令和3年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会 第22日

令和3年3月23日(火曜日)
 議 事 日 程 (第2号)

 1 開  議
 2 議案に対する質疑
 3 討論・採決
 4 議長挨拶
 5 管理者挨拶
 6 閉  議
 7 閉  会

午前9時20分開議
 出席議員(14名)
     1番   春  山  千  明  君      2番   新  井     兼  君
     3番   渡  辺  昌  代  君      4番   成  田  ル ミ 子  君
     5番   浅  倉  孝  郎  君      6番   泉     伸 一 郎  君
     7番   大  橋  き よ み  君      8番   斉  藤  広  子  君
     9番   園  部  茂  雄  君     10番   鈴  木  松  蔵  君
    11番   川  野  武  志  君     12番   塚  村  香  織  君
    13番   猪  股  和  雄  君     14番   丸  山  妙  子  君

 欠席議員(なし)

 地方自治法第121条の規定により出席した人
   管 理 者  梅  田  修  一  君
   副管理者  新  井  康  之  君

   会  計  渡  辺  一  弘  君
   管 理 者

   参  与  荻  野  和  久  君
   参  与  齋  藤  和  浩  君
   事務局長  宮  内  敦  夫  君
   総務課長  佐  藤  賢  治  君
   業務課長  鈴  木  昌  利  君
   施設課長  諏  訪  忠  司  君

   総 務 課  松  本  弘  文  君
   主  幹

   業務課長  赤  羽  貴  裕  君
   補  佐

   菖蒲清掃  河  野  一  郎  君
   センター
   所  長

   八甫清掃  関  根  慶  樹  君
   センター
   所  長

   施設課長  松  本     玲  君
   補  佐

 本会議に出席した事務局職員
   書  記  森  田  洋  輔
   書  記  松  本     学
   書  記  安  本  真  希



    ◎報告等
議長(丸山妙子君) おはようございます。会議前ではございますが、事務局より資料の訂正の申出がありました。
  事務局長、説明をお願いいたします。
  事務局長。
                 〔事務局長 宮内敦夫君登壇〕
事務局長(宮内敦夫君) 改めまして、おはようございます。貴重なお時間いただきましてありがとうございます。本会議に上程いたしました議案に関係する資料の表記に誤りがございましたので、ご報告を申し上げます。
  正誤表をお配りしてあると思うのですけれども、そちらを御覧いただきたいと思います。議案書と一緒に配付いたしました議案参考資料の7ページ、廃自転車類売却、菖蒲、八甫の令和3年度予算案の金額に誤りがございました。また、11ページ、塵芥処分事業、久喜宮代の特徴、増減理由等の欄、廃スプレー缶処分業務委託の増の金額に誤りがございました。大変申し訳ございませんでした。深くおわびを申し上げまして、訂正をお願いいたしたいと存じます。どちらも予算書からの転記ミスでございました。今後はこのようなミスのないよう十分注意してまいりますので、ご容赦いただきますようお願い申し上げます。
  以上でございます。
議長(丸山妙子君) 資料の訂正の件は、よろしいでしょうか。
                 〔「はい」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 続きまして、議長、副議長から提案がございます。
  提案内容でございますが、今般、本衛生組合の構成市町負担金の負担基準の変更に関し、多くの議員から執行部から事前に説明があるべきという声がありました。そこで、今後の政策等については、執行部から事前に情報提供していただき、質疑応答や意見、要望等を述べる機会を設けたいと考えております。
  つきましては、議会運営にも関わります事項ですので、議会運営委員の皆様におかれましては、議会運営委員会を開催していただき、本提案をご審議いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) では、議会運営委員会委員の皆様は、小会議室で議会運営委員会をお願いいたします。
  では、休憩といたします。

    休憩 午前 9時02分

    再開 午前 9時18分

議長(丸山妙子君) では、再開します。

                        ◇                      

    ◎議会運営委員長報告
議長(丸山妙子君) 議会運営委員会委員長は、先ほどの議会運営委員会の結果につきましてご報告をお願いいたします。
  斉藤議会運営委員会委員長、お願いいたします。
                 〔議会運営委員長 斉藤広子君登壇〕
議会運営委員長(斉藤広子君) おはようございます。ただいま議長から要請を受け、議会運営委員会を開催いたしましたので、その概要につきましてご報告申し上げます。
  議長、副議長から提案いただきました今後の政策等について、執行部から事前に情報提供していただきたい、質疑応答や意見、要望等を述べる機会を設けるということにつきまして、了承いたしました。その他の意見の中で、議会が2回ございますけれども、できれば前半の段階で、ぜひ全員協議会を開催していただくことを要望させていただきます。その中で、全員協議会は確認と大綱に対する質疑ということで、そこは意見を述べるところではないということを皆様にご理解いただきながら、きちんと説明を受けながら議会運営を進めていきたいというご意見がございましたので、ご報告申し上げます。
  以上です。
議長(丸山妙子君) それでは、今後、本衛生組合の政策等につきまして、執行部から事前に情報提供していただき、質疑応答や意見、要望等を述べる機会を設ける、そして詳細につきましては、先ほど委員長からご報告がありました。そのようなことでよろしいでしょうか。
                 〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) ありがとうございます。
  それでは、そのように決定いたしました。
  執行部の皆様におかれましては、よろしくお願いいたします。

                        ◇                      

    ◎開議の宣告                           (午前 9時20分)
議長(丸山妙子君) では、改めましておはようございます。ただいまの出席人数は14名でございます。
  定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。

                        ◇                      

    ◎議案に対する質疑
議長(丸山妙子君) 日程第2、議案に対する質疑をお受けいたします。
  議案第1号 令和2年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第3号)についての質疑をお受けいたします。
  猪股議員、お願いいたします。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) よろしくお願いします。
  令和2年度の一般会計補正予算(第3号)について質疑をいたします。1点です。7ページ、諸収入のところで、再商品化合理化拠出金、当初予算では前年度比皆減で計上されていなかったわけですけれども、今回補正予算で、少額ですけれども、拠出金が発生しております。これの理由と積算を説明をしてください。
議長(丸山妙子君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) おはようございます。猪股議員のご質疑にご答弁申し上げます。
  再商品化合理化拠出金については、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会から、令和元年10月28日付で容器包装対象物の全ての品目について市町村への拠出金は発生しない見込みである旨が公表されておりましたことを受け、令和2年度当初予算への計上を見送ったものでございます。しかしながら、昨年9月4日付で、リサイクル協会からプラスチック製容器包装について、令和元年度にリサイクルに現に要した費用が想定額を下回ったため、再商品化合理化拠出金が発生したと通知がございました。その後、117万3,699円が入金されたものでございます。
  拠出金の内訳でございますが、品質基準に基づく配分額が42万8,911円、低減額貢献度に基づく配分額が74万4,788円、合計で117万3,699円となってございます。
  よろしくお願いします。
議長(丸山妙子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第1号に対する質疑を打ち切ります。
  次に、議案第2号 令和3年度久喜宮代衛生組合一般会計予算についての質疑をお受けいたします。
  なお、この議案につきましては、歳入、歳出に分けて通告順に順次お受けいたします。
  まず、歳入からお受けいたします。
  初めに、斉藤議員、お願いいたします。
                 〔8番 斉藤広子君登壇〕
8番(斉藤広子君) 令和3年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について質疑いたします。
  8ページのところの組合負担金についてです。令和3年度より組合負担金が久喜市と宮代町で人口割から処理量割の導入に変わり、排出量抑制のインセンティブを目指すとあるが、これは市民、町民にごみの減量の協力を得ないと可能にならない。どのような排出量抑制に運動を起こしていくのか伺います。
  8ページ、2番、粗大ごみ処理手数料についてです。令和2年度より予算が412万2,000円の増になっている。積算根拠を伺う。菖蒲は変わらない理由についても伺う。
議長(丸山妙子君) 斉藤議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 斉藤議員ご質疑の歳入の1について、ご答弁を申し上げます。
  まず、構成市町負担金の負担基準についてでございます。本衛生組合の構成市町負担金の負担基準は、過去久喜市、宮代町で2対1であったものを平成27年度に均等割、人口割の併用を採用し、現在に至ってございます。今般3年に1度の見直し時期でございますことから、人口割を処理量割に改めるものでございます。本衛生組合は、ごみの収集、処理といった清掃行政を提供する一部事務組合であることから、住民の皆様の負担はごみの収集、処理の量を基礎とすることがより合理的であり、またごみの減量化の取組をさらに効果的なものとするため、令和3年度に処理量割を採用するものでございます。
  なお、令和3年度当初予算における処理量割合につきましては、予算編成作業時に把握してございます令和元年度のごみ、し尿の処理量で予算額を算出し、久喜市、宮代町に予算化をお願いしたところでございます。その後、確定いたしました処理量で負担金を算出いたしましたところ、当初予算の負担金額と差異が生じておりまして、まだ正式な形で久喜市、宮代町に伝えておりませんので、今後補正時期を捉えまして、久喜市、宮代町と協議の上、確定した処理量で負担金を補正させていただきたいと考えております。
  続きまして、排出量抑制に向けた取組でございます。令和3年度におきましては、これまで引き続きまして生ごみ処理容器等購入費補助制度、資源集団回収事業報奨金制度、業務用生ごみ処理機購入費補助制度、多量排出事業者への情報提供、指導啓発など、ごみの排出量抑制に努めてまいります。また、衛生組合だより、ホームページを通じまして、処理量割移行はもちろん、マイバッグ、マイボトルの携行の勧奨や食品ロス等の啓発、店頭回収実施店舗の紹介など、ごみの排出量抑制に関する事業を併せて進めてまいります。
  これまで本衛生組合管内の住民の皆様のご尽力をいただきまして、ごみの減量化を進めてまいりましたが、近年の社会構造の変化を主な要因といたしまして、近年のごみの排出量は横ばいの状況でございます。今般の処理量割の採用を一つの起点といたしまして、本衛生組合、久喜市、宮代町管内の住民の皆様が一体となって、一層のごみの減量化に努めてまいりたいと考えておるところでございます。今後につきましては、本日議長、副議長よりご提案にございました報告の機会、全員協議会の場をお借りいたしまして情報提供を行い、丁寧に政策等を進めてまいりたいと考えてございますので、ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 私から、斉藤議員のご質疑のうち、2についてご答弁申し上げます。
  粗大ごみ処理手数料の積算でございますが、令和元年度の粗大ごみ処理券の販売枚数を基として行っております。菖蒲清掃センターの予算が前年度と変わらない理由につきましては、令和元年度の粗大ごみ処理券の販売枚数の対前年度比で他の清掃センターが約10%の増なのに対し、菖蒲清掃センターは1.6%の増と、ほぼ横ばいであることによるものでございます。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  斉藤議員。
                 〔8番 斉藤広子君登壇〕
8番(斉藤広子君) ありがとうございました。
  では、再質疑させていただきます。1番の負担金についてでございます。先ほど議運もありましたように、皆様がやっぱりこの部分に対しては、様々ご意見も出ているかと思います。でも、本当に老朽化したこの久喜宮代の処理がまを6年間しっかり維持していくこと、ほかのところに燃やしてもらわなくてはいけなくなってしまうような、そういう非常事態を避けること、そういうことを考えたときに、やはりごみの減量というのは、これから本当に特別に必須事項になっていくのではないかなと思っております。そういう部分で、私は処理量割というのは、久喜市も宮代町もお互いにやはり切磋琢磨することによって減量を進めているということは必要ではないかなと思っております。そういう点で、やはり分からないところで、最終的にこういう数が出たからと、そういうことではなく、しっかり市民、町民にも見える化をしていくような、そういう具体的なことをしていかなくてはいけないかと思っております。
  ですから、こういうふうに予算とか決算のときにこういう数字が出てきますけれども、できればこういう、私たちも作っていただいた資料のようなグラフなどを活用して、今中間報告ではないですけれども、今こういう段階ですということをお知らせしながら、もう少しごみ減量を頑張れるかなということをしっかり皆さんで注意喚起をしていきながら、自分たちができることを取り組んでいく。今は、本当にやっぱり老朽化しているということも、やはり市民にも理解をしていただくということも必要かと思いますが、この点についてはいかがでしょうか。
  それで、次の質問といたしましては、新ごみ処理場ができるまでの3年ごとに1度見直しということなのですけれども、これからのあと3年後に関しては、この処理量割で進めていくのか、その点についても確認をさせていただきます。
  大項目2番のところです、粗大ごみ処理手数料についてです。先ほど処理券がこれだけ増えたということで、金額が増えているというご説明をいただきましたけれども、その分析、何で粗大ごみが412万円も増えたのかという、そういうことに対しての分析はどういうふうに行っていますでしょうか。
  あとは、やはりこれも何かコロナで家庭にいることが多かったので、ちょっといろいろ断捨離ではないけれども、そういう傾向があったのか、そういうなぜ増えたのかということをやはり分析するなり、持ってきた人にちょっと状況を聞くなり、そういうことも必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 斉藤議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 斉藤議員の再質疑に対しましてご答弁を申し上げます。
  私のほうからは、歳入の1についてでございます。まず、1点目でございます。負担金、処理量割に変更ということで、今後いろんな事業、例えば施設の老朽化の現状である、そんないろんな事業をこれから展開していくに当たりましては、議員ご指摘にありましたとおり、見える化というものは進めてまいりたいと考えておるところでございます。こちらにつきましても、議員の皆様はもちろん市民の皆様にも、住民の皆様にも分かりやすい形で広報等、またホームページを通じまして取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと考えてございます。
  また、3年後の見直し時期についてでございますが、今のところまだ考えはございませんが、基本的に今般の処理量割、やはり人口割よりもより合理化を目指したという観点からすると、処理量割というものは続けていきたいな、続けていくのかなと考えておるところでございます。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 斉藤議員の再質疑についてご答弁申し上げます。
  粗大ごみの処理券の販売量がなぜ増加しているのかということの分析ということでございますが、まず1点に挙げられるのが、近年こちらのほう、はやっております断捨離、そちらのほうによりこちらのものが増えたものと考えております。また、もう一つの理由といたしまして、管内では世帯数が年々増加しております。今現在が8万2,559世帯、これ前年同期が8万1,743世帯ですので、約1%増加していると。こちらのほうで、やはり世帯で粗大ごみとかそういったものって出ますので、そういったことも関係しているのではなかろうかということを考えております。もう一つ、コロナ禍における非常事態宣言、3月にこちらのほう、外出の禁止とかがございましたけれども、その関係でステイホーム、その間にやはり片づけをされた方などがいらっしゃいましたので、その分増加しているのではないかと考えております。
  あと、斉藤議員からご提案のありました、こちらに搬入された方にどうしてこちらのほうが出たのかということをアンケート等で聞くというお話ですけれども、こちらのほうはそれぞれのセンターかなりの量が搬入されております。なかなか現実的ではないと思われますので、こちらのほうは難しいと考えております。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  斉藤議員。
                 〔8番 斉藤広子君登壇〕
8番(斉藤広子君) では、再々質疑させていただきます。
  先ほど見える化も進めていきましょうということで答弁いただきました。結局は、この宮代と久喜が切磋琢磨してごみ減量頑張ろうと、お互いに負けないようにごみ減量頑張ろうと、そういうことが一つの競争のように見えるけれども、これが早く言えば環境に優しい、やはり地球に優しい、そういうものにつながっていくのだということの意識からいえば、大変重要なものではないかという形もありますので、ぜひ先ほどの見える化、またこれから様々なところに周知していくことの中で、あなたのごみがこういうふうに次の世代の子供たちにつなげていける環境づくりになっていくのだという、そういうことも大きな視野に立って進めていくことも大事かなと思いますので、その点ももう一度お聞きさせていただきます。
  あと、見直しに関しては、今の段階では3年後、どういうふうにやっていくかというのは言えないという部分もありますけれども、ぜひあんまりころころ変わるのではなく、あともう6年ぐらいですから、しっかり今の時点からこれで進めていくということを方針をしっかり決めて、そうすると毎年、毎年、今回は宮代のほうがごみが少なかったから、久喜のほうが負担量が多いとか、そういう形でしっかり進めていくべきではないかと思います。急に言われるから、急にというか、そういうふうに提案されるから、皆さんも、えっ、どうなっているのという声が上がるので、もう最終年の6年間はしっかり指針を決めて進めていくべきではないかと思います。
  あと次に、粗大ごみ処理ですけれども、やはりおうちのリフォームをするとか、そういうことで引っ越しをするとか、そういうことでどうしてもごみは出てしまいますけれども、ここもやっぱり減らしていかなくてはいけないと感じたときには、やはり一つ一つ、本当に購入したときに長く使えるような、大事に使っていただけるような、そういう取組も衛生組合がやることではないかもしれないけれども、しっかり何かそういう形で、物を大事に使っていこう、もったいないなという気持ちを持ってもらおうという、そういうキャンペーンではないけれども、スローガンをやはり皆様に訴えていくことも大事ではないかという、来る者拒まずという部分ではなく、これからもうしっかりそういう部分も考えていくし、例えば衛生組合に持ってこないで、リサイクルショップに持っていってもらって、使えるものというのもあるかもしれません。そういう部分では、またその品物が息を吹き返して、また違う方に使ってもらえるという。衛生組合に持ってきてしまうと処理してしまうというのが現状ですから、やはりそういうことも投げかけていくような、何かそういう広報やらホームページやら、何かが機会がある、行事があるときに話していくというのも、やはり先頭を立ってやっていくのが衛生組合の働きではないかと思いますが、その点いかがでしょうか。
議長(丸山妙子君) 斉藤議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 斉藤議員の再々質疑に対してご答弁を申し上げます。
  まず、1点目でございます。ごみ処理に関しまして見える化をしていってと、今後の将来のつなげていくといったご質疑でございました。私どもも、やはりごみを減らしていく、これは当然本衛生組合におきましては、老朽化した炉を維持していかなければならない、そのためにはごみを減量化する、負担を減らすというのが課題でございますが、やはりごみを減らしていくというのは、将来においてもこれは当然大事なことでございます。私どももそのごみを減らしていくというのが、やはりこれは市民の方、町民の皆様のお力なくしてはできないと認識してございまして、そういった形で様々なメディアを使いまして、広報である、ホームページである、様々なことで将来につなげていきたい、大きな課題として周知を図ってまいりたいと考えているところでございます。
  2点目でございます。負担基準の見直しを今後どのような形でという再質疑でございました。今現在決まってございませんと申し上げましたところでございますが、やはり今般、より合理的なものとするためには、処理量割の導入という形になりました。考えて提案をさせていただいたところでございます。今回、より合理性が高い、人口に比例しない部分も当然ごみの量というものはある。そういったことを考えますと、今後検討をしてまいりますが、恐らく処理量割は維持されていくのかな、維持されるべきかなと今の段階では考えてございます。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 斉藤議員の再々質疑にご答弁させていただきます。
  粗大ごみについて、使えるものをリサイクルショップになどの、そういった広報というようなお話であったかと思われます。こちらにつきましては、以前広報紙で3Rの取組事例として、電化製品や自転車など、壊れたものを修理して大切に使う、フリーマーケットやリサイクルショップを利用する等具体例を挙げて周知を行ったことがございました。今後ホームページ等でも、同様の周知について検討してまいりたいと考えております。
議長(丸山妙子君) 以上で斉藤議員の質疑を打ち切ります。
  浅倉議員、お願いします。
                 〔5番 浅倉孝郎君登壇〕
5番(浅倉孝郎君) 議席番号5番、浅倉孝郎です。通告に従いまして質問させていただきます。
  8ページ、1款分担金及び負担金、1項負担金、1、組合負担金についてです。こちら負担金についてなのですけれども、私がもちろん質問はするのですけれども、組合負担金について疑問を抱いている宮代町ほかの議員さんからの質問となりますので、よろしくお願いいたします。また、様々資料請求をしましたけれども、こちら詳細な資料提出をしていただいて、ありがとうございます。
  (1)、人口割から処理量割に決まった経緯を教えてください。
  (2)、久喜宮代清掃センターで、宮代町のごみ排出量のうち、宮代町のどのごみの排出量(家庭ごみ、事業系ごみ、し尿ごみ、し尿など)が久喜市より多いのでしょうか。
  (3)、処理量割による負担金はいつ算出し、いつ正副管理者に伝えたのでしょうか。本会議以前に伝えることはできなかったのでしょうか。
  (4)、なぜ今の時期に、組合負担金割合を人口割から処理量割に変更するのでしょうか、その理由をお聞かせください。
  (5)、令和元年度を基準に分担金を算出していますが、単年度ではなく、直近3年間の平均から算出するなどの方法もあると思いますが、いかがでしょうか。
  (6)、宮代町は2,000万円の増額になります。猶予など激変緩和措置などは考えていないのでしょうか。
  (7)、コロナ禍の財政的に厳しい中で議論するのではなく、3年後の見直しの時期に分担金割合の改定を議論すべきではないでしょうか、いかがでしょうか。
  (8)、共通経費分及び久喜宮代清掃センター分の人口割及び処理量割の金額の積算を教えてください。
  (9)、衛生組合全体に係る共通経費は、久喜市全域と宮代町の共通経費なので、こちらは人口割ではないでしょうか。
  8ページ、2款使用料及び手数料、2項手数料、1、塵芥処理手数料についてです。ごみの増加を見込んで、昨年度と比べ2.7%増額したということですが、どういったごみを増加と見込んでいるのでしょうか。
  10ページ、4款財産収入、1項財産売払収入、1、物品売却収入、来年度も資源物の市況はよくないが、何か対策を講じていくのでしょうか。
  10ページ、5款繰入金、1項基金繰入金、1、財政調整基金繰入金、久喜宮代衛生組合の解散後の焼却施設などの解体費用は、財政調整基金で賄うのでしょうか。
  以上お願いいたします。
議長(丸山妙子君) 浅倉議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 浅倉議員ご質疑の歳入の1についてご答弁を申し上げます。
  まず、(1)と(3)につきましては関連がございますので、一括して答弁を申し上げます。現在の負担基準は、平成27年度に人口割、処理量割の両方で検討し、結果人口割を採用したところでございます。今般の見直しにつきましては、人口割、処理量割の両方の考え方を整理し、令和2年1月の正副管理者会議において処理量割に変更するという方向性を決定し、以降久喜市、宮代町、衛生組合で事務調整を行ってまいりました。令和3年度の予算編成作業と事務調整の結果について、令和3年1月の正副管理者会議におきまして協議、決定したことから、本定例会に予算案といたしまして上程し、議員の皆様に処理量割の変更についてご説明を申し上げたところでございます。
  なお、令和3年度当初予算における処理量割合につきましては、予算編成作業時に把握しております令和元年度のごみ、し尿の処理量で予算額を算出し、久喜市、宮代町に予算化をお願いしたところでございます。その後、確定いたしました処理量で負担金を算出いたしましたところ、当初予算の負担金額と差異が生じておりまして、まだ正式な形で久喜市、宮代町に伝えておりませんので、今後補正時期を捉えまして、久喜市、宮代町と協議の上、確定した処理量で負担金を補正させていただきたいと考えてございます。
  本衛生組合といたしましては、今回の負担基準の変更を起点といたしまして、本衛生組合、久喜市、宮代町管内住民の皆さんが一体となって、ごみの減量化に取り組んでまいりたいと考えてございます。今後につきましては、本日議長、副議長よりご提案をいただきました報告の機会、全員協議会の場をお借りいたしまして情報提供を行い、丁寧に政策等を進めてまいりたいと考えてございますので、ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。
  続きまして、(2)でございます。令和3年度当初予算案の組合負担金の算出に使用しております数値で申し上げます。家庭系ごみにつきましては、1日1人当たりの搬入量が久喜市久喜区域が614.4グラム、宮代町が645.9グラムで、宮代町のほうが多くなってございます。事業系ごみにつきましては、1つの目安として人口1人当たり、1日当たりの搬入量で算出いたしますと、久喜市久喜区域が160.4グラム、宮代町が168.6グラムで、宮代町のほうが多くなっております。し尿につきましては、こちらも一つの目安となろうかと思いますが、1日1人当たり、久喜市久喜区域が17.3リットル、宮代町が34.3リットルで、宮代町のほうが多くなってございます。浄化槽汚泥につきましては、こちらも一つの目安でございますが、1日1人当たり、久喜市久喜区域が208.4リットル、宮代町が297.6リットルで、宮代町のほうが多くなってございます。
  続きまして、(4)でございます。久喜宮代衛生組合規約第13条第2項に基づく経費負担基準に関する規程第3条の規定によりまして、負担基準を3年に1度見直しを行うこととされておりまして、令和3年度が見直し該当年度となっているところでございます。将来久喜市の新たなごみ処理施設の稼働を前に、ごみの収集運搬、またし尿の収集運搬、処理に関する事務につきまして、久喜市、宮代町に移管を予定をしているところでございます。現在事務の引継ぎに関する調整に入るところでございます。
  ごみの減量化の取組は、一朝一夕にできるものではないことから、事務引継の本格的な調整に入る令和3年度、今回の見直し時期こそ処理量割に変更する最もよい時期と考えているところでございます。
  続きまして、(5)でございます。議員ご指摘のとおり、計算方法の一つとして、直近3年間の平均値を計算基礎とするという方法もあろうかと存じます。本衛生組合は、ごみ、し尿の収集処理を行う一部事務組合であることから、人口よりも処理量に応じて負担金を算出することがより合理性が高いこと、また今後のごみの減量化の取組をより効果的なものとするため、その取組成果がより直接的に反映される単年度の処理量を採用したものでございます。
  続きまして、(6)でございます。議員ご指摘のとおり、負担金が前年度と比較して上がる場合、激変緩和措置を取ることも一つの考え方であろうと存じます。今般の負担基準の改正に当たり、激変緩和措置を検討したところでございますが、負担基準変更の目的の一つでございますごみ処理に関する構成市町の負担の合理化ということを前提に考えましたところ、激変緩和を行うことにより負担原則を不明確とし、かえって不合理となることのデメリットから、激変緩和措置を講じなかったところでございます。
  続きまして、(7)でございます。本衛生組合といたしましても、久喜市、宮代町に限らず、コロナ禍の中、全国の市町村が厳しい財政運営を強いられておりますことは承知をしているところでございます。しかし、(4)のところでご答弁を申し上げましたとおり、久喜市の新たなごみ処理施設の稼働、その前のごみ収集、し尿の収集処理の久喜市、宮代町への事務移管ということを前提に、今後のごみの減量化を一層推進するためには、今こそ適切な時期と認識をしておるところでございます。
  続きまして、(8)でございます。衛生組合全体に係る共通経費分につきましては、まず均等割10%に相当する金額と処理量割90%に相当する金額に分け、均等割部分につきましては2分の1ずつ、処理量割部分につきましては、久喜市全域のごみ、し尿の処理量、宮代町の処理量の割合を積算して算出いたします。久喜宮代清掃センターの管理運営に要する経費分につきましては、均等割部分は共通経費分と同様に算出し、処理量割部分につきましては久喜市のうち久喜区域のごみ、し尿の処理量、宮代町の処理量の割合を積算して算出いたします。
  なお、先ほど申し上げましたとおり、ごみ、し尿の処理量割合につきましては、当初予算の編成時期が処理量の内訳の確定前であることから概算値を用いており、今後補正時期を捉え、確定値で算出することとなります。
  続きまして、(9)でございます。共通経費は、議会に関する経費や総務課職員の人件費など、久喜宮代清掃センター管内だけではなく、本衛生組合の事業全般に係る経費については共通経費という整理をしておるところでございます。この共通経費につきましても、本衛生組合の存在目的は、久喜市、宮代町のごみ、し尿の収集、処理であることから、処理量割を適用することが望ましいと考えておるところでございます。
  なお、ごみの量に関連性がなく、一部事務組合として必要な経費負担につきましては、共通経費分、久喜宮代清掃センターの管理運営に要する経費分ともに、均等割部分を設けることで均衡を図っておるところでございます。
  続きまして、歳入の4についてご答弁を申し上げます。財政調整基金は、年度間の財源の不均衡を調整するための積立金でございます。本衛生組合では、繰越金の約2分の1の額を積み立て、翌々年度にその全額を歳入として繰り入れることにより、当該年度の久喜市、宮代町の負担を抑制し、平準化を図っておるところでございます。久喜宮代清掃センターの焼却施設等の解体撤去費用につきましては、現在のところ何も決定したものはなく、今後解体事業の実施主体を含め、施設の解体撤去の手法、経費負担の方法等につきまして、久喜市、宮代町と協議することになると考えてございます。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 浅倉議員ご質疑のうち、2と3についてご答弁申し上げます。
  初めに、2でございます。ごみの増加でございますが、久喜宮代清掃センター管内で8月に久喜市の新学校給食センター、9月に宮代町の東武動物公園駅に隣接する商業施設が開業予定であること及び菖蒲清掃センター管内で事業系ごみが年々増加傾向にあることから、主に事業系ごみが増加すると見込んでおります。
  次に、3でございます。資源物の売却価格につきましては、ご質疑のとおり下落傾向で推移しております。資源物の価格変動は、世界経済に左右されるところでございますが、以前からの中国の輸入規制の強化に加えて、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による再生資源の市場縮小といった要因が影響しておりますことから、当組合で対策を講じることにつきましては難しい状況であると考えております。今後も市場価格の動向を注視しながら、資源化を推進してまいりたいと考えております。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  浅倉議員。
                 〔5番 浅倉孝郎君登壇〕
5番(浅倉孝郎君) それでは、再質問させていただきます。
  分担金についてですけれども、人口割から処理量割に決まった経緯は分かりました。ただ、私の会派の方で、議員生活40年やられている方から、そもそも衛生組合が始まった当初、焼却施設が宮代町にあるということで、その配慮ということで人口割になったのではないかというような話を聞きました。こういった経緯はあったのでしょうか。
  (2)です。久喜宮代清掃センターのうちで宮代町のごみの排出量が多いというのは、1人当たりの排出量で分かったのですけれども、久喜市も宮代町も、正直なところ生活様式に違いはないと思うのです。宮代町だけ何かぜいたくしているということでもないのですけれども、この差異が生じるというのは一体どういうことなのか、もし知っていましたら教えてください。
  それと、この時期にということと、あとコロナ禍というのと、直近3年間を含めてなのですけれども、これは特にコロナ禍ということもあって、宮代町も財政非常に厳しいところなのですけれども、組合のほうの理由というか、組合のほうの状況が全部反映されていて、宮代町についての状況というのは何も考慮されないのかなというふうに思いました。やっぱり組合優先で進んでいくというのが否めないところなのですけれども、もう一度聞きますけれども、やっぱり2,000万円というのは宮代町にとって非常に大きい金額です。次のコロナが終わった後とか、そういうときにもう一回議論をしていただきたいと思いますけれども、その点ももう一度ご答弁お願いいたします。そのほかは大体分かりました。
  それと、塵芥処理手数料の2.7%増額ということで、こちらも新しい施設などができるということで、増えるということは分かりましたけれども、こうした新しい商業施設に対してもごみの減量というのは、何か対策を講じるよう衛生組合のほうから言っていくのでしょうか、こちらお聞きいたします。
  最後の財政調整基金繰入金のほうなのですけれども、解体費用は今のところ何も決定していないということは、これから解体費用が発生するということでよろしいのでしょうか。
  以上お願いします。
議長(丸山妙子君) 浅倉議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 浅倉議員の再質疑に対してご答弁を申し上げます。
  まず、1点目でございます。平成27年度人口割であったものが、宮代町に対する、焼却施設が宮代町にあるということへの配慮であったのかというご質問でございます。過去平成27年度に検討した内容といいますのが、やはり久喜市、宮代町、2対1であったものを、合併を契機に考えていきまして、27年度にその時点で均等割、処理量割また均等割、人口割と、この2点で検討をしたところ、人口割を採用したというところでございます。宮代町に焼却炉があるというのが、そこの部分は配慮があったとご質疑にございましたが、その点につきまして、現在私のほうでは存じ上げておらないと、ちょっと分からないというところでございます。
  続きまして、コロナの優先のコロナ禍の中、今回処理量割に変更をするという点が適切かどうかというご質疑でございました。先ほどもご答弁申し上げましたとおり、これから令和8年度まで焼却炉を維持するため、ある程度のスパンが必要だということ、また今後の市町へ移管をされていく、そういったことにごみの減量化をしていくという形で、今回の3年に1回の見直し、今回こそ適切な時期であろうかと考えてございます。久喜市、宮代町も財政上、非常に厳しいところであるとは重々承知はしてございます。しかしながら、ごみの処理というものが、経費が一概にこれをしたら幾ら減るという形で、なかなか成果が見えるところではないという性質のことから、今回長い目で見てごみを減らしていく、経費負担を減らしていくという点では、今こそ適切な時期なのかなと考えておるところでございます。
議長(丸山妙子君) 業務課課長。
                 〔業務課長 鈴木昌利君登壇〕
業務課長(鈴木昌利君) 浅倉議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  住民1人1日当たりの搬入量の、久喜宮代の数値につきましてに対しての答弁でございます。議員ご指摘のとおり、久喜市久喜区域及び宮代町におかれましてのお住まいの方々の生活様式、大きな差というのは私もあるのかなと思っております。恐らく特別な差異というのはないのかなと思っております。ただ、1つだけ、今回のこの数値につきまして考えられることは、例えば宮代町におきます道佛地区の開発、この令和元年度の時点ではやがて一段落つきつつあったのかなと思いますけれども、そちらに伴います住民の流入と申しましょうか、そういった方々がその引っ越し等に伴いまして、どうしても入居時点ではごみの排出量というのは多くなってくると思います。また、そういった方々におきましては、入居される年齢層も比較的若い方が多いのかなと思っております。場合によっては、子育て世代とも言えようと思います。そういった世帯におきましては、比較的ごみの量というのは多くなるということは考えられると思っております。同じ規模の造成をしましたとしても、久喜市よりも宮代町のほうが、こういったところに数値的にも反映されることというのは、影響というのは大きいものかなと考えているところでございます。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 浅倉議員の再質疑のうち、手数料の関係について、新しく開業する事業所のほうに減量の話とかしたのかというようなお話であったかと思われます。
  新しく令和3年度に開業予定でございます久喜市新給食センター及び宮代町商業施設につきましては、昨年2つのほうの運営をする事業者のほうが私どものほうに相談に来ております。主に搬入の相談でございましたけれども、その際、久喜宮代衛生組合で搬入できるものを説明のほか、久喜宮代衛生組合の取組、多量排出制度などをご説明し、減量のお願いをしているところでございます。また、併せてその席で業務用生ごみ処理機の導入について検討をお願いをしております。
議長(丸山妙子君) 総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 続きまして、浅倉議員の再質疑、4番の財政調整基金に関しまして、久喜宮代清掃センターの焼却施設の解体費用についてでございます。
  現在これから解体、こちらの解体、撤去という形で進めてまいらなければならないところでございますが、こちら当然ながら解体費用を久喜市また宮代町という形に負担をしていただく。その形につきましては、例えば組合で解体をしていくのか、それとも何か違う法人をつくって解体をするのか、こちら手法もこれから検討をしてまいりますが、いずれにいたしましても、解体、撤去をする際には、それなりの大きな金額の解体費用がかかるものと考えてございます。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  浅倉議員。
                 〔5番 浅倉孝郎君登壇〕
5番(浅倉孝郎君) 再々質問させていただきます。
  まず、焼却施設が宮代町にあったから、人口割になったのかというのは分からないという、古い話で分からないかとは思っていたのですけれども、やはり気になる議員の方もいらっしゃいますので、ぜひ分かったら、後ほど教えていただければと思います。
  それと、今回処理量割にするターゲットの年齢が令和元年ということなのですけれども、幸か不幸か、たまたま宮代町のごみの量が令和元年だけ、ぽんと上がっているのです。処理量、ごみの減量化というのであれば、例えば次の改定時期の令和4年、ここだけ頑張ればいいやというふうにもなりかねないですよね。それだったら、3年間の平均値から処理量割にしたほうが、何となくごみの減量化というのであれば効果が高いと思うのですけれども、ここはどうでしょうか。
  それと、今回処理量割になるということで、それぞれの分担金が変わりますけれども、今のところ2,000万円というのが宮代町の負担増になっておりますけれども、この金額は、そうすると今後変わっていくということでよろしいのでしょうか。
  それと、解体の話なのですけれども、組合では、そうすると今まで解体に向けて積み立ててきたというわけではないということなのですね。それと、久喜市、宮代町の解体費の負担ということ、負担でも分担でもいいのですけれども、これは今後どこで検討していくのか。
  以上お願いいたします。
議長(丸山妙子君) 浅倉議員の再々質問に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 浅倉議員の再々質疑にご答弁を申し上げます。
  まず、1番目でございます。直近3か年のほうが、より激変も変わる、または継続性という点でいいのではないかというご質疑でございます。まず、こちらにつきましてでございますが、やはり直近3か年にしたときに、例えばマイナス、マイナス、マイナスというような形、もしくはマイナス、プラス、マイナスというような形、様々な形が考えられます。そういったときに、例えばやはり直接的に、単年度のものでごみの減量化を住民の皆さんに頑張っていただく、そういった視点、一年一年の区切り、そういったことから考えると、やはり単年度のほうがより正確な数字になっていくのかなと考えてございます。例えば平均3か年で取ったり、またはある地域の指標を取るということで、やはりごみの量というものを正確に量って、より合理性を高めるということが、まず第一義なのかなと考えておるところでございます。
  続きまして、今後変わっていく部分もということでございます。今後例えば令和3年度に解体を、今回コロナ禍の中でもやっていくということは、今後の組合の将来を考えますと、やはりある程度のスパン、減量化に取り組むスパンが必要であるという考えから、令和3年度に採用をさせていただくところでございます。
  続きまして、解体、撤去の考え方等々でございます。こちらにつきましては今後、先ほど申し上げましたとおり実施主体、どういう形でやっていくのか、久喜市、宮代町、衛生組合、この3者でどういった形でやっていくのか、また経営負担はどうしていくのか、どういう形で精算をする、そこら辺も衛生組合と久喜市、宮代町で、当面は3者で協議していくことになろうかと考えてございます。
議長(丸山妙子君) 以上で浅倉議員の質疑を打ち切ります。
  猪股議員、お願いします。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 一般会計予算の歳入についてお伺いいたします。
  まず最初に、組合負担金です。前者からもありました、前者お二人の方からも質疑されておりますけれども、私通告した中で変更の経緯、それからなぜ新年度からかということについては、一応答弁理解いたしましたので、これは結構です。
  議会に対して、事前に説明して理解を得るべきではなかったか、これについては事前に議会運営委員会でも話合いがありましたし、今後はきちっと丁寧に説明をしてくださるということですので、それは理解するのですけれども、ただやっぱり今までいろんな問題について、議会に対して事前の説明がなくて実行してしまう、そしてもちろん議会の了解を得るべきこと、得なくてもできることって、もちろんあることは承知はしておりますけれども、非常にやり方が丁寧でなかったというふうに私としては受け取っています。もちろん久喜市、宮代町、それぞれ行政にごみ行政、し尿処理、衛生行政の担当者がいますから、そちらを通して説明すればいいのだというのがありますけれども、それが現実的にはなされていないということもあります。やっぱり事前に説明して理解を得るべきであるということについて、既にお答えはいただいているようには思いますけれども、これについて見解だけ、一応お願いします。
  それから、事務手続の問題です。例規には、経費負担基準に関する規程というのがありますけれども、これではいまだ、これ27年度に改定されていますけれども、均等割と人口割のままになっています。ところが、今回の予算編成で処理量割で計算したものがいきなり出てくる。一生懸命例規を探しても、例規は人口割のままではないか、一体どこにこの根拠があるのだということになってまいります。その変更、いまだに変更されていないと思うのですけれども、これについては一体どう考えたらいいのか。根拠のないものに基づいて今回の負担金が計算をされてきて、予算として出てくるということについては、私としてはちょっと理解できません。手続の瑕疵ではないかというふうに申し上げておきますけれども、いかがか見解をお伺いをいたします。
  2つ目です。9ページですけれども、塵芥処理手数料、久喜宮代、菖蒲を増と見込んだ理由、これについては、先ほどご答弁の中で、久喜については久喜給食センターの稼働ということが考えられているのかなと思います、そういうことでいいのか。ただ、菖蒲についても増となっているのですけれども、この辺はどう考えたらいいのか。一応推測あるいは推定で出すしかないのかなとは思いますけれども、この久喜宮代と菖蒲の分が増と見込んだ理由について説明をお願いいたします。
  13ページ、物品売払収入です。2,450万円の減額となっています。その内訳、売却代金、いずれも減額の見込みとなっています。これは、参考資料のほうに出ていますけれども、市況単価の減ということで載っていますけれども、それだけなのかどうか説明をしてください。
  それから、廃自転車類の売却先と、これが3センターともほぼ倍増となった理由、これも説明資料ですと、台数が増えたというふうには書いてあるのですけれども、それだけで倍増となるものかどうか、ちょっと理解できませんので、説明してください。
  それから、5番目、ペットボトル有償入札拠出金がほとんど半減となっています。これも説明資料によりますと、市況変動が下がっている、搬出量も減っているというふうに書いてありますけれども、これだけでこんなに大きく減るものなのかどうか分かりませんので、説明をお願いします。
  それから、6つ目です。再商品化合理化拠出金、20年度については当初予算でゼロ、補正で増額となりました。今年度もそういう可能性は出てくるのかなと、ある意味期待をするのですけれども、これについてはいかがでしょうか。可能性としてお伺いをいたします。
議長(丸山妙子君) 猪股議員、(3)番の質問が抜けてしまったようなので、もう一度お願いします。
13番(猪股和雄君) 失礼いたしました。9ページの粗大ごみ処理手数料について、久喜宮代、八甫とも増と見込んだ理由について説明をしてください。
議長(丸山妙子君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 猪股議員ご質疑の歳入の(1)についてご答弁を申し上げます。
  まず、今後の処理量割、今般の処理量割の変更に限らず、今後の本衛生組合の政策の推進もろもろの事業の推進に対する認識ということでございます。今般確かにご指摘いただきましたとおり、丁寧さが足りなかった、事前に説明が足りなかったと、そこを反省点といたしまして、今後につきましては議長、副議長よりご提案をいただきました報告の機会、また全員協議会、そういった場をお借りをいたしまして情報提供を行い、丁寧に政策等を進めてまいりたいと考えてございますので、ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。
  次に、負担基準に関する規程の変更時期でございます。久喜宮代衛生組合規約第13条第2項に基づく経費負担基準に関する規程の変更時期でございますが、ご議決をいただきましたならば、直ちに公布手続を行いまして、令和3年4月1日に施行を予定しておるものでございます。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 猪股議員ご質疑のうち、(2)から(3)、(4)の前段、(5)から(6)についてご答弁申し上げます。
  初めに、(2)でございます。久喜宮代清掃センターでは、管内で8月に久喜市の新学校給食センター、9月に宮代町の東武動物公園駅に隣接する商業施設が開業予定であり、こちらのほうが事業系ごみが増加すると見込んでおります。
  次に、菖蒲清掃センターでございますが、こちらについては近年スーパーや老人福祉施設等の開業が相次ぎ、令和元年度中にもホームセンターが出店しております。これらの状況でありますことから、平成30年度と令和元年度の増加率を基に、増加分を計上したことが理由となっております。
  次に、(3)でございます。粗大ごみ処理手数料の積算でございますが、令和元年度の粗大ごみ処理券の販売枚数を基として行っております。久喜宮代、八甫を増と見込んだ理由でございますが、令和元年度の粗大ごみ処理券の販売枚数の対前年度比で、久喜宮代清掃センターが9.8%の増、八甫清掃センターが12.1%の増であるものによることでございます。
  次に、(4)のうち、資源回収物売却の減額理由でございます。回収見込量につきましては、全体で前年度予算時から微増で積算をしておりますが、今年度の売却単価を基に算出した結果、減となったものでございます。以前からの中国の輸入規制の強化に加えて、新型コロナウイルスの感染拡大による再生資源の市場縮小といった要因が影響しているものと考えております。
  次に、(5)でございます。ペットボトル有償入札拠出金、こちらは引渡見込量掛ける落札見込単価により積算しております。令和3年度の引渡見込料は169トン、前年度の182トンから大幅な変動はありませんものの、落札見込単価を前年度はトン当たり4万1,625円としたのに対し、令和3年度予算では、令和2年度下期の落札単価である2万3,455円、こちらを用いて積算いたしましたことから減額となったものでございます。
  落札単価が下落した理由につきまして、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会に照会したところ、コロナ禍によりペットボトルの再商品化製品の需要が落ち込んだとのことでございました。
  次に、(6)でございます。再商品化合理化拠出金の発生に係る見通しは、リサイクル協会から例年、前年度の秋に公表されております。拠出金の発生する条件が、リサイクルに現に要した費用が想定額を下回った場合となっておりますことから、リサイクルに現に要した費用が明らかになった時点で、最終的に拠出金の発生の有無が確定いたします。したがいまして、当初の見通しと異なり、実際のリサイクルに現に要した費用がリサイクル協会の見通しを下回ることが確定した場合には、その差額を原資として、今年度のように拠出金が交付されることもあり得るものと認識しております。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) おはようございます。猪股議員ご質疑の(4)のうち、金属類売却及び廃自転車類売却についてご答弁申し上げます。
  初めに、金属類売却についてでございます。金属類売却の令和3年度予算額につきましては、3センターの合計で、令和2年度より約22.8%の減となっております。減額となった理由といたしましては、令和2年度の売却単価が当初の見込みよりも下落傾向にありましたことから、下半期の実績を加味し、令和2年度より単価を低く見込んで予算を計上したことによるものでございます。
  次に、廃自転車類売却についてでございます。廃自転車類の令和2年度の売却先は、埼玉県の松伏町に所在いたします株式会社順和商事でございます。また、廃自転車類売却の令和3年度予算額につきましては、3センターの合計で令和2年度より約57.0%の増となっております。増額となった理由といたしましては、令和2年度の搬入台数が当初の見込みよりも増加傾向にありましたことから、実績を加味し、令和2年度より売却台数を多く見込んで予算を計上したことによるものでございます。
  なお、売却単価につきましては、令和2年度と同額を見込んでおります。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 一番最初の負担金のことなのですけれども、ちょっと納得いかない点があります。というのは、通告にも書いたのですけれども、規程が変更されていないのに予算算定方式を変更した。これ今の説明ですと、予算が通ったら規程を4月1日付で変更、施行するという、そうですね。予算が通ったら4月1日付で施行するという説明だったと思うのですけれども、逆ではないですか。まず、これをこうした算定方式に変更する、そういう規程をつくって、それに基づいて予算というのは算定するものではないのでしょうか。百歩譲って、4月1日に施行だというのだったら事前に、例えば1月なりに公布をしておいて、4月1日から適用するとか、そういう規定の仕方ってあるわけです。私予算書を見て、説明を聞いて、では規程を変更したのだと思って、幾ら調べても変更したものが出てこないわけです。これは、あくまでも、規程だって例規ですから、例規を構成しているわけですから、あくまでも法律、例規に基づいて行政執行をしていくということからして、逆立ちしているというふうに思わざるを得ないのです。繰り返したくありませんけれども、もし適用を4月1日にするのだったら事前に公布しておいて、適用をその日付にするという方法だってあるわけですから、なぜそういう方法が取れなかったのか、あるいは取らなかったのかを説明をしてください。
  それから、塵芥処理手数料の増額、特に久喜宮代センター分が学校給食センター、それから東武動物公園の駅前の商業施設ができるということで説明ありました。前者からの質問に対しても答弁あったのですけれども、給食センターに対しても、特に残滓がたくさん出てくる可能性はあるわけですよね。それに対して、業務用生ごみ処理機のこともお話をしたというのですけれども、久喜市議会のほうで聞いたら、堆肥化する考えは全くないみたいです。全部こちらにごみとして出してくる考えのようです。それではいけないわけですよね、本当は。特に民間業者だったら、やむを得ないねというふうになるかもしれないけれども、学校給食センターという言わば公的な機関でやるわけですから、そこに対しては久喜市の行政を通じてでも強く要請をするという必要があるのだろうと思うのです。言わば久喜の、たまたま民間委託した給食センターですけれども、業務としては久喜市の行政なのですから。それに対して堆肥化してくださいということは、強くこれは要請しなくてはいけない。もちろん私、久喜の市議会議員としてもそれはやっておりますけれども、そこら辺の経過は聞いていますか。なぜ堆肥化しないのか、できないのか、そんなことは考えてもいないのか。ここをあんまり責める気はないのですけれども、どのような話合いの経過があったのかを教えてください。
  それから、あとは物品売払収入等については大体理解します。1つ教えてください。廃自転車ですけれども、松伏町の順和商事ということでした。前にも聞いたことあるかと思いますが、これの処分先どのように。輸出でしょうか。処分先はどうなっているか、把握しているかお願いをいたします。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 猪股議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
  まず、負担基準を定める規程が先に改正をして、それを根拠に予算を計上するべき、予算案を上程をするべきではなかったかというご質疑でございます。規程につきましては、管理者の意思により改正または定めることができますものでございますが、今回処理量割の変更に関しましては、予算というものと一体不可分なものであるという判断の中で、まずは予算を議案として上程をさせていただきまして、その後訓令を、規程を変更する、公布をするという手続を取らせていただいたものでございます。確かにその形であれば規程案を、改正案を資料としてご提出をすればよかったのかなと反省はあるのですけれども、今回につきましては、まず一体不可分であるという考えから、ご議決をいただきましたならば、直ちに公布手続を行うという形で進めさせていただいたものでございます。
議長(丸山妙子君) 業務課長。
                 〔業務課長 鈴木昌利君登壇〕
業務課長(鈴木昌利君) 猪股議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  塵芥処理手数料の久喜宮代を増と見込んだ理由でございます。その理由の1つとして、先ほど答弁ございましたとおり、久喜市の新学校給食センター、こちらの影響も加味してのものであるということでございます。こちらの久喜の新学校給食センターにつきましては、公設民営、調理委託の形態で運営されると伺っておるところでございます。こちら、ちょっと時期は不確かなのですけれども、昨年中に久喜市の担当課及び委託先の業者が当組合に来庁いたしまして、事業系ごみの取扱いにつきましてご説明、そして私どもの要望事項ということで伝えたところでございます。この中で、私どもの立場、もちろん事業系ごみの削減に努めている、そして業務用の生ごみ処理機の導入の補助制度につきましても、詳細にご説明をさせていただいたところでございます。こちらのお話のタイミングが夏頃であったと思います。その上で、また後日委託業者から個別に問合せがありまして、対応した経緯がございますが、その際に、こちらの業務用の生ごみ処理機の設置に係る問題点と申しましょうか、なかなかそのハードルとして、今回がその業者は調理委託の形態で入りますので、そちらの業務用の処理機を設置した場合の、例えば管理はどこでやるのか、そしてその導入の費用、それからそのメンテナンスの費用等、その辺りの費用的なもの、そういったところにつきまして、公設でありながら、そういった調理委託で入るということで、なかなか業務の振り分けと申しましょうか、その守備範囲と申しましょうか、その辺りがなかなか難しいのだということは聞いております。実際にそこのお話をして、その後につきましては、私どもとしては、お話があれば、そのような形で再度させていただきたいとは考えてはおります。これが久喜市担当課及び調理委託の委託先の業者との折衝についてでございます。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 猪股議員再質疑の廃自転車類の売却についてご答弁申し上げます。
  廃自転車類の処分先につきまして順和商事に確認いたしましたところ、ご質疑のとおり海外へ輸出してリサイクルを行っているということでございます。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) まず、負担金、規程が先なのか、予算が先なのか、私は規程が先だろうというふうに申し上げたのですが、一体不可分だというふう答弁された。一体不可分なら、なおさら規程が変更されていなくてはおかしいではないですか、一体不可分であれば。ない規程に基づいて計算したわけです。私は、一体不可分であれば、なおさら規程の変更がなされたものに基づいて予算はつくられるべきだというふうに考えますけれども、純粋に、これって一つ手続上の問題ですが、行政手続としてこれ正しいですか。そういう方法ありですか。ここは、法制担当がいないのだけれども、そこは確認していますか。久喜市の行政でも、ちょっとこれはないだろうと私は思っているのですが、私の勘違いでしょうか。法的に、手続的に正しいかどうか確認しているかどうか、お願いします。
  管理者ね、久喜市だったら、これは法令担当者がいます。そこで、手続としてどうかということをちゃんと審査します。これについては、今回のことについては、これ確認していないですよね、多分。今質問したけれども、そういう方法でやってしまっていいとお考えですか。ご答弁お願いします。
  それから、久喜市の学校給食センターについては、ここでこれ以上お聞きしてもしようがないので、こことしては精いっぱい説明はしている。ただ、今のお話を聞いて少し分かってきました。私は、学校給食センターの調理委託の業者が設置するべきなのかなともう初めから思っていたのですけれども、考えてみたら久喜市の行政ですね、責任持つのは。そういうことで、久喜市の行政とこれから話をしたいと思います。ぜひこちらからも、衛生組合からも、久喜市の行政に対して、きちっと生ごみ堆肥化進めるように要請してください。特に本当は、食品ロス自体出したくないわけですけれども、どうしても出てきてしまいます。出てきたものをごみにしてはいけませんよね。ここで私が言うまでもないのだけれども。その立場からも、ぜひ久喜市の行政に対して、教育委員会に対して強く要請をしてください。
議長(丸山妙子君) 猪股議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 猪股議員の再々質疑に対しまして、ご答弁を申し上げます。
  今般負担金の負担経費基準に定める規程、こちらの改正に当たりまして、久喜市また宮代町の法制執務の担当に問い合わせたかというご質疑でございます。まず、特段こちら今回の件に関しまして、これが技術論として成り立つか成り立たないかという形で、特段の確認はしておりませんが、今般改正いたしまして、一つの例といたしましては、これが正しいか間違っているかは議論としてはあるかもしれませんが、27年度も同様のやり方をさせていただいております。また、技術論的には、先ほど言ったように不可分と私答弁いたしましたが、技術論的に考えますと、まず本来であれば規程を変更して、その段階での議員の皆様への情報提供、その話は別としまして、規程を変更して、それに基づいて予算を計上する、予算案を調整をするという一つのやり方、また同時的にやっていく場合に、例えばある一定の決裁行為というのでしょうか、発令行為を進めながら一体不可分の議決を待って、どちらがいいのか、どちらが正しいのかという部分で重きを置くかという形で同時に進めていくやり方、技術論的にはあろうかと考えてございます。
  今回につきましては、規程の変更という形で、先行せず同時に、前例と同様、同時に進めていって、ご議決をいただきましたならば公布をしていく、そういった形を取らせていただいたところでございます。私どもとしましても、こちらについて技術的な瑕疵がないかという形に関しては、瑕疵はないものと考えてございますので、ご理解いただきますようお願いをいたします。
議長(丸山妙子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午前10時47分

    再開 午前11時05分

議長(丸山妙子君) では、再開いたします。
  泉議員、お願いします。
                 〔6番 泉 伸一郎君登壇〕
6番(泉 伸一郎君) 議席番号6番、泉伸一郎でございます。議案第2号 令和3年度久喜宮代衛生組合一般会計予算の歳入について質問いたします。
  1、8ページ、組合負担金について、令和3年度から負担金はこれまでの人口割から処理量割へ変わることになった。詳細を伺う。
  2、57ページ、地方債について説明を求める。また、償還時期について伺う。
議長(丸山妙子君) 泉議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 泉議員ご質疑の歳入の1と2について、ご答弁を申し上げます。
  最初に、1でございます。まず、本衛生組合の負担基準の状況でございます。本衛生組合の事業は、まず財産収入や手数料収入を充て、なお不足するものを久喜市、宮代町から負担金として収入しております。この構成市町の負担金につきましては、久喜宮代衛生組合規約第13条第2項に基づく経費負担基準に関する規程第2条により定められており、本衛生組合全体に係る共通経費、久喜宮代清掃センターの管理運営に要する経費は均等割10%、人口割90%、菖蒲清掃センター及び八甫清掃センターの管理運営に要する経費は、久喜市100%となってございます。久喜市、宮代町の負担基準は、過去久喜市、宮代町で2対1であったものを平成27年度に均等割、人口割の併用を採用し、現在に至っております。
  続きまして、負担基準を人口割から処理量割に変更する理由でございます。1つ目といたしまして、本衛生組合は、行政サービスを広く全般的に提供する市町村と異なり、ごみの収集、処理といった清掃行政のみを提供する一部事務組合であることから、住民の皆様の負担はごみの収集処理の量を基礎とすることが合理的であることが挙げられます。
  2つ目といたしまして、これまでのごみの減量化の取組には、廃棄物減量等推進員の皆様をはじめとしました地元の区長、役員の皆様、久喜市、宮代町の住民の皆様のご尽力をいただきまして、一定の成果が上がっているものと考えてございます。一方社会構造の変化を主な要因といたしまして、近年ごみの量はほぼ横ばいの状況が続いており、ごみの排出量を減らせば負担が減るという動機づけを行い、今後のごみの減量化を効果的に行う必要があるところでございます。
  続きまして、処理量割に変更する時期でございます。久喜宮代衛生組合規約第13条第2項に基づく経費負担基準に関する規程第3条の規定により、負担基準を3年に1度見直しを行うこととされておりまして、令和3年度が見直し該当年度となっているところでございます。将来久喜市の新たなごみ処理施設の稼働を前に、ごみの収集運搬、またし尿の収集運搬、処理に関する事務につきましては、久喜市、宮代町に移管を予定しているところでございまして、現在事務の調整に入るところでございます。ごみの減量化の取組は、一朝一夕にできるものではないことから、事務引継の本格的な調整に入る令和3年度こそ処理量割に変更する最もよい時期と考えているところでございます。
  続きまして、負担金の算出方法でございます。衛生組合全体に係る共通経費分につきましては、まず均等割10%に相当する金額と処理量割90%に相当する金額に分け、均等割部分につきましては2分の1ずつ、処理量割部分につきましては久喜市全域のごみ、し尿の処理量、宮代町の処理量の割合を積算して算出いたします。久喜宮代清掃センターの管理運営に要する経費分につきましては、均等割部分は共通経費分を同様に算出し、処理量割部分につきましては久喜市のうち久喜区域のごみ、し尿の処理量、宮代町の処理量の割合を積算して算出いたします。菖蒲清掃センター、八甫清掃センターの管理運営に要する経費につきましては、全額久喜市負担となります。
  続きまして、今般の負担基準の変更の経緯でございます。現在の負担基準は、平成27年度に人口割、処理量割の両方で検討し、結果人口割を採用したところでございます。今般の見直しにつきましては、人口割、処理量割の両方の考え方を整理し、令和2年1月の正副管理者会議において処理量割に変更するという方向性を決定し、以降久喜市、宮代町、衛生組合で事務調整を行ってまいりました。令和3年度の予算編成作業と事務調整の結果について、令和3年1月の正副管理者会議において協議、決定したことから、本定例会に予算案として上程し、議員の皆様に処理量割の変更についてご説明を申し上げたところでございます。
  なお、令和3年度当初予算における処理量割合につきましては、予算編成作業時に把握しております令和元年度のごみ、し尿の処理量で予算額を算出し、久喜市、宮代町に予算化をお願いしたところでございます。その後、確定いたしました処理量で負担金を算出いたしましたところ、当初予算の負担金額と差異が生じておりまして、まだ正式な形で久喜市、宮代町に伝えておりませんので、今後補正時期を捉えまして、久喜市、宮代町と協議の上、確定した処理量で負担金を補正させていただきたいと考えております。
  今後当衛生組合といたしましては、今回の負担基準の変更を起点といたしまして、本衛生組合、久喜市、宮代町管内住民の皆様が一体となってごみの減量化に取り組んでいきたいと考えてございます。今後につきましては、議長、副議長よりご提案をいただきました報告の機会、全員協議会等々の場をお借りいたしまして情報提供を行い、丁寧に政策の推進を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。
  続きまして、歳入の2についてご答弁を申し上げます。地方債は、地方公共団体が資金調達のために会計年度を超え負担する債務で、本衛生組合におきましてもごみ処理施設等の設備、機器の更新など世代間負担公平のため起債をしている状況でございます。
  本衛生組合の地方債の状況でございます。予算書57ページに、地方債現在高見込みに関する調書を記載いたしましたので、その調書でご説明を申し上げます。本衛生組合の地方債は、普通債とその他としまして、埼玉県ふるさと創造貸付金の2区分でご説明をいたします。
  前々年度、令和元年度末の現在高は18件、9億8,750万円でございます。前年度末、令和2年度の現在高見込みでございますが、22件、11億4,650万円で、これは左欄の令和元年度末の現在高に、令和2年度に起債予定の7件、4億1,000万円、令和2年度に償還した2億5,100万円を差引きしたものでございます。当該年度中、令和3年度の増減でございますが、令和3年度に起債予定の6件、4億円に2億8,400万円を差し引きまして、一番右の欄、令和3年度末の地方債現在高の見込みが12億6,250万円となってございます。
  償還予定でございます。令和2年度までに起債した地方債につきましては、令和7年度に償還が終了する予定でございます。令和3年度以降に起債する地方債の償還年限につきましては、本衛生組合の解散の見込みを踏まえまして、久喜市、宮代町と協議し、決定したいと考えているところでございます。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  泉議員。
                 〔6番 泉 伸一郎君登壇〕
6番(泉 伸一郎君) 再質問させていただきます。
  前段の議員のほうで細かく聞いておりますので、質問は少ないようにいたします。今回とにかく一番問題なのは、何も知らされなかったということなのです。長く議員をされているベテランの方が大変怒っておりまして、すごく歴史的に見ますと、本当に憤慨しているのが当たり前だみたいなことを言われてしまいまして、まず1点は、何も知らされてないというのが、ちょっと議会を軽んじられているのではないかという意見がありまして、また悪く言いますと、わざと公表しなかったのではないかと言う方もいらっしゃるのです。ちょっとそういう不信感を抱いております。
  久喜宮代におきましては、長年本当に皆さんが一致団結して進めてきたというわけなのですけれども、先ほどの議員、前段の議員さんも話しておられましたが、規約もやっぱり先に決めずに、予算が通った後に規約を変えるとか、すごく早急な感じがいたします。衛生組合が解散になるということを踏まえますと、やはりこういう時期に遺恨を残すような、そういうことがあってよいものであるかということを言われている方もいらっしゃいますので、その点についてもう一度意見を伺いたいと思います。
  それから、2問目です。私としましては解散時に、令和8年ですね、そのときに現在高見込額というこの12億6,250万円がゼロになるのかなとか思っていたわけなのですけれども、今お聞きしましたら、やはりそれはちょっとできないみたいなものですから、本当にこの償還計画というのですか、確実なそういう計画があるのかないかをお聞かせください。
議長(丸山妙子君) 泉議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 泉議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
  まず、負担金の変更に関してでございます。今後どのように進めていくのか、そういった認識についてのご質問かと思います。先ほどのご答弁申し上げましたとおり、今後につきまして、議長、副議長よりご提案をいただきました報告の機会、全員協議会等々の場をお借りいたしまして情報提供を行いまして、丁寧に政策推進を進めてまいりたいと考えてございます。当然議員さんご指摘のとおり不信感を招かないよう、今まで培ってきました久喜市、宮代町の一緒に推進をしてきました不信感、そういったものを抱かないように、丁寧に進めてまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたい、賜りたいと思います。
  続きまして、令和8年度までに償還が終わるか否かということでございます。ちょっと私の先ほどの答弁、言葉足りない部分もあったのかなと反省はしているのですけれども、令和3年度に起債をしたものは、一応今の考えでいいますと、1年据置きの5年償還、すなわち8年度に償還を終了したいと考えてございます。それまでの令和2年度までに償還したもの、起債をしました地方債につきましては、令和7年度に償還が終了いたしますので、これは順繰り、順繰りとなるのでしょうか、令和3年度に借り入れたものについては令和8年度に償還が終了するという考えでございます。
議長(丸山妙子君) 以上で泉議員の質疑を打ち切ります。
  渡辺議員、お願いします。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 3番、渡辺です。質疑させていただきます。
  歳入です。8ページ、使用料及び手数料のところで、直接搬入が増加していると報告を受けました。搬入の現状と、今後何が増加すると予想しているのかお伺いをいたします。
  2です。同じく8ページ、使用料及び手数料です。塵芥処理手数料、し尿手数料に係る消費税は幾らと試算したのかお伺いをいたします。
  3です。8ページ、国庫支出金、国庫補助金の循環型社会形成推進交付金の550万7,000円の説明を求めます。昨年度は843万3,000円でありました。この違いもお伺いをいたします。昨年度の説明では、年内に終了すれば問題なく、事業費の3分の1と聞いていたと思うのですけれども、これについての同じ、どういう交付金で、どの事業に充てているのかお伺いをいたします。
  4です。10ページ、財産収入、財産売払収入、各資源物の市況変動、資源物の売払い価格については参考資料で理解をいたしました。かなり落ち込んでおりました。それぞれの量については、どのように試算したのかお伺いいたします。
  また、以降につきましては、前者の質疑で分かりましたので、答弁は結構です。
  5番につきましても前者の質疑で理解いたしましたので、答弁は結構です。
  以上お願いします。
議長(丸山妙子君) 渡辺議員の質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 渡辺議員のご質疑のうち、1、2、4についてご答弁申し上げます。
  初めに、1でございます。令和2年度の衛生組合への直接搬入量については、12月までの家庭系ごみの搬入量が前年度比で53トンの増となっております。一方事業系ごみの搬入量が前年度比で791トンの減となっているため、全体で見ますと738トンの減となってございます。今後の見通しでございますが、令和3年度予算の塵芥処理手数料の積算では、久喜宮代清掃センター管内で8月に久喜市の新学校給食センター、9月に宮代町の東武動物公園駅に隣接する商業施設が開業予定であること及び菖蒲清掃センター管内で事業系ごみが年々増加傾向にあることから、主に事業系ごみが増加すると見込んでおります。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の状況により、搬入量は大きく左右されるものと考えております。
  次に、2でございます。令和3年度予算における一般廃棄物処理手数料に転嫁した消費税相当額は、塵芥処理手数料2,556万4,000円、し尿処理手数料104万円、合計で2,660万4,000円でございます。
  次に、4でございます。資源回収物売却分の量の試算についてでございます。議案参考資料の3ページに上げております品目につきましては、アルミ缶206トン、前年度比18トンの増、新聞823トン、前年度比11トンの増、雑誌・ざつがみ2,136トン、前年度比167トンの増、段ボール1,204トン、前年度比54トンの増、ペットボトル522トン、前年度比23トンの増と見込んでおります。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 渡辺議員ご質疑の3についてご答弁申し上げます。
  令和3年度の循環型社会形成推進交付金につきましては、八甫清掃センターし尿処理施設の基幹的設備改良事業に係る業者選定支援業務委託及び令和2年度、3年度の2か年で行っている生活環境影響調査業務委託の令和3年度分に充てられるものでございます。これらの事業の目的といたしましては、延命化に係る基幹的設備改良工事を今後施行するに当たり、見積設計図書の精査、詳細検討や工事発注仕様書の作成及び生活環境への影響調査、分析、評価などを行うものでございまして、交付金の限度額につきましては、事業費の3分の1となってございます。
  交付金の内訳といたしましては、業者選定支援業務委託が440万円、生活環境影響調査業務委託の令和3年度分が110万7,000円を見込んでございます。また、令和2年度の当初予算では、長寿命化総合計画策定支援業務委託及び生活環境影響調査業務委託の令和2年度分に充てるために計上したものでございまして、交付金の限度額につきましては令和3年度と同じく事業費の3分の1となってございます。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 再質疑をさせていただきます。
  ごめんなさい、私報告を聞いたときに、増というのは家庭系ごみが増加したということですね。事業者ごみは、コロナの影響で減少しているということですね。全体としては減ということで、申し訳ございません。ただ、今後やはり事業系も増えていくということがありますので、この搬入なのですけれども、直接搬入の仕方が今一緒ですよね、久喜と宮代と。直接搬入の仕方というか、そうですよね。ご一緒に、火曜日から金曜日までの午前中と午後と分けていらっしゃるけれども、これにつきましては、今後処理量で負担割合を決めていくということで、曜日で地域を分けるというようなことは行うのかどうか。今後の、例えばなのですけれども、私はどうするのかなと思っていたので、お聞きするのですけれども、搬入の仕方の変更というものをお考えなのかどうかということをご確認させていただきたいなと思います。といいますのは、やはり宮代のごみ、久喜のごみ、一緒に来たときに、その処理をする方たちの業務のかかる時間を少し軽くする、煩雑になってしまわないように処理をするというような意味では、分けたほうがいいのかなとすごく思ったのですけれども、その点についてお伺いをいたします。
  それから、し尿の手数料と塵芥処理手数料の消費税、かなりの量だということで分かりましたので、結構です。
  次の循環型社会の形成推進なのですけれども、これはだから2年で終わるということで、今回のし尿処理のことに対しての業者選定と、それから生活環境調査が昨年、それから令和2年、令和3年と両方でやって、そこのところは業務は終了という形でよろしいわけですか。その後も、またこの循環型社会形成の推進交付金を受けて、何かし尿処理について進めていく計画というものがあるのかどうか確認させてください。
  それから、資源のことなのですが、量としては、要するに増を見込んでいるということで、今のお答えですと増ということなのですけれども、かなり資源物の市況変動が非常に激しいので、予算がすごく読みづらいのではないかなと思ってはいるのですが、現段階でこの予算を組んだときと今のこの変動というのは、またあるのでしょうか。もしあったら、教えていただきたいなと思いますけれども、量については増というふうに見込んでいるのですけれども、増を見込んだ理由というのはあるのですか。私は、そんなに増になるのかな、どうなのかなとちょっと分からなくて、減なのかというふうに予想していたのですけれども、みんな全部項目が増だったので、この増についての理由みたいなものあるのでしょうか、お伺いします。
議長(丸山妙子君) 渡辺議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 渡辺議員の再質疑についてご答弁申し上げます。
  まず、久喜宮代清掃センターへの搬入、久喜と宮代分けたほうがよろしいのではというご提案でございますが、現時点でもこちらのほうは久喜、宮代分かれて計量をしております。まず、家庭系及び事業系の許可業者を使わずに直接搬入される方につきましては、搬入時の門のところにあります計量所のところで、久喜市の住所なのか宮代町の住所なのか、そちらのほうを聞きまして、それぞれ別の計量を行っております。機械的に計量しております。ですので、こちらのほうにつきましては、もう搬入時の段階で分かれているというような状態になってございます。また、許可業者を使用されている事業所につきましては、こちらについては久喜市、宮代町一緒に搬入されることもございますが、許可業者のほうからそれぞれの事業所でどれだけの重量を積み込んだか、こちらのほうを報告させております。これに基づきまして、私ども手数料のほうを請求しておりますので、こちらのそれぞれの所在の住所によって、やはりこちらのほうは正確に、こちらは分けられているという状況であることをご報告させていただきます。
  続きまして、財産売払収入の関係でございます。予算積算時と現行で、また違いがあるのかというようなお話でございました。まず、令和3年度予算編成の段階で使用した単価につきましては、令和2年度の10月から12月の売却単価を使用しております。現在1月から3月までの売却単価、こちらのほうで変動がございますので、ご報告させていただきたいと思います。
  まず、新聞についてでございます。新聞が、予算積算時に使用した単価がトン当たり3,850円、現在がトン当たり2,750円、雑誌・ざつがみ、予算時1,650円、現在550円、段ボール、予算時2,750円、現在が1,650円、紙パック、予算時1,650円、現在550円、布・衣類につきましては変わらずでございますが、こちらについてはゼロ円になっております。ペットボトル、こちらのほうは予算積算時と現在変わらず6,600円、ガラス無色、こちらについても変動なしで101円、アルミ缶、こちらも変動なしで5万5,000円で、スチール缶、こちらにつきましては予算編成時が1万450円、現在が1万5,950円で、スチール缶のみ上昇しているというような状況でございます。
  次に、こちらのほうの回収量、こちらのほうを増額と見込んだ経緯でございますが、こちらのほうは近年の実績を考慮して増になるものと見込んだものでございます。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 渡辺議員の再質疑につきましてご答弁申し上げます。
  循環型社会形成推進交付金の事業につきまして、令和2年度、今年度発注しております業務委託といたしまして、長寿命化総合計画策定支援業務委託、こちらにつきましては令和2年度、単年度での業務委託になりますので、今年度で終了いたします。もう一つの業務委託といたしまして、生活環境影響調査業務委託、こちらにつきましては令和2年度、3年度、2か年の事業となりますことから、令和3年度をもって終了となります。来年度発注予定の業者選定支援業務委託、こちらにつきましては令和3年度、単年度での事業となりますことから、令和3年度で終了を予定しております。今後の当該交付金の事業につきましては、令和4年度、5年度の2か年で基幹的設備改良に係る工事、実際の八甫し尿処理施設の基幹的設備改良工事を令和4年度、5年度で行っていく予定でございます。
議長(丸山妙子君) 総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 渡辺議員の再質疑のうち負担金の部分、処理量割に変更するという観点から、直接搬入についてご答弁を申し上げます。
  今回処理量割に変更いたしまして、さらに正確に量らなければならないこととなったわけでございますが、今現在ある一定の期間、週のうち4日でしょうか、直接搬入を受け入れて、そちらのサービスが低下することのないよう、これはこれで引き続きやってまいりたいと、こちらを処理量割に変更したことを理由にして、サービスの低下を招かないように頑張ってまいりたいと考えてございますので、よろしくお願いをいたします。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 直接搬入については、変更なくしても計量のほうはしっかりしているし、それぞれ業者のほうが搬入したとしても、それは分けられていることで了解いたしましたので、私1つ提案させていただきましたけれども、それによると利用者の人にとっては少し不便になるということがあるのですが、それが主幹のほうからは変更ないようで、しっかりと利用のサービスの低下にならないようにということお答えありましたので、しっかりとやっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
  循環型社会形成のほうなのですけれども、今回生活環境影響調査のほうが2年、3年、今回の3年度の予算のほうで終わるということで、それらの報告もしていただけると思うのですが、その後も今回のこの交付金を使っていくということなので、これは要するに衛生組合終了するまで、ちゃんと交付金として出てきたものを活用はさせていくという方向性として受け止めましたので、それはそれでよろしいのでしょうか。要するに交付金、あるものはやっぱり使っていただきたいという思いがありますので、しっかりと使っていただくということでよろしいのかなと。ただ、やはり先ほども起債の話がありましたけれども、そういうことも絡んでくるのかなと思うので、その辺がどの辺まで使えるのかというのがちょっと心配になりましたので、またそのことについてもお聞きをいたします。
  それから、かなりの市況の変動があるので、びっくりしているところなのですが、これは上向きには、しばらくはならないのかなとは思ってしまうのですが、その分要するに皆さんが資源を有効活用しましょうというところで頑張ってくだされば、ある程度の挽回はできるという形になると思うのですけれども、その辺の取組についてはどのようにお考えなのでしょうか。要するに増と見ていますけれども、その増加をさせるためには、皆さんと市民が努力しなければならないということになりますので、そういうところについてはどのように増加させていくという、そのお考えはどのようにお持ちでしょうか、お聞きします。
議長(丸山妙子君) 渡辺議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 渡辺議員の再々質疑のうち、資源循環型社会交付金、使用をしていくのかというご質疑でございました。
  私どもといたしましても、できる限りやはり有利な状況で財政運営をしていきたい。起債のお話もございましたが、やはりまず第一前提は、一番有利、最も有利なものを財源として充てていきたいと考えてございます。引き続き財源として要望をしてまいりたいと考えてございますので、よろしくお願いをいたします。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) それでは、渡辺議員の再々質疑に対してご答弁させていただきます。
  資源量を増加させていく方法ということでございますが、こちらにつきましてはやはり住民の皆様に分別の徹底をお願いするということになろうと思います。私ども衛生組合のほうでは、店頭回収の利用ですとか、そういったことで私どもの資源回収のほうに出さずに、そういった店頭での回収等もご利用くださいというような、このようなアナウンスもしておりますが、そちらのほうについては、これからも継続はさせていただきます。そのような観点から申しますと、やはり今現在ごみの中に紛れてしまっているかもしれない資源物のほうの、やはり分別を徹底ということになろうかと思われます。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 以上で渡辺議員の質疑を打ち切ります。
  川野議員、お願いします。
                 〔11番 川野武志君登壇〕
11番(川野武志君) 議席番号11番、川野でございます。私あんまり質問しない議員でいるのですけれども、1点だけ質問させてください。よろしくお願いいたします。
  令和3年度久喜宮代衛生組合一般会計歳入歳出予算について、1、9ページ、1節組合負担金について。令和3年度から衛生組合負担金割合が人口割を処理量割に改正し、令和元年度実績値で予算計上されています。共通経費分は、均等割プラス処理量割、久喜市81.6%、宮代町18.4%、久喜宮代清掃センター分は均等割プラス処理量割、久喜市が64.9%、宮代町35.1%となっています。このことは、久喜市、宮代町の両管理者をはじめ、衛生組合執行部が協議の上でのことだと思いますが、当衛生組合議会には事前に提案理由などの話は一切なかったと思います。そこで、次のことについてお伺いします。
  (1)、なぜ久喜宮代衛生組合議会議員に提案しなかったのか。前段の議員さん、また今日議会運営委員会が開かれまして、これからは全員協議会を開いて、事前に説明いただけるというお話をいただきました。宮代町は、し尿を北本地区衛生組合に加入して処理することとなっていますが、私個人といたしましては、60年続けてきた久喜宮代衛生組合の歴史を大事に考え、北本地区衛生組合よりも維持管理費が高くなっても、八甫地区の住民のご理解をいただいた上で、久喜市と一緒に八甫清掃センターにお世話になったほうが正しい選択だと、私は今でも思っています。もちろん八甫地区の住民からの要望である八甫清掃センターの稼働期間15年間後の施設候補地を、この衛生組合の跡地を了解してのことです。
  私は、議員としては1年ですけれども、久喜宮代の事業者で構成をされております久喜地区防火安全協会の副会長や宮代町の商工会長をしていたときには、久喜市の会長であります成田議員のお父様が会長をやっていたときには、一緒に久喜宮代発展のために頑張ってきた経緯がございます。久喜市とは、特にごみ問題は運命共同体だと今でも思っております。国では、プラごみを全面的な基準をつくり、極力リサイクルを進める方向でいます。今のところ、久喜市はプラを燃やして発電するお考えですが、いずれそういった国の基準に合わせなければいけないときが来ると私は思っております。そのためにも、久喜宮代衛生組合の存続や跡地を有効活用すべきだと思っていますが、いかがでしょうか。
  次、(2)、いつ頃から、人口割から処理量割の話になったのか。これは、前段の議員さんのときにご説明いただきましたので、承知いたしました。
  (3)、なぜ人口割でいけないのか、その辺のことをご答弁いただきます。よろしくお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 川野議員、事前に通告した答弁はご答弁申し上げますけれども、今ちょっと違った質問ございましたので、ご了解いただきたいと思います。
  川野議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 川野議員ご質疑の歳入の組合負担金について、ご答弁を申し上げます。
  まず、(1)といたしまして、組合の存続また跡地利用のお話でございます。組合の存続という点に関しましては、現行久喜市がごみの処理については久喜市単独で処理と、久喜地区、菖蒲、栗橋、鷲宮地区と4地区統合して単独で処理を行うと伺ってございます。また、し尿につきましては、久喜市は八甫清掃センターでし尿を統合して処理、宮代町におきましては、北本地区衛生組合のほうで処理を予定をしている、調整をしていると承っている状況でございます。組合の存続そのものに対しましては、いずれにしてもこのし尿処理、またごみの処理の枠組みが変わってしまうということで、現状考えますと衛生組合が存続するしないは、あくまでこれは構成市町の協議によるものでございますので、何ともご答弁申し上げられないところではございますが、今の進んでいる状況を見ると、組合は解散という方向に向かっているのかなと認識をしているところでございます。
  続きまして、(3)のなぜ人口割を処理量割に改めなければならないのか、その処理量割に改める理由でございます。1つ目といたしまして、本衛生組合は行政サービスを広く全般的に提供する市町村と異なり、ごみの収集、処理といった清掃行政のみを提供する一部事務組合であることから、住民の皆様の負担はごみの収集処理の量を基礎とすることが合理的であることが挙げられます。
  2つ目といたしまして、これまでのごみの減量化の取組には、廃棄物減量等推進員の皆様をはじめとしました地元の区長、役員の皆様、久喜市、宮代町の住民の皆様のご尽力をいただきまして、一定の成果が上がっているものと考えてございます。一方社会構造の変化を主な要因といたしまして、近年ごみの量はほぼ横ばいの状況が続いており、ごみの排出量を減らせば負担が減るという動機づけを行い、今後のごみの減量化を効果的に行う必要があるところでございます。将来久喜市の新たなごみ処理施設の稼働を前に、久喜市、宮代町にごみの収集運搬事務、し尿の収集処理に関する事務の移管を予定しているところでございまして、現在事務の引継ぎに関する調整に入るところでございます。
  ごみの減量化の取組につきましては、一朝一夕にできるものではないことから、事務引継の本格的な調整に入る令和3年度こそ処理量割に変更する最もよい時期と考えておりまして、またこれを起点として、本衛生組合、久喜市、宮代町管内住民の皆様が一体となって、ごみの減量化に取り組んでいきたいと考えているところでございます。今後につきましては、本日議長、副議長よりご提案をいただきました報告の機会、全員協議会の場等々をお借りいたしまして、今後情報提供を行いまして、丁寧に政策等を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  川野議員。
                 〔11番 川野武志君登壇〕
11番(川野武志君) 詳しいご答弁ありがとうございます。
  1の質問ですけれども、何か内容がずれてしまったというふうな、確かに議長からお叱りをいただいたのですけれども、そうだなと思うのですけれども、やはり事前に議員にもいろいろと説明があれば、こういった私のような質問をしなくて済むのかなと思いますので、跡地のこともぜひ我々議員のほうにも事前に説明いただければと思っております。1のほうは承知いたしました。
  3の人口割ではいけないのかということなのですが、人口割のほうが計算方法も早いので、処理量割になりますと、一般ごみの量とか事業所系のごみとか、し尿はどのくらいなのかという計算が大変難しいし、またごみの抑制をするのに、住民がどこを少なくしたらいいのか、そういった改善が事前にできると思いますので、その辺どのように考えているのか、もう一度ご答弁よろしくお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 川野議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 川野議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
  まず、人口割のほうがより分かりやすい、計算のしやすい方法ではないかというご質疑でございます。先ほど来申し上げましたとおり、やはり一部事務組合、このごみの処理を行うものは、やっぱりごみの量で行うのがより的確であるという考え方、また人口によらないものもやはり出ているというのが今現状でございます。例えば事業系ごみであったりとかし尿であったり、これは各市町村ごとに特色、いろんなやり方、立地条件等々、産業構造とか異なってまいります。これを今までごみというものを人口というものに比例をしているという前提の中でやってまいったのですけれども、ここら辺をより正確な、合理的であると考えられる処理量という形で改めるものでございます。また、今後こういった内容のことを住民の皆様、事業者の皆様はもちろんお住まいの皆様、ホームページまた広報等々を通じまして、ごみの減量化、一層取り組んでまいりたいと考えてございますので、よろしくお願いを申し上げます。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  川野議員。
                 〔11番 川野武志君登壇〕
11番(川野武志君) ご答弁ありがとうございます。
  再々質問というよりも、しっかりと住民にも周知していただけるということでお話をいただきましたので、よろしくお願いを申し上げまして、私の質問を終わりとします。ありがとうございました。
議長(丸山妙子君) 以上で川野議員の質疑を打ち切ります。
  園部議員、お願いいたします。
                 〔9番 園部茂雄君登壇〕
9番(園部茂雄君) 9番、園部茂雄です。議案第2号 令和3年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、歳入についての質疑ですけれども、これまでの答弁を聞いて分かりましたので、答弁は結構です。
  以上で終わりにします。
議長(丸山妙子君) 以上で園部議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして議案第2号の歳入に対する質疑を打ち切ります。
  ここで休憩といたします。

    休憩 午前11時57分

    再開 午後 1時00分

議長(丸山妙子君) では、再開いたします。
  午前中は、議案第2号の歳入に対する質疑を行い、打ち切りました。
  これより、議案第2号の歳出に対する質疑を通告順にお受けいたします。
  初めに、斉藤議員、お願いします。
                 〔8番 斉藤広子君登壇〕
8番(斉藤広子君) 一般会計予算の歳出について質問させていただきます。
  30ページ、分別アプリ保守業務委託についてでございます。現在のアプリ登録数と、令和3年度アプリ登録拡大数への目標数と、今後の周知と、アプリの内容の充実について伺います。
議長(丸山妙子君) 斉藤議員の質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 斉藤議員のご質疑にご答弁申し上げます。
  初めに、当組合の分別アプリの登録数でございますが、本年2月末日時点で1万2,749件となっております。来年度のアプリの新規登録件数といたしましては、令和元年度実績を参考に2,500件を目安として、収集カレンダー、広報紙、ホームページといった広報媒体にアプリについて掲載するとともに、アプリの機能や設定方法等を記載したチラシを久喜市民まつりや宮代町民まつりなどの各種イベント時や、当組合への来庁者に引き続き配布することで登録の拡大を図っていきたいと考えております。内容の充実につきましては、ごみの出し方やごみ分別辞典について、内容の更新や品目の追加を行ってまいりたいと考えております。また、コロナ禍に関係するごみの分別や直接搬入受付の変更など、刻々と変化する社会情勢に対応したお願いをすぐに住民の皆様にお届けできることから、お知らせ機能についてもより一層の活用をしてまいりたいと考えております。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  斉藤議員。
                 〔8番 斉藤広子君登壇〕
8番(斉藤広子君) すごく数が毎回増えているということで、毎年2,500件ずつぐらい増加しているということなので、ぜひまた着実に伸ばしていただきたいというのは要望させていただきたいのですけれども、先ほどちょっとお話の中にもありましたけれども、こういうSNSの活用というのは、これから大変重要になっていくかなと思いますし、それと同時に、なかなかそういうことが分からない高齢者の方とか、こういうインターネットが苦手な、そういう方たちにも何か分かるようなそういう取組は、紙を渡せばいいという部分ではなく、もう少し高齢者とかにも分かるような対応というのもしっかり考えていかなくてはいけないかなと思っております。
  あともう一点は、先ほど言っていただいたお知らせ機能って、スマホの左上部分のところに新しい情報が毎回載っていて、逆に言うと、私はこれはホームページよりも新しい、早い情報が入ってくるかなと思うのです。それで、そこのところに新着というところが、色が変わっていて、1とか2とか未読の部分だけ色つくのですけれども、そこの下にげんりょうくんの絵があって、桜の絵があってとなっているのですけれども、できればその新着の部分をもう少し大きくしていただければ、そこをクリックするというか、ここに新しい情報載っていますみたいな、そういう工夫をしていただければと思いますが、その点について伺います。
議長(丸山妙子君) 斉藤議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 斉藤議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  まず、一番最初の高齢者に対して、もっと紙を渡すだけではなくというようなお話がございました。先ほど久喜市民まつりや宮代町民まつりのところでアピールするというようなお話がございましたが、こちらのほうチラシを配る際には、もしもスマートフォン今お持ちでしたらば、職員のほうがダウンロードいたしますというようなお声がけもさせていただいております。今後もそのような取組のほうは続けてまいりたいと思っております。
  次に、機能のほうで、お知らせのところの大きくというようなお話でございましたが、こちらについてはこのアプリ、パッケージソフトを使用させていただいております。また、こちらのほうの仕様の契約については長期継続契約を結んでおりまして、その中途年度でございますことから、大幅な仕様の変更というのは難しいものでございます。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  斉藤議員。
                 〔8番 斉藤広子君登壇〕
8番(斉藤広子君) ちょっとアプリの部分は、急に変わるというのは無理かもしれないのですけれども、何かやっぱり業者のほうに聞いていただきながら、一番大事な部分を、ほかの部分というのは毎回変化がないので、何曜日何のごみとか、このごみは何とかと分かると、そういう人は見る必要がないのだけれども、逆にどういう動きがあるかなとか、何か変化があるかなということに関して興味があるわけですから、その点はこれからアプリの会社のほうにも投げかけていただきたいなと思っております。
  あともう一つ、ちょっと気になったのが、先ほど高齢者の情報をやっぱり広げていかなくてはいけないということで、市民まつり、町民まつりという話がありました。実際去年なんかも市民まつり、町民まつりは開かれていないわけです。だから、そういうことではなく、例えば高齢者が集まるところというのはどこなのかなということを考えたときに、こちらからやはりそういうところに入っていきながらアピールしていく、そういうことが大事かなと思うのです。かえって高齢になって、何曜日が何のごみだったかなとか間違えて、ざつがみと段ボールの日が分からないとか、そういうことがあって、大変便利で使いやすいアプリですので、その点も今後進めていっていただきたいなと思います。これは要望させていただきます。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 以上で斉藤議員の質疑を打ち切ります。
  次に、浅倉議員、お願いします。
                 〔5番 浅倉孝郎君登壇〕
5番(浅倉孝郎君) 議席番号5番、浅倉孝郎です。歳出につきまして質問させていただきます。
  32ページ、3款衛生費、1項清掃費、14、15、16の減量推進事業についてです。(1)、業務用生ごみ処理機補助金について、これまでの補助実績を教えてください。また、普及拡大をするために、どのような広報を行っているのでしょうか。
  (2)、資源集団回収事業報償金について、資源物の市況が厳しい中、先ほど前段議員のほうでもご回答がありましたけれども、かなり資源物の市況が厳しい状況になっていると思います。集団回収は維持できるのか、何か対策を講じていくのか。
  42ページ、3款衛生費、1項清掃費、7、8、9、塵芥処分事業です。焼却灰路盤材原料化業務委託、ばいじん路盤材原料化業務委託、焼却灰セメント原料化業務委託、ばいじんセメント原料化業務委託などは、コロナ禍における経済の低迷により使用料が減ったことで、処理単価は上がっていないのでしょうか。
  以上お願いいたします。
議長(丸山妙子君) 浅倉議員の質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 浅倉議員のご質疑のうち、5の(1)、(2)についてご答弁申し上げます。
  初めに、(1)でございます。業務用生ごみ処理機のこれまでの補助実績は14件でございます。今年度は、現在のところ補助の実績はございませんが、1件の事業所と処理機導入に向けた話合いを持っております。広報につきましては、毎年多量排出事業者に対し、補助制度に関するチラシを送付しご案内するとともに、ホームページにも掲載し、周知に取り組んでいるところでございます。
  次に、(2)でございます。資源集団回収事業につきましては、現在のところ登録団体や回収登録業者から市況の変化を原因とした休止や廃止の相談はないことから、現状でも集団回収は維持できるものと認識しております。このため、対策につきましても現時点では考えておりません。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 浅倉議員ご質疑の6について、ご答弁申し上げます。
  塵芥処分事業における焼却灰や、ばいじんの処理単価につきましては、路盤材原料化業務委託及びセメント原料化業務委託とも、現時点ではコロナ禍に伴う影響は生じていない状況でございます。このため、令和3年度当初予算での処理単価は、焼却灰路盤材原料化業務委託の1社を除いて、令和2年度と同額を見込んでございます。
  なお、焼却灰路盤材原料化業務委託を受注している2社のうち1社につきましては、資源化処理施設の維持管理費が老朽化に伴い増大しているとの理由によりまして、令和3年度当初予算での見積単価が令和2年度より高額となってございます。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  浅倉議員。
                 〔5番 浅倉孝郎君登壇〕
5番(浅倉孝郎君) それでは、再質問させていただきます。
  業務用生ごみ処理機なのですけれども、これまで14件補助してきて、現在1件話し合っているといいますけれども、この業務用生ごみ処理機の種類を教えてください。例えばよく言われているのが、消滅型というのと、あと堆肥型、この2つに分かれると思い、もしかしたら炭化型というのもあるのかもしれませんけれども、どういった型のものが多いのか教えてください。
  資源集団回収事業奨励金なのですけれども、私が懸念しているのは、20年ぐらい前ですか、逆有償になって、資源物がごみと出されて焼却するという事態になったことがあったかと思います。逆有償になったときの対策などは、今から考えているのでしょうか。
  それと、ばいじん等の路盤材とセメント材料化なのですけれども、現在影響は生じていないということですけれども、1社のうちが施設の改修によって増大しているということなのですけれども、これ例えば単価がこれ以上上がった場合、単価がより安い埋立て処分場にするという選択肢はあるのでしょうか。
  以上お願いいたします。
議長(丸山妙子君) 浅倉議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 浅倉議員の再質疑にご答弁させていただきます。
  まず、これまで14基の補助機器数のうち、その内容についてでございますが、現在手元に資料がないため、詳細は不明でございます。しかしながら、ある程度減容しながら堆肥を作れるという堆肥化型と消滅型、こちらのほうの2種類がございまして、近年でも両方のタイプが出ているというような形になってございます。
  また、次に資源集団回収の関係でございます。20年前に逆有償になり、そのときにこちらのほうの資源集団回収が維持できなくなって、材料の資源物がごみとして出てきたというようなお話でございました。それに対する対策のほうを考えているかというようなお話でございます。現在のところ、衛生組合では考えてはおりませんけれども、将来的にそのようなことがございましたらば、あくまで一例でございますが、回収業者補助金制度というようなものも考えていかなくてはならないのかと認識しているところでございます。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 浅倉議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  焼却灰及びばいじんの処分方法につきましてですが、埋立て処分につきましては、費用面だけを考えれば安価ではございますが、当衛生組合では埋立て処分を徐々に減らしてきておりまして、再資源化を推進ということで、今年度につきましては100%、焼却残渣については再資源化を図っておるものでございまして、今後埋立て処分につきましては考えていないところでございます。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  浅倉議員。
                 〔5番 浅倉孝郎君登壇〕
5番(浅倉孝郎君) 再々質問させていただきます。
  業務用生ごみ処理機補助金についてですけれども、分かりました。こちらやはり業務用生ごみ処理機によりまして、生ごみ排出される事業者さんにとってみても、若干の管理運営費用などもかかってしまいますけれども、やはりリサイクルしていくというのはこれからの時代の流れだと思います。そこで、商工会と連携したりとか、あと多量排出事業者へ直接何かお願いとか、そういうことはしていらっしゃるのでしょうか。
  資源集団回収事業報償金についてなのですけれども、逆有償になったときの対策は特にしていないけれども、回収事業者の補助金などを考えていくということで、これたしか20年前もいきなり来たのです。中国がいきなり輸入中止になって、それで自治体の皆さんが慌てたということもありましたので、今から考えていったほうがいいのかなということを思っています。こちらは特にありません。
  それと、塵芥処分事業のほうの路盤材とセメント材料なのですけれども、100%再資源化を目指しているということなので、こちらは了解いたしました。
  業務用生ごみ処理機だけお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 浅倉議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 浅倉議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  商工会を通じての働きかけというようなお話でございますが、まずこちらのほうについては、現在のところ行っておりません。また、多量排出事業者への働きかけということでございますが、こちらにつきましては、毎年多量排出事業者へ決定の通知の際に、減量の一環として業務用生ごみ処理機を導入していただけないかということでパンフレットのほうを入れて、ぜひご検討くださいというようなお話はさせていただいております。しかしながら、こちらからそれぞれの事業者のほうに出向いて直接お話をするというようなことは、現在行ってございません。
議長(丸山妙子君) 以上で浅倉議員の質疑を打ち切ります。
  猪股議員、お願いいたします。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) 通告順に質疑してまいります。
  まず1つ目、周辺地区環境整備事業、21ページです。180万円、毎年確認のためにお聞きしているのですが、対象事業の新年度計画を説明してください。
  それから、33ページ、前者にもありました業務用生ごみ処理機の補助金です。各センターの20年度実績、先ほど全体で、3センターで1件ということでしたが、センターごとにお願いします。それから、新年度見積りの件数、減額されているのですけれども、その理由。
  それから、生ごみ処理容器購入費補助金、資源集団回収事業者報償金の増減は、実績を踏まえたものと理解してよいか。
  34ページです。塵芥処理費、各清掃センターごとにごみ、資源それぞれの搬入量と増減見通しを資料として提出をお願いしてあります。特に家庭系ごみについてなのですが、減量見通しについての認識を示してください。
  4つ目、一般質問で提供していただいた資料によりますと、久喜市18年度の燃やせるごみが3万3,526トンで、プラ類が3,020トンで、合計3万6,546トンという数字でした。19年度は、燃やせるごみとプラスチック合わせて、合計3万7,407トンでした。いろいろちょっと分析をしまして、素朴にどういうことなのだろう、よく分からないところありますので、こちらの見解をお伺いしたいのですが、久喜市でごみ処理基本計画が変更をされました、去年の11月議会。それによりますと、焼却処理量、18年度が3万7,066トン、19年度が3万7,085トンというふうになったのですけれども、これが計画と衛生組合の実績と大きな乖離があるわけなのですけれども、これをどのように理解しているかをお聞きしたいのです。久喜市の見込算定に当たって、衛生組合での収集量の実績数値、もしかして提供していなかったのか、あるいは久喜市が計画の見直しに当たって組合の実績値を採用しなかったのだろうか、どうもよく理解できないでいます。そこら辺のそういう違いというものを衛生組合としてはどのように見ていらっしゃるか、見解をお聞かせいただければありがたいです。ちなみに、宮代町のごみ処理基本計画見させていただいたのですが、これはほとんど実績との違いはないのです。
  それから、久喜市のごみ処理基本計画では、20年度の焼却処理量が3万2,661トン、これはプラスチック含んでなのですが、急に大きく減る設定になっているのです。久喜の議会のほうでも、どういうことなのか質疑はしたのですけれども、よく説明が分かりません。組合の今現在、今年度実績の見通しではどれぐらいになると見込まれていますか。この久喜市のごみ処理基本計画3万2,000トンよりも大幅に上回るのかなと思いますけれども、お願いをいたします。
  それから、37ページです。3センターともごみ、資源の収集業務委託料の多くが微増となっています。その中で、燃やせるごみの収集委託料の増が大きくなっています。特に久喜宮代センターの燃やせるごみ収集委託料だけが12%の増と見込んでいますけれども、その理由を説明をしていただきたいのです。ちなみに、20年度の昨年の予算では、久喜宮代センターで燃やせるごみ11%に対し、燃やせないごみの収集委託44、粗大ごみのほうが72%、大変大きくなっていたのですが、今年はそんなことがないので、この数字の増減がどのように見込んでいるのか説明していただければありがたいです。
  久喜宮代センターで、粗大ごみ収集業務委託費が今年度の予算からなくなっているのですけれども、その理由を説明してください。
  それから、39ページです。ごみ処理施設運転管理業務委託費が久喜宮代センターで10%増、菖蒲センターで15%増、八甫センターで22%増と、3センターとも大幅増となっていますが、その理由を説明してください。
  次、41ページです。各センターのごみ処理施設設備工事の内容を説明をしてください。数字はいいかと思いますが、久喜宮代でごみ焼却施設機器修繕工事1億9,000万円、粗大ごみ処理施設機器修繕工事が2,400万、菖蒲でごみ処理施設機器修繕工事が2億3,000万円、八甫センターで粗大ごみ処理施設機器修繕工事が3,300万円となっています。その内容をお願いいたします。
  それから、43ページです。塵芥処分業務で、3センターとも焼却灰路盤材原料化委託、ばいじん路盤材原料化委託、破砕残渣最終処分業務委託などが増額となっているものがあるのですが、その理由を説明をしてください。委託業者の単価の上昇あるいは処理量の増加によるものでしょうか。
  それから、3、八甫センターはほとんど変わっていないのですけれども、ここでは廃スプレー缶処分業務だけが倍増に近くなっているのですが、その理由を説明してください。
  43ページ以降で、塵芥処分業務で、3センターごとに焼却灰、ばいじん、残渣等の最終処分、路盤材、セメントのリサイクルも含めてですが、その量と処分先の計画を提出いただくようにお願いしてあります。路盤材等は、実際の工事等に活用されているのだろうか、その活用先を明らかにしてください。それから、昨年度と処分方法、処分先を変えるまたは処分量が大きく変えるところがあれば説明をしてください。
  最後、し尿ですが、し尿処理施設基幹的設備改良工事、2020年度が2,500万でした。21年度が1,652万円で、国庫補助が循環型社会形成交付金が20年度843万円、21年度550万円、3分の1になっています。八甫し尿処理施設基幹的設備改良工事の改良工事費まで含めて、総額事業費の見込みと国庫補助金などの財源内訳の見込みを明らかにしてください。
議長(丸山妙子君) 猪股議員の質疑に対する答弁を求めます。
  八甫清掃センター所長。
                 〔八甫清掃センター所長 関根慶樹君登壇〕
八甫清掃センター所長(関根慶樹君) 猪股議員のご質疑のうち、(1)についてご答弁申し上げます。
  周辺地区環境整備事業(八甫)の180万でございますが、内訳といたしまして、鷲宮・栗橋生活環境保全協議会負担金としての100万円と、幸手関係地区住民環境衛生負担金としての80万円でございます。鷲宮・栗橋生活環境保全協議会につきましては、毎年年度当初に実施されている総会時において、事業計画を決定しております。その内容でございますが、ごみ分別啓発運動やごみ不法投棄防止活動などの地域環境保全を柱とした活動経費と、地区交付金として各地区における集会所やごみ集積所に対する修繕費や維持管理費等に充てられるものでございます。
  次に、幸手関係地区住民環境衛生負担金でございますが、年度末に負担金使途報告書をそれぞれ4地区に提出いただいております。その内容でございますが、集会所やごみ集積所の維持管理経費や清掃活動事業等に充てられるものでございます。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 猪股議員ご質疑のうち、(2)から(5)についてご答弁申し上げます。
  初めに、(2)でございます。業務用生ごみ処理機購入費補助金、令和2年度現在交渉をしているというようなお話を差し上げましたが、こちらのほうにつきましては宮代町の事業者1者というような形となってございます。令和3年度の予算見積件数でございますが、衛生組合全体で200万円を2基分、計400万円を予算計上しております。これは、令和3年度から補助金の上限額を250万円から200万円に見直すとともに、補助率を購入金額の2分の1から3分の2へと引き上げる改正を昨年12月に実施し、令和3年4月1日から施行することによるものでございます。
  次に、生ごみ処理容器等購入費補助金及び資源集団回収事業報償金の増減についてでございます。議員ご指摘のとおり、予算増減はここ数年の傾向と実績を基に積算したものでございます。
  次に、(3)でございます。各センターにおけるごみ、資源の搬入量の増減見通しといたしまして資料を調製し、本日皆様のお手元にお配りしてございますので、ご確認いただきたいと思います。議案質疑参考資料の6ページでございます。この排出量の算出に当たり、令和3年度は新型コロナウイルス感染症の収束を前提としておりますことから、いわゆるステイホームの影響が薄れると考え、各センターのいずれも家庭ごみは減少するものと見込んでおります。しかしながら、現在のコロナ禍における先行きが不透明な状況の中、正確な予測は困難でありますことをご理解賜りたいと存じます。
  次に、(4)でございます。久喜市一般廃棄物ごみ処理基本計画の変更について、久喜市担当課に確認いたしましたところ、焼却量の計算方法は久喜市基本計画での項目名で、変更前の計画処理量のうち燃やせるごみ、こちらとプラ製容器包装(白色トレイ含む)、台所資源(生ごみ)を合算した数値から、ごみ処理、処分量のうち剪定枝資源化を引き、これに破砕処理後焼却処理量ほかを加えたものとのことでございます。このように、当初の基本計画における数値を基に算出したとのことでございますことから、当組合における実績値との乖離が生じたと理解しております。
  また、今回の久喜市の基本計画の変更に当たり、久喜市から当組合へのデータ提供依頼や数値の確認依頼はございませんでした。そして、久喜市の将来予測では、令和2年度に焼却量が急減することとなっておりますが、市担当課に確認したところ、令和2年度からのごみの有料化の実施による影響を想定していたとのことでございます。一方、当組合における焼却処理量として、久喜市の基本計画と同様に算定したところ、平成30年度が3万7,399トン、令和元年度が3万7,411トンであり、今年度も同程度と見込んでおります。したがいまして、久喜市の基本計画における3万2,661トンを上回ることになろうと考えております。
  次に、(5)でございます。ごみ収集業務の委託料の設計に当たり、県が公表しております土木工事設計単価指標を参考にしておりますが、一般運転手及び普通作業員の単価は前年同期と比較して、ともに増額となっております。また、総務省統計局が公表しております消費者物価指数も、前年同期と比較して若干ながら上昇しております。加えて、令和3年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大下における業務継続対策の一環として予備員の増員を考慮に入れ、積算を行っております。燃やせるごみ収集業務につきましては、業務に当たる員数が多いことから、影響が大きくなっているところでございます。また、久喜宮代清掃センターの燃やせるごみ業務委託料は、令和3年度から直営車両1台を廃し、全面委託とする方針であることから、増としたものでございます。
  なお、粗大ごみ収集業務につきましては、直営収集職員を粗大ごみ収集業務に集約することから、直営収集のみで粗大ごみ収集を賄えるものと判断し、皆減としたものでございます。ただし、職員の高齢化が進んでおりますことがあり、万が一予期せぬ欠員が生じ、収集に必要な台数を確保することができなくなった場合には、委託業者に臨時で業務を委託することもあろうかと思われます。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 猪股議員ご質疑の(6)から(10)についてご答弁申し上げます。
  初めに、(6)でございます。ごみ処理施設運転管理業務委託につきましては、3センターとも平成30年度から3年間の長期継続契約を締結しておりますことから、令和2年度が契約期間の最終年度となっております。このため、令和2年度の当初予算は確定している契約金額を基に予算計上いたしましたが、令和3年度は新たに3年間の長期継続契約を進めていく計画でございますことから、事業者から徴した参考見積りを用いて予算を積算しております。その結果、労務費の上昇などに伴い、増額となったものでございます。
  次に、(7)でございます。各センターのごみ処理施設機器修繕工事の内訳につきまして、主な内容を申し上げます。久喜宮代清掃センターのごみ焼却施設機器修繕工事につきましては、焼却炉耐火物の修繕約4,536万円、集じん機計装機器の更新約2,107万円、焼却炉下コンベヤの更新約2,047万円、ロータリードライヤの修繕約1,575万円、ごみ及び灰クレーンの整備約1,408万円を見込んでございます。
  粗大ごみ処理施設機器修繕工事につきましては、破砕機の修繕約1,086万円、回転ふるいの修繕約412万円、始動制御器、抵抗器の修繕約268万円、振動フィーダの修繕約131万円を見込んでございます。
  菖蒲清掃センターのごみ処理施設機器修繕工事につきまして、焼却施設では灰出し設備の修繕約3,694万円、焼却炉耐火物の修繕約3,553万円、燃焼ガス冷却設備の修繕約2,356万円、集じん機の修繕約1,737万円、火格子の修繕約1,474万円、粗大ごみ処理施設では破砕機の修繕約1,658万円、回転ふるいの修繕約415万円、集じん機の修繕約316万円、振動コンベヤの修繕約263万円、磁選機の修繕約211万円を見込んでございます。
  八甫清掃センターの粗大ごみ処理施設機器修繕工事につきましては、ナンバー2破砕物コンベヤの修繕約1,411万円、ナンバー1残渣コンベヤの修繕約477万円、供給フィーダの修繕約364万円、破砕機の修繕約289万円、金属プレス機の修繕約278万円を見込んでございます。
  次に、(8)でございます。塵芥処分事業の業務委託における令和3年度当初予算につきましては、事業者からの参考見積りを用いて積算しております。焼却灰路盤材原料化業務委託につきましては、久喜宮代及び菖蒲清掃センターで増額となっております。増額となった理由といたしましては、当該業務を行っているツネイシカムテックス株式会社において、資源化処理施設の老朽化に伴い維持管理費が増大していることなどから、当該業務の1トン当たりの見積単価が令和2年度より高額となったことによるものでございます。また、久喜宮代清掃センターでは、令和2年度の処理量が当初の見込みを上回ったことから、この実績を加味し、焼却灰の処理量を令和2年度より多く見込んだことも要因の一つとなってございます。
  ばいじん路盤材原料化業務委託につきましては、久喜宮代清掃センターで増額となっております。増額となった理由といたしましては、久喜宮代清掃センターから発生するばいじんの令和2年度処理量が当初の見込みより増加傾向にございましたことから、この実績を加味し、焼却灰の処理量を令和2年度より多く見込んだことによるものでございます。
  破砕残渣最終処分業務委託につきましては、菖蒲清掃センターで増額となっております。増額となった理由といたしましては、菖蒲清掃センターから発生する破砕残渣の令和2年度処理量が当初の見込みを上回ったことから、この実績を加味し、破砕残渣の処分量を令和2年度より多く見込んで予算を計上したことによるものでございます。
  廃スプレー缶処分業務委託につきましては、3センターとも増額となっております。増額となった理由といたしましては、廃スプレー缶の処理時に発生するプラスチックや廃油の処分費が海外での廃棄物の輸入規制等の影響によりまして増大していることなどから、当該業務の1トン当たりの見積り単価が令和2年度より高額となったことによるものでございます。
  次に、(9)でございます。3センターごとの焼却灰、ばいじん、残渣等の最終処分量と処分先の計画につきましては、議案質疑参考資料7ページのとおりでございます。ご確認をお願いいたします。
  なお、処分方法及び処分先につきましては昨年度と変更ございませんが、処分量につきましては、コロナ禍の影響などによる搬入量の増加に伴い、焼却灰等の排出量も増加傾向にございます。特に久喜宮代清掃センターの焼却灰につきましては、令和2年度処分量が当初の見込みを上回ったことから、この実績を加味し、ツネイシカムテックス株式会社に業務委託しております焼却灰路盤材原料化量を令和2年度の700トンに対し、令和3年度は300トン増の1,000トンで計画しております。
  また、路盤材の活用先につきましては、議案質疑参考資料8ページのとおりでございます。こちらは、処理業者が売却いたしました再生材の埼玉県内での利用先でございまして、路盤材や埋め戻し材などとして利用されております。
  次に、(10)でございます。八甫し尿処理施設基幹的設備改良事業の改良工事費まで含めた総事業費の見込額は、現時点で4億8,851万円となってございます。財源内訳につきましては、国庫支出金が6,361万7,000円、起債が2億9,810万円、残りの1億2,679万3,000円を一般財源で見込んでおります。
  なお、この事業費の見込額は、久喜市宮代町地域循環型社会形成推進地域計画を基に算出しております。この地域計画は、現在平成30年度に久喜市が策定した、久喜市し尿処理施設整備基本構想に基づいた内容となっておりますが、来年度、令和3年度には、今年度策定している長寿命化総合計画の整備内容に基づき、地域計画を見直す予定でございます。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  猪股議員。
                 〔13番 猪股和雄君登壇〕
13番(猪股和雄君) まず、一番最初の八甫の周辺地区環境整備事業なのですけれども、具体的な、それぞれの大きく分けて2つの地区、もっと細かく分ければさらに4地区とかあるのですけれども、それぞれの地区での具体的な予算というのは、何に幾ら使うかという予算というのは出ていないのですか、それは今説明はされなかったけれども、それ1つお願いします。
  それから、業務用生ごみ処理機なのですけれども、新年度の導入してもらえる事業所があるのかどうか、その具体的な協議というものは今のところないというふうに理解していいですか、お願いします。
  それから、(5)なのですけれども、答弁がよく分からなかったので、もう一回お願いしたいのですけれども、粗大ごみ収集業務委託がなくなった理由で、職員で収集できるというふうに言われたのかな、ちょっとそこら辺が、職員でというのがどういう意味なのか理解できなかったので、説明をお願いいたします。もし間に合わない場合には、業者に委託があり得る、それを年度途中で変えるということがあり得るのか、見通しがなくて何とかなるだろうというふうに聞こえるのですけれども、説明をお願いいたします。
  それから次に、6番目、運転管理業務委託ですけれども、3年間の長期委託もそうでしたね。これは、この新年度が3年間の初年度ということになるわけですか。そうすると、ここで労務費を中心として値上げになったということで理解すればいいわけですね。
  それから、あとは細かく説明していただきまして、大体理解できるのですけれども、1つ、9番目の質問項目で、43ページ以降、塵芥処分業務で、路盤材等としての利用について資料を出していただいたのですけれども、この中で人工骨材、メルテックの製品を使っているのが久喜市では1か所だけというふうになっているのですけれども、これは行政、久喜市とか宮代町それぞれ働きかけて使ってもらうというようなことは特にしていないのでしょうか。前ここに視察に行ったときに、必ずしも行政になかなか需要が増えないというようなこと聞かされた覚えがあるのですけれども、進んでこちらで協力をするという、使う、利用する、活用をして協力するというようなことはしていないのかどうかをお願いをいたします。
  それからあとは、最終処分先は、ほとんど同じということで理解いたしました。
  一番最後の、ちょっとこれも数字書き殴ったので、10番目の総額事業費の見込みの数字だけお願いします。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 猪股議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  八甫清掃センター所長。
                 〔八甫清掃センター所長 関根慶樹君登壇〕
八甫清掃センター所長(関根慶樹君) 猪股議員の再質疑についてご答弁させていただきます。
  新年度計画や、また予算については、毎年年度当初に実施される総会時において決定されます。令和2年度はコロナ感染症蔓延の影響で、総会をはじめ多くの会議が中止となりました。こうした中、令和3年度事業は、美化活動啓発用ごみ袋の全戸配布や防犯カメラの設置や不法投棄防止看板の設置など、新規や既存実施事業で密とならないものが検討されるものと考えております。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 猪股議員の再質疑にご答弁させていただきます。
  まず、令和3年度の、こちらの導入見込みでございますが、先ほどの答弁でお話をいたしました宮代町の業者、こちらのほうにつきまして、令和3年度にこちらのほう補助をいただける可能性がございます。今回お話合いの内容の中で、4月1日以降の補助率の変更のお話もさせていただいておりますことから、それも踏まえて検討するとの回答でございました。
  次に、粗大ごみ収集業務委託の関係でございます。こちらにつきましては、燃やせるごみの委託とも関連してまいりますので、併せてお話をさせていただきたいと思います。今年度久喜宮代清掃センターでは、収集部門に正職員3名、再任用職員1名の計4名を配置し、燃やせるごみ収集1台、粗大ごみ収集1台の体制となっておりますが、令和3年度は施設部門に収集部門から正職員1名を補充いたしますことから、収集部門は正職員2名、再任用職員1名の計3名体制となります。加えて、職員の高齢化が進んでおりますこともあり、予期せぬ欠員が生じ、収集に必要な台数を確保することができなくなることも考えられますことから、影響の大きい燃やせるごみの収集を全面委託とし、直営現業職員を粗大ごみ収集業務へと集約するものでございます。これに伴い、直営現業職員の粗大ごみ収集業務に集約することで、粗大ごみ収集業務の直営稼働率は大きく上昇することから、予期せぬ欠員が出ない限り賄えるものと考えております。ただし、今年度収集職員4名のうち2名が、約1か月間の病気休暇を取得しているような状況でございますことから、予期せぬ欠員が生じる可能性があるということで、そのような長期の欠員が出て、いかんともしがたい状況になった場合には、臨時的にこの1回、2回だけ委託業者のほうに特別にこちらの業務を請け負ってもらえないかというようなお話をさせていただく可能性があると、そのようなお話でございます。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 猪股議員の再質疑につきましてご答弁申し上げます。
  初めに、来年度のごみ処理施設運転管理業務委託の内容につきましてですが、ご質疑のとおり、令和3年度から令和5年度までの3年間の長期継続契約を予定してございます。
  次に、路盤材等の活用先につきましてでございます。こちら8ページの資料につきましては、人工骨材を作成しておりますメルテックから聞き取りをした内容でございますが、メルテックが直接使用者の方に販売しているわけではなく、間に建築資材等の販売店を通して使用者の方に販売をしております。その関係から、なかなか詳細な内容を把握することが難しいところではございますが、建築資材の販売店を通じまして、販売先を確認した内容となっております。したがいまして、埼玉県久喜市内と書いてありましても、久喜市役所で使っているもののみではなく、久喜市内の工事現場等に納入しているという実績となっております。その中で、昨年度から構成市のほうに情報を提供いたしまして、久喜市役所の道路河川課のほうで、今年度50立方メートル、また昨年度につきましても、同じく50立方メートルを未舗装の市道の補修等に使用するために購入いただいているという状況でございます。
  続きまして、し尿処理施設基幹的設備改良事業の事業費の総額でございます。こちらにつきましては、先ほど申し上げましたとおり現時点での見込額となりますが、4億8,851万円となってございます。
議長(丸山妙子君) 以上で猪股議員の質疑を打ち切ります。
  泉議員、お願いいたします。
                 〔6番 泉 伸一郎君登壇〕
6番(泉 伸一郎君) 議席番号6番、泉伸一郎でございます。令和3年度久喜宮代衛生組合一般会計予算の歳出について、5点質問させていただきます。
  1、16ページ、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、(2)、一般事務管理事業(共通)、11節役務費のウイルス対策データのデータ等更新料の内容を伺う。
  2、19ページ、(2)、一般事務管理事業(共通)、12節委託料の職員ストレスチェック実施業務委託について伺う。
  3、21ページ、2目財産管理費、(1)、庁舎等管理事業(久喜宮代)、工事請負費の空調設備交換工事の詳細を伺う。
  4、33ページ、3款衛生費、1項清掃費、(13)、企画政策・統計事業、12節委託料のホームページデータバックアップ環境サーバー変更業務委託について伺う。
  5、41ページ、2目塵芥処理費、(4)、ごみ処理施設管理運営事業(久喜宮代)、14節工事請負費のごみ焼却施設機器修繕工事と粗大ごみ処理施設機器修繕工事の詳細を伺う。
  5問目につきましては、前段の議員で説明されていますので、答弁は大丈夫です。
  以上よろしくお願いします。
議長(丸山妙子君) 泉議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 泉議員ご質疑の歳出の1から3についてご答弁を申し上げます。
  まず、1でございます。本衛生組合では、職員全員にネットワークパソコンを配備しておりますことから、全てのパソコンにウイルス対策ソフトを導入しているところでございます。コンピューターウイルスにつきましては、次々と新しいものが発生していることから、ウイルスパターンのデータベースを日常的に更新していく必要がございます。導入しておりますウイルス対策ソフトは、1年間の契約となっておりまして、来年度分の更新料といたしまして20万9,000円を計上しているところでございます。
  続きまして、2でございます。本衛生組合では、職員のメンタルヘルスの不調のリスクを低減させるとともに、その結果を集団分析し、職場環境の改善につなげることで、職員のメンタルヘルス不調を未然に防止することを目的として、毎年ストレスチェックを実施しております。令和3年度におきましては、常時勤務するパートタイムの会計年度任用職員を含めまして、組合採用の常勤職員のみを対象として実施する予定でございます。
  なお、構成市町から派遣されている職員につきましては、派遣元の市町のストレスチェックを実施しているところでございます。ストレスチェックの内容でございますが、厚生労働省の定めるストレスチェック制度実施マニュアルに定めてございます心身のストレス反応、仕事のストレスの要因及び周囲のサポートの3領域57項目を実施してまいりたいと考えてございます。実施時期につきましては、毎年度冬に実施しておりますことから、令和3年度も冬季に実施する予定でございます。
  続きまして、3でございます。空調設備交換工事につきましては、経年劣化している久喜宮代清掃センター事務所棟の空調設備を交換する工事でございます。令和3年度におきましては、毎年度実施している点検結果や動作エラーの頻度などを勘案いたしまして、事務室及び2階正面ロビーの埋め込み型空調設備ユニット、また室外機の交換を予定してございます。事務室につきましては、2ユニットで113万3,000円、2階正面玄関ロビーにつきましては、1ユニットで79万円、合計192万3,000円を見積もったところでございます。工事時期につきましては、本年度の定期点検の結果を見た上で、夏までには交換したいと考えております。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 泉議員のご質疑のうち、4についてご答弁申し上げます。
  当組合のホームページは、インターネット業者のレンタルサーバーにデータがございますが、バックアップ機能として、バックアップデータをレンタルサーバーに定期的に作成し、当組合の指定されたパソコンに自動的にダウンロードし、保管するプログラムを組んでおります。しかし、令和2年3月に当組合でパソコンの入替えを行ったことが原因で、プログラムが正常に機能しなくなったことから、プログラムを改修するための予算を計上したものでございます。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  泉議員。
                 〔6番 泉 伸一郎君登壇〕
6番(泉 伸一郎君) 再質問させていただきます。
  1問目は分かりました。2問目なのですが、こちらのほうは、年1回しか行わないということでよろしいでしょうか。これチェック受けた後に、どのような対応をされるのかをお聞きいたします。
  それから、3問目なのですけれども、3年度は192万3,000円です。昨年度が150万4,000円を計上されていたのですけれども、これは違った場所を今回整備されるということでよろしいのでしょうか、お聞きいたします。
  それから、4問目なのですが、分かりました。去年なかったもので、新しいものなのかなと思ったのですが、定期的にはやられているということでよろしいのでしょうか。今回は、パソコン交換で不備があったということで交換したということで、これは今回限りになるということなのかをちょっとお聞きいたします。
  それから、5問目なのですが、先ほどの説明いただきまして、1号炉、2号炉の耐火物の修繕というところがやはりありまして、元年ですと5,320万円かかっていて、2年度が6,650万円、今回が4,536万円ということで、これはもう定期的に交換をするものであるということでよろしいのでしょうか。
  それから、あと粗大ごみのほうで、破砕機の修繕のところで1,160万円とあったのですが、2年度は726万円、あと元年度でいいますと、破砕機用油圧ユニット更新が720万円ということで、これもやはり定期的に修繕されるものなのかどうかをお聞きします。大体工事日数もお聞きしたいのですけれども、これで耐用年数によって修繕されているものか、もしくは故障とか破損があって修繕されているかということをお聞きいたします。
議長(丸山妙子君) 泉議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 泉議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
  まず、2番のストレスチェックの関連でございます。年1回だけなのかとご質疑でございますが、本衛生組合で定めておりますストレスチェック実施要綱の中で、毎年1回定期に、毎年冬でございますが、定期に実施するものとすると定めてございます。なお、厚生労働省のマニュアルにも年1回と定めているところでございます。
  また、高ストレスが発生した場合、その後の経過ということでございます。高ストレスと判定された職員につきましては、まず結果については職員本人に直接送付されておりまして、例えば総務課の職員、私が見ることはできないという仕組みになってございます。その中で、医師の面接また指導を受ける必要があると産業医から認められた職員につきましては、封筒に職員本人に指導の申込書を同封してございますので、その面接希望を希望するという申出に従いまして、医師の面接また指導という形で進んでまいると。その職員の方のメンタルヘルスの不調を防ぐための指導を行ってまいることとなります。また、ちなみに毎年結果につきましては、管理職には結果を全員で共有いたしまして、職場のメンタルヘルス、職場の環境の維持改善を図っているところでございます。
  続きまして、3番の空調設備の交換工事でございます。令和2年度の違いはということでございますが、令和2年度におきましては、こちらの久喜宮代センターの同じく事務所棟、この大会議室の2ユニット、こちら私の側の2ユニットでございますが、2ユニットの交換、また1階の正面玄関のロビーが故障しておりましたので、正面玄関のロビーを交換をしたところでございます。本年度につきましては、先ほど申し上げましたとおり2階の玄関のロビー、また事務室という形で考えているところでございます。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 泉議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  今回の環境サーバー変更業務委託が、今回限りのものかというようなお話であったかと思われます。こちらのほうの業務委託につきましては、主な原因が、当初このバックアッププログラムはウィンドウズ7登載のパソコンで稼働するよう作成しておりましたが、パソコンの入替えに伴い、私どものほうで使用しているパソコンのバージョンがウィンドウズ10に替わったことに伴いまして、正常な動作をしなくなったと、それが主な原因でございます。ですので、今回改修を行えば、当組合でウィンドウズ10のパソコンを使用している状態であれば、こちらのほうは改修は行われないと考えておりますけれども、今後新しいバージョンが出まして、そちらのほうに替わって稼働しない場合には再度出てくる可能性もあるというようなことでございます。よろしくお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 泉議員の再質疑につきましてご答弁申し上げます。
  ごみ処理施設の修繕工事につきましては、施設の老朽化が懸念される中、久喜市で計画している新たなごみ処理施設が稼働するまでの期間、適正な処理を安定して継続できるよう機能を維持することを目的に、長期の修繕計画に基づき、毎年詳細な施工内容を精査して定期修繕を実施しておりますことから、毎年違う内容とはなっておるところでございますが、焼却炉の耐火物等につきまして、施工箇所は毎年違っておりますが、損傷程度を点検いたしまして、損傷している部分につきまして毎年修繕を行っている状況でございます。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  泉議員。
                 〔6番 泉 伸一郎君登壇〕
6番(泉 伸一郎君) 再々質疑させていただきます。
  そうしますと、ストレスチェックはあくまでもチェックのみで、その後のことに関しては、個人的に医師に面接に行くという、そういう形になっているということでよろしいわけでしょうか。
  それから、最後のところなのですけれども、大体工事日数を聞いていたのですけれども、その回答がなかったと思うのですが、やはり故障、破損で起こる修繕と、あと耐用年数で事前に交換したほうがいいのではないかなという、そういう交換の仕方の比率というのですか、それはどのぐらいになっているかを教えてください。
議長(丸山妙子君) 泉議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 泉議員の再々質疑にご答弁を申し上げます。
  ストレスチェックの関連でございます。ストレスチェック、先ほど申し上げましたとおり、高ストレスと判定を受けましたならば、その職員が面接または医師の面接指導を受ける必要がある、または受けたいという希望がございましたら、そこから具体的には1か月以内に面接を実施するということとなります。その面接結果に基づきまして、例えば就業上の措置等々の必要がございましたら、本人職員と面談をしながら、その内容を決定していくという形で進んでまいります。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 泉議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  先ほど工事日数につきまして、ご答弁が漏れてしまい、大変申し訳ございませんでした。定期修繕工事の工事日数につきましては、工事の工種によりましてかなり変動がございますことから、毎年日数については違いがございますが、ごみの焼却停止期間をなるべく影響がないように最小限にとどめるため、焼却炉2炉あるうち、2つとも止めるような工事につきましては、1週間から2週間程度ということで、ほかにつきましては片炉運転等で対応している状況でございます。
  また、故障等の比率につきましては、基本的にこのごみ処理施設の機器修繕工事につきましては、先ほど申し上げましたとおり計画的に予定している定期修繕工事でございますから、故障が起こる前の段階で耐用年数に応じて修繕をしていくということが基本になっております。ただ、今現在かなり老朽化が進んでおりますことから、やはり日々故障等は発生しておりますので、軽微な修繕につきましては、工事費ではなく修繕費で応急に対応すると。ただ、どうしても応急に対応できないものにつきましては、定期修繕工事の中で行っていくものもございますので、明確に比率ということでは出してはおりませんが、基本的には耐用年数に応じた修繕工事となっております。
議長(丸山妙子君) 以上で泉議員の質疑を打ち切ります。
  暫時休憩いたします。

    休憩 午後 2時19分

    再開 午後 2時19分

議長(丸山妙子君) 再開します。
  渡辺議員、お願いします。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 3番、渡辺です。引き続き歳出について質疑をさせていただきます。
  1番です。14ページ、総務費、総務管理費、一般管理費、職員給与費でお伺いをいたします。令和3年度の職員体制はどうなるのか、事務職員、現業職員、それぞれお伺いします。また、昨年度と比較してどうなのかお伺いします。
  2番です。16ページ、総務費、一般管理費です。会計年度任用職員は全体で何名か、時給についてもお伺いいたします。
  3です。18ページ、総務費、総務管理費、職員健康診断、職員ストレスチェック、ストレスチェックは今の前者の議員の方で分かりましたので、これは答弁はよろしいです。職員の健康診断についてどのように行う計画なのかお伺いいたします。
  4です。32ページ、衛生費、清掃費、各センターの廃棄物減量等推進員の増減はあるのかお伺いをします。廃棄物減量等推進員の方は、組合と各地域を結ぶ重要な役割を担っていただいていると認識しておりますが、改めてその役割について衛生組合の考え方をお伺いをいたします。
  5です。32ページ、衛生費、清掃費、資源集団回収事業を推進するための今年度の取組をお伺いいたします。また、資源を有効的に活用するためのリユース、リペアについての考えと今年度の取組をお伺いいたします。
  6です。42ページ、衛生費、清掃費です。小型家電再資源化業務について、モバイルバッテリー等の危険性等の住民へのお知らせや回収の方法の改善、新たな取組についてお伺いをいたします。よろしくお願いします。
議長(丸山妙子君) 渡辺議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 渡辺議員ご質疑の歳出の1、2、3についてご答弁を申し上げます。
  まず、1でございます。職員給与費につきましては、令和2年度の職員体制を基に、事務職員、技能労務職員ともに普通昇給のみを見込んでの積算したものでございます。
  なお、令和2年度末におきます定年退職者は1人でございます。令和3年度における事務職員につきましては、事務職員が24名、技能労務職員が9名、合計31名で、令和2年4月1日と比較いたしますと、ともに同数でございます。
  続きまして、歳出の2についてご答弁申し上げます。来年度におきます会計年度任用職員は、再任する職員3人、新規任用1人、合計4人の任用を予定してございます。会計年度任用職員の報酬は、常勤職員と同じ給料表を使用し、再任する会計年度任用職員につきましては昇給を見込み、1級5号級、月額14万8,600円、新規任用につきましては1級1号級、月額14万4,100円を基礎に、勤務時間に応じて支給いたします。この基本報酬額に本衛生組合規定の地域手当、通勤手当に相当する額を加算して支給することとなります。本衛生組合の会計年度任用職員は4人と人数が少ないことから、個々の時給換算額の答弁は控えますが、令和2年10月1日の埼玉県の最低賃金928円と比較いたしますと、全員がそれを上回ってございます。
  続きまして、歳出の3のうち、健康診断についてご答弁申し上げます。本衛生組合では、職員の健康の保持増進のため、労働安全衛生法第66条の規定により定期に健康診断を実施しております。令和3年度におきましては、実施時期は7月、実施対象は常時勤務する会計年度任用職員を含め、全職員を対象に実施したいと考えておるところでございます。実施内容は、法定11項目検査、胃がん検診、大腸がん検診に加え、体脂肪率測定や腎機能検査等を実施したいと考えております。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 渡辺議員のご質疑のうち、4と5についてご答弁申し上げます。
  初めに、4でございます。廃棄物減量等推進員の委嘱期間は2年間でございまして、現在の推進員の委嘱期間は、令和2年4月1日から令和4年3月31日までとなっております。したがいまして、令和3年度は委嘱期間中となるため、大幅な増減はないものと見込んでおります。廃棄物減量等推進員は、ごみの減量及び資源化における行政と住民をつなぐ地域のリーダーとして、分別の徹底のための住民への協力要請に関すること、ごみ集積所の清潔保持の指導に関すること、ごみの減量及び資源化に関することなど、重要な役割を担っていただいていると認識しております。地区によっては、推進員を置かずに自治体独自の方法でごみ問題に取り組んでいらっしゃる地区もございますが、当組合としては推進員を選任していただけますよう、引き続き区長、自治会長にお願いをしてまいりたいと考えております。
  次に、5でございます。資源集団回収事業につきましては、取り組んでいただける団体が増えますように、引き続き衛生組合だよりやホームページなどで周知してまいりたいと考えております。また、リユース、リペアにつきまして、当組合では家庭で使用しなくなったものを譲ったり、譲ってもらったりすることや壊れた物を修理して長く使うことは、ごみを減少させるための有効な手段の一つと認識しております。
  以前衛生組合だよりで、3Rの取組例として、電化製品や自転車など壊れた物を修理して大切に使う、フリーマーケットやリサイクルショップを利用する、使わなくなった洋服を雑巾やマイバッグになど、具体例を挙げて周知を行っておりますが、今後ホームページ等での周知についても検討してまいりたいと考えております。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 渡辺議員ご質疑の6についてご答弁申し上げます。
  令和3年度の新たな取組となります小型家電再資源化業務委託につきましては、小型家電のうち取り出し不可能な充電式電池が内蔵されている小型家電を委託処理する計画でございます。この取り出し不可能な充電式電池が内蔵されている小型家電につきまして、令和2年度は燃やせないごみとして収集しており、各センターに搬入された後、処理時における発火事故などを防止するため、人手により選別回収を行っております。回収した小型家電は、1つずつ手作業により分解し、充電式電池を取り除いておりますが、慎重に分解を行わないと破裂や発火などを起こし、作業員が負傷するおそれがあること、また近年充電式電池内蔵の小型家電の搬入量が増えており、分解に相当の時間を要することから、ほかの業務に支障が生じるなど、各センターでの処理対応が困難な状況となっております。
  このため、令和3年度は取り出し不可能な充電式電池内蔵の小型家電を新たに有害ごみとして分別収集するとともに、収集した小型家電は国の認定事業者へ引き渡し、再資源化処理を行う計画でありますことから、再資源化処理に要する費用を予算計上したものでございます。また、モバイルバッテリーの危険性などや新たな回収方法についての住民の皆様へのお知らせは、広報紙「衛生組合だより」や令和3年度版収集カレンダーのほか、ホームページや分別アプリを通じて広く周知を図っております。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) 再質疑をさせていただきます。
  まずは、職員のことについてです。昨年度とは変わらない、同数であるということなのですけれども、すみません、前者の質問からちょっと引きずってしまって申し訳ないのですが、現業職員が9人いらっしゃいますよね。その現業職員のほうが、今回は昨年度やっていた内容とちょっと変わる方がいらっしゃるということなのですよね。だから、そこの説明を、要するに9人の方がどういう仕事に令和3年度としてはなるのか、9名の配置を教えていただければと思いますので、よろしくお願いします。
  それから、事務職員なのですが、この事務職員の24というのは、その予算書のほうですと、一般職が7人から6人になっていたような気がするのですけれども、これは菖蒲のほうは2人から3人に変わっていたのですけれども、それで差引き同じという意味なのでしょうか。私の見方が違っていたら教えてください、よろしくお願いします。
  それから、健康診断なのですが、健康診断については1年に1回必ずやっていただきたいです。そこに会計年度任用職員を、ストレスチェックもそうなのですけれども、入れていただいたということで、非常に高く評価させていただきます。それで、再検査されたかどうか、要するに再検査引っかかってしまったという方たちですよね。指導に当たるという方たちなのですが、その方たちやっぱり個人として通知が行くと思いますので、それをしたかどうか、再検査をしたかどうかというチェックというのは、やっていただきたいのですけれども、それはしていただけるのでしょうか、確認させてください。
  それから、減量推進員のほうが、定員ちゃんといっぱい、きちんといるのかどうかというところが、要するに先ほどの説明では、地域によっては置かずに、そこの地域独自のやり方でやっているというのですが、独自のやり方でやるところもあっていいかと思うのですが、その方たちがきちんと衛生組合との橋渡しみたいな状態になっているかどうかというのがなされていないと、やはりそこは推進員の人に出てきてもらって、会議等とか説明会があったら、そういうところには参加していただきたいということをお願いしなくてはならないなと思うのですけれども、そういう作業を今後していただけるのかな、どうなのかな、確認させてください。
  それから、集団回収のほうが、先ほどの市場が非常に厳しいというのを聞きながら、PTAとか、それから老人会等で今回収作業をやっているところがありますけれども、要するに片や事業者のほうが継続してくれているので、今年もできました、よかったですという話を聞くのです。そうすると、その事業者のほうがアウトになってしまったときに、やらなくなってしまうということになってしまうので、そこをやはり極力避けたい、そのためにはやはり先ほども出ました、事業者のほうに少しでも、何か補助金の制度か何かなってしまうかもしれないけれども、やっぱり集団回収をやるということ自体の意義がすごくあると思うので、それを続けるということを考えていただきたいのですが、もしかしたらこれだけ下がってくるとあり得るかなと、すごく思ってしまうので、令和3年度どのようなお考えなのかお聞かせください。
  それから、リユースとリペアについては、私は以前から衛生組合議会でも取り組んでいただきたいということを言っているのですけれども、なかなかそこが場所がないということでしたが、やはりこれだけ持込みが増えるとか、粗大ごみが増えてくるというと、やはり検討していただきたいと思うのです。リサイクルショップとかフリーマーケットとかありますけれども、やはり衛生組合でも取り組んでいただきたい、考えていただきたい、そのことはもう一回お願いします。
  それから、小型家電なのですが、小型家電については別の方法で今度収集するということなので、非常にそれはとても安全性につながるもので、よかったかなとすごく思っております。ただ、住民の方にしっかりお知らせをしない限り、それはまた同じような状況になってしまいますので、再分別もまたしていくのだと思いますけれども、それはお願いをするところです。
  この小型家電専用の、要するに収集業務の委託ということについては、令和3年度どのような計画で、どういうふうに収集がされていくのか、そのことを教えていただきたいなと思います。例えば月1回何とかでやるのかというのか、それとも危険物の中に、一緒なのだけれども、別に分けてもらって、違う業者が運んでいってくれるのかというところ、ちょっと詳しく教えていただければなと思いますので、お願いします。
議長(丸山妙子君) 渡辺議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) それでは、渡辺議員の再質疑に対するご答弁を申し上げます。
  まず最初に、私のほうから現業職員の来年度の配置の関係について、お話をさせていただきたいと思います。今年度と来年度の対比で申しますが、収集部門、現在正職員3名、再任用職員1名、計4名から、来年度は正職員2名、再任用1名、計3名の体制となります。施設部門は、現在の正職員4名、再任用1名、計5名から、正職員5名、再任用1名の計6名となります。これが来年度の職員配置となります。
  続きまして、推進員の配置されていない地区についての取扱いでございますが、本年2月現在、管内計337地区のうち推進員が設置されていない地区は33地区ございます。そのうち1地区は、団地の建て替えで無人となっておりますので、実質的に32地区というような話になろうかと思われます。こちらのほうなのですけれども、今回の令和2年度から始まる推進員の推薦のお願いにつきましても、ここの地区にも全てお願いをいたしております。上がってこない地区については、再度こちらのほうからお願いの文書のほうをお送りしたりして、対応をしております。どうしても推進員のほうがいない地区というのは、議員ご指摘のとおり、推進員よりも情報が少し遅れることがございます。そういったこともあるので、こちらのほうは極力出してくださいということでお願いはしているのですけれども、今現在そのような状況となっているところが現状でございます。
  次に、リユース、リペアの関係でございます。こちらにつきましては、同じ回答になってしまうのですけれども、やはり大前提としてこちらのほうの、今当組合ではリサイクル品の整備や引渡しに係る場所や人員の確保が困難な状況でございますので、こちらのほうは難しいものと考えております。
  次に、資源集団回収事業の業者の関係でございます。令和3年度現在のところ、こちらのほう、補助金のほうを考えているかと申しますと、今現在のところは考えておらないというような回答になりますけれども、業者のほうからもう継続できないというようなご相談があった場合には、こちらのほうは検討してまいりたいと考えております。
  最後に、モバイルバッテリーの関係でございます。モバイルバッテリー、また充電式の小型家電なのですけれども、こちらのほうは4月1日から有害ごみの品目のほうで、こちらのほうが追加されます。現在有害ごみ5品目、蛍光管、スプレー缶、乾電池、ライター、モバイルバッテリーというようなことになっておりますが、これに水銀式の血圧計、体温計、それと充電式小型家電、こちらのほうが入ってくるというような感じとなっております。ですので、こちらのほう月1回の有害ごみの日、この日にそれぞれ種類ごとに分けて出していただくというような形になっておりますので、単独で充電式小型家電というような回収業務のほうは追加しておりません。よろしくお願いします。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 渡辺議員の再質疑についてご答弁申し上げます。
  小型家電の収集方法につきましてでございますが、来年度業務委託します小型家電再資源化業務につきましては、対象となる小型家電が取り外しのできない充電式電池が内蔵されたものということで、例を挙げますと、携帯音楽プレーヤーや充電式のひげそり、電動歯ブラシなどを想定しております。どれにつきましても重量があるものではございませんことから、年間の処理量といたしましては2トンから5トン程度ではないかと見込んでおります。その関係から、ある程度まとめて搬出することで、1トン当たりの運搬費等も安くなると思われますので、契約自体につきましては来年度行いますことから、搬出の詳細についてはまだ確定はしておりませんが、年数回程度の搬出になるのではないかと考えておるところでございます。
議長(丸山妙子君) 総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 渡辺議員の再質疑にご答弁を申し上げます。
  まず、職員数のうち事務職員の部分でございます。事務職員につきましては、課別に申し上げますと総務課5人、業務課が……失礼しました、業務課が8人です。技術員を除きますので8名。菖蒲清掃センターが3名、八甫清掃センターが3名かつ令和3年度、菖蒲清掃センターの所長につきましては八甫清掃センターの所長が兼務をするという形でございます。また、施設課につきましては、事務職員が5名の体制でやってまいります。人数といたしましては、同数という形でございます。予算書の52ページ以降に記載してございます人数等々につきましては、こちらは昨年度の予算編成時に、令和2年度の4月1日の体制がそのまま普通昇給した場合、定年退職は考えてございますが、普通昇給のみを見込んだ数字でございますので、実際の人事異動等々の結果とは若干異なってくるというところでございます。
  続きまして、健康診断でございます。再検査の対象となってきたかどうかをチェックをしているかどうかということでございます。現在再検査の対象となった職員が、再検査を受けたか受けていないかという追跡の調査はしてございません。
議長(丸山妙子君) 施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 先ほどの小型家電の説明で、処理量の関係で追加で説明させていただきます。
  数量を2トンから5トン程度を見込んでいると申し上げましたが、1清掃センター当たりの処理量でございまして、3センター合計では年間11トン程度を見込んでございます。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  渡辺議員。
                 〔3番 渡辺昌代君登壇〕
3番(渡辺昌代君) すみません、再々質疑します。
  職員のところの人数のところは分かりました。健康診断ですけれども、チェックしていないということなのですが、再検査で大きな病気が見つかるというとき、よくありますので、ぜひそのチェックをしたというのではなくてもいいですので、再検査してくださいねというお口添えが必要かなと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。大病が見つかるということもありますので、ぜひお願いしたいなと思います。
  それから、そこでお聞きしたいのですけれども、コロナ禍の中でごみの収集、現業職員の方たち大変だと思うのです。ごみの中に、もしかしたらコロナがあるかもしれないというので、そういうところの健康管理というのは、来年度どのように、定期健診もそうなのですけれども、健康管理というところでどのように気を遣っていくのか、ちょっと1点だけ、もう一つお願いします。
  それから、減量等推進員の方が、ちょっと多くのところでお願いをしているのだけれども、情報が遅れてしまう状態にあるというところがちょっと危惧されるところですので、また頑張ってお願いしていただきたいと思います。要望させていただきます。
  それから、小型家電のところなのですが、今収集のやり方等分かりました。やっぱり三たび火災が出ないためには、起こさないためには、やはり小売店にも何かの働きかけを、前回私お願いしたと思うのです。小売店のほうにチラシ置いてもらうとか、小売店の人に、ごみの出し方は地域の人に、要するに地域によって出し方違いますのでみたいなのがあると思うのですけれども、そういうところのチラシでも何でもいいから、ちょっとそこに置いておくとか、持っていってもらうとか、そういう細かいことになってしまいますけれども、私は火災が3回目起こったらとんでもないと思っているものですから、それをもう収集別にしてもらうのだけれども、ごみの出し方としても、買う方が気をつけてくださいということを呼びかけてほしいのですけれども、その点だけお願いします。
議長(丸山妙子君) 渡辺議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 渡辺議員の再々質疑にご答弁を申し上げます。
  まず、健康診断の関係でございます。健康診断、私も職員の健康というのが、やはり一番大事だと考えてございます。そういったことで再検査、チェック等々考えてまいりたい、検討してまいりたいと考えてございます。健康診断の技能労務職員の、例えばコロナ禍における対応でございますが、本年度ちょっと手元に確たるものがないのであれなのですが、例えばごみを扱う、そういう性質上、例えば手を防護するための防護手袋、革よりもちょっといいケブラー製の手袋なのですが、また防じんマスク、その他、あとはフェースシールドというのでしょうか、保護眼鏡等々の安全装備を2年度においても整備をしていたところでございます。こちらのほうは当然消耗するものでございますから、切れれば、そういった形で職員の安全な作業を図りたいと考えているところでございます。健康診断とはまた別にしまして、そういった形で健康管理を図ってまいりたいと考えているところでございます。
  あと先ほど私の答弁で、業務課8人と申し上げたところなのですが、こちらが、8は会計年度任用職員を含めた8でございました。常勤の一般職につきましては7人でございます。訂正をさせていただきます。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 渡辺議員の再々質疑にご答弁させていただきます。
  小売店へのチラシ等の設置ということでございますが、こちらのほうの有害ごみの分別の変更等につきましては、やはり住民への周知が一番大事であると思っております。それですので、こちら小売店のほうに、特段そのようなチラシを置くというようなことは考えてございませんけれども、今回分別のカレンダーなのですけれども、コロナ禍にありまして、ポスティングということで今回業務委託をして、配布のほうしております。こちらにつきましては、これまで区長、自治会長様のほうにこちら配布のほうお願いしておりましたけれども、今回委託業務ということで、自治会に加入されていない方にも、こちらのほう全て1部届いているというような状況になります。それで、従来よりも、こちらは周知のほうの範囲が広がっていると考えておりますので、このようなもので周知のほうを図ってまいりたいと考えております。
議長(丸山妙子君) 以上で渡辺議員の質疑を打ち切ります。
  ここで休憩いたします。

    休憩 午後 2時49分

    再開 午後 3時05分

議長(丸山妙子君) では、再開いたします。
  引き続き、議案第2号の歳出に対する質疑をお受けいたします。
  園部議員、お願いいたします。
                 〔9番 園部茂雄君登壇〕
9番(園部茂雄君) 9番、園部です。
  まず、通告文の訂正をお願いいたします。P37で、久喜宮代清掃センター管内にごみ収集業務の委託料についての前年度と書いてありますけれども、すみません、来年度の間違いでございますので、そのように訂正をお願いいたします。
  それでは、質問させていただきます。19ページ、財務会計システム電算機の賃借料が213万7,000円から459万7,000円と大幅に増加している理由をお伺いいたします。
  そして、37ページ、久喜宮代清掃センター管内のごみ収集の運搬業務の委託料では、来年度には粗大ごみの収集業務委託料が計上されていない理由をお伺いいたします。こちら猪股議員の答弁の中にも少し出てきているのですけれども、重なるところあるかと思いますが、よろしくお願いします。
  それと、43ページ、各ごみ処理施設等からの発生する廃棄物の処分について、小型家電再資源化業務委託料の令和3年度からの計上された理由について、この内容については前段者の答弁で分かりましたけれども、さらに質問したいと思います。そこで、議会だよりの2月号と、あと各地区でのカレンダーの20ページには、来年度のそんなことが、この小型家電の取組が掲載されているのですけれども、心配しているのは、やはりああいう広報とかというのは認知率が非常に低いというところがあるので、今後の啓発をどう考えるかちょっとお伺いします。
  以上です。
議長(丸山妙子君) 園部議員の質疑に対する答弁を求めます。
  総務課主幹。
                 〔総務課主幹 松本弘文君登壇〕
総務課主幹(松本弘文君) 園部議員ご質疑の歳出のうち、1つ目の財務会計システム電算機賃借料についてご答弁を申し上げます。現在本衛生組合で使用している財務会計システムにつきましては、令和2年11月に5年間の賃貸借契約を締結し、サーバー等の更新を実施したところでございます。令和2年度におきましては、サーバーの更新以前の10月までは、従前の財務会計システムの期間満了後、無償譲渡特約により使用しましたことから、4月から10月までは賃借料が発生しなかったものでございます。結果といたしまして、令和2年度は11月から3月までの5か月分、令和3年度は1年分の賃借料の計上となったものでございます。
議長(丸山妙子君) 業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 園部議員のご質疑のうち2と3についてご答弁申し上げます。
  まず、答弁2なのですけれども、粗大ごみ収集業務のほう、こちらのほうが皆減となっている理由でございます。今年度収集部門は、正職員3名、再任用職員1名の計4名を配置し、燃やせるごみ収集1台、粗大ごみ収集1台の体制となっておりますが、令和3年度は施設部門に収集部門から正職員1名を補充いたしますことから、収集部門は正職員2名、再任用職員1名の計3名体制となります。加えて、職員の高齢化が進んでおりますこともあり、予期せぬ欠員が生じ、収集に必要な台数を確保することができなくなることも考えられますことから、影響の大きい燃やせるごみの収集を全面委託とし、直営現業職員3名を全て粗大ごみ収集業務へと集約するものでございます。この集約化によりまして、こちらのほう直営収集の稼働率が向上いたしますことから、直営収集のみで粗大ごみ収集を賄えるものと判断し、皆減としたものでございます。ただし、職員の高齢化等が進んでおりますこともあり、万が一予期せぬ欠員が生じ、収集に必要な台数を確保することができなくなった場合には、委託業者に臨時で業務を委託することもあろうかと思われます。
  続きまして、3でございます。有害ごみの分別変更に関わる周知というようなお話でございました。組合だよりとカレンダーのほう、こちらのほうは大きく掲載をさせていただいたところでございます。それ以外に、今回ホームページと分別アプリのほうに記事を掲載しております。ホームページのほうでは、PDFファイルにいたしまして、このように分別が変わりますというような表記をお知らせ欄から飛ぶようにいたしまして、また分別アプリのほうでも大きく変わりましたというのをお知らせ欄のところに掲載いたしまして、4月1日から変わりますというようなことで、掲載のほうさせていただいております。また、今度4月1日になりましたらば、その分別の内容等変わりますので、ホームページの品目ですとか、そういったところも変える必要が出てこようと思います。こちらについても早急に、4月1日になりましたらば、対応させていただこうと考えておるところでございます。よろしくお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  園部議員。
                 〔9番 園部茂雄君登壇〕
9番(園部茂雄君) ありがとうございました。
  では、最初に1番と2番というか、その項目については理解しました。
  最後の小型家電の業務委託ということで、この業務委託をすることによって、少なくともああいう八甫での火災のリスクは減るというふうに考えていいということですよね。そこの確認と、それとあと小型家電の場合には、家電量販店なんかでも同じく回収ボックス等があるかと思うのですけれども、そういった場合も周知する方法でも、市民に対しても買い替える際には家電量販店にお持ちくださいとかという、そういう周知というのはできないものなのでしょうか。
  以上2点お願いします。
議長(丸山妙子君) 園部議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  施設課課長補佐。
                 〔施設課長補佐 松本 玲君登壇〕
施設課長補佐(松本 玲君) 園部議員の再質疑につきましてご答弁申し上げます。
  小型家電の分別によりまして、火災発生のリスク等が減ると考えてよいかということにつきましてですが、ご指摘のとおり、今現在は燃やせないごみとして搬入されているものの中から手選別で選別しておりますので、もちろん取り残し等が発生するおそれがありますが、今後は分別ということで、燃やせるごみの中に入ってくることが、分別が100%になれば入ってくることはなくなるということで、完全に取り除くことは無理かもしれませんが、今よりリスクが減ることは間違いないと考えております。
議長(丸山妙子君) 業務課課長。
                 〔業務課長 鈴木昌利君登壇〕
業務課長(鈴木昌利君) 園部議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  現在家電等の小売店の店頭におきまして、リチウムイオン電池等のパック型充電池、こちらの回収ボックスを一部の店舗で置いていただく等の店頭回収にご協力をいただいているところでございます。こちらの内容につきましては、この4月からのカレンダーにつきましても、ページを割いてご案内をしているところでございます。加えまして、議員からご提案がございました。こういった充電池ばかりでなく、小型のそういった家電の製品、買換えの際等でも、確かに一部の小売の店舗等で引取りサービス、買換え等で、そういったものもやっている店舗もあることは私どもも把握しております。そういったサービス等をご利用いただくことで、私どものごみの減量化にもまたつながっている側面もございますので、一度その辺りを管内の業者の精査をさせていただきまして、しかるべき周知等を図ることが一つ検討課題として認識をさせていただきたいと思います。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  園部議員。
                 〔9番 園部茂雄君登壇〕
9番(園部茂雄君) ありがとうございます。
  当然小型家電は都市鉱山というふうに言われて、東京オリンピックのメダル等もそこから作るというような取組で一躍話題にもなっておりますので、ぜひ、それで当然4月以降、実際に収集始まったときに、その辺でやはりまだ周知が徹底されていない人が多くいるかと思うので、その辺は当然そこで取り残しで、そこに置いてくるというふうなことで、シールを貼って置いてくるということでしょうけれども、置いてきた場合にも、そういうのを少しリサーチして、そういった状況をホームページでも、次の衛生組合だより等に掲載していただきたいと思うのですけれども、その辺の考えはどうでしょう。
議長(丸山妙子君) 園部議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 鈴木昌利君登壇〕
業務課長(鈴木昌利君) 園部議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  4月からのこの有害ごみの品目変更に係る取組に関しましては、この議会上におきましても、複数の議員さんからご指摘をいただいておりますとおり、火災発生の抑止、こちらに尽きる、目的はそれに尽きるものでございます。つきましては、4月1日からの取組という形になりますけれども、園部議員ご指摘のとおり、4月1日の時点で全ての住民の方が協力していただけるかどうか、場合によっては私どもの広報が行き届いていらっしゃらない、そういったことも考えられますということで、今後も6月号、次回の広報紙が6月号の発行のタイミングになるのですけれども、追いながら、追いながら、状況を見ながら多くの方に分別のご協力、ひいては火災発生の抑止、こういった面からもご協力をいただけますよう周知に努めてまいりたいと考えております。
議長(丸山妙子君) 以上で園部議員の質疑を打ち切ります。
  大橋議員、お願いします。
                 〔7番 大橋きよみ君登壇〕
7番(大橋きよみ君) 議席番号7番、大橋きよみです。引き続き一般会計予算について質問いたします。
  26ページ、3款衛生費、1項清掃費、1目清掃総務費、企画政策・統計事業について。
  1、組合だより内容のスリム化について伺います。令和3年度、組合だよりをスリム化するに当たり、内容をどのように検討されたのか伺います。
  34ページ、3款衛生費、1項清掃費、2目塵芥処理費、塵芥収集料金事業(久喜宮代・菖蒲・八甫)、塵芥収集料金事業(久喜宮代・菖蒲・八甫)について、燃やせるごみ収集委託の強化とありますが、どのような改善を考えているのか伺います。
  3番については、前段者で分かりましたので、答弁結構です。
議長(丸山妙子君) 大橋議員の質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 大橋議員のご質疑にご答弁申し上げます。
  大橋議員のほうからご質問のありましたこと、こちらの議案の参考資料のほう、こちらのほうに記載されている事項ということになってございます。まず、1でございます。衛生組合だよりの内容のスリム化につきましては、これまでの定例記事の掲載内容の見直しや、折り込みで入れていた持ち去り禁止チラシの掲載方法について検討し、ページ数の削減を図っております。
  次に、2でございます。令和3年度予算では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大下における業務継続対策の一環として、予備員の増員を考慮に入れ、積算のほうを行っております。
議長(丸山妙子君) 再質疑をお受けいたします。
  大橋議員。
                 〔7番 大橋きよみ君登壇〕
7番(大橋きよみ君) まず最初に、1番ですけれども、ページ数、見直しをしたというお話でした。ページ数が何ページになったのかということを教えていただきたいと思います。
  あと、市民に興味を持って、手に取ってもらうことが組合だよりは大事だと思います。カラーページにするという検討をされたのか。久喜市でも、久喜の広報紙や市議会だよりなどもカラーにして、掲載できる幅が本当に増えたと思っています。以前問題になった八甫の火災の件も、やはりカラーだったらもっとリアルに伝えられると思いますし、市民にも衝撃度と言ったら変ですけれども、その火事の痕とかということが、カラーページだったら、もっともっと市民が気をつけようという思いを強くしたと思うのです。予算の関係があるなら、ページ数を少なくしてでも、もうちょっとスリム化してでもカラーにすべきだと思うのですけれども、そちらのほうはいかがでしょうか。
  あと、2番に関してですけれども、コロナに関してのということでした。そちらは、ふれあい収集とかというのは関係はしてこないのか、教えていただきたいと思います。
議長(丸山妙子君) 大橋議員の再質疑に対する答弁を求めます。
  業務課課長補佐。
                 〔業務課長補佐 赤羽貴裕君登壇〕
業務課長補佐(赤羽貴裕君) 大橋議員の再質疑にご答弁申し上げます。
  まず最初に、組合だよりのスリム化でございますが、こちらのほうは、これまで9月号と2月号に、本紙とは別に折り込んでおりました8ページの持ち去り禁止チラシを本紙の中に取り込むことによって、この分を削減してスリム化を図っております。カラーページにつきましては、本年度のところは検討をいたしておりません。
  次に、燃やせるごみのほうで、ふれあい収集のほうが入っているのかというようなお話でございます。ふれあい収集につきましては、現在私ども組合のほうでは、1つの集積所という扱いで回るというような形になってございます。ですので、こちらのほう、ふれあい収集の強化により金額が増加したとか、そういったことは今のところはございません。
議長(丸山妙子君) 再々質疑をお受けいたします。
  大橋議員。
                 〔7番 大橋きよみ君登壇〕
7番(大橋きよみ君) やはりカラーページの検討をしていただきたいと思います。蓮田と白岡の環境センターの便りは、表紙と裏表紙だけでもカラーなのです。ですので、検討するときに、せめてやはりこういったカラーにしようという意識を持つということが大事だと思います。いかに読んでいただくかということが大事ですので、ぜひ今後検討していただけたらと思います。
  あと、ふれあい収集のほうの、今回コロナのことで、1つの集積所ということで今答弁いただきましたけれども、やはり2025年の超高齢化社会の対応等も入ってきますので、今回増員されたということはとてもいいことだとは思いますので、今後とも人口の推移とかも見ながら、しっかりと対応していただけたらと思います。
  すみません、今後カラーのページを検討するかどうかということだけ、ちょっと答弁いただけるでしょうか。
議長(丸山妙子君) 大橋議員の再々質疑に対する答弁を求めます。
  業務課長。
                 〔業務課長 鈴木昌利君登壇〕
業務課長(鈴木昌利君) 大橋議員の再々質疑にご答弁申し上げます。
  私どもで発行しております広報紙「衛生組合だより」のカラーページ化の検討はというご質疑でございます。現在私どものほうで、8ページの作成を考えております。8ページなので、A3判の2つ折りが2枚という構造になっております、2枚で8ページとなります。こちらの体で、1枚だけをカラーにしてしまうというふうになりますと、場合によっては今回の予算の中で落ち着けばいいのですけれどもというところがございます。それなので、詳細設計をしていきまして、場合によっては、今年度は非常に予算的にも困難かもしれませんが、今後の課題とさせていただきたいと考えております。
  なお、これ久喜市、そして宮代町もそうですけれども、現在広報紙の発行の見直し等の問題も、また別のところでございます。こういった面も含めまして、総合的に判断をさせてまいりたいと考えておりますので、ご了承いただきますよう、よろしくお願いいたします。
議長(丸山妙子君) 以上で大橋議員の質疑を打ち切ります。
  これをもちまして、議案第2号に対する質疑を打ち切ります。
  議案第3号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について、議案第4号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について、議案第5号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任についての質疑は、通告がございませんでしたので、議案に対する質疑を打ち切ります。
  休憩いたします。

    休憩 午後 3時26分

    再開 午後 3時26分

議長(丸山妙子君) では、再開いたします。

                        ◇                      

    ◎討論・採決
議長(丸山妙子君) 日程第3、これより討論・採決を行います。
  議案第1号について討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 次に、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第1号 令和2年度久喜宮代衛生組合一般会計補正予算(第3号)について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(丸山妙子君) 挙手全員であります。
  よって、本件は原案のとおり可決することに決定いたしました。
  次に、議案第2号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第2号 令和3年度久喜宮代衛生組合一般会計予算について、原案に賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(丸山妙子君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議案第3号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第3号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(丸山妙子君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり同意とすることに決定いたしました。
  次に、議案第4号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第4号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(丸山妙子君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり同意とすることに決定いたしました。
  次に、議案第5号についての討論をお受けいたします。
  まず、反対討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 次に、賛成討論をお受けいたします。
                 〔「なし」と言う人あり〕
議長(丸山妙子君) 討論なしのお声がありましたので、直ちに採決に入ります。
  議案第5号 久喜宮代衛生組合公平委員会委員の選任について、これに同意することに賛成の方の挙手を求めます。
                 〔挙手全員〕
議長(丸山妙子君) 挙手全員であります。
  よって、本案は原案のとおり同意とすることに決定いたしました。

                        ◇                      

    ◎議長挨拶
議長(丸山妙子君) 以上をもちまして、本議会に付された案件は全て終了いたしました。
  本日は、提出議案に対する慎重なご審議をいただき、誠にありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎管理者挨拶
議長(丸山妙子君) それでは、管理者の挨拶をお願いいたします。
  管理者。
                 〔管理者 梅田修一君登壇〕
管理者(梅田修一君) 久喜宮代衛生組合議会第1回定例会にご提案申し上げました議案第1号から議案第5号までの5議案につきまして、議員の皆様には慎重ご審議の上、ご議決を賜り、誠にありがとうございました。
  質疑、質問の中で賜りましたご意見等につきましては、十分検討いたしまして、今後の組合運営に反映させてまいりたいと考えております。今後とも議員の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げまして、御礼のご挨拶といたします。ありがとうございました。

                        ◇                      

    ◎閉会の宣告
議長(丸山妙子君) これをもちまして、令和3年久喜宮代衛生組合議会第1回定例会を閉議、閉会といたします。
    閉会 午後 3時32分