令和4年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会 第30日
令和4年11月25日(金曜日)
議 事 日 程 (第2号)
1 開 議
2 議案に対する質疑
3 討論・採決
4 議長挨拶
5 管理者挨拶
6 閉 議
7 閉 会
午前9時00分開議
出席議員(14名)
1番 樋 口 智 洋 君 2番 榎 本 英 明 君
3番 大 橋 き よ み 君 4番 斉 藤 広 子 君
5番 塚 村 香 織 君 6番 泉 伸 一 郎 君
7番 新 井 兼 君 8番 園 部 茂 雄 君
9番 貴 志 信 智 君 10番 杉 野 修 君
11番 川 野 武 志 君 12番 小 河 原 正 君
13番 猪 股 和 雄 君 14番 丸 山 妙 子 君
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により出席した人
管 理 者 梅 田 修 一 君
副管理者 新 井 康 之 君
参 与 酒 巻 康 至 君
参 与 渋 谷 龍 弘 君
参 与 荻 野 和 久 君
参 与 伊 東 高 幹 君
代 表 保 坂 弘 君
監査委員
会 計 土 堂 和 弘 君
管 理 者
事務局長 宮 内 敦 夫 君
総務課長 柴 ア 記 代 子 君
業務課長 鈴 木 昌 利 君
施設課長 諏 訪 忠 司 君
総 務 課 松 本 弘 文 君
主 幹
業務課長 赤 羽 貴 裕 君
補 佐
菖蒲清掃 小 林 利 夫 君
センター
所 長
八甫清掃 月 安 高 広 君
センター
所 長
本会議に出席した事務局職員
書 記 五 味 渕 恵
書 記 山 口 光 雄
書 記 伊 奈 貴 洋
◎開議の宣告 (午前 9時00分)
〇議長(丸山妙子君) おはようございます。ただいまの出席議員は14名でございます。
定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
◇
◎議案に対する質疑
〇議長(丸山妙子君) 日程第2、議案に対する質疑をお受けいたします。
議案第7号 令和3年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定についての質疑をお受けいたします。
なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて通告順に順次お受けいたします。
まず、歳入からお受けいたします。
初めに、猪股議員、お願いします。
〔13番 猪股和雄君登壇〕
〇13番(猪股和雄君) 通告順に質疑をしてまいります。よろしくお願いします。
まず最初に、決算書の10ページ、11ページ、調書だと12、13ページなのですが、物品売払代金を特に久喜宮代と八甫などを比べていきますと、ちょっとよく分からない、理解できない点が幾つかありますので、事務局としてどのように判断をして、認識していらっしゃるのかを教えていただければありがたいと思います。
まず、資源回収物なのですけれども、久喜宮代センターでは4,220トンで3,484万円、八甫が1,159トンで270万円です。それから、金属類の売却では、久喜宮代は379トンで121万円、八甫が540トンで480万円、合計しますと4,600トンで3,605万円に対して、八甫が1,700トンで750万円となるのですが、その合計の1トン当たりで比較をしますと、久喜宮代が7,800円、八甫のほうが4,400円と非常に大きな開きがあります。特に金属類だけの単価で比べますと、久喜宮代が3,200円に対して、八甫は8,800円、逆に八甫のほうが非常に高くなるのですけれども、こういう大きな開きがあるのです。ここら辺をどのように考えたらよいのかを教えていただきたい。
(1)としまして、この久喜宮代と八甫との資源回収方式の違いと売却額の差がどのように表れてきているのかを説明をしていただきたい。特に久喜宮代の資源回収物売却のアルミ缶は1トン10万円に対して、八甫の金属類売却のアルミ缶プレス6万9,000円となっています。この差は一体どうして出てくるのでしょうか。
また、こうしたセンターによる、また地域による単価、売却単価の違いを考えますと、より有利な資源回収方式、売却方式というものはあるのだろうか。これから今後久喜市単独での回収、処分に移行していくに当たって、そこら辺についてどう考えていったらいいのかをぜひ教えていただきたい。どのような方式が有利だと考えられるかです。
(2)としまして、資源回収物では、久喜宮代が売却量も微減ですけれども、売却額は増、菖蒲は量は減ですが、額は大幅増、八甫は量も額も微減、金属類売却につきましては、久喜宮代、量は減少したけれども、額がプラス34%でした。こうしたセンターによる違い、またこの変化の違いをどのように分析しているかをお願いをいたします。
2つ目です。決算書で12、13ページで、調書15ページなのですけれども、容器包装再商品化合理化拠出金は、成果に関する調書で集計自体がなくなっています。理由と経過、今後の見通しを説明をしてください。
3番目です。東電福島第一原発事故に関わる放射線測定費用額の賠償金について、これは毎年毎年出してもらっています。どのように移行しているかを出してもらっています。
(1)としまして、放射線測定費用賠償金、3センター合計で59万9,868円となっていますけれども、その理由と対象経費、積算を説明してください。
(2)としまして、歳出では43ページからですが、放射性物質測定業務、3センターごみ処理施設各種検査業務委託に含まれています。それぞれの検査費用を明らかにしてください。一覧表の提供を求めます。これまでの放射性物質の検査費用、検査機器の購入費用、人件費等の請求内訳、支払いの内訳、新たに支払われたもの、未払い分の内訳を明らかにしてください。これも一覧表で出していただきたいとお願いをしてあります。
(3)で、東電への要望書の提出、協議経過を明らかにしてください。一部歳出のほうに係るものもありますけれども、一緒にお答えいただいたほうが分かりやすいと思うので、ここでお伺いをいたします。よろしくお願いします。
〇議長(丸山妙子君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) おはようございます。猪股議員のご質疑のうち、1と2についてご答弁申し上げます。
初めに、1の(1)でございます。資源回収、特にアルミ缶の回収方式でございますが、久喜宮代清掃センターでは、スチール缶や瓶類、ペットボトルを一緒の透明袋に入れていただく混合回収を行っております。一方、八甫清掃センターでは、ネットやコンテナを使用して、スチール缶や瓶類とともに、混合回収を行っております。
また、その後の処理方法でございますが、久喜宮代は市内の民間施設に搬入され、同様に回収した菖蒲分と合わせて品目別に選別を行った後、管内周辺の再生事業者から構成される久喜宮代資源リサイクル事業協同組合へ安定的な引渡しを念頭に随意契約により売却しております。一方、八甫清掃センターにつきましては、久喜宮代や菖蒲と異なり、八甫清掃センターに搬入され、場内設備において選別処理を行った後、場内施設から発生する他の有価物と同様に、市内及び県内を中心とした業者による指名競争入札により売却しております。
このように資源回収物の処理経路や売却方法が異なりますこと、加えて久喜宮代と菖蒲の売却量は、八甫の約3.6倍であることから、スケールメリットが作用して売却金額の差につながったものと考えております。
また、より有利な資源回収方式とのご質疑でございますが、現状の混合回収は異物やガラス片の混入が懸念されることから、缶類や瓶類を品目別に単独回収を行うことにより、品質の向上が図られ、売却に有利となることが考えられます。しかしながら、単独収集を実施する際は、住民の皆様の一層の分別へのご協力が不可欠でございますこと、そして異物除去の精度を含めた再資源化の技術が日進月歩で進化していることを念頭に評価を行う必要があるものと考えております。
そして、処分方法でございますが、一般には競争入札による売却が有利と考えられます。しかしながら、今回の事例のように、売却量が多い場合は時としてスケールメリットの作用が競争入札の優位性を上回ることがあり得るものと考えております。
次に、(2)でございます。資源回収物の売却額で、久喜宮代と菖蒲清掃センターが増額となった理由は、主にアルミ缶とスチール缶の売却単価が上昇したことによるものでございます。その理由については、コロナ禍における物流の停滞が徐々に改善され、工場の操業も再開されるなど金属類の需要が復調傾向にございますこと、また鉄スクラップの輸入を規制していた中国が令和3年1月に輸入を解禁したことなどの要因によるものと分析しております。
また、八甫清掃センターの主な減額理由は、布衣類が令和3年度は無償での引渡しとなっていることによるものでございます。布衣類は、コロナ禍に伴う海外のロックダウンの影響により、3センターいずれも令和2年7月から無償での引渡しとなっております。現在はロックダウンも解除され、物流は再開したものの、いまだに在庫過剰の状況が続いていることから、引き続き無償となっているものでございます。
続きまして、金属類売却につきましては、全体的に買取り価格が上昇傾向にあることに加え、令和2年度には実績がなかった銅線及び破砕機部品の売却があったことから、量は減少しましたが、額が上昇したものと考えております。
続きまして、2でございます。再商品化合理化拠出金は、容器包装リサイクル法に基づき、再商品化された容器包装対象物について、リサイクルに係る実際の費用が指定法人である公益財団日本容器包装リサイクル協会の想定額を下回った場合に、その差額の2分の1を原資として市町村が引き渡した容器包装対象物に対し、品質や低減額貢献度の割合を算出し、翌年度にリサイクル協会から配分されるものでございます。
令和3年度については、リサイクルに係る実際の費用がリサイクル協会の想定額を上回ったため、拠出金は発生しませんでした。
今後の見込みでございますが、リサイクル協会から本年度の拠出金については、全ての品目で発生しないことが本年10月24日付の文書で通知されております。
また、同文書において、令和5年度はペットボトルについて拠出金が発生する見込みであることが示されております。
〇議長(丸山妙子君) 総務課主幹。
〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
〇総務課主幹(松本弘文君) 猪股議員のご質疑のうち、歳入の3についてご答弁を申し上げます。
まず、(1)でございます。令和3年度歳入決算に計上しております放射線測定費用賠償金につきましては、令和2年度中に放射性物質濃度測定業務に要した費用、また協議の結果、未払いでありました過年度支出分の一部について東京電力から受領したものでございます。
お手元の議案参考資料の1ページを御覧いただきたいと存じます。放射線測定費用賠償金、3センター合計で59万9,868円となった内訳でございます。久喜宮代清掃センター分につきましては、放射線物質濃度測定業務に係る費用が4万3,400円の増、また今回認めていただきました過年度支出分2万8,911円の増、菖蒲清掃センター分につきましては、放射性物質濃度測定業務に係る費用が1万720円の減、八甫清掃センターにつきましては、放射性物質濃度測定業務に係る費用が2,597円の増、合計で6万4,188円の増額となったものでございます。
続きまして、(2)でございます。同じく議案質疑参考資料の1ページでございます。久喜宮代清掃センターにつきましては、ごみ処理施設において発生した焼却灰や、し尿処理施設において発生した脱水汚泥など計13検体について放射性物質濃度測定を実施し、これに要した費用24万8,600円を、菖蒲清掃センターにつきましては、計8検体を測定し、その費用12万3,200円を、八甫清掃センターにつきましては、し尿処理施設から発生した汚泥焼却灰も含め計12検体を測定し、その費用19万9,157円をそれぞれ賠償金として請求、全額が支払い対象として認められ、それぞれ収入をしたところでございます。
これまでの放射性物質検査等の費用、また内訳につきましては、議案質疑参考資料の2ページから13ページを御覧いただきたいと存じます。平成23年3月の東京電力福島第一原子力発電所事故の発生以来、令和2年度末までの間に実施した放射性物質検査その他の費用、合計836万3,296円の全額を東京電力に対し請求をしてございます。内訳は、放射性物質検査で797万8,646円、検査機器の購入で33万3,375円、人件費関係で5万1,275円となっております。これに対しまして、放射性物質検査費用における7万848円及び人件費関係の4万114円が現在のところ未払いという状況になってございます。
続きまして、(3)でございます。議案質疑参考資料の2ページから13ページを御覧いただきたいと存じます。東京電力への放射性測定費用賠償金の請求に当たりましては、毎年度請求書と同時に、これまでの未払い分全額の支払いと域内住民の皆様への一層の安全・安心を確保する取組を行うことについて要望書を提出しているところです。本年度におきましても、直接東京電力の方にご来庁いただき、本衛生組合の立場、請求内容をご説明申し上げ、支払いをお願いをしたところでございます。東京電力からは現在賠償金の支払い対象となっている検査費用につきましても、法令や政府基準の改正等により今後の支払いが困難となる場合があるとの説明があったところでございます。今後におきましても、継続して東京電力と協議し、賠償金の請求はもとより、安全・安心を確保する取組を継続して行うことを要望してまいりたいと考えてございます。
〇議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
猪股議員。
〔13番 猪股和雄君登壇〕
〇13番(猪股和雄君) 最後の東電への請求、未払金がずっと累積をしてきていることについては、請求する私たちの側と東電の見解とが大きく真正面から異なっていて、特に剪定枝の関係とか人件費の関係で全額は認めようとはしないということがありますので、ここでこれ以上申し上げませんけれども、引き続き請求は続けていくべきであろうというふうにだけ申し上げておきます。
1つ目の資源物とその回収、そして選別、そして売却の方式によって、その値段がかなり違ってきているという事実があります。久喜宮代の場合には、瓶、缶、ペットボトルを一緒に回収してしまっている。そのほうがむしろ有利なのだということで、一番最初に説明を受けた覚えはあるのですけれども、結果としては瓶が割れて大変品質が悪くなってしまったり、それから八甫のほうと比較すると、八甫のほうは住民の努力によって分別をしている。自ら選別をしているということがあって、大まかにいけばそんな違いなのかなというふうに思っています。やっぱりそこら辺は今後に引き継ぐ必要があるのだろうというふうに思います。この久喜宮代衛生組合でこれから方式を統一とか、変えるということはちょっと現実的にできませんので、質疑としてはその判断だけにとどめておきたいと思います。ありがとうございました。
〇議長(丸山妙子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
次に、斉藤議員、お願いします。
〔4番 斉藤広子君登壇〕
〇4番(斉藤広子君) それでは、令和3年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算の認定の歳入について質疑させていただきます。
ページは8ページ、組合負担金でございます。組合負担金は、3年ごとの見直しを行うものであるが、令和3年度の組合負担金の積算と今後の見通しについて伺います。
〇議長(丸山妙子君) 斉藤議員の質疑に対する答弁を求めます。
総務課主幹。
〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
〇総務課主幹(松本弘文君) 斉藤議員のご質疑の歳入の1についてご答弁を申し上げます。
組合負担金につきましては、本衛生組合全体に係る共通経費と各清掃センターの管理運営経費に区分されております。本衛生組合の共通経費につきましては、均等割が10%、処理量割が90%と定められ、処理量割分を前々年度における久喜市全域、宮代町のごみとし尿の処理量で案分して算出いたします。令和3年度につきましては、共通経費分1億8,413万4,000円のうち、均等割額が1,841万4,000円、処理量割額が1億6,572万円で、均等割額は久喜市、宮代町で均等に920万7,000円ずつ、処理量割は久喜市82.1%、宮代町17.9%の割合で案分し、久喜市1億3,603万6,000円、宮代町2,968万4,000円となったところでございます。久喜宮代清掃センター分につきましては、共通経費と同様、均等割が10%、処理量割が90%と定められ、処理量割分を久喜市のうち久喜地区、宮代町のごみとし尿の処理量で案分して算出いたします。
令和3年度につきましては、久喜宮代清掃センター分13億4,669万円のうち、均等割額が1億3,467万円、処理量割額が12億1,202万円で、均等割額は久喜市、宮代町で均等に6,733万5,000円ずつ、処理量割は久喜市久喜地区65.8%、宮代町34.2%の割合で案分し、久喜市7億9,713万1,000円、宮代町4億1,488万9,000円でございます。菖蒲清掃センターと八甫清掃センターにつきましては、全額が久喜市の負担とされております。
次に、今後の見通しでございます。組合負担金の負担基準につきましては、久喜宮代衛生組合規約第13条第2項に基づく経費負担基準に関する規程第3条により、3年に1度見直しを行うものとされており、次の見直し時期は令和6年度となります。本衛生組合は、ごみの収集、処理といった清掃行政を行う一部事務組合であることから、住民の皆様のご負担は、ごみの処理量を基礎とすることがより合理的と考えられます。また、ごみの減量化の取組を一層効果的なものとしていくためにも、組合負担金は処理量割を継続していくことが基本として検討していくものと考えてございます。
〇議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
斉藤議員。
〔4番 斉藤広子君登壇〕
〇4番(斉藤広子君) 今、答弁していただいて、大体理解ができました。共通の部分の中で、管理の部分と共通の負担をしていくということなのですが、今回の補正予算にも光熱費が上がっているということで補正予算が組まれております。そして、何かその補正予算に関しての割合というか、その基準、宮代と久喜の。その部分もちょっとこれからどういうふうにしていくのか。
あともう一つは、光熱費とか、そういうものは時代の流れの部分で負担していくというのは分かるのですけれども、やはりこれから老朽化したいろんなものが壊れたりとか、施設の対応の中で、解散までしっかり久喜市と宮代でやっていかなくてはいけないという問題がありますので、その点はどうなのか、お聞きしたいと思っております。
以上です。
〇議長(丸山妙子君) 斉藤議員の再質疑に対する答弁を求めます。
総務課主幹。
〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
〇総務課主幹(松本弘文君) 斉藤議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
まず最初に、令和4年度、本年度の議案を今、上程させていただいてございます補正予算の関係、また光熱水費等々で計上させていただいてございますが、まずその負担割合は、やはりこの共通経費の負担割合、久喜宮代清掃センター分の負担割合を使用して計算をいたします。すなわち、全体として例えば1億が1億5,000万になっても、同じ割合を用いるということで、同じ案分率で計算をさせていただいてございます。
また、組合解散までの修繕費用につきましても、やはりこれはその年度その年度の処理量割で負担をしていくものということで計算をしていくものと考えてございます。
〇議長(丸山妙子君) 以上で斉藤議員の質疑を打ち切ります。
次に、杉野議員、お願いします。
〔10番 杉野 修君登壇〕
〇10番(杉野 修君) 10番、杉野です。引き続き歳入について質疑をいたします。
1つ、ページ11、調書13から14、物品売払いの内容についてであります。
(1)、資源回収物売却の品目ごとの売却額の増減をどのように見ているのか伺う。アルミ缶の伸びなどの理由は、いわゆる相場によるものなのか、それ以外のものか、要因を伺う。これは、後半のご回答だけで結構です。
(2)、塵芥収集車など4台の売却方法(入札など)、売却先を伺う。また、貨物自動車を8,800円で売却したその積算を伺います。
(3)、廃自転車については、3センター合計で2,234台、37.65トン分でありますが、105万2,438円は、1台当たり561円でございます。これは、一般競争入札方式の結果なのか、いわゆる鉄くず業者への持込みによる結果なのか、販売方法と契約について伺います。
また、再生リニューアルして販売はしないのか、お考えを伺います。
以上です。
〇議長(丸山妙子君) 杉野議員の質疑に対する答弁を求めます。
業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 杉野議員のご質疑のうち、1の(1)、(2)についてご答弁申し上げます。
アルミ缶につきましては、回収量は微減であるものの、1年間の平均売却単価が前年度比でプラス80%となっていることから、売却額も増額となっております。工場の操業再開など金属事業の復調によるものと分析しております。
次に、スチール缶につきましては、回収量は微減であるものの、1年間の平均売却単価が前年度比でプラス140%となっていることから、売却量も増となっております。アルミ缶と同様の理由に加え、鉄スクラップの輸入を規制していた中国が、令和3年1月に輸入を解禁したことも要因の一つと考えております。
続きまして、(2)でございます。令和3年度に売却した収集車のうち、塵芥収集車3台につきましては、久喜宮代衛生組合の入札参加資格を有する事業者のうち、塵芥収集車の買取りができる5社を選定し、買取見積書を提出いただき、他業者と比べ著しく金額が高値でありました事業者と随意契約にて売却をいたしました。売却先は株式会社青木商店でございます。また、貨物自動車につきましては、収集作業中にエンジンの故障によって自走不能となりましたことから、レッカー車により車検修理を依頼しております株式会社関東マツダ春日部支店に運搬し、故障原因の調査を依頼したところ、修理不能との回答とともに、有償引取りの見積書の提出を受けました。同社は故障車両の製造元であり、適正な処分ができると考えられること、また車両が自走不能の状態で先方にあることから、他の買取り業者に売却査定を依頼する場合、車両を当組合に戻すレッカー代などの費用が必要であることから、同社に当該車両の引取りを依頼することが最も有利な価格で売却できるものと考え、随意契約にて車両を売却したものでございます。
〇議長(丸山妙子君) 施設課課長。
〔施設課長 諏訪忠司君登壇〕
〇施設課長(諏訪忠司君) 杉野議員のご質疑のうち、1の(3)についてご答弁申し上げます。
契約方法でございますが、令和3年度は3社による見積り合わせの随意契約で実施いたしました。販売方法につきましては、契約業者に確認したところ、原則鉄類としてではなく、自転車として売却をしているところでございます。また、組合としては、再生リニューアルの販売につきまして、施設及び人員の確保が困難なことから、実施することは考えておりません。
〇議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
杉野議員。
〔10番 杉野 修君登壇〕
〇10番(杉野 修君) ご答弁ありがとうございました。
貨物自動車の関係ですが、8,800円という金額はちょっと理解できなかったので、お伺いしました。このご答弁では、走行中に不能になってレッカー云々ということですが、この故障で修理不能ということの中身がちょっと分からないのですが、当然車検を通って、まだ十分に営業として使っていたわけですよね。それが修理できないような故障になったというのは、これは車検も問題ありだと思うのですが、そのまま処分してしまったというその理由がよく分からないので、ご説明をお願いします。
それから、(3)の廃自転車の関係ですが、人員と施設がないので、リニューアルは考えていないということでした。しかも鉄くず、鉄類ではなく、自転車としてということでした。そうしますと、業者のほうでは自転車として再生リニューアルということもやっていらっしゃるのでしょうか。その辺、組合から離れた後の状況をもし分かっていたらお願いします。
以上です。
〇議長(丸山妙子君) 杉野議員の再質疑に対する答弁を求めます。
業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 杉野議員の再質疑にご答弁申し上げます。
貨物自動車の売却の関係でございますけれども、この貨物自動車につきましては、非常に型式が古い自動車でございまして、部品のほうが既にもう製造中止になっておりまして、部品の調達ができないという理由で、こちらは修理不能ということになったものでございます。先ほど車検のこともございましたが、車検のほうは通りますけれども、次回故障したときにはこちらのほうは対応ができないかもしれませんというようなことはお話はいただいておりました。ですので、車検は通っていたのですけれども、今回故障に当たって修理が不能となったものでございます。
〇議長(丸山妙子君) 施設課課長。
〔施設課長 諏訪忠司君登壇〕
〇施設課長(諏訪忠司君) 杉野議員の再質疑に対しましてご答弁申し上げます。
業者が再生リニューアルをしているのかというご質疑でございます。令和3年度の受託業者は、買い取った自転車をそのままの状態でアフリカ諸国、中東、東南アジアへ輸出をしておりまして、再生リニューアルを実施しているところでございます。
〇議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
杉野議員。
〔10番 杉野 修君登壇〕
〇10番(杉野 修君) 1点だけお伺いします。
貨物自動車の部品が調達できなかったということですが、非常に危なっかしい状態で走行されていたということですが、ちなみにどの部分、どんな部品だったのでしょうか。それだけお伺いします。
〇議長(丸山妙子君) 杉野議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 杉野議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
こちら、関東マツダのほうからは駆動部分の部品についてこちら調達のほうができなかったということでお伺いしております。また、こちらの貨物自動車につきましては、現在衛生組合2台ほかに所有しておりまして、令和3年度は3台ございました。ですので、こちらのほうを1台売却しましたけれども、収集のほうに支障はございませんでした。
〇議長(丸山妙子君) 以上で杉野議員の質疑を打ち切ります。
暫時休憩いたします。
休憩 午前 9時38分
再開 午前 9時39分
〇議長(丸山妙子君) 再開します。
これをもちまして議案第7号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第7号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
初めに、猪股議員、お願いします。
〔13番 猪股和雄君登壇〕
〇13番(猪股和雄君) 歳出について通告順に質疑してまいります。
まず1つ目、周辺地区環境整備事業です。久喜宮代地区・八甫地区の補助金使途内訳を一覧表で示してください。
次に、清掃総務費です。2つ目。清掃センター別、多量排出事業所ごとの搬入量、20年度比の増減について、一覧表にして配付してください。
昨年度の減量指導の成果や特徴などをどのように捉えているか。
また、業種ごとの増減や、それらの増の原因について、どのように把握しているかについてもお願いをいたします。
3つ目、各多量排出事業所の減量計画書の数値と達成度、実際の搬入量の比較増減がどうなっているか。それらの達成、未達成の分析と評価を明らかにしてください。
4番目、多量排出事業所に対する個別指導の経過と実績、その成果をどのように捉えているかです。
5つ目、久喜市役所本庁舎、各庁舎、総合支所、宮代町役場、学校給食センター、その他の公共機関・施設のごみ排出量についてどのように把握しているか。
特に市役所本庁舎、新設の久喜市学校給食センターなど、公共機関でごみ排出量の多い施設の実態を明らかにしてください。
21年度において、どのように減量指導して、どのような成果を上げたと考えているか、お願いいたします。
6つ目、事業所への注意、指導、勧告、受入れ拒否等、条例に基づく処分の状況と改善状況、成果をお願いいたします。
7つ目、光熱水費についてです。
まず、(1)、3センターの電力購入契約は、ミツウロコグリーンエネルギー、八甫コミセンは出光グリーンパワーとの契約ですが、東電との通常契約と比べて電気料金の削減効果はどうなっているか、一覧表で示してください。
(2)、1年契約とのことでしたが、22年度以降の契約の経過を明らかにしてください。21年度中に契約作業を進めていると思います。電力会社名、単価、21年度との比較を明らかにしてください。
契約方法、入札あるいは見積り合わせ、参加各社の提示金額と再生可能エネルギーの導入状況を一覧表で示してください。
次に、減量推進事業です。まず、生ごみ処理機の購入補助です。
(1)、各地区ごとのコンポスト、EM容器の地区ごとの普及状況、活用状況、処理実績の成果を一覧表で示してください。買い替えや更新、廃棄が進んでいると思われますが、こうした活用状況をどう捉えているかについてもお願いをいたします。
(2)です。久喜宮代センターで業務用生ごみ処理機購入補助82万円がありました。なかなかこれまで進まなかったのですが、ようやく計上されました。台数と対象施設、効果をお伺いいたします。ほかに事業者からの問合せ、購入検討、相談などがあったか、お願いをいたします。
次に、塵芥処理費です。
まず、(1)、ごみ総排出量、ごみ排出量の原単位、家庭系ごみ総排出量、家庭系ごみの総排出量原単位、1人1日当たりの焼却処理量、1人1日当たりの最終処分量、直近3年間の表を配付してください。
(2)、久喜市及び宮代町のごみ処理基本計画のごみ・資源排出量の推移に比較して、それらの排出量はどのように評価できますでしょうか。
10番目、塵芥処理費に係る各センターの業務委託費の業務ごとの委託先を一覧表で示してください。
11番、収集委託費です。久喜宮代と菖蒲がほぼ前年同額ですが、燃やせるごみ収集委託料が久喜宮代ではプラス2,000万円、八甫ではプラス400万円と増額幅が大きくなっています。なぜでしょうか。
久喜宮代と菖蒲の資源回収業務委託料が前年と全く同額なのですが、これはどういう理由でしょうか。
八甫の資源回収業務委託料がそれぞれプラス200万円、プラス170万円となった理由をお伺いをいたします。
次に、12番目、調書でごみ・資源の搬入量、資源化量が前年の増加から減少に転じました。原因をどのように分析していますか。ごみ減量の成果と捉えるのか、あるいはコロナ禍による一時的な現象と捉えるのか、お願いをいたします。
13番、小型家電再資源化業務委託、小型家電リサイクルですが、小型家電の回収方法、処分(リサイクル)の方法を説明してください。
14番、3センターの資源化・最終処分の状況、資源化・処分先(企業名、処分地)、量、単価、委託料、前年度比較を一覧表で示してください。前年度からの変更などがあれば説明をお願いをいたします。
以上です。
〇議長(丸山妙子君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
総務課主幹。
〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
〇総務課主幹(松本弘文君) 猪股議員のご質疑のうち、歳出の1と7について順次ご答弁を申し上げます。
初めに、1でございます。お手元に配付いたしました議案質疑参考資料の14ページ、15ページ、周辺地区環境整備事業についてを御覧いただきたいと存じます。最初に、1の久喜宮代清掃センター分の周辺地区環境整備事業でございます。最初に、沖の山地区でございますが、集会所維持管理費といたしまして30万543円、宮代台地区がボランティア活動費や集会所維持管理経費など165万円、2地区合計で195万543円でございます。なお、本事業につきましては、令和3年度が最終年度となっているところでございます。
次に、2の八甫清掃センター分の周辺地区環境整備事業、(1)、幸手関係地区住民環境衛生負担金でございます。幸手関係地区住民環境衛生負担金は、上千塚、下千塚、円藤内、松石の4地区に各20万円、合計80万円を交付いたしました。なお、補助金額は毎年定額でございます。
続きまして、(2)の鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金でございますが、100万円を交付いたしました。この負担金につきましても、毎年定額で交付しておりまして、使途はごみの分別啓発活動費や、ごみ集積所の不法投棄防止用防犯カメラなどでございます。
次に、7の(1)でございます。令和3年度の電気料金削減効果につきましては、お手元の議案質疑参考資料の22ページを御覧いただきたいと存じます。令和3年度の電気料金の合計は1億7,413万4,664円で、東京電力を利用した場合との比較は、約4,273万円の減、削減率は19.7%でございました。
次に、(2)でございます。初めに、各清掃センターでございます。契約相手方は、ミツウロコグリーンエネルギー株式会社、契約期間は令和4年4月1日から令和5年3月31日までの1年間で、久喜宮代、菖蒲、八甫清掃センターの3センター一括で契約を締結しております。税込みの契約単価は、基本料金単価が1キロワット当たり1,430円、季節別の使用料金単価は、夏季が1キロワットアワー当たり16円87銭、その他季が1キロワットアワー当たり15円76銭でございます。なお、前回の税込み契約単価は、基本料金が1キロワット当たり660円、季節別の使用料金単価は、夏季が1キロワットアワー当たり15円73銭、その他季が1キロワットアワー当たり14円69銭でございます。令和3年度の契約と令和4年度の契約単価を比較いたしますと、基本料金単価は1キロワット当たり770円の増、季節別の使用料金単価は、夏季が1キロワットアワー当たり1円14銭の増、その他季が1キロワットアワー当たり1円7銭の増となっております。
令和4年度の電力購入契約の契約者決定に当たりましては、7社による見積り合わせを実施したところでございます。なお、令和4年度分の契約につきましては、今年5月に契約相手方のミツウロコグリーンエネルギー株式会社から電気調達価格の上昇を理由として、料金改定の申入れがあり、業務の安定的な継続の必要性から、やむを得ず本年6月からの電気料金について変更契約をしたところでございます。変更契約後の料金でございますが、基本電力料金が1キロワット当たり2,570円、電力量料金が夏季が1キロワットアワー当たり26円31銭、その他季が1キロワットアワー当たり24円57銭でございます。増減額で申し上げますと、基本電力料金が1,440円の増、電力量料金が夏季が9円44銭の増、その他季が1キロワットアワー当たり8円81銭の増でございます。
次に、八甫コミュニティセンターでございます。契約相手方は、出光グリーンパワー株式会社、契約期間は令和4年4月16日から令和5年4月15日までの1年間でございます。税込みの契約単価は、従量電灯の基本料金単価が1キロボルトアンペア当たり165円、従量別の使用料金単価は第1段階から第3段階まで共通で、1キロワットアワー当たり26円30銭、低圧電力の基本料金単価が1キロワット当たり754円、季節別の使用料金単価は、夏季その他季共通で1キロワットアワー当たり20円60銭でございます。令和3年度の契約と令和4年度の契約単価を比較いたしますと、従量電灯の基本料金単価が1キロボルトアンペア当たり69円26銭の減、従量別の基本料金単価は、第1段階から第3段階が1キロワットアワー当たり0円69銭の減、低圧電力の基本料金単価が1キロワットアワー当たり0円30銭の増、季節別の使用料金単価は夏季、その他季共通で1キロワットアワー当たり2円11銭の減となっております。令和4年度の電力購入契約に当たりましては、2社による見積り合わせを実施したところでございます。見積り合わせの参加事業者の提示金額及び令和2年度の再生エネルギー導入比率につきましては、お手元の議案質疑参考資料の23ページを御覧いただきたいと存じます。
〇議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 猪股議員のご質疑のうち、2から6、8から12についてご答弁申し上げます。
初めに、2でございます。清掃センター別、多量排出事業者ごとの搬入量といたしまして、前年度と比較した資料を本日お手元にお配りしてございますので、ご確認いただきたいと思います。資料の16ページからとなってございます。
まず、多量排出事業者に対する減量指導及びその成果でございますが、搬入量の通知や業務用生ごみ処理機のPR、排出事業者向けリーフレットや事業系ごみ適正処理ハンドブックの送付、また事業所への現地訪問によるごみ保管状況等の確認を通じて、ごみの減量化のご理解を深めていただく取組を行いました。その成果といたしまして、多量排出事業者91事業者のうち、前年度搬入量より減少が58事業者、5トン以内の微増が18事業者、合わせて76事業者が減量、排出量の抑制に取り組んでいただけたものと考えております。
続きまして、多量排出事業者の搬入量の比較増減でございます。センターごとにその総量並びに業種ごとの内訳の順に申し上げます。特に大幅な増加がありました事業者に対しては、その原因を伺うとともに、ごみ減量化に向けて一層取り組んでいただくようお願いをしておりますので、あわせてご報告申し上げます。
初めに、資料16ページ、久喜宮代清掃センター管内でございます。表に記載された順番で、業種ごとの増減及び増の理由を申し上げます。初めに、卸売業、小売業でございます。10事業者、対前年度比でマイナス107.88トン、18.2%の減となっております。8番目、9番目及び10番目の事業者の増は売上げの増加が主な理由と伺っております。
次に、社会保険・社会福祉・介護事業でございますが、10事業者、対前年度比でマイナス15.2トン、2.7%の減となっております。9番目及び10番目の事業者の増は、入所者の増加と伺っております。
次に、医療業でございます。5業者、対前年度比でマイナス8.14トン、2.0%の減となっております。5番目の事業者の増は、新型コロナウイルス感染症対策で、使い捨て用品が増加したためと伺っております。
次に、宿泊業、飲食サービス業でございます。9事業者、対前年度比でマイナス34.65トン、15.1%の減となっております。各事業者とも減または微増となっております。
次に、農業、林業でございます。4事業者、対前年度比でマイナス60.24トン、53.1%の減となっております。4番目の事業者の増は、受注量が増加したためと伺っております。
次に、生活関連サービス業、娯楽業及び製造業は、前年度から減または微増となっております。
最後に、教育、学習支援業でございます。1業者、対前年度比でプラス8.08トン、29.5%の増となっておりますが、前年に比べ対面授業や学生活動が多く再開されたためと伺っております。
続いて、資料17ページ、菖蒲清掃センター管内でございます。初めに、卸売業、小売業でございます。10事業者、対前年度比でマイナス71.16トン、8.3%の減となっております。9番目及び10番目の事業者の増は、売上げの増加が主な理由と伺っております。
他の業種につきましては、各事業者とも前年度から減または微増となっております。
続いて、資料18ページ、八甫清掃センター管内でございます。初めに、卸売業、小売業でございます。10事業者、対前年度比でプラス20.594トン、2.4%の増となっております。9番目及び10番目の事業者の増は、売上げの増加が主な理由と伺っております。
次に、社会保険・社会福祉・介護事業でございます。8事業者、対前年度比でプラス16.06トン、3.1%の増となっております。9番目及び10番目の事業者の増は、入所者の増加、また入所者の重度化のためと伺っております。
次に、医療業でございます。2事業者、対前年度比でプラス6.525トン、3.5%の増となっております。2番目の事業者の増は、感染症対策の強化により、廃棄物が増加したためと伺っております。
次に、宿泊業、飲食サービス業でございます。3事業者、対前年度比でマイナス38.083トン、32.3%の減となっております。各事業者とも前年度から減または微増となっております。
次に、製造業でございます。2事業者、対前年度比でプラス18.45トン、21.8%の増となっております。2番目の事業者の増は、生産量が増加したためと伺っております。
最後に、生活関連サービス業、娯楽業でございます。2事業者、対前年度比でプラス7.02トン、9.9%の増となっており、前年度から微増となっております。
続きまして、3でございます。多量排出事業者における減量計画の達成状況といたしましては、お手元の資料19ページから21ページの表中、右の欄にマル・バツで記載してございます。こちらのほうの表でございますとおり、全91事業者中51事業者、56.0%が減量計画を達成しております。また、減量計画は達成できませんでしたものの、排出量が減少または増加を5トン以下の微増に抑制していただいた27事業者を含めますと、78事業者、86%と多くの事業者においてごみ排出量削減のためにご努力をいただいたものと考えております。
続きまして、4でございます。多量排出事業者に対する個別指導は1件ございました。直接搬入の際、ごみの分別が適正に行われていなかった事業者に対して分別指導を行い、現在は改善されております。また、指導ではございませんが、減量計画書類作成のための訪問支援を1件、店舗の廃棄物保管場所調査を1件実施しております。
続きまして、5でございます。公共施設のうち、総合文化会館や体育館などの指定管理者施設や給食センターにおける調理委託等により、民間事業者からごみが発生する場合は、1事業者として清掃センターに直接搬入をいただくことで、ごみの排出量を把握しております。また、それ以外の公共施設につきましては、行政収集の一環として、当組合が収集しておりますが、多量のごみの排出が見込まれる久喜市役所本庁舎、各総合支所、宮代町役場などはごみの計量報告をいただいております。これら計量報告をいただいている公共施設のうち、令和3年度の多量排出事業者に該当しておりますのが久喜市において1施設、鷲宮学校給食センターでございました。令和3年度の搬入量は29.643トン、前年度比較でマイナス38.493トンでございました。給食センターの統合により、当該施設の稼働が令和3年7月で終了したことによる減少でございます。また、新設の久喜市立学校給食センターの排出量は98.53トンでございました。なお、久喜市役所本庁舎及び各総合支所、宮代町役場については、いずれも多量排出事業者の基準に達しておりません。また、公共施設に対するごみの減量の指導といたしましては、小中学校を含めた管内の94の施設に対し、より一層事業系ごみの減量に努めていただくよう通知するとともに、県が発行する事業系ごみ削減キャンペーン用リーフレットを送付して啓発を行ったところでございます。特に久喜市立学校給食センターには、給食残渣等のごみの減量及び資源化に取り組んでいただくよう通知し、また業務用生ごみ処理機の導入についてご案内しておりますが、現在のところ同センターの給食残渣の全量が組合に搬入されているとのことでございます。
続きまして、6でございます。久喜宮代衛生組合廃棄物の処理及び再利用に関する条例第6条の規定に基づく事業者への指導といたしまして、先ほどご答弁申し上げましたとおり、ごみの分別が適正に行われていなかった1事業者に対する分別指導を実施しております。なお、条例に基づく改善勧告、受入れ拒否等はございませんでした。
続きまして、8の(1)でございます。家庭用生ごみ処理容器等購入費補助制度に係る地区ごとの電気式生ごみ処理機、コンポスト、EM容器の普及状況等につきましては、お手元の資料24ページのとおりでございます。現在、電気式生ごみ処理機については、低価格にて販売されている機種や静音性やランニングコストを重視した機種など、利用者の状況や用途によって機種を選択できるような状況になりつつあり、またコンポストも手軽に堆肥化ができるバッグ式の製品も販売されております。本年度上半期の電気式生ごみ処理機とコンポストの補助基数は、令和3年度同時期を上回っていることからも、今後の補助基数の増加を期待しているものでございます。
続きまして、(2)でございます。業務用生ごみ処理機購入費補助件数でございますが、令和3年度は1台、宮代町の農産物の加工販売を行う事業所でございます。機器の導入により、当該事業所の令和3年度の当組合への搬入量は、前年度に比べマイナス3.58トン、約38.7%の減量となっております。また、他の事業所からの問合せ、購入検討、相談などは令和3年度においてはございませんでした。
続きまして、9の(1)でございます。ごみ総排出量等の直近3年間の実績につきましては、資料25ページのとおりでございます。
次に、(2)でございます。久喜市及び宮代町のごみ処理基本計画における現状推移の場合の計画値と、当組合における実績値との比較でございます。なお、生ごみの堆肥化の取扱いなど、計画数値の作成時と当組合での現状が異なる部分がございますことから、市、町の計画数値に当組合が補正を施した上で実績値と比較しておりますので、ご了承願います。
まず、ごみ総排出量の実績値は、令和元年度以降、続けて計画値を下回っております。また、家庭系総排出量の実績値は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う巣籠もり需要の影響により、計画を上回りました令和2年度から転じて、昨年度は計画値を下回っております。そして、家庭系総排出量原単位も、先ほどと同様、令和2年度の実績値は前年度から増加したものの、計画値には届かなかったことから、令和元年度以降、続けて計画値を下回っている状況です。このコロナ禍の影響は、家庭系原単位のうち、資源を除いたごみの原単位にも表れており、令和2年度に実績値が計画値を大きく上回っております。昨年度の実績値は前年度から減少したものの、引き続き計画値を上回っているところでございます。このように近年の排出量実績は、おおむね市、町の計画に沿っているものの、コロナ禍の影響が色濃く反映されているものと考えております。
続きまして、10でございます。塵芥処理費に係る各センターの業務委託費の業務ごとの委託先は、資料26ページから28ページのとおりでございます。
続きまして、11でございます。まず、燃やせるごみ収集業務委託料の増額の理由でございます。久喜宮代清掃センターにつきましては、直営職員数の減少に伴い、直営車両1台を廃し、全面委託に切り替えたことが理由でございます。また、八甫清掃センターにつきましては、作業員の人件費や物価の上昇、新型コロナウイルス感染症対策に伴う必要経費の計上によるものと考えております。
次に、久喜宮代と菖蒲の資源回収業務委託料が前年と同額となっている理由でございますが、委託業者に確認したところ、作業効率を上げるために、収集ルートの見直しを行うなどの企業努力により、作業員の人件費等の上昇を考慮しても、前年度と同額で受託できると判断したとのことでございました。
そして、八甫の資源回収業務委託料の増額の理由でございますが、先ほどの燃やせるごみ収集業務委託料と同様でございます。
続きまして、12でございます。令和3年度のごみ資源の搬入量、資源化量の減少の主な原因は、前年度のコロナ禍に伴う巣籠り需要の影響によるごみ量の増加に対する反動と考えております。しかしながら、コロナ禍により急速に普及したリモートワークやインターネット通販、飲食業のテイクアウトやデリバリーといった新しい生活様式の定着、デジタル化の進行に伴う新聞、雑誌の発行数の減少、そして様々な媒体におけるSDGsの啓発活動によるリサイクル機運の高まりや店頭回収など、衛生組合以外のリサイクルルートの増加等を考慮いたしますと、これが一時的な現象かを判断するには、今しばらく動向を注視する必要があろうと認識しております。
〇議長(丸山妙子君) 施設課課長。
〔施設課長 諏訪忠司君登壇〕
〇施設課長(諏訪忠司君) 猪股議員ご質疑のうち、13と14についてご答弁を申し上げます。
初めに、13でございます。小型家電につきましては、取り出しができないリチウムイオン充電池などが内蔵された家電製品を有害ごみとして分別していただき、回収をしております。また、一部燃やせないごみ内に混入している小型家電につきましては、シルバー人材センターの職員による手選別により回収をしております。小型家電の処分方法につきましては、国の認定事業者へ引き渡し、手選別、破砕処理、選別機を通し、各種金属に再生資源化処理を行うものでございます。
次に、14でございます。3センターの最終処分の状況につきましては、参考資料29ページから31ページのとおりでございます。ご確認をお願いいたします。
なお、参考資料31ページ、一番下段の表に誤植がございます。年度が令和元年度と令和2年度とございますが、令和2年度、令和3年度の誤りでございます。訂正の上、おわびを申し上げます。
〇議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
猪股議員。
〔13番 猪股和雄君登壇〕
〇13番(猪股和雄君) まず最初の周辺地区環境整備事業ですが、八甫地区の補助金について、歳出を領収書等で確認をしているかどうかだけお願いをいたします。
それから、多量排出事業所の搬入量の増大については、毎年毎年こうやって出していただいて、大変きめ細かく問合せをしながら、状況も把握しながら進めているということが理解をできます。全体的には傾向としては、ごみの減量が進んでいるということでも、これも評価できますし、一部増加しているところはありますけれども、きちっとこれからもごみ減量指導をしていただきたい。点検もしていただきたいと思います。
ただ、減量計画自体がその事業所にとって達成できなかったというところがありますけれども、そういうところについて、細かくどこの事業所かこれは分からないので、指摘できないのですけれども、同じ事業所で減量が達成できないという状況になっていないかどうか、2年、3年続けて。そういう細かくどこのお店だよとか、どこの事業所ということは言えないのは承知の上で聞きますけれども、そういう把握はしていらっしゃるかどうか。特に2年、3年続けて減量計画が達成できないということがあった場合には、それは減量計画のつくり方そのものに問題があるのか、減量の体制、取組方に問題があるのかだと思いますので、その点をどのように把握していらっしゃるか、お願いをいたします。私も推測で毎年、毎年比べるわけですけれども、どうも同じ事業者ではないのかなというところが推測できますので、その点についてのご見解をお願いをいたします。
それから、次に公共施設、公共の事業所については、大体多量排出事業者を下回ってきているということで、これはこれまでの指導の成果、また市、町のそれぞれの努力が効果を上げてきているということで、評価をいたします。
それから、電力購入契約なのですけれども、ミツウロコグリーン以外が全部入札を辞退したというふうになっているのです。これは、全てが一律に辞退というのは、ちょっと理解できないのです。どういうふうに捉えていますでしょうか。私がこの中で特に注目したいのは、再生可能エネルギーの導入比率がどうなのかなと見るわけですけれども、ミツウロコはこの中でも一番低いところになって、そこしか入札に参加してこないという状況があるわけです。そこら辺の経過についてつかんでいればお願いをいたします。
それから、次に業務用の生ごみ処理機なのですけれども、令和3年度は1件あったと、宮代の農産物加工販売の業者が導入してくれたということで、大変評価できるわけですけれども、何年か進んでいなかった。これやっと導入していただいたわけですよね。ほかに具体的に働きかけている事業所、久喜の学校給食センターなんかも働きかけていただいていると思うのですけれども、そういうところで導入の動きというのはないのでしょうか。ちょっと大ざっぱな聞き方して申し訳ないのですけれども、捉えている状況についてお願いをいたします。
それから、ごみ排出量の動向です。特に原単位で出してもらったのですけれども、この表を見ますと、令和2年度が大体増加して、令和3年度が減少に転じた。これは、12番の質疑とも関連してくるわけだけれども、やっぱりコロナ禍で減少に転じたということが言えるのだろうとは思います。ただ、そうすると、令和2年度が上昇した理由がよく分からないのです。やっぱりコロナの影響というのはそのときもあったはずだと思うのですけれども、これについてはどのようにか。令和2年度に増加になって、3年度に減少に転じたという、そこの違いについてはどのように考えているかをお願いをいたします。
それから、小型家電の抽出、処分、抽出回収と処分なのですけれども、大変量としては少ないのです。特に例えば久喜宮代センターなんかでは、令和2年度はゼロだったのが、やっと少し2トンを回収できたということがあるわけで、令和2年度は回収していなかったということでしたっけ。失礼しました。そうすると令和3年度からこの小型家電の抽出回収を始めたということですね。その体制としてはどうなのでしょうか。持ち込まれた中から目で見て選んでいくのだと思いますけれども、この体制の強化ということについてはどのように考えていらっしゃるか、お願いをいたします。
それから、最後の資源化・最終処分の状況なのですけれども、この表を今ちょっと見させていただいて、まだきちっと分析はできませんけれども、焼却灰の量が久喜宮代と菖蒲のほうは、この29ページ、30ページ、31ページの表を見させてもらって、そのいずれも下のほうの量、表を比べてみますと、久喜宮代と菖蒲については、焼却灰は減になっています。ところが、八甫のほうが焼却灰の処分量が増になっているのですけれども、この理由についてだけお願いをいたします。
〇議長(丸山妙子君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
総務課主幹。
〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
〇総務課主幹(松本弘文君) 猪股議員の再質疑にご答弁を申し上げます。私のほうからは歳出の1と7についてご答弁を申し上げます。
まず、八甫の環境整備事業でございますが、領収書等々で確認しているかどうかということでございます。こちらにつきましては、私ども総会等々実績報告を出していただきながら、その内容と支払いの事実を確認をしているところでございます。
続きまして、7の電気料の関係でございます。まず、見積り合わせ7社で、結果、資料の23ページにございますとおり、見積り合わせ7社のうち、結果、6社が辞退、現状ミツウロコグリーンエネルギーさんだけが見積りをいただいたところでございます。その中で6社、ちょっと私も気になったもので、逐一確認をさせていただきました。そのところ、もう既に昨年度の状況では、電力、燃料調達の価格が高騰しておりまして、1年間の計画では見積書を提出できないと、要は3年の秋の段階では、4年度の1年間の定額の見積りができないということでございました。では、なぜミツウロコグリーンエネルギーさんは提出したかというのは、やはり現行契約者であったことから、このぐらいであろう。使用量がこのぐらいであろうとしっかりつかんでいる、そんな状況から見積書を提出いただいたと。ただ、しかしながら、先ほど答弁で申し上げましたとおり、かなり強い上昇率の高いものでございました。
また、再エネの関係でございます。再エネを見積り合わせでどう評価しているかという話になるかと思いますが、私ども見積り合わせに当たって、現状契約をしている去年でいえばミツウロコグリーンエネルギーさん、こちらよりも再エネ率が高いところに見積りを依頼をしてございます。すなわち、したがいまして、現状よりは高いところに再エネを出し、再エネの比率が高いところに見積りをお願いしていく、そういった形で誘導をしていきたいと考えてございます。
〇議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 猪股議員の再質疑にご答弁申し上げます。
まず、減量計画でございますけれども、現在複数年にわたって達成できていない事業所はというようなご質疑でございましたけれども、手元にこちらのほう資料がございませんので、今の時点ではちょっと把握はできないところでございますけれども、特に昨年度はコロナ禍の影響で増減が激しい事業者がございました。そのため、その純粋に比較というのは難しいものと考えております。特に医療機関ですとか、あと介護施設等については、コロナの感染の対策のために廃棄、使い捨ての容器が増えているというような現状もございます。そのことから、今現状ではそちらのほうを分析するのは難しいものと考えております。
ただ1点、減量計画につきましては、その名のとおり廃棄物の発生量を減量させていく内容でございますことから、作成するたびに排出量を減少させていく計画は求められます。しかしながら、既に減量化への様々な取組を実施している事業者の中には、抜本的な対策を施さない限り、さらなる減量が困難な状況となっている事業所もあることが推測されるところでございます。
次に、業務用生ごみ処理機でございます。業務用生ごみ処理機につきましては、久喜市立の学校給食センターをはじめとして、大型商業施設が建設されるということで、私どものほうに事前打合せ等に来られた際に、業務用生ごみ処理機の導入についてもご案内いたしまして、検討していただくようお願いをしているところでございます。しかしながら、現在のところ、本年度につきましても、制度に係る問合せについては3点ございましたけれども、実際に具体的な導入に係る相談はございません。
続きまして、令和2年度の搬入量、ごみの搬入量系のご質疑がございました。令和2年度につきましては、家庭系のごみにつきましては、外出自粛による在宅期間が長くなり、また飲食業の営業時間が制限される中、家庭での食事や調理が増えたことによる燃やせるごみを中心としたごみ量の増加、また在宅期間に家の片づけなどをしたことによる粗大ごみの増加があったものと分析しております。昨年度については、外出自粛が前年度よりも緩和されましたものの、いまだ密の回避等は続いており、また急速に普及したリモートワークやインターネット通販、飲食業のテイクアウトやデリバリーといった新しい生活様式の定着がごみ排出量に影響しているものと推測しております。
一方の事業系につきましては、令和2年度は営業の自粛、また営業時間の短縮によりまして、ごみの排出量が大幅に減少しております。ですので、家庭系、事業系を合計した総排出量という点では、こちらのほうは計画を全て下回っているというような状況にございます。令和3年度につきましても、こちら事業系につきましては、いまだ回復傾向にございませんことから、こちらも下回っているものと分析しているところでございます。
〇議長(丸山妙子君) 施設課課長。
〔施設課長 諏訪忠司君登壇〕
〇施設課長(諏訪忠司君) 猪股議員の再質疑に対しましてご答弁申し上げます。
小型家電の関係で量を含めた体制の許可ということでのご質疑かと存じます。まず、こちらのほうでございますが、有害ごみとして収集をしているものに加え、燃やせないごみの中からシルバー人材センターの職員がピックアップしたものの総量として、久喜宮代清掃センターにおいては2.48トンであるということでございます。今後におきましても、こちらの量については大きな変動がなく続いていくものと考えているところでございます。
もう一点、焼却灰の量、八甫だけなぜ量が多いのかというようなご質疑だったかと思います。そちらにつきましては、令和2年5月に発生しました八甫の粗大ごみ処理施設の火災事故、こちらによるものと、その後に8月中旬にアルミ選別機のほうが故障いたしまして、想定以上にそちらのほうの修理に時間を要し、1月中旬まで破砕処理ができなかったことにより、その処理残渣の分が令和3年度の処理量となっているところでございます。
〇議長(丸山妙子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
ここで、休憩といたします。
休憩 午前10時28分
再開 午前10時45分
〇議長(丸山妙子君) では、再開いたします。
引き続きまして、大橋議員、お願いいたします。
〔3番 大橋きよみ君登壇〕
〇3番(大橋きよみ君) 大橋きよみです。引き続き歳入歳出決算認定について質疑いたします。
大項目1、37ページ、調書30ページから31ページ、生ごみ処理容器等購入費補助金について(久喜宮代・菖蒲・八甫)。
ア、生ごみ処理容器の購入数が久喜宮代で59基・菖蒲14基・八甫29基に対し、補助対象世帯数が久喜宮代55世帯・菖蒲13世帯・八甫26世帯となっていますが、1世帯に対し数基の補助を出しているという理解でいいか、伺います。
イ、購入した世帯のうち、貸出し電気式生ごみ処理機を利用後、購入を決めた世帯数を伺います。
ウ、ごみの減量のため、生ごみをできるだけ濡らさないことや乾かすことなど、生ごみの水切りを動画でPRしている自治体もありますが、令和3年度、ごみダイエットの周知を含む生ごみ処理容器等購入費補助金の周知に対して検討したか、伺います。
大項目2、37ページ、業務用生ごみ処理機補助金82万2,000円。
ア、業務用生ごみ処理機補助金の対象と補助上限額を伺います。
イ、補助金の周知はどのように行っているのか、伺います。
以上です。
〇議長(丸山妙子君) 大橋議員の質疑に対する答弁を求めます。
業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 大橋議員のご質疑にご答弁申し上げます。
初めに、1のアでございます。世帯数と補助基数の差につきましては、コンポスト、EM処理容器は1世帯当たり2基までを補助の対象としていることによるものでございます。
続きまして、イでございます。令和3年度の家庭用生ごみ処理機の貸出し世帯のうち、補助申請されたのは1件でございます。
続きまして、ウでございます。令和3年度はホームページやごみ分別アプリのお知らせ機能を利用した周知に加え、広報紙9月号に記事を掲載したほか、家庭ごみ・資源物収集カレンダーにおいても周知を図っております。
また、生ごみの水切りについては、収集カレンダーの燃やせるごみのページで、水分をよく切るようにお願いをしてございます。
続きまして、2のアでございます。業務用生ごみ処理機器購入費等補助金は、生ごみを堆肥化、肥料化及び減量化することを目的に製造された、処理能力は1日5キログラム以上の機器を購入する管内の事業所に対し、本体費用に設置費用を加えた額を対象に補助を行っております。補助上限は200万円でございます。
続きまして、イでございます。制度の周知につきましては、ホームページに制度を掲載しているほか、多量排出事業者に補助制度の案内パンフレットを送付することにより行ってございます。
〇議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
大橋議員。
〔3番 大橋きよみ君登壇〕
〇3番(大橋きよみ君) 答弁ありがとうございます。
1番のウなのですけれども、今回この質問をするに当たり、ほかの自治体のごみダイエットの動画などを見ました。私もすごく主婦ですので、とても勉強になりました。また、臭いも出ないということで、その日から、見たときからやはり家事をするときに、野菜を洗ってからするのではなくて、できるだけぬらさないように、ちょっと別にしてやったりもすることがあったのです。ですから、やはりすごく効果的なのだと思います。ですので、できればもっともっと皆さんに周知して、この動画で周知というのは、すごく効果的かなというふうに思いましたので、ほかの自治体等を参考にしていただいて、またこの生ごみ処理の容器等の購入補助もどんな感じでほかの方たちが使っていらっしゃるかということとかも、もう少しやはり周知していくと、SDGsの観点から言うと、とても有効だと思いますので、しっかりと今後また予算も立てていくと思いますので、そういったことも検討していただけたらなというふうに思います。
あと、これは答弁は結構なのですけれども、2番なのですけれども、先ほど前者の答弁で、宮代町の農産物加工会社のところがというお話でした。答弁でも現在も営業していらっしゃるところにはパンフレット等を配って、この業務用生ごみ処理機の補助金ということで配布しているというお話でしたけれども、やはりSDGsの観点からは、もっともっと、食品を扱っている企業さんとかにはもっと周知をすべきだというふうに思うのですけれども、そちらのほうを今後もう少し周知活動をどういうふうにしていくかということと、あとこのホームページを見ると、6年目まで毎年度末に実績報告をこの補助を使った業者には求められているということなのですけれども、この実績報告というのはどういったものか、伺います。
また、それがやりやすいのか、やりにくいのかというそこの観点とかもどういうふうに考えていらっしゃるか、伺います。
〇議長(丸山妙子君) 大橋議員の再質疑に対する答弁を求めます。
業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 大橋議員の再質疑にご答弁申し上げます。
まず初めに、事業者への広報をというようなお話であったと思います。昨年度はこれまでに多量排出事業者に送付しておりましたパンフレット、こちらにつきましては、ホームページには掲載しておりませんでしたが、改めてこちらのほうを掲載することにより周知を図ったものでございます。今後もそういった活動につきましては、順次行ってまいりたいと考えております。
次に、6年間の処理量の報告、こちらにつきましては、久喜宮代衛生組合業務用生ごみ処理機器購入費等補助金交付要綱第6条の規定に基づきまして、6年間処理機の使用実績報告をいただいているということになってございます。補助を差し上げたもののこちらのほう稼働がないですとか、そういったことがないようにと、あとはこれによってどれぐらい減量化がされているのかを把握するために行っているものでございます。
なお、令和3年度は補助対象期間内であります7事業所から報告を受けており、処理機への投入量は合計で101.88トンでございました。
〇議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
大橋議員。
〔3番 大橋きよみ君登壇〕
〇3番(大橋きよみ君) 私もホームページ見ましたけれども、昨年、令和3年度より補助率が3分の2に改定されましたということで書かれていました。これを見て、今回この宮代の農産物加工会社の方が手を挙げてくださったと言ったら変ですけれども、補助を依頼に来たという感じなのか、ちょっとそこも教えていただき、最初に商業施設が始まるときに案内してやるところが何か多そうな感じも見受けられたのですけれども、こちらの宮代の農産物の加工会社のところは途中からということかということを教えていただきたいです。
あとは、そうですね。この令和3年度7事業所がもう実績報告をしてくださったということなのですけれども、これを多いと考えるか、少ないと考えるかは素人なので私はちょっと分からないのですけれども、やはりとても効果があるという考えでよろしいでしょうか。
〇議長(丸山妙子君) 大橋議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 大橋議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
まず、令和3年度に補助のありました事業所につきましては、新規開業ではございませんで、以前からある事業所でございます。こちらにつきましては、令和2年度中からそちらのほうの補助について問合せは受けておりましたけれども、様々な手続等もございまして、こちらのほうは令和3年度の補助ということになったものでございます。
また、報告のほうでありました101.88トン、こちらのほうの効果ということでございますけれども、こちらにつきましては、年間で101.88トン、こちらのほうが本来であれば衛生組合のほうに搬入されて、これが焼却されていたということになります。100トン以上減量していただいているということですので、効果は大きいものと、こちらのほうは判断しております。
〇議長(丸山妙子君) 以上で大橋議員の質疑を打ち切ります。
次に、斉藤議員、お願いします。
〔4番 斉藤広子君登壇〕
〇4番(斉藤広子君) それでは、質疑をさせていただきます。
1、33ページの光熱水費です。各ごみ処理施設で前年比と電気料金の増減が違う理由について伺います。
2、35ページ、ごみ集積所環境整備補助金です。
(1)として、ごみ集積所の数と前年度の増減、設置基準について伺います。
(2)、環境整備補助金制度を使っていないごみ集積所の数は。また、補助金を使っていない集積所での集積所の清掃が行き届かない等のトラブルなどはあったのか、伺わせていただきます。
大項目3番、ページ33、清掃業務運営事業分別アプリ保守業務委託です。
(1)、アプリのダウンロード数について伺います。
(2)、前年比から増えた数を教えてください。
(3)番、内容で改善されたもの、更新されたものを伺います。
大項目4番、43ページ、ごみ処理施設管理運営事業(久喜宮代)、(菖蒲)、(八甫)。
各清掃センターでは老朽化が著しく、処理施設の延命化工事が進められているが、久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センター、八甫清掃センターの処理量を伺います。
以上です。
〇議長(丸山妙子君) 斉藤議員の質疑に対する答弁を求めます。
総務課主幹。
〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
〇総務課主幹(松本弘文君) 斉藤議員のご質疑のうち、歳出の1についてご答弁を申し上げます。
初めに、電気料金でございます。令和3年度の衛生組合全体の電気料金は、前年度比較で4.3%増の1億7,413万4,664円でございます。令和3年度における電気使用量の増の原因は、特定はできないところでございますが、主にごみの増減による施設稼働時間に比例するものに加え、ごみの質による焼却炉の燃焼状態や機器の稼働状況の変化などが考えられるところでございまして、これらの要因が複合的に影響をしているものと考えております。現在、電気料金は液化天然ガス等の発電燃料の高騰に端を発し、ロシア・ウクライナ情勢の下、上昇を続けております。電気料金単価は各センターで統一した単価ではございますが、各センターには日々搬入されますごみは多種多様で、ごみ質も異なり、焼却炉の燃焼状態に応じまして電気使用量も増減いたしますことから、各センターの電気使用量、電気料金の上昇率も変化をしているところでございます。
〇議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 斉藤議員のご質疑のうち、大項目2と3についてご答弁申し上げます。
初めに、2の(1)でございます。令和3年度末のごみ集積所数は7,017か所で、令和2年度末から74か所増加しております。また、集積所の設置基準でございますが、原則として4世帯以上のご利用で、収集車が通行でき、かつ停車してごみ収集を行うことについて、道路交通法など法律上問題がないこと、そして近隣住民の方々と問題にならないような場所となっております。また、設置に当たっては、防鳥ネットを取り付けるなど環境衛生の確保に十分留意するようお願いしております。
続きまして、(2)でございます。令和3年度末でこれまで一度も補助制度の利用のない集積所は5,765か所ございます。住民の皆様からの集積所の鳥獣被害や清掃などに係るご相談については、補助履歴との突き合わせを行っていないため、制度の利用の有無については把握しておりませんが、防鳥ネットや清掃道具など備品の設置の助言を行う際には、あわせて補助制度についてもご案内をしております。
続きまして、3の(1)と(2)でございます。令和3年度の分別アプリのダウンロード数は4,157件と、前年度比で455件の増となっております。
次に、(3)でございます。令和3年度の主な更新につきましては、栗橋地区の住所表記の変更に伴い、アプリでの新住所対応を実施しております。また、お知らせ機能による新型コロナウイルス感染症に係る情報発信や各種補助制度の周知のほか、随時ごみ分別辞典の表記見直しや粗大ごみ処理券販売店の情報更新を行っております。
〇議長(丸山妙子君) 施設課課長。
〔施設課長 諏訪忠司君登壇〕
〇施設課長(諏訪忠司君) 斉藤議員のご質疑のうち、4についてご答弁申し上げます。
令和3年度の燃やせるごみの処理量は、久喜宮代清掃センターで1万9,794.04トン、菖蒲清掃センターで5,444.67トン、八甫清掃センターで1万4,653.91トンでございます。令和3年度の燃やせないごみの処理量は、久喜宮代清掃センターで913.26トン、菖蒲清掃センターで235.26トン、八甫清掃センターで863.97トンでございます。
〇議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けします。
斉藤議員。
〔4番 斉藤広子君登壇〕
〇4番(斉藤広子君) では、再質疑をさせていただきます。
最初に、1番なのですが、電気料金の分析すると、なかなかごみの質とかいろんなもので難しいということなのですが、やっぱり電気料がすごく負担になっているという、ごみ処理機とか、そういうのも炉の問題とかもあるのかなと思うのですが、その点はやはりできればしっかり分析をしていただきたいなと思いますので、それは要望として、どういうものがやっぱり電気料がかかるのかという部分とか、そういう研究もちょっとしていただきながら、今後のためにしていただければいいかなと思うので、これは決算ですから、質問はしません。お願いします。
それで、次にごみ集積所環境整備補助金といって、様々こういう部分で補助しますよということがあるのですが、よく話をしていると、やっぱりそういう制度があることを知らないというのが結構市民の中、町民の中には多いのではないかなと、そういうふうに思います。
それで、やはりすごくごみ集積所がきれいになっていて、本当に順番でお掃除しているところとかありますし、もう本当にずっとごみが放置されて、カラスにやられて放置されている状況とかというのもあります。やはり街をきれいにしていくという、そういうまた衛生的にも考えたときには、こういう環境整備補助金の制度をもう一回周知していくことが必要ではないかなと、そういうふうに思うのですが、その点、これからどういうふうに進めていくか。
また、これは衛生組合の問題ではないと思うのですが、逆にその当番とか、すごくきっちりやっているところは、昼間お仕事しているのに、当番制だから掃除に行かなくてはいけないと言って、わざわざ休みを取って、その掃除をしているというちょっと部分もあったりするので、ここの部分はもうご近所の問題なのかなと思うので、衛生組合としてはなかなかそこの管理は難しいかなと思うので、まずはやはり周知を使って、やっぱり美化的な部分でやっていくのに活用してもらうようなことをどういうふうに心がけていくか、伺います。
それで、3番目なのですが、やはりごみアプリはとても毎日今日は何のごみですよと通知も来ますし、便利で皆さんだんだん毎回毎回増えていくと、毎年毎年増えていくという現場は出ております。確かに皆さん、スマホって高齢者の方も持たれているのですね、今。ガラケーではなく。それなのですけれども、やっぱりこれは行政のほうでも問題になっている、やっぱりデジタルディバイドというか、そういう弱者に対してどういうふうにこういうふうに便利なものがあるので活用しましょうという、そういう周知とともに、一緒に取り組んであげるとかというのが大事かなと思うのです。
例えば例としては、高齢者のそういう何か集まりがあるときに、衛生組合とかから行って、それで今、QRコードをこうやって読み取ると、もうダウンロードできて、毎日お知らせ来るのですよという、そういうやっぱりちょっと親切丁寧なものを広げていきながら、これからそういう高齢化に向き合っていかなくてはいけないという部分があるので、そういうソフトな部分でもそういう対応をしてあげると、何を捨てたらいいのかなとか毎日迷うこともないし、幾らやっぱり紙でと言っても最新情報というのは、やはりこういうデジタルの部分でしか更新するというのはなかなか難しいのかなと思うので、そちらのほうも少し、行政も今、そういうデジタルのことをどうやって進めていこうかと考えているところなので、衛生組合のほうもしっかりそういうことを考えていけるのか、伺います。
そして、次に4番なのですが、これは私、一般質問でもさせていただいた部分で、何となく答弁がこの間かみ合わなかったので、もう一回何かちょっとここの部分で質問させていただきたいなと思っているのですが、ごみ処理施設の修繕のやっぱり基本的な考え方というのは、どういうふうに考えているのかということで、例えば久喜宮代清掃センターの処理施設が故障した場合ということを、そのやっぱり危機管理の考え方というのをもう少しきちんと対応していってもらいたいなと思うのです。例えば収集体制とか、財政的な問題としてどうするのかということで、実はごみが収集できなくなったら、そういう行政同士で助け合って、ほかのところに持っていくとあると思うのですが、いつもお話ししているように、それは本当に災害とか何かのときで、何か月も続く問題ではないと思うのです。やっぱりそうするとごみの量も減らしていかなくてはいけないと考えたときに、久喜市としてはそういう民間利用者と協定とか、そういうものを結んでいます。でも、それは久喜市の問題なので、組合としてやはりそういうときに民間を活用するとか、そういうことも考えておかないと、これはないとも限らないような、実際そういう問題かと思っておりますのであります。
あともう一つ提案になるかなと思うのですが、ごみ減量に対してのやはり市民にこういう場合もあるかもしれないということを理解してもらう。市民の中で久喜宮代の衛生組合のこの炉がこんなに古くて大変なのだということをどれだけの人が理解しているかといったら、そんな理解はしていないかなと。古いのだなというのは分かると思うのですが、だからやはりふだんからごみを減らしていく。やっぱり炉に負担をかけないようにみんなでここを守り合いながら、やっぱりごみ処理がしっかりできるように考えていくという、そういうこともやっぱり一環としては大事なのかなと。でないと、壊れてしまいました。皆さんのごみちょっと捨てられませんと、少し週に2回だったのを1回にしてくださいとか……
〔何事か言う人あり〕
〇4番(斉藤広子君) ……質問しているのだから……
それなので、しっかりやっぱりそういうことも取り組んでいかなくてはいけない。やっぱりそこの危機管理というものを100%ではないわけだから、持っていくということは行政として考えていくということは大事なのだと思うのです。そのときになって、災害でもそうですけれども、そのときになったときに大変だと騒いでいるのでは、やっぱり意味がないと思うのです。ですから、その点についてちょっとここのことを聞かせていただいておりますので、ぜひしっかりお答えしていただきたいと思います。
以上です。
〇議長(丸山妙子君) 斉藤議員の再質疑に対する答弁を求めます。
業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 斉藤議員の再質疑にご答弁申し上げます。
初めに、集積所の補助金の周知の関係でございます。昨年度は周知についてはホームページや収集カレンダーのほか、「衛生組合だより」6月号でも周知記事を掲載しております。また、分別アプリでもお知らせ通知を利用し、5回にわたり周知を実施したものでございます。また、この補助金につきましては、集積所の利用者だけではなく、区長や廃棄物減量等推進員もこちらのほう申請が可能ということになってございます。その関係で、廃棄物減量等推進員への通知の中で、この制度について周知を行い、ぜひご利用くださいといったお願いをしております。今後も各種媒体や廃棄物減量等推進員への通知等で周知を行うことにより、制度の利用を促してまいりたいと考えております。
続きまして、分別アプリの周知でございます。分別アプリにつきましても、収集カレンダーですとか、広報紙、ホームページといった広報媒体にアプリについて掲載するとともに、アプリの機能や設定方法等を記載したチラシを当組合への来庁者に引き続き配布することで登録の拡大を図っております。
なお、例年であれば、当組合が参加する市民まつりや町民まつりといったイベント時にもチラシの配布や職員によるスマートフォンへのダウンロード補助といった取組を行っていたところでございますが、近年はコロナ禍により実施しておりません。
また、高齢者が集まるところでアピールといったことも、現在コロナ禍の感染拡大中ということもありまして、現在のところは取り組んでおりませんけれども、こちらのほうが収束いたしましたらば、こちらのほうを検討してまいりたいと考えております。
〇議長(丸山妙子君) 総務課主幹。
〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
〇総務課主幹(松本弘文君) 斉藤議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
私のほうからは、衛生組合の処理施設が故障または天災によって運転ができなくなった場合、そういったものの全般的な危機管理という観点でご答弁を申し上げます。
まず、本衛生組合の処理施設が故障によりまして、突如運転不能となった場合でございますが、まず前提といたしまして、市民、町民の皆様の生活を維持するために、現状の公共収集の体制、いわゆる通常の収集を維持、体制は維持をする考えでございます。
公共収集を維持した場合、搬入されてくるごみをどう処理するかという問題となってくるのかなと思いますが、まずその処理方法といたしまして、先ほど来、一般質問でもご答弁申し上げましたとおり、まずは他のセンターで処理をするというのがまず第1点、第2点が民間施設、民間処理業者に処理をお願いをする。これが第2点。また、先ほど議員ご質疑の中でありましたとおり、近隣の市町村の処理施設で処理をするというような3つの処理方法、その選択、オプションが現在考えられるのかなというところでございます。大きくはこの3つと考えてございます。
まず、そうしますと、最初の1点目、他のセンターで処理をするといった場合、例えばこの一番大きい久喜宮代の処理施設が壊れた場合、年間搬入量1万9,700トンぐらいだったでしょうか、ごめんなさい。ちょっと成果表のほう手元になくて。1万9,700トンが処理できないという状況になります。そうしますと、菖蒲、八甫では処理能力はどのように余力があるかということでございます。すなわち、こちら私が手元に持っているのは、カタログスペック、いわゆる新品の状況で、ちょっとそれだけの性能を維持できるかというのが難しいところでもありますが、菖蒲の焼却炉2炉運転で8時間、週5日、現状の運転方法です。今現状言った場合、年間処理能力が7,800トン、それに比べまして、令和3年度の年間処理量は約5,400トン、約70%ほど、すなわち30%の余剰がある。八甫につきましては、2炉運転をしておりまして、8時間運転の週5日で、年間2万7,300トンの処理能力を持っていまして、現状年間処理量、搬入量は1万4,600トン、使用状況が55%弱でしょうか、55%ぐらいになるかと思います。すなわち余力が約45%あると。ただ、しかしながら、それらを足していきますと年間久喜宮代の搬入量、恐らくその余力は1万9,000トンの処理はできないものと考えてございます。そうしますと、それらその3つのオプション、他のセンター、民間施設、近隣市町村というのがこれは足りない部分が複合的に選択しなければならないという状況でございます。
また、答弁を分かりやすく申し上げるために、ちょっと今のシミュレーションを時間軸で申し上げますと、故障直後、特に最初の段階でございますけれども、この故障直後ということは、故障直後にごみを出さないでくださいと、これはもう周知は行き届かない。これは、周知を行き届かせるのは不可能でございますことから、まず故障直後については、恐らく民間事業者へ全量を委託してお願いをするというような形になろうかと考えてございます。その間、故障した処理施設の復旧の検討を行いまして、また復旧の程度、復旧の対応、対応というのでしょうか、例えば70%まで回復するのか、100%回復するのか、そういった復旧の程度等を検討いたしまして、また他のセンターへの搬入するにしても、やはり地元のご理解というのはこれ大事なことになってまいります。ですから、他のセンターの地元の皆様と協議、調整を行っていかなければならない、そういったものをやっていく期間がこの最初の段階なのかな。これは、経済効率性はちょっと落ちます。悪いですけれども、最初の段階はこのような形になっていくのかなと。次の段階では、復旧の期間である程度が明らかになってまいります。そうしましたら、他のセンターでの処理、近隣の処理施設にお願いをする、民間事業者での処理、この3つを合わせて複合させて一番効率性とか、経済性を考えて、効果の高い方法を取ってまいりたい、この2段階になってくるのかなと思っています。
また、この2段階目のときになりますと、やはり市民、町民の皆様にごみの減量、少しでも少なくしてください、こういう状況で少しでも少なくしてくださいというような、今まで以上の分別、減量の徹底などをお願いしなければいけない場面が来るのかなというのも想定をしてございます。
いずれにいたしましても、一番経済性の高い、効率性の高い復旧方法を取らなければならないことを考えますと、その間のシミュレーションといいますか、計画というのでしょうか、それをしっかりと策定をして、いざというときに備えていく。この様々なシミュレーションを行って、場合によっては図上で訓練を行う、実地で練習を行う、そういったことも含めまして、その計画の精度を上げてまいりたいと考えているところでございます。
〔何事か言う人あり〕
〇議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けします。
斉藤議員。
〔4番 斉藤広子君登壇〕
〇4番(斉藤広子君) 決算から見て、今後どういうふうにしていくかということを質問させていただきました。
この中で、やっぱり本当に今、大事なことだなと、今、答弁聞かせていただいて、大変ほかのところへ持っていけばいいのだというのが無理なのだなという現状も分かりました。こういうことがないことが一番ですけれども、本当に分からない部分ですので、今後またしっかり組合として取り組んでいっていただければと思いますので、以上で質疑を終わります。ありがとうございました。
〇議長(丸山妙子君) 以上で斉藤議員の質疑を打ち切ります。
次に、泉議員、お願いします。
〔6番 泉 伸一郎君登壇〕
〇6番(泉 伸一郎君) 議席番号6番、泉伸一郎でございます。令和3年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算について、歳出の件で質疑させていただきます。
通告に従いまして、6問質疑させていただきます。
1、決算書21ページ、一般事務管理事業(久喜宮代)において、不用額50万8,883円について伺います。
2、決算書23ページ、庁舎等管理事業(久喜宮代)、不用額67万941円について伺います。
また、大幅な減額になった理由も伺います。
3、決算書23ページ、庁舎等管理事業(久喜宮代)、除草業務委託と樹木剪定業務委託が増額になっている理由を伺います。
また、庁舎警備業務委託と庁舎管理業務委託については、委託先が固定されているのかを伺います。
4、決算書35ページ、減量推進事業(久喜宮代)、廃棄物減量等推進員について、現在の状況を伺います。
5、決算書39ページ、塵芥収集料金事業(久喜宮代)、燃やせるごみ等臨時収集業務委託について伺います。
6、決算書47ページ、塵芥処分事業(久喜宮代)、小型家電再資源化業務委託について伺います。
以上、よろしくお願いいたします。
〇議長(丸山妙子君) 泉議員の質疑に対する答弁を求めます。
総務課主幹。
〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
〇総務課主幹(松本弘文君) 泉議員ご質疑のうち、歳出の1から3につきまして順次ご答弁を申し上げます。
初めに、1でございます。一般事務管理事業(久喜宮代)につきましては、久喜宮代清掃センターにおける事務用消耗品の購入費用やOA機器の賃借料などの事務運営経費でございます。不用額の内訳でございます。10節需用費、不用額36万2,441円、事務用消耗品やOA機器用消耗品の購入数が当初予算を下回ったものでございます。11節役務費、不用額11万5,850円、郵便料金が当初予算を下回ったものでございます。13節使用料及び賃借料、不用額2万1,592円、主にコピー機の使用枚数が当初予算の見積りを下回ったものでございます。18節負担金、補助及び交付金、不用額9,000円、こちらは防火管理者講習を受講する必要がなかったことから、不用となったものでございます。以上、事業合計で不用額50万8,883円となったところでございます。
次に、2でございます。庁舎等管理事業(久喜宮代)は、庁舎管理に必要な消耗品、修繕料、庁舎管理に関する業務委託を行う事業でございます。不用額の内訳でございます。10節修繕料、不用額9万7,728円、庁舎管理用消耗品の購入、庁舎の修繕が当初予算を下回ったものでございます。11節役務費、不用額12万3,944円、電話料の不用額でございます。12節委託料、不用額3万6,712円、主に除草業務委託料が予算を下回ったものでございます。13節使用料及び賃借料、不用額957円、NHKの受信料でございます。14節工事請負費、不用額31万7,000円、空調設備交換工事の請負差金でございます。17節備品購入費、不用額9万4,600円、消火器の購入料が予算を下回ったものでございます。
以上、67万941円の不用額となったところでございます。令和2年度と比較いたしますと、事業全体で令和2年度が1,304万1,216円、令和3年度が933万3,059円と、370万8,157円減となりました。これは、主に令和2年度におきまして、漏水調査業務委託、街路灯のLED化工事を実施し、これらが終了したことから減額となったところでございます。
次に、3でございます。除草業務委託につきましては、令和2年度と比較いたしますと、雑草の繁茂度合いにより、除草日数が長かったことから増額となったものでございます。樹木剪定業務委託につきましては、令和2年度と比較いたしますと、剪定する範囲、樹木本数が多かったことから増額となったものでございます。なお、除草業務委託、樹木剪定業務委託ともに受注者は宮代町シルバー人材センターでございます。
庁舎警備業務委託につきましては、平成31年度から令和3年度までの長期継続契約で、請負者がセコム株式会社、請負金額が3年総額で327万564円、契約相手方決定方法は、指名競争入札でございます。庁舎管理業務委託につきましては、平成31年度から令和3年度までの長期継続契約で、請負者が太平ビル管理株式会社、請負金額が3年総額で839万1,600円、契約相手決定方法は、指名競争入札でございます。
〇議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 泉議員のご質疑のうち、私からは4と5についてご答弁申し上げます。
初めに、4でございます。廃棄物減量等推進員につきましては、成果調書の30ページに記載がございますとおり、令和3年度末で647人が活動されておりました。なお、本年度は11月1日現在、630人でございます。
続きまして、5でございます。燃やせるごみ等臨時収集業務委託につきましては、新型コロナウイルス感染症などによる収集作業員の勤務不能といった事態や粗大ごみなどの想定を超える排出があったときなど、通常の収集体制が維持できないものと判断された場合に、1日単位で臨時的に収集業務を委託するものでございます。令和3年度は粗大ごみの臨時収集を21回委託しております。
〇議長(丸山妙子君) 施設課課長。
〔施設課長 諏訪忠司君登壇〕
〇施設課長(諏訪忠司君) 泉議員ご質疑のうち、6についてご答弁申し上げます。
小型家電再資源化業務委託につきましては、小型家電のうち取り出しができないリチウムイオン充電池などが内蔵された家庭製品の処理をするものでございます。委託処理の内容につきましては、小型家電のうち、取り出しができないリチウム充電池などが内蔵された家電製品を国の認定事業者へ引き渡し、各種金属類に再資源化処理を行うものでございます。
〇議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
泉議員。
〔6番 泉 伸一郎君登壇〕
〇6番(泉 伸一郎君) ありがとうございました。それでは、再質疑させていただきます。
不用額につきましては、よく分かりました。これ不思議なのですけれども、令和2年度が51万1,396円、また成果書のほうの18ページに載っているのですけれども、この一般事務管理事業が共通として209万9,918円が不用額になっているのです。やはり不用額がちょっと大きいというふうに感じております。令和2年ですと250万2,805円という不用額なのですが、何となくちょっと勘ぐってしまうのですけれども、例えばこの久喜宮代の場合で51万1,396円であり、令和2年とこの令和3年度は何か同じような金額になっている、また共通のほうでも40万ぐらい違いますけれども、似たような数字になっているのがちょっと不思議だなというふうに感じております。これについてどのようにお考えかをお聞きしたいと思います。
2のほうでよく分かりました。令和2年度におきましては、250万8,510円が減額されておりまして、合計で621万6,667円を減額されているということで、先ほどもLED化とか、漏水等があったということもありましたけれども、これだけ減額になっている中で、やはり無駄遣いがないように一生懸命やっていただいているのだというのを感じております。今後もそういう形でお願いしたいと思います。
3点目なのですが、分かりました。この警備と管理のほうで同じ金額だったので、なぜかなと思ったら、これ3年間の分割ということだったわけなのですね。了解いたしました。
その除草なのですけれども、長い期間かかったということなのですけれども、大体差額として23万1,520円かかっているということで、この除草というのは、定期的に行うものではないということなのですね。例えば年間2回やるとかということではないということなのですか。
それと、あと樹木のほうでこちらは令和2年だと34万3,553円でしたから、45万6,447円増加しているということなのですけれども、これもやっぱりその年度によって、やっぱり切る場所が変わっているということになっているのでしょうか。分かりました。では、こちらのほうには質疑は結構です。
それから、4番目になりますが、減量推進員のほうなのです。これは、今回17名減っているということになっておりますが、この減った理由がどういうことかというのをお聞きしたいのと、あとこの推進員がどのような仕事をするべきかということを把握されているかどうか、それがちょっと心配になっております。ですから、こういう説明会等が行われているかどうかについてお伺いいたします。
5番目の塵芥収集料金のほうなのですが、この燃やせるごみ等臨時収集業務委託は、今年度に新しく書いてありましたものですから、ちょっとお聞きしたのですが、何かその問題等が例えば1日単位で粗大ごみ21回やられたということですけれども、これはどういう問題が生じてこうなったのかということをお聞きしたいと思います。
先ほどの資料をいただいたところを見た中で、2か所に分かれておりまして、共栄、これ「タイセイ」でいいのですか、共栄・太盛一般共同企業体が91万8,390円になっておりまして、株式会社ウィズウェイストジャパンが83万4,400円になっておりましたが、これについてその何か問題が発生して行っているのかどうかということをお聞きいたします。
あと、6番目にお聞きしましたこの小型家電の件なのですけれども、先ほど前段の議員のときに説明されたときに、何かシルバー人材の方が区分けをするとかとちょっと話されていたと思うのですが、先ほど資料をいただいた中で見ると、株式会社リーテムというふうになっておりますね。これ3か所とも同じところの委託先になっておりますので、この先ほどのシルバー人材とこのリーテムさんのその違いをお聞きしたいと思うのですが、それと同時に久喜では136万4,000円、トンでいいますと2.48トン、菖蒲で22万5,500円で0.41トン、八甫で103万4,000円で、1.88トンとなっておりまして、菖蒲が非常に少ない量になっております。これについて菖蒲のほうでは何か取組か何かはされているのかどうかもお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。
〇議長(丸山妙子君) 泉議員、先ほど樹木の剪定に関してですけれども、一応質疑されているので、答弁を求めますか。樹木に関して質疑されていたと思うので……
〇6番(泉 伸一郎君) 樹木のほうは……
〇議長(丸山妙子君) よろしいのですか。
〇6番(泉 伸一郎君) はい。
〇議長(丸山妙子君) はい、分かりました。
〇6番(泉 伸一郎君) 先ほどの除草のほうで定期的にということだけを……
〇議長(丸山妙子君) はい、分かりました。
では、泉議員の再質疑に対する答弁を求めます。
総務課主幹。
〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
〇総務課主幹(松本弘文君) 泉議員の再質疑につきましてご答弁申し上げます。私のほうからは主に1番の再質疑でございます。
ご質疑にありましたのは、一般事務管理事業、共通または久喜宮代の不用額の関連でございます。例えば一般事務管理事業、先ほど来申し上げましたとおり、大体事務費がメインでございます。ということは、消耗品のたぐい、例えば印刷機の故障してしまったときの費用、そういったものを見積もっているところでございますが、事務関係の共通経費ということで、なくなってはやはり事務が滞ってしまうという観点から、毎年基本的には定量で予算を見積もっているところでございます。しかしながら、やはり消耗品につきましても、買わなくて済むものは買わないようにいたしている、また例えば壊れていなければ修繕料もかからないといった具合に、なるべく節約等々を工夫しながら進めていった結果、毎年度結果、同じような額の不用額が出ている。こちらにつきましては、共通も久喜宮代も基本的には事務経費ということで、大体同じような形でやってございます。
除草につきましてでございます。繁茂具合云々、3番のシルバーの除草でございますが、繁茂具合等々で先ほど申し上げたとおり、金額は変わってくる。こちらはやはり定期でやっておりますが、当然そのときの気候の状況であるとか、1週間ずれるだけでも、やっぱり繁茂の量が変わってくるといったことで、令和2年度のデータはちょっと持っていないのですけれども、令和3年度では大体延べ60人でやっていただくということで75万7,000円で契約をしたところでございます。すなわち、この延べ人数が少なくなってくると、当然ながら契約額も下がってくる。この延べ人数というのは、やはり草の繁茂具合ということで決まってくるということでございます。
〇議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 泉議員の再質疑にご答弁申し上げます。
初めに、推進員でございます。廃棄物減量等推進員につきましては、任期が2年となっており、昨年度末が切り替わりのタイミングでございました。新たな推進員について、各区長宛てに推薦書を郵送させていただき、選任をお願いしたところでございますが、現在337地区中、36地区で未選任となっているものでございます。また、未選任の地区のうち、11の地区からは集積所が清潔に保たれている。推進員制度以外に管理人を置いているなどの理由により、推進員を選任しない旨回答をいただいております。なお、未選任の地区のうち回答のなかった地区には、再度区長に選任の依頼を行って、選出していただけるようお願いをしております。
次に、推進員の業務の内容でございますが、久喜宮代衛生組合廃棄物減量等推進員要綱第2条に、その職務が定められておりますが、推進員はごみ減量及び資源化について、行政と住民をつなぐ地域のリーダーとして、分別の徹底のための住民への協力要請に関すること、ごみ集積所の清潔保持の指導に関すること、ごみの減量及び資源化に関すること、以上の3点を職務としております。この内容につきましては、例年推進員の委嘱式、また研修会等で口頭でご説明をさせていただいたところでございますけれども、令和2年度からコロナ禍の関係によりまして、こちらのほう開催ができていない状況でございます。現在のところこれに代わりまして、推進員の手引というものを作成いたしまして、推進員の委嘱があった際に、この手引のほうを同封いたしまして、内容についてご説明のほうをさせていただいているところでございます。
続きまして、燃やせるごみ等臨時収集業務委託、こちらの内容でございます。まず、燃やせるごみ等臨時収集業務委託、粗大ごみのほうで21回ということでご答弁差し上げましたが、こちらにつきましては、全て久喜宮代清掃センター管内のものでございます。昨年度久喜宮代清掃センターの粗大ごみ収集業務については、全て直営の職員で行っておりました。粗大ごみにつきましては、収集が予約制となっており、おおむね1週間以上先の日付で予約のほうを受け付けております。その日付と予約点数は、直営職員の勤務体制を確認して決定しておりました。しかしながら、その予約受付終了後に収集作業員が勤務不能等の理由により、予定していた台数を稼働できなくなったときや、粗大ごみの想定を超える排出があり、直営の台数では住民の方に相当の日数を収集までにお待ちいただく事態になることが見込まれるときに収集を委託したものでございます。この燃やせるごみ等臨時収集業務委託は、通常の収集体制が維持できないものと判断された場合に、臨時的に収集業務を委託するものであり、準備期間が用意できないことから、委託業者でも人員や車両の調整がつかない場合がございます。こちらのほうを必要と判断された際に、その都度対応可能な業者に委託をしていたことから、2業者への委託となったものでございます。
〇議長(丸山妙子君) 施設課課長。
〔施設課長 諏訪忠司君登壇〕
〇施設課長(諏訪忠司君) 泉議員の再質疑に対しましてご答弁申し上げます。
1点目、シルバー人材センターと株式会社リーテムの違いはというようなご質疑でございます。まず、シルバー人材センターにつきましては、派遣をいただいておりまして、業務委託として、燃やせないごみの中から小型家電のほうを選別していただいているものでございます。株式会社リーテムにつきましては、こちらの今回の令和3年度に締結いたしました小型家電の再資源化の業務委託、こちらの受託業者になってございます。そちらの違いでございます。
2点目でございます。菖蒲のほうの量がかなり少ない理由ということでのご質疑でございます。こちらにつきましては、燃やせないごみの量に比例して少なくなっていると考えております。燃やせない量、令和3年度の数値を参考までに申し上げます。久喜宮代清掃センターで913.26トン、菖蒲清掃センターで235.26トン、八甫清掃センターで863.97トンでございます。そちらに比例した形の数値になっていると考えております。
〇議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
泉議員。
〔6番 泉 伸一郎君登壇〕
〇6番(泉 伸一郎君) ありがとうございました。それでは、再々質疑をさせていただきます。
不用額の件なのですけれども、気持ちは分かりました。やはりこの不用額なのですけれども、総不用額が1億9,338万7,304円で、これが予算現額でいうと5%に相当しております。今年度はこの不用額が増加しているということになっておりますので、やはり不用額はなるべく抑えていただきたいというのが実感でございます。ですから、当初予算の編成に当たったり、そういった場合にもより一層の的確な見積りをしていただくということと、あと適正な予算措置ですか、そういったものをしっかりと講じていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
それと、もう一つちょっと気になっているのがありまして、4番目に聞いております減量推進事業の件で、この推進員のコロナ禍で説明会等が行われなかったということで、ずっとそれが続いている状況なのですけれども、はっきり言いまして、この推進員の方たちがちゃんと動いていないということをお聞きしているのです。ごみ集積所のところがちょっと汚いとか、あとちゃんと分別されていないとか、置きっ放しになっているとか、やはりそういう苦情をいただいたりしているわけなのです。何が原因かといえば、それはやっぱり推進員さんのほうへしっかりと伝達されていないのではないかということを感じております。説明会も一切行っていなくて、ただ、郵送で送っただけというのは、あまりにも無責任過ぎるのではないかと思います。ちょっとそれは傲慢でないかなという気がするのです。やはり例えば今回2年間で交代ですから、そうすると交代するときに、前にやっていた方が一生懸命やっていた方であれば、これこういうことがあったらこうしてくださいとか、そういったことを説明してくれます。でも、やっていなかった人は、分からないから、また次の人にも伝えられないということがあるのです。そうするとそのまま自然と何か名前はいただいているけれども、どんなことをやっていいか分からないという方がいらっしゃると思うのです。そういったところで、たとえコロナ禍であっても、説明会を開くことはできるのではないかと思うのです。コロナ禍だからといって説明会しなくていいやという、そういう気持ちはちょっといけないのではないかと思います。やはり今の時期になってきましたら、あちこちでちゃんと会合とか、そういったものを行っておりますので、新型コロナウイルス対策をしっかりと取って、説明会をすべきではないかと思います。やはり私も実は推進員を2年間やらせていただきましたが、一度も説明会がなかったです。でも、前回やっていた方がすごく丁寧な方で、いろいろと教えていただいたので、私なりに2年間やらせていただきました。また次の方にも説明をさせていただいたのですけれども、やはりそういう流れがしっかりとできていないところもあるのではないかなということで、やはりその収集場所の苦情を多く聞くということがありますので、その点はよく考えていただければと思います。
あと、先ほどのそうですね、この小型家電再資源の件なのですけれども、よく分かりました。私も見学させていただいたときに、やっぱり流れていくところをいろいろ探しながら調べたりとかとされている方もいらっしゃったのですけれども、要するにこのシルバー人材の方たちがしっかり運営できれば、こちらの受託業者のほうに頼まなくても済むということになるのでしょうか。その点だけもう一回お聞きしたいと思います。
〇議長(丸山妙子君) 泉議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
施設課課長。
〔施設課長 諏訪忠司君登壇〕
〇施設課長(諏訪忠司君) 泉議員の再々質疑に対しましてご答弁を申し上げます。
先ほどご答弁のとおり、シルバー人材センターにつきましては、久喜宮代清掃センターの中の業務の一環として、選別業務のほうを委託しているものでございます。一方、株式会社リーテムというのは、国の認定業者でございまして、そういった小型家電を引き取っていただく業者になります。したがいまして、シルバー人材センターの方と株式会社リーテムという会社については、全く別のものとして捉えていただければと考えております。
〇議長(丸山妙子君) 総務課主幹。
〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
〇総務課主幹(松本弘文君) 泉議員の再々質疑にご答弁を申し上げます。
私のほうからは全般的に不用額その他がもっと的確に当初予算で見積りをすべきということのご質疑でございました。私ども先ほど来申し上げましたとおり、定量の部分、例えば消耗品の部分、修繕料の部分というところで、なかなか読み切れない部分を定量で見積りを当初予算を計上しているところでございますが、当然ながら的確な予算、正確で的確な予算を編成するということは、当然財政の担当課としても心がけているところでございますし、今後もしっかりと予算を編成してまいりたいと考えているところでございます。
〇議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 泉議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
推進員の説明会をというようなお話でございましたけれども、廃棄物減量等推進員につきましては、平日集積所のほうを見回るというその性質上、60歳以上の高齢者が大半を占めております。今現在、推進員の説明会などを行いまして、数十人単位が集まりますと、クラスターの発生などが起こるおそれもございます。このことから、コロナが収束するまではこちらのほうの開催は難しいものと判断しております。
〇議長(丸山妙子君) 以上で泉議員の質疑を打ち切ります。
次に、塚村議員、お願いします。
〔5番 塚村香織君登壇〕
〇5番(塚村香織君) 議席番号5番、塚村香織でございます。歳出について、決算書39ページ、塵芥収集料金事業の委託料について3点質問をさせていただきます。
(1)、ごみの収集において分別を間違えたごみが混入している場合は、シールが貼られ、ごみ集積所に取り残される。令和3年度においてごみの集積所に残されたごみの数を可燃ごみ、プラスチックごみ、久喜市久喜地区、宮代町の区分ごとにお示しください。
(2)、ごみの収集業務について、実際の収集作業の開始時間、終了時間、収集車の台数を久喜市久喜地区・宮代町(可燃ごみ・プラスチックごみ)ごとにお示しください。
(3)、ごみ収集業務の際、道路交通、悪臭、騒音などの苦情、要望の件数と内容をお伺いいたします。
〇議長(丸山妙子君) 塚村議員の質疑に対する答弁を求めます。
業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 塚村議員のご質疑にご答弁申し上げます。
初めに、(1)でございます。久喜宮代清掃センター管内では、集積所の数が令和3年度末で4,661か所ございます。分別不徹底により収集できないごみも相当数ございますことから、収集できなかったごみの数は集計してございません。
続きまして、(2)でございます。燃やせるごみと資源プラスチック類の収集作業時間は、久喜市久喜地区及び宮代町とも同一となっております。収集開始時間は午前8時半、終了時間は待機時間も含め午後5時となっております。そして、品目別の収集車の台数でございますが、曜日ごとに久喜市久喜地区の燃やせるごみ、月曜日11台、火曜日7台、木曜日11台、金曜日7台、資源プラスチック類が火曜日が4台、木曜日4台、金曜日4台でございます。
次に、宮代町の燃やせるごみ、火曜日10台、金曜日10台、資源プラスチック類、月曜日5台、木曜日3台となっております。
続きまして、(3)でございます。収集業務における住民の皆様からいただいた苦情、要望については、委託業者に指導の上、社内での対応について月締めで報告書面の提出を受けております。令和3年度に報告書面にて対応が報告された事項は20件でございました。その内容は、車両の運転に関して5件、収集車が未舗装道路や側溝のふたの上を走行することについて7件、集積所でのごみ収集作業について5件、ごみの落下について2件、作業員の服装について1件でございました。
〇議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けします。
塚村議員。
〔5番 塚村香織君登壇〕
〇5番(塚村香織君) 再質疑をさせていただきます。
まず、(1)なのですけれども、集積所が多いので、カウントはされていないということで承知をいたしました。シールを貼られたごみが結構取り残されているのですけれども、その作業員の方へ具体的なその判断基準というのはどのようにお伝えしているのか、こちらに関して伺います。
次に、(2)についての再質疑なのですけれども、今お伝えいただいたこのスケジュールで、とてもお時間に関してすごく急いで、車を止めているということもあるので、急いでやられていると思うのですけれども、そのスケジュールに関してはどのようにしているのかということをもう一度お伺いいたします。
(3)についての再質疑なのですけれども、こちらの20件苦情などがあったということなのですけれども、こちらの例えば悪臭に関することなのですけれども、特に夏などは燃やせるごみの収集の後など道路に臭いが結構漂っていると思うのですけれども、その臭い対策などはされているのか、お伺いいたします。
以上です。
〇議長(丸山妙子君) 塚村議員の再質疑に対する答弁を求めます。
業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 塚村議員の再質疑にご答弁申し上げます。
まず、収集作業員に分別の基準についてどのようにこちらのほうを伝えているかということでございますが、年に1回、こちらカレンダーのほうを責任者のほうにお渡しして、内容について変更のあったこと等についてお話のほうをしておりますほか、現在のところは開催されておりませんけれども、連絡会議の席等で分別についてこちらご説明のほうは差し上げております。
また、それぞれ作業員のほうから分別について判断に迷うようなことがございましたらば、こちらのほうは適宜対応していると、そういうような状況でございます。
続きまして、車のスケジュールということでございますけれども、収集業務につきましては、見落としの防止や作業の安全面、また受入れ側の施設の関係からも、日没前に収集作業を終了させることが望まれます。現在、各収集業務では、待機時間は5時と申しましたけれども、ほぼ午後4時台には収集作業のほうを終了しておりますことから、作業台数は適正なものと判断しております。
続きまして、悪臭の関係ですけれども、燃やせるごみ等夏場等臭いがあるということですけれども、私ども収集の業務でございますので、例えば収集作業中に袋を誤まって破壊してしまったときとかは、当然飛び散ったごみ等をほうき、ちり取り等で片づけておりますけれども、その後、悪臭対策で何かをやっているかと申されますと、ちょっとそちらのほうについては現在のところ行っておりません。
〇議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
塚村議員。
〔5番 塚村香織君登壇〕
〇5番(塚村香織君) 再々質疑をさせていただきます。
まず、1点目なのですけれども、判断基準ということで、実際にもちろん間違ったものが入っていないことを前提に収集されていると思うのですけれども、例えば外から見て、入っているとか、もう少しちょっと具体的なことを伺いたかったのですけれども、間違えたごみが混入しているということの現状として、やはり高齢の地区などは誤って入れてしまうということが多発されると思うのです。それで、そのまま集積所に持ってきて、地区の方でお掃除をされていると思うのですけれども、そこで置き去りにされたごみをまた一度袋を開けて分別し直すというのは、このコロナ禍の今の現状においてちょっとしづらいというお声も出ていまして、またその自分のごみが置かれているのでしたら、一度チェックして、持ち帰ることもできるのですけれども、ちょっとその辺りも不確かなものが置かれていることというのは、本当に増えていると思うのです。なので、作業員の方へのその判断基準もそうなのですけれども、そういったごみを先ほどの推進員の方がチェックをして集積所の管理をされているということなのですけれども、そういうことも踏まえて、すごく私自身も今考えているところなので、その辺りこのごみを収集するほうの考え方と実際出す住民の方との折り合いというか、そういうことを考えていかなければいけないとは思うのですけれども、もう一度その判断基準というのを具体的に教えていただければと思います。
2点目なのですけれども、先ほど集積所が毎年増えていくということなのですけれども、そのどのくらい集積所が増えると、例えばもう一台増やすとか、人員を増やすとか、その辺りのことはどのように考えているのかということをもう一度伺います。
最後に、3点目なのですけれども、先ほど道路の臭い対策ということは何もされていないということだったのですけれども、消臭剤のようなものがパッカー車の後ろから噴き出すような、そういったものもあるようで、特に夏などは歩かれている、歩いていると、その臭いもすごいあるので、そういうのをご検討いただけるのかということと、あとその私たちはそこをたまたま通るだけでも、そういうことなのですけれども、一番常にそういったものにさらされているのは職員の方だと思うのですけれども、その職員の方の作業環境において、その体調の管理とかも含めて、その辺の臭い対策というのをお考えいただいているのかということをもう一度最後にお伺いいたします。お願いいたします。
〇議長(丸山妙子君) 塚村議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) それでは、塚村議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
まず初めに、分別の基準はということでございますが、まず分別シールをこちらのほうを貼ってくる理由でございますけれども、こちらのほうは再分別のほうをお願いしているような内容になっております。分別不徹底のごみを収集しますと、排出された方は分別が合っているものと誤認して、次回以降も同様に誤まった分別で排出されることが想定されます。ですので、分別シールを貼り、再度分別をお願いすることは、分別指導の一環でございますことから、分別不徹底のものを収集するとか、そういったものは考えてございません。
また、その性質上、本来そこの集積所に残されたごみについては、排出者の方が再度分別していただくというのが原則でございます。地域のほかの方が分別されてしまうと、出された方はやはりこちらのほうは収集されたものと考えて、再度同じ未分別の段階で出されるということが想定されます。ですので、こちらはあくまで排出された方が片づけていただくというのが前提でございます。しかしながら、排出者が分からない未分別ごみについて、当番の方が分別を行い、清潔保持のほうを行っていただいている集積所があるということもこちらのほうは認識しております。
私どものほうでは、未分別のごみを誰も引き取らない場合、集積所利用者の皆様にこのごみを出した方は引き揚げてくださいみたいな貼り紙をしていただいて、1週間程度しても進展がない場合には、衛生組合のほうに連絡いただければ、環境保全の観点から、担当職員が収集をしております。ただ、こちらのほう連続して短期間に何回もあるようですと、もう投げ捨ての標的にされている集積所というようなおそれもありますことから、そういった場合には、ちょっと集積所の位置をこちら移動していただけませんかとか、抜本的な対策をお願いすることもございますけれども、そういったこともやっておりますので、基本としては、そちらのほうは出された方が再分別していただくという考えで私どものほうは行っております。
次に、悪臭関係なのですけれども、私のほうも不勉強で、ちょっと消臭剤を撒くような収集車というような話のほうはちょっと聞いた覚えがなかったのですけれども、ただ、そういった収集車に要はこちらのほう機能を持たせるということは、そちらの車のほうの改造費用ですとか、もしくは新規購入しなくてはいけないといった費用が発生すると思われます。現在のところ収集作業については、全て委託業者で行っておりますことから、そのようなものを導入されるということは、やはり委託料の上昇につながるものと考えております。
また、作業員の悪臭への対策はということですけれども、こちらにつきましては、それぞれの委託業者のほうで対応はされていると考えております。また、もともとこの燃やせるごみの収集業務というようなことの作業をするということは当然作業員のほうも存じておりますことから、そこら辺のところは作業員のほうも十分承知の上、こちらのほう作業に当たっていただいていると考えているところでございます。
〇議長(丸山妙子君) 以上で塚村議員の質疑を打ち切ります。
ここで、休憩といたします。
休憩 午後 零時10分
再開 午後 1時10分
〇議長(丸山妙子君) 再開します。
引き続き、歳出の質疑で、杉野議員、お願いします。
〔10番 杉野 修君登壇〕
〇10番(杉野 修君) 10番、杉野です。引き続き、決算、歳出についてお伺いします。
1、16から17ページ、議会費。総務管理費かなと思うのですが、本会議場における新型コロナウイルス感染防止のためのアクリルのパーティションでございますが、一部の職員間には設置されておりません。その理由を伺います。
また、地方創生臨時交付金などの活用での設置、その検討はされなかったのかどうか、伺います。
2、16から21ページ、一般管理費。(1)、職員健康診断業務委託、34人が受診しておられますが、診断の結果はどのようだったのか、どのように把握しているのか、伺います。
精神疾患などで長期休業中の職員はいなかったのかどうか。また、2021年・令和3年度の有給休暇、特別休暇の取得率はどうであったのか、伺います。
(2)、周辺地区環境整備事業であります。先ほど来出ております、久喜宮代、八甫(一部幸手)の中間処理施設周辺の住民を対象にした環境整備となっておりますが、事業の目的はどういったところに置いているのか。
また、使われ方に条件をつけているのか。その報告は提出されているか。一部参考資料をいただきましたので、了解しておりますが、一応ご答弁よろしくお願いします。
3、26から29ページ、衛生費、清掃総務費でございます。
(1)、3,066万円の不用額が出ています。中でも需用費1,823万円、負担金、補助及び交付金で617万円が大きいですが、その内容を伺います。
(2)、清掃業務運営事業、企画政策・統計事業。市内の多量排出事業者のうち、2021年・令和3年度中にごみ減量推進や適正処理などで成果を上げた事業者の事例はあるか、伺います。
また、多量排出者のうち、久喜市学校給食センターにおいて、給食残渣など、ごみ減量化の取組状況はどうであったのか、伺います。先ほど前者の答弁も拝見していますので、前半部分は割愛されて結構です。
4、34ページから37ページ、減量推進事業。2021年・令和3年度ごみの分別の取組推進などで説明会開催による職員派遣実績を伺います。その場所、参加人数等です。
5、38から39ページ、塵芥処理費、委託料。各種ごみ収集業務委託先の業務に当たる従事者の処遇について把握しているのかどうか、いたかどうか、決算ですので。伺います。
(1)、委託先事業者の正社員の給与、休暇。
(2)、委託先事業者の臨時社員の時給額、休暇。お願いします。
6、42ページから43ページ、粗大ごみの再生・リユースは検討されたのかどうか、伺います。
7、44から45、ごみ処理施設管理運営事業。八甫清掃センターでのモバイルバッテリーからの発火による施設火災事故が続きましたが、2021年・令和3年度において事故防止のための対策はどのようにされたのか。もし取組があれば、その具体的内容をお伺いします。
以上です。
〇議長(丸山妙子君) 杉野議員の質疑に対する答弁を求めます。
総務課主幹。
〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
〇総務課主幹(松本弘文君) 杉野議員のご質疑のうち、歳出の1、2、3の(1)につきまして、順次ご答弁を申し上げます。
初めに、1でございます。本衛生組合議会の会議におきましては、新型コロナウイルス感染症の予防、拡大防止のため、アクリル製のパーティションを設置をしているところでございます。今回、本会議用に机を配置しましたところ、3人がけの机につきましては、机の長さの関係上、パーティションを設置できなかったところでございます。また、本衛生組合は、地方創生臨時交付金の対象外とされておりまして、新型コロナウイルス感染症に関する経費につきましては、久喜市及び宮代町にご理解をいただき、それぞれの負担金で賄っているところでございます。
続きまして、2の(1)でございます。本衛生組合では、毎年1回、定期に全職員を対象といたしました健康診断を実施しており、その診断結果は本人に通知するほか、本衛生組合においても把握をしているところでございます。健康診断の結果、要治療、要精密検査、至急検査と判定された職員、また産業医から受診指導のあった職員に医療機関に受診するよう勧奨をしてございます。職員の長期の病気休暇につきましては、1か月以上の連続をした病気休暇を取得した職員で申し上げますと、1か月の病気休暇を年2回取得した職員が1人でございます。令和3年度における年次有給休暇の取得につきましては、平均で14.9日の取得でございました。特別休暇につきましては、妊産婦の健康診査等のための休暇が9日、1人、妊婦の通勤緩和措置のための休暇が2時間、1人、妊婦の妊娠障害に関する休暇が1日9時間、1人、出産補助休暇が2日2時間、1人、子の看護休暇が1日、1人、生理休暇が1日、1人、忌引休暇が6日、2人、感染症交通障害による休暇が19日1時間、10人、災害等に起因した出勤困難による休暇が3時間、3人、夏季休暇、夏休暇でございますが、223日、36人、夏季休暇に関しましては、毎年7日付与をいたしまして、平均6.2日の取得でございます。特別休暇を合計いたしますと、262日、延べ56人でございます。
次に、(2)でございます。周辺地区環境整備事業は、久喜宮代清掃センター及び八甫清掃センターの周辺地域において、地域の活性化と環境向上を目的として、環境整備事業等を実施する自治会等に対し交付をしているところでございます。このことから、本補助金、交付金につきましては、地域の活性化、環境向上、地域コミュニティの推進、地域の防災、防犯に関する事業など、公共公益のための事業に充てていただくようお願いをしているところでございます。
また、本補助金、交付金の使途につきましては、実績報告や使途が把握できる資料をご提出いただき、内容を確認しているところでございます。
次に、3の(1)でございます。清掃総務費につきましては、清掃事務に関する総務的経費でございまして、主に清掃に関する人件費、事務経費、清掃センターの光熱水費等でございます。不用額のうち需用費に関する不用額につきましては、主に清掃センターの電気料金でございまして、久喜宮代清掃センターは785万1,442円、菖蒲清掃センターは158万9,964円、八甫清掃センターは738万236円、合計1,682万1,642円の不用額でございました。令和3年度につきましては、電気料金の上昇を見込んで予算を計上いたしましたが、見積もったほどは値上がりしなかったところでございます。また、負担金、補助及び交付金の不用額の主なものといたしまして、久喜宮代清掃センターの業務用生ごみ処理機補助金117万8,000円、資源集団回収事業報償金116万6,250円、菖蒲清掃センターの業務用生ごみ処理機補助金100万円、八甫清掃センターの資源集団回収事業報償金117万1,260円が挙げられるところでございます。
〇議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 杉野議員のご質疑のうち、3の(2)、4、5、6、7についてご答弁申し上げます。
初めに、3の(2)でございます。久喜市立学校給食センターの後段のことだけということでお話がありましたので、後段のほうをお答えさせていただきます。久喜市立学校給食センターにつきましては、昨年8月から搬入が開始されております。多量排出事業者につきましては、前年度の排出量を基に決定しておりますので、正式には昨年度は多量排出事業者ではございませんものの、こちらの給食センター、開業前に給食残渣等のごみの減量及び資源化に取り組んでいただくよう通知のほうを送付し、業務用生ごみ処理機の導入についてもご案内したところでございます。ですけれども、現在のところ給食残渣の全量が組合に搬入されているとのことでございます。
続きまして、4でございます。令和3年度はコロナ禍の影響もあり、地域からの説明会の依頼がなかったため、実績はございません。
続きまして、5でございます。委託業者の正社員及び臨時社員の給与、休暇について、現在特段の調査は行っておらず、業者にも報告義務はございませんことから、把握はいたしておりません。
続きまして、6でございます。清掃センターに搬入された粗大ごみを再生・リユースするためには、製品の確認及び整備が必要となります。しかしながら、現状では、製品の整備や引渡しに係る場所、そして人員の確保が困難な状況であるものと認識しております。
続きまして、7でございます。施設火災事故防止のため、令和3年度から従来のモバイルバッテリーに加え、充電池を内蔵している小型家電製品につきましても、それまでの燃やせないごみから有害ごみとして住民の皆様に分別していただくことで、処理施設の混入を防ぐようにいたしたものでございます。
〇議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
杉野議員。
〔10番 杉野 修君登壇〕
〇10番(杉野 修君) 職員の健康診断の関係から伺います。
長期休業ということでは、1か月の休みが年2回いらっしゃったということですが、これはいわゆる通常の疾病なのでしょうか、事故なのでしょうか。ちょっとその理由だけできる範囲でお願いします。
それから、周辺地区環境整備の関係ですけれども、特にこれ使われ方に条件、目的は細かく限定はしていないということでいいのですね。公共公益のためということでした。参考資料では、施設維持管理ですとか、清掃活動費というのが軒並み横並びで項目出ていますので、そういうふうに統一したのかなと思うのですが、報告書というか、報告は義務づけていないので、提出されていないということですけれども、これはその内容について、周辺の地区の環境ということでは、地区の差がいろいろあると思うのですけれども、施設維持と清掃活動ということで、事実上限定されているようですけれども、これはむしろ柔軟な使われ方というのは特にできなかったのでしょうか。その辺だけお願いします。
それから、減量推進の関係ですけれども、依頼がなかったということですが、体制は取った上で依頼を待っていたということ、事業としては待っていたということなのだろうと思いますが、先ほど来出ていますように、やはり推進員も含めたその分別の推進のPRというのは大事な事業だと思うのです。それで、依頼なかったらやらないということで完結していいのでしょうか。ちょっとその辺の認識をお願いします。
それから、委託先、ごみ収集業務委託の関係の委託先事業者の関係ですけれども、こちらの給与、休暇あるいは時給等については、特に把握していないということでした。これは、現業職員が従前にいた頃は当然公務員だったわけですね。それで、久喜市も宮代町も、それからこの衛生組合もそうですけれども、特に公契約の条例結んでいないので、そういった委託先職員の働き方というのが具体的に決めていないし、合意していないし、つかんでいないということでいいのだろうかという問題意識で伺って、質疑したわけなのです。ですから、例えば最低賃金が987円に今回なりましたけれども、そういう県の最低賃金どおり委託先の社員が働いているのかどうか、支払われているのかという、そういうチェックもしていない、報告もないということでよかったのでしょうか。それをお伺いします。
それから、粗大ごみの再生・リユースですけれども、製品の確認をしたり、整備をしたり、引渡しをする、そういう人員や場所がなかったということです。そうしますと、財政面ではなくて、人員は財政関係ありますけれども、人員と場所が確保できれば、当然やるべきだったという認識だったのでしょうか。以前はやっていたわけですから、そういう決算の認識として、粗大ごみの再生・リユースというのは、私は大事な事業かなと思っているのですが、そういう今後の見通し、人員、場所を確保するという方向で議論していただきたいと思うのですが、それは要望にとどめます。
あと、八甫の火災も含めて、このモバイルバッテリーの関係ですけれども、これは充電池の有害ごみとしての通常ごみに混入を防ぐということですけれども、これは例えばベルトに乗る前の手選別を強化するとか、そういうことは特に特別の体制は取って、防止策は講じなかったということでいいのでしょうか。かなり大規模な火災が何度も起きていますので、その体制は取るべきではなかったかと思うのですが、いかがでしょうか。
それから、最後ですが、そのパーティションのことで伺いました。これは、机の長さの関係ということもありましたけれども、そうしましたら、これは給付金を使って、地方創生臨時交付金を使って、それで長い机買えばいいのではないですか。机を長くしてパーティションつければいいだけの話ですよね。長い机が欲しかったと言うのなら、そういうことになります。交付金の対象では、一部事務組合は交付金の対象ではないのですけれども、その構成している市町にその衛生組合がやった事業の分は交付金交付をされていますから、それは久喜市、それから宮代町の行政のそちらの団体のほうに、一部事務組合としてこういう机買いたいと、コロナ対策したいということを言って、それで交付金対策事業にすればいいだけの話です。手続はそんな難しいことではないです。実際に蓮田白岡のほうでは、ごみ袋の配布などを衛生組合でコロナ対策としてやっていて、それで蓮田と白岡両市にその分地方創生臨時交付金が交付されています。ですから、それは国の事業を大いに積極的に活用すべきでなかったかと思うのですが、いかがでしょうか。
以上です。
〇議長(丸山妙子君) 杉野議員の再質疑に対する答弁を求めます。
総務課主幹。
〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
〇総務課主幹(松本弘文君) 杉野議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
まず最初に、コロナ対策の地域創生臨時交付金の活用でございます。先ほど来ご答弁申し上げましたとおり、県にもちょっと問合せいたしましたところ、やはり要綱のとおり、都道府県または市町村のみというお答えをいただいたところでございます。そのような中で、当然衛生組合といたしましても、コロナ対策、順次進めていかなければならないのですけれども、こちらにつきましても、私ども衛生組合、多くの財源を久喜市と宮代町の負担金で賄っているところでございます。市、町と協議をいたしまして、現在も、今後も新型コロナ感染症に対する経費につきましては、ご理解をいただき、それぞれの負担金で今賄っているというところでございます。
続きまして、2の関連でございます。1か月の病気休暇を年2回取得した職員が1人ということで、衛生組合の職員、今回もまだ少ない、また1人ということなので、ちょっと本人が特定できる、特定されてしまう可能性がありますので、あくまで病気休暇、心身の疾病というところでございます。
続きまして、同じく(2)の周辺地区環境整備事業でございます。私ども衛生組合の職員も例えば鷲宮・栗橋保全協議会の会議、総会、会計監査等々に出席をさせていただきまして、その色々なこの補助金の使い道の議論を一緒にお話を聞かせていただいているところでございます。例えば使途が限定されているようということでございますが、その中の議論でいいますと、例えば今年などは各地区の例えば八甫で申し上げますと、各地区の例えば不法投棄に困っている。では、これをどうするかということで、防犯カメラ、またダミーカメラ、そういったものをこの補助金を活用していただいて使っている。また、各地区、各八甫のそれぞれの地区を見ますと、やはりごみの集積所の例えば除草のための経費、例えば刈り込みのための草刈り機、またそのための燃料であったり、作業用の手袋であったり、また中にはやはり集会所の光熱水費、また蜂の駆除であったり、いずれにしましても、私どもとしては本来の目的である公共公益のための事業に充てていただくということで、皆さん各地区、各地区で様々な経費に充てていただいているものと認識をしているところでございます。
また、こういった中で、先ほど来、前の質問者に答弁申し上げましたとおり、確かに実績報告書を出していただくというような義務的なものはございませんが、実績報告、また領収書の写し等を提出していただきまして、毎年毎年使い道、それをチェックをしているところでございます。
〇議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 杉野議員の再質疑にご答弁申し上げます。
初めに、職員の派遣の関係でございますけれども、昨年度は実績がございませんが、本年度は既に2団体から説明会の講師派遣依頼がございまして、職員のほうを派遣させていただいております。
また、ごみの分別の取組推進の説明会ということで、こちらのほうは実績はないと申しましたが、昨年度は小学校の施設見学、こちらのほうがコロナ禍で取りやめになった、その代替手段として、学校のほうから小学4年生を対象とした出前講座をやってくれないかというようなご相談がございまして、2つの小学校に職員のほうを派遣してございます。当組合といたしましては、住民や団体の皆様からご要望があれば、積極的に職員派遣を行う方針でございます。
次に、最低賃金の関係でございますけれども、衛生組合における塵芥収集業務委託における仕様の項目の一つには、労働関係等の関係法令を遵守する事項がございます。委託業者からの報告はいただいていないところでございますけれども、労働基準法や最低賃金法等の法令を遵守し、労務管理を行われているものと認識しております。
〇議長(丸山妙子君) 施設課課長。
〔施設課長 諏訪忠司君登壇〕
〇施設課長(諏訪忠司君) 杉野議員の再質疑に対しましてご答弁申し上げます。
火災防止のため、手選別の強化はしなかったのかという再質疑に対して、私のほうからご答弁をさせていただきます。手選別につきましては、今までの作業時間より時間をかけて慎重に行うように実施しております。さらに、選別時に目視が利きやすいように、1回の選別量を減らすことにより対応をしております。
また、別の観点でございますが、年1度程度になりますが、選別に携わる作業員に対しまして、火災の発生源と考えられる多様化いたします小型充電池に関する研修のほうを実施させていただいているところでございます。
〇議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 申し訳ございません。1点答弁漏れがございました。
粗大ごみのリユースの考えで、人員や施設等のこちらの整備ができれば開始するのかというようなご質疑でございました。こちらにつきましては、現時点でその人員の確保ですとか、施設の整備というのは難しいものと認識しております。
久喜市が公表しました新ごみ処理施設の入札公告の要求水準書では、リサイクル品展示スペースとして50平方メートル、保管庫150平方メートルと計画されていると伺っております。こちらにつきましては、新施設等を含めてこちらの実施については今後検討してまいる事項であろうと考えております。
〇議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けします。
杉野議員。
〔10番 杉野 修君登壇〕
〇10番(杉野 修君) 1点だけ再々質疑させていただきます。
アクリルパーティションの設置の関連で、地方創生臨時交付金の活用の検討を伺いました。最初の答弁、次も含めて一部事務組合は対象ではないのでと、県にも問い合わせた結果、対象として考えなかったということになるのかな。ですけれども、蓮田市、先ほども言いましたけれども、蓮田白岡のほうでは、衛生組合でごみ袋を配布をして、それで蓮田白岡の市のほうにこの交付金がその分交付されているのです。ちょっと念のために総務省のQ&Aを見ました。そうしますと、一部事務組合、広域連合が事業を実施する場合、その事業に係る一部事務組合の地方負担額は、その分組合を構成する地方公共団体に対して交付が行われるというふうになっていますので、これは確かにそこが狭くて、全体をレイアウト変えないと大変だということはありますけれども、事業の考え方としては大いに交付金を使っての事業が可能だということで改めてご認識いただきたいと思うのです。今後のことも含めますから、もし考えをお聞かせいただければと思います。
以上です。
〇議長(丸山妙子君) 杉野議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
総務課主幹。
〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
〇総務課主幹(松本弘文君) 杉野議員の再々質疑にご答弁を申し上げます。
近隣の蓮田白岡衛生組合さんの例を挙げてご指摘をいただきました。私どもちょっとどういうふうにやっているのかなということで問合せをしましたところ、やはり蓮田市、白岡市で共同してごみ袋を買って、衛生組合が窓口となってそれを配布しているということでございました。私ども先ほど議員ご指摘のとおり、事業の実施方法によってはとあるのですけれども、私どものまずコロナ対策の基本的な考え方でございますが、まず市町村、久喜市、宮代町というのが、市町村というのが広く感染の拡大もしくは感染防止、感染防御という包括的な責任を負うのに対しまして、本衛生組合は自らの事業継続のための感染防御という意味合いが強く、また我々が今望んでいる感染防御のための物品、その他等々ございますが、今回補正でお願いをしてございます。例えば手洗い、トイレの改造費もしくは事業、例えば説明会等々、社会見学等々の場合の空気清浄機、補正予算で今計上しているところでございますが、こういったものに充てたい。そういったところには現状のところ組合の対象経費にならないと。結果としまして、市、町の負担金でお願いをしたというところでございます。
〇議長(丸山妙子君) 以上で杉野議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして議案第7号に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第8号 令和4年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)についての質疑をお受けいたします。
初めに、猪股議員、お願いします。
〔13番 猪股和雄君登壇〕
〇13番(猪股和雄君) 補正予算(第1号)につきまして質疑をいたします。
まず(1)、ページは18ページ、19ページ、3センターの光熱水費、久喜宮代センターが74.4%増、菖蒲が51.9%の増、八甫が67.0%の増額となっています。コロナの影響で、あるいはウクライナ情勢などによって電気料金が非常に高騰しているということが理由だということは承知しております。これの今回増額となった金額の積算根拠を説明をしてください。
それから、(2)、20ページから23ページにかけてです。塵芥処理料金事業になるのかな。まず、粗大ごみ収集業務委託料が792万円の増額となっています。これは、説明のところで技能労務職員の退職によりまして、急遽委託にしたのだということで説明がありました。そのことは了解いたします。今回の積算は何か月分なのか、収集車の配置や従事者の配置、人数の配置などはどうなるのかということを説明をしてください。
(3)です。3センターの塵芥処理費、各収集業務委託料は、物価高騰の影響で事業者のコストが拡大していると推測されます。拡大しているはずです。ところが、今回そうした補正予算がないので、収集業務委託料については、変化がなくて大丈夫なのか、収集業務委託をしている事業者はそれでやっていけるのだろうか、委託料の見直しなしで各事業者が事業継続できるのかどうか、お願いをいたします。
(4)です。3センターの塵芥処分業務のほうです。最終処分委託料は、これも今回補正はないのですけれども、特に運搬の燃料費など物価高騰の影響を受けているのではないかと推測をするわけです。その影響があるとすれば補正が必要だとは思っていたのですが、ありませんので、事業者の事業継続見通しをどう把握しているのかを説明をしてください。
(5)です。ごみ処理施設管理運営事業です。これは、23ページです。一番上です。八甫のセンターの分だけが360万円ほど増額となっております。これもやっぱり値上げの物価高騰の影響があるというふうに思っているのですけれども、久喜宮代センター、菖蒲センターはこの増額がないのですが、なぜなのでしょうか、大丈夫なのでしょうかということの質疑です。よろしくお願いします。
〇議長(丸山妙子君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
総務課主幹。
〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
〇総務課主幹(松本弘文君) 猪股議員のご質疑のうち、1についてご答弁を申し上げます。
久喜宮代清掃センター、菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターにつきましては、ミツウロコグリーンエネルギー株式会社と電気需給契約を締結しております。電気料金は、大きくは電気料金単価、燃料調整費、再生エネルギー賦課金で計算されております。電気料金単価につきましては、基本電力料金が1キロワット当たり1,430円、電力量料金が7月から9月の夏季が1キロワットアワー当たり16円87銭、10月から6月が1キロワットアワー当たり15円76銭で契約をしていたところでございます。本年5月に契約相手方のミツウロコグリーンエネルギー株式会社から電気調達価格の上昇を理由として、料金改定の申入れがあり、業務の安定的な継続の必要性から、やむを得ず本年6月からの電気料金について契約変更を締結したところでございます。変更契約後の料金でございますが、基本電力料金が1キロワット当たり2,570円、電力量料金が7月から9月の夏季が1キロワットアワー当たり26円31銭、10月から6月が1キロワットアワー当たり24円57銭でございます。増減額で申し上げますと、基本電力料金が1,140円の増、電力量料金が7月から9月の夏季が9円44銭の増、10月から6月が1キロワットアワー当たり8円81銭の増でございます。
次に、燃料調整費でございます。近年燃料調整費はずっとマイナスで推移をしておりました。令和4年度予算につきましては、液化天然ガスの価格上昇、ロシア・ウクライナ情勢による物価上昇を見込み、燃料調整費をプラス・マイナス・ゼロで見込んでおりましたが、令和4年3月から、それまでマイナスだった燃料調整費がプラスに転じ、上昇を続けておりますことから、燃料調整費を1キロワットアワー当たりプラス8円で見込んだところでございます。
次に、再生エネルギー賦課金でございます。再生エネルギー賦課金は、前年同額の1キロワットアワー当たり3円36銭で見積もったところ、本年5月から3円45銭と9銭上昇しております。これらの契約単価、燃料調整費、再生エネルギー賦課金を基礎といたしまして、各清掃センターの電気使用量実績を基に再計算いたしましたところ、久喜宮代清掃センターが1億5,780万7,000円。
〔何事か言う人あり〕
〇総務課主幹(松本弘文君) 1億5,780万7,000円、菖蒲清掃センターが5,315万2,000円、八甫清掃センターが1億6,129万8,000円となったものでございます。
〇議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
〇業務課長補佐(赤羽貴裕君) 猪股議員のご質疑のうち、(2)と(3)についてご答弁申し上げます。
まず、(2)でございます。委託期間は12月から3月までの4か月間、収集車両は平ボディー車を使用し、原則1台体制、木曜日のみ2台体制にて対応するものです。また、従事者は1台当たり2名乗車にて積算をしております。
続きまして、(3)でございます。本年度の各収集業務委託料は、当初から燃料費の価格高騰を見越して設計しております。その燃料価格は、資源エネルギー庁が発表している先月末日時点の埼玉県軽油平均販売価格を上回っておりますことから、事業の継続に支障はないものと認識しております。なお、現在のところ、委託業者からも委託料の見直しの要望は受けておりません。
〇議長(丸山妙子君) 施設課課長。
〔施設課長 諏訪忠司君登壇〕
〇施設課長(諏訪忠司君) 猪股議員ご質疑のうち、(4)と(5)についてご答弁申し上げます。
初めに、(4)でございます。最終処分委託料のうち、運搬業務委託につきましては、指名競争入札により業者を決定しております。入札に当たり、業者を決定する際には、設計額を算出する必要があり、参考見積書を数社より徴し、算出しております。その際、見積り業者からは燃料費などの高騰の影響を考慮した参考見積書が提出されているものと考えております。一方、事業者には改めて事業継続見通しにつきまして確認をしておりませんが、受託業者として一定の物価高騰を見込んだ事業継続可能な契約を締結しているものと考えております。
次に、(5)でございます。燃料費につきましては、組合統一単価を使用しております。このような中、八甫清掃センターの燃料費は、当初予算編成時を上回る燃料費高騰となり、予算不足の見込みとなったものでございます。久喜宮代清掃センターの燃料費は、前年度の耐火物補修の実施により、燃費向上を図ることができ、使用量が減少傾向にあることから、当初予算範囲内の支出見込みでございます。菖蒲清掃センターは、定期修繕の関係で、炉を安全に停止する期間があります。定期修繕後には、通常炉を稼働しない土曜日、日曜日等に炉を稼働する変則的な運転となることから、燃料も多く使用する可能性が高くなります。このことから、燃料使用量を多めに見込ませていただいており、本年度は炉の停止期間が比較的短いことから、使用燃料も抑えられ、予算の範囲内に収まる見込みでございます。
〇議長(丸山妙子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
これをもちまして議案第8号に対する質疑を打ち切ります。
次に、議案第9号 久喜宮代衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例、議案第10号 久喜宮代衛生組合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についての質疑は通告がございませんでしたので、議案に対する質疑を打ち切ります。
休憩します。
休憩 午後 1時54分
再開 午後 1時55分
〇議長(丸山妙子君) 再開いたします。
◇
◎討論・採決
〇議長(丸山妙子君) 日程第3、これより討論・採決を行います。
議案第7号について討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(丸山妙子君) 次に、賛成討論をお受けします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(丸山妙子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第7号 令和3年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出決算認定について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(丸山妙子君) 挙手全員であります。
よって、本件は原案のとおり認定することに決定いたしました。
次に、議案第8号についての討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(丸山妙子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(丸山妙子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第8号 令和4年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第1号)について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(丸山妙子君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
次に、議案第9号についての討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(丸山妙子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(丸山妙子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第9号 久喜宮代衛生組合職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(丸山妙子君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
次に、議案第10号についての討論をお受けいたします。
まず、反対討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(丸山妙子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(丸山妙子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
議案第10号 久喜宮代衛生組合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇議長(丸山妙子君) 挙手全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
◇
◎議長挨拶
〇議長(丸山妙子君) 以上をもちまして、本議会に付された案件は全て終了いたしました。
本日は、提出議案に対する慎重なご審議をいただき、誠にありがとうございました。
◇
◎管理者挨拶
〇議長(丸山妙子君) それでは、管理者の挨拶をお願いいたします。
〔管理者 梅田修一君登壇〕
〇管理者(梅田修一君) 久喜宮代衛生組合議会第3回定例会にご提案いたしました議案第7号から議案第10号につきまして、議員の皆様には慎重にご審議の上、ご議決を賜り、誠にありがとうございました。
質疑、質問の中で賜りましたご意見等につきましては、十分検討いたしまして、今後の組合運営に反映させてまいりたいと考えております。今後とも議員の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げまして、御礼のご挨拶といたします。大変ありがとうございました。
◇
◎閉会の宣告
〇議長(丸山妙子君) これをもちまして、令和4年久喜宮代衛生組合議会第3回定例会を閉議、閉会といたします。
閉会 午後 2時00分