時の負担割合により使用しているところでございます。組合といたしましては、その間社会情勢の変化に対応したごみ処理事業として、プラスチック固形燃料化事業、生ごみ堆肥化事業などさまざまな事業を展開し、全国でもトップクラスのごみ処理行政を推進してきたところでございます。
このようなことから組合といたしましては、これまで構成市町間の信頼関係により築き上げられましたごみ処理行政を引き続き現状の負担割合でいきたいと考えておるところでございます。
次に、4ページ、雑入の増額の理由についてご答弁申し上げます。雑入につきましては、当初予算の72万5,000円と比較し、増額となっておりますが、増額の主な理由といたしましては、公衆電話取り扱い手数料でございます。公衆電話につきましては、利用度が少ないためNTTから撤去依頼があり、平成15年7月撤去したところですが、設置期間中の取り扱い手数料10万2,686円を別口座で処理したところでございますが、撤去を機に一般会計に振りかえたものでございます。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いいたします。
金井業務課長補佐。
〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇業務課長補佐(金井 誠君) それでは、丸藤議員さんの質問に答弁させていただきます。
塵芥処理手数料並びにし尿処理手数料の不納欠損額と収入未済額の内容についてご説明いたします。
まず、塵芥処理手数料の不納欠損額と収入未済額の内容でございますけれども、塵芥の不納欠損6,600円は4事業所、すべて転出先不明となっております。収入未済の関係でございますけれども、現年度分が12事業所で7万4,800円、それから11年度から14年度までの滞納繰り越し分が5事業で、8,450円でございます。
なお、10月末現在、7事業所から5万700円が収入済みとなっております。したがいまして、収入未済は現在10事業所で、金額にいたしまして3万2,550円となっております。
次に、し尿処理手数料の負の欠損と収入未済でございますけれども、し尿の不納欠損1万3,815円、これは18世帯、1事業所の計19件でございます。内訳でございますけれども、転出先不明が16世帯、1事業所、死亡が2世帯、合計しまして19でございます。
次に、収入未済でございますけれども、現年度分が32世帯で2万7,015円、11年度から14年度までの滞納繰り越し分が51件、内訳は47世帯、4事業所、金額にいたしまして3万9,870円でございます。なお、10月末現在、18世帯から1万4,220円が収入済みとなっております。したがいまして、11年度から15年度までの収入未済は65件、内訳で申し上げますと、61世帯、4事業所で、金額にいたしまして5万2,665円でございます。
次に、粗大ごみ処理手数料、これが公平な手数料にすべきではないかというご質問でございますけれども、ご承知のとおり事業系ごみ処理手数料と粗大ごみ処理手数料につきましては、平成12年の3月定例会におきましてご議決をいただき、改正されております。事業系は、自己搬入した場合、10キロ100円、組合が収集した場合、10キロ200円、一方、一般家庭の粗大ごみにつきましては、1点500円ということで料金を設定しております。近隣自治体を調査いたしましたところ、いずれも市・町の実情によりまして料金設定が異なっている状況でございます。引き続き県内自治体の料金設定について、資料の収集に努めてまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
次に、物品売払収入の内容でございます。アルミ缶の増ではないかというご質問でございましたが、全くそのとおりでございまして、ご承知のとおり最近瓶ビールが非常に減りまして、アルミのいわゆる缶ビール、こちらの方が大変普及しているというようなことから、アルミ缶の増ということでございます。
それから、廃家電が減った理由でございますけれども、実は14年度に売却した廃家電というのは、13年度分から収集されていた。そういったものを14年度で売却したということで、15年度が少なくなっております。
それから、収集車の関係でございますけれども、これにつきましては3業者の方から見積書を徴しまして、一番最高値をつけた業者さんに8台一括して売却をしたというふうになっております。参考までに申し上げますけれども、一番安いところですと8台で38万というようなところもございました。一番高いところに売却したいということで66万で売却したということでございます。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 丸藤議員、再質問はありますか。
丸藤議員。
〔10番 丸藤栄一君登壇〕
〇10番(丸藤栄一君) それでは、何点か再質問させていただきたいと思います。
まず、1、2ページの分担金及び負担金の関係でございますが、答弁では現状の割合でいきたいというお答えでした。この関係で、計画でも将来の人口割合を大体2対1の見込みということで、そんなに変わらないのかなというふうにも思いますが、ここでは参考までで結構ですが、ほかではどういった形で分担金及び負担金の割合を決めているのか、自治体によって、あるいは一部組合によってそれぞれ違うとは思うのですが、もし参考までわかればお示しを願いたいと思います。
続きまして、同じく1、2ページの2款使用料及び手数料の不納欠損と収入未済の視点についてであります。先ほど塵芥とし尿処理手数料についての不納欠損と収入未済の理由をそれぞれ答弁いただきました。ご承知のように歳入を調定し、収入の手続をしたにもかかわらず、決算までに収入に至らなかったものが未収入となるわけでございます。未収入について今回の場合は、金額も少額でありますが、これは未収入調書、金額が少額ですので、調書をつくるべきかどうかというのもあるのですが、一般的には未収入調書をつくった方がいいと言われておりますが、調書はつくられているのでしょうか。また、欠損処分につきましては、収入をする権利を有している歳入について処分するものでありますから、特に慎重を要するわけでございますけれども、この点につきましても欠損処分の理由を、先ほど明らかにしていただきましたが、これも欠損処分調書は必要であると言われております。この点につきましては、久喜宮代衛生組合では調書はつくられているのでしょうか、お答え願いたいと思います。
続きまして、1、2ページの4節粗大ごみ処理手数料についてでありますが、先ほど答弁にありましたように、家庭系が1点500円、それから事業系は10キロ当たり100円ということで答えがございました。この件なのですが、先ほども言いましたように、公平な処理手数料をということで伺ったわけなのですが、同じ粗大ごみでも例えば自転車の場合、1台20キログラムぐらいとしますと、個人で持ち込むと当然500円であります。事業者が持ち込むと20キロぐらいですと200円になるわけであります。同じ処理量として取っていくのに、持ち込む人によって処理手数料が変わるのはおかしいと思いませんか。事業者のみを優遇する利力設定は不公平ではないでしょうか、私はそのように思いますが、いかがでしょうか。
これは、例えば自転車というふうに申し上げましたが、あるいはこたつだとかスキーだとか、こういったものも出てくるわけでございます。はっきりと重量制で比較しますと、割安になるわけですね。この辺の不公平感についてどのようにお考えか。確かに以前の議会の中で、平成12年の3月議会で議決されたということなのですが、これはそういう答弁でありましたけれども、この不公平感についてもう少し答弁をお願いしたいと思います。
以上です。
〇議長(加納好子君) 丸藤議員の再質問に答弁願います。
総務課長。
〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
〇総務課長(伊藤孝治君) それでは、再質問にご答弁申し上げます。
県内における一部事務組合の負担割合でございますが、一応20組合ほど調査をさせていただきました。その業務内容を見てみますと、し尿とごみの収集を組合構成市町が実施し、処理のみを実施している組合もあれば、当組合のようにし尿とごみの収集から処理までを実施している組合など、組合によりさまざまでございます。このように各組合により業務内容が異なることから、負担割合の方式につきましても、搬入量割、均等割と人口割の併用、人口割と処理量割の併用など、各組合により違ってきている状況でございます。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁願います。
金井業務課長補佐。
〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇業務課長補佐(金井 誠君) それでは、再質問にご答弁いたします。
収入未済の調書はつくっているのかと、当然つくってございます。
それから、いわゆる不納欠損の理由でございますけれども、先ほど申し上げましたのは6,600円、これは平成10年度に調定したものでございまして、地方自治法の236条の規定によりまして、自治体が有する金銭債権は、債権行使の状態が5年継続するときは時効により消滅するというようなことから、平成10年度に調定いたしました手数料を今回5年経過したことから、不納欠損ということでおとさせていただきました。当然そちらの調書の方も決裁をもらっております。
それから、粗大ごみ処理手数料の関係でございますけれども、不公平感があると、そういった意見もあるということでございました。先ほどご答弁申し上げましたとおり、その粗大ごみ処理手数料につきましては、市・町によってそれぞれの料金設定の仕方が異なっております。恐らく先ほど丸藤議員さんがおっしゃったのは、春日部市の例を取り上げて、そのようなお話をなさったと思うのですけれども、蓮田白岡衛生組合あたりを見ますと、粗大ごみ処理手数料が一般家庭で300円から2,000円と、そういった料金設定をしているところもございます。一方、事業系の処理手数料につきましては、10キロ90円で受け入れているというような状況もございまして、繰り返しになりますけれども、一概に不公平、公平というのは言えないのではないかなと考えております。
しかしながら、そういった意見も、不公平だという意見もございますことから、近隣に限らず県内全自治体に今調査の依頼をしているところでございますので、その調査結果を踏まえまして、今後の手数料の改正を検討してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
以上です。
〇議長(加納好子君) 丸藤議員、再々質問はありますか。
丸藤議員。
〔10番 丸藤栄一君登壇〕
〇10番(丸藤栄一君) それでは、再々質問をお願いしたいと思います。
まず、分担金及び負担金の関係でございますが、先ほどどのような形でほかの自治体、あるいは組合で行われているかということで、わかればという条件つきでしたので、あのような答弁になったと思うのですが、先ほどの総務課長の答弁は、想定できるような答弁でありましたが、この件につきましてややもすると、行政というのは慣例がかなり重視するといいますか、見直しとなるとかなり相当な決意が必要だということにもなろうかと思いますので、この点で43年間ずっとこういうふうな形で来ているわけなのですが、こういった人口割にしても、それから搬入割にしても、いろいろ今後変わってくる可能性もあるわけですよね。そういった点で非常に気になるところでありますので、これについてはほかの行政か、あるいは組合関係の事例も加味して見直しを図っていただきたいというふうに思います。この点については要望でお願いしたいと思います。
それから、粗大ごみ処理手数料の関係でありますけれども、手数料の改正を今後検討していくということでありますけれども、要するに処理する費用は個人が持ち込んでも事業者が持ち込んでも同じだけかかるわけでございます。これは久喜宮代衛生組合として当然必要としている料金だと思うのですね。そういった意味からも、本来原則的には事業者の廃棄物につきましては、事業者みずからの責任において処理しなければいけない。これは 法第3条になっているわけでございます。そういった点からも事業者のみを優遇する料金設定は、やはり不公平ではないかと思います。この点で、制度の改正を検討するということなのですが、これはどういう方法、例えば不公平ですから、事業者を上げるのか、それとも一般家庭系を下げる検討なのか、その辺お聞かせ願いたいと思います。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 丸藤議員の再々質問に答弁をお願いします。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、丸藤議員さんの再々質問の方にお答えさせていただきます。
公平な手数料ということで、粗大ごみについては不公平ではないかというようなご指摘がございました。一般的に事業系につきましては一度に多量に出るということで、その場では処理ができないということから、大体の市町村において重量制ということで対応しております。その中で例えば粗大ごみですけれども、これにつきましては久喜宮代衛生組合の場合ですと、年間約4,000トンぐらいの事業系が出るわけですが、その中で粗大ごみというのは40トンぐらい、約1%ぐらいということになると思います。この粗大ごみにつきましては、事業系ということでございますが、法律で一般家庭から出る一般廃棄物につきましては衛生組合で処理するということで、これは産業廃棄物にはならないということです。主に家の建てかえ等などで業者に頼んで一度に多量に排出するということから、重量制という料金体系になっているというふうに思われます。
今後の中身の検討でございますけれども、やはり事業系とは何かという検討が必要だと思います。単に一般家庭と同じような形で、一度に多量に排出されるものを個々に計算すべきものであるのか、あるいはもっと簡便な方法として重量制を採用するのかということになると思いますので、これにつきましては公平、不公平も含めて、全体の料金体系の中で事業系をどういう位置づけるかという議論が必要かと思います。
そういったことから、粗大ごみにつきましてはもう少し時間をいただいて検討していきたいというふうに思います。
〇議長(加納好子君) 以上で丸藤議員の質問を終わります。
続いて、質問をお受けします。
角田議員。
〔14番 角田礼子君登壇〕
〇14番(角田礼子君) 質疑をいたします。
1ページ、2ページの財産収入、有価物売り上げ代金1,992万8,569円についてでございますが、調書の方では11ページから12ページにかけて載っております。1点目の廃家電の件は、前者の答弁で了解いたしましたので、取り消しをいたします。
2点目ですが、アルミ缶や新聞、リターナル瓶、廃家電など売り上げ代金が歳入に計上されておりますが、この回収にかかる費用などを考慮いたしますと、住民がそれぞれのやり方で、例えば久喜市内の新聞販売店は、月1回新聞回収をしておりますし、障害者団体が集めたりもしております。また、廃家電は、細かくスピーカーを流した業者が引き取っていくというやり方もやっております。こんなやり方をしておりますが、資源として活用してもらうのと、衛生組合が回収するのとでは衛生組合にとってはコスト的にどっちがいいのかということで、お答えを願いたいと思います。
次ですが、15年度市民まつりなどで家具等を再利用したと思いますが、今年初めて行ったリサイクルまつりの中での衣類やぬいぐるみのリサイクルは、果たして衛生組合が行うべきものかどうか疑問があります。収集した中から、衣類の中からジーパンを取り出して売ったとか、そういう話がありましたけれども、そのことが許されることなのか、資源ごみに出した人はそれがリサイクルされると考えていたのか、非常に疑問を感じます。リサイクルしてほしくないと思うと切り刻んで出す。そうしますと、それは資源ごみにはならなくなりますので、集めたそのままの状態で引き取り業者に引き取ってもらうやり方の方が市民には受け入れられるのではないかと思いますが、その辺はいかがでしょうか。
以上です。
〇議長(加納好子君) 角田議員の質問に答弁願います。
金井業務課長補佐。
〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇業務課長補佐(金井 誠君) それでは、角田議員の質問にご答弁させていただきます。
アルミ缶、新聞、リターナル瓶、廃家電などの売り上げ代金が歳入にのっているが、回収にかかる費用等を考えると、住民がそれぞれのやり方で資源として再利用できるようにするものでは、衛生組合にとってコスト的にどっちがいいのかと、こういったご質問でございます。
資源の回収につきましては、まず住民がみずから行う方法といたしましては、一般のいわゆる資源回収業者、いわゆる廃品回収業者に出す、あるいは私どもの方で要綱がございます資源集団回収報償金制度、これを利用する方法が挙げられますが、いずれにいたしましても回収コストという面ではほとんどないというふうな状況かと思われます。
一方、衛生組合が回収する場合は、ご承知のとおり現在委託で回収しておるわけでございますけれども、人件費あるいは車両の購入などにつきまして、相当な費用がかかることから、相応の回収コストを今お支払いしているというのが現状でございます。
しかしながら、住民が資源として一般の資源回収業者、いわゆる廃品回収業者に出す場合には、資源の単価がやっぱりある程度よくならないと、いわゆるそういった回収が進まないのではないかということで、安定したいわゆるリサイクルにはつながらないのではないかなというふうに考えております。このようなことから衛生組合にとりましては、一概にはコスト面での比較というか、結論を見出すという状況ではないのではないかというふうに思われているわけでございます。
続きまして、市民まつりなどで家具類を再利用したと思うが、衣類やぬいぐるみ等のリサイクルについて、衛生組合で行うべきなのかどうかというご質問でございます。リサイクルまつりにつきましては、ごみとして排出されました品物でリサイクル可能なものについて、販売等を実施することにより、住民の排出抑制、再使用、再生利用に対する意識向上を図り、結果的にごみとして処分される量を削減することを趣旨として、今年初めて実施したものでございます。
また、会場で行いましたアンケート調査を見ますと、来場者のうち小さな子供から30代までが32%、全体の3分の1を占めておりまして、アンケートの内容を見ますと、子供向けの品物をふやしてほしいという意見や声がございましたことから、幅広い方に満足していただくためにも、これからリサイクルまつりにこれらの品物を出品することには、それなりの意義があるのかなというふうに考えております。
議員さんのご質問の趣旨につきましては、ごみとして排出されたものを排出者の確認なしにリサイクルするのはいかがなものかなというご質問だと思われますけれども、私どもの方、リサイクルまつりに出品する衣類、小物類につきましては、衛生組合に直接搬入された方の方からいただいたものでございまして、荷物をおろす際には、今後リサイクル可能なものがある場合には、職員が排出者にリサイクルの是非を確認して、対応してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 再質問をお受けします。
〔14番 角田礼子君登壇〕
〇14番(角田礼子君) 1点だけ再質問をいたします。
最初のコストのことでございますが、一般の住民は、衛生組合が回収した方が、それがその分決算書にものってきますが、有価物の売り上げ代金として上がってくるので、ほかの資源回収に出さないで、わざわざ衛生組合の方にリサイクルの資源ごみ回収の日に出すという形をとる方が多いのですよね。それと、そうではなくて、普通の資源団体が回収した方がいいのかと、コスト的に見てというのは、先ほど安定したリサイクルを続けていくためにというお話がありましたけれども、それはもうこの質問の前提部分で、資源リサイクルというのはもう前提で、その上で衛生組合が集めた方がより衛生組合としてプラスになるのか、あるいはほかの業者に出して、そちらでリサイクルしてもらった方が衛生組合としては助かるのか、その辺が住民の方の情報としてどうなのかということをお聞きしたいのです。その辺お願いをいたします。
〇議長(加納好子君) 再質問に答弁をお願いします。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇業務課長補佐(金井 誠君) 再質問にご答弁申し上げます。
どちらにとってプラスかといいますと、衛生組合としては公共回収に出していただいた方がプラスになります。ご案内のとおり10月1日から資源の無断持ち去り禁止という看板をつけました。したがいまして、集積所に出されたいわゆる資源物につきましては、所有権はすべて衛生組合にあるというふうなことになるわけでございます。したがいまして、角田議員さんがおっしゃったような、いわゆる一般の廃品回収業者を使う場合につきましては、集積所に出されては正直言って困るわけでございます。したがいまして、団体、それぞれのやり方をなさるのは、もちろん結構だと思います。私どもの方は、強制して資源物は衛生組合に出しなさいよということを言っているわけではございません。集積所に出されたものにつきましては、所有権は衛生組合にあるのですよということを申し上げているわけでございまして、それぞれの……
〔「違うよ。言っていることが違うじゃない。私はそうい
う質問してるんじゃない。一般に出した方がいいのか」
と言う人あり〕
〇業務課長補佐(金井 誠君) 一般に出した方がいいのかどうかということでしょうか。
〔「コスト的なことだけ聞いているの。そういう所有権が
どっちとかという話違うよ」と言う人あり〕
〇業務課長補佐(金井 誠君) 組合としては、コスト的な比較をいたしますと、先ほど決算書の中のその数字が変わるわけではございません。例えばある特定の地域がそういったいわゆる廃品業者を使って自分たちの資源を自分たちで売却するといった方法は、それが私どもの歳出の方にかかわってくるのかといいますと、それは今のところかかわってくるというふうには考えていないのですけれども、ちょっと違うでしょうか。
〇議長(加納好子君) 再々質問をお受けします。
角田議員。
〔14番 角田礼子君登壇〕
〇14番(角田礼子君) 私が言っていることがちょっと言い方がへたなのはわかるのですが、リサイクルするということはもう大前提で、住民としてはいろんな資源団体もあるし、PTAも集めているし、資源回収業者も回ってくるときもあるし、そこに出した方がいいのか、それとも衛生組合が毎週、うちの方は金曜日資源ごみ集めていますけれども、そのときに出した方が衛生組合にとって、それが収入につながるものなのか、衛生組合が得するのかどうか、住民はどっちに出せば衛生組合が得するのかという話を、もう単純にそういう話を思っています。それで、衛生組合の売り上げ代金というのはこれだけあるのだよという話をすると、では資源ごみの日まで、ほかの業者が集めに来ても出さないで、資源ごみの日に出した方が衛生組合は収集費用やなんか入れても助かるのであれば、毎週金曜日までとっておきましょうと、住民はそう思うのです。それが衛生組合にとっては、収集コストだとかいろんなことを考えたら、ほかの業者へ出してもらった方がいいのだよとなれば、ほかの業者が集めに来たときに、住民は、では今度はそっちへ出しましょうという思いになるわけです。リサイクルは大前提ですよ。売り上げ代金どうのこうの、ただどっちが衛生組合にとっては得なのかという単純な質問なのです。その辺はどう、わかってもらえましたか。お願いします。
〇議長(加納好子君) 再々質問に答弁願います。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、再々質問の方にお答え申し上げます。
どちらがいいかということでございますけれども、結論を言いますと、衛生組合ではなくて民間の方が衛生組合の経費、いわゆる委託料といいましょうか、これにつきまして相当なお金が、例えば回収業務の2億円、選別業務で1億5,000万、あるいはこの委託料として5,000万、そういう業務委託経費がかかっておりますので、そういったものの経費が少なくなるというメリットがあるわけです。
しかし、一方では、これは世田谷区で聞いてきた、教わった例なのですけれども、やはり公共が民間の仕事をとってしまうと、公共でやらなくても民間の方でやられた方がいいのではないかと、そういった考えがあるようです。つまり、衛生組合がどんどん衛生組合の方に出していただきたいということで回収をしますと、いわゆるそれをなりわいとしている業者の生活権を奪ってしまうということがあるようです。そういうことを考えますと、先ほどお答えしましたように、繰り返しになりますが、一概にどちらがいいと、コスト的には確かに民間の方へ出していただいた方が安いかもしれませんが、行政としてどちらがいいかと、公共の仕事がどんどんふえることが果たしていいのか、そういう議論につながると思いますので、一概には言いがたいという感じがします。
結論から言いますと、なかなか答えがクリアにできないものですが、そういった状況があって判断が難しいということであります。
〇議長(加納好子君) ここで休憩をいたします。再開は10時20分といたします。
休憩 午前10時09分
再開 午前10時20分
〇議長(加納好子君) 再開いたします。
引き続きご質問をお受けします。
西村議員。
〔9番 西村茂久君登壇〕
〇9番(西村茂久君) 9番、西村でございます。2点質問をいたします。
順序をちょっと入れかえまして、まず第1点、前段から問題になっております資源の関係について、私の方は、逆有償資源の種類及び平均単価についてお尋ねをしたところ、資料が出てまいりましたので、その内容についてはわかりました。それを前提にして質問をいたします。
まず、有償資源については、成果表の中で、調書の中で出ております。あと逆有償ということでお尋ねをしたわけですが、その中で無償ということも出ているわけです。無償ということは、内容的に見ますと、これは業者に委託をして、収集から処理までやっているという意味でこれ無償というふうに言われているのだろうと思いますが、実際にはこの収集処理について相当なやはり業者に対する委託費用が出ているわけで、また当然その中でいわゆる売却ができるものがあれば、売却収入として入ってきているだろうと思います。したがって、単純に無償ということはいえないというふうに思うわけですけれども、実際この無償という実態がどういうことになっているのかというのをお聞きしたい。
それともう一点は、例えば先ほど前段でのご答弁の中で、原則は確かに、例えばアルミ缶を回収業者に渡した方がいいのか、衛生組合に渡した方がいいのか、例えば住民がそういう質問をした場合に、答えとしてどうなのだということが聞かれていたわけですけれども、正直言って、この有償資源についても実際には相当費用がかかっていると思います。これは丸もうけの数字がこれで出ているわけではありませんので、いろんな人件費等物件費含めて、実際にはプラス・マイナスが出ていると思います。そういう中で民業を圧迫してはいかぬよという基本原則がありながら、また公共として回収業者、民業が扱わないものも何もしないよというわけにもいかない。そういう中で実際に今のところをすべての資源物については改修しておるわけですけれども、その中で住民がもしアルミ缶を出したいのだけれども、どっちに出したらいいのだということを聞かれた場合に、やはりどっちで答えるのか、その辺ははっきり言っていただいてもいいのではないか、これは、いやアルミ缶だって、実際には単価がトン当たり73円の売却はできると、売却をしたということなのですけれども、それ以上にかかっているのだということになれば、それは回収業者優先していいですよとか、そういうことは言っても構わないのではないかなと思いますので、その点、資源の関係で無償の件とそれから実際の有償資源の取り扱いについてもお答えをいただきたいと思います。
2点目は、やはり同じページになりますけれども、手数料の収入未済と不納欠損の内容及び理由については、もう既に前段の答弁でわかりました。ただ、これは手数料ですから、具体的な、これは税と違うわけで、具体的な行政サービスに対する受益者負担であるわけですよ。したがって、本来なら収入未済なるものは、ゼロ、ゼロで本来出るべきものなので、金額は20万そこそこだと思います。大きくはないのですが、実際こういうことが起きているということはどうなのかと、どうしてなのかということが気になるわけです。実際に持ち込まれてから調定をして収入に至るまでの経過がありますけれども、今どういう形でそれを行っているのか、まずお聞きをしたいと思います。
以上です。
〇議長(加納好子君) 西村議員の質問に答弁願います。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇業務課長補佐(金井 誠君) 西村議員の質問にご答弁いたします。
手数料の関係でございますけれども、手数料を今現在、年6期ということで、4・5、6・7、8・9、10・11、12・1、2・3ということで、6期手数料の方は納付書の発行をしておりまして、例えば4・5ですと、6月1日にいわゆる納入書というのが出まして、それを集金人さんの方にお願いして、手数料を集めてもらうというような方式をとっております。確かに不納欠損ということで金額はわずかでございますけれども、この予算の中から落としたものでございます。
集金につきましては、1件150円ということで、集金人さんも手数料を徴収できないと、自分のいわゆる手数料というものが入ってきておりません。したがいまして、集金人さんも必死になって土日問わず、昼夜を問わず集金に行っているのが実態でございますけれども、しかしながら何度行っても会えない、あるいはご近所に聞くと、その方はとっくに引っ越してしまったよというような状況もございます。役場あるいは市役所の方の住民課に問い合わせをいたしましても、その方は住民登録がないよ、あるいはどこに行ったかわからないということで、どうしても転出先不明、あるいはいわゆる言い方は悪いですけれども、倒産、夜逃げというような実態も正直言ってございます。私どもの方でも直接お店なりお家の方にお邪魔させていただいておりますけれども、そういったことで会えないとか、したがいまして先ほど申し上げましたとおり、時効が5年ということでやむなく不当欠損という形で落とさせているというのが実情でございますので、ご理解いただきたいと思います。
以上です。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、西村議員さんのご質問にお答え申し上げます。
逆有償の資源と平均単価に関する質問でございますが、まずこちらの方でございますけれども、参考資料の2ページの方に内容を掲載させていただいております。こちらの方をあけていただきますと、無償の項目と逆有償の項目ということでございます。そこで、ご質問の無償の実態、逆有償の実態ということでございますが、資源につきましては資源回収選別業務ということで、これは1億6,800万という経費で業者の方に委託をしているわけでございます。この中で成果調書の11ページの方に、こちらに委託をした結果、金銭的に有価が上がるということで出ているものが一覧表としてございます。白瓶とかアルミ缶、新聞紙ということになるわけでございます。こちらにつきましては、売り上げが出るということで数値が出ているわけでございます。
もう一点、逆有償の関係でございますけれども、これにつきましては資源ということでございますが、実体的には資源を資源化するのに手数料がかかるということで、処理単価がかかっているということになります。例えばアルミ、破砕鉄、未処理鉄、こういったものにつきましてはそれを処理するために、資源化するために経費がかかるということで、逆有償という形で経費を計上させていただいているわけでございます。
こういった実態の中で民間の方がいいのか、公共の方がいいのかというご質問がございましたけれども、民間につきましては利益が出るといった場合につきましては、いろんな販売ルート、あるいは資源ルートが確立をするようでございます。今ですと、新聞紙の販売ルートは相当高いわけですが、そういった形で資源ルートが確立をしておりますが、これが例えば平成11年、12年に戻りますと、単価が安いためにルートが確立しないと、つまり民間の収集力が確立しなくて、そこで衛生組合の方に物が入ってくるということになります。そういったことを考えますと、今の時点では民間のルートが大分確立をしているわけでございますが、ここに抱えている資源の金額によって、それぞれの処理ルートといいましょうか、再資源化のルートがなかなか一定化しないというのが実態だと思います。そういったことを考えますと、繰り返しになりますけれども、いつの時点で衛生組合の方にメリットがあるのかということになりますが、現状ではなかなか通年化してそれらを答えるのが難しいという状況だと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
〇議長(加納好子君) 西村議員、再質問ありますか。
西村議員。
〔9番 西村茂久君登壇〕
〇9番(西村茂久君) まず、収入未済の関係でご答弁いただいたのですが、会えないから取れないというそういう答弁を聞いているのではなくて、今のごみの例えば持ち込みから実際に納付に至るまで6期に分けて納付書発行していますよと、こういうことはお聞きしたのですが、その体制に問題はないのかどうかというのをお聞きしたわけですよ。本来ならサービスを提供したときに、そのときに本来取るべきものなのですが、実際にはそうはいかない。したがって、納付書発行という形をとっているわけですけれども、今のやり方はもう限界なのか、もうこれ以上やり方がないのかどうかというのを聞いておりますので、その辺お答えいただきたいと思います。
それから、2点目のご答弁の資源回収の関係ですけれども、要はこういうふうに私は理解したのですが、時代の変化の中でいろいろあるわけで、例えば一つの品物を取り上げて、それがどっちがいいですかということが衛生組合としては言えないと、ただし原則としてはやはり回収業者が、回収業者といいますか、民間の方に行くのが普通だけれども、なかなか実態としてもうけがない場合には、それは回収しないということだから、衛生組合としてやるよと、こういう理解を私はしたわけで、住民に対してもそういう意味ではそれなりの答えをしなくてはいけないかなと思います。そういう理解でいいのかどうか、一言で、それでいいというのならいいと、いや違いますよというのなら違いますというふうにお答えください。
〇議長(加納好子君) 西村議員の再質問に答弁願います。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇業務課長補佐(金井 誠君) 再質問にご答弁いたします。
収入未済の関係でございますが、先ほど会えないから取れないというお話を申し上げましたけれども、体制に問題ないのかというご質問でございます。私どもの方、いわゆるごみし尿につきましては、収集運搬処理、それが終わった時点で調定を立てて請求しているわけでございます。一番よろしいのは現金取引ということになると思うのですけれども、それぞれのご家庭でも事情がありますし、そういっただれを、いわゆるその仕事するためにお金のやりとりをするにはだれが職員に当たるのかと、まさか収集職員の方にそういった権限を与えるわけにはいきませんし、また常にご家庭にいらっしゃるわけではございませんので、やはりどうしても、確かに限界といえば限界でございます。考え方の一つとしては、銀行の引き落としというような方法も考えられると思いますけれども、現時点では集金人さん、久喜、宮代合わせて8名の方々に精いっぱいやっていただいて、収納率も99.9%ということで、100%ではないわけでございますけれども、現在の方法でやっていくしかないのかなということでご理解いただきたいと思います。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁願います。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問の方にお答え申し上げます。
資源の回収につきまして、いわゆる公共の役割、あるいは民間の役割ということで、どちらの方がということになりますけれども、一般的なお話ということになれば、公共の仕事がどんどん肥大化していって民業を圧迫しているということも一般的には言われているようでございます。また、衛生組合の役割といたしましては、ごみの収集のみならず、そうした民業を育成するというような立場を担っているというふうに思われます。そうしたことで考えてみますと、やはり民間でできるものは民間でということでご理解いただければと思います。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 西村議員、再々質問はありますか。
西村議員。
〔9番 西村茂久君登壇〕
〇9番(西村茂久君) 再々質問をいたします。
まず、収入未済の関係で、現状でもう精いっぱいということなのですが、気になるのは事業所がその収入未済、不納欠損の中に件数として入っているというのがあるのですが、その実態をちょっと教えていただきたいかなと思う。どういう事業所が、名前ではなくて、どういう事業所がどういう状況でこういう未済になったり欠損につながったりしているかということをお聞きしたいと思います。
それから、今の資源回収の関係については、最後の一応ご答弁だというふうに聞きましたけれども、私が言ったことはいいのか間違っているのかそうでないのかということだけお聞きしたのですけれども、いろいろ形容詞をまた並べられたので、では逆にそれに対してどういう考え方をやはりしなくてはいけないのかなと考えてしまうのですが、これは押し問答になりますから、あえてそれはもういたしませんけれども、いずれにしても有償、無償、逆有償というふうな形で現実には資源回収は動いているという中で、衛生組合も今後市・町の負担金をできるだけ抑えていかなければならない財政状況にありますので、やはりそこのところはもう少し考えていくべきことではないかなと、かなりこれ資源回収の中で費用負担を、先ほどは1.6億円ということで出ていますけれども、決して低い比率のものではありません。実際には人件費が、あるいはそれ以上にかかっている部分もあると思いますので、その辺は再考といいますか、検討をお願いしたいということで、最初の1点だけご回答をお願いします。
〇議長(加納好子君) 西村議員の再々質問に答弁願います。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇業務課長補佐(金井 誠君) 再々質問にご答弁申し上げます。
いわゆる事業者の収入未済、あるいは不納欠損の関係でございますけれども、いわゆる倒産、言い方は悪いですけれども、いわゆる夜逃げ、こういったことから私どもの方で幾らご近所、あるいは役所、町役場に問い合わせても回答が得られないというようなことから、不納欠損、収入未済になっております。
ただ、先ほど答弁申し上げましたように、5年間は時効が消滅しないわけでございますので、事業所にしてもあるいは住民にしても、またここの久喜・宮代管内に戻ってまいりまして、し尿あるいはごみの申し込みをすることもあるかと思われますので、それらをよくチェックして、いわゆる収入未済、不納欠損を出さないように努力していきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
〇議長(加納好子君) 以上で西村議員の質問を終わります。
続いて、質問をお受けします。
木村議員。
〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。私は2点質問を出しましたけれども、2ページの有価物の売り上げ代金については、前者の答弁の中で了解しましたので、わかりました。
もう一つ、収集車の売り払い代金について何点かお聞きしたいと思います。これについては、指定業者があるのか、あるいは一括で売り払いをしているのかどうか、その1点と、それから一般的な売り払い、書きかえの年数ですか、あるいは時期はどのように判断されているのか、これについてお聞きしたいと思います。
〇議長(加納好子君) 木村議員の質問に答弁願います。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇業務課長補佐(金井 誠君) それでは、木村議員さんの質問にご答弁いたします。
車の売却の関係で指定業者はいるのかということでございますけれども、いわゆるまず購入先の業者に見積もりを依頼すると、それから過去に私どものし尿なり塵芥収集車を売却した実績のある業者を指定いたしまして、3業者でいわゆる見積書を徴しました。その徴取方法なのですけれども、車検証のコピーを業者に渡しまして、これで全部で8台ありますけれども、幾らで買っていただけますかというような内容の見積書の徴取の仕方でございます。
それから、車のいわゆる廃車、売却の時期ということになりますと、いわゆるこちらの調書の方に書いてございますが、8台につきましては当然老朽化の方も進んでおるわけですけれども、いわゆる排ガス規制、これにひっかかった車、これ8台を売却させていただきました。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 木村議員、再質問をお受けします。
木村議員。
〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 今の答弁で、購入した、あるいは売却実績があるということなのですけれども、今回についてはその区別、あるいはさっき一括という話もちょっとお聞きしたのですけれども、何社でそれぞれというのをちょっと区別できましたらお願いしたいのと、それから、今回について排ガス規制という形で、ちょうどたまたま私が平成3年と6年が多いものですから、10年ぐらいかなという感じで耐久年度も聞いたのですけれども、今回集中したのは、あくまでも排ガス規制の関係があってこういう形になっていると思いますけれども、今後このような収集車の売り払いについては、判断はあくまでも衛生組合の方でこれは故障したらもう使えないと思うのですけれども、このぐらいになったら検討するという形で今までも、あるいは今後も対応する予定なのか、この点についてお聞きしたいと思います。
〇議長(加納好子君) 答弁願います。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇業務課長補佐(金井 誠君) それでは、再質問にご答弁させていただきます。
まず、車の関係でございますけれども、8台ございまして、それはいわゆる2業者、それからもう1業者が今までに売却実績のある業者でございます。結果的には、いわゆる自動車メーカーではなくて、売却実績のある業者の方に決定したということでございます。1社です。
それから、車の方でございますけれども、平成2年から平成6年ということで、14年から10年たった車を一括して売却したわけでございますけれども、今現在、あと9台ほど排ガス規制、時期的にはまだ先なのですけれども、排ガス規制にかかってしまう車がございます。そういった車につきましても、随時新たなものを購入していく考えでございます。ただ、車の耐用年数につきましては、一概に6年とか8年とか10年で買い替えるということではなくて、やはり言い方は悪いのですけれども、車にも当たり外れがあるというようなことから、丈夫な車は長もちするのですけれども、やっぱり、特に三、四年あたりごろからちょっと修理が多く目立つ車もございますので、そういう車の耐用年数につきましては、それぞれの車の能力と相談しながら、あるいは現場の声を聞きながら買い替えていくような方法で進めておりますので、ご理解いただきたいと思います。
〇議長(加納好子君) 以上で木村議員の質問を終わります。
続きまして、加藤議員、お願いします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) 4番の加藤です。歳入について、1、2ページから質問いたします。
まず、粗大ごみ処理手数料の有料化からの推移をお示し願いたいのと、有料化以前との処理件数の比較について、これはいただいた資料の中で14年、15年の処理量についてありますけれども、できましたら有料化以前との処理件数の比較について、順追ってお答え願いたいと思います。
次の塵芥処理手数料(事業系)と粗大ごみ処理手数料の料金設定につきましては、この違いがあるということで質問いたしましたけれども、丸藤議員へのお答えで県内状況を調査して、それをもとに検討をしたいということで、それ以上のお答えはないと思いますので、それは結構です。
それから、有価物売り上げ代金について、資料にも単価のお示しありますけれども、この動向についてはいかがなものか、どのようになっているかお示しをいただきたいと思います。
以上です。
〇議長(加納好子君) 加藤議員の質問に答弁願います。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇業務課長補佐(金井 誠君) 加藤議員の質問にご答弁申し上げます。
粗大ごみ処理の推移についてのご質問でございますけれども、件数につきましてはまことに申しわけございませんけれども、有料化以降のデータしかございませんので、収集量でご答弁いたします。
過去5年間の粗大ごみの収集量につきましては、平成11年度が693、12年度853、13年度327トン、14年度324トン、15年度は293トンでございました。粗大ごみの有料化につきましては、平成12年10月からでございましたけれども、翌13年度に、いわゆる家電リサイクル法の施行が控えておりましたことから、家電4品目の駆け込み処分があったため、平成12年度の処理量は大変大きく増加いたしました。家電リサイクル法が施行されました平成13年度は、粗大ごみの処理量は12年度と比較いたしまして大幅に減少いたしました。その後年々減少する傾向にございます。
次に、有価物売り上げ代金についての単価の動向でございますけれども、新聞、段ボールにつきましては、中国などでの需要が多く、高値が続いているという状況でございます。このようなことから今現在、売却単価あるいは売却先につきまして、ウィズと協議しているというのが実情でございます。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 加藤議員、再質問ありますか。
加藤議員。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) 有価物の売り上げについて再質問いたしますけれども、ちょうど1年前の14年度の決算の審議の際にお願いをしたことですけれども、なるべくこの当組合に有利なように業者とも折衝をお願いしたいということでお願いしておりました。それにこういったいろいろな状況あるけれども、なるべくそういうふうに業者と検討したいというお答えでしたけれども、この間のそうした業者との交渉の経過とか成果等がございましたら、お示しをいただきたいと思います。
〇議長(加納好子君) 答弁をお願いします。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇業務課長補佐(金井 誠君) 再質問にご答弁いたします。
実はいわゆる先ほど申し上げました新聞、段ボール等の単価につきまして、近隣で資源売却状況の方をちょっと私どもで調べさせていただきました。今まで安定して処分してもらえるというようなことから、先ほど課長の方からありましたけれども、平成11年度、いわゆるその逆有償になるような時期もございました。そういうような関係から、そういうときでも1トン当たり1,050円で引き取りますよといったことから、現在まで来たわけでございますけれども、インターネットなんかを見ますと、新聞とか段ボールにつきましては、安定した値がついておるということから、近隣の状況も調べまして、10月末にウィズ・ウェイストの営業を呼びまして、近隣がこうなっているのだけれども、ちょっと単価の方を見直してくれないかというようなお話をさせていただきました。ウィズの方でも、景気がいいというか、高値が続いているので、単価の方を見直ししたいと思いますということで、私どもの方ととりあえず売却先と単価について協議を今しているところでございまして、17年度とは言わずに、早い時期にいわゆる業者の変更も含めて検討しているところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いします。
〇議長(加納好子君) 加藤議員、再々質問ありますか。
〔「ありません」と言う人あり〕
〇議長(加納好子君) 以上で加藤議員の質問を終わります。
続きまして、原議員の質問をお受けします。
〔12番 原 進一君登壇〕
〇12番(原 進一君) 歳入部門で3点通告をいたしました。
まず、1ページの使用料手数料、それと3番目の収集車の売却方法につきましては、前段者の答弁で理解をいたしましたので、取り下げさせていただきます。
二つ目の質問であります物品売払収入につきましては、資料の2に細かく掲載をされておりますので、取り下げます。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 以上で原議員の質問を終わります。
続きまして、岡崎議員の質問をお受けします。
岡崎議員。
〔13番 岡崎克巳君登壇〕
〇13番(岡崎克巳君) 歳入につきまして通告をさせていただきましたので、まず伺います。
2ページのし尿処理手数料の中で、調書の中、11ページの表がありますけれども、14年度と区分の項目がちょっと若干変わっているものですから、内容が違うのかどうか、変わらないのか、お伺いをいたします。
また、物品売払収入の中で調書の中で、収集車の売り払いに関して、前段者が何件か質問をして、大方は理解をさせていただきましたが、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。この見積もりをとって高い方に、3業者から見積もりをとって高い方に売った。結果的には、車を購入する業者ではない、過去に実績ある業者に決定をして売ったということなのですけれども、高いところへ売ったということで、その見積もりをとっただけの額面で売ったのか、交渉をした上で高くなって売ったのか、この確認をさせていただきたいと思います。
それと、この年に収集車を1台、アームロール車も買っているのですけれども、1,600万ほどかかっていて、2台ですから、ちょっと額面は正式な数字はわかりませんが、半分としても収集車が800万ぐらいするのかなという思いの中で、圧縮板の方のやつを買っているわけですけれども、圧縮板2台で17万8,500円、これ半分にしても9万弱、10年ぐらい乗った車ですか。通常私も含めて車を買うときには、下取り車があるときは交渉して下取り車を高く、そのまま新車を購入するとき下取りを高くしていただくように交渉しますよね。それで、私もたまたまこの間点検で行って、乗用車、安い車なのですけれども、10年乗って、11万キロも走っているのですけれども、10万で下取りしますよというお話しなのですね。安い乗用車なのですけれども、10万と言われました。800万もするような特殊車両を10年ぐらいで10万もしないような下取り額になるのかなという思いがあるものですから、しつこいようですけれども、聞かせていただいているのです。
それで、普通このように車を買っているものですから、新車を買っているものですから、なぜ買った業者に売れなかったのかなと、こういう疑問もございますので、この点を確認させていただきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 岡崎議員の質問に答弁願います。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇業務課長補佐(金井 誠君) 岡崎議員の質問にご答弁させていただきます。
調書の11ページの表でございますけれども、今年の決算調書から区分の欄を確かに一部変更いたしました。今まで戸数だったものを登録世帯、それから今まで件数と表現されていたものを納付書枚数ということで、内容が変わったということではなく、少しでも具体的にわかりやすくなるような表現をさせていただいたところでございます。
それから、車の関係でございます。交渉したのかしないのかということでございますけれども、先ほども申し上げましたとおり、いわゆる8台の車検証をコピーしまして業者に送付し、それを一括して見積書を徴してもらったということで、その結果を踏まえましての交渉というのはしてございません。ただし、8台ごとのいわゆる明細というものは、業者の方から徴取しております。一番高い車ですと8万5,000円、一番安い車でも6万8,000円ということで、8台合計いたしまして、決算書に書いてあるとおり66万450円ということで売却させていただきました。
それから、下取りの関係なのですけれども、私どもの方は入りは入り、出は出という形でやっております。例えばこの8台の車がAという業者でしたらば、そちらの方で一括して買っていただく、新車の中から値引きしていただくということもできるかと思うのですけれども、それぞれの車がすべてメーカーが違うというようなことから、一括してお願いしたわけでございます。ただ、結果的には、先ほどお話し申し上げましたとおり、いわゆるメーカーではない、実績のある業者が一番高値をつけたというふうなことで、その見積もり、表現は悪いですけれども、いわゆる見積もり合わせというのは、これでよかったのかなという思いでございます。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 以上で岡崎議員の質問を終わります。
これをもちまして、議案第8号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第8号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
最初に、猪股議員、お願いいたします。
〔16番 猪股和雄君登壇〕
〇16番(猪股和雄君) 歳出について通告順にお伺いいたします。
まず、決算書の7ページ、8ページになりますけれども、事業所の減量計画書の提出状況とその内容分析をどのように行っているかを示してください。
それぞれの事業所の排出量の実態、これまで毎年、毎年出してもらっているわけですから、そしてそれが実際にどういうふうに計画書どおりいっているのかいっていないのかというのはわかっているわけですから。ところが実際には多くの事業者が、まず事業所はそれぞれ減量しますということで出してくるわけですね。ところが、実際にはそうはいかない。この減量の実態と実績とをあわせてどのようにその計画書の内容を評価しているかということです。
それと、計画が実行されなかった事業所の原因と問題点、先ほど歳入の方でもお聞きはしたのですけれども、全般的にどのように分析しているのか。去年も申し上げたかと思いますけれども、この計画書の作成の仕方自体に問題があるのではないか、事業所としては初めから減量しますということで、少しだけ上げてくるような傾向がありはしないか、そういうことについても同様に指導が必要だと思うのですけれども、どのように行っているのかをお伺いしたいと思います。
二つ目ですが、事業所の管理責任者を対象にした減量会議の実績、その出席率と評価についてお伺いをいたします。欠席した事業所への対応についてもお伺いいたします。
三つ目ですが、条例に基づきます事業所への注意、指導、勧告、受け入れ拒否等、いわゆる処分の状況、あったかなかったか、あったとしたらその改善状況、成果についてお伺いします。
四つ目ですが、減量推進員の報告書の提出状況をお示しください。
5番目ですが、これは有機資源農業推進協議会の中身につきましては、資料としてきょう配られましたので、いいですね。これは結構です。
次に、13ページから16ページです。塵芥処理費についてお伺いをいたします。
まず最初は、13節の委託料で、資源リサイクル回収選別業務、資源プラスチック回収業務、燃やせるごみ収集業務、燃やせないごみ収集業務、燃やせないごみ選別業務、これらの数字を見てみますと、前年と同額というものもあるし、多少下がっている、上がっているのもありますが、ほとんど同額になっているのですよね。それは同額というのはちょっとどういうことなのか、見積もり合わせでそういうふうになったからと言われればしようがないかもしれませんが、入札とか見積もり合わせで減額、経費を減らすということができないのか、できなかったのかどうか。特に全く同額というのは、ちょっと業務量は当然違ってくるはずなのだと思うのですが、よく理解できませんので、説明してください。
それから、今後の台所資源の堆肥化事業のスケジュールについて、農業者の利用、あるいは一般頒布の見通しについてどう考えているかお示ししてください。
それから、調書の12ページになるのですが、この参考・無償または逆有償の資源の一覧表がありますけれども、この中で決算書の13ページから16ページに載っているものは、アルミ類とそれから剪定枝チップ化と廃乾電池処分業務だけなのですけれども、そのほかのものについてもその処分費用が決算書にのってこないのかどうか、なぜのってこないのか、あるいはどこかの項目の中にこの処分業務費用が入っているのかどうか、説明をお願いしたいと思います。
それから次に、調書の19ページになるのですが、HとIで通告したのですが、19ページと20ページで事業系、家庭系の搬入量、また家庭系の1世帯当たり、1人当たりの排出量がどうかということについては、参考資料の3ページ、4ページで書いていただきましたので、全部書いてもらっていると思うので、これは結構です。
ただ、その評価についてちょっとお伺いしておきたいのですが、きょう配られた参考資料で3ページを見てみますと、まず事業系の方は、ごみの量がふえているのですよね。資源の量は減っているのですよね。家庭系の方は逆にごみの量は減っていて、資源の量はふえているのですよね。きょう配った資料の4ページの方を見てみますと、家庭系の方ですが、1人1日当たりのごみの量は、15年度788.9グラム、これは調書の20ページに1人1日当たりの資源ごみの排出量約912グラムとなっている。この家庭系だけで計算をすると、それよりも少ない788.9グラムということになるわけで、一般の家庭、市民、住民の方々は、一生懸命ごみ減量で資源化ということに努力をしているということがここから評価できるのかなと思いますけれども、そういうことでよろしいのですよね。お願いをしたいと思います。
それから、もう一つ、きょう配られた資料の4ページで見てみますと、特にこの1人1日のところではっきりしてくるのですが、燃やせるごみが減ってきた分がほとんどそっくり台所資源の増という形で、ほとんど数字が一致する形で出てきているということは、生ごみ、台所資源の回収、資源化というものが生ごみの減量ということに直接結びつくということで考えられると思います。この質問には出てないのですが、そのような表現になると思いますので、ぜひそういうことで考えていいものか、お願いします。
それから、次です。Jで通告してありますが、プラスチック、ペットボトル、それぞれのRDF、再商品化、埋め立ての量と推移について、数字を示してください。
それから、12ですが、ふれあい収集の実績、これは世帯数ですね。久喜と宮代に分けて実態をお知らせください。
それから、最後の最終処分場への搬出実績につきましては、資料として配付されておりますので、これは結構です。
以上です。
〇議長(加納好子君) 猪股議員の質問に答弁願います。
石井総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
〇総務課長補佐(石井信幸君) 私の方からは、事業系ごみ、廃棄物減量等推進員、排出量についてお答えさせていただきます。
事業所の減量計画の提出状況と内容の分析ということですが、先ほどもお答えをしましたが、多量排出事業所49事業所からすべて減量計画書が提出されております。49事業所の中で計画を達成できなかった事業所が26事業所、計画を達成した事業所が23事業所でございます。
計画書の内容といたしましては、前年よりも排出量を多く計画したところが4事業所、同量の事業所が1事業所、少なく計画したところが44事業所であります。減量計画の内容といたしましては、水切り、分別の徹底と資源化、納入容器の業者への返還、簡易包装で容器削減、通い箱等の利用、仕入れの見直し、従業員の教育、それらでございました。
49事業所の全体計画量に対して32トン計画量を超えておりますが、減量計画を達成できなかった26事業所の中で、前年実績よりも減量した事業所が11事業所ありますので、合わせますと34事業所が減量したものです。全体の69%が減量したということになります。また平成14年度と15年度の搬入実績で比較しますと、平成15年度は前年比104.75トンの減量となっております。平成15年度の多量排出事業所の上位10事業所の平成16年4月から9月までの前半期の状況を見ますと、大幅に増加した事業所を含め、9事業所が減量となっておりますことから、事業所それぞれが減量に努めているものと考えております。
計画量よりも増加した事業所の理由といたしましては、入所者の利用の増、規模の拡大、営業形態の変更、賞味期限切れが多くなったなどの理由でございました。
減量した事業所につきましては、センター化による一括処理、徹底した資源化、生ごみの一部堆肥化の試み等でございます。
指導につきましては、搬入されるごみの分別状況等を確認しまして、水切り、分別の徹底、それから資源化、堆肥化への取り組み等を依頼しているところでございます。
A、事業所の管理責任者を対象にした廃棄物資源化、減量資源化会議の実績と出席率につきましては、平成15年11月19日と21日の2日間実施しましたけれども、2日間の出席事業所が15事業所で、出席率が30.6%でございました。事業所に開催通知を職員が持参しまして、出席をお願いしましたけれども、昨年を若干上回る出席率でございました。内容といたしましては、衛生組合のごみ処理の現状、各事業所のごみ排出量の実態、それから事業所用のごみ減量ハンドブックの配布と説明、それからリサイクルのビデオ上映、意見交換等を実施いたしまして、欠席した事業所にも同様の資料を配布しまして、減量をお願いしたところでございます。各事業所のごみの排出量の推移、それから減量ハンドブックによりまして、ごみ減量、資源化の意識の啓発になったものと考えております。
今年度につきましては、今月下旬に減量資源化会議を予定しておりますけれども、昨年同様、職員が開催通知を持参しまして、出席をお願いしたいというふうに考えております。
それと、事業所への注意、指導、勧告等につきましては、減量化の一環としまして、今まで以上に分別内容を厳しく指導しましたことから、電話による注意が34件、文書指導が2件、合わせまして36件となっております。
また、事業系のごみの組成と自己搬入の状況、これらを把握するために、昨年12月に4日間で309事業所、延べ630件の実態調査を行いました。そのときに56件の注意、指導を行っております。なお、実態調査の結果、約82%の事業所が分別の徹底がなされていたということでございます。
次に、減量推進員の報告書の提出状況でございますが、平成15年度の減量等推進員さんの委嘱数は、久喜市が231名、宮代町が120名で、合わせて351名となっております。報告書の提出率につきましては、久喜市が61.9%、宮代町が62.5%で、合わせまして62.1%でございました。昨年度の66.6%に対して4.5ポイントほど低下してしまいました。報告書につきましては、減量推進員さんの活動内容の把握、または情報交換の一つの手段となっておりますことから、報告書の提出につきましては、委嘱式、視察研修等におきまして、機会あるごとに報告書の提出をお願いしているところでございます。
それから、調書といいますか、19ページの事業系と家庭系の表なのですけれども、参考資料としてお配りしてありますけれども、その中のちょっと説明をさせていただきます。
搬入量につきましては、ごみが2.4%、資源が6.5%の増となっておりますけれども、これは生ごみ堆肥化施設の稼働に伴いまして、生ごみが資源に移行したもので、従来の分別であれば1.6%の増となります。また、資源につきましては、生ごみを換算しますと0.4%の減となります。事業系につきましては、有害ごみの搬入量がこれゼロとなっておりますけれども、これは搬入されたときに別系列でちょっと計量できないもので、有害ごみにつきましては、約10トンが燃えないごみの方に編入されるといいますか、一緒の重量となっております。
それから、家庭系につきましては、ごみが3.7%の減となっておりますけれども、これも先ほどと同じく生ごみの資源への移行ということでありまして、従来の分別であれば1%の増となります。また、資源類につきましても、7.5%の増となっておりますけれども、生ごみを除きますとプラス・マイナス・ゼロということでございます。
続きまして、各家庭系の内訳につきまして、ちょっと説明をさせていただきます。家庭系の燃やせるごみにつきましては、事業系、家庭系の表と同じく生ごみが影響した数字となっております。家庭系につきましては、1世帯当たり、1人当たりとも粗大ごみ、有害ごみ、瓶、缶、ペット類、これが減少しまして、燃やせないごみ、紙、布、プラスチック類が増加しております。
また、1世帯当たりでは0.7%の減となっておりまして、1人当たりに直しますと、これが0.7%の増ということになりますけれども、これは人口の減少と世帯数の増加によりまして、逆転現象が1世帯当たり、1人当たりで起きているということでございます。
それと、平成15年度の1人当たりの排出量が912グラムということですけれども、これを家庭系だけに直しますと、先ほどの数字で788.9グラム、5.3グラム増加しております。前年度と比較しまして。この増加している要因といたしましては、人口が横ばいでありますけれども、核家族化が進みまして、世帯数が増加している、このようなことから世帯数の増加が増加の一つの要因、そのように考えているところでございます。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇業務課長補佐(金井 誠君) それでは、猪股議員のご質問に対する答弁をいたします。
13節の委託料の関係でございます。先ほど議員さんがおっしゃいましたいわゆる委託業務につきましては、すべて随意契約でございます。しかしながら、衛生組合におきましては、随意契約におきましても特に予定価格を作成いたしまして、入札と同じ形式で契約を行っている状況でございます。前年度とほぼ同額になった理由でございますけれども、業務の種類につきましては、いわゆる集積場の増減等あるものの前年度と同様の内容というか、仕様になっており、また人件費等も横ばい傾向でありますことから、ほぼ同額での落札結果となったものと考えております。
入札あるいは見積もり合わせというようなお話でございましたけれども、現在県内自治体に契約状況について照会をしております。その結果を参考にしながら対応してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、構成市町大変厳しい財政状況の中、従来どおりの委託業務にいたしましても、今後設計等十分精査し、対応していかなければならないというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
以上でございます。
失礼しました。それから、ふれあい収集の関係でございますけれども、今年の10月末現在の世帯数は21世帯でございます。内訳といたしましては、久喜市が16世帯、宮代町が5世帯と、このような状況でございます。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
伊東業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
〇業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方から生ごみ堆肥の事業化の見通しについてお答えいたします。
生ごみ堆肥化事業については、モデル地区の皆さんを初め多くの方々にご心配をおかけしています。16年の2月の施設稼働後、1次発酵槽の状況を見ながら運転を行って、製造された堆肥については、現在県農林総合研究センターにおいて、安全で良質な堆肥を利用していただくため、試験を順次実施しているところでございます。なお、16年の10月現在において、2次発酵で熟成期間60日以上の経過の生ごみ堆肥は、発芽試験において良好な結果が出たことから、専門委員会において審議をいただき、モデル地区の皆さんにできるだけ早く利用していただくよう、努力していきたいと考えております。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁お願いします。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、お答え申し上げます。
最初に、成果調書12ページの表、参考・無償または逆有償資源のうち、アルミ類、剪定枝チップ化、廃乾電池処分業務以外の処分費用はとのことでございますが、表のうちスチール缶、ペットボトル、雑誌、雑紙、牛乳パック、プラスチック、その他の瓶につきましては、ゼロ円でございまして、支出はないところでございます。
次に、有償の費用ですが、5件ございまして、まず被覆線でございますけれども、こちらの方は決算書の14ページ、塵芥処理費の委託料の下から3行目、アルミ類処分業務委託費113万4,562円の中に計上されておりまして、この内訳といたしまして、アルミ類の処分費が96万8,142円、被覆線が16万6,420円でございます。
次に、破砕鉄、未処理鉄、スプレー缶につきましては、同じく決算書の14ページ、委託料の上から2段目になりますが、鉄類処分業務にまとめて計上されておりまして、この内訳といたしましては、破砕鉄の処分費が902万2,734円、未処理鉄の処分費が306万95円、スプレー缶が182万5,110円、合計1,390万7,939円でございます。
次に、焼却灰のセメント化につきましては、決算書の委託料の最初の行の一般廃棄物最終処分業務1億2,172万3,817円の中に含まれておりまして、このうちセメント化は749万6,906円でございます。
次に、プラ、ペットそれぞれのRDF再商品化、埋め立て量と推移についてのご質問でございますが、最初にプラスチック類につきましては、RDFが2,073.5トン、こちらにつきましては成果調書の方でございますが、こちらの方の上から2段目のプラスチックの固形燃料、12ページのプラスチックの固形燃料というところに書かれてございます。
次に、指定法人でございますけれども、これも同じく成果調書の12ページでございますが、こちらの方の中ほどになりますけれども、プラスチックの指定法人997.42トン、こちらの方でございます。その他のプラスチック類につきましては、34.16トンでございます。なお、その他のプラスチックでございますけれども、現在は埋め立ては行っておりませんで、山梨県内にある会社において焼却処理を行い、灰は溶融処理ということでさせていただいております。
次に、ペットでございますけれども、これにつきましても成果調書の12ページ、無償または逆有償の資源量の上から3段目、ペットボトルのところで354.35トンでございます。全体の推移といたしましては、若干微増傾向という感じで認識をしております。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 猪股議員、再質問ありますか。
猪股議員。
〔16番 猪股和雄君登壇〕
〇16番(猪股和雄君) いろいろとわかりました。
一つは、事業系ごみの減量計画書を出してもらって、それが達成したものがどうなのか、ちょっと数字が混乱しています。特にスーパーとか規模の拡大、あるいは営業時間の延長、あるいはそういうことが大きな原因である。また、賞味期限切れの食品が多く出た、そういったところから計画が達成できなかったというのが出てくるのでは、特にスーパー、飲食関係であれば当然予想できるわけですけれども、そうしたところについて独自に堆肥化の処分を行っているところも当然あるのだと思うのですよね。あるいは衛生組合としての堆肥化装置の助成の制度の利用ですとか、そういうことによって減らしているという、甘すぎるかもしれませんが、……(聴取不能)……ではいかないかもしれませんけれども、そうした細かい指導、相談というものは当然行っているのだと思うのですけれども、その点だけお願いしたいです。
それから、もう一つは、減量会議なのですけれども、出席率が30%というのが毎年こんなものなのですけれども、非常にいかにも低いと思うのですよ。この出席について、一生懸命事務局の方で直接足を運んで出席を要請しているわけで、その努力が大変だと思って、本当に大変だと思っています。ただ、それにもかかわらず30%しか出席してもらえないというそこのところ、この出席をさらに強く義務化まで近づけていくような制度的なものというのはつくれないものなのでしょうか。私は、何らかのペナルティーを科していくとか、そういうことも条例によってはすぐにはできませんけれども、具体的な対処策を考えてもいいのでないかというふうに思うのですけれども、いかがなものでしょうか。
もう一つお聞きしたいのは、事業所の減量計画書の提出については100%出してもらっているという、多量排出事業所については100%、全部出ているということですけれども、特に新規の開店する、そういう事業所についての、これは特に大規模店であれば事前協議をそれぞれの市・町で行うわけですよね。その中に衛生組合も入って、一緒に分別については強く要請を行っているはずなのですけれども、そういうところから、そういう新規開店のお店については、減量計画書という形では出てこないのだろうと思うのです。ただ、そういう事前協議の中で何らかの数字的な目標というものを出させているのかどうか、出させるべきだろうと思うのですけれども、この点についてはいかがかちょっとお伺いしたいと思います。
以上です。
〇議長(加納好子君) 猪股議員の再質問に答弁願います。
石井総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
〇総務課長補佐(石井信幸君) 多量排出事業所関係でお答えさせていただきます。
スーパー等でごみの増加、それらの状況、堆肥化等の進めるということですけれども、スーパーで堆肥化を部分的といいますか、試験的にやっているところ、これは自分のところではなくて、収集運搬業者の方で試験的に始めたところが2カ所ほどございます。
それと、事業系のスーパーでごみの増加した理由、それらにつきましては、スーパーに限らず電話等でお話をしているのですけれども、あるスーパーの話ですと、ごみが増加する理由というのが二つありますよということで、これは営業時間が延長したりすれば、客数が増加する、当然それに伴ってごみもふえてきます。これは事業所にしてみればよい形で良好なのですね。
それから、もう一つ増加する理由といたしましては、客数が減少すれば、売れ残りが増加する。これは客数の増加をねらいまして廃棄覚悟で商品をそろえる。これは余りいい方の形ではないという業者の形でした。
ごみがまた減少する理由といたしましては、適正な仕入れで売り切れる状態、これはスーパー等がすべてこれを目指した、要するに安定した理想の形なので、スーパー等がこれをすべてのところが目指している。
もう一つ減る理由といたしましては、客数が減って仕入れ品も減る。これは最悪の形だと、これはスーパーとかそういうところには絶対にここまではいきたくない、そういうお話もしました。
それと、もう一つのある事業所なのですけれども、我々商売やっているところは、ごみになったものももとをただせば金を出して買っている。ですから、ごみにしないでいかに金にするか苦労している。これはごみも金なのですということなのですね。金を捨てるために金を払う、こんなことはやりたくない。できるだけ事業所というのはごみを減量しているのですよと、そういう話もいただきました。そういう話し聞きましたら、ちょっと余りごみの減量が進められなくなったということも実情なのですけれども、事業所それぞれがごみの減量、それらに努めているということでございます。
それから、減量資源化会議の出席率の低さなのですけれども、昨年同様、今年も同じような方法でやりたいと思っているのですけれども、出席率を上げる方法といたしましては、組合の中でも話はしているのですけれども、それとした有効な対策がないというのが現状でございます。冗談半分で、出てこなかったら1回ごみの受け入れを停止するかなんていう冗談もありますけれども、なかなかそれもできないということで、粘り強く出席をお願いしている、そのような方法でいきたいというふうに考えております。
それから、減量計画書の提出なのですけれども、新規の事業所、途中からで大きな事業所というか、ごみがどのぐらい出るかというのもある程度把握できませんことから、中途の新規のオープンに関しては、減量計画書、それらはとっておりません。例えば特に昨年ですか、一つ大きなスーパーができましたけれども、ああいう大きなところでしたら、ある程度多量排出事業所になることも想像されますので、今後そういうところにつきましては、減量の指導、それらをしていきたいと、そういうふうに考えております。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 以上で猪股議員の質問を終わります。
続いて、ご質問をお受けします。
丸藤議員。
〔10番 丸藤栄一君登壇〕
〇10番(丸藤栄一君) 議席10番議員の丸藤でございます。歳出について何点か質問させていただきます。
まず初めに、事項別明細書の5、6ページ、2款総務費の不用額についてであります。不用額の総額で2,862万円となっております。ご承知のように不用額については通常一部事務組合に限らず、通常の自治体の中でも各科目にわたって若干の不用額は生じるものであります。しかし、その不用額が余りにも多額に上るような場合は、予算の一部を執行しなかったか、できなかったか、または予算見積もりそのものに問題があったということが考えられるわけでございます。もちろん効率的な事業執行によって生じた不用額ならばわかるのですが、事業未執行による不用額ならば問題でありますので、これらを区別して不用額の生じた理由を具体的に、できれば節ごとに大きな金額になっておりますので、お示しいただきたいと思います。
次に、7ページ、8ページの一番下の19節負担金補助及び交付金の備考欄、下から2行目、職員研修負担金13万1,000円についてどのような研修内容なのか、成果表では15ページに、平成15年7月30日実施と、交通安全講習会と同和教育研修会となっておりますが、これらについてもっと具体的に、いつどこでどのようなテーマで、講師につきましては報償費で交通安全講習会講師謝礼となっております。同和教育の方の講師については、どのような方がなっているのか、これらについて詳しくご説明をいただきたいと思います。
次に、11ページ、12ページの3款衛生費についての不用額、これは総務費の不用額よりも金額が大きくなっております。7,981万円についても具体的に節ごとにお願いをしたいと思います。
次に、同じ11、12ページの3款1項1目清掃総務費の3節職員手当等の備考欄、下から2、3、4行目になりますが、時間外勤務手当、特殊勤務手当、夜間勤務手当の内容と時間数などについてもお示し願いたいと思います。
次に、その下の7節賃金の備考欄、臨時職員13人とありますが、この内容について詳しくお示しいただきたいと思います。
次に、13、14ページの2目塵芥処理費の13節委託料の備考欄、上から1行目の一般廃棄物最終処分業務と3行目のプラスチック固形燃料化業務、11行目のダイオキシン類測定調査業務、15行目のクレーン及び飛灰搬出設備運転業務のこれら四つの業務内容について、詳しいご説明をお示しいただきたいと思います。
次に、15、16ページの14節使用料及び賃借料の備考欄、一番下の生分解性袋粉砕機借り上げの内容について、お示しいただきたいと思います。
次に、同じ15、16ページの15節工事請負費の備考欄、下から5行目の作業所兼休憩所設置工事とその下の生分解性袋粉砕機設置工事、一番下の生ごみ堆肥残渣移送装置設置工事のそれぞれの概要について、お示しいただきたいと思います。
それから、最後は、歳出全般における消費税の影響額についてお示しいただきたいと思います。
以上でありますが、答弁をよろしくお願いいたします。
〇議長(加納好子君) ここで休憩にいたします。再開は13時といたします。
休憩 午前11時48分
再開 午後 1時00分
〇議長(加納好子君) 再開いたします。
午前中に行われた丸藤議員への答弁からお願いいたします。
総務課長。
〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
〇総務課長(伊藤孝治君) それでは、ご答弁申し上げます。
まず初めに、総務費の不用額の理由についてのご質問でございますが、一般管理費の給料でございますが、386万5,400円不用額が出ております。これは予算編成時には事務職員21名で予算化をさせていただいたところ、4月の人事異動によりまして、久喜市からの派遣職員が転出したことによるものでございます。
次に、職員手当等でございますが、その中の期末手当441万1,327円、こちらにつきましては給与改定に伴う12月の期末手当の支給率が1.7カ月から1.45カ月に下がったこと及び時間外勤務でございますが、こちらの方につきましては286万1,124円不用額が出ておるわけなのですが、こちらにつきましては経費の縮減ということで努力した結果、これだけ生まれております。
次に、報償費でございますが、廃棄物減量等推進員が予定数400人のところ356人で予定数に達しなかったこと、それから久喜宮代有機資源農業推進協議会委員会を6回予定していたところ5回、それからダイオキシン類健康調査専門委員会を5回予定していたところ2回となったことから、謝礼の不用額が生じたものでございます。
次に、需用費でございますが、こちらにつきましては、消耗品費、印刷製本費が主でございますが、こちらにつきましては執行段階で予定より安く上がったということでございます。
次に、財産管理費の需用費でございますが、堆肥化処理施設の電気料が当初予定より下回ったことによるものでございます。
次に、職員研修でございますが、こちら調書の15ページ、職員研修会、こちらの内容について答弁させていただきます。こちらにつきましては、15年の7月30日、安全衛生委員会の事業計画の一環といたしまして、午前中に健康診断を実施いたしまして、午後から交通安全研修会と同和教育研修会の方を実施したわけでございます。まず、1部といたしまして交通安全研修会、こちらにつきましては、杉戸警察の交通課長をお招きし講話をいただきました。内容といたしましては、交通事故の現状、それから交通事故の事例、それからビデオでございます。
それから、同和教育研修でございますが、こちらにつきましては、宮代町の教育委員会の職員を講師としてお招きしました。こちらにつきましては、差別事例、それから啓発ビデオ、そちらの方を行いました。こちら両研修とも受講者は53名でございました。
それから、ここには記載してございませんが、11月28日に、安全衛生講習会ということで、風邪予防について、こちらは32名が出席をいたしまして、講師は宮代町の健康課の職員に来ていただきまして、実施をしたところでございます。
次に、衛生費の不用額の理由についてご答弁を申し上げます。初めに、清掃総務費の職員手当等でございますが、総務費のところでお答えをいたしましたが、給与改定に伴う12月期末手当の支給率が1.7カ月から1.45カ月に下がったことによるものでございます。
次に、賃金でございますが、勤務日数247日で予算計上をさせていただきましたところ、実勤務日数が平均で230日であったことが主な理由でございます。
次に、19節負担金補助及び交付金でございますが、電気式生ごみ処理機の補助基数が200基を予定していたところ63基、業務用生ごみ処理機の補助基数を2基予定していたところ1基であったこと等によるものでございます。
次に、清掃総務費の職員手当等の時間外勤務手当、特殊勤務手当、夜間勤務手当の内容についてお答え申し上げます。
時間外勤務手当につきましては、久喜宮代衛生組合一般職員の給与に関する条例第15条の規定により、時間外勤務手当と同じく第17条の規定による休日勤務手当として支給したものを合計したものでございます。時間外勤務等手当422万122円の内訳でございますが、時間外勤務手当が225万3,102円、休日勤務手当が196万7,020円となっております。
次に、特殊勤務手当の内容についてお答えを申し上げます。特殊勤務手当につきましては、久喜宮代衛生組合一般職員の給与に関する条例第19条に基づき支給しております。特殊勤務手当には、現業職員手当、自動車運転手当、その他の運転手当があり、総額では691万5,080円でございます。内訳につきましては、現業職員手当が527万6,900円、自動車運転手当及びその他の運転手当が163万8,180円となっております。夜間勤務手当につきましては、久喜宮代衛生組合単純労務職員の給与に関する規則第7条に基づき、正規の勤務時間として、午後10時から翌日の午前5時までの間に勤務することを命ぜられた職員に対して、その間に勤務した全時間について、勤務1時間当たりの給与額の100分の30を支給するものでございます。夜間勤務手当の支給は、焼却施設職員9人が対象であり、総額409万7,896円でございます。
次に、12ページ、臨時職員13人の内容についてでございますが、現業臨時職員につきましては、OBの臨時職員6名おりまして、経験豊富なことから収集の助手、施設での運転指導、搬入ごみの分別指導などをお願いをしております。
次に、一般臨時職員は5名おりまして、ごみ収集業務の助手として勤務をお願いしております。
次に、受付職員は2名おりまして、受付業務として直営及び委託業者、許可業者、住民等のごみ搬入等の計量業務をお願いしております。
次に、歳出における消費税額の影響額でございますが、消費税の課税対象となる委託料、工事請負費、備品購入などの決算額を合計しますと、歳出総額19億5,972万8,369円に対し、概算でございますが、6,451万9,000円でございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いいたします。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、丸藤議員さんのご質問にお答え申し上げます。
一般廃棄物最終処分業務、プラスチック固形燃料化業務、ダイオキシン類測定調査業務、クレーン及び集じん灰搬出設備運転業務の内容につきましてのご質問でございますが、一般廃棄物最終処分業務につきましては、参考資料の11ページ、12ページの方に記載させていただいておりますので、こちらの方をごらんいただきたいと思います。
次に、プラスチック固形燃料化業務につきましては、総人員は5名でございます。業務内容は、資源として回収されたプラスチック類の中にある固形燃料化不適物の除去業務、固形燃料の製造業務、固形燃料搬出時における積み込み業務、固形燃料化施設の保守点検業務となってございます。
次に、ダイオキシン類測定調査業務につきましては、大きく分けてダイオキシン類測定調査業務及び作業環境中ダイオキシン類濃度測定業務の二つに分かれております。まず、ダイオキシン類測定調査業務ですが、こちらの方、ごみ処理施設で16検体、環境大気で8検体、合わせて24検体でございます。
次に、作業環境中ダイオキシン類濃度測定業務ですが、こちらの方全部で18検体行ってございます。
次に、クレーン及び飛灰搬出設備運転業務につきましては、平成15年度は総人員は4名でございます。人数の内訳につきましては、クレーンの運転業務が3名、飛灰搬出設備の運転業務が1名でございます。業務の内容につきましては、クレーンの運転業務がごみ処理施設への適正なごみの投入業務、ごみ投入クレーンの点検、集計に関する業務、クレーン操作室、ごみ投入ホッパー周辺及び階段の清掃に関する業務、飛灰搬出設備につきましては、飛灰の適正な搬出業務、飛灰搬出設備の保守点検に関する業務、飛灰搬出設備内の清掃業務となってございます。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁お願いします。
伊東業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
〇業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方からは、生ごみ関係についてお答えいたします。
16ページの生分解性袋粉砕機借り上げ及び生分解性袋粉砕機設置工事につきましては、関連がございますので、あわせて答弁申し上げます。
生分解性袋におきましては、当初除袋機により取り除かれました生分解性袋を2次発酵槽において2次発酵堆肥とまぜ合わせて一定程度を分解させた後、戻し堆肥等に使用しておりました。しかし、この方法では2次発酵槽において極めて高い臭気が発生し、支障を来す状況となりましたことから、除袋機により取り除かれました生分解袋を1次発酵槽に投入する方法はないかと、施設施工会社であるJFEエンジニアリングと協議を行いましたところ、おおよそ10センチ以下までに粉砕すれば、投入しても発酵の状況等に影響はないとの回答でございました。
そこで、除袋した袋を粉砕できる機器実験をいたしまして、良好であるとの結果に基づき、その機器を借り入れ、作業を行っていただきました。その後機器を設置したものでございます。
続きまして、作業場兼休憩所設置工事の概要でございますが、生ごみ堆肥化処理施設工事においては、作業員の休憩所等については、特に設けてございませんでした。そのため屋外などで休息等をとっておりましたことから、作業員の福利厚生の観点から3坪のプレハブを敷地東側に設置したものでございます。
次に、生ごみ残渣移送装置設置工事の概要でございますが、粒度選別装置から排出される残渣は、計画では製品堆肥の約10%を見込み、人手によって残渣を移動させることを検討されておりました。しかしながら、今年1月の1次発酵の状況悪化により、粒度選別装置に入る生ごみ堆肥の水分が高くなり、選別後の残渣が約50から60%くらいまでなって、常時多量の残渣を大人数で運搬しなければならなくなりました。そこで、このような方法でこれを解決すべきか検討しましたが、基本的には1次発酵槽の状態がよくなれば解消するというのですが、当時の発酵槽の状況を考えると、当面新たな機械の導入が必要との結論に至りました。
そこで、ベルトコンベヤー等を導入して、残渣の移動を行う方法に対応したものでございます。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 丸藤議員、再質問はありますか。
丸藤議員。
〔10番 丸藤栄一君登壇〕
〇10番(丸藤栄一君) 議席10番議員の丸藤でございます。それでは、再質問をさせていただきたいと思います。
まず、不用額の関係でございますが、2款総務費と3款衛生費の関係でございます。まず、総務費の関係では、7ページ、8ページの13節委託料、この関係、71万7,000円、それからその下の14節使用料及び賃借料、この関係の説明もお願いしたいと思います。
それから、9ページ、10ページの財産管理費の中の11節需用費、この件につきましてもご説明をお願いしたいと思います。ちょっと私聞き漏れたのか、もう一度この点についてもお聞きをしたいと思います。
それから、衛生費の関係では、11ページ、12ページの11節需用費、それと13節の委託料、この関係の不用額についてご説明をお願いしたいと思います。
それから、確認なのですが、13ページ、14ページの19節負担金補助及び交付金、これは電気式生ごみ処理機補助金、これが本来200基が63基、それから生ごみ処理容器補助金2基が1基という説明でございましたが、説明を説明として、なぜこうなったのかという理由がはっきりしませんので、ただこうなったというだけでは不用額の理由になりませんので、もう少しご説明をお願いしたいと思います。
それから、塵芥処理費のやはりこれも需用費、11節、それから13節の委託料、この関係については説明はしていただきましたが、不用額について説明をお聞きしたつもりです。大きな金額になっておりますので、お願いしたいと思います。
それから、15ページ、16ページの18節備品購入費、これも752万8,000円、大きく不用額が出ております。この説明もお願いしたいと思います。
それから、17、18ページのし尿処理費のこれも11節需用費と15節の工事請負費、それから18節の備品購入費、大きくなっておりますので、この点もご説明をお願いしたいと思います。
不用額については以上であります。
それから、続きまして、7ページ、8ページの19節負担金補助及び交付金の職員研修負担金、私先ほどこれを成果表の15ページの関係と、説明で勘違いということで、理解するのですが、答弁で職員健康診断を行った後、職員研修を行ったということで、交通安全講習会は杉戸警察の署長だということなのですが、そうしますと報償費の方で交通安全講習会講師謝礼ですか、9,439円になっているのですけれども、紛らわしいですよね。先ほどの説明ですと、交通安全講習会講師、これでは32名で、風邪予防についてだということでした。それがなぜ交通安全講習会講師謝礼になっているのか、その辺もう少しわかりやすく説明をお願いしたいと思います。
いずれにしましても、成果表の15ページのこの職員研修会でございますが、もう一方の同和教育研修会、この関係でありますけれども、同和教育研修会を実施したということで、この差別事例と啓発等を行ったということなのですが、ご承知のように長年の国民の努力と運動で、反封建的な残物である部落問題は解決に向かい、国政では昨年3月に同和の特別法体制が失効しております。そういう意味からも自治体でも同和行政終結は、基本的な流れとなっていることなのですけれども、国政の流れとも相反するのではないかなというふうにこの研修会思うわけでありますけれども、その点いかがでしょうか、お答え願いたいと思います。
差別の事例だとかをということだったのですけれども、実際これは全国各地の事例ではなくて、宮代町の事例では、こういった事例は全くありません。こういった差別発言については、ほとんど聞かないというのが実態なのですが、その点あっての啓発なのかどうか、その点も確認をさせていただきたいと思います。
それから、続きまして、11ページ、12ページの臨時職員の賃金についてであります。7節賃金、臨時職員13人ということで、先ほど課長からもそれぞれ内訳が示されました。この臨時職員の賃金が余りにも低いのではないか、そういう問題で伺いたいと思います。
臨時職員の年間の賃金は、平均で年間約、これですと一時金なども入れないで、208万円となっております。平均ですけれども……。いかに臨時職員が低い賃金かということは、清掃の現業職員が年平均で、これは給与と手当等入れまして、平均で約722万円です。それから、一般職員の年金で、これはさらに高くて776万円となっております。ですから、一目瞭然であります。これでは生活を支えるにも大変だと思います。臨時職員の賃金を現状よりも上げる考えはないものか、伺いたいと思います。
続きまして、13ページ、14ページの13節委託料の一般廃棄物最終処分業務、これは成果表の方を見て参考していただきたいということなのですが、私はここで伺いたいのは、処分場は全国に約2,000カ所あります。自区内処理ない市町村が、これは朝日新聞だったと思うのですが、515市町村に及んでいるということであります。しかも、ここのところごみ処分場、地下水の汚染防止措置を取っていないなど、現行の基準に合わないまま使われている一般ごみの最終処分場が、環境省の03年度、平成15年度の調査で全国に219カ所あったことが、これは9月29日明らかになりました。これも新聞等に載っておりました。運営する市町村や事務組合に対し、4年度中に全面改修できなければ閉鎖を求める方針だということで、近く省令を改正し、来年4月に施行するということであります。なぜ言うかというと、やはりごみの処分場は原則的には自区内処理が原則だと思いますが、その点で自区内処理の方向性、計画等についてどのようになっておりますか。新聞等で騒がれているような委託先については、こういう状況ではないというふうには思いますが、やはりこれも先のことを考えて、やはり着実に計画をしていかなければいけない課題で、これはずっと前から言われていたことと思いますが、あえてここでお聞きをしたいと思います。
それから次に、同じ13節委託料のダイオキシン類測定調査業務の関連で伺います。まず、成果表の21ページに記載されております1号炉と2号炉、これをダイオキシン類の調査結果、どのように評価されているのでしょうか、その点お聞きをしたいと思います。
それからまた、さきの10月15日の組合の一般質問で、西村議員からダイオキシンの測定値の高い数値が示されたと思いますが、その後何が原因だったのか、どのように分析をされておりますか、わかりましたらわかる範囲内で結構でありますので、今後の課題にもなりますので、お答え願えればお願いをしたいというふうに思います。
次に、同じ13、14ページの委託料のクレーン及び飛灰搬出設備運転業務、これは先ほど3,288万円について課長から答弁がありました。運転業務は4人で行われているということであります。これはそうしますと単純計算で1人当たり約822万円ということになるわけであります。この委託料だと現業職員1人当たり、先ほども言いましたように、平均722万円よりも下にあるのですが、1人当たり100万円、4人ですと400万円も割高ということになるわけであります。単純には計算できないということは承知の上でありますけれども、余りにも委託料が割高になっているのではないかなというふうに思うわけですが、だとすれば委託料の見直して当然だと考えますが、その点いかがでしょうか、お聞きをしたいと思います。
それから、15、16ページの14節と15節の関係で、堆肥化施設が性能的に発注ということであるならば、14節でいう生分解性袋粉砕機借上料と、それからその下の15節の工事請負費の中の生分解性袋粉砕機設置工事、それから生ごみ堆肥残渣移動装置設置工事、これなどは当然これらの発注で、まず受注者の責任において行われるべきではないかなというふうに思っています。実際この保証期間は、正式引き渡し日より3年間となっておりますね。そういう状況のもとで運転方法の改善とか設備装置の改造は必要となった場合は、発注者の責任において行うというふうになっておりますので、当然これらついては不用な支出ではないかなというふうに思いますが、その点いかがでしょうか、お聞きをしたいと思います。
それから、同じく15節の工事請負費の作業所兼休憩所設置工事163万でありますけれども、これは先ほど答弁で、これらについて休憩所ですね、設けていなかったと、3坪の休憩所を設置したということなのですが、これは何であれだけの施設の中に休憩所、必要であれば、これらが考えられなかったのか、その辺の理由と、それからそれは百歩譲ったとしても、ではほかの施設、堆肥化施設にはこういう作業所兼休憩所が必要になった経過から設置されたということなのですが、ほかの施設には同じような休憩所が確保されているのか、伺いたいと思います。
例えば焼却場や破砕処理施設、それからし尿処理施設については、どのようになっていますでしょうか。お答え願いたいと思います。
以上です。
〇議長(加納好子君) 丸藤議員の再質問に答弁願います。
業務課長、お願いします。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、丸藤議員さんの再質問の方にお答えいたします。
まず、第1点目の処理場の関係で自区内処理の方向性であるが、実態はどうかということでございますが、いわゆるごみ処理基本計画では自区内処理ということで方向性は定まっているところでございますけれども、現状久喜宮代衛生組合では適した処理場がないということで、外部の方にお願いしているのが実態でございます。この状況でございますけれども、新聞等では処分場の年数が少ないというような報道がございましたが、私どもの方で委託しております処分場の方でございますけれども、こちらの方を見てみますと、主に山形県のジークライトというところで処分しているわけですが、ここでは約20年ということで、処分場の運営としては大変長い期間です。また、ウィズ・ウェイスト・ジャパン、こちらにつきましては小野町の方にお願いをしているわけですが、約10年ぐらいということで、現状ではほぼ大丈夫かなという感じがいたします。
もう一点、埼玉県の三ヶ山の環境センターでございますが、こちらの方につきましては約20年ということで、長い処分期間が残っているということになりますので、現状で申し上げますと、私どもの方で委託している処分場、おおむね大丈夫というような認識を持っております。
もう一点、ダイオキシンの調査の結果でございますけれども、特に1号炉につきましては、数値がよくないということで、いろいろご指摘がございましたが、今年1月31日に調査いたしまして、1号炉の方が排ガスが0.15ナノグラムということです。飛灰値が5.50ということで、飛灰値につきましては薬剤処理を行っていれば適正ということでございますが、基準値が3ということですので、若干高いということでございました。このため追加して3月11日でございますけれども、もう一度ダイオキシンの調査を行っております。そして、7月と8月にも調査を行っておりまして、こちらの方の数字を見た結果でどのようなことが原因かということを模索してまいりたいというふうに考えております。
最後に、クレーンの委託料の関係でございますけれども、1人当たり822万円、職員の平均で722万円に対して高いではないかということでございますが、クレーンの委託の方につきましては、クレーンの委託仕様書というのがございまして、その中には有資格者を配置するというような条件が定まっております。この有資格者といたしましては、まずクレーンの運転手、これは特別の教育を受けた者ということになっております。そして、その他法令で定めた資格、こういうものに精通をしていることということで、クレーンを運転するためにあらゆる知識を有していなくてはいけないということが挙げられております。そういったことから現在の労働職員と比較して高いということは、ある面ではやむを得ないかなという感じはいたします。ただ、委託料でございますので、引き続きまして業者の方に節約化、あるいは倹約化、省けるものは省くということで引き続いてお願いしてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
局長。
〔事務局長 中村恭三君登壇〕
〇事務局長(中村恭三君) 臨時職員の賃金についてご答弁申し上げます。
私どもの方の臨時職員の賃金につきましては、臨時職員取り扱い要綱というのがございます。一般職員につきましては、1日8時間勤務で6,960円、一般の労務職員につきましては8時間勤務で7,920円、それからこの中で相当の経験がある者については8,880円として定めております。
私どもの職員は、いわゆる給料、職員手当等は、一応久喜の方に準じた形で計上させていただいております。そんなことから去年、先ほどのご答弁でも申し上げましたように、期末手当あるいは給与費の引き下げ等がございますので、臨時職員に限って低いから値上げというようなことにはなかなかならないということで、町の方の臨時職員の賃金につきましては、何回も申し上げますが、久喜市の方を遵守している形でございますので、ご理解をいただきたいと思います。
それから、7月30日に行われました同和問題の講習会の関係でございます。ご質問者がおっしゃいましたように、宮代町では差別発言等はないというふうなお話でございましたけれども、実は残念ながら久喜市の方ではそのような事態が起きている。それらのことで7月30日は第5水曜日でございまして、現業の方の職員の方にも仕事がないということで健康診断を午前中に行いまして、午後から何らかの形で研修会、講習会等を行っております。そのようなことから法がなくなっても差別がある限り、私どもの方としてはそのような研修も必要であろうということでこの講習会を行ったわけでございます。
常に同和問題の研修ばかりではなく、そのときに合ったような研修を行っていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁お願いします。
伊東業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
〇業務課長補佐(伊東雅夫君) 堆肥化工事の保証の件についてお答えいたします。
この堆肥化施設は、JFEの技術提案から3年間の性能保証という契約内容で建設したものでございます。対応が必要と認められた箇所については、JFEの負担で改修はいたしました。
ご説明した工事内容については、契約の保証事項に当てはまらないという考えから、工事範囲外及び設計性能に達しているが、それ以上の性能で、さらに作業ができるのだと、性能保証に該当しないものと思われます。
次に、休憩所の件について、作業所の件でございますが、当初中央操作室及び事務室の一部を使って休憩を考えておりましたが、作業内容から臭気等もございますので、別に事務所の設置と休憩室を設けたものです。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いいたします。
総務課長。
〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
〇総務課長(伊藤孝治君) それでは、ご答弁申し上げます。
電気式生ごみ処理機の基数が200基が63基で減少したということにより不用額が出たというご説明をしたわけなのですが、組合といたしましては、極力多くの方に利用をしていただきたいということで200基ということで予算を計上させていただいたところなのですが、こちらにつきましては毎年この辺の補助基数につきましては、減少傾向にございます。極力設置の方を広報等でもお願いをしているところですが、なかなかふえないのが現状でございます。電気式につきましては、以上でございます。
それから、去年の7月30日に研修をしているわけなのですが、その中で同和研修と交通安全研修会、それから11月28日に安全衛生講習会ということで3回実施しておりまして、報償費の方で交通安全講習会講師謝礼とございますが、その3回分を一応こちらの方で謝礼を支出しております。ですから、ここではちょっと講習会謝礼ということで記載してございますが、ここに申しわけございませんが、等ということで、講習会等ということで入れていただければ幸いでございます。
〇議長(加納好子君) 暫時休憩いたします。再開は2時5分といたします。
休憩 午後 1時47分
再開 午後 2時05分
〇議長(加納好子君) 再開いたします。
休憩前に引き続きまして、丸藤議員への答弁をお願いいたします。
総務課長。
〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
〇総務課長(伊藤孝治君) それでは、ご答弁申し上げます。
先ほどの続きではないですが、交通安全講習会の講師謝礼、こちらの謝礼先でございますが、まず交通安全研修の方につきましては、杉戸警察署交通課です。
次に、同和教育研修につきましては、宮代町教育委員会、それからこれ風邪予防の研修ですが、こちらにつきましては宮代町健康課です。
それでは、不用額の方を順次ご説明いたします。まず、8ページの方から順次説明をさせていただきます。13節委託料71万7,067円、こちらでございますが、不用額の主なものですが、給与計算事務、こちらにつきましては93万8,000円を予定しておったわけなのですが、決算におきましては58万6,866円、不用額35万1,134円でございます。
それから、委員会会議録調製、こちらにつきましては62万1,000円を当初予算で計上していまして、こちら決算では21万7,875円、不用額が40万3,125円でございます。
次に、14節使用料及び賃借料でございます。コピー機賃借料145万1,000円を予定しておりましたが、こちらは111万9,262円、不用額33万1,738円。
次に、10ページの財産管理費の需用費でございますが、こちらにつきましては光熱水費、こちら7,712万6,000円を予算計上してございまして、決算では7,011万4,497円、701万1,503円の不用額が出ております。
次に、12ページでございますが、清掃総務費、需用費でございます。こちらにつきましては消耗品費195万2,000円が150万5,445円、不用額といたしまして44万6,557円、印刷製本費290万を予定をしておりましたが、190万5,771円、不用額99万4,229円でございます。
次に、13節委託料でございますが、こちらにつきましてはし尿ごみ処理手数料徴収、こちらは234万円を予定しておりましたが、201万900円、不用額33万8,100円の不用額となっております。
次に、塵芥処理費でございます。11節需用費、主なものは消耗品費7,015万4,000円を予定をしておりまして、5,051万7,639円、不用額1,963万6,361円の不用額が出ております。燃料費といたしまして3,572万2,000円を予定をしておりまして、2,437万4,312円、不用額1,134万7,688円の不用額でございます。
次に、13節委託料でございますが、主なものといたしまして、一般廃棄物最終処分、こちらは1億3,502万円を予定しておりまして、1億2,172万3,817円、不用額1,329万6,183円、それから鉄類処分1,627万5,000円を予定しておりましたが、1,390万7,939円、不用額236万7,061円でございます。
それから、資源回収選別1億7,325円を予定していたところ1億6,831万5,000円、不用額493万5,000円が不用となっております。
それから、プラスチック容器選別業務委託でございますが、4,095万円を予定しておりまして、3,799万3,410円、不用額295万6,590円の不用額となっております。
次に、備品購入費でございますが、こちらにつきましては塵芥収集車2,252万1,000円を予定しておりまして、1,606万8,440円、不用額645万2,560円の不用となっております。
それから、パッカーコンテナ1,420万円を予定しておりまして、1,312万5,000円、不用額107万5,000円となっております。
次に、し尿処理費でございます。11節需用費、こちらにつきましては消耗品費1,073万2,000円を予定をしておりましたが、682万6,505円、不用額390万5,495円、それから燃料費40万円を予定しておりまして、30万1,107円、9万8,893円の不用額でございます。
次に、工事請負費、こちらにつきましては脱臭設備整備、こちらは536万6,000円を予定しておりまして、420万円、不用額116万6,000円でございます。
それから、オゾン発生装置整備747万2,000円を予定しておりまして、実際524万550円、不用額223万1,450円でございます。
18節備品購入費、こちらはし尿収集車でございます。750万予定をしておりまして、495万9,440円、不用額254万560円でございます。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 丸藤議員、再々質問はありますか。
〔「ちょっと……」と言う人あり〕
〇議長(加納好子君) 答弁漏れですか。
〔「ダイオキシンの関係で、成果表の21ページの1号炉と
2号炉の数値のこの評価についてお聞きしたのですが、
特に1号炉と2号炉、飛灰中の数字が高いものですか
ら、その辺聞きたかったのですが、もし答弁がなけれ
ば再々……それと、済みません。あと作業所の関係で
堆肥化施設についてはわかるのですけれども、その他
の施設については、例えば焼却場とか破砕処理施設、
し尿処理施設には同じような休憩所は設置されている
のかどうか、これが漏れていたかなと思います」と言
う人あり〕
〇議長(加納好子君) 業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) 大変失礼いたしました。
ダイオキシンの関係でございますけれども、平成16年の1月31日に行ったわけでございますが、これにつきましては1号炉の方が0.15ナノグラム、そして飛灰値が5.50ナノグラムということで、基準の方では排ガス中の方では5ナノグラムですから、そちらの方はクリアということになります。そして、飛灰中の方は3ナノグラムなのですけれども、これにつきましては繰り返しになりますが、薬剤散布をした場合に、これが適用されないという基準がございますので、3ナノグラムに対し5.5ということで、これについては問題はないと、法律上は問題ないということでございます。
しかしながら、数字が高いということで、これにつきましては何回か追加の検査を行っているということでございまして、これはどうしてかということになるのですけれども、先ほど、前回の一般質問の方においてもご説明いたしたと思いますが、排ガス中の方で薬剤によってダイオキシンがたくさんとられますと、総体的に飛灰の方に薬剤がとられた後のダイオキシンが行ってしまい、結果的にそちらの方が多くなる、こういった傾向が一般的に言われているようです。今回の数値を見ますと、排ガス中の0.15というのは大変小さい数字でして、前回は0.32ですから、半分以下になっております。しかしながら、前回飛灰値は1.6でして、これが5.5ということですから、やはり排ガス中の方にダイオキシンを、要するに外に出すダイオキシンを随分とったために、中に残ったダイオキシンが多くなったという理解になるのではないかと思います。これにつきましては、どちらをたくさんとるというのがよいのか難しいと思いますので、ご理解いただければというふうに思います。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
〇業務課長補佐(伊東雅夫君) 9ページの関係についてお聞きします。
私ども焼却場につきましては、中央操作室の隣に休憩所がございます。し尿については、電気室の隣に休憩室がございます。あと粗大ごみについては、操作室の中に休憩室があります。そういうふうなことでございます。
以上です。
〇議長(加納好子君) 再々質問ありますか。
丸藤議員。
〔10番 丸藤栄一君登壇〕
〇10番(丸藤栄一君) 丸藤でございます。それでは、再々質問をお願いしたいと思います。
まず、2款総務費と3款衛生費の不用額の関係でございますが、今課長から言われましたように、いろいろ不用額大きな価格に上るような場合がかなり明らかになったわけでありますけれども、私も当初述べましたとおり、効率的な事業執行によって生じた不用額ならばまだわかるのですけれども、予算見積もり、先ほどの答弁ですと、やはり予算見積もりそのものに問題があったのではないか、要するに過大な予算見積もりになってはいなかったのかな、そういう感がしますので、個々には申し上げません。金額だけ言われましたので、その点については新年度予算に十分配慮してお願いをしておきたいというふうに思います。
それから、7ページ、8ページの負担金補助及び、要するに成果表の15ページの関係でありますけれども、明確に分けなくてはいけないのですが、まず7ページ、8ページの8節の報償費、これは杉戸警察の交通課とそれから宮代町教育委員会、それから宮代町健康課ということで、講師、質問の中で講習会等に変わりましたけれども、これはいずれも公務員ですよね。講師謝礼としては当たらないかと思いますが、その点もう少し明確にしていただきたいと、ちょっとおかしいので、それからこの謝礼自体の9,439円とやっている、随分中途半端な謝礼金ですよね。この辺もう一度明らかにしていただけますか。この三つの謝金について、それぞれ申しわけありません、金額も参考までにお聞きをしたいと思います。
それから、15ページの交通安全講習会と同和教育研修会で、先ほど所長から、宮代さんにはないかもしれないけれども、久喜にはあったということで、同和教育研修会実施しなければならない根拠を、その部分で言ったように聞こえるのですが、この成果表、先ほども言いましたように、今国の国政の流れも終結に基本的には向かっているわけです。でも、同和問題を人権問題の中心問題であるかのように位置づけているからくりがあります。その結果、同和行政を恒久化する自治体や人権啓発の名のもので事実上同和事業や同和教育を存続させる自治体もあるようでありますが、この衛生組合も成果表で同和教育の啓発に役立てる。先ほども同じようなことをおっしゃっていましたが、今は国の方でも人権問題にすりかえてたのですよ。ところが、この成果表では、同和教育の啓発とはっきり言っているのですね。こういう意味でも私はやはり憲法上、民主的原則に即して融合を進める、国民的な努力によって部落問題は解決されていくべきと考えますが、その点非常にごまかしてはいけないけれども、もろに同和教育というものになっておりますので、その辺の見解をもう一度伺いたいと思います。
それから、先ほど15、16ページの関係で休憩所の関係で、焼却場と再処理施設、し尿ということでお聞きしましたが、これはあるということで確認させていただいていいですね。私は、組合の方からないのではないかというふうな声も一部聞かれるものですから、再度この点を確認をさせていただきたいと思います。
それから、先ほど生ごみ処理堆肥化の施設の関係で、これも受注者との関係では、これらの生分解性袋粉砕機等とありますが、これはそれに当てはまらないということなのですが、これは保証の期間の条件を先ほど言いましたが、設備装置の改造が必要となった場合は、受注者の責任においてこれを行うというふうに、保証期間の中で、これは(2)の中に入っているわけですよね。それに該当するのではないかなというふうに思いますが、ここをもう一度確認をさせていただきたいと思います。
それから、済みません。ちょっと前後しますが、13、14ページのクレーン及び飛灰搬出設備運転業務、これの関係なのですが、先ほど有資格だとか特別な資格があるということで、この委託料にかえられないというような趣旨のご答弁がありましたが、最終的には業者に倹約するようにお願いをするということなのですが、これは今の現業の職員と比べましても、相当違うというふうに先ほども指摘しましたが、400万からも違うわけですね。そんな資格がなければできないという、確かに資格は必要かと思いますが、これにかわる、金額にかわるやはりやり方ができるのではないかなというふうに考えますので、その点もう一度見直しについて、もう一度考え直す考えはないかどうか、その点お聞きをして、再々質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
〇議長(加納好子君) 丸藤議員の再々質問に答弁願います。
局長。
〔事務局長 中村恭三君登壇〕
〇事務局長(中村恭三君) 同和教育の研修会関係についてということなのですが、確かに議員さんおっしゃるように、例えば久喜の方ですと、以前は同和対策室と申し上げていた。久喜市の機構の改革でもって人権推進課というふうに名前を変えております。その中に同和問題のことも含まれているわけでございます。先ほどもご答弁申し上げましたように、残念ながら久喜の方では最近でも差別発言の問題があったというふうなことでございます。いずれにしましても、人権問題の中においての同和講習というのは必要だというふうに認識をしているわけでございます。その点からも今回は同和研修会という形でやらさせていただきました。幅広い人権問題にあわせてこのような形で今回はやらさせていただいたところでございます。
いずれにしても、人権問題ということは必要でございますので、それに合わせた形での研修会というのを今後も実施をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁お願いします。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、再々質問の方にお答えいたします。
クレーンの運転について賃金的に高いのではないかというご指摘をいただいているところでございますけれども、平成15年度末の職員の単純平均的な賃金を試算いたしますと、763万円となります。これにつきましては、いわゆる公務災害とか退職金負担、すべてもろもろの金額を合わせたときの人件費でございまして、1人当たり763万円、そして委託につきましては822万円ということでございまして、若干の高目ということになりますが、現場の方から話を聞きますと、当初直営で運転していたときには故障等があり、運転がうまくいかないということがあったと、その後平成12年から委託をしたときには、現在までに順調に運転がされていて、やはり委託の効果は相当あるというふうに聞いております。クレーンは毎日運転するものでございますので、安全運転、安全執行という観点からいたしますと、現状どおり委託で対応してまいりたいところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
〇議長(加納好子君) 続いて、総務課長、お願いします。
〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
〇総務課長(伊藤孝治君) 再々質問にご答弁申し上げます。
交通安全講習会等の講師謝礼の内訳でございますが、交通安全研修会、同和教育研修会、安全衛生講習会、それぞれ来ていただいた講師の方には、手土産として出しております。杉戸警察の交通課には、3,070円の、それに5%を掛けまして3,223円、それから同和教育研修は同額でございます。それから、安全衛生講習会、そちらにつきましても同じく手土産で2,992円でございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
〇業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えします。
保証の関係でございますけれども、保証期間は確かに3年でございます。保証の事項として、処理能力、騒音、振動、悪臭、それから緊急作動試験ということで、保証事項は決まっております。ただし、保証期間中に生じた構造上の欠陥、破損及び故障等は受注者の責任で速やかに補修、改善もしくは取りかえを行うことになっておりますので、今回の工事については保証外ということですので、よろしくお願いします。
休憩所の関係ですけれども、各施設に休憩室としてございます。
〇議長(加納好子君) 答弁漏れないですか。
以上で丸藤議員の質問を終わります。
続きまして、角田議員、お願いします。
〔14番 角田礼子君登壇〕
〇14番(角田礼子君) 私は、生ごみの堆肥化事業について伺います。
通告してあります1点目と3点目は、参考資料の7ページに載っておりますので、これは了解をいたしました。
2点目の15年度が設置型生ごみ処理機の管理、16ページのところに1万6,000円計上されておりますが、この内容の説明をお願いいたします。現状はどうなっているのかもあわせてお知らせください。
それから、4点目の生ごみの堆肥化事業はまだモデルで行っている事業でありますけれども、しかしそれにかかる費用が参考資料にもございますが、莫大になっております。どこかで立ちどまって考える必要があるのではないかと思います。例えばにおいの問題一つとってみましても、先日の一般質問の答弁にもございましたが、エアーカーテンとか扉の二重構造など、これからもお金をかけなくてはならないことが目前でございます。それが堆肥化事業を推進していく上で必要なことでもありますので、財政を考えた場合、考え直すというか、立ちどまって考える必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
〇議長(加納好子君) 角田議員の質問に答弁をお願いします。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
〇業務課長補佐(伊東雅夫君) ご質問の委託料1万6,000円の件でございますが、15年度は六万部地区につきまして、平成15年12月から16年3月までの4カ月間を委託しておりました。委託内容でございますが、主に処理機からコンポストを取り出し、処理機及び周辺の清掃、衛生組合への連絡、報告の作成等をお願いしております。委託料は月額4,000円でございますので、4カ月分として1万6,000円になります。
16年度の状況でございますが、地元自治会及び住民の方と調整を図りまして、5月1日から上清久地区及び西原地区、6月1日から公団青葉地区、また引き続き15年度から委託をしている六万部を合わせますと、処理機を設置しているすべての地域において管理委託をお願いしているわけであります。
次に、生ごみ堆肥の財政上の見直しについてお答えします。生ごみ堆肥化事業については、ごみ処理基本計画に沿って全量堆肥化を目指し、生ごみ堆肥化事業の実証を実施している途中の段階でございます。近年の社会状況から厳しい財政状況であることは十分認識をしております。そして、今後は、生ごみ堆肥化システムの安定稼働が確認できた時点におきまして、再度経費等の見直しを行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 以上で角田議員の質問を終わります。
続いて、西村議員、お願いいたします。
〔9番 西村茂久君登壇〕
〇9番(西村茂久君) 質問通告に沿ってお尋ねをいたします。
まず、5ページ、6ページ、費用弁償についてお尋ねをいたします。これは旅費の中の一つの項目ではあるのですが、現在この本会議に出席をすれば議長が3,000円、副議長に議員が2,500円という費用弁償を受けております。それと関係して、報酬として議長が年8万円、副議長が6万5,000円、議員が6万円、こうなっております。実際に議会の、これは参考資料にも出ていますけれども、年6回ということで、報酬については今回もちろん取り上げませんが、費用弁償が近隣とどうなのかなという感じがいたします。この組合を構成する市・町に沿って、この金額というのは決まっているのでしょうけれども、この費用弁償についての考え方をまずお聞きしたいと思います。
それから、同じページですけれども、特殊勤務手当があります。これは12ページですけれども、同じくこれは現場の方の特殊勤務手当がありますけれども、この特殊勤務手当という、要するに条例にのっている内容に沿って、前段の質問の中でご答弁があったのですが、数字的にはわかるのですけれども、ちょっとその答弁の中でわからなかったので、あえて聞かせていただきたいのですが、例えば12ページの現業の方の691万の内訳として、いわゆる現業で527万、自動車運転、その他運転で合わせて163万ということだったのですが、この現業という意味が、これは衛生費の項目で、その清掃総務費ですから、これは現業職員が当然やっているのではないかと思うので、そこで現業というのが出てくるのがちょっとよくわからないので、私の勉強不足だったらおしかりをいただきたいとのですが、ちょっとその辺をあえてお尋ねをいたします。
それから、第3点は、10ページになりますけれども、需用費、財産管理の需用費で光熱水費が7,011万円執行しているわけですけれども、これを各施設で、例えばごみ焼却施設、プラスチック固形燃料施設、それから粗大ごみの処理施設、その他でちょっと内訳を教えていただきたいと思います。
次、ページでいきますと14ページになります。14ページの負担金補助及び交付金のところの生ごみ処理機の補助金制度がずっと続いているわけです。先ほどご答弁の中にもありましたけれども、現実にはだんだん、だんだん落ちてきている、ふえない現状であると、極力多くの方に利用してもらいたいと、こういうご答弁があったわけですけれども、今後大きな生ごみの堆肥化をやっていますけれども、それとの関係において、今後この補助金制度をどうするのかということについて、お尋ねをしたい。
同じくそのページのプラスチックの固形燃料化業務2億146万執行しておりますけれども、このプラスチック固形燃料化業務の設備のリース期間が満了する時期に入っていると思いますが、この対応について今後どうするのかということをお尋ねをしたいと思います。
次に、16ページで、燃やせるごみの質ベースの組成分類業務で118万出ていますが、これで関係して調書の20ページですが、組成分析が出ております。この組成分析で数字が出ておりますけれども、今後の収集処理の基礎資料になったということですが、このごみのごみ質の分析を実際にどういうふうに組合としてとられているのか、今後どう収集処理に生かすのか、その辺をお尋ねをしたいと思います。
それから、同じくそのページのごみ処理施設1、2号炉整備工事1億5,800万という大きな数字なのですが、この中身についてはきょうの参考資料で出ておりますので、よくわかります。ただし、年々これ13年から15年にかけて、この整備工事でどれぐらいかかっているかということが示されているわけですが、年々この金額が2,000万単位でふえていっておると、1号炉、2号炉それぞれあるわけですけれども、それから共通部分もありますけれども、年々これ上昇していっているわけで、新しい炉との関係もありますけれども、どうしてもやらなければならない定期点検的な、定期的にやる工事、それからそうではなくて老朽化に伴って緊急といいますか、やらなければならない工事、そういうものがどの程度どうなっているのか、余りにもその故障の費用がかさんでいくようであれば、これはもっと真剣に考えなくてはいけないことになりますが、その点いかがでしょうか。
それから、同じくそのページのリサイクル保管庫を建設したわけですけれども、この保管庫の規模、それからこの保管庫を将来どういうところに結びつけていくのか、この点についてお示しをいただきたいと思います。
それから、同じくそのページになりますけれども、生ごみの堆肥化施設に係る費用というのが、このページに限らないのですけれども、ありますけれども、このコストの総額が当初見込みに比べてどうなのか、私は見込みよりも何かふえているのではないかなという感じは持っているのですが、実際のところどうだったのかということをお尋ねをしたいと思います。
それと、関係しまして、先ほど生分解性袋の粉砕機というやつがここにも出ていますけれども、借り上げて、また設置をしたということなのですが、もともとこの堆肥化施設の流れの中では、いわゆる破袋機、袋を破くやつ、破砕機と、それから袋を除く除袋機というのがついているわけですけれども、この生分解性袋の粉砕機を改めて設けなければならないという理由は何なのか、それもあわせてお尋ねをしておきます。
それと、18ページになりますけれども、し尿処理費の関係で、このし尿処理施設の水質検査というのは、調書の中に出ておりますけれども、6月の数値、水質検査で6月の数値が際立って高いという数値が出ておりますが、その理由についてお尋ねをしたい。
同じくし尿処理の関係で、今稼働しているのは日量70キロリットルですけれども、現実にこのし尿処理施設がどこまで稼働しているのか、その稼働状況についてお示しをいただきたい。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 西村議員の質問に答弁をお願いいたします。
総務課長。
〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
〇総務課長(伊藤孝治君) それでは、費用弁償の考え方につきましてご答弁を申し上げます。
費用弁償につきましては、地方自治法第203条の職務を行うために要する経費の弁償を受けることができるとの規定に基づきまして、条例の規定に従い支給しておるところでございます。職務を行うために要する費用とは、交通費、通信費、その他雑費等に充てるための費用とされており、当組合におきましては、本会議に出席するために要する経費の実費額を正確に算出することが困難であることから、組合構成市町の久喜市、宮代町の旅費との均衡を考慮しながら、定額で費用弁償の額を定めてまいったところでございます。最近では、費用弁償が会議に出席するために要する交通費の実費弁償との印象が強いことから、さまざまな議論があることも認識をしているところでございますので、今後他の一部事務組合や久喜市、宮代町の状況を調査しながら対応を検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
それでは、清掃総務費の特殊勤務手当についてお答え申し上げます。先ほど丸藤議員さんにご答弁申し上げましたとおり、691万5,080円の内訳といたしましては、現業職員手当が527万6,900円、自動車運転手当及びその他の運転手当として163万8,180円でございます。現業職員手当の内訳527万6,900円でございますが、こちらにつきましては、通常の勤務日にお支払いする特殊勤務手当として392万9,100円、それから国民の祝日に勤務、こちらが99万2,800円、それから年末年始出勤分35万5,000円となってございます。
それから、電気料の各施設別内訳でございますが、ごみ処理施設2,492万5,352円、し尿処理施設2,455万7,738円、粗大施設263万4,568円、固形燃料化施設358万1,452円、堆肥化施設488万3,820円、庁舎619万3,190円、設置型生ごみ処理機4地区分合わせまして88万7,000円、合計で6,766万3,120円となっております。
〇議長(加納好子君) 続いて、総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
〇総務課長補佐(石井信幸君) 私の方からは、生ごみ処理容器と燃やせるごみの組成分類についてお答えしたいと思います。
まず、生ごみ処理機の補助制度の今後の方向についてということですけれども、生ごみの堆肥化につきましては、ごみ処理基本計画におきまして、家庭での堆肥化、地区単位での堆肥化、それから衛生組合の堆肥化処理施設での堆肥化、この3方式で推進することになっております。生ごみ処理容器で燃やせるごみの約50%を占める生ごみ、これが家庭で処理されることによりまして、減量効果が大きく、また家庭で生ごみが分別されることにより、他のごみの分別も進むと考えられますことから、今後も生ごみ処理機の補助制度は継続していきたいというふうに考えております。
次に、燃やせるごみの組成分析の関係ですけれども、調書の20ページ、(3)のごみ質の分析と決算書の16ページ、燃やせるごみ質ベース組成分類業務、これとは違う項目でございます。調書の方のごみ質の分析につきましては、14ページの10行目ぐらいにあります煤煙、水質等各種検査業務、この中でこの調書の方の部分は調査しております。調書の20ページのこのごみ質の分析につきましては、国の方の通達によりまして、ごみをこれこれこういう方法で年4回以上しなさいということで、その通達に基づいて行っている分析です。この分析方法といたしましては、収集されたごみ、ごみピットに入ったものをとりまして、それを乾燥した後に、水分それから可燃ごみの粗成、それらを調査しまして、その中の可燃ごみについて、紙類とかそういうものを調査する業務でございます。
これらの調査の結果から内容を見ますと、ほかの市町村も同じ方法でやっているものですから、紙の量、それからビニール、それらが他の市町村よりも少ないことがわかると思います。それに伴いまして、燃やせるごみ質ベースの組成分類につきましては、ごみが出された状態でぬれたまま、要するに集積所に出された状態で収集しまして、その中のごみの量、要するに本当の実態の量を把握するために行っているものです。ですから、一例申し上げますと、調書の方の表ですと、厨芥類というところがありますけれども、これが平均値で22.6%になっております。質ベースの方でそれを分析しますと、50%という数字になります。ですから、この質ベースにつきましては、実態を把握するため、それから分別がどのぐらいなされているか、実数がつかめることから行っているものです。
質ベースの方といいますか、燃やせるごみの内容、それらを見ますと、ほとんどよく分別されておりまして、雑紙類が十数%混入しているということなのですけれども、分別は大変よくなされております。これらの結果も広報等でお知らせして、今後も分別の協力、それらをお願いしたいと考えております。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁お願いします。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇業務課長補佐(金井 誠君) それでは、西村議員さんのリサイクル保管庫の規模と将来方向についてご答弁させていただきます。
リサイクル保管庫は、粗大ごみ等として収集されました品物をリユース品として売却するための保管倉庫として建設されたものでございまして、規模は面積が84.59平米でございます。将来についてのご質問でございますけれども、昨今中古の家具や家電製品のリユースは、環境保護への関心から生活レベルにおきましても認知されつつあるようでございます。このような関心の高まりは、廃棄物削減の動機になると考えられ、リユースについて引き続き取り組みたいと考えておりますので、この保管庫につきましてはリユース品の倉庫として今後も活用してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
〇業務課長補佐(伊東雅夫君) 16ページの生ごみ施設にかかったコストは、当初の見込みに比べてどうだったかということについてお答えいたします。
15年度当初予算の施設維持管理と比較した場合についてご説明したいと思います。参考資料の7ページをごらんいただきたいと思います。
施設ということで1番から18番までございます。これは、生ごみ施設の経費でございます。維持管理が4番の生分解性袋、6番の分析、7番のセラト菌分析、8番の成分分析、10番の埼玉県試験委託、18番の生ごみの回収委託を施設維持管理費、以外の項目とありますので、これを除きますと、総額で4,940万2,213円でございます。
これに対して当初予算の施設維持管理費の予算額は4,783万7,150円であります。したがいまして、全体で156万5,063円が当初見込みより多くかかっている現状でございます。
次に、粉砕機の設置の理由についてお答えします。先ほど丸藤議員さんの方にお答えいたしましたが、生ごみは破砕します。それから除袋をします。その中で生分解袋が約50%除袋されます。その除袋した袋については、当初2次発酵槽の方で一緒に入れてまとめて分解をして1次発酵槽に戻すというふうな設定でやっておりました。しかし、臭気とか発生しまして、なかなか分解しなかったわけです。したがいまして、その解決のために粉砕機で粉砕をいたしまして、そういうことによって脱水機による、脱水が70%ぐらいにいくわけでございます。それを発酵槽に戻したということになります。
以上であります。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁お願いします。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、お答え申し上げます。
14ページのプラスチック固形燃料化業務の設備リース期間満了及び対応についてのご質問でございますが、この業務につきましては、今年度で10年間の期間、契約の期間が終了いたしますことから、17年度以降は従来の施設のリース料負担が大幅に軽減されるものと見込んでおります。今後の対応につきましては、さきの衛生議会の一般質問でもお答え申し上げましたように、ごみ処理基本計画に基づき容器包装法に移行していく予定でございますが、現在プラスチック固形燃料化委託業者に平成17年度以降、事業費が大幅に削減できる具体策がある場合には、速やかに提案をしていただきたいという旨の依頼をしてございます。委託業者から提案書が出されました段階で、容器包装法で処理した場合の経費と比較検討を行いまして、より処理コストが軽減できる方法を優先して処理方法を検討してまいりたいというふうに考えております。
続きまして、ごみ処理施設1号、2号炉整備工事の内容等でございますけれども、今後の整備の予定でございますが、ごみ処理施設につきましては1号炉が29年、2号炉が24年経過し、施設が老朽化しているために、年々整備費が増加傾向にございます。今後におきましても引き続き施設全般にわたる整備が必要になると考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
続きまして、し尿処理施設の放流水質についてのご質問でございます。昨年6月ごろし尿処理施設から放出される放流水で、BODや窒素含有量の数値が高くなる傾向が見られました。これは汚水を浄化する反応槽内の汚泥濃度が投入される汚水の状態等により数値が高くなり、正常な微生物の活動が妨げられたために汚水が十分に浄化されなかったものと思われますが、現状では原因特定に至っていない状況でございます。当時の対応策といたしましては、反応槽内の汚泥濃度の適正化や微生物の浄化作用を活性化させる薬品、これを投入するなどして状態改善に努めましたところ、間もなく良好な放流水質に回復させることができました。なお、今後も引き続きまして監視を継続し、異常な数値が見られた場合には、速やかなる対応を行い、環境負荷の削減に努めてまいりたいというふうに考えております。
最後に、し尿処理施設の件でございますが、平成15年度につきましては、年間1万1,557キロリットルが搬入され、この内訳といたしましては、生し尿が年間2,827キロリットル、日量で8キロリットル、浄化槽汚泥は年間8,730キロリットルが搬入されておりまして、日量で30キロリットル、合計で1日に約38キロリットルが処理されております。なお、施設は24時間、365日稼働でございます。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 西村議員、再質問はありますか。
西村議員。
〔9番 西村茂久君登壇〕
〇9番(西村茂久君) 3点お尋ねします。
まず、現業職員の特殊勤務手当、これで現業の527万の内訳がまた示されたわけですけれども、通常勤務で392万、祝日勤務ということで99万、年末年始の手当として35万、祝日、年末年始についてはまだわかるのですが、最も多い、いわゆる通常勤務の特殊勤務ということで、現業についたときに392万出ているということなのですが、本来給与の中でそれは見ておるわけで、例えば現業が、いわゆる事務職の職についたとか、あるいは全然違う何か仕事についたということであれば話はよく通るのですが、そこのところで現業の職員さんは、現業の通常勤務についてなぜ特殊勤務という手当を出さなければならないのか、私もまだ新米議員ですから、過去の経過についてはよく承知しておりませんが、そこのところを教えていただきたいと思います。
それから、14ページのプラスチックの固形燃料化業務について、今後どうするのかという、本年度で切れるので、どうするのかということで、17年以降を今の委託業者に依頼をして提案をさせると、そういう中で容器包装リサイクル法との関係において処理をしていきたいということがありました。ちょっとわからなかった、私の聞き違いかもわかりませんが、18年以降、この費用が軽減をするというふうに受けとめたのですけれども、どの程度軽減になるのか、教えていただきたいと思います。
それから、ごみの組成分析についてはわかりましたけれども、できればせっかく調書を出されるときに、質ベースの分析数値もあわせて出していただくと、非常にわかりやすいというふうに思いますので、これはお願いとして言っておきます。
それから最後に、生ごみの堆肥化施設に絡んで、ランニングコストについては当初見込みより下回ったということでお答えを承りました。ただ、ここで一つちょっとお聞きしたいのは、ちょっと外れるかもしれませんが、今生ごみ堆肥化施設でできた生ごみについて検査に出されて、その結果が出てきているわけですけれども、ちょっと気になることを聞いておるのですが、その真偽のほどをちょっと教えていただきたいと思いますが、生ごみだけでつくった堆肥というのは、これまでに前例がないということから、その生育試験に3年はかかるということであれば、19年までは配布ができないということになるわけで、もし配布はするとしても、限定した家庭のプランターとかその程度の配布にしかできないわけですけれども、これが本当であるとするならば、大変当初考えていないような状況が生まれることになるので、確認のためにお尋ねをしたいと思います。
以上、3点です。
〇議長(加納好子君) 西村議員の再質問に答弁願います。
総務課長。
〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
〇総務課長(伊藤孝治君) それでは、再質問にご答弁申し上げます。
特殊勤務手当の経過ですか、そちらにつきましては、職務の内容が著しく危険、不快、不健康、また困難な勤務、その他著しく特殊な勤務で、給与上特別の考慮を必要とし、かつその特殊性を給料で考慮することが適当でないと認められるものに従事する場合、その職務の特殊性に応じて支給しているところでございます。こちらにつきましては、以前は現業職員の給与表も2本立てであったわけなのです、運転手と助手ということで2本立てであったのですが、その後1本立てとなりまして、今現在は1本立てとなったことによりまして、運転手当というものを支給している現状でございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問の方にお答え申し上げます。
プラスチックの固形燃料化の運転業務でございますが、平成16年度によりますと約2億円の委託料がかかってございます。この中でプラスチックの固形燃料化の施設費用、これにつきましては約8,400万を占められております。したがいまして、17年度以降につきましては、この施設料が大幅に軽減されるというふうに見込んでおります。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、お願いします。
伊東業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
〇業務課長補佐(伊東雅夫君) 生ごみの堆肥化についていつぐらいたったら住民の方に配布できるのかということですけれども、現在県の農林総合研究センターの方で順次試験をやっております。そういう中で発芽試験については60日経過すればオーケーだと、農家が利用する場合は、そのほかに施用量の関係、連作障害、土壌の変化等も必要だろうというふうなことの助言を受けました。したがいまして、いましばらく時間がかかると考えておりますので、よろしくお願いします。
〇議長(加納好子君) 西村議員、再々質問ありますか。
西村議員。
〔9番 西村茂久君登壇〕
〇9番(西村茂久君) では、再々で2点お願いします。
一つは、プラスチック固形燃料化の8,400万円、これが大幅に軽減されるということだったのですが、大体それは1割程度を見ればいいのか、つまり9割程度軽減されるというふうに見ていいのかどうかお答えください。
それから、堆肥についていましばらくということだったのですが、いましばらくというのはどの程度を指していらっしゃるのか。私は3年かかるというふうに聞いているわけで、そこのところをちょっと、正直なところをお願いいたします。
〇議長(加納好子君) 西村議員の再々質問に答弁願います。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、再々質問の方につきましてお答え申し上げます。
プラスチックの固形燃料化業務でございますが、8,400万というのは10年間の金額ということで、これが来年度以降どのぐらいかということでございますが、衛生組合の要望といたしましては、9割ということではなくて、全額削減したいという要望を伝えております。したがいまして、そういったことになるのかなという感じがしております。
もう一点の方の堆肥の関係でございますが、こちらにつきましては県の方でも好意的にとらえていただいておりまして、現状では60日以上たったものにつきましては堆肥の認可ができる状態ということでお答えをいただいております。しかし、熊谷の農林総合研究センターでは、衛生組合の堆肥が年間161トン、大変大規模になることから、農家が使うといった場合には、やはり実際の圃場で施用量、連作障害、pH、こういった問題を十分検討して、県の方としても応援できる体制で認可をとっていただきたいという要望がございました。これらを考えますと、性能試験等につきましては、年間を通して実施をするということでございますので、やはりしばらくの期間がかかるというふうに考えております。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 以上で西村議員の質問を終わります。
ここで休憩をいたします。再開は3時30分からです。
休憩 午後 3時17分
再開 午後 3時30分
〇議長(加納好子君) 再開します。
休憩前に引き続き質問をお受けします。
木村議員、お願いします。
〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 3番、木村奉憲です。私の方から質問をさせていただきます。
今までも幾つか重なっている部分もありますので、それも考慮しながら質問をさせていただきたいと思います。
最初の6ページの職員等の不用額のことについては、基本的なことを前に答弁いただいていますので、結構です。
それから、8ページ、二つお願いします。例規集のデータベースの維持管理の委託料、この内容について、これについては長期的にこの程度の予算が今後ついていくのかどうかもあわせて答弁いただきたいと思います。
それから、一番下にあります埼玉県の廃棄物広域処分対策協議会の内容について、単純ですけれども、これについて内容と負担、補助金等についてお答えいただきたいと思います。
それから、12ページ、臨時職員の賃金と不用額については、今までもさまざまな形、討論あるいは質問、そして答えていただきました。私の方からは、臨時職員の健康あるいは雇用を確保するために、健康診断をどういう形で行っているのかというのが一つ、それから厚生年金あるいは健康保険等は加入されているのかどうか、これについてつけ加えてお聞きしたいと思います。
さらに、先ほどの説明の中で、不用額について発生した主な要因として247日を230日分になったということで、平均的にこの不用額が発生したという説明があったと思いますけれども、その17日間の臨時職員の賃金がこの不用額のほとんどとは思えないので、これについてこのほかにもあるのかどうか、あるいは臨時職員で本来するべき内容とか業務が縮小された部分がないのかどうかも含めて、お答えいただきたいと思います。
14ページのクレーン車及び飛灰の搬出設備の運転業務なのですけれども、これについても今までの答弁の中で、いわゆる以前には直営でやっていたのだけれども、さまざまな要因で委託にした、いわゆる資格者の問題、それから故障の問題等もその後答弁いただいたのですけれども、この以前私もいなかったので、直営から委託にするための大きな目的、これはどういう論議を経てこういう形になったのか、そのときに有資格者とあるいは故障等について、この論議の中でどういう形で協議されたのかもあわせてお願いしたいと思います。
私は、これについては基本的な業務に沿って直営できちっとやるべきものであるし、長期的に取り組むためには、やはり委託ではなくて有資格のもし職員でなかったらば、やっぱりそれを資格を取った上で、基本的な業務として位置づけるべきものと思います。正規あるいは臨時職員のところで講習をし、きちっとそれに対応できる体制をつくるべきではないかというふうに考えていますので、改めてその点についてお答えいただきたいと思います。
16ページについては、先ほども論議になったのですけれども、生分解性の袋の粉砕機の借り上げ、それからこれについて工事についても質問を差し上げてあるのですけれども、先ほど論議のように性能発注という基本的な線でやはり考える必要があるのか、それからこの生分解性についての借り上げ、リースですね、これは具体的にどのような契約内容になっているのか、それから工事については、これはこれについての例えば機能的な保証を今後いろんな形で、これも当組合として負担していかざるを得ないのかどうか、その点についてお伺いしたいと思います。
同じページの、あと一番下の方にあります生ごみの堆肥化処理の施設用備品、それこそこれについては性能発注すべきものと思いますけれども、この具体的な中身についてお知らせください。
さらに、16ページのところで、ごみ処理施設の整備工事の請負内容については、参考資料として出されてきましたので、概略わかりました。ただ、この中で2点ほどお聞きしたいのですけれども、資料の18ページ、下から10番目ぐらいで、集じん灰の搬出設備整備工事がたしか前年度は73万ぐらいだったのが296万ということで、大幅な増になっております。この内容についてと、それから小計の上になります、ガス冷却水改良工事、これは新規として230万計上されていますが、この2点について内容をお知らせください。きょういただいた資料の18ページの2点、それについてお答えいただきたい。
同じ16ページの備品購入費の不用額について質問を出してありますけれども、これについてもかなり不用額出ていますけれども、予算案の中で本来備品として購入する予定だった主なもの、これがなくなったのか、あるいはいろんな形で入札関係等でそれができたのかどうかも含めて、この予算上等と不用額の差額の大きな部分について、お答えいただきたいというふうに思います。
それから、18ページのし尿収集車、これについては購入1台ということなのです。これも不用額がかなり出ていますので、これはほかにも購入する予定だったのか、その内容についてお答えいただきたい。
以上です。
〇議長(加納好子君) 木村議員の質問に答弁お願いいたします。
総務課長。
〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
〇総務課長(伊藤孝治君) それでは、8ページ、例規集データベースシステムの維持管理の委託料についてご答弁申し上げます。
この業務委託でございますが、例規集データベースシステムの維持管理及び更新業務が主な業務委託の内容となってございます。その内訳といたしまして、維持管理業務として例規集データベースシステムの検索機能、表示機能、法制執務支援機能、引用法令リンク機能等を使用する使用権の許諾、または同システムの保守でございます。また、更新業務として定例議会ごとの資料について、年1回更新データを作成する業務及びホームページ公開用データ作成業務でございます。
以上の業務につきまして、システム使用料及び保守料が12カ月分で96万円、更新データ作成費で年額定額で40万円となりまして、これに消費税を加算いたしますと、142万円の委託料でございます。これがどの程度続くのかというご質問ですが、こちらにつきましてはそういう更新データの作成等があれば、おおむねこのような額で推移するものと思われます。
次に、臨時職員の賃金の中で257万5,478円の不用額の中で、先ほど日数の関係で余っていると、そのほかに何かあるのかというご質問でございますが、そのほかでは、一般の臨時職員、OB臨時職員ではなくて一般の臨時職員、こちらにつきましては7名でございますが、期末手当として12月に日額の14日分を支給してございます。そのほかに厚生年金保険、それから健康保険、こちらにつきましても15年度から加入させていただいております。
健康診断につきましては、年1回、一般職のほかに臨時職員の方も全員、一般職と同じ内容の検査の方をしてございます。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、お願いします。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、お答え申し上げます。
埼玉県廃棄物広域処分対策協議会25万7,936円の内容についてご答弁申し上げます。協議会負担金の算出方法でございますが、各構成団体の公平性を確保するために、均等割と人口割の混合方式を採用してございまして、均等割は負担金額の10%、残り90%が人口割ということになってございます。この算式に当てはめますと、当組合におきましては25万7,963円ということでございます。
内容についてでございますが、協議会は廃棄物の広域処分体制を整備することを目的といたしまして、廃棄物処理施設から発生する焼却灰等の予測調査、研究、技術講習会、視察等を行うものでございまして、平成15年度の事業内容につきましては、参考資料の8ページから10ページの方でご確認をいただきたいというふうに思います。
次に、クレーンの運転の関係でございますけれども、こちらにつきましては委託の目的ということでございますが、これにつきましてはより安全な運転を進めるために委託にしたということでございます。当時故障等の議論はなかったかということでございますけれども、平成12年度にはこうした議論はなかったということでございます。
続きまして、ごみ処理施設の関係でございますが、参考資料の18ページの方でございますけれども、集じん灰排出設備工事の方ですが、これにつきましては毎年定期的に行っている業務でございまして、15年度につきましては金額が多くなったのは、部品等の交換が多かったということでございます。また、ガス冷却水改良工事につきましては、これは新規の工事でございますが、従来はガス冷却水、井戸水を利用しておりましたけれども、これを洗車場の水をこして、一部これに充てるという改良工事を行いました。こういった経費が計上されてございます。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、業務課長補佐。
〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇業務課長補佐(金井 誠君) それでは、木村議員さんのご質問にご答弁いたします。
まず、16ページの備品購入費の不用額の関係でございますけれども、この不用額につきましては、塵芥収集車の不用額でございます。決算書の方に決算額が出ているわけでございますけれども、塵芥収集車につきましては、当初予算では2,252万1,000円を計上させていただきました。不用額の方が約645万円、それからパッカーコンテナ、これにつきましては1,420万円ほど予算に計上させていただきましたけれども、不用額として107万ほど出てございます。
それから、し尿収集車につきましては、ほかに購入予定はございませんで、あくまでも1台の収集車の予算でございました。なぜこんなに不用額が出ているのかと申しますと、予算におきましては3業者から見積もりをいただきまして、それをその平均を当初予算に計上させていただいたわけでございます。しかしながら、実際の入札におきましては、当然のことながら競争原理が働きまして、落札額が当初の見込みよりも大幅に下回ったというようなことから不用額が出てわけでございます。ご理解いただきたいと思います。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁お願いします。
伊東業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
〇業務課長補佐(伊東雅夫君) 堆肥化の方の関係についてお答えします。
生分解袋の粉砕機の借り上げの件でございますが、借り上げ期間は7月24日から8月12日、約1カ月間、これはレンタルで借り上げしております。設置工事については、契約先が山産東京支店、これは随契で契約しております。
次に、堆肥化の備品についてでございますが、施設の維持管理の関係の契約から、備品については支給ということになっております。その中で洗濯機、それからスチームクリーナーといって、汚れをスチームで落とすやつ、そのほか殺虫器、これハエですね、台車、かけ時計ということで、合計で36万7,320円の計上でございます。
◇
◎会議時間の延長
〇議長(加納好子君) ここであらかじめ申し上げます。
会議時間を延長いたします。
〇議長(加納好子君) 木村議員、再質問はありますか。
木村議員。
〔3番 木村奉憲君登壇〕
〇3番(木村奉憲君) 再質問します。
クレーン車の導入に当たっての直営から民間委託するということで、安全性ということなのですけれども、これは直営ではかなりやっぱり無理だという判断の中でこういう形にそれではなったのかということになると思うのですけれども、安全性のどこが、私故障とか資格の問題等あったのではないかなと思ったのだが、安全性とすれば、どこで安全性が直営だとカバーできなかったのかというちょっと要因がわかりませんので、その点について改めてお答えいただければというふうに思います。
それから、今後クレーン車については、基本的な業務として私は位置づけるべきだというふうに思いますけれども、これは今後そういう形の位置づけはしないという考え方がもしあれば、きちっと述べていただきたいというふうに思います。
それで、臨時職員等の不用との関係ではわかりました。それから、いろんな健康診断についてもわかりましたけれども、これは前者にもあったように、臨時職員で具体的に今の外部委託のクレーン車についてのやはり賃金については、大幅なやっぱり格差があると、お互いに安全確保なり能率的なことでは、臨時であろうと、いろんな形で頑張ってくるということで、市の方の、久喜市の例に合わせるということなのですけれども、これについてはやはり今後ぜひ見直しの検討とクレーン車については、基本的な業務について位置づけをするとともに、直営でできる、これもぜひ検討していただきたい、これは要望をさせていただきたいと思います。
それから、生分解性の関係で設置、借り上げ、これは借り上げのリースについては、7月と8月の1カ月間、レンタルということなのですけれども、これは1回こっきりでいいのか、また来年とか今度継続する必要がないのかどうか、この点について確認させていただきたいと思いますので、お願いしたい。
それから、今設置工事に伴って、特にちょっとなかったのですけれども、これについてもこの借り上げ、あるいは設置工事が今後修理とか故障の場合も、当組合でこれを負担していくのかどうか、いかなければいけないものかどうかについてお答えを願いたいと思います。
あと備品購入、それからし尿収集車の関係は、見積もりをし、落札の関係ということで大まか了承しました。
〇議長(加納好子君) 木村議員の再質問に答弁願います。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、再質問の方にお答え申し上げます。
クレーンの運転でございますけれども、委託当時につきましては、安全性を優先に委託を進めたということもありますけれども、当時のクレーンの直営の運転の状況を見てみますと、クレーン、下のピットからごみをつり上げるということになりますので、ワイヤーロープを使っているわけですが、直営のときにはこれが何度か外れたり切れたりすると、つまりスムーズな運転をしないために、焼却炉の運転に支障があるというようなことがあったということを聞いております。
そこで、12年度以降、こうしたことはどうかといいますと、ほとんどそういうことがないということで、引き続いて安全な運転ができるようになったというのが現場の声だと思います。
今後につきましては、やはりこうしたことを踏まえますと、直営に戻すということは考えられませんで、引き続いて委託で実施をしていきたいと、より安全な運転、継続された安全な運転で対応したいということで考えてございます。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁お願いします。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
〇業務課長補佐(伊東雅夫君) お答えをいたします。
借り上げについては、今回限りでございます。借り上げによって性能等を検証した結果、設置工事になったので、1回きりで終わりです。設置工事については、施工業者の方で2年間の保証というふうになっております。
以上です。
〇議長(加納好子君) 木村議員、再々質問はありませんか。
以上で木村議員の質問を終わります。
続きまして、加藤議員、お願いします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) 通告で出してあるものが前段の議員さんたちの質問の中で大分わかってまいりまして、6ページの総務費の不用額については結構でございます。
8ページですけれども、職員の健康診断、これがあります。調書では15ページなのですが、当組合の事務職員、現業職員足して51人ですけれども、ここで受けている方が61人ということで、臨時の職員さんも受けられているのだと思いますが、その辺のところについてご説明をいただきたいと思います。
それから、職員研修負担金については結構です。
12ページの衛生費の不用額で、これも大分説明受けましてわかりましたけれども、16ページの備品購入、ここで塵芥収集車、あるいはパッカーコンテナ、次のページのし尿収集車、こうしたところで大きな不用額が出ております。ご説明では3業者で見積もりをとって、この平均で予算化しておると、実際の支出は入札でやるから、競争が起こるということだったのですけれども、それにしてもこの予算化のときの見積もりが余りにも大き過ぎますと思います。し尿収集車の場合は、この不用額が予算額の34%にも及んでおります。その辺で改善の余地はないものかどうか、ぜひこの3業者の見積もりでなったということですけれども、予算化のときから厳しく査定をしていただきたいと思いますが、その点についていかがなものか、お願いしたいと思います。
それから、12ページの臨時職員の職務、賃金についてということでお願いをしてあります。ご説明によりますと、収集業務、それから分類、持ち込み等の指導、こういったことであります。賃金についてはわかりましたけれども、この仕事の内容が正職員とどのような違いがあるのかどうか、私は同じ仕事をしているのだなと思っておりますが、その点、正職員との仕事は違うのかどうか、その点お示しをいただきたいと思います。
それから、14ページのプラスチック固形燃料化業務委託の内容ということでありますけれども、ここでも大分お答えあったと思いますが、今年度で契約が切れるということで、来年度以降は、容器リサイクル法に沿った方向に行くのか、経費を見ながら考えるということですけれども、私燃やしてエネルギー源とするのも一つの手でありますけれども、やはり資源循環型の社会をつくっていくためには、このプラスチックの大きな資源、またリサイクルに回していくという方向で考えるべきだと思いますが、その点についてはいかがなものか、見解を伺いたいと思います。
次の14ページのクレーンと飛灰運転業務委託の内容はわかりましたけれども、先ほどご説明の中で、安全運転のために必要だということなのですけれども、このクレーンの運転資格について、大変難しいというか、特殊な資格というような表現をされましたけれども、どのような資格なのかどうか。それはどうすれば取れるのかどうか。私が聞いているところでは、一定の講習を受ければ、この運転資格が取れると聞いていますが、私の認識が違うのかどうか、お示しをいただきたいと思います。
14ページ、16ページ、資源プラスチック回収、この固形化量等は資料でいただきました。結構です。
それから、堆肥化施設運転業務委託、この内容について伺いたいと思います。
また、同じページの生ごみ堆肥施設施肥等業務、これについてご説明をいただきたい。
それから、同じページの使用料のところで収集車の借り上げ2万2,250円とありますが、これについてお願いをしたいと思います。
同じページの生分解袋粉砕機の借り上げ、これについてはわかりました。
次、作業所兼休憩所の設置工事についてなのですが、先ほどのご説明で臭気の関係で作業所の外につくられたというようなご説明がありました。JFEとの契約のところ、その契約の保証の内容について、騒音とか振動とか悪臭、こういったことが保証の内容なのだということを示されましたけれども、その生分解の袋の粉砕機もそうなのですけれども、除袋機で除袋して発酵槽に入れても、これがなかなか発酵が進まないので、結局臭気が出てしまった。その対策としてこの機械を導入したということなので、契約の保証の内容とリンクをしているのではないかと思います。その点でやはり受注者の側の責任において設置をされるべきものではないのかなと思いますが、もう一度その点お願いしたいと思います。
それから、16ページ、特定防護さく設置について、このことについてご説明をお願いしたいと思います。
それからもう一つ、生ごみ堆肥残渣移送装置設置について、これについて、先ほどもご説明ありました。これもやっぱり悪臭関係、それからこの施設が生ごみだけを使ってやるということで、かなり初めての取り組みということで、なかなかいろんな課題があるのだと思いますが、そういったところで発酵が進まない、水分が多いというような対策としてつくられたと思うのですが、この点でやはり受託者側の責任はどうなのかどうか、設計、施工ということでお願いしたいと思います。
それから、18ページにいきますが、公債費の不用額が227万ほど出ておるのですが、その主な中身は、長期債の利子ということなのですが、それについてご説明いただきたいと思います。
以上です。
〇議長(加納好子君) 加藤議員の質問に答弁願います。
総務課長。
〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
〇総務課長(伊藤孝治君) それでは、お答え申し上げます。
職員健康診断の受診人数の内訳でございますが、一般職員につきましては51人中50人、臨時職員につきましては13人中11人が受診をしております。
次に、臨時職員の職務についてご答弁申し上げます。現業臨時職員でございますが、OBの臨時職員は6名おりまして、経験豊富なことから収集の助手、施設での運転指導、搬入ごみの分別指導などをお願いしております。一般臨時職員は5名おりまして、ごみ収集業務の助手として勤務をお願いしております。
次に、受付職員でございますが、やはり2名おりまして、主に直営及び委託業者、許可業者、住民等のごみ搬入の計量業務をお願いをしております。
次に、公債費の不用額でございますが、予算作成時において生ごみ堆肥化処理施設建設事業の借り入れ利率が明確でなかったことから、前年度と同率で予算計上したことにより不用額が出たものでございます。借り入れ先につきましては、2金融機関から借り入れをしております。1件目は、南彩農協からの2億4,800万円でございます。予算作成時の償還利率は1.8%で計上いたしましたが、確定利率は1.25%での支出となってございます。2件目は、郵便貯金からの2億1,530万円でございます。予算作成時の償還利率は1.1%で計上しましたが、確定利率は0.7%での支出となってございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いします。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 金井 誠君登壇〕
〇業務課長補佐(金井 誠君) 加藤議員のご質問にご答弁いたします。
先ほど衛生費の備品の不用額のご質問でございました。今後車両の購入に際しましては、最低の見積もり価格を予算計上してまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
それから、16ページの収集車借り上げでございます。有害ごみにつきましては、平ボディの4トントラックで全地域直営収集をしておるところでございますけれども、特に年末年始につきましては、排出量が通常の月よりも多いというようなことから、12月に1回、それから1月に2回、それぞれ平ボディのトラックを借り上げまして対応したものでございまして、有害ごみ収集のためのトラックの借り上げ代ということでご理解いただきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁お願いします。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、加藤議員さんのご質問にお答え申し上げます。
まず、プラスチックの固形燃料化の関係でございますが、現在容リ法で処理されておりますのは、千葉の君津にございます新日鐵の溶鉱炉の燃料として利用されております。一方、固形燃料化の方ですけれども、こちらの方では福島県の大熊町の方でおむつを乾かすボイラーの燃料ということで、こちらにつきましてはいずれもサーマルリサイクルということで、燃料化されて利用されております。
次に、クレーンの運転の関係でございますが、これにつきましてはたびたびご質問をいただいておりますけれども、今後の方向としてはやはり委託で進めていきたいということがございます。資格はどうして取れるのかということでございますが、これにつきましてはご質問者がおっしゃいますように、これは講習を受けて、これを取るということでやっているところでございます。
次に、ダイオキシンの防護さくの設置でございますけれども、こちらにつきましては大気中のダイオキシン類を衛生組合の煙突から東西南北約600メーターの4地点で測定を実施しております。この中で南と北の2地点につきましては、民家の敷地を使用させていただき、他の2地点におきましては公園及び小学校の校庭を使用させていただいております。精密な測定機器を使用するため、測定時には機械を保護するさくを設置させていただいていると、こういう内容でございます。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁お願いします。
業務課長補佐。
〔業務課長補佐 伊東雅夫君登壇〕
〇業務課長補佐(伊東雅夫君) 私の方からは、堆肥関係についてお答えいたします。
16ページの生ごみ堆肥施設の運転業務委託の内容についてお答えします。大地のめぐみ資源循環センターの維持管理業務でございまして、内容については日勤の体制においてデータの測定、電気計装装置の管理、各機械の運転状況の監視、堆肥製造品の荷下ろし、事前・事後の点検整備、施設全体の清掃でございまして、運転業務を適正に遂行するため有資格者を専任常駐させて、作業は安全衛生法に沿った安全な作業を行っています。なお、委託時期については7月まで3人、8月から4名でございます。
次に、生ごみ堆肥の施用業務でございますが、主に1月、1次発酵槽のトラブルが発生した不良堆肥を一部実験として場内の立木に施肥したための費用でございます。
次に、生分解性袋の粉砕機の借り上げ、設置工事、作業所兼休憩所設置工事及び生ごみ堆肥残渣移送装置の設置工事については、前段の丸藤議員にお答えしたとおりでございます。ご理解願いたいと思います。
以上です。
〇議長(加納好子君) 加藤議員、再質問ありますか。
加藤議員。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) ありがとうございました。
臨時職員の仕事について伺いましたが、仕事の内容はそのとおりだと思うのですが、正規職員の仕事と私は仕事の内容は変わらないと思いますけれども、その点について確認をさせていただきます。その1点だけお願いしたいと思います。
〇議長(加納好子君) 加藤議員の再質問に答弁お願いします。
総務課長。
〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
〇総務課長(伊藤孝治君) 臨時職員、先ほどOB臨時と一般臨時ということでお話しさせてもらいましたけれども、OB臨時につきましては、週3日の勤務となっております。それから、受付業務の方につきましては週3日の勤務となっています。内容といたしましては、OB臨時におきましては収集の助手ということで主にやっておりまして、収集業務におきましても助手ということで、あくまでも臨時職員ということで考えております。
〇議長(加納好子君) 加藤議員、再々質問ありますか。
加藤議員、お願いします。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) 収集等の助手ということなのですけれども、正規職員は車の運転ですね。これをきちんと特殊勤務手当ですか、これをいただいているわけですよね。そこで、そのほかはその収集の助手といっても仕事の内容は変わらないと思うのですが、その点いかがですか。
〇議長(加納好子君) 加藤議員の質問に答弁お願いします。
総務課長。
〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
〇総務課長(伊藤孝治君) 臨時職員、先ほどの収集の方の話が出ましたけれども、収集で運転手は一般職員、助手につきましては臨時職員で、臨時職員につきましては手当といたしまして特勤手当の600円、あと運転手の方につきましては、運転手当と特勤手当、そのようなものを支給してございます。
〇議長(加納好子君) 以上で加藤議員の質問を終わります。
続きまして、角野議員、お願いします。
〔8番 角野由紀子君登壇〕
〇8番(角野由紀子君) 議席番号8番の角野です。
8ページの総務費半管理費の報償費のマイバック普及検討委員会6万2,000円でございますが、この活動内容と普及啓発効果について伺います。
ごみ処理基本計画におきまして、26ページの表5のマイバック運動抑制予測との関連でお伺いいたしまして、今後普及、啓発の効果をどのような活動していくのかお伺いいたします。
それから、次のページの塵芥処理費についても、調書19ページにございますごみ資源の搬入量と資源化量との整合性、詳しく教えてください。
それから、20ページの成果の資源化率39.8%、ごみ搬出量912グラムについて、基本計画の目標予測との評価をどう考えているかお伺いいたします。
それから、23ページ、焼却灰増は大分ふえていますが、これについてお伺いいたします。
以上、3点お願いします。
〇議長(加納好子君) 角野議員の質問に答弁をお願いします。
総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
〇総務課長補佐(石井信幸君) 私の方から8ページと14ページ関係についてお答えさせていただきます。
まず、マイバック普及検討委員会の活動内容ということですけれども、この委員会につきましては、平成15年度におきましては、前年からの続きで、4月に前年までの検討結果、それらの報告書のまとめ、5月に衛生組合管理者に対しまして検討報告書の提出を含め委員会を開催しております。
衛生組合では、検討報告書内容を組合だよりで住民の皆様にお知らせすると共に、買い物袋を持参しましてレジ袋の削減をお願いする、これらのチラシを全世帯に配布するとともに、機会あるごとにマイバックの普及、これらを啓発しております。
平成14年度からプラスチック類の組成分析を年1回行っておりますけれども、平成15年度のプラスチック類の組成分類の結果、8集積所、これは久喜市が5集積所、宮代が3集積所ですけれども、116世帯を調査した結果、211のごみ袋が排出されまして、その中にレジ袋が635枚、ポリ袋、このポリ袋がちょっと名前がよくわからないものですから、ポリ袋としたのですけれども、スーパー等でレジ袋に詰めるときに、ロール状になっている袋がありますが、これちょっとポリ袋とここでは言わせてもらっています。このポリ袋が633枚、合わせまして1,268枚、これが排出されていました。
今年度の組成分類につきましては、先週実施しまして、まだ詳細まではまとまっていないのですけれども、同じく同じ場所、8集積所、116世帯を調査した結果、187のごみ袋が排出されまして、その中にレジ袋が725枚、ポリ袋が542枚、合わせまして1,267枚、1年でちょっと1枚の差しかないので、本当の差がありませんでした。このような結果から、啓発効果につきましては、数字としてはあらわれていないということでございます。
これらの分析結果につきましては、組合だよりで掲載しまして、レジ袋削減のPR、それらを継続して行いたいと考えております。
それから、主要な施策の成果に関する調書19ページのごみ資源の搬入量と資源化量、これらの整合性とのことですけれども、資源の収集量が1万3,750トン、資源化量が1万3,599トン、151トンの資源化量が少なくなっております。本来ならば資源化量が多くなってくるはずなのですけれども、この理由といたしましては、生ごみ堆肥化の実証プラントの稼働に伴いまして、生ごみの分別収集をモデル地区において開始しました。モデル地区の生ごみは、台所資源ということで回収しておりますことから、資源の回収量の方に生ごみを算入しております。資源化量につきましては、平成15年度に895トンの生ごみを回収しましたけれども、堆肥としてまだ流通していないということで、資源化量に算入しておりません。このようなことからちょっと数字が変わってきた。また、資源として回収したものでも、ある程度の残渣、これらが生じますことから、このようなちょっと逆転の結果になったということでございます。
それと、主要な施策の成果に関する調書の資源化率、それとごみ排出量と基本計画の目標予測との評価ということなのですけれども、平成15年度の基本計画の計画収集量3万7,117トンに対しまして、実績収集量が3万6,103トン、約1,000トン少なくなっております。また、資源化量につきましては、計画量1万5,832トンに対しまして、実質資源化量が1万3,599トン、約2,200トン少なくなっております。これは生ごみの堆肥化量が算入されていないということもありますので、総体的には基本計画に沿った数値で推移しているものと考えております。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、答弁をお願いいたします。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、角野議員さんのご質問にお答え申し上げます。
23ページの焼却灰増についてのご質問でございますが、焼却灰につきましては、平成14年度に比べて346トンの増となってございます。この理由といたしましては、平成15年度から重金属対策、ダイオキシン対策といたしまして、焼却灰の埋め立てに当たっては、薬剤、キレート剤を25トン程度使用しております。その使用に際しましては、水で希釈して焼却灰と混合する方法をとっております。正確な希釈水の統計はとってございませんが、おおむね10倍程度と考えられ、従来と比較して250から300トンの水分が加えられておりますことから、結果的に灰の重量が多くなったというふうに考えております。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 角野議員、再質問ありますか。
角野議員。
〔8番 角野由紀子君登壇〕
〇8番(角野由紀子君) 1点目のマイバックの関係なのですけれども、平成16年度は傘を使いながらマイバックの講習の講師謝金予算がのっていたかと思いますが、一応3年間続けてマイバックに関して予算を立てているわけですけれども、効果もまだ余り上がっていないようですが、マイバック運動というのは、市民参加というか、市民のレベルでやっていかなければいけないということと、どんな報告書か私もちょっと勉強不足で検証はしていなかったのですけれども、商店の方で袋入れますかというその一言を入れるとか入れないとか、そういうところまでいったのかどうか、その辺ちょっとわからないのですけれども、継続的にそのPRをしていただくということで、予算をそんなにかける必要もなく、市民運動の方に行かれる、そういうふうな流れをつくっていただきたいと思います。
それから、調書の19ページから20ページなのですけれども、これ生ごみのことが入っていないということで、平成14年度の調書によりますと、この生ごみの資源化量というところの表ですけれども、焼却灰セメントというのが188トンあるのですが、ここには入っていないわけです。今年の調書のこの資源化量に焼却灰セメント化274トンを入れているわけです。去年のにはこれ入れていなくて、そしてその成果では、去年のが39.3でしたっけ、今年は39.8でちょっと上がっていると、ここでちょっと資源化量を少し多くしているというふうに思うのですけれども、平成14年度の188トンを14年度の調書には入れないで、15年度は焼却灰セメント化をここへ入れた理由というか、その辺教えていただきたいと思います。
減量というのも、減らす方とリサイクルの方なのですけれども、リサイクルの方に力が入ってしまっているのではないか、こういうのを見ますと、そんなふうに思いますので、その辺もお伺いいたします。
〇議長(加納好子君) 角野議員の再質問に答弁お願いいたします。
総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
〇総務課長補佐(石井信幸君) マイバック関係につきましては、平成14年からマイバックのPR、レジ袋の削減ということでPRを行ったり、普及検討委員会、これらの方に協力をいただきまして、いろいろな報告書をまとめたところでございます。その報告書の検討とか内容に伴いまして、チラシの配布、それとかマイバックの作成の講習会、それらを行ってきたわけですけれども、今年度につきましては、商店にポスター、それらを作成しまして張っていただきたいと、そのように考えておりますけれども、マイバックと言いますか、レジ袋の削減、これは継続的に続けていきたいと考えております。
それと、資源化量のところで、昨年につきましては収集量に生ごみが入っていなかった、また今年は資源化量に焼却灰のセメント化が入ったということなのですけれども、従来でしたら焼却灰、ほかのところにお願いしまして、埋め立て処分、最終処分を行ったわけなのですけれども、たとえ有償でもその焼却灰が資源として使われているということで、今年度につきましては、焼却灰を資源の方に算入といいますか、計算上は入れております。
それと、この減量化大作戦ですけれども、減量と資源化、これが何か資源化の方が先に行っているのではないかということですけれども、ごみ処理の基本は、発生抑制、それから再生使用、それから再利用ということで、発生抑制、これが第一と考えております。それらの一つとしてマイバックのようなレジ袋の削減、それらを進めていきたいと、あくまでも発生抑制が第一であるということで考えていますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(加納好子君) 角野議員、再々質問はありますか。
角野議員。
〔8番 角野由紀子君登壇〕
〇8番(角野由紀子君) ちょっと同じことを申し上げて申しわけないのですけれども、平成14年度はその焼却灰セメント化というのは入っていなかったのですが、ではこれからはここの資源化量にこれからずっと入れていくということでよろしいですか。
〇議長(加納好子君) 答弁をお願いします。
総務課長補佐。
〔総務課長補佐 石井信幸君登壇〕
〇総務課長補佐(石井信幸君) 焼却灰のセメント化につきましては、平成15年度から開始したものですから、これからは焼却灰のセメント化につきましては、資源化量の方に算入したい、そのように考えております。
〇議長(加納好子君) 以上で角野議員の質問を終わります。
続きまして、原議員、お願いいたします。
〔12番 原 進一君登壇〕
〇12番(原 進一君) まず、8ページの広域処分対策協議会の事業内容につきましては、参考資料の8ページと前段者の答弁で理解できましたので、取り下げます。
同じく10ページ、光熱水費の明細と今後の傾向につきましては、調書16ページと前段者の答弁で理解できましたので、これも取り下げたいと思います。
14ページ、一般廃棄物最終処分委託先の関係につきましては、参考資料の11ページから記載がございますけれども、自区内処理の原則というのが拡大しても県内だろうと、そういう理解から三ヶ山の県の処分場への搬入量をふやすべきだと思いますので、その点について今後の見通しだけお答え願いたいと思います。
16ページ、ごみ処理施設1、2号炉整備工事の内容と整備明細、今後の整備予定でございますけれども、これにつきましては参考資料の13ページから明快な記載がされております。一つ一つちょっと累計をしてみますと、平成13年が1億1,000万、翌年が1億3,000万、1億5,000万と年々ふえてきておりまして、このままでは2億とか3億とか4億とか、維持費というのが拡大をしていくのだろうと思われます。焼却炉の整備内容を見てみましても、同じものを年じゅうかえているのではなくて、いろんなところを工夫しながら現状維持をしている、そういう努力が見えるわけでありますけれども、このままではおさまらないだろうと、そんなことを思いますので、今後の整備計画についてお示しを願いたいと思います。
18ページの脱水汚泥の運搬費と堆肥化処理の明細については、そのままお答え願いたいと思います。
同じ18ページ、し尿処理施設整備工事事業の内訳でありますけれども、これも参考資料の19ページから記載がございます。ただ、これは焼却炉と違いまして、5,500万、4,900万、3,700万と年々修理費が減ってきておりますし、修理箇所も9カ所、7カ所、6カ所ということでだんだん減ってきております。このし尿処理の整備工事は、今後こういう傾向で維持されていくのかどうか、今後の整備計画についてお聞かせ願いたいと思います。
以上です。
〇議長(加納好子君) 原議員の質問に答弁お願いいたします。
業務課長。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、原議員さんの質問にお答え申し上げます。
最初に、一般廃棄物の最終処分業務の関係でございますけれども、こちらにつきましてはご質問のように埼玉県の三ヶ山にございます埼玉県環境整備センター、こちらの方の量を増加していきたいというふうに考えてございます。
次に、1号炉、2号炉の工事の関係でございますけれども、今後の予定でございますが、やはり施設が相当老朽化しているということで、年々整備費が増加傾向にございます。今後もこうした傾向は続くのではないかということで考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに考えております。
次に、脱水汚泥の運搬費と堆肥化処理の明細についてのご質問でございますが、平成15年度につきましては1トン当たり2万7,300円でございます。この内訳といたしましては、運搬費が1万2,500円、堆肥化に伴う処理費が1万3,500円でございます。
最後に、し尿処理施設の関係でございますが、こちらの方につきましてもやはり今後修理費が相当かかっていくというような予想でございますが、資料の方で見てみますと、平成13年、14年、15年とたまたま金額が安くなるような方向になっておりますけれども、現状問題といたしましては、修理費の内容としてオーバーホール、いわゆる分解整備ですね。部品の交換、それと修理ということになりますが、今後は部品の交換ということが多くなってくると考えております。したがいまして、傾向としてはこの調書のとおりの傾向ということではなくて、どこかで部品の交換が大量に発生した場合には、大きな工事費がかかるということでご理解いただきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 原議員、再質問ありますか。
原議員。
〔12番 原 進一君登壇〕
〇12番(原 進一君) 最終処分の関係については要望させていただきます。
自区内処理ということと、三ヶ山については焼却灰の処分計画大変厳しいわけでありまして、環境に適合しているということ、2点目は経費も安いと、そういうことから含めて、県の方に拡大をするということを加速をしていただきたいということを要望をしておきます。
ごみ処理施設のことにつきましては、1億2,000万、1億3,000万、1億5,000万という大変な多額の金を毎年かけながら現状維持をやっとしているという状況でありまして、なおかつこの維持費が年々加算をする、額も上がっていくということでありますので、一日も早く新設炉を建設をするのと、ごみ減量と両面からごみ処理について改善をしていただきたいということを要望をしておきます。
し尿処理につきましては、生処理から汚泥処理の方に移行してきているわけでありまして、修繕費が今後もたくさんかかるということでありますけれども、なるべくそれも削減をしながら現状維持を図っていただきたいと思います。
以上、要望3点で、以上おしまいにします。
〇議長(加納好子君) 以上で原議員の質問を終わります。
続きまして、岡崎議員、お願いいたします。
〔13番 岡崎克巳君登壇〕
〇13番(岡崎克巳君) 通告に従いまして順次質問をいたします。
12ページの地方公務員災害補償基金の積算根拠についてお伺いをいたします。
その下の災害補償費、公務災害見舞金の増の内容についてお伺いをいたします。
また、同じくその下、前段者のご質問にございましたが、14年度と人数は同じですが、増の内容についてお伺いをいたします。
14ページ、委託料全体が増になっております。これは、今日までも職員の皆さん大変な努力をされてきていると思いますけれども、減にならなかった理由についてお伺いをいたします。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 岡崎議員の質問に答弁願います。
総務課長。
〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
〇総務課長(伊藤孝治君) それでは、ご答弁申し上げます。
地方公務員災害補償基金の積算根拠につきましては、15年度当初予算の給料と職員手当の総額から退職手当及び児童手当を引いた2億2,397万円、負担金割合の1,000分の3.41を掛けた金額でございます。
それから、公務災害見舞金の増の内容でございますが、公務災害見舞金につきましては、久喜宮代衛生組合公務災害等見舞金支給条例の規定により、療養期間等の長短により支給額が定まっております。14年度は、療養期間1週間以内1名で5,000円、3週間を超えて1カ月以内1名で2万円でした。15年度につきましては、療養期間3カ月1名で6万円、1週間以内1名で5,000円となっております。
臨時職員の増の内容についてご答弁申し上げます。臨時職員につきましては、増加しておりますが、現業職員が定年退職により減少しております。退職後も短期間の再任用職員及び臨時職員として経験を生かしながら勤務していただいております。なお、OB職員は、年金受給との関係から週3日勤務であり、2何で1人分となります。このようなことから臨時職員が増加する状況にございます。
〇議長(加納好子君) 続いて、業務課長、お願いします。
〔業務課長 諏訪信雄君登壇〕
〇業務課長(諏訪信雄君) それでは、岡崎議員さんの質問にお答え申し上げます。
委託料、調書ページの23、24が増になっているが、減にならなかった理由についてでございます。平成14年度の健康調査(血液中ダイオキシン類)業務913万円、生ごみ堆肥化施設建設工事施工監理業務887万3,000円が終了いたしましたが、新たに成果調書で申し上げますと、23ページの中ほどにございます生ごみ回収業務730万8,000円、24ページの下から4段目にございます生ごみ堆肥化処理施設運転業務2,767万9,000円が通年化したことによる経費の増、さらに成果調書23ページの上段にあります一般廃棄物最終処分業務の焼却灰の処分量の増によりまして、委託費が約1,350万円の増額となったことにより、総体的に平成14年度に比べて執行額が増加したものでございます。今後とも予算の執行に当たりましては、経費の削減に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいというふうに存じます。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 岡崎議員、再質問をお受けします。
岡崎議員。
〔13番 岡崎克巳君登壇〕
〇13番(岡崎克巳君) 1点だけ確認をさせていただきたいと思います。
公務災害補償基金と見舞金との関係というのは、これは別々なものですかね。ちょっとそれを。基金の方は14年度より本年度は下がっていまして、見舞金は逆に上がっているものですから、ちょっと関係性がわからなかったものですから、お伺いをいたします。
あと委託料の関係につきましては、わかりました。この1点だけ要望させていただきますけれども、先ほども発生抑制を第一に考えて取り組むということですけれども、量を減らす減量化の取り組みにさらに力を入れて取り組んでいただくよう要望をさせていただきます。
以上でございます。
〇議長(加納好子君) 岡崎議員の再質問に答弁願います。
総務課長。
〔総務課長 伊藤孝治君登壇〕
〇総務課長(伊藤孝治君) 補償基金と見舞金の関係でございますが、補償基金の方で公務災害と認定をされた場合には、この見舞金が支給されるということになってございます。
〇議長(加納好子君) 以上で岡崎議員の質問を終わります。
これをもちまして議案第8号に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第9号でございますが、通告がございませんでしたので、質疑を打ち切ります。
◇
◎討論・採決
〇議長(加納好子君) これより日程第3、討論・採決を行います。
議案第8号について討論をお受けいたします。
反対討論をお受けいたします。
加藤議員。
〔4番 加藤幸雄君登壇〕
〇4番(加藤幸雄君) 議席4番の加藤です。私は、日本共産党議員団を代表して、議案第8号 平成15年度久喜宮代衛生組合一般会計決算の認定について反対する立場から討論をいたします。
生ごみ堆肥化施設は、いろいろな課題をクリアしながら、現在はほぼ順調に推移しているようであります。職員の皆さんの努力を評価したいと思います。
ただ、施設の改良に当たりましては、仕上がり堆肥の成分、性能を保証するとの契約で建設をいたしました。請負先の責任において改善されるべき点について、よく見きわめていただきたいと、このことを申し上げておきたいと思います。
一般質問で全量堆肥化が計画どおりの期限でできるのか、こういう指摘に、基本計画どおり実施する、こういう答弁がありました。確かにそれは難しいことではありますけれども、先を急ぐ余りに現実証施設での検証に手落ちがあってはならないと思います。このことを申し上げておきたいと思います。
粗大ごみの処理手数料についてであります。一般家庭から排出される粗大ごみは、1件につき500円であります。そして、事業系のごみは10キロにつき持ち込みで100円、収集で200円ということでありますが、これは大きさに関係なく重量制で設定されているのでありますが、一般家庭の粗大ごみと事業系ごみの処理手数料に不均衡があり、住民からも指摘をされているところです。一般家庭の粗大ごみの処理手数料を事業系ごみの処理料並みに引き下げるべきと考えます。
さて次に、現業職員を補充する問題であります。当年度は、前年度より現業を2人減らし、再任用職員2人を含めても31人となりました。この当年度の予算議会でも申し上げたことでありますが、私どもはその間職員の削減についてなぜ削減なのか、理由をお尋ねしてまいりましたけれども、当局の答弁は、人員管理については大変重要な問題であると、新たに建設される施設の計画づくりとあわせて、総合的に検討していく必要がある。その際には、直営と民間のあり方について整理をしていかなければならない、こういう答弁が繰り返されました。しかし、その実際には、次々と現業職員を減らし、民間委託をしてまいりました。これまでの衛生組合の先進的な事業の多くは、現業職員が住民との話し合い、協働してつくり上げてきたものであり、民間委託をやってできたものではない、このことは確かなことだと思います。これ以上民間委託がふえ、現業職員の人数、業務量が逆転していけば、これまで築いてきた先進的なごみ行政が後退していく、このことは確実ではないかと考えます。なぜ現業職員を減らすのか、将来どのような形になっていこうとしているのか、これを明らかにしないでどんどんと減らしていく、これは管内住民に対して説明責任を果たしていないということであります。委託をふやすのではなく、正職員を補充して、さらに質の高いごみ行政に発展させるべきであります。
最後に、歳出では、特に総務費、衛生費に不用額が余りにも多額に上るような決算となっております。答弁からも予算見積もりそのものに問題があったということが考えられますので、この点での改善が必要と思います。
以上を指摘いたしまして、反対討論といたします。
〇議長(加納好子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(加納好子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第8号 平成15年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算の認定について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手多数〕
〇議長(加納好子君) 挙手多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
続きまして、議案第9号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(加納好子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(加納好子君) 討論なしの声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第9号 平成16年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算について、原案にご賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(加納好子君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決決定されました。
以上で提出議案の審議はすべて終了いたしました。
◇
◎議長あいさつ
〇議長(加納好子君) これをもちまして、本議会に付された案件はすべて終了いたしました。
本日は、提出議案に対する慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございました。
◇
◎管理者あいさつ
〇議長(加納好子君) それでは、管理者のごあいさつをお願いいたします。
管理者。
〔管理者 田中暄二君登壇〕
〇管理者(田中暄二君) 久喜宮代衛生組合議会第3回定例会にご提案申し上げました議案第8号ないし第9号の2議案につきまして、議員の皆様には慎重ご審議の上、ご議決を賜り、まことにありがとうございました。
質疑、質問の中で賜りましたご意見等につきましては、十分検討いたしまして、今後の組合運営に反映をさせてまいりたい存じます。今後ともよろしくお願い申し上げまして、御礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
◇
◎閉会の宣告
〇議長(加納好子君) これをもちまして、平成16年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会を閉議、閉会といたします。
閉会 午後 4時50分