〇 招 集 告 示
久宮衛告示第6号
令和5年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会を招集する。
令和5年9月14日
久喜宮代衛生組合管理者 梅 田 修 一
記
1 期 日 令和5年9月25日
2 場 所 久喜宮代衛生組合大会議室
〇 応 招 ・ 不 応 招 議 員
応招議員(14名)
1番 樋 口 智 洋 君 2番 榎 本 英 明 君
3番 大 橋 き よ み 君 4番 斉 藤 広 子 君
5番 塚 村 香 織 君 6番 泉 伸 一 郎 君
7番 新 井 兼 君 8番 園 部 茂 雄 君
9番 貴 志 信 智 君 10番 杉 野 修 君
11番 川 野 武 志 君 12番 小 河 原 正 君
13番 猪 股 和 雄 君 14番 丸 山 妙 子 君
不応招議員(なし)
令和5年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会 第1日
令和5年9月25日(月曜日)
議 事 日 程 (第1号)
1 開 会
2 開 議
3 議事日程の報告
4 会議録署名議員の指名
5 会期の決定
6 管理者提出議案の上程(議案第12号、議案第13号)
7 提案理由の説明
8 組合に対する質問
9 次会の日程報告
10 散 会
午前9時開会
出席議員(14名)
1番 樋 口 智 洋 君 2番 榎 本 英 明 君
3番 大 橋 き よ み 君 4番 斉 藤 広 子 君
5番 塚 村 香 織 君 6番 泉 伸 一 郎 君
7番 新 井 兼 君 8番 園 部 茂 雄 君
9番 貴 志 信 智 君 10番 杉 野 修 君
11番 川 野 武 志 君 12番 小 河 原 正 君
13番 猪 股 和 雄 君 14番 丸 山 妙 子 君
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により出席した人
管 理 者 梅 田 修 一 君
副管理者 新 井 康 之 君
参 与 酒 巻 康 至 君
参 与 渋 谷 龍 弘 君
参 与 荻 野 和 久 君
参 与 大 場 崇 明 君
代 表 保 坂 弘 君
監査委員
会 計 坂 東 勝 則 君
管 理 者
事務局長 渋 谷 修 君
総務課長 柴 ア 記 代 子 君
業務課長 鈴 木 昌 利 君
施設課長 諏 訪 忠 司 君
総 務 課 松 本 弘 文 君
主 幹
業務課長 野 口 智 樹 君
補 佐
菖蒲清掃 小 林 利 夫 君
センター
所 長
八甫清掃 月 安 高 広 君
センター
所 長
施設課長 赤 羽 貴 裕 君
補 佐
本会議に出席した事務局職員
書 記 高 山 幸 人
書 記 山 口 光 雄
書 記 伊 奈 貴 洋
◎自己紹介
〇議長(丸山妙子君) 開会前ではございますが、本年度に入って初めての衛生組合議会でございます。執行部に異動がございましたので、自己紹介をお願いします。
〔執行部・事務局自己紹介〕
〇議長(丸山妙子君) ありがとうございました。
◇
◎開会の宣告 (午前 9時00分)
〇議長(丸山妙子君) 改めまして、おはようございます。ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、これより令和5年久喜宮代衛生組合議会第2回定例会を開会いたします。
◇
◎開議の宣告
〇議長(丸山妙子君) それでは、本日の会議を開きます。
◇
◎議事日程の報告
〇議長(丸山妙子君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。
◇
◎会議録署名議員の指名
〇議長(丸山妙子君) 日程第4、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において
5番 塚 村 香 織 議員
6番 泉 伸一郎 議員
を指名いたします。
◇
◎会期の決定
〇議長(丸山妙子君) 日程第5、会期の決定を議題といたします。
議会運営委員会委員長の報告を求めます。
大橋議会運営委員長。
〔議会運営委員長 大橋きよみ君登壇〕
〇議会運営委員長(大橋きよみ君) おはようございます。令和5年第2回定例会につきまして、さきの9月14日木曜日、午前9時より、当衛生組合会議室におきまして議会運営委員会を開催いたしました。その結果の概要につきましてご報告を申し上げます。
本定例会に提出される議案は、管理者提出議案が2件でございます。また、一般質問は2人を予定しております。
以上のことから、会期につきましては、本日9月25日から10月31日までの37日間ということで決定いたしました。
次に、本定例会の議案質疑の締切りにつきましては、10月2日月曜日の午後3時までとすることに決定いたしました。
以上でございます。
〇議長(丸山妙子君) お諮りいたします。
今定例会の会期は、委員長の報告どおり、本日9月25日から10月31日までの37日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(丸山妙子君) ご異議なしと認めます。
よって、そのように決定いたします。
なお、本定例会の議案質疑書の締切日につきましては、先ほど委員長から報告がありましたとおり、10月2日月曜日の午後3時までとすることで決定いたしました。
◇
◎管理者提出議案の上程
〇議長(丸山妙子君) 日程第6、議案第12号及び議案第13号を一括上程し、議題といたします。
◇
◎提案理由の説明
〇議長(丸山妙子君) 日程第7、管理者より提案理由の説明を求めます。
管理者、お願いします。
〔管理者 梅田修一君登壇〕
〇管理者(梅田修一君) 皆様、改めましておはようございます。本日、令和5年久喜宮代衛生組合議会第2回の定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様にはご健勝にてご参集賜り、ご審議いただきますことを厚くお礼申し上げます。
それでは、本定例会にご提案申し上げております議案の説明を申し上げます。本日本定例会に提案をいたします議案は2議案であります。
初めに、議案第12号 令和4年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についてでございます。地方自治法第233条第3項の規定により、令和4年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算を別冊のとおり、監査委員の意見をつけて認定に付するということで調製をいたしております。
決算書の2ページであります。まず、歳入です。予算現額41億2,488万7,000円、調定額40億7,554万9,366円、収入済額40億7,552万5,210円、不納欠損額なし、収入未済額2万4,156円であります。
次に、歳出です。4ページをお開きください。予算現額41億2,488万7,000円、支出済額39億2,856万2,362円、翌年度繰越額なし、不用額1億9,632万4,638円です。
次に、議案第13号 令和5年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)についてです。別冊で調製してありますので、補正予算書の1ページをお開きください。第1条でありますが、歳入歳出予算の補正ということで、歳入歳出それぞれ1,374万5,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ48億8,279万1,000円に改めたいという内容です。
以上が、本定例会に上程します議案2件となります。
なお、詳細につきましては、事務局長をして補足説明をいたしますので、慎重ご審議の上、速やかにご議決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願いいたします。
〇議長(丸山妙子君) 続きまして、提出議案の補足説明を求めます。
事務局長、お願いします。
〔事務局長 渋谷 修君登壇〕
〇事務局長(渋谷 修君) おはようございます。それでは、議案第12号及び議案第13号の補足説明をさせていただきます。
まず、議案第12号 令和4年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定につきまして、補足説明を申し上げます。お手元の決算書に従いましてご説明を申し上げます。
初めに、歳入でございます。歳入歳出決算書の2ページ、3ページを御覧いただきたいと存じます。1款分担金及び負担金の収入済額は31億1,004万8,000円でございます。組合規約第13条の規定に基づく負担金でございまして、対前年度比5.2%の増でございます。構成市町の内訳につきましては、久喜市が25億5,566万4,000円、宮代町が5億5,438万4,000円となっております。
次に、2款使用料及び手数料の収入済額は2億6,721万8,455円、対前年度比1.5%の減で、主に塵芥処理手数料の減額によるものでございます。収入未済額2万4,156円は、し尿処理の手数料でございます。
次に、3款国庫支出金の収入済額は1,845万1,000円、対前年度比683.8%の増でございます。こちらは、八甫清掃センターし尿処理施設基幹的設備改良事業に充当する循環型社会形成推進交付金でございまして、令和4年度に実施した対象事業費の3分の1の金額となってございます。
次に、4款財産収入の収入済額は8,487万1,618円、対前年度比65.9%の増で、資源回収物や金属類など物品売払い収入の増額によるものでございます。
次に、5款繰入金の収入済額は8,999万3,000円、対前年度比34.3%の増でございます。
次に、6款繰越金の収入済額は9,643万2,084円、対前年度比7.2%の増でございます。
次に、7款諸収入の収入済額は2,581万1,053円、対前年度比200.7%の増で、主にペットボトル有償入札拠出金の増額や送電線線下補償料収入によるものでございます。
次に、8款組合債の収入済額は3億8,270万円、対前年度比2.1%の減でございます。
以上、歳入合計は、予算現額41億2,488万7,000円、調定額40億7,554万9,366円、収入済額40億7,552万5,210円で、収入済額の対前年度比は6.2%の増、金額にして2億3,683万2,430円の増でございます。
続きまして、歳出でございます。決算書の4ページ、5ページを御覧いただきたいと存じます。1款議会費の支出済額は164万5,641円、対前年度比2.3%の増でございます。こちらは、組合議会議員14名の報酬や会議録の調製など、議会の運営経費でございます。
2款総務費の支出済額は9,181万5,508円、対前年度比9.5%の減で、総務課職員の人件費の減額、久喜宮代清掃センター周辺地区環境整備事業の終了などによるものでございます。
3款衛生費の支出済額は35億1,108万6,618円、対前年度比7.8%の増で、主に光熱水費の増額、八甫清掃センターし尿処理施設基幹的設備改良事業の増額によるものでございます。
4款公債費の支出済額は3億2,401万4,232円で、対前年度比13.9%の増でございます。こちらは、ごみ処理施設機器改修整備事業等の償還金でございます。
5款諸支出金の支出済額は363円でございます。財政調整基金の利子を基金に積み立てたものでございます。
6款予備費につきましては、当初予算額1,978万4,000円のうち762万3,000円を充用し、予算現額1,216万1,000円となったものでございます。
以上、歳出合計は予算現額41億2,488万7,000円、支出済額39億2,856万2,362円、執行率は95.2%でございます。支出済額の対前年度比は7.8%の増、金額にして2億8,273万5,666円の増でございます。
続きまして、決算書54ページの実質収支に関する調書を御覧いただきたいと存じます。区分3、歳入歳出差引額は1億4,696万2,848円で、翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので、実質収支額は同額となります。地方自治法第233条の2の規定による基金繰入金でございますが、実質収支額の2分の1以上となります7,348万2,000円を財政調整基金に繰り入れるものでございます。
続きまして、決算書56、57ページの財産に関する調書を御覧いただきたいと存じます。1、公有財産の土地及び建物につきましては増減がございませんでした。
58ページの2、物品につきましては、塵芥収集車と貨物自動車の2台を廃車したものでございます。
3、基金につきましては、前年度末現在高9,241万1,000円、決算年度中増減高644万1,000円の増となりまして、決算年度末現在高は9,885万2,000円でございます。
以上が、議案第12号 令和4年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についての補足説明でございます。
続きまして、議案第13号 令和5年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)につきましてご説明を申し上げます。
別冊の補正予算書2ページを御覧いただきたいと存じます。第1表のとおり、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,374万5,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ48億8,279万1,000円とするものでございます。
次に、3ページの第2表、債務負担行為の補正でございます。令和6年度における事務を執行するため、第2表のとおり追加するものでございます。
続きまして、8ページ、9ページ、事項別明細書の2、歳入でございます。1款分担金及び負担金、1項負担金、1目組合負担金でございます。こちらは、久喜市及び宮代町から頂く負担金でございますが、1,307万1,000円を減額するものでございます。内訳は、説明欄に記載いたしましたとおりでございます。
なお、今回補正に併せまして、処理量割合を確定値として再計算いたしましたところ、暫定値と同じ割合でございました。組合負担金の算出につきましては、議案参考資料として提出させていただきましたので、ご確認いただきたいと存じます。
3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目衛生費国庫補助金につきましては、八甫清掃センターし尿処理施設基幹的設備改良事業の実績に併せ、172万2,000円を減額するものでございます。
4款財産収入、1項財産売払い収入、1目物品売払い収入につきましては、資源物の売却先をより有利な方法に変更したことによります物品売払い代金の増額でございます。
6款繰越金、1項繰越金、1目繰越金につきましては、令和4年度決算繰越金の確定によるもので、2,347万9,000円を増額するものでございます。
続きまして、歳出でございます。10ページ、11ページを御覧いただきたいと存じます。1款議会費、1項議会費、1目議会費につきましては、庁用器具費として194万2,000円を増額するものでございます。
2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、(1)、職員給与費、共通、総務課につきましては、本年度の人事異動に伴い、総務課職員の構成が変わったため、給料や手当などを見直したことによる増額でございます。
(2)から12ページ、13ページの(5)、一般事務管理事業、共通、各清掃センター分につきましては、人件費補正、事業費の見直しでございます。
2項財産管理費、(1)から(8)まで各清掃センターの庁用車の維持管理に関する経費につきまして、実績を踏まえて見直したものでございます。
次に、3款衛生費、1項清掃費、1目清掃総務費でございます。14ページ、15ページの職員給与費等につきましては、総務費と同様、本年度の業務課、施設課の職員の人事異動等に伴います人件費の補正でございます。
16ページ、17ページの(5)から(8)、清掃一般事務管理事業、共通、各清掃センター分につきましては、人件費補正、事業費の見直しでございます。主に光熱水費として電気料金2,077万円の増額を計上しているところでございます。
(10)から(12)の清掃業務運営事業、各清掃センター分につきましては、事業実績を踏まえた減額でございます。
次に、2目塵芥処理費でございます。多くは事業費確定による減額でございますが、主な増額分についてご説明いたします。18ページ、19ページの(4)、(6)のごみ処理施設管理運営事業、久喜宮代、八甫でございます。こちらは、主に燃料費の増額でございまして、久喜宮代で79万1,000円、八甫で210万7,000円を増額するものです。
次に、3目し尿処理費でございます。こちらにつきましても、事業費確定による減額でございます。
20ページ、21ページをお開き願います。4款公債費、1項公債費、1目元金、また2目利子につきましては、借入金額、償還期間等の確定による償還金の減額でございます。
以上が議案第13号 令和5年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)の補足説明でございます。
以上をもちまして、本定例会に提案いたします議案の補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
〇議長(丸山妙子君) 以上で補足説明を終わります。
ここで、監査委員より令和4年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算の審査についての報告を求めます。
保坂代表監査委員、お願いいたします。
〔代表監査委員 保坂 弘君登壇〕
〇代表監査委員(保坂 弘君) おはようございます。ご指名をいただきました監査委員の保坂でございます。
令和5年7月27日及び8月8日、久喜宮代衛生組合会議室におきまして、地方自治法第233条第2項の規定に基づき審査に付された令和4年度久喜宮代衛生組合一般会計決算に係る審査を執行いたしました。
初めに、審査の対象といたしましては、令和4年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算、令和4年度実質収支に関する調書及び令和4年度財産に関する調書でございます。
次に、審査の方法といたしましては、令和4年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算書及び法令で定める書類等に基づきまして、その計数の正否や予算の執行状況の適否について審査を執行いたしました。
その結果、審査に付された久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算書及び法令で定める書類は、いずれも法令に準拠して調製されており、計数も関係諸帳簿と照合した結果、正確であり、予算執行は適正になされているものと認められたことをご報告いたします。
詳細につきましては、お手元に配付させていただきました決算審査意見書のとおりでございますが、その13ページ、(5)のむすびの中段から読ませていただきます。
本衛生組合の各処理施設は、久喜宮代清掃センターのごみ処理施設1号炉が48年、最も新しい菖蒲清掃センターでも34年が経過している。また、各清掃センターの粗大ごみ処理施設も同様に約30年以上が経過しているところである。
これらの施設は、老朽化が著しく、これまで計画的に大規模改修工事等を実施し、延命化を図ってきたが、稼働の限界が近づいてきている。
このことから、久喜市では、令和9年度の稼働を目標に新たなごみ処理施設の整備計画を進めており、それに合わせて、本衛生組合では、処理施設の延命化工事を進めているところである。
久喜市の新炉稼働までの間、住民生活に多大な悪影響を与えるような事態が発生しないよう、処理施設の適切な維持管理に努めるとともに、適宜修繕計画の見直しを行い、各施設の延命化工事を計画的・効率的に進められたい。
また、ロシア・ウクライナ情勢及び円安等により、電気料金やガソリン価格など物価が上昇しており、本衛生組合の運営にも大きな影響を及ぼしている。
今後とも、物価の推移を的確に捉え、本衛生組合の適正な運営に必要な対策を講じられたい。
最後に、今後の本衛生組合の財政運営に当たっては、構成する久喜市及び宮代町の厳しい財政状況の中、大局的な見地から行政コストを捉え、適正かつ効率的な執行に努められるよう要望するものである。
以上でございます。
◇
◎組合に対する質問
〇議長(丸山妙子君) 日程第8、組合に対する質問をお受けいたします。
通告順にお受けいたします。
初めに、新井議員、お願いします。
〔7番 新井 兼君登壇〕
〇7番(新井 兼君) 7番、新井兼です。通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
初めに、大項目1番、電気式生ごみ処理機に係る補助制度の拡充についてとして、当該補助制度に関し、以下の点についてお伺いいたします。
(1)です。パナソニック社製の電気式生ごみ処理機は、7月よりサブスクリプション型定額利用サービス(レンタル)が始まり、定額利用中の自然故障、物損が保証されております。一方で、衛生組合の電気式生ごみ処理機に係る補助制度は、購入経費のみが補助対象となっていることから、新たに定額利用サービス(レンタル)も補助対象とすることはできないか、衛生組合の見解をお伺いいたします。
次に、大項目2番、家電4品目の引取り方法の多様化についてとして、家電4品目、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣料乾燥機の引取り方法に関し、以下の点についてお伺いいたします。
(1)です。家電4品目の引取り方法に関して、自宅回収を希望される方からの相談や案内はどのように行われているのか、衛生組合の取組状況をお伺いいたします。
(2)です。衛生組合ホームページ中の住民の方へ、衛生組合で取り扱えないもの、エアコン、テレビ、冷蔵庫及び冷凍庫、洗濯機・衣料乾燥機(家電4品目)の項目に、新たに方法Dとして、自宅回収を利用する(宮代町にお住まいの方のみ)が追記されております。これは、宮代町リネットジャパンリサイクル株式会社及びSGムービング株式会社との連携と協力に関する協定締結に基づき始まった事業と認識しておりますが、今回は自治体の独自判断による取組なのか、または衛生組合から市、町へ呼びかけた結果の取組なのか、お伺いいたします。
以上です。
〇議長(丸山妙子君) 新井議員の質問に対する答弁を求めます。
業務課長。
〔業務課長 鈴木昌利君登壇〕
〇業務課長(鈴木昌利君) おはようございます。新井議員のご質問についてご答弁申し上げます。
初めに、大項目1でございます。本衛生組合の生ごみ処理容器等購入費補助金交付要綱は、電気式処理機の定額利用サービスに要する費用を補助の対象としておりません。しかしながら、住民の皆様が生ごみの減量に気軽に取り組める仕組みでございますことから、来年度の事務移管を見据えながら、今後の対応を協議してまいります。
続いて、大項目2でございます。初めに、(1)でございます。家電販売店は、家電4品目について過去の販売品や買い替え時の処分品を引き取り、指定引取り場所へ搬入する義務を負っております。したがいまして、流民の皆様から家電4品目の処分についてご相談を受ける場合、販売店舗や買い替え店舗での処分をご案内しております。また、販売店舗が不明な場合には、管内の処理協力店舗や収集運搬業者の紹介を行っております。
次に、(2)でございます。宮代町における家電4品目の自宅回収に係る連携協力協定の締結は、宮代町の独自の判断による取組と認識しております。
〇議長(丸山妙子君) 再質問をお受けいたします。
新井議員。
〔7番 新井 兼君登壇〕
〇7番(新井 兼君) ご答弁ありがとうございました。
それでは、再質問させていただきます。まず、大項目1番の補助制度の関係なのですけれども、先ほどのご答弁の中ですと事務移管を見据えて、来年度以降のものというようなイメージを持たれているのかなというふうにお聞きいたしました。要綱を改正すれば、例えば今年度からも組合がまだ今年度存続していますから、その中で受け入れるということは可能なのでしょうか。ちょっとその辺のタイムスケジュール的に今年度なのか、来年度なのか、その辺をどう判断したのかというのを教えてください。
次に、大項目2番の家電4品目のリサイクルの関係なのですが、案内して適切に対応しているというのは分かりました。(2)番のほうで、宮代町が取り組んでいるものに関しては独自のものというふうに認識されているというお話もいただきました。少し確認したいのは、確かに業務移管ということが令和6年度からということで今動いていますから、それを前提にし、町といろいろすり合わせをしていると思うのですが、移管作業に関して、例えば宮代町はこういう動きをしている、久喜市ではこういう動きをしているというのを、組合として移管していく、親としてどんどん移管していくというようなイメージなのかなと思うのですけれども、そういう情報共有というのはそもそもされていないのですか。新たな取組はこっちに今動いているのですけれども、みんなで共有して考えていきましょう。久喜市とか宮代町がどう判断してやるかというのは移管後のことになるのですけれども、そういった情報共有をしながら適宜事務の移管を適切に行っているかというのを確認させてください。
以上です。
〇議長(丸山妙子君) 新井議員の再質問に対する答弁を求めます。
業務課長。
〔業務課長 鈴木昌利君登壇〕
〇業務課長(鈴木昌利君) 新井議員の再質問に対しご答弁申し上げます。
まず、1点目でございます。電気式生ごみ処理機の定額利用サービス、こちらの補助制度の対象に係る協議のタイムスケジュールの捉え方というご質問でございます。こちらの生ごみ処理機の購入費制度の購入費に関する補助制度につきましては、議員ご承知のとおり、来年度の久喜市及び宮代町への事務移管の対象となっております。本衛生組合が制度を運営する期間は、残すところ半年となってございます。そして、この定額利用サービスの補助に当たりまして、電気式処理機を気軽に体験いただける制度として、既に実施をしております処理機の無料貸出しの制度がございます。こちらの制度との関係性につきましても、内部として確認をする必要があるのかなと考えております。
また、先ほど申しましたとおり、組合が運用できる期間は半年間、組合が制度をもし持つに当たりましても、当然ながら住民の方への広い周知というのが必要になってまいります。私どもの広報の媒体としては、組合だより、年4回発行しておりますが、今年度につきましては12月号、そして2月号、あと2回のタイミングでございます。そして、翌年度からは市、町に移管されるというところで、今の段階で主体としてこの制度を持つこと、久喜宮代衛生組合が持つことに関しましては、こちらにつきましても事業の継続性等を踏まえまして、久喜市、それから宮代町につきましても必要に応じた協議を行うことによりまして、今後の方向性を定める必要があるのかなと考えているところでございます。
続きまして、2点目でございます。今般の宮代町におけます家電4品目の自宅回収協定の締結に関しましては、宮代町のほうに確認いたしましたけれども、こちらに関しては久喜市に関して協定締結に当たりまして情報の提供というのは行ったと伺っております。また、本組合におきましても、本件に関わりまして宮代町からこのような動きということで相談を受けた際に関しましては、宮代町の承諾の上、久喜市に対しまして情報提供は行っているところでございます。
〇議長(丸山妙子君) 再々質問をお受けいたします。
新井議員。
〔7番 新井 兼君登壇〕
〇7番(新井 兼君) 分かりました。
要望になるのですけれども、事務移管というのが大前提にありますから、適宜情報共有をしている部分もあるのでしょうし、なかなかできていない部分というのもあると思うのです。特にレンタルのサブスクリプション型の話については多分あまり考えていなかったのかなというのもありますから、そういったものも含めて市、町に情報提供をちゃんとしていただいて、制度設計を考えてくださいというのをすること。これまでやってきた制度に関しては、うまく双方の市、町に対して引き継げるように、そこはうまくやっていただきたいと思います。これを要望して終わります。
〇議長(丸山妙子君) 以上で新井議員の質問を打ち切ります。
引き続きまして、川野議員、お願いいたします。
〔11番 川野武志君登壇〕
〇11番(川野武志君) 議席番号11番、川野でございます。提出させていただきました通告に基づいて質問させていただきますので、ご答弁よろしくお願いいたします。
質問事項でございます。令和6年度以降のごみ及びし尿処理についてお伺いをさせていただきます。質問の要旨でございます。令和6年3月31日をもって久喜宮代衛生組合の共同処理する事務のうち、ごみ(粗大ごみを除く)の収集運搬に関する事務及びし尿に関する事務が廃止されます。そこで、令和6年度以降に久喜市、宮代町に移管されるごみ及びし尿処理業務についてお伺いをさせていただきます。
(1)、八甫清掃センターし尿処理施設は久喜市に引き継ぐことになるが、し尿の収集処理に関する業務引継状況をお伺いさせていただきます。
(2)、宮代町のし尿処理、処分は、北本地区衛生組合の加入に向けて手続を進めていますが、現在においてし尿収集をしていただいている契約業者は何社か、お伺いさせていただきます。
(3)、宮代町内に事業所を構える事業所をはじめ、処理先が変わるということは、もちろん周知はしていると思うが、事業所の反応はどうなのか、お伺いさせていただきます。
(4)、久喜市、宮代町に移管されるごみの収集、運搬に関する業務引継状況をお伺いします。
(5)、久喜宮代衛生組合が解散した場合、衛生組合で採用した職員の取扱いはどうなるのか、お伺いさせていただきます。
以上、5点でございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(丸山妙子君) 川野議員の質問に対する答弁を求めます。
業務課長。
〔業務課長 鈴木昌利君登壇〕
〇業務課長(鈴木昌利君) 川野議員のご質問のうち(1)から(4)についてご答弁申し上げます。
初めに、(1)でございます。し尿の収集処理に関する業務の引継ぎにつきましては、久喜市、宮代町と本衛生組合との3者により、各業務における作業状況や課題の共有を行ってまいりました。現在全体的な協議はおおむね終了しており、個別の事案について照会を受けた場合に随時対応している状況でございます。
次に、(2)でございます。本衛生組合における宮代町内でのし尿収集業務委託の契約業者は1社でございます。また、浄化槽汚泥の清掃や運搬業務について、組合を介さずに町民の皆様が相対で契約を締結している許可業者が11社ございます。
次に、(3)でございます。し尿の搬入先を北本地区衛生組合へ変更することに関する周知は、宮代町が行っております。運搬距離が長くなりますことから、様々なご意見をいただいたと聞いております。
次に、(4)でございます。粗大ごみを除くごみの収集運搬に関する業務の引継ぎにつきましても、先ほどの(1)と同じく、3者による全体的な協議はおおむね終了している状況でございます。
〇議長(丸山妙子君) 総務課長。
〔総務課長 柴ア記代子君登壇〕
〇総務課長(柴ア記代子君) 川野議員のご質問のうち(5)についてご答弁申し上げます。
本衛生組合は、現在新ごみ処理施設の稼働に合わせて解散することを予定しており、その時点における本衛生組合の採用職員につきましては、原則として久喜市及び宮代町に引き継ぐという方針で、久喜市、宮代町及び本衛生組合で協議が調ったところでございます。令和5年9月1日現在における本衛生組合で採用された職員は、常勤事務職員が7人、常勤清掃技術員が7人でございまして、今後衛生組合採用職員の市、町で引き継ぐ人数や処遇につきまして、久喜市、宮代町と協議を進めてまいりたいと考えております。
〇議長(丸山妙子君) 再質問をお受けいたします。
川野議員。
〔11番 川野武志君登壇〕
〇11番(川野武志君) ご答弁ありがとうございます。
それでは、再質問をさせていただきます。まず、(1)なのですけれども、久喜市のし尿収集処理は八甫清掃センターで引き継ぐわけですが、心配しているのは現在久喜宮代清掃センターと八甫清掃センターで、現場で実際に業務をされている方たちが、今のところ人事合流というか、今度八甫清掃センターのほうが設備も新型になって、いろいろ変わってきているところ等があると思うのですが、その辺人事交流が今でもされておりまして、今久喜宮代清掃センターで働いている方がすぐ対応できるのか、その辺ちょっと心配しているところでございます。その辺お伺いさせていただきます。
また、(2)ですけれども、12社あるということで承知をさせていただきました。
(3)、業者の反応ということで質問をしまして、いろんな問題が出ているということなので、その辺もうちょっと詳しく教えていただきたいと思います。
(4)、久喜市、宮代町に移管されるごみ収集運搬に関する業務引継状況としては、いろいろ問題はあると思うのですが、宮代町は町民にこういった変わるということがまだ周知がちょっと足らないのではないかなと私は思うのですが、久喜市は新しいごみ処理ができまして、これから宮代町はそこに委託されるわけですけれども、いろいろごみの問題、これから宮代町が戻って、ごみのことをやっていくのに、この衛生組合の中でも参与として宮代から環境資源課の課長が出席されていますけれども、そういった現場の形、現場がちゃんと対応できるのか、その辺も心配しておりますので、その辺もぜひ教えていただきたいと思います。
あと、(5)です。プロパー職員というか、これから協議していくということなのですけれども、もう少しその辺のことを詳しく教えていただきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(丸山妙子君) 川野議員の再質問に対する答弁を求めます。
業務課長。
〔業務課長 鈴木昌利君登壇〕
〇業務課長(鈴木昌利君) 川野議員の再質問にご答弁申し上げます。
まず、1点目でございます。し尿処理施設が令和6年度から久喜市発生分に係りましては、現在の八甫清掃センターの施設に集約して処理をすることになります。こちらの処理に関しまして、7月でしたか、久喜市が主催で許可業者宛てに説明会を実施しております。その内容というのは、八甫清掃センターに直接お越しいただいて、実際の投入の方法、そして計量の方法など、それから今後の事務の取扱いにつきましても実地で久喜市から許可業者に関しまして説明をしております。そちらの説明会に関しましては、衛生組合職員も同席をさせていただいております。このような形で、令和6年度以降のし尿施設への投入に関しましては、適切にかつスムーズに業務が移管されますよう、対応を久喜市、そして私どもと組合と共同で対応を取っているところでございます。
続きまして、2番でございます。宮代町のし尿収集、収集したし尿の投入先、北本地区衛生組合への変更に係ります業者の方からの詳しい反応はどのようなものがあったかというところでございます。実は、こちらの業者さんへの周知につきましては、宮代町が行ったと先ほど答弁いたしましたが、実際にその方法として業者を個別に訪問しまして、その旨の説明をおのおのの業者さんに直接行ったと伺っております。こちらの訪問に際しまして、当組合の職員は同行をしておらず、全体的な総括的な話としては伺っております。先ほどのご答弁のとおり、距離が長くなることに起因して、こういったこと、ああいったこと、いろんなことが考えられるということで、様々な業者さんによっていろいろ考え方があるようなのですが、ただ詳細な内容につきましては残念ながらそういった状況でございますので、私どものほうでは把握をしていないというところでございます。
続きましてでございます。し尿の搬入先の変更に係ります住民の皆様の周知、そしてごみの処理の変更に係ります周知につきましてですけれども、こちらに関しましても宮代町、そして当組合に関しましても事し尿の変更につきましては来年度に迫っているということもございますので、宮代町と協議をしながらしかるべきときに、基本的にはし尿収集世帯は非常に限られているものでございますことから、実際の方法といたしましてはその方に関しまして直接周知をすることで、より効率的な内容をお伝えすることができるのではないかと、宮代町の職員とも話をしておりますので、遅からぬうちにそのような対応で時期を見て進めていくことになろうかと思っております。
なお、ごみ処理に関しましても、こちらにつきましては令和6年度以降、処理業務は市、町に移管されます。そして、その後の9年度のお話でございます。今後時期を見て、段階的に久喜市、宮代町が中心となって住民の皆様に周知を図っていただけるものと考えております。
〇議長(丸山妙子君) 総務課長。
〔総務課長 柴ア記代子君登壇〕
〇総務課長(柴ア記代子君) (5)につきまして、川野議員の再質問につきましてお答え申し上げます。
協議の具体的な進め方というところでのご質問だったかと存じますが、組合といたしましては市、町へ引き継ぐ人数、職種、職位の処遇に関する協議が具体的なものだと考えております。本組合から市、町にお声かけをさせていただいて、今後協議を進めてまいりたいと考えているところでございます。組合採用職員につきましては、長年久喜市と宮代町の清掃行政を担っており、知識と経験がとても豊富でございます。協議に当たりましては、組合といたしましては組合採用職員の意向等も踏まえまして、可能な限り職員の希望に添えることができるよう、協議に臨んでまいりたいと考えているところでございます。
〇議長(丸山妙子君) 再々質問をお受けいたします。
川野議員。
〔11番 川野武志君登壇〕
〇11番(川野武志君) ありがとうございます。
再々質問というよりも、今回の質問をさせていただいた大きなことといいましては、今まで衛生組合で業務をしていただいた取扱い業者がこれからどうなのかなということと、もう一つ、この衛生組合で働いていただいた職員、特にプロパーさんはどうなのかなということがすごく心配をしているところで、質問をさせていただきました。その辺のことをぜひ、あと半年しかありませんので、引継ぎのほうをよろしくお願い申し上げまして、私の質問を終了させていただきます。ありがとうございました。
〇議長(丸山妙子君) 以上で川野議員の質問を打ち切ります。
以上で組合に対する質問を終了いたします。
◇
◎次会の日程報告
〇議長(丸山妙子君) 以上で本日の日程は終了いたしました。
次会の日程を申し上げます。次会は、10月31日火曜日、午前9時から本会議を開き、議案に対する質疑、討論・採決を行います。議員の皆様には、定刻どおりご参集くださいますようお願いいたします。
また、大橋委員長からも報告がございましたとおり、議案質疑書の締切日は10月2日月曜日、午後3時までとなっております。具体的にページの指定がなされていないような質問、議案に直接関係ない質問は避けていただき、執行部が質問の趣旨、内容を理解しやすいように、具体的に分かりやすく記入してくださるようお願いいたします。
なお、議案質疑通告書につきましては、持参、ファクス送信、メール送信のいずれも可能でございます。
また、次回、10月31日の議会終了後に全員協議会を開催いたしますので、よろしくお願いいたします。
◇
◎散会の宣告
〇議長(丸山妙子君) 本日はこれにて散会いたします。
散会 午前 9時52分